木更津市火葬場火葬炉排ガス測定結果について

平成28年12月 1日
木更津市役所 環境管理課
木更津市火葬場火葬炉排ガス測定結果について
[木更津市火葬場の周辺環境への影響を把握するため、排ガス測定及び臭気測定を実施しました]
1)
測定結果は「別紙1、別紙2」のとおりです
悪臭については、全て指針値を下回りましたが、ばいじんと一酸化炭素の2項目
について指針値を上回る測定結果となりました。
※
2)
指針値:ばいじん
0.01ppm 一酸化炭素
30ppm
ばいじん、一酸化炭素の測定値が指針値を上回った原因
火葬炉排ガス測定中、一時的に黒煙の発生が確認されました。
この原因として、副葬品や初期燃焼時の酸素不足が考えられます。
火葬炉は設備老朽化等のため、ばいじん除去装置等の公害防止施設の設置が出
来ないのが現状です。
また、火葬従事者は棺の中を確認することは出来ないため、棺の内容次第で測
定値は上下します。
3)
今後の対策について
① 火葬場指定管理者の対応
黒煙の発生を防ぐため、炉内の排ガスが少なくなった状態を確認してから燃料
供給をすると共に、バーナー出力の切り替え等によって空気量を適正にしてい
ます。また、平成25年から導入した二次送風機により、燃焼状況の具合によ
って空気量を変動させながら空気不足を緩和させて黒煙の発生を抑えるよう
努めています。
今回の排ガス測定結果を受け、今後は二次送風機の風量をさらに上げて、ばい
じん及び一酸化炭素の濃度の低減を目指します。
② 木更津市の対応
今回の排ガス測定の結果を受け、火葬場使用者の方に向けて黒煙発生の原因と
なる副葬品の注意喚起を徹底していきます。
現在、市民課の窓口にて配布している「火葬場使用にあたってのお願い」を「別
紙3」から「別紙4」へ次回配布分から変更し周知を図ります。
別紙1
煙道排ガス測定結果
H27.11.12(木)
測定年月日
測定炉
硫黄酸化物
窒素酸化物
H28.8.18(木)
2号炉
3号炉
指針値等
2号炉
3号炉
指針値等
濃度(ppm)
5
3
30
2
4
30
排出量(㎥ N/h)
0.016
0.013
-
0.0072
0.015
-
濃度(ppm)
34
64
-
57
59
-
酸素 12%換算値
110
150
250
120
160
250
酸素濃度(%)
18.2
17.2
-
16.8
17.6
-
濃度(g/m3N)
0.029
0.013
-
0.016
0.023
-
酸素 12%換算値
0.093
0.037
0.01
0.046
0.061
0.01
排出量(Kg/h)
0.093
0.051
-
0.052
0.088
-
酸素濃度(%)
18.2
17.8
-
17.9
17.6
-
濃度(ppm)
18
7
-
8
10
-
酸素 12%換算値
26
19
50
24
26
50
酸素濃度(%)
14.8
17.8
-
17.9
17.7
-
濃度(ppm)
88
20
-
51
46
-
酸素 12%換算値
305
60
30
229
161
30
酸素濃度(%)
18.2
17.8
-
17.9
17.6
-
酸素 12%換算値
1.4
2.6
新設炉:1
0.84
2.8
新設炉:1
濃度(ppm)
ばいじん
濃度(ppm)
塩化水素
濃度(ppm)
一酸化炭素
濃度(ppm)
ダイオキシン類
濃度(ng-TEQ/㎥)
酸素濃度(%)
既設炉:5
18.2
17.8
-
既設炉:5
17.9
※指針値は火葬場の建設・維持管理マニュアル(NPO斎苑協会監修・指標)による
※ダイオキシン類の指針値は火葬場から排出されるダイオキシン類削減対策指針による
17.6
-
別紙2
臭気指数測定結果
※敷地境界NO.1~4の地点は 採取位置図参照
平成27年度
平成28年度
測定地点
臭気指数
臭気の種類
臭気指数
臭気の種類
敷地境界NO.1
10 未満
微草木臭
10 未満
微草木臭
敷地境界NO.2
10 未満
微草木臭
敷地境界NO.3
10 未満
微草木臭
10 未満
微草木臭
2号炉煙道
27
焦げ臭
29
焦げ臭
3号炉煙道
27
焦げ臭
27
焦げ臭
No.2
No.3
臭気測定箇所
No.1
別紙3
木更津市火葬場使用にあたってのお願い
1.
火葬の際には、次のものを持参してください。
(1) 火 葬 場 使 用 許 可 証 ( 木 更 津 市 役 所
市民課で発行したもの)
(2) 死 体 火 葬 許 可 証 ( 又 は 死 胎 火 葬 許 可 証 )
(市町村役場で発行したもの)
(3) 遺 骨 を 収 納 す る 入 れ 物 ( 骨 壷 )
2.
火 葬 開 始 時 間 は 、 次 の と お り で す 。 開 始 時 間 の 15 分 前 ま で に 到 着 し て く だ さ い 。
午前 9 時
午前 9 時 30 分
午前 11 時 30 分
午後 0 時
午後 2 時
午後 2 時 30 分
なお、火葬時間は約2時間程度です。
3.
4.
柩は、次の寸法内でお願いします。
(1)
長さ
(2)
幅
57cm 以内
(3)
高さ
53cm 以内
208cm 以内(197cm以上は事前にお知らせ下さい。
)
柩の中には、火葬に支障をきたしますので、次のものは入れないようお願いします。
(1)
ドライアイス、眼鏡、入れ歯、書籍類
(2)
その他燃えにくいもの
(3)
多量の紙、衣類
※ペースメーカー、金属等を内蔵している場合は、火葬開始前に必ず係員にお申し出ください。
5.
お別れ、収骨、写真撮影等については、係員の指示に従ってください。
6.
待合室全体を分煙化いたしましたので、ご協力をお願いいたします。
7.
火葬に伴う係員への心遣いは、ご遠慮申し上げます。
8.
霊 柩 車 や 火 葬 場 を 利 用 す る 車 両( 小 型 バ ス ・ 自 家 用 車 等 )は 、で き る だ け 主 要 幹 線 道 路 を 通
行し、大久保団地(シーアイタウン)内を通過しないようご協力をお願いいたします。
お問い合わせ先
・木更津市役所
環境管理課(木更津市潮浜3-1
クリーンセンター内)
電話:0438-36-1432
・木更津市火葬場 電話:0438-37-3874
別紙 4
木更津市火葬場使用にあたってのお願い
1.火 葬 の 際 に は 、 次 の も の を 持 参 し て く だ さ い 。
(1)火 葬 場 使 用 許 可 証 ( 木 更 津 市 役 所 市 民 課 で 発 行 し た も の )
(2)死 体 火 葬 許 可 証( 又 は 死 胎 火 葬 許 可 証 ) ( 市 町 村 役 場 で 発 行 し た も の )
(3)遺 骨 を 収 納 す る 入 れ 物 ( 骨 壷 )
2 . 火 葬 開 始 時 間 は 、 次 の と お り で す 。 開 始 時 間 の 15 分 前 ま で に 到 着 し て く だ さ い 。
午前 9 時
午前 9 時 30 分
午前 11 時 30 分
午後 0 時
午後 2 時
午後 2 時 30 分
なお、火葬時間は約2時間程度です。
3.柩 は 、 次 の 寸 法 内 で お 願 い し ま す 。
長さ
(長さ
208cm 以内
×
幅
57cm 以内
× 高さ
53cm 以内
197cm以上は事前にお知らせ下さい。
)
4. 火 葬 に 支 障 を き た し ま す の で 、桶 の 中 に は 次 の も の は 入 れ な い よ う お 願 い し ま
す。
(1)公害(ダイオキシン類)の発生源となるもの
・ビニール製品(ハンドバッグ、靴、玩具等) ・化学合成繊維(衣類、寝具、敷物等)
・発泡スチロール製品(枕、暖衝剤パッキン等)
・その他(CD・ゴルフボール等)
(2)可燃物であっても、燃焼の妨げとなり燃えにくいもの
・果物(スイカ・メロン等の大きな果物) ・書籍(辞書、アルバム等厚みのある書類)
・大型繊維製品(詰めすぎの衣類、大きいぬいぐるみ等)
(3)火葬炉設備の故障原因となるもの
・カーボン製品(杖、釣竿、ゴルフクラブ、ラケット等)
(4) ご遺体損傷の原因となるもの
・金属製品(携帯電話、音楽プレーヤー、仏像等)
・ガラス製品(酒瓶、鏡、食器類等)
・爆発物(缶飲料、化粧品スプレー、ライター、電池類等)
(5) 火葬終了後に形が残らないもの(貴金属や入れ歯)
指輪や時計、メガネ・入れ歯や金歯等の副葬品は火葬中に解けてしまう可能性が高く区
別がつかない為、収骨時にお出しできない場合があります。硬貨も同様にご注意くださ
い。
※ペースメーカー、金属等を内蔵している場合は火葬開始前に係員にお申し出ください。
5. お 別 れ 、 収 骨 、 写 真 撮 影 等 に つ い て は 、 係 員 の 指 示 に 従 っ て く だ さ い 。
また、待合室全体を分煙化いたしましたので、ご協力をお願いいたします。
火葬に伴う係員への心遣いは、ご遠慮申し上げます。
6. 霊 柩 車 や 火 葬 場 を 利 用 す る 車 両( 小 型 バ ス ・自 家 用 車 等 )は 、で き る だ け 主 要
幹 線 道 路 を 通 行 し 、大 久 保 団 地( シ ー ア イ タ ウ ン )内 を 通 過 し な い よ う ご 協 力
をお願いいたします。
お問い合わせ先
・木更津市環境管理課
・木更津市火葬場
電話:0438-36-1432
電話:0438-37-3874