男性も女性も、みなさんで 防災について考え、災害に備えましょう!

平成 24 年 3 月発行 箱根町企画観光部企画課(☎85-9560)
男性も女性も、みなさんで
防災について考え、災害に備えましょう!
東北・関東地方太平洋側にたいへんな被害をもたらし
た東日本大震災から、3 月 11 日で 1 年となります。
災害は、いつ起こるのか予測が難しいだけでなく、起
こった時には、誰もが被害を受けます。災害に直面した
とき、あなたはどのように行動しますか?
いつ起きて
もおかしくない地震などの災害に対して、備えはできて
いますか?
あなたや、あなたの大切な人の命を守る防災について、
男女共同参画の視点を交えて、考えてみましょう。
1 防災訓練や、防災に関する学習会などに、積極的に参加しましょう
男性も女性も、年齢を問わず、地域で行われる防災訓練などへ参加し、
応急手当の方法や防災資機材の使い方を知っておきましょう。
こうした訓練などに参加することで、防災に役立つ知識だけ
でなく、共通の認識を持つ地域の一員として、地域の人との
つながりを持つことができます。
2 防災・災害分野への女性の参画を進めましょう
東日本大震災発生後の避難所においては、女性や子どもに必要な
物資が不足するという事態が深刻化しました。
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また、避難所には授乳や着替えをするための場所がなく、
人目を気にしながら着替えをしたり、女性専用の物干し場がなく
下着が洗濯できない、といったこともあったそうです。
非常時において、こうしたことがないよう、防災分野への女性の参
画を進め、災害への備えに女性の視点を反映させることが、今後は必
要です。
3 みんなで支え合える地域づくりを進めましょう
過去の震災などでは、男性が早い段階で職場へ復帰する一
方で、女性は職場から解雇されることがあったほか、避難所
では、朝から夜遅くまで食事の用意や片づけなどに追われ、
その合間に子どもの世話や両親の介護をするという生活が
続いたそうです。
非常時には、このような性別役割分担が強化されてしまう
という問題が起こりやすくなります。
日ごろから家庭や職場、地域において、性別に関わりなく、
すべての人が活躍でき、ともに支え合える社会(=男女共同参画社会)を進め、非常
時でも一つの活動において性別が偏ることなく、みんなで助け合える地域づくりを進
めましょう。
男女共同参画講演会、今年は「防災」をテーマに開催しました!
2月8日(水)に開催した男女共同参画講演会は、テーマを「防災と男女共同参画」とし
て、講師に、防災分野で活躍される危機管理教育研究所の国崎信江さんをお招きして、災
害の恐ろしさ、また被災地で起こる問題などについて、具体的な事例を交えながら、お話を
いただきました。
その中でも、特に印象深く、またショックだった内容は、震災後の避難所での生活がもたら
す大きなストレスが、弱い立場である女性や子どもに向けられてしまうことです。避難所では、
夫による暴力や親による幼児虐待、子ども
への性犯罪などが、実際に起こっていたそ
うです。
災害は、大切な命や財産を奪うだけで
はなく、生き延びた人たちの絆をも奪いか
ねません。 東日本大震災から1年、今一
度、みなさんで防災について考えてみまし
ょう。