工事説明書 薄形クリーンモジュールユニット 単相100V用 BV-R03TH1L【HEPA仕様】 BV-R03TU1L【ULPA】仕様 ■据え付け前にこの「安全上のご注意」をよくお読みのうえ据え付けてください。 ■お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため必ず お守りいただくことを次のように説明しています。 安全上のご注意 必ずお守りください ここに示した注意事項は、いずれも安全に関する重要な内容を記載していま すので必ず守ってください。表示と意味は次のようになっています。 ■表示内容を無視して誤った据え付けをしたときに生ずる危害や損害の程度 を、次の表示で区分し、説明しています。 警告 注意 この絵表示の欄は、「死亡または重傷などを負う可能性 が想定される」内容です。 この絵表示の欄は、「傷害を負う可能性または物的損害 のみが発生する可能性が想定される」内容です。 ■お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。 この説明書は、標準品について説明しています。お客様のご指定による各種 特注品は、この説明書の記載内容と一部異なる場合がありますのでご了承く ださい。ご不明な点は、お買い上げの販売店または工事店にお問い合わせく ださい。 据付上のご注意 ●本ユニットは、5∼40℃の範囲でご使用ください。 ●本ユニットを吊り下げる場合などに使用する取付金具・取り付け用ねじ・ ナット・ワッシャーは、お客様にてご用意ください。 ●本ユニットを縦方向にて据え付ける場合は、端子台が本体(吸い込み側) に向かって左上方向にならないようにしてください。 ●据え付けは、本ユニットの吸い込み口が下向きにならないようにしてくだ さい。故障の原因となります。 ●据え付けは、ユニットの質量に十分耐えるように、確実におこなってくだ さい。強度不足や据え付けが不完全な場合、ユニットの落下により、けが の原因になります。また、異常音や異常振動の発生になることもあります。 品 番 BV-R03TH1L BV-R03TU1L このような絵表示は、してはいけない「禁止」内容です。 このような絵表示は、必ず実行していただく「強制」内容です。 警告 据え付けは、お買い上げの販売店または工事店に依頼してください。 ご自分で据え付け工事をされ不備があると、感電・火災などの原因 になります。 据え付け工事は、この工事説明書にしたがって確実におこなってくださ い。据え付けに不備があると、感電・火災などの原因になります。 ●本ユニットと天井材あるいは梁などの目地には、バックアップ材を押し込 み、確実にシールをおこなってください。シールが不完全ですと清浄度が 確保できない場合があります。 ●本ユニットの吸い込み口上面は、性能確保のため、50 mm以上あけてく ださい。 50mm 据え付けは、質量に耐える所に工事説明書にしたがって確実におこな ってください。強度不足や据え付けが不完全な場合は、感電・火災・ ユニット落下などにより、けがの原因となります。 電気工事は、「電気設備に関する技術基準」、「内線規定」、および、 工事説明書にしたがって施工し、必ず専用回路を使用してください。 電源回路容量不足や施工不備があると感電・火災の原因になります。 装置 ●BV-R03TH1L【HEPA仕様】 BV-R03TU1L【ULPA仕様】 350 310 ② ① ④ ⑥ ⑧ ③ 注意 ⑫ ⑦ ⑩ ⑤⑨ ⑪ 30 専用ブレーカーを取り付けてください。設置場所によっては、漏電ブ レーカーの取り付けが必要です。漏電ブレーカーが取り付けられて いないと感電・火災の原因となることがあります。 電源電線および接続電線は、所定のケーブルを使用して確実に接続し、 端子台にケーブルの外力が伝わらないように確実に固定してください。 接続や固定が不完全な場合は、感電・火災の原因となります。 電源電線および接続電線は、電源カバーが浮き上がらないように確 実に取り付けてください。電源カバーの取り付けが不完全な場合は、 感電・火災の原因になることがあります。 可燃ガスの漏れるおそれのある場所への設置は、おこなわないでくださ い。万一ガスが漏れて本体の周囲にたまると、火災の原因になることが あります。 定格電圧以外で使用しないでください。 感電・火災などの原因になることがあります。 40℃以上になる場所には設置しないでください。40℃以上の雰囲気 で長時間運転すると、モーターの故障の原因になることがあります。 ぬれた手で取り扱わないでください。感電の原因になることがあります。 ユニットの上に乗ったり、物を乗せないでください。けがの原因に なることがあります。 長時間ご使用にならない場合は、安全のために専用ブレーカーを「OFF」 にしてください。ホコリなどがたまって感電・火災の原因になることが あります。 ユニット 各部の名称と寸法 350 310 アース工事をおこなってください。アース線は、ガス管、水道管、 避雷針、電話のアース線に接続しないでください。アース工事が不 完全な場合は、感電の原因になることがあります。 異常時(こげ臭いなど)は運転を止めて専用ブレーカーを「OFF」 にしてください。異常のまま運転を続けると故障や感電・火災の原 因になります。 フィルターを外したまま運転しないでください。内部でファンが高 速で回転しており、けがの原因になります。 改造は絶対にしないでください。また、分解や修理はご自分でしな いでください。修理に不備があると、感電・火災の原因になります。 空気の吸い込み口に指や棒を入れないでください。 内部でファンが高速回転しているので、けがの原因となります。 質 量 6.5kg 6.5kg 150 50 100 品番 はじめに ろ材折り目方向 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 名 称 フィルター チャンバー 電源カバー ファンモーター コードクリップ 定格銘板 警告ラベル 結線図 端子台 端子台ラベル アース端子 M8ボルト 据付方法 (図1) ■据付例 (1)ユニットを吊る場合 ねじ止め (現地手配) 装置 ユニット 端子台 シリコンシール推奨品 メーカー名:東レ・ダウコーニング・ シリコーン株式会社 M8ボルト 型 番:SE5088(アルコール型) 取付金具 (クリーンルーム用 (現地手配) シリコーンシーラント) アース端子 電源電線 (現地手配) 端子台ラベル コードクリップ (図2) シリコンシール バックアップ材 電源カバー 結線図 (2)ユニットを乗せる場合 ユニット パッキン材推奨品 材質:EPDM 厚さ:3mm 天井材 パッキン材 (現地手配) ※ユニットは移動や落下のないようにシリコン シールなどで天井材と固定します。 電源電線 (現地手配) コードクリップ ■プロテクター(OLP)端子について 本ユニットには、モーター異常検出用としてプロテクター(OLP)端子を 設けております。 プロテクター(OLP)の接点が「OFF」時にモーターが停止するように 接続してください。 *接続例 電動機 電気工事 ●専門の電気工事店により「電気設備技術基準」・「内線規定」に基づいて配線 してください。 ■下記結線図の破線部分の接続をおこなってください。 ■結線をおこなう場合は、以下にしたがっておこなってください。 *電源電線は、VVFケーブルφ1.6またはVCTF0.75mm 2 をご使用ください。 *電源電線・接続線ケーブルは、電源端子台の座金部に挿入し、ねじで確実に 締め付けること。 *電源には、必ず機器容量にあった専用ブレーカーを取り付けてください。 *アース工事は、確実におこなってください。 ※電源カバーの固定ねじ(2本)を外し、電源カバーを開けて端子台へ確実に 結線をおこなってください。(図1参照) ※電源カバーを元どおり取り付けます。このとき、リード線のはさみ込みがな いか確認してください。 ※電源線・接続線ケーブルをコードクリップで確実に固定してください。 (図2参照) ご注意 *電源は単相100Vになります。異なる電源をご使用になりますとモーター焼 損の原因となります。 橙 赤 白黒灰灰 1 1 4 4 2 2 3 3 白 黒 灰 灰 端子台 アース ※破線部は、現地施工 願います。 ※リレーおよびランプは、 機器仕様に合ったものを 現地手配、現地取り付け 願います。 強 共通 プロテクター HIGH COM THERMAL PROTECTOR リレー ランプ 電源 単相100V 50/60Hz 試運転 結線図 ■据え付け工事・電気工事が完了しましたら、結線を確認し、必ず試運転を おこなってください。試運転で異常が生じた場合は、誤結線が考えられま す。感電の原因になることがありますので、ただちに専用ブレーカーを 「OFF」にしてから正しく結線しなおしてください。 電動機 アフターサービスについて 橙 赤 白黒灰灰 1 1 4 4 2 2 3 3 白 黒 灰 灰 端子台 アース 強 共通 プロテクター HIGH COM THERMAL PROTECTOR 電 源 単相100V 50/60Hz ●点検のお願い 正しく安全にご使用いただくために、メンテナンス契約をおすすめいたし ます。詳しくは、お買い上げの販売店または工事店にお問い合わせくださ い。 ●補修用性能部品の最低保有期間 薄形クリーンモジュールユニットの補修用性能部品の最低保有期間は、 製造打ち切り後6年です。補修用性能部品とは、その製品の機能を保持 するために必要な部品です。 ●保証期間:お買い上げ日から本体1年間 ただし、フィルターについては、除きます。 工事説明書は必ずお客様にお渡しください。 パナソニック株式会社 パナソニック エコシステムズ株式会社 〒486-8522 愛知県春日井市鷹来町字下仲田4017番 電話(0568)81-1511 C Panasonic Ecology Systems Co., Ltd. 2008 N0405-4088 R03TH1L0852D
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