90401市債発行額の適正化

平成25年度事業に関する事後評価シート
1 事務事業の概要
事業名
事業№
90401
新規・既存 開始年度 完了年度
新規
✔ 既存
市債発行額の適正化
担当課
所属長
財政課
辻田尚史
(有期の場合)
16
細事業名
大 綱 計画実現に向けた取組
関係法令
地方公共団体の財政
の健全化に関する法律
施 策 適正な財政運営
事
業
体
系
市債発行額の適正化
今後の
取組
事務事業の目的
意図(どのようにしたいのか)
対象(誰を)
次世代の市民
事務事業の内容
市債(市の借金)の発行額を圧縮し,将
来の財政負担を軽減する。
単年度の建設地方債発行上限額を,一般会計では10億円,下水道事業特
別会計では8億円に設定する。
防災・減災対策事業については,市民の安全安心を確保するため別枠とす
る。
建設地方債10億円以内,下水道事業債8億円以内の発行上限 額を堅持しながら,社会資本を整備することができた。
25年度の取組
(具体的に)
H25市債発行額(単位:千円) 一般会計 建設地方債 657,900 防災・減災事業債 613,400
臨時財政対策債 1,062,451 下水道事業債 581,800
2 事務事業の業績
①効果
指標名
(成果指標又は活動指標)
単
位
目標・見込み
実質公債費比率
実績
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
16.0
14.3
16.0
11.8
16.0
10.0
10.0
10.0
23年度
24年度
25年度
26年度
28年度
備考
(指標の計算方法・算式)
10.0 一般会計等が負担する元利償還
金等÷標準的な一般財源
目標・見込み
実績
目標・見込み
実績
目標・見込み
実績
目標・見込み
実績
目標・見込み
実績
目標・見込み
実績
目標・見込み
実績
数値で表せない効果
②コスト
指標名
直接事業費
単
位
千
円
見込
実績
0
0
0
0
0
27年度
0
28年度
0
備 考
3 事務事業の振返り
項
チェック項目
目
(該当する項目のチェック欄に✔)
実 実施計画に挙げた取組すべてに着手しました
施
計
画 実施計画に挙げた取組がすべて達成できました
指標に設定した目標値はすべて達成できました
業
指標の実績値が前年度と比較して向上しました
績
直接事業費は縮減傾向にあります
前回記入時の改善案はすべて実施できました
利用者,対象者のニーズを反映しています
改 民間委託など他の実施方法との比較を行っています
そ
善
の 受益者負担は適切か確認しています
内
効 人員投入は適切に対応しています
容
果 市民組織,市民活動団体と可能な限り協働しています
と
利用者,対象者への情報提供は適切かつ十分に行っています
職員の能力開発は十分に行っています
チェ
ック
できたこと
できなかったこととその理由
一般会計,下水道会計とも発 普通交付税に算入されない市債
についての借入をすべて取りや
✔ 行上限額以内での借入とし
た。
めることが出来なかった。
土地開発公社健全化を優先した
ため。
✔ 実質公債費比率の目標を達
✔ 成することができた。
✔ 防災・減災事業については,早期
完了に向けて,積極的に実施して
いる。
また,市全体の債務の抑制とし
て,土地開発公社の民間金融機
関からの借入金を全額返済するこ
とが出来た。
✔
4 今後の課題
元利償還金の交付税算入率が,年々縮小されてきているため,算入率の高い市債に厳選し発行していく必要がある。
また,防災・減災事業は早期完了を目指して積極的に実施しているため,防災・減災事業債の発行額は増加しており,今後,公債費は増
額していく見込となっている。
このため,厳しい財政環境にあっても,一括償還などを進め,市全体の債務を抑制していく必要がある。
5 事務事業の次年度以降の方向性
これまでどおり進める
✔ 改善を加えて進める
事業を休止・廃止する
事業が完了・終了
6 今後の改善案
市民の安全安心を確保するため,耐震化事業などの防災・減災対策は,建設地方債とは別枠
とし,早期完了のため積極的に推進する。
その他の建設事業については,過度に社会資本整備への影響がでない程度に適正規模の建
設地方債発行額にとどめ,元利償還金が普通交付税に算入される市債を優先し,可能な限り交
付税算入のない市債の発行を取りやめるようにしたい。
また,指標に設定した目標値を達成するため,過去に発行した高利率の市債等について,一
括償還を進める。
さらに,一般会計,特別会計が発行する市債だけでなく,市全体の債務の抑制に努めることす
る。