物品購入等仕様書(内訳書) A

(業者提示用・物品出納通知書用)
物品購入等仕様書(内訳書)
発注局課 消防局総務部施設課
A
担当者名 石原 忠
電話(334)6586
納入期限 平成27年12月11日
部分払 しない
納入場所 横浜市消防訓練センター
用 途 高規格救急車の購入
分類
番号
品 名
高規格救急車
メーカー・型番
(同等品可)
品質・
形状等
内訳書のとおり
合
数
量
単
位
12
台
定 価
単価
@
計
(備考)
1 発注に際しては、太枠内の各項目を必ず記入すること。(定価のないものは記入不要)
2 物品出納通知書の内訳書として用いる場合は、契約決定による単価及び金額等を記入
すること。
金 額
内 訳 書
高規格救急車 名 称
高規格救急車
細 別
単位 数量
第2 要目及び性能
台
12
一般仕様
第3 一般仕様
式
12
特別仕様
第4 特別仕様
式
12
第5 ぎ装仕様
式
12
第5 ぎ装仕様
式
12
第5 ぎ装仕様
式
12
第6 無線機等取付け整備
(AVM含む)
式
12
第7 携帯電話関係
式
12
第8 塗装、標示
式
12
第9 付属品等
式
12
式
12
式
12
台
12
(ガソリンエンジン、120ps,四輪駆
動)
ぎ装仕様
(外部)
ぎ装仕様
(前部席内部)
ぎ装仕様
(患者室内部)
無線機等取付け整備
(AVM含む)
携帯電話関係
塗装、標示
付属品等
図 書 類
諸 経 費
小 計
消 費 税
合
計
以下余白
回送料等
単 価
円
小 計
円 摘 要
平成 27 年度 高規格救急車仕様書
目
次
ページ
1
第1 総則
第2 要目及び性能
2
第3 一般仕様
2
第4 特別仕様
3
第5 ぎ装仕様
3
第6 無線機等取付け整備(AVM含む)
7
第7 携帯電話関係
9
第8 塗装、標示
9
第9 付属品等
10
第 10 検査
11
第 11 その他
12
横 浜 市 消 防 局
第1 総則
1 この仕様書は、横浜市消防局(以下「当局」という。
)が購入する高規格救急車(以下「本車両」
という。
)について必要な事項を定める。
2 本車両は、
「道路運送車両法」
(昭和 26 年6月1日法律第 185 号)等の関係法令の規定のほか、
本仕様書及び承認図書等に従い、緊急自動車としての届出ができるものであること。
3 仕様打合せ
(1) 請負者は、契約締結後2週間以内に仕様内容について当局と打合せを行うこと。
(2) 出席者は、営業及び技術(設計)担当者各1人以上とすること。
(3) 打合せの際に本車両の製作図(外観図、装備品等取付図)を提示すること。
(4) 打合せ後2週間以内に確認書(議事録)を当局に提出すること。
4 承認図書
上記3(4)確認書を提出後、1か月以内に次に掲げる図書等一式を製本し、当局に2部提出し承
認を受けること。
(1) 確認書(写)
(2) 車両四面図
(3) 配線系統図
(4) 製作工程表
(5) 諸元明細表
(6) 製作図
(7) オルタネーター性能曲線
(8) 消費電力一覧表
(9) 名鈑取付け図
(10) その他当局で指示するもの
5 費用負担等
次に関する一切の費用は、請負者が負担すること。
(1) 完成車の引取り等の回送
(2) 各種検査、新規登録に関する費用
自動車損害賠償責任保険、自動車重量税及び自動車リサイクル法に基づくリサイクル料金に
ついては、別途支払うものとし、本仕様には含まない。
(3) 本車両の設計及び製作に係る諸経費
(4) 取扱い説明及び技術指導に関する費用
(5) 新車点検時の各油脂類及びフィルターの交換(1回分)
(6) 納車後、1か月、3か月及び6か月時にエンジンオイル及びフィルターの交換
(7) 納入時の燃料(満量)に関する費用
6 技術指導
当局が指定する日時及び場所で、当該車両の各部操作に習熟するよう下記項目について技術
指導すること。
(1) 車両取扱及び車両点検整備要領
(2) その他の注意事項
7 新車点検
納入後、3回の新車点検(1か月又は 1,000km、3か月又は 5,000km、6か月)を無償で実施す
1
ること。
8 納車後の対応
納車後1年以内に、使用取り扱い上において判明した不具合箇所については、当局と協議のう
え改善等を実施すること。
9 修理等の対応
納入後の故障等への対応は次による。
(1) 年末年始、祝休日等を含む緊急連絡先及び体制を定め、車両納入時に文書で提出すること。
(2) 当局からの連絡後8時間以内に技術者等を派遣し対応すること。
(3) 緊急自動車である特殊性を十分考慮したサービス体制を長時間(12 年程度)継続すること。
(4) 納車後1年以上においても、明らかに請負者の瑕疵によると認められる不具合が発生した場
合は、請負者の責任において改善すること。
10 支給品等の保管
請負者は、当局からの支給品及び貸与品等の取扱いにあたり、紛失、毀損などがないよう十分
注意すること。
第2 要目及び性能
1 形 状
高規格救急車
2 エンジン及び出力
ガソリンエンジン、120ps 以上
3 排出ガス基準
最新排出ガス規制適合車
4 駆動方式
四輪駆動
5 変速機型式
オートマチック・トランスミッション
6 乗車定員
7人以上
7 バッテリー
車両及び救急資器材に使用する消費電力を賄える容量(必要に応じてア
イドリングアップ装置を設けること。
)
8 緩衝装置
高規格救急車専用のものであること。
9 ステアリング装置
パワーステアリング
10 ブレーキ装置
アンチロックブレーキシステム(ABS)
11 完成車諸元
(1) 全 長
5.5m以下(許容範囲+5%以下)
(2) 全 幅
2.0m以下(許容範囲+5%以下)
(3) 全 高
2.9m以下(許容範囲+5%以下)
(4) 最小回転半径
6.5m以内
12 患者室諸元
(1) 室内長 3,150 ㎜以上
(2) 室内幅 1,660 ㎜以上
(3) 室内高 1,700 ㎜以上
第3 一般仕様
1 車両は、堅ろうにして長期の使用に十分に耐え得ること。
2 使用取り扱い上の安全性及び操作性を十分考慮した構造とし、必要な場合は、防護措置等の安
全対策を施すこと。
2
3 清掃、点検、調整及び修理が容易に実施できる構造であること。
4 居住性及び乗降時の安全性を十分考慮した構造とし、必要な場合は、滑り止め等の安全対策を
施すこと。
5 各ドアに使用する部品は純正部品とし、集中施錠及び無線による施錠操作を装備すること。
(リ
モコン2個付)
6 デュアルエアコンディショナーを装備すること。
7 サイドミラーは、大型ミラー(運転席から左右後方、上下視界が確認できる形状)で、電動格
納式、助手席から左後方が確認できる補助ミラーを装備すること。
8 ルームミラーは、運転席及び助手席の両側から後方確認できること。
9 アンダーミラー(フロント、リア)は、車両前後部の確認ができること。
10 運転席に電流計、電圧計及びアワーメーター(エンジン使用時間計)を装備すること。
11 デジタル電波時計、サンバイザー、サイドバイザー(各ドア)及びフォグランプを装備し、前
照灯は、HIDランプ(高輝度放電ランプ)とすること。
12 HDDカーナビゲーション(TVチューナーなし、バックモニター付)を装備すること。
13 後退警報器を装備し、 音声合成式とする。
(後退メッセージ付)
(1) 後退ギアと連動し作動すること。
(2) キャブ内に入、切できる専用スイッチを設置すること。
14 予備タイヤ1本(純正品)及びスタッドレスタイヤ1台分(純正品)を装備し、納入時はスタ
ッドレスタイヤを装着すること。
15 前部席に、防汚防水シートカバー及びフロアマットを装備すること。
16 車枠、車体等に必要なボンディングアースを施すこと。
17 反射板(両側面、後方)を装備すること。
18 全輪にマッドガードを装備すること。
19 換気装置を装備すること。
第4 特別仕様
1 ドライブレコーダー、スイッチコード付(DREC4000 同等品可)
同梱の記憶媒体以外にメーカー推奨記憶媒体2枚を装備すること。
2 ETC車載器
運転席から操作可能な位置に取付けること。
3 コーナーセンサー(インジゲーター等含む)
4 車載用イオン発生器
DC及びACアダプター付(車載用高濃度プラズマクラスター25000 同等品可)とするが、車
両に同等の機能を有する場合の取付けは不要とする。
第5 ぎ装仕様
1 外部(構造及び装備品)
(1) 赤色警光灯
全灯高輝度LED警光灯をフロント上部に取付けること。
(2) 補助赤色警光灯
ア フロントバンパー部に高輝度LED警光灯を2個設けること。
3
イ ルーフ後部側面左右に高輝度LED警光灯を各1個設けること。
(3) サイドフラッシャー 一式
ルーフサイドに各1個設けることとし、形状は大型長方形で薄型とする。
(4) 作業灯
LED式等の作業灯を、車両両側に各2個設けること。
(5) 路肩灯
後輪前部に左右各1個設けること。
(LED式可)
(6) 電子サイレンスピーカー、マイクスピーカー
(7) モーターサイレン5型
(8) 消防章 1個
横浜型とし車両の前方の適切な位置に取付けること。
(9) 外部電源用コンセント(アダプターコード 10m付)
(10) 昇降用ステップにはアルミ縞板(ノンスリップシート加工等)を取付けること。
2 前部席内部
室内の壁は、二重構造とすること。
(1) 電子サイレンアンプ(音声合成装置内蔵、マイク1個ブラケット付)
ア 運転席室の操作しやすい位置に設けること。
イ 音声合成装置のウインカー連動については、連動、非連動の切替えを可能とすること。
ウ サイレン吹鳴音量は、オン及びオフ時にフェードイン、フェードアウトする機能を有する
こと。
なお、音声合成装置メッセージについては次のとおりとする。
(ア) 1ch「救急車が通ります。道をあけてください。
」
(イ) 2ch「交差点に進入します。注意してください。
」
(ウ) ウインカー連動時 「右に曲がります/左に曲がります、ご注意ください。
」
エ ハーモニック機能または住宅モード機能を有し、ピーポーサイレンスタート吹鳴時は通常
音とすること。
(2) 機関員用フレキシブルマイク(フック付き)
(3) フレキシブルライト
運転席及び助手席付近に設けること。
(4) ヘルメット用フック 2個
(5) インバーター(正弦波)
100V-300Wh以上の電力供給を確保すること。
(6) 患者室蛍光灯スイッチを運転室に増設すること。
(7) スターターカットスイッチを設けること。
3 患者室内部(構造及び装備品等)
(1) ルームライト
患者室蛍光灯4灯(調光機能付)
、患者灯2灯(角度調整機能付)
、バックドアスポットラン
プ1灯(連動/非連動スイッチ付)
(2) ステップランプ
スライドドア及びバックドアに設けること。
(3) 集中ドアロックスイッチを患者室に増設すること。
4
(4) コンセント類
ア 各医療機器に必要な電源コンセント(AC100V、DC12V)を設けること。
イ 予備を各1個以上設けること。
(5) 患者室席
ア 患者室に隊員席(1人)
、添乗者用席(2人以上)
、隊長席(ドクター席)
(1人)を設置す
ること。
イ 隊員席は可倒式ハイバックシートとし、隊員席と添乗者用席は補助ベッドになる構造とす
ること。補助ベッドとしたときに必要な固定装置(スクープストレッチャー及びバックボー
ド用)を設けること。
ウ 隊長席(ドクター席)付近に、救命処置を行う際に必要となる作業台を堅牢に設置するこ
と。
エ 2点式以上のシートベルトを隊員席、添乗者用席及び隊長席(ドクター席)に設けること。
(隊員席については3点式とする。
)
(6) アシストグリップ又は手すり 一式
ア ルーフ部(前後2本)
イ 患者室右サイド側面(コード掛けパイプ可、2本)
ウ 隊員席
エ 添乗者用席(つり革付)
オ バックドア部内側、バックドア開口部左側(昇降用)
(7) 医療機器用コード掛けバネ付フック
3個
(8) 地図入れ(A3サイズが収納可能とする。
) 2個
(9) 曇りガラス及びカーテン 一式
カーテンは後部のみ電動式とする。
(10) 資器材等の収納庫 一式
ア 患者室内のルーフ部左右又は前後、添乗者用席下及び患者室右サイド部に、救急用資器材
等の収納庫を設けること。必要に応じて資器材落下防止ネットを取付けること。
イ 患者室右サイド部に、施錠式の薬品保管庫を設けること。
(11) 医療機器等固定ブラケット 一式
ア 各医療機器固定ブラケットを設けることとし、落下・振動防止に配慮すること。
イ 搭載予定の医療機器等(メーカー名、型番等は別途指示する。
)
(ア) 観察用モニタ
(イ) 携帯用電動吸引器
(ウ) 壁掛式吸引器
a カテーテル予備収納筒を設置すること。
b 吸引時に使用する水容器(500ml ペットボトル)の固定具を設置すること。
c J 型フック 1個
(エ) 自動体外式除細動器
(オ) 12 誘導心電計(アーム取付け含む)
(カ) 自動人工呼吸器
(キ) 酸素吸入装置
酸素取出し口は、ジュンロン型及び川重型に対応とすること。
5
(ク) 壁掛け式血圧計
(ケ) パソコン(タブレット型)
レイアウト及び位置等の詳細は、別途協議する。
(コ) モバイルプリンター
(12) 救出用資器材固定ブラケット
救出用資器材に合わせた専用ブラケットを設置すること。
(13) 点滴アングル等 一式
ア 右側面に点滴ビン用フック 2個
イ メインストレッチャー上ルーフ部前後 各1個(500cc 輸液バイヤルビンの吊下げを可能
とし、固定装置を設けること。
)
(14) 温度計(デジタル式)
(15) 時計 2個
患者室にアナログ式、運転席室にデジタル式(メーター内及びカーラジオ、カーナビゲーシ
ョンの時計以外)を設置すること。
(16) ホワイトボード 一式
(17) ペーパーホルダー 一式
(18) ダストボックス 1個
(19) メインストレッチャー 一式(スカッドメイト同等品可)
ア 転落防止用柵は、水平固定を可能とすること。
イ 付属品は次のとおりとする。
(ア) IV ポール 1本(モデル 513-10 マウント2個付 同等品可)
(イ) サイドアームプレート左右 (サイドアームカバー左右(スカッドメイト用)付及びサイ
ドアームリリースリンゲージシステム左右付 同等品可)
(ウ) 医療用酸素ボンベ用バック(オキシゲンキャリーキット 5120 同等品可)
(エ) 枕 各1個(かまぼこ型及び標準型(厚さ5cm)
(オ) ストレッチャー用調整工具
(20) メインストレッチャー用架台
ア 防振機能付で左右スライド式とし、必要に応じてストレッチャーの誘導スロープを取付け
ること。
イ 保育器確保装置が取付けられる構造とすること。
ウ 脱着式ヘッドパット付
(21) 保育器確保装置 一式
(22) 患者用ベルト(巾 120 ㎜マジックテープ付) 2本
(23) スクープストレッチャー(ベルト、モデル 445S ヘッドイモビライザーヘッドサポートパッド
無し付同等品可) 一式
ア レントゲン撮影を妨げない材質とする。
(スクープエクセルモデル 65EXL ピン付き同等品可)
イ 頭部側が車両の前方を向くようにブラケットを取付けること。
(24) サブストレッチャー(ステアチェアモデル 42 同等品可) 一式
(25) バックボード(ストラップ、ヘッドイモビライザーモデル 445 付、FERNO モデル 2010 同等品
可) 一式
(26) 救命浮環・救命綱 各1個
6
(27) 補助ウインカー
(28) 網棚
患者室内の必要な箇所に設けること。
4 電装関係
(1) スイッチ
各スイッチは、操作上支障のない、点検が容易に行える位置に設けること。
(2) ヒューズボックス
ア 標準用・患者室用に独立ヒューズボックス(点検が容易な位置・操作上支障とならない位
置)を設け、各ヒューズに名称及びアンペア数を明記すること。
イ 各電装品はヒューズを通し配線すること。
(3) リレー
名称札をつけること。
(4) 配線
ア 各配線は十分容量のあるものを使用し、点検整備が容易に行えるように系統別に色分けす
ること。
イ 全ての配線貫通部は、配線保護のためゴムブッシングを取り付けること。
ウ 配線は確実に固定し、車体各部に露出する配線は防水及び被覆保護をすること。
第6 無線機等取付整備(AVM含む)
1 電線管
(1) 電線管を使用し、配線は次に指示するもの(当局支給)を使用し、配管端末より1mの余裕
をとり配線を通すこと。
ア バッテリー←→無線機取付位置(Fケーブル白黒線 2.0mm)バッテリーからの直接電
源とする。
(ヒューズ入り)
イ 送受信用アンテナ150MHz帯←→空中線共用器(給電線5D-2V・救急系用1本)
ウ 送受信用アンテナ260MHz帯←→空中線共用器(給電線5D-2V・救急系用2本)
エ 無線機取付位置←→患者室副制御機(通話用6芯ケーブル)
(2) 上記各配線の取り出し口は別途指示する。
(3) 配線管は、コネクターを取付け、ビニール管に合った絶縁ブッシングを使い、車体に固定す
ること。
(4) バッテリーからの瞬断防止に配慮すること。
(5) 最大4A、平均2A程度の電力を確保できること。
2 アンテナ取付位置
(1) 150MHz帯車載無線機送受信用アンテナ設置部(ルーフ天面に台座を設け設置1か所)
(2) 260MHz帯車載無線機送受信用アンテナ設置部(ルーフ側面に台座を設け設置2か所)
(3) アンテナ取付用の台座及び穴あけは、別途調整のうえ指示する。
なお、上記アンテナ取付位置の車内側にアンテナ点検口を設置すること。
(4) FRPのルーフでは内側に導通性のよい材料を設けアースすること。
(無線の出力に対するア
ース容量を確保する事)
3 無線機取付部
(1) 運転席後部または、助手席後部に150MHz帯車載無線機の取付スペースを設けること。
7
ただし、運転席及び助手席の活動に支障が生じないよう配慮すること。
(2) 運転席、助手席周囲または適切な位置に260MHz帯無線機の取付スペースを設けること。
ただし、操作部については、助手席周囲の適切な位置とする。
(3) 上記各取付スペースの詳細な位置は、別途調整し指示する。
4 無線アンテナ共用器取付部
点検及び操作上支障のない位置に取付スペースを設けること、
(取付位置は別途調整)
5 副制御器取付部
運転席側周辺に1か所及び患者室側周辺に1か所、取付スペースを設けること。
6 無線機用スピーカー
(1) 無線機用モニタースピーカーは、車両側付属品がある場合は無線機用として使用可能なこと。
また、150MHz帯車載無線機及び260MHz帯車載無線機それぞれ確保すること。
(2) 付属品がない場合は、支給品スピーカーを別途指示のとおり配線すること。
(3) 150MHz帯車載無線機及び260MHz帯車載無線機に設置されるスピーカーの音量が
独立してON・OFFできるようスイッチを設けること。
7 無線機用電源スイッチ
(1) 無線機用電源スイッチは、車両側付属スイッチがある場合は無線機用として使用すること。
また、その配線を無線機設置位置まで配線すること。
(2) 付属品がない場合は、支給品を別途指示のとおり設置すること。
8 支給品
(1) アンテナケーブル(5D-2V:150MHz帯、260MHz帯)
(2) 電源ケーブル(Fケーブル2φ)
(3) スピーカーケーブル(2芯ケーブル)
(4) 通話用ケーブル(6芯ケーブル)
(5) 電源用トグルスイッチ(付属品が無い場合)
(6) 外部スピーカー(付属品が無い場合)
(7) 中継端子(4P端子)
(8) 無線機表示部-本体部分離アダプタ
9 AVM装置
(1) アンテナ取付穴を設置する。
二箇所(φ16mm)
、無線機のアンテナと干渉しない位置にすること。
(2) GPS及び AVM 通信用アンテナ(支給品)取り付け
各アンテナ取付位置は、別途調整のうえ指示する。支給品を取り付け、GPSアンテナはア
ダプタBOX設置部付近、AVM通信用アンテナにあってはモニタBOX設置部付近まで配線
すること。
(3) 装置間ケーブルの配線ルート確保
モニタBOXからアダプタBOX間の配線ルートを確保すること。
(4) 電源の確保
ア バッテリーからの直接電源を中継端子(8P)に接続すること。
イ 最大8A、平均3A程度の電力を確保できること。
(5) 各種信号取り出し用配線を確保し、中継端子(8P)に接続すること。
(中継端子はアダプターボックス付近に取付けること。
)
8
ア アクセサリー信号もしくはイグニッション信号
イ スピード信号(①短径波②Lレベルが2V以下③Hレベルが3V以上④直流信号)
ウ バック信号
(6) 中継端子
ア 各種ケーブルの配列(左から)
アース、アース、スピード、バック、アクセサリー、イグニッション、電源(-)
、電源(+)
イ 表示名称(左から)
E、E、S、B、ACC、IG、(-)、(+)
(7) 取付スペースの確保
ア 運転席・助手席の中央に、モニタBOX取付スペースを確保すること。
イ 助手席付近にアダプタBOX取付スペースを確保すること。
ウ アダプタBOX取付スペース付近に、中継端子取付スペースを確保すること。
(8) 支給品
GPSアンテナ一式、AVM通信用アンテナ一式、中継端子(8P)
10 その他
(1) 無線機及びAVM並びにその関連機器の設置について、十分に打合せを実施すること。
(2) 無線機及びAVM並びにその関連機器が、他の機器と電波干渉しないよう配慮するとともに、
上記に記載する配線もしくは表記等が困難な場合は、当局の確認を得るとともに、変更内容
について書面で提出すること。
第7 携帯電話関係
1 携帯電話取付け部
(1) 患者室内に、携帯電話(1台)及びアダプタ等の取付け用ブラケットを設けること。
(2) 携帯電話設置付近にヘッドセット用のフックを設けること。
2 電源及び配線
3 支給品
(1) アダプタ
(2) 携帯電話及びホルダ
4 その他
携帯電話等の設置は、当局と十分調整すること。
第8 塗装、標示
1 メッキを施す部分以外の金属部分は、すべて塗装を施し金属露出部分がないようにすること。
(ステンレス及びアルミ部を除く)
2 外装部
外装部は全て白色塗装とする。
3 室内
標準色(スチール製の収納ボックス等も同色とする。
)
4 文字記入
(1) 標示文字「横浜消防」
(カッティングシート)を次により貼り付けること。
ア 位 置
ルーフ側面左右及び後部ドア上部
9
イ 書 体
丸ゴシック
ウ 字 色
ネイビーブルー
エ 記入方法 車体左側より記入(後部ドアは左より記入)
オ 文字寸法 側
面 150 ㎜×150 ㎜ 太さ 16 ㎜
後部ドア 130 ㎜×130 ㎜ 太さ 14 ㎜
(2) 隊名標示文字(カッティングシート)を次により貼り付けること。
ア 位 置
ルーフ部前後左右面
イ 書 体
丸ゴシック
ウ 字 色
ネイビーブルー
エ 記入方法 車体左側より記入
オ 文字寸法 前後 60 ㎜×60 ㎜
左右 90 ㎜×90 ㎜
太さ5㎜
太さ 10 ㎜
(3) サイドライン
ア 位
置
ボディー外周
イ 字
色
赤色
ウ 幅
50 ㎜~70 ㎜
(4) 標示シール「急ブレーキ注意」を次により貼り付けること。
ア 貼付箇所
患者室及び後部ドア下部
イ 書
体
丸ゴシック
ウ 字
色
橙(患者室内)
、赤(後部ドア下部)
エ 記入方法
左側より記入
オ 寸
患者室内 縦 30 ㎜×横 270 ㎜の範囲1枚
法
後部ドア 縦 50 ㎜×横 410 ㎜の範囲1枚
(5) 標示文字「救急」
(カッティングシート)を次により貼り付けること。
ア 貼付箇所
運転席側フロントパネル
イ 書
体
丸ゴシック
ウ 字
色
橙色(蛍光)
エ 貼付方法
反転文字とすること。
オ 寸
150 ㎜×150 ㎜、太さ 20 ㎜
法
カ その他
上記(1)~(5)貼付位置等の詳細は、別途指示する。
第9 付属品等
1 車輪止
2個(硬質ゴム製、ロープ付で先端を輪状とする。
)
2 非常信号用具
(1) LED誘導棒(赤、青)点滅切替式
2本
(2) 停止表示板
2個
(3) 発炎筒
1個
(4) 伸縮式三角コーン(大、点滅ライト付) 3個
3 バッテリーテスター 一式(ミドトロニクス社製 MDX-631APFD、同等品可)
4 タイヤチェーン
二式
10
各タイヤサイズに適合した非金属製又はそれと同等以上の性能を有する物とする。
5 予備タイヤ
純正品1本
6 スタッドレスタイヤ 4本
純正品サイズ、氷結仕様及び純正ホイール付とする。
7 標準工具 一式
8 消火器 1本
9 拡声器 1個(ER-1106、同等品可)
10 脱着式ヘッドパット 1個
11 救出用資器材(金てこ、万能斧、シートベルトカッター、ガラスカッター各1個)
12 予備品
(1) オイル交換
一式
ア ミッション及びデフの各オイル交換1回分
イ エンジンオイル及びエンジンオイルエレメント交換(3回分)
(2) フロント用ブレーキパット
一式
(3) 予備(HID前照灯バルブ各2個、その他バルブ及びヒューズ各5個)一式
(4) 予備(カーテン)
一式
(5) 予備(リモコンキー2個、板鍵5本)
(6) 予備(反射板)一式
第 10 検査
1 検査申請
検査を受ける 10 日前までに、別添様式により申請すること。
2 検査立会人
営業担当並びに技術(設計)担当及び工程管理責任者各1人以上とする。
3 検査結果
検査における指示事項等は、立会人が記録し検査員に書面にて提出すること。
4 社内検査
請負者は、当局が行う中間・完成検査の前に社内検査を実施し、検査結果を提出すること。
5 中間検査
(1) 実施時期
当局と請負者が協議のうえ、適切な時期に中間検査を実施する。
(2) 検査項目
仕様書、承認図書及び打合わせ事項に基づく、実測、目視及び操作による確認
6 完成検査
(1) 実施時期
当局と請負者が協議のうえ決定した時期に完成検査を実施する。
(2) 検査項目
中間検査における指摘事項に対する履行状況確認、仕様書、承認図書及び打合わせ事項に基
づく、実測、目視及び操作による確認
ア 各ぎ装仕上がり状況
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イ 電装品作動状況
ウ 装備品
エ 走行に伴う振動等の状況
オ その他、必要な箇所
7 走行検査
新規登録後、全装備した状態で当局が立会いのもと実施すること。走行検査に要する費用及び
運転は請負者の負担とする。
(1) 走行コース
高速走行、坂道走行、悪路走行及び当局の指定するコースで実施すること。
(2) 検査項目
走行中におけるエンジン等の性能検査、走行中及び走行後のぎ装等各部の施工状況検査並び
にシャシ状況検査を実施する。
8 完了検査
完成検査における指摘事項の補修完了後、当局において検査を行う。
第 11 その他
1 車両納車時の完成図書として、次の図書を製本し車両台数+1部を当局へ提出する。
(1) 全ての該当図面等(完成車)
(2) 外注一覧表(請負者等の所在地、電話番号等)
(3) 改造自動車等審査結果通知書(写)
(4) アフターサービス体制一覧表
(5) 取扱説明書
(6) シャシ取扱説明書及びメンテナンスシート
(7) 整備要領書
2 その他提出書類
(1) 自動車車検証の写し 2部(1部は新規登録日に提出)
(2) 自動車リサイクル券の写し
(3) 自動車保管場所証明書写し
(4) ETC セットアップ関係書類写し
(5) 写真 2部(1部は新規登録日に提出)
ア 新規登録後の台数分の車両四面写真
イ ぎ装状況の概略が確認できるもので各部の名称説明入り
(6) ぎ装完成状態の車両重量実測表
(7) その他当局で指定するもの
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別添様式
検 査 申 請 書
平成
年
月
日
横 浜 市 長
申請者(契約者)住所・氏名
に関し、工程表に基づき、 中 間 検 査・完 成 検 査 の実施につ
いて、次のとおり申請します。
1 検 査 車 両
2 検査実施日時
台
平成
年
月
日(
:
~
:
3 検査実施場所
4 検 査 立 会 人
5 検査実施項目
13
曜日)