2007 年 11 月 28 日 株式会社テムザック テムザックの通信制御技術をユニット化! 『R2C -Unit』で三次元コミュニケーションの世界が実現!! ∼2007 国際ロボット展マイクロソフトブースで発表、展示∼ 株式会社テムザック(代表取締役 社長:髙本陽一、本社:福岡県北九州市、以下テムザッ ク)は、テムザックの保有する通信制御技術をユニット化した tmsuk 「R2C-Unit」 を世界 最大級のロボットのトレードショー「2007 国際ロボット展」(11/28∼12/1 東京ビッグサ イト)のマイクロソフトブースにて、発表、展示いたします。 ◇ テムザックとマイクロソフト株式会社(代表執行役 社長:ダレン ヒューストン、本社: 東京都渋谷区、以下マイクロソフト)は、2007 年 9 月 7 日に、ロボティクス技術を構成す るソフトウェア技術の迅速な用途開発や事業化、国際展開を促すことで協業することを発表 いたしました。 今回、ロボット用ソフトウェア開発プラットフォーム「Microsoft Robotics Studio」に対応 した玩具ロボット LEGO 社製マインドストームに、テムザックが保有する移動体通信網を使 った通信制御技術をユニット化した tmsuk「R2C-Unit」と携帯電話を接続します。 「R2C-Unit」と携帯電話をロボットに搭載することにより、玩具としてのロボットが、携 帯電話を操作してロボットを移動させたり、室内の様子を見たりといった、「実用ロボット」 に変わることを協業の第一成果として発表、展示いたします。 なお、tmsuk 「R2C-Unit」 は、テムザックの保有する通信制御技術をユニット化したコン セプト製品として、初公開となります。 テムザックの考えるロボットとは、三次元のコミュニケーションのツールだと考えます。 音声だけの電話(一次元)、音声に画像を加えたインターネット(二次元)、そして、次の 世代のコミュニケーション手段として、遠く離れた物を移動したり掴んだりといった、画像・ 音声・力による三次元のコミュニケーション手段のアプリケーションがロボットであると思 っております。 バーチャルな世界ではなく、リアルなコミュニケーションを実現します。 ◇ 今後は、玩具ロボット LEGO 社製マインドストームに限らず、Microsoft Robotics Studio に 対応した遠隔制御モジュールの商品化を検討します。 世界最大のコンピューター・ソフトウェア会社のマイクロソフトと、操作技術・通信技術 をコア技術とし、ロボットのハードウェア開発・製作も行うテムザックの両社が協業するこ とで、モーターが搭載する物体が 3 次元コミュニケーションツールになり、実用ロボットが 実現することを、「2007 国際ロボット展」にて訴求いたします。 ◆マイクロソフトコメント マイクロソフトはテムザックとの協業の成果を国際ロボット展で発表できたことを歓迎い たします。Microsoft Robotics Studio によってロボット向けソフトウェアのモジュール化が進 み、テムザックの技術がハードウェアベンダの枠を超えて広がることによって、新たなビジ ネス機会が拡大することを祈念しております。両社は引き続き、実用ロボットの実現と市場 拡大へ向けて協業を続けて参ります。 マイクロソフト株式会社 最高技術責任者 加治佐俊一 ◆tmsuk 「R2C-Unit」 について 「R2C-Unit」は、テムザックの保有する移動体通信網を利用したロボット遠隔制御システム の特許を使った通信制御ユニットです。携帯電話端末をそのまま接続しロボット側に搭載す ることもでき、より簡易かつ低コストで使用できます。 「R2C-Unit」は、Microsoft Robotics Studio に対応した他社玩具ロボットに、「R2C-Unit」 と携帯電話(FOMA)をそのまま接続して、携帯電話(FOMA)を使って簡易にロボット遠隔 操作することが可能となりました。 特徴の一つに、テムザック社製ロボットでなくても「R2C-Unit」が簡易に搭載でき、製品 ロボット、研究用ロボットなど誰でも簡易にプログラムを組むことができる「Microsoft Robotics Studio」と「R2C-Unit」を融合させる事で、さまざまな製品と接続させる事が容易 に可能となり、高い技術レベルをもつ大手企業だけでなく、幅広い創造性をもつベンチャー 企業まで容易に製品販売化できるようになります。 「R2C-Unit」は、テムザックが日本とアメリカで取得している「移動体通信を使用した遠隔 操作特許」を独占するのではなく、ユニット化した製品にすることで開放し、幅広く利用頂 くことで「3次元コミュニケーション」を全世界に広げ、より実用的な分野へこの使用感を 体験して頂きたく開発いたしました。 「R2C-Unit」は、テムザックが 2005 年から販売を開始している留守番ロボット「ロボリア」 の販売実績から得た購入者分析結果から、ユーザーの潜在ニーズをつかんだ分野へ、さらな る展開が期待できると判断し、今後販売事業化を目指します。 操作信号受信側 搭 載 アナログ通信orデジタル通信 orシリアル通信 etc 操作携帯からの操作信号を Robotics Studioに伝える Microsoft Robotics Studioに対応した、 ロボットや制御機器 Microsoft Robotics Studio 制御(操作コマンドを受け取り、対応した 動作をロボットにさせる) この件に関するお問い合わせ 株式会社テムザック 広報担当 Phone. Fax. E-mail 石川・檜山 093-581-5353 093-581-3521 [email protected] URL http://www.tmsuk.co.jp/ 〒803-0851 北九州市小倉北区木町1-7-8 )) ) ) ) ) ) ) 公衆回線網 操作信号発信側 外出先から、室内の「R2C-Unit」を 搭載したロボットに、携帯電話でア クセス。カメラで捕らえた映像をリア ルタイムで確認。
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