授業内容 - 淑徳大学短期大学部

W434×H210 DIC64
2013 授 業 内 容
授業内容
2013
SHUKUTOKU
JUNIOR COLLEGE
SHUKUTOKU JUNIOR COLLEGE
〔注記〕
1.(単位)に○印で示されている科目は卒業必修科目
2.コース名は次のように略します。
社会福祉コース 社
児童福祉コース  児 医療事務・秘書コース 医
介護福祉コース介
こども学科  こ
3.複数のコースで開講している科目は頁、教員をまとめてあります。
目 次
教 養 科 目
(授 業 科 目 名)
(コース)
(学年)
宗教
社・医・介
1
梅 原 基 雄
②……
1
宗教
こ
1
石上 善應・名和 清隆
②……
2
社・医・介・こ
1
石上 善應・名和 清隆
②……
3
共生論
共生論
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
こ
1
塩 野 敬 祐
②……
4
文学
社・医・介・こ
1・2
齋 藤 晴 美
2……
5
哲学
社・医・介・こ
1
浅 川 英理子
2……
6
経済学
社・介・こ
1・2
望 陀 芙美子
2……
7
社会学
社・医・介・こ
1
阿 部 孝 志
2……
8
心理学
社・医・介・こ
1・2
萩 原 英 敏
2……
9
法学(日本国憲法)
社・こ
1
梅 原 基 雄
2……
10
法学(日本国憲法)
医・介
1・2
梅 原 基 雄
2……
11
社・医・介
2
梅 原 基 雄
2……
12
権利擁護と成年後見制度
生物学
こ
1
梶 敏 勝
2……
13
情報処理演習Ⅰ
社・こ
1
山 本 敏 子
1……
14
情報処理演習Ⅰ
医・介・こ
1
大 野 正 幸
1……
15
情報処理演習Ⅰ
医・こ
1
小 杉 誠 司
1……
16
情報処理演習Ⅰ
こ
1
武 市 ル ミ
1……
17
情報処理演習Ⅱ
社・こ
1・2
武 市 ル ミ
1……
18
情報処理演習Ⅱ
医・介・こ
1・2
小 杉 誠 司
1……
19
情報処理演習Ⅱ
こ
1
大 野 正 幸
1……
20
情報処理演習Ⅱ
こ
1
山 本 敏 子
1……
21
情報処理演習Ⅲ
社・介
1・2
山 本 敏 子
1……
22
情報処理演習Ⅲ
医・こ
1・2
小 杉 誠 司
1……
23
情報処理演習Ⅲ
医
1
大 野 正 幸
1……
24
教 養 科 目
(授 業 科 目 名)
(コース)
(学年)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
英語Ⅰ
社・介
1
スティーブ・マグラー
①……
25
英語Ⅰ
医・こ
1
梶 敏 勝
①……
26
英語Ⅰ
こ
1
岡 本 修
①……
27
英語Ⅰ
こ
1
松 崎 武 志
①……
28
英語Ⅱ
社・介
1
スティーブ・マグラー
①……
29
英語Ⅱ
医・こ
1
梶 敏 勝
①……
30
英語Ⅱ
こ
1
岡 本 修
①……
31
英語Ⅱ
こ
1
甲 田 直 喜
①……
32
英語Ⅲ
社・医・介
2
スティーブ・マグラー
2……
33
英語Ⅲ
こ
2
松 崎 武 志
2……
34
英語Ⅳ
社・医・介
2
スティーブ・マグラー
2……
35
英語Ⅳ
こ
2
甲 田 直 喜
2……
36
英語Ⅴ
社・医・介・こ
2
ネルソン・リカルド・ルナ 2……
37
英語Ⅵ
社・医・介・こ
2
松 崎 武 志
2……
38
健康科学論
社・医
1
中 西 一 弘
1……
39
健康科学論
介
2
中 西 一 弘
1……
40
健康科学論
こ
1
荒 井 迪 夫
1……
41
体育実技
社・医
1
中 西 一 弘
1……
42
体育実技
介
2
中 西 一 弘
1……
43
体育実技
こ
1
荒 井 迪 夫
1……
44
就職支援講座
社・医・介・こ
1
畠 山 英 治
2……
45
就職実践講座
こ
2
矢 治 夕 起
1……
46
社・医・介・こ
1
松 本 潔
2……
47
消費と文化
専 門 科 目
社会福祉学科 社会福祉専攻 社会福祉コース 1年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉概論Ⅰ
土 井 直 子
②……… 48
社会福祉演習Ⅰ
梅 原 基 雄
②……… 49
医学概論
尾 島 正 幸
2……… 52
社会福祉概論Ⅱ
土 井 直 子
2……… 53
ソーシャルワーク総論Ⅰ
樋 田 幸 恵
2……… 55
ソーシャルワーク総論Ⅱ
樋 田 幸 恵
2……… 56
ソーシャルワークの方法Ⅰ
樋 田 幸 恵
2……… 57
社会保障論Ⅰ
益 田 幸 辰
2……… 65
高齢者福祉サービス論
菅 田 理 一
2……… 67
介護福祉論
長谷川 美貴子
2……… 68
障害者福祉サービス論
亀 山 幸 吉
2……… 69
児童・家庭福祉サービス論
佐 藤 純 子
2……… 70
保健医療サービス論
藤 田 則 貴
2……… 72
ソーシャルワーク演習Ⅰ
樋 田 幸 恵
1……… 75
ソーシャルワーク演習Ⅱ
樋 田 幸 恵
1……… 76
ソーシャルワーク実習指導Ⅰ
樋 田 幸 恵
1……… 80
介護の理解Ⅰ
亀山・長崎・間瀬田
2……… 84
介護の理解Ⅱ
秋 元 弘 子
2……… 85
生活支援技術Ⅰ
藤澤 雅子・梶原 尚美
2……… 86
生活支援技術Ⅱ
亀山・藤澤・星野・鈴木
1……… 87
障害者福祉概論
亀 山 幸 吉
2……… 88
社会福祉の歴史
土 井 直 子
2……… 89
インテリアデザイン論
吉 川 みゆき
2……… 90
福祉環境論
吉 川 みゆき
2……… 92
手話によるコミュニケーション
中 野 佐世子
1……… 93
海外社会福祉事情
梅 原 基 雄・他
1……… 94
インターンシップ
梅 原 基 雄
2……… 95
専 門 科 目
社会福祉学科 社会福祉専攻 社会福祉コース 2年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
梅 原 基 雄
②……… 50
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
樋 田 幸 恵
②……… 51
社会福祉調査論
三田寺 裕 治
2……… 54
ソーシャルワークの方法Ⅱ
樋 田 幸 恵
2……… 58
ソーシャルワークの方法Ⅲ
塩 野 敬 祐
2……… 59
ソーシャルワークの方法Ⅳ
塩 野 敬 祐
2……… 60
地域福祉論Ⅰ
塩 野 敬 祐
2……… 61
地域福祉論Ⅱ
塩 野 敬 祐
2……… 62
福祉行財政と福祉計画
益 田 幸 辰
2……… 63
福祉サービスの組織と経営
三田寺 裕 治
2……… 64
社会保障論Ⅱ
益 田 幸 辰
2……… 66
公的扶助論
樋 田 幸 恵
2……… 71
就労支援サービス論
宗 像 利幸
2……… 73
司法福祉論
梅 原 基 雄
2……… 74
ソーシャルワーク演習Ⅲ
菅 田 理 一
1……… 77
ソーシャルワーク演習Ⅳ
塩 野 敬 祐
1……… 78
ソーシャルワーク演習Ⅴ
樋 田 幸 恵
1……… 79
ソーシャルワーク実習指導Ⅱ
梅原 基雄・樋田 幸恵
1……… 81
ソーシャルワーク実習指導Ⅲ
梅原 基雄・樋田 幸恵
1……… 82
ソーシャルワーク実習
梅原 基雄・樋田 幸恵
4……… 83
福祉機器論
斉 藤 之 男
2……… 91
介護請求事務Ⅰ
三田寺 裕 治
2……… 96
介護請求事務Ⅱ
三田寺 裕 治
1……… 97
専 門 科 目
社会福祉学科 医療事務・秘書コース 1年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉概論Ⅰ
土 井 直 子
②……… 48
社会福祉演習Ⅰ
小杉・水野・三田寺
②……… 49
医療事務基礎Ⅰ
水 野 早 苗
2……… 101
医療事務基礎Ⅱ
水 野 早 苗
2……… 102
医療事務基礎Ⅲ
水 野 早 苗
2……… 103
医療事務基礎Ⅳ
水 野 早 苗
2……… 104
医療事務基礎Ⅴ
水 野 早 苗
2……… 105
医療事務基礎Ⅵ
水 野 早 苗
2……… 106
医療秘書概論
三 宅 いつみ
2……… 107
医事コンピュータ演習Ⅰ
池 田 幸 世
1……… 109
医事コンピュータ演習Ⅰ
山 﨑 美 和
1……… 110
医事コンピュータ演習Ⅲ
池 田 幸 世
1……… 113
医事コンピュータ演習Ⅲ
山 﨑 美 和
1……… 114
歯科医療事務Ⅰ
齋 藤 育 子
2……… 122
薬学入門
河 内 克 敏
2……… 124
医療施設実習指導
小杉・水野・三田寺
1……… 132
介護福祉論
長谷川 美貴子
2……… 68
高齢者福祉サービス論
菅 田 理 一
2……… 67
障害者福祉サービス論
亀 山 幸 吉
2……… 69
福祉環境論
吉 川 みゆき
2……… 92
介護の理解Ⅰ
亀山・長崎・間瀬田
2……… 84
介護の理解Ⅱ
秋 元 弘 子
2……… 85
生活支援技術Ⅰ
藤澤 雅子・梶原 尚美
2……… 86
生活支援技術Ⅱ
亀山・藤澤・星野・鈴木
1……… 87
社会福祉概論Ⅱ
土 井 直 子
2……… 53
医学概論
尾 島 正 幸
2……… 52
インテリアデザイン論
吉 川 みゆき
2……… 90
保健医療サービス論
藤 田 則 貴
2……… 72
手話によるコミュニケーション
中 野 佐世子
1……… 93
海外社会福祉事情
梅 原 基 雄・他
1……… 94
インターンシップ
梅 原 基 雄
2……… 95
専 門 科 目
社会福祉学科 医療事務・秘書コース 2年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
小 杉 誠 司
②……… 98
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
水 野 早 苗
②……… 99
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
三田寺 裕 治
②……… 100
医療秘書概論
三宅 いつみ
2……… 108
医事コンピュータ演習Ⅱ
池 田 幸 世
1……… 111
医事コンピュータ演習Ⅱ
山 﨑 美 和
1……… 112
医事コンピュータ演習Ⅳ
池 田 幸 世
1……… 115
医事コンピュータ演習Ⅳ
山 﨑 美 和
1……… 116
医療事務実践Ⅰ
水 野 早 苗
2……… 117
医療事務実践Ⅰ
山 﨑 美 和
2……… 118
医療事務実践Ⅱ
水 野 早 苗
2……… 119
医療事務実践Ⅱ
山 﨑 美 和
2……… 120
調剤報酬請求事務
水 野 早 苗
2……… 121
歯科医療事務Ⅱ
齋 藤 育 子
2……… 123
医事関係法規
池 田 幸 世
2……… 125
薬事関係法規
堀 正 美
2……… 126
医療情報システム
清 水 沙友里
1……… 127
介護請求事務Ⅰ
三田寺 裕 治
2……… 96
介護請求事務Ⅱ
三田寺 裕 治
1……… 97
DPC 概論
新 城 大 輔
2……… 128
医療データ解析演習
三田寺 裕 治
1……… 129
医療マネジメント論
三田寺 裕 治
2……… 130
簿記会計入門
磯 伸 彦
2……… 131
医療施設実習
小杉・水野・三田寺
1……… 132
福祉機器論
斉 藤 之 男
2……… 91
専 門 科 目
社会福祉学科 介護福祉専攻 介護福祉コース 1年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅰ
亀山・藤澤・星野
②……… 49
社会福祉概論Ⅰ
土井 直子
②……… 48
手話によるコミュニケーション
中野 佐世子
1……… 93
海外社会福祉事情
梅原 基雄
1……… 94
インターンシップ
梅原 基雄
2……… 95
社会保障論Ⅰ
益田 幸辰
2……… 65
人間の理解Ⅰ
星野 和世
2……… 136
人間の理解Ⅱ
星野 和世
2……… 137
介護の基本Ⅰ
亀山 幸吉
4……… 138
高齢者介護の基本
梶川 義人
2……… 140
日常生活介護技術Ⅰ
星野 和世・梶原 尚美
2……… 145
日常生活介護技術Ⅱ
星野 和世・梶原 尚美
1……… 146
生活環境支援技術Ⅰ
秋元 弘子
1……… 147
介護過程総論
柴嵜 典子
4……… 152
介護総合演習Ⅰ
亀山 幸吉・星野 和世
2……… 155
介護実習Ⅰ
亀山・藤澤・星野・梶原・岩原・久力・
2……… 158
和賀・鈴木・柴嵜・秋元・秋野
介護実習Ⅱ
亀山・藤澤・星野・梶原・岩原・久力・
和賀・鈴木・柴嵜・秋元・秋野
発達と老化の理解Ⅰ
井上 典子
2……… 162
発達と老化の理解Ⅱ
長谷川美貴子
2……… 163
障害の理解Ⅰ
秋山 恵美子
2……… 166
こころの理解
井上 典子
2……… 168
からだの理解
長谷川美貴子
2……… 169
こころとからだのしくみⅠ
寺田 由紀子
2……… 170
こころとからだのしくみⅡ
萩原 裕惠
2……… 171
医療的ケアⅠ
藤澤 雅子
1……… 172
医療的ケアⅡ
藤澤 雅子
1……… 173
医療的ケアⅢ
藤澤 雅子
1……… 174
3……… 159
専 門 科 目
社会福祉学科 介護福祉専攻 介護福祉コース 2年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
亀山 幸吉
②……… 133
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
藤澤 雅子
②……… 134
社会福祉演習Ⅱ(総合演習)
星野 和世
②……… 135
社会保障論Ⅱ
益田 幸辰
2……… 66
介護の基本Ⅱ
秋野 容子
2……… 139
障害者介護の基本
亀山 幸吉
2……… 141
介護予防とリハビリテーションの基本
長崎 重信
2……… 142
コミュニケーション技術Ⅰ
田村 惠一
1……… 143
コミュニケーション技術Ⅱ
田村 惠一
1……… 144
日常生活介護技術Ⅱ
星野 和世・梶原 尚美
1……… 146
生活環境支援技術Ⅱ
藤澤 雅子
1……… 148
家庭生活基本技術Ⅰ
矢島 麻由美
2……… 149
家庭生活基本技術Ⅱ
土屋 智子
1……… 150
生きがい生活支援技術
村杉 誠
2……… 151
介護過程演習Ⅰ
柴嵜 典子
2……… 153
介護過程演習Ⅱ
藤澤 雅子・星野 和世
1……… 154
介護総合演習Ⅱ
藤澤 雅子・星野 和世
1……… 156
介護総合演習Ⅲ
星野 和世
1……… 157
介護実習Ⅲ
亀山・藤澤・星野・梶原・岩原・久力・
4……… 160
和賀・鈴木・柴嵜・秋元・秋野
介護実習Ⅳ
藤澤 雅子・梶原 尚美
1……… 161
認知症の理解Ⅰ
藤澤 雅子
2……… 164
認知症の理解Ⅱ
藤澤 雅子
2……… 165
障害の理解Ⅱ
長谷川美貴子
2……… 167
専 門 科 目
こ ど も 学 科 1 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
乳幼児福祉論
島 田 恭 子
2……… 175
教育原理
矢 治 夕 起
2……… 176
発達心理学Ⅰ
萩 原 英 敏
2……… 177
発達心理学Ⅱ
長谷部 比呂美
2……… 178
総合演習Ⅰ
浅木・池田・打浪・小薗江・佐藤・
②……… 182
塩野・田村・萩原・馬場・藤田・
矢治・矢島・山田
教育方法論
馬 場 結 子
2……… 203
教育方法論
矢 治 夕 起
2……… 204
教育方法論
河 野 志 穂
2……… 202
国語
浅 木 尚 実
1……… 205
国語
清 水 由美子
1……… 206
国語
長谷部 比呂美
1……… 207
造形
丸 山 富 之
1……… 210
造形
山 田 修 平
1……… 211
身体表現
二 瓶 野 枝
1……… 212
身体表現
樋 口 恵理子
1……… 213
自己表現・グループ表現
浅 木 尚 実
1……… 214
自己表現・グループ表現
藤 田 佳 子
1……… 215
教育課程総論
井 口 眞 美
1……… 216
教育課程総論
打 浪 文 子
1……… 217
教育課程総論
山 崖 俊 子
1……… 218
健康
池 田 若 葉
1……… 219
健康
小 山 修
1……… 220
人間関係
小薗江 幸 子
1……… 221
人間関係
野 﨑 恵 子
1……… 222
言葉
岸 澤 藤 子
1……… 224
言葉
藤 田 佳 子
1……… 225
児童家庭福祉
島 田 恭 子
2……… 231
保育原理
打 浪 文 子
2……… 232
保育原理
馬 場 結 子
2……… 233
社会的養護
加 藤 芳 三
2……… 236
社会的養護
恒 松 大 輔
2……… 237
乳児保育
右 崎 節 子
2……… 238
乳児保育
溝 口 義 朗
2……… 239
社会的養護内容
加 藤 芳 三
1……… 240
社会的養護内容
恒 松 大 輔
1……… 241
音楽Ⅰ(声楽)
諸井・菅・友渕
2……… 244
音楽Ⅰ(器楽)
井下・井田・大塚・唐木沢・菅・上村・
2……… 245
熊倉・篠塚・寺井・野沢・本野・山名
子どもの保健Ⅰ
永吉美智枝・池田 若葉
4……… 253
専 門 科 目
こ ど も 学 科 1 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
障害児援助技術論Ⅰ(肢体不自由児・重症心身障害児) 田 村 惠 一
2……… 262
教育実習Ⅰ
長谷部・諸井・他
2……… 268
保育実習Ⅰ− 1
長谷部・諸井・他
2……… 270
実習指導Ⅰ
長谷部・諸井・山田・水野谷・
2……… 272
溝口・矢島
海外福祉事情
梅 原 基 雄・他
1……… 277
インターンシップ
梅 原 基 雄
1……… 95
専 門 科 目
こ ど も 学 科 2 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
発達心理学Ⅲ
長谷部 比呂美
2
179
教育心理学
小薗江 幸 子
1
180
教育心理学
長谷部 比呂美
1
181
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
浅 木 尚 実
②
183
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
荒 井 迪 夫
②
184
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
池 田 若 葉
②
185
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
打 浪 文 子
②
186
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
小薗江 幸 子
②
187
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
佐 藤 純 子
②
188
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
塩 野 敬 祐
②
189
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
田 村 惠 一
②
190
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
萩 原 英 敏
②
191
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
長谷部 比呂美
②
192
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
馬 場 結 子
②
193
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
藤 田 佳 子
②
194
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
諸 井 サチヨ
②
195
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
矢 治 夕 起
②
196
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
矢 島 麻由美
②
197
総合演習Ⅱ(保育実践演習)
山 田 修 平
②
198
教育相談(カウンセリング含)
日 比 曉 美
2
199
教師論
小薗江 幸 子
2
200
教育社会学
河 野 志 穂
2
201
表現(リトミック)
森 千恵子
1
208
病児・病後児保育
永 吉 美智枝
2
209
環境
中 村 輝 美
1
223
相談援助
田 村 惠 一
1
226
相談援助
藤 森 徳 子
1
227
社会福祉
亀 山 幸 吉
2
228
社会福祉
塩 野 敬 祐
2
229
社会福祉
土 井 直 子
2
230
保育者論
浅 木 尚 実
2
234
保育者論
馬 場 結 子
2
235
障害児保育
打 浪 文 子
2
242
障害児保育
佐 藤 キミ男
2
243
音楽Ⅱ
諸井・野沢・井下・熊倉・丸山・菅
2
246
音楽療法
吉 野 良 子
1
247
図画工作
丸 山 富 之
1
248
図画工作
山 田 修 平
1
249
幼児体育
樋 口 恵理子
1
250
幼児体育
松 岡 綾 葉
1
251
専 門 科 目
こ ど も 学 科 2 年
(授 業 科 目 名)
(担 当 教 員)
(単位)
(頁)
子育て支援(地域と子ども)
佐 藤 純 子
2
252
子どもの保健Ⅱ
池 田 若 葉
1
254
子どもの保健Ⅱ
永 吉 美智枝
1
255
子どもの食と栄養
高 橋 恭 子
2
256
子どもの食と栄養
濱 谷 亮 子
2
257
子どもの食と栄養
矢 島 麻由美
2
258
家庭支援論
佐 藤 純 子
2
259
保育課程論
打 浪 文 子
2
260
保育課程論
小薗江 幸子
2
261
障害児援助技術論Ⅱ(知的障害児・発達障害児)
佐 藤 キミ男
2
263
児童文化
浅 木 尚 実
2
264
育児学
細 井 香
2
265
保育相談支援
萩 原 英 敏
1
266
保育相談支援
山 崖 俊 子
1
267
教育実習Ⅱ
荒 井・他
2
269
保育実習Ⅰ− 2
荒 井・他
2
271
保育実習Ⅱ
荒 井・他
2
273
実習指導Ⅱ
浅木・打浪・小薗江・佐藤・田村・
1
274
中村・馬場・藤田・矢治・山田
保育実習Ⅲ
荒井・他
2
275
実習指導Ⅲ
浅木・打浪・小薗江・佐藤・田村・
1
274
中村・馬場・藤田・矢治・山田
教職実践演習
荒井・小薗江・長谷部・池田・藤田・
2
276
佐藤(純)
・矢治・諸井・矢島・打浪・
萩原・田村・馬場・塩野・山田・浅木
海外福祉事情
梅原 基雄・他
1
277
宗 教 2単位
梅原 基雄
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
精神を根底にした社会事業・教育を提唱し、
しとする。私語は厳禁。
学祖長谷川良信は、仏教者として大乗仏教
授業態度の悪い者は減点または履修取り消
その三者による人間開発、社会開発の体現に
教科書を持参すること。
努めました。本講義では、本学の建学の精神
大乗淑徳教本を読んでおくこと。
となっている大乗仏教精神を理解するととも
に、宗教のあり方および人としてのあり方に
ついての考察を目的とするとともに、宗教行
教 科 書
大乗淑徳教本
事への参加の意義を考えることも目的として
大乗淑徳学園 編 大乗淑徳学園 発行
います。また、短期大学歌についても考えて
レポートの配布
いきます。
参考図書
授業計画
1週
2週
トゥギャザー ウィズ ヒム
授業開始にあたってのガイダンス
― 長谷川良信の生涯 ―
および宗教と建学の精神について
長谷川匡俊 著
宗教行事について
― 建学の精神と聖歌・校歌
3週
建学の精神と聖歌・校歌
4週
長谷川良信の世界と聖歌・校歌
5週
世界の宗教
成績評価方法
レポート(宗教行事における感想文)10%
+ 授業態度 20% + 試験 70%
― 三大宗教についての概説
6週
ブッダの生涯と仏教の創始
7週
日本の宗教についての概説
8週
宗教行事への参加と聖歌・校歌
9週
仏教について
10週
法然上人の教えについて
11週
人間生活と宗教とのかかわり①
― 仏像からみえるもの
12週
人間生活と宗教とのかかわり②
― 伝統行事からみえるもの
13週
人間生活と宗教とのかかわり③
― 仏教寺院からみえるもの
14週
宗教行事への参加
15週
まとめとして宗教は
− 1 −
宗 教 2単位
石上 善應・名和 清隆
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
「宗教」は私たちが生きる現代社会を理解す
教 科 書
『「ともにいきる」思想から「いかされている」
る重要なキーワードの一つです。この授業で
思想へ 宗教断想三十話』
は、私たちの身近にある宗教現象について学
芹川博通 著
ぶとともに、仏教の歴史や思想を学ぶ中で、
北樹出版 1,600円
本学の建学の精神である「大乗仏教精神」に
ついて学びます。
参考図書
『大乗淑徳教本』
大乗淑徳学園 編 大乗淑徳学園 発行
授業計画
1週
(非売品)
教本の解説①
~建学の精神、宗教行事について~
2週
成績評価方法
教本の解説②
定期試験75%、出席15%、平常点10%を総
~法然上人の教えと月かげのうた~
合的に判断します。
3週
宗教とは何か①身近にある宗教現象
4週
宗教とは何か②創唱宗教と民俗宗教
5週
世界3大宗教①その開祖と教えの概要
6週
世界3大宗教②世界観と人間観
7週
仏教とはどのような宗教か
8週
ブッダの生涯とその教え①
9週
ブッダの生涯とその教え②
10週
ブッダの生涯とその教え③
11週
世界に広がる仏教
12週
日本の仏教
13週
日本人の「いのち」観①人生儀礼より
14週
日本人の「いのち」観②年中行事より
15週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
下記のテキストの他、随時プリントを配布
します。また、ビデオなどの映像資料を用い
て授業を進めます。
私語は厳禁です。
− 2 −
共 生 論 2単位
石上 善應・名和 清隆
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
4週
5週
仏教と共生の理念(1)
仏教と共生の理念(2)
を現代に即して表現すると「共生の精神」と
6週
共生に関する現代的状況(1)
〜利己的個人主義から連帯的個人主
義へ〜
本学の建学の精神である「大乗仏教精神」
なります。「共生」とは自己中心主義を脱する
「共に生きる」思想であり、専門職を目指す学
生にとって、人間社会における個人のあり方
について自覚し、その精神・思想を身につけ
ることが求められます。本講座では、各講師
の講義に加えて、地域における共生体験によ
ってその学びを深めます。その体験学習は、
7週
8週
9週
異質な他者との出会い、交流する体験であり、
その人との出会いを通して自分自身を学ぶ共
生体験となります。それは学生の実践力を高
めるためには有効です。全学生が実践の体験
をすることにより、社会の中に、学祖長谷川
良信の提唱した「トゥギャザー・ウィズ・ヒム・
ノット・フォア・ヒム」が具現化します。
(達成目標)
「ともに生きる」ことの意義に気づき、建学
・
の精神についての理解を深める(理解)
・自分なりの共生論を構築するための思索を
すること(想像力)
・人間社会のあり方、人としての生き方につ
いて理解を深める(興味・関心・意欲)
・新たな自己発見ができる(自己認識・意欲)
・学校で学んでいる知識・技術を活用する機
会とすることができる(技能・表現)
・各自の共生体験がコミュニティ・サービス
として貢献し、一定の社会的評価を得られ
る(行動力・表現)
2週
3週
「共生論」の具体的な教育目標の自覚
〜学生の共生を実践する力を伸ばす
と同時に、地域に貢献する〜
専門職の要件としての自己認識力
〜社会と関わる自分の発見〜
建学の精神としての共生
〜長谷川良信とその実践〜
共生体験指導その2
(体験上の注意点・評価基準の明確化、
ボランティア活動の原則について)
10週
共生体験指導その3
(共に育つ場の充実について考える①)
11週
共生体験指導その3
(共に育つ場の充実について考える②)
12週〜13週
共生体験
(ボランティアを通して共生を学ぶ)
14週
共生体験報告会 ふりかえりその1
15週
共生体験報告会 ふりかえりその2、
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・共生体験のフィールドをボランティアセン
ターなどを訪れて自分で決定すること
・共生体験先が決定したら、その体験に必要
と考えられる事前学習を各自で行うこと
・私語は厳禁とする
教 科 書
プリントの配布
授業計画
1週
共生に関する現代的状況(2)
〜接続可能な社会に向けて〜
共生体験指導その1
(自己認識のための演習)
参考図書
トゥギャザーウィズヒム 〜 長谷川良信の生涯
長谷川匡俊 著 新人物往来社刊
成績評価方法
出席状況・授業態度(40%)とレポート(60%)
による。
− 3 −
共 生 論 2単位
塩野 敬祐
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
本学の建学の精神である「大乗仏教精神」
を現代に即して表現すると「共生の精神」と
なります。「共生」とは自己中心主義を脱する
3週
4週
5週
6週
「共に生きる」思想であり、専門職を目指す学
生にとって、人間社会における個人のあり方
について自覚し、その精神・思想を身につけ
ることが求められます。本講座では、各講師
の講義に加えて、地域における共生体験によ
ってその学びを深めます。その体験学習は、
異質な他者との出会い、交流する体験であり、
その人との出会いを通して自分自身を学ぶ共
生体験となります。それは学生の実践力を高
めるためには有効です。全学生が実践の体験
をすることにより、社会の中に、学祖長谷川
良信の提唱した「トゥギャザー・ウィズ・ヒム・
ノット・フォア・ヒム」が具現化します。
(達成目標)
「ともに生きる」ことの意義に気づき、建学
・
の精神についての理解を深める(理解)
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
・自分なりの共生論を構築するための思索を
すること(想像力)
・人間社会のあり方、人としての生き方につ
いて理解を深める(興味・関心・意欲)
・新たな自己発見ができる(自己認識・意欲)
・学校で学んでいる知識・技術を活用する機
会とすることができる(技能・表現)
・各自の共生体験がコミュニティ・サービス
として貢献し、一定の社会的評価を得られ
る(行動力・表現)
2週
履修上の留意事項・準備学習
・共生体験のフィールドは、ボランティアセ
ンターなどを訪れて自分で決定すること
・共生体験先が決定したら、その体験に必要
と考えられる事前学習を各自で行うこと
教 科 書
『淑徳短期大学創立60周年記念誌』
淑徳短期大学、2007.5. の一部コピー
授業計画
1週
講義:長谷川良信先生の共生の思想1
講義:長谷川良信先生の共生の思想2
講義:長谷川良信先生の共生の思想3
個人演習2
(ビデオ)「この子らを世の光に」
集団演習1
(討議)私たちの共生論1
集団演習2
(討議)私たちの共生論2
講義:共生体験とボランティア活動
の本質
成績評価の仕方(レポートの書き方)
夏の体験ボランティアなどの各種活
動メニューの紹介
各自の共生体験
(2種類以上か2日以上)
各自の共生体験(同上)
共生体験の振り返り
(みなで共有する)1
共生体験の振り返り
(みなで共有する)2
「共生論」の教育目標の解説
個人演習1
「ともに生きる」という言葉を聞いて、
あなたはどんな人のことをイメージ
しますか?
共生体験の関係書類の配布とオリエ
ンテーション
参考図書
トゥギャザーウィズヒム 〜 長谷川良信の生涯
長谷川匡俊 新人物往来社
成績評価方法
− 4 −
出席状況・授業態度(30%)
レポート(70%)
文 学 2単位
齋藤 晴美
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
日本文学の歩みを、代表的な作品を取り上
げながら、全体としての流れに沿って考える。
日本文学は、私たちの感じ方・考え方・生
き方に依然として大きな影響があると思われ
る。それは「現代」の作品だけではなく、
「古典」
と呼ばれる作品からも受けている。そのこと
は「源氏物語」や「お伽草子」、「芭蕉の俳句」
などを思い浮かべればわかるだろう。それら
の作品には実のところ何が書いてあるのか、
そして人々はどう享受してきたのかを考える
ことは、もう一度私たち自身の立脚点を見つ
めるきっかけになるだろう。授業ではできる
だけ作品の一部に触れ、読むこと(知ること)、
見ること(考えること)、書くこと(表現する
こと)などを通じて学んでいきたい。
映像資料も積極的に使用する。なお、内容
は講義の進行状況に応じて適宜変更する場合
がある。
11週
12週
対象学年:社・医1年/介・こ2年
日本の近代化と文学(3)
谷崎潤一郎と川端康成の成果
戦後から現代の文学(1)
戦後派 ― 大江健三郎・島尾敏雄
13週
戦後から現代の文学(2)
戦後文学の成果から
― 太宰治と三島由起夫
14週
戦後から現代の文学(3)
ポストモダン
― 村上春樹・綿矢りさ・川上未映子
15週
まとめ―日本文学を考える
履修上の留意事項・準備学習
講義と演習をおりまぜて行う。事前に短編
作品を読んでレポートを提出するなどの準備
がある(3回を予定)。学生諸君の意欲ある受
講を希望する。
教 科 書
適宜プリントを配布する。
授業計画
1週
2週
3週
はじめに ― 日本文学を学ぶとは
古代の文学 ― 古事記と歌謡
4週
平安時代の文学(2)
源氏物語の世界
中世社会と文学(1)
軍記物と随筆 ― 平家物語・方丈記
中世社会と文学(2)
文学の広がり ― お伽草子と能・狂言
江戸の庶民と文学(1)
元禄文化 ― 芭蕉・近松門左衛門
江戸の庶民と文学(2)
化政文化 ― 一茶・鶴屋南北
日本の近代化と文学(1)
明治と樋口一葉・夏目漱石
日本の近代化と文学(2)
私小説と芥川龍之介
5週
6週
7週
8週
9週
10週
参考図書
平安時代の文学(1)
物語文学・日記文学の始まり
― 竹取物語・伊勢物語・蜻蛉日記
日本文学史序説 上・下
加藤周一 著 ちくま学芸文庫 各1,470円
日本文学史
小西甚一 著 講談社学術文庫 924円
大人にはわからない日本文学史
高橋源一郎 著 岩波書店 1,400円
日本文学史
古代・中世篇 近世篇 近代・現代篇
ドナルド・キーン 著 中公文庫
840 ~ 1,000円
日本文学史早わかり
丸谷才一 著 講談社文芸文庫 1,260円
成績評価方法
試験・レポート80%、出席状況10%、平常
点10%、これらを総合的に判断して行う。
− 5 −
哲 学 2単位
浅川 英理子
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
者なのか?」という疑問です。自分とはいっ
が自分の問題として内容を考えてもらえるよ
たいどういう人間なのか、今まで考えてみた
う、皆さんからの積極的な問題提起を期待し
ことはありますか? 自分の心(魂)、幸福、
ています。
この授業のテーマは「自分とはいったい何
授業は講義の形式ですが、参加者の皆さん
生きるということ、愛するということ、そし
て最終的に必ず訪れる死について、皆さんが
じっくり考えていく機会にしたいと思います。
教 科 書
なし(随時プリント配布)
基本となるのは古代ギリシアの哲学者ソクラ
テスですが、現代の私たちが直面する問題も
取り上げていく予定です。
参考図書
プラトーン『ソークラテースの弁明 クリトー
ン、パイドーン』
授業計画
田中美知太郎・池田美恵 訳
1週
自分はいったい何者か?
新潮文庫、1968年(2008年)
2週
自分自身を知ろう
3週
心とは? 魂とは?
4週
魂は不滅か?
5週
生きるとは?
6週
幸福に生きるとは?
7週
なぜ愛するか?
8週
愛は人を変えるか?
9週
愛は永遠か?
10週
友情とは何か?
11週
死とは何か?
12週
死の後には何が待っているのか?
13週
死に向かうソクラテス
14週
ただ生きるのではなく、よく生きる
15週
まとめ
成績評価方法
出席10%、定期試験50%、平常点40%
− 6 −
経 済 学 2単位
望陀 芙美子
社会福祉・介護福祉コース・こども学科
対象学年:介1年/社・こ2年
12週・13週
授業のテーマ・目的・到達目標
財政問題
この講義は、基礎的な経済理論を理解する
わが国の予算、租税、財政政策など
ことにより、現実の経済問題を考え、分析す
14週
る力をつけることを目標としている。
国際貿易、国際収支、外国為替など
また、経済の問題は特殊な事項が多いので、
通常の新聞で経済欄は別になっている。その
国際経済
15週
家計の収支
家計簿、エンゲルの法則など
ため、一般にそこを読まずにおわる人が多い
ようである。このような現状をふまえて、経
済学を初めて学ぼうとする学生のためのやさ
しい経済学を、しっかりと理解してもらうの
履修上の留意事項・準備学習
1.休まず聴講し、自分の頭で考えてもらい
がねらいである。
たい。
2.毎日の新聞に目を通しておくこと。
授業計画
教 科 書
1週〜3週
授業時に指示。
経済学の基礎
経済の仕組、循環など
参考図書
もの、市場、性格、部門など
必要に応じて紹介する。
4週・5週
消費論
消費の重要性、需要曲線、限界効
成績評価方法
用など、需要者が態度を決める原
出席 20%
理など
定期試験 70%
平常点 10%
6週・7週
生産論
生産の三要素、企業の形態と結合、
供給曲線など、供給者が生産量を
決める原理など
8週・9週
価格論
価格と物価・市場価格の決定と変
動、くもの巣の定理など
10週
貨幣論
貨幣の機能、信用の創造、インフ
レ、デフレの問題など
11週
分配論
国民所得、三面等価の原則、国民
所得の集計など
− 7 −
社 会 学 2単位
阿部 孝志
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
か。社会と人間の関係、人間と人間の関係は
すること。
現代社会はいったいいかなる社会であるの
対象学年:1年
社会で生じていることに関心を持つように
いかなるものであるのだろうか。本講義は、
これらの問いに対して、社会学というフィル
ターをとおした場合どのように考えることが
教 科 書
指定の教科書は用いない。
できるのかを理解することを目的とする。
現代社会において生じている諸問題は、幾
多の諸条件が重層的に絡み合っている。その
参考図書
授業中に必要に応じて指示する。
重層性を、具体的な、様々な現代社会の現象
をとおしてみていくことにする。そうするな
かで、授業で取り上げるいくつかの社会学の
概念を参考にしながら、これまで自明である
成績評価方法
試験は筆記試験を行う。成績の配点割合は、
筆記試験を85%、出席点を15%とする。
と思われていたことがそうでなくなる様を理
解してもらいたい。
授業計画
1週
社会学とは何か
2週
社会と人間の関係について
3週
現代の社会における社会と人間
─世界をみて─
4週
行為について
5週
コミュニケーションについて
6週
役割について
7週
権力について
8週
性差について(その1)
9週
性差について(その2)
10週
家族について
11週
恋愛・性愛について
12週
世界社会と人間
13週
社会福祉にかかわる問題について
(その1)
14週
社会福祉にかかわる問題について
(その2)
15週
まとめ
− 8 −
心 理 学 2単位
萩原 英敏
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
人の心はどの様なものか。私達は自分の気
履修上の留意事項・準備学習
席は一つ空かせてすわる様に。
持や性格、また他の人の行為などに対して、
強い関心を持っている。この人への関心を深
対象学年:社・医・介1年/こ2年
講義開始時には、教科書など開いて準備し
ておく様に。
める目的で研究され、体系づけられたものが
携帯は机の上に置かない。当然使用は禁止。
心理学である。一般に知覚、認知、学習、感情、
許可無く途中室外に出ない様に。
性格、社会などは横断的に、また発達、臨床
など縦断的に見ていくやり方が多い。ここで
も、各分野の基礎的なところを、ワークショ
教 科 書
ワークショップ心理学
ップという課題への参画型で、より理解を深
藤本忠明 他 著
める事を目標に講義していく。
ナカニシヤ出版 2,100円
授業計画
参考図書
1週
心理学とは何だろう
情報社会の心理学
2週
見えの不思議、学習の不思議
滝沢武久、萩原英敏 他 著
3週
記憶の不思議、思考の不思議
八千代出版 2,625円
4週
自分自身について考える
5週
パーソナリティの理解、とらえ方、
成績評価方法
定期試験(一切持込不可)(100%)だが、
変容
6週
発達とは
授業態度でプラス、マイナス(最大20%)す
7週
親子関係と子どもの発達、性役割
る場合がある。
8週
青年の心理、エイジング
9週
対人関係、恋愛
10週
精神分析理論
11週
カウンセリング理論
12週
カウンセリング上の具体的対応
13週
心の健康、ストレス
14週
社会現象の心理、自律訓練法
15週
まとめ
− 9 −
法 学(日本国憲法) 2単位
梅原 基雄
社会福祉コース・こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
国家の統治構造を示すことと国民生活の安
履修上の留意事項・準備学習
・評価は定期考査の結果で行うが、授業態度
の悪い者には減点又は履習取り消しを行う。
定を図るために存在する法律について、憲法・
行政法・民法を中心として学ぶことにより、
・私語は厳禁。
社会生活における法の役割の認識を深めると
・教科書は忘れないこと。
ともに、社会福祉士、保育士、幼稚園教諭を
・シラバスにそって予習をしておくこと。
目指す学生にとって必要な法知識の涵養を目
的とする。
教 科 書
授業時に指示する。
授業計画
1週
国家の存在と法律
2週
法の一般的基礎知識
3週
憲法とは・明治憲法の特色
4週
日本国憲法(1)
5週
日本国憲法(2)基本的人権①
6週
日本国憲法(3)基本的人権②
7週
日本国憲法(4)地方自治・財政
8週
日本国憲法(5)統治構造①
9週
日本国憲法(6)統治構造②
10週
民法(1)財産関係①
11週
民法(2)財産関係②
12週
民法(3)家族関係①
13週
民法(4)家族関係②
14週
行政法とは
15週
まとめ
参考図書
授業時に指示する。
成績評価方法
定期試験80%+授業態度20%
− 10 −
法 学(日本国憲法) 2単位
梅原 基雄
医療事務・秘書・介護福祉コース
対象学年:医1年/介2年
授業のテーマ・目的・到達目標
国家の仕組みや国民生活の安定を図るため
履修上の留意事項・準備学習
・授業態度の悪い者には、減点又は履修取り
消しにするので注意。
に存在する法律について、憲法・民法を中心
に学ぶことにより、社会生活における法の存
・私語は厳禁。
在意義を認識し、専門職として必要な法の基
・教科書を持参すること。
礎的知識を学ぶことを目的とする。
・シラバスにそって予習を行っておくこと。
授業計画
教 科 書
1週
授業時に指示する。
国家の存在と法・検察およびマスコミ
報道に人権侵害は無いのかを考える。
2週
法の基礎知識
3週
憲法とは・明治憲法の特色
4週
日本の憲法について
5週
基本的人権(1)
6週
基本的人権(2)
7週
基本的人権(3)
8週
地方自治・財政
9週
統治構造(1)
10週
統治構造(2)
11週
民法(財産編)
12週
民法(財産編)
13週
民法(家族編)
14週
民法(家族編)
15週
まとめ
参考図書
授業時に指示する。
成績評価方法
定期試験80%+授業態度20%
− 11 −
権利擁護と成年後見制度 2単位
梅原 基雄
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
法、行政法の理解を含んだ法とのかかわりに
消しにする。私語は厳禁。
相談援助活動と日本国憲法の基本原理、民
授業態度の悪い者には、減点又は履修取り
ついて理解するとともに成年後見制度の実際、
教科書を持参すること。
権利侵害に対する権利擁護活動について理解
シラバスにそって予習をしておくこと。
するものである。
教 科 書
権利擁護と成年後見制度
授業計画
1週
2週
ガイダンス シラバスについての説明
(新・社会福祉士養成講座 19)
相談援助活動と法との関係について
社会福祉士養成講座編集委員会 編集
日本国憲法の理解(1)
中央法規出版 2,200円+税
社会権と自由権について
3週
参考図書
日本国憲法の理解(2)
授業時に指示する。
外国人の人権および新しい人権について
4週
5週
6週
日本国憲法の理解(3)
福祉小六法
統治権および地方自治について
中央法規出版
行政法の理解(1)行政法とは
行政法の理解(2)
成績評価方法
行政事件訴訟・行政不服申立制度に
7週
ついて
民法の理解(1)総則・物権について
8週
民法の理解(2)
契約・不法行為について
9週
民法の理解(3)親族・相続について
10週
成年後見制度(1)成年後見の概要
11週
成年後見制度(2)申立ての流れ
12週
成年後見制度(3)
任意後見制度について
13週
日常生活自立支援事業
14週
成年後見制度利用支援事業
15週
まとめ
− 12 −
定期試験80%+授業態度20%
生 物 学 2単位
梶 敏勝
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
野です。日常生活に生物学の知識が不足して
でノートに書きとめること。
生物学は人を含め生き物を科学する学問分
講義中で教科書にでていない事項もあるの
も、さほど不自由する人は少ないかもしれな
い。しかし人を中心とした動物と植物の関係
試験は原則自身の手書きノートのみ持ち込
み可とする。
や仕組みを理解するのが科学の基本であり、
自然を理解する道でもある。
近年、生物の解明の発達により、医学、農
学の分野で応用され、特にバイオ技術の発展
教 科 書
生物・そのしくみと働き
高橋實 著 東京教学社 2,000円
は近代科学を作り上げている。
本生物学は単なる教養科目にせず、人体の
仕組みや構造、働きなどを中心とした、生活
に密着した、おのおのが目指す専門に役立つ
参考図書
講義の中で参考資料をプリントとして配布
する。
講義とする。
成績評価方法
定期試験の評価 80%
授業計画
1週
生命はどのようにして生まれたか
出席点 20%
2週
生命の単位・細胞、その仕組みと働き
受講態度(遅刻含む)最大− 30点
3週
生きるための基本的働き・エネルギー
と栄養素
4週
食べ物の消化
5週
呼吸のしくみ
6週
しん臓の働き
7週
からだの調節・脳と神経の関係
8週
〃
9週
ホルモンによる調節
10週
体液(血液とリンパ液)の働き
11週
〃
12週
生殖と発生
13週
遺伝とそのしくみ
14週
〃
15週
まとめ
− 13 −
情報処理演習Ⅰ 1単位
山本 敏子
社会福祉コース・こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
情報化社会の中、コンピュータが様々なと
ころで利用されています。この演習Ⅰでは、
日本語ワープロソフト『Word』を使用し、マ
ウス操作からタッチタイピング、基本的な機
械操作を繰り返しながら、作表や文書作成の
方法などを学習します。
コンピュータ操作の基本となるタッチタイ
ピングの習得と、機械の基本操作をマスター
することを目指します。既に学んでこられた
方には、確実に使いこなす力をつけていただ
きたいと思います。
コンピュータに使われることなく、“楽しく
使える” 基礎力を身につけましょう。
10週
入力練習 作表練習
11週
入力練習 作表練習 図形描画の作成
12週
ビジネス文書・作表の確認
13週
入力練習 ビジネス文書の作成
(ワープロ検定練習問題を使用)
14週
入力練習 ビジネス文書の作成
15週
まとめと考察
履修上の留意事項・準備学習
○実習授業のため、遅刻・欠席は厳禁です。
○遅刻3回で1回の欠席とします。
○教材を必ず持参してください。
○最初の数回は単純な作業(タイピング練習)
となります。タッチタイピング習得を意識
し、この数回を飽きることなく、無駄にせず、
授業計画
1週
アカウント登録 Windows概略説明
ワードの起動と終了 タッチタイピ
根気よく乗り切っていただきたい。
○進行状況が早い場合は、各々の進度に合わ
せた別の課題を指示します。
ングの必要性とは?
2週
起動と終了の確認 タッチタイピン
グの実習(①ホームポジションの練
習) 保存の方法
3週
ファイルの呼び出し 保存方法の確
認 タッチタイピングの実習(②ホ
ームポジションの復習、濁音、拗音)
4週
タッチタイピング実習(③促音、カタ
教 科 書
Wordによる文書作成
武市ルミ 著 福山写真製版所 発行
2,000円
参考図書
必要に応じて紹介します。
カナ、漢字変換)
削除・挿入の練習
5週
漢字変換(短文・文章の入力) ペー
ジ 設 定、 印 刷、 フ ォ ン ト、 サ イ ズ、
文字配置変更等操作
6週
出席状況と授業中の課題、授業態度、期末
試験の総合評価で行います。
タイピングソフトを使用した練習
長文の入力 編集の練習(削除・挿
入、移動とコピー、その他の操作)
7週
成績評価方法
評価法:出席・平常点
(20〜30%)
編集の練習・操作方法の確認 入力
練習
8週
入力練習 ビジネス文書の構成要素
説明 ビジネス文書の作成
9週
入力練習 ビジネス文書の作成、構
成要素の確認 図の挿入
− 14 −
期末試験
(70〜80%)
情報処理演習Ⅰ 1単位
大野 正幸
医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
履修上の留意事項・準備学習
授業のテーマ・目的・到達目標
低価格化、インターネットの普及等により
①履修者が多い場合、教員とTA(ティーチン
グアシスタント)の二人で指導する。わか
パソコンが身近になり、よく使われている。
それに伴い、パソコンによる情報処理の能力
が要求されている。この授業は日本語ワープ
らないことがあれば直ぐに質問すること。
②やむを得ない場合を除き、遅刻(授業開始
後30分以内の入室)3回で欠席1回分とし、
ロソフトのWordの習得を目的とし、基本的な
授業開始後30分を過ぎての入室は欠席扱い
文書が作成できるレベルに到達することが目
標である。
とする。
③配布したプリントを忘れずに持参すること。
授業計画
教 科 書
1週
利用登録とWindowsの基本
2週
文字入力と変換
3週
記号、文字の削除、挿入、複写、移動
4週
文字サイズ、文字飾り、センタリング、
プリントを使用する。
参考図書
必要に応じて紹介する。
右寄せ、左寄せ、均等割り付け
5週
罫線、印刷、辞書登録
6週
検索、置換、表計算
7週
図形、インデント、左揃えタブ
8週
文書作成1
9週
文書作成2
10週
文書作成3
11週
文書作成4
12週
文書作成5
13週
文書作成6
14週
文書作成7
15週
まとめ
対象学年:1年
成績評価方法
出席15%、試験70%、平常点15%程度。場
合によって配点率の増減がありうる。
− 15 −
情報処理演習Ⅰ 1単位
小杉 誠司
医療事務・秘書コース・こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
現代は情報化社会である。生活や社会のあ
12週
の 表 示 ③ 印 刷 ④ 文 字 列 の 置 換
らゆるところでさまざまな情報が扱われ、コ
⑤単語の辞書登録 ⑥ビジネス文書
ンピュータが応用されている。それに伴い、
個人においては情報処理能力が必要となって
きている。
この授業では、パソコンの具体的操作を通
して情報処理の基本を学ぶ。具体的にはタッ
の作成Ⅱ
13週
理についても学ぶ。
日本語の入力速度を500文字/10分、定期試
験で80点を取ることを目標とする。
14週
②インターネットの利用と情報倫理
③E−メールの利用
15週
ガイダンス
2週
①パソコン装置の説明と使用方法及
②まとめ
履修上の留意事項・準備学習
こと。
遅刻3回で欠席1回とみなします。
び注意事項 ②利用登録 ③タイプ
①タイプ練習 ホーム練習
②「Word」の基本操作
4週
①タイプ練習 ホーム練習
②文字入力
5週
①タイプ練習 文字練習
②漢字変換 ③記号入力
6週
①タイプ練習 語句練習
②編集と校正
7週
①タイプ練習 語句練習
漢字が読めないと日本語の入力が遅くなっ
てしまうので、漢字の読みを学習しておくこ
と。また、簡単な日本語の入力や、ファイル
の読込みや保存ができるようにしておくこと。
教 科 書
教員が作成したプリントと教材ファイルを
使用。
参考図書
必要に応じて紹介する。
②文字飾り
8週
①タイプ練習 文章入力
②表作成の基礎
9週
①タイプ練習 文章入力
②表作成の練習
10週
①タイプ練習 文章入力
成績評価方法
出席点、レポート及び試験の結果を総合的
に評価する。配点率は、出席とレポートで20
〜30%、試験で70〜80%。
②復習
11週
①復習
おき、授業にはプリントを忘れずに持参する
1週
3週
①園だよりの作成
配布したプリントをホチキスなどで閉じて
授業計画
練習 タッチタイプの基礎
①タイプ練習文章入力
②図形の作成とクリップアートの利用
チタイプとワープロソフト『Word』の習得を
目指す。更にインターネットの利用と情報倫
①印刷スタイルの設定 ②イメージ
①タイプ練習 文章入力
②ビジネス文書の作成Ⅰ
− 16 −
情報処理演習Ⅰ 1単位
武市 ルミ
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
現代の社会において、コンピュータは、情報
10週
処理のツールとして必要不可欠のものとなり、
対応能力が要求されています。
ビジネスの現場では、文書作成の手段として
日本語ワープロの使用が必要不可欠となってい
ます。
この授業では、日本語ワープロソフト「Word」
を使用して、文書作成方法とインターネットの
11週
12週
13週
利用法を習得します。
併せて、ただ入力できるのではなく、正確で
速く入力できることをめざします。また、パソ
コンの基本的な操作に馴れ、理解し、馴染むこ
とを狙いとします。
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
15週
履修上の留意事項・準備学習
授業計画
1週
14週
①タッチタイピングの練習 ②表の
作 成 ③ イ ン タ ー ネ ッ ト の 利 用 法
(フリーメールアドレスの取得、メー
ルの送受信)
①タッチタイピングの練習 ②文書
の作成(社内文書)
③文書の印刷
①タッチタイピングの練習 ②文書
作成(社外文書) ③文書の印刷
①タッチタイピングの練習 ②ビジ
ネス文書の構成について ③文書作
成(社内文書)
④文書の印刷
①タッチタイピングの練習 ②文書
作成(社外文書)
③文書の印刷
復習・まとめ
①ガイダンス(情報処理室の使用方法
と注意事項)②利用登録 ③Windows
の基本操作
①ローマ字入力によるタッチタイピ
ング(手元を見ないで入力すること)
の練習 ②ホームポジションの練習
③50音の入力
①タッチタイピングの練習 ②50音
の入力 ③保存方法
① タ ッ チ タ イ ピ ン グ の 練 習 ② 濁
音・半濁音・拗音・促音の入力 ③
ファイルの開き方
①タッチタイピングの練習 ②数字・
記号の入力 ③Shift keyの使い方
①タッチタイピングの練習 ②カタ
カナの入力 ③漢字の入力 ④読め
ない漢字の入力 ⑤正しい文節入力
の方法 ⑥短文の入力
①タッチタイピングの練習 ②長文
の入力 ③書式設定と印刷の方法
①タッチタイピングの練習 ②編集
の方法(削除・挿入・コピー・移動・
文字飾り・文字位置変更等)
①タッチタイピングの練習 ②表の
作成
教 科 書 を 使 用 し ま す。 必 ず 持 参 し て く だ
さい。
授業は演習ですから、遅刻・欠席するとつ
いていけなくなります。(遅刻3回で欠席1回
とみなします。)
復習は必ずしてください。(情報処理演習室
の奥に自習室があります。)
最初5週間は、タッチタイピング(手元を
見ないで入力すること)の練習です。辛抱強
く練習してください。
教 科 書
Wordによる文書作成
武市ルミ 福山写真製版所 発行 2,000円
参考図書
必要に応じて紹介します。
成績評価方法
出席状況(15%)、授業中に課した課題提出・
授業態度(15%)、期末試験(70%)の結果
で総合評価いたします。(場合によっては配点
率の増減があります。)
− 17 −
情報処理演習Ⅱ 1単位
武市 ルミ
社会福祉コース・こども学科
対象学年:こ1年/社2年
授業のテーマ・目的・到達目標
9週
ト(Word)を履修した学生を対象に、社会人
10週
11週
12週
この授業は、演習Ⅰで日本語ワープロソフ
となったときに操作方法が要求される表計算
ソフト(Excel)を使って、表計算、グラフ作成、
データベース機能を基本に学びます。
たとえば、住所録の整理、給与計算、売上
表を「Excel」(統合型表計算ソフト)を使用
して学びます。
併 せ て、 パ ソ コ ン の 操 作 に 慣 れ、 理 解 し、
馴染むことを狙いとします。
3週
4週
5週
6週
7週
8週
14週
15週
履修上の留意事項・準備学習
授業計画
1週
2週
13週
(1)円グラフの作成
(2)レーダーチャートの作成
8・9週(グラフ)の復習
集計方法 シート間の集計
(1)データベースについて
(2)データベースの利用方法
①抽出 ②ソート ③検索
データベースの利用方法
①抽出 ②ソート ③検索
復習
まとめ
Excelの概要説明・基本操作
(1)データの入力
(2)データの修正
(3)データの保存
(4)計算式の入力
(5)計算式のコピー
(1)関数の利用法
(2)関数を利用しての計算
(3)オートフィルの利用法
(計算式のコピー)
(1)表の体裁を整える
①罫線
②表示形式の変更
③文字位置の変更等
(2)行・列の挿入と削除
(3)列幅の変更
(1)相対参照と絶対参照について
(2)ヘッダとフッダの操作
(3)印刷書式の設定と印刷
3・4・5週の復習
(1)リンクの貼り付け
Word文書にExcelの表をリンクして
貼り付ける
(1)グラフの作成
①グラフウィザードの使い方
配付プリントはファイルして全て持参して
ください。
授業は演習ですから、遅刻・欠席するとつ
いていけなくなります。(遅刻3回で欠席1回
とみなします。)
復習は必ずしてください。(情報処理演習室
の奥に自習室があります。)
教 科 書
プリントを使用します。
配布プリントはファイルして全て持参して
ください。
参考図書
必要に応じて紹介します。
成績評価方法
出席状況(15%)、授業中に課した課題提出・
授業態度(15%)
、期末試験(70%)の結果で
総合評価いたします。(場合によっては配点率
の増減があります。)
(2)棒グラフの作成
(3)折れ線グラフの作成
− 18 −
情報処理演習Ⅱ 1単位
小杉 誠司
医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
この授業では、演習Ⅰで日本語ワープロを
15週
ソフトは表計算、グラフ作成、データベース
の3つの機能を持つ『統合型表計算ソフトウ
ェア』である。我々の身の回りには、家計簿
や住所録、会社の決算書など、データを表の
履修上の留意事項・準備学習
配布したプリントをホチキスなどで閉じて
おき、授業にはプリントを忘れずに持参する
こと。
遅刻3回で欠席1回とみなします。
形にし、それを基に計算等の処理をすること
が非常に多い。このようなときに大変便利な
ソフトである。
定期試験で80点を取ることを目標とする。
ガイダンス
2週
①WindowsとExcelの基本操作
できるようにしておくこと。
教 科 書
使用。
②データ入力 ③データの修正と消去
3週
①計算式 ②関数 ③式や関数の複写
4週
①表示形式の変更 ②文字位置の変
更 ③行と列の挿入と削除 ④列幅
の変更 ⑤罫線
5週
日本語の入力、ファイルの読込みや保存が
教員が作成したプリントと教材ファイルを
授業計画
1週
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
出席点、レポート及び試験の結果を総合的
に評価する。配点率は、出席とレポートで20
①フォントや文字サイズの変更
〜30%、試験で70〜80%。
②オートフィルの利用
③ヘルプの利用法 ④復習
6週
表作成の練習問題
7週
①グラフの作成方法 ②グラフの種
類の変更 ③データ系列の変更
④項目軸の反転
8週
①折れ線グラフ ②3D集合横棒グ
ラフ ③レーダーチャート
9週
①円グラフ ②印刷
10週
①データの並べ替え
②オートフィルタを用いた抽出
11週
①データベースの練習問題
②自動集計
12週
総合練習問題A
13週
総合練習問題B
14週
アンケート集計の方法
①復習
②まとめ
履修した学生を対象に、ビジネスの現場で幅
広く使われている『Excel』を学習する。この
対象学年:こ1年/医・介2年
− 19 −
情報処理演習Ⅱ 1単位
大野 正幸
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
低価格化、インターネットの普及等により
履修上の留意事項・準備学習
①履修者が多い場合、教員とTA(ティーチン
パソコンが身近になり、よく使われている。
グアシスタント)の二人で指導する。わか
それに伴い、パソコンによる情報処理の能力
らないことがあれば直ぐに質問すること。
が要求されている。この授業は表計算ソフト
②やむを得ない場合を除き、遅刻(授業開始
のExcelの習得を目的とし、基本的な表計算、
後30分以内の入室)3回で欠席1回分とし、
グラフ作成、データベース操作ができるレベ
授業開始後30分を過ぎての入室は欠席扱い
ルに到達することが目標である。
とする。
③配布したプリントを忘れずに持参すること。
授業計画
1週
アクティブセルの変更、データ入力、
教 科 書
プリントを使用する。
ファイルの保存、読込み、データの
修正
2週
セル番地を使った計算式、関数、セ
参考図書
必要に応じて紹介する。
ルの複写、移動
3週
数 値 の 表 示 形 式、 文 字 位 置 の 変 更、
行と列の挿入と削除、列幅と行高の
成績評価方法
出席15%、試験70%、平常点15%程度。場
変更
4週
罫線、グラフの作成1
5週
グラフの作成2
6週
データベース1
7週
データベース2
8週
印刷、ファイルの結合、リンク
9週
演算表、クロス集計
10週
表とグラフの作成1
11週
表とグラフの作成2
12週
表とグラフの作成3
13週
表とグラフの作成4
14週
表とグラフの作成5
15週
まとめ
合によって配点率の増減がありうる。
− 20 −
情報処理演習Ⅱ 1単位
山本 敏子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
この授業は『演習Ⅰ(日本語ワープロ)』が
11週
抽出と並べ替え 抽出の練習(フィ
履修済みの学生を対象に、表計算ソフトとし
て広く使われている「Excel」を使用し、表計
算 の 方 法、 グ ラ フ の 作 成、 デ ー タ 管 理 な ど、
「Excel」の特長である3つの機能の基本操作
を学習します。
身近なもので、アルバイトの給与計算、家
計簿、住所録など「E x c e l」を利用している
(利用できる)ものは数多くあります。そこで、
表計算の仕組みを理解し、表の作成と、適切
な グ ラ フ の 作 成 が で き る よ う に、 自 分 で
「Excel」が使えるようにすることを目的とし
表とグラフの作成練習
ルタオプション)
12週
データベースの練習 集計の方法
13週
表とグラフの作成練習 抽出と並べ
替え
14週
表とグラフの作成練習と抽出 復習
15週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・配布したプリント教材を必ず持参してくだ
さい。
ます。
・遅刻・欠席は厳禁。遅刻3回で、1回の欠
席とします。
授業計画
・理解を深める為に、段階を追って練習をし
ていきます。毎時間きちんと授業に出席し、
1週
エクセルの概要説明・基本操作
2週
フォルダ整理 基本操作の復習
練習することが大切です。特に、最初の数
回の基本練習が抜けてしまうと、理解しに
データの入力と修正方法
3週
くくなりますので、ご注意ください。
ページ設定、ヘッダ・フッタ操作
簡単な計算式の作成 表の作成
教 科 書
罫線の引き方
4週
プリントを使用します。
関数を利用しての計算、オートフィ
ル の 利 用 法 行・ 列 の 挿 入 と 削 除、
列幅の変更、文字の配置、サイズ変
参考図書
必要に応じて紹介します。
更などの操作
5週
表の作成 表示形式の変更
成績評価方法
簡単なグラフの作成
6週
出席状況、授業中の課題、授業態度、期末
表とグラフ作成の練習
グラフの編集方法 いろいろな種類
試験の総合評価で行います。
のグラフ作成
評価方法:出席・平常点20〜30%
7週
表とグラフの作成 確認テスト
8週
絶対参照・相対参照 割合と順位計
算 表とグラフの作成練習
9週
表とグラフの作成練習
10週
データの並べ替え、簡単な抽出(オー
トフィルタの利用) 確認テスト
− 21 −
期末試験
70〜80%
情報処理演習Ⅲ 1単位
山本 敏子
社会福祉・介護福祉コース
対象学年:社1年/介2年
授業のテーマ・目的・到達目標
すでに『演習Ⅰ』履修済みの学生を対象に、
本校で実施しているワープロ検定試験(中央
職業能力開発協会主催)の対策を主に行いま
す。検定試験で要求されるのは速さと正確さ
です。そこでこの演習では、これまでに学習
してきたタッチタイピングをさらに確実なも
のにすることを目指し、限られた時間を有効
に利用し、効率よく文書の校正・編集が行え
るよう実習します。素早くかつ正確に、美し
14週
選択) 復習
15週
ベルアップさせましょう。
○実習授業のため、遅刻・欠席は厳禁。
○遅刻3回で1回の欠席とします。
○教材を必ず持参してください。
○進行状況が早い場合は、各々の進度に合わ
せた別の課題を指示します。
ワープロ部門 実技試験練習問題集
九州文化出版 1,785円
1週
検定試験の実施内容説明と練習
2週
速く・正確なタッチタイピングの練
習 作表練習
入力練習 ビジネス文書の作成練習
(表入りのもの)
5週
参考図書
必要に応じて紹介します。
入力練習 効率のよい表のつくり方
(作表練習)
4週
教 科 書
コンピュータサービス技能評価試験
授業計画
3週
入力練習 校正・編集に関する練習
成績評価方法
出席状況、授業中の課題、授業態度、期末
試験の総合評価で行います。
移動・コピー、文字の修飾等の操作
6週
入力練習 3課題(入力、文書作成、
校正編集) 時間測定による練習
7週
入力練習 前回分の確認と復習 文書作成の練習
8週
入力練習 時間測定による練習
(3課題) 解説
9週
実力確認テスト 解説
10週
入力練習 時間測定による練習
(3課題) 解説 操作方法の確認
11週
12週
13週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
い文書作成が行えるよう、操作方法の充実と
応用力・実践力を身につけ、実力をさらにレ
時間測定による練習(問題は自由に
入力練習 文書作成と校正編集
入力練習 時間測定による練習 解説 操作方法の確認
時間測定による練習 解説
− 22 −
評価法: 出席・平常点20〜30%
期末試験
70〜80%
情報処理演習Ⅲ 1単位
小杉 誠司
医療事務・秘書コース・こども学科
対象学年:医1年/こ2年
授業のテーマ・目的・到達目標
すでに演習Ⅰでワープロソフト『Word』の
基礎を学習しました。タッチタイプもひとと
おり練習したと思います。この授業では演習
Ⅰで学んだことにさらに発展させます。
まず、すでに学んでいるタッチタイプを確
実なものにします。正確にしかも早く文字入
力ができなかったらワープロを効率良く使え
ないからです。
さらに効率よい編集・校正の仕方や、表をと
もなったビジネス文書作成の技法を学びます。
本学でおこなっているコンピュータサービ
ス技能評価試験・ワープロ部門の3級の合格
を目標とする。一部の学生においては、2級
の合格を目標とする。
12週
ワープロ検定練習問題Ⅰ
13週
ワープロ検定練習問題Ⅱ
14週
ワープロ検定練習問題Ⅲ
15週
まとめ
履修上の留意事項・事前学習
この授業は情報処理演習Ⅰの内容をマスタ
ーしていることを前提にしています。マスタ
ーしていない学生はこの授業を履修すること
ができません。演習Ⅰで学んだことを忘れて
しまった学生は、最初の授業で復習をおこな
うので必ず出席すること。
配布したプリントをホチキスなどで閉じて
おき、授業にはプリントを忘れずに持参する
こと。
遅刻3回で欠席1回とみなします。
授業計画
1週
ガイダンス
2週
①タイピング練習
②編集・校正の練習問題Ⅰ
3週
①タイピング練習
②編集・校正の練習問題Ⅱ
4週
業を進めるので、演習Ⅰを履修していない学
生は、シラバスを見て学習しておくこと。
教 科 書
プリントを使用する。
①タイピング練習
②編集・校正の練習問題Ⅲ
5週
情報処理演習Ⅰで学習したことを前提に授
①タイピング練習
参考図書
必要に応じて紹介します。
②ビジネス文書作成の練習問題Ⅰ
6週
①タイピング練習
②表作成の練習Ⅰ
7週
①タイピング練習
②表作成の練習Ⅱ
8週
①タイピング練習
成績評価方法
出席点、レポート及び試験の結果を総合的
に評価する。配点率は、出席とレポートで20
〜30%、試験で70〜80%。
②ビジネス文書作成の練習問題Ⅱ
9週
①タイピング練習
②ビジネス文書作成の練習問題Ⅲ
10週
①タイピング練習
②ビジネス文書作成の練習問題Ⅳ
11週
①タイピング練習
②文書入力の練習問題
− 23 −
情報処理演習Ⅲ 1単位
大野 正幸
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
低価格化、インターネットの普及等により
履修上の留意事項・準備学習
①履修者が多い場合、教員とTA(ティーチン
パソコンが身近になり、よく使われている。
グアシスタント)の二人で指導する。わか
それに伴い、パソコンによる情報処理の能力
らないことがあれば直ぐに質問すること。
が要求されている。この授業は演習Ⅰで学ん
②やむを得ない場合を除き、遅刻(授業開始
だWord文書をさらに効率よく作成することを
後30分以内の入室)3回で欠席1回分とし、
目的とし、本学で行うワープロ検定試験の3
授業開始後30分を過ぎての入室は欠席扱い
級(一部の学生は2級)レベルに到達するこ
とする。
とを目標とする。
③配布したプリントを忘れずに持参すること。
授業計画
教 科 書
プリントを使用する。
1週
文字入力、文書作成、編集・校正1
2週
文字入力、文書作成、編集・校正2
3週
文字入力、文書作成、編集・校正3
4週
文字入力、文書作成、編集・校正4
5週
文字入力、文書作成、編集・校正5
6週
文字入力、文書作成、編集・校正6
7週
文字入力、文書作成、編集・校正7
8週
文字入力、文書作成、編集・校正8
9週
文字入力、文書作成、編集・校正9
10週
文字入力、文書作成、編集・校正10
11週
文字入力、文書作成、編集・校正11
12週
文字入力、文書作成、編集・校正12
13週
文字入力、文書作成、編集・校正13
14週
文字入力、文書作成、編集・校正14
15週
まとめ
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
出席15%、試験70%、平常点15%程度。場合
によって配点率の増減がありうる。
− 24 −
英 語Ⅰ 1単位
スティーブ・マグラー
社会福祉・介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
このクラスでは、学生に楽しみながら学ぶ
履修上の留意事項・準備学習
過去2年でまとめた教材を毎週配布します。
ことを望みます。ファッション・音楽・いろ
学生は辞書とノートを持参してください。
いろな場所の歴史における多数のテーマを扱
います。20世紀の音楽と映画の人気のキャラ
クターや多数のスーパースターなどを通して
教 科 書
NEW YORKとLONDON
英語でありながらも学習することに興味をお
JOHN ESCOTT著
こすことがねらいです。テキストは、学生に
OXFORD UNIVERSITY PRESS発行
20世紀のイギリスとアメリカの文化を紹介し、
750円
板書された質問の答えを導いてくれるでしょう。
参考図書
随時紹介。
授業計画
1週
Teacher’s material(A trip to France)
2週
Teacher’s material
3週
Teacher’s materialとNEW YORK
宿題等の取り組み
20%
4週
〃 と 〃
テスト
30%
5週
〃 と 〃
CLASSWORK /受講態度 50%
6週
〃 と 〃
7週
〃 と 〃
8週
〃 と 〃
9週
〃 と 〃
10週
〃 と 〃
11週
〃 と 〃
12週
〃 と 〃
13週
〃 と 〃
14週
〃 と 〃
15週
小テスト(NEW YORK)
成績評価方法
− 25 −
英 語Ⅰ 1単位
梶 敏勝
医療事務・秘書コース・こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
内的にも社内会話を英語とする企業も出始め
必要になるので、英和辞典を常に持参するこ
ています。これから益々身近な言葉になり必
と。単元毎に小テストを行うと同時に個別に
要性も高くなります。少なくとも英文の読解
訳を当てる。
英語は今日国際語としてほぼ認知され、国
演習単位であるので自力で読解する努力が
がなんとかできることを目標としましょう。
教 科 書
授業計画
Road Hitter
1週
英語文法のまとめ
Miguei Rivas − Micoud
2週
〃
数研出版 457円
3週
〃
Aiming at Improving Social Welfare
4週
Road Hitter Culture編
Stella Yamazaki
5週
〃 〃
成美堂 1,700円
6週
〃 〃
7週
Road Hitter International編
8週
〃 〃
9週
〃 〃
10週
Social Welfare : Bullying(いじめ)
11週
〃 〃
単元毎の小テスト(70%)+ 出席(15%)
12週
〃 〃
+ 態度(参加度合)
(15%)
13週
〃 〃
14週
Road Hitter Sport編
15週
〃 〃
参考図書
特に必要としない。
成績評価方法
− 26 −
英 語Ⅰ 1単位
岡本 修
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
を習得すると共に、スキャニング、スキミン
私語は厳禁。授業の終わりに、次週までに必
グ等のリーディング・スキルやライティング
要な作業がある場合に指示するので、必ず行
についても基本的な構文を習得することを目
うこと。
この授業では、基礎に立ち帰って英語能力
辞 書( 英 和、 和 英 ) は 必 ず 持 参 す る こ と。
指す。この目標達成のためには、単に問題を
解くだけではなく、基本的な文法、語彙の習
得が必要となる。具体的には、授業では、テ
教 科 書
Themes for Today
キストがリーディング・スキルの習得に適し
L.C.Smith & N.N.Mare
たものなので、テキストの問題を解きながら、
松柏社 1,600円
文法・語彙について広汎な説明を行うことに
Writingについては、プリントを配布する。
なる。ライティングについては、基本構文を
中心とした問題をプリントで配布して授業を
行う。又、目的達成のためには、随時、小テ
参考図書
授業中に必要に応じて指示する。
スト(単語テスト等)を行う。
成績評価方法
定期試験30%、小テスト10%、出席30%、
授業計画
平常点30%
1週
ガイダンス:授業の進め方の説明
2週
Ch1, Sharks(1)
3週
Ch1, Sharks(2)
4週
Ch1, Sharks(3)
5週
Ch2, A Brief History of Horses(1)
6週
Ch2, A Brief History of Horses(2)
7週
Ch2, A Brief History of Horses(3)
8週
Ch4, Food and Culture(1)
9週
Ch4, Food and Culture(2)
10週
Ch4, Food and Culture(3)
11週
Ch4, Food and Culture(4)
12週
Writing(1)
13週
Writing(2)
14週
Writing(3)
15週
まとめ
− 27 −
英 語Ⅰ 1単位
松崎 武志
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
近年、グローバル化、ボーダーレス社会化
履修上の留意事項・準備学習
①欠席をする場合には、クラスメートに協力
が益々進んできている。そうした中、国際語
を仰ぎ、授業に遅れないようにすること。
としての英語を扱うスキルの重要性が、一層、
②遅刻、授業中の私語は、他の履修生に多大
増してきているといえる。本科目は、英語へ
な迷惑をかけることになるので、厳禁。
の興味、関心を高めるとともに、コンプリヘ
③以下「成績評価方法」に記載の通り、課題
ンション・スキル、アウトプット・スキルを
と小テストの配点率が高くなっているので
幅広く底上げすることを目標とする。
注意すること。
授業計画
教 科 書
1週
ガイダンス:コース概要の説明
1分間英語で自分のことを話してみる
2週
リスニング・発音・会話表現①
出版:中経出版
3週
リスニング・発音・会話表現②
著 :浦島久, クライド・ダブンポート
4週
リスニング・発音・会話表現③
価格:1,500円+税
5週
リスニング・発音・会話表現④
6週
リスニング・発音・会話表現⑤
7週
リスニング・発音・会話表現⑥
8週
リスニング・発音・会話表現⑦
9週
リスニング・発音・会話表現⑧
10週
音楽・映画を活用した英語学習①
①出席と授業参加態度:約50%
11週
音楽・映画を活用した英語学習②
②課題と小テスト :約50%
12週
音楽・映画を活用した英語学習③
13週
音楽・映画を活用した英語学習④
14週
音楽・映画を活用した英語学習⑤
15週
まとめ
参考図書
教員より適宜プリントを配布する。
成績評価方法
− 28 −
英 語Ⅱ 1単位
スティーブ・マグラー
社会福祉・介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
このクラスでは、学生に楽しみながら学ぶ
履修上の留意事項・準備学習
過去2年でまとめた教材を毎週配布します。
ことを望みます。ファッション・音楽・いろ
学生は辞書とノートを持参してください。
いろな場所の歴史における多数のテーマを扱
います。20世紀の音楽と映画の人気のキャラ
クターや多数のスーパースターなどを通して
教 科 書
NEW YORKとLONDON
英語でありながらも学習することに興味をお
JOHN ESCOTT 著
こすことがねらいです。テキストは、学生に
OXFORD UNIVERSITY PRESS 発行
20世紀のイギリスとアメリカの文化を紹介し、
750円
板書された質問の答えを導いてくれるでしょう。
参考図書
随時紹介。
授業計画
1週
Teacher’s material
2週
〃
3週
Teacher’s materialとLONDON
宿題等の取り組み
20%
4週
〃 と 〃
テスト
30%
5週
〃 と 〃
CLASSWORK /受講態度 50%
6週
〃 と 〃
7週
〃 と 〃
8週
〃 と 〃
9週
〃 と 〃
10週
〃 と 〃
11週
〃 と 〃
12週
〃 と 〃
13週
〃 と 〃
14週
〃 と 〃
15週
小テスト(LONDON)
成績評価方法
− 29 −
英 語Ⅱ 1単位
梶 敏勝
医療事務・秘書コース・こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
た授業となる。文法事項についてはその都度、
必要になるので、英和辞典を常に持参するこ
必要に応じて解説する。
と。単元毎に小テストを行うと同時に個別に
英語Ⅰに基本的には同じで読解を中心にし
演習単位であるので自力で読解する努力が
訳を当てる。
授業計画
教 科 書
1週
Road Hitter Society編
2週
〃 〃
3週
〃 〃
4週
Road Hitter Culture編
5週
〃 〃
6週
〃 〃
7週
Social Welfare : Aids(エイズ)
8週
〃 〃
単元毎の小テスト(70%)+ 出席(15%)
9週
〃 〃
+ 態度(参加度合)
(15%)
10週
〃 Aids and Social Worker
11週
〃 〃
12週
13週
〃 〃
14週
〃 〃
15週
〃 〃
英語Ⅰのテキストをひき続き使う。
参考図書
特に必要としない。
成績評価方法
Road Hitter Sport編
− 30 −
英 語Ⅱ 1単位
岡本 修
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
更に実用的英語能力の習得を目指す。この目
私語は厳禁。授業の終わりに、次週までに必
標達成のためには、英語Ⅰ同様に、スキャニ
要な作業がある場合に指示するので、必ず行
ング、スキミング等のリーディング・スキル、
うこと。
こ の 授 業 で は、 英 語 Ⅰ の 成 果 を 踏 ま え て、
辞 書( 英 和、 和 英 ) は 必 ず 持 参 す る こ と。
又、ライティング・スキルだけでなく、文法、
語彙についての一層の能力習得が必要となる。
このため、授業では、リーディング用のテキ
教 科 書
Themes for Today
ストでは、問題に即して文法・語彙について、
L.C.Smith & N.N.Mare
実用を踏まえた解説を行う。ライティングに
松柏社 1,600円
ついても、問題を解きながら、ライティング・
Writingについては、プリントを配布する。
スキルに必要な文法・語彙について、詳細な
説 明 を 行 う。 又、 目 的 達 成 の た め に、 随 時、
小テスト(単語テスト等)を行う。
参考図書
授業中に必要に応じて指示する。
授業計画
成績評価方法
定期試験30%、小テスト10%、出席30%、
1週
ガイダンス:授業の進め方の説明
2週
Ch5, The Importance of Exercise(1)
3週
Ch5, The Importance of Exercise(2)
4週
Ch5, The Importance of Exercise(3)
5週
Ch6, The New York city Marathon(1)
6週
Ch6, The New York city Marathon(2)
7週
Ch6, The New York city Marathon(3)
8週
Ch7, Margaret Mead(1)
9週
Ch7, Margaret Mead(2)
10週
Ch7, Margaret Mead(3)
11週
Ch7, Margaret Mead(4)
12週
Whiting(1)
13週
Whiting(2)
14週
Whiting(3)
15週
まとめ
平常点30%
− 31 −
英 語Ⅱ 1単位
甲田 直喜
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
リスニング能力の向上を主たる目的とした
講義です。
履修上の留意事項・準備学習
毎時間、英和辞書を必ず持参してください。
(電子辞書をお薦めします)演習作業の効率が
リスニング教材の「素材」は多種多様ですが、
格段に上がります。
比較的平易かつ情報媒体として有益な「ニュー
講義の性質上、遅刻は不可です。遅刻が多
ス英語」を主に聞き取って頂きたいと思います。
い受講者に対しては、学期途中であっても受
英語を聞くという事も大切ですが、教材を通じ、
講をお断りしますので、その旨を承知した上
「世の中で起こっている出来事」について、幅
で履修登録をしてください。
広く興味を持ってください。
大学で英語(語学)を学ぶ最後の機会にな
るかも知れません。「楽しく勉強する」という
教 科 書
ありません。(毎時間、演習作業用のハンド
事を、常に主眼に置きたいと思っています。
アウトを担当教員が用意します。)
授業計画
参考図書
1週
必要が生じた際、講義中に適宜指示します。
オリエンテーション
(講義の概要に関して説明します。)
2週
Practice 1
3週
Practice 2
4週
Practice 3
5週
Practice 4
6週
Practice 5
7週
Practice 6
8週
復習1
9週
Practice 7
10週
Practice 8
11週
Practice 9
12週
Practice 10
13週
Practice 11
14週
復習2
15週
まとめ
成績評価方法
平常点(出席状況・演習の出来具合・参加
意欲・その他)50%、試験50%
以上の2点を総合して、評価判定を行います。
− 32 −
英 語Ⅲ 2単位
スティーブ・マグラー
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
教 科 書
t ions. For students to communicate and
Peter Viney/Karen Viney
express themselves in a clear and simple
Oxford University Press 2,163円
Everyday English used in everyday situa-
in English-starter(スターター)
manner.
参考図書
Additional material from teacher’s material
授業計画
1週
What’s your name?
2週
Are you a student?
3週
Where are you from?
テスト 30%
4週
Hello/Goodbye
宿題等の取り組み 20%
5週
What is it?
受講態度/ CLASSWORK 50%
6週
We’re friends
7週
Take out
8週
What colour is it?
9週
This is your room....
10週
Shopping
11週
What have you got?
12週
Families
13週
Instructions
14週
Where do you live?
15週
小テストとふり返り
成績評価方法
履修上の留意事項・準備学習
Students need ─ Notepaper/Notebook,
dictionary.
− 33 −
英 語Ⅲ 2単位
松崎 武志
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
近年、グローバル化、ボーダーレス社会化
履修上の留意事項・準備学習
①欠席をする場合には、クラスメートに協力
が益々進んできている。そうした中、国際語
を仰ぎ、授業に遅れないようにすること。
としての英語を扱うスキルの重要性が、一層、
②遅刻、授業中の私語は、他の履修生に多大
増してきているといえる。本科目は、英語へ
な迷惑をかけることになるので、厳禁。
の興味、関心を高めるとともに、コンプリヘ
③以下「成績評価方法」に記載の通り、課題
ンション・スキル、アウトプット・スキルを
と小テストの配点率が高くなっているので
幅広く底上げすることを目標とする。
注意すること。
授業計画
教 科 書
①リンクで学ぶケンブリッジコミュニケーショ
1週
ガイダンス:コース概要の説明
2週
リスニング・発音・会話表現①
3週
リスニング・発音・会話表現②
出版:Cambridge University Press
4週
リスニング・発音・会話表現③
著 :Adrian Doff, Christopher Jones
5週
リスニング・発音・会話表現④
訳 :渡辺雅仁
6週
リスニング・発音・会話表現⑤
価格:1,900円+税
7週
リスニング・発音・会話表現⑥
②1分間英語で自分のことを話してみる
8週
リスニング・発音・会話表現⑦
出版:中経出版
9週
リスニング・発音・会話表現⑧
著 :浦島久, クライド・ダブンポート
10週
音楽・映画を活用した英語学習①
価格:1,500円+税
11週
音楽・映画を活用した英語学習②
12週
音楽・映画を活用した英語学習③
13週
音楽・映画を活用した英語学習④
14週
音楽・映画を活用した英語学習⑤
15週
まとめ
ン英単語・英文法初級編
参考図書
教員より適宜プリントを配布する。
成績評価方法
①出席と授業参加態度:約50%
②課題と小テスト :約50%
− 34 −
英 語Ⅳ 2単位
スティーブ・マグラー
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
教 科 書
t ions. For students to communicate and
Peter Viney/Karen Viney
express themselves in a clear and simple
Oxford University Press 2,163円
Everyday English used in everyday situa-
in English-starter(スターター)
manner.
参考図書
Additional material from teacher’s material
授業計画
1週
Times
2週
Asking for directions
3週
Lifestyles
テスト
30%
4週
What can you do?
宿題等の取り組み
20%
5週
Appointments
受講態度/ CLASSWORK 50%
6週
What’s she doing?
7週
Plans
8週
An evening out
9週
Likes/Dislikes
10週
What are you going to do?
11週
The weather
12週
What did you have?
13週
What did you do?
14週
Life events
15週
小テストとふり返り
成績評価方法
履修上の留意事項・準備学習
Students need ─ Notepaper/Notebook,
dictionary.
− 35 −
英 語Ⅳ 2単位
甲田 直喜
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
リスニング能力の向上を主たる目的とした
講義です。
履修上の留意事項・準備学習
毎時間、英和辞書を必ず持参してください。
(電子辞書をお薦めします)演習作業の効率が
リスニング教材の「素材」は多種多様ですが、
格段に上がります。
比較的平易かつ情報媒体として有益な「ニュー
講義の性質上、遅刻は不可です。遅刻が多
ス英語」を主に聞き取って頂きたいと思います。
い受講者に対しては、学期途中であっても受
英語を聞くという事も大切ですが、教材を通じ、
講をお断りしますので、その旨を承知した上
「世の中で起こっている出来事」について、幅
で履修登録をしてください。
広く興味を持ってください。
大学で英語(語学)を学ぶ最後の機会にな
るかも知れません。「楽しく勉強する」という
教 科 書
ありません。(毎時間、演習作業用のハンド
事を、常に主眼に置きたいと思っています。
アウトを担当教員が用意します。)
授業計画
参考図書
1週
必要が生じた際、講義中に適宜指示します。
オリエンテーション(講義の概要に
関して説明します。)
2週
Practice 1
3週
Practice 2
4週
Practice 3
5週
Practice 4
6週
Practice 5
7週
Practice 6
8週
復習1
9週
Practice 7
10週
Practice 8
11週
Practice 9
12週
Practice 10
13週
Practice 11
14週
復習2
15週
まとめ
成績評価方法
平常点(出席状況・演習の出来具合・参加
意欲・その他)50%、試験50%
以上の2点を総合して、評価判定を行います。
− 36 −
英 語Ⅴ 2単位
ネルソン・リカルド・ルナ
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
をする上で必要な文法を学び、多様なトピッ
に努めてください。日本語を用いて話す事は
クで会話を行います。
評価を下げる事になります。
授業計画
教 科 書
基本的な英会話の習得を目指します。会話
1週
たくさんの事を話し合えるように、積極的
教科書は特に設けず、プリントを必要に応
Lesson 1:自己紹介
2週
Lesson 2:ルーチンについて
3週
Lesson 3:未来の計画について
4週
Lesson 4:Test#1
じて配付します。
参考図書
英語辞書
(レッスン1〜3に基づく)
家族について
成績評価方法
5週
Lesson 5:人々を描写する
6週
Lesson 6:第三者/仕事について
テスト 30%、講義参加態度 50%
7週
Lesson 7:レッスン4〜7の復習
クラスワーク 20%
8週
Lesson 8: Test#2
(レッスン4〜7に基づく)
時間の表現
9週
Lesson 9:選択について
10週
Lesson10:買い物
11週
Lesson11:希望や夢について
12週
Lesson12:スキルについて
13週
Lesson13:レッスン1〜 6の復習
14週
Lesson14:レッスン7〜12の復習
15週
まとめと考査
− 37 −
英 語Ⅵ 2単位
松崎 武志
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
選択科目としての本英語科目では、英語へ
対象学年:2年
履修上の留意事項・準備学習
①欠席をする場合には、クラスメートに協力
の高い興味、関心は既にあることを前提とし、
を仰ぎ、授業に遅れないようにすること。
コンプリヘンション・スキル、アウトプット・
②遅刻、授業中の私語は、他の履修生に多大
スキルを幅広く底上げすることを目標とする。
な迷惑をかけることになるので、厳禁。
③以下「成績評価方法」に記載の通り、課題
と小テストの配点率が高くなっているので
授業計画
注意すること。
1週
ガイダンス:コース概要の説明
2週
リスニング・発音・会話表現①
3週
リスニング・発音・会話表現②
4週
リスニング・発音・会話表現③
1分間英語で自分のことを話してみる
5週
リスニング・発音・会話表現④
出版:中経出版
6週
リスニング・発音・会話表現⑤
著 :浦島久, クライド・ダブンポート
7週
リスニング・発音・会話表現⑥
価格:1,500円+税
8週
リスニング・発音・会話表現⑦
9週
リスニング・発音・会話表現⑧
10週
音楽・映画を活用した英語学習①
11週
音楽・映画を活用した英語学習②
12週
音楽・映画を活用した英語学習③
13週
音楽・映画を活用した英語学習④
①出席と授業参加態度:約50%
14週
音楽・映画を活用した英語学習⑤
②課題と小テスト :約50%
15週
まとめ
教 科 書
参考図書
教員より適宜プリントを配布する。
成績評価方法
− 38 −
健康科学論 1単位
中西 一弘
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
生活習慣病・メタボリックシンドロームな
教 科 書
特に教科書は使用しない。
どの健康問題、また、「介護予防が介護の現場
必要に応じ資料を配布。
や、自治体・地域包括支援センターなどでど
のように行われているか」などリアルタイム
の情報を提供します。
参考図書
必要に応じて紹介。
授業計画
成績評価方法
筆記試験により100点満点で評価。
1週〜3週
1.からだの仕組みと働き
4週〜7週
2.生活習慣病とその予防
1)「メタボリックシンドローム」
2)「高血圧症」
3)「脂質異常(高脂血症)」
4)「糖尿病」
5)「虚血性心疾患」
6)「脳血管疾患」
7)介護予防の実態
8週
3.まとめ
履修上の留意事項・準備学習
授業中いつでも、疑問があれば積極的に何
でも質問して下さい。
− 39 −
健康科学論 1単位
中西 一弘
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
生活習慣病・メタボリックシンドロームな
教 科 書
特に教科書は使用しない。
どの健康問題、また、「介護予防が介護の現場
必要に応じ資料を配布。
や、自治体・地域包括支援センターなどでど
のように行われているか」などリアルタイム
の情報を提供します。
参考図書
必要に応じて紹介。
授業計画
成績評価方法
筆記試験により100点満点で評価。
1週〜3週
1.からだの仕組みと働き
4週〜7週
2.生活習慣病とその予防
1)「メタボリックシンドローム」
2)「高血圧症」
3)「脂質異常(高脂血症)」
4)「糖尿病」
5)「虚血性心疾患」
6)「脳血管疾患」
7)介護予防の実態
8週
3.まとめ
履修上の留意事項・準備学習
授業中いつでも、疑問があれば積極的に何
でも質問して下さい。
− 40 −
健康科学論 1単位
荒井 迪夫
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
に体を動かすことを始め、いろいろな運動に
私語は厳禁。
ヒトは乳幼児期から、日常生活の中で自然
欠 席・ 遅 刻・ 早 退 の な い よ う に 心 が け る。
親しみながら発育発達をするが、ある時期に
何らかの要因によって、運動に対して「得手・
不得手」、「好き・嫌い」の感情を抱くように
教 科 書
使用せず、資料は必要により配布。
なる。そしてそれが、その後の人生において
運動に対するかかわり方に大きな影響を与え
ることになる。将来、保育者として子どもに
参考図書
授業時に紹介。
関わる者として、運動がどのように発生し、
発展・広がりをしていくのかを実技と合わせ
て学習する。また、実技で行った各種課題を
自分の身体のどこをどのように動かすことに
成績評価方法
毎回「前回の授業の振り返り小テストを実
施」し合計点(100点満点)で評価する。
よって出来たのかを文章化できるようにする。
また、運動と身体の仕組みについての基本的
な内容も理解する。
授業計画
1週
乳幼児の運動発生(生理的早産仮説)
2週
初めての運動認識
3週
各種運動の発生
(キネステーゼとアナロゴン)
4週
運動の分類と習熟位相
5週
運動と刺激の伝わり方
6週
運動と骨・筋の役割・名称
7週
運動と血液循環
8週
運動とエネルギー消費
− 41 −
体育実技 1単位
中西 一弘
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
ニーカーを着用する。
1.スポーツゲーム・レクリエーション
運動しやすい服装に着替え、室内履きのス
卓球・バドミントン・バレーボールなど、
ゲーム性のあるスポーツやレクリエーシ
ョンを行います。
楽しく身体を動かしながら、協調性を養
教 科 書
特に教科書は使用しない。
います。
2.フィットネスエクササイズ
運動が得意でも不得意でも、勝ち負けのな
参考図書
必要に応じて紹介します。
いのがフィットネスやエアロビクスです。
エアロビクスダンスを通して、健康・体
力づくりを目指します。
成績評価方法
出席、態度、技術習得レベルなどを総合的
に評価。
授業計画
1週〜22週
1.スポーツゲーム・レクリエーション
卓球
バドミントン
バレーボール
ウォーキングゲーム他
2.自分のためにフィットネス
「エアロビクスで脂肪燃焼!」
「ウエストシェイプで腰痛予防」
「正しい姿勢で身体を守る」
− 42 −
体育実技 1単位
中西 一弘
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
です。
1.介護職としての健康・体力づくり
音楽を使用しての指導演習にまで至る授業
利用者を怪我や事故から守るための、筋力
や敏捷性など、行動的な体力を養います。
初心者レベルのエアロビックエクササイズ
また、介護従事者として必要な体力づく
を伴いますが、運動能力やリズム感に自信が
りや腰痛予防などを行います。
なくても、授業の中で克服して行きます。
2.利用者の健康・体力づくりや、介護予防
のための『運動指導』技術の習得
多くの介護の現場では、「健康体操」的な
運動を日常的なサービスとして提供して
教 科 書
「レッツEX.」インストラクション
インストラクター用BGM.CD. 1,500円
います。
この授業では、運動を通して、認知症患
者を含む利用者とのコミュニケーション
参考図書
必要に応じて紹介します。
も学びます。
楽しく汗をかく程の運動が指導できる技
術の獲得を目指します。
成績評価方法
出席、態度、技術習得レベルなどを総合的
に評価。
授業計画
1週〜10週
1.自分のためにフィットネス
1)「エアロビクスで脂肪燃焼!」
2)「ウエストシェイプで腰痛予防」
3)「正 しい姿勢で腰痛から身体を
守る」
11週〜21週
2.インストラクションを学ぶ
1)「有酸素運動の指導」
2)「筋力強化とストレッチ」
22週
3)「安全対策」とまとめ
− 43 −
体育実技 1単位
荒井 迪夫
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
こどもの運動がどのように発達し広がりを
履修上の留意事項・準備学習
・将来幼児教育に携わるものとして相応しい
見せていくのか。また、各々の基本となる運
服装・態度で授業に臨む。指示するとき意
動(課題)の実践を通じて構造を理解し、出
外は坐らない。(Tシャツは一括購入、マー
来るようにするためには身体のどこをどのよ
ク入り1,000円程度)
うに動かすことが必要かを体感する。また、
・爪は短くし、アクセサリーはすべてはずす。
幼児に指導するときはどのようにすればよい
・準備、後片付け、清掃を協力して行う。
かを考える。
そして、将来、保育現場で担当するこども
が運動が好きになるようにするには、どうし
教 科 書
使用せず。資料は必要により配布。
たらよいかを考える。
参考図書
授業計画
1週〜7週
8週〜14週
授業時に紹介。
各種ステップ、
倒立、ダルマ転がり、逆上がり
成績評価方法
支持足たたき
・全課題達成により評価。欠席、消極的態度
は減点。
前転、馬跳び
ボール(投げ、蹴り、つき)
トランポリン
15週〜21週
・遅刻は1時限目のみ認めるが3回で欠席1回
とする。(2〜5時限は授業開始時にいない場
合は欠席とする。)
横跳びこし、竹馬
なわとび
まとめ
− 44 −
就職支援講座 2単位
畠山 英治
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
文章作成と漢字の成り立ちについて学びま
対象学年:1年
教 科 書
授業時に紹介。
す。文章は自分の考えを客観的に述べられる
ことを目標にし、漢字はその組み合わせに着
目して体系的な理解をめざします。
授業計画
参考図書
必要に応じ、講義の中で紹介します。
成績評価方法
1週
オリエンテーション
2週
わかりやすい文
3週
敬語の使い分け
4週
手紙の形式
5週
履歴書の書き方
6週
文章表現 1
7週
〃 2
8週
〃 3
9週
〃 4
10週
甲骨文字と漢字
11週
象形文字と指事文字
12週
会意文字
13週
形声文字と部首
14週
形声文字と音記号
15週
まとめ
定期試験を80%とし、出席・授業での文章
作成などを20%とします。
履修上の留意事項・準備学習
課題の提出は期日を厳守すること。
− 45 −
就職実践講座 1単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
を真剣に目指している学生のための講座です。
ります。下記の教科書2冊を購入することが履
自ら積極的に学び、かつ同じ志をもつ学生た
修の条件です。また、毎回必ず教科書を持参
ちがともに学びあいながら、各自の目標達成
してください。
こ の 授 業 は、 公 立 保 育 士( 公 務 員 保 育 士 )
教科書の問題を各自で解く学習が中心とな
に向けて進んでいく姿勢が強く求められます。
必要に応じて、作文、面接などに対応する時
間も設ける予定です。公立保育士を目指す学
生さん、一緒に頑張りましょう。
教 科 書
①スイスイわかる保育士採用 教養試験
2014年度版 一ツ橋書店 1,470円
②スイスイわかる保育士採用 専門試験
授業計画
1週
オリエンテーション・ミニテスト
2週
社会福祉
3週
児童家庭福祉
4週
保育原理
5週
教育原理
6週
一般教養分野①一般知能
7週
保育の心理学
8週
子どもの食と栄養
9週
子どもの保健
10週
社会的養護
11週
一般教養分野②一般知識
12週
保育実習理論
13週
作文練習
14週
面接練習
15週
履歴書作成等・まとめ
2014年度版 一ツ橋書店 1,575円
参考図書
必要に応じて授業中に紹介します。
成績評価方法
出席、平常点を重視します。
− 46 −
〔自由が丘産能短期大学単位互換授業〕
消費と文化 2単位
松本 潔
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
本科目では、現代社会においてさまざまな消費
現象が見られるが、それらがどのような意味を持
っているのか、そしてその意味解釈の方法や手法
を習得する。
また、我々の身近な生活様式(衣・食・住・遊)
を考察するとともに、自己のライフスタイルとの
かかわりを探り、これからの私たちの消費生活に
対して新たな発見ができるような感性を養う。
なお、事前学習としては、我々の身近な生活様
式である「衣」「食」「住」「遊」について、最新の
動きを新聞や雑誌、テレビなどから情報収集して
おくと理解促進として役立つので、その習慣をつ
けておくことが望まれる。
さらに、事後学習としては、各生活様式の「衣」
「食」「住」「遊」についてのミニレポートの作成、
および「タウンウォッチング」についてのミニレ
ポート作成に当たり、図書館などで関連する事例
などを調べ、それらの事例について自分自身の意
見・感想を述べられるようにしておくことが望ま
れる。本科目では、現代社会においてさまざまな
消費現象が見られるが、それらがどのような意味
を持っているのか、そしてその意味解釈の方法や
手法を習得する。
また、我々の身近な生活様式(衣・食・住・遊)
を考察するとともに、自己のライフスタイルとの
かかわりを探り、これからの私たちの消費生活に
対して新たな発見ができるような感性を養う。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
ガイダンス「消費文化」の意味・位置づ
けについて、簡単に解説を行う。
「文化記号論概説」現代社会における消
費現象を解説するツールとしての文化記
号論を概説する。
「コンセプト・メーキングの手法」企業
の事例を通じて、コンセプト・メーキン
グの手法と重要性について学習する。
「 遊( 余 暇 )の 生 活 様 式 の 現 状 と 動 向 」
余暇 関 連市 場の 現状 と 方 向 性、 お よ び
我々の余暇に対する価値観の変化を考察
する。
「遊(余暇)の事例研究」余暇市場開発
の事例を取り上げ、その開発コンセプト
とライフスタイルとの関連を分析する。
「食の生活様式の現状と動向」食生活構
造の変化と課題、および食生活のキーコ
ンセプトについて考察する。
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
対象学年:1年
「食の事例研究」食文化を演出する店舗
を題材として、その開発コンセプトと消
費者の価値観との関連を探る。
「衣の生活様式の現状と動向」衣(服飾)
文化の動向、および衣文化と我々のライ
フスタイルとの関連を分析する。
「衣の事例研究」衣文化を創造したブラ
ンドを事例として取り上げ、我々のライ
フスタイルとの関連を探る。
「住の生活様式の現状と動向」住まいの
歴史、住宅事情、および住文化の動向と
課 題 を 消 費 者 ニ ーズ と の 関 連 で 考 察 す
る。
「住の事例研究」住文化創造の事例研究
として、ハウスメーカー等の事例を取り
上げ、我々のライフスタイルなどとの関
連を探る。
「タウンウォッチングからの発想」街の
観察を通じ、地域における資源を把握し
個人と地域のアイデンティティ・文化形
成を探る。
「タウンウォッチングの事例研究」ある
街のタウンウォッチングの事例研究を通
じ て、 地 域 に お け る 消 費 文 化 現 象 を 探
る。
「ライフスタイルと消費文化」これまで
考察してきた各生活様式と我々のライフ
スタイルや価値観との関係を、消費文化
論的に解読する。
15週
質疑&フォローアップ
履修上の留意事項・準備学習
遠隔授業での実施のため、自由が丘産能短期大
学の教室の学生たちと一緒に学ぶことになるため、
演習時間は自主的に取り組む姿勢が求められる。
教 科 書
プリント教材(毎回授業時に配布)
参考図書
適宜紹介する。
成績評価方法
定期試験:(60%)
課題提出:ミニレポート(5回)(20%)
授業出席:グループ演習参画状況(20%)
− 47 −
社会福祉概論Ⅰ 2単位
土井 直子
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース
授業のテーマ・目的・到達目標
社会福祉に関する法律・制度・計画の概要を
対象学年:1年
履修上の留意事項・準備学習
・正確な知識の習得をめざすために、しっか
りと復習していくことが望ましい。
知る。
社会福祉の理念や哲学について理解を深める。
現代社会における社会福祉問題の解決方法に
ついて考察する。
・目的意識を持って、講義に出席し、積極的
に参加することが求められる。
・私語は厳禁。
社会福祉に関する基礎知識を身につける。
教 科 書
授業計画
『よくわかる社会福祉』
1週
社会福祉とは何か
山縣文治・岡田忠克 編
2週
社会福祉問題を考える
ミネルヴァ書房 2,625円
3週
社会福祉の法律
4週
社会福祉の制度
5週
社会福祉の計画
社会福祉小六法
6週
福祉の理念
ミネルヴァ書房 1,680円
7週
福祉の哲学
8週
貧困問題
9週
社会的養護
10週
バリアフリー
11週
つながりの再構築
12週
サービスマネジメント
13週
新しい公共
14週
社会福祉の政策
15週
まとめ
参考図書
成績評価方法
出席40%・定期試験30%・平常点30%
− 48 −
社会福祉演習Ⅰ 2単位
担当教員は下記に示す
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
の討論、専門的ビデオの視聴と解説、造形
この演習は学科が総力を結集し、重点をお
作品・論文集の制作、芸術作品の鑑賞、社
いている特色ある科目の一つである。目的と
会福祉施設見学、各種調査の施行あるいは
到達目標は次の二つに大別できる。
講義等、各教員の創意により、多彩な形式
①教師と学生との人格的交流を基盤にして、
で実施される。
少人数のグループで専門的学習を行ってい
⑥体育祭参加や淑徳祭参加も積極的に参加す
る。淑徳祭では研究発表を行う。
くための基礎学力を身につけることをめざ
している。すなわち高校までの受動的な知
識のつめこみでなく、総合的な知識の把握
の 手 段、 参 考 資 料・ 文 献 の 読 み 方、 調 査・
履修上の留意事項・準備学習
①評価方式は教員により若干の相違はあるが、
研究の進め方、結果のまとめ方、リポート
おおむね口頭発表の内容、態度、討論にお
の書き方等を習得し、自らのものの見方・
いての積極性、提出レポートの内容により
考え方を確立し、発表できるよう指導する。
採点し、出席状況を考慮して、評価するこ
そして2年次の社会福祉演習Ⅱ─専門的分
とが多いようである。
野の演習へ発展させるステップとするので
②図書館を積極的に活用することが望ましい。
ある。
その他の文献、資料も十分あるが、必要な
②担当教員は、演習時間における学生への指
資料がない場合には、他の図書館からの文
導のみならず、個々の学生の生活全般のア
献取り寄せや複写依頼なども行っているの
ドバイザーとしての役割も任務としている。
で利用されたい。
学生は学習、学校生活をめぐる悩み、将来
の進路に関してなどはもちろん、身の回り
の細かい問題についても、担当教員に相談
教 科 書
特に使用はしない。
す れ ば 教 員 は そ れ に で き る か ぎ り 対 応 し、
解決に努めることになる。
参考図書
必要に応じて紹介。
授業計画
①社会福祉学科学生全員を小グループに分け
それぞれ教員が受け持つ。1グループの学
生数は10名〜20名程度である。
担当教員
〔社会福祉コース〕
梅原基雄
②グループ分けはコース別に、学籍番号によ
ってわけるのを基本とする。
〔医療事務・秘書コース〕
小杉誠司、水野早苗、三田寺裕治
③授業は通年30回行なう。
〔介護福祉コース〕
④入学直後に行われるフレッシュマンキャン
亀山幸吉、藤澤雅子、星野和世
プの諸行事も、このグループ単位で行動す
る。担当教員のオリエンテーションに始ま
る指導を受ける。
成績評価方法
報告書50%、その他(出席状況・参加態度等)
⑤授 業 は 資 料・ 文 献 の 紹 介、 テ キ ス ト 購 読、
50%。(教員により若干の相違はある)
リポートの作成・発表、時事問題について
− 49 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
梅原 基雄
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習では、(一)に国家と福祉との関係性
を知るために、法制度としての社会福祉を考
察する、(二)に生活困窮者・高齢者・障害者
などが公的扶助・福祉サービスを受ける場合
の具体的な仕組みを理解する、(三)に広く国
際的・政治的・経済的・社会的な時事的問題
を取り上げ、わが国において存在する根本的
な福祉問題の所在を探る、ことを基本として
学びながらゼミ員各自の社会福祉に関する問
題意識の明確化をはかっていきたい。
26週
各自研究テーマまとめ
27週
〃
28週
研究テーマ提出
29週
研究テーマについて
30週
授業終了に際して
履修上の留意事項・準備学習
○ゼミレポート及び授業への参加態度を重視
して評価するので、遅刻、欠席はしないこと。
○ゼミ員相互の理解と研究を共同のものとす
るために、施設見学(刑務所)・ゼミ合宿・
淑徳祭参加(社会福祉相談)を行うことを
授業計画
予定している。特に、体育祭、淑徳祭へは
1週
はじめに
2週
進路相談
3週
〃
4週
自己PR・志望動機の書き方
5週
〃
6週
小論の書き方
7週
〃
8週
体育祭への参加
9週
日本の社会福祉制度について(復習)
10週
〃 (復習)
11週
〃
12週
〃
13週
各自研究テーマについて
14週
〃
15週
前期まとめ
16週
後期授業開始にあたって
17週
進路相談
18週
〃
19週
各自研究テーマについて
20週
少年法について
21週
〃
22週
〃
23週
淑徳祭参加のための準備
24週
〃
25週
淑徳祭参加
ゼミ員全員の参加を行うので参加意欲のな
い学生は履修しないように。
教 科 書
プリントを配布。
参考図書
授業時に指示。
成績評価方法
レポートと出席状況を考慮して評価。
レポート60%、授業への参加態度40%。
− 50 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習では、多種多様な課題を抱えている
社会保障。社会福祉の領域(生活保護、医療、
年金、貧困等)から、各自が研究テーマを設
定して討論する形式で進める。最終的に、弾
29週
卒業論文の発表
30週
卒業論文の発表
履修上の留意事項・準備学習
意欲的に参加することを期待します。
力的で幅広い視野からの分析、論理的な検討、
適切な議論ができることを目的とする。
教 科 書
授業中に適宜紹介する。
授業計画
1週
ガイダンス
2週
資料の探し方・読み方について
3週
〃
4週
〃
5週
文章の書き方・ルールについて
6週
〃
7週
〃
8週
プレゼンテーションについて
9週
〃
10週
〃
11週
グループ研究
12週
〃
13週
〃
14週
グループ研究の発表
15週
前期のまとめ
16週
卒業論文の中間報告
17週
グループ研究
18週
〃
19週
〃
20週
〃
21週
グループ研究の発表
22週
〃
23週
〃
24週
卒業論文の作成・指導
25週
〃
26週
〃
27週
〃
28週
〃
参考図書
必要に応じて紹介。
成績評価方法
出 席 を 重 視 し、 演 習 で の 個 人 報 告、 発 言、
卒業論文等総合的に判断する。
− 51 −
医学概論 2単位
尾島 正幸
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
とするが、ただ教科書等の内容を機械的に覚
配布の有無に関わらず原則授業で触れた項目
えようとするのではなく、健康や人体の構造
や内容について自主的に教科書等を参照し復
と機能、その異常としての主要疾患や障害等
習することを前提とする。自主学習のために
について自ら興味を持って自主的に学ぶこと
も毎回授業には指定された教科書を持参する
を重視する。
こと。また前週の授業内容についての小テス
業務に必要な基本的医学知識の習得を目的
重要項目のプリント配布は予定しているが、
トを毎回授業の最後に行い、翌週の授業はじ
授業計画
めに返却し、解説・復習をするので遅刻しな
1週
1 健康の捉え方
いこと。なお、授業計画は状況や進度に応じ
2週
2 人の成長・発達(1)
順序および内容等について適宜変更する場合
3週
4週
人の成長・発達(2)
3 心身機能と身体構造および
がある。
5週
関連する疾病と障害の概要(1)
〃 (2)
教 科 書
6週
〃 (3)
(社会福祉シリーズ 1)
7週
〃 (4)
編集責任=朝元美利
8週
〃 (5)
弘文堂 2,500円
9週
〃 (6)
10週
〃 (7)
11週
〃 (8)
12週
〃 (9)
13週
14週
4 リハビリテーションの概要
5 国際生活機能分類(ICF)の
15週
基本的考え方と概要
まとめ
人体の構造と機能及び疾病
参考図書
必要に応じて紹介
成績評価方法
授業への出席態度と小テスト(30%)、
定期試験(70%)
− 52 −
社会福祉概論Ⅱ 2単位
土井 直子
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
「社会福祉とは何か」について考える。
・理解を深める努力をすること
ソーシャルワークの重要性について理解する。
・新聞・ニュースなどに興味を持ち、学習に
取り入れる努力をする
福祉国家の形成に関する知識を習得し、今後
の課題を考察する。
・参考になる図書を読むこと
社会福祉の原理と体系についての理解を深
める。
・図書館を利用して、福祉関連図書や雑誌を
読む習慣をつけること
・積極的に講義に参加すること
1週
ソーシャルワークと社会福祉の原理
・リアクションペーパーに質問を書くなど、
積極的に学ぶこと
2週
福祉国家の形成
・私語厳禁
3週
福祉国家の危機
4週
福祉国家の再編
5週
戦後日本の社会保障と社会福祉
6週
1980年代以降の改革
山縣文治・岡田忠克 編
7週
社会福祉制度改革の展開
ミネルヴァ書房 2,625円
8週
貧困・低所得と福祉
授業計画
教 科 書
『よくわかる社会福祉』
参考図書
9週
こどものウェルビーイングと福祉
10週
障害観の転換と福祉
11週
エイジングと福祉
平岡公一 ほか
12週
コミュニティと福祉
有斐閣 3,570円
13週
社会福祉とニード
14週
権利擁護とサービスの質の確保
15週
まとめ
『社会福祉学』
成績評価方法
出席40%・定期試験30%・平常点30%
− 53 −
社会福祉調査論 2単位
三田寺 裕治
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
側検定と片側検定、パラメトリック検
【授業テーマ・目的】
定とノンパラメトリック検定など、検
福祉課題を解決するためには、科学的な調
定に関する基本的知識と考え方を説明
査に基づく正確な現状分析が欠かせない。本
する。また、相関分析と回帰分析につ
講義では、社会調査の意味や目的、歴史を概
説した上で、実際の社会調査を紹介しながら、
調査の設計、標本抽出、データの処理・集計、
いても概説する。
11週
重回帰分析、分散分析、因子分析な
データ分析など、社会調査の手順と調査技術
ど、いくつかの発展的統計手法につ
について解説する。また、後半では、実際に小・
いて、実際の調査データを用いなが
中規模な調査を企画・実施し、社会調査の一
連のプロセスを体験する。
【到達目標】
・社会調査の意義・目的・種類を理解している。
・質的調査、量的調査の実施方法、データ分析
方法について理解している。
・社会調査の倫理や個人情報保護について理解
している。
・社会調査実施にあたってのITの活用方法につ
いて理解している。
12週
質的調査の特徴と種類
13週
質的調査の手法、質的調査における
データ分析
14週
社会調査における倫理と個人情報保護
15週
社会調査の実施にあたってのITの活用
方法
履修上の留意事項・準備学習
出席を重視する。学習環境を快適に維持で
指示する箇所(テキスト、プリント、参考書等)
1週
ガイダンス、社会調査の意義・目的
2週
社会調査の歴史、社会福祉学におけ
る社会調査
社会調査の種類と特徴
を次回までに熟読し、ノートに整理しておく
こと。
教 科 書
(質的・量的調査とその得失)
授業内で指示する。
4週
統計調査の特徴と種類 その1
5週
統計調査の特徴と種類 その2
6週
社会調査の企画・設計
7週
調査票の作成方法、ワーディングの
参考図書
諸問題
8週
ら概説する。
きるよう、受講マナーを守ること。授業内で
授業計画
3週
量的調査におけるデータ解析 その3
質問文の形式と選択肢の設け方、表紙
の作成
9週
量的調査におけるデータ解析 その1
10週
量的調査におけるデータ解析 その2
授業中に紹介する。
成績評価方法
評価は定期試験(80%)および出席状況等
(20%)でおこなう。
母集団と標本データ、帰無仮説・対立
仮説と検定の概念、統計的「有意」と
は、第一種の過誤と第二種の過誤、両
− 54 −
ソーシャルワーク総論Ⅰ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
する概説を行う。まず、社会福祉士と精神保
定を行わないので注意すること。
本科目では、相談援助の基盤と専門職に関
出席が3分の2に満たない者は、単位の認
健福祉士の役割と意義について理解をする。
次に、主たる業務である相談援助の概念と範
囲 に つ い て、 歴 史 を 踏 ま え つ つ、 理 解 す る。
また、相談援助を行う時の基盤となる価値や
教 科 書
新・社会福祉士養成講座6
『相談援助の基盤と専門職』
理念について歴史を踏まえ理解を深めること
社会福祉士養成講座編集委員会 編
を目的とする。
中央法規出版
授業計画
参考図書
随時紹介
1週
オリエンテーション
2週
社会福祉士の役割と意義
3週
社会福祉士の専門性
4週
精神保健福祉士の役割と意義
5週
相談援助の概念と範囲1
じて課する予定の小レポートの内容等も考慮
6週
相談援助の概念と範囲2
して総合的に判断する。
7週
相談援助の概念と範囲3
8週
相談援助の理念1
9週
相談援助の理念2
10週
相談援助の理念3
11週
相談援助の理念4
12週
相談援助の理念5
13週
相談援助の理念6
14週
相談援助の理念7
15週
総括
成績評価方法
定期試験の結果を基本とするが、必要に応
− 55 −
ソーシャルワーク総論Ⅱ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
を前提に、相談援助の基盤と専門職に関する概
を行わないので注意すること。ソーシャルワー
説の続きを行う。まず、相談援助における権利
ク総論Ⅰの履修をしていることが望ましい。
本科目では、ソーシャルワーク総論Ⅰの内容
出席が3分の2に満たない者は、単位の認定
擁護の意義と範囲について理解する。次いで、
相談援助にかかる専門職の概念と範囲及び専門
職倫理について考察を行う。そして、総合的か
つ包括的な援助と他職種連携の意義と内容につ
いて理解することを目的とする。
教 科 書
新・社会福祉士養成講座6
『相談援助の基盤と専門職』
社会福祉士養成講座編集委員会 編
中央法規出版
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
相談援助における権利擁護の意義1
3週
相談援助における権利擁護の意義2
4週
相談援助における権利擁護の意義3
5週
相談援助にかかる専門職の概念と
6週
参考図書
随時紹介
成績評価方法
定期試験の結果を基本とするが、必要に応
範囲1
じて課する予定の小レポートの内容等も考慮
相談援助にかかる専門職の概念と
して総合的に判断する。
範囲2
7週
相談援助にかかる専門職の概念と
範囲3
8週
専門職倫理と倫理的ジレンマ1
9週
専門職倫理と倫理的ジレンマ2
10週
専門職倫理と倫理的ジレンマ3
11週
総合的かつ包括的な援助の意義と
内容1
12週
総合的かつ包括的な援助の意義と
内容2
13週
他職種連携の意義と内容1
14週
他職種連携の意義と内容2
15週
総括
− 56 −
ソーシャルワークの方法Ⅰ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
(科目の概要・教育目標)
1年時までの専門科目の履修を内容を前提
本科目では、各分野の専門知識を、具体的
に、講義を行う予定であるので、専門用語等、
に活用するための基礎的な援助技術の知識や
不明確な場合は、復習をしておくことが望ま
技術の理解をすることを目標とする。理論の
しい。
概説が中心になるが、事例等を用いて説明行
う予定である。従って、各自の想像力を最大
限に発揮し、相談援助の対象および援助過程
の理解を深めてほしい。
教 科 書
新・社会福祉士養成講座7
『相談援助の理論と方法Ⅰ』
(到達目標)
社会福祉士養成講座編集委員会 編
①多様な相談援助技術が、相談援助過程にお
中央法規出版 2,600円+税
いてどのように展開されるのかについて理
解できる。
②さまざまな実践モデルとアプローチを学び、
参考図書
随時紹介
その違いを理解した上で、実際の場面での
活用を想像できる。
③実習において、多様な援助技法の実際を観
察および考察できるようにする。
成績評価方法
出席率20%、定期試験80%で評価を行う。
ただし、必要に応じて課する予定の小レポー
トの内容等も考慮して総合的に判断する。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
相談援助とは
3週
ソーシャルワーカーの組織と仕事
4週
相談援助の構造と機能
5週
人と環境の交互作用
6週
援助関係の意義
7週
援助構造と援助関係
8週
相談援助の展開過程1
9週
相談援助の展開過程2
10週
相談援助の展開過程3
11週
相談援助の展開過程4
12週
相談援助の展開過程5
13週
相談援助のための面接の技術1
14週
相談援助のための面接の技術2
15週
まとめ
− 57 −
ソーシャルワークの方法Ⅱ 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
(科目の概要・教育目標)
相談援助技術の理解を深めるために、課題
本科目では、各分野の専門知識を、具体的
を課すことを予定している。相談援助技術は、
に活用するための基礎的な援助技術の知識や
各分野の知識が不十分であると、十分に活用
技術の理解をすることを目標とする。理論の
できないので、各分野の知識を十分に理解し
概説が中心になるが、事例等を用いて説明行
ていることが望ましい。
う予定である。従って、各自の想像力を最大
限に発揮し、相談援助の対象および援助過程
の理解を深めてほしい。
教 科 書
新・社会福祉士養成講座7
(到達目標)
『相談援助の理論と方法Ⅰ』
①多様な相談援助技術が、相談援助過程にお
いてどのように展開されるのかについて理
社会福祉士養成講座編集委員会 編
中央法規出版 2,600円+税
解できる。
②さまざまな実践モデルとアプローチを学び、
その違いを理解した上で、実際の場面での
参考図書
随時紹介
活用を想像できる。
③実習で得た体験と知識を、結びつけられる
ようになる。
成績評価方法
出席率20%、定期試験80%で評価を行う。
ただし、必要に応じて課する予定のレポート
の内容等も考慮して総合的に判断する。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
相談援助のためのアウトリーチの技術
3週
相談援助のための契約の技術
4週
相談援助のためのアセスメントの
技術1
5週
相談援助のためのアセスメントの
技術2
6週
相談援助のためのアセスメントの
技術3
7週
相談援助のための介入の技法
8週
相談援助のためのモニタリング技法
9週
相談援助のための記録の技法
10週
記録と倫理的配慮
11週
相談援助のための交渉の技術
12週
プレゼンテーションの技術1
13週
プレゼンテーションの技術2
14週
プレゼンテーションの技術3
15週
まとめ
− 58 −
ソーシャルワークの方法Ⅲ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
(科目の概要・教育目標)
毎回のように予習・復習確認テストを実施
実践能力のある社会福祉士を養成するため
に、基礎的な援助技術の知識・技能・技術を
理解させるとともに、想像力・判断力を働か
するので、教科書を繰り返し読むことが求め
られる。
(予習・復習のポイント)
せることのできる応用力の獲得を目指す。こ
毎回予告される次回の講義テーマに関する
の科目が、実習と連動することにより、相談
ことが、教科書ではどのような内容で書かれ
援助についての包括的な視野を身につけ、相
てあるのかをまず知る。その後、今までの知
談室のみならず、集団や地域に自分の仕事の
識で理解できるところと理解できないところ
対象を広げられる出発点になってほしい。
をチェックする。理解できなかったところが、
(到達目標)
講義で理解できたかを復習して確認する。も
①総合的かつ包括的な相談援助技術が、実際
のケースにおいてどのように展開されるの
し、理解不足の部分が残っていれば、次回の
講義で質問すること。
かについて、直接・間接・関連の各種援助
技術をふまえて理解できる。(知識・理解)
この科目の授業計画の一部を「ソーシャル
ワークの方法Ⅳ」に繰り越すことがある。
②さまざまな実践モデルとアプローチを学び、
その違いを理解した上で、実際の場面での
活用を想像できる。(技能・技術)
教 科 書
相談援助の理論と方法Ⅱ
③実習に向けて、ソーシャルワークの現場に
(新・社会福祉士養成講座8)
おいて学ぶ動機付けを高揚させることがで
社会福祉士養成講座編集委員会 編
きる。(興味・関心・意欲)
中央法規出版 2,600円+税
授業計画
参考図書
1週
相談援助における対象の理解(1)
相談援助の理論と方法Ⅱ
2週
相談援助における対象の理解(2)
(社会福祉士シリーズ8)
3週
ケースマネジメントとケアマネジメント(1)
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
4週
ケースマネジメントとケアマネジメント(2)
弘文堂 2,500円+税
5週
コーディネーションとネットワーキング(1)
6週
コーディネーションとネットワーキング(2)
7週
スーパービジョンとコンサルテーション
①授業中に実施する小テスト・レポート 50%
8週
様々な実践モデル(1)
②最終試験 50%
9週
様々な実践モデル(2)
③備考(授業の進行によっては、①と②の評
10週
様々な実践モデル(3)
11週
様々なアプローチ(1)
12週
様々なアプローチ(2)
13週
様々なアプローチ(3)
14週
様々なアプローチ(4)
15週
まとめと考査
成績評価方法
価割合に変更が生じる可能性がある。
− 59 −
ソーシャルワークの方法Ⅳ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
(科目の概要・教育目標)
14週
相談援助の実際
15週
まとめと考査
実践能力のある社会福祉士を養成するため
に、基礎的な援助技術の知識・技能・技術を
理解させるとともに、想像力・判断力を働か
履修上の留意事項・準備学習
毎回のように予習・復習確認テストを実施
せることのできる応用力の獲得を目指す。こ
するので、教科書を繰り返し読むことが求め
の科目が、実習と連動することにより、相談
られる。
援助についての包括的な視野を身につけ、相
(予習・復習のポイント)
談室のみならず、集団や地域に自分の仕事の
対象を広げられる出発点になってほしい。
毎回予告される次回の講義テーマに関する
ことが、教科書ではどのような内容で書かれ
(到達目標)
てあるのかをまず知る。その後、今までの知
①相談援助における社会資源の意義を知り、
識で理解できるところと理解できないところ
活用・調整のための技術、開発のための技
をチェックする。理解できなかったところが、
術を身につけることができる。(知識・技術)
講義で理解できたかを復習して確認する。も
②ケースカンファレンスの意義と方法を知り、
し、理解不足の部分が残っていれば、次回の
その実際の展開技術を身につけることがで
きる。(知識・技能・技術)
講義で質問すること。
「ソーシャルワークの方法Ⅲ」の授業計画か
③事例によって学び、そして研究することの
ら一部、この科目に繰り越すことがある。
意義と方法を知り、将来、現場においての
学ぶ姿勢を身につけることができる。
(興味・
関心・意欲)
教 科 書
相談援助の理論と方法Ⅱ
(新・社会福祉士養成講座8)
社会福祉士養成講座編集委員会 編
授業計画
1週
相談援助における社会資源の活用・
中央法規出版 2,600円+税
調整・開発(1)
2週
相談援助における社会資源の活用・
調整・開発(2)
参考図書
相談援助の理論と方法Ⅱ
(社会福祉士シリーズ8)
3週
ソーシャルアクション
4週
ケースカンファレンス(1)
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
5週
ケースカンファレンス(2) 弘文堂 2,500円+税
6週
個人情報の保護 7週
情報通信技術(IT)の活用
8週
事例研究(1)
①授業中に実施する小テスト・レポート 60%
9週
事例研究(2)
②最終試験 40%
10週
事例研究(3)
③備考(授業の進行によっては、①と②の評
11週
事例分析(1)
12週
事例分析(2)
13週
事例分析(3)
成績評価方法
価割合に変更が生じる可能性がある。
− 60 −
地域福祉論Ⅰ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
(科目の概要・教育目標)
(予習・復習のポイント)
福祉サービス利用者の地域での自立生活を
毎回のように予習・復習確認テストを実施
支援する「地域福祉の推進」は、今日の社会
するので、教科書を繰り返し読むことが求め
福祉の基調をなすものである。その意味で、
られる。予習においては、次回の講義テーマ
地域福祉の理解は、福祉政策や福祉実践の展
に関して教科書ではどのような内容で書かれ
開にとって不可欠なものとなっている。
てあるのかをまず知る。その際、今までの知
地域自立生活を支援するソーシャルワーク
識で理解できるところと理解できないところ
を展開できるシステムに深くかかわる地域福
をチェックする。復習においては、予習で理
祉の理論とその展開に必要な条件整備につい
解できなかったところが、講義で理解できた
て講ずる。
かを確認する。もし、理解不足の部分が残っ
(到達目標)
ていれば、次回の講義で質問すること。
①地域福祉の歴史的展開を踏まえて、新しい
(演習科目との連動)
サービスシステムとしての地域福祉を理解
できる。(知識・理解)
ソーシャルワーク演習Ⅳと連動しているの
で合わせて履修すること。
②「地域福祉の基盤整備」に関して、基本的
な考え方を理解できる。(知識・理解)
③住民主体の地域福祉のあり方を理解できる。
(知識・理解)
授業計画
地域福祉の理論と方法
MINERVA社会福祉士養成テキストブック8
④福祉教育の方法について考えることができ
る。(知識・理解・技能)
教 科 書
市川, 大橋, 牧里 編著
ミネルヴァ書房 2,800円+税
参考図書
1週
地域福祉の発展過程について(1)
地域福祉の理論と方法(社会福祉士シリーズ9)
2週
地域福祉の発展過程について(2)
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
3週
公私協働の新しい福祉(1)
弘文堂 2,500円+税
4週
公私協働の新しい福祉(2)
5週
地域福祉の構成要素(1)
6週
地域福祉の構成要素(2)
7週
福祉コミュニティ
8週
地域福祉の基本的な考え方(1)
②定期試験 50%
9週
地域福祉の基本的な考え方(2)
③備 考(授業の進行によっては、①、②の評
10週
地域福祉の基本的な考え方(3)
11週
地域福祉の主体と福祉教育(1)
12週
地域福祉の主体と福祉教育(2)
13週
地域福祉計画
14週
社会福祉協議会
15週
まとめと考査
成績評価方法
①授業中に実施する小テスト・レポート(出席・
平常点) 50%
価割合に変更が生じる可能性がある)
− 61 −
地域福祉論Ⅱ 2単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
(科目の概要・教育目標)
14週
海外の地域福祉の考え方
15週
まとめと考査
福祉サービス利用者の地域での自立生活を
支援する「地域福祉の推進」は、今日の社会
福祉の基調をなすものである。その意味で、
履修上の留意事項・準備学習
(予習・復習のポイント)
地域福祉の理解は、福祉政策や福祉実践の展
開にとって不可欠なものとなっている。
毎回のように予習・復習確認テストを実施
するので、教科書を繰り返し読むことが求め
地域自立生活を支援するソーシャルワーク
られる。予習においては、次回の講義テーマ
を展開できるシステムに深くかかわる地域福
に関して教科書ではどのような内容で書かれ
祉の理論とその展開に必要な条件整備につい
てあるのかをまず知る。その際、今までの知
て講ずる。
識で理解できるところと理解できないところ
(到達目標)
をチェックする。復習においては、予習で理
①地域福祉の歴史的展開を踏まえて、新しい
解できなかったところが、講義で理解できた
サービスシステムとしての地域福祉を理解
かを確認する。もし、理解不足の部分が残っ
できる。(知識・理解)
ていれば、次回の講義で質問すること。
②「地域福祉の基盤整備」に関して、基本的
な考え方を理解できる。(知識・理解)
③住民主体の地域福祉のあり方を理解できる。
(知識・理解)
教 科 書
地域福祉の理論と方法
MINERVA社会福祉士養成テキストブック8
④福祉教育の方法について考えることができ
る。(知識・理解・技能)
市川, 大橋, 牧里 編著
ミネルヴァ書房 2,800円+税
授業計画
参考図書
1週
行政組織と民間組織の役割と実際(1)
地域福祉の理論と方法(社会福祉士シリーズ9)
2週
行政組織と民間組織の役割と実際(2)
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
3週
専門職の役割と実際(1)
弘文堂 2,500円+税
4週
専門職の役割と実際(2)
5週
住民の参加と方法(1)
6週
住民の参加と方法(2)
7週
ソーシャルサポートネットワーク
8週
社会資源の活用・調整・開発(1)
②定期試験 50%
9週
社会資源の活用・調整・開発(2)
③備 考(授業の進行によっては、①、②の評
10週
地域における福祉ニーズの把握方法
成績評価方法
①授業中に実施する小テスト・レポート(出席・
平常点) 50%
と実際
11週
地域トータルケアシステム(1)
12週
地域トータルケアシステム(2)
13週
地域における福祉サービスの評価方
法と実際
− 62 −
価割合に変更が生じる可能性がある)
福祉行財政と福祉計画 2単位
益田 幸辰
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
市町村の役割や国と地方の関係、財源、組織
興味をもって授業に臨むこと。社会福祉の仕
及び団体、専門職の役割を含む)などについ
組みはとても身近なことなので、授業の前後
て具体的に理解を深めていく。また、福祉行
にテレビやインターネットなどの社会福祉の
財政の実情や福祉計画の意義や目的、主体、
ニュースにも関心を持つことが望ましい。
社会福祉の行財政の実施体制(国・都道府県・
社会福祉の基礎的な仕組みについて関心・
方法、留意点などについて学んでいくことと
する。
授業中の私語、飲食等、周りの学生の迷惑
になるような行為は止めること。
そして、実際に社会福祉の現場で働く職員
として理解しておくべき、福祉行財政及び福
祉計画に関する基本的な知識を習得すること
教 科 書
必要に応じて紹介する。
を到達目標とする。
参考図書
必要に応じて紹介する。
授業計画
1週
社会福祉行政の実施体制①国の役割
2週
社会福祉行政の実施体制②国と地方
成績評価方法
出席・授業参加50%、期末試験50%で評価
の関係
する。
3週
社会福祉の財源
4週
社会福祉行政の組織および団体の役割
5週
社会福祉行政における専門職の役割
6週
国の社会福祉行財政の動向
7週
地方自治体の社会福祉行財政の動向
8週
福祉計画の意義と目的
9週
福祉計画と住民参加
10週
福祉計画の主体
11週
福祉計画の種類
12週
福祉計画の策定方法
13週
国、都道府県の福祉
14週
市町村の福祉計画
15週
まとめと考査
− 63 −
福祉サービスの組織と経営 2単位
三田寺 裕治
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
社会福祉基礎構造改革により、福祉サービ
スは行政による措置制度から契約制度へと大
きくシフトすることとなった。契約制度下に
おいて福祉サービス事業者が継続して安定的
に事業活動を遂行するためには、安全管理や
サービスの質の確保といったオペレーション
上のリスクへの対応だけでなく、労務関連リ
スクや制度・政策リスク、競争リスクなど事
業活動に付随する広範囲にわたるリスクに対
しても、的確に対応していかなければならな
くなってきている。
本講議では、福祉・介護サービスの基本的
理念や特性、社会的責任について整理した上
で、 リ ス ク 管 理 や 経 営 戦 略、 人 的 資 源 管 理、
会計・財務管理など、これからの福祉・介護
事業経営において求められる経営管理手法に
ついて講義・演習を通じて実践的に学ぶ。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
福祉・介護事業の特性、福祉・介護
事業者における倫理的責任とガバナ
ンスの重要性
福祉・介護分野における規制と競争、
経営管理の必要性
福祉サービスにかかわる組織や団体
社会福祉法人、特定非営利活動法人、
その他の組織や団体
福祉サービスの組織と経営の基礎理
論(1) 戦略の基礎概念、経営戦略
策定プロセス、事業計画
福祉サービスの組織と経営の基礎理
論(2) 組織構造と組織原則、管理
運営の基礎理念
福祉サービスの管理運営の方法(1)
サービス管理、サービスの質の評価
福祉サービスの管理運営の方法(2)
苦情対応
福祉サービスの管理運営の方法(3)
リスクマネジメント
福祉サービスの管理運営の方法(4)
人事・労務管理①
福祉サービスの管理運営の方法(5)
人事・労務管理②
11週
12週
13週
14週
15週
福祉サービスの管理運営の方法(6)
経営管理と人材育成
福祉サービスの管理運営の方法(7)
社会福祉法人の経営と財務管理、資
金の流れ、財務管理の目的
福祉サービスの管理運営の方法(8)
社 会 福 祉 法 人 の 財 務 管 理 の 特 殊 性、
社会福祉法人における会計制度、財
務諸表の見方・使い方
福祉サービスの管理運営の方法(9)
福祉事業経営に必要な情報管理、個
人情報保護と情報開示
福祉サービスの管理運営の方法(10)
介護サービス情報の公表制度、パブ
リック・リレーションズ
履修上の留意事項・準備学習
出席を重視する。学習環境を快適に維持でき
るよう、受講マナーを守ること。授業内で指示
する箇所(テキスト、プリント、参考書等)を
次回までに熟読し、ノートに整理しておくこと。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
『福祉労働とキャリア形成−専門性は高まったか』
染谷俶子 ミネルヴァ書房、2007年
『社会福祉施設経営論』
宇山勝儀 光生館、2005年
『介護事故とリスクマネジメント』
柴尾慶次 旬報社、2003年
『介護リスクマネジメント』
増田雅暢・菊池馨実 旬報社、2003年
『新しい人事労務管理(第3版)』
佐藤博樹・八代充史・藤村博之
有斐閣、2007年
『非営利組織のマーケティング戦略(第6版)』
フ ィリップ・コトラー・アランR.アンド
リーセン 第一法規出版 2005年
成績評価方法
評価は、定期試験(80%)および出席状況
等(20%)でおこなう。
− 64 −
社会保障論Ⅰ 2単位
益田 幸辰
社会福祉・介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
9週
少子高齢化の進展や家族形態の変化などによ
10週
(給付の内容と第3号被保険者)
医療保険や年金保険などの社会保障制度は、
11週
12週
医療保険制度の歴史
(制度の沿革と体系)
障制度の全体像を把握する。さらに、年金保
険制度、医療保険制度、介護保険制度、労働
年金制度の今後の課題
(未納問題対策や一元化など)
せないものである。授業では、まず社会保障
制度の歴史、理念、機能などを学び、社会保
企業年金
(その機能と動向)
ってその重要性がますます高まっている。今
日、私たちが安心して生活するためには欠か
厚生年金(共済年金)制度
13週
国民健康保険制度
(皆保険制度の理念と給付の種類
保険制度等の社会保障の各制度について具体
など)
的に検討し、制度間の関連性を強く意識しな
がら、社会保障にまつわる思考力や価値判断
14週
健康保険制度の仕組みと給付内容
力を鍛える。
15週
まとめと考査
授業計画
履修上の留意事項・準備学習
1週
授業中の私語・飲食等は周りの学生の迷惑
社会保障の概念
(社会保障の言葉の誕生や意味、各
になるので止めること。
社会保障に関連するテレビやインターネット
国での使用法の違いなど)
2週
の記事をチェックし、積極的に質問すること。
社会保障の歴史的展開過程1
(イギリスの救貧法から現在の福祉
教 科 書
国家への歴史)
3週
必要に応じて紹介する。
社会保障の歴史的展開過程2
(福祉国家、完全雇用と社会保障制
参考図書
度との関連性)
4週
必要に応じて紹介する。
社会保障の理念
(生存権、幸福追求権等)
5週
成績評価方法
社会保障の機能
出 席・ 授 業 参 加(50%)、 期 末 試 験(50%)
(所得再分配論)
6週
で評価する。
社会保障の財政・財源
( 社 会 保 障 制 度 全 体 の 費 用 の 規 模、
部門別の内訳、財源確保状況など)
7週
年金保険制度の歴史
(公的年金制度の基本原理を学ぶと
ともに制度の沿革と体系)
8週
国民年金制度
( 適 用・ 財 源・ 給 付 の 仕 組 み、 保 険
料免除制度)
− 65 −
社会保障論Ⅱ 2単位
益田 幸辰
社会福祉・介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
では対応できない生活不安に対して、国民全
るが、とても身近なものなので、テレビやイ
体の連帯で備えるセーフティネット(安全網)
ンターネットなどの社会保障関係のニュース
として、国民の安全と生活の安定に大きな役
に関心をもつことによって、より理解が深ま
割を果たしている。授業では、まずわが国の
ると考える。
社会保障制度は、個人による自助努力のみ
社会保障制度は難しいと敬遠されがちであ
社会保障制度の歴史を学び、社会保障制度の
成り立ちを理解する。次に、社会保障の制度
授業中の私語・飲食等は周りの学生の迷惑
になるので止めること。
として年金、医療、労働、生活保護などの各
分野について具体的に学び、その上で社会保
障制度の問題点を各自が理解できることが目
教 科 書
必要に応じて紹介する。
標である。
参考図書
必要に応じて紹介する。
授業計画
1週
社会保障とは
2週
わが国の社会保障制度の歴史(1)
3週
わが国の社会保障制度の歴史(2)
4週
社会保障の理念
5週
社会保障の機能
6週
社会保障の財政・財源
7週
欧米の社会保障制度
8週
国民年金制度
9週
厚生年金(共済年金)制度
10週
年金制度の今後の話題
11週
生活保護制度
12週
医療保険制度
13週
労働保険制度
14週
社会保障と社会福祉
15週
まとめと考査
成績評価方法
出席・授業参加50%、期末試験50%で評価
する。
− 66 −
高齢者福祉サービス論 2単位
菅田 理一
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
概観しながら、超高齢社会における福祉の諸
について意識的に考え、さらに可能であれば
問題を検討したい。
身近な高齢者の実状を調査してみることをお
高齢者福祉の理念とそのサービスの現状を
まず高齢者の心身の特性を把握し、高齢者
とその家族についての理解を深める必要があ
受講期間中は、高齢者の衣・食・住や心身
勧めします。授業中に教科書の指示する箇所
は、次回までに読んできて下さい。
る。同時に高齢者福祉の歴史を学び、現在の
介護保険制度および高齢者に関する諸制度の
目的・仕組みを理解したい。さらに、独居高
教 科 書
新・社会福祉士養成講座 第13巻
齢 者、 高 齢 者 虐 待、 介 護 予 防 な ど に わ た り、
『高齢者に対する支援と介護保険制度』
高齢者がどんなことで困っていたり、何を望
社会福祉士養成講座編集委員会 編
んでいるかを具体的に取り上げる予定である。
中央法規出版 2012年 2,730円(税込)
支援者を目指して学ぶ者には、高齢者を正
しく理解し、その生活課題や支援について絶
えず考えていく努力が期待されている。
参考図書
必要に応じて、その都度紹介します。
授業計画
成績評価方法
1週
高齢者福祉サービスとは
定期試験 60%
2週
高齢者の特性
出席(受講態度を含む)40%
3週
少子高齢社会と高齢者
4週
高齢者を取り巻く諸問題
5週
高齢者保健福祉制度の歴史的展開
6週
高齢者支援の関係法規
7週
介護保険制度の概要
8週
介護保険制度の仕組み
9週
介護保険制度における居宅サービス
10週
介護保険制度における施設サービス
11週
高齢者を支援する組織と役割
12週
高齢者を支援する専門職の役割と
実際
13週
高齢者支援の方法と実際(1)
ケアマネジメントを含む
14週
高齢者支援の方法と実際(2)
15週
まとめ
− 67 −
介護福祉論 2単位
長谷川 美貴子
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
わが国は急速な少子高齢社会を迎え、家族
形態や生活様式、人々の価値観など変化し、
高齢者の生活や意識も変化している。このよ
うな社会背景のもと、要介護高齢者も増加し
「介護の社会化」をもたらした。
介護保険法が2000年に施行されその後の改
正で高齢者支援の内容も多様化し、2006年障
害者自立支援法も施行された。このような状
況において介護は、ICF概念やノーマライゼー
ションの考え方を重視し、すべての健康レベ
ルにおける高齢者・障害者の自立、生活機能
の支援を実践している。
11週
① 介護職の役割と専門性
12週
理性の高次化が求められ、さらに介護予防や
認知症ケア・終末期ケアといった新たな課題
も生じてきている。社会的に広く期待されて
いる社会福祉・介護福祉分野の基本的知識を
13週
14週
④ 介護職の安全と心身の健康管理
15週
これからの介護福祉の課題とまとめ
履修上の留意事項・準備学習
・重要項目のプリントは配布しますが、原則
的には教科書の内容を重視していきます。
授業には指定された教科書を必ず持参して
ください。
・科目の学習に対する積極的な態度を期待し
ます。
・本科目は社会福祉士の必修科目であり、ま
た「介護職員初任者研修」の15時間分の読
替え科目でもありますので、注意して受講
してください。
授業計画
教 科 書
Ⅰ 介護の概念や対象
新・社会福祉士養成講座13
① 介護の意義とそれを支える理念
2週
② 介護の定義と利用者の理解
3週
Ⅱ 介護過程と介護予防
高齢者に対する支援と介護保険制度
−高齢者福祉論−
川廷宗之 他編 中央法規出版 2,600円
① 介護過程の概要と展開技法
4週
② 介護予防の重要性
5週
Ⅲ 人権と尊厳を支える介護
介護職員初任者研修テキスト
出版:財団法人介護労働安全センター
5,900円
① 人権を尊重する考え方
(ICF・QOL・ノーマライゼーションなど)
6週
② 認知症ケアと尊厳の保持
・その都度、プリントにして配布します。
③ 終末期ケアと尊厳の保持
(個人の権利を守るさまざまな制度)
8週
参考図書
・特になし
(虐待防止、身体拘束など含む)
7週
③ 介護における安全確保とリスクマネジメント
(事故予防・安全対策、緊急時・感染症対策)
学びます。
1週
② 他職種との連携と専門職としての
職業倫理
その中でも特に対象者の人権や尊厳を守る
ことが重要視されており、専門職としての倫
Ⅴ 高齢者を支援する専門職の役割と実際
Ⅳ 自立に向けた介護
成績評価方法
定期試験100%
① 自立支援の意義と介護予防
9週
② 居宅介護支援における住環境整備
10週
③ 日常生活動作における自立支援
(出席状況・学習態度も加算されます)
− 68 −
障害者福祉サービス論 2単位
亀山 幸吉
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
勢や福祉ニーズ及び制度について理解を深め
理解を深め、問題点や課題を把握し、自ら考
ます。法制度では「障害者総合福祉法」を中
究してほしい。
障害者の生活実態とこれをとりまく社会情
ビデオ等による実際の事例をもとに現実の
核として、その他関連諸制度についても学習
していきます。
教 科 書
授業時に指示
授業計画
参考図書
1週
障害者の生活実態
2週
障害者総合福祉法の構想
3週
障害者福祉制度の理念(障害のICF)
そのつど提示
成績評価方法
と障害者総合福祉法と実際
授業態度、リアクションペーパー(40点)
4週
障害者総合福祉法における専門職
5週
障害者総合福祉法ネットワークング
6週
相談支援事業所の役割
7週
個人の権利を守る制度の概要(個人
筆記試験(60点)
情報保護法・成年後見制度等)他
8週
自立支援制度の仕組み理解と障害者
福祉の法制度の概要
9週
(法制度)身体障害者福祉法
10週
( 〃 )精神障害者福祉法
11週
( 〃 )発達障害支援法
12週
( 〃 )障害者基本法
13週
( 〃 )医療関連法・障害者移動関係法
14週
( 〃 )障害者雇用促進
15週
まとめ
− 69 −
児童・家庭福祉サービス論 2単位
佐藤 純子
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
巻く社会や生活環境にさまざまな問題が露呈
が年々厳しく変化している。そのため、昨今
している。しかしどのような環境下において
では子どもが所属する第一義的な集団である
も、子どもの人権は保障され、社会の一成員
家族についても視野に入れた支援やサービス
として最低限の生活が保障されるよう福祉
の提供が求められている。本講義においても
サービスが提供されなければならない。さら
様々な家庭のさまざまな問題について考えて
に、子どものみならずその養育家庭も児童・
いく。受講生は、児童・家族に関わる新聞記
家庭福祉の対象となることについて理解して
事を必読のこと。
今日の社会では、子どもやその家庭を取り
今日のわが国では、子どもをとりまく環境
いくことが求められる。本講義では、児童や
家庭福祉のサービス内容について学ぶことを
目的に現代の子ども・家庭の生活実態とこれ
らを取り巻く社会状況の把握や法制度の習得
教 科 書
子どもと福祉 子ども・家庭支援論
林浩康 著 福村出版 2,415円
を目指している。
参考図書
必要に応じて紹介。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
児童の定義と権利:子ども福祉の意義
3週
児童・家庭福祉の展開過程
出席および授業態度 30%
4週
現代社会における児童・家庭の状況
課題・リアクションペーパー 30%
5週
児童・家庭福祉サービスの需要と実際
テスト 40%
6週
子ども・家庭支援の基本的な考え方
7週
児童福祉関連法、制度、関連機関
8週
家庭内暴力(DV・児童虐待)の状況
成績評価方法
と課題
9週
児童・家庭にかかわる福祉・保健
10週
養護児童の生活状況と社会的支援
11週
非行やひとり親家族を考える
12週
地域子育て支援
13週
児童・家庭福祉の担い手とネットワー
キング
14週
今後の課題
15週
まとめ
− 70 −
公的扶助論 2単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
な手段である公的扶助制度に関し、その理念
得者に対する支援と生活保護制度」に対応す
と制度の内容、実施機関である福祉事務所の
る科目である。
本科目では、私達の生活を保障する最終的
本科目は社会福祉士国家試験科目の「低所
現状と課題等への理解を深める事を目的とす
る。社会福祉士の国家試験科目であるので、
国家試験を鑑みながら講義を実施する予定で
ある。
教 科 書
低所得者への支援と生活保護制度
渋谷哲 編 (株)みらい 2,300円
しかしながら、公的扶助制度の詳細だけで
はなく、「貧困」への理解も同時に深めていき
たい。貧困は、多種多様な原因から生成される。
参考図書
随時紹介
それ故、幅広い知識が要求されるが、可能な
限り事例を用いて講義を行う予定である。講
義を通じて、今後の公的扶助のあり方や低所
成績評価方法
筆記試験80% 平常点20%
得者援助に対する基本的な視座に関しても考
えていきたい。
欠席が、授業回数の1/3を超えた場合は、
定期試験で合格点に達していても、単位を与
えない。
授業計画
1週
1.オリエンテーション
1)なぜ「公的扶助論」を学ぶのか
2週
2)低所得階層の生活実態と貧困
3週
3)社会保障制度と公的扶助
4週
2.生活保護法について
1)生活保護の実施体制
5週
2)生活保護制度の原理・原則
6週
3)生活保護基準と要否判定
7週
4)最低生活費の実際
8週
5)生活保護の動向と財源
9週
3.公的扶助に関わる相談援助活動
1)専門職の役割と相談援助活動
10週
2)自立支援プログラムによる
相談援助
11週
12週
3)低所得者への社会福祉サービス
4.公的扶助制度史
1)イギリスにおける救貧史
13週
2)日本における救貧史
14週
5.貧困にまつわる課題
15週
まとめ
− 71 −
保健医療サービス論 2単位
藤田 則貴
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
制度や保健医療サービスを支える制度等を理
に取り組むことが求められる。
相談援助活動において必要となる医療保険
医療現場に興味関心があり、授業に主体的
解する。
また、保健医療サービスにおける社会福祉
教 科 書
専門職としての役割と実際、他職種との連携・
『保健・医療・福祉ネットワークのすすめ
協働について事例を通して総合的に理解する。
〔第3版〕−ヒューマンサービスの実践−』
宮崎徳子・立石宏昭・編著
ミネルヴァ書房 2010
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
保健医療サービスの変化と社会福祉専
参考図書
授業の中で随時指示する。
門職の役割(構成要素)
3週
保健医療サービスの変化と社会福祉
専門職の役割(保健医療サービスの
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
整備)
4週
保健医療サービスを提供する施設と
システム(医療施設の概要①)
5週
保健医療サービスを提供する施設と
システム(医療施設の概要②)
6週
保健医療サービスにおける医療ソーシ
ャルワーカーの歴史と業務の枠組み
7週
保健医療サービスの専門職の概観
8週
保健医療サービスの専門職の基本的
姿勢
9週
保健医療サービスの提供と経済的保
障①(医療保険制度)
10週
保健医療サービスの提供と経済的保
障②(介護保険制度)
11週
保健医療サービスの提供と経済的保
障③(自立支援医療)
12週
保健医療サービスにおける専門職の
連携方法と基礎知識
13週
保健医療サービスにおける専門職の
連携の実際
14週
保健医療サービスにおける地域の社
会資源との連携と実践
15週
まとめ
− 72 −
就労支援サービス論 2単位
宗像 利幸
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
労支援制度について理解し、就労支援にかか
律であり、社会人として知っておきたい知識の
わる組織、団体及び専門職に就いて理解を深
一つでもある。本科目では、障害者や低所得者
める。さらに、就労支援分野との連携につい
の事例を多く用いるが、自らの将来に役に立つ
て学ぶことを目的とする。
知識でもあるので、積極的な参加を期待する。
授業計画
教 科 書
相談援助活動において必要となる各種の就
別途指摘する。
1週
オリエンテーション
2週
障害者雇用・就労の動向
3週
障害者就労施策の概要
4週
障害者支援にかかわる組織・団体の
参考図書
役割と実際
5週
就労支援にかかわる専門職の役割と
実際
6週
就労支援分野との連携と実際
7週
まとめ
8週
現代の労働を取り巻く現状
9週
労働に関する法律と制度
10週
低所得者と就労支援1
11週
低所得者と就労支援2
12週
就労支援とマネジメント
13週
就労支援の連携とネットワーキング
14週
様々な働き方の支援
15週
まとめ
労働に関する諸法は、私達の生活に密接な法
随時紹介
成績評価方法
1週から7週までの内容の試験 50%
8週から15週までの内容の試験 50%
欠席が、授業回数の1/ 3を超えた場合は、
定期試験で合格点に達していても、単位を与
えない。
− 73 −
司法福祉論 2単位
梅原 基雄
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
の改正により社会福祉士受験科目として設置
り消しとする。私語は厳禁。
された更生保護制度について、想定される教
教科書を持参すること。
育内容として例示された更正保護制度の概要、
シラバスにそって予習をしておくこと。
本講義では、社会福祉士および介護福祉法
授業態度の悪い者には、減点または履修取
更生保護制度の担い手、更生保護制度におけ
る関係機関・団体との連携、医療観察制度の
概要について学ぶ。
教 科 書
更生保護制度(新・社会福祉士養成講座20)
社会福祉士養成講座編集委員会 編集
中央法規出版 1,600円+税
授業計画
1週
ガイダンス・更正保護とは
参考図書
(更生保護の歴史を含む)
授業時に適宜指示する。
2週
刑事司法
3週
仮釈放
福祉小六法
4週
保護観察
中央法規出版
5週
更正緊急保護、恩赦
6週
保護観察官、保護司
7週
更正保護施設、民間協力者
8週
検察庁との連携
9週
裁判所との連携
10週
矯正施設との連携
11週
就労機関・団体及び福祉機関・団体
成績評価方法
テスト80%・授業への取り組み姿勢20%を
総合判断し、一定基準に達した者を評価する。
との連携
12週
医療観察制度の概要(1)
医療観察法に基づく処遇制度
13週
医療観察制度の概要(2)
生活環境の調査・調整
14週
更生保護の実際と今後の展望
15週
更正保護制度を学んでの総括
− 74 −
ソーシャルワーク演習Ⅰ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
なコミュニケーション技術および基本的な面
ていることが望ましい。また、ソーシャルワ
接技術を体験的に習得することを目的とする。
ーク実習を履修するためには、本科目の履修
集団指導ならびに個別指導を通して、自己と
が条件となっているので注意すること。
本演習を通じて、自己覚知を促し、基本的
社会福祉士に関する他の専門科目を履修し
他者の違いを理解する。その上で、援助者と
して必要とされる基本的なコミュニケーショ
ン技術と基本的な面接技術を習得する。
教 科 書
講義中に別途指示をする。
援助者として必要な価値と倫理を理解する
ことを目的とする。その上で、コミュニケー
ションにおける原則や多様な利用者・家族等
参考図書
随時紹介
とのコミュニケーション方法を理解し、習得
する。
成績評価方法
出席および演習への参加姿勢、提出物等で
授業計画
総合的に判断する。出席が3分の2に満たな
1週
オリエンテーション
い者は、単位の認定を行わないので注意する
2週
自己理解・自己覚知1
こと。
3週
自己理解・自己覚知2
4週
自己開示と他者理解
5週
他者理解
6週
基本的なコミュニケーション技術の
習得1
7週
基本的なコミュニケーション技術の
習得2
8週
基本的なコミュニケーション技術の
習得3
9週
基本的なコミュニケーション技術の
10週
価値観と倫理1
11週
価値観と倫理2
12週
集団援助の技法
13週
基本的な面接技術の習得1
14週
基本的な面接技術の習得2
15週
総括と考察
習得4
− 75 −
ソーシャルワーク演習Ⅱ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
るよりよい解決の方法を求める姿勢を身につ
ていることが望ましい。また、ソーシャルワ
け、援助に必要な基礎的な援助技術を習得す
ーク実習を履修するためには、本科目の履修
ることを目的とする。
が条件となっているので注意すること。また、
社会福祉士として利用者や家族と共に考え
「社会的排除」「虐待(児童・高齢)」「家庭
社会福祉士に関する他の専門科目を履修し
授業の性質上、欠席をしないことが望ましい。
内暴力(D.V)」
「低所得者」
「ホームレス」
「そ
の他の危機状況にある相談援助事例」等の具
体的な相談援助場面の事例をもとにロールプ
教 科 書
講義中に別途指示をする。
レイ等を行い、個別援助に直結した面接技術
を体験する。また、観察・記録・分析・社会
資源の活用等の相談援助の過程に沿った技術
参考図書
随時紹介
が使えるように実技指導を行う。社会福祉士
として必要な専門知識や技術を習得し、記録
をもとにチームのコミュニケーションと情報
共有化が理解できることを目指す。
成績評価方法
出席および演習への参加姿勢、提出物等で
総合的に判断する。出席が3分の2に満たな
い者は、単位の認定を行わないので注意する
こと。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
インテーク1
3週
インテーク2
4週
アセスメント1
5週
アセスメント2
6週
プランニング1
7週
プランニング2
8週
支援の実施1
9週
支援の実施2
10週
モニタリング1
11週
モニタリング2
12週
効果測定1
13週
効果測定2
14週
終結とアフターケア1
15週
終結とアフターケア2
※な お、本演習では、アウトリーチ・チーム
アプローチ・ネットワーキング・社会資源
の活用・調整・開発、記録の書き方等を含
めた実技指導を行う。
− 76 −
ソーシャルワーク演習Ⅲ 1単位
菅田 理一
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
を学び、福祉サービスに携わる者にとって必
具体例を検討します。集団討議、ロールプレ
要な事項を体験的に理解することです。ソー
イなどを織りまぜて進める予定です。受講者
シャルワークは、人間の尊厳を重視した社会
には積極的な参加を期待します。なお、各自
作りを目指し、衣食住や心身の健康を一定の
の意見や感想を全員で共有できるように、演
状態に維持することができない人々を援助す
習の最後に各自毎回まとめを提出していただ
ることにあります。援助を行う者には、援助
く予定です。配布資料について指示した箇所
を必要とする人々を的確に把握し、それらの
は、次回までに読んできて下さい。
本演習の目的は、ソーシャルワークの原理
社会福祉の専門的援助を必要とする人々の
人々と対面し、継続的な関わりを保ちながら、
問題解決に向かおうとする態度が求められま
す。社会福祉の援助を必要とする人々の具体
教 科 書
テーマごとに資料を配布する予定です。
例について事例研究を行うことで、ソーシャ
ルワークに求められる基本的な倫理と高度な
技術を身につけるよう努めます。
参考図書
必要に応じて、その都度紹介します。
授業計画
成績評価方法
1週
ソーシャルワークとは
定期試験 40%
2週
社会的排除(1)
出席(受講態度を含む)60%
3週
社会的排除(2)
4週
児 童(1)
5週
児 童(2)[虐待を含む]
6週
高齢者(1)
7週
高齢者(2)
8週
障害者(1)
9週
障害者(2)
10週
家庭内暴力(D.V)(1)
11週
家庭内暴力(D.V)(2)
12週
低所得者
13週
ホームレス
14週
その他の危機状態にある相談援助事例
(1)[権利擁護活動を含む]
15週
その他の危機状態にある相談援助事例
(2)[権利擁護活動を含む]
− 77 −
ソーシャルワーク演習Ⅳ 1単位
塩野 敬祐
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
(科目の概要・教育目標)
相談援助演習の中で、この科目は「地域福
13週
14週
15週
社会資源の活用・調整・開発(3)
サービスの評価
まとめと考査
祉の基盤整備と開発」にかかる具体的な相談
援助事例を取り上げる。少人数グループにお
ける討議や個別演習による指導を通して、知
履修上の留意事項・準備学習
(予習・復習のポイント)
識として学んだ「ソーシャルワークの方法」
を実践的に習得する場とする。
ことが、教科書ではどのような内容で書かれ
(到達目標)
てあるのかをまず知る。その後、今までの知
①「地域福祉の基盤整備と開発」に関して、
自 分 な り の 考 え 方 の 枠 組 み を 表 現 で き る。
(知識・理解・表現)
②アウトリーチの方法をいくつか身につけ、
それぞれの事例によって使い分けができる。
(技能・技術)
③地域福祉の計画を立案する際の住民参加の
ワークショップを企画運営できる。(技能・
技術)
④ネットワーキング、あるいは、プラットフ
ォームの現場に臨んで、組織運営ができる。
(技能・技術)
⑤社会資源の活用・調整ができる。
(技能・技術)
⑥サービスの評価ができる。(技能・技術)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
毎回予告される次回の演習テーマに関する
地域福祉の基盤整備と開発について(1)
地域福祉の基盤整備と開発について(2)
地域住民に対するアウトリーチ(1)
地域住民に対するアウトリーチ(2)
地域福祉の計画(1)
地域福祉の計画(2)
ネットワークとプラットフォーム
ネットワークとプラットフォームの
実践体験(1)
ネットワークとプラットフォームの
実践体験(2)
ネットワークとプラットフォームの
実践体験(3)
社会資源の活用・調整・開発(1)
社会資源の活用・調整・開発(2)
識で理解できるところと理解できないところ
をチェックする。理解できなかったところが、
演習で理解できたかを復習して確認する。も
し、理解不足の部分が残っていれば、次回の
講義で質問すること。
(演習のポイント)
小集団で行う演習では積極的に発言をし、
互いの意見から学びあう。個人で行う演習で
は、演習後のレポートで、学習ポイントを決
めて深く考察すること。
(学外実践体験)
地域福祉活動の実践現場をいくつか紹介す
るので、そこで観察したことを考察し発表す
ること。
教 科 書
演習事例のプリントを毎回配布するので、
教科書は用いない。
参考図書
相談援助演習(社会福祉士シリーズ21)
福祉臨床シリーズ編集委員会 編
弘文堂、2,500円+税
成績評価方法
① 授業中に実施する小テスト・レポート 30%
② 演習レポート 30%
③ 最終試験 40%
④ 備考(授業の進行によっては、①、②、③
− 78 −
の評価割合に変更が生じる可能性がある。
ソーシャルワーク演習Ⅴ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
ソーシャルワーク実習において体験した内
容を題材に、援助技法の振り返りおよび事例
検討を行う。従って、ソーシャルワーク実習
での体験を前提に演習を進める。実習中に体
験した諸場面の再構成を基に、個別指導およ
びグループワークを行い、より良い援助方法
について考察を深めることを目的とする。加
えて、実習体験で得た考察を演習内で共有し、
援助実践の検討および実技指導を行う。
上記をふまえ、相談援助に関する知識と実
習での体験を通じ、自分の援助方法に関する
特徴の理解と、自らの今後の課題をみつける
ことができることを目標とする。
13週
と話し合い1
14週
15週
履修上の留意事項・準備学習
授業の内容上、ソーシャルワーク実習の履
修者を対象とする。また、個別指導も多くな
るので、真剣に取り組んでほしい。出席が3
分の2に満たない者は、単位の認定を行わな
いので注意すること。
授業時に指示
オリエンテーション
2週
実習での個別事例のまとめ
3週
実習での個別事例のまとめ
4週
実習での個別事例の発表・質疑応答・
参考図書
随時紹介
コメント1
実習での個別事例の発表・質疑応答・
コメント2
成績評価方法
出席および演習への参加姿勢、提出物等で
総合的に判断する。
実習での個別事例の発表・質疑応答・
コメント3
7週
実習での個別事例の発表・質疑応答・
コメント4
8週
実習での個別事例の発表・質疑応答・
コメント5
9週
実習での個別事例を用いた援助技法
の振り返り1
10週
実習での個別事例を用いた援助技法
の振り返り1
11週
実習での個別事例を用いた援助技法
の振り返り2
12週
総括と考察
教 科 書
1週
6週
自分の援助方法に関する特徴の理解
と話し合い2
授業計画
5週
自分の援助方法に関する特徴の理解
実習での個別事例を用いた援助技法
の振り返り3
− 79 −
ソーシャルワーク実習指導Ⅰ 1単位
樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
この科目は、ソーシャルワーク実習指導Ⅱ・
Ⅲ及びソーシャルワーク実習と連結し、ソー
シャルワーク実習に係る知識と技術について
具体的かつ実際的に理解し実践的な技術等を
体得し、社会福祉士として求められる資質、
技 能、 倫 理、 自 己 に 求 め ら れ る 課 題 把 握 等、
総合的に対応できる能力を習得することにあ
るとともに、社会福祉士受験資格に必要な法
令指定科目を履修し、卒業後指定施設での相
談援助業務に2年以上従事することによって
得られる、社会福祉士受験資格取得を目指す
学生を対象とするものである。
…相 談援助に係る実践的な技術の体得と問
題解決能力の習得
義務について
13週
…実 習前教育として実習のための基礎的知
係る知識と技術①
14週
2週
ソーシャルワーク実習の意義①
3週
ソーシャルワーク実習の意義②
4週
実習施設・事業者・機関・団体・
15週
ソーシャルワーク実習の事前学習として行
う授業であるので、遅刻・欠席の多い学生に
ついては、履修の取り消しを行うので注意す
教 科 書
(授業時に配布・無料)
参考図書
必要に応じて紹介する
成績評価方法
レポート(70%)及び発表(30%)
実習施設・事業者・機関・団体・
地域社会等の理解②
6週
実習施設・事業者・機関・団体・
地域社会等の理解③
7週
実習施設・事業者・機関・団体・
地域社会等の理解④
8週
実習配属先確定のための個別指導①
9週
実習配属先確定のための個別指導②
10週
実習配属先確定のための個別指導③
11週
実習に際しての諸注意
ソーシャルワーク実習指導Ⅰの総括
履修上の留意事項・準備学習
地域社会等の理解①
5週
実習先で必要とされる相談援助に
係る知識と技術②
授業計画
総合オリエンテーション
実習先で必要とされる相談援助に
社会福祉実習ハンドブック
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
1週
個人のプライバシーの保護と守秘
ること。相談援助の意味を理解しておくこと。
[授業全体の内容の概要]
識と技術の理解
12週
(学外講師講演)
− 80 −
ソーシャルワーク実習指導Ⅱ 1単位
梅原 基雄・樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
Ⅲ及びソーシャルワーク実習と連結し、ソー
う授業であるので、遅刻・欠席の多い学生お
シャルワーク実習に係る知識と技術について
よび授業態度の悪い学生については、履修の
具体的かつ実際的に理解し実践的な技術等を
取り消しを行うので注意すること。実習先施
体得するものである。ソーシャルワーク実習
設について調べておくこと。
この科目は、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・
ソーシャルワーク実習の事前学習として行
指導Ⅰと連結しているので、ソーシャルワー
ク実習指導Ⅰを参照のこと。
教 科 書
[授業全体の内容の概要]
社会福祉実習ハンドブック、実習ノート
…相 談援助に係る実践的な技術の体得と問
(授業時に配布・無料)
題解決能力の習得
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
…実習前教育として実習に必要な知識と技術
参考図書
必要に応じて紹介。
の理解
成績評価方法
レポート(70%)及び発表(30%)
授業計画
1週
総合オリエンテーション
2週
配属先最終確認①
3週
配属先最終確認②
4週
実習施設及び社会福祉士の仕事
(学外講師講演)①
5週
実習施設及び社会福祉士の仕事
(学外講師講演)②
6週
現場体験学習及び見学実習
7週
現場体験学習及び見学実習
8週
実習施設及び社会福祉士の仕事につ
いての確認
9週
「実習記録ノート」への記録内容及び
記録方法について①
10週
「実習記録ノート」への記録内容及び
記録方法について②
11週
「実習記録ノート」への記録内容及び
記録方法について③
12週
実習計画の作成①
13週
実習計画の作成②
14週
実習計画の作成③
15週
巡回指導
(実習期間随時行うものとする)
− 81 −
ソーシャルワーク実習指導Ⅲ 1単位
梅原 基雄・樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
Ⅱ及びソーシャルワーク実習と連結し、ソー
う授業であるので、遅刻・欠席の多い学生お
シャルワーク実習に係る知識と技術について
よび授業態度の悪い学生については、履修の
具体的かつ実際的に理解し実践的な技術等を
取り消しを行うので注意すること。自己の行
体得するものである。ソーシャルワーク実習
ってきた実習を振り返って、自己覚知を行っ
指導Ⅰと連結しているので、ソーシャルワー
ておくこと。
この科目は、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・
ソーシャルワーク実習の事後学習として行
ク実習指導Ⅰを参照のこと。
[授業全体の内容の概要]
…相 談援助に係る実践的な技術の体得と問
教 科 書
ソーシャルワーク実習指導Ⅱを参照
題解決能力の習得及び理論化能力の習得
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
…実 習後教育として、実習を通して学んだ
参考図書
必要に応じて紹介。
専門的援助技術の理論化、体系化の能力
の習得
成績評価方法
実習先評価、実習総括報告書を参考にして
授業計画
1週
総合オリエンテーション
2週
巡回指導
総合的に行う。
(実習期間随時行うものとする)
3週
実習達成度についての個別指導①
4週
実習達成度についての個別指導②
5週
実習体験・実習課題についての整理①
6週
実習体験・実習課題についての整理②
7週
福祉専門職の仕事(学外講師講演)
8週
実習総括レポートの作成①
9週
実習総括レポートの作成②
10週
実習総括レポートの作成③
11週
実習総括報告集の作成
12週
実習評価に係る全体総括会①
13週
実習評価に係る全体総括会②
14週
実習評価に係る全体総括会③
15週
総合オリエンテーション
− 82 −
ソーシャルワーク実習 4単位
梅原 基雄・樋田 幸恵
社会福祉コース
対象学年:2年
⑧実習先が地域社会の中の施設・事業者・機関・
授業のテーマ・目的・到達目標
団体等であることへの理解と具体的な地域
ソーシャルワーク実習は、ソーシャルワー
クに係る知識と技術について、具体的かつ実
社 会 へ の 働 き か け と し て の ア ウ ト リ ー チ、
際的・実践的に理解し、実践的な技術等を体
ネットワーキング、社会資源の活用・調整・
得し、社会福祉士として求められる資質、技能、
開発に関する理解について
倫理、自己に求められる課題把握等、総合的
に対応できる能力を習得するとともに、関連
分野の専門職との連携のあり方及びその具体
的内容を実践的に理解することにある。
履修上の留意事項・準備学習
実習指導及び学内での授業、事前学習にお
いて十分に知識を養っておくこと。実習期間
なお、実習時間は180時間(23日間)である。
中は、実習施設・機関等の定める服務規程に
従って行動し、全て実習担当者の指示に従う
授業計画
こと。服装・礼儀に注意し、遅刻・欠席は厳禁。
(2)実習
結しており、この科目単独での単位の付与は
ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと連
(1)実習先オリエンテーション
巡回指導における指導の留意点
行わないので注意すること。実習態度の悪い
①利用者やその関係者、施設・事業者・機関・
学生は、実習途中であっても実習を中止し、
団体等の職員、地域住民やボランティア等
単位の付与は行わない。
との基本的なコミュニケーションや人との
付き合い方などの円滑な人間関係の形成に
ついて
教 科 書
必要に応じて紹介する。
②利用者理解とその需要の把握及び支援計画
の作成について
③利用者やその関係者(家族・親族・友人等)
参考図書
必要に応じて紹介する。
との援助関係の形成について
④利用者やその関係者(家族・親族・友人等)
への権利擁護及び支援(エンパワメントを
含む)とその評価について
成績評価方法
実習意欲、実習態度、実習先からの評価を
基に行う。
⑤多職種連携をはじめとする支援におけるチ
ームアプローチの実際について
⑥社会福祉士としての職業倫理、施設・事業者・
機関・団体等の職員の就業などに関する規
定への理解と組織の一員としての役割と責
任への理解について
⑦施設・事業者・機関・団体等の経営やサー
ビスの管理運営の実際について
− 83 −
介護の理解Ⅰ 2単位
亀山 幸吉、長崎 重信、間瀬田 京子
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
[授業のテーマ・目的等]
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取
得 に 必 修 な130時 間 の カ リ キ ュ ラ ム の う ち、
12科目合計24時間分を1つの科目としてまと
めたものである。
12週
認知症の理解(4)
13週
障害の理解(1)
14週
障害の理解(2)
15週
介護・福祉サービスの理解と医療の
連携①
[授業修了時の到達目標]
1.「在宅におけるケア」等の実践について、
16週
連携②
介護職がどのような環境、どのような形
で、どのような仕事を行うのか、具体的
イメージを持って実感し、以降の研修に
実践的に取り組めるようになる。
2.加齢・老化に伴う心身の変化や疾病につ
いて、生理的な側面から理解することの
重要性に気付き、自らが継続的に学習す
べき事項を理解している。
3.介護において認知症を理解することの必
要性に気付き、認知症の利用者を介護す
る時の判断の基準となる原則を理解して
いる。
介護・福祉サービスの理解と医療の
履修上の留意事項・準備学習
本資格を取得する学生は、全時間を出席し
履修しなければならない。1回でも欠席した場
合は、原則として翌年度にその回の内容の授
業を受講しなければならない。また、土曜日
や補講期間にも数回授業を行うことがある。
教 科 書
「介護職員初任者研修テキスト」
出版:財団法人介護労働安全センター
他
4.障害の概念とICF、障害者福祉の基本的な
考え方について理解し、介護における基
本的な考え方について理解している。
参考図書
必要に応じて紹介する。
5.医療との連携とリハビリテーションの理
念について理解している。
成績評価方法
評価は、平常点20%、試験80%の割合で行う。
授業計画
1週
職務の理解(1)
2週
職務の理解(2)
3週
職務の理解(3)
4週
職務の理解(4)
5週
老化の理解(1)
6週
老化の理解(2)
7週
老化の理解(3)
8週
老化の理解(4)
9週
認知症の理解(1)
10週
認知症の理解(2)
11週
認知症の理解(3)
− 84 −
介護の理解Ⅱ 2単位
秋元 弘子
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
10週
[授業のテーマ・目的等]
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取
得 に 必 修 な130時 間 の カ リ キ ュ ラ ム の う ち、
「介護におけるコミュニケーション技術」及び
「こころとからだのしくみと生活支援技術」領
域における5科目合計18時間を1つの科目とし
てまとめたものである。
的理解(3)
11週
1.高齢者や障害者のコミュニケーション能
的理解(1)
12週
介護に関するからだのしくみの基本
的理解(2)
13週
14週
介護に関するからだのしくみの基本
を理解してコミュニケーションを取るこ
とが専門職に求められていることを認識
グループ討議・まとめ・発表)
15週
2.介護技術の根拠となる人体の構造や機能
に関する知識を習得し、安全な介護サー
ビスの提供方法等を理解し、基礎的な一
部または全介助等の介護が実施できる。
3.尊厳を保持し、その人の自立及び自律を
尊重し、持てる力を発揮してもらいなが
らその人の在宅・地域等での生活を支え
る介護技術や知識を習得する。
グループワーク・授業全体のまとめ
(グループワークの講評・まとめ)
し、初任者として最低限の取るべき行動
例を理解している。
グループワーク
(授業の理解を深める為の課題提示・
力は一人ひとり異なることと、その違い
履修上の留意事項・準備学習
本資格を取得する学生は、全時間を出席し
履修しなければならない。1回でも欠席した場
合は、原則として、翌年度にその回の内容の
授業を受講しなければならない。また、土曜
日や補講期間にも数回授業を行うことがある。
教 科 書
「介護職員初任者研修テキスト」
(出版:財団法人介護労働安全センター)
授業計画
他
オリエンテーション
(授業の概要・進め方、評価方法等の
解説、自己紹介・他者紹介の提出)
2週
介護におけるコミュニケーション技術(1)
3週
介護におけるコミュニケーション技術(2)
4週
介護におけるコミュニケーション技術(3)
5週
介護におけるコミュニケーション技術(4)
6週
介護の基本的な考え方(1)
7週
介護の基本的な考え方(2)
8週
介護に関するこころのしくみの基本
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
授業・グループワークへの参加状況・提出
物(自己紹介・グループワーク評価用紙等)
が50%、筆記試験が50%の割合で評価する。
的理解(1)
9週
介護に関するからだのしくみの基本
的理解(3)
[授業修了時の到達目標]
1週
介護に関するこころのしくみの基本
介護に関するこころのしくみの基本
的理解(2)
− 85 −
生活支援技術Ⅰ 2単位
藤澤 雅子・梶原 尚美
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
11週
[授業のテーマ・目的等]
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取
得 に 必 修 な130時 間 の カ リ キ ュ ラ ム の う ち、
「こころとからだのしくみと生活支援技術」領
域における14科目合計42時間を1つの科目と
してまとめたものである。
1.介護技術の根拠となる人体の構造や機能
に関する知識を習得し、安全な介護サー
ビスの提供方法等を理解し、基礎的な一
部または全介助等の介護が実施できる。
2.尊厳を保持し、その人の自立及び自律を
尊重し、持てる力を発揮してもらいなが
らその人の在宅・地域等での生活を支え
る介護技術や知識を習得する。
整容に関連したこころとからだのし
くみと自立に向けた介護(1)
2週
整容に関連したこころとからだのし
くみと自立に向けた介護(2)
3週
12週
くみと自立に向けた介護(2)
13週
移動・移乗に関連したこころとから
移動・移乗に関連したこころとから
だのしくみと自立に向けた介護(2)
5週
食事に関連したこころとからだのし
くみと自立に向けた介護(1)
6週
15週
本資格を取得する学生は、全時間を出席し
履修しなければならない。1回でも欠席した場
合は、翌年度にその回の内容の授業を受講し
なければならない。また、土曜日や補講期間
教 科 書
「介護職員初任者研修テキスト」
(出版:財団法人介護労働安全センター)
参考図書
必要に応じて紹介する。
食事に関連したこころとからだのし
成績評価方法
評価は、平常点20%、基本的知識の理解度
40%、生活支援技術の習得状況40%の割合で
行う。
入浴、清潔保持に関連したこころとか
入浴、清潔保持に関連したこころとか
らだのしくみと自立に向けた介護(2)
9週
排泄に関連したこころとからだのし
くみと自立に向けた介護(1)
10週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
らだのしくみと自立に向けた介護(1)
8週
死にゆく人に関連したこころとから
だのしくみと終末期介護(2)
くみと自立に向けた介護(2)
7週
死にゆく人に関連したこころとから
だのしくみと終末期介護(1)
だのしくみと自立に向けた介護(1)
4週
睡眠に関連したこころとからだのし
にも数回授業を行うことがある。
授業計画
1週
くみと自立に向けた介護(1)
14週
[授業修了時の到達目標]
睡眠に関連したこころとからだのし
排泄に関連したこころとからだのし
くみと自立に向けた介護(2)
− 86 −
生活支援技術Ⅱ 1単位
担当教員は下記に示す
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
[授業のテーマ・目的等]
本資格を取得する学生は、全時間を出席し
本科目は、「介護職員初任者研修」資格の取
履修しなければならない。1回でも欠席した場
得に必修な130時間のカリキュラムのうち「こ
合は、翌年度にその回の内容の授業を受講し
ころとからだのしくみと生活支援技術」領域
なければならない。なお、本科目は、2 ~ 3月
における4科目合計16.5時間と研修全体の振返
に集中授業にて行う。
りとしての合計4時間を1つの科目としてまと
めたものである。また、全課程修了後に本研
修の「修了評価」(筆記試験)を行う。
教 科 書
「介護職員初任者研修テキスト」
[授業修了時の到達目標]
(出版:財団法人介護労働安全センター)
1.介護技術の根拠となる人体の構造や機能
に関する知識を習得し、安全な介護サー
ビスの提供方法等を理解し、基礎的な一
参考図書
必要に応じて紹介する。
部または全介助等の介護が実施できる。
2.尊厳を保持し、その人の自立及び自律を
尊重し、持てる力を発揮してもらいなが
らその人の在宅・地域等での生活を支え
成績評価方法
評価は、平常点20%、生活支援技術の習得
状況20%、筆記試験60%の割合で行う。
る介護技術や知識を習得する。
3.介護職員初任者研修課程全体を振り返り、
本研修を通じて学んだことについて再確
認を行うとともに、就業後も継続して学
担当教員
亀山 幸吉、藤澤 雅子、
星野 和世、鈴木 千鶴
習・研鑽する姿勢の形成、学習課題の認
識をはかる。
4.本研修課程における「修了評価」におい
て所定の水準を超えること。
授業計画
この授業は、以下の内容について2月~ 3月
に集中授業形式で行う。
(2)
(3)
:4.5時間
・生活と家事(1)
(2)
(3)
(4)
:
6時間
・介護過程の基礎的理解(1)
(2)
(3)
(4)
:
6時間
・総合生活支援技術演習(1)
(2)
(3)
:4時間
・振り返り(1)
:2時間
・修了評価(筆記試験)
(その他0.5時間分含む)
− 87 −
障害者福祉概論 2単位
亀山 幸吉
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
人間尊重、共生の思想に基づく人権擁護を
教 科 書
授業時に指示
基本原則とする。社会福祉活動の原点の一つ
である障害者問題の考え方や基本知識につい
て理解を深めることを目的とする。
参考図書
その都度提示
授業計画
成績評価方法
半期科目のため試験は定期試験の際に行う。
1週
オリエンテーション
2週
障害者問題の基礎
評価は、授業時のリアクションペーパーや出
3週
障害の概念と実態
席状況、参加態度(40%)、試験結果(60%)
4週
ノーマライゼーションについて
を総合して行う。
5週
バリアフリーについて
6週
障害者福祉の史的展開①
7週
障害者福祉の史的展開②
8週
障害者福祉の根拠法と定義①
9週
障害者福祉の根拠法と定義②
10週
障害者基本法について
11週
障害者プランについて
12週
施設福祉について①
13週
施設福祉について②
14週
視聴覚教材による授業
15週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
対人援助職を目指すものとして、真剣な態
度で受講することを望む。
− 88 −
社会福祉の歴史 2単位
土井 直子
社会福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
社会福祉の問題解決についても理解を深める。
積極的に講義に参加してほしい。
社会福祉の歴史を知ることによって、現在の
楽しく歴史を学んでいきたいと考えるので、
日本や諸外国の社会福祉形成について理解を
深める。
映像教材を通して、社会福祉の問題を考察
する力を育ててほしい。
私語は厳禁。
授業計画
教 科 書
1週
ガイダンス
2週
聖徳太子と慈悲
3週
二宮金次郎と報徳
4週
石井筆子と明治時代の慈善
5週
米騒動と社会事業の成立
6週
日本の社会福祉
清水 教惠、朴 光駿 編
7週
長靴下のピッピの国の福祉
ミネルヴァ書房 2,730円
8週
ムーミンの国の福祉
9週
オリバーツイストの国の福祉
10週
幸せの力の国の福祉
11週
ミラノスカラ座の国の福祉
12週
ルーブル美術館の国の福祉
13週
マザーテレサと福祉
14週
東アジアと福祉
15週
まとめ
使用しない。
参考図書
『よくわかる社会福祉の歴史』
成績評価方法
出席50%・定期試験20%・平常点30%
− 89 −
インテリアデザイン論 2単位
吉川 みゆき
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
住環境整備にいかすことを目的にしています。
3級の資格取得を考慮して実戦問題演習も行い
インテリアに対する感性を高め高齢者の福祉
この授業では、福祉住環境コーディネーター
ます。
また、色彩感覚を養うために色鉛筆を使用し
授業計画
1週
インテリアデザイン論の概要
た着色演習を行いますので各自色鉛筆を持参し
2週
インテリアの意味とエリア
て下さい。
3週
インテリアコーディネート【自分の
教 科 書
部屋のイメージ作り】
4週
ショールーム見学
福祉住環境コーディネーター検定試験3級
5週
安全な屋外移動に関する環境整備方法
公式テキスト
6週
安全な屋内移動に関する環境整備方法
東京商工会議所 編 2,500円
7週
トイレの整備方法
8週
洗面室・浴室の整備方法
9週
台所の整備方法
10週
木製建具のいろいろ
11週
窓辺を飾るインテリアについて
12週
色の基本
13週
色彩が人の心におよばす影響
14週
インテリアコーディネート【自分の
参考図書
随時紹介
成績評価方法
出席率50%、定期試験20%、演習30%の割
合で総合評価します。
部屋のイメージ作り】
15週
家具のレイアウトテクニック
− 90 −
福祉機器論 2単位
斉藤 之男
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
9週
障害者および老人の増加傾向にある介護・介助は、人的
対応では難しくなりつつある。この社会的問題を解決する
方法は、技術的な介護・介助の支援である。ここでは、こ
の技術支援を総称して福祉機器と言う。
今日、老老介護や老人介護と言っても病弱老人から障害
老人、傷病老人まで様々な疾病に対する福祉機器は単にヒ
トに優しい機器では解決しない。コンピュータ機能を応用
したヒトとの情報伝達 ― いわゆるマン・マシン・インター
フェイスこそがヒトと機械を結びつける要となる。授業で
はコンピュータ搭載の福祉機器を身体運動学的な機能で位
置付け、疾患や障害とどのような形で人間と共生していく
かをやさしく関連付けて述べていく。
講義は座学により授業用資料を中心に、パワーポイント
を用いながら学習する。また、授業終了時には小演習問題
を毎回行い、各論に対する到達度の確認を行う。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
福祉機器概論
<日本における福祉機器の変遷と関係学会およ
び近い将来展望を横断的に解説する>
脳の機能と神経系
<脳の働きは、運動機能を左右させる重要な役目
がある。また、神経信号は四肢の運動機能を伝達
する役目を持ち、それらの仕組みを解説する>
リハビリテーションにおけるヒトの運動解析
<人体のモデリングをどのように作成し、福祉
に活かすのか?また、運動の動作を計測するこ
とで福祉機器に役立てることが可能である>
腕の動作と機能
<大脳からの運動指令はどのようなルートで四
肢に伝達され、腕が動作するのかを理解するこ
とによって障害の基本的な理由を学ぶ>
手の機能・腕の機能と補綴
<健常者の手や腕の動作範囲、発生する力と障
害による動作範囲と力を比較することで手・腕
の障害を理解する>
幼児から成人までをサポートする電動義手
<手の欠損は交通事故はじめ先天的な疾患など
により発生し、電動義手は幼児から成人まで必要
とする。授業ではこれまでどのような義手が障害
に対応してきたか、マイクロコンピュータを組み
込んだ義手に至る経緯と効果を解説する>
手の装具と手・腕の訓練方法
<手や腕が思うように動かなくなる老人は少な
くない。障害を支える手法の一つは装具である。
授業では手・腕を訓練することで装具を付けずに
自立することについて分かりやすく講義する>
歩行測定と障害歩行
<健常者の歩行と障害者の歩行例の差を見てい
くと、その差が大きいことが分かる。授業では
歩行を支える骨格構造から筋力や腱にいたる構
造と障害でダメージを受けるとどのような歩行
になるかを解説する>
10週
11週
12週
13週
14週
15週
歩行訓練装置と歩行補助具・装具
<寝たきりにさせない工夫は歩行訓練が重要で
ある。さらに、本人の歩行を補助する歩行補助
具・装具が使われている。どのような装具で対
応するかを障害に合わせ解説する>
体の動揺の測定とバランス訓練
<高齢者特有の「めまい」はその後の転倒など
の防止には測定することで対策が可能である。
ここでは体の動揺を測定し転倒防止に至る対応
を解説する>
なぜロボットが高齢者を支援できるのか
<ロボットは、産業上発展してきたが、その機能
から福祉に応用する試みは古い。その理由はロボ
ットの持つ機能がヒトにとって役立つものであ
り、時には癒しさえ与える要素を含んでいる>
ヒトによる介護・介助とロボット支援との違い
<例えば、おむつ交換を比較すると介護者の腰
痛や時間的な制約が問題となっている。これら
の違いとロボットの支援を具体的に解説する>
移乗支援ロボット/お風呂支援ロボットの効果
<ベットから車椅子へ、お風呂に老人を入れる
ことは老老介護状態では不可能である。これを
ロボットで支援するためにはどのような条件が
必要か、また、可能なのかなどについて分かり
やすく講義する>
輸送支援と環境整備機器
<社会参加とは障害者や老人を地域社会へ積極
的に出るような環境条件を整備することが重要
である。授業では多くの福祉機器があるが、車
椅子を含む輸送手段と高齢者用自動車、列車な
ど幅広く述べる>
まとめ
<これまでの福祉機器を総合的に捉えたまとめ>
履修上の留意事項・準備学習
福祉機器を製品別に縦割りにせず、また、授業でカタロ
グの解説をするわけではない。
毎回、必要な資料(関連データや図をまとめた教科書の
細分化したもの)を配布し、板書による説明を行う。した
がって、ノートを取ることが重要となる。その際、資料を
適当に切り貼りして自分のノートを作ることを条件として
いる。
教 科 書
特に定めず、毎回資料を配布する。
参考図書
授業中に必要に応じ紹介する。
成績評価方法
定期試験(60%)、ノートのまとめ方(15%)、毎回の演
習(15%)、出席状況(10%)から評価する。
− 91 −
福祉環境論 2単位
吉川 みゆき
社会福祉・医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
心とした視点で学ぶことを目的にしています。
3級の資格取得を考慮して実戦問題演習も行い
高齢者及び障害者の福祉環境整備を住宅を中
この授業では、福祉住環境コーディネーター
ます。
また、住宅の理解を深めるために図面のト
授業計画
レース(複写)なども行います。
1週
福祉環境論の概要
2週
地震による建築物の被害など
3週
住宅の構造
4週
高齢化社会の問題を考える
福祉住環境コーディネーター検定試験3級
5週
住環境の問題点と家庭内事故
公式テキスト
6週
介護保険制度
東京商工会議所 編 2,500円
7週
障害者自立支援法
8週
ノーマライゼーション、健康な一生を
教 科 書
参考図書
特に指定しない。
おくるための役立つ老化のとらえ方
9週
元気な高齢者をめざすための必要な
成績評価方法
食事の改善
10週
合で総合評価します。
めの住宅改修
11週
出席率50%、定期試験20%、演習30%の割
障害者が生活の不自由を克服するた
バリアフリーとユニバーサルデザイ
ンを考える
12週
生 活 を 支 え る 様 々 な 用 具( 共 用 品、
福祉用具貸与と購入費)
13週
高齢者が安心して住み続けるための
住宅改修
14週
本学周辺の道路・公園などを散策し、
バリヤフリーの現状について小グルー
プで討論する
15週
図面の書き方の説明と演習
− 92 −
手話によるコミュニケーション 1単位
中野 佐世子
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
話せない」ということにとどまらず、情報が
する。
聴覚・言語障害者とは、単に「聞こえない・
初回から毎回の出席が出来るものを対象と
得にくい、人とのコミュニケーションが取り
にくい、そのために豊かな人間関係が築きに
くいといった様々な教育的・文化的・社会的
教 科 書
毎回資料を配布する。
な問題を抱えている人達のことである。
このような問題を正しく理解し、手話でコ
ミュニケーション出来る力を養うことを目的
とする。
参考図書
手話ソングブック1、2
中野佐世子 共著 鈴木出版 1,890円
手話ゲームブック
中野佐世子 共著 鈴木出版 1,680円
授業計画
1週
聴覚障害者とは <ろうあ者、ろう
成績評価方法
者、難聴者、中途失聴者>
2週
音性難聴、感音性難聴、混合性難聴>
3週
記入する。
この内容と受講態度を評価して出席点40%、
聴覚障害者とのコミュニケーション
レポート30%、テスト30%で評価を決定する。
手段Ⅰ <手話、指文字>
4週
毎回講義の最後にリアクションペーパーに
聴覚障害とは <聞こえのしくみ、伝
聴覚障害者とのコミュニケーション
手段Ⅱ <読話、発語、補聴器>
5週
聴覚障害者とのコミュニケーション
手段Ⅲ <筆談、空書、身振り>
6週
聴覚障害児教育の現状と問題点
7週
聴覚障害者の生活
8週
歴史の中の聴覚障害者Ⅰ
<ろうあ被爆者>
9週
歴史の中の聴覚障害者Ⅱ
10週
聴覚障害者への情報保障Ⅰ
<沖縄の風疹障害児>
<手話通訳活動の現状と問題点>
11週
聴覚障害者への情報保障Ⅱ
<新聞のテレビ欄、ニュース、字幕>
12週
重複障害者Ⅰ <盲ろう者とそのコ
ミュニケーション手段>
13週
重複障害者Ⅱ <ろう知的障害者>
14週
先天性聴覚障害者と中途失聴者
15週
聴覚障害者を取り巻くユニバーサル
デザイン、補助犬 まとめ
− 93 −
海外社会福祉事情 1単位
梅原 基雄 他
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
社会福祉先進国のデンマークを中心に、社会
対象学年:1年
教 科 書
特に指定しない
福祉政策のレクチャーを受けるだけでなく、高
齢者、障害児・者、児童福祉施設、介護住宅を
視察し、研修を行い、福祉が発達した背景や現
参考図書
特に指定しない
状を理解し、日本の社会福祉に対する理解を深
めるとともに異文化を体験することにより、広
い視野が身につくことを目的とする。
成績評価方法
海外研修に参加すること(80%)
報告書の提出(20%)
授業計画
1週〜9週
事前学習
10週・11週
デンマーク・パリでの福祉事情の研修
12週〜 15週
報告書の作成
履修上の留意事項・準備学習
海外の福祉事情のプリントを配布
− 94 −
インターンシップ 2単位
梅原 基雄
社会福祉・医療事務・秘書・介護福祉コース・こども学科
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
経験をすることで、個々人の実務能力の開発
期休暇中の2週間である。
インターンシップは、在学中一定期間就学
対象学年:1年
実習期間は受け入れ先企業にもよるが、夏
を支援するものとして実施される。
教育の一環としての就学体験であるので、
就学経験を通じて、企業などで必要とされ
アルバイト感覚での参加は不可。
る能力を学ぶとともに、職業に対する自己の
事前学習の態度と面接評価で、実習派遣を
興味や関心の明確化をはかり、自己の適性を
行うので、実習派遣をしない学生については
考えることを目的とするものである。
単位を付与しない。
実習派遣も含めるので半期単位となっている。
授業計画
1週
2週
履習希望者ガイダンス
3週
〃
4週
事前学習講座
5週
〃
6週
〃
7週
〃
8週
〃
9週
マナー研修(外部講師)
10週
〃
11週
実習先決定
12週
実習先企業研究
13週
事後学習(実習報告)
14週
〃
15週
実習報告書作成・実習評価
教 科 書
プリントの配布。
履習希望者個人面接
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
評価は、実習先からの評価表と実習報告書
をもとにして行う。
評価表50%、実習報告書50%。
− 95 −
介護請求事務Ⅰ 2単位
三田寺 裕治
社会福祉コース・医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
め、介護サービスの種類や内容、介護報酬の
護事務管理士」の資格取得を目標に授業を展
算定方法および請求書(レセプト)の作成方
開する。介護事務管理士技能認定試験を受験
法について学習する。また、目標資格である
する場合、受験料(5,000円)が必要となる。
本講義では、介護保険制度の仕組みをはじ
本講義は、技能認定振興協会( JSMA)「介
技能認定振興協会( JSMA)「介護事務管理士」
出席を重視する。学習環境を快適に維持で
の試験対策も行う。
きるよう、受講マナーを守ること。
授業計画
教 科 書
1週
介護保険制度の概要
① 介護保険制度のしくみ
2週
介護サービスの種類と内容
② 介護報酬の算定
3週
支給限度額、請求と支払い、介護報
③ 介護レセプトの書き方
酬算定の原則
④ 利用者負担とケアプラン
4週
介護報酬の算定 居宅サービス①
⑤ 学習サポートブック
5週
介護報酬の算定 居宅サービス②
⑥ レセプト用紙
6週
介護報酬の算定 居宅サービス③
7週
介護レセプトの書き方
上記①〜⑥すべてを使用する(日本医療事
務センター発行)。
居宅サービス①
8週
参考図書
介護レセプトの書き方 参考文献、参考図書等は授業中に紹介する。
居宅サービス②
9週
介護レセプトの書き方 成績評価方法
居宅サービス③
10週
介護報酬の算定 支援サービス
11週
介護報酬の算定
定 期 試 験 の 試 験 結 果(70 %) と 出 席 状 況
(30%)により評価する。
地域密着型サービス、施設サービス①
12週
介護報酬の算定
地域密着型サービス、施設サービス②
13週
介護報酬の算定
地域密着型サービス、施設サービス③
14週
公費負担医療との関係
15週
まとめ
− 96 −
介護請求事務Ⅱ 1単位
三田寺 裕治
社会福祉コース・医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
求書(レセプト)の作成方法について学習する。
護事務管理士」の資格取得を目標に授業を展
また、事業者やスタッフ間の連絡調整、受付
開する。介護事務管理士技能認定試験を受験
業務の基本知識やマナーなど、介護事務業務
する場合、受験料(5,000円)が必要となる。
に必要な知識・技術もあわせて学習する。さ
出席を重視する。学習環境を快適に維持でき
らに、後半では、介護請求ソフトの操作を行い、
るよう、受講マナーを守ること。
本講義では、介護報酬の算定方法および請
本講義は、技能認定振興協会(JSMA)「介
ケアプランの作成から保険請求業務まで、実
務の流れを体系的に学習する。また、目標資
格である技能認定振興協会( JSMA)「介護事
務管理士」の試験対策も行う。
2週
② 介護報酬の算定
1,470円
③ 介護レセプトの書き方
1,470円
⑤ 学習サポートブック
施設サービス①
⑥ レセプト用紙
1,470円
315円
上記①〜⑥すべてを使用する(日本医療事
介護レセプトの書き方
務センター発行)。
介護レセプトの書き方
参考図書
施設サービス③
4週
1,365円
介護レセプトの書き方
施設サービス②
3週
① 介護保険制度のしくみ
④ 利用者負担とケアプラン 1,470円
授業計画
1週
教 科 書
参考文献、参考図書等は授業中に紹介する。
介護レセプトの書き方
施設サービス④
5週
成績評価方法
受付の基本知識
定期試験の2試験結果(70%)と出席状況
マナー、ケアマネジャーの業務内容①
6週
(30%)により評価する。
受付の基本知識
マナー、ケアマネジャーの業務内容②
7週
ケアプラン作成の流れ、電子請求の
基礎
8週
介護請求事務演習(PC演習)①
9週
介護請求事務演習(PC演習)②
10週
介護請求事務演習(PC演習)③
11週
介護請求事務演習(PC演習)④
12週
介護請求事務演習(PC演習)⑤
13週
介護請求事務演習(PC演習)⑥
14週
介護請求事務演習(PC演習)⑦
15週
まとめ
− 97 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
小杉 誠司
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
大学の授業では、多くの専門的な知識を効
率よく与えることを目的とする授業が多い。
しかしこの演習では、自分が興味・関心を持
っていることを研究テーマに設定し、研究レ
ポートを作成する。一つのテーマについて充
分に時間をかけて調査・考察し、それを文章
にまとめる力を養う。また研究発表を通して
プレゼンテーション能力を育成する。さらに
教員や他の学生と議論することでコミュニ
ケーション能力や主体的に行動する習慣を身
に付けることを目標とする。
24週
研究レポートの作成⑧
25週
研究レポートの作成⑨
26週
研究レポートの作成⑩
27週
研究レポート提出
28週
研究レポート集制作
29週
研究レポート報告会①
30週
研究レポート報告会②
履修上の留意事項・準備学習
学園祭にはゼミで参加するので、積極的に
参加すること。
研究レポートはワープロで作成し、6,000字
以上のものを提出すること。
授業計画
1週
ガイダンス
2週
研究テーマの設定①
3週
研究テーマの設定②
4週
研究テーマの設定③
5週
文献検索①
6週
文献検索②
7週
文献検索③
8週
文献検索④
9週
文献検索⑤
10週
第1回報告(レポート概要の報告)①
11週
第1回報告(レポート概要の報告)②
12週
研究レポートの作成①
13週
研究レポートの作成②
14週
研究レポートの作成③
15週
研究レポートの作成④
16週
中間報告①
17週
中間報告②
18週
研究レポートの作成⑤
19週
研究レポートの作成⑥
20週
研究レポートの作成⑦
21週
学園祭発表の準備①
22週
学園祭発表の準備②
23週
学園祭発表
教 科 書
特に指定しない。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
レポート内容(50%程度)と出席状況・学
習態度・積極性等(50%程度)を総合的に評
価する。
− 98 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習は、医療の「現場」における課題や
特性を対応させながら、政策の方向、医療の
質のあり方について検討や新たな制度に不可
欠な知識を習得することを目的とする。
学習成果を、その後の専門分野における実
務にも活用できるよう展開していく。
実習対策・就職活動対策も随時行い、就職
率100%を目指す。
27週
個人研究発表(発表・質疑応答)
28週
個人研究発表(発表・質疑応答)
29週
個人研究発表(発表・質疑応答)
30週
後期まとめ
履修上の留意事項・準備学習
医療従事者にとって必要なこと(挨拶、礼儀、
遅刻、欠席等)を意識して授業を行っていく。
原則として、行事は全員参加とする。
授業計画
教 科 書
1週
オリエンテーション
2週
就職活動について
3週
実習政策①
4週
実習政策②
5週
就職活動①(履歴書の書き方)
6週
就職活動②(身だしなみ・面接マナー)
7週
個人研究について
8週
医療保険・診療報酬制度①
9週
医療保険・診療報酬制度②
10週
DPC(病院マネジメント)①
11週
DPC(DPCと医療職)②
12週
DPC(諸外国の状況)③
13週
個人研究計画
14週
個人研究計画
15週
個人研究計画書作成
16週
実習まとめ①
17週
実習まとめ②
18週
実習まとめ③
19週
淑徳祭準備①
20週
淑徳祭準備②
21週
淑徳祭準備③
22週
個人研究論文作成
23週
個人研究論文作成
24週
個人研究論文作成
25週
個人研究論文作成
26週
個人研究論文作成
授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
出席状況・意欲・姿勢50%、レポート50%
− 99 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
三田寺 裕治
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習では、医療機関で働く人に共通して
求められる「社会人基礎力」の養成を目指す。
具体的には、①医療・医療経営に関する基礎
知識の習得(病院の仕組み、医療法規・医療
行政、医療技術、医療情報システムの知識など)
②医療経営に関する幅広い知識や経営課題を
解決するための分析力、実践力の習得(経営
戦略、リスクマネジメント、マーケティング、
プロモーション戦略、医療・介護の連携など)
③Word/Excel/PowerPoint等のビジネスアプ
リケーションのトレーニング ④統計解析ソ
フトによるデータ解析方法の習得 ⑤問題解
決 手 法 と ロ ジ カ ル シ ン キ ン グ の 習 得 ⑥
PowerPointによるデジタルプレゼンテーショ
ン力の習得等の取り組みを通して、社会人基
礎 力 の 養 成 を 目 指 す。 な お、 4 月 〜 5 月 は、
就職対策として、企業・医療分野の業界研究、
エントリーシートの書き方&面接対策、自己
分析の方法、キャリアデザインに関する授業
を展開する。
授業計画
1週〜2週
論文の書き方、専門書の読み方、資
料探索方法の習得、執筆のルール
3週〜4週
医療・医療経営に関する基礎知識の
習得(病院の仕組み、医療法規・医
療行政、医療技術、医療情報システ
ムの知識など)
5週〜7週
Word/Excel/PowerPoint等のビジネ
スアプリケーションのトレーニング
8週〜12週
医療経営に関する幅広い知識や経営
課題を解決するための分析力、実践
力の習得(経営戦略、リスクマネジ
メント、マーケティング、プロモー
ション戦略、医療・介護の連携など)
13週〜15週
問題解決手法とロジカルシンキング
の習得
16週〜18週
統計解析ソフトによるデータ解析方
法の習得
( 医 療・ 経 営 デ ー タ を 用 い て、IBM
SPSS Statisticsの基本操作や基礎統
計、多変量解析の方法を習得する)
19週〜30週
個人研究(各人が研究テーマを設定
し、実際に小・中規模な調査を企画・
実施する。成果はレポートにまとめ
る と と も に、PowerPointあ る い は
Keynoteでプレゼンテーションする)
履修上の留意事項・準備学習
本演習では、IBM SPSS Statistics SPSSを使用
するため、必ず「医療データ解析演習」を履修
し、SPSSの基本的操作方法及び医療統計、研
究デザインに関する基礎を習得すること。学習
環境を快適に維持できるよう、受講マナーを守
ること。授業内で指示する箇所(テキスト、プ
リント、参考書等)を次回までに熟読し、ノー
トに整理しておくこと。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
授業中に紹介する。
成績評価方法
成績評価は、出席を重視し、レポートやプ
レゼンテーションの内容、発表方法、発表後
の質疑応答、発表に至るまでの主体性・積極
性などによって総合的におこなう。
レポート、プレゼンテーションの内容(80%)
出席状況(20%)
− 100 −
医療事務基礎Ⅰ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
酬の算定ルールを学ぶ。
ルテ例題集は必ず持参すること。
医療保険制度、診療報酬の仕組み、診療報
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
この授業は「医療事務基礎Ⅲ・Ⅴ」と連動し、
ここでは講義中心で進めていく。医療事務の
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
基礎知識と基本的なレセプト作成能力をつけ
ることを目的とする。毎回授業の始めに前回
繰り返し調べる作業が必要なことから、自
主的な学習意欲が必要である。
の復習を行い、繰り返しによって基礎固めを
確実にしていく。また、医科医療事務管理士
及び(財)診療報酬請求事務能力認定試験対
策に対応した授業を行っていく。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、カル
テ例題集
他は授業の中で随時指示する。
授業計画
1週
オリエンテーション(医療事務とは)
2週
医療保障制度
3週
保険給付等
4週
初・再診料等(算定ルール)
5週
投薬料(算定ルール)
6週
注射料(算定ルール)
7週
処置料(算定ルール)
8週
輸血料(算定ルール)
9週
検査料(算定ルール)
10週
〃 〃
11週
画像診断料(算定ルール)
12週
リハビリテーション料(算定ルール)
13週
医学管理等(算定ルール)
14週
入院料等(算定ルール)
15週
まとめ
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 101 −
医療事務基礎Ⅱ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
組み、算定ルールを復習し、しっかりとした
ルテ例題集は必ず持参すること。
「医療事務基礎Ⅰ・Ⅲ・Ⅴ」の診療報酬の仕
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
地固めを目的とする。この授業は「医療事務
基礎Ⅳ・Ⅵ」と連動し、ここでは基本的なレ
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
セプト作成能力をつけさらに応用力を養って
いくことを目的とする。また、医科医療事務
繰り返し調べる作業が必要なことから、自
主的な学習意欲が必要である。
管理士及び(財)診療報酬請求事務能力認定
試験対策に対応した授業を行っていく。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、カル
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
医療保障制度等
3週
保険給付
4週
初・再診料
5週
投薬料
6週
注射料
7週
処置料
8週
輸血料
9週
検査料
10週
検査料
11週
画像診断料
12週
リハビリテーション料
13週
医学管理等
14週
入院料等
15週
まとめ
テ例題集
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 102 −
医療事務基礎Ⅲ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
酬の算定ルールを学ぶ。
ルテ例題集は必ず持参すること。
医療保険制度、診療報酬の仕組み、診療報
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
この授業は「医療事務基礎Ⅳ・Ⅵ」と連動し、
ここでは講義中心で進めていく。医療事務の
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
基礎知識と基本的なレセプト作成能力をつけ
ることを目的とする。毎回授業の始めに前回
繰り返し調べる作業が必要なことから、自
主的な学習意欲が必要である。
の復習を行い、繰り返しによって基礎固めを
確実にしていく。また、医科医療事務管理士
及び(財)診療報酬請求事務能力認定試験対
策に対応した授業を行っていく。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、カル
テ例題集
他は授業の中で随時指示する。
授業計画
参考図書
1週
医療保険制度
2週
後期高齢者医療制度、公費負担医療
授業の中で随時指示する。
制度
3週
療養担当規則等
4週
初・再診料(算定ルール)
5週
投薬料(算定ルール)
6週
注射料(算定ルール)
7週
手術料(算定ルール)
8週
麻酔料(算定ルール)
9週
検査料(算定ルール)
10週
検査料(算定ルール)
11週
画像診断料(算定ルール)
12週
精神科専門療法料(算定ルール)
13週
医学管理等(算定ルール)
14週
入院料等(算定ルール)
15週
まとめ
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 103 −
医療事務基礎Ⅳ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
組み、算定ルールを復習し、しっかりとした
ルテ例題集は必ず持参すること。
「医療事務基礎Ⅰ・Ⅲ・Ⅴ」の診療報酬の仕
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
地固めを目的とする。この授業は「医療事務
基礎Ⅱ・Ⅵ」と連動し、ここでは基本的なレ
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
セプト作成能力をつけさらに応用力を養って
いくことを目的とする。また、医科医療事務
繰り返し調べる作業が必要なことから、自
主的な学習意欲が必要である。
管理士及び(財)診療報酬請求事務能力認定
試験対策に対応した授業を行っていく。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、カル
テ例題集
授業計画
他は授業の中で随時指示する。
1週
医療保険制度等
2週
後期高齢者医療制度、公費負担医療
制度
3週
療養担当規則等
4週
初・再診料
5週
投薬料
6週
注射料
7週
手術料
8週
麻酔料
9週
検査料
10週
検査料
11週
画像診断料
12週
精神科専門療法料
13週
医学管理等
14週
入院料等
15週
まとめ
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 104 −
医療事務基礎Ⅴ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
算定ルールを身につけ、レセプト作成の実践
ルテ例題集は必ず持参すること。
この授業は「医療事務基礎Ⅰ・Ⅲ」と連動し、
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
能力をつけることを目的とする。毎回授業を始
める前に「医療事務基礎Ⅰ・Ⅲ」の学習内容を
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
確認し、基礎固めを確実にしていく。また、医
科医療事務管理士及び(財)診療報酬請求事務
繰り返し調べる作業が必要なことから、自
主的な学習意欲が必要である。
能力認定試験対策の過去問題も抜粋し、解答能
力も養う。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、カル
テ例題集
授業計画
他は授業の中で随時指示する。
1週
医療保険制度
2週
公費負担医療制度
3週
療養担当規則等
4週
初・再診料(算定ルール)
5週
投薬料(算定ルール)
6週
処置料(算定ルール)
7週
手術料(算定ルール)
8週
麻酔料(算定ルール)
9週
検査料(算定ルール)
10週
検査料、病理診断(算定ルール)
11週
画像診断料(算定ルール)
12週
放射線治療料(算定ルール)
13週
医学管理等、在宅医療(算定ルール)
14週
入院料等(算定ルール)
15週
まとめと考査
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 105 −
医療事務基礎Ⅵ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
組み、算定ルールを復習し、しっかりとした
ルテ例題集は必ず持参すること。
「医療事務基礎Ⅰ・Ⅲ・Ⅴ」の診療報酬の仕
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
地固めを目的とする。この授業は「医療事務基
礎Ⅳ・Ⅵ」と連動し、ここでは基本的なレセプ
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
ト作成能力をつけさらに応用力を養っていくこ
とを目的とする。また、医科医療事務管理士及
繰り返し調べる作業が必要なことから、自
主的な学習意欲が必要である。
び(財)診療報酬請求事務能力認定試験対策に
対応した授業を行っていく。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、カル
授業計画
1週
医療保険制度等
2週
公費負担医療制度
3週
療養担当規則等
4週
初・再診料
5週
投薬料
6週
処置料
7週
手術料
8週
麻酔料
9週
検査料
10週
検査料・病理診断
11週
画像診断料
12週
放射線治療料
13週
医学管理等・在宅医療
14週
入院料等
15週
まとめと考査
テ例題集
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 106 −
医療秘書概論 2単位
三宅 いつみ
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
即戦力となれるための知識やマナーを身につ
てください。
医 療 秘 書・ 医 療 事 務 部 門 の 業 務 に お い て、
授業開始までに秘書検定の問題集を購入し
ける。それと共に、社会人として必要な一般
常識を身につける目的で、全員が秘書検定2
級取得を目指す。
教 科 書
秘書検定実問題集2級
財団法人実務技能検定協会 編
早稲田教育出版 1260円
授業計画
1週
病院管理:病院の組織と機能、病院
参考図書
と診療所
2週
医療秘書の役割と心構え
3週
組織内のコミュニケーション:
必要に応じ紹介する。
成績評価方法
指示の受け方、報告の仕方
4週
患者接遇の基本
出席 30% 提出物及び平常点 20%
5週
医療秘書実務:受付業務
定期試験(レポート)50%
6週
医療秘書実務:言葉遣い
7週
医療秘書実務:文書発信受信業務と
郵便の知識
文書:病院内文書
8週
医療秘書実務:病院外文書と社交文書
9週
医療秘書実務:医療文書と文書作成
10週
医療秘書実務:電話応対
11週
医療秘書実務:クレーム対応
12週
病棟クラークの実務
13週
総合実務演習
14週
秘書検定対策
15週
秘書検定対策 まとめ
− 107 −
医療秘書概論 2単位
三宅 いつみ
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
・医 療 秘 書・ 医 療 事 務 部 門 の 業 務 に お い て、
履修上の留意事項・準備学習
・授業開始までに秘書検定の問題集を購入し
即戦力となれるための知識やマナーを身に
てください(1年次に購入してある場合はそ
つける。それと共に、社会人として必要な
れを使用)
一般常識を身につける目的で、全員が秘書
検定2級取得を目指す
・通常授業とは別日に、校外学習を予定して
います。日程については授業内で伝えます
・就職対策を行い、就職活動をサポートする。
教 科 書
秘書検定実問題集2級
授業計画
1週
秘書検定対策
財団法人実務技能検定協会 編
2週
秘書検定対策
早稲田教育出版 1,260円
3週
校外学習―茶道体験から和のマナー
参考図書
を学ぶ
4週
必要に応じ紹介する。
病院管理:病院の組織と機能、病院
と診療所
成績評価方法
5週
医療秘書の役割
6週
組織内のコミュニケーション:
出席 30% 提出物及び平常点 20%
指示の受け方、報告の仕方
定期試験(レポート)50%
7週
患者接遇の基本
8週
患者接遇:受付対応
9週
文書発信受信業務と郵便の知識
文書:病院内文書
10週
文書:病院外文書
11週
電話応対
12週
一般マナー:贈答・慶弔
クレーム対応
13週
就職対策:履歴書作成、自己分析
14週
就職対策:面接対策
15週
まとめ
− 108 −
医事コンピュータ演習Ⅰ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
療機関において医事コンピュータにより診療
集は必ず持参する事。
医療機関のIT化も進み、ほとんどの保険医
医科診療点数早見表・早見表・カルテ例題
報酬明細書が作成されている。この授業では、
医事コンピュータの操作方法を学び、カルテ
医療機関に従事する事を意識して授業を行
っていく。
及び診療伝票から診療内容を読み取り、正し
いレセプトを作成する能力を身につける事を
目的とする。
教 科 書
授業の中で随時指示する。
「医療事務基礎」で学習した既習内容を確認
し な が ら、 症 例 ト レ ー ニ ン グ を 行 う。 ま た、
入力技術と共に医事コンピュータ技術検定試
参考図書
授業の中で随時指示する。
験に対応した対策も行っていく。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%。
授業計画
1週
オリエンテーション
(医事コンピュータについて)
2週
患者情報・病名入力
3週
外来カルテ入力演習(投薬・医学管理)
4週
外来カルテ入力演習(医学管理・注射)
5週
外来カルテ入力演習(処置)
6週
外来カルテ入力演習(処置)
7週
外来カルテ入力演習(手術)
8週
外来カルテ入力演習(手術)
9週
外来カルテ入力演習(検体検査)
10週
外来カルテ入力演習(検体検査)
11週
外来カルテ入力演習(生体検査)
12週
外来カルテ入力演習(病理診断)
13週
外来カルテ入力演習(画像診断)
14週
外来カルテ入力演習(画像診断)
15週
(まとめ)
− 109 −
医事コンピュータ演習Ⅰ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
ってコンピュータ操作能力は必須である。この
カルテ例題集・カルテ例題集は必ず持参する
演習では、医療事務及びコンピュータについて
こと。
医療機関のIT化も進み、医療事務従事者にと
医科診療点数早見表・サポートブック・PC
の基礎知識を有し、カルテ及び診療伝票をもと
に医事コンピュータを用いて正しいレセプトを
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
作成する能力をつけることを目的とする。
入力には「医療事務基礎」で学習した内容も
必要なため、既習内容の確認も繰り返し行う。
また、入力技術と共に「医事コンピュータ技能
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、PC
カルテ例題集、カルテ例題集
検定試験」に対応した対策も行っていく。
授業計画
1週
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
ガイダンス:
医療事務コンピュータについて
2週
3週
患者情報・病名入力
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%。
外来カルテ入力演習
(投薬・医学管理・注射))
4週
外来カルテ入力演習(注射)
5週
外来カルテ入力演習(処置)
6週
外来カルテ入力演習(処置)
7週
外来カルテ入力演習(手術)
8週
外来カルテ入力演習(手術)
9週
外来カルテ入力演習(検体検査)
10週
外来カルテ入力演習(検体検査)
11週
外来カルテ入力演習(生体検査)
12週
外来カルテ入力演習(病理診断)
13週
外来カルテ入力演習(画像診断)
14週
外来カルテ入力演習(画像診断)
15週
まとめ
− 110 −
医事コンピュータ演習Ⅱ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
連動し、1年次に学習した基本の入力操作に
ルテ例題集・医事コンピュータ技能検定試験
加え、実践を意識し、速く正確にレセプト作
問題集は必ず持参すること。レセプト作成の
成を行える能力を身につけることを目的とす
みではなく、医療従事者としての心構えや実
る。また、「医事コンピュータ技能検定試験3
践の難しさ等についても授業を通して学んで
級」を目標に医療事務及びコンピュータにつ
もらいたい。また、医事コンピュータ技能検
いての基礎知識も学習し、検定対策も行う。
定試験対策が中心になることから、自主的な
この授業は「医事コンピュータ演習Ⅱ」と
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
学習意欲が必要である。
授業計画
1週
ガイダンス:検定について
教 科 書
2週
外来カルテ入力演習
・医科診療点数早見表
3週
外来カルテ入力演習
・サポートブック
4週
外来伝票入力演習
・カルテ例題集
5週
外来伝票入力演習
・医事コンピュータ技能検定試験問題集
6週
検定対策
他は授業の中で随時指示する
(医事コン検定学科問題について)
7週
参考図書
検定対策
授業の中で随時指示する
(医事コン検定学科問題について)
8週
検定対策
(コンピュータの基礎知識について)
9週
検定対策(直前対策)
10週
検定対策(直前対策)
11週
入院カルテの見方と入力方法
12週
入院カルテ入力演習
13週
入院カルテ入力演習
14週
入院伝票入力演習
15週
まとめ
成績評価方法
定期試験60% 授業態度20% 出席20%
− 111 −
医事コンピュータ演習Ⅱ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
ト作成方法にさらに実践的な能力をつけるこ
カルテ例題集・医事コンピュータ技能検定試
とを目的とする。
験問題集は必ず持参すること。
1年次に学習した基本の入力操作、レセプ
医科診療点数早見表・サポートブック・PC
「医事コンピュータ技能検定試験3級」に必
要な医療事務及びコンピュータについての基
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
礎知識も学習し、検定対策も行う。
医事コンピュータ技能検定試験の対策中心
になることから、自主的な学習意欲が必要で
授業計画
ある。
1週
ガイダンス:検定について
2週
外来カルテ入力演習
3週
外来カルテ入力演習
4週
外来伝票入力演習
カルテ例題集、カルテ例題集、医事コンピュ
5週
外来伝票入力演習
ータ技能検定試験問題集、他は授業の中で随
6週
検定対策
時指示する。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、PC
(医事コン検定学科問題について)
7週
検定対策
参考図書
授業の中で随時指示する。
(医事コン検定学科問題について)
8週
検定対策
(医事コン検定学科問題について)
9週
検定対策(直前対策)
10週
検定対策(直前対策)
11週
入院カルテ入力演習
12週
入院カルテ入力演習
13週
入院カルテ入力演習
14週
入院伝票入力演習
15週
まとめ
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 112 −
医事コンピュータ演習Ⅲ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
連動し、主に「Ⅰ」で学習した入力方法を基
集は必ず持参する事。
この授業は「医事コンピュータ演習Ⅰ」と
医科診療点数早見表・早見表・カルテ例題
に演習問題、レセプト作成の実践能力をつけ
る事を目標とする。
医療機関に従事する事を意識して授業を行
っていく。
毎回、「Ⅰ」の学習内容を確認し、基礎固め
を確実にしていく。
また、「医療事務基礎」で学習した既習内容
教 科 書
授業の中で随時指示する。
を確認しながら、症例トレーニングを行い、
入力技術と共に医事コンピュータ技術検定試
験に対応した対策も行っていく。
授業の中で随時指示する。
授業計画
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%。
1週
基本的な操作方法と入力
2週
外来カルテ入力演習(初・再診料)
3週
外来カルテ解答・解説(投薬・医学
4週
管理)
外来カルテ解答・解説(医学管理・
5週
注射)
外来カルテ解答・解説(処置)
6週
外来カルテ解答・解説(処置)
7週
外来カルテ解答・解説(手術)
8週
外来カルテ解答・解説(手術)
9週
外来カルテ解答・解説(検体検査)
10週
外来カルテ解答・解説(検体検査)
11週
外来カルテ解答・解説(生体検査)
12週
外来カルテ解答・解説(病理診断)
13週
外来カルテ解答・解説(画像診断)
14週
外来カルテ解答・解説(画像診断)
15週
参考図書
(まとめ)
− 113 −
医事コンピュータ演習Ⅲ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
てコンピュータ操作能力は必須である。この
カルテ例題集・カルテ例題集は必ず持参する
演習では、医療事務及びコンピュータについ
こと。
医療機関のIT化も進み、医療従事者にとっ
医科診療点数早見表・サポートブック・PC
ての基礎知識を有し、カルテ及び診療伝票を
もとに医事コンピュータを用いて
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
正しいレセプトを作成する能力をつけるこ
とを目的とする。
入力には「医療事務基礎」で学習した内容
も必要なため、既習内容の確認も繰り返し行
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、PC
カルテ例題集、カルテ例題集
う。また、入力技術と共に「医事コンピュー
他は授業の中で随時指示する。
タ技能検定試験」に対応した対策も行ってい
く。
参考図書
授業の中で随時指示する。
授業計画
1週
患者情報・病名入力
2週
外来カルテ入力演習
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
(投薬・医学管理・注射)
3週
外来カルテ入力演習
(投薬・医学管理・注射)
4週
外来カルテ入力演習(注射)
5週
外来カルテ入力演習(処置)
6週
外来カルテ入力演習(処置)
7週
外来カルテ入力演習(手術)
8週
外来カルテ入力演習(手術)
9週
外来カルテ入力演習(検体検査)
10週
外来カルテ入力演習(検体検査)
11週
外来カルテ入力演習(生体検査)
12週
外来カルテ入力演習(病理診断)
13週
外来カルテ入力演習(画像診断)
14週
外来カルテ入力演習(画像診断)
15週
まとめ
− 114 −
医事コンピュータ演習Ⅳ 1単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
連動し、1年次に学習した基本の入力操作に
ルテ例題集・医事コンピュータ技能検定試験
加え、実践を意識し、速く正確にレセプト作
問題集は必ず持参すること。レセプト作成の
成を行える能力を身につけることを目的とす
みではなく、医療従事者としての心構えや実
る。また、「医事コンピュータ技能検定試験3
践の難しさ等についても授業を通して学んで
級」を目標に医療事務及びコンピュータにつ
もらいたい。また、医事コンピュータ技能検
いての基礎知識も学習し、検定対策も行う。
定試験対策が中心になることから、自主的な
この授業は「医事コンピュータ演習Ⅱ」と
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
学習意欲が必要である。
授業計画
1週
外来カルテ入力演習
教 科 書
2週
外来カルテ入力演習
・医科診療点数早見表
3週
外来カルテ入力演習
・サポートブック
4週
外来伝票入力演習
・カルテ例題集
5週
外来伝票入力演習
・医事コンピュータ技能検定試験問題集
6週
検定対策
他は授業の中で随時指示する
(医事コン検定学科問題について)
7週
参考図書
検定対策
授業の中で随時指示する
(医事コン検定学科問題について)
8週
検定対策
(コンピュータの基礎知識について)
9週
検定対策(直前対策)
10週
検定対策(直前対策)
11週
入院カルテ入力演習
12週
入院カルテ入力演習
13週
入院カルテ入力演習
14週
入院カルテ入力演習
15週
まとめ
成績評価方法
定期試験60% 授業態度20% 出席20%
− 115 −
医事コンピュータ演習Ⅳ 1単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
ト作成方法にさらに実践的な能力をつけるこ
カルテ例題集・医事コンピュータ技能検定試
とを目的とする。
験問題集は必ず持参すること。
1年次に学習した基本の入力操作、レセプ
医科診療点数早見表・サポートブック・PC
「医事コンピュータ技能検定試験3級」に必
要な医療事務及びコンピュータについての基
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
礎知識も学習し、検定対策も行う。
医事コンピュータ技能検定試験の対策中心
になることから、自主的な学習意欲が必要で
授業計画
ある。
1週
外来カルテ入力演習
2週
外来カルテ入力演習
3週
外来カルテ入力演習
4週
外来伝票入力演習
カルテ例題集、カルテ例題集、医事コンピュ
5週
外来伝票入力演習
ータ技能検定試験問題集、他は授業の中で随
6週
検定対策
時指示する。
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、PC
(医事コン検定学科問題について)
7週
検定対策
参考図書
授業の中で随時指示する。
(医事コン検定学科問題について)
8週
検定対策
(医事コン検定学科問題について)
9週
検定対策(直前対策)
10週
検定対策(直前対策)
11週
入院カルテ入力演習
12週
入院カルテ入力演習
13週
入院カルテ入力演習
14週
入院伝票入力演習
15週
まとめ
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 116 −
医療事務実践Ⅰ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
診療報酬の基本算定ルール、レセプト作成方
ルテ例題集は必ず持参すること。
「医療事務基礎Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」で学習した
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
法にさらに実践的な能力をつけることを目的
とする。講義では、主に「(財)診療報酬請求
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
事務能力認定試験」の実技試験対策を中止に
行う。様々なカルテ演習を重ねることにより、
繰り返し調べる作業が必要なことから、自
主的な学習意欲が必要である。
カルテの見方(施設基準、届出状況等)を自
身で判断して算定しレセプトを作成するスキ
ルを身に付ける。一年次同様、随時現場での
状況や算定の情報等も提議し、全員で考えて
教 科 書
医科診療点数早見表、サポートブック、カル
テ例題集
いくことも行う。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
外来カルテの見方
3週
外来カルテ演習
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
(過去問題集または例題集)
4週
外来カルテ演習
(過去問題集または例題集)
5週
外来カルテ演習
(過去問題集または例題集)
6週
入院カルテの見方
7週
入院カルテ演習
(過去問題集または例題集)
8週
入院カルテ演習
(過去問題集または例題集)
9週
入院カルテ演習
(過去問題集または例題集)
10週
学科問題対策
11週
学科問題対策
12週
診療報酬請求事務能力認定試験
直前対策
13週
診療報酬請求事務能力認定試験
直前対策
14週
診療報酬請求事務能力認定試験
直前対策
15週
まとめと考査
− 117 −
医療事務実践Ⅰ 2単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
とに、正しいレセプトを作成する能力をつけ
ルテ例題集・医科医療事務管理し検定問題集
ることを目的とする。
は必ず持参すること。
1年次に学習した診療報酬の基礎知識をも
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
併せて学科問題も繰り返し行い、「医科医療
事務管理士検定」に対応した対策を行う。
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
医科医療事務管理士検定の対策中心になる
ことから、自主的な学習意欲が必要である。
授業計画
1週
ガイダンス:
教 科 書
検定について、1年次復習
2週
医科診療点数早見表、サポートブック、カ
医科医療事務管理士検定対策
(外来、入院レセプト作成・学科問題)
3週
〃
4週
〃
5週
〃
6週
〃
7週
〃
8週
〃
9週
〃
10週
〃
11週
〃
12週
〃
13週
〃
14週
〃
15週
まとめ
ルテ例題集、医科医療事務管理士検定問題集
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 118 −
初校
117
医療事務実践Ⅱ 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
ルの技術(レセプトチェック)と将来医療機
授業を行っていく。
「医療事務実践Ⅱ」では、より実務的なレベ
医療従事者にとって必要なことを意識して
関で必要なスキルの基礎を身につけることを
目的とする。さらに今まで学習してきた医療
実践的な講義とデータ分析等になることか
ら、自発的な学習意欲が必要である。
事務の知識を使い、データをどのように分析
12月「(財)診療報酬請求事務能力認定試験」
してマネジメントに資するか講義する。実際
受験希望者には試験対策についてのフォロー
に医療経営・医療政策の研究論文を使い、洞
を行っていく。
察力を養う。また「医療機関で求められる人
材とは」という観点から、随時現場での状況
や算定の情報等も提議し、全員で考えていく
教 科 書
授業の中で随時指示する。
ことも行う。
参考図書
授業の中で随時指示する。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
レセプトチェックの技法
3週
レセプトチェック演習
成績評価方法
定期試験(レポート)50%、授業態度30%、
出席20%
(外来カルテ症例)
4週
レセプトチェック演習
(外来カルテ症例)
5週
レセプトチェック演習
(入院カルテ症例)
6週
レセプトチェック演習
(入院カルテ症例)
7週
電子カルテについて
8週
電子カルテからのデータ収集・分析
9週
DPCについて
10週
DPCデータを用いたマネジメント
11週
診療報酬からの医療マネジメント
12週
患者中心の医療従事者とは
13週
患者中心の医療従事者とは
14週
これからの医療従事者のあり方とは
15週
まとめと考査
− 119 −
医療事務実践Ⅱ 2単位
山﨑 美和
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
識をもとにさらに実践的な能力をつけること
ルテ例題集・医科医療事務管理士検定問題集
を目的とする。
は必ず持参すること。
1年次、2年前期に学習した診療報酬の知
医科診療点数早見表・サポートブック・カ
レセプト作成・学科問題も繰り返し行い、
「医
科医療事務管理士検定」「診療報酬請求事務能
医療機関に従事することを意識して授業を
行っていく。
力認定試験」に対応した対策を行う。
医科医療事務管理士検定、診療報酬請求事
務能力認定試験の対策中心になることから、
自主的な学習意欲が必要である。
授業計画
1週
ガイダンス:
教 科 書
検定について、前期復習
2週
医科診療点数早見表、サポートブック、カ
医科医療事務管理士検定・
診療報酬請求事務能力認定試験対策
3週
〃
4週
〃
5週
〃
6週
〃
7週
〃
8週
〃
9週
〃
10週
〃
11週
〃
12週
〃
13週
〃
14週
〃
15週
まとめ
ルテ例題集、医科医療事務管理士検定問題集
他は授業の中で随時指示する。
参考図書
授業の中で随時指示する。
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 120 −
調剤報酬請求事務 2単位
水野 早苗
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
り、処方せん受け取り率は全国平均50%超と
を意識して授業を行っていく。
現在、国の推進により医薬分業が進んでお
保険調剤薬局の従事者にとって必要なこと
いう状況である。
自主的な学習意欲が必要である。準備学習
医薬分業が進み、保険調剤薬局の地位が確
と し て、 今 ま で の 学 習 内 容( 医 療 保 険 制 度、
立し、調剤薬局事務のスタッフの需要も伸び、
診療報酬(投薬料)、療養担当規則等)をおさ
調剤報酬算定知識やスキルが必要になってい
えておくとスムーズに理解できるので、是非
る。この授業では、調剤事務管理士の検定対
お勧めしたい。
策とともに、現場での実践力を養うことを目
標として学習を進めていく。
教 科 書
授業の中で随時指示する。
授業計画
1週
オリエンテーション(保険調剤とは)
2週
保険調剤について
参考図書
授業の中で随時指示する。
(処方せんについて)
3週
調剤報酬の算定(薬剤の基礎知識)
4週
調剤報酬の算定(調剤基本料)
5週
調剤報酬の算定(調剤料)
6週
調剤報酬の算定(調剤料)
7週
調剤報酬の算定(調剤料)
8週
調剤報酬の算定(薬剤料)
9週
調剤報酬の算定(薬学管理料)
10週
調剤報酬の算定(薬学管理料)
11週
調剤レセプト作成
12週
調剤レセプト作成
13週
調剤レセプト作成
14週
調剤レセプト作成
15週
まとめと考査
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
− 121 −
歯科医療事務Ⅰ 2単位
齋藤 育子
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
歯科疾患、治療法を学ぶと共に診療録(カ
教 科 書
授業内指示
ルテ)から点数算定をし診療報酬明細書作成
の要領を身につける。また、口腔に関心を持
ち「健康」というものを意識して欲しい。
参考図書
授業内指示
授業計画
成績評価方法
1週
歯科医療事務への導入 歯の基礎知識
定期試験結果50%と授業に向かう姿勢(出
2週
診療報酬明細書について 外枠の記入
欠席、授業態度、提出物)50%により評価する。
3週
基本診療料 投薬
4週
医学管理 検査
5週
画像診断
6週
麻酔料 歯冠修復①
7週
歯冠修復② 歯冠形成
8週
う蝕症
9週
歯髄炎
10週
歯根膜炎
11週
手術 口腔軟疾患
12週
歯周疾患
13週
架工義歯
14週
有床義歯
15週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
数多くの症例に慣れるためレセプト作成等
家庭学習が必要と思われる。
− 122 −
歯科医療事務Ⅱ 2単位
齋藤 育子
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
歯科疾患、治療法を学ぶと共にカルテから
教 科 書
授業内指示
点数算定をし、レセプト作成の要領を身につ
ける。検定試験を意識した症例を中心に学ぶ。
参考図書
授業内指示
授業計画
1週
保険点数の算定方法①(初期う蝕症)
2週
保険点数の算定方法②(応用編症例)
3週
保険点数の算定方法③(歯内療法)
4週
保険点数の算定方法④(応用編症例)
5週
保険点数の算定方法⑤(歯周疾患)
6週
保険点数の算定方法⑥(応用編症例)
7週
保険点数の算定方法⑦(手術)
8週
保険点数の算定方法⑧(応用編症例)
9週
保険点数の算定方法⑨(欠損補綴)
10週
保険点数の算定方法⑩(欠損補綴)
11週
保険点数の算定方法⑪(欠損補綴)
12週
検定試験対策(学科)
検定試験対策(症例)
検定試験対策(症例)
まとめ
13週
14週
15週
成績評価方法
定期試験結果50%と授業に向かう姿勢(出
欠席、授業態度、提出物)50%により評価する。
履修上の留意事項・準備学習
数多くの症例に慣れるためレセプト作成等
家庭学習が必要と思われる。
− 123 −
薬学入門 2単位
河内 克敏
医療事務・秘書コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
病院で処方される薬を中心に、薬局で買え
履修上の留意事項・準備学習
・医薬品は人の生命や健康に直接かかわるも
る薬までイラストを用いて基礎から分かりや
のだという認識を持ち、正確な知識を一つ
すくお話します。後半は、ダイエットの薬や
一つ身に付けること。
美容のサプリメント、栄養ドリンクや化粧品
など生活に役立つ知識も身に付けます。成分
・授業の最初に確認テストを実施するので、前
回までの内容をしっかり復習して臨むこと。
を見て、症状に合った薬や安全な化粧品が選
べるようになります。
教 科 書
プリント
授業計画
1週
「くすり」とはどういうもの?
2週
くすりの用法
3週
消化器系とくすり
4週
炎症反応とくすり
5週
病原体とくすり
6週
皮膚とくすり
7週
呼吸器とくすり
8週
脳とくすり
9週
アレルギーとくすり
10週
漢方薬
11週
サプリメント・健康食品
12週
医薬部外品
13週
化粧品の選び方
14週
くすりの選び方
15週
まとめと考査
参考図書
よくわかる薬理学の基本としくみ
(図解入門 メディカルサイエンスシリーズ)
當瀬規嗣 秀和システム 1,800 円
成績評価方法
出席 30%・平常点 30%・定期試験 40%
− 124 −
医事関係法規 2単位
池田 幸世
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
医療の世界では、医療機関も医療従事者も
様々な法律により厳しく律せられている。
履修上の留意事項・準備学習
準備学習は特に必要なし。
「財団:診療報酬請求事務能力認定試験」の
本講義では、現場において必要な医療制度
や保険診療制度を身に付けるために、医療保
学科試験対策になるので、受験希望者は履修
が必要と考えられる。
険各法、公費負担各法を理解することを目的
自主的な学習意欲が必要である。
とする。法律は幅広く、難しいものと捉えら
れがちであるが、本講義では要点をわかりや
すく講義していく。
教 科 書
授業の中で随時指示する。
「財団:診療報酬請求事務能力認定試験」の
学科問題にも対応し、過去問を使いながら、
展開していく。
授業の中で随時指示する。
授業計画
1週
参考図書
成績評価方法
定期試験60%、授業態度20%、出席20%
オリエンテーション
(医療事務と法規)
2週
3週
社会福祉と社会保障
医事関連法規
(医療施設に関する法規)①
4週
医事関連法規
(医療従事者に関する法規)②
5週
医事関連法規
(医療従事者に関する法規)③
6週
医事関連法規
(予防衛生に関する法規)④
7週
医事関連法規
(保健衛生に関する法規)⑤
8週
医事関連法規
(環境安全および環境整備関係法規)⑥
9週
保険診療関係法規
(医療保険に関する法規)①
10週
保険診療関係法規
(医療保険に関する法規)②
11週
診療報酬に関する法規
12週
労働および公務災害に関する法規
13週
社会福祉関係法規①
14週
社会福祉関係法規②
15週
まとめと考査
− 125 −
薬事関係法規 2単位
堀 正美
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
薬事関係法規(医療関係法規、薬事法、毒物
履修上の留意事項・準備学習
準備学習は特に必要はない
及び劇物取締法、麻薬及び向精神薬取締法等)
を中心に、医薬品開発の流れ、ジェネリック医
医療機関や調剤薬局等に従事することを意
識して授業を行う。
薬品、医薬品の分類、人体の働きと医薬品、病
自主的な学習意欲が必要である。
気とくすり等、幅広い項目について要点をわか
りやすく講義する。基本的な知識と実践で活用
できる知識の習得を目指す。
基本的にはプリントを使用する。
参考図書
授業計画
1週
教 科 書
必要時は授業中に随時指示をする。
オリエンテーション(医療事務と医
薬品)
成績評価方法
2週
医療関係法規、薬事法
3週
薬事法、毒物及び劇物取締法
4週
毒物及び劇物取締法、麻薬及び向精
定期試験40%、出席30%、授業態度30%
神薬取締法
5週
医薬品開発の流れ
6週
ジェネリック医薬品
7週
医薬品の分類
8週
人体の働きと医薬品Ⅰ
9週
人体の働きと医薬品Ⅱ
10週
人体の働きと医薬品Ⅲ
11週
薬の働く仕組み
12週
病気とくすりⅠ
13週
病気とくすりⅡ
14週
病気とくすりⅢ
15週
まとめと考査
− 126 −
医療情報システム 1単位
清水 沙友里
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
医 療 情 報 のIT化 に 伴 い、 医 療 の 現 場 で は、
電子カルテをはじめとする医療情報システム
の知識とスキルが必要になってきている。本
14週
(演習問題)
15週
る。また、実際に電子カルテシステムを体験
し、電子カルテの機能と基本的操作方法を習
得する。
基幹システム
基幹システム
部門システム
成績評価方法
定 期 試 験 の 試 験 結 果(40 %) と 出 席 状 況
部門システム
② 検査システム、医用画像システム
6週
参考図書
社会保険研究所 2,520円
① 医事会計システム
5週
授業内で指示
保健医療福祉情報システム工業会 編
② 電子カルテシステム
4週
きるよう、受講マナーを守ること。
医療情報システム入門
① オーダリングシステム
3週
出席を重視する。学習環境を快適に維持で
日本の医療制度と医療情報システム
(医療機関における医療情報システム)
2週
履修上の留意事項・準備学習
教 科 書
授業計画
1週
(60%)により評価する。
部門システム
③ 物流システム、栄養システム
7週
リスク管理システム
(医療・介護事故とアクシデントレポー
トシステム)
8週
医療情報倫理と情報セキュリティ
9週
地域医療ネットワークと今後の医療
情報システム
10週
理論編まとめ
11週
電子カルテオペレーション①
(ソフトの操作方法、例題演習)
12週
電子カルテオペレーション②
(演習問題)
13週
医療の現場から
ゲストスピーカーによる講義
講義では、医療機関のマネジメントを支援す
る医療情報システムについて多角的に解説す
電子カルテオペレーション④
電子カルテオペレーション③
(演習問題)
− 127 −
DPC概論 2単位
新城 大輔
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
した診療報酬の包括評価制度であるDPC/PDPS
きるよう、受講マナーを守ること。
平成15年度より、急性期入院医療を対象と
出席を重視する。学習環境を快適に維持で
が導入された。DPC/PDPSは、診断群分類によ
る一日あたり包括支払い方式を指すが、制度
導入の本来的な目的は医療の透明化・効率化・
教 科 書
授業内で指示
標準化・質の向上にある。現在、DPC/PDPS
は日本の病床の約半数に導入されるまでに拡
大しており、DPC/PDPS に関する知識と制度の
参考図書
基礎から読み解くDPC第3版 ― 実践的に活用
理解は、医療事務関係者にとって必須となっ
するために
てきている。本講義では、医療機関のマネジ
松田晋哉
メントツールとしても用いられるDPCについ
医学書院 3,570円
て、実際の運用面も含め多角的に解説する。
成績評価方法
定 期 試 験 の 試 験 結 果(40 %) と 出 席 状 況
授業計画
(60%)により評価する。
1週
オリエンテーション
2週
3週
医療の質・EBMとは
DPC(DPC/PDPS)の概要と基本的な
4週
考え方①
DPC(DPC/PDPS)の概要と基本的な
5週
考え方②
DPCデータの構造
6週
DPCコーディング
7週
DPCと医療の質
8週
DPCを用いた病院マネジメント
9週
DPCを用いた病院マネジメント
10週
11週
DPCの活用方法(クリニカルパス)
DPCの活用方法(臨床批評・医療の
12週
質の評価)
諸外国の状況
13週
14週
地域の急性期医療とDPC
医療の現場からゲストスピーカーによ
る講義
15週
まとめと考査
− 128 −
医療データ解析演習 1単位
三田寺 裕治
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
DPC導入によるコストマネジメントの必要
性、医療制度改革に伴う医療経営環境の変化
など、わが国の医療機関は様々な経営課題に
直面している。医療機関が継続して安定的に
事業活動を遂行するためには、これまでの勘
や経験に頼るのではなく、客観的なデータに基づ
いた課題解決及び経営実践が重要となる。
本演習では、科学的な根拠に基づいた経営実
践を行うために必要となる「データリテラシー」
を学習する。具体的には、統計学の基礎を解説
するとともに、医療データ、経営データを用い
て、統計解析ツール「IBM SPSS Statistics」の
6週
方法、データの定義、変数の加工)
7週
画立案からデータ解析までを行い、医療現場で
活かせるデータ分析能力の習得を目指す。
8週
SPSS演習3(クロス集計、χ2検定)
9週
SPSS演習4(クロス集計、χ2検定)
10週
SPSS演習5(t検定、分散分析)
11週
SPSS演習6(相関分析)
12週
SPSS演習7(重回帰分析)
13週
SPSS演習8(重回帰分析)
14週
SPSS演習9(因子分析)
15週
SPSS演習10(調査における倫理と個
人情報保護、まとめ)
出席を重視する。学習環境を快適に維持で
授業内で指示する箇所(プリント、参考書等)
イントロダクション、医療データの
見方とまとめ方、研究デザインの種
類と原理
2週
履修上の留意事項・準備学習
きるよう、受講マナーを守ること。
授業計画
1週
調査方法の種類、調査票の作成方法、
を次回までに熟読し、ノートに整理しておく
こと。
教 科 書
授業内で指示する。
ワーディングの諸問題
3週
質問文の形式と選択肢の設け方、表
紙の作成方法
4週
統 計 基 礎 1( 母 集 団 と 標 本 デ ー タ、
帰 無 仮 説・ 対 立 仮 説 と 検 定 の 概 念、
統計的「有意」とは、第一種の過誤
と第二種の過誤、両側検定と片側検
定、パラメトリック検定とノンパラ
メトリック検定など、検定に関する
基本的知識と考え方を説明する。ま
た、相関分析と回帰分析についても
概説する)
5週
SPSS演習2(度数分布表、記述統計
量の算出)
基本操作と各種分析手法を実践的に学習する。
また、授業後半では、グループごとに調査の企
SPSS演習1(データ入力・読み込み
統計基礎2(重回帰分析、分散分析、
因子分析など、いくつかの発展的統
計手法について、実際の調査データ
参考図書
『すぐわかるSPSSによるアンケートの調査・
集計・解析』
内田治 東京図書 2010年
『SPSSで学ぶ医療系多変量データ解析』
対馬栄輝 東京図書 2008年
『診療情報管理士のためのやさしい医療統計学』
日本病院会診療情報管理士教育委員会 監修
じほう 2010年
成績評価方法
評価は定期試験(80%)および出席状況等
(20%)でおこなう。
を用いながら概説する)
− 129 −
医療マネジメント論 2単位
三田寺 裕治
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
8週
【授業テーマ・目的】
医 療 安 全 の 確 保 や ア カ ウ ン タ ビ リ テ ィ の 推 進、
DPC(Diagnosis Procedure Combination)の導入な
ど、病院を取り巻く経営環境は大きく変わりつつあ
る。こうした劇的に変化する経営環境に的確に対応
し、継続して安定的に事業活動を遂行するためには、
現場の主要労働力である医師や看護師のみならず、
事務の面から医療現場を支える医療事務スタッフに
おいても、医療経営にかかわる法制度やマネジメント
に関する諸理論を習得する必要がある。
本講義では、医療サービスの特性や医療サービス
提供における倫理的責任、わが国の医療保障制度の
特徴と医療サービスの供給体制等について整理した
上 で、 リ ス ク 管 理 や 経 営 戦 略、 人 的 資 源 管 理、 会
計・財務管理など、これからの医療経営において求
められる経営管理手法ついて講義・演習を通じて実
践的に学ぶ。
【到達目標】
・医 療サービスの特性及び倫理的責任とガバナンス
の重要性を理解している。
・医 療機関が直面するリスクの種類及びリスク管理
の具体的方法について理解している。
・医 療事故・医療過誤訴訟の現状、医療事故の概念
と法的責任について理解している。
・人 的資源管理の諸領域と具体的機能、人材管理に
かかわる法制度について理解している。
・競 争環境の分析方法及び戦略的ポジショニング、
事業ポートフォリオについて理解している。
・安 全衛生管理、労働時間管理、ストレスマネジメ
ント、キャリア開発について理解している。
・医 療法人における会計制度、財務諸表の見方・活
用方法について理解している。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
医療サービスの特性、医療サービス提供に
おける倫理的責任とガバナンスの重要性
わが国の医療保障制度の特徴、医療サー
ビスの供給体制、診療報酬制度
医療分野における規制と競争、経営管理
の必要性、マネジメントの理解
「質確保とリスク管理(1)」
医療機関が直面する代表的なリスクとそ
の対処法
「質確保とリスク管理(2)」
医療事故・医療過誤訴訟の現状、医療事
故の概念と法的責任
「質確保とリスク管理(3)」
リスクマネジメントプロセス、安全文化
の形成に向けた組織改革、チェンジマネ
ジメント
「質確保とリスク管理(4)」
危険予知訓練(KYT)、Root Cause Analysis、SHELL分析、FMEA、HAZOPなど、
危険予知能力、危険感受性を高めるため
のトレーニング方法及びリスク分析手法
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
「人的資源管理と人材開発(1)」
人的資源管理の定義・諸領域、具体的機能、
人材管理にかかわる法制度
「人的資源管理と人材開発(2)」
人事考課の目的・種類・評価方法、人事
考課の代表的なエラーと防止策、MBO(目
標管理制度)
「人的資源管理と人材開発(3)」
勤務環境の管理(安全衛生管理、労働時
間管理、ストレスマネジメント、福祉厚
生等)キャリア開発
「経営戦略と組織管理(1)」
組織管理の基本的理解、ガバナンス、内
部統制、経営戦略の概念と意義
「経営戦略と組織管理(2)」
競争環境の分析方法及び戦略的ポジショ
ニング、事業ポートフォリオ
「経営戦略と組織管理(3)」
小・中規模病院における経営戦略の実際
「医療機関における会計・財務管理」
医療法人の経営と財務管理、資金の流れ、
医療法人における会計制度、財務諸表の
見方・活用方法
「医療のイノベーション」
メディカルツーリズム等、医療・介護と
その周辺産業の連携強化による新規ビジ
ネスモデル開発の可能性
履修上の留意事項・準備学習
出席を重視する。学習環境を快適に維持できるよ
う、受講マナーを守ること。
授業内で指示する箇所(プリント、参考書等)を
次回までに熟読し、ノートに整理しておくこと。
教 科 書
授業内で指示する。
参考図書
『医療マネジメント』
真野俊樹 日本評論社 2004 年
『進 化する病院マネジメント-医療と経営の質がわか
る人材育成を目指して』
川淵孝一 医学書院 2004 年
『戦略医業経営の 17 章-最先端の企業経営に学ぶ』
吉田博文 他 医学通信社 2000 年
『新しい人事労務管理(第3版)』
佐藤博樹・八代充史・藤村博之
有斐閣 2007 年
『非営利組織のマーケティング戦略(第6版)』
フ ィリップ・コトラー・アランR.アンドリー
セン 第一法規出版、2005 年
成績評価方法
評価は定期試験(80%)および出席状況等(20%)
でおこなう。
− 130 −
簿記会計入門 2単位
磯 伸彦
医療事務・秘書コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
企業活動を記録し報告する手段としての簿
履修上の留意事項・準備学習
(1)電卓を使用します。毎回の講義で必ず使
記の知識の習得と企業会計の基礎を理解して
もらいます。
用しますので準備して下さい。
(2)資格取得に挑戦したい学生の履修を望み
この講義では、初めて簿記を学ぶ学生が複
式簿記の基本的な内容を理解し、活用できる
ます。
(3)受講状況を重視します。
ことを目的としています。したがって、日商
簿記検定3級の内容をわかりやすく学習して
いく予定です。
教 科 書
『スッキリわかる日商簿記3級』
な お、 入 門 編 と い う 位 置 づ け で あ る た め、
滝澤ななみ 著 TAC出版
進度は状況に応じて見直す場合があります。
950円(税別)
授業計画
参考図書
『はじめての人の簿記入門塾』
1週
簿記の基礎
2週
商品売買(1)
浜田勝義 著 かんき出版
3週
商品売買(2)
1,260円(税込)
4週
現金・当座預金・小口現金
5週
手形(1)
6週
手形(2)
7週
有価証券
8週
その他の債権債務
9週
消耗品の処理
10週
貸倒れと貸倒引当金
11週
固定資産と減価償却(1)
12週
固定資産と減価償却(2)
13週
費用・収益の繰延べと見越し
14週
帳簿への記入
15週
決算整理
成績評価方法
受講状況(50%)
、定期試験(50%)により
評価する予定です。
− 131 −
医療施設実習指導 1単位
医療施設実習 1単位
小杉・水野・三田寺
医療事務・秘書コース
対象学年:1・2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
業務全般を体験する。具体的には、患者対応
5月~7月の間の約3週間である。
医療機関での現場実習を行い、医療事務の
実習期間は、受け入れ先医療機関によるが、
から会計 ・ 請求業務など、実際の業務を通し
通常の授業時の出席・遅刻状況や授業態度、
て、現場での多様かつ複雑な課題に取り組む
事前面談の評価により、実習を見合わせる場
ための実践力やコミュニケーション能力を身
合がある。
につける。
また、実習態度に問題がある場合には、実
習を途中で中止する場合がある。
授業計画
(実習前)
①これまで勉強してきたことを整理し、実習
教 科 書
必要に応じてプリントを配布する。
目標を立てる。
②実習先の医療機関からの実習前の注意事項
を守り、実習に向けて各自で準備を行う。
参考図書
必要に応じて紹介する。
(実習中)
①遅刻厳禁。実習生としての礼儀をもって臨む。
②見学実習や参加実習があるので、メモを取
成績評価方法
ること。
実習先からの評価表(70%)、
実習日誌(15%)、レポート(15%)
③わからないことが発生した場合は、勝手に
判断せず、指示を仰ぐ。
④毎日、実習内容を振り返り、反省点や感想
を実習日誌に記録する。
(実習後)
実習終了後は、実習での学びや体験を振り
返るとともに、実習を通して学んだことや反
省点等を実習報告会において報告する。この
報 告 会 は、 学 生 全 員 が 参 加 し、 学 び を 深 め、
知り得た知識や技術を共有財産にするために
行う。そこでは、実習に対する基本的態度や
実習目標に対する達成目標などを総合的に振
り返る。
実習生が実習体験を発表し合うことで、友
人の考え方や感じ方を知り、自己の学びの振
り返りにもなる。さらに多様な意見にも触れ
ることができ、新たな課題の整理ができる。
− 132 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
亀山 幸吉
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
介護福祉論の探求
障害者や高齢者における介護福祉問題は社
会福祉の焦点のひとつであろう。介護福祉士
やホームヘルパーも百万の専門職者を有する
時代になった。しかし、その介護福祉実践上の
理論は必ずしも完成したとは言い切れない段
階にあり、発展途上の学問と言えるだろう。
この演習においては、いま施設や在宅で介護
を受けている人々が何を悩み、そして何を求
めているのか、さらに介護福祉実践者として
の施設寮母やヘルパーの悩み、その専門性や
独自性は何かを実践を通じて考えてみたい。
個人やグループ等により何らかの介護福祉に
関する課題を明らかにして検討し、考察して
いきたい。また介護を取り巻く施設や地域、
在宅福祉の展開に関しても追求していきたい。
授業計画
22週
医療行為について
23週
身体抑制を巡って
24週
自立とは何か
25週
諸外国の介護事情
26週
リハビリと介護
27週
これからの介護福祉の展望
28週
これからの介護福祉の展望
29週
介護福祉論の形成
30週
介護福祉論の形成
履修上の留意事項・準備学習
ゼミメンバーの学びたい内容等を考慮し、
個人の目的を集団学習のなかで高めたい。福
祉現場との交流、見学も含め、福祉職の方々
と交流していきたい。またゼミ仲間で合宿、
コンパ等を通じて人間的にふれあい、それぞ
れの進路についても共に考えていきましょう。
“明るく楽しく時に過激に” が亀山ゼミの
slogan !《参考図書》は図書館、研究室の利
1週
介護とは何か
2週
介護の専門性と独自性
3週
高齢者施設と介護
4週
高齢者施設と介護
5週
ユニットケア
6週
グループホームの実践
7週
認知症(痴呆)介護
8週
精神障害者介護
亀山幸吉 白鷗社 1,200円
9週
障害者施設と介護
介護福祉学とは何か
10週
障害者施設と介護
一番ヶ瀬康子・亀山幸吉 他著
11週
知的障害者とケア
ミネルヴァ書房 1,800円
12週
身体障害者と介護
障害者福祉論
13週
重症心身障害児と介護
佐藤久夫・亀山幸吉 他著
14週
自閉症と介護
メヂカルフレンド社 2,100円+税
15週
難病者と介護・テスト
福祉住環境コーディネーター検定
16週
介護保険制度論
亀山幸吉 他著 東京商工会議所 3,800円
17週
高齢者ケアマネジメント論
18週
障害者ケアマネジメント論
19週
障害者支援費制度論
20週
介護福祉の現状
21週
ホームヘルパーの現状
用も可能。
教 科 書
資料を配布
参考図書
介護福祉論
成績評価方法
個人・グループ発表内容(50%)
活動状況と姿勢 (50%)
− 133 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
テーマ『死生学』 一般的に「死」という
言葉には、暗い・怖いというイメージが強く、
「死」は我々にとってできることなら考えたく
ない、避けて通りたいことではないだろうか。
しかし、この世に「生」を受けたものにと
って「死」は決して避けることのできない現
実である。命の大切さや尊さが叫ばれる今日、
人間の命の有限性を認識することで生きるこ
との意味や大切さを考えていきたい。将来、
介護の現場で利用者の「その人らしい生き方」
を支援していくためにも、人間の生と死につ
いて自らの考えを深めてもらいたい。
また、「死生学」のみならず、介護に必要な
知識・技術の習得のためのテーマも随時取り
入れ、幅広く介護専門職としての学習を進め
ていく。
2週
3週
4週
前期テーマ別研究発表①
17週
〃 ②
18週
〃 ③
19週
葬式のデザイン
20週
淑徳祭研究発表の準備①
21週
〃 ②
22週
〃 ③
23週
〃 ④
24週
ビデオ学習&ディベート
25週
別れの手紙
26週
介護現場での看取りについて
27週
死の準備教育
28週
自分らしく生きること・死ぬこと
29週
ビデオ学習&ディベート
30週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
常に積極的にまた協調性をもってゼミに参
授業計画
1週
16週
加してほしい。自分の考えや意見を他者にわ
オリエンテーション
かりやすく伝えることや他者の意見や考えを
「死生学」とは
傾聴して受け入れるということなどを意識し
1年生&2年生の交流会
ながら学習に取り組んでもらいたい。
「死」をみつめて ビデオ学習
5週
体育祭の準備(参加競技の決定、他)
6週
老いるということ
7週
病気を抱えるということ
8週
障害を負うということ
9週
課外学習(高齢者の理解)
教 科 書
授業時に指示
参考図書
「死とどう向き合うか」
10週〜14週
死の受容過程と心理・悲嘆のプロセ
アルフォンス・デーケン NHK出版
その他、随時紹介する。
ス・安楽死と尊厳死・ホスピス・ビ
ハーラ・病名告知について・自殺に
ついて・ターミナルケア・グリーフ
ケア・脳死・臓器移植 他 各テー
15週
成績評価方法
出席および授業参加態度・発表、提出物な
どで総合的に評価する。
マ別研究
まとめと考察
− 134 −
社会福祉演習Ⅱ(総合演習) 2単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習では、まず人間関係形成の基礎であ
る基本的なコミュニケーションを振り返り、
その上で介護現場における利用者との信頼関
係を築けるコミュニケーション能力を高齢者
施設及び障害者施設での実践的な活動を通し
て身につけることを学習する。
また、後期には将来、介護職員として遭遇
するであろう問題・課題を取り上げ、問題の
ポイント・解決への考え方をグループワーク
を通して学ぶ。
17週
グループ研究(研究テーマの設定)
18週
グループ研究
19週
グループ研究
20週
グループ研究(まとめ)
21週
生活を支える福祉用具の研究①
22週
生活を支える福祉用具の研究②
(報告会)
23週
介護現場における課題研究①
(サービス)
24週
介護現場における課題研究②
(コミュニケーション)
25週
授業計画
介護現場における課題研究③
(リスクマネージメント)
1週
オリエンテーション
26週
卒業共通試験対策学習
2週
福祉現場実習の振り返り
27週
卒業共通試験対策学習
28週
卒業共通試験対策学習
介護現場におけるコミュニケーション
29週
まとめ①
の専門性①
30週
まとめ②
3週
4週
5週
「コミュニケーション」とは
介護現場におけるコミュニケーション
の専門性②
6週
介護現場におけるコミュニケーション
の専門性③
7週
コミュニケーション
グループワーク①
8週
コミュニケーション
グループワーク②
9週
コミュニケーション
10週
現場実習に向けて①
グループワーク③
履修上の留意事項・準備学習
学習方法としてグループワークを中心にす
るため、自分の考えや意見を他人にわかりや
すく伝えること、他人の考えや意見を受け入
れることを身につけてください。積極的に参
加し、自分自身の介護観を見出せる取り組み
をしてください。
教 科 書
特に使用しません。
身だしなみのマナー
11週
現場実習に向けて②
話し方・言葉づかいのマナー
12週
随時紹介します。
現場実習に向けて③
就業・報告・連絡のマナー
13週
参考図書
現場実習に向けて④
成績評価方法
出席及び授業態度・参加状況 70%
実習記録の振り返り
14週
前期まとめ①
15週
前期まとめ②
16週
後期学習方法
レポート等提出物 30%
− 135 −
人間の理解Ⅰ 2単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
介護福祉について携わる者にとって、その
対象である「人間」について、まずは正確に
理解している必要がある。人間を多面的に捉
えることによって、人間とはどのような存在
であるのか、「生きている」、「生活していく」
ことの意味や実体について考えを深めていく。
そこから、介護の対象者の「人間としての尊厳」
とはどのようなことを指していて、どのよう
に重要なことであるのかを理解していく。 さらに、人権を尊重したり権利を擁護してい
く具体的な方法についても学び、介護場面に
8週
人権侵害に関する諸問題(事例演習)
9週
また、人間のQOLの向上を介護福祉では目
指しているため、QOLを高めることになる身
体的・精神的・社会的に自立・自律した生活
10週
11週
12週
専門職としての価値観・倫理観
13週
普遍的な尊厳と個別的な尊厳
(事例演習)
14週
自立・自律した状態を支える介護
15週
(事例演習)
履修上の留意事項・準備学習
メヂカルフレンド社
人間の多角的理解②
参考図書
人間の多角的理解③
随時紹介
人間の多角的理解④
人間のもつ様々な側面(事例演習)
5週
成績評価方法
人間の多角的理解⑤
対象理解を実現させる技術
6週
人間の尊厳と自立・自律①
人間の尊厳と福祉の関係
7週
生活における尊厳の保持④
自立・自律した状態を支える介護
人間のもつ様々な側面
4週
生活における尊厳の保持④
最新介護福祉全書1 人間の理解
福祉における人間の理解の重要性
3週
生活における尊厳の保持③
教 科 書
人間の多角的理解①
人間の多面的理解の意義
2週
生活における尊厳の保持②
30分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
授業計画
1週
生活における尊厳の保持①
尊厳ある状態を支える介護
像の多様性を理解しながら、生活モデルを基
ていく。
人間の尊厳と自立・自律⑤
自立・自律生活の多様性(事例演習)
とはどのような状態をいうのか、自立・自律
盤とした生活支援のあり方についても理解し
人間の尊厳と自立・自律④
自立と自律概念の区別と福祉
おける倫理的課題に対応しうる基礎能力を
養う。
人間の尊厳と自立・自律③
人間の尊厳と自立・自律②
基本的人権の理念と私たちの日常
生活
− 136 −
レポート・出席20% 試験80%
人間の理解Ⅱ 2単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
適切な介護援助(利用者主体や自立支援を
目指した援助)を実践するためには、一人ひ
とりの対象者(人間)の全体像を的確に理解
していくことが求められてくる。対象者をさ
まざまな側面から理解するためには、対象者
7週
コミュニケーションの要素と種類
8週
まざまな理由により、障害等を抱えている場
9週
とさせ、人間関係を形成させる必要がある。
(対人距離:演習)
10週
あり、またそれだけでなく、相手の思いや考
(言語・非言語:演習)
11週
ていく必要がある。
つまり、さまざまな対象者と信頼関係を築
き、援助関係を成立させうる、介護実践のた
めに最も大切な人間関係の形成過程や基本的
なコミュニケーション技法について学ぶ。
(質問・問いかけ:演習)
12週
(受容・共感・傾聴:演習)
13週
機器を用いたコミュニケーション
14週
人間関係の形成過程①
記述によるコミュニケーション
15週
30分 以 上 の 遅 刻・ 早 退 は 原 則 欠 席 扱 い と
人間関係の形成過程②
する。
人間関係の形成過程③
教 科 書
最新介護福祉全書1 人間の理解
人間関係の形成過程④
メヂカルフレンド社
人間関係形成のプロセス
5週
人間関係の形成過程⑤
参考図書
介護福祉士をめぐる人間関係
随時紹介
(事例演習)
6週
コミュニケーションの基礎⑩
履修上の留意事項・準備学習
自己理解と他者理解(演習)
4週
コミュニケーションの基礎⑨
(事例演習)
自己理解と他者理解、ラポール
3週
コミュニケーションの基礎⑧
介護場面におけるコミュニケーション
人間関係の心理と介護
2週
コミュニケーションの基礎⑦
コミュニケーションの技法
授業計画
1週
コミュニケーションの基礎⑥
コミュニケーションの技法
えを聞き取るコミュニケーション方法(受容・
共感・傾聴など)についても理解し、習得し
コミュニケーションの基礎⑤
コミュニケーションの技法
つまり、援助者側の考えや思いをわかりや
すく伝えるコミュにケーション方法も必要で
コミュニケーションの基礎④
コミュニケーションの技法
合が多くコミュニケーション能力にも支障が
あるが、そうした対象者とも意思疎通を可能
コミュニケーションの基礎③
コミュニケーションを促す環境
とより良い人間関係(信頼関係)が築かれて
いなければ不可能である。介護の対象者はさ
コミュニケーションの基礎②
コミュニケーションの基礎①
対人関係におけるコミュニケーショ
成績評価方法
ンの意義
− 137 −
レポート・出席20% 試験80%
介護の基本Ⅰ 4単位
亀山 幸吉
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
対象、場によらず、あらゆる介護場面での基
ても考えてください。
介護の基本として介護サービスを提供する
介護の実際を理解し、問題点と課題につい
本的介護の知識と技術の理解を深めることを
目的とし、自立支援の観点から介護実践でき
る能力を養うことを目的とします。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
介護の歴史の概要
3週
〃 (欧米)
4週
〃 (日本)
5週
介護と看護
6週
介護福祉士の定義
7週
〃 義務
8週
〃 倫理
9週
名称独占と業務独占
10週
専門職能固体の活動
11週
QOLの考え方
12週
ノーマライゼーションの考え方
13週
〃 実際
14週
〃 課題
15週
まとめ
16週
利用者主体の考え方
17週
自立にむけた介護
18週
自立支援の実際
19週
個別ケアの考え方
20週
〃 実際
21週
ICFの考え方
22週
〃 の視点に基づくアセスメント
23週
〃 〃 実際
24週
リハビリテーションの考え方
25週
〃 実際
26週
介護予防
27週
人間の多様性・複雑性の理解
28週
高齢者のくらしの実際
29週
障害のある人の生活ニーズ
30週
まとめ
教 科 書
授業時に指示します。
参考図書
その都度、指示します。
成績評価方法
授業態度、リアクションペーパー(40点)、
テスト(60点)
− 138 −
介護の基本Ⅱ 2単位
秋野 容子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
10週
介護の実践の基本的姿勢について、介護の
介護におけるリスクマネジメント
①介護における安全の確保(観察・
倫理や職業倫理などを通して、具体的・実践
的な理解を深める。さらに、介護の専門性を
技術・予測)
11週
明確にするとともに、関係他職種間との連携
介護におけるリスクマネジメント
②事故防止・安全対策、緊急連絡シ
のあり方を理解する。
ステム
また、利用者が安心して生きがいのもてる
12週
生活を営めるよう、介護における倫理的配慮
介護におけるリスクマネジメント
③具体的な対策(転倒・転落防止・
のあり方を学ぶとともに、ケアマネジメント
やリスクマネジメント、介護従事者の健康管
骨折予防など)
13週
理やチームケアの具体的なあり方について
介護におけるリスクマネジメント
④感染予防・衛生管理の意義と介護、
学ぶ。
基礎知識
14週
授業計画
1週
①心の健康管理(ストレス、燃え尽
介護実践における連携
き症候群など)
① 他 職 種 連 携( チ ー ム ア プ ロ ー チ )
15週
の意義と目的
2週
②感染予防・腰痛予防対策など
介護実践における連携
③保健医療職種の機能と役割、連携
4週
介護実践における連携
④地域連携の意義と目的(地域住民、
履修上の留意事項・準備学習
1.30分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いと
する。
2.授業中のクイズや提出物、参加態度は平
素点に加算する。
ボランティアなど)
5週
介護実践における連携
⑤地域包括支援センターや都・市町
村の機能と役割、連携
6週
践の場で求められる倫理
最新介護福祉全書3「介護の基本」
参考図書
随時紹介
介護従事者の倫理
②利用者の人権と介護(身体拘束:
事例演習)
8週
教 科 書
メヂカルフレンド社
介護従事者の倫理
①介護専門職としての倫理・介護実
7週
成績評価方法
平素点 20%
介護従事者の倫理
③利用者の人権と介護(高齢者・児
童虐待:事例演習)
9週
介護従事者の安全管理
介護実践における連携
②他の福祉職種の機能と役割、連携
3週
介護従事者の安全管理
介護従事者の倫理
④プライバシーの保護(個人情報保
護など:事例演習)
− 139 −
試験 80%
高齢者介護の基本 2単位
梶川 義人
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
捉える」、「介護における安全やチームケア」
も、演習的な要素をも取りいれ、参加者の実
などについて理解し、利用者及び家族等への
践能力の向上に努めるので、学生の主体的、
精神的支援、介護過程の展開に必要な多職種
積極的な参加を期待する。
「尊厳保持」、「自立支援」、「生活の観点から
福祉士養成のガイドラインに準拠しながら
協働やケアマネジメント、利用者の安全に配
慮した介護の基本的な知識・技能の獲得と能
力向上を目指す。
教 科 書
介護サービスの基礎知識 第5版
三浦文夫・竹内孝仁
自由国民社 2,150円(税別)
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
オリエンテーションと事前アンケート
介護対策の歴史と将来像(介護福祉
士の役割と機能を含む)・講義
介護とはなにか①
(尊厳を支える介護・QOL、ノーマラ
イゼーション、利用者主体など)・講義
介護とはなにか②(自立支援、個別
ケア、ICF、リハビリテーションなど)
・講義
高齢者の理解①機能・知能・心理・
病気の多様性と複雑性・講義
高齢者の理解②けがと事故、脱水症、
誤嚥性肺炎、在宅介護・講義
高齢者の理解③社会的側面と生活資
源的側面、家族介護、介護予防・講義
介護サービス①介護保険、介護サー
ビス、保健福祉サービス・講義
介護サービス②要介護認定・講義
介護サービス③サービスの種類と利
用法・講義
ケアマネジメント・講義
介護実践における地域連携と多職種
連携・演習と講義
従事者の職業倫理、人権と介護、プ
ライバシー保護・講義
介 護 に お け る 安 全 確 保、 危 機 管 理、
感染対策・講義
従事者の安全と心身の健康管理・講義
ISBN 978-4-426-11448-0
参考図書
介護福祉用語事典 第5版
福祉教育カレッジ 編
医学評論社 2,600円(税別)
ISBN 978-4-86399-159-0
成績評価方法
定期試験(40%)、レポート(40%)、出席
(20%)を総合的に勘案する。
− 140 −
障害者介護の基本 2単位
亀山 幸吉
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
(こころとからだ)の中の講座のひとつです。
教 科 書
授業時に指示
障害のある人の心理や身体機能に関する基礎
的知識の習得に努めてください。そして障害
者自身の思いの理解に努め、障害者介護の基
参考図書
その都度指示
本的理解を深めてください。
成績評価方法
授業態度、リアクションペーパー(40点)、
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
障害者福祉の基本理念
3週
視覚障害
4週
聴覚 〃
5週
肢体不自由
6週
内部障害
7週
精神 〃
8週
知的 〃
9週
発達 〃
10週
難病 〃
11週
障害の受容
12週
適応と適応規制
13週
地域におけるサポート体制
14週
家族への支援
15週
まとめ
テスト(60点)
履修上の留意事項・準備学習
実際の理解に努め、現実から問題点や課題
についても考えてほしいと思います。
− 141 −
介護予防とリハビリテーションの基本 2単位
長崎 重信
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
8週
【授業の目的】
リハビリテーションを目指すものは、疾病
や外傷などにより障害が残存した人々に、社
会の一員としての参加を可能にし、生き甲斐
のある生活を送り得るよう支援することであ
る。そのためには、保健・医療・福祉や生活
に関わるあらゆる人々による連携のとれた協
働作業が不可欠である。このことを踏まえ、
リハビリテーションの基本的な考え方、様々
な障害像、チームアプローチの進め方などに
ついて理解を深める。
【目標】
1 リハビリテーションの理念と基本原則を
理解する。
2 障害の程度とその影響を理解する。
3 リハビリテーションは展開過程について
理解する。
4 日常生活の自立支援および社会生活能力
の維持拡大への援助について理解する。
授業計画
1週
リハビリテーションサービスの概要
リハビリテーション援助に関わる専門
職群の役割、チームワーク
4週
リハビリテーションに関する社会資源
社会資源とは、福祉資源とは
6週
10週
脊髄損傷、慢性関節リウマチ
11週
パーキンソン病、老化
12週
精神障害、発達障害
13週
地域リハビリテーションサービス
(目標、考え方、援助の実際)
14週
終末期の介護
15週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・職業人としての遅刻は厳禁です。遅刻3回で
1回欠席とします。
・講義中の私語がひどい場合、授業態度にて
評価をします。
・講義中に話す内容が全て試験範囲ですので、
教科書に書かれていない内容についてもノ
ートするようにしてください。
澤村誠志 編集
メヂカルフレンド社 2,310 円
参考図書
授業時に指示
リハビリテーションにおける福祉用具
成績評価方法
出席日数(20%)、授業態度(20%)、定期
試験(60%)
の役割 福祉用具の意義、目的、種類
(含補装具)
7週
障害別リハビリテーションの実際
脳卒中、心肺機能障害
リハビリテーション過程における評価
(ADL、筋力、関節可動域、その他)
5週
9週
「リハビリテーション論」
(障害の階層、体系・種類)
3週
(リハ介護とは、基本技術)
教 科 書
リハビリテーション概論
(理念と定義、歴史的変遷)
2週
リハビリテーション介護の考え
住環境とリハビリテーション
(住環境と障害の関係、住宅改善の意
義、方法)
− 142 −
コミュニケーション技術Ⅰ 1単位
田村 惠一
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
おける QOL の向上が課題となっており、介護
活用され展開されているかを具体的な事例を
福祉士に求められていることは、これら利用
紹介し、かつ討議やロールプレイを通して意
者の方々、個々のニーズに応じた介護実践が
見の交換や援助の実際についての疑似体験が
求められている。介護の場におけるコミュニ
できる機会をつくりながら授業を展開するの
ケーション技術は、介護実践に必要な人間の
で積極的な参加が望まれる。
近年、介護を必要とする人々の生活支援に
介護現場において、援助技術がどのように
理解や他者への情報の伝達に必要な基礎的コ
ミュニケーション能力を養うための学習であ
り、授業では介護実践の場におけるコミュニ
ケーションについて学習する。
教 科 書
最新 介護福祉全書4
介護コミュニケーション技術
編集・松井奈美 メヂカルフレンド社
1,890円
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
ひとを援助するということ
3週
介護福祉実践におけるコミュニケー
対人援助とコミュニケーション
ションの意義
著者・諏訪茂樹 中央法規
4週
コミュニケーションの目的と役割
1,900円+税
5週
利用者との関係づくり
6週
家族との関係づくり
7週
会話における敬語の使い方
8週
他者を知るうえでの自己理解
9週
他者を理解するための基礎情報
10週
話の聴き方
11週
言語的・非言語的コミュニケーション
12週
利用者の心に変化を与えるコミュニ
参考図書
成績評価方法
定期試験および学習態度(70%)
、出席状況
(30%)などを考慮しながら評価する。
ケーション
13週
介護場面におけるコミュニケーション
14週
家族とのコミュニケーション
15週
まとめ
− 143 −
コミュニケーション技術Ⅱ 1単位
田村 惠一
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
技術のうち、利用者とのコミュニケーション
活用され展開されているかを具体的な事例を
や介護チームにおけるコミュニケーションに
紹介し、かつ討議やロールプレイを通して意
ついて学習する。
見の交換や援助の実際についての疑似体験が
介護実践の場におけるコミュニケーション
介護現場において、援助技術がどのように
できる機会をつくりながら授業を展開するの
で積極的な参加が望まれる。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
傾聴の基本と話し方の基本
3週
認知症をもつ利用者とのコミュニケー
最新 介護福祉全書4
ション
介護コミュニケーション技術
4週
視覚障がい者とのコミュニケーション
編集・松井奈美 メヂカルフレンド社
5週
聴覚・言語機能障がい者とのコミュニ
1,890円
教 科 書
ケーション
参考図書
6週
肢体不自由者とのコミュニケーション
7週
精神障がい者とのコミュニケーション
対人援助とコミュニケーション
8週
知的障がい者とのコミュニケーション
著者・諏訪茂樹 中央法規
9週
難病をもつ人とのコミュニケーション
1,900円+税
10週
介護現場における記録の意義と目的
11週
記録の種類と構成
12週
記録の方法と管理
13週
報告と申し送り
14週
会議のもち方の基本とその方法
15週
まとめ
成績評価方法
定期試験および学習態度(70%)
、出席状況
(30%)などを考慮しながら評価する。
− 144 −
日常生活介護技術Ⅰ 2単位
星野 和世・梶原 尚美
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
尊厳の保持の観点から、どのような身体的・
精神的状態であってとしてもその人の自立・
自律を尊重し潜在能力を引き出したり、見守
ることも含めた適切な移動・食事・排泄・入浴・
着脱の介護技術を実践できる能力を養う。
これらの介護技術の動作のメカニズムにつ
いて、アセスメントでき、根拠に基づいた安
全で安心できる介護技術を習得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
ガイダンス、生活環境整備の意義、衣類・
寝具の衛生管理
リネン類のたたみ方、ベッドメーキ
ングの意義・方法
ボディメカニズムの理解、移動の意
義と目的、移動に関するアセスメン
ト(ICFの視点)
安楽な体位の保持、体位変換
安全で気兼ねなく動けることを支え
る介護(外出、社会参加、余暇活動等)
座位、立位への移動、車いすへの移
乗、車いすの介助
利用者の状態・状況に応じた移動の介助
①感覚機能が低下している人の移動介助
②運動機能が低下している人の移動介助
③認知・知覚機能が低下している人の
移動介助
歩行の介助、杖歩行の介助
車いすの介助(外出)
移動のまとめ、他職種の役割と協働
食事の意義と目的、食事に関するア
セスメント(ICFの視点)
「美味しく食べる」ことを支える介護
の工夫(環境作り、食器・献立の工
夫)おかし体験、口腔ケア
感覚・運動機能が低下している人の
食事介助、誤嚥・窒息の防止
認知・知覚機能が低下している人の
食事介助、脱水の予防、水分の体験
安全で的確な食事介助の技法、さま
ざまな形態の食事
認知・知覚機能が低下している人の食
事介助、脱水の予防、水分の体験
脱水の予防、さまざまな形態の食事
水分体験
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
食事介護のまとめ、他職種の役割と協働
排泄の意義・目的、排泄に関する
アセスメント(ICFの視点)
気持ちのよい排泄を支える介護の工
夫(トイレ、ポータブルトイレ)
陰部清拭、陰部洗浄
爽快感・安楽を支える排泄介護の工夫
感覚感覚・知覚機能が低下している
人の排泄介助
おむつ・布おむつ・紙おむつの介助
認知・知覚機能が低下している人の
排泄介助、失禁時の介護
便秘・下痢の予防、尿回数が多い人
への留意点
排泄介助のまとめ トイレ誘導〜おむつ交換まで
衣類着脱介助の留意点
衣類着脱の介助(かぶり・前開き・
上衣下衣)座位での介助
実技のおさらい(事例に基づく)
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・服 装 は ジ ャ ー ジ と ト レ ー ナ ー に エ プ ロ ン
(本学指定・名前添付)、上履き。(忘れた者
は授業を受けられない)
・準備及び後片付けはグループ毎に行い、教
員のチェックを受けて終了。
・学んだ介護技術については空き時間に何度
も練習すること。(実習室使用許可は学生支
援センターで受ける)
・30分以上の遅刻・早退は欠席扱いとなる。
(着替えの時間を考慮して集合)
教 科 書
新・介護福祉士養成講座7 生活支援技術Ⅱ
中央法規出版
参考図書
プリントを配布していきます。
成績評価方法
試験80%、出席日数・授業態度20%の評価
とする。
− 145 −
日常生活介護技術Ⅱ 1単位
星野 和世・梶原 尚美
介護福祉コース
対象学年:1・2年
授業のテーマ・目的・到達目標
どのような身体的・精神的状態であっても、
その人の自立・自律を尊重し、潜在能力を引
き出したり、見守ることも含めた適切な清潔・
整容動作・衣類着脱の介護技術を実践できる
能力を養う。
清潔動作・衣類着脱のメカニズムに基づい
てアセスメントでき、これらを根拠として安
全で安心できる清潔保持・整容動作の介護技
術を習得する。
在宅介護に必要な介護技術を学び、利用者
の生活環境・状態に合わせた適切な生活支援
を習得する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
ガイダンス、入浴の意義と目的
入浴に関するアセスメント(ICFの視点)
爽快感・安楽を支える入浴介助の工夫
観察とバイタルサイン
利用者の状態・状況に応じた入浴・
清潔保持の介助
特殊浴による入浴の介助方法
入浴ができない場合の清潔保持
手浴・マッサージ
足浴・マッサージ
入浴介助のまとめ、他職種の役割と
協働 罨法
身じたくの意義と目的、身じたくに
関 す る ア セ ス メ ン ト(ICFの 視 点 )、
生活習慣と装いの楽しみを支える介
護の工夫
利用者の状態・状況に応じた身じた
くの介助、浴衣の着脱(臥位)、衣類
の着脱(臥位)
整容行動・衣生活を調整する能力の
アセスメントと介助方法
整容介助(洗面・整髪・ひげの手入
れ・爪・化粧)
口腔の清潔
身じたくに関する他職種の役割と協
働、実技のおさらい(事例に基づく)
半期まとめ
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
ガイダンス、介護実習における介護
技術の振り返り
在宅介護への生活支援①
シーツ交換(利用者臥位の状態で)、
一人で行うシーツ交換
在宅介護への生活支援②
排泄介護(尿便器の種類と特徴)
在宅介護への生活支援③
排泄介助(尿器・便器の介助方法)
在宅介護への生活支援④
清潔保持(全身清拭・部分清拭)
在宅介護への生活支援⑤
清潔保持(清拭の実技)
在宅介護への生活支援⑥ 洗髪
在宅介護への生活支援⑦
洗髪(ベッド上での洗髪実技)
在宅介護への生活支援⑧
入浴(一般浴)
在宅介護への生活支援⑨
入浴(一般浴介助の実技)
感染予防
予測される事故とその予防、救急手当
実技総括(事例に基づく)
半期まとめ
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・実習室での服装・準備・後片付け等は前期
日常生活介護技術Ⅰに準ずる。
(着
・30分以上の遅刻・早退は欠席扱いとなる。
替えの時間を考慮して集合)
教 科 書
新・介護福祉士養成講座7 生活支援技術Ⅱ
中央法規出版
参考図書
プリントを配布していきます。
成績評価方法
試験80%、出席日数・授業態度20%の評価
とする。
− 146 −
生活環境支援技術Ⅰ 1単位
秋元 弘子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
[授業の目的]
30分以上の遅刻・早退は原則欠席扱いとする。
尊厳保持の観点から,どのような身体的・
精神的状態であっても,その人の自立・自律
を尊重し,潜在能力を引き出したり,見守る
教 科 書
『生活支援技術Ⅰ 基本編』
ことを含めた適切な睡眠・終末期の介護技術
川井太加子 編
を実践できる能力を養う。睡眠・終末期にお
メディカルフレンド社
ける利用者の状況についてアセスメントでき,
これらを根拠として安楽で安心できる睡眠,
終末期の介護技術を習得する。
参考図書
随時紹介
[授業の達成目標]
睡眠・終末期における利用者の状態をアセ
スメントし,個々の状態に合わせた介護技術
が実践できる。
成績評価方法
出席状況45%,授業への参加態度・レポー
ト提出物等15%,定期試験40%の配点で評価
する。
授業計画
1週
オリエンテーション,授業の内容・
進め方,評価方法等の説明
睡眠の意義・目的
2週
睡眠に関する利用者のアセスメント
3週
安眠のための介護①
4週
安眠のための介護②
5週
感覚機能が低下している人の睡眠の
介助と留意点
6週
運動機能が低下している人の睡眠の
介助と留意点
7週
認知・知覚機能が低下している人の
介助と留意点
8週
不眠時の対応
9週
終末期における介護の意義・目的
10週
終末期における利用者のアセスメント
11週
医療との連携
12週
終末期における介護
13週
臨終場面の介護
14週
グリーフケア・家族支援
15週
まとめ
− 147 −
生活環境支援技術Ⅱ 1単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
[授業の目的・ねらい]
30分 以 上 の 遅 刻・ 早 退 は 原 則 欠 席 扱 い と
尊厳の保持の観点から、どのような身体的・
する。
精神的状態であっても、その人の自立・自律
を尊重し、潜在能力を引き出したり、見守る
教 科 書
特に使用しない。
ことも含めた適切な生活支援や居住環境整備
を実践できる能力を養う。日常生活や居住環
境についてアセスメントでき、これらを根拠
参考図書
として安全で、安心できる生活の場づくりの
生活支援技術Ⅰ 基本編
知識や技術を習得する。
川井太加子 編 メヂカルフレンド社
3,780円
[授業全体の内容の概要]
講義・視聴覚教材実技演習を通して、生活
支援および自立に向けた居住環境の整備につ
成績評価方法
いて必要な知識と具体的な介護方法(介護技
定期試験 70%
術)を学ぶ。
レポート等の提出物及び授業参加態度 30%
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①生活支援・居住環境整備の必要性が理解で
きる。
②個々の利用者の生活支援、および居住環境
に関するアセスメントができ、適切な介護
技術を実践できる。
授業計画
1週
生活の理解① 生活とは
2週
生活の理解② 生 活形成のプロセス
生活経営
3週
生活支援の対象者 生活支援の考え方
4週
ICFの視点に基づくアセスメント
5週
自立に向けた住居環境設備の視点
6週
住居環境整備の目標
7週
住居環境整備における問題点
8週
高齢期の多様な住まいの種類
9週
心身機能に対応した高齢期の住まい
10週
住宅における居住環境整備①
11週
〃 ②
12週
施設における居住環境整備①
13週
〃 ②
14週
ユニバーサルデザインの広がり
15週
まとめ
− 148 −
家庭生活基本技術Ⅰ 2単位
矢島 麻由美
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
自立に向けた適切で安全な家事援助(主に
履修上の留意事項・準備学習
・無 断欠席をしないこと(授業の前後に必ず
理由を説明すること)。
調理・掃除)を行うための基本的な知識と技
術を学ぶ。さらに実習を通して、利用者の状
況に応じた介護支援(食事提供など)ができ
・提出物の期限を必ず守ること。
・調 理実習では、身支度、手洗いなどの衛生
への配慮をおこたらないこと。清潔なエプ
る実践力を身に付けることを目標とする。
ロン、三角巾を用意する。
・授業を妨げるような行為は減点対象とする。
授業計画
1週
オリエンテーション、家事の意義・目的
2週
食物・栄養の基礎知識①
3週
食物・栄養の基礎知識②
4週
生活習慣病予防・健康・栄養
5週
衛生管理・食品の安全性
6週
家事の介護・援助・掃除①
7週
家事の介護・援助・掃除②
8週
食事計画と実施(献立・調理)①
9週
食事計画と実施(献立・調理)②
10週
通常食の調理
11週
介護食の調理①
12週
介護食の調理②
13週
介護食の調理③
14週
介護食の調理④
15週
まとめ
教 科 書
新・介護福祉士養成講座6「生活支援技術
Ⅰ(第2版)」に沿って進める。
参考図書
必要に応じてプリント資料として配布
成績評価方法
提出物30%、定期試験50%、出席状況およ
び実習態度20%
− 149 −
家庭生活基本技術Ⅱ 1単位
土屋 智子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
尊厳の保持の観点から、どのような身体的・
精神的状態であっても、その人の自立・自律
を尊重し、潜在能力を引き出したり、見守る
ことも含めた、適切で安全な家事援助(特に
裁縫・洗濯)を行なうことができる知識や技
術を習得する。
[授業全体の内容の概要]
自 立 に 向 け た 家 事( 特 に 裁 縫・ 洗 濯 な ど )
の介護。被服の意義を実験や裁縫の実習を通
して家事に参加することを支える介護の工夫
11週
被服援助
12週
基本的な家事(裁縫・洗濯など)を行なう
13週
14週
6)他の職種の役割と協働
15週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
前向きな授業態度で受講することを望む。
教 科 書
随時、紹介する。
参考図書
授業計画
随時、紹介する。
1)家庭生活の意義
①家庭の役割と機能
成績評価方法
②家庭経済
2週
レポート・試験 40%
2)被服の意義
①被服の役割と機能・素材
(燃焼実験)レポート
3週
〃 ②被服と保健衛生
4週
〃 ③被服の選択と管理
5週
3)家事の介助の技法
〃 ①裁縫(実習・基礎縫い)
手縫い
ミシン縫い
エプロン製作
6週
〃 ②衣類・寝具の衛生管理
7週
〃 ③洗濯(しみ抜き実験)
レポート
8週
〃 ④家庭経営・家計の管理
9週
4)家事に参加することを支える介護
の工夫(意欲を出す働きかけ)
10週
③認知・知覚機能が低下している人へ
の援助
ことができる知識や技術を実践で習得する。
1週
①感覚機能が低下している人への援助
②運動機能が低下している人への援助
を学ぶ。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
5)利用者の状態・状況に応じた生活・
〃 リフォーム、リサイクルで
小物作り
− 150 −
作品 30%
出席・平常点 30%
生きがい生活支援技術 2単位
村杉 誠
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
利用者が心地よく生きがいを持ってすごす為
には、どのようにしたらよいか「利用者理解」
という観点から、利用者の自立・自律を尊重し、
潜在能力を引き出したり、見守ることも含めた、
アクティビティ・サービスの基礎となる「生活
の快」「日常生活援助」等について学んでいく。
授業計画
20週
安全管理 リスクマネジメントとは
21週
援助に必要な雑学
22週
アクティビティ・サービスと死1
23週
〃 2
24週
アクティビティ・サービスのプログ
ラムとは何か
25週
個別的な援助・集団援助
26週
リアリティ・オリエンテーション
27週
計画の立て方
28週
アクティビティ・プログラム8つの
要素
29週
アクティビティ・カレンダーの作成
30週
プログラムの評価・まとめ
1週
レクリエーションからアクティビテ
ィ・サービスヘ
2週
生活の快論と社会福祉
3週
アクティビティ・サービスとは 日常生活援助を支えるもの
4週
日常生活援助の基本はコミュニケー
ション
履修上の留意事項・準備学習
5週
アクティビティ・サービスに必要な
話すこととは
いうことを真剣に受けとめ、前向きな授業態
6週
日常生活援助に果たすアクティビテ
ィ・サービスの効果
7週
正統なアクティビティ・サービスの
側面
福祉現場において、利用者の援助をすると
度で受講することを望む。
教 科 書
アクティビティ・サービス
アクティビティ・サービス協議会 編集
8週
アメリカにおけるアクティビティの
考え方
中央法規出版 2,800円
9週
アクティビティ・ワーカーの資質
10週
援助の基本、利用者の権利の保証と
自分への気づき
参考図書
11週
専門職の仕事と援助の体系
12週
援助の体系と連携
出席点 15%
13週
援助のための人間理解1
授業態度 10%
14週
〃 2
小テスト・提出物 25%
15週
前期ふりかえり、まとめ
定期試験 50%
16週
生活環境の全体整備1
「衣」「食」の話題
17週
〃 2
「住」「生活の知恵や知識」の話題
18週
情報の提供について 現状と課題
19週
施設における情報提供の仕方
随時紹介
成績評価方法
− 151 −
介護過程総論 4単位
柴嵜 典子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
介護は、個々の対象者の個性や主体性を尊
重して、その人の生活上の問題をみつめ、そ
の人らしく自律的に生きていくための援助を
展開していく。このような介護を展開できる
ためには、対象者本人と家族の希望をふまえ、
専門家としての視点から問題を理解し、援助
を実践して解決していくプロセスが必要とな
る。介護過程とは、適切な介護サービスを提
供するための科学的根拠に基づいた思考と実
践のプロセスである。
介護者として介護理念に基づきながら、介
護活動の基盤となる介護過程の意義と方法を
理解できることが目標となる。
21週
介護計画の立案(演習)
22週
他職種協働の重要性
23週
介護の実施の意義と留意点
24週
介護の実施記録の書き方
25週
評価の意義と介護過程における位置
付け
26週
評価作業の手順
27週
評価記録の書き方
28週
評価後の介護計画の修正
29週
介護過程の記録用紙
30週
まとめと考査
履修上の留意事項・準備学習
1.30分以上の遅刻・早退は、原則欠席扱い
とする。
授業計画
2.出席状況、授業中のクイズや提出物、学
1週
介護過程の概要・意義
2週
介護過程(問題解決思考)の構成要素
3週
問題解決思考の理解(演習)
4週
介護実践における介護過程の意義
5週
介護におけるニーズの重要性
6週
生活上のニーズの理解・捉える視点
7週
生活上のニーズを捉える視点(演習)
8週
ICFの概念に基づくニーズの捉え方
9週
アセスメント①身体的側面の情報収集
10週
アセスメント②精神的側面の情報収集
11週
アセスメント③社会的側面の情報収集
12週
アセスメント④情報収集の方法(演習)
13週
情 報の分析・統合によるニーズの明
習態度は平素点に加算する。
教 科 書
最新介護福祉全書7 介護過程
石野育子 編 メヂカルフレンド社
2,940円
参考図書
随時紹介します。
成績評価方法
確化
14週
課題の優先順位の決定
15週
ニーズの把握とまとめ
16週
介護計画の意義
17週
目標の設定(長期目標、短期目標)
18週
援助方法(具体策)の立案
19週
援助方法(具体策)の立案(演習)
20週
介護計画に記入すべき要素
− 152 −
平素点 30%
定期試験 70%
介護過程演習Ⅰ 2単位
柴嵜 典子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
利用者を主体とする援助について考える能
力を養うために、既習の「人間と社会」「ここ
ろとからだのしくみ」の知識や技術を統合さ
せて、さまざまな事例を基に介護過程を展開
し適切な介護支援を行う基盤をつくる。自立
支援に沿った介護計画の立案を通して、利用
者の状態・状況に応じた個別の生活課題や潜
在能力を引き出すためのアセスメントについ
て理解する。また、ケアプラン(介護サービ
ス計画)と介護過程の役割を理解することで、
多職種協働によるチームアプローチの必要性
を確認する。
〔到達目標〕
利用者の状態・状況に応じた個別の生活課題
や潜在能力を引き出すためのアセスメント、自
立支援に沿った介護計画の立案を行うことが出
来る。また、個別の介護計画の立案を行うこと
により多職種協働によるチームアプローチの必
要性についても理解している。
25週
介護過程①
事例4. 5.(Dさん、Eさん)の
26週
介護過程②
事例4. 5.(Dさん、Eさん)の
27週
28週
29週
30週
介護過程③
発表会と分析
事例報告から研究発表へ①
事例報告から研究発表へ②
総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
からだ」「介護」の領域の知識と技術を統合し
1週
ケアプラン(介護サービス計画)と
2週
3週
介護過程
介護実践における介護過程の意義
生活課題を捉える視点①(情報収集)
生活課題を捉える視点②
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
介護過程の実際
介護過程の展開を振り返って①
介護過程の展開を振り返って②
介護過程の展開を振り返って③
事例3(Cさん)の介護過程①
事例3(Cさん)の介護過程②
事例3(Cさん)の介護過程③
発表会と分析
事例4. 5.(Dさん、Eさん)の
既に学習している「人間と社会」「こころと
授業計画
4週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
(アセスメント)
生活課題を捉える視点③(優先順位)
事例1(Aさん)の介護過程①
事例1(Aさん)の介護過程②
事例1(Aさん)の介護過程③
事例1(Aさん)の介護過程④
発表会
自立支援について考える
事例2(Bさん)の介護過程①
事例2(Bさん)の介護過程②
発表会と分析
まとめ
て活用する学習である。
1.演習グループ毎で協議することが多いの
で、グループ活動への貢献度も評価する。
2.出席状況、授業中のクイズや提出物、学習
態度は平素点に加算する。
3.30分以上の遅刻・早退は、原則欠席扱い
とする。
教 科 書
特に定めない。
参考図書
随時紹介します。
成績評価方法
− 153 −
平素点60%、定期試験40%
介護過程演習Ⅱ 1単位
藤澤 雅子・星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
[授業の目的・ねらい]
介護福祉実習体験での個々の学習を振り返
り、自分の行った介護過程の展開(情報収集・
全 体 像 の 理 解・ ニ ー ズ の 把 握・ 目 標 設 定・
具体策立案・実施・評価)を振り返る中から
自分の介護観を明らかにし、自ら成長する能
力を養う。
14週
介護観の発表①
15週
介護観の発表②
履修上の留意事項・準備学習
30分 以 上 の 遅 刻・ 早 退 は 原 則 欠 席 扱 い と
する。
教 科 書
[授業全体の内容の概要]
介護実習で受け持った利用者に対する介護
過程の展開の実際を整理し、報告を行う。さ
らに、そうした介護過程の展開を通して、自
分自身の介護観をまとめて発表する。その際、
最新介護福祉全書7 介護過程
メヂカルフレンド社
参考図書
随時紹介
文献を活用し自分の考えを深める方法を学ぶ。
[授業終了時の達成課題(到達目標)]
介護過程の展開技術を習得する。自分自身
の介護観を明確化する。
介護過程報告会の意義と方法、レジ
発表及び報告 (20%)
出席・授業態度(10%)
受け持ち利用者の全体像の整理
受け持ち利用者の介護過程の整理
(目標・具体策)
4週
受け持ち利用者の介護過程の整理
(実施・評価)
5週
報告会の役割分担、報告の仕方
6週
介護過程の報告会①
7週
介護過程の報告会②
8週
介護観論文の意義と書き方
9週
テーマの設定、参考文献の活用方法
及び文献の検索
10週
介護観論文の作成
11週
特別講演
12週
介護観論文の作成・修正
13週
介護観の発表の仕方、知識の共有化
(30%)
(アセスメント・ニーズの把握)
3週
(20%)
発表及び報告 (20%)
介 護 観: 論文
メの書き方
2週
介護過程: レポート
授業計画
1週
成績評価方法
の重要性
− 154 −
介護総合演習Ⅰ 2単位
亀山 幸吉・星野 和世
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
実習の教育効果を上げるために、介護実習
前には、介護実習に向けての心構え、動機づ
け等の準備、介護技術の確認、施設等のオリ
エンテーションを演習を通して学ぶ。実習後
は実習報告会を設け、学生一人ひとりが十分
な振り返りを行うことにより、効果的な介護
実習を行えるようにする。実習に必要な知識
や技術について個別の学習到達状況に応じた
総合的な能力を養う。
授業計画
1週
介護総合演習で何を学ぶか
2週
介護実習で何を学ぶか
3週
介護実習前後の流れ
4週
実習先の概要①
5週
実習先の概要②
6週
実習先の概要③
7週
先輩に聞く/施設希望
8週
個人票の作成
9週
実習Ⅰの展開①
10週
実習Ⅰの展開②
11週
実習記録の書き方①
12週
実習記録の書き方②
13週
実習準備
14週
巡回指導教育
15週
実習準備最終確認
16週
実習報告会準備
17週
実習報告会①
18週
実習報告会②
19週
実習Ⅱの展開①
20週
実習Ⅱの展開②
21週
実習Ⅱの展開③
22週
実習先の概要
23週
個人票の作成
24週
先輩に聞く
25週
実習記録の書き方①
26週
実習記録の書き方②
27週
実習準備
28週
巡回指導教育
29週
「私の介護観」発表会①
30週
「私の介護観」発表会②
履修上の留意事項・準備学習
介護総合演習については実習と組み合わせ
て総合的な学習とする。
教 科 書
最新介護福祉全書8 介護総合演習
メヂカルフレンド社
2,900円+税
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
レポート内容、発表(70%)
授業態度や出席状況(30%)
− 155 −
介護総合演習Ⅱ 1単位
藤澤 雅子・星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
8週
[授業の目的・ねらい]
介護実習Ⅱの振り返りを行い、学生自身が
主体的に自己の課題を見出すことによって、
介護実習Ⅲがより効果的な学習の場となるよ
うにする。介護実習Ⅲ・Ⅳに向けて準備を行い、
個々の利用者の尊厳や自立を尊重し、実際場
面に適用できる応用力や判断力を身につける
ことができるようにする。
(グループ演習②)
9週
介護実習Ⅱ振り返り報告会①
10週
介護実習Ⅱ振り返り報告会②
11週
介護実習Ⅲオリエンテーション①
(意義・目的・心構え・注意点)
12週
介護実習Ⅱの振り返り学習(学びの整理・
自己の課題等)のため、グループ討議、報告
会 を 行 う。 介 護 実 習 Ⅲ・ Ⅳ の 意 義、 心 構 え、
予備知識、実習記録の書き方などを理解し、
介護実習Ⅲオリエンテーション③
(毎日の記録の書き方)
14週
介護実習Ⅲオリエンテーション④
(プロセスレコードなどの書き方)
15週
介護実習Ⅲにおける実習施設別個別
指導
実習に対して積極的に取り組むことができる
ようにする。
介護実習Ⅲオリエンテーション②
(自己課題の確認)
13週
[授業全体の内容の概要]
介護実習Ⅱの振り返り
履修上の留意事項・準備学習
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
自己の課題を理解し、積極的に実習にとり
くむことができる。多様な居宅介護支援の意
義と種類を理解する。
30分 以 上 の 遅 刻・ 早 退 は 原 則 欠 席 扱 い と
する。
教 科 書
・最新介護福祉全書
授業計画
メヂカルフレンド社
1週
・介護福祉実習ハンドブック
介護総合演習Ⅱの意義とオリエンテー
ション
2週
介護実習Ⅳオリエンテーション①
参考図書
(意義・目的・心構え・注意点)
3週
随時紹介
介護実習Ⅳオリエンテーション②
(居宅介護支援事業・介護保険制度に
ついて)
成績評価方法
レポート(40%)・報告(40%)
特別講演(居宅介護実習での留意事
項等、実習指導者からの講義)
4週
介護実習Ⅳオリエンテーション③
(記録の書き方・マナー)
5週
介護実習Ⅳに関する特別講演(現場で
働くケアマネージャーからの講義)
6週
居宅介護支援事業に関する学習発表会
7週
介護実習Ⅱの振り返り
(グループ演習①)
− 156 −
参加態度(10%)・出席状況(10%)
介護総合演習Ⅲ 1単位
星野 和世
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
教 科 書
に関する学習の総まとめとしての演習となる。
ントを配布する。
1年次より学んできた介護福祉士資格取得
教科書は特に指定せず、必要に応じてプリ
自らの介護福祉士像を明確にするとともに国
家試験レベルの質的向上を視野に入れ授業を
行う。
参考図書
授業の中で随時指示する。
授業計画
成績評価方法
1週
オリエンテーション
出席状況、授業態度(40%)
2週
模擬試験
定期試験(60%)
3週
科目別学習(人間の尊厳と自立)
4週
〃 (人間関係とコミュニケーション)
5週
〃 (社会の理解)
6週
〃 (発達と老化の理解)
7週
〃 (認知症の理解)
8週
〃 (障害の理解)
9週
〃 (こころとからだのしくみ)
10週
〃 (介護の基本)
11週
〃 (コミュニケーション技術)
12週
〃 (生活支援技術)
13週
〃 (介護過程)
14週
まとめ、卒業試験対策①
15週
まとめ、卒業試験対策②
履修上の留意事項・準備学習
介護福祉士としての知識・技術を再確認し、
理解を深められるよう、積極的に取り組むこと。
配布されたプリントは振り返りが出来るよう
に各自でファイリングをし、卒業試験対策に臨
むこと。
− 157 −
介護実習Ⅰ 2単位
担当教員は下記に示す
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
担当教員
の自己形成の場であり、領域「人間と社会」
鈴木、柴嵜、秋元、秋野
介護の実体験を通して、専門職業人として
亀山、藤澤、星野、梶原、岩原、久力、和賀、
で学んでいる人間の尊厳や領域「こころとか
らだ」で学びつつある内容との統合を図り、
実習では介護を利用している高齢者や障害者
の方々への個別ケアの実際、施設や事業所の
機能やケアの専門性の理解を図る。
授業計画
1.実習計画
2013年8月、9月
2週間集中
2.実習施設
介護実習指定施設において行う。
履修上の留意事項・準備学習
実習中は実習指導者の指導をうける。実習
記録は実習終了後、1週間以内に提出。実習
の意義を理解し、事前学習につとめる。
教 科 書
最新介護福祉全書8
メヂカルフレンド社 介護総合演習
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
施設側の評価(50%)、実習記録(20%)、
実習態度、出席状況(30%)等を総合評価
− 158 −
介護実習Ⅱ 3単位
担当教員は下記に示す
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
担当教員
は障害者施設・事業所などを中心に施設の目
鈴木、柴嵜、秋元、秋野
実習Ⅰでの基礎的実習をふまえて、ここで
亀山、藤澤、星野、梶原、岩原、久力、和賀、
的、役割、機能の把握、利用者の生活状況や
ニーズ、介護専門職者の関わりの実際、専門
性の理解、他職種との連携と独自性、対象者
の個別化に基づくプロセスレコードの習得に
より、介護福祉士の専門的実践を理解する。
授業計画
1.実習時期
2014年2月、3月
3週間集中
2.実習施設
介 護実習施設として認定された施設・
事業所
履修上の留意事項・準備学習
実習中は実習指導者の指導をうける。実習
記録は実習終了後、1週間以内に提出。実習
の意義を理解し、事前学習につとめる。
教 科 書
最新介護福祉全書8
メヂカルフレンド社 介護総合演習
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
施設側の評価(50%)、実習記録(20%)、
実習態度、出席状況(30%)等で評価
− 159 −
介護実習Ⅲ 4単位
担当教員は下記に示す
介護福祉コース
対象学年:2年
個々の利用者の生活背景や生活リズムを理
授業のテーマ・目的・到達目標
解し、必要な情報を収集し、自立支援の観点
[授業の目的・ねらい]
個別ケアを行うために個々の生活リズムや
から実際の場面での介護過程の展開能力を育
個性を理解し、利用者の課題を明確にするた
成する。施設でのカンファレンスに参加し、
めの利用者ごとの介護計画の作成、実施後の
その必要性を理解する。教員の巡回指導を受
評価や修正といった介護過程を展開し、他科
け、自分自身の目標や課題が達成できるよう
目で学習した知識や技術を総合して、具体的
に、自ら考え成長していく能力を養う。
な介護サービスの提供の基本となる実践力を
習得する。
履修上の留意事項・準備学習
[授業全体の内容の概要]
特別養護老人ホーム、老人保健施設、重症
心身障害児施設、救護施設、身体障害者療護
施設へ実習に行き、実習期間中に一人の利用
・実習先でのマナー・服装・態度には十分に
気をつけること。
・介護保険制度について学習を行い、理解し
たうえで実習に臨むこと。
者を担当し、全体像の把握、介護過程の展開(介
教 科 書
護計画立案、実践、評価)を行う。
『最新介護福祉全書』
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
個別ケアの実践を行うことができる。チー
メヂカルフレンド社
ムの一員としての介護福祉士の役割を知る。
参考図書
特になし
授業計画
介護実習Ⅲでは、「介護過程」で学んだ解決
思考過程を、実際の利用者を受け持つことに
成績評価方法
よって実践することを目的とする。利用者の
施設評価(50%)
日々の状況に応じて、学生が適切な介護を提
教員評価(記録20%・実習状況30%)
供できるよう、実習施設との連携に留意する。
たとえば、受け持ちの利用者を選択したり、
担当教員
全体像を理解したり、ニーズの把握、介護計
亀山、藤澤、星野、梶原、岩原、久力、和賀、
画立案、計画実践、実践の評価や修正におい
鈴木、柴嵜、秋元、秋野
ては、実習指導者をはじめとした介護職員と
相談しながら、常に指導を受けながら行う。
①利用者の生活課題を明確にするために、必
要な情報収集を行うことができる。
②自立支援の視点から、利用者の生活課題を
明確化することができる。
③アセスメントによって明確になった課題に
対して、適切な介護計画を立案できる。
④介護計画に基づき、適切な介護が実践できる。
⑤自分の実践に対して評価や計画の修正を行
うことができる。
− 160 −
介護実習Ⅳ 1単位
藤澤 雅子・梶原 尚美
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
[授業の目的・ねらい]
・実習先でのマナー・服装・態度には十分に
気をつけること。
個々の生活リズムや個性を理解するという
観点から様々な生活の場において個別ケアを
理解し、利用者・家族とのコミュニケーショ
・介護保険制度について学習を行い、理解し
たうえで実習に臨むこと。
ンの実践、介護技術の確認、他職種協働や関
係機関との連携を通じてチームの一員として
の介護福祉士の役割について理解する。
教 科 書
介護福祉実習ハンドブック 他
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①利用者がその人らしさを維持しながら生活
する状況について理解できる。
参考図書
特になし
②個別ケアの実践の重要性が理解できる。
③施設(事業所)の機能を理解し、基本的ケ
アが実践できる。
成績評価方法
施設(事業所)からの評価 50%
④チームの一員としての介護福祉士の役割に
ついて理解できる。
記録など提出物 25%
実習状況 25%
授業計画
1、実習期間および日数
2年次の5月〜7月
10月〜12月の期間に以下の実習を行う
訪問介護実習 2日間
通所介護 3日間
グループホーム 2日間
合計7日間を各施設(事業所)において集
中実習
2、実習の方法
①各実習毎に実習課題・目標を立てる。
②各施設(事業所)の指導者の指導の下で、
介護の実践活動を体験する。
③実習内容・学習内容・考察を記録し、指導
者に提出して評価をうける。
④実習前オリエンテーションおよび実習後の
振り返り学習(反省会)などを施設ごとに
設ける。
⑤実習終了後、1週間以内に記録をまとめ、
各自、実習先に提出に行く。
(但し、事業所により提出日が異なる場合も
あるが、1週間以内は厳守のこと)
− 161 −
発達と老化の理解Ⅰ 2単位
井上 典子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
人間の成長・発達の観点から老化を理解し、
老化に関する心理的変化及びその特徴に関す
る基礎的知識を習得する。特に、誕生から死
に至るまでのこころの発達や成長・成熟、生
理的変化を、自分の体験や身近な高齢者の体
験と重ね合わせながら学習する。その上で、
老化に伴うこころの変化やそれが日常生活に
及ぼす影響、老年期にみられる家庭・地域で
の役割の変化や、友人との別れなどの喪失体
験、就労の変化による経済的不安など、高齢
者の気持ちについて深く理解する。また、老
化を受容し新たな価値形成をしていく過程を
理解し、高齢者の人格と尊厳を守る個別ケア
の基本を学ぶ。
授業修了時の達成課題としては、人間の「老
い」について理解を深め、仕事上のみならず
日常生活に活かし、対人援助職としての資質
向上を目指したい。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
人間の成長と発達の基礎的理解1
発達とは何か(定義)
人間の成長と発達の基礎的理解2
発達段階
人間の成長と発達の基礎的理解3
発達課題
老年期の発達と成熟1 老年期とは何か(定義)
老年期の発達と成熟2 老年期の感覚知覚
老年期の発達と成熟3 老 年 期 の 発 達 課 題 ① 人 格 と 尊 厳、
老いの価値について
老年期の発達と成熟4 老年期の発達課題② 喪失体験、
セクシャリティについて
老化に伴う心の変化と日常生活1
高齢者の心理① 老化を受け止める
高齢者の気持ち
老化に伴う心の変化と日常生活2
高齢者の心理② 社会や家庭での役
割を失う高齢者の気持ち
10週
11週
12週
13週
14週
15週
老化に伴う心の変化と日常生活3
高齢者の心理③ 障害を受け止める
高齢者の気持ち
老化に伴う心の変化と日常生活4
高齢者の心理④ 友人との別れを受
け止める高齢者の気持ち
老化に伴う心の変化と日常生活5
高齢者の心理⑤ 経済的不安を抱え
る高齢者の気持ち
老化に伴う心の変化と日常生活6
老年期の精神障害
老化に伴う心の変化と日常生活7
老年期の心理的援助
まとめと考査
履修上の留意事項・準備学習
授業は講義を中心におこなうが、人間の心
理に関する理解を深めるために適宜、ビデオ
学習やディスカッション、課題レポート(教
科書より出題)の提出などをとりまぜておこ
なう。
教 科 書
はじめての心理学
井上のり子 経済界 2,100円
ISBN:9784766784169
※授業初回に教室内で販売します。
参考図書
適宜、講義内で紹介する。
成績評価方法
成績の評価方法は、学習意欲、学習態度お
よび理解の程度を総合して行う。なお、学習
意欲のある学生の『講義を受ける権利』を守
るため、マナーに反した授業態度を取る学生
には退席の上欠席扱い等の対応をする。また、
試験を受けるためのレポート作成があるので、
そのためにも必ず教科書は購入すること。
− 162 −
発達と老化の理解Ⅱ 2単位
長谷川 美貴子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
齢者」について、身体面からの理解を深める
的には教科書に沿って講義を進め、また教科
ことを目的とする。特に、加齢に伴う身体の
書の図表を利用するので、毎回授業には指定
諸機能の変化(老化)について、人間の成長
された教科書を持参すること。さらに、教科
と発達の観点から理解する。さらに、高齢者
書をよく読んできて予習をしてくるように。
に多くみられる特徴的な疾病の作用機序や症
毎回小テストを授業の最後に行い、次の授業
状について医学的立場から解説する。到達目
のはじめに返却、解説をするので遅刻や欠席
標としては、疾病に関する知識を踏まえなが
をすると、内容が理解できなくなっていきま
ら、疾病を持つ高齢者の介護の上で必要な「生
す。その小テストを活用しながら復習を行っ
活上の留意点やケアの方法」を理解し、述べ
てください。
介護福祉士が接し援助することが多い「高
重要項目のプリントは配布しますが、原則
ることができる。
教 科 書
発達と老化の理解(最新介護福祉全書第9巻)
授業計画
メヂカルフレンド社 2,200円
1週
1 加齢または老化の特徴
2週
2 加 齢に伴う変化と日常生活上の
参考図書
留意点
随時紹介
1)脳神経系
3週
2)循環器系
4週
3)呼吸器・消化器系
5週
4)腎臓・泌尿器系
6週
5)運動器・感覚器系
7週
3 身体機能低下の予防
8週
4 高齢者に多い症状
9週
5 高齢者に多い病気・ケア
成績評価方法
筆記試験100%(出席状況・学習態度も加算
されます)
1)糖尿病
10週
2)動脈硬化症・心筋梗塞
11週
3)高血圧症
12週
4)脳血管障害
13週
5)大腿骨頸部骨折・骨粗鬆症
14週
6)肺炎
15週
6 まとめ
− 163 −
認知症の理解Ⅰ 2単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
[授業の目的・ねらい]
30分 以 上 の 遅 刻・ 早 退 は 原 則 欠 席 扱 い と
認知症を取り巻く歴史的背景や施策、現状
する。
を理解し、その上で認知症の原因となる主な
病気や症状の特徴を学ぶ。また、それらによ
教 科 書
って引き起こされる機能の変化や日常生活へ
介護福祉士養成テキスト15 建帛社
の影響についてなど認知症に関する基礎的知
認知症の理解
識を習得する。
参考図書
[授業全体の内容の概要]
随時紹介
認知症を取り巻く状況、医学的側面からみ
た認知症の基礎について講義・視聴覚教材・
グループワークを通して学び、理解を深めて
成績評価方法
定期試験80% レポート20%
いく。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①認知症のある人の現状を理解できる。
②認知症の病気や症状、その特徴を理解し、
そこから引き起こされる日常生活への影響
について理解できる。
授業計画
1週
認知症とは
2週
認知症ケアの歴史
3週
認知症ケアの現状
4週
認知症ケアの理念・原則・倫理
脳の仕組みの理解
認知症の基礎知識(認知症による障害)①
〃 ②
〃 ③
認知症の基礎知識(認知症と間違え
られやすい症状)
認知症の基礎知識(認知症の原因と
なる主な病気の症状の特徴)①
〃 ②
〃 ③
〃 ④
グループワーク
まとめ
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
− 164 −
認知症の理解Ⅱ 2単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
8週
[授業の目的・ねらい]
「認知症の理解Ⅰ」で学んだ基礎的知識を基
地域におけるサポート体制・チーム
アプローチ
9週
家族への支援
表示が困難な特性を理解する。さらに、それ
10週
11週
事例学習①
事例学習②
らが及ぼす本人の心の変化や生活面への影響
12週
事例学習③
についてアセスメントする能力を養う。そし
13週
事例学習④
てここに合った的確なケアが提供できるため
14週
事例学習⑤
の知識や、本人のみならず家族を含めた支援
15週
まとめ
盤としながら、認知症のある人の体験や意思
体制のあり方、その具体的な取り組み方法に
ついて習得する。
履修上の留意事項・準備学習
[授業全体の内容の概要]
認知症の人の特徴的な心理・行動、および
それに伴う機能の変化と日常生活への影響、
認知症の人を支援するために必要なコミュニ
ケーションやサポート体制、および家族への
支援について学ぶ。
30分 以 上 の 遅 刻・ 早 退 は 原 則 欠 席 扱 い と
する。
教 科 書
介護福祉士養成テキスト15 建帛社
認知症の理解
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
①認知症のある人の心の変化、生活面への影
響が理解できる。
参考図書
随時紹介
②家族支援およびサポート体制の重要性が理
解できる。
③個々の利用者の状況に応じた介護方法を考
成績評価方法
えられる。
出席状況および授業参加態度 15%
授業計画
1週
認知症が及ぼす心理的影響
2週
認知症のある人の特徴的な行動障害
3週
認知症のある人の特徴的なこころの
理解
4週
認知症に伴う機能の変化と日常生活
への影響と介護①
5週
認知症に伴う機能の変化と日常生活
への影響と介護②
6週
認知症に伴う機能の変化と日常生活
への影響と介護③
7週
課題・レポート 85%
認知症の人への生活支援
認知症の人とのコミュニケーション
− 165 −
障害の理解Ⅰ 2単位
秋山 恵美子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
障害の基礎的理解として、障害の概念(障
履修上の留意事項・準備学習
1.「医学一般」の人体の構造と働きの理解が
害の捉え方の変遷)、障害者福祉の基本理念、
土台となる。主な症状と疾患の理解と連
障害による心理的影響について学ぶ。
動して学習する。
介護者として、身体障害(視覚障害、聴覚
2.30分以上の遅刻・早退は、原則欠席扱い
障害、言語機能障害、肢体不自由、内部障害)、
精神障害、発達障害、難病などについて医学
とする。
3.出席状況、授業中のクイズや提出物、学
的知識を学ぶ。そして、それらの症状や合併
習態度は平素点に加算する。
症などが日常生活に及ぼす影響を理解できる
ことを目標とする。
教 科 書
最新介護福祉全書11 障害の理解
授業計画
1週
授業ガイダンスとプロローグ、
谷口敏代 編 メヂカルフレンド社
2,730円
障害の基礎的理解(1)
2週
障害の基礎的理解(2)
3週
障害の基礎的理解(3)
4週
視覚障害
5週
聴覚障害、言語機能障害
6週
肢体不自由
7週
内部障害(1)
8週
内部障害(2)
9週
内部障害(3)
10週
内部障害(4)
11週
精神障害
12週
知的障害、発達障害
13週
難病(1)
14週
難病(2)
15週
まとめと考査
参考図書
随時紹介する。
成績評価方法
平素点20%、定期試験80%
− 166 −
障害の理解Ⅱ 2単位
長谷川 美貴子
介護福祉コース
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
「障害の理解Ⅰ」で学んだ基礎的知識を基盤
としながら、障害のある人の体験を理解し、障
害が及ぼす心理的影響や障害の受容、日常生活
への影響について学ぶ。また障害のある人の特
性を含めたアセスメントを行い、自立に向けた
支援を行うために地域におけるサポート体制や
多職種協働のあり方、本人のみならず家族を含
めた周囲の環境にも配慮した介護の視点を理解
する。
2.障害による心理的影響と自己概念
3.運動機能障害のある人の理解
②日 常生活への影響とアセスメン
教科書に沿って講義を進めるので、必ず指
定された教科書を持参すること。確認小テス
教 科 書
最新介護福祉全書11「障害の理解」
参考図書
随時プリント配布
②日 常生活への影響とアセスメン
トの視点
成績評価方法
筆記試験100%ですが、出席状況・学習態度
が加算・減点されます。
5.発達障害のある人の理解
①心理的影響
8週
②日 常生活への影響とアセスメン
トの視点
9週
6.精神障害のある人の理解
①心理的影響
10週
②日 常生活への影響とアセスメン
トの視点
11週
7.障害者介護における連携と協働
①地域におけるサポート体制
12週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
4.視覚障害のある人の理解
①心理的影響
7週
15週
メヂカルフレンド社
トの視点
6週
③家族へのレスパイとケア
谷口敏代 編
①心理的影響
5週
②家族の介護力の評価と援助
姿勢でのぞんでください。
障害者が抱える様々なバリア
4週
14週
からないところは質問するといった積極的な
1.障害の基礎的理解の復習
②障害者福祉の基本概念
3週
①障害の受容の過程
れを活用しながら復習を行ってください。わ
①障害の概念
2週
8.障害をもつ家族への支援
トを行いながら、理解を深めていくので、そ
授業計画
1週
13週
②チームアプローチ
− 167 −
こころの理解 2単位
井上 典子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
対人援助の根拠となる人間の心理的側面に
ついて理解する。特に、人間の欲求の基本的
な理解や感情、思考等について学び、根拠を
持った生活支援ができるための基礎的知識を
習得する。また、こころとからだは相互に影
響しあい、意欲や行動などの影響を及ぼすこ
とを学習する。
授業修了時の達成課題(到達目標)としては、
人間の心の仕組みについて理解を深め、仕事
上のみならず日常生活に活かし、対人援助職
としての資質向上を目指したい。
授業計画
1週
心理学とは何か
2週
人間の欲求の基本的理解1
基本的欲求
3週
人間の欲求の基本的理解2
社会的欲求
4週
こころのしくみの基礎2
14週
こころのしくみの基礎3
学習・記憶のしくみ
7週
こころのしくみの基礎4
感情のしくみ
8週
こころのしくみの基礎5
意欲・動機付けのしくみ
9週
こころのしくみの基礎6
適応のしくみ
10週
こころのしくみの基礎7
15週
授業は講義を中心におこなうが、人間の心
理に関する理解を深めるために適宜、ビデオ
学習やディスカッション、課題レポート(教
科書より出題)の提出などをとりまぜておこ
なう。
教 科 書
はじめての心理学
井上のり子 経済界 2,100円
ISBN:9784766784169
※授 業初回〜5週目までの間に教室内で販売
します。
参考図書
適宜、講義内で紹介する。
成績評価方法
成績の評価方法は、学習意欲、学習態度お
よび理解の程度を総合して行う。なお、学習
意欲のある学生の『講義を受ける権利』を守
るため、マナーに反した授業態度を取る学生
には退席の上欠席扱い等の対応をする。また、
試験を受けるためのレポート作成があるので、
そのためにも必ず教科書は購入すること。
こころのしくみの基礎8
認知のしくみ
12週
まとめと考査
履修上の留意事項・準備学習
感覚・知覚のしくみ
11週
自己概念と尊厳3
自己実現といきがい
思考のしくみ
6週
自己概念と尊厳2
自立への意欲と自己概念
こころのしくみの基礎1
こころのしくみに関する諸理論
5週
13週
自己概念と尊厳1
自己概念に影響する要因
− 168 −
からだの理解 2単位
長谷川 美貴子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
体の構造と機能」について理解することを目
的には教科書に沿って講義を進め、また教科
的にしている。そうしたメカニズムを理解す
書の図表を利用するので、毎回授業には指定
るとともに、身体の健常と異常について医学
された教科書を持参すること。さらに、教科
的知識を習得していく。さらに、その異常と
書をよく読んできて予習をしてくるように。
して生じる障害や機能低下についての基本的
毎回小テストを授業の最後に行い、次の授業
知識が得られるように学習する。到達目標と
のはじめに返却、解説をするので遅刻や欠席
しては、身体の構造と機能に関する知識を踏
をすると、内容が理解できなくなっていきま
まえながら、介護の場面で遭遇することが多
す。その小テストを活用しながら復習を行っ
い身体状態について理解し、述べることがで
てください。
介護援助を行う上で必要となってくる「身
重要項目のプリントは配布しますが、原則
きる。
教 科 書
授業計画
最新介護福祉全書12
「こころとからだのしくみ」
1週
1 健康概念・身体の理解概要
2週
2 身体の構造と機能
小板橋喜久代
1)脳神経系
メヂカルフレンド社 2,800円
3週
2)運動器系
4週
3)感覚器系
5週
4)呼吸器系
6週
5)消化器系
7週
6)腎臓・泌尿器系
8週
7)生殖器・内分泌系
9週
8)循環器系
10週
3 介護に関する運動器系
11週
4 生活援助における構造と機能
参考図書
随時紹介
成績評価方法
筆記試験100%(出席状況・学習態度も加算
されます)
1)移動に関連する機能低下
12週
2)食事に関連する機能低下
13週
3)清潔に関連する機能低下
14週
4)排泄に関連する機能低下
15週
5 まとめ
− 169 −
こころとからだのしくみⅠ 2単位
寺田 由紀子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
10週〜11週
[授業の目的・ねらい]
機能の低下・障害が及ぼす食事と排
介護技術の根拠となる人体の構造や機能お
よび介護サービスのにおける安全を守る留意
点や心理面への配慮について理解する。ここ
ろとからだの両面から利用者の状態をみて、
根拠に基づき、残存能力・潜在能力を引き出
泄への影響
12週
意点
13週〜14週
生活場面におけるこころとからだの
す介護方法を導く基本的知識を習得する。
変化の気づきと医療職との連携
[授業全体の内容の概要]
移動・食事・排泄に関連したこころとから
だのしくみと基礎知識の習得、および機能低
下・障害が及ぼす影響や生活場面における変
15週
[授業終了時の達成課題(到達目標)]
①人体の構造や機能について基本的な知識を
理解し、生活支援に必要な介護方法の根拠
が説明できる。
②医療職との連携をふまえて対象が望む環境
の中で支援するための適切な介護方法を導
き出せる。
履修上の留意事項・準備学習
授業の中で随時指示
教 科 書
最新介護福祉全書12
「こころとからだのしくみ」
小板橋喜久代・松田たみ子 編
メぢカルフレンド社 2800円(税別)
参考図書
随時紹介
授業計画
1週
活動に関連する基礎知識
2週
活動性を高めることによる心身機能
の活性化のしくみ
移動に関連したこころとからだのし
成績評価方法
小テスト+授業参加態度(リアクションペー
パーなど)50%
くみ
4週
機能の低下・障害が及ぼす移動への
影響
5週
まとめ
化の気づきと医療職との連携について学ぶ。
3週
安全な食事のための日常生活での留
生活場面におけるこころとからだの
変化の気づきと医療職との連携
6週〜7週
食事・排泄に関する基礎知識
8週〜9週
食事・排泄に関連したこころとから
だのしくみ
− 170 −
こころとからだのしくみⅡ 2単位
萩原 裕惠
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
10週
[授業の目的・ねらい]
介護技術の根拠となる人体の構造や機能お
よび介護サービスの提供における安全への留
意点や心理的側面への配慮について理解する。
こころとからだの両面から利用者の状態を見
て、根拠に基づき個々の状態に合わせた適切
な介護方法を導き出すための知識を習得する。
[授業全体の内容の概要]
入浴・清潔保持、身じたく、睡眠および死
にゆく人のこころとからだのしくみと基礎知
識の習得、および機能低下・障害が及ぼす影
響や生活場面における変化の気づきと医療職
との連携について学ぶ。
影響
11週
①人体の構造や機能について基本的な知識を
理解し、その人が望む環境の中で支援する
ための適切な介護方法を導き出せる。
②生活支援に必要な介護方法の根拠が説明で
きる。
変化の気づきと医療職との連携
12週
13週
1週
入浴・清潔保持に関連する基礎知識
2週
入 浴・清潔保持に関連したこころと
からだのしくみ
14週
7週
15週
履修上の留意事項・準備学習
30分 以 上 の 遅 刻・ 早 退 は 原 則 欠 席 扱 い と
教 科 書
最新介護福祉選書12
「こころとからだのしくみ」
小板橋喜久代・松田たみ子 編
機 能低下・障害が及ぼす入浴・清潔
参考図書
随時紹介
成績評価方法
生活場面におけるこころとからだの
身じたくに関連する基礎知識
身 じたくに関連したこころとからだ
のしくみ
機能低下・障害が及ぼす身じたくへ
生活場面におけるこころとからだの
変化の気づきと医療職との連携
9週
まとめ
の影響
8週
「死」に対するこころの理解・医療職
との連携
変化の気づきと医療職との連携
6週
終末期から危篤、死亡時のからだの
理解
保持への影響
5週
「死」の捉え方
メヂカルフレンド社 2,800円
授業計画
4週
生活場面におけるこころとからだの
する。
[授業修了時の達成課題(到達目標)]
3週
機能の低下・障害が及ぼす睡眠への
睡眠に関連する基礎知識およびここ
ろとからだのしくみ
− 171 −
定期試験 60%
小テスト 30%
授業参加態度等 10%
医療的ケアⅠ 1単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
医療職との連携のもとで医療的ケアを安全・
適切に実施できるよう必要な基礎知識を習得
する。
医療的ケア実施にあたっての基礎知識とし
て、関連する法制度や倫理、関連職種の役割、
救急蘇生法、感染予防及び健康状態の把握な
どを学修する。
1.医療的ケアに関してチーム医療と連携の
必要性が説明できる。
2.安全にたんの吸引や経管栄養を提供する
重要性を説明できる。
4.健康状態の把握ができ、急変状態の対応
と報告ができる。
身体・精神の健康
13週
健康状態の観察法、バイタルサイン
14週
人 間 と 社 会 ① 個 人 の 尊 厳 と 自 立、
持ちの理解
急変状態について
15週
保険医療制度
3週
医行為に関する法律とチーム医療と
介護職員との連携
履修上の留意事項・準備学習
法令により、全ての授業に出席しなければ
ならない。(原則として、1回でも欠席した場
教 科 書
社団法人全国訪問看護事業協会発行
参考図書
成績評価方法
試験(筆記試験・実技試験)
安全な療養生活(1)
痰の吸引の安全な実施
安全な療養生活(2)
経管栄養の安全な実施
安全な療養生活(3)
痰の吸引と経管栄養のリスクマネ
ジメント、ヒヤリハット
7週
安全な療養生活(4)救急蘇生法①
8週
安全な療養生活(5)救急蘇生法②
9週
清潔保持と感染予防(1)
感染予防、職員の感染予防
10週
清潔保持と感染予防(2)
療養環境の清潔、消毒法
11週
まとめ
必要に応じて紹介する。
2週
6週
健康状態の把握(3)
川村佐和子 他
②医療の倫理、③利用者や家族の気
5週
健康状態の把握(2)
介護職員による痰の吸引等の研修テキスト
授業計画
4週
健康状態の把握(1)
合は単位認定しない)
3.感染予防について説明できる。
1週
12週
清潔保持と感染予防(3)
滅菌と消毒
− 172 −
医療的ケアⅡ 1単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
たんの吸引を安全・適切に実施できるよう、
14週
吸引物の確認、記録と報告、痰の吸引
必要な知識・技術を習得する。
喀痰吸引に必要な人体の構造と機能、小児
の吸引、急変状態への対応など、喀痰吸引を
実施するために必要な基礎的知識と実施手順
を修得する。
1.呼吸のしくみと痰の吸引について説明で
きる。
2.安全で適切なたんの吸引の手順が説明で
きる。
3.たんの吸引を必要とする人の日常生活の
変化に気づき、医療者に咆哮することが
できる。
に伴なうケア、後片付け
15週
履修上の留意事項・準備学習
法令により、全ての授業に出席しなければ
ならない。(原則として、1回でも欠席した場
合は単位認定しない)
教 科 書
介護職員による痰の吸引等の研修テキスト
川村佐和子 他
参考図書
高齢者及び障害児・者の「たん吸引」概論
必要に応じて紹介する。
1週
呼吸のしくみとはたらき
2週
いつもと違う呼吸状態
3週
たんの吸引とは
4週
人工呼吸器と吸引①
5週
人工呼吸器と吸引②
6週
子どもの吸引について
7週
吸引を受ける利用者や家族の気持ち
成績評価方法
試験(筆記試験・実技試験)
と対応、説明と同意、呼吸器系の感
染と予防
たんの吸引により生じる危険、事後
の安全確認
9週
急変、事故発生時の対応と事前対策
高齢者及び障害児・者の「たん吸引」実施手順解説
10週
たんの吸引で用いる器具・機材とそ
のしくみ、清潔の保持
11週
吸引の技術と留意点(1)
必要物品の準備と利用者の状態観察
12週
吸引の技術と留意点(2)
吸引の実施手順と留意点
13週
まとめ
社団法人全国訪問看護事業協会 発行
授業計画
8週
吸引の技術と留意点(4)
吸引の技術と留意点(3)
吸引実施に伴う利用者の身体変化
− 173 −
医療的ケアⅢ 1単位
藤澤 雅子
介護福祉コース
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
経 管 栄 養 を 安 全・ 適 切 に 実 施 で き る よ う、
必要な知識・技術を習得する。
経管栄養に必要な人体の構造と機能、小児
の経管栄養、急変状態への対応など、経管栄
養を実施するために必要な基礎的知識と実施
手順を修得する。
1.経管栄養のしくみについて説明できる。
2.安全で適切な経管栄養の手順を説明でき
る。
3.経管栄養を受けている人の日常生活の変
化に気づき、医療者に報告することがで
きる。
消化器系のしくみとはたらき
2週
消化、呼吸とよくある消化器系の症状
3週
経管栄養法とは、注入する内容に関
する知識
こどもの経管栄養について
6週
経管栄養に関係する感染と予防
14週
経管栄養に必要なケア、報告及び記録
15週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
法令により、全ての授業に出席しなければ
ならない。(原則として、1回でも欠席した場
合は単位認定しない)
教 科 書
介護職員による痰の吸引等の研修テキスト
参考図書
1週
5週
片づけ、医療者への報告
社団法人全国訪問看護事業協会 発行
高齢者及び障害児・者の「経管栄養」概論
経管栄養実施上の留意点
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
試験(筆記試験・実技試験)
経管栄養を受ける利用者や家族の気
持ちと対応、説明と同意
7週
経管栄養により生じる危険、注入後
の安全確認
8週
急変・事後発生時の対応と事前対策
高齢者及び障害児・者の「経管栄養」実施手順解説
9週
経管栄養で用いる器具・器材とその
しくみ、清潔の保持
10週
経管栄養の技術と留意点(1)
必要物品の準備と設置利用者の状態観察
11週
経管栄養の技術と留意点(2)
経管栄養の実施手順と留意点
12週
経管栄養の技術と留意点(4)
川村佐和子 他
授業計画
4週
13週
経管栄養の技術と留意点(3)
経管栄養実施に伴う利用者の身体変化
− 174 −
乳幼児福祉論 2単位
島田 恭子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
本科目は施設保育士、特に乳児院に就職を希
履修上の留意事項・準備学習
・授業は指定教科書を使用した幅広い知識を
望する人に対して役立つ基礎知識を教授するこ
理解するため、教科書の購入は必須とする。
とを目的としている。乳幼児期は人間としての
・視聴覚等の学び、ディスカッション等によ
る授業進行もある。
出発時期であり、養育者の関わりはその後の人
生に大きな影響を与える。家庭の事情等により
保護者のもとで生活できない児童が「生まれて
・現場で活用できる活きた知識を学ぶ場であ
ることを意識すること(希望者には施設見
学を実施する)
きて良かった」と自分を肯定し、人生に希望が
持てるよう支援できる保育士の育成を目指すも
のである。そのために、乳幼児の成長・発達の
基本理解から親支援や関係機関との連携までを
総括して学びを深めていく。
教 科 書
新版 乳児院養育指針
全国社会福祉協議会
全国乳児福祉協議会
定価 2,500円
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
乳児院養育の理念と原則・養育の環境
3週
子どもの発育
4週
子どもの発達とアタッチメント
5週
乳児の生活
6週
養育の内容
定期試験 (80%)
7週
保健管理
授業まとめのレポート (20%)
8週
疾病への対応
9週
事故防止と安全対策
10週
養育計画作成上の留意事項
11週
関係機関との連携
12週
入所からアフターケアまでの支援
13週
かかわりの難しい事例と対応
14週
15週
参考図書
適宜、資料を配布する
成績評価方法
乳児院との現状と課題(施設見学含む)
(まとめ)
− 175 −
教育原理 2単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
幼児期の教育のみならず、教育という営みそ
配布するので、必要事項を授業中に聞き取り、
のものにつていの理解を深めることは不可欠
記入すること。幼児教育を含む教育全般につ
である。この授業ではまず、
「教育とな何か」
「教
いての報道や情報に関心をもつように努める
育はなぜ必要なのか」といった教育の本質、
こと。
将 来、 幼 児 教 育・ 保 育 に 携 わ る 者 と し て、
講義形式を中心とする。毎回、レジュメを
教育の必要性や目的、幼児教育に関わる教育
思想について学び、幼児教育を含む教育制度
の成り立ち・変遷についての知識を習得する。
教 科 書
特に指定しない。
それらをふまえた上で、幼稚園教育要領の内
容を詳しく検討することを通して、幼児教育
のあり方についてのより深い理解を得ること
を目標とする。
参考図書
実習指導で購入する『幼稚園教育要領・保
育所保育指針』(チャイルド本社、400円)を
使用するので指示されたら、持参すること。
授業計画
成績評価方法
1週
教育とは何か
2週
人間の発達と教育の必要性①
出席状況、受講態度、リアクションペーパー
3週
人間の発達と教育の必要性②
等提出物(30%)と筆記試験(70%)で総合
4週
子ども観の変遷と幼児教育思想①
的に評価する。
5週
子ども観の変遷と幼児教育思想②
6週
公教育制度の成立①-学校制度
7週
公教育制度の成立②-義務教育制度
8週
子どもを取り巻く環境の変化と幼児
教育のあり方
9週
教育改革の動向と幼稚園・保育所の
役割
10週
教育基本法・学校教育法における幼
児教育
11週
幼稚園・保育所の連携と認定こども
園制度
12週
幼稚園教育要領を理解する①
13週
幼稚園教育要領を理解する②
14週
幼稚園教育要領を理解する③
15週
まとめ
− 176 −
発達心理学Ⅰ 2単位
萩原 英敏
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
達の様子を、大まかに色々な角度から見てい
には、教科書など開いて準備しておく様に。
くのが、発達心理学Ⅰの主たる目的である。
許可無く途中室外に出ない様に。携帯は机の
人間の子どもはどの子どもも、早かれ遅かれ、
上に置かない。当然使用は禁止。
人間は動物の一種である。その子どもの発
席は1つ空かせて座るように。講義開始時
同じ道筋を通って発達してくる。この発達の
過程を十分知らないと、その子の理解や、そ
の子に適した対応が出来ない。この為にも将
教 科 書
図でよむ心理学 発達 改訂版
来よい保育をしようと考えている者には、こ
川島一夫 編著 福村出版
の面の学習が重要なのである。そこでその発
2,200円+税
達の道筋を十分理解すると共に、その発達に
問題をかかえている子への心理的対応につい
ても考える事を目標とする。
参考図書
情報社会の心理学
滝沢武久、萩原英敏 他著 八千代出版
授業計画
2,625円
1週
発達とは
2週
精神分析の各理論
3週
精神分析の発達論及び退行論
4週
知覚の発達
授業態度でプラス、マイナス(最大20%)す
5週
描画の発達
る場合がある。
6週
運動能力と身体の発達
7週
感情・情緒の発達
8週
児童期の認知の発達
9週
青年期の認知の発達
10週
愛着と養育態度
11週
社会性・知能の発達
12週
言語能力・動機づけの発達
13週
人格・自我の発達
14週
性役割・性行動の発達
15週
まとめと考査
成績評価方法
定期試験(一切持込不可)(100%)だが、
− 177 −
発達心理学Ⅱ 2単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
過程について、知覚や認知・言語の領域にお
れる。また、授業内に確認テストを実施する。
発達心理学は、人間の生涯にわたる発達の
講義を中心とするが、演習的な内容も含ま
ける発達や、情動・パーソナリティ・社会性
等の領域における発達的変化をとらえようと
するものである。
教 科 書
「保育の心理を学ぶ」
発 達 心 理 学 Ⅱ で は、 生 涯 発 達 の 視 点 か ら、
児童期以降、青年期から老年期にいたる心理
ななみ書房 日比・山岸・長谷部 著
1,890円(税込み)
的発達の特徴について概観する。
また、子どもの発達に与える社会的・文化
的環境の影響についても、比較文化的研究の
参考図書
随時、紹介する。
知見をもとに理解し、より広い視野から子ど
ものこころや行動の発達をとらえる。
成績評価方法
定期試験50%、授業内レポート・確認テスト
30%、出席状況20%を総合的に評価する。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
発達段階と発達課題
3週
幼児期から児童期へ
4週
児童期 ─ 知的発達①
5週
〃 ─ 知的発達②
6週
〃 ─ 社会性の発達
7週
青年期 ─ 第二の発育スパートと第二
次性徴
8週
〃 ─ 自我の発達・アイデンティ
ティの確立
9週
思春期危機
10週
青年期延長とモラトリアム
11週
成人期〜老年期
12週
〃
13週
発達の社会文化的要因
14週
〃
15週
まとめ
− 178 −
発達心理学Ⅲ 2単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
学習をベースとして、実践現場において子ど
に取り組むことを期待する。
発達心理学Ⅲでは、発達心理学Ⅰ・Ⅱでの
演習的な内容も多く含まれるので、主体的
もの発達を支えることのできる保育者となる
ために必要な心理学の知識を身につけること
を目標とする。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
保育所や幼稚園での実践事例や記録にみられ
る、子どもの発達のつまずきについて、子ども
の心身の発達的特徴と関連づけて理解する。
参考図書
随時、紹介する。
また、自閉症・アスペルガー症候群その他
の 広 汎 性 発 達 障 害・ 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害
(ADHD)・学習障害(LD)を中心とした乳幼
児期の発達の障害について理解し、そのアセ
成績評価方法
定期試験50%、授業内レポート・小テスト
30%、出席状況20%を総合的に評価する。
スメントの基礎的知識や技術についても学ぶ。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
乳幼児期の発達のつまずき
3週
つまずきの要因①
4週
つまずきの要因②
5週
発達の障害とは何か
6週
軽度発達障害と特別支援教育
7週
自閉症 ― アセスメントと支援
8週
アスペルガー症候群
― アセスメントと支援
9週
ADHD ― アセスメントと支援①
10週
ADHD ― アセスメントと支援②
11週
学習障害(LD)
— アセスメントと支援
12週
知的障害
13週
発達検査(1)
14週
発達検査(2)
15週
まとめ
− 179 −
教育心理学 1単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
達していく。教育は目的や意図をもって学習
ポートで徹底理解を図るので遅刻欠席は厳禁
者に関わっていく行為であり、教育心理学は
である。
人間は環境とのかかわりによって学習し発
ミニ確認テスト、相互授業の実施、演習レ
教育という営みを心理学的・実証的に明らか
こどものための集団作りを念頭において学
にして教育の改善に役立てるための学問であ
生自身の学習仲間としての集団作り及び集団
る。本講義では乳幼児から青年・成人を対象
の質の向上と自分自身の成長について意識的
にして知識や技能の習得という意味での学習・
に問うて行きたい。
教育を中心に情意面や社会面での発達や適応
の問題を扱い、到達目標を①教育心理学の知
見や概念を受講生自身の具体的な体験や実習
教 科 書
教育心理学 保育者をめざす人へ
体験に重ね合わせて理解すること②教育心理
石井正子、松尾直博
学の知見や概念を使って状況や現象を説明で
樹村房 2,100円
きるようになることの二点におく。
参考図書
保育の心理を学ぶ
授業計画
1週
オリエンテーション、教育心理学概論
長谷部比呂美 日比暁美 山岸美智子
2週
保 育 と 教 育 心 理 学、 乳 幼 児 の 学 習、
ななみ書房 1,890円
教育
3週
様々な児童観・教育観を俯瞰する
4週
発達を規定するもの 遺伝と環境
5週
発達段階と発達課題 エリクソン等
6週
思考の発達と教育 ピアジェ等
7週
思考の発達における言葉のもつ意味
8週
古典的条件付けによる学習
9週
道具的条件付けによる学習
10週
記憶の発達とメカニズム
11週
やる気と意欲と動機付け
12週
内発的動機付けと外発的動機付け
13週
個人差の理解 性格・知能
14週
道徳性と向社会的行動の発達
15週
発達障害の理解と受容、指導方法
成績評価方法
平常点50% テスト50%
− 180 −
教育心理学 1単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
ずその理論や研究法について概観する。その
て欲しい。
教育心理学とはどのような学問なのか、ま
「主体的に学ぶ」ことを授業において実践し
上で、教育心理学の領域のうち発達と学習の
領域を中心として学ぶ。
授業時間内に小レポートや確認テストを実
施する。
子どもの知性や人間性を育む保育者として
必要な教育心理学の基礎知識、子どもの主体
的な学びを支援できる知識を身につけること
を目標とする。
教 科 書
「保育の心理を学ぶ」
日比・山岸・長谷部 著 ななみ書房
また、幼稚園での教育実習や保育実習にお
1,890円 (税込み)
いて観察したことや、子どもとの関わりのな
かで実際に経験したことを振り返って、教育
心理学の視点から考察することを目指す。
授業計画
参考図書
授業において、随時紹介する。
成績評価方法
定期試験(50%)、授業内レポート・確認テ
1週
オリエンテーション
2週
教育心理学とは:
スト(30%)、出席状況(20%)を総合的に
教育心理学の領域とアプローチ
評価する。
3週
心理発達の原理
4週
知的能力の発達
5週
発達と学習
6週
学習意欲と動機付け
7週
行動主義心理学からとらえた学習
8週
認知心理学からとらえた学習
9週
記憶・学習と情報処理
10週
教授学習理論①
11週
教授学習理論②
12週
教育の評価
13週
発達の遅れと特別な支援①
14週
発達の遅れと特別な支援②
15週
まとめ
− 181 −
総合演習Ⅰ 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:1年
⑤11月に開催される淑徳祭にゼミ単位で参加
授業のテーマ・目的・到達目標
総合演習Ⅰでは主に下記の2点を目的とする。
し、研究発表等を行う。
①教師と学生・学生相互の人間的な交流を基
盤として、ゼミナール形式で専門的な学習
を進めていくための基礎学力を身につける
ことを目指す。あらかじめ体系化された知
識の習得中心の受け身の学習から、大学で
は自ら調べ考える主体的な学習への転換が
履修上の留意事項・準備学習
①毎回のゼミに真摯に取りくむことに加えて、
相互理解と人間関係作りにも努めること。
②図書館等、文献・資料のある施設に積極的に足
を運び、有効活用するよう努めること。
迫られる。資料や文献の読み方、調査・研
究の進め方、結果のまとめ方、レポートの
教 科 書
特に定めない
書き方などを習得し、発表できるように指
導していく。総合演習Ⅰは2年次の総合演習
Ⅱ(専門的分野の演習)の基礎ゼミとして
参考図書
授業中に随時紹介する。
重要なものである。
②担当教員は演習の時間に指導を行うばかり
でなく、個々の学生の生活全般のアドバイ
成績評価方法
ザーとしての役割も担っている。前期・後
レポート・提出物等(50%)、その他(出席
期の適切な時期に個人面談を行うなど、学
状況、参加態度等)50%(教員により若干の相
生の学習、学校生活、進路に関しても相談
違はあるが、口頭発表の内容、ゼミへの参加
や助言を行う。
態度、討論における積極性、レポートや提出
物の内容などにより採点し、出席状況を考慮
して評価を行う。)
授業計画
①こども学科1年全員を学籍番号により20名
程度のゼミに分け、13名の教員が受け持つ。
担当教員
②授業は通年30回行う。
浅木 尚実、池田 若葉、打浪 文子、
③入学直後に行われるフレッシュマンキャン
小薗江幸子、佐藤 純子、塩野 敬祐、
プなどの諸行事も、基本的にはこのゼミ単
田村 惠一、萩原 英敏、馬場 結子、
位で行動する。担当教員のオリエンテーシ
藤田 佳子、矢治 夕起、矢島麻由美、
ョンに始まる指導を受ける。
山田 修平
④授業は、資料・文献の紹介、テキストの購読、
レポートの作成・発表、時事問題について
の討論、専門的な事項に関する映像の視聴
と解説、絵本読解と絵本作成、造形作品や
論文集の作成、芸術作品の鑑賞、各種施設
の見学など、各教員の専門領域を反映した
多彩な形式で行われる。
− 182 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育に関する自発的、科目横断的な学習能
力を習得させるために、保育に関する現代的
課題について、問題等の現状分析や問題解決
のための対応、判断方法について検討を行う
ことを目的とし、それが達成される事を、到
達目標とします。
総合演習Ⅱは、保育に関わる課題(担当教
員が提示する個々の課題)の中から学生自身
が選択し、分析・検討を行うと共に、その課
題について、児童や保護者を援助するための
技術・方法について学習します。
さらに、問題を発見し、その問題を解決す
る過程を理解し、解決内容について再検討す
る手法を取得させることも目標としています。
授業計画
1週
図書館で、文献を読み、研究テーマ
を設定する。
2週
研究テーマの提示と調整
3週
文献選択
4週
研究内容、方法のチェック
5週
〃
6週
〃
7週
第1回報告
8週
〃
9週
〃
10週
第2回報告
11週
〃
12週
〃
13週
調査問題等の作成
14週
〃
15週
中間報告会
16週
調査等の実施
17週
〃
18週
〃
19週
第3回報告会
20週
〃
21週
調査結果の整理
22週
学園祭発表の準備
23週
学園祭発表
24週
原稿執筆
25週
〃
26週
〃
27週
原稿提出とチェック
28週
論文原稿印刷
29週
論文集製作
30週
論文報告会
履修上の留意事項・準備学習
・個人やグループとして研究テーマを設定する。
・一人当たり400字10枚以上の原稿を12月初
旬目途に提出すること。
・文献・資料等は、図書館を積極的に活用す
ることが望ましい。文献コピー代は各ゼミ
の教材費から出る。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
論文内容・報告内容(50%)、出席状況・参
加態度(50%)など、総合的に評価する。教
員により若干の相違はある。
− 183 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
荒井 迪夫
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
幼児の「運動遊び」は、幼児期の子どもの
心と体の成長・発達に不可欠の要素です。こ
の時期に様々な運動を行うことよって運動感
覚を養い、
「身体知」を高めることができます。
小学校に入学すると指導要領で定められた
様々な運動を学習することになりますが、こ
の時すでに幼児期の運動経験による能力差が
浮き彫りになり、それが「苦手・嫌い」の意
識が出始める要因となります。
1年時の体育実技では、学生自身の基本と
なる運動感覚(キネステーゼ)の獲得を目標
として学習してきましたが、総合演習では自
己観察によるキネステーゼの認識と、そこに
至るまでの類似運動(アナロゴン)の学習に
ついて考え、身体知を高めるための「運動遊び」
を効果的に進める方法を考えます。
18週
テーマの学習と自己観察
19週
〃
20週
〃
21週
テーマについての報告書作成作業
22週
〃
23週
淑徳祭準備
24週
〃
25週
テーマについての報告書まとめ
26週
〃
27週
〃
28週
報告・発表会
29週
〃
30週
〃
履修上の留意事項・準備学習
教室における授業(講義)と体育館(アリ
ーナ)おける授業(実技)の繰り返しとなる
ので両方の準備をしておくこと。
授業計画
1週
顔合わせと役割分担
2週
児童文化と運動
3週
子どもの運動発達
4週
運動感覚(キネステーゼ)と類似運
教 科 書
新しい体育授業の運動学
動(アナロゴン)
5週
自己観察によるキネステーゼの確認
6週
〃
7週
〃
8週
体育祭の運営について
9週
〃
10週
体育祭の反省
11週
テーマの設定
12週
テーマの学習と自己観察
13週
〃
14週
淑徳祭の企画 準備の手順
15週
テーマの学習と自己観察
16週
夏休みの報告と発表
17週
テーマの学習と自己観察
三木四郎 著 明和出版 2,100円
参考図書
選択したテーマにより紹介する。
成績評価方法
出席・取り組み方・態度・レポートなどを
総合的に評価
− 184 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
池田 若葉
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本講座では、自らの興味関心について調査
分析し、その結果をまとめ発表することを目
的とする。具体的には、「子どもの保健領域」
に関する各自設定したテーマに基づいて調査
研究を進め、最終的にそれらの結果を論文に
まとめる。活動を通じ、資料収集やデータ整理、
分析、プレゼンテーションといった研究方法
について身につける。
27週
論文提出
28週
研究報告会
29週
研究報告会
30週
総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
日頃から子どもの保健領域に関する最新情
報や問題について関心を持つようこころがけ
てほしい。そのためにも新聞や文献を読む習
慣を身につけておくこと。
授業計画
卒業論文の提出は12月末とし、400字詰め
1週
前期オリエテーション
2週
調査研究とは
3週
研究テーマの設定
4週
研究テーマの設定
5週
参考文献の探し方
6週
研究内容の相談
7週
研究内容の相談
8週
研究推進
9週
研究推進
10週
研究推進
11週
研究推進
12週
プレゼンテーションの方法について
13週
中間報告会
14週
中間報告会
15週
前期まとめ
16週
後期オリエンテーション
17週
研究内容の相談
18週
研究推進
19週
研究推進
20週
研究推進
21週
淑徳祭発表に向けての準備
22週
淑徳祭発表に向けての準備
23週
淑徳祭発表
24週
論文・報告書の書き方
25週
論文執筆
26週
論文執筆
原稿用紙10枚以上、全てワープロ打ちとする。
教 科 書
特に指定なし
参考図書
適宜、プリントを配布予定
成績評価方法
論 文・ 発 表 内 容(40 %)、 提 出 物(30 %)、
出席・態度(30%)
− 185 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習では,言語的なコミュニケーション
が難しい存在(特に障害児・者,異文化・外
国籍の子ども,0-1歳児など)とのかかわり,
およびそれらに関連する保育の現代的な諸問
題について,各人の考えを深めていく時間と
する。各自の設定した子どもの教育や保育に
関するテーマに基づいて,調査・研究を進める。
なお可能であれば,障害児保育や非言語コミ
ュニケーションに関する保育現場の視察など
も行いたい。本演習の成果は卒業レポートと
して論文にまとめる。
授業計画
1週
研究テーマの設定
2週
研究テーマの設定・調整
3週
図書館での文献選択
4週
研究内容・方法のチェック①
5週
研究内容・方法のチェック②
6週
研究内容・方法のチェック③
7週
個別相談
8週
個別相談
9週
報告準備
10週
報告準備
11週
研究報告①
12週
研究報告②
13週
研究報告③
14週
研究報告④
15週
研究報告⑤
16週
各自の研究内容の整理・調査等①
17週
各自の研究内容の整理・調査等②
18週
各自の研究内容の整理・調査等③
19週
各自の研究内容の整理・調査等④
20週
各自の研究内容の整理・調査等⑤
21週
論文執筆(個別相談)
22週
論文執筆(個別相談)
23週
論文執筆(個別相談)
24週
論文執筆(個別相談)
25週
論文執筆(個別相談)
26週
論文執筆(個別相談)
27週
論文提出
28週
各自の論文の報告
29週
各自の論文の報告
30週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
演習内で,各人に1 ~ 2回の研究内容の発表
を課す。
論文は,400字詰原稿用紙10枚以上(4000
字以上)で作成し,提出する。
教 科 書
なし
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
出 席 状 況(30%), 演 習 内 で の 発 表 内 容
(20%),論文内容(50%)等,総合的に評価
する。
− 186 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
総合演習Ⅱのゼミ集団では、短期大学での
勉学のまとめとしての研究論文の作成を成し
遂げるために切磋琢磨し合い、討論できる関
係作りが重要課題となる。他に学園生活に取
り組むクラス集団としての重要な意味ももつ。
そしてすぐ近い将来、子どもたちのより良い
育ちを意図して、子どもの集団の育て方を見
通し工夫する力をもつ必要がでてくる。さら
に、よい保育を目指すためには、保育者集団
の質の向上は欠かせない。この二重の必要性
をもつ個の成長と集団の質の高め方について
実践できるゼミ集団でありたい。まず、正直
な自己開示ができること、徹底した自己理解
と他者理解から始めよう。
21週
振り返り実習で研究視点を確認
22週
淑徳祭準備討論
23週
淑徳祭を中間発表に位置づける
24週
研究推進、レポート・論文執筆
25週
研究推進、レポート・論文執筆
26週
研究推進、レポート・論文執筆
27週
レポート・論文提出
28週
ゼミ内研究発表会
29週
ゼミ内研究発表会
30週
ゼミ内研究発表会 まとめ
履修上の留意事項・準備学習
27週において4,000字の研究レポート・論
文を提出することを見通して準備をすすめな
ければならない。自分自身の成長と他者の成
長を見逃さずに評価し合える関係が研究をも
授業計画
支えることになることを肝に銘じて実践的に
1週
オリエンテーションと任務分担
2週
実習・研究・就職を見通す年間計画
3週
研究テーマのイメージづくり
4週
エピソード記述についての共通理解
5週
エピソード記述論文を読む①
6週
エピソード記述論文を読む②
7週
エピソード記述論文を読む③
8週
体育祭総括
9週
施設実習総括
10週
教育実習視点づくり
11週
教育実習視点の検討
12週
教育実習総括
13週
研究テーマの設定に向けての討論
14週
研究テーマの構想発表
15週
研究方についての検討
16週
後期オリエンテーション
17週
保育実習最終回の総括
18週
研究視点の変化揺らぎについて報告
19週
研究視点の変更について確認
20週
振り返り実習で研究視点を確認
取り組もう。
教 科 書
なし
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
平常点 50%
提出レポート・論文 50%
− 187 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
佐藤 純子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
総合演習Ⅱは、保育・教育・福祉といった
総合的な視座に基づき、各ゼミ生の選定した
課題を分析・検討を行うことを目的とする。
具体的には、
「子育て支援」
「子どもの育成環境」
「保育者や親の役割」など、現代の子育て事情
や社会状況を概観しながら、様々な角度から
「子ども」や「家族・家庭」「地域社会」を再
考していく。ゼミ内では、グループや個人に
よる関連文献の読解と発表を行う。また、そ
の成果を卒業論文(ゼミ論文)にまとめる。
授業計画
1週
前期オリエンテーション
2週
研究テーマの選出
3週
研究グループづくり
4週
参考文献の探し方
5週
参考文献リストの作成法
6週
グループワーク
7週
〃
8週
〃
9週
発表の方法
10週
発表の作法
11週
グループ発表会①
12週
〃 ②
13週
〃 ③
14週
〃 ④
15週
まとめと考査
16週
後期オリエンテーション
17週
最終テーマの選出
18週
先輩の論文読解
19週
先輩の論文要約
20週
卒論の文献収集
21週
参考文献リストの作成
22週
ゼミ論の書き方・相談
23週
〃 24週
〃 25週
ゼミ論発表会①
26週
〃 ②
27週
〃 ③
28週
製本作業
29週
〃 30週
総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
日頃から、各自のテーマに関する分野につ
いての文献講読や新聞などを読む習慣を身に
つけておくこと。卒業論文(ゼミ論)の提出は、
12月末とし、分量は3,800字以上、ワープロ打
ちとする。
教 科 書
教科書の指定は授業内で行う。(前期オリエ
ンテーション時)
参考図書
随時、ゼミ内で紹介する。
成績評価方法
論文内容・報告内容(40%)、提出物(30%)、
出席状況・参加態度(30%)など総合的に評
価する。
− 188 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
塩野 敬祐
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
(テーマ)
各自が児童福祉に関する問題意識に基づき
テーマ設定を行い、交代で研究発表をしたり、
卒業論文をまとめたりする。
卒業後、福祉実践の現場で研究を通して自
らの知見を深め、社会に対してその知見を発
表できるようにする。
(達成目標)
各自がテーマについての考え方の枠組みを
つくることができ、それに基づいて情報をま
とめることができ、文書でそれを要約し発表
することができ、さらに、テーマに沿った議
論ができること。
メンバー間のアイスブレーキング
オリエンテーション
3週
レジュメ作成の方法
4週
討議の方法
5週
図書館オリエンテーション
23週
淑徳祭における研究発表準備2
24週
27週
28週
論文報告会1
29週
論文報告会2
30週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
・卒業論文作成過程では、自宅や図書館で各
自の研究活動を行い、レジュメを用意して
ゼミで発表を行う。
は、各ゼミの教材費から出される。)
・卒業論文は、400字20枚以上で12月下旬を目
途に提出
教 科 書
特に定めない。
6週
7週
8週
9週
10週
さまざまなテーマで小論文を作成
する訓練を行い、概念枠組を自分
なりにもてるようにする。
11週
12週
13週
14週
図書館において、自分の問題意識に
従って文献を収集し、その文献の概
念枠組を明らかにして発表する。
まとめと考査
16週
卒業論文のオリエンテーション
18週
19週
参考図書
特になし。
成績評価方法
出席25%、参加25%、学習50%(レポート
15週
17週
淑徳祭に向けた各自のポスターを用
いて、中間発表を行い、質疑応答を
通して研究の不足部分を自覚する。
25週
・文献・資料等収集の際は、図書館を積極的
に活用することが望ましい。(文献コピー代
授業計画
2週
淑徳祭における研究発表準備1
26週
(目的)
1週
22週
20%、卒業論文30%)
図書館において、設定された課題に
関する関連文献を収集し、卒業論文
の章立て毎に作成を始める。
20週
卒業論文の章立てのチェック
21週
卒業論文の全体的な指導
− 189 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
田村 惠一
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習では、障害をもつ児童や成人に対す
る援助、とりわけ社会支援システムのうち家
族支援システムについて、学生の主体的学習
活動によって理解を深めたい。また、障害を
もつ本人および父母・家族の「いたみ」や「つ
らさ」を共感しつつ共生への志向を学びとる
ことができるように、ともに考えて行くこと
が、このゼミのねらいである。
障害児・者に対する各種福祉サービス事業は、
障害児・者自身の成長発達を促進させ併せて生
活に対する援助と同時に、障害児・者をもつ家
族に向けられた援助でもある。とりわけ入所療
育から始まった福祉サービスは、今日では在宅
サービスを基点としたサービス内容の再編が進
行している。そこで、在宅サービスを中心とし
て今日施行されている主な福祉制度の実態と課
題について調査研究し、レポートにまとめ発表
13週
①緊急一時入所事業
14週
②レスパイトサービス事業
15週
前期ゼミのまとめ・レポート
16週
共同研究テーマとグループの決定
17週〜29週
研究テーマの発表と討議
30週
前期は授業計画にもとづく課題について基
本的な視点について討議する。後期は各自が
希望するテーマをもとにグループ別に研究を
行い発表する。なお、状況に応じて障害をも
つ本人・家族などを招聘し交流をはかりたい。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
参考図書
授業計画
ゼミの目的および進め方についての
確認
2週
家族の中における障害児の出現
3週
家族員の障害受容のプロセス
4週
所得保障としての家族支援
②医療保障制度
6週
③年金制度
7週
④手当制度
8週
⑤税金の減免制度
9週
日常生活援助としての家族支援
新・社会リハビリテーション
小島容子・奥野英子 編著(他)
誠信書房 4,120円
福祉制度要覧
社会資源研究会(他) 川島書店
5,700円(+税)
①社会保障制度
5週
成績評価方法
口頭発表の内容・態度・討論においての積
極性・提出レポートの内容(50%)により採
点し、出席状況(50%)を考慮して評価する。
①障害児・者ホームヘルプ事業
10週
②在宅重症心身障害児訪問看護 事業
11週
精神的な支えとしての家族支援
①当事者団体
12週
ゼミの総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
する。
1週
緊急時の支えとしての家族支援
②患者・家族会
− 190 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
萩原 英敏
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育・教育に関する科目横断的な学習能力
を習得する事を目的とします。その為保育・
教育の本質的問題や現代的課題について、各
自がテーマを選択し、そのテーマに沿って課
題を追求し、その結果について報告書として
まとめていきます。その方法は専門図書やイ
ンターネット情報などの文献資料に基づき、
文献考察、観察、調査等を行なう事になります。
そして問題を解決する過程を理解し、その手
段を取得させるのが達成目標です。
図書館で、文献を読んだり、インター
ネットで調べ、研究テーマを設定する。
2週
研究テーマの提示と調整
3週
文献選択
4週
研究内容、方法のチェック
5週
〃
6週
〃
7週
第1回報告
8週
〃
9週
〃
10週
第2回報告
11週
〃
12週
〃
13週
調査問題等の作成
14週
〃
15週
中間報告会
16週
調査等の実施
17週
〃
18週
〃
19週
第3回報告会
20週
〃
21週
調査結果の整理
22週
学園祭発表の準備
23週
学園祭発表
原稿執筆
25週
〃
26週
〃
27週
原稿提出とチェック
28週
論文原稿印刷
29週
論文集製作
30週
論文報告会
履修上の留意事項・準備学習
・個人やグループとして研究テーマを設定する。
・一人当たり400字10枚以上の原稿を12月初
旬目途に提出すること。
授業計画
1週
24週
・文献・資料等は、図書館ならびインターネ
ットを積極的に活用することが望ましい。
文献コピー代は各ゼミの教材費から出る。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
論文内容・報告内容(50%)
、出席状況・参
加態度(50%)など、総合的に評価する。教
員により若干の相違はある。
− 191 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
本演習では、卒業後、保育士や幼稚園教諭
等の保育専門職に就くことをめざす者として、
人間の生涯にわたる発達と学習の過程につい
て、興味関心を広げ理解を深めることを目標
とする。
そのため、発達心理学や教育心理学の幅広
い領域のなかから、各自の研究関心にそった
テーマを設定し、卒業研究に取り組む。
研究アプローチの方法については、その基
礎を学び、各研究テーマに適した方法を選ん
で、 文 献 研 究 や 事 例 研 究、 調 査 研 究 を 試 み、
研究レポートとしてまとめ発表する。あわせ
て、文献や事例の収集・整理の方法、調査の
手続きや結果の分析方法の基礎や、プレゼン
テーションの方法についても身につける。
前期オリエンテーション
2週
研究テーマとアプローチの方法①
3週
研究テーマとアプローチの方法②
4週
研究テーマとアプローチの方法③
5週
研究テーマ設定に向けての助言
6週
各自の研究テーマ設定
7週
各テーマ毎のアプローチ法について
関連文献の収集
9週
〃
10週
文献整理とそのレジュメ作成
11週
〃
12週
〃
13週
研究の中間報告
14週
〃
15週
〃
16週
後期オリエンテーション
17週
研究推進
18週
〃
19週
〃
21週
淑徳祭におけるポスター発表準備
22週
〃
23週
研究レポートの作成
24週
〃
25週
〃
26週
プレゼンテーションの方法について
27週
研究発表
28週
〃
29週
〃
30週
総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
関連するさまざまな資料に目を通し、視野
を広げ問題意識を深めるよう、ゼミの時間だ
教 科 書
1週
8週
〃
けでなく日頃から努めること。
授業計画
の助言
20週
必要に応じて紹介する。
参考図書
随時、紹介する。
成績評価方法
探求心を持って主体的に研究に取り組む姿
勢、ゼミへの参加態度50%、研究レポート・
発表50%、を総合的に評価する。
− 192 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
「幼児教育とは何か」という問題について考
察していく。そのなかで、子ども、絵本、児
童文学、芸術教育などを取り上げるが、どの
テ-マを取り上げても、子どもの自己実現の
可能性をひろげるため必要なことは何かとい
う問いをたてながら、子どもにとっての教育
の意味を考察し、児童中心主義の思想を深め
るようにしていきたい。卒業論文を作成し、
発表会を行う。また、製作などもおこなう予
定である。
授業計画
1週
卒業論文について
2週
研究テ-マの設定
3週
文献の収集
4週
文献の収集
5週
研究内容と方法の検討
6週
研究内容と方法の検討
7週
小論文の提出1
8週
小論文の発表1
9週
製作1
10週
製作2
11週
製作3
12週
実技1
13週
実技2
14週
小論文の提出2
15週
小論文の発表2
16週
論文の報告
17週
文献講読
18週
文献講読
19週
文献講読
20週
製作4
21週
製作5
22週
実技3
23週
実技4
24週
文献講読
25週
文献講読
26週
論文の報告
27週
論文指導1
28週
論文指導2
29週
論文提出
30週
論文の発表会
履修上の留意事項・準備学習
幼稚園教諭・保育士になるために、実技に
考慮しながら、さらに幼児教育の研究ができ
るように卒業論文を作成する。論文作成に際
しては多くの文献を読まなければならない。
この授業を通して保育の総合力を身につける
ようにしていきたい。
教 科 書
適宜、資料を配布する。
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
出席および平常点50%、卒業論文50%で評
価する。
− 193 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
藤田 佳子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
幼児教育・保育の場面で有効的な「対面に
よる双方向コミュニケーション」を特徴とす
るパネルシアター研究を行う。この授業では
オリジナル作品に取り組み、自分の興味・関
心に応じた創作パネルシアターの制作・発表
を行う。子育ち応援隊「ぷち・ぴち」での発
表の他に、淑徳祭でも研究発表し、演じ方の
技術を身につける。実践で活かすことが出来
るパネルシアターについて、文献を読んだり、
討議を行ったりしながら各自の考えをまとめ、
研究レポート集を作成する。
到達目標:実践で役立つ創作パネルシアター
の作品を制作し、フィールドワーク等を通して
パネルシアターの実践力、支援方法の力を養う。
2週
前期のまとめ
16週
パネルシアターの現場での活用①
(文献を中心に)
17週
パネルシアターの現場での活用②
(討議を中心に)
18週
パネルシアターの現場での活用③
(各自の作品を中心に)
19週
現場で活かせるパネルシアター研究①
20週
現場で活かせるパネルシアター研究②
21週
現場で活かせるパネルシアター研究③
22週
淑徳祭での研究発表に向けて①
23週
淑徳祭での研究発表に向けて②
24週
淑徳祭研究発表についての相互評価とまとめ
25週
フィールドワークをふまえてのパネル
シアター研究
26週
研究レポート作成①
27週
研究レポート作成②
授業のオリエンテーション
28週
研究レポート作成③
パネルシアターとは何か
29週
研究レポート作成④
手作り教材の意義・制作の基本
30週
まとめ
授業計画
1週
15週
研究テーマの設定
3週
各自のテーマによるパネルシアター
研究(制作)①(構成)
4週
各自のテーマによるパネルシアター
研究(制作)②(下絵作成)
5週
各自のテーマによるパネルシアター
研究(制作)③(着色1)
6週
各自のテーマによるパネルシアター
研究(制作)④(着色2)
7週
各自のテーマによるパネルシアター
研究(制作)⑤(仕上げ1)
8週
各自のテーマによるパネルシアター
研究(制作)⑥(仕上げ2)
9週
演じ方研究①
10週
演じ方研究②
11週
演じ方研究③
12週
演じ方研究④
13週
演じ方研究⑤
14週
演じ方研究⑥
履修上の留意事項・準備学習
実習など保育の現場ですぐに生かすことが
できるように個人制作を基本とする。
制作のための材料は、各自で用意する。詳し
くは、授業のオリエンテーションで説明する。
制作や発表の課題提出の期日を守るように
計画的に準備をすること。
教 科 書
実習に役立つパネルシアターハンドブック
古宇田亮順 編 萌文書林 1,575円
参考図書
必要に応じて随時紹介する
成績評価方法
平常点(50%)、制作(20%)、発表(15%)、
レポート(15%)
− 194 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
諸井 サチヨ
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
幼少期に音楽が与える影響や効果について考
えることから始め、保育での音楽活動の重要性
についても考えていく。また歌唱や劇遊び、器
楽演奏等保育で必要な音楽活動をグループ単位
で行い、研究・発表を行なっていく。様々な活
動を通して、それぞれの音楽的感性を一層刺激
していく。お互いを評価し合いながら、表現力
を向上させていきたい。表現力豊かな保育者を
目指していく。
27週
研究推進
28週
発表
29週
30週
〃
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
グループ単位での活動がになるので、欠席
しないように心がけてほしい。
教 科 書
教科書の指定はなし
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
幼児期における音楽の役割
3週
保育における音楽活動の重要性
4週
〃
5週
手遊び歌
6週
手遊び歌・楽器の扱い方
7週
合奏
8週
中間まとめ・報告
9週
前期末発表に向けて課題設定
10週
研究推進
11週
〃
12週
〃
13週
〃
14週
発表
15週
発表・相互評価
16週
夏休み課題の発表
17週
夏休み課題の発表・評価
18週
研究発表に向け課題決め(淑徳祭)
19週
発表に向けて研究
20週
〃
21週
〃
22週
淑徳祭準備
23週
学年末研究発表に向けテーマ設定
24週
研究推進
25週
〃
26週
〃
参考図書
必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価方法
出席状況や授業への参加姿勢(50%)、発表
や提出物(50%)
出席率は重視する。
− 195 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:2 年
授業のテーマ・目的・到達目標
本講座では保育・幼児教育における子ども
の生命・環境・福祉等の領域の中から、各人
がどのような課題に興味・関心をもっている
のかを見極め、領域ごとに課題について研究
を 進 め、 発 表 や レ ポ ー ト、 意 見 交 換 を 行 い、
研究論考としてまとめる。そのことを通して、
保育に関する幅広い知識・情報を共有し、保
育者としての人間性と専門性への自覚を深め、
「保育を総合する眼」を養っていくことを目標
とする。
23週
淑徳祭研究推進③
24週
淑徳祭研究発表
25週
淑徳祭研究発表反省会
26週
卒業研究推進④
27週
卒業研究発表会①
28週
卒業研究発表会②
29週
卒業研究レポート作成
30週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
前期・淑徳祭参加研究に関してはグループ
活動が中心になるので、グループ活動が円滑
授業計画
に進むよう、欠席・遅刻をしないように心掛
1週
オリエンテーション
2週
第1研究テーマの設定と研究グループ
の編成
けること。研究テーマに結び付く保育・幼児
教育に関する情報・問題に常に関心をもち、
常に課題意識をもつよう努めること。
3週
研究推進①
4週
研究推進②
5週
研究推進③
6週
研究推進④
7週
第1研究テーマのまとめと発表
8週
第1研究テーマの発表の相互評価
9週
第2研究テーマの設定と研究グルー
教 科 書
特に指定しない。
参考図書
プの編成
必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価方法
10週
研究推進①
11週
研究推進②
12週
研究推進③
13週
研究推進④
14週
第2研究テーマのまとめと発表
15週
第2研究テーマの発表の相互評価
16週
卒業研究テーマの設定
17週
卒業研究推進①
18週
卒業研究推進②
19週
卒業研究推進③
20週
淑徳祭参加研究テーマの設定と作業
出席状況・活動への参画の積極性(40%)、
発表・提出物等(60%)で総合的に評価する。
分担編成
21週
淑徳祭研究推進①
22週
淑徳祭研究推進②
− 196 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
矢島 麻由美
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
この総合演習Ⅱでは、子どもの「心と体を
育てる」という大きな目的を含む「食育」の
方法論と、それを実践するために不可欠な学
生自身による自分への食育も学習する。さら
にこの実習で学んだことを現場で活かすため
の、社会人としての必要な心構えも同時に学
んでいく。
授業計画
1週
前期オリエンテーション
2週
心と体を育てる食育とは何か
3週
食と健康について
4週
食育テーマの設定
5週
食育方法の種類と事例
6週
各班のテーマによる食育研究と制作
各班のテーマによる食育研究と制作
各班のテーマによる食育研究と制作
(教材作成)
9週
23週
淑徳祭での研究発表に向けて
24週
評価と事後指導
25週
企画、計画、実践、評価を含めての
食育研究
26週
研究レポート作成
27週
研究レポート作成
28週
研究レポート作成
29週
研究レポート作成
30週
まとめ
・欠席、遅刻の場合は授業の前後に必ずその
理由を報告すること。
(計画)
8週
淑徳祭での研究発表に向けて
履修上の留意事項・準備学習
(計画)
7週
22週
各班のテーマによる食育研究と制作
・実習や現場ですぐに活かせる食育をめざせ
るような積極性を心がける。
・食育を実践するためには、自分自身への食
育を常に心がけること。
・授業を妨げる様な行為は減点対象とする。
教 科 書
検討中、後に掲示する
(教材作成、練習)
10週
各班のテーマによる食育研究と制作
(発表と評価、討論、研究)
11週
参考図書
必要に応じてその都度紹介する
各班のテーマによる食育研究と制作
(発表と評価、討論、研究)
成績評価方法
12週
フィールドワークに向けて
13週
フィールドワークに向けて
14週
フィールドワーク予定
15週
事後指導と前期のまとめ
16週
後期オリエンテーション
17週
現場における食育の活用(文献から)
18週
現場における食育の活用(各班の作品
出 席・ 積 極 性・ 貢 献 度・ 実 習 な ど で50 %、
制 作・ 提 出 物・ 発 表 な ど で30 %、 レ ポ ー ト
20%で総合的に評価する。
を通じて)
19週
現場で活かせる食育の研究
20週
現場で活かせる食育の研究
21週
現場で活かせる食育の研究
− 197 −
総合演習Ⅱ(保育実践演習) 2単位
山田 修平
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
紙芝居とその箱舞台を制作します。紙芝
居制作を通じて、子どもたちの目を輝かせる
表現、空間、コンテンツについて追及します。
紙芝居以外にも、身近な素材を使った造形遊
びを体験、考察、企画をし、実際に子どもた
ちと活動する場を設けます。
子どもたちを導く根本は、保育者自身がそ
の喜びを知っていることにあります。その喜
びを子どもたちに伝え、導き、共感する視点
を学び、実践、研究していきましょう。
25週
紙芝居 内容・頁作成
26週
〃
27週
〃
28週
紙芝居 発表
29週
〃
30週
総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
一人ひとりが主体的に自分の計画を進める
一方、相互に相談し、工夫、仕掛けなどを共
有し、協力しながら制作を進めていく姿勢が
大切。また、造形遊びでは、グループで活動
授業計画
を企画、実施するため、協調性、様々な意見
1週
オリエンテーション
2週
紙芝居研究と制作構想
3週
紙芝居制作計画作成
4週
紙芝居用箱舞台設計
5週
紙芝居用箱舞台作成
6週
〃 *随時、研究会を持つ
7週
〃 *随時、研究会を持つ
8週
〃 *随時、研究会を持つ
9週
〃 *随時、研究会を持つ
10週
〃 *随時、研究会を持つ
11週
〃 *随時、研究会を持つ
12週
〃 *随時、研究会を持つ
13週
まとめ考察
14週
紙芝居 内容・頁作成
15週
〃 *随時、研究会を持つ
16週
〃 *随時、研究会を持つ
17週
〃 *随時、研究会を持つ
18週
〃 *随時、研究会を持つ
19週
〃 *随時、研究会を持つ
20週
造形遊び研究
21週
〃
22週
造形遊び企画、準備
23週
〃
24週
淑徳祭発表
を調整する視点、他者から学ぶ姿勢も重要で
ある。作業が多いため、作業着なども工夫す
ること。
教 科 書
随時必要に応じた資料を配布
参考図書
必要に応じて紹介
成績評価方法
提 出 物( 作 品、 レ ポ ー ト、 出 席 カ ー ド )
30%、出席状況(欠席、遅刻)50%、平常点
20%から評価する。
− 198 −
教育相談(カウンセリング含) 2単位
日比 曉美
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
育相談、カウンセリングのあり方について学
めるためのカウンセリング・エクササイズも
ぶ。そのために必要なカウンセリングの基礎
ふくまれるので、主体的に取り組むことを期
的な知識、態度や技法について学ぶ。
待する。
子どものこころを理解し、育てるための教
ロールプレイや、自己理解・他者理解を深
とくに、幼稚園や保育所における子どもや
保護者との日常的なかかわりの中での支援の
あり方や、地域社会・関連する外部専門機関
教 科 書
授業において紹介する。
との連携・協力について理解を深める。
参考図書
授業において紹介する。
授業計画
1週
教育相談とは何か
2週
幼稚園・保育所における教育相談
3週
現代の子どもをとりまく環境
4週
子どもの心理と行動
5週
子どもたちに見られる問題(1)
6週
子どもたちに見られる問題(2)
7週
心理アセスメントと心理テスト(1)
8週
心理アセスメントと心理テスト(2)
9週
カウンセリングの理論
10週
教育カウンセリングの方法(1)
11週
教育カウンセリングの方法(2)
12週
教育カウンセリングの方法(3)
13週
教育カウンセリングの方法(4)
14週
地域社会・外部専門機関との連携
15週
まとめ
成績評価方法
定 期 試 験50 %、 授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度
30%、授業内レポート20%
− 199 −
教 師 論 2単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
幼稚園及び保育所における保育者論について
意見を出し合い、戦わせる場にして行こう。
講義名は教師論であるが、学習する内容は
講義形式での授業であるが、大いに議論し、
学ぶ。人的環境ではありながら、きわめて特
殊な役割を負う愛着の対象としての役割、子
どもにとってのyou的存在としての役割、環境
教 科 書
授業の中で紹介する。
に旺盛に働きかける子どもたちの水先案内人
としての役割など保育者の専門性について鮮
明なイメージを描けるようになることを目的
参考図書
適宜、紹介していく。
とする。
成績評価方法
平常点 50%
授業計画
1週
オリエンテーション、保育者の記憶
2週
保育者に求められる資質、倫理
3週
保育者の制度的位置づけ
4週
人的環境としての保育者
5週
愛着の対象としての保育者
6週
保育内容や文化伝統を仲介する役割
7週
保育者の専門的能力とは
8週
保育における自由の考え方
9週
保育内容の変遷
10週
保育者の役割の変遷
11週
保育の形態と指導方法
12週
特別なニーズを持つ子どもへの対応
13週
親の状況、関係づくり、支援、権利
擁護
14週
地域のなかでの役割、虐待への対応
など
15週
保育者集団と自己変革できる保育者像
− 200 −
テスト 50%
教育社会学 2単位
河野 志穂
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
を社会学的視点から捉える学問です。この授
してグループワークやディスカッションを行
業では、教育社会学独自の視点・考え方の基
うことがあります。皆さんの積極的な授業参
礎を学び、今、みなさんが持っている教育に
加を期待します。また、授業内でのリアクシ
かんする知識や理解を相対化することを目的
ョンペーパーへの記入や、授業外の宿題とし
としています。到達目標は、教育社会学の基
てミニレポートを課すことがあります。
教育社会学は、教育にかんする様々な現象
講義を中心としますが、授業内容等にかん
礎的知識や考え方を理解すること、そしてそ
れらを自身の経験に照らし合わせて応用する
こと、です。
教 科 書
特に定めません。毎回、レジュメや資料を
配布します。
授業計画
参考図書
1週
教育社会学とは何か
2週
教育と社会化-個人と社会-
3週
家族における教育と社会化(1)
-<常識>の問い方、見直し方-』
4週
家族における教育と社会化(2)
苅谷剛彦・濱名陽子・木村涼子・酒井朗
5週
家族における教育と社会化(3)
有斐閣(アルマ) 2,100円
6週
家族における教育と社会化(4)
7週
学校の社会的機能(1)
8週
学校の社会的機能(2)
9週
学校の社会的機能(3)
10週
保護者と教師の関係の変化
などの提出物(40%)、筆記試験(60%)で総
11週
いじめ問題
合的に評価します。
12週
ゆとり教育
13週
学校から職業への移行(1)
14週
学校から職業への移行(2)
15週
『教育の社会学 新版
(その他、必要に応じて授業中に紹介します)
成績評価方法
出席状況・受講態度・リアクションペーパー
(まとめ)
− 201 −
教育方法論 2単位
河野 志穂
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
現化するために必要な知識や技術について学
ディスカッションを行うことがあります。皆
びます。学習の目的は、学習者の発達段階や
さんの積極的な授業参加を期待します。また、
特性に応じた教育方法を学ぶことです。到達
授業内でのリアクションペーパーへの記入や、
目標は、教育者として学習面などの指導を行
授業外の宿題としてミニレポートを課すこと
う際に必要となる教育方法にかんする基礎的
があります。
教育方法論では、教育理念や教育目的を実
講義を中心としますが、グループワークや
な知識や技術を身に着けるとともに、それら
を応用する力を養うことです。
教 科 書
特に定めません。毎回、レジュメや資料を
配布します。
授業計画
1週
オリエンテーション:
参考図書
教育方法をなぜ学ぶのか
必要に応じて授業中に紹介をします。
2週
子ども理解-発達とは何か(1)
3週
子ども理解-発達とは何か(2)
4週
子ども理解-発達とは何か(3)
5週
子ども理解-発達の理論(1)
出席状況・受講態度・リアクションペーパー
6週
子ども理解-発達の理論(2)
などの提出物(40%)、筆記試験(60%)で総
7週
子ども理解-発達の理論(3)
合的に評価します。
8週
子ども理解-学習と動機づけ(1)
9週
子ども理解-学習と動機づけ(2)
10週
子ども理解-学習と動機づけ(3)
11週
教授法(1)
12週
教授法(2)
13週
教育理念の歴史(1)
14週
教育理念の歴史(2)
15週
成績評価方法
(まとめ)
− 202 −
教育方法論 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
であるが、さまざまな経験をするなかで成熟
をもち、それを使用した遊びや学習について
した大人になっていく。子どもがどのような
考えておくこと。
子どもは誕生時においていわゆる「白紙」
子どもの遊具や教材について日頃から関心
経験をするのか、またどのような方法で大人
が子どもに教育的体験をさせるのか、それら
を検討することによって子どもの教育内容は
教 科 書
適宜、資料を配布する。
より豊かなものになっていく。この講義では
具体的に幼稚園や小学校でどのような教育方
法を展開していけばよいのか、子どもの遊具
参考図書
授業のなかで紹介する。
や教材、さらに大人と子どもの関係に注目し
ながら、教育理論をもとにその方法論を導き
だして考察していきたい。
成績評価方法
出 席 状 況 お よ び 平 常 点(30%)、 定 期 試 験
(70%)で評価する。
授業計画
1週
幼児教育の内容と方法
2週
幼児教育の理論について
3週
幼児教育の方法について
4週
子どもの遊び
5週
子どもの遊びと学習
6週
幼児と芸術教育(1)
7週
幼児と芸術教育(2)
8週
幼児と芸術教育(3)
9週
教育方法論にみる大人と子ども(1)
10週
教育方法論にみる大人と子ども(2)
11週
幼稚園における教育方法
12週
小学校における教育方法
13週
教材について
14週
教育方法論における今後の課題
15週
まとめ
− 203 −
教育方法論 2単位
矢治 夕起
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
な成長を願い、一人一人にきめ細かく応じる
デオ等を鑑賞する。
保育者であれば誰しもが、こどもの健やか
講義形式が中心となるが、必要に応じてビ
ことのできる保育者でありたいと願うであろ
う。しかし、日々の保育では様々な場面で子
どもとの関わりに戸惑いを感じ、悩みを抱え
つつ子どもと向き合っているということが現
教 科 書
特に定めない。毎回、レジュメや資料を配
布する。
実ではないだろうか。
本講義では、こうした保育の営みを踏まえて、
子どもとともにつくる保育で大事にしたいこ
参考図書
必要に応じて授業中に紹介する。
と、その際保育者が理解しておくべき必要な保
育の基礎的事項、さらに具体的な保育実践の内
容を学ぶことを通して、保育を構想する力やこ
成績評価方法
出席状況・受講態度・リアクションペーパー
どもの活動にそって総合的に指導する力をを身
等提出物(30%)、筆記試験(70%)で総合的
に付けていくことを目指している。
に評価する。
授業計画
1週
オリエンテーション・アンケート
2週
保育とは何か
3週
「保育」の意図的側面と無意図的側面
4週
保育の基本
5週
幼児理解とは
6週
幼児の発達をとらえる・個と学級の
関係をとらえる
7週
環境の構成の意味
8週
幼児の活動と保育の展開
9週
一人一人に応じた指導
10週
遊びの指導
11週
様々な指導形態
12週
学びあい育ちあうクラスづくり
13週
園内外の環境を生かした保育
14週
保育者に求めれる専門性
15週
まとめ
− 204 −
国 語 1単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
する能力や子どもや保護者等大人とのコミュ
ことを目的に、各自作成した読書計画に従っ
ニケーション技能が大きく問われている。学
た読書活動を行う。最後に活動報告を提出す
生は自身の国語力―読む・書く・話す・聞く
る。
幼児教育現場では、乳幼児の国語力を育成
授業と並行して日常的に読書習慣をつける
能力の向上が必要である。わらべうた、絵本、
昔話、紙芝居等の児童文化財を活用しながら、
学生の国語力の育成を目指すとともに、乳幼
教 科 書
特になし
児が関心を持てる言葉環境構成能力の獲得を
目的とする。
参考図書
その都度、紹介する。
授業計画
成績評価方法
1週
オリエンテーション
2週
わらべうたの特色
3週
聞く・話す技術―早口ことば・こと
平常点20%、レポート50%、発表30%
ば遊び・なぞなぞ等
4週
読む・聞く技術―絵本
5週
話す・書く技術―敬語のTPO
6週
読む・書く技術―論文の読み方
7週
読む・書く技術―論文の書き方
8週
読む・聞く・話す技術―昔話
9週
書く技術―昔話を脚本化する
10週
紙芝居制作①
11週
紙芝居制作②
12週
紙芝居制作③
13週
発表する技術―昔話を語る
14週
発表する技術―紙芝居を実演する
15週
まとめ
− 205 −
国 語 1単位
清水 由美子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
において円滑なコミュニケーションがはかれ
育用語を中心に漢字の小テストも数回行う。
るようになることを目標とする。そのために、
さらに、授業計画にあげた内容以外にも、慣
社会人としてふさわしい話し方・書き方といっ
用句・ことわざ・時事用語などの基礎知識の
たスキルを身に付けることをめざす。特に、
学習も随時行う。内容が多く、予習・復習は
将来幼児教育に携わる者として必要な知識の
必須なので、真剣な態度で受講してほしい。
日本語を正しく理解・使用して、社会生活
全員が三分間のスピーチを行う。また、保
習得に重点を置く。
教科書
使用せず。
授業計画
1週
授業ガイダンス スピーチの組み立て
方について
2週
話し言葉と書き言葉のちがい
3週
敬語の使い方①
4週
〃 ②
5週
〃 ③
6週
〈敬語の使い方 小テスト〉
参考図書
適宜紹介する
成績評価方法
スピーチの内容(10%)
漢字小テスト(30%)
小テスト(20%) 期末試験(40%)
仮名づかい 原稿用紙の使い方
7週
書き言葉の技能①
8週
〃 ②
9週
〃 ③
10週
〈書き言葉の技能 小テスト〉
文章の修正
11週
文章の要約
12週
書簡文の基本 礼状の作成
13週
案内文・園だよりの作成
14週
就職試験対策
15週
まとめ
− 206 −
国 語 1単位
長谷部 比呂美
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
る者として、正しい言語の知識やゆたかな言
活字に親しむことを心掛けること。
幼稚園・保育園における教育・保育に携わ
日頃から、読書や新聞に目を通すことなど、
葉の感覚を身につけることが大切である。幼
児の言葉への興味や関心・言語活動を育むた
めに、言語能力が日々大きく成長する幼児期
教科書
授業において紹介する。
の言語発達の特徴について理解を深め、指導
者として求められる基本的能力を習得するこ
とを目標とする。「話すこと」「聞くこと」「読
参考図書
随時紹介する。
むこと」「書くこと」について、さまざまな題
材を用いて実践的に学ぶ。
成績評価方法
授業内レポート、小テスト70%、出席状況
30%を総合的に評価する。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
言語教育と「幼稚園教育要領」・「小
学校学習指導要領」
3週
言葉の魅力:詩の響き
4週
言葉の魅力:漢字と熟語の構造
5週
絵本の世界:読み語り①
6週
絵本の世界:読み語り②
7週
あいさつ・電話の応対
8週
敬語の用法
9週
文・文章の構成
10週
手紙①:気持ちをあらわす
11週
手紙②:正確に伝える
12週
レポート・案内状などの書き方
13週
プレゼンテーションの方法①
14週
プレゼンテーションの方法②
15週
まとめ
− 207 −
表現(リトミック) 1単位
森 千恵子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育の現場における音楽表現「歌唱・器楽・
履修上の留意事項・準備学習
・動きやすい服装(十分に身体が動かせるよ
うなもの、スカートは不向き)
身体表現」などの指導力を身につけるために
音楽技能の向上をはかる。ダルクローズのリ
トミックの教育理念をもとに、わらべ歌・手
・シューズ(底が比較的薄く、駈足やスキッ
プなどがしやすいもの)
遊び・リズム遊び・歌遊びを体験し、保育者
・積極的に授業に臨むようにする。
として必要な表現力を養い、保育実践に生か
せるようにする。
音楽を感じて身体で表現できるようにする。
授業計画
1週
教 科 書
必要に応じてプリント等を配布。
参考図書
必要に応じて参考資料を配布。
オリエンテーション・楽しいリトミッ
クの経験
2週
リトミックについて・基礎的な動き
3週
即時反応・楽しいリトミックの経験
4週
音楽を通じてのコミュニケーション・
成績評価方法
出席30%、発表内容30%、平常点(レポー
トも含む)40%をもとに総合評価
拍子
5週
遊び方の種類におけるミュージカル
ゲーム
6週
道具を使った表現とあそびⅠ
7週
道具を使った表現とあそびⅡ
8週
楽器を使った表現とリズムⅠ
9週
楽器を使った表現とリズムⅡ
10週
絵本を使った音楽表現の経験
11週
絵本を使った音楽表現の研究
12週
グループワークの発表
13週
音楽鑑賞と動き
14週
ボディーパーカッション
15週
まとめ
− 208 −
病児・病後児保育 2単位
永吉 美智枝
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
抱えながら成長するこどもの増加などに伴い、
の感想・質問等を記入してください。評価の
病気のこどもの保育の必要性が高まっていま
対象になるとともに次回以降の授業に反映し
す。子どもの病気や生活の変化、成長との関
ます。配布プリントは試験まで保管してくだ
連性を理解し、病児・病後児保育の専門性に
さい。
近年、社会情勢の変化や慢性疾患や障害を
毎回の授業時に配布する出席カードに授業
ついて習得することを目指します。
教 科 書
指定教科書はなし。
授業計画
適宜、資料を配布します。
1週
オリエンテーション
2週
病児と家族をとりまく環境
3週
病児・病後児保育の専門性
4週
子どもの観察と対応
5週
急性疾患児の保育
6週
慢性疾患児の保育
7週
医療的ケアを必要とする子どもの保育
参考図書
随時、紹介します。
成績評価方法
1/3以上の出席を評価対象とします。その
8週
病児の親の心理
上で毎回の出席カード(30%)とテスト(70%)
9週
家族への支援と連携
により評価を行います。
10週
医療保育士の活動:病児の遊びと生活
11週
医療保育士の活動:医療者との協働
12週
入院中の子どもの生活と保育
13週
ノーマライゼーション
14週
地域との連携
15週
まとめと考査
− 209 −
造 形 1単位
丸山 富之
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
な関わりをもとにした造形体験の場である。
ついては各自で補習して作品提出を行うこと。
この授業は、描画材、造形素材との身体的
公認も含めやむをえず欠席した時の実技に
ここで重要なのは、作品が出現することの
中 で の 作 者 の 心 の 動 き。 キ ー ワ ー ド は、 夢、
驚き、不思議、出会い、発見、想像。
教 科 書
授業時に指示。
この教室を、受講生全員で、有機的で動き
のある想像に満ちた生きた空間にすること。
そして、将来のあなたと子供たちの教室を
参考図書
必要に応じて紹介。
有機的で動きのある想像に満ちた生きた空間
にすることが、この授業の目的となる。
成績評価方法
すべての作品の提出、採点を行い、その総
授業計画
合得点と出席状況及び平常点により成績評価
1週
オリエンテーション
とする。日常の作品40%、出席状況40%、平
2週
描画体験 1.絵の具
常点20%。
3週
2.絵の具(三原色)
4週
3.クレヨン
5週
4.マジックインク
6週
5.墨
7週
造形体験 1.新聞紙
8週
2.画用紙
9週
3.石膏
10週
4.粘土
11週
5.粘土
12週
6.石
13週
7.木
14週
空間体験 1.ダンボール
15週
2.ダンボール まとめ
− 210 −
造 形 1単位
山田 修平
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
子 ど も た ち の 豊 か な 感 性、 表 現 に 気 づ き、
履修上の留意事項・準備学習
・活動に集中できるよう、動きやすく、汚れて
もいい格好(エプロン等)、工夫をすること。
受け止め、育むには保育者自身の表現体験、
鑑賞体験、活動を共有する体験が必要である。
本科目では、様々な造形活動を経験するこ
とで以下の体得を目指す。
1.子どもの表現を受け止め、共感し、育む
・グループによる制作が含まれるため、遅刻、
欠席のないように。
・作 品、 表 現 体 験 と と も に 制 作 の プ ロ セ ス、
指導のポイントを持ち帰ること。
視点
2.造形活動を立案する視点
3.様々な画材・素材・メディアの表現方法
教 科 書
随時必要に応じた資料を配布
また、表現及び指導法を考察するだけでな
く、グループで企画や制作を行い、チームで
動くことの意義を見出すことを目的とする。
授業計画
1週
参考図書
必要に応じて紹介
成績評価方法
提出物(作品、レポート、出席カード)、出
オリエンテーション 豆絵本づくり
2週
描画体験【お弁当絵本】技法体験
3週
描画体験【お弁当絵本】制作
4週
描画体験【お弁当絵本】制作
5週
描画体験【お弁当絵本】制作
6週
描画体験【お弁当絵本】制作
7週
描画体験【お弁当絵本】鑑賞
8週
影絵表現 企画
9週
影絵表現 制作
10週
影絵表現 制作
11週
影絵表現 制作
12週
影絵表現 制作
13週
影絵表現 発表 鑑賞
14週
逆再生ムービー 構想、撮影
15週
半期作品鑑賞 まとめ
席状況(欠席、遅刻)、平常点から評価する。
提出物30%、出席状況50%、平常点20%。
− 211 −
身体表現 1単位
二瓶 野枝
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
本講義では心と体の健康が相互に密接な関
係であることを理解し、幼児が自己の存在感
14週
発表会(テスト)
15週
まとめ(実技テストの講評、自己評
価など)
や充実感を味わいながら、身体を動かすこと
の楽しさを体験できるような身体表現やリズ
ム表現を取り上げる。
1.幼児の発育と表現活動の重要性を理解し、
各年齢の特性や身体能力に応じた身体表
現活動の援助法、創作法を学ぶ。
2.「運動遊び」「手遊び」「リズム遊び」「ゲー
ム遊び」を取り込みながら、実践的に使え
るダンスを体験し、創作技能を習得する。
履修上の留意事項・準備学習
動きやすい服装で、室内用の運動靴および
靴下を着用すること。
更衣は更衣室で済ませ、貴重品のみアリー
ナに持参すること。
教 科 書
特に使用せず、配布資料を用いる。
3.完成度の高い身体表現、及びさまざまな
状 況 に 即 し た 幼 児 へ の 指 導 法 を 習 得 し、
リズム運動や各種ゲームの創作力のレベ
参考図書
必要に応じて、授業内で適宜紹介する。
ル向上を目指す。
成績評価方法
授業計画
1週
オリエンテーション(授業の概要、
計画、成績評価などについて)
2週
ストレッチ、基礎運動、ゲーム
出席率と積極的な受講態度を最重視する。
( 出 席 率50 % + 受 講 態 度30 % + 実 技 テ ス ト
20%)
(仲間作り)
3週
表現あそびとゲーム
(コミュニケーションワーク)
4週
表現あそびとゲーム
(アイスブレイキング)
5週
素材を用いた身体表現1
6週
素材を用いた身体表現2
7週
素材を用いた身体表現3
8週
幼児体操1
9週
幼児体操2
10週
幼児体操3
11週
幼児体操、またはキッズダンスを
創作1
12週
幼児体操、またはキッズダンスを
創作2
13週
幼児体操、またはキッズダンスを
創作3
− 212 −
身体表現 1単位
樋口 恵理子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
につけておくべき身体意識と表現を経験する
靴下を着用すること。
本講義ではこどもが0歳から6歳までに身
動きやすい服装で、室内用の運動靴および
ことを目的に、子どもの心とからだの発達に
必要な身体表現あそびをいろいろな視点・角
更衣は更衣室で済ませ、貴重品のみアリー
ナに持参すること。
度から取り上げていく。
1.身体表現あそびに関する基礎知識や指導
法について「発達発育」「身体表現論」の
教 科 書
特に使用せず、配布資料を用いる。
立場から、発育段階における子どもの身
体と心の発達を理解する。
2.「表現あそび」「ゲーム」「身体運動あそび」
参考図書
必要に応じて、授業内で適宜紹介する。
「身体表現あそび」
「キッズレクリエーショ
ン」など実際に幼稚園や保育園で行われて
いる実技を習得する。
成績評価方法
出席率と積極的な受講態度を最重視する。
( 出 席 率50 % + 受 講 態 度30 % + 実 技 テ ス ト
20%)
授業計画
1週
オ リ エ ン テ ー シ ョ ン( 授 業 の 概 要、
計画、成績評価などについて)
2週
表現あそびとゲーム
(レクリエーションと仲間づくり)
3週
表現あそびとゲーム
(コミュニケーションワーク)
4週
表現あそびとゲーム
(アイスブレイキング)
5週
身体運動あそび(からだあそびを楽しむ)
6週
身体運動あそび(意欲を引き出す)
7週
身体運動あそび(ルールを理解する)
8週
身体表現あそび(自己を表現する)
9週
身体表現あそび(個性を知る)
10週
身体表現あそび(仲間と協力する)
11週
キッズレクリエーション
(プログラムの展開方法を学ぶ)
12週
キッズレクリエーション
(子どもへの言葉がけ、対応法を学ぶ)
13週
実践的なゲームの企画(指導案)
14週
実践的なゲームの企画(模擬授業)
15週
まとめ
(実技テストの講評、自己評価など)
− 213 −
自己表現・グループ表現 1単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
表現活動は、楽しく心が満たされる経験であ
具制作に必要な材料を準備すること。
乳幼児の心身の成長にとって、欠かせない
多くの絵本を準備し、読んでくること。玩
る。自らの感性を育て、創造性を培い、生き
積極的な授業参加が望まれる。
る力育成にもつながる体験となる。本講義で
は、多くの実践学習を通して、学生自身の表
現能力や指導力を高めるとともに、実際に子
どもと関わる際の保育技能の向上につながる
教 科 書
『乳児の絵本・保育課題絵本ガイド』
ミネルヴァ書房
ことを目標とする。「体・病気」「家族」「友人」
「異文化理解」
「言葉・文字」
「数字」
「自然科学」
「園行事」等の保育課題を絵本からイメージを
参考図書
その都度紹介する。
広げて表現活動に結びつける実践学習をする。
成績評価方法
出席・平常点20% 発表、レポート80%
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
乳児の発達と遊び
3週
いないいないばあ論
4週
0,1,2歳児造形遊び実践①
5週
0,1,2歳児造形遊び実践②
6週
幼児の発達と表現活動
7週
幼児の表現を育てる環境
8週
絵本から広がる表現活動
9週
保育課題絵本から、
10週
グループによる実践学習①
11週
グループによる実践学習②
12週
グループによる実践学習③
13週
グループ発表
14週
グループ発表
15週
まとめ
− 214 −
自己表現・グループ表現 1単位
藤田 佳子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育者として幼児と豊かに関わるために必
履修上の留意事項・準備学習
・制作や発表の課題提出期限を守るように計
画的に準備すること。
要なコミュニケーション力について体験を通
して学ぶ。前半は、自分の個性を生かし、相
手の表情を見ながらコミュニケーションを図
・パネルシアターは個人所有になるので、各
自で材料を用意すること。詳細については
授業内で説明する。
ることができるパネルシアターを学ぶ。後半
は、グループ活動による表現活動を体験的に
学ぶ。
到達目標:パネルシアターの技術を身につ
けるとともに遊びの保育技術を使った豊かな
教 科 書
みんなわいわいパネルシアター
藤田佳子 著 大東出版社 2,520円
表現力を養う。子ども達の生きる力をサポー
トできる、チームワーク力に優れ、かつ表現
力あふれた保育者になることを目標とする。
参考図書
必要に応じて随時紹介する。
授業計画
成績評価方法
1週
授業のオリエンテーション
・出席回数と授業に取り組む姿勢を重視する。
2週
パネルシアターの持つコミュニケー
・レポートや授業内課題により総合的に評価
する。
ション力
3週
パネルシアターの多様な表現分野
出席・平常点 (50%)
4週
パネルシアター制作①
課題提出・発表・レポート (50%)
5週
パネルシアター制作②
6週
パネルシアター制作③
7週
パネルシアター演じ方の実践①
8週
パネルシアター演じ方の実践②
9週
パネルシアター演じ方の実践③
10週
相手と関わる遊びと表現展開
11週
グループ活動①
12週
グループ活動②
13週
グループ活動③
14週
グループ活動④
15週
まとめ
− 215 −
教育課程総論 1単位
井口 眞美
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
<授業のテーマ>
1.授業内容にかかわるプリントを配布する
幼稚園教育要領に基づく教育課程に関する
基本的理解がすすめられるよう、DVD視聴等、
ので、ファイリングすること。
2.レポート課題や指導案作成を取り入れる
具体的な実例をもとに解説する。また、受講
ため、受講生の積極的な参加が望まれる。
生自身が自分の意見を記述したり課題レポー
*なお、受講生の実態やニーズに即して履修
トを作成したりする場を大切にしたいと考え
内容を若干変更することがある。
ている。
<目的>
1.幼稚園教育要領における保育の目標、子
教 科 書
保育所保育指針・幼稚園教育要領
どもの発達、保育内容の基本を理解する。
2.教育課程、指導計画等について学び、保
育が総合性をもつことを知る。
参考図書
授業時に随時紹介する。
3.保育の実際をイメージしながら、日案や
部分保育指導案を作成する。
成績評価方法
<到達目標>
出席及び平常点(授業への参画度、課題提
幼稚園教育要領の理解を深め、保育内容と
出等)50%、試験50%で評価する。
教育課程、指導計画の基本を学ぶ。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
幼稚園の保育内容…遊びを中心とし
た保育
3週
幼稚園教育要領と保育所保育指針
4週
子どもの発達
5週
保育のねらいと内容
6週
保育の記録
7週
教育課程・長期の指導計画
8週
短期の指導計画…部分指導案の作成①
9週
短期の指導計画…部分指導案の作成②
10週
特色ある教育課程①
11週
特色ある教育課程②
12週
保護者との連携
13週
短期の指導計画…日案の作成
14週
これからの保育に求められるもの
15週
まとめ
− 216 −
教育課程総論 1単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
基本的な考えを理解することを目的とする。
む課題などを取り入れるため、受講生の積極
講義内で実際に教育課程の編成及び指導計画
的な参加が望まれる。
本講義では、教育課程・保育課程に関する
講義形式を主とするが、グループで取り組
を作成することを通じて、幼稚園指導要領や
保育所保育指針、そして教育課程編成の実際
について理解を深めてもらいたい。
教 科 書
『最新保育講座⑤ 保育課程・教育課程総論』
柴崎正行・戸田雅美・増田まゆみ 編著
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
幼児教育の基本と教育課程
3週
保育内容の変遷と教育課程
4週
遊びと学び
5週
発達の理解と教育課程の編成
6週
長期計画と短期計画
7週
教育課程の評価・改善
8週
教育課程編成の実際①
9週
教育課程編成の実際②
10週
教育課程編成の実際③
11週
教育課程編成の実際④
12週
教育課程編成の実際⑤
13週
時代の変化と新たな保育・教育①
14週
時代の変化と新たな保育・教育②
15週
まとめ
2009 ミネルヴァ書房
参考図書
必要に応じて紹介
成績評価方法
出 席 及 び 平 常 点30 %、 レ ポ ー ト・ 課 題
20%、定期試験50%で評価する。
− 217 −
教育課程総論 1単位
山崖 俊子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
の保育過程に関する基本的な考え方を理解す
の前の子どもの心の状況に的確に見合った対
ることを目的とする。幼稚園教育要領や保育
応を可能にするための参考である。大切な事
所保育指針の理解、教育課程や保育過程の編
は、一人一人の子どもの心の理解である。
この授業では、幼稚園の教育課程や保育所
幼稚園の教育課程・保育園の保育内容は目
成の実際、今日的課題などについて、具体的
実習ではその点に留意されたい。
な実例や指導案作成に基づき理解を深める。
その前提として何より重視したいのは「子ど
も観・人間観」の確立である。「子どもの幸せ」
教 科 書
保育所保育指針・幼稚園教育要領
とはどういうことか、自らに引きつけて考える。
参考図書
最新保育資料集
授業計画
1週
オリエンテーション
森上史朗 監修 ミネルヴァ書房
2週
子どもが成長するとはどういうことか。
幼稚園教育要領解説
3週
どういう子どもに育てたいか。
文部科学省 フレーベル館
4週
保育者のできることは何か。
保育所保育指針解説書
保育者がしてはいけないことは何か。
厚生労働省 フレーベル館
その他随時紹介する。
5週
乳幼児の発達過程
6週
0,1歳児の発達とかかわり
7週
2歳児の発達とかかわり
8週
3歳児の発達とかかわり
9週
4歳児の発達とかかわり
10週
5歳児の発達とかかわり
11週
障害児等、関わりの難しい子どもへ
成績評価方法
出席・平城点30%、試験70%
のかかわり
12週
幼稚園教育要領・保育所保育指針を
読む
13週
〃
14週
〃
15週
まとめ
− 218 −
健 康 1単位
池田 若葉
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
子どもは傷つきやすい存在である。それ故
履修上の留意事項・準備学習
1.講義はそのつど資料を配布する。欠席し
に子どもを取り巻く環境(家庭、幼稚園・保
た場合は、同級生から資料及びノート並
育所、地域社会等)は、健康な生活をおくれ
びに下記の図書を参考に学習すること。
るように環境を整備されなければならない。
2.大学なので「大人」として扱う。言葉づ
子どもは、健康が保障されてはじめてイキイ
かい、授業中の態度など社会のルールを
キとした生活をおくれることが出来る。特に
意識して望むこと。
乳幼児期は、一生涯の基礎をつくる大切な時
3.講義中、質問をするので自由に自分の考
期であり、養育者をはじめ周囲の大人・保育
者の影響が大きい。私たちは子どもの身体や
えを述べること。
4.講義終了時に、毎回ミニテストを実施する。
心の発達の特徴を理解するとともに、病気や
ただし、成績には反映しない。
障碍(しょうがい)の有無にかかわらず、す
べての子どもの伸びる力を最大限に発揮させ
る役割を持っている。子どもの健康に強い保
教 科 書
特に指定しない。
育士になることを目標として授業を行う。
当日の配付資料を中心に講義を行う。
授業計画
参考図書
1週
オリエンテーション
保育内容「健康」
2週
子どもの健康の考え方
杉原隆+柴崎正行+河邊貴子 編
3週
子どもの健康問題
ミネルヴァ書房 2,400円
4週
子どもの身体の発育と健康
領域健康
5週
子どもの運動機能の発達と健康
近藤充夫 編 同文書院 1,900円
6週
子どものこころの発達と健康
保育内容「健康」を学ぶ
7週
子どもの遊びの意義と健康
村岡眞澄・竹本洋 編著
8週
子どもの健康と自立(生活リズム)
福村出版 2,000円
9週
子どもの安全能力と事故防止
10週
子どもの疾病予防
11週
子どもの健康管理
12週
子どもの健康と環境
13週
子どもの健康づくり
14週
子どもの健康対策
15週
まとめ―子どもの健康と保育者の役割
成績評価方法
1/3以上の出席を評価対象とします。出席お
よび授業態度40%、テスト40%、提出物20%
− 219 −
健 康 1単位
小山 修
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
子どもは傷つきやすい存在である。それ故
履修上の留意事項・準備学習
1.講義はそのつど資料を配布する。欠席し
に子どもを取り巻く環境(家庭、幼稚園・保
た場合は、同級生から資料及びノート並
育所、地域社会等)は、健康な生活をおくれ
びに下記の図書を参考に学習すること。
るように環境を整備されなければならない。
2.大学なので「大人」として扱う。言葉づ
子どもは、健康が保障されてはじめてイキイ
かい、授業中の態度など社会のルールを
キとした生活をおくれることが出来る。特に
意識して望むこと。
乳幼児期は、一生涯の基礎をつくる大切な時
3.講義中、質問をするので自由に自分の考
期であり、養育者をはじめ周囲の大人・保育
者の影響が大きい。私たちは子どもの身体や
えを述べること。
4.講義終了時に、毎回ミニテストを実施する。
心の発達の特徴を理解するとともに、病気や
ただし、成績には反映しない。
障碍(しょうがい)の有無にかかわらず、す
べての子どもの伸びる力を最大限に発揮させ
る役割を持っている。子どもの健康に強い保
教 科 書
特に指定しない。
育士になることを目標として授業を行う。
当日の配付資料を中心に講義を行う。
授業計画
参考図書
1週
健康を考える
保育内容「健康」
2週
子どもの健康の考え方
杉原隆+柴崎正行+河邊貴子 編
3週
子どもの健康問題
ミネルヴァ書房 2,400円
4週
子どもの身体の発育と健康
領域健康
5週
子どもの運動機能の発達と健康
近藤充夫 編 同文書院 1,900円
6週
子どものこころの発達と健康
保育内容「健康」を学ぶ
7週
子どもの遊びの意義と健康
村岡眞澄・竹本洋 編著
8週
子どもの健康と自立(生活リズム)
福村出版 2,000円
9週
子どもの安全能力と事故防止
10週
子どもの疾病予防
11週
保育所・幼稚園での子どもの健康管理
12週
子どもの健康と環境
13週
子どもの健康づくり
14週
子どもの健康対策
15週
まとめ―子どもの健康と保育者の役割
成績評価方法
− 220 −
定期試験100%
人間関係 1単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
この世への誕生により愛情に溢れた人間関係
の成長に寄与できるところまで人間関係の理
網の目のなかに受け止められて自らも他者と
解の深まりを求めます。よい成長や学びので
関わり、自分と他者の考えや行動を重ね合わ
きるクラス集団作り・クラスの人間関係作り
せて理解する社会性を身に着けていく。本講
をしつつ授業に臨んでほしい。
人の命は両親の濃密な人間関係に端を発し、
学び合う関係における自分自身と学生集団
では乳幼児が人と関わる力を付けていく道筋
の理解を深め、保育者の役割について学習し、
人間関係を育てる保育内容としての遊びのイ
教 科 書
保育内容 人間関係
メージを豊かにもてるようにし、必要な時に
民秋言 小田豊 栃尾勇 武藤隆
取り出せるよう蓄積を図る。
北大路書房 1,785円
授業計画
参考図書
1週
オリエンテーション、レポート作成
2週
特別な人的環境としての保育者
3週
6領域の社会と5領域の人間関係の
必要に応じて紹介
成績評価方法
平常点30% テスト70%
違い
4週
幼稚園教育要領と保育指針の位置づけ
5週
子どもの育ちにおける道徳性の意味
6週
保育者ティームで保育する問題
7週
家庭での子育てを支援する必要性
8週
人間関係の発達 間情動性の成立
9週
人間関係の発達 間意図性の成立
10週
生涯発達における愛着の持つ意味
11週
他者とイメージを共有することの意味
12週
遊ぶこととイメージの共有の関係
13週
人間関係の発達的変化と保育者の役割
14週
人間関係に問題を抱える子どもの理解
15週
人間関係に問題を抱える子どもの指導
− 221 −
人間関係 1単位
野﨑 恵子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
に学ぶ。子どもが周囲の人々との関係の中で人
を補いながら進める。講義中心だが、学生自
とかかわる力を形成することを理解し、人との
身が主体的に考えて参加すること。毎回、翌
かかわりを育てる保育者の役割などについて、
週の予習箇所を指定する。
本講では、人とのかかわりの重要性を総合的
授業は適宜、参考文献により教科書の内容
演習を適宜取り入れながら考えていく。
教 科 書
『最新保育講座8 保育内容「人間関係」』
授業計画
1週
保育の基本と人とのかかわり①
森上史朗・小林紀子・渡辺秀則(編著)
2週
保育の基本と人とのかかわり②
ミネルヴァ書房 (2,200円+税)
3週
人とのかかわりの発達①
4週
人とのかかわりの発達②
5週
子どもの生活と人とのかかわり①
6週
子どもの生活と人とのかかわり②
厚生労働省『保育所保育指針』
7週
遊びのなかで育つ人とのかかわり①
フレーベル館 (120円+税)
8週
遊びのなかで育つ人とのかかわり②
文部科学省『幼稚園教育要領』
9週
人とのかかわりの育ちを見る視点①
フレーベル館 (100円+税)
10週
人とのかかわりの育ちを見る視点②
11週
人とのかかわりの育てる保育の実践①
12週
人とのかかわりの育てる保育の実践②
13週
人とのかかわりの育てる保育者の役割
期末試験 :60%
14週
領域「人間関係」をめぐる諸問題
出席・態度 :20%
15週
まとめ
提出物 :20%
その他、毎回プリントを使用する。
参考図書
その他、必要に応じて紹介する
成績評価方法
− 222 −
環 境 1単位
中村 輝美
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
な授業を通して子どもは身のまわりのものや
いてもらう予定である。実習などを振り返り、
人などにかかわりながら成長発達していくこ
保育現場の室内・屋外の環境を思い起こして
とを認識していることと思う。身のまわりの
おくこと。
この授業の受講者は、既に実習やいろいろ
毎回の授業の最後に、感想や質問などを書
ものや、人・自然・社会など、即ちこれが環
境である。子どもたちの環境は、時代と共に
大きく変わってきている。そうした環境の変
教 科 書
主にプリントを使用する。
化についても触れながら、子どもが健康・安
全で自己を十分に発揮し活動できるような環
境づくりについて学んでいく。特に、子ども
参考図書
授業時に随時紹介する予定。
とさまざまな環境とのかかわりの様子や活動
のメインとなるあそびの環境づくりに焦点を
当てて、一緒に考えていきたい。
成績評価方法
出席(40%)、平常点(30%)、テスト(30%)
授業計画
1週
環境ってなに?(オリエンテーション)
2週
領域「環境」のねらいと内容
3週
身近なものとのかかわり
4週
主に玩具とのかかわり
5週
自然や動植物とのかかわり(その1)
6週
〃 (その2)
7週
人や地域とのかかわり
8週
数量や文字とのかかわり(その1)
9週
〃 (その2)
10週
時間や季節とのかかわり
11週
乳幼児の安全環境
12週
0・1・2歳児の遊び環境づくり
13週
3・4・5歳児の遊び環境づくり
14週
子どもにみる情報環境の広がり
15週
まとめと考査
− 223 −
言 葉 1単位
岸澤 藤子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
本講義ではまず、乳幼児がどのように言葉を
獲得していくのか、言葉の育つ道筋を学ぶ。次
に事例により、保育場面における乳幼児の言葉
と保育者の言葉を研究し、子ども主体の保育を
履修上の留意事項・準備学習
①常日頃から乳幼児の言葉に関心を向け、注
意深く耳を傾ける。
②パネルシアターかエプロンシアターを各自
制作し、演じるための準備をしておく。
実現する保育者のあり方について理解を深め
る。さらにまた、絵本やパネルシアターなどの
児童文化財に触れ、知識と技能を習得する。
教 科 書
演習 保育内容 言葉
戸田雅美 編著 建帛社 1,470円
授業計画
参考図書
1週
オリエンテーションと素話について
2週
言葉の発達①(胎児期)
子どもとことば
3週
言葉の発達②(0〜1歳)
岡本夏木 岩波書店 700円
4週
言葉の発達③(2〜3歳)
5週
言葉の発達④(4〜5歳)
6週
領域「言葉」について
成績評価方法
試験40%、受講状況20%、実技20%、課題
提出20%
7週
実技発表①と文字について
8週
実技発表②と事例研究①
9週
実技発表③と事例研究②
10週
実技発表④と事例研究③
11週
実技発表⑤と紙芝居について
12週
実技発表⑥と絵本について
13週
保育者の言葉(ビデオ視聴と討論)
14週
言葉をめぐる問題
15週
まとめ
− 224 −
言 葉 1単位
藤田 佳子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
この授業では保育内容「言葉」について学ぶ。
子どもは誕生してからどのようにして言葉を
覚え、話せるようになるのか、その学習過程
を学ぶ。また、その学習過程において親や保
育者が子どもに「どの時期に」「どのようにか
かわるか」が子どもの言葉の獲得に大きな影
響を与える。その関わり方について事例をも
14週
わり(2)
15週
すもっとも身近で大切な「絵本」についての
知識と「読み聞かせ」を中心にした技術や実
践力も学ぶ。
到達目標:言葉の発達について理解し、実
習など実際に子ども達と接するときに適切な
対応が出来るようになること。そのアプロー
チの一つである「絵本」「紙芝居」の技術につ
いて基本を身につけること。
・保育現場で役立つ技術や実践力を身につけ
るため、「絵本の読み聞かせ」「紙芝居の読
み方」を毎回の授業で数名ずつ発表する機
2週
会を設ける。
・授業内容を確認する目的で原則毎回、「小テ
スト」を行う。
・授業の予習として該当する範囲の教科書を
事前に読んでおくこと。
・発表者は、しっかりと準備をして臨むこと。
教 科 書
「子どもと言葉」
岡田明 編 萌文書林 1,680円
授業計画
1週
参考図書
授業のオリエンテーション
必要に応じて随時紹介する。
「言葉」とはなにか
3週
子どもの発達とことばの発達(1)
4週
子どもの発達とことばの発達(2)
5週
子どもの発達とことばの発達(3)
6週
子どもの発達と環境(1)
7週
子どもの発達と環境(2)
8週
言葉の面にあらわれた問題の理解と
成績評価方法
出 席・ 平 常 点(20 %)、 小 テ ス ト(10 %)、
課題提出・発表(40%)、筆記試験(30%)
対応(1)
9週
言葉の面にあらわれた問題の理解と
対応(2)
10週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
とに保育者として現場での適切で柔軟な対応
ができるように学ぶ。また、言葉の発達を促
言葉かけを中心にしての援助とかか
言葉の面にあらわれた問題の理解と
対応(3)
11週
領域「言葉」のねらいと内容
12週
領域「言葉」の具体的な内容
13週
言葉かけを中心にしての援助とかか
わり(1)
− 225 −
相談援助 1単位
田村 惠一
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
象に対する正確な認識とともに、現実の問題
活用され展開されているかを具体的な事例を
に対して一定の解決に向けた援助活動を展開
紹介し、かつ討議やロールプレイを通して意
しなければならない。本講では、保育場面に
見の交換や援助の実際についての疑似体験が
おける、相談援助の概要の理解と方法・技術
できる機会をつくりながら演習を展開したい。
について理解するとともに、課題の解決に向
また実習における実践やそこで生じたことを
けた援助の具体的展開について理解する。さ
通してスーパービジョンの方法もとりいれる
らに、保育におけるソーシャルワークの応用
ため、積極的な発言を期待したい。
社会福祉は実践の科学といわれており、対
保育場面において、援助技術がどのように
と事例分析を通して対象への理解を深めるこ
とをねらいとする。
教 科 書
必要に応じて紹介する。
授業計画
参考図書
1週
相談援助の意義と概要
2週
事例を通して援助方法の習得
3週
事例を通して各種援助技術の確認
4週
インテーク面接
5週
アセスメント
口頭発表の内容、態度、討論においての積
6週
プランニング
極性、出席状況を含めた平常点(50%)、提出
7週
介入の実際
レポートの内容(50%)を考慮して評価する。
8週
〃
9週
〃
10週
〃
11週
〃
12週
社会資源の活用
13週
社会福祉制度の活用
14週
自己覚知について考える
15週
まとめ
随時、紹介します。
成績評価方法
− 226 −
相談援助 1単位
藤森 徳子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
複雑化しているなか、保育士にはソーシャル
ロールプレイなどを用いた演習も行うため、
ワークを用いて相談援助を行うことが求めら
学生の積極的な発言など、授業への積極的な
れている。
参加姿勢が求められる。
今日、子どもをめぐるニーズが多様化かつ
本講義は受け身の講義形式だけではなく、
本講義は、保育場面における相談援助の概
要の理解と方法・技術について理解するとと
もに、課題の解決に向けた援助の具体的展開
教 科 書
必要に応じて紹介します。
について理解する。さらに、保育におけるソー
シャルワークの応用と事例分析を通して対象
への理解を深めることを目標とする。
随時、紹介します。
授業計画
1週
参考図書
成績評価方法
口頭発表の内容、態度、討論における積極性、
相談援助とソーシャルワーク
提出レポートの内容、出席状況を含めた平常
(保育場面における相談援助)
2週
相談援助の理論と意義
点(50%)、定期試験(50%)を考慮して評
3週
相談援助の機能と技術
価する。
4週
相談援助の原則と倫理
5週
相談援助者の価値観
6週
相談援助の対象
7週
相談援助の過程
8週
相談援助を展開するためのスキル
≪記録≫
9週
相談援助を展開するためのスキル
≪コミュニケーション≫
10週
相談援助を展開するためのスキル
≪共感的理解と傾聴≫
11週
援助を展開するためのスキル
≪自己覚知≫
12週
関連機関・専門職との連携および社
会資源
13週
事例分析≪児童虐待への対応事例≫
14週
事例分析≪障害のある児童と保護者
への対応事例≫
15週
まとめ
− 227 −
社会福祉 2単位
亀山 幸吉
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
テーマである。今日、わが国の子どもたちは
デオ等を使用する。
子どもの健全な発達は社会全体がかかわる
授業方法は、実際を知ってもらうためにビ
心身共に健やかに生きることが保障されてい
るのであろうか。そのように問題の本質を深
教科書は特に使わないが資料を毎回使うの
でノートにとじておいてほしい。
め、子どもや家庭の福祉を≪社会≫という視
点から深め、あるべき福祉社会を考える学問
である。
教 科 書
資料を配布するので特に指定しない。
授業計画
参考図書
1週
オリエンテーション(学ぶ意義)
①新・社会福祉
2週
社会福祉の範囲
亀山幸吉 他著 中央法規 2,500円
3週
社会福祉の歴史(欧米)
②新版・社会福祉
4週
〃 (日本)
亀山幸吉 他著 チャイルド社 1,800円
5週
社会福祉の基本理念
③よくわかるファミリーソーシャルワーク
6週
児童福祉
亀山幸吉 他著 ミネルヴァ書房
7週
家庭福祉
2,500円
8週
女性福祉
9週
障害者福祉
10週
老人福祉
授業態度、リアクションペーパー(40点)
11週
社会福祉の援助技術
ペーパー試験(60点)
12週
海外の社会福祉
13週
社会福祉の今後の課題と展望
14週
まとめ1
15週
まとめ2
成績評価方法
− 228 −
社会福祉 2単位
塩野 敬祐
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
1.社会福祉全般に関して、その理念体系を
理解することを基本とする。
履修上の留意事項・準備学習
①予習復習確認テストを実施するので、教科
書を繰り返し読むことが求められる。予告
2.我が国の社会福祉の体系を概括的に理解
する。
される次回の範囲の中で、理解しづらいと
ころをチェックし、講義の中で理解に至っ
3.社会の動向と社会福祉の関連を理解する。
たかを振り返り、不十分であれば質問する
4.社会保障等の関連の深い制度の概要を理
習慣を身につけてもらいたい。
解する。
②DVD教材を観た後、自分で考察ポイントを
挙げて、それに添って考えられるように練
5.制度の歴史的展開について理解する。
習すること。
授業計画
1週
社会福祉の定義
2週
社会福祉の理念と概念
3週
社会福祉の対象と主体
4週
社会福祉ニーズの変容
5週
社会福祉の発展
教 科 書
『現代社会と福祉』
塩野、福田 編 弘文堂 2,625円(税込)
参考図書
『国民の福祉の動向 2011/2012』
6週
社会福祉法制の体系
7週
社会福祉のサービスの実施体系
8週
社会福祉サービスの評価と情報提供
9週
社会福祉の財政と費用負担
10週
社会福祉サービスにおける公私の役割
①出席・平常点(50%)
11週
社会保障及び関連制度の理解
②定期試験(50%)
12週
社会福祉専門職
13週
少子高齢社会への対応
14週
利用者保護制度の概要
15週
(財)厚生統計協会 2,100円
成績評価方法
(まとめ)
− 229 −
社会福祉 2単位
土井 直子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
立つ基礎知識を習得する。
りと復習していくことが望ましい。
社会福祉に関する理解をふかめ、実践に役
正確な知識の習得をめざすために、しっか
ソーシャルワークと社会福祉とのつながり
を理解し、福祉の仕事の現状を考える。
目的意識を持って、講義に出席し、積極的
に参加することが求められる。
社会における福祉問題に興味を持ち、社会
私語は厳禁。
福祉の今後について考える。
到達目標
社会福祉の必要性を理解できるようになる。
教 科 書
『よくわかる社会福祉』
山縣文治・岡田忠克 編
授業計画
ミネルヴァ書房 2625円
1週
ガイダンス
2週
社会福祉の範囲
3週
社会福祉の問題を考える
4週
社会福祉の政策を知る
平岡公一 ほか
5週
社会福祉の制度を理解する
有斐閣 3570円
6週
女性福祉について考える
7週
子どもの問題について考える
8週
国際福祉について考える
9週
英米におけるソーシャルワーク
10週
日本におけるソーシャルワーク
11週
ソーシャルワークの理念と社会
12週
福祉国家の形成について考える
13週
つながりの再構築を考える
14週
今後の福祉を考える
15週
まとめ
参考図書
『社会福祉学』
成績評価方法
出席40%・定期試験30%・平常点30%
− 230 −
児童家庭福祉 2単位
島田 恭子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
「すべての児童は家庭で、正しい愛情と知識
履修上の留意事項・準備学習
・授業は指定教科書を使用した講義が中心で
あるが、主体的に学ぶこと。
と技術をもって育てられ」と児童憲章に謳わ
れているように子どもは家庭で家族と共に育
ち、社会の一員になることが望ましい。しかし、
近年の児童を取り巻く家庭環境は複雑、深刻
になっている。児童の福祉はその家庭を含め
・視聴覚等の学び、ディスカッション等によ
る授業進行もある。
・将来の現場で活用できる活きた知識を学ぶ
場であることを意識すること。
た支援を対象としなければ児童の健全な生活
が保障できないことが問題視されてきた。そ
して、児童を持つ家庭の自立を家庭を単位と
教 科 書
児童の福祉を支える 児童家庭福祉
して支援することが社会全体の課題となって
吉田眞理 著 発行所 萌文書林
いる。本講座では児童家庭福祉の理念と概念
定価(本体2,000円+税)
を学び、保育士として児童の福祉に貢献でき
るよう基礎的な知識の習得と理解を深めるこ
とを目的とする。
授業計画
参考図書
適宜、資料を配布する
成績評価方法
1週
オリエンテーション
定期試験 (80%)
2週
児童家庭福祉の理念と概念
まとめの小テスト (20%)
3週
児童家庭福祉の構造と児童観
4週
児童家庭福祉と保育
5週
子どもの権利を護る仕組み
6週
子ども観の変遷
7週
小まとめ
8週
児童家庭福祉の制度と法体系
9週
社会的養護と児童福祉施設等
10週
児童家庭福祉の専門職・実施者
11週
児童虐待への取り組み
12週
子育て支援サービス
13週
障害のある児童・少年非行
14週
現代の児童家庭福祉の課題と展望
15週
(まとめ)
− 231 −
保育原理 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
な角度から学び、「保育」について各自の考え
取り入れるため、受講生の積極的な参加が望
を確立できるようになることを目的とする。
まれる。
本講義では、保育の理念や変遷について様々
講義形式を主とするが、レポートや課題を
主に前半では、保育や子ども概念のこれまで
の変遷や発展を学ぶ。後半は保育所保育指針
の内容を深め、実際の保育に関して念頭に置
教 科 書
なし(適宜、資料を配布する)
いておくべき理念・事項について学ぶ。
参考図書
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
保育とは
3週
子どもの発達と理解
4週
諸外国の保育と歴史①
5週
諸外国の保育と歴史②
6週
日本の保育と歴史①
7週
日本の保育と歴史②
8週
子ども観・保育観の変遷
9週
保育所保育指針①
10週
保育所保育指針②
11週
保育所保育指針③
12週
保育所保育指針④
13週
現代の保育の課題①
14週
現代の保育の課題②
15週
まとめ
「保育所保育指針」を指示に応じて持参する
こと。
成績評価方法
出席及び平常点30%、定期試験70%で評価
する。
− 232 −
保育原理 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
より、保育の本質について考察していく。そ
見をもつことができるようにすること。
保育についてその理論と方法を学ぶことに
授業を通して保育について自分の考えや意
の際、保育の歴史や子ども観の変遷を考察し
ながら、子どもの立場を考慮した保育とはど
のようなものかを考え、児童中心主義の思想
教 科 書
適宜、資料を配布する。
を深めるようにしていきたい。また、保育の
理論を保育所や幼稚園においてどのように生
かしていけばよいのか検討していく。
参考図書
必要に応じて紹介する。
幼稚園教育要領・保育所保育指針
授業計画
1週
保育原理を学ぶために
2週
保育の本質
3週
保育と子ども
4週
保育の歴史 外国1
5週
保育の歴史 外国2
6週
保育の歴史 外国3
7週
保育の歴史 日本1
8週
保育の歴史 日本2
9週
保育の歴史 日本3
10週
保育所における保育
11週
幼稚園における保育
12週
保育所保育指針について1
13週
保育所保育指針について2
14週
保育所保育指針について3
15週
まとめ
成績評価方法
出 席 お よ び 平 常 点30%、 定 期 試 験70%で
評価する。
− 233 −
保育者論 2単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
的な位置づけを学ぶ。また、現場における保
ンを設けるため、受講生の積極的な参加が望
育士の専門性や職員同士の協働を事例を通し
まれる。
保育者の役割と倫理について理解し、制度
講義の他、グループ討議やディスカッショ
て学び、専門的知識のみならず、専門職とし
日常的な保育士の仕事理解に努めるよう選
ての成長の必要性についても理解する。
考図書を読むように心がけること。
授業計画
教 科 書
保育所保育指針
1週
保育士とは?
2週
保育士の制度的な位置づけ
3週
保育士の専門性 ①養護と教育
4週
保育士の専門性 ②養護
5週
保育士の専門性 ③教育
6週
保育士の専門性 ④資質と能力
7週
保育士の専門性 ⑤知識、技術、判断
8週
保育士の専門性 ⑥保育の省察
9週
保育士の専門性 ⑦保育課程による保
10週
保育者の協働
11週
保護者及び地域社会との連携 ①
12週
保護者及び地域社会との連携 ②
13週
専門機関との連携
14週
生涯発達とキャリア形成
15週
まとめ
参考図書
その都度紹介する。
成績評価方法
育の展開と自己評価
− 234 −
出席、平常点30% 試験70%
保育者論 2単位
馬場 結子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
一人の子どももその時その時の状況によって
ら、今後どのような保育者になるべきか、自
異なっている。そうした子どもの姿を理解す
分の保育を考え、構築していく準備をしても
ることが保育者には求められる。また、早期
らいたい。
子どもは一人ひとり異なるばかりではなく、
受講生は保育所や幼稚園を念頭におきなが
教育が求められる今日において、知的教育を
子どもに施すあまり、子どもの想像力や感性
が失われつつある。このような点に注意を向
教 科 書
適宜、資料を配布する。
けながら、子どもの立場を理解した保育者と
はどのようなものかを考えていきたい。
参考図書
必要に応じて紹介する。
授業計画
1週
保育者論を学ぶにあたって
2週
保育と子ども1
3週
保育と子ども2
4週
保育と子ども3
5週
保育者の専門性1
6週
保育者の専門性2
7週
保育者の専門性3
8週
保育所・子ども・大人
9週
幼稚園・子ども・大人
10週
子どもを取り巻く問題
11週
保育者と家庭の関わり
12週
保育者の連携
13週
保育者の課題1
14週
保育者の課題2
15週
まとめ
成績評価方法
出席および平常点30%、定期試験70%で評
価する。
− 235 −
社会的養護 2単位
加藤 芳三
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
1.児童福祉施設等で生活する児童の事例を
11週
は教えてくれないこと!!」〜多問題
通して、子どもの生活への具体的援助の
あり方を学ぶ。
2.社会的養護の果たすべき役割や児童福祉
施設等が果たすべき役割等について学ぶ。
3.児童福祉施設等における社会的養護の実
家庭への援助・支援の実際など〜
12週
の生活と権利について学ぶ。
5.児童福祉施設等で働く保育士(生活支援員)
としての役割と子どもへの援助のあり方
を学ぶ。
13週
中心から家庭的養護中心への社会的
プロローグ/①自己紹介 ②授業計
別講義の前編)
特別講義Ⅱ(後編)「児童や家庭に対
する支援と児童・家庭福祉制度(児
童福祉論)の概要」
3週
現代社会と社会的養護問題…現代の
家族と児童の権利擁護
4週
社会的養護の国際的発展とわが国の
特徴…社会的養護の歴史と現状
5週
社会的養護の対象と体系…社会的養
護とは何か?
6週
(研究課題)児童虐待の防止と子ども
社会的養護の理念と基本原理…子ど
も家庭支援の必要性
8週
施設での社会的養護の支援内容…子
どもの自立支援
9週
14週
像への取り組み…!!
15週
まとめと考査
るよう、全員が最低限度の受講マナーを守る
こと。
子どもや家庭に関連する新聞や雑誌の記事
をチェックし、常に最新の情報を把握するた
め、積極的に質問すること。
なお、授業の中で必要に応じて、ロールプ
レイやグループワーク等の演習を取り入れる
と共に、ゲストスピーカーを招き、直接当事
者や現場の話が聞けるよう配慮します。
教 科 書
社会的養護
(ゲストスピーカー)「幼いときから
櫻井慶一 編著
北大路書房 1,785円(税込)
社会福祉小六法(2013年版)
ミネルヴァ書房 1,680円(税込)
参考図書
その他は必要に応じて紹介します。
の全身性障碍者からの「生きる」と
いうことの話!!」
10週
(研究課題)社会的養護の課題と将来
(新・保育ライブラリー保育・福祉を知る)
の権利擁護とは…!!
7週
養護の転換
常に、良好で、快適な学習環境を維持でき
画と達成目標等 ③特別講義Ⅰ(特
2週
社会的養護の今後の課題…施設養護
履修上の留意事項・準備学習
授業計画
1週
児童福祉施設の運営管理…施設にお
ける運営管理の理念と原則
際について考察し、理解する。
4.社会的養護によって生活する子どもたち
(ゲストスピーカー)
「おそらく学校で
施設での社会的養護における援助技
成績評価方法
術…援助・支援のあり方
定期試験(70%)と出席状況(20%)、
授業態度(10%)
− 236 −
社会的養護 2単位
恒松 大輔
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
1.児 童福祉施設で生活する児童の事例を通
履修上の留意事項・準備学習
・授業中は私語を慎み、質問等を通して積極
的に授業に参加してください。
して、子どもの生活への具体的援助の在
り方を学ぶ。
2.具体的テーマや子どもの抱える課題につい
て演習を通して実践的能力を身につける。
3.児 童生活支援、家族支援の計画から援助
・質問用紙を出してくれれば、質問に毎回答
えたい。
・一方的講義だけでなく、会話・やり取りを
多くしたい。
までの実際を理解する。
4.援 助者としての施設職員の在り方につい
て理解する。
教 科 書
特に指定しない。
授業計画
参考図書
特に指定しない。
1週
子どもの社会的養護
2週
日本における社会的養護の仕組み①
3週
〃 ②
4週
ワーク
定期試験 80%
5週
社会的養護に携わる専門職
出席・授業態度及び授業内課題 20%
6週
家庭支援の理論と実践
7週
家庭的養護の理論と里親制度
8週
乳幼児の生命と健やかな育ちの保証
9週
非行のある子どもの自立支援
10週
情緒障がいのある子どもの社会的養護
11週
知的・身体的障害のある子どもの社会的養護
12週
高齢児の自立支援
13週
児童養護施設の目的と役割
14週
児童養護施設における権利擁護
15週
まとめ
成績評価方法
− 237 −
乳児保育 2単位
右崎 節子
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
人が育つとはどういうことか?
0歳児~2歳児の保育にたずさわる者とし
て乳児保育の基本・役割を明確にし、保育者
の責任を十分に理解する。
保育者は、一人ひとりの人格を尊重し、「子
どもの最善の利益」を考慮しながら的確な保
育を行なっていくこと、保護者への支援と地
域の子育て家庭への支援、さまざまな機関と
の連携など保育所の役割と社会的責任が強く
求められている。そのためには、乳児保育に
必要な理論・知識・技術を具体的に体得する。
しかし乳児は知識やマニュアルだけでは育た
ない。保育現場での事例や課題に取り組む中
で問題解決の基本と乳児への基本を理解する。
保育者として主体性を持った人としての育ち
をはぐくみ「創造していう保育」を学習の基
礎におく。
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
16週
乳児保育とは
胎児期から誕生そして人間へ
保育所保育方針と乳児保育Ⅰ
保育所保育方針と乳児保育Ⅱ
0歳児前半・後半の子どもの姿と大
人の役割
事例研究=0歳児の姿と保育者の援
助の基本
1歳児前半・後半の子どもの姿と大
人の役割
事例研究=1歳児の姿と保育者の援
助の基本
2歳児前半・後半の子どもの姿と大
人の役割
事例研究=2歳児の姿と保育者の援
助の基本
日々の生活から見えてくる子どもの
姿と乳児保育
「演習」乳児の生活援助の実際Ⅰ
「演習」乳児の生活援助の実際Ⅱ
「演習」乳児の生活援助の実際Ⅲ
まとめ
29週
30週
発達の連続性「乳児期〜幼児期」
2、3歳児の生活とあそび
発達の連続性「乳児期〜幼児期」
4、5歳児の生活とあそび
発達の連続性「乳児期〜幼児期」
5歳児の生活とあそび
保護者支援と家庭とのつながり
(その1)
実践演習(その2)
保育所での環境と生活の仕方(その1)
実践演習(その2)
保育の記録と計画及び評価
乳児が生活する場所
「乳児院」「養護施設」
乳児が生活する場所
「家庭・認可保育所・在宅保育他」
グループ討議 乳児保育と「あそび」
発表「自主課題」を伝え合い、深め
合うⅠ
発表「自主課題」を伝え合い、深め
合うⅡ
発表「自主課題」を伝え合い、深め
合うⅢ
まとめ 乳児保育の課題とさらなる
豊かさを求めて
履修上の留意事項・準備学習
知識を習得するだけの授業ではなく「演習」
である。学生が自ら乳児保育の課題に取り組
み具体的に学習する場である。一人ひとりが
積極的に参加し、演習・発表・グループ討議
などの機会も多く取り入れていきたい。
教 科 書
「演習 乳児保育の基本」
阿部和子 編 萌文書林 1,680円
参考図書
成績評価方法
− 238 −
筆記試験 40%
課題提出・発表 40%
出席および授業態度 20%
乳児保育 2単位
溝口 義朗
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
「生涯にわたる人格形成にとって極めて重要
な時期」である乳児期に関し、保育者や保育
所がどのような役割や機能を担っているのか
を、論理及び具体的事例を用い理解していく。
母子・父子から離れた社会環境である保育所
の中で、子どもそのものはどのように発達し
成長していくのかを学び、社会の中で人とし
て育って行くプロセスを理解し、保育者や保
育所の意味とどの重要性についても考えてい
く機会とする。
24週
子ども理解について
25週
子ども理解について
26週
乳児保育環境演習Ⅰ(授乳)
27週
乳児保育環境演習Ⅱ(離乳食)
28週
乳児保育環境演習Ⅲ(保育環境)
29週
発表
30週
まとめ~豊かな乳児保育へ~
履修上の留意事項・準備学習
実際の保育所での乳幼児の記録、動画等を
数多く用いながら講義、演習をしていきます。
理論や方法を学ぶにとどまらず、それぞれが
授業計画
保育者として「乳児保育」に対しどう考え、
1週
乳児保育ってなに
2週
家庭と赤ちゃんの誕生Ⅰ
3週
家庭と赤ちゃんの誕生Ⅱ
4週
保育所保育指針からみる乳児保育
5週
乳児の特性
6週
乳児の特性~幼児期へのつながり~
7週
社会と乳児Ⅰ
8週
社会と乳児Ⅱ
9週
保育所の行う乳児保育の意義
10週
乳児保育の保育環境
11週
保育環境「環境構成」
12週
保育環境「おもちゃ」
13週
保育環境「遊び」
14週
保育環境「睡眠・排泄・食事」
15週
小テスト及びまとめ
16週
保育課程と保育計画
17週
乳児保育の保育計画と記録
18週
保育者の援助
どう行動していくかを学ぶ機会としていきま
す。豊かな、乳児保育の実践者としての基礎
を醸成してきます。
教 科 書
「演習 乳児保育の基本」
阿部和子 編 萌文書林 1,680円
参考図書
成績評価方法
筆記試験 50%
出席及び発表 40%
課題提出 10%
「生活・基本的生活リズム」
19週
保育者の援助「養護・身辺のケア」
20週
保育者の援助「遊び・人間関係」
21週
保護者と乳児保育(保護者への援助)
22週
地域と乳児保育(地域での役割)
23週
乳児・幼児とアフォーダンス
− 239 −
社会的養護内容 1単位
加藤 芳三
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
1.児童福祉施設等で生活する児童の事例を通
して、子どもの生活への具体的援助のあり
方を学ぶ。
2.具体的テーマや子どもの抱えている課題に
ついて、演習等を通して実践的な解決能力
を身につける。
3.子どもへの生活支援、家族支援等に係わる
「計画」から「援助の実際」までのプロセ
スを理解する。
4.援助者としての施設等職員の姿勢やあり方
を理解する。
5.子どもや家庭をめぐる問題について、自ら
が考え、共に学ぶ学習環境をつくる。
授業計画
1週
プロローグ/①自己紹介 ②学生の
君たちに期待すること ③授業計画
と達成目標 ④特別講話Ⅰ「子ども
の人権を守る〜子どもと家庭の総合
的・一体的支援の必要性
2週
①特別講話Ⅱ(特別講話Ⅰの後編)
②グループ調査と発表準備の説明
児童福祉施設における児童の社会的
養護(援助・支援)…児童への援助・
支援の実際
児童福祉施設における子どもの心の理解
…子どもの心のサインへの気づき!!
3週
4週
5週
児童福祉施設における社会的養護(援
助・支援)の理念…子どもの権利保
障と自立支援
7週
児童福祉施設における社会的養護(援
助・支援)の内容
※【グループ活動】
8週
※【グループ活動】
6週
9週
各児童福祉施設における具体的な社
会的養護(援助・支援)の内容
(研究課題)(1グループ5〜6人で
指定された施設の援助・支援内容を
調査し発表する。)
①乳児院 ②母子生活支援施設 ③児童養護施設
10週
④知的障がい児施設 ⑤肢体不自由児
施設 ⑥児童自立支援施設 ⑦重症心
身障がい児施設
11週
⑧情緒障がい児短期治療施設 ⑨盲ろ
うあ児施設 ⑩里親制度等の家庭的養
護の内容
12週
児童支援施設の援助者…援助者に求め
られる役割と基本的態度
家庭支援の基本とその内容…子ども
の状況に合った家庭支援の実際
13週
14週
児童福祉施設における社会的養護(援
助・支援)の課題…子どもの自立支
援と権利養護
15週
まとめと考査
履修上の留意事項・準備学習
常に、良好で、快適な学習環境を維持できる
よう、全員が最低限度の受講マナーを守ること。
子どもや家庭に関連する新聞や雑誌の記事を
チェックし、常に最新の情報を把握するため、
積極的に質問すること。また、グループによる
研究課題に対する調査・発表の機会を取り入れ
ます。
なお、授業の中で必要に応じて、ロールプレ
イやグループワーク等の演習を取り入れると共
に、ゲストスピーカーを招き、直接当事者や現
場の話が聞けるよう配慮します。
教 科 書
社会的養護内容
(新・保育ライブラリー保育内容・方法を知る)
福永博文 編著
北大路書房 1,785円(税込)
社会福祉小六法(2013年版)
ミネルヴァ書房 1,680円(税込)
参考図書
必要に応じて紹介します。
成績評価方法
− 240 −
定期試験(70%)と出席状況(20%)、
授業態度(10%)
社会的養護内容 1単位
恒松 大輔
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
1.児童福祉施設で生活する児童の事例を通
履修上の留意事項・準備学習
・授業中は私語を慎み、質問等を通して積極
的に授業に参加してください。
して、子どもの生活への具体的援助の在
り方を学ぶ。
2.具体的テーマや子どもの抱える課題につい
て演習を通して実践的能力を身につける。
3.児童生活支援、家族支援の計画から援助
・質問用紙を出してくれれば、質問に毎回答
えたい。
・一方的講義だけでなく、会話・やり取りを
多くしたい。
までの実際を理解する。
4.援助者としての施設職員の在り方につい
て理解する。
教 科 書
特に指定しない。
授業計画
参考図書
特に指定しない。
1週
社会的養護の現状について
2週
親権と子どもの権利について
3週
自立支援について
4週
〃
定期試験 80%
5週
ワーク:自立支援計画書の策定
出席・授業態度及び授業内課題 20%
6週
子どものセクシュアリティについて
7週
発表
8週
特定の課題をもった子どもへの援助について
9週
家族関係の支援について
10週
子ども達が進路を切り拓くための支援について
11週
施設退所後の支援について
12週
施設に求められている機能・役割
13週
当事者から見た児童養護
14週
施設職員として求められるもの
15週
まとめ
成績評価方法
− 241 −
障害児保育 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育者として現場で「障害」を持つ子ども
と関わることは、専門性をもっとも要求され
る場面の1つである。本講義では、前半は「障害」
を持つこと、「障害」を持つ子どもの保育への
まなざしのあり方、後半は、「障害」を持つ子
どもの保育における配慮を学ぶ。講義を通し
て、保育の専門家として必要な「障害」に関
する知識・技能を身に付けることを目的とす
る。
授業計画
1週
2週
27週
これからの障害児保育の課題①
28週
これからの障害児保育の課題②
29週
後半の内容の振り返り
30週
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
講義形式を主とするが、レポートや課題を
取り入れるため、受講生の積極的な参加が望
まれる。
教 科 書
なし(適宜、資料を配布する)
オリエンテーション
「障害」とは何か
3週
障害児保育・特別支援教育の変遷
4週
障害児保育・特別支援教育の現状
5週
視覚障害児の保育①
6週
視覚障害児の保育②
7週
聴覚障害児の保育①
8週
聴覚障害児の保育②
9週
知的障害児の保育①
10週
知的障害児の保育②
11週
発達障害児の保育①
12週
発達障害児の保育②
13週
肢体不自由児の保育①
14週
肢体不自由児の保育②
15週
前半の内容の振り返り
16週
障害児保育と個別計画①
17週
障害児保育と個別計画②
18週
環境づくりへの配慮
19週
コミュニケーションへの配慮
20週
友達関係の育成への配慮
21週
遊びの技能の育成への配慮
22週
クラスづくりへの配慮
23週
専門機関・専門家との連携
24週
小学校との連携
25週
家庭への支援①
26週
家庭への支援②
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
出 席 及 び 平 常 点30 %、 レ ポ ー ト・ 課 題
30%、定期試験40%で評価する。
− 242 −
障害児保育 2単位
佐藤 キミ男
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
18週
子どもは「いま、ここ」に生きている。それは、障
碍の有無に関わらない。近年、「発達障碍」として括ら
れる子どもが増えているが、保育の現場においても、
「発
達障碍」のある子を含め、「気になる子」「扱いが難し
い子」として対応される子どもが急増している。「障碍」
に着目し、その障碍の特性を知って、支援するポイン
トを学ぶことは大切であるが、その方法や障碍の特性
を知れば問題が解決するのかどうか。このような難し
さを保育の現場はつねに抱えている。昔から「障碍児
保育は保育の原点」と言われているように、本講義では、
障碍児保育とともに、本来の保育の営みについて考え
ていきたい。そのために、障碍のある子どもの保育を
支えている理念やその変遷を学び、さまざまな障碍に
ついての知識を身につけ、保育場面における具体的な
かかわり(エピソード)を通して、障碍のある子ども
の理解を深める。それとともに、地域の関係機関など
の種類や機能を学び、保護者と子どもとの関係を総合
的に捉えた援助について学習する。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
オリエンテーション
障碍児保育とは何か
乳幼児期の発達課題と障碍特性①
乳幼児期の発達課題と障碍特性②
障碍児保育の歴史的変遷
障碍のある子どもとライフコース
障碍のある子どもの理解と保育での支援①
知的障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援②
自閉症スペクトラム
障碍のある子どもの理解と保育での支援③
注意欠陥多動性障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援④
学習障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑤
視覚障害・聴覚障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑥
肢体不自由・言語障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑦
情緒障害
障碍のある子どもの理解と保育での支援⑧
虐待・不適切なかかわり
「育ち合い」としての統合保育
〜みんなちがって、みんないい⁉〜
「問題行動」をどう捉えるか
〜「問題行動」はつくられる⁉〜
「気になる子ども」の気づき
〜子どもへの「まなざし」〜
19週
20週
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
障碍のある子どもを支える支援体制
〜一人ひとりと、みんなと〜
幼稚園・保育所と小学校・特別支援学校と
の連携 〜あらたな世界とのであい〜
障碍のある子どもの家族への支援①
〜障碍受容・親と子の関係への支援〜
障碍のある子どもの家族への支援②
〜「きょうだい」への支援〜
障碍のある子どものアセスメント①
〜保育現場での子ども理解〜
障碍のある子どものアセスメント②
〜総合的な子ども理解と支援へ〜
地域の関係機関等との連携①
〜療育的かかわりを中心に〜
地域の関係機関等との連携②
〜子どもの「居場所」をつくること〜
障碍のある子どもの育ちを支えるさまざま
な技法① 〜「医療的」なアプローチから〜
障碍のある子どもの育ちを支えるさまざま
な技法②
〜「関係発達的」なアプローチから〜
障碍のある子どもの保育にかかわる現状と
課題①
〜子どもの育ちを支える “場” をデザインする〜
障碍のある子どもの保育にかかわる現状と
課題②
〜子どもとともに生きる保育者を目指して〜
まとめ
履修上の留意事項・準備学習
「わたし」にとって、「わたしたち」にとって、大切
な時間であり、場であることを意識して授業に参加し
てほしい。
教 科 書
『よくわかる障害児保育』
尾崎康子・小林 真ほか編、ミネルヴァ書房
参考図書
『育ての心(上)』(倉橋惣三、フレーベル館)、
『保育者の地平』(津守 真、ミネルヴァ書房)、
『出会いの保育学』(津守 真・津守房江、ななみ書房)
ほか
成績評価方法
出席…30%、定期試験…40%、
平常点(参加態度・提出物など)…30%
− 243 −
音 楽Ⅰ(声楽) 2単位
諸井・菅・友渕
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
将来、乳幼児の保育や教育にたずさわるた
めに必要な音楽の基礎知識、技術の習得をめ
ざすものである。声楽(音楽理論を含む)と
器楽(ピアノ)に分けて実技を中心に授業を
展開する。声楽では発声を会得し、幼児歌曲
を歌いつつ感性を培い、音楽の基礎理論につ
いてもあわせて理解していく。
〃
20週
音楽理論:譜表、音程
音楽理論:音程
幼児歌曲:11月の歌
中間まとめ
幼児歌曲:12月の歌
音楽理論:移調
〃
幼児歌曲:1月の歌
幼児歌曲:2月の歌
21週
22週
23週
24週
25週
26週
27週
28週
30週
幼児歌曲:3月の歌
成果発表
履修上の留意事項・準備学習
声楽はクラス授業の形態で行われるが、課
題を習得する上でグループあるいは一人で歌
ったり発表したりできるように取り組んでい
く。各自音楽ノート(ルーズリーフ不可)を
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
発声・呼吸法について
3週
幼児歌曲:4月の歌
4週
音楽理論:音符の書き方
5週
幼児歌曲:5月の歌
6週
音楽理論:音名と記号
7週
幼児歌曲:6月の歌
8週
中間まとめ
9週
幼児歌曲、保育必須曲
10週
音楽理論:音階について
11週
音楽理論:音階について、行事の歌
12週
幼児歌曲:7月の歌
13週
幼児歌曲:8月の歌
14週
音楽理論:音楽標語
15週
前期まとめ、夏休み課題について
16週
幼児歌曲:9月の歌
17週
幼児歌曲:10月の歌
18週
保育で役立つ手遊び歌、行事の歌
19週
29週
用意すること。
教 科 書
楽しい歌とあそび
鳥居美智子 他 音楽の友社 1,800円
音楽通論
真篠将 全音楽譜出版社 1,000円
参考図書
必要に応じて紹介していく。
成績評価方法
定期試験実技(50%)、課題提出(20%)、
理論(10%)、出席状況(20%)で総合評価
とするが、この声楽評価点とピアノ評価点で
平均を求め、最終音楽Ⅰ評価とする。
− 244 −
音 楽Ⅰ(器楽) 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
将来、乳幼児の保育や教育にたずさわる人
のために必要な音楽の基礎知識、技術の習得
をめざすものである。声楽(理論を含む)と
器楽(ピアノ)に分けて実技を中心に授業が
展開される。器楽(ピアノ)は各自の能力に
応じてステップ別にプログラムが用意されて
いるので、それに従って基礎技術の習得をは
かる。
オリエンテーション、楽譜の基礎知識
2週
楽譜の基礎知識、バイエル前半
3週
バイエル前半、音階
4週
バイエル前半、季節の歌
5週
バイエル前半、幼児歌曲
6週
〃
7週
〃
8週
前期中間まとめ
9週
バイエル、幼児歌曲
10週
〃
11週
16週
季節の歌
保育必須曲
保育必須曲
保育必須曲、幼児歌曲
前期進度確認
実習に向けて
17週
〃
18週
バイエル後半、季節の歌
19週
〃
20週
バイエル後半、幼児歌曲
21週
〃
22週
〃
23週
24週
後期中間まとめ
バイエル後半、幼児歌曲
25週
〃
26週
〃
27週
〃
14週
15週
30週
履修上の留意事項・準備学習
ピアノは個人レッスンの形態で指導が行わ
れる(グループによる指導も含む)。技術習得
で最も大切なことは日々の練習を怠らないこ
することを強く望む。課題の曲目については、
1週
13週
29週
季節の歌
ポピュラー曲
総まとめ
とである。欠席をせず、積極的に授業に参加
授業計画
12週
28週
授業内で配布される進度票を確認すること。
教 科 書
楽しい歌とあそび 鳥居美智子 他
音楽の友社 1,800円
参考図書
必要に応じて紹介していく。
成績評価方法
定期試験(50%)、平常の進度(30%)、出
席状況(20%)で総合評価となるが、器楽(ピ
アノ)の評価点と声楽の評価点の平均を求め、
最終音楽Ⅰの成績評価とする。
担当教員
井下・井田・大塚・唐木沢・菅・上村・熊倉・
篠塚・寺井・野沢・本野・山名
− 245 −
音 楽Ⅱ 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
1年次に培った知識や技術を土台とし、将
来、保育の現場で役立たせるよう、更なる技
術の上達を目指していく。幅広い課題に取り
組み、自信を持って、表現できるようにして
いく。音楽Ⅱにおいても各自の能力に応じて
ステップ別にプログラムが用意されているの
でそれに従って技術の習得をはかる。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
季節の歌(春)
3週
簡易伴奏法:伴奏のつけ方
4週
コードネームについて
5週
簡易伴奏曲
6週
伴奏付け
7週
伴奏付け
8週
中間まとめ(進度確認)
9週
保育必須曲(実習に向けて)
10週
幼児歌曲①
11週
幼児歌曲②
12週
幼児歌曲③
13週
幼児歌曲④
14週
季節の歌(夏)
15週
前期進度確認
16週
就職試験に向けて
17週
行進曲等
18週
季節の歌(秋)
19週
幼児歌曲⑤
20週
幼児歌曲⑥
21週
幼児歌曲⑦
22週
幼児歌曲⑧
23週
中間まとめ(進度確認)
24週
行事の歌
25週
ポピュラー曲
26週
ポピュラー曲
27週
季節の歌(冬)
28週
幼児歌曲⑨
29週
30週
幼児歌曲⑩
総まとめ
履修上の留意事項・準備学習
ピアノは個人レッスンの形態で指導する。
日々の練習を心がけ、欠席しないよう自主的
な態度で授業に参加することを望む。
課題の曲目については、授業内で配布され
る深度票を確認すること。
教 科 書
たのしい歌とあそび
鳥居美智子 他
音楽の友社 1,800円
参考図書
必要に応じて紹介していく。
成績評価方法
中間試験及び定期試験において実技テスト
(70%)を行い評価するが各週のレッスン状況、
出席状況等平常点(30%)も加味する。
担当教員
諸井・野沢・井下・熊倉・丸山・菅
− 246 −
音楽療法 1単位
吉野 良子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
音楽療法の歴史や基本的な考え方を学ぶ。
履修上の留意事項・準備学習
出席重視とする。
音楽療法は様々な対象児(者)に音楽をもって、
コミュニケーションをとることになる。音楽
授業終了後、授業内容に関連した簡単なレ
ポートを提出してもらう。
の目的、意図、機能、技術的方法、音楽療法
の進め方を学ぶ。さらに音楽療法は人格その
ものが臨床時に反映されるので、各自の人間
性を磨き資質を高めることを目標とする。
教 科 書
音楽療法の基礎
村井靖児 著 音楽の友社
幼児の発達的視点を踏まえて、認知面、情
緒面、身体面など子どもの発達レベル、発達
課題に合った音楽の持つ力を活用し、模擬演
習やロールプレイ体験を通じて、幼児教育現
参考図書
音楽療法の手引
松井紀和 著 牧野出版
場で活かすことのできる技術を学ぶ。さらに
音楽療法を円滑に進める上での基礎的なコミ
ュニケーション能力を習得する。
成績評価方法
出席、レポート、授業態度等を総合評価し、
60点以上を合格とする。
授業計画
1週
音楽療法とは
2週
音楽療法における音楽
3週
音楽療法の歴史
4週
音楽療法と音楽教育
5週
音楽療法の作用 Ⅰ
6週
〃 Ⅱ
7週
音楽療法の形態 Ⅰ
8週
〃 Ⅱ
9週
音楽療法の方法と内容
10週
音楽療法の対象 Ⅰ
11週
〃 Ⅱ
12週
活動の手順と展開 Ⅰ
13週
〃 Ⅱ
14週
音楽療法の実践・実習
15週
まとめと考査
定期試験
− 247 −
図画工作 1単位
丸山 富之
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
造形体験をもとにそれを造形表現にまで高め
ついては各自で補習して作品提出を行うこと。
こ の 授 業 で は、 造 形 で 実 践 し た 描 画 体 験、
公認も含めやむをえず欠席した時の実技に
ていく。ここで重要なのは作品の完成に至る
までの心の動き、時間の密度。キーワードは、
夢、驚き、不思議、出会い、発見、想像。作
教 科 書
授業時に指示。
品はその時間の密度の結果である。
この教室を受講生全員で有機的で動きのあ
る想像に満ちた生きた空間にすること。そし
参考図書
必要に応じて紹介。
て、将来のあなたと子供達の教室を有機的で
動きのある想像に満ちた生きた空間にするこ
とがこの授業の目的となる。
成績評価方法
すべての作品の提出、採点を行い、その総
合得点と出席状況及び平常点により成績評価
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
手を通して物質とかかわる
とする。
日常の作品40%、出席状況40%、平常点20%。
1.絵の具
3週
2.絵の具
4週
3.古新聞紙
5週
4.粘土
6週
5.ビニール
7週
身体を通して空間とかかわる
1.大きな絵の中の私
8週
2.等身大の私
9週
3.包まれる私
10週
表現として 1.デザイン
11週
2.版画
12週
3.石をみがく
13週
〃
14週
4.大型作品(グループ制作)
15週
〃 まとめ。
− 248 −
図画工作 1単位
山田 修平
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
図画工作では、幼児の造形活動を視野に置
履修上の留意事項・準備学習
・活動に集中できるよう、動きやすく、汚れて
いた様々な技法、素材体験を通じて、造形活
もいい格好(エプロン等)、工夫をすること。
動の楽しさ、豊かさ、喜びを体験、追求して
・グループによる制作が含まれるため、遅刻、
欠席のないように。
いく。こどもたちの表現に寄り添い、表現を
広げ、共感するには、指導者自身が表現の体
験が豊かであり、造形活動に対してポジティ
・作 品、 表 現 体 験 と と も に 制 作 の プ ロ セ ス、
指導のポイントを持ち帰ること。
ブであることが重要である。そのために以下
のテーマで造形を楽しみ、グループで作り上
げる喜びを経験し、共感、鑑賞、発達に応じ
教 科 書
随時必要に応じた資料を配布。
た題材設定の視点を身につけることを目的と
する。
参考図書
必要に応じて紹介。
・身近な題材を活かした造形体験
・グループでの造形遊び
・様々な素材、メディアの表現
成績評価方法
授業計画
席状況(欠席、遅刻)、平常点から評価する。
提出物(作品、レポート、出席カード)、出
1週
オリエンテーション 造形遊びとは
2週
造形あそび【部屋一面新聞紙の大海】
3週
造形あそび【新聞紙タワー】準備
4週
造形あそび【新聞紙タワー】制作
5週
造形あそび【新聞紙ドーム】制作
6週
造形あそび まとめ 研究
7週
デジカメ表現遊び
【ぱらぱらマンガ表現】計画
8週
〃 制作
9週
〃
10週
〃 鑑賞
11週
立体 【粘土、ボンドでつくる】
12週
〃
13週
〃
14週
〃
15週
半期作品鑑賞 まとめ
− 249 −
提出物30%、出席状況50%、平常点20%。
幼児体育 1単位
樋口 恵理子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
要な運動あそびをいろいろな視点・角度から
靴下を着用すること。
本講義では幼児期の心とからだの発達に必
動きやすい服装で、室内用の運動靴および
取り上げていく。
更衣は更衣室で済ませ、貴重品のみアリー
1.幼児体育に関する基礎知識や指導法につ
ナに持参すること。
いて「発達発育」
「幼児体育論」の立場から、
発育段階における幼児の身体と心の発達
を理解する。
教 科 書
特に使用せず、配布資料を用いる。
2.「基本運動」
「機械運動」
「リズム運動」
「手
具の運動」「野外活動」「ボール遊び」「ゲ
ーム遊び」など実際に幼稚園や保育園で
参考図書
必要に応じて、授業内で適宜紹介する。
行われている実技を習得する。
成績評価方法
出席率と積極的な受講態度を最重視する。
授業計画
1週
オ リ エ ン テ ー シ ョ ン( 授 業 の 概 要、
20%)
計画、成績評価などについて)
2週
(出席率50%+受講態度30%+実技テスト
運動あそびとゲーム
(レクリエーションと体力づくり)
3週
運動あそびとゲーム
(コミュニケーションワーク)
4週
運動あそびとゲーム
(アイスブレイキング)
5週
手具を使った運動(ボールで遊ぶ)
6週
手具を使った運動(ロープで遊ぶ)
7週
手具を使った運動(フープで遊ぶ)
8週
基本運動とリズム運動
(パラバルーン)
9週
基本運動とリズム運動
(キッズダンス)
10週
基本運動とリズム運動(マーチング)
11週
レクリエーションスポーツ
(キンボール、ドッチビーなど)
12週
レクリエーションスポーツ(カップ
スタキング、チャレンジザゲームなど)
13週
実践的なゲームの企画(指導案)
14週
実践的なゲームの企画(模擬授業)
15週
まとめ
(実技テストの講評、自己評価など)
− 250 −
幼児体育 1単位
松岡 綾葉
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
に集約され、あそびを通して心身の発達や社
用シューズを身につけること。また、普段か
会におけるルール学習を促すことができる。
ら幼児の身体活動に関する知識や情報を見つ
本講座では子どもの身体能力の向上・コミュ
けておくこと。
子どもにとっての身体活動はすべてあそび
受講にあたっては運動ができる服装・室内
ニケーションに関わる様々なあそびや、豊か
な表現力育成のためのダンスなど身体表現の
教材を取り上げる。受講する学生自身の体力
教 科 書
特に指定しないが、適宜資料を配布する。
向上や表現の幅を広げると同時に、幼児の身
体活動についての知識を養い、指導法を学ぶ
ことを目的とする。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
からだほぐし運動とあそび:
参考図書
必要に応じて紹介する。
成績評価方法
出席点60%・模擬授業20%・指導案10%・
受講態度10%
伝承あそび
3週
からだほぐし運動とあそび:
様々なからだあそび
4週
からだほぐし運動とあそび:
レクリエーションゲーム
5週
からだほぐし運動とあそび:
集団ゲーム
6週
幼児の身体トレーニング:
マット運動
7週
幼児の身体表現:リズム運動1
8週
幼児の身体表現:リズム運動2
9週
幼児の身体表現:リズム運動3
10週
指導案作成と指導のポイント
11週
模擬授業
12週
模擬授業
13週
模擬授業
14週
模擬授業
15週
模擬授業の振り返り
− 251 −
子育て支援(地域と子ども) 2単位
佐藤 純子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
核家族化が進行し「子育て」をめぐる環境に
クさせた内容についてもふれたい。海外研修
変化が生じている。こうした変容に伴い、90
に参加予定や興味のある学生は、海外の福祉
年代後半は子育て支援活動がさかんに行われ
事情や子育て支援の実状、社会制度などにつ
るようになり、地域社会がいかに子育て家庭
いてもレクチャーするので履修を勧めている。
昨今、わが国では、少子高齢化・都市化・
毎年、学内で実施している海外研修とリン
を支えていくかが議論されるようになった。
さらに、児童福祉法が改正になったことを契
なお、他学科の学生についても受講を受け
入れたい。
機に保育の現場では「子育て支援」における
保育士・幼稚園教諭の役割がより明確化され
た。本講義では、日本の各地域や諸外国にお
教 科 書
必要に応じてプリントを配布する。
いて実践されている事例を参照しながら家
族/保育者/地域社会の役割について考えて
いく。
参考図書
・21世紀の子育て支援・家族支援−子育てを
支える保育をめざして
伊志嶺美津子・新澤誠治 フレーベル館
授業計画
1週
オリエンテーション
1,260円
2週
子育て支援とは何か
3週
子育て支援とは誰を支援するのか
・世界に学ぼう!子育て支援
汐見稔幸 編著 フレーベル館 2003年
4週
子育て支援の方法論
*その他の文献も授業で閲覧します。
5週
支援者について・相談事業
6週
事例研究:カナダ
7週
事例研究:ニュージーランド
発表、リアクションペーパー 40%
8週
子育て支援における援助者(講演)①
出席および授業態度 20%
9週
子育て支援における援助者(講演)②
テスト 40%
10週
子育て支援施設への訪問(見学・参加
成績評価方法
実習)
11週
見学・参加実習を経て・ポスター発表
12週
親が親として成長する─Parenting
(体験実習)
13週
支援現場での実際
14週
これからの子育て支援
15週
まとめ
− 252 −
子どもの保健Ⅰ 4単位
永吉 美智枝・池田 若葉
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
わが国の小児保健の水準は向上し、世界で
トップ水準にあります。一方で、少子化、核
家族化などに伴う家庭での育児困難、虐待、
生活習慣病などの健康問題、慢性疾患や障害
を抱えながら成長するこどもの増加など、小
児保健に関わる新たな問題が生じています。
乳幼児の保育において必要な乳幼児期の心身
の発達や健康の保持増進の大切さを理解し、
実践すべき活動について習得することを目指
します。
26週
事故対策
27週
養育上の問題と乳幼児精神保健
28週
保育環境
29週
児童福祉施設の保育活動の目的と実際
30週
まとめと考査
履修上の留意事項・準備学習
日頃から乳幼児の健康に関するニュースに
関心をもちましょう。
座席は学籍番号順とします。配布プリント
は試験まで保管してください。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
母子保健サービス
3週
こどもの健康に影響を及ぼす要因
4週
身体発育
5週
身体発育の評価
6週
生理機能の発達
7週
精神運動発達1
8週
精神運動発達2
9週
発達援助と保育1
10週
発達援助と保育2
11週
発達評価
12週
歯の健康
13週
母子相互作用
14週
小児の精神保健1
15週
まとめと考査
16週
小児の精神保健2
17週
子どもの症状の見かた
18週
日常にみられる症状とケア1
19週
日常にみられる症状とケア2
20週
小児期に多い疾患:概論
21週
小児期に多い疾患:感染症1
22週
小児期に多い疾患:感染症2
23週
小児期に多い疾患:アレルギー
24週
小児期に多い疾患:慢性疾患
25週
緊急時の対応、心肺蘇生
教 科 書
改訂・小児保健 第5巻改訂第4版
保育士養成講座編纂委員会 編
参考図書
適宜、プリントを配布予定
成績評価方法
1/3以上の出席を評価対象とします。
出席および授業態度40%、テスト40%、提
出物20%
− 253 −
子どもの保健Ⅱ 1単位
池田 若葉
こども学科
対象学年:2 年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
乳幼児期の健康増進や心身の発育・発達の促
る場合があります。
子どもの保健Ⅰで学習した内容に基づき、
1年次に使用した教科書、プリントを使用す
進、疾病の予防や安全管理などに関わる保健
活動や計画及び評価の方法について具体的に
座席は学籍番号順とします。配布プリント
は試験まで保管してください。
学びます。また、演習を通して、保健活動に
必要な技術の習得を目指します。
教 科 書
指定教科書はなし。適宜、資料を配布します。
授業計画
参考図書
1週
オリエンテーション
2週
健康状態の観察と記録
新 保育士養成講座 第7巻 子どもの保健
3週
身体計測と評価
新 保育士養成講座編纂委員会/編
4週
生理機能の測定と評価
5週
精神・運動発達と評価
6週
養育環境と健康増進、発達援助
7週
症状への対応
1/3以上の出席を評価対象とします。
8週
感染症の予防と対策
出席および授業態度40%、テスト30%、
9週
慢性疾患をもつ子どもへの対応
提出物30%
10週
障害のある子どもへの対応
11週
事故防止と安全管理
12週
救急処置
13週
養育環境と心の健康問題
14週
保健活動の計画及び評価
15週
まとめと考査
適宜、プリントを配布予定です。
成績評価方法
− 254 −
子どもの保健Ⅱ 1単位
永吉 美智枝
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
乳幼児期の健康増進や心身の発育・発達の促
する場合があります。
子どもの保健Ⅰで学習した内容に基づき、
1年次に使用した教科書、プリントを使用
進、疾病の予防や安全管理などに関わる保健
活動や計画及び評価の方法について具体的に
座席は学籍番号順とします。配布プリント
は試験まで保管してください。
学びます。また、演習を通して、保健活動に
必要な技術の習得を目指します。
教 科 書
指定教科書はなし。
適宜、資料を配布します。
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
健康状態の観察と記録
3週
身体計測と評価
改訂・小児保健 第5巻改訂第4版
4週
生理機能の測定と評価
保育士養成講座編纂委員会 編
5週
精神・運動発達の評価
6週
養育環境と健康増進、発達援助
7週
感染症の予防と対策1
8週
感染症の予防と対策2
1/3以上の出席を評価対象とします。
9週
日常にみられる症状の看護1
出席および授業態度40%、テスト30%、提
10週
日常にみられる症状の看護2
11週
事故防止と安全管理
12週
救急処置
13週
日常生活のケア
14週
保健活動の計画及び評価
15週
まとめと考査
参考図書
適宜、プリントを配布予定です。
成績評価方法
出物30%
− 255 −
子どもの食と栄養 2単位
高橋 恭子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
達に大きな影響を及ぼし、生涯にわたる健康
分の食生活を振り返り、バランスの良い楽し
と健全な生活の基盤になるものである。子ど
い食事を実践していただきたい。調理実習の
も達が食べることを楽しみ、「食を営む力」の
際には安全や衛生に留意すること。
子どもの栄養と食の体験は、身体と心の発
子どもの食育にかかわる者として、まず自
基礎を培うことが出来るように、保育者は生
活や遊びの中で食育を進めなければならない。
本講義では栄養や食品についての基本的な知
教 科 書
「最新子どもの食と栄養」
識を習得するとともに、子どもの栄養特性や
飯塚美和子他編
食生活のあり方、及び子どもを取り巻く社会
学建書院 2,400円+税
的背景を総合的に考え、発育・発達過程に応
じた適切な食育と保護者への支援を行う力を
養っていく。
参考図書
「子どもかがやく乳幼児の食育実践へのアプローチ」
(財)児童育成協会 児童給食事業部
1,500円
授業計画
1週
食生活の意義
2週
栄養の基本的知識
3週
食事摂取基準
4週
子どもの発育・発達と食生活
他、適宜紹介する。
成績評価方法
定期試験(80%)、提出物・出席状況等(20%)
①乳児期 授乳・調乳
5週
子どもの発育・発達と食生活
②乳児期 離乳の意義
6週
子どもの発育・発達と食生活
③乳児期 離乳の支援
7週
子どもの発育・発達と食生活
④幼児期
8週
子どもの発育・発達と食生活
⑤幼児期の食における問題
9週
子どもの発育・発達と食生活
⑥学童期
10週
子どもの発育・発達と食生活
⑦生涯発達と食生活
11週
食育の基本
12週
食育の計画
13週
家庭や児童福祉施設における食事と
栄養
14週
特別な配慮を要する子どもの食事と
栄養
15週
まとめ
− 256 −
子どもの食と栄養 2単位
濱谷 亮子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
は身体の発育のみならず、発達において重要
の特徴について理解を深めて授業に臨むこと。
な意義をもつ。本授業では講義や実習を通し
演習では、清潔なエプロンと三角巾、ハン
小児期の望ましい食生活と適切な栄養摂取
て子どもの発育発達と食生活の関連を学び、
専門関連科目で学んだ小児期の発育・発達
ドタオルを用意し衛生と安全に留意すること。
子どもの食と栄養、食育の基本的な理論を体
系的に理解するとともに、発達段階にあった
食品の選択や調理法、食事の与え方を判断す
る力を身につけることを目標とする。
教 科 書
最新子どもの食と栄養
―食生活の基礎を築くために―
飯塚美和子、桜井幸子 他編
学健書院 2,520円
授業計画
1週
子どもの健康と食生活の意義
2週
栄養に関する基本的知識
3週
乳児期栄養(調乳)
4週
離乳期栄養(離乳初期。中期の調理)
5週
離乳期栄養(離乳後期・完了期の調理)
6週
幼児期の心身の発達と食生活
7週
児童福祉施設における食事と栄養
8週
学童期の心身の発達と食生活
9週
特別な配慮を必要とする子どもの食
参考図書
プリント等を参考資料として配布
成績評価方法
定期試験60%、課題ならびに出席状況40%
と栄養
10週
保育者による食育
11週
食育の計画および評価①
12週
食育の計画および評価②
13週
食育の計画および評価③
14週
食育の計画および評価④
15週
まとめと考査
− 257 −
子どもの食と栄養 2単位
矢島 麻由美
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
「食育」という言葉には、今や広く深い意味
履修上の留意事項・準備学習
・無断欠席をしないこと(授業の前後に必ず
理由を説明すること)
と期待が込められるようになってきている。
特に子どもの「心と体を育てる」という意味
・提出物の期限を必ず守ること
においては、子どもの「食と栄養」はその一
生を左右するほどの大きな柱となるものであ
・活発な質問や意見は授業への貢献として評
価する
る。過不足のない適切な栄養の必要性を理解
・授業を妨げるような行為は減点対象とする
し、さらに安全で楽しい食の重要性を理解す
ることは、「食育」を通じて子どもたちに「食
べること」と「食べ物」の大切さを伝え導い
教 科 書
検討中、後に掲示する
ていく為にも必須事項である。理論と実践を
通して、保育者としての食育に対する適切な
指導力を養成する。
必要に応じてプリント資料として配布
授業計画
1週
参考図書
成績評価方法
提出物30%、定期試験50%、出席および実
子どもたちの「栄養」は今
習態度20%を総合的に評価する
2週
栄養の基礎知識
3週
小児の成長と発達
4週
小児期の栄養・食生活
5週
乳汁期の栄養
6週
離乳期の栄養と食
7週
幼児期の食生活と栄養
8週
食育の基礎知識、「食べる」とは?
9週
保育所における食育の実践例と課題
10週
保育所における食育の計画・評価
11週
食育の計画
12週
食育教材の作成
13週
食育教材の作成と練習
14週
食育の発表と評価
15週
まとめと考査
(調理実習を4〜5回入れる)
− 258 −
家庭支援論 2単位
佐藤 純子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
れまで日本が伝統的に形成してきた拡大家族
や家族形態を受容しながら人々を支えていく
から縮小家族へと変容を遂げた。こうした家
ために、必要な視座を提示していく。現場実
族ユニットの変容は、産業構造の変化ととも
習などにおいても、職員が利用者家庭に対し
に家族が都市化したことに因るところが大き
てどのような援助法を実践しているのかを留
い。その結果、子育てが家庭内に閉じられる
意しながらよく観察してくること。また、児童・
ようになり、母親が育児不安や育児ストレス
福祉・家族に関わる新聞記事は必読のこと。
戦後の近代家族は、核家族が主流となりそ
家庭支援論では、多様化するライフコース
などの問題を抱えるようになってきた。さら
に、それぞれの家庭に対する意識も多様化し
ており、家族を取り巻く問題は肥大化してい
教 科 書
児童の福祉を支える 家庭支援論
る。こうしたことから、ますます社会による
吉田眞理 萌文書林
家庭支援の必要性が高まっている。この講義
2,100円
は、現代家族の置かれている状況を理解する
とともに、それらの家庭はどのような社会的
援助を求めているのか、またそれに対して現
参考図書
随時、紹介・閲覧する。
場ではどのような実践が行われているのかを、
保育者としての役割を踏まえながら考えてい
くことを目的としている。
成績評価方法
出席および授業態度 30%
グループ発表 30%
テスト 40%
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
家庭支援の意義と役割
3週
現代家族と社会
4週
現在の家族関係
5週
子どもへの注目
6週
映像でみる家族・子ども
7週
少子化対策について
8週
子育て支援1
9週
子育て支援2
10週
障害児の家族とその支援のあり方
11週
子どもに対する虐待
12週
ネットワーキングについて
13週
家庭支援の実際
14週
事例研究
15週
まとめ
− 259 −
保育課程論 2単位
打浪 文子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
ために、保育所の保育課程および指導計画に
む課題を取り入れるため、受講生の積極的な
関する基礎的な考えを理解することを目的と
参加が望まれる。
本講義では、保育内容の充実と質の向上の
講義形式を主とするが、グループで取り組
する。多様な事例の紹介や指導計画の作成を
通じて、保育所保育指針を具体的な計画や評
価にどう反映させるかについて、理解を深め
教 科 書
なし(適宜、資料を配布する)
てほしい。
参考図書
授業計画
『最新保育講座⑤ 保育課程・教育課程総論』
1週
オリエンテーション
柴崎正行・戸田雅美・増田まゆみ 編著
2週
保育とカリキュラム
(2009) ミネルヴァ書房
3週
保育課程の基礎
4週
保育所における保育課程の実際
5週
指導計画の基礎
6週
保育の計画の方法と技術
7週
保育所における保育の計画①
8週
保育所における保育の計画②
9週
保育所における保育の計画③
10週
保育の評価の基礎
11週
保育の評価の方法と技術
12週
保育所における保育の評価
13週
多様な保育の計画について①
14週
多様な保育の計画について②
15週
まとめ
成績評価方法
出席及び平常点30%、レポート・課題20%、
定期試験50%で評価する。
− 260 −
保育課程論 2単位
小薗江 幸子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
容は保育内容総論を含んだものとなる。実習
実の視点から総合的に検証する視点を要する。
をすべて終えた時期の2年生の講義であるの
演習的にまとめたり、書く作業が重要な意
で、5回の実習を総括的に網羅しながら保育
味を持つので、保育者としての力量の確保に
内容を計画していくための実践的な力を付け
役立ててほしい。
本講義は保育課程論と銘打ってあるが、内
実習での保育計画立案を子どもの成長や充
る機会であるという位置づけで展開する。
教 科 書
授業のなかで紹介する。
授業計画
1週
オリエンテーション 保育内容と構成
2週
保育指針、教育要領での内容の位置付
3週
成熟社会における保育・教育の特徴
幼稚園真諦
4週
幼児理解、カウンセリングマインド、
倉橋惣三 フレーベル館
保護者支援の関係の基本理解を図る
幼稚園教育要領 文科省
5週
幼児理解、保育行為、省察のサイクル
保育所保育指針 厚労省
6週
環境を通して行う保育の総復習
7週
幼児にとっての遊びと学び
8週
保育の計画について総括的振り返り①
テスト 60%
9週
保育の計画について総括的振り返り②
平常点 40%
10週
保育の計画について総括的考察
11週
幼稚園創設期から戦前までの保育内容
12週
倉橋創造提唱の誘導保育について理解
13週
戦時下、戦後の保育問題研究会の研究
14週
戦後から現在までの要領、指針の変遷
15週
園における保育内容を総論として理解
参考図書
成績評価方法
− 261 −
障害児援助技術論Ⅰ(肢体不自由児・重症心身障害児) 2単位
こども学科
田村 惠一
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
術である、個別援助技術について学ぶ。特に、
題に対し、一定の解決に向けた援助活動や技
療育の実践という形で、個別的、具体的な状況
能が活用、展開されているかを具体的事例を
に適した援助方法について理解を深めることを
通じ援助の実際について疑似体験ができるよ
目標とする。また、特に、本講義では肢体不自
う授業を展開する。また、保育・教育上の問
由児や重症心身障がい児を対象とした事例を通
題点についても討議する。
保育者にとっての援助技術のうち直接援助技
対象に対する正確な認識とともに現実の問
して、その理解を深めることを主テーマに進
める。
教 科 書
必要に応じてその都度紹介する。
授業計画
参考図書
1週
授業の目的・授業計画
2週
障がいの概念とその捉え方
3週
療育とは
児島容子・奥野英子 編著(田村恵一)
4週
療育の理念とその歴史
誠信書房
5週
障がい特性の理解(1)
6週
障がい特性の理解(2)
7週
障がいをもつ児童への接遇(1)
8週
障がいをもつ児童への接遇(2)
9週
個別援助技術の基本原理・原則
10週
個別援助技術の展開過程
11週
福祉機器を活用した障がい児疑似体験
12週
バリアフリーとユニバーサルデザイン
13週
家族ぐるみのリハビリテーション
14週
社会資源・福祉制度の活用
15週
障がい児援助の基本原則・まとめ
「新・社会リハビリテーション」
「福祉制度要覧」
社会資源研究会 編(田村恵一) 川島書店
「日常生活の法律全集」
田村恵一 他 自由国民社
成績評価方法
定期試験、出席状況、授業中の発言・リア
クションペーパーにより評価する。
− 262 −
障害児援助技術論Ⅱ(知的障害児・発達障害児) 2単位
佐藤 キミ男
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
11週
子どもと「共に生きる」ということ
一杯生きようと保育者や援助者の関わりを求
12週
子どもの傍らに在ること ―「専門性」
めている。保育者や教育者、援助者は、子ど
13週
地域で育つ子どもたちとともに
―「共感」
子どもは、「いま、ここ」という時空間を精
―「居場所」
もたち一人ひとりがよりよく生きられるよう
に と「 真 実 性 」 を も っ て、 応 え、 か か わ る。
14週
子どもの障碍(知的障碍・発達障碍)の有無
15週
「いま」を生きる ~対応から理解へ~
まとめ
に関わらず、応答的関係が子どもたちの暮ら
しを支える基盤となることから、これらのス
キルと知識を身につける。
履修上の留意事項・準備学習
「わたし」にとって、
「わたしたち」にとって、
本講義では、「大人」と「子ども」の関係の
ありように主題を置き、「人間性」を基盤とし
大切な時間であり、場であることを意識して
授業に参加してほしい。
た保育・教育・援助の本質について考察を行う。
「保育者」としての戸惑いや葛藤を経験するな
かで、子どもたちと共に歩む心構えを身につ
教 科 書
『よくわかる障害児保育』
けることを到達目標とする。また、知的障碍児、
尾崎康子・小林真 ほか編、
発達障碍児を対象に保育・療育的な課題や教
ミネルヴァ書房
育上の問題点などについて、学習の過程を通
じ理解を深め、援助者としての自己理解と技
術・知識を深めることを主眼とする。
参考図書
『育ての心(上)』
倉橋惣三、フレーベル館
『保育者の地平』
授業計画
津守真、ミネルヴァ書房
1週
オリエンテーション ~遊びと生活~
2週
子どもの世界をどうみるか
3週
子どもで「ある」こと、大人に「なる」
津守真・津守房江、ななみ書房
こと
ほか
『出会いの保育学』
4週
人と人との間で「育つ」ということ
5週
子どもを理解するということ
6週
成績評価方法
―「気になる子ども」
出席…30%、定期試験…40%、
受け止めること、応えること
平常点(参加態度・提出物など)…30%
―「愛着」
7週
「ありのまま」を受け止める
―「二次障碍」
8週
子どもとかかわる ―「関係性障碍」
9週
子どもの虐待と発達障碍
10週
子どもの行為を表現として捉える
―「こだわり」
− 263 −
児童文化 2単位
浅木 尚実
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
がいかにあるべきかを問う学問である。本講
ために、配布するリストにある絵本を多読し
義は、乳幼児の発達に欠かせない児童文化財
てくること。
児童文化は子どもをとりまく生活文化全体
保育現場で最も活用される絵本に習熟する
―特に手遊び、わらべうた、絵本、昔話、手
袋人形の特色を理解し、保育技術を学ぶこと
を目的とする。 特に指定しない
授業計画
参考図書
その都度紹介する
1週
オリエンテーション
2週
口承文芸:わらべうたと手遊び①
3週
口承文芸:わらべうたと手遊び②
4週
乳児と絵本
5週
幼児と絵本
6週
絵本の選び方―絵本の魅力を探る①
7週
絵本の選び方−絵本の魅力を探る②
8週
絵本を読む―グループ実習①
9週
絵本を読む―グループ実習②
10週
手袋人形と保育実践
11週
手袋人形制作
12週
ピーターラビットの世界
13週
昔話の特徴
14週
昔話を語る
15週
アニメーション
教 科 書
成績評価方法
出席・平常点30%、レポート70%
− 264 −
育児学 2単位
細井 香
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
児の専門家」育成のために、発達心理学や自
サージインストラクター資格」と「育児セラ
己心理学あるいは社会学といった異なる分野
ピスト資格」を希望する者を対象とする。本
の知識や理論を、育児という「軸」でつなぎ
科目に合格し、かつ所定の科目を取得したも
合わせ、関連付けて学ぶことにより、子育て
のには、日本アタッチメント育児協会から、
「ア
支援の現場で実践的に役立つ知識、スキル、
タッチメント・ベビーマッサージインストラ
技能を習得することをテーマとする。
クター」と「育児セラピスト1級」の資格が
育児学は、地域の子育て支援に携わる「育
この講座の終了時には、
「ベビーマッサージ・
インストラクター資格」と「育児セラピスト
本 講 義 は、「 ア タ ッ チ メ ン ト・ ベ ビ ー マ ッ
与えられる。協会の指示によりこの授業は欠
席3回までとする。
資格」の取得に必要な知識とスキルおよびベ
ビーマッサージ指導のための技能を修得し、
資格を取得することを目的とする。
教 科 書
ABMベビーマッサージ1
ABMベビーマッサージ2
育児セラピスト1級
授業計画
を予定しています。
1週
オリエンテーション
2週
アタッチメント育児論Ⅰ
3週
アタッチメント育児論Ⅱ
4週
アタッチメント育児論Ⅲ
5週
育児に役立つ発達心理学Ⅰ
6週
育児に役立つ発達心理学Ⅱ
7週
育児に役立つ発達心理学Ⅲ
8週
自己心理学 理論
9週
自己心理学 実践(コフートワーク)
10週
子育て現場における自己対象体験
参考図書
随時紹介
成績評価方法
試験80%、平常点20%
カウンセリング
11週
ベビーマッサージ理論
12週
アタッチメントベビーマッサージ
インストラクションⅠ
13週
アタッチメントベビーマッサージ
インストラクションⅡ
14週
実技テストおよび講評
15週
記述テストおよび振り返り
− 265 −
保育相談支援 1単位
萩原 英敏
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
生じ、保護者への負担が増大する傾向にある。
に は、 教 科 書、 ノ ー ト 等 準 備 し て お く 様 に。
それを軽減する為、社会的支援が必要とされ
携帯は手に持たない、当然使用は禁止。許可
るのである。この支援を行う為の基礎知識や
無く途中室外に出ない様に。
今日核家族、少子化など家族形態に変化が
席は一つ空かせてすわる様に。演習開始時
経験を持つ保育士の役割は大きい。多くの経
験を重ね、その時がくればその要求に応じる
事が望まれる。それが将来出来る事を目的、
到達目標とする。
教 科 書
「保育相談支援」
吉田眞理 著 青踏社
1,995円
授業計画
参考図書
1週
保護者に対する相談支援の意義
2週
環境評価
3週
保育上での問題点と対応・支援の仕方
4週
子どもの特性、情緒とは
5週
情緒障がいとは
必要に応じて紹介
成績評価方法
定期試験(一切持込不可)100%だが、授業
6週
種々なる情緒障がいの対応と支援
態度でプラス、マイナス(最大20%)する場
7週
知的障がいの原因
合がある。
8週
知的障がいと保育者支援
9週
共感、自尊心を高める
10週
受容、秘密保持、自己決定
11週
虐待と保護者支援
12週
地域資源の活用と連携
13週
ビデオ視聴(ダウン症他)
14週
カンファレンス法
15週
まとめ
− 266 −
保育相談支援 1単位
山崖 俊子
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育者は子どものより良い成長・発達を支
履修上の留意事項・準備学習
知的学習だけではなく体験学習を重視する。
援する専門家ではあるが、親権を担う親の
影響、さらに地域・社会の影響は大きく、そ
うした影響に対する理解を深めておくことが、
真の子ども理解につながる。
教 科 書
特に定めない。必要に応じてプリント等を
配布する。
日々の生活という現実は「子どもの生活環
境はこうあるべき」といった机上の空論は通
用しない。一人一人の子ども、一人一人の親
参考図書
ヒルベルという子がいた
の状況・思いにどれだけ寄り添えるかが望ま
ペーター・ヒルトリング 著 偕成社
しい保育者としての鍵となる。
母親の心理療法
他者理解は自己理解なくしては不可能であ
橋本やよい 著 日本評論社
る。この授業では自己理解を深めることを最
その他、随時紹介する。
大の目標とする。
成績評価方法
出席・平常点30%、試験70%
授業計画
1週
オリエンテーション
2週
「こころ」の成りたち
3週
自らの「気質」を知る
4週
エゴグラムを用いての自己理解
5週
〃
6週
描画を用いての自己理解
7週
〃
8週
話し合い
9週
10週
「母」であるということ
11週
「虐待」と世代間連鎖
12週
「障害受容」ということ
13週
「相談」とは
14週
話し合い
15週
まとめ
− 267 −
教育実習Ⅰ 2単位
長谷部・諸井・他
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
教育実習Ⅰは、幼稚園教諭二種免許状の取
得に関わる必修科目で、幼稚園において実習
を行う。
教育実習Ⅰの内容は「見学・観察実習」「参
加実習」「部分実習」で、そのねらいは、実習
を通して、実践に触れることを通して幼稚園
について、幼稚園における教育・保育について、
基礎的基本的な事項を理解し認識を深めるこ
と、幼稚園教諭という職業、教育・保育の深さ、
面白さ、楽しさを実感すること、教育・保育
に対する情熱を高めることにある。自らの資
質を高めるために、自らの将来や就職を考え
る上に、きわめて重要な学習の機会になるで
あろう。
有意義な実習になるよう、以下についてしっ
かり受けとめ、真剣に取り組んでほしい。
1. 実 習 幼 稚 園 の 沿 革、 設 立 の 趣 旨、 環 境、
教育方針、クラス編成、保育形態
2.一日の流れ、カリキュラム、教材、準備、
環境構成、環境の整備
3.子どもの特徴、クラスの特徴、子どもに対
する指導の仕方、話し方、名前の呼び方
4.子どもと先生の関係、子ども同士の関係、
援助、その留意点
5.保護者とのかかわり、連携
6.幼 稚 園 教 諭、 そ の 他 の 職 員 の 職 務 内 容、
役割、使命、連携
7.現状における幼稚園の役割、機能、等々
2.(実習中)
①見学実習・観察実習、参加実習(部分実習)
②毎日、自らの実習内容を振り返り、反省点
や成果をまとめ、翌日の課題や目標を把握
する。
③毎日、自らの実習内容、反省・感想を日誌
に記録し、指導をあおぐ。
④反省会では、自らの実習内容(反省・成果・
課題)について報告し、指導をあおぐ。
3.(実習後)
実習の感想・反省・成果・課題について検
討し、次の実習に備える。
履修上の留意事項・準備学習
1.実習においては、単位さえ取れればよい
という安易な態度は許されない。
2.学習態度に問題がある場合には、実習配
属の取り消し、あるいは、実習を延期す
る場合がある。
3.実習態度に問題がある場合には、実習を
中止する場合がある。
4.実習に際しては、淑徳短期大学の学生と
しての自覚と責任をもって臨むこと。
5.実習生としての礼儀・心構え・目標・自
己課題をもって実習に臨むこと。
6.実習に際しては、十分な健康管理をして
おくこと。
教 科 書
授業において紹介する。
授業計画
学内での事前学習を経て、1年次の10月に、
10日間実施する。
実習の進め方は、一般に以下の通りである。
1.(実習前)
①勉強・研究してきたこと研究してきたこと
を整理し、それらを基盤に実習目標を立て
準備する。
②配属園におけるオリエンテーションに参加
し指導を受ける。
・園の教育方針、保育計画、実習スケジュール、
配属クラス
・実習生としての勤務の仕方、実習事前の準備
・園内見学、諸資料を見せていただく
③配属園の指導内容に沿って、実習に向けて
各自で十分な準備を行う。
参考図書
実習指導Ⅰの授業において随時紹介する。
成績評価方法
実習施設の指導担当者による評価(70%)、
実習日誌(10%)、レポート(20%)の割合で
総合的に評価する。
− 268 −
教育実習Ⅱ 2単位
荒井・他
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
指導の展開、保育室や園舎園庭の整備、ク
教育実習Ⅱは、幼稚園教諭二種免許状の取
ラス経営、保育事務等の各分野を実地に経
得に関わる必修科目である。幼稚園において
験する。保護者への具体的な対応、連携に
実習を行い、その内容は、主として「参加実
ついて学ぶ。
習」・「指導実習(責任実習)」である。1年
②部分実習〜指導(責任)実習
次の幼稚園教育実習における観察・参加実習
クラス担任の指導のもとで計画案を作成し、
を経た上で、指導実習(責任実習)を含むよ
一日の流れのなかで部分的に担当する経験
り高度な実習を行う。
を経て、全日実習にとり組む。
配置クラスの幼児を受け持ち、指導計画を
立案し、実践を通して教育・保育技術を習得
指導討画案は早めに作成し、事前に十分な
指導を受けること。
すること、幼稚園における教育・保育の全般
③自己評価・反省
にわたる理解を深め、幼稚園教諭としての使
毎日、自己評価反省をしっかり行い、翌日
に向けての課題を明確にして準備すること。
命・役割を理解することを目的とする。
3.(実習後)
自らの実習内容(態度・姿勢・成果)を振
授業計画
学内での事前学習を経て、2年次の6月に、
り返り、今後の課題を明確にする。
テスト
2週間実施する。
実習の進め方は、一般に以下の通りである。
1.(実習前)
①教育実習Ⅱでは、教諭の助手として補助的
履修上の留意事項・準備学習
1.学習態度に問題がある場合には、実習配
に参加したり、準備を手伝ったりしながら、
属の取り消し、あるいは、実習を延期す
指 導 方 法 を 学 び、 部 分 実 習 の 段 階 を 経 て、
る場合がある。
一 日 あ る い は 半 日 の 指 導 実 習(責任実習)
2.実習態度に問題がある場合には、実習を
を行う。1年次の実習で得た反省・課題に
そって早い時期から十分な事前学習、事前
中止する場合がある。
3.実習に際しては、十分な健康管理をして、
相談、事前準備を怠らないようにすること。
実習生としての礼儀・心構え・目標・自
②配属園におけるオリエンテーションに参加
己課題をもって実習に臨むこと。
し指導を受ける。
・園の保育方針、保育計画、実習スケジュール、
配属クラス
教 科 書
授業において随時紹介する。
・実習生としての勤務の仕方、実習事前の準備
・園内見学、諸資料を見せていただく
③配属園の指導内容に沿って、実習に向けて
参考図書
実習指導Ⅱの授業において随時紹介する。
各自で十分な準備を行う。
④自己課題を明確にして、実習に臨む。
成績評価方法
2.(実習中)
実習施設の指導担当者による評価(80%)、
①主として「指導実習(責任実習)」
実習日誌(10%)
、レポート(10%)により総
実習担当教諭、クラス担任の指導のもと、
合的に評価する。
保育計画、指導案の作成、教材教具の準備、
− 269 −
保育実習Ⅰ−1 2単位
長谷部・諸井・他
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
実習は、理論と実践、思考と体験を有機的
に結びつける実践学習である。これまでの学
習や研究を基礎として、すべての知識、技能、
理論を実践を通して理解し、現場のニーズに
対応させつつ総合的に応用する力、実践する
力を養う機会である。
保育実習Ⅰ─1は、保育所における実習で、
保育士資格取得に関わる必修科目である。
保育実習Ⅰ─1のねらいは、保育所に関す
る基礎的基本的な事項を理解し認識を深める
こと、保育士という職業、保育の深さ、面白さ、
楽しさを実感すること、保育に対する情熱を
高めることにある。この実習は、保育者とし
ての資質を高めるために、自らの将来や就職
を考える上に、きわめて重要な学習の機会に
なるであろう。
有意義な実習になるよう、以下についてし
っかり受けとめ、真剣に取り組んでほしい。
1. 保 育 所 の 設 置 の 目 的、 基 本 方 針、 環 境、
保育計画、保育の流れ
2.乳幼児期の心身の発達
3.乳幼児期のものの見方や考え方、行動の
しかた
4.乳幼児の内面の動きや揺れ、葛藤
5.子どもとのかかわり、援助、その留意点
6.保護者とのかかわり、連携
7.保育士、その他の職員の職務内容、役割、
使命、連携
8.現状における保育所の役割、機能、等々
授業計画
学内での事前学習を経て、1年次の2月末に、
保育所において2週間実施する。
実習の進め方は、一般に以下の通りである。
1.(実習前)
①勉強してきたこと研究してきたことを整理
し、それらを基盤に実習目標を立て準備する。
②配属園におけるオリエンテーションに参加
し指導を受ける。
・園の保育方針、保育計画、実習スケジュール、
配属クラス
・実習生としての勤務の仕方、実習事前の準備
・園内見学、諸資料を見せていただく
③配属園の指導内容に沿って、実習に向けて
各自で十分な準備を行う。
2.(実習中)
①見学実習・観察実習、参加実習(部分実習)
②毎日、自らの実習内容を振り返り、反省点
や成果をまとめ、翌日の課題や目標を把握
する。
③毎日、自らの実習内容、反省・感想を日誌
に記録し、指導をあおぐ。
3.(実習後)
実習の感想・反省・成果・課題について検
討し、次の実習に備える。
履修上の留意事項・準備学習
1.実習においては、単位さえ取れればよい
という安易な態度は許されない。
2.学習態度に問題がある場合には、実習配
属の取り消し、あるいは、実習を延期す
る場合がある。
3.実習態度に問題がある場合には、実習を
中止する場合がある。
4.実習に際しては、淑徳短期大学の学生と
しての自覚と責任をもって臨むこと。
5.実習生としての礼儀・心構え・目標・自
己課題をもって実習に臨むこと。
6.実習に際しては、十分な健康管理をして
おくこと。
7.保育士免許取得に必要な必須科目の履修
状況を自己点検する。
教 科 書
授業において紹介する。
参考図書
実習指導Ⅰの授業において随時紹介する。
成績評価方法
実習施設の指導担当者による評価(70%)、
実習日誌(10%)、レポート(20%)の割合
で総合的に評価する。
− 270 −
保育実習Ⅰ−2 2単位
荒井・他
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育実習Ⅰ─2は、児童福祉施設(保育所・
児童館以外)における実習で、保育士資格に
関わる必修科目である。
保育実習Ⅰ─2のねらいは、児童福祉施設
における養護(保護・養育・育成・療育・治療・
自立支援)の実際を理解し、施設における保
育士の役割・基本的な態度・技術・チームワ
ーク等に関わる知識・技術・理論を体験を通
して理解し習得することにある。
実習生は入所児童の生活に参加し、日常の
生活援助を体験することにより、信頼関係を
築き、安心感、安定感のもとに生活を保障す
るという児童養護遂行の業務に携わることに
なる。児童福祉施設、入所児童について深く
理解し、福祉や養護に関わる真の視点を築く
ようにしてほしい。
実習施設の種別によって、学習内容、習得
する技術などは異なるが、以下の目的・課題
の実現を目ざすことになる。
1.実習施設の目的、方針、機能、環境
2.対象児童についての理解、実態、背景
3.養護の流れ、養護に必要な知識や技能
4.保育士、その他の職員の職務内容、役割、
使命、チームワーク
5.現状におけるその施設の役割、機能、等々
授業計画
学内での事前学習を経て、2年次4月からの
期間に、配属施設において2週間実施する。多
くが泊まり込みの実習で、実習期間中は施設の
実習担当者の指導のもとに実習に取り組む。
1.(実習前)
①実習施設や対象児童について学習・研究し、
実習目標を立てる。
②配属施設におけるオリエンテーションに参
加し指導を受ける。
・施設の沿革、概略、地域環境、職務内容
・児童養護の方針、実習内容、実習スケジュ
ール、担当児童
・実習生としての諸心得、勤務の仕方、実習
事前の準備
③配属施設の指導内容に沿って、実習に向け
て各自で十分な準備を行う。
2.(実習中)
①実習内容は「見学・観察実習」「助手・参加
実習」であるので、担当保育士や実習担当
者の指導を受けながら、児童になれ親しみ、
愛情あるかかわりを心掛け、施設養護につ
いて積極的に学ぶように努める。
②職務内容に伴うさまざまな援助技術や支援
方法の習得に励む。
③自らの実習内容を振り返り、反省点や成果
をまとめ、翌日の課題や目標を把握する。
④毎日、自らの実習内容、反省・感想を日誌
に記録し、指導をあおぐ。
⑤反省会では、自らの実習内容(反省・成果・
課題)の報告を行い、指導をあおぐ。
3.(実習終了日・終了後)
①実習中に滞在した部屋を清掃・整頓する。
②実習の感想・反省・成果・課題・養護につ
いて報告・検討する。
履修上の留意事項・準備学習
1.実習においては、単位さえ取れればよい
という安易な態度は許されない。
2.学習態度に問題がある場合には、実習配
属の取り消し、あるいは、実習を延期す
る場合がある。
3.実習態度に問題がある場合には、実習を
中止する場合がある。
4.実習に際しては、淑徳短期大学の学生と
しての自覚と責任をもって臨むこと。
5.実習生としての礼儀・心構え・目標・自
己課題をもって実習に臨むこと。
6.実習に際しては、十分な健康管理をして
おくこと。
教 科 書
実習指導Ⅰの授業において随時紹介する。
参考図書
実習指導Ⅰの授業において随時紹介するの
で、自発的に積極的に参考図書等に目を通し、
新しい知識を求め、自らの得意分野、得意技
能の拡大深化を図ること。
成績評価方法
実習施設の指導担当者による評価(80%)、
実習日誌(10%)、レポート(10%)の割合
で総合的に評価する。
− 271 −
実習指導Ⅰ 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:1年
授業のテーマ・目的・到達目標
実習指導Ⅰでは、教育実習Ⅰ、保育実習Ⅰ
─1、保育実習Ⅰ─2の事前指導・事後指導を
行う。
「実習」は、保育の現場に身を置き、その中
にとけ込みつつ、自ら進んで学ぶべきことを探
す、保育者を見習って子どもと関わる、指示を
仰いで行動する等が主な学習方法となる。一見、
簡単で楽しそうに見えるが、じつは極めて難し
い。実習においては、指示されたことを学ぶの
では不十分であり、受身的な姿勢では十分な成
果は得られない。「何を学びたいのか」「何を学
ぼうとしているのか」が明確になっているか否
か、学ぼうとする姿勢があるか否かによって、
学習の内容や成果が左右される。つまり、実習
とは、自ら学習目標をたて、自ら試み、自ら挑
戦し、自己評価・反省することを通して、自ら
の体験・実践を通して、主体的に学習する機
会・場ということになる。
実習指導Ⅰでは、実習についての全体的な
把握を行うとともに、実習生としての心構え、
態度、姿勢、実習日誌の記載、指導計画案の
作成等について学ぶ。授業時間内だけでは不
十分であるので、積極的に自主的に実習に向
けての準備を進めてほしい。
実習終了後には、実習体験の振り返りと共
有 を 行 い、 実 習 園・ 実 習 施 設、 教 育・ 保 育、
指導・援助、それぞれの内容、多様性を理解
し、自らの学習課題の把握に努める。
授業計画
1週〜5週
年間計画、実習の目的、実習の段階
と内容、保育者の役割・資質
6週〜7週
保育所や幼稚園の研究
8週〜15週
教育実習Ⅰ(幼稚園)に向けての事
前学習、実習園オリエンテーション
に向けての準備、実習目標をたてる、
実習日誌の書き方(一日の流れ・反
省・考察)、指導案の作成、部分実習
の準備
実習先の決定・発表
16週〜20週
教育実習Ⅰの反省・自己評価、成果・
今後の課題、体験の発表と共有、お
礼状を書く
23週〜24週
保育実習Ⅰ─1に向けての事前学習、
実習園オリエンテーションの準備、
実習の目標を立てる、実習日誌の書
き方(一日の流れ・反省・考察)、指
導案の作成、部分実習の準備
25週〜29週
保育実習Ⅰ─2に向けての事前学習、
実習の目標を立てる、実習日誌の書
き方(一日の流れ・反省・考察)、指
導案の作成、部分実習の準備
実習Ⅱ・Ⅲの選択希望提出
30週
まとめ
実習園評価を通して、自己課題を把
握し、次の実習に備える。
履修上の留意事項・準備学習
1.実習のための準備をする科目であるので
欠席をしないように。
2.実習指導Ⅰの出席状況、受講態度、課題
の提出・内容、発表・討論への参加、姿
勢等を総合して評価する。
3.実習指導Ⅰの評価が不十分な場合には、
1年次の実習、2年次の実習が中止にな
る場合がある。くれぐれも注意すること。
教 科 書
幼稚園教育要領解説 平成20年10月
文部科学省 200円
保育所保育指針解説書
厚生労働省 200円
参考図書
随時紹介するので、自発的に積極的に参考
図書等に目を通し、新しい知識を求め、得意
分野、得意技能の拡大深化を図ること
成績評価方法
出席(50%)、平常点・リポート(50%)を
総合して評価する
担当教員
長谷部、諸井、山田、水野谷、溝口、矢島
− 272 −
保育実習Ⅱ 2単位
荒井・他
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
保育士資格取得に関わる選択必修科目で、
保育実習Ⅱあるいは保育実習Ⅲのいずれかを
選択して履修する。
将来、保育所への就職を希望する場合、保
育実習Ⅱを選択することが望ましい。
保育実習Ⅱは、保育所における実習で、責
任実習(指導実習)を含むより高度な実習を
行うことになる。
保育実習Ⅱのねらいは、保育所での保育活
動を総合的に把握し、主体的に実践し、保育
所における保育全般にわたる実践力を身につ
け、保育所保育士としての使命・役割を実感
することにある。
授業計画
保育実習Ⅱは、2年次の9月に、保育所に
おいて2週間実施する。
1.(実習前)
①保育実習Ⅱは保育士の助手としてのより高
度な実習になるので、1年次の実習で得た
反省・課題にそって早い時期から準備をす
ること。
②配属園におけるオリエンテーションに参加
し指導を受ける。
・園の保育方針、保育計画、実習スケジュール、
配属クラス
・実習生としての勤務の仕方、実習事前の準備
・園内見学、諸資料を見せていただく
③配属園の指導内容に沿って、実習に向けて
各自で十分な準備を行う。
④自己課題を明確にして、実習に臨む。
2.(実習中)
①主として「責任実習(指導実習)」
実習担当者保育士の指導のもと、保育計画、
指導案の作成、教材教具の準備、指導の展開、
保育室や園舎園庭の整備、クラス経営、保
育事務等の各分野を実地に経験する。保護
者への具体的な対応、連携について学ぶ。
②部分実習
一日の流れのなかで、部分的に受け持ち、
保育者の指導のもとで計画案を作成し、実
際に保育を担当する。
③指導実習
一日あるいは半日の指導計画を作成し、保
育者の指導のもとで、保育者に代わって一
日の保育を担当する。
指導計画案は早めに作成し、事前に十分な
指導を受けなければならない。
④自己評価・反省
毎日、自己評価・反省をしっかり行い、翌日
に向けての課題を明確にして準備すること。
3.(実習後)
自らの実習内容(態度一姿勢成果)を振り
返り、さらなる学習課題を明確にする。
履修上の留意事項・準備学習
1.実習においては、単位さえ取れればよい
という安易な態度は許されない。
2.学習態度に問題がある場合には、実習配
属の取り消し、あるいは、実習を延期す
る場合がある。
3.実習態度に問題がある場合には、実習を
中止する場合がある。
4.実習に際しては、淑徳短期大学の学生と
しての自覚と責任をもって臨むこと。
5.実習生としての礼儀・心構え・目標・自
己課題をもって実習に臨むこと。
6.実習に際しては、十分な健康管理をして
おくこと。
教 科 書
保育所保育指針解説書
厚生労働省 200円
その他、実習指導Ⅱの授業において随時紹
介する。
参考図書
実習指導Ⅱの授業において随時紹介するの
で、自発的に積極的に参考図書、参考雑誌に
目を通し、新しい知識を求め、自らの得意分野、
得意技能の拡大深化を図ること。
成績評価方法
実習施設の指導担当者による評価(80%)、
実習日誌(10%)、レポート(10%)の割合で
総合的に評価する。
− 273 −
実習指導Ⅱ 1単位
実習指導Ⅲ 1単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
実習指導Ⅱ・Ⅲは、実習指導Ⅰでの学習の
成果を踏まえ、実習と研究を通して保育者と
しての専門性や能力を培い、保育の業務遂行
能力を更に高めるとともに、社会人として求
められる必須の知識や社会性を身につけるこ
とを目標としている。そのために、本講座で
は各実習において必要とされる子どもの成長・
発達における発達課題の理解、発達課題に応
じた養護と教育のあり方の研究、そして実践
の場での子どもの見とり方やその観点・視点、
考察の深め方などを追及していく。具体的に
は、実習先との交渉の仕方、各実習に向けて
の指導案や指導計画の作成、書物や映像など
による子ども理解とその支援としての指導計
画の作成、実習後の報告会・検討会などを行う。
授業計画
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
17週
18週
19週
20週
21週
22週
23週
オリエンテーション
1年次の実習の振り返りと課題の把握
保育実習Ⅰ(施設)事前指導①
保育実習Ⅰ(施設)事前指導②
幼稚園研究
教育実習Ⅱ事前指導①
教育実習Ⅱ事前指導②
教育実習Ⅱ事前指導③
教育実習Ⅱの自己評価
教育実習Ⅱ報告会
保育所研究
保育実習Ⅱ(保育所)事前指導①
保育実習Ⅱ(保育所)事前指導②
保育実習Ⅱ(保育所)事前指導③
前期のまとめ
保育実習Ⅱの自己評価①
保育実習Ⅱの自己評価②
保育実習Ⅱ報告会
保育実習Ⅲ(施設)の事前指導
教育実習、保育実習研究①
教育実習、保育実習研究②
実習体験報告書作成①
実習体験報告書作成②
24週
25週
26週
27週
28週
29週
30週
実習体験報告書作成③
実習体験報告書作成④
実習体験報告会準備①
実習体験報告会準備②
実習体験報告会
実習指導のまとめと振り返り①
実習指導のまとめと振り返り②
履修上の留意事項・準備学習
実習指導は、卒業後、保育現場で信頼される
保育者になるために、実際の保育現場で実践体
験を積むための指導の場である。実習の時だけ
でなく、普段の授業においても常に積極的に学
習に向かい、挨拶や礼儀などを身につけること
を意識して臨むよう努めること。授業において
実習に必要な提出書類の説明や注意事項の説明
等があるので、
授業には必ず出席すること。欠席・
遅刻が多い、提出物の期限が守れないなどの場
合、実習中止の措置もありうるので、基本的な
生活習慣を身につけ、健康管理を怠らないこと。
教 科 書
「実習の手引き」(淑徳短期大学刊)、
「幼稚園教育要領・保育所保育指針」
参考図書
「幼稚園・保育所・施設 実習ワーク」
小林育子ほか 著 萌文書林 1,600円
「保育・福祉専門職をめざす学習の基礎
−講義・実習・生活のマナーを学ぶ」
生活技術教育研究会 編 ななみ書房
1,500円
成績評価方法
出席状況・授業への参画の積極性(40%)、提
出物等(30%)
、
実習施設による実習評価(30%)
担当教員
浅木・打浪・小薗江・佐藤・田村・中村・馬場・
藤田・矢治・山田
− 274 −
保育実習Ⅲ 2単位
荒井・他
こども学科
対象学年:2年
終 了
授業のテーマ・目的・到達目標
主として将来児童福祉施設に保育士として
実習終了後は、実習事後指導の時間に、施
就職を希望している者が選択することが望ま
設ごとに、実習の成果、感想、反省点などを
しい。
報告してもらい、ディスカッションする。
保育所を除く児童福祉施設において、実習
施設の業務内容、その中での保育士の役割や
職務内容、他職種の職務内容との連携のあり
巡回指導担当教員
荒 井・ 井 田・ 右 崎・ 唐 木 沢・ 川 山・ 佐 藤・
方などを知る。また、対象児童に直接接する
友淵・中村・野沢・山名・石塚・長谷部・矢治・
ことによって、その養護に必要な知識や技能
水野谷・田村・矢島・馬場・塩野・浅木
の概要を習得し、さらに対象児童そのものへ
の理解を深めることを目的とした科目である。
履修上の留意事項・準備学習
①実習に臨んでは、児童に接する際には養護
の基本をわきまえて、対応すること。
授業計画
②児童からみれば実習生といえども大人、施
方 法
多くの場合が泊まり込みの実習で、実習
期間は原則として2週間(実質12日)である。
設職員側に立つわけであるから、それにふ
さわしい態度をとることが要求される。
なお実習期間中は、施設の実習担当者を中
心に施設側が指導に当たる。
教 科 書
実習前
必要に応じて紹介する。
実習の準備は保育実習指導の授業を通
じて行う。その中で、実習施設や対象児童
に関する予備知識を得る。実習目標を立て、
参考図書
必要に応じて紹介する。
それをもとにある程度の計画を設定する、
さらに実習に臨む際に必要な注意事項を身
につけるなどの準備をする。
成績評価方法
施 設 側 の 評 価(80 %)、 実 習 日 誌(20 %)
実 習
で評価する。
施設の指導のもとに行い、実習生は日々
の実習内容や疑問点、反省事項などを実習
日誌に毎日記述する。実習の全体的流れと
し て は、 施 設 側 か ら の 指 導 を 受 け な が ら、
前半に観察・参加実習、中盤から後半で部
分実習、指導実習を行う。部分実習、指導
実習については、施設の都合で行えない場
合もある。実習中に一度、本学の教員が施
設を訪問し、実習状況の報告を受け助言・
指導にあたる。
− 275 −
教職実践演習 2単位
担当教員は下記に示す
こども学科
対象学年:2年
授業のテーマ・目的・到達目標
履修上の留意事項・準備学習
められる教師像、資質・技能)等から、自ら
業計画は90分単位としているが、45分ずつ2
の教育実習を振り返り自己課題の確認をして
回に分けて行うこともある。
この授業では、現職幼稚園園長の講義(求
この授業は演習2単位だが通年で行う。授
責任実習に備える。
レポート・課題の作成や、模擬保育等、授
ま た、 責 任 実 習 や 振 り 返 り 実 習 を 通 じ て、
業への積極的な参加が求められる。自らの実
園の環境構成の工夫や観察対象児の成長ぶり
習経験をふり返り、就職にあたり身につけて
を実感し自己の保育に対する課題の確認をし、
おくべき資質能力を再確認する。
模擬保育によるロールプレイングを行い「専
門知識・技術を備え、実践力を発揮できる幼
稚園教諭」を育てることを最終目的とする。
幼稚園教育要領
参考図書
授業計画
1・ 2週
教 科 書
必要に応じて紹介する。
オリエンテーション、自己評価シー
ト作成
3・ 4週
1年間の振り返りと自己課題の明
成績評価方法
出席、平常点(レポート、課題提出等)を
確化
5・ 6週
現職幼稚園園長の講義
7・ 8週
現職教員の講義
9・10週
グループ討議
11・12週
教育実習準備
重視する。
担当教員
荒井、小薗江、長谷部、池田、藤田、佐藤(純)、
矢治、諸井、矢島、打浪、萩原、田村、馬場、
(指導案の作成・検討等)
塩野、山田、浅木
13・14週
教育実習の反省と課題の確認
15・16週
前期の振り返りと自己課題の確認、
観察実習に向けて
17・18週
実習園での観察実習
19・20週
実習園での観察実習
21・22週
観察実習のふり返り①
環境構成の工夫
23・24週
観察実習のふり返り②
観察対象児の見とり
25・26週
指導案作成と模擬保育
27・28週
指導案作成と模擬保育
29・30週
指導案作成と模擬保育、まとめ
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海外福祉事情 1単位
梅原 基雄 他
こども学科
対象学年:1・2年
授業のテーマ・目的・到達目標
社会福祉先進国のデンマークを中心に、社会
教 科 書
特に指定しない
福祉政策のレクチャーを受けるだけでなく、高
齢者、障害児・者、児童福祉施設、介護住宅を
視察し、研修を行い、福祉が発達した背景や現
参考図書
特に指定しない
状を理解し、日本の社会福祉に対する理解を深
めるとともに異文化を体験することにより、広
い視野が身につくことを目的とする。
成績評価方法
海外研修に参加すること(80%)
報告書の提出(20%)
授業計画
1週〜9週
事前学習
10週・11週
デンマーク・パリでの福祉事情の研修
12週〜 15週
報告書の作成
履修上の留意事項・準備学習
海外の福祉事情のプリントを配布
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─ Memo ─
─ Memo ─
─ Memo ─
W434×H210 DIC64
2013 授 業 内 容
授業内容
2013
SHUKUTOKU
JUNIOR COLLEGE
SHUKUTOKU JUNIOR COLLEGE