平成27年度 南砺市文化芸術振興プラン 第1回策定委員会資料

平成27年度
南砺市文化芸術振興プラン
第1回策定委員会資料
と
き
平成27年6月16日(火)
15:30∼
ところ
南砺市役所
3階
福野庁舎
301会議室
目
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
次
プラン策定について
1
プラン策定の意義と創造都市
2
プランの目的
3
プランの位置づけ
4
計画期間
これまでの取り組み
1
平成24年度までの取り組み
2
平成25、26年度事業の取り組み
3
南砺市文化芸術振興プランパンフレットについて
平成27年度事業について
1
策定委員会・ワーキンググループについて
2
策定事業における取り組み
3
年間スケジュール
Ⅰ
プラン策定について
1.プラン策定の意義と創造都市
(1)なぜ「文化芸術振興プラン」をつくるのか?
南砺市は、歴史ある伝統文化と創造的な文化が評価され、平成22年度に文化庁長官表
彰「文化芸術創造都市部門」を受賞した。
これほど高い評価を受ける南砺の文化芸術は、南砺市民の心の拠り所であり、他にない
すばらしい魅力を持っている。これらを活用することで、産業・地域コミュニティの発展
や市民の「郷土愛」を育み、ひいては交流人口の増大、持続可能な地域の発展にも結びつ
くものである。
しかし、現状では少子化などの影響により伝統文化は担い手が不足し、行政・各保存団
体・実行委員会それぞれには財政的な制約も存在する。また市民自身も自分たちの持つ文
化を「当たり前のもの」としてとらえ、その真の価値を理解していない場合がある。
本プランは、文化芸術活動をより発展させ市民生活をより豊かにすると共に、これから
の地域づくり(地方創生)に文化芸術を生かしていく具体的な方向性を定めるものである。
(2)文化創造都市創造都市とは
産業構造の変化により都市の空洞化や荒廃が問題となる中,欧州などでは,文化芸術の
持つ創造性を活かした産業振興や地域活性化の取組が,行政,芸術家や文化団体,企業,
大学,住民などの連携のもとに進められてきました。こういった取組は「クリエイティブ・
シティ」として国内外で注目されつつあります。ユネスコも,文化の多様性を保持すると
ともに,世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を都市間の戦略的連携により最
大限に発揮させるための枠組みとして,2004 年に「創造都市ネットワーク」事業を開始し
ました。
文化庁においても,文化芸術の持つ創造性を地域振興,観光・産業振興等に領域横断的
に活用し,地域課題の解決に取り組む地方自治体を「文化芸術創造都市」と位置付け,文
化庁長官表彰,国内ネットワークやモデルの構築を通じ支援しています。
(文化庁ホームページより)
産業構造の変化や人口減少などにより先進国の地方都市は衰退に向かっているが、文化
芸術を起爆剤にまちを活性化させた例もみられる。
(スペインのビルバオなど)
また、日本各地でも文化芸術をベースに地方産業を活性化させようとする動きは多く見ら
れる。隣の石川県では金沢の21世紀美術館、工芸都市「クール・カナザワ」
、県内では富
山市のガラス産業などがある。
このように多くの自治体が文化芸術に力を注いでいることからも、文化芸術が地方活性
化の起爆剤と成り得ることがわかる。
1
2.プランの目的
当事業においてプランを策定することにより、明確な未来のビジョンを見据えた文化政
策を行うことができる。文化政策は中・長期的な視点で行うべきであり、短期的・単発的
に行うものではない。また、文化芸術を地域振興の起爆剤として活用するために、産業・
地域が一体となって取り組んでいくことを明文化することにより実行力を担保する。
プランが文化行政の方向性を示すことで、計画的かつ有効な施策の実施が可能となり、
南砺市の文化・芸術振興は確実に前進できる。
3.プランの位置づけ(図1)
このプランは南砺市総合計画後期基本計画を上位計画とする。当プランの下位計画とし
て「南砺市五箇山世界遺産マスタープラン」や「TOGA 国際芸術村構想」などの個別文化
的計画がある。
また当市の「南砺市交流観光まちづくりプラン」など既存の計画、法令や県、国の計画・
法令との整合性に配慮する。
4.計画期間
平成28年から平成33年までの5年間とする。ただし、プランの進捗状況や総合計画
の改定に対応して見直してもよい。
図1 南砺市文化芸術振興プランの位置づけ
南砺市総合計画
後期基本計画 H24∼H28
上位計画
新世紀とやま
南砺市文化芸術
市役所産業関係課ごとの個
文化振興計画
振興プラン
別計画(南砺市交流観光ま
(富山県)
連携
連携
包括
世界遺産マスタープランなど
南砺市で定める個別文化的計画
2
ちづくりプランなど)
Ⅱ
これまでの取り組み
1.平成24年度までの取り組み
南砺市文化芸術創造都市を考える会
専門家、庁内関係者を交えて考える会を組織し3回にわたって討論を行った。
【第1回】
1.日 時: 平成24年2月15日(水) 13時00分∼15時00分
2.場 所: 南砺市役所福野庁舎 301会議室
3.出席者: 委員 5 名 柳原委員、伊藤委員、坪池委員、横川委員、山辺委員
その他出席者 15 名 市長、教育長、教育委員会理事ほか(別紙参照)
4.要旨
・会の趣旨について説明
・座長選出
柳原委員
・現状の報告
・
「利賀の演劇活動」について討議
【第2回】
1.日 時: 平成24年5月30日(水) 14時00分∼16時10分
2.場 所: 南砺市福野文化創造センター セミナールーム C
3.出席者: 委員 3 名 柳原委員、伊藤委員、坪池委員
その他出席者 15 名 教育長、教育委員会理事ほか(別紙参照)
4.要旨 : 「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」
「いなみ国際木彫刻キャンプ」
について
【第3回】
1.日
時:
平成25年1月23日(水) 14時00分∼15時45分
2.場
所:
南砺市福野庁舎
3.出席者:
出席委員 4 名
301会議室
柳原委員、伊藤委員、坪池委員、沖田委員
その他出席者 14 名 教育長、教育委員会理事ほか(別紙参照)
4.要旨
・
「委員交代」
「創造都市ネットワーク日本」について事務局から報告
・
「福光美術館」
「南砺市の文化芸術行政のあり方」について討議
3
(表1) 文化芸術創造都市を考える会委員名簿
氏
名
役職
専門分野
文化政策
1
伊藤 裕夫
富山県文化審議会委員
2
坪池 栄子
株式会社文化科学研究所(雑誌地域創造編集プロデューサー)
3
柳原 正樹
富山県水墨美術館館長
4
沖田 光弘
南砺市自治振興会連合会会長
5
川合 声一
南砺市観光協会会長
6
山邊 美嗣
南砺市友好交流協会会長
国際交流
担当分野
文化・芸術
美術
地域振興
観光
6名
1
氏
名
役職
田中
幹夫
市長
2
浅田
茂
教育長
3
永井
厳
教育委員会理事
4
金田
豊
利賀芸術公園園長
舞台芸術
国際交流
5
笠野
千尋
南砺市友好交流協会事務局長
6
奥野
達夫
福光美術館館長
美術
7
荒木
信人
福光美術館副館長
美術
8
西
9
岩倉
10
齊藤
11
賢一郎
米田
福野文化創造センター館長
スキヤキ
好美
井波総合文化センター館長
木彫キャンプ
宗人
企画情報課長
聡
観光課長
12
浦辻
一成
文化・世界遺産課長
13
山森
伸正
文化・世界遺産課主幹 文化振興係
14
山本
悦司
文化・世界遺産課主任 文化振興係
15
溝口
善晴
文化・世界遺産課主任 文化振興係
15名
4
(参考資料1)
平成25年4月
日
南砺市長 田中 幹夫 様
南砺市文化芸術創造都市を考える会
委員代表 柳原 正樹
提言(報告)書
「南砺市文化芸術創造都市を考える会」は、南砺市が芸術文化創造都市として、さらに
発展するには、文化行政をいかに進めればよいかについて、検討を重ねてきました。3回
の会合では「利賀の演劇」
「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」「いなみ国際木彫刻キャン
プ」
「福光美術館」のあり方を中心に協議を行いました。
このたび、検討結果がまとまりましたので、下記のとおり提言します。
記
1.
南砺市の目指すべき「文化芸術創造都市」の姿を明らかにし、市民への説明責任を
果たす。利賀の演劇、スキヤキ、木彫刻キャンプ、福光美術館のすべてにお金がか
かっていく。予算を付けるための根拠を明らかにする。政権交代(議会)でもかわ
らない市民参加の計画(条例)づくりを求めます。また世界遺産や伝統芸能・祭り
など、歴史と土地が育んできた特色ある南砺市の文化の発信と将来の展望について
も、関わり深めることが必要であります。
2.
市民がそれを理解し、共感を持つため、市民に対して行うべき啓蒙活動を増やして
いくべきである。自分たちも創造都市に参加しているんだという参加意識をもつた
めのしくみづくりを求めます。鑑賞、見る機会、計画づくりなどで市民を交えたワ
ークショップなど意見を吸収していく機会を頻繁に発信するここと。
3.
行政側が行うべき態勢づくりは、市全体で取り組むべきである。
創造都市になっていくためにはどのような体制で臨んでいくのか。行政内の横の連
携が重要で、文化・産業・経済・まちづくりで緊密な連携体制をとっていく必要が
あります。
※文化芸術創造政策への資本投下がなぜ必要なのか。その根拠を市民に示す必要がありま
す。
5
2.平成25、26年度事業の取り組み
(1)主な事業内容
実施年月日
平成25年4月
∼12月
事業名又は取組名
事業又は取組の目的・内容
実施場所
入場者・参
加者数
策定事業計画作成
南砺市文化芸術創造都市を考える会の提言内
容をもとに本格的にプラン策定に着手。富山大
学芸術文化学部 古池教授、島添准教授にご
助力いただき3年間のプラン策定事業計画を
作成。
富山大学
高岡キャンパス
5人
・目的
南砺市の各文化芸術活動と現状や地域と文化
の結びつきの実態を把握するため。
・実施内容
南砺市内の文化芸術活動に主体的に参加して
いる人々や関係課(観光。商工・農政など)の
職員をそれぞれのテーマごとに招き、各文化芸
術活動の現状や展望、産業・地域との結びつ
きについて議論を行った。
実施した研究会
平成26年1月
・第1回南砺研
∼12月
(1)南砺市文化研究会
「大学生から見た南砺市の文化」
・第2回南砺研
「南砺の様々な文化についての質疑応答」
・第3回南砺研
「スキヤキを深く掘り下げる」
8月 第4回南砺研
「利賀演劇を深く掘り下げる]
10月 第5回南砺研
「南砺市の民間活動家を知る」
12月 第6回南砺研
「新しい南砺の文化の結びつきを考える」
平成27年2月
平成27年3月
富山大学
高岡キャンパス
・南砺市内
・目的
これまでの研究会の内容をもとにプランのイ
メージを作成する。フォーラムはこれをたたき台
(2)座談会形式
福野文化創造
とし、市民の意見をプランに反映させる。
市民フォーラム
・実施内容
センター・
「市民が創る南砺 の文 これまでの取り組み、プランの目指すべき方向
平若者センター
化を考える」
性を示し市民から様々な意見をいただいた。ま
た、市民に根付いた文化(獅子舞など)のさらな
る現状把握ができた。
・目的
南砺研・討論会などこれまでのアイデアを総合
的にとりまとめ、プランの方向性を図示したパ
(3)南砺市文化芸術振 ンフレットを作成する。
・実施内容
興プラン策定準備会
古池教授、島添准教授の指導を受けプランの
方向性を図示したプランパンフレットを作成し、
南砺市内全戸配布した。
6
各会
20∼40人
30人・
20人
富山大学
高岡キャンパス・
6人
南砺市役所各庁
舎
(2)南砺市文化研究会・市民フォーラムで指摘された主な現状・課題・改善方法
①市民と文化芸術の関係
・自分たちが持つ文化のすごさ、価値を理解していない。
→南砺市の文化芸術の価値を市民自身が再評価するための取り組みが必要
・南砺市が「文化芸術創造都市」を受賞したことをほとんどの市民が知らない。
→「文化芸術創造都市」受賞を市民に周知する必要がある。
・そもそも文化とはなんなのか。
→限定しすぎるべきではない。日常の南砺市の気候に適した生活そのものが文化である。
・利賀の演劇やスキヤキは何をやっているのかよく分からない。
→どちらも南砺市の土地のエネルギーが生み出したものであり「自分たちのもの」と感じ
てもらえるような取り組みが必要。
②文化の根底に関して
・農的な生産活動・生活が文化の基盤であり、これらは地域の「結い」があるからこそ成
り立っているものである。
→かつての地域での「結い」を再生するのは難しい。趣味やその他で結びついた「新しい
結い」を構築して文化を盛り上げていくことはできないか。
・すべての祭り文化は地域コミュニティにより成り立っている。
→人口減少などにより崩壊した地域コミュニティを復活させなければ文化の振興はありえ
ない。
③人材発掘について
・南砺市の文化芸術振興を担ってくれるような人材を発掘する必要がある。
→外部 NPO などの力を取り入れて、市内のイベント運営にあたる中核の人々を結びつけら
れないか。
・学校の教育で文化の大切さを教えていくべきではないか。
→学校での地域教育は重要であり力を入れる分野ではあるが、学校に頼らず市民の手で子
どもに文化のすばらしさを伝えることも重要である。
④祭り・イベントについて
・街の祭りである福野の夜高祭、城端曳山祭などでも担い手の不足が深刻である。
→祭り・イベント間のネットワークを構築し協力体制が確立できないか。
・五箇山の民謡はすでに主要な観光資源であり高い評価を受けている。
→その他の文化芸術もさらに産業と結びつけられないか。
7
⑤その他
・利賀とスキヤキ、その他のイベント・祭りとの補助金格差があまりにも大きい
→利賀もスキヤキもすでに規模が大きく文化振興プランに加えても独自のやり方で進んで
いくのでプランに組み込むことは難しい。
3.南砺市文化芸術振興プランパンフレットについて
(1)パンフレットの内容
平成26年度事業の成果としてプランのパンフレットを作成した。パンフレットはこれ
までの事業の内容をもとにプランのテーマを「結の力を結ぶ(ネットワーク)力に」とし、
骨子となる大項目5つを記載した。この大項目はプランの基本目標となるものであり、今
年度の策定事業ではこの目標を達成するための施策を検討する。
また、見開きには伝統文化だけでなくアニメ文化、現代アートに分類される創造的な文
化などのすべての文化の中心には南砺市民・風土に新しい風(アイデア)が存在すること、
それぞれの文化をネットワークすることで協力体制を確立すること、文化と文化の融合で
さらに魅力的な文化を創造することをイメージ図化した。
(2)パンフレット作成の目的
パンフレットを作成することによってプランの目指すべき方向性、骨子を形にして、
行政の文化芸術に対する考えを市民に伝える機会とした。文化行政に興味・関心を持っ
てもらい今年度策定事業のワーキングメンバー公募や市民フォーラムへ積極的に参加を
促す。また、市民には文化芸術が身近なものであり、文化芸術の振興は市民生活の発展
に寄与するとともに、すべての文化の担い手は市民であり、市民自らの手で守っていか
なければならないということを周知し、文化芸術に対する意識の変化、価値の再評価の
きっかけとなることを狙ったものである。
3.配布日程
平成27年4月9日(木)
5月1日(金)
教育委員会にて協議
庁議にて協議
5月11日(月) 全協に提出
5月22日(金) 各行政センター広報配布場所に棚入れ
5月25日(月) 全戸配布
8
(参考資料2) 地域別 南砺の主な文化・芸術・祭など
地域
福野
福光
城端
井波
井口
平
上平
利賀
市内全域
ジャンル
名称
伝統文化
福野夜高祭
伝統文化
福野神明社春季祭礼曳山
現代アート
スキヤキ・ミーツザ・ワールド
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
伝統文化
ねつおくり祭り
伝統文化
福光ちょんがれ
伝統文化
宇佐八幡宮春季例大祭
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
伝統文化
城端曳山祭
伝統文化
城端ちょんがれ
伝統文化
城端むぎや祭
伝統工芸
城端絹
伝統工芸
城端蒔絵
クリエイティブ
アニメーション
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
伝統文化
井波八幡宮よいやさ祭り
国際交流
いなみ木彫刻キャンプ
伝統工芸
井波彫刻
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
伝統文化
相倉合掌造り集落
伝統文化
下梨春の祭礼
伝統文化
五箇山民謡
伝統文化
五箇山麦屋まつり
伝統文化
こきりこ祭り
伝統文化
五箇山和紙
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
伝統文化
菅沼合掌造り集落
伝統文化
五箇山民謡
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
現代アート
劇団スコットの演劇
伝統文化
五箇山民謡
伝統文化
利賀の初午行事
伝統文化
地域内各地の獅子舞文化
芸術
南砺市美術展
備考
H27より庵唄連絡協議会参加
H27より庵唄連絡協議会参加
H27より庵唄連絡協議会参加
H27より庵唄連絡協議会参加
毎年11月実施
*この他にも各地域では文化祭・芸能祭等、様々な文化事業が行われています。
9
(参考資料3)H27.5.2 北日本新聞
10
Ⅲ
平成27年度事業について
1.策定委員会・ワーキンググループについて
(1)策定事業推進体制(図2)
市長
提出
<市民参加>
審議・決定
策定委員会
・市民公募
ワーキンググループ
意見交換
・市民フォーラム
・パブコメ
素案提出
資料作成
事務的補助
事務局
(2)構成と役割
<策定委員会>
役
割:文化芸術振興プラン策定事業における最終意志決定機関。ワーキンググループか
ら提出された素案について検討・提案を行う。当委員会の決定を経て、市長に提
出するものがプランの完成版となる。
構
成:学識経験者、関係団体、行政
<ワーキンググループ>
役
割:素案を作成し、策定委員会に提出する役割を担う。作成するプランの内容によっ
て関係団体、行政などから関係者を招待し議論する。また市民フォーラムにも参
加し、市民の意見をプランに反映させる。
構
成:学識経験者、関係職員、公募市民
<市民参加>
・市民フォーラム
役
割:プランに市民の意見を取り入れるためにプランの素案を提示し、自由な意見を求
める座談会形式の市民フォーラムを開催する。
構
成:ワーキングメンバー、参加した市民
11
(表2) 南砺市文化芸術振興プラン策定委員会 委員名簿(案)
役職
名前
所属
分野
委員
伊藤 裕夫
日本文化政策学会 会長・元富山県文化審議会 委員 文化政策
委員
古池 嘉和
名古屋学院大学 現代社会学部 教授
富山大学 芸術文化学部 非常勤講師
文化政策
委員
島添 貴美子
富山大学 芸術文化学部 准教授
伝統文化
委員
川合 声一
南砺市観光協会 会長
観光
委員
山邊 美嗣
南砺市友好交流協会 会長
国際交流
委員
島田 勝由
南砺市自治振興会連合会 会長
地域振興
委員
清原 明宏
富山県文化振興課 課長
委員
長谷川 邦子
南砺市連合婦人会 会長
委員
花島 榮一
南砺市商工会 会長
委員
高田 勇 南砺市教育委員会 教育長
委員
豊川 覚
南砺市教育委員会 教育部長
事務局長
此尾 治和
南砺市教育委員会 文化・世界遺産課 課長
事務局
山本 悦司
南砺市教育委員会 文化・世界遺産課 係長
事務局
福島 弘子
南砺市教育委員会 文化・世界遺産課 副主幹
事務局
今枝 祐樹
南砺市教育委員会 文化・世界遺産課 主事
事務局
山﨑 香保里
南砺市教育委員会 文化・世界遺産課 嘱託
ワーキンググループメンバー
メンバー
古池 嘉和
名古屋学院大学 現代社会学部 教授
富山大学 芸術文化学部 非常勤講師
メンバー
島添 貴美子
富山大学 芸術文化学部 准教授
メンバー
一般公募市民
メンバー
一般公募市民
メンバー
一般公募市民
メンバー
渡邊 麻衣
地域おこし協力隊
メンバー
坂本 秀忠
南砺市職員
メンバー
竹田 千亜希
南砺市職員
メンバー
川田 麻倫子
南砺市職員
12
商工
南砺市文化芸術振興プラン策定委員会規約
(名称)
第1条
本委員会は南砺市文化芸術振興プラン策定委員会(以下「委員会」という)
と称する。
(目的)
第2条
委員会は南砺市文化芸術振興プランを策定することを目的とする。
(委員)
第3条
委員会は学識経験者、南砺市内各分野の代表者によって構成され、市長が委
嘱する。
(会議)
第4条
委員会は必要に応じて委員長によって招集される。
(役員)
第5条
委員会に次の役員をおく。
(1) 委員長
1名
(2) 副委員長
1名
2
委員長は委員の互選によって選出する。ただし、再任は妨げない。
3
副委員長は委員長の指名によって選出する。
(委員の任期)
第6条
委員の任期は平成27年6月16日から平成28年3月31日までとする。
(定員)
第7条
委員会は委員12人以内を持って組織する。
(事務局)
第8条
2
委員会に事務局を置く。
事務局は南砺市教育委員会
教育部
文化・世界遺産課がおこなう。
(付則)
この規約は、平成 27 年 6 月 16 日から施行する。
13
2.策定事業における取り組み
平成27年度 南砺市文化芸術振興プラン策定事業計画(案)
平成27年度はプランの本格的な策定作業を進める。昨年度事業の成果として作成したプランパンフレットの
内容にある方向性、基本目標達成を目指し、市民の意見を取り入れながら具体的な取り組みを示し、プランを
完成させる。
事業名(開催場所)
策定委員会
会議名
実施内容
第1回策定委員会
・委員長、副委員長の選出
・平成23∼26年度の取り組みについて
・平成27年度事業計画(案)について
第2回策定委員会
・策定事業の中間報告
・素案の内容を精査し審議する
・内容への提案等を行う
第3回策定委員会
・パブリックコメント、庁議、全協を通しての修正
内容の確認
・内容の検討、提案
第4回策定委員会
・プラン完成版の最終報告
・市長に提出
第1回ワーキンググループ
「事業説明及び現状について」
これまでの策定事業の取り組みや今年度事業
計画など前提となる内容について説明・議論す
る。
第2回ワーキンググループ
「基本目標①∼③について」
①∼③の基本目標について具体的な取り組み
に関する提案・議論を行う。
(場所:福野庁舎
301会議室)
ワーキンググループ 第3回ワーキンググループ
「基本目標④、⑤について」
活動
(場所:
南砺市各所)
④、⑤の基本目標について具体的な取り組み
に関する提案・議論を行う。
第4回ワーキンググループ
「市民フォーラムを経ての修正」
市民フォーラムで寄せられた意見、提案につい
て協議し、プランに反映させる。
第5回ワーキンググループ
「第2回策定委員会を経ての修正」
第2回策定委員会をでの指摘・提案を考慮し、
素案を修正する。
第6回ワーキンググループ
「最終検討」
パブコメ、全協での指摘・提案を考慮し、素案を
修正、プラン(案)を作成する。
座談会形式市民フォーラム
(場所:井口つばき館)
ワーキンググループ活動3回をとおして作成し
た文化振興プラン素案を市民に示し、座談会形
式で率直な意見・感想を伺う。
市民フォーラム
*事業に進度に応じて変更あり
14
3.年間スケジュール
南砺市文化芸術振興プラン策定事業 年間スケジュール(案)
日程
内容
市民
議会
・委員の紹介、委員長・副委員長の選
出
6月 ・プラン策定の趣旨
・これまでの取り組みと今年度事業の
進め方
平
成
2
7
年
ワーキング
グループ
第1回
6/16
7月
・ワーキンググループによる活動
・素案作成
7月上旬
7月下旬
8月
・ワーキンググループによる活動
・素案作成
8月中旬
9月
・たたき台を市民に示す市民フォーラ
ムの開催
10月
・市民フォーラムの意見を取り入れた
プラン素案の作成
9月中旬
10月上旬
・プラン素案の提出
11月 ・中間報告
・プラン素案の修正
12月
平
成
2
8
年
策定
委員会
・予備期間
・パブリックコメント募集
第2回
11月中旬
11月下旬
パブリック
コメント募集
・全員協議会にて協議
1月 ・パブコメ、全協での意見を取り入れ
たプラン(案)の作成
全員
協議会提出
1月下旬
第3回
2月上旬
2月 ・プラン(案)の検討
・プラン完成
3月 ・市長に提出
・プラン完成版の議会報告
全員協議会
3月議会に報
告
15
第4回
3月中旬