第8回栃木臨床糖尿病セミナーのご案内 (日本医師会生涯教育講座認定 3 単位) 日 時:平成 21 年 7 月 23 日(木) 会 場:小山グランドホテル 19:00~21:00 (栃木県小山市神烏谷202) TEL 0285-24-5111 『高齢者糖尿病治療へのアプローチ』 1. 開 会 の挨 拶 19:00~19:05 代表世話人 獨協医科大学 内分泌代謝内科 教授 2. 基 調 講 演 笠井貴久男先生 19:05~20:00 座 長 自治医科大学 内分泌代謝科 教授 石橋 俊 先生 「高齢者糖尿病患者の実態と治療の現状」 秋田大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝・老年内科学 准教授 成田 琢磨先生 3. パネルディスカッション 司 会 パネリスト 20:00~20:55 小山イーストクリニック 院長 大橋 博 先生 獨協医科大学 内分泌代謝内科 准教授 門傳 剛 先生 秋田大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝・老年内科学 准教授 成田 琢磨先生 さいとう医院 院長 齋藤 公司先生 獨協医科大学 神経内科 講師 脳卒中部門長 竹川 英宏先生 4. 閉 会 の挨 拶 代表世話人 獨協医科大学 内分泌代謝内科 教授 20:55~21:00 笠井貴久男先生 *セミナー終了後,意見交換会を予定しております お問合せ先: 株式会社三和化学研究所 北関東支店 担当 松下 宇都宮市東宿郷 3 - 1 - 7 NBF 宇都宮ビル 4 階 TEL 0 2 8 - 6 3 3 - 1 6 8 1 共 催:ナカノ薬 品 株 式 会 社 ,株 式 会 社 三 和 化 学 研 究 所 後 援:小山地区医師会,下都賀郡市医師会,栃木県医師会 ~パネルディスカッションのご案内~ 第 8 回栃木臨床糖尿病セミナーでは,下記の 2 題につきましてパネルディスカッションを実施 いたします。ご参加の先生方とディスカッションを中心として今後のアプローチを考 えたく存じます。 多くの先生方にご参加いただきたく,何卒宜しくお願い申し上げます。 症例 1 認知症のある独居の男性( 歳) 認知症のある独居の男性(65 居の男性( ◆ 三年前に AD と診断,現在 HDS-R19 点,MMSE19 点と認知症初期。 ◆ 要介護 1(週三回生活支援を受けている)。 ◆ 糖尿病罹病歴は 30 年,単純網膜症と糖尿病腎症(第 2 期)を合併,心血管系合併症は認めず。 ◆ BMI25(身長 160cm,体重 64kg),血圧 140/60mmHg,HbA1c 8%,空腹時血糖 180 mg/dL, 食後 250mg/dL,糖代謝以外に血生化異常なし。 ◆ アマリール 3mg 分 1 内服中,食事は 1,440kcal だが不規則(朝食や昼食を摂らないこともあり, 夕食は日本酒一合+米飯+副食)。 ◆ 一年前,食事が面倒で摂らず,低血糖発作出現。救急外来受診歴あり。 Q1: :転居のために, 転居のために,貴院(無床診療所)初診。 貴院(無床診療所)初診。この症例の糖尿病治療, この症例の糖尿病治療,先生ならどうしますか? 先生ならどうしますか 症例 2 高血糖での入院歴が何回もある 2 型糖尿病女性(75 歳) 型糖尿病女性( ◆ 高血糖昏睡のため,これまでに数回入院。輸液とインスリン治療で回復して退院する。 ◆ 家族は昼間外で働いており,本人の DM に関しては無関心。食事や住居も別。 ◆ 要支援 1(デイサービスに週三回行っている),認知症なく活動的,社交的。 ◆ 糖尿病罹病歴は 3 年,網膜症や腎症,心血管系合併症は認めず。 ◆ BMI20(身長 150cm,体重 45kg),血圧 130/60mmHg,HbA1c 10%,空腹時血糖 200 mg/dL, 食後 350mg/dL,糖代謝以外に血生化異常なし。 ◆ 外来治療は,アマリール 6mg+セイブル 150mg+アクトス 15mg(注射拒否)。 ◆ 尿中Cペプチド 20μg/日とインスリン分泌はごくわずか。 ◆ 食事は 1,440kcal で規則正しく,間食の習慣もなく,水分も充分摂っている。 ◆ インスリン強化療法(4 回打ち)あるいは 30Mix2 回打ちで退院予定(受け入れ先が無ければ, 経口剤で退院せざるを得ない?)。 ◆ 今回無理やりインスリン導入。インスリン療法に納得できず,手技指導ではやっと自己注射可能。 Q2: :貴院での外来フォローの打診あり。この症例の糖尿病治療を先生ならどうしますか?
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