7月号Ⅰへのリンク - 狭山市教育ネットワーク

よく聞きよく考える子
たぶ
仲よく助け合う子
椨の木
狭山市立水富小学校
平成28年7月1日号
TEL 2952-2396
心と体をきたえる子
7月 お話朝会 校長の話
みなさんはどんなときに“幸せ”を感じますか?
願いが叶ったときですか? おいしいものをお
なかいっぱい食べたときですか? 夢と魔法の国
へ行ったときですか? いろいろなときに、いろ
いろな幸せを感じていると思います。
すぐそこの根岸の交差点にイエローハットとい
うカー用品を売っているお店がありますが、この
イエローハットというお店を全国各地につくった
人が鍵山秀三郎さんという人です。
この鍵山秀三郎さんは人生には3つの幸せがあ
ると言っています。3つの幸せ、どんな幸せかわ
かりますか。それは、「してもらう幸せ」「でき
るようになる幸せ」「してあげる幸
せ」だそうです。
「してもらう幸せ」…人は赤ちゃ
んのときから何かしてもらうと嬉
しい。言葉では表せないけど抱っ
こ最高!ニコニコしちゃう。おむ
つを替えてもらう。気持ちいい!
赤ちゃんだけでなく大人だって
誰かから何かをしてもらうとうれ
しいですよね。
「できるようになる幸せ」…こ
れはまさに今の
みなさんですね。
わからなかった
算数の問題が解けるようになっ
た。逆上がりができるようにな
った。一輪車に乗れるようにな
った。このように今までできなかったことができ
るようになると幸せを感じますよね。
そして「してあげる幸せ」…お母さんのお手伝
いをしてあげる。お父さんの肩をもんであげる。
困っている友達を助けてあげる。するとお父さん
・お母さんが喜ぶ。友達が喜ぶ。人が喜ぶ姿、喜
んだ顔を見たとき自分も幸せを感じる。
赤ちゃんでは「してあげる幸せ」を感じること
はできませんが、小学生となれば、6年生はもち
ろんのこと1年生でも「してあげる幸せ」を感じ
ることはできます。
水富小学校の学校教育目標の一つに「仲よく助
け合う子」があります。水富小学校の児童一人一
人が「してあげる幸せ」を感じられるようなすて
きな行動がたくさんできるようになると、みんな
が仲よく助け合うすばらしい学校になると思いま
す。ぜひ、一人一人が 「してあげる幸せ」を味
わってみてください。
6月13日現在児童数 407名
き
7 月 の 予 定
1(金)
2(土)
3(日)
5(火)
6(水)
7(木)
9(土)
11(月)
12(火)
13(水)
14(木)
15(金)
18(月)
19(火)
20(水)
21(木)
22(金)
23(土)
25(月)
26(火)
27(水)
28(木)
さみどり号
根堀をきれいにする会 金魚すくいの集い
水富音楽祭 本校体育館会場
学年朝会
緊急メール合同配信訓練
クリーン作戦
委員会
土曜授業日 人権教育の日 PTA運営員会
読み聞かせ
学級の時間
学級の時間 資源回収
学級の時間 クラブ
クリーン作戦
さみどり号
海の日
短縮4 清掃あり 下校13:10
給食最終日
短縮3 終業式 清掃なし 下校11:30
水泳 補習
夏期休業日(8/31まで)
林間学校(5年)
林間学校(5年)
家庭読書の日
水泳 補習 金管練習
水泳 補習 金管練習
水泳 補習 金管練習
水泳 補習
7月の生活目標
友達を大切にしよう
授業参観・学級懇談会、ありがとうございました
各学年ともに成長したお子さんの姿をご覧にな
っていただけたと思います。
6年生は金管
バンドの中間発
表ということ
で、今までの練
習の成果をお父
さんお母さんの
前で発表しまし
た。発表後、
「体
験コーナー」が
あり、保護者のみなさんはお子さんが担当する楽
器を実際に吹いたりたたいたりしてみて、子供た
ちの努力と才能に改めて感心していました。
7月7日は
七夕(たなばた)
7月7日は「七夕」。狭山市は『入間川七夕まつり』が有名ですね。
七夕というと「織姫」と「彦星」の話。なんとなく知っているけど、細かいところは…
父さんお母さんも多いのではないでしょうか?
というお
七夕伝説は、昔の中国で生まれました。
天空でいちばんえらい神様「天帝(てんてい)」には、「織女(しょくじょ)」という娘がいま
した。織女は神様たちの着物の布を織る仕事をしており、天の川のほとりで毎日熱心に機(はた)
を織っていました。遊びもせず、恋人もいない織女をかわいそうに思った天帝は、天の川の対岸
で牛を飼っているまじめな青年「牽牛(けんぎゅう)」を織女に引き合わせ、やがて二人は結婚し
ました。
結婚してからというもの、二人は毎日遊んで暮らしていました。織女
が機を織らなくなったので、神様たちの着物はすりきれてぼろぼろにな
り、牽牛が牛の世話をしなくなったので、牛はやせ細り、病気になって
しまいました。
これに怒った天帝は、二人を天の川の両岸に引き離してしまいました。
しかし、二人は悲しみのあまり毎日泣き暮らし、仕事になりません。か
わいそうに思った天帝は、二人が毎日まじめに働くなら、年に1度、7月
7日の夜に会わせてやると約束しました。
これが、現在私たちがよく知っている七夕の伝説です。
(国立天文台HPより転載)
この「七夕伝説」に「乞巧奠(きこうでん)」という、機織りや縫い物が上達するようにお祈りす
る古くからの中国の行事が日本に伝わってきて、古くから日本にあった棚機(たなばた)と呼ばれる
「乙女が機を織って棚に備え、神様を迎えて秋の豊作を祈ったり、人々のけがれをはらう神事」と結
びついて今の七夕(たなばた)になったのだそうです。
狭山の七夕まつりのはじまり
年号が昭和に変わると、入間
川の通りに面した、商店や問屋
の人々が、夏の最も暑いこの時
期に、お客さまに日ごろの感謝
を込めて、夕涼みの会を行うた
め、竹飾りを大きくして日陰を
作り、縁台を並べて湯茶のもて
なしをはじめたことで、今日の
七夕まつりに発展しました。
こうして入間川の七夕まつりが全国に知られて
くるようになると、各地の都市でも夏のイベント
として七夕まつりを行うようになり、平塚など各
地から飾りの作り方などを学ぶために多くの人々
が狭山に訪れました。
狭山の飾りは、その時々の世相を表現する作品
を作る習慣があり、飾りを競うため祭り当日まで
他の人に飾りを見せないことになっています。さ
らに飾りは原則として紙を使うことになってお
り、また、飾りの先端に魔よけの飾りがつくこと
は、他の都市の七夕飾りには見られない特徴です。
(狭山市HPより転載)
狭山の七夕まつりは、江戸時代の中ごろから行
われていたと言われています。この頃の七夕は、
1メートルぐらいの笹や竹の枝などに短冊や千代
紙などを下げて、五穀豊穣や無病息災を願い家々
の軒下などに飾りました。また夏の日照りによる
干ばつが起こらないように、雨乞い祭りとしての
意味もありました。従って、この祭りが行われて
いた8月の6日か7日のいずれかは、夕立などの
雨が降るといった現象がありました。現在の七夕
まつりは、土曜日と日曜日
の開催となっています。
また、短冊に書く願い事
は、里芋の葉にたまった夜
露で墨をすり、子ども達は
「どうか字がうまくなりま
すように七夕さま」などと
書き、大人はお供え物をし
て今年も農作物がたくさん
とれますようにとお祈りを
するなどしたそうです。
※最後に蛇足…
七夕伝説によると、年に1度、7月7日の夜に
会うことができる織り姫と彦星ですが、星が実際
に移動することはありません。2つの星の間は、
飾りは神事の結界を張る意味に習って、竹飾り 14.4光年ほど離れていて、これは、光のスピー
の先端に魔よけの飾りをつけます。そして、祭り ドでも約14年半かかってしまう距離です。つま
が終わると竹飾りは入間川にすべて流されます。 り、二人が光のスピードで移動したとしても、1
この行為は、ひな祭りの流し雛と同じ意味があり 年に1回会うことは、とても無理なのです。
ます。
(これも国立天文台HPより転載)
七夕の飾りについて