ドイツ人。時々、トルコ人。―ムッシン・オムルジャによるカバレット

同志社大学 グローバル地域文化学部 企画公演
ドイツ人。時々、トルコ人。
- ムッシン・オムルジャ(Muhsin Omurca)によるカバレット -
日時: 2013 年 7 月 2 日(火) 18:30 ~ 20:00
場所: 同志社大学 烏丸キャンパス志高館 112 教室
京都市営地下鉄「今出川」駅下車 烏丸通を北へ徒歩 5 分
予約不要 入場無料!
多文化的な背景を持つ移民が増加しつつある現代ヨーロッパ社会、
特に「移民国」化するドイツの現状についてムッシンが伝えます。
「カバレット」とは政治・社会状況を風刺する演芸のことです。
„MUSSIN“ auf Japan-Tournee
http://www.mussin.de
Universität Doshisha (Imadegawa, Kyoto)
Karasuma-Campus , Shikokan 112
Dienstag, 2. Juli 18:30 – 20:00 Uhr
Offen für alle! Eintritt frei!
問い合わせ先: グローバル地域文化学部事務室
075-251-2610 / [email protected]
「移民国」化する現代ヨーロッパ社会、特にドイツ社会
における移民をめぐる状況について、トルコ系移民という
当事者でもある カバレティスト、ムッシン・オムルジャ
氏にユニークな手法で伝えてもらう。カバレットとは、政
治や社会状況の風刺を多分に含んだ、歌や寸劇などによっ
て構成される演芸のことである。
2010 FIFA ワールドカップで、メスト・エジルをはじ
め移民の背景を持つ選手がブンデスリーガで目立ったこと
は記憶に新しい。
今回の公演では、風刺画を用いた氏のパフォーマンスに触
れることを通して、ドイツにおける「多文化共生」の多様
なあり方について知り、その現状や課題について考察する
機会としたい。氏を囲んでのディスカッションも予定して
いる。使用言語は基本的にドイツ語であるが、適宜通訳を
行う。
◆ムッシン・オムルジャ(Muhsin Omurca)氏プロフィール
風刺漫画家・カバレッティスト(スタンドアップコメディアン)
1959 年にトルコに生まれ、20 歳の時にドイツに移住。風刺漫画家、およびカバレッティストとして活躍。
風刺漫画家としては、ドイツの代表的新聞『南ドイツ新聞』に長年風刺漫画を掲載。オランダ、トルコ、韓
国の漫画賞のほか、1990 年には読売国際漫画大賞も受賞している。また、カバレッティストとしては、
ドイツ各地、トルコ、オーストリア等で公演。風刺漫画とカバレットを融合させたその新しい表現形態に対
して、1998 年には「ドイツ・カバレット賞」が授与されている。