SUATCH(SUAC+TCH)映画祭企画書

芸術文化学科1年
林田考生・松場晴歌・門間朱梨・米倉希
SUATCH(SUAC+TCH)映画祭企画書
●背景と目的…
①SUACは公立大学で少人数規模の大学であるが、学部・学科・部署・地域を
超えた交流が少ない→映画祭という企画で交流できる機会を持ちたい。
②浜松市は人口80万人の政令指定都市だが映画館が2系列しかなく、人口に
対して映画館の数が少ない→アートイベントを企画・運営する手法を学んでいる
私たちが映画祭を企画・運営して実践の場にしたい。
③様々なジャンル・国・地域の映画があることを多くの人に伝え、映画に親しん
でもらう場を作る→異文化を考えるきっかけ作り。
④地域の映画館との共存→シネマイーラと連携し、相乗効果を生む。
●企画のメリット…
映画でしか見出せない雰囲気から、異文化の理解を深め学習することができる。
他学科の生徒や地域の人たちとの交流を増やすことができる。地域と連携する
ことにより大学・学生が地域に根付き活動していることをアピールできる。
【第一回目の企画】
●上映作品…『神様メール』
ベルギー、フランス、ルクセンブルク合作。
「日本・ベルギー友好150周年」の一環で、ベルギー大使館が支援
●あらすじ…
神様の家族を中心としたストーリー。パソコンを使って世界を創造し、今はそれ
を悪用し人間にとって不都合なことを引き起こしている神の父。そんな父に反抗
した娘のエラは、人々に余命を宣告するメールを送り、家を出て6人の使徒を集
める旅へ出るのであった。
●開催時期・場所…2017年度に計6回(5月、6月、8月のオープンキャンパス日、
11月、12月、2018年1月)/平日の18:00~20:00頃/場所は食堂
●この映画を選んだ理由…
キャッチ―で幸せな気分になれる映画であり、予告を観た人が見てみたい、と
思える映画であるから。また、宗教的観点が含まれていたり、日本・ベルギー友
好150周年記念作品、更には2016年ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミ
ネートされた作品であったりと、そこから学べる要素が多いから。
●対象者…SUAC関係者と地域の人々
●受賞…ノルウェイ国際映画祭観客賞、マグリット映画祭4部門受賞など。
●規模…第1回開催時の人数は、50名程度を予定。
●映画の内容と関連した企画
①上映前…ベルギーワッフルとフリット(ポテト)などベルギーにゆかりのある食
べ物を提供。旧約・新約聖書や神様の位置づけに関するミニレクチャー。参加
者はベルギーの食を楽しみながらレクチャーを聞き、映画に登場する神様の家
族が理解しやすくなる(キリスト教に関する学びにもなる)。
②上映後…映画に登場する「神様メール(手紙)」を参加者の席に仕込んでおく。
便箋には余命の書いてあるカードが入っており、「自分の余命が後○○年だっ
たら何をしたいか」を考えてカードに書き込んでもらう。
③後日…映画祭のシンボルとなる(移動式の)木を制作し、参加者のコメント入
りのカードを飾る。西ギャラリーや自由創造工房、ラウンジなど、外から見える
場所に展示。名所化プロジェクトとも連動可能。
●参加費…1人500円。ただし大学1年生は5月の時点では無料を予定。
●費用…放映用DVDのレンタル代およそ3万円~5万円、宣伝用DVDプレー
ヤー5千~1万2千円、その他装飾代、食料代。年間(6回)で45~50万円を推定。
●資金調達…はましん財団、浜松文化振興財団、みんはまなど、企業・行政系
の財団への申請。入場料収入。学校からの支援(もあれば…)。
●広報の方法…宣伝用ポータブルDVDプレイヤー(食堂)
●企画の将来…
文芸大の学生と地域の人々にとって、この企画が楽しみの一つとして根付くこと。
上映した映画を通して得たことが、学生の大学での学習に影響を与えられるこ
と。この企画から新しい活動が生まれることも目指したい。
●会場づくり…くつろぎながら映画を見てもらえるよう、椅子、ゴザ、クッション、
座布団を用意。アットホームな雰囲気にする。
●販売方法…生協でのチケット販売。