1 - 九州大学

※
帰国後15 日以内に提出してくだ
さい。
九州大学海外派遣留学生 最終報告書
※
提出された情報は、海外留学HP
に掲載します。(色のついた部分
は掲載しません)
留学先大学名
留学先学部名(またはプログラ
ム名)
留学期間
学部/学府・年次
Queens’s University
(国名:Canada
)
Art & Science
2014 年
8月
~
2015 年
5月
文学部/学府
3 年次~
4 年次
留学により卒業または修了が遅れる見込みの有無とその期間
有 ・ 無 (期間:
)
遅れる見込みの方は 1.4年次に留学したため 2.単位が不足するため 3.新卒で就職したいため
その理由を書いてくだ 4.その他(具体的に記入)
さい
(NO.に○印をつける)
卒業を遅らせないた
めにどのような配慮
や工夫をしました
か?
1.就職 ( 時期: 4月から /( 2017 )年 ( 4 )月から)
2.大学院進学(
大学
学府/研究科 )
進路の予定
3
.
そ
の
他
(
具
体
的
に:
)
前項で1と答えた方
は、就活時期と方法を 時期:2016 年 3 月から
教えてください(予定 方法:現 3 年と同じ
を含む)
まだ就職活動してないのでわかりませ
進学先や就職先の選定に、留学経験が影響しましたか?
ん。
留学経験は就職活動の際に役立ちましたか?
まだ就職活動してないのでわかりませ
ん。
1.留学先大学について
授業(カリキュラ Queen’s University では、1 Semester に 12 units 取ることが推奨されていますが、そ
ム等)の概要に れ以下でも問題はありませんでした。ほとんどの授業は 1 授業につき 3 units で構成
されています。また、通年の授業もあり、その場合は 6 units でした。私は fall
ついて
semester には専攻である心理学の授業を 4 つ登録していましたが、体調不良により
fall semester の途中で一時帰国することになったのでその 4 つは drop しました。
Winter semester には心理学だけでなく、興味のあった天文学とコンテンポラリーアー
トの授業も受けました。Winter semester では 3 授業、つまり 9units 分登録しました。
履修登録は SOLUS という web ページで行います。また学期の初めの期間は授業の
登録の変更や取消が可能なので、履修登録時には興味のある授業をできるだけたく
さん登録しておいた方がいいです。Queen’s では留学生向けの授業というものはな
く、現地の学生が受けている授業を一緒に受けます。
留学先大学の
サポート体制に
ついて
(語学面/勉学
面/ 精神面/
住居・生活面な
ど)
交換留学生をサポートしてくれる機関は主に 2 つあります。1 つは International
Program Office(通常IPOと呼ばれています)、もう1つはInternational Centreです。IPO
はいわば留学生課のようなところで、主に履修登録などの事務関係についてサポー
トしてくれます。私も後期の授業を選択する際に IPO に行き、私の興味のある分野を
伝えたうえで、興味にマッチするような授業をいくつか提案してもらいました。
International Centre は主に生活面のサポートが中心です。カナダについてからはま
ず住居を探さなければならなかったのですが、その際に International Centre でアド
バイスをもらったり電話を貸してもらったりしました。また potluck party など様々なイ
ベントが International Center 主催で行われ、それらを通して他の留学生や現地の学
生とも交流が持てました。また、私が所属していた Art & Science では交換留学生に
向けて language partner 制度というものがありました。この制度では留学生 1 人につ
き現地の学生1人がパートナーとして選ばれ、一緒に遊んだり Kingston での生活に
ついてアドバイスをもらったりしました。勉学面に関しては、利用したことはないです
がWriting Centreというものがあり、そこでWritingの指導をしてもらえると聞きました。
また精神面に関しては無料のカウンセリングサービスを受けることができます。カウ
ンセラーの中には留学生に特化した方もいらっしゃるようなので、何か困ったことが
あったら相談してみるといいと思います。
留学先大学に対 Queen’s University は概して、留学生としてとても生活しやすい大学でした。留学生に
対するサポート体制が十分に整っていたことで、履修などの事務的な面や生活面に
する感想
対する不安はほぼ解消されましたし、クラブやイベントもさかんで積極的に参加すれ
ばたくさんの学生と交流を持つことができます。授業については、どの授業も質が高
いものだと感じました。また教授もとても親切で、分からないことがあれば直接また
はメールなどで対応してくれました。
大学の規模はそこまで大きいわけではなく、とてもアットホームな雰囲気です。また
建物がお城みたいでとてもきれいです。
同じ大学への留
学を希望する人
たちへのアドバ
イス
Queen’s University は TOEFL iBT の要求スコアが他の推薦先大学に比べて高いの
で、スコア取得に苦労するかもしれません。しかし、アットホームで質の高い授業が
受講でき、また留学生に対するバックアップが整っているので、交換留学先としては
すばらしいと思います。また大学がある Kingston もとカナダの中でも特に治安がよく
大学生が住みやすい街なので、高い要求スコアをクリアしてでも行く価値は十分に
あると思います。留学を考え始めたら、計画的にTOEFLなどの準備をしてほしいなと
思います。また冬がとても厳しいので、留学が決まった人は寒さ対策も考えておくと
いいと思います。また、Queen’s University で受講する授業については、私は前期に
自分の専攻の授業だけを取っていたのですが、その授業がどれもハードなものばか
りでとても大変な思いをしたので、自分の専攻だけでなく、他に興味のある分野など
様々なコースを受講することをおすすめします。
2.事前手続き(ビザ申請など)
ビザの種類
Study permit
ビザ申請先
オンライン(カナダ大使館)
必要書類、手続 ・Study permit の申請書
き方法
・カナダドル、英語表記の銀行残高証明(留学資金の証明)
・入学許可証
・パスポートのコピー
・証明写真
をオンラインで送信します。
手続きに要した 二週間程度
時間
その他必要な事 オンタリオ州の保険制度には加入必須です(大学側から入るように通知が来ます)。
前手続き
3.日常生活
日常生活の 概 授業のある日は授業を受けてジムに行き、家に帰って勉強するという流れでした。ジ
ムはキャンパス内にあるジムで、学生 ID があれば無料で使えるのでよく利用してい
要、感想
ました。授業数自体は 1 日に 1 つか 2 つだったのでそんなに多くはなかったのです
が予習や復習などでかなり時間が取られるので、平日はそんなに遊びに行く時間は
無かったです。授業がなかったり内容が軽い授業だった日は友達とダウンタウンに
出かけたり食料品などの買い物に行ったりしていました。食事については、キングス
トンはそんなに物価が安いところではなかったので基本的に自炊をしていました。週
に 1 度か 2 度グローサリーストアに行って買い物をしていましたが、小さなスーパー
のような所ならキャンパス内にあって、野菜やパンなど最低限のものはそこで買うこ
とができます。たいていのものは手に入るので、何かがなくて困ったということは特
に感じませんでした。
生活費(月額)及 生活費計
113300 円/月
びおおよその内
訳(円換算で)
日本から持参し
た方がよいもの
(PCや変圧器等
の要不要も)
これから留学す
る人への、日常
生活(治安対策
を含め)に関す
るアドバイス
お 金の 管理や
受け取り(銀行
口座開設や海外
送金,またはク
レジットカード持
参など)につい
て,貴方の留学
先国で最も適当
な方法を教えて
ください。
(生活費内訳)住居費: 49500 円、 光熱水料: 5000 円、 通学費:
0 円、
食費;30000 円、 電話代: 3500 円、 インターネット代: 2800 円、
書籍代: 7500 円
その他:(具体的に)冬物の衣服、生活用品など(ウィンターブーツとウィンタージャケ
ットは必須で、それぞれ 10000 円程度)
学費・寮費以外に大学へ納入するもの(あれば)
円
(徴収された費用の名目を具体的に:
)
ノートパソコンは授業でノートを取ったり課題などがオンラインで出されたりして絶対
に使うので必要です。また菜箸とお箸、しゃもじはキングストンでは見かけなかった
ので持って行った方がいいです。変圧器や変換プラグは一度も使いませんでした。
日本のレトルト食品は食事を作りたくない時や日本の味が恋しい時によく食べていた
ので持って行ってよかったと思います。
Kingston は夜になっても本当に治安のいいところで、外国にいるということを忘れて
しまうくらいでした。そして夜遅くに帰ることになっても、大学が運営している
walkhome というサービスを利用すれば、家まで男女 2 人の walkhome サービスの人
が送ってくれるので安心です。確か夜の 2 時~3 時まで利用できたと思います。
市内バスは 30 分に 1 本と本数は少なめですが、学生 ID があれば無料で利用できる
のでモールに行ったり遠出したりする時にとても便利です。
私は CIBC という銀行の口座を開設しました。口座開設してすぐに wire transfer を通し
て日本からまとめてお金を送ってもらいました。北米ではデビットカードを使うのが一
般的のようで私も利用していました。デビットカードはほとんどのお店で使えて、現金
を多く持ち歩く必要がなくなるのでとても便利でした。デビットカードが唯一使えなか
ったのはキャンパス内にあるカフェくらいでした。銀行はどこを選んでもいいと思いま
すが、私はキャンパス内にあるATMがCIBCだったのでそこを選びました。お金をお
ろしにわざわざダウンタウンなどまで出ていくのは手間なので、キャンパス内にある
銀行を選んだらいいと思います。
クレジットカードもオンラインで支払いをしたり何かあったりした時のために最低 1 枚
は持参することをお勧めします。VISA か Master Card であればほぼどこでも使えると
思います。また、銀行口座を開設してから日本からのお金が届いて使えるようになる
までに必要な現金は持って行った方がいいです。クレジット払いもできますが、手数
料がかかるしたまに使えないお店があることもあります。
4.住居、生活環境
住居の種類(○ ・寮 ・ホームステイ ・民間アパート ・その他( 一軒家(ハウスシェア)
)
印をつける)
住所/
電話番号
費用(月額)
192 College street, Kingston, Ontario, K7L 4L8, Canada
613-572-6853(携帯電話、プリペイド。固定電話は無し)
$495+光熱費$50(固定)
どのようにして Queen’s University の Facebook コミュニティ内にある Residence ページの投稿から見
見つけたか
つけました。投稿者にメッセージを送り、そこから大家さんを紹介してもらい、連絡を
取って部屋を見せてもらい、住むかどうか決めるという流れです。学校のホームペー
ジにも一応Residence募集のページはありましたが、投稿者と連絡が取れないことが
多いこともあり、Facebook でのやり取りがメジャーのようでした。
次期留学生に推 192 College Street はキャンパスから徒歩20 分と、他のレジデンスに比べると少し遠
薦できるかどう いですが、周りは閑静な住宅街でとても良いところなのでお勧めしたいです。キャン
か、およびその パスに近いと学生が住んでいるエリアになるので、週末の夜などは少しうるさいし、
遠いといっても 20 分くらい歩けばいいだけの話で運動にもなるので私にはこちらが
理由。
会っていたと思います。徒歩20分圏内にグローサリーストアも2つあったし、また近く
にバス停もあったので便利でした。
留学生活を送る
上で次期留学生
に伝えたい地域
情報、生活情報
Kingston は Queen’s University を中心とした小さな田舎町で、街の人たちもとても親
切で治安もよく、とても住みやすい街だと思います。建物や湖といった風景もとてもき
れいです。遊ぶところもあまりないので勉強するにはもってこいです(笑)冬は氷点下
20 度くらいにまで気温が下がるし湖も凍るし雪もたくさん降るので寒さは厳しいです
が、市庁舎前にスケートリンクができたりアイスホッケーの試合が見られたりと、寒
いところならではの楽しみ方がたくさん経験できます。また Kingston はダウンタウン
に様々な国の料理のレストランが集まっていることで有名のようで、いろんな国の料
理を試すことができてとても楽しかったです。そして Kingston は Toronto や Montreal
までバスで 3 時間と、旅行しやすい街でもあったので、週末や長期休暇も楽しく過ご
せました。
5.準備段階や留学中に役に立ったウェブサイト
サイト名
URL
コ メ ン ト
http://quic.queensu.ca/ Where to Live のページや Living in Kingston Guide はキングス
Queen’s
トンに着いて最初の頃はよく利用していました。Where to Live
University
には住宅情報が載っています。Living in Kingston Guide には
International
病院やスーパーマーケット、その他生活に必要なお店などが
Centre
載っています。
6.その他の特記事項