水の供給について Ⅰ 使用機材 ① 4T 散水車 1台 散水車は事前に清水

水の供給について
供給について
Ⅰ 使用機材
① 4T 散水車 1台
散水車は事前に清水を満タン(約4000L)にして弊社機材センター(千葉県)より現場
に持ち込みます。この散水車からポンプシステム積載の3㎥タンク(同様に事前に
1500L 程清水をいれ現場にもちこみます)へ洗浄作業中、連続して、水を移送します。
② 4tクレーン車
クレーン車
4tクレーン車には1㎥タンク・0.5 ㎥タンクを積載(やはり事前に清水を満水にし現場に
持ち込みます)し、そのタンクに会場で用意していただく水を付属のクレーンを使って移
します。タンクにあつめられた水は装備の水中ポンプを使って散水車タンクへ移送する。
これを繰り返すことでポンプシステムへの水の供給を断たないようにします。
使用水の
使用水のリサイクルについて
リサイクルについて
Ⅰ 使用資材
① 簡易タンク
簡易タンク(
タンク(5㎥)
上記の水タンクをタイヤ痕洗浄が済んだきれいな場所の一角に設置し、洗浄作業中にバキ
ュームシステムに集積された使用水を付属の排出ポンプを使って水タンクの中に移します。
② 凝集沈降剤(
(添付参考資料
凝集沈降剤(水澄まいる
水澄まいる)
まいる)
(添付参考資料-
添付参考資料-1)
使用水が4㎥程たまったら凝集沈降剤を投入攪拌し、沈降反応後、上水のみをフィルター
を通した上、水中ポンプを使って、散水車もしくはポンプシステム車積載のタンクへ移送
します。
集積タイヤカス
集積タイヤカス及
タイヤカス及び土砂類の
土砂類の集積及び
集積及び処理
Ⅰ 使用機材
① パワープロベスター
洗浄作業にともない発生したタイヤカス・土砂などはバキュームシステムのタンクに
集積されます。
作業終了後、それら集積物を先の簡易水タンクへ洗い流すように移します。
そこに凝集沈降剤を投入攪拌し、水を分離し、水のみ洗浄などに使用します。
残ったタイヤカス・土砂・汚泥・汚水などは、上記のパワープロベスターにて
吸引収集し、産業廃棄物処理場へ運搬、最終処分します。
水 質 調 査 表
H17年 3月 8日
サンプル記号
NO.1
調査者
会社名
中井商工株式会社
所 属
開発部開発課
氏 名
吉川 明宏
TEL
06-6976-4481
時 分
調査時刻
(晴 曇 雨)
天 候
気 温
℃
水 温
℃
グル-ビング舗装 ゴムを含む濁水
調査時点
住 所
( 黒 ) 水の色
原 水
少量の油膜有り
におい
( におわない )
濁度(※1)
5000 程度
pH
7.6
COD
50以上
※ゴムかすが表面に少量程度浮遊している。
※凝集後、少量のゴムかすが表面に残る。
※水澄まいる少量添加でも凝集できる。
※フロック(沈降物)は大きい。
水質分析結果
pH
COD
サンプル番号
7.6 アンモニア性チッ素
8 亜硝酸性チッ素
BOD
25程度
整理番号
リン酸性リン
大腸菌群
硝酸性チッ素
一般細菌
濁度(※1)
DO
(※1)濁度は自社濁水サンプルとの照合による目安です。
水質調査表
NO.2
グル-ビング舗装 ゴムを含む濁水
水質分析結果
原水
水澄まいる添加後
7.6
7.6
50以上
8
単位
pH
アンモニア性チッ素
ppm
リン酸性リン
ppm
COD
ppm
亜硝酸性チッ素
ppm
硝酸性チッ素
ppm
(計算値)
ppm
(測定値)
DO
mg/l
BOD
mg/l
濁 度
(※1)
摘 要
度
大腸菌群
個
一般細菌
個
5000程度
25程度
透視度
cm
1回目
cm
cm
平均
0
平均
0以上
平均
0
平均
0以上
cm
2回目
cm
cm
全体平均
cm
0
0以上
(※1)濁度は自社濁水サンプルとの照合による目安です。
【所見】
◎ 原水は、ゴムを切削した少量の油分を含んだ粒子の大きい泥水である。
◎ 採取した原水は、表面部にゴムかすが少量浮遊する。凝集後も少量は表面に残る。(濾紙でかす除去可能)
◎ 水澄まいる添加後のビーカーテスト結果は下記のとおりである。
・100ppm添加―SS 50mg/l程度 透明感があり、排水できる。フロックが大きい。
・150ppm添加―SS 25mg/l程度 かなり透明感があり十分に排水できる。 フロックが大きい。
以上の結果、現場では150ppmが適量と判断する。つまり、1m3当たり150g投入量である。
◎ SSについては、社内試験(SSサンプルビンにて識別)です。
◎ あくまでも本試験は社内試験であり、現場にてビーカーテストを実施してください。
※ 凝集後に比重の軽いゴムかすが表面に残るが、2次処理として濾紙・フィルター等で除去可能。
上水の粘り(ぬめり)もなく、リサイクルの可能性がある。