－１－ －４－ ４３名 カンターレ アンサンブルＪ合唱団新聞 第９号 l ２０１３．１２．４ ２０１５年６月頃 ミニコンサート （いちょうホール） １１月２０日に開かれた運営委員会で、前回の懸案 オーケストラの伴奏で『ふるさとの四季』 事項について神宮先生から説明がありました。内容 他に新曲を入れて歌う。 を要約し、委員会で話し合われたことを報告します。 l ２０１６年１０月頃 第８回定期演奏会 （１） オーケストラにかかる費用について ベートーベン『荘厳ミサ』 第６回定期演奏会のあと会計報告されましたが、 （２年間の練習時間をかける） オーケストラにかかった費用が通常と比べると ※２０１４年１２月の演奏会から以降は、神宮先生 かなり格安になっています。第７回の演奏会でも ご自身の現在の構想、企画です。 予算としてはほぼ同額を予定しています。本来オ （３）その他の意見 ーケストラの伴奏を付ければ、私たちがお願いし ＊ソリストへの謝礼は、現在お願いしているソリス た金額の倍近くかかり、プロに頼めばさらに増額 トの実力、活躍からするとかなり低いが、財政上そ するでしょう。アンサンブルＪオーケストラの れに見合う謝礼は困難なので、次期演奏会では金額 方々への謝礼が低い金額で抑えられているのは、 面で出来るだけ誠意を表すことにしました。 神宮先生とオーケストラの方々の並々ならぬ努 ＊財政は厳しくなるが、月会費を上げるより団員を 力と厚意、ボランティア精神に依るものです。 増やす努力をしてしのぐため、広報係だけでなく全 オーケストラ出演者６０名（プロ、アマを含め 員が一丸となって団員を増やす努力をしましょう。 て）の方々は、演奏会の伴奏に備えて練習のため ＊会費は上げないが、演奏会参加費のアップは検討 に交通費や時間を費やしておられますが、合唱団 課題です。 からは財政上何も手当が出来ません。本番に備え ＊入場料の値上げ案に対して、 「1000円は合唱団の て楽器を運搬するために借りるトラックの手配 実力では妥当です」との先生からの発言でした。 や運転手もすべてボランティアでやっていただ ＊定期演奏会の時オーケストラの演奏を入れたら いています。オーケストラ用の楽譜は知り合いか という意見に、演奏時間の関係で困難だそうです。 ら借りるなどの努力をして低い金額に甘んじて ＊１２月２日与儀巧先生のリサイタルに、団として おられるのが実情です。本当に有難いことです。 お花を差し上げることになりました。 合唱団とオーケストラを同時並行させながら ◆ホームページ完成◆ 育てて、うまくバランスを取って指導しておられ る神宮先生の普段の心配りにオーケストラの 曽我貴美子さん（アルト）の努力で、念願のホーム 方々は快く応えて下さっています。神宮先生は合 ページを開設しました。団員募集目的ですが、団員 唱団員にも金銭的にあまり負担をかけずに演奏 も活用してください。このＨＰをもとに広域支援を 会をしたいとの配慮で、月会費、演奏会参加費も 要請します。「アンサンブルＪ合唱団」と入力して 他の団体より低く抑えるようにとの指示で、これ ＨＰが開けるようになるにはアクセス数を増やす まで運営されてきました。 必要があります。どんどんアクセスしてください。 アドレスは、http://ensemblej.otodo.net/ （２） 今後の活動方針 l ２０１４年 団員専用のパスワードは、練習の時伝えます。 ３月 日野第九（決定） ◎welcome ～新入団員紹介～ ７月 第７回定期演奏会 モーツアルト『レクイエム』 （決定） Ｓ 川上嘉代子 小嶺芙見子 中島悦子 12 月 日野主催演奏会共演 藤吉 恵子 松崎のり子 第１部 クリスマスソング Ａ 今村 純子 岡崎美知子 國分伸子 ポピュラーソングなど Ｔ 堺 信孝 （※敬称略） 第２部 ヴェルディ『椿姫』２幕２場 ９人もの方が入団されて、団として嬉しいことです。 ソリスト 合唱団出演 ご一緒に楽しみましょう♪ （合唱団は段組で、数名は衣装着用） 運営委員会だより －２－ －４－ 団員のつぶやき レクイエム豆知識 no.８ ＜アブラハム物語＞ （３） 神ヤーウェは、以前、アブラハムに「あなたの子 合唱祭で大曲を見事に指揮された熊坂麻由美さん 孫を空の星のように増やす」と約束しました。だが、 から、感想を寄せていただきました。 肝心の妻・サラは不妊の女でした。９０代にもなっ ★副指揮者とはいっても、年に一度の八王子の合唱 ても、この夫婦の間に嫡出の子が恵まれません。あ の集いの時しか振らないため、その度に一から、と る時、主なる神と二人の天使が、旅人の姿でアブラ いう感じです。特に、今回の曲目が、神聖なるモー ハムの天幕を訪れ、アブラハム夫妻に歓待されます。 ツアルト『レクイエム』の「呪い」と「涙」を表現 この時、神である方の旅人が、アブラハムにこう言 せねばなりません。明るく元気、であれば表情も明 いました。「来年の今頃、私は必ずまたここに来ま るくて良いが、そうもいきません。一通り振ること が出来るようになってからの最後の二週間は、毎日、 す。その頃には、あなたの妻、サラに男の子が生ま れているでしょう。」この話をかげで立ち聞きした 曲の内容を感じながら、暇があれば腕を動かしてい サラは,ひそかに笑いました、 「主人も私も、老人だ。 ました。けれど、最後は団員の力を頼りに、いかに 殊に私の場合、月のものがとうになくなっているか 全員を私に向けるか、だけを思いながら練習しまし ら、お産するなんてことは絶対にありえないワ」と た。当日は、全員の視線を力に、満足のいく出来だ ひそかに思ったからです。しかし、 「全知」の神は、 ったのではないかと思います。音楽家にとって、こ サラの笑いを見逃しませんでした。「全能」の神で れ程の勉強の場はありません。神宮先生にはとても ある旅人は、こう言いました、「なぜサラは笑った 感謝しています。これからも、一生懸命努力してい のか。なぜ年をとった自分に子供が生まれるはずが こうと思います。 ないと思ったのだ。主に不可能なことがあろうか」 ★プチコンサートに参加して（テナー 仁科） （第１８章）。やがてサラは身ごもり、百歳にもな 夏と秋の２回の参加となりましたが、練習に本番に ったアブラハムとの間に男の子を生みました。アブ 毎回行けずにご迷惑をかけております。プチコール Ｊの参加も自分のトシを考えて一寸迷いましたが、 ラハムは、この子をイサク（「笑い」意）と名付け、 かつて主と契約したように、誕生から８日目に、割 勇気を出して参加してよかったと思います。曲目は 礼を施しました（第２１章）。このようにして、や 昔歌ったことがあるものが多く、Ｊの練習とは違っ っとユダヤ人の子孫というものが存続できたわけ た雰囲気で楽しく過ごせました。本番の日の熊坂さ です。聖母マリアが、キリストであるイエスを「処 んの軽妙な曲の説明で、聴く人の表情に歌う我々も 女懐胎」した、というキリスト教徒の信仰は、「全 元気をもらっています。 能の神なる主にできないことはない」という信仰に ★私、歌うことを忘れた九官鳥？に、歌うことの楽 基づくものです。キリスト教徒は、新約時代のイエ しさを思い出させていただいたのは、アンサンブル スの誕生と、旧約時代のイサクの誕生とを考え合わ Ｊ合唱団でした。今からちょうど４年前、いよいよ せてきました。どちらも不思議な、男の子の誕生物 来年は仕事を退職する時期になるため、これからの 語です。 日々をどのように過ごしたらよいかと思っていた （テナー：フランツ アマデウス 吉田 裕） 時、この合唱団の定期演奏会を聴いて感動し、また ★日野の第九の練習に、アンサンブルＪの、特に 歌ってみたいと思うようになりました。若いころ合 ソプラノの皆さま！どうぞ出席いたしましょう。 唱団に入り歌っていた経験がありましたが、仕事の 関係で通えなくなり退団した経緯があります。また、 若い男性の先生のユニークな指導は、神宮先生の ご指導とはちょっと違った面白さがあります。 （神 長い間音響関係の技術開発の仕事に携わり、良い音 宮先生には失礼かもしれませんが～）楽しくレッス 作りを心掛けていましたが、音楽を聴くことがほと んどで、カラオケなど歌うことはしませんでした。 ンの時間が過ぎてゆきます。日曜日の朝、八王子 から日野はお隣同士です。皆さま多数でご一緒に、 そんな私は、定期演奏会の半年あとに入団させてい あの偉大な合唱を歌いあげましょう！ ただき感謝しています。私もいよいよ古希の世代に （ソプラノ：Ｍ．Ｏ） 入り、これからも音楽を通して楽しく過ごしたいと ◎１２月８日の日野第九は神宮先生のご指導です。 思います。 （テナー：若杉邦彦） これまで練習に行けなかった方も、ぜひ参加して アンサンブルＪ合唱団の存在感をアピールしまし ょう。 （練習会場 多摩平の森ふれあい館） ◎日野第九のチケットは 12/2から販売開始です。
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