第5章 道民が健康で安全に生活できる社会の実現 第3節 騒音・振動及び悪臭防止対策 基本計画に定める長期目標を達成するための具体的な目標> ○ 騒音及び振動に関する発生源対策を推進する。 ○ 悪臭の防止に関する規制・指導などの発生源対策を推進する。 定量的目標> ◎ 騒音に関する環境基準を維持・達成する。 騒音、振動及び悪臭は、人の感覚に直接影響を与え、日常生活の快適さを損なうことで問題となる ことが多く、感覚公害とも呼ばれています。そのため、公害に関する苦情の中でも高い割合を占めて います。 工場・事業場等の発生源対策としては、法に基づく規制地域及び規制基準を道が設定し、市町村が 規制指導を行っています。 また、騒音については、環境基本法に基づき、一般環境騒音、自動車騒音、航空機騒音、新幹線鉄 道騒音について環境基準が定められています。このうち、一般環境騒音及び自動車騒音に係る環境基 準については、平成11年度から環境基準の改正に伴い測定・評価方法が改正されました。 さらに、自動車騒音については、騒音規制法の改正に伴い平成12 年度から常時監視についての規定 が新たに設けられ、都道府県知事が行う事務とされたことから、道では、現在常時監視のための体制 の整備を進めています。 1 工場・事業場、建設作業による騒音・振動対策 ⑴ 規制、指導の枠組み 騒音規制法及び振動規制法に基づく規制地域については、これまで道内の市町を順次指定してきて おり、その状況は、平成1 2年度末現在で3 4 市73町となっています。(表5−3−1) これらの指定地域内では、特定施設を有する工場等及び特定建設作業について、当該市町において 騒音規制法及び振動規制法に基づき、必要な規制等を行っています。(資料32∼36) また、法に基づく指定地域以外の地域では、北海道公害防止条例に基づき、特定の騒音及び振動発 生施設の設置等の届出を義務付けています。 表5−3−1 騒音規制法、振動規制法に基づく規制地域の指定市町 支庁名 石 狩 渡 島 檜 山 後 志 空 知 上 留 宗 網 胆 日 十 釧 根 川 萌 谷 走 振 高 勝 路 室 指 定 市 町 札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町 函館市、上磯町、七飯町、森町、八雲町、松前町、大野町、福島町、長万部町 江差町、今金町、北檜山町 小 市、倶知安町、共和町、岩内町、余市町、古平町 夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、栗山町、奈井江町、 由仁町、栗沢町、新十津川町、長沼町、浦臼町、月形町、南幌町 旭川市、士別市、名寄市、富良野市、美瑛町、上富良野町、鷹栖町、東神楽町、東川町、当麻町、下川町、美深町 留萌市、羽幌町、増毛町 稚内市、枝幸町 網走市、北見市、紋別市、美幌町、遠軽町、女満別町、斜里町、留辺蘂町、端野町、興部町、雄武町 室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、虻田町、壮 町、白老町、早来町、厚真町、鵡川町 静内町、浦河町、門別町 帯広市、音更町、士幌町、芽室町、幕別町、本別町、清水町、池田町、足寄町、新得町、広尾町、大樹町、浦幌町 釧路市、釧路町、白糠町、厚岸町、標茶町、弟子屈町 根室市、中標津町、別海町 1 0 市9町 4市8町 1市2町 1市1町 3市8町 4市6町 3町 1市1 2 町 1市5町 1市2町 3 4市73 町 計 注 指定数 6市1町 1市8町 3町 1市5町 上記市町は騒音に係る環境基準の地域類型指定市町でもあります。 1 0 4 第3節 騒音・振動及び悪臭防止対策 騒音、振動は各種公害の中でも地域的性格が強いことから、工場等に対する規制事務は、市町村長 の自治事務とされています。 ⑵ 工場・事業場の騒音及び振動の現況 騒音及び振動が問題となるのは、その多くが住居と混在する地区の中小規模の工場等です。その主 な原因は、敷地が狭く隣接する住居との距離が十分でないこと、十分な騒音・振動防止対策が講じら れていないことや、その抜本的対策としての移転についても、代替地の確保、資金の調達が容易では ないことなどです。 発生源別の騒音振動の苦情状況は、騒音では工場・事業場に対する苦情、振動では建設作業に対す る苦情が多い状況となっています。(図5−3−1、2) また、騒音規制法及び振動規制法に基づく特 定施設の届出状況は、図5−3−3のとおりです。 図5−3−1 発生源別の騒音苦情件数の推移 図5−3−3 ⑶ 図5−3−2 発生源別の振動苦情件数の推移 騒音規制法及び振動規制法に基づく届出状況(平成12年度) 工場・事業場の騒音及び振動の防止対策 工場・事業場における騒音及び振動防止対策としては、住宅等から十分な距離をとること、さらに 音源又は振動源の騒音・振動を小さくすること、機械や施設の適正配置、防音壁の設置等があげられ ますが、いずれの場合にも地域、工場等の実態に応じた適切な改善対策をとるように指導しています。 10 5 第5章 ⑷ 道民が健康で安全に生活できる社会の実現 建設作業の騒音及び振動の現況 建設作業による騒音は、工場・事業場騒音とは異なり、作業時間が短く一過性のものですが、使用 する作業機械は一般に衝撃力を利用するものが多いため、その騒音のレベルが高く、強い振動を伴う ことが多いことから苦情も多くなっています。 建設作業の騒音苦情件数は、平成12 年度において67件あり、騒音苦情の中で大きな割合を占めてい ます。 (図5−3−1) 騒音規制法及び振動規制法に基づく特定建設作業の届出件数は、それぞれ表5−3−2、3のとお りです。 表5−3−2 騒音規制法に基づく特定建設作業の届出件数 表5−3−3 振動規制法に基づく特定建設作業の届出件数 年度 平成10 年度 平成1 1年度 平成12年度 作業の種類 くい打機等を使用する作業 31 6 2 16 2 83 びょう打機を使用する作業 0 0 1 さく岩機を使用する作業 43 8 5 10 4 53 空気圧縮機を使用する作業 1 4 23 15 コンクリートプラント等を設けて行う作業 4 4 0 バックホウを使用する作業 14 4 28 1 11 トラクターショベルを使用する作業 1 6 1 70 12 ブルドーザーを使用する作業 2 3 15 12 計 95 5 9 66 8 87 年度 平成10 年度 平成1 1年度 平成1 2年度 作業の種類 くい打機等を使用する作業 432 37 1 3 53 鋼球を使用して破壊する作業 1 0 0 舗装版破砕機を使用する作業 5 0 2 ブレーカーを使用する作業 335 44 1 3 83 計 773 81 2 7 38 ⑸ 建設作業の騒音及び振動の防止対策 建設作業に伴って発生する騒音や振動は、一過性のものですが、一般に騒音、振動レベルが高いこ とのほか、施工箇所を替えられないこと、さらに、振動については、地盤の状態によって影響の度合 いが異なるなど、その対策には、困難な問題が伴います。 建設作業の騒音や振動に対しては、騒音規制法及び振動規制法に基づき規制地域の区域区分ごとに、 騒音、振動の基準値及び作業時間帯等を定め規制していますが、施工方法についても、事業者に対し 低騒音、低振動工法の採用、防音カバーの設置等を指導するほか、工事の開始に当たっては、周辺住 民にその内容の説明を行い、理解を得るよう指導しています。 2 自動車騒音・振動対策 ⑴ 自動車騒音・振動の現況 ア 自動車騒音の状況 道内の自動車騒音に関する苦情は18 件で、騒音に関する苦情の6. 8%を占めています。 (図5−3− 1) イ 道路交通振動の状況 道路交通振動は、地盤の状況、路面の整備状態等の道路構造、交通量等多くの要因が複雑に絡みあっ て発生します。 道路交通振動に関する苦情は6件で、振動に関する苦情の24. 0%を占めています。(図5−3−2) ⑵ 自動車交通騒音・道路交通振動の防止対策 自動車による幹線道路の沿道における大気汚染、騒音、振動などの自動車交通に起因する公害を防 止するため、国をはじめ各関係機関により、様々な施策が検討され、実施されていますが、依然とし て改善が進まず、早急に防止対策を確立する必要があります。 1 0 6 第3節 騒音・振動及び悪臭防止対策 自動車交通公害対策は、発生源対策、交通流対策、道路構造の改善及び沿道対策の四つに大別され ますが、対策の実施に当たっては、地域の実情を踏まえて諸対策をどのように組み合わせるかなど、 具体的な対策について検討することが必要です。 ア 自動車交通騒音の規制 環境基準等の設定 環境基本法に基づき、騒音に係る環境基準が設定されており、逐次、環境基準の類型指定を行って います(資料3 2 )。 また、市町村長は自動車騒音が一定の基準(要請限度 資料37)を超えていることにより、道路周 辺の生活環境が著しく損なわれていると認められるときは、騒音規制法に基づき、公安委員会に対し て道路交通法による交通規制の要請をするほか、道路管理者に対して道路構造の改善等に関する意見 を述べることができます。 自動車構造の改善 自動車本体から発生する騒音については、騒音規制法により、環境庁長官が自動車騒音の許容限度 を定めており、この許容限度は自動車の装置や構造等と密接不可分な関係にあることから、道路運送 車両法に基づく保安基準により確保されています。 イ 道路交通振動の規制等 市町村長は道路交通振動が一定の基準(要請限度 資料38)を超えていることにより、道路周辺の 生活環境が著しく損なわれていると認められるときは、振動規制法に基づき、道路管理者に対して道 路の舗装、修繕等の措置を、また、公安委員会に対して道路交通法による交通規制等の措置を執るべ きことを要請するものとなっております。 ウ 自動車交通公害の防止に関する調査の推進 本道を代表する幹線道路である国道36号における自動車騒音等自動車交通公害対策について検討を 行うため、昭和62年度に、道及び沿道市町で構成する「国道36号自動車公害対策連絡会議」を設置し、 毎年、自動車交通騒音の一斉調査を行っています。 3 航空機騒音、鉄道騒音・振動対策 ⑴ 航空機騒音の現況 航空機騒音による公害を防止するための諸施策の目標となる環境基準が環境基本法に基づき定めら れており、本道では現在11空港・飛行場の周辺地域について、環境基準の類型指定を行っています。 (表5−3−4、資料39) 表5−3−4 飛行場及び空港 千 歳 飛 行 場 新 千 歳 空 港 札 十 帯 旭 旭 稚 釧 函 女 幌 飛 行 勝 飛 行 広 空 川 飛 行 川 空 内 空 路 空 館 空 満 別 空 場 場 港 場 港 港 港 港 港 関係支庁 石 狩 空 知 胆 振 石 狩 航空機騒音に係る環境基準の類型指定地域 環 境 基 準 類 千歳市、恵庭市、北広島市 由仁町、栗沢町、栗山町、長沼町、南幌町 苫小牧市、追分町、早来町、厚真町、鵡川町 札幌市、石狩市 型 十 勝 帯広市、芽室町、幕別町、音更町、中札内村、更別村 上 川 旭川市、鷹栖町、東神楽町、東川町、美瑛町 宗 釧 渡 網 谷 路 島 走 稚内市 釧路市、白糠町、阿寒町 函館市、上磯町、戸井町 網走市、女満別町、美幌町 10 7 第5章 道民が健康で安全に生活できる社会の実現 道では、騒音の実態を把握し、環境基準の達成状況を監視するため、航空機騒音の測定を実施して います。平成12年度に実施した7か所の空港・飛行場における航空機騒音の監視結果は、千歳飛行場、 新千歳空港以外の函館空港等5空港・飛行場周辺の測定点で環境基準を達成しています。(資料40 ) ⑵ 航空機騒音の防止対策 ア 航空機騒音対策事業の実施 空港周辺地域における航空機騒音による障害を防止し、生活環境の改善を図るため、運輸省、防衛 庁及び防衛施設庁などの関係機関に騒音防止対策推進の要請のほか、新千歳空港・千歳飛行場周辺地 域では、 「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」に基づき、また、函館空港周辺では、「公 共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律」に基づき、住宅の防音工事等 各種の対策が実施されています。(表5−3−5) イ 監視体制 新千歳空港の供用開始に伴う周辺地域への環境影響の広域化及び今後の離着陸機数の増大に対処す るため、苫小牧市内に7局、千歳市内に9局、測定局を設置し、苫小牧地方環境監視センターの航空 機騒音監視テレメータシステムにより、連続測定による監視を行っています。 表5−3−5 飛行場 空港名 千 歳 飛 行 場 周 辺 地 域 函 館 空 港 周 辺 地 域 ︵ 防 衛 施 設 周 辺 騒 音 対 策 ︶ ︵ 空 港 周 辺 対 策 ︶ ⑶ 事 項 主 滑 走 路 南 方 移 動 学校・病院等の防音 住 宅 の 防 音 騒 音 防 止 用 電 話 テレビ共同アンテナ テ レ ビ 受 信 料 減 免 移 転 補 償 戸 数 土 地 建 物 緑 地 帯 整 備 計 学 校 等 の 防 音 住 宅 の 防 音 告示日後住宅の防音 空調機器の機能回復 共同利用施設の機能回復 学 校 等 の 機 能 回 復 周 辺 環 境 基 盤 整 備 緩 衝 緑 地 造 成 エア・フロントオアシス整備 移 転 補 償 戸 数 土 地 計 対象年度 49 ∼53 30 ∼12 49 ∼12 46 ∼56 49 ∼12 45 ∼11 39 ∼12 48 ∼12 49 ∼ 2 51 ∼10 4 ∼ 7 2 ∼12 9 ∼11 12 ∼ 63 ∼ 8 57 ∼12 4 ∼ 8 50 ∼12 航空機騒音対策事業 事業量 m 1 , 00 0 施設 1 , 04 9 世帯 36 , 01 9 台 12 , 36 3 台 29 , 30 3 台 7 53 , 75 1 戸 1 , 09 5 ha 10 9 .2 1 m 97 , 06 6 ha 9 8 .1 0 施設 1 1 世帯 2 , 50 4 世帯 6 0 台 1 , 62 9 施設 2 施設 1 ha 1. 5 ha 1 9. 7 m 6 , 54 0 戸 15 2 ha 3 1. 5 補助額 又は 事業量 9, 7 5 5百万円 41 , 02 9 53 , 62 9 6 1 2 , 59 3 3 , 21 9 (個人補償) 9 , 44 0 9 , 55 3 82 5 1 30 , 10 1 2 , 16 9 5 , 24 5 27 3 46 5 4 7 14 9 79 9 26 7 2 , 04 1 3 , 00 8 14 , 42 7 左のうち平成1 2年度分 補助額又は 事業費 事業量 − −百万円 1 7件 4 02 1 ,0 5 8世帯 8 98 − − 1 ,0 6 7台 1 00 2 2 ,5 0 3件 1 73 (個人補償) 5戸 0. 4 9ha 2 07 3 6 6m 68 4 7. 4 4ha 21 1 , 8 69 − − − − − − 4 0台 9 − − 1施設 7 − − 0 . 9ha 30 − − − 0 . 3ha − 43 90 津軽海峡線に係る騒音・振動問題の現況と対策 青函トンネルの開通に伴い、昭和63 年に北海道と本州を結ぶ津軽海峡線が開通しました。 この線は、従来は一日の列車運行本数が36本程度のローカル線でしたが、開業後は、本州方面と結 ぶ長距離列車(特急、貨物等)が新たに加わり、深夜にも貨物列車が運行する幹線となったため、開 業以来、沿線の住民から列車運行に伴う騒音・振動等で安眠が妨げられる等の苦情申し立てがありま した。 1 0 8 第3節 騒音・振動及び悪臭防止対策 道はこれまで、関係市町とともに騒音・振動などの実態調査を実施し、これに基づき、事業者に対 策の実施について要請を行ったほか、国に対しても在来線鉄道に係る騒音・振動に関する指針の策定 など環境保全対策の早期確立を要望してきました。 これに対し、事業者は、これまでロングレール化、防音壁の設置等の諸対策を講じてきています。 また、平成3年11月、道と沿線4市町で「JR海峡線連絡会」を設置し、より円滑な連絡調整を図り、 この問題に対処しています。 4 近隣騒音対策 都市の過密化や生活様式の多様化に伴い、拡声機による商業宣伝、飲食店等の深夜営業に伴うカラ オケ、家庭生活におけるピアノの音やペットの鳴き声等の近隣騒音が人々の生活環境に影響を与えて います。 平成12年度の近隣騒音に関する苦情件数は、拡声機使用などの営業・拡声機騒音が33件、ペットの 鳴き声などの生活騒音が35件となっています。 このような近隣騒音は、住民一人ひとりの隣人の生活に配慮する心がけがなければ解決できません。 道及び市町村は、広報誌やポスター等により近隣騒音防止に関する啓発活動を行っています。 また、近年のペットブームによる迷惑行為のひとつの騒音に対しては、平成13 年3月に制定した 「北海道動物愛護及び管理に関する条例」(平成1 3年10 月1日施行)により指導などを行うこととし ています。 5 ⑴ 悪臭防止対策 悪臭の現況 悪臭は、快適な生活環境を損なう公害であり、その苦情は、公害に関する苦情の中で例年高い割合 を占めており、平成12年度の公害苦情調査では240 件となっています。 悪臭に関する苦情受理件数の発生源別では、「サービス業・その他」が最も多く、次いで「個人住宅・ アパート」及び「食品製造工場」の順となっています。(図5−3−4) 図5−3−4 悪臭に関する苦情件数 悪臭の原因となる物質は、業種や操業形態により異なり、サービス業・その他からの悪臭は多岐に 10 9 第5章 道民が健康で安全に生活できる社会の実現 渡り、苦情件数では野焼きが最も多く、次いで自動車修理工場となっています。 個人住宅・アパートからの悪臭では、ごみ焼きやコンポスト、飼育しているペットに伴うものなど 家庭生活に密接に関連して発生するものが主となっています。 食料品製造工場では、水産食料品製造工場の苦情件数が最も多く、次いで農畜産食料品製造工場と なっています。 ⑵ 悪臭防止対策 悪臭防止法に基づく規制地域については、これまで道内の市町を順次指定してきており、その状況 は、平成1 2年度末現在で、34 市53町となっています。(表5−3−6) 表5−3−6 支庁名 悪臭防止法に基づく規制地域の指定市町 指 定 市 町 指定数 石 狩 札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町 6市1町 渡 島 函館市、上磯町、七飯町、八雲町、大野町 1市4町 後 志 小 市、倶知安町、共和町、岩内町、余市町 1市4町 空 知 夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、栗山町、 1 0 市5町 奈井江町、栗沢町、長沼町、南幌町 上 川 旭川市、士別市、名寄市、富良野市、美瑛町、上富良野町、鷹栖町、東神楽町 4市4町 留 萌 留萌市、羽幌町 1市1町 宗 谷 稚内市 1市 網 走 網走市、北見市、紋別市、美幌町、遠軽町、女満別町、斜里町、留辺蘂町、端野町 3市6町 胆 振 室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、虻田町、白老町、早来町、厚真町、鵡川町 4市5町 日 高 静内町、浦河町、門別町 十 勝 帯広市、音更町、士幌町、芽室町、幕別町、豊頃町、本別町、清水町、池田町、足寄町、新得町、鹿 追町、広尾町、浦幌町 1市1 3 町 釧 路 釧路市、釧路町、白糠町、厚岸町、標茶町、弟子屈町、 1市5町 根 室 根室市、中標津町、別海町 1市2町 檜 山 3町 計 3 4 市5 3 町 これらの規制地域では、土地利用や悪臭発生源の状況等に応じて規制基準を設定し、工場等から排 出される悪臭について規制指導を行っています。 悪臭に対する規制基準については、排出される特定悪臭物質の種類ごとの濃度による基準と悪臭の 有無を実際に鼻で嗅いで判定する臭気指数による基準があり、札幌市以外の市町では、物質濃度によ る規制基準を、札幌市では、平成10年7月より臭気指数による規制基準を設定しています。(資料41 ) また、近年のペットブームによる迷惑行為のひとつの悪臭に対しては、 「北海道動物愛護及び管理に 関する条例」により指導などを行うこととしています。 1 1 0
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