RetroMobile 2010 RetroMobile 毎年 1 月か 2 月パリで開催されるクラシックカーのショーとしては歴史、規模とも世界で最も よく知られているショーの一つです。 2010 年はアルファ・ロメオ社創業 100 周年、プジ ョー社(Peugeot Frères et Jacques Miliard -Salins) 創業 200 周年にあたり、祝典が行われる予定です。 パリの南西、ポルト・ドゥ・ヴェルサイユ展示場 が会場です。ショー期間中、フランスはもちろん ヨーロッパから多数の人々がそれぞれの目的やお 目当てを求めてやってきます。 きっと日本では入手困難な中古パーツや掘り出し物発掘、情報交換の機会に巡り合えることでし ょう。 日本から遠路はるばる行く価値は 有ります 。 Le Conservatoire コンセルヴァトワールというと日本ではパリの国立音 楽学校を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、本来 の意味は保管するところという意味で、パリ郊外にある Aulnay- sous- Bois のシトロエン本社敷地内に併設され た Le Conservatoire は文字通り、シトロエンが 1919 年の創業期から今日まで世に送り出した名車の数々を 後世に留めるため大切に保管するべく建てられたもの です。 創業期の Type A にはじまり 2CV,Traction Avant, DS, Ami6, Ami8, GS, CX, BX, など、広い館内に は約 300 台にのぼる過去の名車をはじめ、市販には至らなかったプロトタイプ、現行の市販車 などもあります。 2001 年 11 月 28 日、PSA プジョー・シトロエン社最高 経営責任者のピエール・プジョー出席のもとオープンセ レモニ―が行われました。 この展示館はその設立の趣旨から一般には公開されず、 PSA プジョー・シトロエン社関係者、フランスはもちろ ん世界の公認シトロエンクラブの人たちなど入館を制 限しています。 今回は PSA プジョー・シトロエン社から許可をもらい皆様方をお招きすることができました。 未訪問の方はもちろん、すでに訪問したことがある方にも是非この機会を利用して展示されてい るいわば車の世界遺産とも言える自動車史に残る名車の数々をご覧いただきたいと強く願って おります。 Le Bistrot d’ Andre 食道楽だったアンドレ・シトロエン自らが経営にタッチしていた、かつてシトロエンの本社工場 があった Javel で今日も気軽にフランス料理を楽しめるレストランです。 店内は DS のモデルが沢山並べられていたり、古いシトロエンの写真が壁に掛けてあったりと、 アンドレ・シトロエンの往事が偲べます。店はそれほど大きくはありませんが、ゆっくりくつろ げ親しめる雰囲気のレストランです。 冬のパリ 日が短くしんしんと冷えるこの時期のパリは、訪れるに は持ってこいです。 その理由 第一は 牡蠣 。パリで食べる生牡蠣、おと もは白ワイン。これは夏場のパリで味わうことはできま せん。お値段を考えると日本で牡蠣を食べる値段では、 パリで食べる牡蠣の量は食べられません。 絶対おススメ。 その理由 第二は バーゲンセール。毎年冬のバーゲン セールは 1 月中旬にはじまり 2 月中旬まで約 1 か月続き ます。今回はまさに冬のバーゲンセールの真っただなか です。 絶対おススメ。 フリータイム パリではいろいろなオプショナルツアーを楽しむことができます。 郊外のヴェルサイユやノートル・ダム大聖堂で有名なシャルトル見学は日帰りで可能です。 お酒好きなかたはシャンパーニュ地方ワイン蔵見もいいでしょう。 もちろんパリの街角歩きやカフェやバールのはしごもきっと楽しいと思います。 シャンゼリゼ通り 42 番地には、かつてのシトロエンショールームをリニューアルしダブルシェブロンをイ メージして建てられた超モダンなシトロエンショップがあります。2CV や DS に関する解説書、ミニカー、 T シャツ、ボールペンなどシトロエングッズが手に入ります。 さらにシャンゼリゼ通りを凱旋門方面に少し歩くとプジョーのショップもあり、プジョーのペッパーミル、 塩のミルなど、見るだけでも楽しいたくさんのプジョーグッズが買えます。
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