Polo クイックユーザーガイド 初めに本書をお読みくだ さ い Polo に関する資料 本書 クイックユーザーガイド Polo クイックユーザーガイド 基本的な運転方法、装備の使用方法などをわか りやすく説明しています。 初めに本書をお読みください ご使用にあたっての注意、警告に関する内容は、 「取扱説明書」をお読みください。 モデル、グレード、オプションなどにより、装備 が異なる場合があります。 QR コードについて 本書内で QR コードが表示されている機能は、動画 で機能の説明を確認することができます。 QR コード対応の携帯電話から QR コードを読み取る と、各機能の動画による説明が閲覧できます。 動画の閲覧には別途、通信料が発生します。パケット定額サービスなどの 料金制度に加入されていない場合、パケット通信料が高額となりますので 予めご注意ください。 取扱説明書 ྲྀᢅㄝ᫂᭩ Polo 2016 ᖺ 5 ᭶∧ 装備の詳細な使い方や、使用上の注意などに ついて記載しています。 本書と合わせて必ずお読みください。 目 次 運転の前に Polo クイックユーザーガイド 運 転 便利な機能 次 目 次 目 クイックユーザーガイド 目次 3.便利な機能 目次 38 外観………………………………………………………………………………… 4 室内装備…………………………………………………………………………… 38 内装………………………………………………………………………………… 8 マニュアルエアコンディショナー ……………………………………… 38 フルオートエアコンディショナー ……………………………………… 40 1.運転の前に 12 運転準備…………………………………………………………………………… 12 リモコンキー ……………………………………………………………… 12 ドア ………………………………………………………………………… 13 シートの調整 ……………………………………………………………… 14 センターアームレストの調整 …………………………………………… 15 ステアリングホイールの調整 …………………………………………… 16 ミラーの調整 ……………………………………………………………… 17 シートベルト ……………………………………………………………… 20 2.運転 22 シートヒーター …………………………………………………………… 42 パワーウインドー ………………………………………………………… 43 電動パノラマスライディングルーフ …………………………………… 44 チャイルドシート ………………………………………………………… 45 エアバッグ ………………………………………………………………… 46 ルームランプ、リーディングランプ …………………………………… 47 12V ソケット ……………………………………………………………… 47 荷物の積載………………………………………………………………………… 48 ラゲージルーム …………………………………………………………… 48 運転支援…………………………………………………………………………… 50 インフォテイメントシステム …………………………………………… 50 アダプティブクルーズコントロールシステム“ACC” ………………… 53 運転する…………………………………………………………………………… 22 ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System” ………… 56 コンビネーションメーター ……………………………………………… 22 プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”……………………… 58 警告灯および表示灯 ……………………………………………………… 24 シティエマージェンシーブレーキ ……………………………………… 60 マルチファンクションインジケーター ………………………………… 26 ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)…………… 62 エンジンの始動・停止 …………………………………………………… 28 タイヤモニタリングシステム …………………………………………… 64 シフト操作 ………………………………………………………………… 28 リヤビューカメラ“Rear Assist”………………………………………… 66 パーキングブレーキ ……………………………………………………… 30 Start/Stop システム ……………………………………………………… 31 ライト ……………………………………………………………………… 32 方向指示器 ………………………………………………………………… 34 非常点滅表示灯 …………………………………………………………… 34 ウインドーワイパー、ウォッシャー …………………………………… 35 燃料の給油………………………………………………………………………… 36 2 3 次 目 次 目 外観 フロントウインドーワイパー 35 ページ 電動パノラマスライディングルーフ 44 ページ ドアミラー 18 ページ フューエルリッド 36 ページ ヘッドライト 32 ページ レーダーセンサー ・アダプティブクルーズコントロール システム“ACC” 53 ページ ドア ・プリクラッシュブレーキシステム ・ドア 13 ページ “Front Assist” ・パワーウインドー 43 ページ ・シティエマージェンシーブレーキ 58 ページ 60 ページ フロントフォグランプ 33 ページ 4 外観 外観 5 次 目 次 目 リヤウインドー ・リヤウインドーワイパー 35 ページ ・リヤウインドーヒーター 39,41 ページ テールゲートオープナー 48 ページ テールライト 32 ページ 66 ページ リヤビューカメラ“Rear Assist” 6 外観 外観 7 目 ・シートヒーターボタン 42 ページ ・Start/Stop システム OFF ボタン 31 ページ ・リヤウインドーヒーターボタン 39,41 ページ 次 次 ・ESC/ASR ボタン 62 ページ 目 内装 レバー ・ヘッドライト 32 ページ ・方向指示器 34 ページ ・非常点滅表示灯 ON/OFF ボタン 34 ページ ・助手席エアバッグカットオフスイッチ警告灯 46 ページ レバー パドルシフト 30 ページ 助手席エアバッグカットオフスイッチ 46 ページ ・ウインドーワイパー・ ウォッシャー 35 ページ ・マルチファンクション インジケーター 26 ページ コンビネーション インフォテイメントシステム 50 ページ メーター 22 ページ ドアミラー用 回転式ノブ 18 ページ センターロッキング スイッチ 13 ページ ライトスイッチ 32 ページ ・マニュアルエアコンディショナー 38 ページ ・フルオートエアコンディショナー 40 ページ ヘッドライトハイト コントロールスイッチ 33 ページ イグニッションスイッチ 28 ページ セレクターレバー 28 ページ ステアリングホイール調整用レバー 16 ページ マルチファンクションステアリングホイール 12V ソケット 47 ページ 8 内装 ・マルチファンクションインジケーター 26 ページ ・アダプティブクルーズコントロールシステム“ACC” 53 ページ 内装 9 次 目 次 目 ルームランプ、リーディングランプスイッチ 47 ページ ルームミラー 17 ページ 電動パノラマスライディングルーフスイッチ 44 ページ シートベルト 20 ページ フロントシート ・マニュアルシート 14 ページ ・ヘッドレスト 14 ページ リヤシート ・分割可倒式リヤシート 49 ページ ・ヘッドレスト 14 ページ ・ISOFIX チャイルドシート 45 ページ パワーウインドースイッチ 43 ページ ハンドブレーキレバー 30 ページ フロントセンターアームレスト 15 ページ 10 内装 内装 11 運転の前に ドア 運転準備 運転の前に 運転の前に センターロッキング リモコンキー リモコンキーを使って、車から離れたところからドアとテールゲー トを施錠、解錠することができます。 車内からは、運転席のドアについているセンターロッキングスイッ チで施錠、解錠ができます。 解錠 テールゲート解錠 解錠 施錠 施錠 Q0105 Q0005 施錠ボタン‥‥‥‥‥‥‥ すべてのドアおよびテールゲートを 施錠します。 解錠ボタン‥‥‥‥‥‥‥ すべてのドアおよびテールゲートを 解錠します。 テールゲート解錠ボタン‥ テールゲートのみ解錠します。 解錠後、数十秒ドアやテールゲートが開かれない場合、自動的に施 錠します。 チャイルドプルーフロック お子様などが誤ってドアを開けないようにする機能です。ON になっ ているときには、リヤドアを車内から開けることができません。 ON/OFF を切り替えるには、キーを差し込んで回します。 OFF ON 左リヤドア 12 運転準備 ON OFF 右リヤドア 運転準備 13 シートの調整 センターアームレストの調整 マニュアルシートの調整 フロントセンターアームレスト シートの高さ、前後、背もたれの角度を調整することができます。 角度を調整することができます。 上げるときは、先端を持ち上げます。 下げるときは、いったん上まで引き上げてから下げます。 運転の前に 運転の前に 前後の調整 背もたれの角度調整 Q0108 高さの調整 Q0106 ヘッドレストの高さ調整 高さを調整することができます。 そのまま引き上げます。下げる場合は調整ボタンを押しながら、下 げてください。 フロント リヤ Q0107 調整ボタン 14 運転準備 運転準備 15 ステアリングホイールの調整 ミラーの調整 ステアリングホイールの高さ、前後位置を調整することができます。 自動防眩ルームミラーの調整 運転の前に 運転の前に センサーにより周囲の明るさを検知し、後続車のヘッドライトがま ぶしいときは自動的に明るさを抑えます。 セレクターレバーが“R”の位置にある時は、自動防眩機能は作動 しません。 レバー Q0109 操作 手順 ❶ レバーを下げます。 ❷ ステアリングホイールを前後または上下に動かして、位置を 調整します。 センサー Q0110 手動防眩ルームミラーの調整 レバーをフロントウインドー側に倒した状態で、ミラーの基本位置 を調整してください。 夜間の走行中、後方の車両のヘッドライトが眩しい場合、レバーを 手前に引いてください。 ❸ 調整した位置を保持し、レバーを上げて固定します。 レバー 16 運転準備 運転準備 17 ドアミラーの調整 ドアミラーの格納 運転席のドアについているドアミラー用回転式ノブで調整できま す。 に合わせ 運転席のドアについているドアミラー用回転式ノブを ると、自動的に格納されます。他の位置にすると復帰します。 ノブ ノブ 運転の前に 運転の前に Q0111 操作 手順 ❶ Q0112 車両をリモコンキーで施錠することでも自動的に格納されます(イ グニッションスイッチを“ON”にすると復帰)。この機能はインフォ テイメントシステムで設定を切り替えることができます。 ドアミラーヒーター ノブを回して、 “R” (運転席側)または“L” (助手席側)に 合わせます。 ❷ ノブを上下、左右に動かして、ドアミラーを調整します。 運転席のドアについているドアミラー用回転式ノブを ると、ドアミラーヒーターが作動します。 に合わせ ノブ ❸ ドアミラーの角度を調整した後、ノブを回して、“0”に合わ せます。 Q0113 18 運転準備 運転準備 19 シートベルト警告灯 シートベルト 運転席、助手席の乗員がシートベルトを着用せずに 25km/h 以上で 走行すると、コンビネーションメーター内の警告灯が点滅し、警告 音が鳴ります。 全席に 3 点式シートベルトが装備されています。 シートベルトの取り付け、取り外し バックルに差し込むと自動的に固定されます。 運転の前に 運転の前に Q0116 助手席の上に物が置いてある場合も、乗員がいると判断し、警告灯 が点灯します。 助手席に置いてある物を別の場所に置き直すか、シートベルトで固 定してください。 バックルのボタンを押すと外れます。 ボタン シートベルトの高さ調整(フロントシート) ベルトガイドをつまんで高さを調整してください。 Q0114 20 運転準備 運転準備 21 運転 運転する コンビネーションメーター ディスプレイ スピードメーター タコメーター 燃料計 運 運 転 転 水温計 時計設定ボタン トリップメーターリセットボタン Q0139 時計の設定方法 操作 手順 走行距離表示 トリップメーターは、前回リセット以降の走行距離を表示します。 トリップメーターリセットボタンを短く押すと、トリップメーター がリセットされます。 ❶ 時計設定ボタンを押します。 ❷ 時表示がハイライトされますので、時を変更する場合はトリッ プメーターリセットボタンを押して正しい時を設定してくだ さい。 ❸ もう一度時計設定ボタンを押すと、分表示がハイライトされ ますので、分を変更する場合はトリップメーターリセットボ タンを押して正しい分を設定してください。 ❹ もう一度時計設定ボタンを押すと、時計設定が完了します。 時計はインフォテイメントシステムでも設定することができます。 22 運転する 運転する 23 警告灯および表示灯 位置 ● ● ●● ❺ ❼ ❹ ● ❽ ● ❻ ● ❸ ● ● ❾ ● ●● ● ❷ ❶ ● ● ● ● ● 位置 シンボル 意味 ● Q0117 Q0117 意味 13 充電系統故障 13 トランスミッション(DSG®)オーバーヒート 13 ライトのバルブ切れ 13 ウインドーウォッシャー液量少 13 点灯:エンジンオイル量少 点滅:エンジンオイルシステム故障 13 アダプティブクルーズコントロール(ACC)作動停止 13 トランスミッション故障 13 ドア / テールゲート / ボンネットが開いています エアバッグ / シートベルトテンショナーシステム故障 13 アダプティブクルーズコントロール(ACC)先行車未検知 2 前席シートベルト非着用 13 白色表示:アダプティブクルーズコントロール(ACC)先行車検知 灰色表示:アダプティブクルーズコントロール(ACC)非作動 3 タイヤ空気圧低下、タイヤ空気圧モニタリングシステム故障 13 点灯:サービスリマインダー、点検時期 点滅:オートマチックトランスミッション故障 4 電動パワーステアリング故障 13 外気温度 4°C 以下 4 点灯:電動パワーステアリング機能低下、バッテリー再接続 点滅:ステアリングコラムロック解除不可 / ロック不可 13 Start/Stop システム エンジン自動停止中 5 エンジン制御システム故障 13 Start/Stop システム エンジン作動中、自動停止不可、自動再始動不可 6 ハイビーム点灯 13 取扱説明書を確認してください 7 点灯:排気ガス浄化システム故障 点滅:エンジン失火による触媒コンバーター損傷 14 ハンドブレーキ作動中 8 点灯:ESC 故障、バッテリー再接続 点滅:ESC 作動中 15 ディスプレイの表示を確認してください 9 ABS 故障 15 ディスプレイの表示を確認してください 10 ブレーキシステム故障、ブレーキ液量少 16 クルーズコントロールシステム(CCS)ON、 アダプティブクルーズコントロール(ACC)作動中 11 ASR OFF 17 燃料残量少 12 方向指示器 / 非常点滅表示灯作動中 18 ブレーキパッド摩耗 13 点滅:冷却システム故障、冷却水量少、冷却水高温 19 リヤフォグランプ点灯 13 点滅:エンジンオイル油圧低下 20 ブレーキペダルを踏んでください 13 プリクラッシュブレーキシステム接近警告 20 点灯:ブレーキペダルを踏んでください 点滅:セレクターレバーのロックボタンを押してください 転 転 運転する 運 1 運 24 シンボル 運転する 25 メニューと表示項目 マルチファンクションインジケーター コンビネーションメーターのディスプレイで様々なドライビング データを確認することができます。 ディスプレイ メニュー Driving data (走行データ) (マルチ ファンクション インジケーター) 項 目 Consumption(燃費) 現在の燃料消費率を表示します。 Avg. consumption(平均燃費)※ 平均燃費を表示します。 イグニッションスイッチを ON にしてから 300m 走行後に表示されます。 Range(走行可能距離) 残りの燃料で走行可能な距離を表示します。 Travel time(走行時間)※ イグニッションスイッチを ON にしてからの 経過時間を表示します。 Q0140 Distance(走行距離)※ イグニッションスイッチを ON にしてからの 走行距離を表示します。 Average speed(平均車速)※ 運 ロッカースイッチ 転 転 平均車速を表示します。 イグニッションスイッチを ON にしてから 100m 走行後に表示されます。 運 レバーでの操作 ディスプレイの表示は、ステアリングホイール右側のレバーについ ているロッカースイッチの上下および OK ボタンで操作します。 車速 現在の車速を表示します。 Speed warning(警告速度) 警告速度の設定をすることができます。 Oil temperature(油温) OK/RESET エンジンオイル温度を表示します。 OK ボタン Q0047 マルチファンクションステアリングホイールでの操作 ディスプレイの表示は、マルチファンクションステアリングホイー ル右側のボタンで操作します。 プリクラッシュブレーキシステム(Front Assist) Assist systems (アシストシステム) の ON/OFF を切り替えることができます。 ACC の作動状態を表示します。 Vehicle status 警告 / 情報テキストを表示します。 (車両ステータス) Lap timer (ラップタイマー) ラップタイムを測定して保存し、統計データを 表示することができます。 OK ボタン 項目切り替えボタン メニュー切り替えボタン Q0048 26 運転する ※:以下の 3 種類のメモリーがあり、OK ボタンで表示を切り替え ることができます。 Since start(スタート後) イグニッションスイッチを ON にしてからのデータを表示 します。イグニッションスイッチ OFF 後、約 2 時間経過 するとリセットされます。 運転する 27 Since refuel(給油後) 前回給油以降のデータを表示します。給油するとリセット されます。 Extend. period(長期間) 長期間のデータを表示します。積算での走行時間が 20 時 間、もしくは 100 時間、または走行距離が 2,000km、も しくは 10,000km に達する毎にリセットされます。(仕様 によって異なります) “D”と“S”を切り替えるには、セレクターレバーを後方に引きます。 セレクターレバーは自動的に元の位置に戻ります。 セレクターレバーの位置 P 駐車、およびエンジンを始動するとき R 後退させるとき N 駆動力は伝達されません エンジンの始動・停止 D/S イグニッションスイッチ ステアリングコラム右側のイグニッションスイッチでエンジンを始 動・停止します。 ▽ “D”と“S”を切り替えるとき ティプトロニック(マニュアルモード) 転 転 + − 通常走行(オートマチックモード) D:ノーマルプログラム S:スポーツプログラム 運 運 エンジン始動(ブレーキペダルを踏みながら) 働き ティプトロニック(マニュアルモード) ON OFF Q0022 セレクターレバーを“D/S”の位置から左側に倒すとマニュアルモー ドになり、思いどおりの変速段を選択して運転することができます。 “+” (前方に押す)でシフトアップ、 “−”(後方に引く)でシフト ダウンします。 シフト操作 +:シフトアップ セレクターレバーの操作 セレクターレバーを“P”の位置からシフトする場合は、ブレーキ ペダルを踏み、ロックボタンを押しながらシフトします。 −:シフトダウン Q0119 オートマチックモードに戻すには、セレクターレバーを右側に戻し てください。 ロックボタン Q0118 28 運転する 運転する 29 パドルシフト Start/Stop システム ティプトロニックのギヤシフトをステアリングホイールのパドルレ バーで操作することができます。 右側のパドルレバー“+”を手前に引くとシフトアップ、左側のパ ドルレバー“−”を手前に引くとシフトダウンします。 −:シフトダウン +:シフトアップ Start/Stop システムは、信号待ちや渋滞などで停止しているとき、 自動的にエンジンを停止・再始動させるシステムです。 車両を停止させたあと、ブレーキペダルを踏み続けると、エンジン が自動停止します。 自動停止中にブレーキペダルを放す、またはアクセルペダルを踏む と、エンジンが自動再始動します。 エンジンの作動状態はコンビネーションメーターのディスプレイに 表示されます。 ‥‥ エンジン自動停止中 Q0041 自動再始動できない場合、セレクターレバーを“P”に戻してから 手動でエンジンを始動してください。 自動停止・自動再始動が可能な条件の詳細は取扱説明書の「スター トアシストシステム」を参照してください。 転 転 パーキングブレーキ 運 運 セレクターレバーが“D/S”の位置にあるときにパドルレバーを操 作することで、マニュアルモードに切り替えることができます。 オートマチックモードに戻すには、右側のパドルレバー“+”を約 1 秒間、手前に引いてください。 ‥‥ エンジン作動中、自動停止不可、または自動停止中で 自動再始動できない Start/Stop システムの機能停止 ハンドブレーキ ハンドブレーキをかけるには、ハンドブレーキレバーを上方に引き ます。 ハンドブレーキを解除するには、ハンドブレーキレバーを少し引き ながらロックボタンを押して、ハンドブレーキレバーを下ろします。 Start/Stop システムの機能を停止する場合は、センターコンソール 上部の Start/Stop システム OFF ボタンを押します。 OFF にするとボタンの表示灯が黄色に点灯します。 ロックボタン Start/Stop システム OFF ボタン Q0121 Q0120 30 運転する 運転する 31 ヘッドライトハイトコントロール ライト 乗車人数や荷物の積載状態によって、車両は前後に傾きます。 車両の状態に合わせて、ヘッドライトハイトコントロールスイッチ で調整します。 ヘッドライト 運転席右側のライトスイッチでヘッドライトを点灯します。 ライトスイッチ Q0122 ヘッドライトハイト コントロールスイッチ ‥‥ヘッドライト消灯 ‥‥周囲の明るさに応じて自動的に点灯または消灯 転 ハイビーム ステアリングホイール左側のレバーを前方に押すとハイビーム、元 の位置に戻すとロービームになります。 レバーを手前に引いている間、ハイビームが点灯します。(パッシ ング) 調整の目安 – ‥‥運転席、助手席に乗車、ラゲージルームに積載なし 1 ‥‥ 5 名乗車、ラゲージルームに積載なし 2 ‥‥ 5 名乗車、ラゲージルームに最大積載 3 ‥‥運転席のみ乗車、ラゲージルームに最大積載 運 転 ‥‥ヘッドライト点灯(ロービーム) 運 ‥‥スモールライト点灯 Q0123 フォグランプ ライトスイッチが AUTO、スモールライト点灯、またはヘッドライ ト点灯の位置でライトスイッチを手前に引くと、フォグランプを点 灯します。 ロービーム パッシング Q0024 フロントフォグランプ点灯 リヤフォグランプ点灯 Q0027 手前に 1 段階目 ‥‥‥ フロントフォグランプ点灯 手前に 2 段階目 ‥‥‥ リヤフォグランプ点灯 32 運転する 運転する 33 方向指示器 ウインドーワイパー、ウォッシャー ステアリングホイール左側のレバーで、方向指示器を点滅させます。 フロントワイパー ステアリングホイール右側のレバーで、フロントワイパー・ウォッ シャーを作動します。 右側が点滅 調整スイッチ 高速作動 低速作動 左側が点滅 間欠作動、または自動作動 OFF Q0028 車線変更点滅機能 ウォッシャー 1 回作動 Q0030 転 センターコンソールの非常点滅表示灯 ON/OFF ボタンで非常点滅 表示灯を点滅します。 転 非常点滅表示灯 ウォッシャーを作動させると、ワイパーが数回作動します。 調整スイッチで、間欠間隔、またはレインセンサーの感度を調整し ます。 レインセンサー装備車は、インフォテイメントシステムで自動作動 の機能の ON/OFF を切り替えることができます。 運 運 レバーを軽く操作すると、方向指示器が 3 回点滅します。この機 能はインフォテイメントシステムで設定を切り替えることができま す。 リヤワイパー ステアリングホイール右側のレバーで、リヤワイパー・ウォッシャー を作動します。 ウォッシャー 間欠作動 非常点滅表示灯 ON/OFF ボタン Q0124 Q0031 ウォッシャーを作動させると、ワイパーが数回作動します。 後退時のリヤワイパー自動作動 フロントワイパーが ON のときにセレクターレバーを“R”にシフ トすると、リヤワイパーが自動的に作動します。この機能はインフォ テイメントシステムで設定を切り替えることができます。 34 運転する 運転する 35 ❸ 燃料タンクのキャップを開けます。 燃料の給油 キャップを反時計方向に回して外し、フューエルリッドに掛 けます。 給油前に、下記の状態になっていることを確認してください。 イグニッションスイッチが“OFF” セレクタレバーが“P” パーキングブレーキがかかっている キャップ 操作 手順 Q0126 ❶ キー、またはセンターロッキングスイッチで車両を解錠します。 使用燃料 ‥‥‥‥ 無鉛プレミアム(無鉛ハイオク) 運 運 ❷ フューエルリッドを開きます。 ❹ 給油します。 転 転 フューエルリッドは車両の右側後方にあります。 フューエルリッドの後部を押すと手前に開きます。 ❺ 燃料タンクのキャップを閉めます。 キャップを「カチッ」と音がするまで時計方向に回します。 ❻ フューエルリッドを閉めます。 Q0125 36 燃料の給油 燃料の給油 37 便利な機能 デフロスト機能 室内装備 マニュアルエアコンディショナー マニュアルエアコンディショナーの操作 センターコンソールのコントロールパネルで操作します。 温度設定 風量調整 吹き出し方向調整 フロントウインドーガラスの曇りを取ることができます。 エア吹き出し口ダイヤルをデフロスト位置に合わせると、デフロス ト機能が作動し、フロントウインドーへ送風を行います。 デフロスト機能が作動すると、内気循環モードが OFF になり、冷 房システムが ON になります。 早く曇りを取りたいときは、風量調整ダイヤルを右に回して風量を 多くしてください。 デフロスト位置 1 0 2 1 3 0 4 2 3 4 A/C Q0164 内気循環モード 冷房 便利な機能 便利な機能 リヤウインドーヒーター Q0163 冷房を ON にすると、除湿もできます。車内の温度、湿度がとも に高く、窓が曇っている場合は、冷房を ON にして、設定温度を 上げてください。 リヤウインドーガラスの曇りを取ることができます。 リヤウインドーヒーターボタンを押すと、リヤウインドーヒーター が数分間作動します。 リヤウインドーヒーターが作動すると、熱によりリヤウインドーの 曇りが取れます。 リヤウインドーヒーターボタン Q0153 38 室内装備 室内装備 39 デフロスト機能 フルオートエアコンディショナー フルオートエアコンディショナーの操作 センターコンソールのコントロールパネルで操作します。 温度設定 手動風量調整 ディスプレイ フロントウインドーガラスの曇りを取ることができます。 デフロストスイッチを押すとデフロスト機能が作動し、フロントウ インドーへ送風を行います。 デフロスト機能が作動すると、内気循環モードが OFF になり、吹 き出し口が自動的にフロントウインドー側に設定されます。 また、外気温との温度差があるときは、冷房システムが ON になり ます。 冷房 デフロスト 自動制御 内気循環モード AUTO 手動吹き出し方向調整 A/C Q0166 デフロストスイッチ Q0165 リヤウインドーヒーター リヤウインドーガラスの曇りを取ることができます。 リヤウインドーヒーターボタンを押すと、リヤウインドーヒーター が数分間作動します。 リヤウインドーヒーターが作動すると、熱によりリヤウインドーの 曇りが取れます。 便利な機能 便利な機能 冷房を ON にすると、除湿もできます。車内の温度、湿度がとも に高く、窓が曇っている場合は、冷房を ON にして、設定温度を 上げてください。 自動制御を ON にすると、設定温度に応じて、風量、送風方向を 自動的に制御します。手動でこれらを制御すると、自動制御は OFF になります。 リヤウインドーヒーターボタン Q0153 40 室内装備 室内装備 41 シートヒーター パワーウインドー センターコンソール上部にあるシートヒーターボタンを押すと、フ ロントシートのシート座面と背もたれのヒーターが作動します。 ヒーターの強さは 2 段階です。ボタンを押すごとに、強(表示灯が 2 つ点灯)⇒弱(表示灯が 1 つ点灯)⇒ OFF(表示灯が消灯)の順 に切り替わります。 各ドアにあるパワーウインドースイッチで、ウインドーの開閉を操 作します。 助手席側シート ヒーターボタン 運転席側シート ヒーターボタン 運転席ドア 運転席側 セーフティスイッチ 助手席側 後席右側 後席左側 Q0127 Q0157 下記の状態のときは、シートヒーターを ON にしないでください。 シートに座っていないとき シートにカバーを装着しているとき シートにチャイルドシートを装着しているとき シート面に湿気がある、または濡れているとき 車内温度または外気温度が 25℃以上のとき セーフティスイッチを押すと、後席ドアのパワーウインドーは作動 しなくなります。 アドバイス リモコンキーを使って車外から全てのウインドーおよび 電動パノラマスライディングルーフの開閉を行うことが 便利な機能 便利な機能 できます。 リモコンキーの解錠ボタンを押し続けると開き、施錠ボ タンを押し続けると閉まります。 全てのウインドーおよび電動パノラマスライディング ルーフが閉まると、方向指示器が 1 回点滅します。 42 室内装備 室内装備 43 電動パノラマスライディングルーフ チャイルドシート 電動パノラマスライディングルーフ チャイルドシートを取り付ける時は、チャイルドシートの取扱説明 書に従って、正しく取り付けてください。 ルーフにあるスイッチで、電動パノラマスライディングルーフの開 閉とチルト機能を操作します。 ルーフを開閉するには、お好みの位置にスイッチを回します。 チルトアップするにはスイッチを押し、チルトダウンするにはス イッチを引きます。 電動パノラマスライディングルーフスイッチ ISOFIX チャイルドシートの取り付け 後部座席には、ISOFIX に対応したチャイルドシートを取り付ける ことができます。 ISOFIX チャイルドシートのアームを、リヤシート座面後方のアン カーに固定します。 アンカー ルーフ全開 チルトアップ ルーフ全閉 トップテザー固定部は、背もたれの裏側にあります。 チルトダウン Q0128 便利な機能 便利な機能 アドバイス リモコンキーを使って車外から全てのウインドーおよび 電動パノラマスライディングルーフの開閉を行うことが Q0159 できます。 リモコンキーの解錠ボタンを押し続けると開き、施錠ボ タンを押し続けると閉まります。 全てのウインドーおよび電動パノラマスライディング ルーフが閉まると、方向指示器が 1 回点滅します。 44 室内装備 室内装備 45 エアバッグ ルームランプ、リーディングランプ 運転席側フロント、助手席側フロント、前席サイド、カーテンエア バッグが装備されています。 ルームミラーの近くにフロントルームランプ、後席天井にリヤルー ムランプがあります。 ルームランプは、独立したリーディングランプとしても点灯するこ とができます。 助手席側エアバッグの機能停止 後ろ向きに座るタイプのチャイルドシートを助手席に取り付ける と、助手席側フロントエアバッグが作動した時に非常に危険ですの で、機能を停止させてください。 グローブボックス内の助手席エアバッグカットオフスイッチを、 キーを使って OFF にすると、助手席側フロントエアバッグの作動 を停止することができます。 助手席側リーディング ランプスイッチ 運転席側リーディング ランプスイッチ ルームランプスイッチ (スイッチ水平時はドア連動) Q0132 グローブボックス内 リヤルームランプスイッチ 助手席エアバッグ カットオフスイッチ Q0133 Q0130 ‥‥‥‥常時 OFF ‥‥‥‥常時 ON ‥‥‥‥ドアが開いているとき ON 便利な機能 便利な機能 助手席側フロントエアバッグの作動を停止すると、センターコン ソール上部の警告灯が点灯します。 ‥リーディングランプ ON 12V ソケット 12V ソケットはセンターコンソール下部にあります。 最大消費電力は 120W です。 Q0131 12V ソケット Q0134 46 室内装備 室内装備 47 リヤシートの座面を起こす 荷物の積載 分割可倒式リヤシートの座面を前方に起こしてから背もたれを倒す ことにより、ラゲージルームをフラットにして使うことができます。 座面前端を上方に引いた後、座面後端を前方に引き起こします。 ラゲージルーム テールゲートを開ける テールゲートオープナー(VW エンブレム)の上部を押して開き、 下部を手前に引いてテールゲートを開きます。 1.上方に引く 1.押す 2.前方に引き起こす Q0137 2.引く リヤシートの座面を戻す Q0160 テールゲートを閉める テールゲート内側の持ち手部分を引いて、テールゲートを閉めます。 座面を後方に倒してスライドさせた後、前端をロックされるまで下 に押し込みます。 リヤシートの背もたれを倒す 分割可倒式リヤシートの背もたれを倒すことにより、ラゲージルー ムを広く使うことができます。 背もたれのドア側上部にあるロック解除レバーを引き、背もたれを 前方に倒します。 持ち手部分 便利な機能 便利な機能 Q0136 ロック解除レバー Q0161 リヤシートの背もたれを戻す 背もたれを元に戻すときは、背もたれを起こし、ロックされるまで 後方に押し込みます。 ロックされると、ロック解除レバーが元に戻り、赤い印が見えなく なります。 48 荷物の積載 荷物の積載 49 車両設定画面では、以下の各種設定を行うことができます。 運転支援 メニュー インフォテイメントシステム サブメニュー ESC システム 車両設定 ― タッチパネルディスプレイを使って、車両の様々な機能の設定をす ることができます。 タイヤ 操作 手順 ドライバー アシスト ❶ インフォテイメントボタンの「CAR」を押します。 ウインタータイヤ 速度警告の ON・OFF の切り替えおよび速度 警告の車速設定をすることができます。 ACC 前回選択した設定の適用の ON・OFF を切り 替えることができます。 以下の機能を設定することができます。 - 走行プログラム - 車間距離レベル (アダプティブクルー ズコントロール) Front Assist ❷ ディスプレイの「設定」を選択します。 (フロントモニタリン グシステム) 疲労検知システム ドライバー疲労検知システムの ON・OFF を切 (ドライバー疲労検知 り替えることができます。 システム) CAR ライト SETUP 14:51 MEDIA MENU ルームランプ (コンビネーション メーター / スイッチ) メーター / スイッチの明るさを設定すること ができます。 設定 設定 カミングホーム / リービングホーム 以下の機能を設定することができます。 - カミングホーム機能の作動時間 - リービングホーム機能の作動時間 ミラー(ドアミラー) 駐車時のドアミラー格納の ON・OFF を切り 替えることができます。 ワイパー 以下の機能の ON・OFF を切り替えることが できます。 - 自動ワイパー(降雨時) - 後退時のリヤウインドーワイパー作動 Q0168 ミラー および ワイパー 50 運転支援 運転支援 便利な機能 便利な機能 CAR MUTE ラジオ 以下の機能の ON・OFF を切り替えることが できます。 - オートライトシステム(雨天時) - 車線変更点滅機能 以下の機能を設定することができます。 - オートライト機能の始動時間 - トラベルモード(右側 / 左側通行) SOUND PHONE 選択 オートライトシステム 14.0 ℃ 車両ステータス 以下の機能の ON・OFF を切り替えることが できます。 - プリクラッシュブレーキシステム (Front Assist) - 接近警報 - 車間距離警告の表示 - シティエマージェンシーブレーキ機能 ❸ 車両設定画面が表示されるので、各項目を選択し設定します。 RADIO 設定方法 以下のシステムの ON・OFF を切り替えるこ とができます。 - トラクションコントロールシステム(ASR) - エレクトロニック・スタビリティ・コント ロール(ESC) - エレクトロニック・スタビリティ・コント ロールのスポーツモード(ESC Sport) 51 アダプティブクルーズコントロールシステム“ACC” メニュー 開閉 コンビネー ション メーター (マルチファン クションイン ジケーター) 日付と時間 単位 サブメニュー 集中ドアロック (センターロッキング) 設定方法 ドア解錠の設定をすることができます。 マルチファンクションインジケーターに表示 させる項目を選択することができます。 ― アダプティブクルーズコントロールシステムは、マル チファンクションステアリングホイール左側のボタンで操作します。 ― 時刻や日付などの設定をすることができま す。 ― 距離や車速などの単位を設定することができ ます。 ― 以下のデータが表示されます。 - 車体番号 - 次回の点検整備の時期 - 次回のエンジンオイル交換の時期 ― 以下の設定をリセットすることができます。 - すべての設定 - ドライバーアシスト - ライト - ミラーおよびワイパー - 開閉 - コンビネーションメーター サービス 工場出荷時の 設定 レーダーセンサーで先行車との車間距離を測定して 一定に維持し、設定した速度を上限に自動で加減速 を行います。 RES ボタン −ボタン SET ボタン ON/OFF ボタン + ボタン 車間距離設定ボタン CANCEL ボタン Q0142 アダプティブクルーズコントロールシステムが作動しているとき は、コンビネーションメーターのディスプレイに作動状態が表示さ れます。 先行車検出表示‥‥‥ 先行車を検出しているときに表示します。 車間距離設定‥‥‥‥ 現在の車間距離設定を表示します。 便利な機能 便利な機能 先行車検出表示 車間距離設定 Q0143 アドバイス 車間距離設定は、矢印の位置が下(手前)にあるほど短く、 上(奥)にあるほど長くなります。 52 運転支援 運転支援 53 設定車速の変えかた 操作 手順 ❶ ON/OFF ボタン を押し、システムを ON(スタンバイ 状態※)にします。 ❷ 設定したい車速まで加速または減速し、SET ボタンを押します。 システム作動中は、以下の方法で設定車速を変更することができま す。 RES ボタンを押すと、設定車速が 1km/h ずつ上がります。 + ボタンを押すと、設定車速が 10km/h ずつ上がります。 SET ボタンを押すと、設定車速が 1km/h ずつ下がります。 −ボタンを押すと、設定車速が 10km/h ずつ下がります。 車間距離設定の変えかた ❸ 車間距離設定ボタン を押し、車間距離を設定します。 車間距離は 5 段階で調整することができ、最短⇒短⇒中⇒長 ⇒最長の順に切り替わります。 システムが作動すると、設定した速度を上限に自動で加減速を行い、 先行車を検知すると、設定した車間距離に制御します。 ※:システムが ON で、車速の自動制御が行われていない状態です。 設定車速や車間距離設定を変更することができます。 を押します。車間距離は 5 段階で調整す 車間距離設定ボタン ることができ、最短⇒短⇒中⇒長⇒最長の順に切り替わります。 システムの一時停止のしかた 以下の方法で、システムを一時停止することができます。システム を一時停止すると、システムの作動は停止しますが設定車速は保存 されます。 CANCEL ボタンを押すか、もしくはブレーキペダルを踏みます。 一時的に操作を止めた後、以前設定した車速に戻すには、RES ボ タンを押します。 システムの停止のしかた を押すと、システムが停止し、設定車速が消 便利な機能 便利な機能 ON/OFF ボタン 去されます。 安全に関する警告や、システムの作動の詳細は、取扱説明書に記載されています。 54 運転支援 運転支援 55 ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”の ドライバー疲労検知システム “Fatigue Detection System” 機能停止のしかた ドライバーの運転パターンをモニタリングし、疲労 や眠気による急なステアリング操作など、通常の運 転パターンと異なる動きを検知すると、コンビネー ションメーターのディスプレイにメッセージを表示 すると同時にブザーで休憩を促します。 操作 手順 ❶ インフォテイメントシステムの「CAR」ボタンを押します。 運転パターンのモニタリングは、約 65km/h ∼約 200km/h で走行 中に行われます。 コンビネーションメーターのディスプレイに表示されたメッセージ は、ウインドーワイパーレバーの「OK/RESET」ボタンまたはマル チファンクションステアリングホイールの「OK」ボタンを押すと OFF にすることができます。 ❷ ディスプレイの「設定」を選択します。 ❸「 ド ラ イ バ ー ア シ ス ト 」 の 疲 労 検 知 シ ス テ ム“Fatigue Detection System”で「作動」のチェックボックスのレ点 を外します。 ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”を OFF にすることができます。 便利な機能 便利な機能 Q0144 OK ボタン OK/RESET OK/RESET ボタン 56 運転支援 Q0167 運転支援 57 プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist” 衝突のおそれがあるとき、ドライバーに注意を促し たり自動的に減速したりします。 レーダーセンサーで先行車をモニターし、衝突の危 険性があると、警告音・警告灯によりドライバーに 注意を促します。同時に、制動距離を少しでも短く するため、ブレーキ圧を高めスタンバイ状態を保持します。 注意を促してもドライバーが減速せず、さらに衝突の危険性が高ま ると、システムが自動的に車両を減速させて衝突の被害を軽減しま す。 また、30km/h 未満での走行中にはシティエマージェンシーブレー キ機能が作動し、自動的にブレーキを作動させて危険を回避、ある いは衝突の被害を軽減します。 プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”の機能停止のしかた 操作 手順 ❶ インフォテイメントシステムの「CAR」ボタンを押します。 ❷ ディスプレイの「設定」を選択します。 「警告」、 ❸「ドライバーアシスト」の“Front Assist”で「作動」、 「車間警告の表示」をそれぞれ OFF にできます。 コンビネーションメーターのディスプレイに表示されたメッセージ は、ウインドーワイパーレバーの「OK/RESET」ボタンまたはマル チファンクションステアリングホイールの「OK」ボタンを押すと OFF にすることができます。 便利な機能 便利な機能 車間距離警告 接近警告 Q0145 安全に関する警告や、システムの作動の詳細は、取扱説明書に記載されています。 58 運転支援 運転支援 59 シティエマージェンシーブレーキの機能停止のしかた シティエマージェンシーブレーキ プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist” が ON のとき作動します。 フロントバンパーに取り付けられたレーダーセン サーで先行車をモニターし、約 5km/h ∼ 30km/h のときに衝突の危険性を検知すると、自動的に減速 します。 操作 手順 ❶ インフォテイメントシステムの「CAR」ボタンを押します。 ❷ ディスプレイの「設定」を選択します。 レーダーセンサー ❸「ドライバーアシスト」の“Front Assist”で「作動」のチェッ クボックスのレ点を外します。 シティエマージェンシーブレーキを OFF にすることができます。 Q0147 衝突の危険性を検知し、システムが作動すると、コンビネーション メーターのディスプレイには下記の図が表示されます。 便利な機能 便利な機能 接近警告 Q0146 安全に関する警告や、システムの作動の詳細は、取扱説明書に記載されています。 60 運転支援 運転支援 61 (エレクトロニック・スタビリティ・コントロール) ESC ESC/ASR の機能の切り替え タイヤがスリップする危険性を減らし、走行安定性を高めます。 ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)には、以 下の機能が組み込まれています。 ABS(アンチロックブレーキングシステム) ブレーキをかけたとき、車輪がロックするのを防いで車両の操縦 安定性を確保します。 BAS(ブレーキアシストシステム) ドライバーが急ブレーキなどでブレーキペダルを早く踏み込んだ とき、ブレーキ圧を高めることで短い距離で停車することを補助 します。 ASR(トラクションコントロールシステム)※ 発進時や加速時のホイールの空転を抑え、安定した加速を補助し ます。 XDS(エレクトロニックディファレンシャルロックシステム) 直進中、空転した駆動輪にブレーキをかけ、他の駆動輪に出力を 伝達します。 高速カーブ走行時、内側の前輪にブレーキをかけて空転を防ぎ、 車両の操縦安定性を確保します。 「ASR」 (ド ※:インフォテイメントシステムのディスプレイ上では、 イツ語表記)と表示されます。 インフォテイメントシステムによる切り替え 操作 手順 ❶ インフォテイメントシステムの「CAR」ボタンを押します。 ❷ ディスプレイの「設定」を選択します。 ❸「ESC システム」で ESC、ESC Sport(ESC のスポーツモード) および ASR の機能の ON/OFF を切り替えることができます。 センターコンソールのボタンによる切り替え ぬかるみから脱出するときなどは、ASR を停止する必要があります。 ASR の機能を切り替える場合は、センターコンソール上部のボタン を押します。 ASR の状態を切り替えると、現在の状態がインフォテイメントシス テムのディスプレイに表示されます。 便利な機能 便利な機能 Q0149 以下のように ASR の機能が切り替わります。 ボタン操作 約 1 秒間押します 3 秒以上押し続けます 機 能 ASR 機能が OFF になります ASR 機能が OFF になり、ESC Sport が ON になります もう一度押します 62 運転支援 ESC 付 ASR 機能が ON になります 運転支援 63 〈インフォテイメントシステム装備車〉 タイヤモニタリングシステム パンクのおそれがあるときなどに警告灯を点灯させてお知らせします。 警告灯が点灯したときはすみやかに安全な場所に停車し、4 輪のタ イヤ空気圧を点検してください。 インフォテイメントシステムで設定することができます。 操作 手順 ❶ インフォテイメントシステムの「CAR」ボタンを押します。 ❷ ディスプレイの「設定」を選択します。 警告灯 Q0158 タイヤモニタリングシステムの設定のしかた タイヤ空気圧を調整したり、タイヤまたはホイールを交換したとき は、システムを正しく作動させるため、タイヤモニタリングシステ ムを設定しなおしてください。 ❸「タイヤ」の“タイヤ空気圧警告灯”で「SET」を押します。 現在のタイヤ空気圧を基準値にして、タイヤモニタリングシステム の設定が完了します。 〈インフォテイメントシステム非装備車〉 グローブボックス内のタイヤモニタリングシステムリセットスイッ チを、確認音が鳴るまで押すと、タイヤモニタリングシステムを設 定することができます。 便利な機能 便利な機能 Q0150 64 運転支援 運転支援 65 リヤビューカメラ“Rear Assist” 後退時、インフォテイメントシステムのディスプレ イに後方の状況を表示して、ドライバーの後方視界 を支援します。 カメラはリヤバンパーに取り付けられています。 セレクターレバーを“R”にすると、自動的にディスプレイに表示 されます。 セレクターレバーを“R”以外にすると、表示が消えます。 直進後退時のガイドライン 手動 OFF 画質調整 便利な機能 Q0151 車両後端部の目安 66 運転支援 フォルクスワーゲン車は、全車種/モデルにおいて日々開発が 進められ、進化を遂げています。このため、各車両における装備、 仕様、技術に関する内容について随時変更される場合があります ので、あらかじめご了承ください。本書での車両の装備、外観、 性能、寸法、車重、消費電力、規格、機能に関する記述はすべて、 編集時点での内容となります。一部、本書の発行時点では 未導入となる仕様、または特定の国にのみ供給される仕様が あります。このような理由による記載内容、図等の違いについて は、あらかじめご了承ください。 本書の複製、コピー、翻訳は、その一部であっても、書面に よるフォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社の承認が ない限り許可されません。 す べ て の 著 作 権 は フォル クス ワ ー ゲ ン グループ ジャパン 株式会社に帰属します。 本書は予告なく改訂される場合があります。 Printed in Japan 本書は、無塩素漂白パルプを使用しています。 発 行:2016年7月 印 刷:2016年7月 発行番号:171.5J2.PO5.70
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