micro iDSD 導入記(12) - “一楽徒”の音楽とオーディオの研究室

オーディオ実験室収載
micro iDSD 導入記(12)
―アナログミニジャック入力(2)―
1.はじめに
前報(11)に引き続きアナログミニジャック入力でヘッドフォンアンプとして使用
してみます。
2.アナログミニジャック入力試聴の方法
入力元としては、いさかか旧型機ですが、DELL のアンドロイドスマートフォンの
Winamp による再生と iPod Classic の再生から供給します。micro iDSD にはミニジ
ャック接続ケーブルが付属していますので、これでスマートフォンや iPod と接続し
ます。
もう一つのmicro iDSDの機能はスマートフォンやiPodに充電できることです。写真の
14のSmartPower端子は側面に装備されているUSB “B” ポートで、スマート機器の充
電に使うことができます。このSmartPower はiPhone やAndroid、あるいはそれに類
する機器を自動的に感知し、充電を開始します。ただし、本機の電源をオフにした時の
みこれが可能です。充電と音楽再生を同時に行うことはできません。
3.アナログミニジャック入力試聴の結果
イヤフォンとしては、Ultimate Earsのイヤフォンを使用し、アンドロイドスマート
フォンのWinampによる再生とiPod classicの再生を聴いてみました。アンドロイド
スマートフォン、iPod classicの両者ともにそれらのイヤフォン端子で聴くよりmicro
iDSD経由の方が明晰な音がします。また、SmartPowerにより充電が可能なことも
確かめられました。
4.まとめ
micro iDSD はコンパクトで持ち運び可能なことから、ヘッドフォンアンプとしてス
マートフォンや iPod その他もモバイル型プレイヤーとセットで使用する便利性があ
ります。特にスマートフォンは電池の消耗が激しいことから、micro iDSD からの充
電も利用価値があると思います。
なお、モバイルプレイヤーからディジタル出力でハイレゾ音源も直接入力することも
でき、DSD も聴けるようですが、最新のモバイルプレイヤーをもっていませんので
試すことができません。
これらの情報は下記サイトで詳しいレポートが閲覧できます。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/405340224.html
以上