便 秘 対 策

便 秘 対 策
便秘解消のポイント
朝起きたら水を飲む
朝食は抜かない
朝食後はトイレへ
十分な睡眠を
*
食物繊維の多い食事 を
一日一個のヨーグルトを
水はたっぷりと
*痙攣性便秘の場合は水溶性のものを主に
便秘のタイプ
弛緩性便秘(高齢の方や妊婦さんに多い)
腹筋力の低下により、全体的に便を押し出す
力が弱まっているタイプ
・・・あまり固くない・・・
痙攣性便秘(比較的若い方に多い)
日頃のストレスや睡眠不足が原因で腸が過敏
に反応し、けいれんして便が上手く押し出せな
いタイプ
・・・コロコロ・・・
直腸性便秘(忙しい方に多い)
便意があるのに排便をガマンする事を繰り返
すうちに、腸が鈍感になったタイプ
・・・大きくて固い・・・
弛緩性便秘には
腸に刺激を与え、便をやわらかくすると良い。
食物繊維(不溶性・水溶性)と水分を積極的に摂る。
ヨーグルトやオリゴ糖もお腹の調子を整えてくれます。
不溶性食物繊維
水溶性食物繊維
水に溶けにくく、水を含むと
ふくらんで、便の量を増す
効果があります。
水に溶けるとジェリー状にな
り、便を柔らかくしたり、大腸
の粘膜を保護してくれます。
玄米・いも類・根菜・
ほうれん草・おくら・
ブロッコリー・切り干し
大根・納豆など
昆布・若布・さといも・
こんにゃく・果物・
寒天(トコロテン)など
痙攣性便秘には
消化の良いもの、繊維の
少ない野菜を選び、薄味
で調理します。不溶性の
食物繊維は避けましょう。
直腸性便秘には
正しい排便習慣を取り戻
すことが大事です。朝食を
きちんと摂り、便意を感じ
たら、すぐにトイレに行く
ことを心がけましょう。
オリゴ糖とは
ヒトがほとんど消化・吸収する
ことが出来ない糖です。
大腸で腸内細菌のえさとな
り、善玉菌を増やす事で整腸
作用を発揮してくれます。
1 人分
・エネルギー:263kcal
・ビタミンC:25㎎
・食物繊維:5.5g
・カリウム:431㎎
<材料:1人分>
寒天(粉末タイプ)…1g
水…125g
つぶあん…大さじ2
バナナ…1/2本
りんご…1/8本
キウイフルーツ…1/4個
パイナップルの缶詰…輪切り1枚
牛乳…50ml
パイナップルの缶詰のシロップ…50ml
<作り方>
①
水に寒天(粉末タイプ)を溶かし、鍋で2分沸騰させ、その後バットに注
ぎ冷まして固める。固まったら2㎝角に切り目を入れ、バットからはずし
て冷蔵庫で冷やす。(市販でこの状態で売られている寒天ゼリーもありま
すのでそちらも使っていただいても構いません。)
②
バナナは輪切り、りんご・キウイフルーツ・パイナップルはいちょう切
りにして缶詰の残ったシロップに漬けておく。(こうすると果物の変色を
防ぎます)
③①と②をお皿に盛り付け、Aを混ぜたものを注ぎ、つぶあんを添えて完成。
今回使用した寒天・りんご・バナナ・キウイフルーツ・パイナップル・あんこなどには水溶性食物繊維
が多く含まれています。またバナナ・牛乳にはオリゴ糖が含まれており、ストレスによって起こるけいれ
ん性便秘には有効な食品になります。
またパイナップルの缶詰のシロップと牛乳を混ぜることによってパイナップルの酵素の働きでヨーグ
ルト状になりますのでさっぱりとした味わいになりおススメです。.
はいやく栄養士 平松