六本木男声合唱団(日本)とサンクトペテルブルク交響楽団の合同コンサート開催の お知らせ 9 月 8 日(火)、19:00 にサンクトペテルブルク・フィルハーモニー・大ホールにて六 本木男声合唱団とサンクトペテルブルク交響楽団による合同コンサートが開催されま す。 六本木男声合唱団とは、日本の政界、財界、学界、文化界をはじめとする様々な分野 で活動する専門家からなるアマチュア男声合唱団であり、1999 年以来これまでに国内 のみならず、ドイツ、オーストリア、キューバ、ロシア(ヴォルゴグラード)といっ た国々でも公演をしている合唱団です。 9 月 8 日のコンサートでは、同合唱団は「最後の手紙」という曲を歌います。この曲は 合唱団団長であり、作曲家・東京音楽大学客員教授でもある三枝成彰氏が作曲したも ので、次のような経緯で産まれた曲です。 ドイツの編集者、ハンス・ワルター・ベア氏は、第 2 次世界大戦で命を落とした兵士た ちの本当の声を世界に伝えるため、彼らが残した手紙を送ってほしいと広く世界の遺 族たちに呼びかけました。その結果、1939 年から 1945 年に書かれた 2 万通以上の手紙 や手記が寄せられ、31 か国 202 人の手紙が『人間の声』として 1961 年に出版されまし た。2009 年に三枝氏の親友であったコピーライター故・真木準氏が 12 か国 13 通(フ ランス、アメリカ、ブルガリア、ポーランド、イタリア、中国、イギリス、韓国、ソ 連、ドイツ、トルコ、日本)の手紙を選び、三枝氏が男声合唱と管弦楽のための「The Last Message~最後の手紙」を作曲しました。 この作品には、世界の多くの人たちに対して、平和の大切さを噛みしめてもらうたう ためのメッセージが込められています。 入場券はフィルハーモニーのチケット販売所(TEL:240-0102)もしくはウェブサイト (www.philharmonia.spb.ru )からお買い求めになれます。 是非コンサートに足を運んでいただければと思います。
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