報道関係者の皆様へ 2014 年 8 月吉日「エノキアン協会」「クロ･リュセ城」共催「レオナルド･ダ･ヴィンチ賞」授与式開催 2014 年 9 月 24 日（水）、帝国ホテル東京にて「エノキアン協会」の年次総会（非公開）ならびに「レオナルド･ダ･ヴィンチ賞」授与式（招待制）を開催いたします。 Ⅰ. エノキアン協会 -家業歴 200 年以上の老舗が集う国際的な組織- 「エノキアン協会」とは、1981 年に設立された、創業 200 年を越える家族経営企業の世界的な組織です。本部をパリに置き、会員同士が相互理解を深めることで、同族経営の価値を広く世界に伝えていくことを目的としています。加盟企業にはワイン、ガラス製品、宝石などヨーロッパの伝統企業が名を連らね、現在、欧州 8 ヵ国と日本を合わせ 44 社が加盟しています。＜名称の由来＞エノキアンとは、エノク（H e no k ）の町に住む人々という意味です。エノクとは『旧約聖書』に記された人物で、アダムの孫にあたります。 36 5 歳まで生き、多くの子孫を残し、神とともに栄えたことから、史上初の都市の名には彼の名が与えられたとされています。このような歴史と伝統、および繁栄にちなみ、「エノキアン協会」と名づけられました。＜年次総会について＞会員同士が相互理解を深め、それぞれが伝統のすばらしさを広めるために、毎年秋に会員企業の所在地で総会を開催しています。 Ⅱ. レオナルド・ダ・ヴィンチ賞 ‐「代々続いてきた歴史的財産」を未来に継承する‐ ＜レオナルド･ダ･ヴィンチ賞とは＞「エノキアン協会」と、フランスの「クロ･リュセ城※」の城主が中心となり、「ルネッサンス精神の下、ダ･ヴィンチがその技術を弟子たちに継承したように、我々も未来に大切な遺産を継承する」ことを目的に 2011 年に創設されました。文化的価値観や固有の技術を保持し、それらを未来に伝えていける優秀な企業を表彰します。第 4 回となる今年の受賞企業は、1908 年（明治 41 年）創業の日本企業「貝印株式会社」です。＜対象企業と選定基準＞様々な選定基準の中でも特に重要な項目として、以下の 3 点が挙げられます。 1. オーナー経営者が（単独またはその家族と共に）主要株主となっていること 2. 2 世代以上にわたり存続する企業であること 3. 年間売上高が 300 万ユーロ（約 4 億 800 万円＜2014 年 7 月現在＞）を超えること以上の条件に加え、受賞企業はレオナルド･ダ･ヴィンチ賞の本質的価値である以下の 5 項目を備えていなければなりません。 1. 「歴史と伝統」経営者がこの価値観を中心に据えて事業を展開していること 2. 「企業と家族」家族経営というビジネス理念がしっかりと尊重されていること 3. 「忠誠心と誓い」無形財産および人的財産の存続を目指すこと 4. 「記憶と継承」 5. 「イノベーションと現代性」一家のビジョンと価値観を後の世代に伝えること競争力を保つため、未来を先取りしていること＜過去の受賞企業＞第1回 Salvatore Ferragamo（イタリア）第 2 回 Otto Bock HealthCare（ドイツ）第 3 回 DAHER（フランス）（2011 年パリにて開催）（2012 年ベルリンにて開催）（2013 年ロワール地方アンボワーズにて開催）受賞者には、エノキアン協会のメンバーである、Mellerio dits Meller（創業 400 年を越えるフランスの宝飾企業）が制作した、レオナルド･ダ･ヴィンチの発明品「エアリアルスクリュー」のレプリカが贈られます。「エアリアルスクリュー」（レプリカ）イメージ第 4 回レオナルド･ダ･ヴィンチ賞受賞企業＜貝印株式会社＞【創業】 1908 年（明治 41 年）【代表者】代表取締役社長遠藤宏治【本社所在地】東京都千代田区岩本町 3-9-5 【事業内容】カミソリ、美粧用品、包丁・調理用品、製菓用品、医療用刃物、産業用刃物等の製造、国内販売、輸出【沿革】1908 年、岐阜県関市にて、ポケットナイフの製造で創業。1932 年に国産では初となる替刃カミソリの製造を開始、1947 年にはカミソリ、刃物類の卸売業を開始。1998 年には世界初の替刃式 3 枚刃カミソリを開発した。一方で、美粧用品、包丁・調理用品、製菓用品などの家庭用商品から、医療器、産業用刃物までの幅広い商品を扱い、1 万点を超える品目を揃える。現在は、世界で累計販売数 400 万丁を超える高級包丁ブランド「旬」、フランス三つ星シェフミシェル・ブラス氏との共同開発ブランド「MichelBRAS」を展開するなど、海外でも高い評価を得ている。 MichelBRAS イメージ ※クロ･リュセ城についてフランス・ロワール地方アンボワーズに位置するクロ･リュセ城は、「王の筆頭画家、エンジニア、建築家」として名声を得たレオナルド･ダ･ヴィンチが生涯最後の 3 年間を過ごした城です。 1854 年以降サン・ブリス家の所有となったクロ･リュセ城は、レオナルド･ダ･ヴィンチの遺産、その記憶、作品を後世に伝えることを使命とし、数々の展覧会、各種アクティビティを開催しています。＊取材のお問い合わせ先＊株式会社虎屋（2014 年度幹事）社長室広報課（担当：奥野）住所：東京都港区赤坂 4-9-22、Tel : 03-3408-4128、FAX : 03-3796-1548 Email : [email protected]