親族・相続法 (家族法)

科目分類
■専門科目群(第1グループ)
□総合科目群(第2グループ)
法律学科 □必修 ■選択
学科 □必修 □選択
親族・相続法
科目名
(家族法)
英文表記
Family Law
開講年次
□1年 □2年 ■3年 □4年
ふりがな
ふるた しげあき
古田 重明
開講期間
■前期 □後期 □通年 □集中
担当者名
授業のテーマ
修得単位
4単位
我々の日常生活上の男女関係、夫婦・親子関係のトラブル解決法を示す。
授業概要
我々の日常生活上の男女関係、夫婦・親子関係のトラブル解決法を示す。必ず将来役立つ。実務中心の学
習
到達目標
男女間の紛争解決法、相続紛争解決法を確実に身につけることを目標とする。
授業時間外の
学習
履修条件
男女関係、家族関係の現実を直視してみること。
必ず出席すること。
授業計画
第1回 家族法の史的素描、明治家族法と現行家族法の比 第 17 回 相続の意義
較
第 2 回 氏と戸籍(家制度下の戸籍(氏)
)核家族
第 18 回 相続権の侵害と相続回復
(父の隠し子にやりたくない)
第3回 氏の変更、名の変更、自分の好きな氏名にしたい 第 19 回 相続人とその順位(妻の地位向上)
第4回
家庭紛争の解決方法
第 20 回 相続欠格と相続人排除
(父に反抗する子にやりたくない)
第 21 回 相続財産の範囲
第5回
婚姻の要件、婚姻の障害事由
第6回
婚姻の効力(同居、協力、扶助義務)
第7回
婚姻の無効・取消し
第 22 回 法定相続分の計算
非嫡出子の相続分、民法改正等、判例
第 23 回 特別受益者の相続分(生前父からもらっている)
第8回
婚姻の解消(あの人と同じ空気を吸いたくない)
第 24 回 寄与分 妻や長男が多大の貢献をしたとき
第9回
離婚における有責主義と破綻主義
第 25 回 遺産分割(調停条項の例)
第 10 回 内縁の保護
閼伽(あか)の他人事件から準婚関係へ
第 11 回 親子(嫡出子と非嫡出子、認知)
凍結精子の子の父は誰か
第 12 回 養子(普通養子と特別養子)
赤ちゃんポストの子の運命
第 13 回 親権の内容
子の虐待と親権制度 それでも親か
第 14 回 認知症の進行と法の保護
第 26 回 相続の承認、放棄(借金が多過ぎて困る)
第 15 回 私的扶養と公的扶助(長男の嫁の役割)
第 31 回 定期試験
第 27 回 相続人不存在、特別縁故者
相続人の1人が認知症で意思表明できない
第 28 回 遺言の方式、効力、書き方
第 29 回 遺留分(全財産を長男に相続させる→他の人は?)
第 30 回 遺留分を侵害された時
第 16 回 前半のまとめ
テキスト
『民法Ⅴ 親族相続法(第4版)
』有斐閣シリーズ
』
参考文献・資料 『家族法判例(有斐閣)
成績評価の方法 受講態度 40%、テスト 40%
成績評価基準
優(100~80 点)
、良(79~70 点)
、可(69~60 点)
、不可(59~0 点)
オフィスアワー 講義前後の時間 古田研究室
学生への
メッセージ
長い人生、一度や二度は必ず経験することばかり。転ばぬ先の杖、知って得する。知らなきゃ損、損!!
選択科目ですが、是非受講した方が良いと思います。