議事要約(PDF:367KB)

第5回栗東市総合計画審議会議事要約
平成 26 年 12 月 18 日(木)午後1時 30 分~3 時 15 分
栗東市役所4階 第3・4委員会室
1.開会
(市民憲章唱和)
(会長あいさつ)
総合計画については前期計画の見直し案について審議いただき、実質的に内容に
ついて審議いただく最後の段階になってきております。
今日は基本目標3と政策の実現に向けてについて議論いただき、後期基本計画の
まとめという段階にきており、もう一歩というところですが本日もご議論いただけ
ればと思います。
(出席者紹介)
・今回欠席者を事務局より報告:吉田委員、多田委員
2.審議事項
(1)第五次栗東市総合計画前期基本計画見直し(案)について
(「基本目標3 愛着・交流のまち」「政策の実現に向けて」部分)
《資料説明(事務局)》
(省略)
《質疑応答》
・内容全般
委員
この見直し案について、意見がなければそのまま策定されていくという認識でよ
いか。
事務局
前期基本計画を平成22年に策定してから5年が経過し、この間に国や県の制度
変更や個別の計画に変更があり、後期基本計画期間の5年を見据えて修正等を行い、
総合計画で目指す将来都市像の実現につなげていくことを踏まえて示している。
委員
今回確認をしたらこの内容で取りまとめていくということになるのか。
‐ 1 ‐
事務局
基本的にはその方向でいきたいと考えている。
委員
総論だけが記載されていて、各論がないように思える。総論の中に私たちが期待
するような各論が入っているのか。例えば、教育委員会の「ありがとうが言える子
育て」運動で「子育てのための12か条」に取り組んでおり、そのような考え方な
ど大きいテーマは書いてあるが、各論のことが見えにくい。この中にも含まれてい
るのか。
事務局
具体的に実施する内容までは記載していないが、記載している内容に基づいて、
それぞれ具体的な事業を実施していくことになる。
会長
「ありがとうが言える子育て」運動と「子育てのための12か条」については、
P.4の基本事業1「以下(基本事業)省略」-事務事業「以下(事務事業)省略」
(2)-取組内容「以下(取組内容)省略」②に、今後の取組内容を記載しており、
今後の教育の重要な柱になると思う。
この基本計画で方向付けをして、毎年度これに基づいて市の施策運営が行われ、
個別の事業内容を実行していく計画が出てくることにもなる。審議会では、大きい
視点でその方向が間違っていないかどうか、この方向が重要かということを議論す
る場であると思う。
子ども達の問題を解決したいという考えがあって、それをこの場で言っていただ
いても構わないと思うが、個別具体的な問題については、毎年実施していく段階で
解決していくものである。また、そのための実行計画、市長方針や予算などの中で
進めていくものであると思う。これらを進めていくにあたって、方向が間違ってい
ないかということを議論いただくことになると思う。
委員
各年度の予算や施策で受け止めてもらえるということで理解をさせてもらう。
また、前回にも意見を述べたが、新幹線新駅中止の問題も知事が変わって新しい
方向付けが出された場合に、どのような受け方をするのかということがある。その
場合は、どこかの項目で拾って、その年度の一つのテーマということで検討される
と理解をすればよいのか。
事務局
前回までにも申し上げたとおりだが、基本的には状況等の変化については、5年
の想定をしている。他のものについても途中で何かが起こるという可能性はあるの
で、その時点で軌道修正を行っていく必要あると考えている。
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●「基本目標3
・
「基本政策1
愛着・交流のまち」部分
人が育ち、力を発揮できるまち」部分
委員
P.3の「施策基本方針」について、「きらりフルチャレンジ~くりちゃん検定」
とあるが、具体的にはどのような取り組みを行っているのか、また、どのような成
果が出ているのか。全国学力テストのようなものなのか、子ども達は検定ばかりに
なってしまっていないのか。
事務局
これは学校教育課教育研究所が、小学校1年生から中学校3年生まで学年別に、
教科書に応じた内容の漢字、算数と数学のテストを年3回実施しているものであり、
一定の点数以上に到達するまで繰り返して行い、それぞれの成果は出ている。
ただし、ここで記載している内容は、これを基として数年前から生涯学習で実施
している、小学校から中学校まで学年別にあるランクに応じて、一般市民の方に漢
字や数学の検定を受けていただいているものであり、当初は多数の受験者がいたが、
ここ数年は、昨年度は1件、今年度は2件という状況であり、周知不足もあると思
うが、検定自体は廃止し、テキストは販売をして、それぞれ独自で自己啓発を行っ
ていただく方法で見直しを行っていくためにこのような記載としている。
委員
「ありがとうが言える子育て」運動について、防犯のまちづくり審議会に出席し
たが、その場においても、「ありがとうが言える子育て」運動や「子育てのための
12か条」の説明をしてもらった。
委員
「ありがとうが言える子育て」運動については、これまで紆余曲折があって、自
治連合会も名前を出して構わないので参画しようとなった経緯もある。これまでの
経過の中においては出てきていないので、出てきたときにはしっかりと受け止めて
もらいたい。
事務局
「ありがとうが言える子育て」運動の他にも、今年は「子育てのための12か条」
により具体的に啓発や推進をしている。小学校や保護者、幼稚園や保育園だけでな
く、各種団体にも協力や啓発をしていただいている。自治連合会にも、ポスターの
中でも推進団体として名前を挙げて啓発や推進の協力をいただいている。今後5年
の期間においても、道徳教育の柱にして推進をしていきたいと考えている。
委員
「ありがとうが言える子育て」運動や「子育てのための12か条」の啓発をして
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いただいているが、これまで何回もの検討などを重ねてこられたが良いものが出来
たなと思っている。自治会や家庭でももっと広げてもらえれば、家庭も子どもも、
もっと良くなるのではと思う。
・「基本政策3 広域・近隣とのつながりを促進する交流のまち」部分
委員
P.10の2-(1)-①の観光案内所について、乗降客数を考えた場合、手原駅
でなく栗東駅に設けないのか。
事務局
栗東駅は手原駅と比較して2倍、3倍以上の乗降客数があるが、観光という部分
でいうと、栗東市に来ていただいている方の実態としては、草津駅に依存している
状況であり、草津駅は草津線との接続もあるので、それらを手原駅に誘導しながら、
そこを拠点としてシャトルバスを運行したりしているところである。
今後は、栗東駅周辺のまちづくりを進めていく中で、位置づけや役割を考えてい
くことになる。草津駅に依存しているからということではなく、中山道や大宝神社
等の観光資源もあることから、これらを活かしながら考えていきたいと思っている。
明記をしてない状況であるが、草津駅に依存している部分を栗東市に持ってくる
ことができるような仕組みを検討しているところである。
委員
栗東駅は栗東市のメインの駅であり、周囲の状況を考えると寂しいなと思うとこ
ろもある。今後、計画を策定していく際には、是非とも栗東駅の活用方法を良い方
向に持っていってもらいたい。
委員
観光案内所について、手原駅の駅舎2階のスペースが空いているので、観光案内
所を持ってきたと理解している。当然、栗東市のメインとなる駅はどこなのかを考
えた場合、第二の都心と言うのは栗東駅である。これから、栗東駅周辺まちづくり
においても、静けさが良いのか、賑わいが良いのかということを議論していること
から、方向性だけでも入れるべきだと思う。
事務局
栗東駅周辺まちづくり基本方針の策定に伴い、地元自治会関係の委員の方と話を
させてもらった時にも、そのような意見は出ていた。当初は、新幹線新駅が設置さ
れた時に、そこを核にしながら、それぞれ手原駅と栗東駅の役割の持分を考えてい
こうというこが考え方としてあった。
しかし、新幹線新駅の中止後、手原駅と栗東駅が担っていく部分は大きく変わっ
てきており、それをどのようにしていくのかということは課題として持っているが、
ひとまずの受け皿を整備していかなければならないということ、公共施設の有効活
用という観点から、手原駅の市民ギャラリーを活用している。一つ一つステップア
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ップを図っていかなければならないという認識をしている。
単純に空いている公共施設の活用を行ったということではなく、段階を踏んだ結
果として、市民ギャラリーを活用している。
今後は、草津駅に依存している部分も踏まえて、栗東駅と手原駅それぞれの役割
を整理して対応していかなければならないという認識をしている。
委員
JR草津駅東口における乗降客の4割は栗東市民であると聞いている。どうして
栗東駅を利用しないのかについては、新快速が停車しないかであると思うが、この
議論は別として、乗り換えをしてでも栗東駅で降車してもらえれば、栗東駅は利便
性が良くてこれだけ情報発信していますという取り組みをしないと、草津駅に依存
していると、栗東駅の価値が益々薄れてしまうのではないか。
偶然にも、現在、栗東駅のキオスクが閉鎖されているが、あそこを有効利用して
何か対応を考える必要があるのではないか。
事務局
栗東駅を活用した観光振興については、当然、草津駅に依存しているという現状
をこのままで良いとは考えていない。それぞれの駅が持っている機能をしっかりと
強化していかなければならないと考えている。このP.10の記載については、栗東
駅に機能を持っていった場合も、駅からの交通手段の確保など様々な課題があるこ
とから、ここに栗東駅を追記するのではなく、手原駅の記載を全体的な観光機能の
強化という観点で字句修正をしたい。手原駅観光案内所に特化した記載ではなく、
観光機能の強化というような、意味を拡大した記載に修正したいと考えている。
委員
「手原駅市民ギャラリー」という記載を削除するのか。
事務局
全体的な捉え方をして、観光機能の強化を図っていくというような記載になるよ
う、事業や取組内容を修正したいと考えている。
事務局
現在、手原駅には観光案内所が整備されている。栗東駅も、栗東駅周辺まちづく
り基本方針を策定していることからも、観光機能の充実も必要であると認識してい
るが、設置場所や費用面などの課題があるため、今後、検討したい。そのようなこ
とから、観光案内所の機能について、全体的に充実させていくことや推進を図って
いくというような文言にしたいと考えている。そこに手原駅も栗東駅周辺も含んで
いるような形でまとめていきたい。
委員
P.10の3-(2)-①に「湖南地域観光振興協議会」などの記載があるが、こ
れも消極的であり、これから地域間競争をしていくとなると、いつまでも湖南4市
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であるとか、大津市や滋賀県南部地域で進展させていくというよりは、栗東市独自
の取り組みが必要ではないのか。折角、大野神社がマスコミで取り上げられていて
も、参拝しているほとんどの若い人たちは、草津駅から直接神社へ行っている。こ
れを栗東駅で降車してもらってことはできないのか。年間約20万人の参拝者が来
ているということであり、例えば、道の駅「こんぜの里」経由大野神社行きなどの
誘客を図る取り組みをするなど、草津線は便数が少ないため、これらを考えると栗
東駅の活用をするということに意味があると思う。P10の2-(1)-①の「手
原駅市民ギャラリーを活用した」という部分に、栗東駅を活用する記載も必要では
ないのか。
事務局
広域観光について、本市では観光物産協会や関係団体等と連携した市単独事業の
推進を行っており、さらに効率的で効果的な運営を図るために湖南4市での「湖南
地域観光振興協議会」による事業の展開しており、湖南4市だけの取り組みでは弱
いということで、さらに役割分担をしていくものとして、大津湖南甲賀エリアを含
めた南びわ湖をキーワードとしに広域的な観光事業の展開を図っている。
市単独、湖南4市、南びわ湖というように、それぞれ区別しながら効果的な観光
振興が図っていけるように考えている。
委員
P.10の4-(1)-①に「観光物産協会や商工会、農業振興会と連携し」とあ
るが、ここにはJAは入らないのか。
事務局
様々な団体があるが、本市ではブランド推進室を設置して取り組みを進めている
ことからも、農業の部分については、柱となる農業振興会を記載している。他にも
関係する農業団体があるが、全てを記載することはできないので、「農業振興会等」
や「その他関係団体」というように、どちらかで修正をしたいと考えている。
委員
昔は大宝学区にも商店街があったが、現在はほとんどシャッターが下ろされてい
る現状である。地域における商工業の振興などはここに出てきていないようだが、
重要ではないのか。
栗東駅周辺のまちづくりにおいても議論となっていたが、静けさなのか賑わいな
のかという選択をどちらにするのかという意見が出ていた。賑わいを求めるのであ
れば人を集める求心力のある商工業の施設が必要であるが、地元の人に対応した地
元の人の職を奪うようなことがないように考えていかなければならない。
事務局
商工業の振興については、基本目標2「環境・創出のまち」において位置づけら
れている。
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委員
栗東駅の新快速停車について、早期の実現を望んでいるが現在の状況はどうなっ
ているのか。
事務局
栗東駅の新快速停車については、湖南4市で構成する湖南総合調整協議会におい
てJR西日本に毎年要望活動を行っているが、乗降客数という部分からも難しいと
いう回答をもらっている。
●「政策の実現に向けて」部分
・「基本政策1 市民主体、市民協働のまち」部分
委員
P.14の「課題認識」について、上段の修正内容に「本市においては短期的にも
今後も人口の増加が見込まれているものの」とあるが、人口動態のホームページを
見ていると、増えたり減ったりはしており、増加するという言葉はあまり適切では
ない状況ではないのか。
事務局
国立社会保障・人口問題研究所が発表している将来推計人口においては、本市の
人口は2040年までは微増していく予測となっており、このような表現にさせて
もらっている。ただし、年少人口については、徐々に下がっていくというところも
見えている。
委員
年少人口というのは、若い世代の人口ということか。また、データに基づいてと
いうことだが、現状と比較して、実際に増えているのか。
会長
年少人口は年齢が15歳未満の人口を指すものである。
事務局
本市の人口については、今年に入って微増しているという状況である。
・「基本政策2
効率的で効果的な行財政運営」部分
委員
P.19の3-(2)-①に人事評価を行っていると記載しているが、先日、岐阜
県のある企業の工場を見学した時に、工場内の通路を歩いているとすれ違う全ての
従業員の方が丁寧に感じの良い挨拶をしていただいた。子ども達に対する「ありが
とうが言える子育て」運動も良いが、職員自体がしっかりと挨拶できるような能力
の向上も図ってもらう必要があるのではないか。市商工会も、毎年人事評価により
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目標設定を行い中間と期末に全部点数化しており、それぞれ上位2割と下位2割の
職員についてボーナス加算を行い、上位者は0.2%増で下位者は0.2%減にな
る。単純に人事評価を行って点数をつけているだけで、ボーナスなどに何も影響さ
れないのでは何のためにしているのかということになる。一般職員は係長が一次評
価をして、二次評価を課長がして、三次評価を部長がするようなシステムであると
思うし、それに費やす時間も多いと思う。真剣に取り組まないと評価される人が可
哀想である。Aさんは甘い、Bさんは辛いという差が出てくるから、どこかで調整
をする必要がある。栗東市商工会は評価が厳しく、県内でも平均評価については下
から2番目である。ある商工会は平均点が80点ぐらいのところもあるので、どこ
かで調整しないと栗東市に行くのを嫌がられたり、別の市に行ったら点数が良くな
るというのがある。単に人事評価しているだけでなく、時間をかけて評価している
と思うので、0.1%でも期末手当に反映をするような仕組みとすることで、やり
がいも増え評価される人も報われると思う。
事務局
本市では、全ての課の仕事について、市長の方針に基づいて目標管理を行い、部
の方針と課の方針を作り、それに基づいて事務事業を行っている。併せて、管理職
については人事評価制度を行っている。実際に人事評価を行うことは難しいもので
あるが、その結果は、上位者と下位者について勤勉手当てに反映をしているところ
であり、課長補佐級は課長級、課長級は部長級、部長級は副市長が評価をしている
が、評価結果が部によって差があって、最終調整を行っている。
地方公務員法が改正され、平成28年からは一般職員を含めてすることになる。
それも期末勤勉手当ではなく、一般の給料について毎年の昇格に反映させて、昇格
や昇給は評価した結果で変わるという厳しい制度に変わっている。ただし、これを
過去にやってきている管理職の評価制度をそのまま適用できるのかについては大き
な課題である。平成26年度または平成27年度で構築していきたいと考えており、
他市の先行事例等のデータを集めながら、準備を進めているところである。
委員
現在、一般職には評価制度はないということか。400人も職員がいると評価を
するための時間がかなり必要であり、効率的に進めないと評価するために時間を費
やして、現場が遅れるということでは困る。先の事例で述べたとおり、丁寧な挨拶
を心がけるといったことを頑張ってもらいたい。
委員
P.22の5-(1)-①に「自動交付方法を自動交付機からコンビニ交付に移行
し」とあるが、市役所での発行はしなくなるのか。移行するという表現では、そう
なるのではないかと思う。市役所やウイングプラザ、コンビニでも発行するという
ことであれば、移行ではないのではないか。商業者の立場では、現在、地域の商業
者は廃業により減っており、これでは益々コンビニへ誘導していることになる。時
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代の流れによるものであるとは思うが、少し考えていただければと思う。
事務局
コンビニ交付の関係については、現在、諸証明発行は市役所の窓口で行っている
のと同時に、自動交付機を設置して発行している。この自動交付機による発行につ
いて、コンビニでも発行ができるように考えているものである。住民から見れば、
窓口でするのか自動交付機でするのかというところを、一番身近にあるコンビニで
サービスが提供できるよう移行をしたいと考えているものである。市役所でも、こ
れまで通りに諸証明の発行ができるように考えている。
(2)第五次栗東市総合計画前期基本計画評価結果報告書(案)について
《資料説明(事務局)》
(省略)
《質疑応答》
・意見なし
3.報告事項
(1)後期基本計画の進行管理の考え方について
《資料説明(事務局)》
(省略)
《質疑応答》
委員
事務局から説明があったが、特に平成27年度は何を評価するのかという議論に
ついて、平成28年度に平成27年度の評価をして、その評価結果が平成29年度
にしか反映できない問題もある。切れ目が無いように計画を進行していく一方、評
価も行ってその結果を反映してより良い実行に反映させていくのかということを意
識して、今後の進行管理について考えてもらいたい。
(2)その他
《資料説明(事務局)》
次回日程等について
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事務局
本日、出し切れていない意見があれば、配布のご意見シートに記入いただき、FA
Xまたはメールで事務局へ12月26日をめどに提出いただきたい。
また、次回第6回の審議会は来年1月22日(木)の13時30分から開催させて
いただくので、よろしくお願いしたい。また、同日、総合計画審議会終了後、引き続
き第3回行政改革懇談会を開催するので、併せてご出席いただきたい。
委員
前回会議終了後、家に帰ると、関東地方のある市役所の水道局から電話がかかって
きた。電話の内容は、息子が昔生活していた場所の水道メーターの名義が私であるこ
とから、現在、引越して誰も住んでおらず水道もガスも使用しないことになり使用量
が極端に減ったことについて、何か起こったのかということを確認するものであった。
大変心配していただき、こちらの年齢もわからないが一応確認する電話をしてくれた
ものであり、今後、特別なことがあれば遠慮なく言ってくださいということまで言っ
てもらい、温かい市だという印象を受けた。
栗東市でもそうしていると思うが、各課が絶えず連絡を取り合って、連携してやっ
てもらえればと思う。
会長
全国的にも高齢世帯が増えており、孤独死の問題をはじめとして、それぞれの家の
様子について、プライバシーの問題で把握しにくい中で、電気、ガス、水道等の検針
を通じて把握するということがある。他にもセンサーを付けている自治体もあり、
色々な方法で市民の安全を守っていくという視点が重要である。総合的な観点による
取り組みを、今後、栗東市においても検討していただければという貴重な話をいただ
いた。
委員
私の所属している更生保護女性会では、毎年ブロックの研究会があり甲賀市、野洲
市、守山市、草津市、湖南市から40数名が参加しているが、栗東市ではバスの公用
車が無いので、自分達でバス代を捻出して行っている。財政状況も大変であると思う
が、以前のように、市の公用マイクロバスを配備してもらいたい。
また、この会では保護観察所関連の会議が毎月1回開催されるが、以前は中央公民
館で会議を開催していたが、現在はできない。私達の会だけでなく、婦人会等もそう
であると思うが、女性団体が会合しやすい場所を一室だけでも、空いていたら貸して
もらえる体制を取っていただけたらと思う。
委員
市のホームページについて、どれぐらいのアクセスがあるのか。
事務局
本日の会議資料2のP.51に、アクセス件数の実績値の記載をしており、平成2
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5年度は月平均で42,319件である。
4.閉会
(副市長あいさつ)
本日は寒い中、またご多忙にも関わりませず総合計画審議会に出席いただき誠に
ありがとうございました。いただきました意見、提案については修正すべきところ
は修正させていただき、また確認いただきたいと思います。その他の部分でも色々
と意見をいただいたことについては、今後の市の事務の参考にさせていただきたい
と考えております。
最後に意見と要望をいただきましたことについても、財政状況は厳しい面もあり
ますが、検討させていただきたいと思います。特に、一人暮らしの方については民
生委員児童委員にお願いをするばかりなので、行政としても一定の仕組みの中で能
動的に活動できるような形で取り組む姿勢も必要であると考えておりますし、各課
で連携しながら対応を図ってまいりたいと思います。今後ともご意見、ご指導賜り
ますようお願い申し上げます。
年末になり、今年もあと10日あまりという慌ただしい時期を迎えますが、輝か
しい新年をお迎えになられますことをご祈念申し上げますとともに、今後ともご指
導賜りますことをお願い申し上げて閉会にあたりお礼の挨拶とさせていただきま
す。本日は誠にありがとうございました。
以上
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