第5回議事録(PDF:412KB)

第5回橿原市総合計画策定審議会
議事録
日時:平成24年12月25日(火) 13:00~16:00
場所:橿原市役所本庁4階 委員会室
出席者:
○委員:赤﨑委員、天根委員、石田委員、上田(逸)委員、上田(勝)委員、川上委員、
葛井委員、小西委員、下里委員、槇尾委員、森本委員
○市 :岡崎副市長、吉本教育長、西本政策審議監、小枝危機管理監、波部企画監、
西田総務部長
○事務局:藤岡総合政策部長、岩田総合政策部副部長、西井企画政策課長(司会)
、
北野企画政策課課長補佐、上田企画政策課係長、野川主査、中井主事
傍聴人数:2人
1.開会
○司会(西井課長)
定刻になりましたので、ただ今より、第5回橿原市総合計画策定審議会を開催させてい
ただきます。
本日、進行役を務めさせていただきます、橿原市企画政策課長の西井でございます。ど
うぞよろしくお願いいたします。
皆さまにおかれましては、年末の御多忙の折、御出席いただき誠にありがとうございま
す。
なお、島本委員、菅谷委員、密門委員が所用のため、欠席とのご連絡をいただいており、
本日は11名の委員の皆さまでご審議を宜しくお願い致します。
さて、前回までに審議いただいた内容をもとに修正を加え、施策指標や市民との役割分
担を入れて原案を作成し、事前に配布させていただいております。
本日はこの原案について御審議いただきたいと考えておりますので、皆さま、どうぞよ
ろしくお願いいたします。
本日も当審議会の議事録作成のためテープを録音させていただいております。
また、情報公開の原則によりまして、傍聴の自由を認めていることが通例となっており
ます。本日のご案内の際にもお断りさせていただいておりますが、「橿原市審議会等の設置
及び運営並びに会議の公開に関する要綱」により、審議会の開催を市ホームページにおい
て周知し、希望者の傍聴を認めております。すでに会場後方の傍聴席に傍聴人がおられま
すので、改めましてご了承をお願いします。
なお、個人に関する情報や、法人その他の団体で個人の競争上の地位、財産権その他正
当な利益を害する恐れのある場合、率直な意見交換もしくは意思決定の中立性が損なわれ
1
る恐れのある場合は、皆さま方に諮りまして非公開とする手続きをとりたいと思います。
そのようなことを傍聴の方々にもご了解願いまして、進めて参りたいと思いますので、皆
さまよろしくお願いいたします。
また、記録用の写真を撮影させていただきたいと考えておりますので、御了承いただき
たいと思います。
それでは、ただ今から、議事に入らせていただきますが、その前に資料の確認をさせて
いただきたいと思います。
事前に4種類の資料を送付させていただいております。
「橿原市後期基本計画原案」
、資
料1「第2、3回審議会での意見と対応の整理」
、資料2「施策指標比較表」
、資料3「市
民等との役割分担比較表」また、本日配布しました資料は、①式次第、②座席表、③資料
4「原案の冒頭部分」
、④資料5「委員からの事前意見」です。
お持ちでない方はいらっしゃいませんでしょうか。
それでは、川上会長に議事の進行をお願いしたいと思います。川上会長、よろしくお願
いいたします。
2.後期基本計画原案について
○川上会長
本日は、年末何かとご多忙の中、また寒さ厳しい折にもかかわらずご出席頂き、誠にあ
りがとうございます。当審議会も本日より第2ステージに入る次第です。第1ステージと
しては、過去4回行政当局で作った草案について、皆さまから活発な意見を頂戴し、熱心
に審議を頂いております。そのような皆さまのご意見を受け止めて頂き、鋭意検討を重ね
られ、本日審議に通す原案としてまとめられたところです。年末何かとご多忙の中、市当
局としてせっかくご尽力頂き本日提案して頂いたことに、改めて心から敬意を表する次第
です。色々とご苦労様でした。本日の審議は第2ステージの1日目です。一応1月11日
の予備日を設定しておりますが、本日精力的に審議を進めてまいりたいと思います。
草案について、皆さまのご質問をふまえて所要の修正をして頂いたもの、また何度も申
し上げておりますが、新たに追加された計画の内容として、指標、数値目標と、市民等と
の役割分担というものが追加されているため、これらが重点になるかと存じますが、全体
を通じてなおこの際申そうというものがあれば、意見を開陳頂きたいと考えています。よ
ろしくご審議賜りますようお願いいたします。
それでは12ページから、各論から審議を進めてまいりたいと思います。第1ステージ
に倣い、各章ごとに審議を進めてまいります。第1章から入りますが、その前提として、
当初の草案に含まれていた、総合計画の各施策についての記述の構成が、当初の案より修
正されているので、それを説明頂き、第1章の内容について説明をお願いします。なお限
られた時間ですので、重点的にご説明頂きたいとお願いします。
2
○事務局(北野補佐)
12ページ以降の説明に入るにあたり、会長にお話ししたいのですが、今回資料4で原
案の冒頭部分について若干修正箇所がございますが、そちらの説明はいかがいたしましょ
うか。
○川上会長
それはそれで審議するので、詳しくは説明しないでください。第1章に入る前提として、
簡単に構成が変わったところを説明頂ければ大丈夫です。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画の構成(修正部分)
、第1章について説明)
○川上会長
只今、第1章について修正箇所と所要の説明をして頂きました。委員の皆さまのご意見
を承りたいと存じます。その前に、赤﨑委員さん、事前に意見を出して頂いています。皆
さまには資料5として配布しておりますが、まずせっかく出して頂いていますので、こち
らを議題としたいと考えています。補足的に説明頂けるものがあればお願いします。
○赤﨑委員
13ページ市民等との役割分担の1行目文末に、防災訓練の実施や防災に関する知識の
習得に関心を持つ云々とありますが、知識を持つことが大事であり、関心を持つことはい
らないのではないかと思いましたが、執筆者の方で思いがおありになったのではないかと
思います。理由を述べて頂いた上で、いらなかったら削ったらどうかという意見です。
次、14ページ現状と課題の2つ目の項目、
「平成27年度を」というのはおかしくて、
「まで」ということでしょう。3つ目の項目、耐震化は、橿原市民は東日本大震災で認識
しはじめたのか、そのようなことはないと思います。阪神大震災で私たちは耐震が大事だ
と思ったとはずです。書くならば、
「阪神大震災・東日本~」と書いたほうが良いのではな
いでしょうか。そもそも国の施策でも、東日本大震災があったから耐震化促進をやってい
るのではありません。阪神大震災があったからです。認識が足りないと思います。
17ページ今後の取組2、
「消防水利の充実」の2行目、
「都市化に合わせた消火栓の充
実」と書いてありますが、一般的に、農業的土地利用がなされていたり、人々が主に一次
産業を生業になさっているところを都市ではないという認識があり、そこから二次産業に
従事する人が多くなるということを都市化と言います。これは、市街地の拡大という意味
ではないでしょうか。都市化という用語の使い方としては私の立場からは間違いだと思い
ますのでご検討いただきたい。
3
18ページの現状と課題1行目、青色防犯パトロール隊の発足と書いてありますが、市
民でない私は初めて聞いて、何のことだか分からない。市または地域独自の活動だと思い
ます。これは説明がいると思います。ほとんどの市民の方は知っておられるのでしょうか。
新しい市民が来てこれを見たときに分かるように注釈をつけること、また、難しいものは
注釈をつけるということは原則ですから、おつけになってはどうか。いつできたかという
ことも書かれたらどうでしょうか。
19ページ、交通環境の確保の1行目、
「駅周辺に整備されている駐輪場を基点として、
放置自転車の撤去」と書いてある。
「基点として」が、どのような意味かよく分かりません。
ご説明いただいて必要であれば残してもいいですが、いらなかったら省くことでしょう。
3番の最後の文節、
「公共交通空白地帯の解消と、新たな公共交通空白地帯を生み出さな
いための取組を進めます。
」とあり、それを今後の取組4、5で受けているのだと思います
が、繋がりがよく分からないのでつなぎを書いておいた方が良いかも知れません。
4番、コミュニティバスの利用促進ですが、
「市民の移動権」と書いてあります。確かに
封建時代に国民は旅行する権利はありませんでしたが、明治以降は与えられています。権
利という言葉を入れた意味は何でしょうか。建築系で言えば日照権があり、環境権は憲法
にも規定されていないものの実態として権利があると裁判所は認定しています。移動権に
ついては大げさ過ぎるのではないですか。わざわざ「権」というべきか。
○川上会長
ただ今のご意見について検討していただきたいと存じますが、この際一言というものが
あればコメントをお願いいたします。
今問題提議されたご意見については私も共通項がございますので、十分ご検討いただき
たいと存じます。他の委員の方ただ今の第1章についてご意見ございましたらお願いいた
します。
○松村市民協働課長
ご指摘の移動権について記載した考え方をご説明させていただきたいと思います。地域
公共交通の空白地帯を埋めるという意味合いで、公共交通の充実に取り組んでおります。
その根本的なものを考える中で、継続審議中であると聞いている交通基本法の中で、移動
する権利は基本的人権の中の社会権の1つという位置付けであり、これを保障するために、
空白地帯や高齢者の買い物需要、通院などへの対策を考えていくべきとうたわれておりま
す。このようなことも含めて移動権というような表現を用いらせていただいた次第でござ
います。
○川上会長
14ページ耐震対策の推進、基本方針に「公共建築物の耐震化を推進するとともに、市
4
民が住宅等の建築物の耐震化を推進します。」と書いています。この基本計画は、市の施策
の基本方針です。市民がそれぞれの住宅等の建築物の耐震化を推進することは、市民等と
の役割分担では出てきますが、市の総合計画、基本計画の基本方針としては馴染みません。
この場合、市民による住宅等の建築物の耐震化を推進することを支援します、という立場
です。
県の公共施設の耐震化の要請という意見が出まして、県が上位機関だから言えないとい
うのは、基本計画の中に書くのか書かないのかという議論を抜きにして、その考え方自身
に異論があります。県は上位機関ではありません。市の皆さんが、県が上位機関だとお考
えになっているのであれば、そういう考え方を徹底して改めていただきたい。資料にも書
かれています。分権改革の目玉であることとして、国と県と市町村は対等だとあります。
今までは上位下位の関係があった。それを対等、協力にするというのが2000年分権改
革の目玉です。そういう中で、上位機関だから云々という認識、意識は徹底的に改めてい
ただかないといけない。これは基本計画以前の問題です。書くのかどうかは別です。考え
方について大いに異論を申し上げておきたいと思います。
19ページ移動権についての説明がありましたけども、これは法律用語ですか。法律に
書かれていますか。
○松村市民協働課長
まだ制定されていませんが、交通基本法の中で移動権として規定されています。
○川上会長
行政が権利というためには、相当な覚悟が必要です。情報公開請求権などでものすごく
議論しています。権利というのは大変なことです。権利が認められれば権利の侵害という
ことは、行政は一切許せません。橿原市生活交通ネットワーク計画に、交通権ということ
が掲げられていますか。
○松村市民協働課長
計画の中では、今おっしゃっていただいた権利としての移動権ということはうたいこん
でおりません。
○川上会長
そうであれば、権利という言葉はカットすべきです。他の用語に変えるべきです。権利
という言葉を使うということは非常に慎重な配慮が必要です。行政の責任が伴うので、単
なる言葉のやりとりではありません。行政と市民国民との間の権利関係で大変なことにな
ります。用語の問題ではありません。先ほど赤﨑委員もおっしゃいましたが、適切な言葉
に変更していただきたい。
5
また、
「模索」という言葉があります。前にも申し上げたことがありますが、行政計画で
模索という言葉は適当ではありません。検討など、よりわかりやすい言葉にされてはどう
でしょうか。
市民等との役割分担ですが、コミュニティバスや公共交通機関で今一番問題になってい
るのは、利用者が少なくて経営的に大変だということです。コミュニティバスも色々な自
治体が行っていますが、空気を運んでいるのかという非難が一方で出ています。公共交通
機関では、いかに利用者を確保するかということです。それは今後の取組の中に掲げてい
ますが、市民等との役割分担で掲げるべきではないでしょうか。公共交通機関やコミュニ
ティバスを利用してほしいと、皆さんが取り組んでいます。それを自覚してもらわないと
いけないと思います。公共交通機関が直面する最大の課題です。市民が役割を自覚してほ
しいということを強調すべきである、と思います。
他にご意見はございませんでしょうか。それでは次の第2章に入ります。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第2章について説明)
○川上会長
27ページの社会保障ですが、市民の役割として「必要性を理解し、保険料及び税を適
正に納付することで、制度の維持と運営の一端を担うことが期待されます。
」とあります。
これも大事なことです。国民年金も年金保険料の未納問題があり、納付率が50%台にな
りました。社会保障制度の維持のためには非常に大事なことですが、もう1つ社会保障制
度で問題になっていることは不適正利用です。今後自民党政権で社会保障、生活保護問題
が出てくるでしょうが、市町村レベルで一番困っているのは不適正利用です。大都市には
大体共通項としてみられます。保険料の未納問題と併せて、適正利用をどう確保していく
かということが、社会保障制度にとって非常に重要な緊急課題になっています。そのこと
を書かれるべきではないかと思います。当たり前ですが、できていないのが現状です。社
会保障制度、生活保護制度の適正な利用、それから自立努力でしょうか。社会保障費、生
活保護費がものすごく増えています。単にお金を配るのではなく、自立努力をどう支援し
ていくかということが書かれなければと思います。国家財政、地方財政を通じて難問です。
取組は書かれていますが、市民等に自覚をしていただかなければなりません。橿原市には
そのような市民はいないとおっしゃればそこまでのことですが、やはり社会保障制度の適
正利用を自覚してもらう必要があるのではないかと感じました。
31ページ、高齢者の生きがい対策ですが、今後の取組の千塚周辺の整備計画を書いて
いただいて非常に良いですが、千寿荘をやめて、ここでの生涯学習を全部他に移すという
表現になっています。検討していただきたいですが、千塚周辺整備事業では、健康づくり、
学習、交流の拠点施設という位置付けをしています。現在の記述を見ると、千寿荘の機能
6
はすべて移ってしまうということになるので、千塚周辺整備事業でも学習機能を拠点施設
の重要な機能として残すということがあるのではないかと思いますので、その点ご検討い
ただきたいと思います。
31ページ下段、市民等との役割分担の下から2行目、地域のコミュニケーションとあ
ります。この文章は難しいです。地域のコミュニケーションという言葉、地域の対話です
か、そうなると文章として分からない。地域のコミュニティ、ということにも取れますが、
いずれにしてもこの文章は難解な感じがしますので、表現を検討していただきたい。地域
のコミュニケーションというのはあまり使いなれない言葉です。
23ページ、県立医大との関係を挙げて頂いておりますが、明日香村は県立医大と協定
を締結したということを聞いています。しかし、県立医大附属病院は橿原市がどこよりも
密接な関係にあり、明日香村が協定を締結したという動きというのは、看過できないこと
ではないかと思いますので、県立医大との関係というものは密にしていただく必要がある
のではないかと思います。行政的な役割分担から見ると困難があるでしょうが、県立医大
附属病院は橿原市が有している貴重な資源です。追加してほしいという意味で言ってはい
ませんが、今後の取組としてそのようなことも考えていただくといいのではないかと感じ
た次第です。
32ページ、障がい者の自立支援と社会参加促進についてです。施策のサブタイトルは
全体としてあえて必要ではないと思いますが、せっかく書いておられるので限定して考え
ますと、障がい者の自立支援と社会参加に行政が取り組むのは、基本方針にある「障がい
のある人が生きがいを持って生活できるまち」をつくるためではないでしょうか。その結
果、お互いが尊重しあえるまちになっていくだろうということです。行政としては、障が
いのある人が職業上差別される、あるいは社会生活上不平等な取り扱いがあるなど、色々
な面でのハンディキャップを解消し、生きがいを持って生活できるまち、ということをサ
ブタイトルに掲げられるほうがいいのではないかという意見です。
○赤﨑委員
注釈にアスタリスクが入っていないものがありました。29ページ右側網がけの箇所、
下にアスタリスクがあるのに本文にはありません。もうお気づきであると思いますが、入
れてください。
33ページ、ノーマライゼーションの説明がありますが、2回目なのでどうしますか。
33ページだけ読む人にとって注釈は必要であると思いますが、読み進めている人からす
ると、またかという感じがする。注釈に何ページ参照と書けばよいのではないでしょうか。
また、日本語の言葉のミスタイプが数カ所ありますので、修正してください。
○下里委員
明日香村と医大の協定は、健診事業によるものです。特定健診といった健診事業が明日
7
香村では今まで大きな動きがなかったので、医大の力を借りて、5年間計画だったかと思
いますが、年齢を区分して色々な調査をするという計画を半年ほど前に報告されています。
橿原市としても、同様の特定健診の受診率は確かに低くなっています。色々な努力により
受診率は大分向上し、今回の色々な対策事業等に関して県から表彰されたという業績もも
っておりますが、より受診率を向上させることを考えると、明日香村のような医大との提
携ということも必要ではないかと思います。
○川上会長
他にございませんでしょうか。それでは第3章にまいります。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第3章について説明)
○川上会長
第3章について、ご意見をお願いします。
50ページ、人権意識の高揚で、サブタイトルで「尊重しあえる社会」とあります。特
別に意図があって、「まち」が「社会」に変わっているのではないと思いますが、次の男女
共同参画も社会になっています。特別な意図はないのであれば、まちで統一したほうが良
いのではないでしょうか。
43ページの学校教育は、随分内容を充実していただきましたが、市民等との役割分担
についてです。ここに書かれている、安全確保、色々な問題を早く発見する、ということ
も確かに非常に重要なことです。しかし、もうひとつ重要なのは、教育というのは学校だ
けが背負うものではなく、学校、地域社会、家庭の三者の連携協力によって推進されるべ
きだということは自明の理です。学校教育の充実について書かれているので、地域社会と
家庭は関係ないと言ってしまえばそのとおりですが、学校教育に関わっても、家庭の教育
機能というものは非常に重要な意味を持つと思います。マイナス面をどうカバーするかと
いう面と、家庭の果たすべき教育の重要性というものに触れるべきではないかと思います。
学校教育を家庭で行うという意味ではありませんが、躾など様々な面での学校との関わり
や、地域社会と学校評議員など。前期のときも開かれた学校づくりということで随分主張
しましたが、開かれた学校づくりは地域社会との間のみならず、家庭の教育機能について
も言及されるべきだろうと思いました。核家族化とか社会経済の状況の変化など色々な要
因により、一概には言えないものの家庭の教育機能の低下がみられます。既にPTAなど
で取り組んでいることと思いますので。
○上田(勝)委員
学校教育の充実というところですけども、以前欠席していて申し訳ありませんが、今後
8
の取組1「確かな学力育成を目指す教育環境の整備」で、図書館の充実、情報教育推進の
ためといったことで整備していくということですが、さらに今、小学校での外国語活動を
充実しようということになっています。そのためにはALT、ネイティブの方が来て話を
するということが必要だと思います。しかし、なかなか配置が増えてこないので、ALT
の時間増なども入れていただいたらいいのではないかと思います。
○小西委員
心の病を抱えている学校の先生が数千人いると、新聞に載っておりました。橿原市の場
合は、心の病をお持ちの先生方は少ないですか。今は教わる側の話ですが、教える側の先
生にも心の病気の人が多いということがみられます。全国的な規模の話をさせてもらって
いますが。
○森本学校教育課長
先生のメンタル面の病気についてですが、橿原市にも全国の状況と同じで、メンタルで
病気休暇を取られる先生方がおられます。その対策として、県の教育機関での相談機能、
また市のナビプラザで開設しているメンタル相談も利用していただくということを、学校
を通じて広報している状況です。
○天根委員
教育基本法が改正されて、基礎教育が学校教育のみならず家庭教育など全ての教育にか
わっての教育基本法があります。そのようなものを下敷きにして、この文章表現を考えら
れていったら良いのではないでしょうか。例えば、教育基本法の前の子どもの権利条約な
どでも、子どもの教育の第一次的責任者は家庭、親であると明言しています。教育基本法
においても、家庭教育という項が新しく設置されたり、教育の目的はこのようなものであ
ると、今までと変わった表現で詳しく書かれています。そういったものがあまり周知され
ないままに進んでしまっています。このようなときにこそ、そのようなものを下敷きにし
て書かれたらいいのではないでしょうか。
34ページの基本方針、
「市民が安心して子どもを産むことができ」とあり、2つ目に「子
育て」云々とあります。以降の文章は後半部分にしか関わってこない。見方によっては、
生むことができないのは後半に書かれていることだけが原因だと捉えているのであれば間
違いだと思います。この施策は子育て支援であるから、後半の部分についてのみで良いと
いう解釈でしょうか。
○西村福祉部長
この施策では、子育てをメインに文章の組み立てをしておりますので、そのようなこと
もあるということで書かせていただいております。
9
○川上会長
48ページ、生涯スポーツについてです。これは全く余談で、女子サッカーの神戸が3
連覇しました。あれは橿原市がスポンサー契約を結んでおられます。そのような楽しいこ
とも総合計画に書かれていて良いのではないか。各紙一面で扱っており、ビッグニュース
ではないでしょうか。計画に書けという意味ではないですけど、そのようなことも書けれ
ば面白いのではないかと思います。
他にございませんでしょうか。その次にまいります。第4章、市民の自立と個性を活か
すまち、をお願いします。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第4章について説明)
○川上会長
53ページの男女共同参画社会について、施策を1つ起こしていただきました。今後の
取組で「男女共同参画広場の拠点としての機能」は分かりますが、市民が見て具体的な実
感を伴って読んでもらえなければなりません。男女共同参画広場といえば、固有名詞とい
うよりも普通名詞のようなものです。これも他のところでも言いましたが、書かれた人は
八木駅南口の観光交流センターにある広場であるということを意識していると思いますが、
読む者の立場で書かれないといけません。これではどこにあるのか、どのようなものか分
かりません。具体名が出ることで、市民に身近な計画として受け止めていただけます。一
般的な表現はできるだけ避けたほうがいいのではないかといつも申し上げていることで、
その具体例ではないかと思います。
○赤﨑委員
広場とあちこちに書かれています。一方ではモノではなく概念で書かれています。プラ
ットフォームという用語が市民活動と市民運動で出てきました。分かっている人は分かっ
ていますが、そのように、
「機会がある」という意味で「広場」を使うことがあります。特
定の場所でない場合は良いと思いますが、広場と出てきたときにどっちか分からないとい
うのは、会長がおっしゃったように良くないと思います。具体的な空間があるなら書くべ
きというのが会長のご意見で、抽象的な概念としての広場も、出てくるならば使うと良い
と思います。
○石田委員
DVに悩む人の相談窓口について、県だけでなく、市でも地域民間企業のトイレ等に周
知する取組をしてほしい、ということが反映されていないと出ていますが、私はトイレに
10
置いて欲しいと言ったのではありません。DVを受けているような方々は表立った派手な
啓発に対して自分からは行動できないので、そのような方々に相談窓口があるということ
を啓発してほしいという意味で言わせていただいています。せっかく市民等の役割分担の
ところに、苦労を抱えこむことのないように各相談窓口で相談することが期待されると出
ているので、なぜトイレであったかということを考えていただいて、相談窓口がどこにど
のようなかたちであり、電話番号が書かれているといったことを周知することを徹底して
いただきたいという意味で言わせていただいています。今からでも付け加えることが可能
であれば、そういった文言が啓発のところに出てくるといいと思っています。
○事務局(北野補佐)
説明が不足しており申し訳ございません。ただ今民間企業との取組におきましては、今
後の取組2の3行目以降、
「関係機関団体の地域に根ざした民間企業等と連携して、啓発活
動を推進します。
」ということで、記載を追加いたしました。
○川上会長
他にございませんでしょうか。続いて第5章、人と文化がふれあうまち、をお願いしま
す。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第5章について説明)
○赤﨑委員
55ページの3、「活用」というのはまだ国宝レベルで、歴史的に価値の高いものに重点
を置かれて、保存に留まっているところが多いと思います。
提案ですが、例えば今後の取組3のところで、「登録文化財の制度を活用する」というこ
とを書いたらどうかというのが私の意見です。登録文化財というのは、建物所有者が自分
で手を挙げて、登録して下さいと言います。様々な特典があって使いやすい制度ですが、
この結果、後で出てくる施策5-4の観光にもつながることが事例として沢山ありますが、
本市はそういうのを推進すると。市が自ら手を挙げてやることもあると思いますし、基本
的には市民の皆さんが手を挙げるのを支援してあげる、ということが考えられます。どこ
にも登録文化財のことが出てこなかったと思いますがぜひご検討いただきたいと思います。
私がイメージしているのは、札の辻の平田家の向かいにある家で、これをレストランとし
て活用するというのが意見です。そのようなことも含め、文化財保護と同時に活用ができ、
観光資源にもなるという考え方をあちこちに散りばめる。具体的には55ページの3に入
れたらどうか。場合によっては61ページの4にも入れた方が良いのではないでしょうか。
交流につきましては、事情がよく分かりました。もう少し幅広い韓国や中国との交流は、
11
5年間で検討して、次の総合計画では国同士がどうであろうと、市レベル、市民レベルで
踏み込んだ交流、特に歴史を生かし、私達が中国や朝鮮半島で学んだことをこのように展
開している、ということを見ていただいて、市民レベルで国際交流を進めるということも
市の役割、もしくは市民の役割としてあるということが個人的見解です。しかし、今日の
段階で書くのが早いということもよく分かりますので、検討課題とし、言わないでおきた
いと思います。
登録文化財を使ってレストラン・旅籠にするのが良いというのが私の個人的見解ですが、
それを支えてあげる仕組み、もしくは支援を市役所として行っていただきたいと思います。
○川上会長
登録文化財については、畝傍高校の建物が登録されています。
55ページ、今後の取組1「文化財の調査と保護の推進」は、最後の段で称念寺につい
て追加していただきました。「保存修理を進め、往時の姿に修復します」とありますが、市
が称念寺の修復をするわけではありません。先ほどの耐震化と同じであり、このような表
現は的確にしていただきたいと思います。支援協力とかどういうかたちで支援されるのか。
また、2の世界文化遺産登録ですが、市民であればこの固有名詞も分かりきったことであ
るということでしょうが、
「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」という言葉が、54、5
5ページではどこも出てきません。やはり固有名詞ははっきり書かれるべきではないでし
ょうか。書いている人はわかっているのでしょうが、それではいけません。どこにも出て
いません。「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録に向けて、ということが
一言必要なのではないでしょうか。
○赤﨑委員
55ページ、注釈文の下から2行目ですが、伝建地区、今井町が全国で37番目と書い
てあります。なぜ37番目と書くのかわかりませんが、ご存じですよね。称念寺の今井さ
んが頑張り、建築学会の建築士の専門家が頑張り、今井町を第1号にすべく国に働きかけ
て伝建地区の制度を作りました。しかし、地域に根ざした制度展開をしないといけないた
め長い時間がかかり、結果37番目になったのであり、37番目ということを書く必要が
ないと思いますが。もしくは書かなければならないのならぜひ意見を聴かせてください。
もし書くのであれば、先頭を切って運動をやったことを書いた方が良いと思います。
○竹田文化財課長
37番目ということにつきましては、特に必要ないと思っておりますので削除してまい
りたいと思っております。おっしゃられましたように、今井町を伝建にしていくというこ
とで、文化財保護法の改正がありました。その意味では、37という数字は必要ないと判
断いたします。
12
○赤﨑委員
改正されて制度が創設されたきっかけをつくったのが今井町である誇りをもってやる、
などと書けないでしょうか。
○竹田文化財課長
登録文化財の制度を活用するということについてでございますが、本市におきましては、
旧六十八銀行八木支店、あるいは河合源七郎家住宅など、19件が登録文化財に登録され
ております。これ以外にも文化財は、名勝であったり史跡であったり建造物、そういった
総合的な指定が必要になってまいりますので、全体としての制度活用ということでご理解
いただきたいと思っております。
○田原生涯学習部長
称念寺については、もちろん所有者が修復する事業ではございますが、その中で国、県、
市がそれぞれ補助金を出して、市も参画をして取り組んでいる事業でございますので、そ
ういう意味も含めて修復しますということで、書かせていただいております。
○川上会長
施策指標、数値目標ですが、58ページを見ると、「国際・地域間交流の推進」の施策指
標として、宮崎との物産展あるいは宮崎との修学旅行の派遣が挙げられています。宮崎市
とは提携しておられますが、今の世の中、宮崎とのやりとり、行き来が国内交流の指標と
いうのはどうなのか。だから外してしまうということではありませんが、このような指標
を見ると、施策指標の意味があまりないという感じを受けます。宮崎市との修学旅行を増
やすことが交流の推進として有用な数値目標かと言われれば、どうなのか。めざすのは、
国内でももっと多面的な交流です。宮崎市と交流しているのでこのような数値目標が出て
きます。外してほしいという意味で言っているのではなく、数値目標はあまり役に立たな
いという印象を受けた次第です。必要な部分、あるいは役に立つ数値目標もありますけど、
ばらつきがあります。
○川上会長
他にございませんでしょうか。続いて第6章、活力と賑わいのある元気なまち、をお願
いします。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第6章について説明)
13
○赤﨑委員
65ページ、「まほろばキッチン」がはじめて出てきます。固有名詞であり、注釈が必要
でしょう。開設予定や、何をするかなど、解説なども書いておいたらどうでしょうか。
また、67ページ今後の取組4の最後のところに、
「企業の立地と市内事業所の規模拡大」
と書いてありますが、市内事業所の敷地の中で商売を拡大するのか何のことを指している
のかよく分かりません。規模拡大というのは経営規模を拡大すること、工場の場所を広げ
ることの両方があると思います。よく分からないので説明したほうが良いと思います。し
かし、もっと大事な中身は、前から発言しているとおり、奨励金のことです。この5年間、
製造業、宿泊業だけをなさるのか。産業政策はよくわかりませんが、それ以外のところで
何かやりたいという方々を受け付けないという仕組みにする必要はないだろうと思います。
市もしくは議会との関係で検討していただきたい。もし、そのようなことを検討していた
だくならば、そのニュアンスでお書きになればどうかと思います。
もうひとつは、奨励金について、市民や企業は知っているのでしょうか。どうして知ら
せているのか。知らせないといけないという気持ちがあるなら知らせ方をお書きになった
らどうかと思います。
○岡田市民文化部副部長
規模拡大という言葉の意味合いですが、奨励金制度につきましては、市外からお越しい
ただくだけではなくて、市内事業所をより一層拡大していただきたい等の意味合いから、
このような文言を入れさせていただいております。
市民にPRはしないのかということに関して、市の面積は約40k㎡ですが、大半が歴
史的な風致地区であったり、あるいは世界遺産で言うところのバッファゾーンの地域が多
い関係もあり、実質的な市有地等々を持ち合わせていません。そのようなことから、でき
るだけ県のレベルと同じような配慮で、4月1日から施行しておりますが、県と一緒で近
畿圏や関東方面においては一応のPRを行っているところでございます。商工会議所等と
も、ビジネスマッチングでの啓発活動等も含めてさせていただいているというところでご
ざいます。
製造業と宿泊施設だけのことになるのかというご質問に対して、製造業には企業立地促
進法の法律に基づいて、奈良県が県内対象施設として、国の同意を得て作成された企業立
地基本計画の中で、産業集積として規定された業種にあわせております。また、宿泊施設
につきましても、商業地域に限定して誘致を行っているところでございます。
○赤﨑委員
もしそうであれば、この5年間でもう少し柔軟に充実させて欲しい。中身の拡大、もし
くは本市に合ったやり方。私は産業人ではありませんが、魅力がないような気がいたしま
す。これ以上やるのは大変なのでよいですが、もう一歩踏み込まないといけないと思いま
14
す。検討してください。
○川上会長
63ページ消費生活について、大分充実していただきましたが、消費者の技術支援で消
費者教育の推進に関する法律というのができました。この法律では、推進計画を作る、協
議会を設置すると、努力目標ですが極めて具体的なことを書いています。消費者行政、消
費者教育を推進する立場から、法律が努力目標として書いているものを橿原市としてやる
という意気込みがあれば、大いに書いてもらっていいのではないかと思います。もしその
ような意志があれば、連携をしてやりますというだけではなく、記述して頂きたいと思い
ます。
○川上会長
他にございませんでしょうか。続いて第7章、快適な生活を育むまち、を議題とします。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第7章について説明)
○赤﨑委員
内容と表記について、68ページ注1、アスタリスクの「都市マスタープラン」といい
まして、もっと縮めれば都市マスと言っているものですが、注で都市マスタープランと書
いてあるのは間違いではないけど、誤解を招きます。都市計画マスタープランのほうがい
いと思います。同じページ、アスタリスク2の最後、地区計画の説明ですが、きめ細かく
土地利用をコントロールする都市計画の制度、もしくは都市計画法の制度と丁寧に書いた
ほうがいいと思います。
69ページ、今後の取組2の下から3行目、八木駅というのは総合計画では大和八木駅
とは書かないのですか。正式には大和八木駅です。
70ページ、医大が再開発なさると。コンパクトシティ概念でやりたいということを取
り入れて頂きましたが、スマートシティ、コンパクトシティはコラムにするほどのことで
はないので、注でいいと思います。世界の傾向などを記事で書くのであればコラムとした
方が良いですが、この程度の説明なら注で良いと思います。
71ページ、県立医大周辺整備ですけど、誰がやるのでしょうか。
「県では」と書いたの
で県がやると読めますが、県がやるなら市がどうするのかがよくわかりません。本市とし
てはコンパクトシティにしてほしいということをおっしゃっているのでしょうか。県立医
大そのものの改造もしくは改変と市街地整備との関係を、県、市との関係が明らかになる
ように書くべきでしょう。
全般に平仮名まちづくりが出てきますので、ハードの整備だけでなく市民が事を起こそ
15
うとした時にどのような窓口に行ったらいいのか分かるように書いて欲しいと思いますが、
今のご説明では、平仮名まちづくりは71ページ3の1行目、市の移動等円滑化基本構想
だけしかおっしゃらないけど、商店集積のところの平仮名まちづくりなど、たくさんあり
ます。それはどうするのでしょうか。市街地整備の担当窓口を分かるように書いてほしい
し、どこの市のマスタープランでも平仮名まちづくりはあちこち散りばめられて書いてい
ます。場合によっては真似をすべきだろうと思います。
4、区画整理ですが、はっきり具体的な予定があるなら書いたらどうですか。それ以外
にやらないということであれば特に書いたほうがいいと思う。いっぱいやる予定があるな
らそのニュアンスで書くべきでしょう。
73ページ道路ですが、今後の取組の1、ハード整備だけでなく、本市では40年ぐら
い前からやっているスクールゾーンというような道路交通法の時間規制によって、保護者
もしくは通学路の確保をやってらっしゃらないのでしょうか。当り前のことであると思う
けど、歩行者の安全確保のためには有効だと思うので、書いておくほうがいいと思います。
73ページ市民等の役割分担の前段2行目、自主的に建物のセットバックを行う等の協
力が期待されますと書いてありますけど、これは何のことですか。建築基準法の接道規定
を実現するために、既存の4mに満たない道路を、中心線から2m後退させるということ
でしょうか。自主的にやる例は聞いたことがありません。自主的にとは何のことを言って
いるのでしょうか。これは質問なので答えてください。
続いて77ページ、字数が多ければ良いとは思わないけど、3点しか書くことはないの
でしょうか。例えば83ページの8「人と自然が共生できる地域づくり」の4「水に親し
む川づくり」との関係で、77ページで書くことがないのか、という疑問があります。ご
説明では83ページに書きましたとおっしゃいましたけど、83ページはソフトウェアの
ところではないですか。これをやるためには何もハードの整備はないでしょうか。質問で
すので、答えてください。
82ページ、現状と課題の1行目、近年自然環境が変化していくなかで云々とあります
が、何のことを指していますか。地球が温暖化して自然環境が変わっていることは確かで
すが、何のことを指しているかよく分かりません。子どもたちが自然から離れていく傾向
があるような自然が変化しているということですが、何のことかよく分からないです。ま
た、何を言いたいのかということも含めてご検討いただければと思います。
84ページ、現状と課題の最後の項目、
「近年の開発等が、歴史的集落が点在する良好な
文化的景観に影響を与えているところもみられる」というのは易しい書き方ですが、場合
によってはそれを「阻害」するというぐらいきつく言ってもいいのではないかという意見
です。影響があるというのは悪い影響という意味だろうと思いますけど、踏み込んで書い
てもいいかという印象があります。
85ページ3、景観形成推進地区のことですが、景観行政というのは景観を整えたら終
りではなくて、平仮名まちづくりとか色んな面で使うことが必要と考えます。眺めて楽し
16
いだけではなく、そのことによって得られる文化的、経済的効果も含めての事であると思
います。どこかで、まちづくりと結びつけます、などとお書きになったらどうかという印
象があります。
87ページ4、
「平成25年度以降の風致地区条例云々」とありますが、これは既に条例
が議会で通っており、25年度以降施行されるという意味でしょうか。議会を通っている
ならこのままでいいかもしれませんが、日付の問題は慎重に扱われてはと思います。
具体的にお答えいただきたいのは、水環境、水に親しむ川作りが河川のハードと関係し
ないのかということと、自主的なセットバックについてです。
○吉原まちづくり部副部長
自主的なセットバックという文言ですが、建築基準法では、道路の中央から2mバック
して建築しなさいという規定がございますが、町によって自主的に道が狭いからそれ以上
にセットバックして下さいというような申し合わせがあるところがございますので、そう
いう文言を表記しています。
○赤﨑委員
それは何かの制度に基づいたものですか。民民で契約か何かをしたのでしょうか。まち
づくり憲章か、それとも不文律ですか。
○吉原まちづくり部副部長
全市的ではありませんが、建築基準法だけでは十分に幅員がとれないというところがご
ざいまして、そういうところにおきましては周辺住民の人が地区ごとに取り決めをしてお
り、実践してもらうということを期待しています。
○赤﨑委員
事情は分かりました。一般的にはありえないことなので、解説がいるかもしれません。
促進しますとか書いたほうがわかりやすいかもしれない。大阪市ではこのようなことをす
る人は誰もいませんので、もっと自慢して書いてはどうですか。場合によっては地区計画
とか、制度的な支援をしてあげることも必要な場面が出てくるかもしれません。傍観して
いるのではなく、掛け合ってはどうでしょうか。
○川上会長
71ページ、市街地整備の推進ですが、市民等との役割分担に計画段階、構想作成や合
意形成に市民等が主体的に取り組むとあり、これは非常に大事なことです。今まではこの
ようなことをせず、勝手に市がつくったものを押し付けてきた。その段階ではなくなりま
したが、この記述では、構想作成や合意作成あるいは計画策定の段階で意見を言うという
17
だけです。本当の協働では、実施についても必要な協力、連携をします。構想作成、立案
過程で協働するのももちろん大事で、今まではそれでよかった。しかし、実施ないしその
後の管理運営についても一定の連携、協力をするというのが協働です。その点を書かれる
べきです。
次の道路ですが、こういう計画では道路をつくるのがいつも議論になりますが、道路の
新設については全くノーコメントです。前期では幹線道路の整備というものが入っていま
した。今の記述はメンテナンスや補修といったものだけです。橿原市では道路の新設は一
切いらないというのであればもちろんそれで良いですが、ここでは道路の新設というのは
文言としては一切出てきません。それほど整備されたのかということを疑問に思いました
ので、検討していただきたいと思います。
77ページ、河川環境ですが、大和川流域総合治水対策も非常に大事で、総合的、広域
的に取り組んでおられます。水質は改善されてきていますが、これは奈良県全体また大阪
府を含めた広域の課題です。草案では書かれていましたが、原案で省かれており、どのよ
うな理由なのでしょうか。水質改善は、橿原市にとってそれほど必要ないのかともとられ
ます。私は、大阪府、奈良県を含めた広域的な共通課題であろうと思っています。単に生
活環境というだけではあまりにも漠然としているのではないでしょうか。
83ページですが、例えば3の虫いっぱいの里山づくり。細かいことですが、草案では
万葉植物園という固有名詞が出ていました。それが、原案では「万葉集に謳われている植
物を考慮した整備を協働で進めます」と抽象化されています。なぜせっかくの固有名詞が
落ちたのかと思います。すばらしい施設なので、堂々と掲げるべきなのではないでしょう
か。
85ページですが、住環境の整備で「称念寺を修理し、往時の姿に再生します」につい
て、市の事業ととられてはいけない。先ほど言いました。
87ページ、良好な都市景観の形成は、今後の取組の項目が非常に多くなっています。
項目が多いのでいかがなものかという感じがしますが、公共施設の景観整備というのは、
「隗よりはじめよ」ですね。建物だけではなくあらゆる公共施設について、景観上の配慮、
いわゆる文化投資というものですが、数%は文化的価値を高めるために投資するというも
のが一時流行りましたが、それが見られません。前期のときもこの点は議論しました。橿
原市の文化性を高めるためにも、民間に言う前にまず行政からという感じがしております。
○事務局(北野補佐)
水質関係の問題について、当初は7章の5にございましたが、91ページの8章2環境
保全活動の推進に記載を移しました。
○赤﨑委員
私は河川の専門ではありませんが、河川は繋がっているので、水系として環境保全など
18
に取り組み、場合によっては都市計画や地域づくりの観点で取り組むことが必要です。滋
賀県の例でわかるように、下流を守るため、もとの部分を守っていこうということです。
水系の市町村で力を合わせていこうという概念がなければ、記述ができません。河川も環
境も、水系で取り組むのだということをぜひ認識頂ければと思います。
○事務局(北野補佐)
大和川の水質に関しましては、河川整備と環境の両方の施策で指標として「大和川BO
D値の恒久的な環境基準の達成」を設定していました。この施策を書くうえで、この指標
しか適するものがなかったのですが、一方で2つの施策に同じ指標を使うということは避
けるべきであるという判断から、環境のほうで記載したというところでございます。
○吉原まちづくり部副部長
先ほど、都市計画街路は橿原市内にないということでしたが、72ページで今井地区に
限定していますが、街路の整備率を表記しています。都市計画街路は橿原市も数多くあり
ますが、その中で、今井地区関連で2つの街路事業を行っています。そのことを表記して
います。
○川上会長
それはこの中に入っているのですね。了解しました。それでは10分間休憩いたします。
-休憩―
○川上会長
それでは引き続き審議を進めてまいります。第8章、持続可能な環境をつくるまち、を
お願いします。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第8章について説明)
○田原生涯学習部長
先程の7章8のところで、万葉植物園の件と、自然環境の変化について昆虫館のほうか
ら説明をしたいと申しておりますのでよろしいでしょうか。
○川上会長
固有名詞が落ちているからどうなのかというだけで、中身の説明ではないです。表現の
問題だけです。
19
○赤﨑委員
自然環境の変化について説明したいとのことではないですか。
○木村昆虫館長
「自然環境が変化していくなかで」という意味ですが、
「子どもたちを取り巻く身近な自
然が減少していく」という意味合いで使っております。少し表現を変えたいと思います。
○赤﨑委員
減少ならば減少と書いた方が良いです。
○川上会長
ただ今の第8章について、ご意見を承りたいと思います。
○赤﨑委員
90ページ現状の課題の1つ目、合併浄化槽設置の促進とありますが、新しく家を建て
る、または増築する時、建築基準法上の確認がある場合は、浄化槽法と連携して義務とな
っていますが、設置促進は何のことを言っていますか。
○森田生活環境部長
今おっしゃられたように、新築の場合は合併浄化槽を必ず設置するというかたちになっ
ておりますが、橿原市では汲み取り便所の家、単独浄化槽の家に住んでいる方が3万6千
人ぐらいはいます。これらは、生活雑排水について未処理で河川へ流れます。そのような
ところについて、下水道の普及等も進めながら、あるいは当面下水道が設置されないとこ
ろについては合併浄化槽の設置を促進することを考えています。そのために表示させてい
ただいています。
○赤﨑委員
促進するために何をするかは91ページ右側に書いていますか。今後の取組4「生活排
水対策の推進」でしょうか。
○森田生活環境部長
下の方に記載されているとおり、
「下水道事業認可区域外の10人槽までの合併浄化槽に
ついて補助金を交付」して設置を促していくというかたちです。
○赤﨑委員
20
93ページ、市民等との役割分担で、
「墳墓の利用者は」と書いてありますが、墳墓とい
うのは土を盛った墓のことだと思います。墳墓と書く意味がありますか。
○森田生活環境部長
墓地埋葬法に規定されている墳墓につきましては、死体を埋葬または焼骨を埋葬する施
設という意味で、一概に土を盛ったものを墳墓というわけではないですけども、おっしゃ
られますように誤解を招く恐れもありますので、市民等の役割分担につきまして、一般墓
地の使用者は各々お墓の手入れという単純な言葉に変更させていただきます。
○川上会長
90ページ、環境保全活動の推進の基本方針ですが、ここに書いてある情報発信や多様
な普及啓発等の取組も大事です。しかし、取組だけではなく、市が事務事業の主体的な実
施者として取り組めるものがあるわけです。それが取組として出てきています。文章だけ
の問題とも言えますが、基本方針としては、単に啓発や情報発信だけではいけないのでは
ないか。他の施策を含め直して頂いていますが、ここだけその余韻が残っています。市が
取り組んでいるので、抽象的な表現で良いので書くべきではないでしょうか。
88ページ、サブタイトルで「環境への負担が少ない循環型社会」と書いてあります。
これは他のものとのあわせてほしいと考えます。
91ページ、太陽光発電についても書いていただきましたが、新規の市有施設において
はと書いてあります。千塚古墳公園の拠点施設を念頭に申し上げましたが、このような表
現になると、新規の市有施設については全て太陽光発電を行うと受け止められます。そこ
まで頑張るならばよいですが、私は千塚古墳公園が具体化しているから申し上げたので、
その点、市の考え方に基づいて所要の修正が必要であれば修正をしていただきたい。
○葛井委員
本文に「10人槽までの合併浄化槽について」とありますが、仮に100人槽の場合は
どうなるのでしょうか。
○森田生活環境部長
あくまでも一般家庭を対象に考えており、100人槽の場合には当然「事業」になりま
すので、それは従来通り補助はありません。
○川上会長
他にございませんでしょうか。続いて第9章、市民と行政の協働を進めるまち、をお願
いします。
21
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第9章について説明)
○川上会長
只今の説明についてご意見を承りたいと思います。かなり意見を取り入れて充実した内
容となっていると思います。
特に無いようでしたら、第10章、信頼される行政を進めるまちを、議題とします。
○事務局(北野補佐)
(後期基本計画原案第10章について説明)
○川上会長
只今の説明についてご意見を承りたいと思います。
行財政改革、人事管理等です。役所の行財政運営についてどのように改革改善を進めて
いくかということに焦点をあてた章でございます。
厳しい財政の中で、市民の信頼を得ながら効率的効果的な行政を進めていかなくてはな
らない、そのような要請に基づく項目でございます。意見ございませんか。
○上田(勝)委員
10章5、人づくりの推進ということで、職員に対する職場の環境づくりなどが述べら
れています。先ほど教員に対する心の病ということで話が出ましたが、市の職員に対する
心の病ということについてはどうでしょうか。表には出ていないですが、書き足したほう
がいいと思います。また、臨時採用の職員が沢山おられると思います。臨時採用の職員の
方についても同じように人材育成を重視する、あるいは職員が一体となって取り組むとい
うことを行う。避けられないことであると思います。臨時採用の職員のことについても少
し触れてもいいのではないかと思います。
○西田総務部長
心の病でございますけれども、先ほど学校関係で申しておりますが、本市の一般職にお
きましても、長期休んでいる者が8人ぐらいおり、臨床心理士等を配置してナビプラザに
おきまして相談を行っています。あえて書くということはしておりません。
また臨時職員のことについてですが、おっしゃるとおり450人ほどおり、雇用形態は
様々ですが、その方について研修等も行っております。研修等につきましても、人権教育
と研修は当然受けていただいておりますし、そのほかの研修につきましては、個々の課で
必要に応じて行っていただています。臨時職員についての方針は、今のところあえて書く
ことは考えておりません。
22
○川上会長
以上をもちまして、本日の審議事項である、10章に渡る各施策についての審議を終わ
ることにいたします。
冒頭のご挨拶でも申し上げたように、草案について委員の皆さま方から活発なご意見を
提示していただき、それを踏まえて、市の当局におかれましては鋭意検討を重ねられ、充
実した原案になったのではないかと存じます。本当に委員の皆さん、また市の当局の皆さ
ん、ご労苦に重ねて敬意を表する次第でございます。今日またご意見を出していただきま
したので、市の当局におかれては真摯に受け止めていただいて、最終的な原案に向けて検
討をしていただきたい。最終的な取り扱いはまた最後に申し上げたいと思いますが、以上
を持ちまして10章に渡る各施策の内容についての審議を終了いたします。
続きまして資料4をお出しいただきたいと存じます。これは後期基本計画の冒頭を飾る
ものでございます。1枚目は市長の挨拶でございますので、当審議会の所掌外でございま
す。それ以下目次以降、後期基本計画の内容に関わるものでございますので概略の説明を
お願い致します。
○事務局(北野補佐)
それでは、資料4と原案の両方をご覧いただきたいと思います。まず目次のページでご
ざいます。1はじめにの①でございますが、当初「対象期間」しておりましたが「計画期
間」と変更しております。また、後期基本計画の「将来像の実現に向けたテーマと重点的
な取組」となっておりますが、
「重点的な」を削除しております。
続きまして4ページをご覧ください。4ページの図ですが、
「3年間のローリング」と表
記しておりましたが、
「計画期間は3年ですが、毎年見直しを行います」と、一部説明文を
修正しております。
5ページでございます。事前に委員からご指摘があり、4段落目の1行目「新たに、各
施策の目標を明確化するとともに」という部分を削除しています。また、4段落目の3行
目から4行目、「より実効性の高い計画」の「より」を削除しています。
続きまして P8、9をご覧ください。施策の見本としまして「耐震対策の推進」をあげて
おりましたが、「災害に備える都市基盤と体制の強化」に変更しております。
また、タイトルの下に、基本方針の内容をまとめたサブタイトルをつけています。基本
方針については、「施策の目標像」と「施策展開の基本方針」を分けていましたが、前期基
本計画を踏襲し、「基本方針」としてまとめています。
③現状と課題ですが、前回の審議会でご指摘があり、「後期基本計画中の新たな課題」
を入れて分けていましたが、合わせて記載し、箇条書きにしました。また、本文中の一部
の語句に注釈を付けています。
今後の取組でございますが、「戦略的取組」を廃止しておりまして「今後の取組」等へ
23
移行しました。
続きまして、10ページをご覧ください。一番上の項目、3段落目、一番下の行の「重
点的」を削除しております。
11ページについてですが、タイトルを「すこやかな暮らしの実現に向けた今後の取組」
と修正しております。また「すこやか」については漢字をやめて平仮名で表記しておりま
す。
○川上会長
当初は複雑でしたが、現在提示されているものは、より良くなっていると思います。
ご意見ございますか。
○赤﨑委員
5ページの「かしはらワールド・カフェ」とは何でしょうか。聞いた覚えがありますが、
これは誰でも分かりますか。その前の市民意識調査、職員による市民インタビューは誰が
聞いても分かりますが、かしはらワールド・カフェと片仮名で書いてあるのは分かります
か。私はわかりません。説明する必要があるように思います。
10ページ、今後の取組を設定しましたとありますが、今後の取組は項目として挙げる
ものなので、括弧書き、二重括弧、もしくは他の括弧がいいと思います。今の文章では後
期基本計画云々とあって、着目し、今後の取組を設定しました、というところに括弧を入
れ、強調しないといけないと思います。
○事務局(北野補佐)
委員のおっしゃるとおり注釈を入れさせていただきます。
○葛井委員
ワールド・カフェについてわからないので、教えてください。
○事務局(北野補佐)
かしはらワールド・カフェと言いますのは、市民インタビュー等で出た意見を、お茶を
飲みながら気楽な空間で意見を述べていただくというところで、市民の方からの意見をお
聞きするのがワールド・カフェでございます。本年の7月22日にかしはら万葉ホールで
開催いたしました。
○赤﨑委員
マスタープランの最後に、どういう手順できたか時間経過を書く場合がありますが、書
いたほうがいいのではないですか。何回やった、いつやった、どこでやったなど。検討し
24
てください。私が経験したものでは、どのような手順でつくってきて、この審議会も何月
何日開かれて、といったことをすべて記録に残しますが、本市はどうなさいますか。策定
の経緯書きますよね。現に基本構想では書いてありますが。
○事務局(北野補佐)
経緯ですけれども、基本構想には確かに記載をしていますが、前期の総合計画には記載
しておりませんでしたので、そのあたりを含めまして検討をさせて頂ければと思います。
○川上会長
ただいまの5ページ計画の策定にあたってですが、当総合計画審議会については全くコ
メントがありません。これを立案された方はどういう考え方でこられたのか。恐らく前期
のものをそのまま下敷きにして書かれたのではないか。前期のときとの策定過程は違いま
す。過去の経緯を踏まえて、立案していただかないと、こちらから言うのもいかがなもの
かと思いますが、前期のときは私からここまで何も申し上げなかったのは皆さんご承知で
あると思います。研究されていると思う。その経緯を踏まえながらこのような文章をつく
られないといけません。その配慮をお願いしたい。総計審については当然、この計画の策
定経緯について、総計審としての審議経過も、大いに重要な位置付けをしてもらわなけれ
ば、と思います。
また、施策の目標値について非常に力んで書いておられますが、施策指標をいちいち申
し上げませんでしたが、それほど力むほどのものではありません。より実効性の高い計画
とするための数値目標とは思わない。例えば道路や学校をどのくらいつくるか、あるいは
福祉の給付金をどのくらいにするかなど、行政が直接関わってやる事業についての数値目
標は、説得力が出ますが、老人クラブの老人の加入率がどのくらいであるかなどは、数字
はあってもあまり意味がないです。あまり力んだ書き方をされる必要はないのではないか。
これは文章表現の問題です。5ページについてはそのことを感じました。十分推敲してい
ただきたいと思います。
また11ページですが、将来像の実現に向けた重点的な取組と書いてあります。これは
非常に難しいです。何を基準にして特にこれだけの事業をピックアップしたのか。その選
択基準は何か。例えば、
「心身ともに健康であるために」
、救急医療はどうなっているのか、
あるいは高齢者や障がい者の福祉はどうなのか、ということになってきます。心身ともに
健康であるためにはこれだけが重点なのか、ととられる危険性があるのではないでしょう
か。
「生きがいを感じられるために」
、生涯学習と公園の維持管理だけ書いてある。地域福
祉がどうなるか、地域ケアシステムがどうなのか、もっと大事なものがあるのではないか。
公園の維持管理の市民参加が、生きがいを感じるために最重要施策なのか。あるいは「自
分のまちを好きだと感じるために」については、まちづくりについて全く触れていません。
ソフトなまちづくりを含めて、ありません。どのような基準でこれを選ばれたのか。これ
25
について予算上特別な配慮をするのか、そうであればまた問題になってきます。総合計画
というのは、基本構想があって、5ヵ年の後期計画をつくって、ローリングによる3年計
画をつくって、それを予算化して事業は実施されていきます。重点にやるべきものかどう
かというのは、計画の中から3年の中期計画で選択をし、毎年度の予算でそれが肉付けさ
れて実施されていく。重点かどうか、優先順位はどうか、総合計画に掲げられた事務事業
をどのような手順でやっていくかということは、市の当局、最終的には市議会が判断する
問題です。総合計画策定審議会で、沢山の事業の中から、これを重点的に取り組めという
価値判断はできません。議会が最終的になさる。その前提として市の予算編成を市長が行
います。そのようなところで優先順位を決め、重点かどうかを決めて現実の事務事業とな
り、実施されていきます。総合計画はその材料を提示するわけです。市の当局なり市議会
が判断をされる、決定をされる判断材料です。それ以上のものではないです。その点から
見ても、総合計画の基本的なあり方から見ても、事務事業の選択の中身から言っても、1
1ページについては疑問を持ちます。十分ご検討いただきたい。
○事務局(北野補佐)
11ページでございますが、表題につきましては、将来像の実現に向けて重点的な取組
ということで原案を作成しておりましたが、お配りした資料4では、健やかな暮らしの実
現に向けた今後の取組ということで、「重点的」を外しております。また10ページの表で
ございますけれども、後期基本計画策定にあたりまして、健やかというテーマを設けさせ
ていただきました。健やかに向かっての具体例として、心身ともに健康、以下4つを設定
しました。しかし、11ページにおきましては、それぞれの健やかであるために、より市
民の方に分かりやすい、心身ともに健康であるためにということについて分かりやすい施
策を抽出したというのが、この表の施策を抽出した基本でございます。特に予算的にこれ
を重点にするということではなくて、生きがいを感じるために、ということではこの2つ
の施策が、市民が見られた時に分かりやすいのではないかというところで選んだものでご
ざいます。
○川上会長
分かりやすいということになると、先ほど言いましたように救急医療はどうなるのか、
地域ケアシステムはどうなるのかという議論になります。分かりやすさを混乱させていま
す。総合計画の各施策を見ればいいわけなので、その中からこれだけを選んだという根拠
は市民にとって分からないです。そのようなことを申し上げているわけです。十分検討し
ていただきたい。
○葛井委員
重点的という言葉はどこにありますか。
26
○赤﨑委員
既に削られています。
○葛井委員
そうであれば、それで良いのではないですか。そのようなところで議論をしていたら時
間がいくらあっても足りません。
また、この審議会自体はどういうことなのでしょうか。基本的に議会に決めて頂くのは
結構なことではないですか。しかし、審議会が重点的なことであると言ったことに対して、
議員は重点的であるかどうかを判断するのでしょうか。そのような議会ではありません。
ここで仮に重点的という言葉が書いてあってもいいと思います。
○赤﨑委員
私は今の方と意見が違います。会長がおっしゃったように、最終的には議会であると思
います。重点的というのは議会が決めます。私たちは案に対して審議をしているだけであ
って、当然審議の過程の中で価値観を入れました。不要なものは書かずに、重点であるか
らここに書いてほしいと言いました。その中で価値観は入っていますので、ここまできた
ら、運用は市当局と議会と思います。
○川上会長
先ほど予算のことを関係ないとおっしゃいましたが、そうであればもう計画ではありま
せん。予算でどうなっていくかということを睨んで計画を立てます。予算は関係ないとい
うことでは、計画をつくる意味がありません。それがどのように予算化され、事業化され
ていくかということを睨んで、計画を立てます。学術論文でも何でもない。予算編成なり
組織管理に、行政運営の参考にしないような計画であれば、その計画はつくる必要はあり
ません。計画のために計画をつくるのではありません。そのようなことをおっしゃるので
あれば、審議会も計画のための計画を審議しているなら何の意味もないです。予算に活用
される、色んな事業の運営に活用されてこそ、審議会で審議をし、計画として決めていく
価値があります。根本的な見解、認識の相違です。十分検討していただきたい。これは未
定稿のような感じがしますので、十分検討していただきたいと思います。
3.その他
4.閉会
○川上会長
今日はこれで審議は一応終わります。次の予備日1月11日についてですが、内容的な
27
もので各論について、基本的に大きな課題が残っているとは見受けられませんので、委員
の意見を十分尊重していただいて、検討していただく、必要な修正はしていただくという
ことでお願いをしたいと思います。
原文も第2ステージの問題ですから、パブリックコメントを1月23日に出されるとい
うことで進めておられますから、パブリックコメントに出され、パブリックコメントに基
づく市民の意見を踏まえて、必要であれば所要の修正をなさって当審議会にかけられると
いう段取りになります。全文の修正もできれば検討していただいて、次回の審議会は、で
きれば会議形式のものとしては省略をしたいと思っております。
11日を予定しておりますが、11日ごろまでに原案を修正していただいたものをつく
り、各委員に送付していただいて、各委員から個別に意見があれば意見を出していただき
たいと思います。もちろん23日のパブリックコメントに間に合うという前提で意見を出
していただき、修正を必要とするならば、修正をしていただいてパブリックコメントに出
していただく、という段取りでいきたいと思います。従いまして、こういう合議体による
審議会は1月11日予備日を設定しておりましたけども、これは省略をしたいと考えてお
ります。できるだけ早く今日の意見を踏まえた原案の修正をつくっていただいて、各委員
に送付していただき、各委員から個別に意見を出していただいて、それに基づいて所要の
修正をするという段取りで進めていきたいと存じますが、委員の皆さんご異議ございませ
んか。
市議会にご報告しなければならず、そのタイムスケジュールは絶対に守らないといけま
せんので、そのようにしてまいりたいと思います。
今日を含めて5回にわたりまして、委員の皆さまにはご多忙の中ご出席頂き、熱心に審
議頂いたことに、改めて深く敬意と謝意を申し上げます。また市当局におかれては、年末
年始にかけて、忙しい時期にご苦労をおかけいたしますが、ぜひ5年間を見通して、将来
を展望する市政の重要な計画づくりですので、頑張って頂きますよう、心から念願を致し
ておきたいと存じます。本日は長時間にわたりご審議頂き、ありがとうございました。今
後ともよろしくお願いします。
○岡崎副市長
本日、長時間ありがとうございました。後期の基本計画に対しまして、市としての思い
も伝えさせて頂いた次第でございます。今日5回目になりましたが、今日も様々なご意見
をいただきました。それを反映させて頂き、できるだけ早く委員の皆さまの手元にお送り
したいと思います。本日、長時間ありがとうございました。
16時閉会
28