目 次 - CERA 地域創造支援センター

7.フォーラム・シンポジウムの記録
1
目 次
巻頭言 乳と蜜の流るゝ郷
高 瀬 雅 男
地域創造支援センター 平成22年度 実施事業
1.CERA 事業活動…………………………………………………………………………………………………
1
産学官交流の活動………………………………………………………………………………………………
3
福島大学産官学連携研究室の活動……………………………………………………………………………
4
登録研究会の活動・報告………………………………………………………………………………………
5
資料整備保存事業………………………………………………………………………………………………
15
⑴ 松川資料室………………………………………………………………………………………………
15
⑵ 常磐炭礦資料……………………………………………………………………………………………
17
公開講座・公開授業・地域貢献特別支援事業一覧・実施報告書…………………………………………
18
公開講座・公開授業アンケート調査の実施報告……………………………………………………………
30
地域創造支援センター研究員の研究成果一覧………………………………………………………………
39
2.本学教員の研究・地域連携活動……………………………………………………………………………
43
⑴ 平成22年度受託研究及び共同研究………………………………………………………………………
45
⑵ 産学官連携コーディネーター及び産学官連携研究員の活動報告……………………………………
47
⑶ 連携コーディネーターの活動報告………………………………………………………………………
58
⑷ 平成22年度科学研究費補助金採択課題一覧……………………………………………………………
66
⑸ 本学研究者の地域貢献 講演記録 2010年2月~2011年1月…………………………………………
69
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事…………………………………………………………………
83
4.資料室の活動………………………………………………………………………………………………… 115
5.各部会の活動記録…………………………………………………………………………………………… 119
センター規程・スタッフ・運営委員名…………………………………………………………………… 124
2
福島大学地域創造支援センター年報 2009
2010年2月
乳と蜜の流るゝ郷
福島大学協同組合ネットワーク研究所 所 長 高 瀬 雅 男 2009年9月、ある農協関係者から『乳と蜜の流るゝ郷』(家の光協会)という本をいただいた。何とい
う官能的なタイトルであろうか。しかし本の中身はいたって真面目である。1930年代の昭和恐慌に揺れる
福島県耶麻郡大塩村(現北塩原村)が舞台だ。食べるものがほとんどなくなったこの村をなんとか復興し
たいと東助青年が長野や東京に行って産業組合を研究し、故郷に戻って苦労の末産業組合を立ち上げ、村
を「乳と蜜の流るゝ郷」に変えたという話だ。まさに協同の力によって村が救われたのである。この本の
著者は協同組合運動の指導者、賀川豊彦であり、本のタイトルは旧約聖書からとられたという。
あれから80年の歳月が流れた現在の日本の農業や農村はどうなっているのであろうか。農産物の輸入自
由化によって、海外からポストハーベスト、遺伝子組み換え、残留農薬を含む農産物が、化石燃料を消費
して、大量に輸入され、消費されている。食料自給率は低下し、農産物価格は低下し、耕作放棄地は増え、
農業の担い手は高齢化し、限界集落が消滅しつつある。80年前とは時代が異なるとはいえ、農業や農村は
疲弊している。
そのような状況をなんとかしたいと福島県では2つの運動が生まれた。第1は「ふくしま大豆の会」で
ある。これは危険な遺伝子組み換え大豆ではなく安全な地元の大豆を使った食品を食べたいという消費者
の願いを実現すべく、1998年、農協、農民連、生協、加工業者などがつくった組織で、産消提携と協同組
合間協同により豆腐、納豆、味噌、醤油などを供給している。
第2は「地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会」(地産地消ふくしまネット)である。これは食料
自給率の低下などに対して、福島県の農林水産業の支援と食料自給率の向上をめざし、2007年、福島県の
農協中央会、漁連、森連、生協連がつくった組織である。その目的は「地産地消運動を促進し…持続可能
な地域社会づくりに貢献する」ことであり、「創る」(事業連携)、「守る」(食・産地・農の保全)、「繋ぐ」
(人材育成)の3つのプロジェクトに取り組むというものである。
他方、このような状況に対して農学部がない福島大学では、従来から関係教員が自治体や農協からくる
農業振興計画や地域づくりの要望に個別的に対応してきた。しかしこれでは情報やノウハウが共有・蓄積
されず、組織的な対応もできない。地域からの要望に組織的に対応していくためには、学内の研究資源を
まとめ、地域からの要望に応える窓口を整備する必要がある。
このようなことを背景に、福島大学ネットワーク研究所設立の動きが始まった。2008年9月、福島で日
本協同組合学会第28回大会が開催されたが、2日目の地域シンポジウム「福島県における協同組合間ネッ
トワークの可能性 ― ふくしま大豆の会10年の取り組み」の報告準備のために、地元の農協、農民連、生協、
加工業者、行政関係者と大学関係者が顔を合わせた。これが一つのきっかけとなって、2009年7月、3つ
のプロジェクトの活動を模索していた地産地消ふくしまネットから大学関係者に「シンクタンクになって
7.フォーラム・シンポジウムの記録
3
ほしい」という要望が寄せられた。地元大学の知的資源を「地産地消」しようというアイデアのようだ。
この要望に応えて9月以降、大学関係者と地産地消ふくしまネットの間で協議が進められ、①福島大学協
同組合ネットワーク研究所の設立、②産学協同を強固にするための連携協力協定の締結、③設立記念のシ
ンポジウムの開催という方向が確認された。同年12月8日、JA 福島ビルで農協中央会と福島大学の連携
協力協定の締結式と福島大学協同組合ネットワーク研究所の設立宣言が行われた。
このような経緯で設置された本研究所の研究テーマは「農商工観事業連携及び協同組合間協同による地
域社会の持続的発展に関する研究」であり、4学類の学内研究者、連携研究員(福島県の農協中央会、漁
連、森連、生協連の専務、常務)、研究補助者(県庁 OB)が参画している。
2010年11月15日、本研究所の設立を記念してコラッセふくしまで、多くの後援をいただき、本研究所
と地産地消ふくしまネットの共同で「絆で創る ! ! ふくしま STYLE ― 地消地産と協同組合の役割 ― 」
と題するシンポジウムが開かれ、250人の参加をいただいた。地産地消と協同組合間協同で先進を行く北
海道の事例(太田原高昭報告、坂爪浩史報告)を参考にしながら、福島での「農」
(農産物)、
「浜」
(地魚)、
「森」
(きのこ)
、
「県」(六次産業化)の実践報告を行い、今後の課題を明らかにするものである。本シンポの特
徴として、①ライフスタイルを提案した上で、その需要に応えるべく「地消」「地産」域内加工を進めて
いくという「ふくしま STYLE」を提案したこと、②協同組合間協同に大学(研究所)が参加するという
新しいスタイルを提案したこと、③各協同組合や団体の実務担当者及び大学の教員と学生が絆塾実行委員
会に参加し、
「農」「浜」「森」に関わる具体的な事業連携と協同組合間協同のあり方を議論し、その内容
を学生がシンポで発表したことなどがあげられよう。
事業連携と協同組合間協同により地域内での経済循環や付加価値を高め、地域社会の持続的発展を図る
という本研究所の取り組みは始まったばかりである。時代は異なるが、東助青年のように「乳と蜜の流るゝ
郷」に一歩でも近づけるよう努力しなければならない。なぜならば、それがT型集落調査や地域支援型農
業(Community Supported Agriculture)などによる農業と農村の再生を展望しながら、連携協力協定の
締結式に臨むことができなかったあの農協関係者の夢(遺志)であるから。
4
福島大学地域創造支援センター年報 2009
2010年2月
地域創造支援センター 平成22年度 実施事業
4月12日㈪
福島県松川運動記念会と「松川資料」の整理・公開に関わる協定締結
4月14日㈬
第1回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
5月12日㈬
第1回運営会議
◦事業及び運営体制について
◦地域創造支援センター連携コーディネーターの委嘱について
◦21年度決算/22年度予算について 他
5月12日㈬
第2回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
5月15日㈯
平成22年度福島大学白河サテライト教室前期講座「プロジェクト・マネジメント」
〜6月12日㈯ (白河地域職業訓練センター)
5月27日㈭
産学官連携協力員及び地域創造支援センター連携コーディネーター連絡会議(福島テルサ)
6月2日㈬
第3回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
6月5日㈯
平成22年度産学官連携推進会議(京都) 出席/出展
出展内容:医工連携事例(ふくしま次世代医療産業集積クラスター)
6月14日㈪
福島県連携事業 東邦銀行横田氏による「学生と考えるワーク・ライフ・バランス」講演会
7月7日㈬
第26回産学官交流のつどい(福島市) 出席/出展/研究発表
主催:福島県中小企業団体中央会・福島県電子機械工業会
7月9日㈮
福島県連携事業 ㈱ワーク・ライフバランス小室氏による「学生と考えるワーク・ライフ・バランス」講演会
7月14日㈬
第1回産学連携セミナー(コラッセふくしま)
テーマ「機能性とデザイン、デザインによる販売促進」
小沢喜仁、人間発達文化学類4年生4名
7月15日㈭
第4回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
7月26日㈪
地域ニーズ調査打合せおよび連携コーディネーター研修会(福島大学)
7月27日㈫
第2回運営会議(持ち回り)
◦地域創造支援センター連携コーディネーターの委嘱について 他
7月29日㈭
事務系職員の産学連携研修会(福島大学)
7月30日㈮
地方自治研究交流セミナー(福島大学・福島県町村議会議長会・田村地方町村議会議長会)
~ 1月13日㈭
8月7日㈯
わくわく Jr.カレッジ サイエンス屋台村(福島市子どもの夢を育む施設こむこむ)
8月24日㈫
第5回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
8月26日㈭
・27日㈮
第23回国立大学共同研究センター専任教員会議(佐賀大学)
9月3日㈮
東北地区大学開放・生涯学習教育研究協議会及びふくしま生涯学習推進連絡協議会合同会議
9月8日㈬
第6回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
9月9日㈭
福島県との第5回連携推進会議(福島県自治会館)
9月14日㈫
東北電力お客様感謝フェア(福島市) 出席/出展
7.フォーラム・シンポジウムの記録
9月14日㈫
第2回産学連携セミナー(コラッセふくしま)
テーマ「環境とビジネス」杉森大助、石川友保
9月18日㈯
・19日㈰
郡山地区商工会第5回ビジネスフェア夢商い(ビッグパレットふくしま) 展示
9月27日㈪
三大学センター定期情報交換会(滋賀大学)
5
・28日㈫
9月29日㈬
イノベーション・ジャパン2010(東京国際フォーラム) 出展
~10月1日㈮ 出展/新技術説明
10月2日㈯
・3日㈰
ふくしま環境エネルギーフェア2010(ビッグパレットふくしま)
出展 「循環型社会・低炭素社会の実現に向けたグリーン・イノベーション」
(佐藤理夫研究室・浅田研究室・市井研究室)
10月2日㈯
平成22年度福島大学白河サテライト教室後期講座「地域再生」
〜11月13日㈯ (白河地域職業訓練センター)
10月5日㈫
東邦銀行「ふくしまフードフェア2010」(ビッグパレットふくしま)
出展 地域ブランド戦略研究所(西川)
10月6日㈬
第7回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
10月8日㈮
地方自治研究交流セミナー(福島大学・福島県町村議会議長会・双葉地方町村議会議長会)
~ 2月25日㈮
10月10日㈰
・11日㈷
ごちそうふくしま満喫フェア2010(ビッグパレットふくしま)
出展 地域ブランド戦略研究所(西川)
福大まちづくり株式会社マルシェF(小山)
10月12日㈫
地域ニーズ調査(南相馬市:電話ヒアリング)
10月14日㈭
・15日㈮
第22回国立大学法人共同研究センター長等会議(山口大学)
10月22日㈮
福島県連携事業 キャリアカウンセラー小関氏、
長谷川氏による「学生と考えるワーク・ライフ・バランス」講演会
10月22日㈮
・23日㈯
第32回全国国立大学生涯学習系センター研究協議会(会場:ホテルグランヴィア和歌山)
10月27日㈬
第3回運営会議
◦年度計画に係る中間報告について
◦地域創造支援センター連携コーディネーターの委嘱(変更)について
◦地域創造の執筆要項の改正について 他
10月30日㈯
福島県企業家同友会 FMD 委員会との交流会
11月9日㈫
地域ニーズ調査(白河市:電話ヒアリング)
11月11日㈭
地域ニーズ調査(奥会津振興センター・喜多方市)
11月12日㈮
こおりやまユニバーサルデザインものづくりフェア(ビッグパレットふくしま)
・13日㈯
出展 「バリアフル ! ? 福島大学~あなたの施設にもこんな間違いありませんか?~」
(永幡)
ワークショップ 「音環境のあるべき姿をみんなで考えよう」(永幡)
11月12日㈮
地域ニーズ調査(本宮市:文書提出)
11月15日㈪
地域ニーズ調査(会津美里町:電話ヒアリング)
6
福島大学地域創造支援センター年報 2009
11月15日㈪
福島県企業家同友会 FMD 委員会と学生との交流会(ウィズもとまち)
11月17日㈬
第3回産学連携セミナー(福島大学共生システム理工学類)
2010年2月
テーマ「福島大学新任研究者の取り組みと施設見学」高原 円、中村和正、川崎興太
11月19日㈮
「集落活性化県民討論会~大学生の力が地域を変える!~」(福島会場)
11月19日㈮
第8回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
11月25日㈭
・26日㈮
メディカルクリエーションふくしま2010(ビッグパレットふくしま)
出展内容:CERA における産官民学連携及びアカデミア・コンソーシアムふくしま
地域イノベーションクラスタープログラム(グローバル型)【ふくしま地域】
11月30日㈫
地域ニーズ調査(福島市)
12月9日㈭
地域ニーズ調査(奥会津振興センター:電話協議)
12月14日㈫
地域ニーズ調査(南相馬市:電話協議)
12月15日㈬
第9回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
1月12日㈬
第10回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
1月19日㈬
第4回産学連携セミナー(コラッセふくしま)
テーマ「医療・福祉分野での機器開発」増田 正、伊藤 豊
1月20日㈭
・21日㈮
東北地区共同研究センター連絡協議会(秋田大学)
1月28日㈮
地域イノベーション創出のための産学官連携セミナー(福島大学)
2月4日㈮
地域創造支援センター連携コーディネーター研修会(金融機関)(MAX 福島 AOZ)
2月15日㈫
平成22年度福島市企業立地セミナー(東京都)
講演 「豊かな地域資源を活用した新たな産業創出をめざして~福島大学の人材育成と
挑戦~」(小沢)
出展 福島大学シーズ発表
2月18日㈮
ふくしま産業交流フェア2011(福島市)
・19日㈯
出展 ①コイルない?高速モータをつくろう!(spf f 小沢・岡田)
②低温の世界で遊ぼう!(山口)
③ハンドパワーで制御する戦車の実験(二見)
④ロボット工作体験(高橋)
2月18日㈮
第11回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
・19日㈯
2月22日㈫
福島県との第6回連携推進会議(福島大学)
2月22日㈫
福島県県南地域企業交流会(白河市)
出席/出展
2月28日㈪
産業活性化セミナー in にほんまつ(二本松市)
3月9日㈬
第12回福島大学出前相談会(コラッセふくしま)
3月17日㈭
第4回運営会議
1.C E R A 事 業 活 動
1
CERA 事 業 活 動
1
1.C E R A 事 業 活 動
3
▪ 産学官交流の活動
1.本学と福島県の間で締結した「連携に関する協定』に基づき、定例の連携会議を開催し、連携事業
計画などについての協議や情報交換を行い、連携強化に努めた。
◦平成22年9月9日㈭ 福島県自治会館
◦平成23年2月22日㈫ 福島大学
2.福島県が過疎・中山間地域の集落を活性化する目的で企画した「大学生の力を活用した集落活性化
調査委託事業」に行政政策学類2グループ、経済経営学類1グループが取り組み、それぞれ「集落活
性化県民討論会」において活性化策の提言を行った。
◦平成22年11月19日㈮ 福島市内
3.福島県が産学民官の連携による地域課題の解決を目指した「大学等の知の活用による地域支援事業」
に人間発達文化学類 初澤敏生教授が取り組み、会津本郷焼ブランド化に向けた調査を行い、「連携
促進セミナー」において提言を行った。
◦平成23年2月10日㈭ 福島市内
4.CERA 連携コーディネーターと協働で平成21年度実施した産業界等の課題解決ニーズ調査結果を基
に、本学との具体的連携を推進するためのフォローアップ調査を行いながら、諸課題の解決に努めた。
5.福島県電子機械工業会などが主催する「第26回産学官交流のつどい」に参画し、「地域からの発信
― これからの産学官連携」をテーマに、高橋隆行副学長をコーディネーターとするパネルディスカッ
ションを行ったほか、共生システム理工学類人間支援システム専攻教員による研究成果ポスターセッ
ションを行い産学官の交流を促進した。
◦平成22年7月7日㈬ 福島市内
6.本学と福島県県北地方振興局との共催で共生システム理工学類各専攻の「研究交流会」を開催し、
産業界の方々に本学の研究成果を紹介するなど、産学官連携、交流を促進した。
◦平成23年2~3月 福島市内
7.福島市産業交流プラザがコラッセ2階に設けた「福島大学展示ブース」において、映像による大学
紹介、展示パネル等による研究成果やプロジェクト研究所等の展示を常時行ったほか、毎月第1水曜
日午後(原則)、同プラザにおいて技術等の出前相談会を実施し成果を上げた。
8.福島県における「モノづくり人材育成」を推進するため、県や産業支援機関等と連携しながら地域
の産業構造や企業ニーズに合ったプログラムを開発し、アカデミアコンソーシアムふくしま・地域連
携推進部会のネットワーク網を活用して講師を選定するなど、県内6地域において「技塾」の展開を
継続的に支援し、産業界の高い評価を得た。
4
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
9.地域産業の高度化を図るため、福島県ハイテクプラザや福島県相双地方振興局と連携しながら「も
のづくりに関する講演会 i n 富岡」に参画し、本学の研究成果や地域連携の取り組みを紹介するなど、
産学官連携、交流を促進した。
◦平成22年11月17日㈬ 富岡町
10.本学と福島市の共催で「ふくしま産業交流フェア2011」を開催し、研究成果やプロジェクト研究
所のパネル展示、共生システム理工学類によるものづくり体験、科学実験などを行い、産学官連携、
交流を促進した。
◦平成23年2月18日㈮~19日㈯
▪福島大学産官学連携研究室の活動
本研究室は、リエゾン相談窓口、また、福島県ハイテクプラザと本学教員や学生あるいは企業等との共
同研究、連携、交流の場としてハイテクプラザ内に設けており、ハイテクプラザや福島県産業振興センター
等との情報交換などに随時活用した。
1.C E R A 事 業 活 動
5
登録研究会の活動
登録研究会一覧
研究会の名称
代 表 者 名
概 要 紹 介
構成員数
「21世紀の地域づくりを目指し、産官学が相互
経営戦略研究会
西 川 和 明
(経済経営学類)
に創造的な事業の研究および活動を行う」こ
民間企業、自治体、
とを目的として活動を行っている。
市民など約90名
例会開催と部会における研究活動を行う。
国語教育、日本の言語文化及び日本語教育の各
分野に関する研究・支援活動を主たる目的とし、 学会会員数は178名。
福
島
大
学
澤 正 宏
国語教育文化学会 (人間発達文化学類)
会員の研究発表、学術講演会の開催、学会機
人間発達文化学類教
関誌「言文」の発行等を定期的に行っている。 員、学 生、院 生、卒 業
また、国語教育の諸問題をテーマにした実践交 生及び本会の趣旨に
流会も開催し、会員相互の情報交換を行うと共 賛同するもので構成。
に、その成果を教育現場に還元している。
国際経済研究会
後 藤 康 夫
(経済経営学類)
グローバリゼーション、地域経済統合、ドル
問題等国際経済に関する研究。『21世紀世界経
経済経営学類教員
9名
済の展望』(八朔社、2004年)を出版。
小・中・高教員 10名
箱 庭 研 究 会
青 木 真 理
箱庭療法などの表現方法についての専門書の
(総合教育研究センター) 輪読、事例研究を行う。
教育学研究科院生
5名
カウンセラー 5名
福島大学が有するスポーツのシーズ(資源)を
有 効 に 活 用し、 もって 福 島 県 のスポーツ 振
福島大学スポーツ
ユ
ニ
オ
中 村 民 雄
興や 地 域 振 興に貢 献 することを目的とする。
人間発達文化学類教員
ン (人間発達文化学類) スポーツセミナーの開催、地域のスポーツ振興
9名
本学教員
2名
に関する提言と共同研究の推進、学生アシスタ
ント・コーチャーズの組織化などを進めていく。
マルチメディア
神 長 裕 明
コンテンツ研究会 (共生システム理工学類)
マルチメディアコンテンツの企画立案及びそ
の政策技術の研究を通して、インターネット
を有効に利用するためのアイデアを検討する。 民間企業等 約8名
原材料調達から生産・物流・販売を経て消費
生産・物流支援情
星 野 珙 二
報システム研究会 (共生システム理工学類)
者に渡る全体のプロセスを顧客満足度を高め
るという視点から、マネジメントのあり方を
研究し、中小企業への適用の可能性を考えて
ゆく。研究会年8~10回。
本学教員
民間企業
2名
15社等
6
福島大学地域創造支援センター年報 2010
研究会の名称
代 表 者 名
2011年2月
概 要 紹 介
構成員数
新しい材料の開発とその機能面・安全面での評
価法に関する勉強会・研究会を開催し、研究交 共生システム理工学類
材料評価研究会
流・地域活性化を図る。特に、新機能性材料の 教員
入戸野 修
(学 長)
13名
開発に関連した研究交流活動を展開する。
県内企業
約20社
勉強会・研究会セミナー、講演会などを年数
公設研究機関 5名
回開催する。
特別なニーズをもつ子どもや不登校・非行など
福 島 ス ク ール
ソーシャルワーク
研
究
会
の問題克服に向けたスクールソーシャルワー
鈴 木 庸 裕
(人間発達文化学類)
クの実践的理論的学習を行う。学内外の教員・ 本学教員
2名
民生委員・社会福祉士等による事例検討や学
習会月1回。県社会福祉協議会等と連携。
市民組織と連携しつつ、日独交流事業の企画
日独交流研究会
大 黒 太 郎
(行政政策学類)
及びその支援活動を行う。「福島日独協会」と 行政政策学類 4名
の協力のもと、ドイツに関心を持つ学内外の 経済経営学類 2名
人たちが広く参加できる日独交流事業の発展
可能性を研究している。
MCF(Magenetic Compound Fluid( 磁 気 混
合流体)の略称)を活用した応用技術を広く
MCFコンソーシアム
島 田 邦 雄
(共生システム理工学類)
普及させることによって、経済及び社会活動
の発展を促進すると同時に、産官学の連携交
流を通して、研磨、加工、制振、免振、複合
材料などの分野について研究、開発、提案す
る事を目的とする。
共生システム理工学類
教員
3名
他大学
2名
他高専
1名
他公設機関
1名
民間企業
6社
「デンマークの生活と教育を見る旅」に参加し
てデンマークの教育事情等に触れた代表者ら
デンマークの生活
谷 雅 泰
が、さらにデンマークについて学び、相互交
人間発達文化学類
流していこうとするもの。
教員
と 教 育 を 学 ぶ 会 (人間発達文化学類) デンマークの生活・教育・福祉などについて
5名
総合教育研究センター
の文献収集と共有、デンマーク視察旅行の報 教員
1名
告まとめとその公開、デンマークの生活と福
祉についての識者を招いての講演会を行う。
共生システム理工学類
製造業、サービス業を中心に生産性の向上のた 生 産 性 向 上・
樋 口 良 之
生 産 管 理 研 究 会 (共生システム理工学類)
2名
めの実践と事例の共有、解析と評価方法の研究、 研究会事務局員1名
廃棄物処理にかかわるビジネスモデルの研究、
県内企業5社(福島
リアルタイム生産管理システムの開発、導入、 市内3社、福島市外
運用などの研究を行います。
2社)
7名
県外企業5社 6名
1.C E R A 事 業 活 動
研究会の名称
代 表 者 名
概 要 紹 介
7
構成員数
人間発達文化学類:
シニアアスリート育成:世界レベルを目指し 2名
たシニア競技者の育成
学外:
11名
ジュニアアスリート育成:クラブに所属する (ナチュリル、スズキ、
福 島 大 学
川 本 和 久
小・中学生に対して、質の高い指導のもとに、 新潟アルビレックスR
ト ラ ッ ク ク ラ ブ (人間発達文化学類)
定期的な練習の場を提供する
C、富士通、北海道
トラッククラブで培ったノウハウをクリニッ ハイテクAC)
クやセミナーを通して地域社会に還元する。 その他:
ジュニア・キッズ会員
会計戦略研究会
美 馬 武千代
(経済経営学類)
経済の国際化に伴い、会計も国際化し、これ
が日本の会計制度にも大きな変革をもたらし
ている。現在、日本に起きている会計ビック
バンの主要なテーマについて研究し、それを
地元企業に定着させるための活動を行う。
既 存 の 地 域 企 業、 特 に 製 造 関 連 企 業 を 活
性 化 さ せ る た め に、 産 学 連 携 を 中 心 と し
た 大 学 の 社 会 貢 献 と し て の 活 動 を 行 う。
福 島 大 学
八 代 勉
産 学 連 携 研 究 会 (共生システム理工学類) 特に、地域企業の技術シーズに学内教員によ
るMOT手法を活用する新しい産学連携の在
り方を事例研究する。
経済経営学類教員 4名
大学院生
5名
東邦銀行員
10名
その他、民間企業の
財務担当者
県内企業、ゼミ学生、
学内教員(主な企業:
㈱RFB福島、斉藤
精工㈱、㈱クリフ、
㈲オートケア会津、
丸中白土㈱、博進特
許商標事務所、㈱ア
トック 他)
16名
教員1名、人間発達
文化学類6名、教育
音楽を創造する(主に作曲)ことを、大学の
学部1名、大学院2名
中だけではなく、周辺地域まで視野を広げ、
学外(卒業生を中
より幅広い年齢層の方々に向けていくことで、
心):6名
より深い音楽環境を創り上げていくことを目
作曲研究会の会員の
福 島 大 学
嶋 津 武 仁
的とする。
構成は、学内(作曲
作 曲 研 究 会 (人間発達文化学類) 学内研究発表会を毎週定期的に開催し、学外
研究室の学生及び創
コンサートを毎年一度行うことを目標とし、
作に関心のある教職
それ以外にシンポジウム、セミナー等を行う。
員及び学生)と学外
また、他の音楽関係の催しに、スタッフとし
(作曲研究室の卒業
て協力参加する。
生を中心に、創作に
関心のある教員及び
一般)からなる。
声楽を希望する学生の学内での発表の場と幅
広い音楽活動を行うだけではなく、学外との
連携を取り、より高度な芸術活動を周辺地域
福 島 大 学
嶋 津 武 仁
で行っていくことを目的にする。学外との連
声 楽 研 究 会 (人間発達文化学類) 携に関しては、福島大学の教員、在学生や卒
業生が多く在籍する福島オペラ協会と連携を
取り、福島の地に総合芸術であるオペラを根
付かせる活動も行っていく。
18名
教員1名、学類14名、
院生2名、特別顧問
(名誉教授)1名
8
福島大学地域創造支援センター年報 2010
研究会の名称
代 表 者 名
2011年2月
概 要 紹 介
一般廃棄物減量化推進会議は、家庭ごみや事
業所ごみといった一般廃棄物の減量化に興味
を持つ者たちが、さらなる深まりと広がりを
求めて集うボランティアの研究集団です。日
本国内の地方公共団体では、多くの一般廃棄
一 般 廃 棄 物
樋 口 良 之
物減量化に関する工夫があり、また、同時に
減 量 化 推 進 会 議 (共生システム理工学類)
多くの課題もあります。この会議において、
それらの工夫を共有し、一般廃棄物にかかわ
る社会変化を考慮した新たな方法の検討、調
査、実証の結果を議論し、地域社会へ知の還
元を行うことを目的とします。
構成員数
13名
理工学類 4名
山形大学 1名
県内企業社員 5名
県外企業社員 3名
本 研究会は、福島で開催される現代美術の展
覧会を基に、平成16年に福島大学の学生、院
生諸氏が実行委員の中心となり、始動しました。
地方では未だ、インスタレーションやビデオアー
福 島 現 代 美術
ト等の幅広い現代の表現活動に触れる機会や、 20名
渡 邊 晃 一
ビ エ ン ナ ーレ
若い美術家を支援する活動がほとんどありませ 主に人間発達文化学
(人間発達文化学類)
実 行 委 員 会
ん。そこで二年に一度開催する福島現代美術ビ 類 院生、学生
エンナーレを通して、福島という一地方で、住民
との協働によって一緒に
「福島の展望を拓く活動」
を築くなかで、地域文化を活性化させていきた
いという願いが込められています。
文 化 政 策 まち
づ く り 研 究会
美 術 館 と まち
づ く り 研 究会
清 水 修 二
(副学長)
経済経営学類 2名
共生システム理工学類
主として関西でアカデミックな研究が蓄積さ
1名
れつつある文化経済学の学習を基礎にして、
人間発達文化学類 地域づくりへのその応用、およびそれを担う
1名
人材の育成方法を実践的に研究する。また総
理事
1名
合科目「NPO 論」を担うグループとしても位
ほか
7名
置づける。
(合計15名程度に増
加する見込み)
辻 みどり
(行政政策学類)
行政政策学類教員
4名
卒業生
1名
他大学講師
1名
本研究会では、地域の文化資産・文化装置と
福島県美術館学芸員
しての美術館と、地域コミュニティおよび大
6名
学との連携による創造的まちづくりについて、
商工会議所青年部
先進例や方策を調査研究し実践を試みる。
1名
地域政策科学研究科
院生
1名
計
14名
メノポーズ(更年期)は生涯発達過程の中で、 15名 大きな変化を迎えるときです。この時期に発 (学校臨床心理専攻
青 木 真 理
生するこころとからだの課題について、心理 を修了し、心理臨床
メノポーズ研究会
(総合教育研究センター)
臨床に従事する人を中心としつつ、学際的に の仕事に係わってい
考えていきます。
る人たち)
1.C E R A 事 業 活 動
9
活 動 報 告
国語教育文化学会活動報告
澤 正 宏
〈活 動 報 告〉
「国語教育文化学会」は、国語教育や日本語、日本文学、漢文学などに広く興味をもっていただくため、
とくに新入生の皆さんを対象にした「5月学会」(22日)を開催し、文学、語学、国語教育などで「研
究班」を組織している学生たちによる日頃の活動報告や、この学会に所属する「国語」の教員の研究
報告などを行った。また、「12月学会」では、学生の卒論中間発表や院生の発表の他に、漢文学の先
生を招いて中国文化の講演を開催した。年が明けた2月15日には学生の卒論発表や院生の修士論文発
表を行い、その後は学類生、院生、留学生などを交えて送別会を行った。
国際経済研究会
後 藤 康 夫
〈活 動 報 告〉
これまでの研究成果を、来年度に出版しようと企画しているところです。
今年度に開催した公開研究会は、次のとおりです。
◦日 時:2011年3月2日
◦会 場:経済経営学類 大会議室
◦講 師:石井 圭一(東北大学大学院農学研究科准教授)
◦テーマ:「フランスに見る農村近隣行政の制度的基礎と補完性」
箱 庭 研 究 会
青 木 真 理
〈活 動 報 告〉
毎月1回、土曜日の午後、2時間の定例会をもった。前半1時間は専門書の輪読、後半は事例検討
を行った。専門書は今年度は河合隼雄著『ユング心理学入門』(培風館)を読んだ。また、臨床場面
で使える描画法についてのワークショップをもった。
10
福島大学地域創造支援センター年報 2010
福島大学スポーツユニオン
2011年2月
中 村 民 雄
〈活 動 報 告〉
今年度は、共同研究事業として、大熊町との共同研究では、ゴールデンエイジに対して一貫した運
動プログラムを提供するために、「どの子も伸びる運動神経」をテーマに町内3カ所の幼稚園で毎月
1回実技講習(幼児のための体力運動能力向上プログラム)を行った。
伊達市との共同研究では高齢者を対象にした筋力トレーニングを保原地区と梁川地区で
12週 に わ た り14教 室 開 講 し て い る。 い ず れ の 事 業 で も 教 員 の 指 導 の 下、 学 生 の 組 織 ACA
(AssistantCoachersAssociation)が主体となって活動し、プログラムのサポートをとおして地域社会
へ出て行き実践的な能力を身につけている。
ACA では、県体育協会、うつくしま広域スポーツセンターの Web サイトの更新を手がけている。
「読売新聞・福島県版」で毎週水曜日、ユニオンメンバーによる「快汗コラム」をこれまで5年半
にわたり連載しており、スポーツを各専門分野からわかりやすく解説し、好評を得ている。快汗コラ
ム200号を記念して11月に「快汗コラム」として1冊の本にまとめ出版した。合わせて、記念講演会
を開催し、400名を超える聴衆を集めた。
材料評価研究会
入戸野 修
〈活 動 報 告〉
材料開発研究や材料評価に関する地域の技術者・研究者が一同に会し、新しい材料の開発とその機
能面・安全面での評価法に関する基礎技術と実用化を新しい視点から見直すため、年数回の勉強会・
研究会・講演会を開催し、産官学の連携交流を通して、地域の研究環境の整備を図っている。本年度は、
研究会の主旨である、ものづくり研究とシステム構築を活かして、完成した共生システム理工学研究
科博士前期・後期課程との関係で連携活動を展開した。また、福島市産学連携推進事業「技術ゼミナー
ル」および文部科学省研究推進事業「大都市圏廃棄物の持続循環型産業システム体系の構築」など研
究交流会を共催した。今後は材料評価法に的を絞った形で分化し、研究会を発展的解消する方向を検
討している。
1.C E R A 事 業 活 動
日独交流研究会
11
大 黒 太 郎
〈活 動 報 告〉
日独交流研究会は、設立6年目でその活動内容にも深まりがでてきた「福島日独協会」と連携しつ
つ、ほぼ2カ月に1回のペースで、各種イベントを実施してきた。
活動としては、例年続けている講演会、ドイツ映画上映会、「シュタムティッシュ」と呼ばれる会
員相互の交流会を継続することがその基本線となっている。本年度も昨年度同様、基本的活動を継続
して実施することができたが、今年の特色は、来年度に実施が予定されているドイツ研修旅行に向け
た準備を進めたことにある。
昨年度、ドイツとの直接交流の機会を増やすための試みとして、ドイツ・エアフルト市にあるエア
フルト独日協会と年2回の「ふるさと小包」を相互に交換する事業を始めたが、今年度は新たに、来
年度の研修旅行先として予定するバーデンヴュルテンベルク州のカールスルーエ独日協会との関係構
築にも乗り出した。両独日協会との信頼関係を基礎に、来年度には、福島大学生や日独交流研究会会
員などを参加者として、カールスルーエやエアフルトを中心とした研修旅行を企画・実施する。
また、本研究会では昨年度、来年度実施する研修旅行のテーマとなりうるよう、研究会として取り
組む研究テーマとして「日独中小都市の生活構造比較」を設定したが、
今年度はそれに合わせた研究会・
講演会を実施することができた。研究会が単なるイベント企画の主体にとどまらないよう、ひとつの大
きなテーマを掲げて、数年がかりでじっくり研究に取り組むことも大切である。福島と同じような位置
づけにあるドイツ国内の30万人規模の地方都市を選び、その行政制度、公共交通や域内市場のあり方、
大都市との経済連関などについて、日本との比較を視野に研究を進める第一歩が踏み出せたと自己評
価している。来年度は、このテーマでの研究と研修旅行の成果も合わせて、学内の「小規模自治体研
究所」との協力・共同事業の可能性など、今後の展開についても検討していく予定である。
MCFコンソーシアム
島 田 邦 雄
〈活 動 報 告〉
本コンソーシアムは機能性流体の一つである MCF(磁気混合流体)を活用した応用技術の普及に
より経済および社会活動の発展を促進させると同時に、産学官の連携交流を通して、研磨、加工、制振、
免振、複合材料などの分野について研究、開発、提案することを目的にしています。今年度は、平成
22年6月17日㈭に、秋田県立大学の協力の下、由利本荘市の由利本荘産学共同研究センターにおいて、
第7回 MCF コンソーシアムを開催しました。今回は、MCF を含む機能性流体などの特殊流体におけ
る、研磨・加工、複合材料などの分野での最先端の研究紹介を行うことを目的に、これらの分野の第
一線で活躍しておられる研究者をお呼びして、MCF コンソ-シアムと日本実験力学会流体機能化分
科会を併催しました。さらに、これに関連した興味深いトピックスについても紹介しました。
12
福島大学地域創造支援センター年報 2010
デンマークの生活と教育を学ぶ会
2011年2月
谷 雅 泰
〈活 動 報 告〉
デンマークの若者支援を中心的テーマとする3年間の科研費の最終年にあたり、メンバーの3名で
現地調査を行った。今回特に注目したのは、技術学校の中のアスペルガー症候群の学生のみを対象と
する IT 関連のコースである。EU でも初めての取り組みとして注目されていることをその学校の先生
たちは誇らしげに話していた。私たちが注目しているのは、そのコースが「福祉」的観点というより
は「経済」的観点から設立・運営されようとしている点である。これだけの説明では福祉関係者から
も経済関係者からもヒンシュクを買いそうだが、つまり、その特徴的な学生たちを人材として本気で
役立てようとしているのである。土地も広くなく資源があるわけでない、人が資源の国であるという
のがデンマークに注目した私たちのそもそもの理由だった。日本も似たような立ち位置にあるのに、
人を切り捨てようとする。その違いは何なのか。単に外国を真似ればいいと私たちは思っていないの
だが、そのような問への答を探しながら、研究している。
福島大学トラッククラブ
川 本 和 久
〈活 動 報 告〉
◦キッズ・ユースアスリート育成
福島大学トラッククラブに所属する小・中学生95名に対して、質の高い指導の下に、年間を通し
て定期的(中学生/土日、小学生/日)な練習の場を提供した。
◦福島市で東北電力・福島陸上競技協会と共同してキッズ/ジュニア陸上教室を実施した(10月9日、
小学生115名、中高生204名)
◦東北電力と共催で小学生出前陸上教室を開催し、県内6小学校に出向いた。
◦福島大学トラッククラブ主催で6回の公認陸上競技会を開催した。
◦県内の中・高生対象に陸上競技クリニックを実施した
実施日:平成22年4月2・3・4日(参加者:180名)、福島大学陸上競技場
◦シニアの競技力向上
広州アジア大会日本代表/4名を輩出した。銀メダル/1・銅メダル/2
日本記録60m:渡辺真弓を樹立した。
◦地 域 貢 献
福島駅前通で、
「チーム川本」ラジオ福島と共同で「ももりんダッシュ№1」を実施した(11月3日)。
福島大学陸上競技場で「4時間耐久リレー」を実施した(8月1日)。
1.C E R A 事 業 活 動
会計戦略研究会
13
美 馬 武千代
〈活 動 報 告〉
平成20年3月発足以来、ほぼ毎月第3金曜日に福島大学サテライト「職員会館」
(平成21年9月以降)
で研究会を開催しており、1月の開催が27回目になる。本年は7回行ったことになる。また、年に一
回研究会の成果を広く市民に開放するためフォーラムも開催しているが、今年は『未来ビジネスフォー
ラム ― 環境と時代の変化に対応 ― 』のテーマで12月4日㈯にエスパル福島ネクストホールで行っ
た。福島大学の経済経営学類の学生が2チーム、大学院生1名が報告し、参加者も100名を超えるな
ど昨年以上に高い評価を得た。本研究会の目的は、①東邦銀行との産学連携を推進するため、両者の
学術交流を密にする、②地域の経営者や会計担当者に幅広く開放し、地域経済の活性化に貢献する、
③本学の学生や院生に発表や討論参加の機会を与え、実務者からの刺激を受ける、ことである。今年
のテーマは10年後の経済・ビジネス環境の未来像をキーワードを使って描きだすことに主眼を置いた
が、参加者の関心も高く学生も日ごろの勉強成果を存分に発揮でき、有意義であった。市民にもこの
フォーラムが次第に浸透し、継続して参加する方も増えつつあるので今後も継続して行う予定である。
福島大学産学連携研究会
八 代 勉
〈活 動 報 告〉
今年度は事務局に本学理工学類大学院卒業生(菅藤均氏)を迎えて、活動を活発化することができ
た。主な活動を以下に示す。
1)第4回産学連携講演会の開催
開催日・場所:6月25日㈮・コラッセ3F企画展示室。講師は福島市内に事務所を設けて地域活
性のために活躍されている元弁理士協会の会長の要職を経験された創成国際特許事務所所長佐藤辰
彦氏にお願いして、「日本のプロパテント政策と弁理士の役割」と題する講演をしていただいた。
参加者は30名を超え、地元新聞にもその様子は掲載された。
2)次世代ケータイ電話技術開発講習会の開催
開催期間:8月23日㈪~9月8日㈬の12回に分けて、実施された。場所は本学共生システム理
工学類2F大会議室。講師は組み込みソフト技術者の㈱シーエー社長寺脇勝彦氏で参加者は10名。
NTT ドコモからお借りしたスマートフォンを用いて、アンドロイド OS のアプリケーション開発と
試作品の紹介を行った。タイムリーな企画として、地域の新聞3社に取り上げられた。
3)産学連携の新しい試み:産学連携で教育プログラムを実施。
八代研究室のゼミ演習のテーマに、ベンチャー企業のコア技術を応用した商品開発プロジェクト
を立ち上げて実践している。プロジェクトチームは以下の2つ。
① 新技術による LED 照明の商品開発:イルミネーションによる実証実験
② 新技術による高濃度銀イオン水を用いた商品開発
新技術による LED 照明に関しては、試作品を本学定例記者会見で紹介し、マスコミの関心を得て、
12月22日㈬にイルミネーションの点火式を実施した。地域新聞3社とテレビ3社の報道があった。ま
た、高濃度銀イオン水の商品開発は1月末に試作品を完成させて、紹介する予定で取り組んでいる。
14
福島大学地域創造支援センター年報 2010
美術館とまちづくり研究会
2011年2月
辻 みどり
〈活 動 報 告〉
美術館とまちづくり研究会は、⑴アートのある生活の提案、⑵美術館と連携したクリエイティブな
まちづくりを目標に掲げ、2009年春に発足した。メンバーは、大学教員、県立美術館学芸員を含む産
官民学で構成され、同年度内に、学生部会も新設された。
2010年度は、①外国語外国文化学系プロジェクト研究「タスクフォース」チーム(田村奈保子・真
歩仁しょうん・辻みどり)による研究成果の地域還元活動、②2010年度専門演習(辻担当)と連動し
て、以下の活動を行った。いずれも「如春荘」を会場とし、院生・学類生たちのサポートを得て、地
域住民の参加者を迎え実施された。
◆「ゲゲゲの気分でまんがを描こう」
+日本漫画家協会東北支部会員による漫画原画展示
(8月22日)。日本漫画家協会東北支部、福島県デジタルフォトソサエティと共催。
(デジタルフォトソサエティ須藤卓氏企画、まんが実習講師:行政政策学類4年鏑木愛)
◆親子でアートなワークショップ Vo l . 3
「県指定伝統的工芸品二本松市上川崎和紙を使って親子でランプシェードをつくろう」
+福島二中学生によるランプシェード作品展示。
(11月27日)(行政政策学類4年宍戸宏江企画、実習講師:福島二中教員木島先生)
◆親子でアートなワークショップ Vol . 4
「ちいさな♥手作り♥クリスマス」
+福島二中美術部による絵画作品展示
(12月23日)(田村奈保子企画)
◆親子でアートなワークショップ Vol . 5
「ハートでハッピー♥バレンタイン」
+福島二中・四中美術部による絵画作品展示
(2月11日)(田村奈保子企画)
活動は大学教育・研究および地域貢献が連動しつつ県立美術館と連携するとともに、市立中学の美
術教育と連携する広がりも見せている。いずれも TV、新聞で報道され、メディアを通した啓発とい
う二次効果も期待される。
また、関連企画としては、「EnglishArtBus」(真歩仁しょうん企画、1月14日実施)、「美術館に関
する行政政策学類生アンケート調査」(専門演習3年生チーム、11月実施)などがある。
メノポーズ研究会
青 木 真 理
〈活 動 報 告〉
本研究会は今年結成された。中高年の人たちの生き方のシフトチェンジ、アイデンティティの再構
成、そしてそれらの支援について、主に事例を通じて考えていく。12月に講師として山本陽子氏(葵
橋ファミリークリニック首席カウンセラー、当クリニックにて熟年セミナーを企画運営もしている)
を招き、中年期女性のカウンセリングケースについての事例検討会を行った。
1.C E R A 事 業 活 動
15
資料整備保存事業
⑴ 松川資料室
1.書簡(手紙・はがき)の整備
松川事件に関連した書簡は、合せて20万通にのぼると言われている。この内、松川資料室には被告が獄
中で受信したものを中心に約1万5000通が集められており、法政大学大原社会問題研究所には、文化人・
社会運動家などが受け取ってその後寄贈したものを中心として2000通ほどの書簡が所蔵されている。
松川資料室では、大原社研の理解と協力(資料の貸し出し)を得て、「松川事件と文化人」(被告と文化
人の往復書簡)をまとめる企画に取り組み、2年がかりで、ようやくゴールが見える地点に到達した。こ
こでいう「文化人」は、学者、弁護士、作家、詩人、評論家、映画・演劇人、画家、写真家、医師、出版人・
出版社、宗教家、著名な社会運動家や、その関係団体などを含んでおり、その捕捉率は少なくとも95%以
上になるはずである。そして、この書簡集の完成には、さらに人物・団体などについての解説(一般的説
明、および松川との関わりなど)を添える必要があるが、これまた骨の折れる作業となるであろう。
この企画の作業に合わせて、これまでは先送りにしていた作業にも思い切って取り組んだ。すなわち、
被告から被告へ、被告から家族(他の被告の家族を含む)へ、家族から被告(他の被告を含む)へ、家族
から他の家族へ、などの書簡類は、従来はあくまでも差出人別に整理したままであったが、この機会に差
出人と受取人の両方に重複整理した。また、差出人、受取人が複数の場合も原則として重複して整理した。
さらに、書簡の中には、松川の被告や家族と同様の立場に置かれた各種事件の関係者(主として被告)
からのものも含まれている。今回はこうした書簡類も抽出して集約した。この場合も、事件などの解説を
添える必要がある。
書簡の中には、以上に該当するものだけではなく、熱心に書簡を送り続けた人たちや、歴史の中に様々
な形で名を残すことになる人たちも含まれている。また、資料室を訪れて自分が送った書簡の存在を訊ね
る人もいる。こうした関心に応えつつ、書簡の資料価値をさらに高めるには、全体を差出人別・受取人別
ファイルに整備することが必要になるが、時間的にも技術的にも、いまだ手が回り兼ねている課題である。
2.新たに収集した注目の資料
その他、今期も様々な単行書、雑誌などが集まり(寄贈・献本・購入)、既定の方針にそって整備に取
り組んだ。その内容は、いずれ資料目録の中で示すことになる。
新しい資料の中には、裁判長あて要請書の類が数通あり、極めて貴重なものである。また、事件現場か
ら回収された転覆機関車の火室の下蓋(燃焼後の石炭ガラの取り出し口)が新たに寄贈される。
そして、松川資料室の整備が遅れていたために、福島市内の特養施設「はなしのぶ」に一時的にお預か
り頂いていた書籍・新聞・雑誌などを引き取り、初歩的な整備を行った。書籍はひとまず資料室奥の書架
に分類配架し、重複資料の一部は地域創造支援センター(CERA)の資料室に置かせて頂いた。新聞は差
し当たり松川事件と直接重なる1970年までの分を資料室の奥に配架し、それ以降の分は附属図書館の新聞
室に預かって頂いた。新聞記事の点検・コピーの作業はまだ後回しのままになっている。。雑誌は資料室
奥に配架し、順次資料化の作業を進めている。その他にも、未整理で箱詰め・棚ざらし状態の資料が残っ
ている。
16
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
3.見学者・利用者、小論執筆など
今期も各方面からの見学者・利用者が来室した。8月末の日本母親大会では、松川特別分科会(経済経
営学類大会議室、250人参加)に合わせて、資料室と資料特別展示(資料室前)に400人の見学者があっ
た。10月には全退教北海道・東北ブロック交流集会の参加者がバス3台を連ねて松川ツアーに訪れた(115
人)
。この他にも、様々な地域・職業・年齢・団体に属する見学者があり、年間累計は750人にのぼる。ま
た、研究員が外部に出かけて話をする機会も色々あった。
これとは別に、今期も学者・弁護士・作家・記者など各分野の方々が、直接・間接に松川資料室と研究
員を利用した。研究員が今期に書かされた小論は、法学館憲法研究所「今週の一言:松川事件とその教訓」
(9月)
、
日本民主法律家協会「法と民主主義」12月号(検察批判特集)掲載の「松川事件 ―検察の犯罪」
であり、集会イベントなどからの依頼に応えてメッセージなどを書いた。
4.資料室の整備など
3月末、CERA が使用していたコピー機を松川資料室に移設した。これは資料室の機能強化と作業効
率アップに大きく役立っている。資料室の展示用ガラス・ケースの安全性について消防署からの指摘があ
り、か細い4脚を安定した台座に取り替えた(11月)。
資料の搬入・整備、見学者の案内などでは、今期も松川運動記念会の大きな協力を頂いた。福島大学と
松川運動記念会の間の共同・協力協定(3ヵ年)が4月に延長更新されたにもかかわらず、協定に基づく
松川資料室運営委員会は、新年度にはわずかに2回しか開かれず、十分な役割を果たしたとは言い難い状
況にある。
その他、資料室の役割にも関連して、4月に「福島大学松川事件研究所」(5ヵ年)が発足したが、今
のところ報告に足る動きは見られない。他方では、資料室が主催ないしは管轄する松川研究会の設置・開
催を求める要望が、幾人かから出されている。「松川学」センターとしての役割を担う松川資料室としては、
「研究所」の今後の動向をもにらみながら、具体化を検討することになる。
福島大学「松川資料研究基金」募集のお願いが学長名で提起され、7月からの1年間に1000万円の確保
を目標にしている。合わせて、地域連携課の肝煎りで「福島大学松川資料室」(CERA)なる斬新なスタ
イルのリーフレットが作成された。これは兼ねてからの宿題の具体化でもあったが、各方面から好評を得
ている。
2010年には、資料室の作業促進のためにほぼ通年にわたってアルバイトのお力添えをお願いした。年末
からは改めてパート職員に力を発揮して頂いている。そして2011年は、資料室の位置づけ、後継者対策な
どの重たい課題を抱えながら、資料目録の作成を中心にひとつの正念場を迎えることになる。
(研究員 伊部 正之)
1.C E R A 事 業 活 動
17
⑵ 常磐炭礦資料
福島大学は常磐炭砿資料を所蔵している。1973年に常磐炭砿が閉山したあと、その経営体(旧常磐炭礦
株式会社、現常磐興産株式会社)より段階的に受け入れてきた膨大な史資料である。会社と労働組合の双
方の史資料がある。広げると小さな部屋の床一面ほどもある各種の図面、会議資料、帳簿類、坑夫名簿、
はがき大の「入坑票」、そして出入りの仕出し屋の弁当の領収書……。その量と多様性において、ひとつ
の大学が所蔵する個別企業の資料としては全国有数の規模を誇る。
石炭産業はかつて近代日本の重要産業のひとつであり、日本の経済史、経営史、労働史、社会史のなか
で無視しえない位置を占めてきた。1950年代末頃以降は構造不況産業・衰退産業の代表ともなった。それ
ゆえ石炭産業は日本の産業構造の形成と転換、労働力の集中と移動の主戦場となり、日本の経済や社会の
ありかたにとってきわめて重要な影響をもった。そして福島県と茨城県にまたがる常磐地域は、北海道や
九州北部と並ぶ日本の代表的な採炭地であった。
常磐炭礦資料の学術的・歴史的価値はその意味で計り知れない。惜しむらくは、本学の力量と財政力で
は未だに十全な管理・活用の体制が整っていないことである。そもそも、整理と目録作成も未完である。
2003年10月、センター運営委員会は「常磐炭礦資料整理・保存プロジェクト」を立ち上げた。それは次
の内容からなっている。〈1〉未整理資料のファイリングと仮配架、〈2〉その電子目録作成、〈3〉ファ
イリングされた全資料の分類・再配架、〈4〉資料保存環境の整備。2003年度は学長裁量経費、2004年度
は学術振興基金から資金援助を受けて資料整理作業(〈1〉~〈3〉の作業)を再開した。そして2003年11
月には資料提供者である現常磐興産から2年間の奨学寄付金という形での資金援助が決定した。さらに
2009年秋以降、新たに100万円の奨学寄付金を拝領した。同社のご英断にあらためて敬意と感謝を表する
とともに、このプロジェクトに対する大学の責任を改めて認識している。
いまのところ、常磐炭礦資料の整理作業は授業期間中の毎水曜日13時から4時間、経済経営学類教員の
熊沢が実働上の中心となって、情報資料部員も加わり、約10人のアルバイト学生諸君の協力を得て少しず
つ続けられている。2010年12月の段階で、上記プロジェクト〈1〉の作業を終え、同時進行させていた〈2〉
については、ほぼ完成した状態である。現在は、ピロティ内移動書架に以前から配架されていたファイル
の電子目録完成をさしあたりの目標としている。
また、
〈2〉の電子目録と移動書架配架分の電子目録化の進んだ部分を統合したうえで一元管理し、史
資料情報を管理検索可能にするデータベース構築がほぼ完成し、順次、新たに電子目録化された分をデー
タベースに登録する作業が進められている。このデータベース設計と作成は、東京のケイノット社の西山
洋二氏のご尽力によるところが大きい。記して謝意を表しておく。
いつの日かこの史資料の整理と保存が、福島大学の、目立たないけれども誇るべき存在意義のひとつに
なるだろう。このプロジェクトを完遂するため、大学内外各位のご理解とご協力を切望する次第である。
(熊沢 透)
18
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成22年度 福島大学公開講座一覧
講 座 名
(名誉教授講座)
世界の童話、日本の童話
担当講師
福島大学名誉教授
九頭見 和夫
山形大学名誉教授
会 場
期 間
受講者数
郡山市労働福祉
10月2日㈯
24
会館
10月9日㈯
10月16日㈯
早川 正信
10月23日㈯
岩手大学名誉教授
14:00〜16:00
加藤 宏幸
ヘブライ文学研究所
椚山 義次
宇宙からみた考古学
人間発達文化学類特任教授
阿子島 功
福島大学街なか
5月12日㈬
ブランチ舟場
5月26日㈬
17
6月2日㈬
10:30〜12:00
生活習慣病を防ぐ運動プログラム
人間発達文化学類教授
鈴木裕美子
福島テルサ
6月4日㈮
11
6月11日㈮
6月18日㈮
19:00〜20:30
毎日を元気に
〜認知症と寝たきり予防〜
人間発達文化学類教授
鈴木裕美子
福島テルサ
7月5日㈪
12
7月12日㈪
10:00〜11:30
「Life Drawing 人体素描」
コース:1部
人間発達文化学類准教授
渡邊 晃一
福島大学金谷川
7月30日㈮
キャンパス
7月31日㈯
14
10:00~12:00
13:00~16:00
「Life Drawing 人体素描」
コース:2部
人間発達文化学類准教授
渡邊 晃一
福島大学金谷川
9月4日㈯
キャンパス
9月5日㈰
11
10:00~12:00
13:00~16:00
尾瀬国立公園とニホンジカ
人間発達文化学類教授
木村 吉幸
福島大学街なか
9月10日㈮
ブランチ舟場
9月17日㈮
19:00〜20:30
北アメリカの英語発音
行政政策学類助教
真歩仁しょうん
福島テルサ
6月9日㈬
5
6月16日㈬
19:00〜20:30
朝鮮半島の文字文化と思想
行政政策学類准教授
金 敬雄
福島大学街なか
10月8日㈮
ブランチ舟場
10月15日㈮
10月22日㈮
19:00〜20:30
6
1.C E R A 事 業 活 動
講 座 名
ことばのかたち
担当講師
経済経営学類教授
福冨 靖之
人間発達文化学類教授
19
会 場
期 間
受講者数
福島大学街なか
ブランチ舟場
5月27日㈭
6月3日㈭
11
6月10日㈭
6月17日㈭
6月24日㈭
朝賀 俊彦
福島県立医科大学准教授
田中 明夫
やさしい世界経済入門:米国サ 経済経営学類教授
ブプライム問題後の世界経済の 吉高神 明
7月1日㈭
18:30~20:00
コラッセふくしま
ゆくえ
6月16日㈬
6月23日㈬
18
6月30日㈬
7月7日㈬
18:30〜20:00
地域ブランドクリエーター養成 経済経営学類教授
山川 充夫
講座
経済経営学類准教授
尹 卿烈
福島大学金谷川
キャンパス
コラッセふくしま
6月19日㈯
6月26日㈯
7月 3日㈯
13:30~16:45
44
福島大学金谷川
キャンパス
7月8日㈭
7月15日㈭
7月22日㈭
8月5日㈭
14
経済経営学類准教授
小山 良太
共生システム理工学類特任教授
鈴木 浩
経済経営学類教授
西川 和明
地域ブランド戦略研究所
飯田 明子
やさしい染色:基礎から応用、 共生システム理工学類教授
金澤 等
更に自由コースまで
8月12日㈭
18:30〜20:30
脳の不思議をさぐる
共生システム理工学類教授
小山 純正
コラッセふくしま
7月9日㈮
7月16日㈮
7月23日㈮
16
18:30〜20:00
現代社会におけるスポーツを考 地域創造支援センター長
新谷 崇一
える
福島大学街なか
日常生活と心理学との接点:
福島大学街なか
ブランチ舟場
知覚と記憶編(夜間開講)
地域創造支援センター准教授
木暮 照正
ブランチ舟場
6月23日㈬
6月30日㈬
7月7日㈬
7月14日㈬
18:30〜20:00
5月11日㈫
5月18日㈫
5月25日㈫
18:30〜20:30
8
20
福島大学地域創造支援センター年報 2010
講 座 名
日常生活と心理学との接点:
知覚と記憶編(昼間開講)
2011年2月
担当講師
会 場
期 間
受講者数
地域創造支援センター准教授
福島大学街なか
ブランチ舟場
5月13日㈭
5月20日㈭
15
木暮 照正
5月27日㈭
14:00〜16:00
日常生活と心理学との接点:
社会と行動編(夜間開講)
地域創造支援センター准教授
木暮 照正
福島大学街なか
ブランチ舟場
6月8日㈫
6月15日㈫
5
6月22日㈫
18:30〜20:30
日常生活と心理学との接点:
社会と行動編(昼間開講)
地域創造支援センター准教授
木暮 照正
福島大学街なか
ブランチ舟場
6月10日㈭
6月17日㈭
13
6月24日㈭
14:00〜16:00
個性を捉える:知能編
(夜間開講)
地域創造支援センター准教授
木暮 照正
福島大学街なか
ブランチ舟場
9月1日㈬
9月8日㈬
9月15日㈬
18:30〜20:30
個性を捉える:知能編
(昼間開講)
地域創造支援センター准教授
福島大学街なか
ブランチ舟場
9月2日㈭
9月9日㈭
9月16日㈭
14:00〜16:00
個性を捉える:性格編
(夜間開講)
地域創造支援センター准教授
福島大学街なか
ブランチ舟場
9月29日㈬
10月6日㈬
10月13日㈬
18:30〜20:30
個性を捉える:性格編
(昼間開講)
地域創造支援センター准教授
福島大学街なか
ブランチ舟場
9月30日㈭
10月7日㈭
10月14日㈭
14:00〜16:00
木暮 照正
木暮 照正
木暮 照正
計
※「尾瀬国立公園とニホンジカ」は都合によりとりやめ。
※「現代社会におけるスポーツを考える」は都合によりとりやめ。
※「個性を捉える:知能編(夜間開講)」は都合によりとりやめ。
※「個性を捉える:性格編(夜間開講)」は都合によりとりやめ。
5
10
259
1.C E R A 事 業 活 動
21
平成22年度 福島大学公開授業一覧
授 業 名
担 当 講 師
学期
受講生数
日欧比較文学論
福島大学名誉教授 九頭見和夫
前期
0
経営学入門
経済経営学類准教授 秋山 高志
前期
6
生態学入門
共生システム理工学類准教授 黒沢 高秀
前期
2
住生活学
人間発達文化学類教授 阿部 成治
前期
3
歴史から学ぶドイツ
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
前期
4
English Presentations
行政政策学類助教 真歩仁しょうん
前期
4
英語コミュニケーション A
行政政策学類助教 真歩仁しょうん
前期
5
ドイツ語初級Ⅰ C
経済経営学類教授 神子 博昭
前期
1
自然地理学概説
人間発達文化学類特任教授 阿子島 功
前期
11
生物資源開発
共生システム理工学類准教授 杉森 大助
前期
1
脳神経科学
共生システム理工学類教授 小山 純正
前期
2
ミクロ経済学
経済経営学類准教授 沼田 大輔
前期
2
ドイツ語初級Ⅰ(夜)
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
前期
1
社会保障と法
行政政策学類特任教授 今野 順夫
前期
7
絵画Ⅱ
人間発達文化学類准教授 渡邊 晃一
前期
3
地域創造支援センター准教授 木暮 照正
前期
1
ドイツ語中級 C
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
前期
4
ドイツ語上級 A
経済経営学類教授 神子 博昭
前期
4
アジアの社会と思想(中国)
経済経営学類教授 池澤 實芳
前期
1
生物多様性概論
共生システム理工学類准教授 黒沢 高秀
前期
5
ヨーロッパ言語文化論
福島大学名誉教授 九頭見和夫
前期
1
古代・中世文学史
人間発達文化学類准教授 井實 充史
前期
3
中高年の心理学
総合教育研究センター教授 五十嵐 敦
前期
2
経営戦略論
経済経営学類准教授 尹 卿烈
前期
7
企業と簿記会計
経済経営学類准教授 吉田 智也
前期
6
ドイツ語中級集中1
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
前期
3
ドイツ語中級集中2
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
前期
1
心理学特殊講義(基礎)
(視覚認知の心理学)
(Sean Mahoney)
(Sean Mahoney)
福島大学名誉教授 九頭見 和夫
経済経営学類教授 神子 博昭
22
福島大学地域創造支援センター年報 2010
授 業 名
2011年2月
担 当 講 師
学期
受講生数
英語コミュニケーション C
行政政策学類助教 真歩仁しょうん
後期
2
生物化学工学
共生システム理工学類准教授 杉森 大助
後期
3
異文化コミュニケーション(ドイツ)
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
後期
4
絵画Ⅰ
人間発達文化学類准教授 渡邊 晃一
後期
4
英語コミュニケーション B
行政政策学類助教 真歩仁しょうん
後期
3
ドイツ語初級Ⅱ C
経済経営学類教授 神子 博昭
後期
1
簿記原理
経済経営学類准教授 貴田岡 信
後期
1
美術解剖学
人間発達文化学類准教授 渡邊 晃一
後期
0
労働法
行政政策学類特任教授 今野 順夫
後期
1
ドイツ語初級Ⅱ(夜)
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
後期
2
地域創造支援センター准教授 木暮 照正
後期
0
哲学概説(人間理解の基礎)
福島大学名誉教授 内田 詔夫
後期
0
ドイツ語中級 G
経済経営学類准教授 GunskevonKölln・Martina
後期
4
ドイツ語上級 B
経済経営学類教授 神子 博昭
後期
2
職業心理学
総合教育研究センター教授 五十嵐 敦
後期
1
後期
3
心理学特殊講義(応用)
(電子メディアと心理学)
(Sean Mahoney)
(Sean Mahoney)
福島大学名誉教授 九頭見和夫
経済経営学類教授 神子 博昭
社会と人間
(戦争への学際的アプローチ) 人間発達文化学類准教授 浅岡 善治
人間発達文化学類教授 小野原雅夫
人間発達文化学類准教授 川田 潤
人間発達文化学類教授 小島 彰
計
121
1.C E R A 事 業 活 動
23
平成22年度 地域貢献特別支援事業一覧
事 業 名
担当教員
地域経済活性化支援事業 行政政策学類教授
「第3期:福島県内の在 坂本 恵
住外国人労働者・雇用企
業支援のための権利擁護
ふくしまネットワークづ
事 業 概 要
対象・連携先
外国人労働者の権利擁護と、適正な
受け入れ中小企業を支援する「ふく
しまネットワーク」を共同グループと
たちあげ、地域経済のネットワーク
本格始動のための第3期事業を行う。
くり支援事業」
まちづくり活性化支援事業 人間発達文化学類教授 二本松市亀谷地区のシンボルである 二本松市商工会
「願いのボラード整備事業」 新井 浩
「亀谷坂」の街路景観整備として、 議所
景観整備調査研究およびボラードに まちづくり協議会
設置する土人形の作成を行う。
地域のリーダー養成支援 経済経営学類教授
後藤 康夫
事業
「女性の経済的自立応援講座
― 体験学習を通して社会
起業家の道を探ろう ― 」
社会人起業家や地域づくりをめざす
女性を対象に「女性の自立応援講座」
と題する実践的ならびに体験的な講
座を開講する。
社会起業家や地
域づくりをめざ
す女性
福島県男女共生
センター
地方自治体連携事業
共生システム理工学類准教授
公共事業の削減で厳しい状況におか
れている建設業の、観光産業をはじ
めとする他産業への展開可能性に関
する調査及び提言を行う。
地方自治体
「バスケットボール」
人間発達文化学類准教授
小学生初心者・初級者を対象にバス
ケットボールの基本技術の修得をね
らいとした講座を実施する。
小学生初心者・
初級者
「バスケットボール」
人間発達文化学類准教授
バスケットボールを始めて指導す バスケットボー
る、または指導を始めて間もない中 ル指導初心者の
学校教員を対象に、バスケットボー 中学校教員
藤本 典嗣
Ⅰ 部: わ く わ く Jr.カ 杉浦 弘一
レッジ「バスケットボー
ルの基本を学ぼう!」
Ⅱ部:バスケットボール 杉浦 弘一
指導者講習会
ルの指導の方法を伝える。
わくわく Jr.
カレッジ
「身近な生活の科学」
~お米の科学、
ご飯の科学~
人間発達文化学類
教 授 千葉 養伍
教 授 千葉 桂子
准教授 中村 恵子
地域の子ども達に、普段の生活の中
から身近に科学を感じてもらう科学
小学4~6年生
コミュニケーション活動で、~お米
の科学、ご飯の科学~と題し、日本
人の主食である米をテーマに、食材
の不思議を探る。
わくわく Jr.
カレッジ
「身近な生活の科学」
こども料理教室
(小学1~3年生対象)
人間発達文化学類准教授
中村 恵子
簡単な調理実習を通して、食品素材 小学1~3年生
の取り扱い、包丁技能や調理技術、
かたづけの仕方など、料理の基本と
食材の不思議について学ぶ。
24
福島大学地域創造支援センター年報 2010
事 業 名
わくわく Jr.
カレッジ
「身近な生活の科学」
担当教員
事 業 概 要
対象・連携先
人間発達文化学類准教授
簡単な調理実習を通して、食品素材
小学4~6年生
中村 恵子
こども料理教室
「身近な生活の科学」
お正月を楽しもう!
の取り扱い、包丁技能や調理技術、
かたづけの仕方など、料理の基本と
(小学4~6年生対象)
わくわく Jr.
カレッジ
2011年2月
食材の不思議について学ぶ。
人間発達文化学類
教 授 千葉 桂子
准教授 中村 恵子
季節にちなんだ料理作りと小物作り
小学4~6年生
を通して、料理作りの基本と行事食
の由来及びフェルト素材の扱い方や
季節感の表現について学ぶ。
わくわく Jr.カレッジ
人間発達文化学類准教授
「 現 代 美 術 ク リ ニ ッ ク 渡邊 晃一
コース」
美 術 に 関 す る 実 技 講 習、 ワ ー ク 高校生、一般
ショップ及び講演会を行う。実技講
習では、実際にモデルを見ながら、
人体を描く際に必要な基礎技能を修
得する。
わくわく Jr.
カレッジ
人間発達文化学類教授
「夢のキッズアスリート」 川本 和久
福島大学トラッククラブに所属する 相 馬 市 教 育 委
陸上競技者(日本トップアスリート) 員 会
が、小学校に出向いて行き、陸上競 相馬市立桜丘小
わくわく Jr.
カレッジ
「わくわくサイエンス屋
台村」
共生システム理工学類教授
小沢 喜仁 他
技を実演・指導する。
学校
市 内 の こ む こ む 館 を1日 全 館 借 り
福島市子どもの
切って、本学の教職員や学生、さら
夢を育む施設 には地域において科学コミュニケー
こむこむ館
ション活動に取り組んでいる方々も
巻き込んで、29の「科学実験屋台」
を企画し、体験型科学実験等を地域
の子どもたちに提供する。
1.C E R A 事 業 活 動
25
平成22年度 「地域貢献特別支援事業計画」実施報告書
第3期:福島県内の在住外国人労働
者・雇用企業支援のための
事 業 名
権 利 擁 護 ふ く し ま ネット
ワークづくり支援事業
事 業 名
二本松市 願いのボラード支援事業
担当教員
新井 浩
担当教員 坂本 恵(行政政策学類教授)
日
時
平成22年5月 設置実態調査
平成22年9月~平成23年1月 制作
平成23年2月
引き渡しおよび設置実態調査
場
所
彫刻実習室 及び二本松市亀谷坂
日
時
2010年9月30日㈭ 13:00~17:00
場
所
二本松市 福島県男女共生センター
「女と男の未来館」
参加人数 120名
実施内容
得られた
成果及び
特記事項
シンポジウム「外国人労働者とジェン
ダー・共生・経済~地球市民の働き方と
地域社会の未来」が㈶福島県男女共生セ
ンターと福島大学の初めての主催で開催
され、120名の参加がありました。同セン
ター公募研究代表の行政政策学類坂本恵
教授が「外国人労働者を地域社会でどう
受け入れていくのか」と題して基調報告
を行いました。また「福島県における外
国人看護師候補生受け入れの現状」(福島
県立医科大学後藤宣代講師)、「日本モデ
ル」から「韓国モデル」へ~韓国の外国
人労働者政策に学ぶ~」(経済経営学類佐
野孝治教授)、「台湾における外国人労働
者受け入れ」(行政政策学類村上雄一准教
授)、「グローバリゼーション時代のアメ
リカ移民運動と支援活動に学ぶ」(経済経
営学類後藤康夫教授)と題した報告を行
い、福島県における外国人労働者受け入
れ態勢の課題を多面的に明らかにする好
企画となり、多数の自治体・国際交流関
係者、行政書士・法律家の参加を得ました。
外国人労働者受け入れに伴い克服すべ
き課題を「言葉の壁」、「国境の壁」
、
「制
度の壁」の3点について指摘し、「この壁
の解消のために行政や各種団体等が連携
して対応し、地域の住民として外国人労
働者、研修生・技能実習生を受け入れて
いく必要性がある」と提言を行いました。
また、県内にも外国人看護師候補生が来
ており、国境を越えた人の移動が、
「国内」
の労働問題等に大きな影響を及ぼし、今
後どのような社会を築いていくか考える
必要があると提言しました。また、韓国
の「雇用許可制」、台湾・台北市など海外
の受け入れ先進事例を紹介し、これらの
施策をモデルとし、日本は学ぶべきであ
ることを指摘し、外国人労働者派遣国と
受け入れ国である日本が、お互いに豊か
な共生関係・経済発展を築くうえで行政、
企業、民間団体による支援組織のネット
ワークのあり方を本格的に検討・実施す
る必要性があることを明らかにしました。
参加人数
4名
実施内容
二本松市商工会議所のまちづくり協議
会の依頼に基づき、ボラード(車止め)
に設置する彫像を4点制作した。
昨年度までの彫像はまちづくり協議会
の本事業の趣旨であるスローライフを表
現したものであり、モチーフをゆっくり
と動く動物としていたが、今年度から二
本松市とゆかりのある事物と動物の組み
合わせとした。
5月に設置箇所の下見をおこない、設
置イメージを確認した。
その後9月より数度にわたる検討でモ
チーフとポーズを決定したのち制作に入
り、指導も重ね、平成23年2月に完成作
品を商工会議所に納めた。
得られた
成果及び
特記事項
亀谷坂をストーリー性のある新たな坂
のイメージにという二本松市まちづくり
協議会の事業を支援する形の本事業は、
福島大学に集積する人的資源を実効的に
活かすため「地域貢献特別支援事業」に
企画応募したものであり、空間演出の観
点からより効果の高いものになることを
期待していた。
先行事業として19年度に「ボラード土
人形事業」の一部を福島大学学生ボラン
ティアに依頼し、平成20~21年には同事
業として実施している実績もあり、今回
の事業でもその実績を生かしている。昨
年度もまちづくり協議会から高い評価を
得ており、本体の市の事業にも効果的に
働いている。
また学生指導の観点から、実際のまち
づくりの現場に触れ、成果を残したこと
はたいへん有意義な機会であった。
26
福島大学地域創造支援センター年報 2010
女性の経済的自立支援講座
―
体験学習を通して
事 業 名
社会起業家の道を探ろう ―
担当教員
後藤 康夫(経済経営学類)
企画実施協力:NPO 法人コモンズ
日
時
2010年12月11日㈯
12月12日㈰
場
所 福島県男女共生センター(二本松市)
2011年2月
事 業 名
バスケットボール
担当教員
杉浦 弘一(人間発達文化学類)
日
時
1部:わくわく Jr カレッジ
(小学生バスケットボール初
心者・初級者)
平成22年11月20日㈯~21日㈰
10:00~15:30
2部:中学校初心指導者講習会
平成22年12月4日㈯
10:00~15:30
場
所
1部:福島大学第一体育館
2部:保健体育棟207室、
および福島大学第一体育館
参加人数 20人
12月11日㈯
◦講演「今最も注目される社会起業家
― 先進地アメリカから学ぶ ―」
講師 県立医大非常勤講師 後藤 宣代 さん
◦講演「私の起業体験」
実施内容
講師 リ・オルグ代表
柳沼佐千子 さん
◦交流会
12月12日㈰
◦講演「起業応援制度の紹介」
講師 NPO コモンズ会員
堀金 重夫 さん
福大大学院生
佐藤 英雄 さん
◦グループ討論
参加人数
1部:64名(うち2名欠席)
2部:9名(うち1名欠席)
実施内容
1部:わくわく Jr カレッジ
<1日目>
基礎技能(ワンハンドシュート、レ
イアップシュート、パス、ドリブル、
ピボット)
、および1対1の導入の練習
を行った。
<2日目>
対人プレイ(1対1、2対2)を中
心に練習した。
最後に子ども達を10チー
ムに分けゲームを行い、練習した課題
の到達度チェックや、その必要性の理
解を促した。
2部:中学校初心指導者講習会
<午前>
バスケットボールの指導に関して、
考え方、練習メニューの立て方、試合
に向けての準備の仕方、試合でのベン
チワークなどについて講義を行った。
<午後>
具体的な練習メニューについて、福
島大学男子バスケットボール部の選手
をモデルに紹介した。ステップアップ
の仕方、負荷強度の変え方、チェック
ポイントなどについても実践を交えて
概説した。
得られた
成果及び
特記事項
1部:わくわく Jr カレッジ
募集人員40名のところ64名の応募が
あり、
全員受け入れてみた。
個別練習
(特
に1対1)の練習時間が短くなったも
のの、他のファンダメンタルやチーム
練習においてはそれほど混乱がなかっ
た。参加者は意欲的に取り組み、且つ
大学生も積極的に子どもと関われた。
将来必要となる技術、現時点からの発
展のさせ方、練習のポイントなどを伝
え、練習した。
2部:中学校初心指導者講習会
当日参加者は8名であった。参加者
は話を聞いたり、選手の動きを見たり
して、かなり意欲的に参加していた。
講習後に質問もいくつかあり、これま
でバスケットボール未経験の指導者が
一生懸命指導してこられた苦労がよく
伺えるような質問が多かった。
― 夢をカタチにしてみよう ―
アドバイザー(コモンズ会員)
◦作品発表 ― どんな起業になったの ―
◦修了式
得られた
成果及び
特記事項
① 大学・地域自治体、そして NPO とい
う三者による新しい連携の形を形成した。
② NPO コ モ ン ズ は、 福 大 大 学 院 を 修
了した社会人が中心となって結成した
NPO で、大学院の研究成果の地域還元
という新しい形を形成しえた。
③ 参加者20人のうち、全日程出席者7人
には、大学から「修了証書」が授与さ
れた。起業にむけた今後が期待される。
1.C E R A 事 業 活 動
事 業 名 身近な生活の科学
担当教員 千葉養伍、千葉桂子、中村恵子
日
時
7月3日、17日
「お米の科学、ご飯の科学」
11月6日、13日
「こども料理教室」
12月11日
「お正月を楽しもう」
場
所
福島大学 調理実習室、
衣服デザイン実習室
7月3日、17日
小学4~6年生 17名
参加人数 11月6日 小学4~6年生
19名
11月13日 小学1~3年生
16名
12月11日 小学4~6年生
17名
「お米の科学、ご飯の科学」
7/3は“お米の正体を探ろう!”と
いうテーマで実験を行い、デンプンの性
質によるうるち米ともち米の違いを、ヨ
ウ素デンプン反応を使って観察させたり、
唾液に含まれるデンプン分解酵素の働き
を、糊化液の変化や団子作りを通して理
解させた。7/17は“ご飯が炊けるって
どういうこと?”というテーマで、米が
吸水する様子、加熱によって米が飯に変
化する様子、うるち米ともち米の食味の
違いを比較・観察させ、記録させた。
「こども料理教室」
小学4~6年生の教室では、ピザ、ク
ラムチャウダー、カスタードプディング
の調理実習を行った。実習を通して、小
麦粉のたんぱく質グルテンやでんぷんの
働き、砂糖の加熱による変化等、食材の
調理に伴う変化を観察し体験させた。小
学1~3年生の教室では、おにぎり、卵
焼き、豚汁、きゅうりの塩もみの調理実
実施内容 習を行った。豆腐や肉、各野菜のかたさ
の違いによって切り方を工夫させたり、卵
液が熱によって固まる様子を観察させた。
「お正月を楽しもう」
午前は“お正月料理を作ろう!”とい
うテーマで、黒豆、田づくり、栗きんとん、
菊花大根、かまぼこの飾り切り、梅花に
んじん、松風焼き、福島風雑煮の調理実
習を行った。それぞれの料理のいわれや
お正月に食べる意味を伝える共に、クチ
ナシの実で黄色く着色する様子や、塩で
大根が脱水する様子を観察させた。午後
は“ふわふわうさぎの絵馬を作ろう!”
というテーマで、まずフェルト羊毛を使っ
てうさぎや松、梅のパーツを作った。羊
毛にはスケールがあり、それをフェルティ
ング用の特殊な針でくり返して刺すこと
によってからまり、厚みのあるシート状
になる性質がある。その縮重のプロセス
を観察しながら、作業は進められた。そ
れらを台紙に貼って、新年の飾りとして
各自のお願いを書いて絵馬を完成させた。
27
「お米の科学、ご飯の科学」
“お米の正体を探ろう!”では、色の変
化から、普段あまり見ることのないもち
米とご飯として食べているうるち米との
違いを理解していたようであり、学校で
学習したヨウ素デンプン反応と関連させ
て捉えている子どもも見られた。
“ご飯
が炊けるってどういうこと?“では、子
どもたちは実験を通して、米が飯になる
過程を理解したようであり、作り方を覚
えたのでどこかで活用したい、炊飯器で
はなくなべで炊いてみたいという感想が
寄せられた。火力が強いと焦げること、
焦げたご飯の味も初めての体験のようで
あった。
「こども料理教室」
小学4~6年生の教室では、ピザ生地
をこねるのが楽しかった、ピザがとても
おいしかった、家でも作ってみたいとい
う感想が多かった。中には、小麦粉から
ピザを作ることや、卵からプリンを作る
のは初めてで、楽しさや苦労がわかった
という感想もあり、半調理品やミックス
粉末ではなく食材から料理を作る貴重な
得られた
体験でもあったようだ。小学1~3年生
成果及び
の教室では、卵焼きが難しかったという
特記事項 感想があり、子どもたちは、柔らかい卵
焼きを菜箸で転がして巻いていくのに苦
労していた。お箸の持ち方が正しくない
子が多く、料理作りにも影響することを
実感した。
「お正月を楽しもう」
子どもたちは、かまぼこや菊花大根の
飾り切り、さつまいもの裏ごしなどが楽
しかった、お正月には一人で作ってみた
いという感想を寄せており、料理作りの
楽しさや調理に伴う食材の変化の不思議
を体験したようであった。絵馬づくりで
は、フェルト羊毛を扱うことを初めて体
験する子どもが多かったようだが、すぐ
慣れて楽しくできた 、 今度は他の動物も
作ってみたいなどの感想が寄せられ、羊
毛が縮重していくおもしろさを実感した
ようである。絵馬の裏には一人ひとりの
願いを書いてもらったが、多くの子ども
が家族の健康や幸せを挙げており、新年
を迎える飾りを自ら作ることができて満
足しているようであった。また、中学生
向きの企画をしてほしいという意見もあ
り、今後の課題と思われた。
28
福島大学地域創造支援センター年報 2010
事 業 名
わくわく Jr . カレッジ
「現代美術クリニック」コース
担当教員 渡邊 晃一
日
大学での作品制作
「身体の見方、描き方」
平成22年8月28日㈯、29日㈰
10:30~15:00
外部講師による特別講座
第一回 河口 龍夫(美術家)
ワークショップ
時 「環境と美術
― <未来の花>を咲かせよう ― 」
平成22年10月7日㈯ 14:00~16:00
第二回 やまだひさし
(ラジオ DJ・ナレーター)
トークショー
「エコをエンターテイメントで楽しもう」
平成22年10月23日㈯ 14:00~15:30
場
所
2011年2月
事 業 名
わくわく Jr . カレッジ
夢のキッズアスリートプロジェクト
担当教員
川本 和久
日
時
平成22年10月26日㈮
場
所
相馬市立桜丘小学校
参加人数
桜丘小5・6年生
山上小・中村一小 計160名
実施内容
1部 陸上競技を知る:デモンストレー
ション
50m競走・リレーのバトンパス技術:
400mリレーと1600m
ハードルジャンプ・バウンディング・
やり投げを見学。
2部 トップ アスリートにチャレンジ!!
1.50m走
男子3名と渡辺真弓選手の競走。
渡辺選手は、7m後(教室の幅)か
らのスタート。
2.50mハードル走
女子3名と青木沙弥佳選手の競走。
子どもは、ハードルなし。
3.グラウンド2周リレー対決!:選手
は1人400m、児童はリレー
男子3チーム(各4名)対坂水千恵
選手・久保倉里美選手2名
女子3チーム(各4名)対千葉麻美
選手1名
3部 陸上競技を体験する:実技
福島大の速さの秘密「ポン・ピュン・
ラン」走法を子どもたちに伝授!!
選手が子どもたちに陸上競技を直接
指導する。
トップアスリートを身近に感じても
らい、陸上競技の楽しさを伝える。
4部 選手とふれあう
選手と一緒に給食を食べる。
◦参加競技者
五輪代表:久保倉里美・佐藤真有・千葉
麻美・青木沙弥佳
アジア・世界選手権代表:吉田真希子・
渡辺真弓・坂水千恵・栗本佳世子
福島大学陸上競技部
得られた
成果及び
特記事項
桜丘小学校から5・6年生が全員参加
して実施することができた。また、今回
は山上小・中村一小から選抜児童の参加
があった。児童達は、陸上競技のトップ
アスリートと触れ合うことで、スポーツ
に対する興味、関心を涵養することがで
きた。また、参加児童はオリンピック選
手を身近に見て、夢を持つことの大切さ
を確認することができた。
なお、相馬市・桜丘小学校との連絡調
整は、地域連携課にお願いでき、非常に
助かった。今後も福島大学の地域貢献事
業として定着させていきたい。
作品制作 福島大学美術棟 絵画実習室
特別講座 福島県文化センター
作品制作 14名
参加人数 ワークショップ 23名
トークショー 84名
実施内容
本講座は作品制作を中心とした担当教
員の実技講義と、外部講師による特別講
座で構成された。
実技講義では、中学、高等学校生を対
象に、人物モデルを見ながら制作する講
義を通して、美術を通した様々な「身体(か
らだ)」にたいする見方、考え方を伝える
実技講義を開催した。
特別講座では、河口龍夫氏(筑波大学
名誉教授・美術家)、やまだひさし氏(ラ
ジオ DJ・ナレーター)に依頼し、「環境」
をテーマに美術に関する御講話いただい
た。中学、高等学校の生徒を中心に、家
族の方々や学校の先生も参加され、美術
の現況について、幅広い知識や描画技術
を学ぶ姿勢などを提起した。
得られた
成果及び
特記事項
本講座では、将来、美術学校に進学を
希望している子どもたちや、漫画やイラ
ストなどを学びたい者、さらには医学や
人間工学、ファッションなど、様々な視
点から「美術」と「からだ」「環境」に興
味ある者が参加した。世界観が変わった
という意見が多数を占めた。
1.C E R A 事 業 活 動
事 業 名
担当教員
わくわく Jr . カレッジ
「わくわくサイエンス屋台村」
共生システム理工学類
小沢 喜仁 他20名
日
時 平成22年8月7日㈯ 9:30~15:30
場
所 福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ
参加人数 約2 , 400人
実施内容
「 わ く わ く Jr.カ レ ッ ジ 」 事 業 の 一 環
として、地域における科学理解活動及び
地域貢献の推進を目的とする「サイエン
ス屋台村」を開催した。この事業は、本
年度ですでに5回目を迎え、恒例の事業
として定着している。地域の子どもたち
の体験型科学実験、ものづくり等に重き
を置いて、下記のように、⑴教員ワーク
ショップおよび教育 GP プログラム25件、
⑵科学教室4件、⑶ spff 連携事業2件と
して「科学屋台」を構成した。1階にぎ
わい広場、2階学習室とピロティー、及
び3階の各部屋を会場として、お祭りの
ような雰囲気を演出している。
本年度が、理工学類の文部科学省教育
GP 事業や JST 受託事業「ふくしまサイ
エンスぷらっとフォーム(spff)の構築」
事業の助成最終年度に当たっているため
に、それらのコラボレーションなど多彩
な企画が用意された。実施においては、
本学の教職員や学生ばかりでなく、さら
には地域において科学理解活動に取り組
んでいる方々のご協力も得ている。多く
の教職員からなるチームにより企画立案
を行い、共生システム理工学類と人間発
達文化学類の教員及び学生などに出展協
力を依頼し、事務職員が連絡調整を行っ
ている。
⑴ 教員ワークショップおよび教育 GP
プログラム
科学マジック・ショー(入戸野)
10:00~11:00
科学のおもちゃを作ろう(入戸野)
11:00~14:00
炭の力体験教室(浅田)
9:30~15:30
電池のしくみ(生田)9:30~15:30
どうなるの?これからの地球(市井)
9:30~15:30
地球の変化をみてみよう(市井)
9:30~15:30
自分で作ろうスタンドライト(岡沼)
9:30~15:30
クモの巣から大脱走!(小沢)
9:30~15:30
Wii リモコンでこんなことができる
よ(神長)
9:30~15:30
大雨が降ったらどうなるの?(川越)
9:30~15:30
作って遊べるスライム屋さん(佐藤理)
9:30~15:30
実施内容
29
発泡スチロール軍団と遊ぼう(佐藤理)
9:30~15:30
酵素ロケットを飛ばそう!(杉森)
9:30~15:30
エジソンの蓄音機♪(高橋)
9:30~15:30
CD サイズのホバークラフト!
(高橋)
9:30~15:30
音であそぼ ‼(田中明)
9:30~15:30
心理ラボ・鏡を見ながら迷路に挑戦!
(筒井)
9:30~15:30
心理ラボ・ネズミの行動をコントロー
ルしよう!(筒井)
9:30~15:30
アルゴリズムってなぁに?(中山)
9:30~15:30
目に見えないものをのぞいてみよう
(難波)
9:30~15:30
作ってキレイ!ビーズボール(藤本勝)
9:30~15:30
筋電ってなに?(二見)
9:30~15:30
バイキンって意外にいっぱい ⁉(八代)
9:30~15:30
ペットボトルで電球を作ってみよ
う!(山口)
9:30~15:30
科学写真入門(山口)
9:30~15:30
⑵ 科 学 教 室
染色実験!オリジナルハンカチを作
ろう!(金澤)
12:30~15:10
科学相談室(金澤)
15:10~15:30
“音”で動くロボットを作ろう!(高橋)
9:30~15:30
オリジナルアイスクリームを作ろう!
(中村恵)
10:00~、12:00~、14:00~(3回)
⑶ spff 連携事業
サイエンスショー・空気砲を体験しよう
11:00~11:30、13:30~14:00
ワークショップ・風船ロケットをと
ばそう!
14:00~15:00
近年「科学コミュニケーション」と呼
ばれる“科学をわかりやすく伝える”取
り組みの必要性が指摘されている。この
事業は、教職員ばかりでなく学生らにも
このような取り組みの必要性を知らせ、
体験させる場を継続的に提供している。
アンケート結果によると、子どもたちか
らの評価は「またやってみたい」と良好
得られた であり、子どもたちはこのような活動に
成果及び 積極的な保護者に伴われて参加している
特記事項 ことが明らかとなっている。この事業の
効果と継続的な取り組みの必要性を示し
ている。また、来場者数が多数となるた
めに、もっとゆっくりと体験したかった
という声も寄せられており、子どもたち
の体験の差による「無関心層」
、
「関心層」、
「探求層」の存在を意識して、屋台企画や
科学教室内容のブラッシュアップも図っ
ていく必要がある。
30
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成22年度 公開講座・公開授業アンケート調査の実施報告
1.は じ め に
をそれぞれ尋ねた。
問2(生涯学習講座参加経験)は、過去に
福島大学では、平成13年度より、継続的に大学
福島大学の公開講座等に参加したことがある
主催公開講座の受講者等を対象としたアンケート
かどうかを質問した。
調査を実施してきた(筒井・木暮、2002;木暮・
問3は今回受講した公開講座に関する質問
筒 井、2003; 木 暮、2004、2005、2006、2007、
項目群であった。講座を知った情報源(問3
2008、2009、2010)。平成19年度までは生涯学習
-1;複数回答可)と受講講座の難易度(問
教育研究センターとして、平成20年度からは、セ
3-2;5件法)、満足度(問3-3;5件法)、
ンター統合に伴い、地域創造支援センター生涯学
講座の感想(問3-4;自由記述)を尋ねた。
習部としてアンケート調査を実施している。本稿
問3-1では、情報源として「新聞折込広告」、
では今年度実施したアンケート調査について(公
「新聞記事・テレビ・ラジオ」、「インターネッ
開授業については昨年度実施分を含む)、その結
ト」、「福島大学『市民のための講座セミナー
果の概要を報告する。
案内』」、「知人・友人」を選択項目として挙
調査1は大学主催公開講座の受講者を対象とし
げた。それ以外の情報源から知った場合には
たアンケート調査の結果であり、調査2は公開授
自由記述で具体的に回答を求めた。
業(大学正規授業の市民開放)の受講生及び授業
問4は福島大学公開講座に対する要望を問
担当者を対象としたアンケート調査の結果であ
う質問項目群であった。どのような種別の講
る。なお、公開授業アンケートについては、今年
座を希望するかを「教養を重視した講座」、
「資
度後期分について実施しているが、本稿締切の関
格取得を目指した講座」、「趣味を充実させる
係から昨年度後期科目と今年度前期科目の受講
講座」から選択させた上で、具体的に希望す
生・担当講師を対象としたアンケート結果を報告
るテーマがある場合には自由記述で回答する
する。
ように指示した(問4-1;複数回答可)。
最後に全般的な要望について自由記述での回
2.調査1:公開講座アンケート調査
調査1では、平成22年度福島大学公開講座の受
講者を対象としたアンケートの結果を報告する。
答を求めた(問4-2)。
なお、実際に使用した調査票は本稿末尾に
付録として掲載した。
2.1.3.手続
平成22年度は19講座を企画・実施した。アンケー
被調査者の便宜を考慮し、各講座が終了す
ト調査は一部の講座を除いて実施した。
る1つ前の回でアンケート用紙を受講者に配
2.
1.調査方法
布し、終了回に受付に提出を求めた。なお、
2.
1.
1.被調査者
平成22年度に開催した福島大学公開講座を
受講した者のうち、調査票に回答した149名
この調査票は無記名式であり、かつ提出は任
意であった。
2.2.結果
分(延べ数)を対象とした。一人で複数の講
データ総数は149であるが、項目によって欠
座を受講した者もいたため、データには重複
損値があったため、合計がデータ総数にならな
がありうる。
い箇所もある。また今回は定量的な側面を重視
2.
1.
2.調査票の構成
し、自由記述による回答部分の報告は省略する。
問1は被調査者の個人属性に関する質問項
問1の回答に基づき、被調査者の個人属性分
目群であった。年代(問1-1)・性別(問
布について概観する。表1-1に年齢と性別の
1-2)
・市町村レベルの住所(問1-3)
分布を示した。7割が女性であった。男性・女
1.C E R A 事 業 活 動
31
性ともに60歳代が相対的に多かった。表1-2
問3の回答に基づき、講座を知った情報源と
に市町村レベルの住所の回答分布を示した。本
受講講座の難易度評価の傾向について概観す
学の立地する福島市居住者が4分の3を占めて
る。表1-3に講座を知った情報源の回答分布
いた。
を示した。「新聞折込広告」と「講座セミナー
案内」という回答が最も多かった。
表1-1 公開講座アンケート:年代と性別の分布
年齢範囲
全体
男性
表1-4には受講講座の難易度評価の回答分
布を示した。「ちょうどよかった」という意見
女性
10歳代
0
0
0
が7割を占めた。
20歳代
0
0
0
また、表1-5に受講講座の満足度評価の回
30歳代
7
0
7
答分布を示した。「まあ満足」及び「満足」と
40歳代
18
3
15
50歳代
38
11
27
60歳代
64
24
40
70歳代以上
20
6
14
147
44
103
計
いう回答が7割を占めた。
表1-3 公開講座アンケート:講座を知った情報源
(延べ数)
情報源
全体
新聞折込広告
住所
全体
男性
女性
16
47
0
0
0
インターネット
11
6
5
講座セミナー案内
77
25
52
2
0
2
福島市
109
35
74
郡山市
18
3
15
二本松市
4
1
3
伊達市
3
1
2
桑折町
2
0
2
三春町
2
1
1
易しすぎた
知人・友人
表1-4 公開講座アンケート:受講講座の難易度
講座の難易度
本宮市
2
1
1
やや易しかった
白河市
2
0
2
ちょうどよかった
会津若松市
1
1
0
やや難しかった
須賀川市
1
1
0
難しかった
石川町
1
0
1
いわき市
1
0
1
猪苗代町
1
0
1
147
44
103
計
女性
63
新聞記事・テレビ・ラジオ
表1-2 公開講座アンケート:住所分布
男性
全体
計
男性
女性
2
1
1
12
7
5
101
23
78
25
10
15
0
0
0
140
41
99
表1-5 公開講座アンケート:受講講座の満足度
講座の難易度
全体
男性
女性
不満足
0
0
0
問2の回答に基づき、受講者の過去の生涯学
やや不満足
6
5
1
習参加傾向を概観する。過去の福島大学主催公
普通
34
12
22
開講座等への参加したことがある者は77名、な
やや満足
48
11
37
い者は70名であり、過半数が参加したことがあ
満足
51
13
38
139
41
98
ると回答していた。
計
32
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
問4の回答に基づいて、福島大学の公開講座
とともに、過去の受講経験を問う問2におい
に対する要望を概観する。表1-6に福島大学
ては、受講者が過去2年間に何回の生涯学習
に希望する生涯学習内容の回答分布を示した。
講座に参加したかを質問した。過去2ヶ年で、
教養型講座の希望が最も多く、次に多い趣味型
それぞれ福島大学主催の講座とそれ以外の機
の約2倍であった。資格型を希望する人はごく
関が主催した講座に何回参加したかを尋ねた
わずかであった。
(なお、複数回実施されても一連の公開講座
である場合には1回と数えるように指示を
表1-6 公開講座アンケート:福島大学に希望する
生涯学習内容(延べ数)
タイプ
全体
男性
した)。
授業担当者用の調査票では、「公開授業の
良かった点」(問1-1)、「悪かった点・改
女性
教養型
110
36
74
善すべき点」(問1-2)、「公開講座・公開
資格型
6
3
3
授業に対する要望」(問2-1)の3点につ
趣味型
49
9
40
いて自由記述によって回答を求めた。
3.1.3.手続
3.調査2:公開授業アンケート調査
調査2では、公開授業受講生及び担当講師を対
公開授業の担当講師に受講生用のアンケー
ト調査票を事前に配布し、実施を依頼した。
3.2.結果
象としたアンケートの結果を報告する。平成21年
データ総数は94であるが、項目によって欠損
度では48科目を開放し、前期通期科目(19科目)
値があったため、合計がデータ総数にならない
において58名、後期科目(29科目)において81名、
箇所もあった。定量的な側面を重視し、自由記
計139名(延べ数)を受け入れた。平成22年度で
述による回答部分の報告は省略する。
は43科目を開放し、前期27科目、後期16科目を公
問1の回答に基づき、被調査者の個人属性分
開。前期科目(25科目)において87名を受け入れ。
布について概観する。表2-1に年齢と性別の
後期科目(13科目)で30名、計117名(延べ数)
分布を示した。公開講座とは異なり、男性の方
を受け入れた。
が多かった。年齢分布については、男性では60
以下、本稿締切の関係から、前年度の後期科目
歳代、女性では50歳代がそれぞれ多かった。表
及び今年度の前期科目の受講生及び担当講師を対
2-2に市町村レベルの住所の回答分布を示し
象とした調査結果概要を報告する。
た。本学の立地する福島市居住者が過半数(6
調査方法
割)を占めていたが、郡山市等県北地区以外か
3.
1.調査方法
らの受講生も一定数存在した。
3.
1.
1.被調査者
平成21年度の公開授業(後期科目)及び平
表2-1 公開授業アンケート:年代と性別の分布
成22年度の公開授業(前期科目)を受講した
年齢範囲
者のうち、調査票が回収できた94名分(延べ
10歳代
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳代以上
数)を対象とした。一人で複数の授業を受講
した者もいたため、データには重複がありう
る。なお、授業担当者からは計24名分(延べ
数)から回答が寄せられた。
3.
1.
2.調査票の構成
公開授業受講生を対象とした調査票は、調
査1とほぼ同じ形式であったが、一部変更点
があった。「今回受講した講座」という表現
を「今回受講した授業」という表現に改める
計
全体
男性
女性
0
0
5
10
29
41
8
0
0
2
5
12
26
6
0
0
3
5
17
15
2
93
51
42
1.C E R A 事 業 活 動
表2-2 公開授業アンケート:住所分布
住所
全体
男性
女性
福島市
郡山市
本宮市
伊達市
二本松市
国見町 喜多方市
白河市
猪苗代町
須賀川市
いわき市
58
15
5
5
3
2
2
1
1
1
1
29
8
4
2
1
2
2
1
1
1
0
29
7
1
3
2
0
0
0
0
0
1
計
94
51
43
問2の回答に基づき、受講者の過去2年間の
生涯学習参加傾向を概観する。表2-3に2年
前の福島大学主催公開講座への参加回数を、表
2-4にそれ以外の機関が主催する講座への参
加回数を示した。また、表2-5と表2-6に
は1年前の大学主催及びその他の機関主催の講
座への参加回数を示した。1年前の大学主催
講座への参加経験(表2-5)を除いて、「0
回」が過半数を超えていた。なお年度を比べる
と、一昨年度よりも昨年度において、少なくと
も「1回」以上参加したという人の比率が上昇
する傾向が見受けられ、とくに福島大学主催に
おいて顕著であった(福島大学公開講座:一昨
年度37 . 2% →昨年度54 . 3%;その他の講座:一
昨年度19 . 1% →昨年度24 . 5%)。
全体
男性
女性
0 1 2 3以上
59
19
7
9
33
7
3
8
26
12
4
1
計
94
51
43
※ 無回答分は0とみなして集計。
表2-4 公開授業アンケート:一昨年度の福島大
学以外の主催講座受講回数
参加回数
全体
男性
女性
0 76
44
32
1 7
4
3
2 5
1
4
3以上
6
2
4
計
94
51
43
※ 無回答分は0とみなして集計。
表2-5 公開授業アンケート:昨年度の福島大学
主催講座受講回数
参加回数
全体
男性
女性
0 43
22
21
1 19
7
12
2 13
8
5
3以上
19
14
5
計
94
51
43
※ 無回答分は0とみなして集計。
表2-6 公開授業アンケート:昨年度の福島大学
以外の主催講座受講回数
参加回数
全体
男性
女性
0 71
42
29
1 10
5
5
2 5
2
3
3以上
8
2
6
計
94
51
43
※ 無回答分は0とみなして集計。
表2-3 公開授業アンケート:一昨年度の福島大
学主催講座受講回数
参加回数
33
問3の回答に基づき、講座を知った情報源と
受講講座の難易度評価の傾向について概観す
る。表2-7に講座を知った情報源の回答分布
を示した。「講座セミナー案内」という回答が
最も多く、次に「新聞折込広告」「インターネッ
ト」という回答が続いた。
表2-8には受講講座の難易度評価の回答分
布を示した。「ちょうどよかった」という意見
が6割を占めた。
34
福島大学地域創造支援センター年報 2010
表2-7 公開授業アンケート:講座を知った情報
源(延べ数)
情報源
全体
新聞折込広告
男性
女性
2011年2月
学習意欲を刺激した面はある。
◦市民にとっては、特別に用意された話ではなく、
普通の大学生向けの話がそのまま聞ける点でよ
いと思う。学生にとっても市民の方の熱意と向
22
9
13
1
1
0
インターネット
14
10
4
◦一般の社会人も聴いていることを意識して、わ
講座セミナー案内
54
27
27
かり易くするようこころがけた。学生にとって
知人・友人
10
2
8
新聞記事・テレビ・ラジオ
学心を直接感じ取れる点ではよいと思う。
も良かったのではないかと思う。
◦学生といっしょにべんきょうするのは良かった
表2-8 公開授業アンケート:受講講座の難易度
講座の難易度
全体
易しすぎた
男性
女性
と思います。
◦年配の方が学習する姿を見ることが、学生の勉
学態度に何らかの影響を与えていると思う。
0
0
0
やや易しかった
13
7
6
ちょうどよかった
55
31
24
◦刺激になっていれば良いのですが、、、。
やや難しかった
23
11
12
◦かなり高齢の方もいましたが、毎回出席して定
2
1
1
時前に教室に入り、熱心に受講する姿は学生に
93
50
43
難しかった
計
◦年齢によるものの見方の違いがわかった。
も刺激となっていると思います。
◦世代間でよくコミュニケーションがとれて、い
問4の回答に基づいて、福島大学の公開講座
に対する要望を概観する。表2-9に福島大学
に希望する生涯学習内容の回答分布を示した。
ろいろ学びました。
◦学生には回答しにくい問いに対し、積極的に意
見を出してもらえた。
調査1と同様に、教養型講座の希望が最も多く、
次の趣味型の3倍以上であった。
「悪かった点・改善すべき点」(問1-2)
◦一面で学生によい刺激となりましたが、他面で
表2-9 公開授業アンケート:福島大学に希望す
る生涯学習内容(延べ数)
タイプ
全体
男性
市民の皆さんと学生の関心のちがいが少し目立
つ場面もあり、授業のすすめ方で苦労したこと
もあります。
女性
教養型
83
46
37
◦講義形式のため直接学生と関わる機会が無いた
資格型
12
6
6
め、学生に対する良い影響があったか不明な点
趣味型
24
7
17
◦受講生も学生と同じように試験を受けられるよ
うにすることで、授業の理解度を確かめること
3.
3.担当講師の結果
担当講師を対象とした調査票は自由記述に
ができるのではないか?
◦授業開始時にシラバスを配布し、授業計画を示
よって回答を求める形式のものであったので、
したが、それ以降に公開授業に参加した方がい
その回答結果を以下に示す。なお、
「とくになし」
た。出張の都合で一度授業を休講にしたが、そ
「いつもと同じ」といったような回答は省略し
の方へは休講の周知がいきとどかなかった。学
たが、それ以外は原則回答のとおりとした。
生へは授業計画説明時と学内掲示で対応できる
が、公開授業の方への連絡が課題と感じた。
「公開授業の良かった点」(問1-1)
◦一般学生は、それ程意識していなかったように
思われる。
◦受講者と私(教員)が少し話したこと。
◦市民の学習意欲及びレベルの高さが一般学生の
◦前期において市民のレベルが高く、一般学生の
一部がビビってしまい、途中で受講を放棄する
者が出た。授業の方法、進め方が難しいと感
じた。
◦人数の制限を明確にすべきだった。
1.C E R A 事 業 活 動
◦授業内容と全く関係のない質問、会話を授業終
35
る。今後の公開講座・公開授業計画においては、
了後に毎回永遠とされて来られる方がいて、無
さらにリピーター層のニーズ把握が必要になると
下には出来ないため困りました。
考えられる。
公開授業担当講師アンケートからは、正規学生
「公開講座・公開授業に対する要望」(問2-1)
の刺激になる等、例年通りの回答が得られている
◦テーマによっては強いニーズの確認できている
一方で、「悪かった点・改善すべき点」に着目す
ものもあるので、通常の形態ではなく、ニーズ
ると、昨年と同様に多様な回答が認められた(平
に合致した形で出すと受講生が増えるのでは?
成20年度アンケートでは3件/12名中、平成21年
◦もっと多くの参加があっても良いのですが。
度では5件/17名中であったが、今年度は7件/
◦休みが多い方もおり、学生に影響を与えると
24名中)。とくに学生と市民の様々な違い(知識
思った。
レベルが学生より上でも下でも、あるいはその意
◦材料費等の負担があるので援助が欲しい。
識の違いでも)が授業運営上の支障になりかねな
◦授業は基本的に「公開」とすると良いのでは?
いという意見については深刻に受け止めなければ
◦授業は公開授業にすることを基本にしても良い
ならない。公開授業は正規授業に市民一般の方も
と思います。
◦ぜひ続けてください。
参加できるという制度であり、市民の方のレベル
や意識に合わせる必然性はないのであるが、例え
ば少人数の授業の場合では構成員ひとりひとりの
4.結びに代えて
知識や受講態度が結果的に授業進行にも影響を与
えうることもまた事実である。市民受講生のモチ
本稿では平成22年度公開講座受講者及び平成21
ベーションが高く、これが正規学生にもポジティ
年度後期・平成22年度前期の公開授業受講生と担
ブな影響を及ぼすのであれば望ましいのである
当講師を対象としたアンケート結果概要を報告し
が、市民のもつ知識や意欲が正規学生のそれと大
た。受講者(生)の性別比率や年齢構成、居住地
きくずれている場合、むしろ負の影響を及ぼす可
等の傾向はおおむね例年通りであり、大学が立地
能性もある。このような問題についても今後具体
する福島市民の参加が多く、年齢層では60歳代が
的な対応策を検討する必要があろう。
中心で、公開講座では女性、公開授業では男性が
相対的に多かった。
引用文献
公開授業受講生の過去2年間の生涯学習参加傾
木暮照正(2010).平成21年度「公開講座・公開授業
向に着目すると、一昨年度の参加経験よりも昨年
アンケート調査」:実施報告.福島大学地域創造支
度のそれにおいて、少なくとも「1回」以上参加
援センター年報2009、99-108.
したという人の比率は顕著に上昇していた。この
木暮照正(2009).平成20年度「公開講座・公開授業
傾向自体は若干ながらもこれまでのアンケートに
アンケート調査」:実施報告.福島大学地域創造支
おいても認められてはいた。しかし、その値に目
援センター年報2008、107-114.
を向けると、昨年度の福島大学公開講座参加1回
木暮照正(2008).地方大学における公開講座の在り
以上という回答が過半数を超えており、顕著な値
方~「公開講座・公開授業アンケート」を振り返っ
の伸びが見受けられる。また、公開講座において
て~ 福島大学生涯学習教育研究センター年報、
も過半数は過去に福島大学公開講座の参加経験者
13、15-27.
であった。一般に、大学等高等教育機関が主催す
木暮照正(2007).平成18年度公開講座・公開授業ア
る公開講座は熱意のあるリピーター層に支えられ
ンケート調査の実施報告 福島大学生涯学習教育
ているといわれるが、これまでのセンターによる
研究センター年報、12、7-20.
アンケート調査では必ずしもそのような傾向は顕
木暮照正(2006).平成17年度公開講座・公開授業ア
著には認められてこなかった。しかし、今回の調
ンケート調査の実施報告 福島大学生涯学習教育
査からはその傾向がより明確に示されたといえ
研究センター年報、11、9-24.
36
福島大学地域創造支援センター年報 2010
木暮照正(2005)
.平成16年度公開講座・公開授業ア
ンケート調査の実施報告 福島大学生涯学習教育
研究センター年報、10、5-20.
木暮照正(2004)
.平成15年度公開講座・公開授業ア
ンケート調査の実施報告 福島大学生涯学習教育
研究センター年報、9、5-19.
木暮照正・筒井雄二(2003)
.生涯学習ニーズ調査
― 過去の公開講座受講者と今年度受講者との比較
― 福島大学生涯学習教育研究センター年報、8、
3-12.
筒井雄二・木暮照正(2002)
.福島県における大学を
連携させた公開講座の実施について:福島県大学
間連携公開講座の報告 福島大学生涯学習教育研
究センター年報、7、3-8.
謝 辞
福島大学公開講座及び公開授業で担当講師を務
められた方々および関係各位、とくにアンケート
にご協力いただいた市民の方々に、この場を借り
て感謝を申し上げます。
(地域創造支援センター准教授 木暮 照正)
2011年2月
1.C E R A 事 業 活 動
37
平成 22 年 7 月 6 日
公開講座アンケート(受講者用)
公開授業アンケート(受講生用)
福島大学地域創造支援センター生涯学習部
福島大学地域創造支援センター生涯学習部
福島大学公開講座を受講くださり,誠にありがとうございます。
今後,福島大学において企画・実施する公開講座や生涯学習支援事業を発展させていく
上での参考資料とするために,みなさまからのご意見をいただきたく,アンケート調査へ
のご協力をお願い申し上げます。
福島大学公開講座を受講いただき,誠にありがとうございます。
今後,福島大学において企画・実施する公開講座や生涯学習支援事業を発展させていく
上での参考資料とするために,みなさまからのご意見をいただきたく,アンケート調査
へのご協力をお願い申し上げます。
受講された講座の□にレをつけてください。
□世界の童話、日本の童話
□北アメリカの英語発音
□ことばのかたち
□宇宙から見た考古学
あなた自身についてお聞きします。
□生活習慣病を防ぐ運動プログラム
□やさしい世界経済入門:米国サブプライム問題後の世界経済のゆくえ
□現代社会におけるスポーツを考える
問 1-1. 平成 22 年 4 月 1 日時点での年代をお答えください。当てはまる項目の数字に○を
□毎日を元気に~認知症と寝たきり予防~
□「Life Drawing 人体素描」コース:2部
つけてください。
□「Life Drawing 人体素描」コース:1部
□やさしい染色:基礎から応用、更に自由コースまで
□尾瀬国立公園とニホンジカ
□朝鮮半島の文字文化と思想
□日常生活と心理学との接点:知覚と記憶編(夜間開講)
□日常生活と心理学との接点:知覚と記憶編(昼間開講)
□日常生活と心理学との接点:社会と行動編(夜間開講)
□日常生活と心理学との接点:社会と行動編(昼間開講)
□個性を捉える:知能編(夜間開講)
□個性を捉える:知能編(昼間開講)
1. 10 歳代
2. 20 歳代
3. 30 歳代
5. 50 歳代
6. 60 歳代
7. 70 歳代以上
4. 40 歳代
問 1-2. 性別をお答えください。当てはまる項目の数字に○をつけてください。
1. 男
□個性を捉える:性格編(夜間開講)
2. 女
問 1-3. お住まいはどちらですか?市町村名(例:福島市,郡山市)でお答えください。
□個性を捉える:性格編(昼間開講)
(
)
あなた自身についてお聞きします。
問 1-1. 平成 22 年 4 月 1 日時点での年代をお答えください。当てはまる項目の数字に○をつけてくださ
過去 2 ヶ年のあなたの生涯学習講座への参加状況についてお聞きします。
い。
問 1-2.
問 1-3.
1. 10 歳代
2. 20 歳代
3. 30 歳代
5. 50 歳代
6. 60 歳代
7. 70 歳代以上
問 2-1. 一昨年度(平成 20 年 4 月〜平成 21 年度 3 月)と昨年度(平成 21 年 4 月~平成 22
4. 40 歳代
年 3 月)とで,いくつの生涯学習講座に参加されましたか?ご記憶の範囲で構いま
性別をお答えください。当てはまる項目の数字に○をつけてください。
せんので,福島大学主催の講座(公開講座や公開授業,その他公開講演会など)
1. 男
とそれ以外の機関が開設した講座とをわけて,それぞれ回数でお答えください(な
2. 女
お,一連の公開講座など,例えば 4 回の講演会で 1 シリーズとするなどは 1 回と
お住まいはどちらですか?市町村名(例:福島市,郡山市)でお答えください。
(
お考えください)。
)
平成 20 年度(平成 20 年 4 月〜平成 21 年 3 月)
福島大学主催(
過去のあなたの公開講座への参加状況についてお聞きします。
問 2-1.
福島大学主催(
けてください。
1. ある
)回
それ以外の機関主催(
)回
平成 21 年度(平成 21 年 4 月〜平成 22 年 3 月)
過去に福島大学の公開講座等に参加されたことはありますか?当てはまる項目の数字に○をつ
)回
それ以外の機関主催(
)回
2. ない
(1)
(1)
【裏面へ続きます】
【裏面へ続きます】
今回受講された公開講座についてお聞きします。
今回受講された公開授業についてお聞きします。
問 3-1. 今回,この公開講座をどのような情報源からお知りになりましたか?当てはまる項目の数字すべ
問 3-1. 今回,この公開授業をどのような情報源からお知りになりましたか?当てはまる項
てに○をつけてください。「その他」の場合は「4.」に○をつけた上で括弧内に具体的にお書き
目の数字すべてに○をつけてください。「その他」の場合は「6.」に○をつけた上
ください。
で括弧内に具体的にお書きください。
1. 新聞の折込広告
2. 新聞記事・テレビ・ラジオ
4. 福島大学「市民のための講座セミナー案内」
6. その他(
問 3-2.
3. インターネット
1. 新聞の折込広告
5. 知人・友人の紹介
)
6. その他(
今回受講された公開講座の難易度はいかがでしたか?当てはまる項目の数字に○をつけてくだ
さい。
4. やや難しかった
2. やや易しかった
3. ちょうどよかった
今回受講された公開授業の難易度はいかがでしたか?当てはまる項目の数字に○
1. 易しすぎた
5. 難しすぎた
4. やや難しかった
2. やや易しかった
3. ちょうどよかった
5. 難しすぎた
福島大学の生涯学習事業(公開講座・公開授業等)に対するご要望についてお聞きします。
1
2
不満足
3
4
5
普通
問 4-1. 今後,福島大学が行う生涯学習事業(公開講座・公開授業等)で,どのような内容の講
座なら受講したいと思いますか?○をつけた上で,具体的なテーマがある場合に
満足
は,括弧内にお書きください。なお,○はいくつつけても構いません。
今回受講された講座についての感想を下の欄内に自由にお書きください。
1. 教養を重視した講座
[
]
福島大学に対するご要望全般についてお聞きします。
問 4-1.
5. 知人・友人の紹介
)
今回受講された公開講座の満足度はいかがでしたか?当てはまる項目の数字に○をつけてくだ
さい。
問 3-4.
問 3-2.
3. インターネット
をつけてください。
1. 易しすぎた
問 3-3.
2. 新聞記事・テレビ・ラジオ
4. 福島大学「市民のための講座セミナー案内」
今後,福島大学が行う生涯学習事業(公開講座・公開授業等)で,どのような内容の講座なら受講
したいと思いますか?○をつけた上で,具体的なテーマがある場合には,括弧内にお書きくだ
さい。なお,○はいくつつけても構いません。
1. 教養を重視した講座
(
)
)
3. 趣味を充実させる講座
(
)
問 4-2. 福島大学の生涯学習事業全般のご要望について下の欄内に自由にお書きください。
[
]
)
2. 資格取得を目指す講座 (
3. 趣味を充実させる講座
(
2. 資格取得を目指す講座 (
)
(
以上で質問は終わりです。
)
記入漏れの項目がないかどうかご確認ください。
問 4-2. 福島大学の生涯学習事業全般のご要望について下の欄内に自由にお書きください。
[
]
このアンケートは公開授業担当講師まで提出してください。以上の回答データはすべて
統計的に処理いたします。個人データが取り扱われるようなことはありませんので,ご安
心ください。その他,担当講師の指示に従ってください。
ご協力ありがとうございました。
連絡先: 福島大学地域創造支援センター生涯学習部
このアンケート用紙はお帰りの際に受付にお渡しください。以上の回答データは
すべて統計的に処理いたします。個人データが取り扱われるようなことはありませ
んのでご安心ください。ご協力ありがとうございました。
(2)
(2)
38
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成 22 年 7 月 6 日
公開授業アンケート(担当講師用)
福島大学地域創造支援センター生涯学習部
この度は福島大学公開授業にご参加いただき,誠にありがとうございます。
今後,福島大学において企画・実施する公開講座・公開授業や生涯学習支援事業を発展
させていく上での参考資料とするために,講師のみなさまからのご意見をいただきたく,
アンケート調査へのご協力をお願い申し上げます。
今回の公開授業についてお聞きします。
問 1-1.
市民の受講者が一般学生と一緒に授業を受けるという公開授業の形態について,
良かった点を,以下にお答えください(とくにない場合は空欄で結構です)。
[
]
問 1-2. この公開授業の形態について,悪かった点・改善すべき点を,以下にお答えください
(とくにない場合は空欄で結構です)。
[
]
本学の生涯学習支援活動全般についてお聞きします。
問 2-1. 本学の実施する公開講座・公開授業や生涯学習支援事業に対するご要望について,
下の欄内に自由にお答えください。
[
]
以上で質問は終わりです。
公開授業アンケート「受講生用」の回収部数を以下にご記入ください。
( )部 ・ 回収なし
公開授業受講生のアンケート分と併せて回収用封筒に同封し,下記連絡先まで学内便等
でお送りくださいますようお願い申し上げます。
ご協力ありがとうございました。
連絡先: 福島大学地域創造支援センター 木暮
内線 3372(024-548-8127) [email protected]
木暮の教員メールボックスは経済経営学類教員控室に設
置されています。
(1)
2011年2月
1.C E R A 事 業 活 動
39
平成22年度 地域創造支援センター研究員の研究成果一覧
地域創造支援センターでは、広い意味での「地域を対象とした研究」を推進・支援するために、
センター研究員を募集している。平成22年度は合計9件の研究テーマを採択した(1件あたり10
万円を助成)。
№
1
氏 名
所 属
半沢 康
人間発達文化学類
研 究 テ ー マ
福島・宮城県境付近における方言の言語地理学的研究
著 者 名:半沢 康
研究成果
論 文 題:福島県における「かなへび」の語史(仮)
(論文発表予定) 論文誌名:福島大学地域創造
巻号・ページ番号(発表予定):第23巻第1号(投稿予定)
渡邊 晃一
人間発達文化学類
会津地域の伝統文化(漆、本郷焼)を対象とした調査研究
今年度、地域文化と現代美術の関わりをテーマに二つの研究を推進した。
1)「会津・漆の芸術祭」
今年度、福島県立博物館で企画された「会津 漆の芸術祭」のなかで、伝
統工芸師とのコラボレーションを行い、伝統文化の調査と新たな文化資源を
考察した。具体的には、会津漆器の制作に関わる下記の作家の《手》を中心
とした身体的な特徴の記録活動を行った。また会期の前後、学生とともに会
津若松市と喜多方市内の漆器工房・ギャラリー等の訪問、調査を行った。学
生が福島の伝統文化に関心を持ち、地域の文化・産業を支援する契機として、
様々な展望が得られた。
谷口吏(漆掻き)・大塚隆(伝統工芸士/板物木地)・三浦圭一(伝統工芸
士/丸物木地)・鵜川清一(伝統工芸士/丸物下地)・儀同哲夫(伝統工芸士
/板物塗)・山内泰次(伝統工芸士/蒔絵)・関谷浩二(漆芸作家)
2
研究概要
2)「福島現代美術ビエンナーレ2010」
2004年から隔年で、福島大学の学生、院生諸氏が実行委員となり始動した「現
代美術の祭典」である。地方に在住する若い人たちが、インスタレーション
やビデオアート、パフォーマンス等、幅広い表現活動に触れる機会や、これ
らの多様な現代美術を支援する活動が少ない中で、福島大学の学生諸氏と地
域の人々との協働活動を軸に「福島の展望を拓く活動」を築いてきた。本事
業は四回目を迎え、「HANA」というテーマのもと、県内外はもとより国内外
のアーティストの多種多様な芸術活動を紹介した。創作活動、鑑賞活動、体
験活動といった多種多様なアート活動を通して、福島の地に多くの人々が集
う場を設け、地域文化を活性化させていく助力をおこなった。
主な参加作家
伊藤公象、河口龍夫、舘形比呂一、蜷川実花、増田聡子、やまだひさし、
和合亮一、
海外から作家(ドイツ等)ほか
初澤 敏生
3
研究成果
(論文発表)
人間発達文化学類
裂織に見る地域文化の伝承と創造
著 者 名:初澤 敏生
論 文 題:裂織の地域的存立基盤に関する一考察
論文誌名:福島大学地域創造
巻号・ページ番号(印刷中):第22巻第2号 掲載予定(2011年2月刊行)
40
福島大学地域創造支援センター年報 2010
千葉 桂子
4
研究概要
黒須 充
人間発達文化学類
2011年2月
東北の刺し子における文様の特性
― 福島県の吉祥文様の意味 ―
昨年度、かつて福島県の仕事着においては刺し子によって吉祥文様である麻
の葉、七宝および柿の花などを施すことによって、集落総出で行われる堰普請
や田植えの際の晴れ着と認識され、補修を目的とした仕事着の刺し子とは明確
に区別されていたことを把握した。今日では一般的に晴れ着とは素材そのもの
の品質の良さ、色柄の豪華さ等により認識されるが、福島県の刺し子では文様
の表現性に基づいており、興味深い事例と認められた。
そこで本研究ではその独自性を検討するために、刺し子の文化が伝えられて
きた東北地方に範囲を広げ(具体的には青森県津軽地方のこぎん、岩手県南部
地方の菱刺しおよび山形県の米沢刺し子に焦点を当て)、各地の刺し子文様の特
性について検討を行い、福島県にみられる刺し子の吉祥文様の意味について再
考を行った。以下に、結果の概略を述べる。
まず文献資料により、青森県津軽地方のこぎん、岩手県南部地方の菱刺しお
よび山形県の米沢刺し子に伝えられている文様について調べた。青森県津軽地
方のこぎんや南部地方の菱刺しは、江戸時代に農民が麻布のみ着ることを許さ
れた中で生まれ、大正期まで隆盛を見せていたがその後衰退した。例えばこぎ
んの文様は300とも400とも伝えられるが、今回調査した近年の資料からは約30
種類の文様が認められた。また南部菱刺しについてもほぼ同様の種類が認めら
れた。津軽と南部は隣り合う地域でありながら人々の交流が制限され話される
言葉も異なっていた。しかし両者の文様には福島の刺し子にみられる吉祥文様
はほとんどなく、植物や身近な動物を表したものが多く認められた。例えばこ
ぎんの文様には「花こ」「だんぶりこ(=とんぼ)」、菱刺し文様には「べこのく
ら(=牛の鞍)」「うまのまなぐ(=馬の目)」など、方言による呼称で受け継が
はらかた
れているものが多い。一方、米沢の刺し子も江戸時代に上杉藩下級武士の原方衆
(半農半士の武士)の妻たちの手で作られたのが始まりで、大正時代まで女性の
あるじ
手仕事として伝えられたといわれる。その刺し子は衣類ではなく、主が武士の
気概を忘れないように家に上がる際の足拭きの「花ぞうきん」に施されていた。
近年の資料によると文様は約60種類認められた。その多くは吉祥文様であり、方
言による呼称がみられなかったことは福島の刺し子と類似している。以上のこ
とからも、津軽こぎん・南部菱刺しの文様の傾向と、福島・米沢の刺し子の傾
向において違いが認められた。その理由の一つは、布上に文様を構成するため
の技法の違いに寄るものと推察された。前者は衣服の保温性を高めるために織
糸の間をふさぎながら文様を構成するため、文様は幾何学的で被写実的である。
そのため、身近なものの名前を方言による呼称により覚えやすくして伝えられ
てきたと考えられる。しかし後者は、前者のような技法上の制約を受けること
はなく、意図的にいわゆる定型の吉祥文様が施されたもので、その文様の呼称
そのものが伝えられたと考えられる。福島の刺し子における吉祥文様も、仕事
着を晴れ着にするために積極的に施されたと推察できた。
人間発達文化学類
ドイツにおけるスポーツクラブの地域課題解決力に関す
る調査研究
著 者 名:Rittner, V. / Vagt-KeBler S. / Kurosu, M.(2011)
論 文 題:Deutsch-chinesisch-japanisches Expertengespräch an der
5
Deutschen Sporthochschule Köln in Kooperation mit dem Rhein-
研究成果
Kreis Neuss und dem Landes Sport Bund NRW
(論文発表予定)
論文誌名:Das Wissenschaftsmagazin der Deutschen Sporthochschule Köln
2011
巻号・ページ番号:発表予定
1.C E R A 事 業 活 動
5
研究概要
坂本 恵
6
研究成果
(論文発表)
田村奈保子
7
研究概要
41
ドイツにおけるスポーツクラブは、単にスポーツを行う組織ではなく、地域
住民が世代を超えて集う、極めて公益性の高いクラブとして、地域社会が抱え
る様々な社会問題や生活課題の解決にも大きく寄与する力を備えている。私は
これを「地域課題解決力」と呼んでいる。一方、わが国のスポーツは、一つの
種目を同じ年代の人々で集まって楽しむという内向きの傾向が強く、広く地域
住民に門戸が開かれた仕組みとはなっていないのが現状である。そこで、本研
究では、地域社会に深く根ざしたドイツのスポーツクラブを調査対象に選び、
少子高齢化、健康増進、市民参画、雇用創出、青少年教育、環境問題など、地
域課題の解決に積極的に取り組むクラブの現地調査を行った。
1.RSV Hamborn 07:会員数約100名、ローラースケートの競技力向上を目的
としたクラブ
2.VBGS Mühlheim an der Ruh:会員数約300人、障害者スポーツの振興を目
的としたクラブ
3.Radevormwalder Turnverein 1859:会員数約500人、家族的な共同体の性
格を有したクラブ
4.TV Pivitsheide Detmold:会員数約800人、多世代、多種目、多志向のスポー
ツクラブ
5.Turnverein Cannstatt 1846:会員数3000人、サービス提供型の大規模クラブ
日本とドイツは様々な点においてよく似通った国であるといわれている。両
国とも敗戦を経験したのち、ともに驚異的な経済成長を遂げ、先進諸国の仲間
入りを果たしたという歴史的な経緯やそれらを可能にした勤勉な国民性など、
その類似性を示す例は事欠かない。また、少子高齢化による人口構造の変化、
都市化や過疎化、情報化の進展など、先進工業社会としての日本とドイツは今、
共通の社会問題を抱えている。この他にも、生活習慣病の増加、子どもの体力
低下、世代間の交流喪失、コミュニティの崩壊、犯罪の低年齢化などの問題を
抱えている。本調査の結果、ドイツのスポーツクラブが、こうした社会的問題
や課題を解決するために、様々な取り組みを行っていることが明らかになった。
すなわち、ドイツにおけるスポーツクラブは、参加者にとっての有用性だけでは
なく、同時に、参加しない「第三者」あるいは社会全体に対しても公共の福祉
(Gemeinwohl)を促進するという「社会公益性」を有していること、言い換えれば、
全ての市民がスポーツに触れることのできる公正さを保証する社会組織であり、
スポーツをしたいと思う人が、全てスポーツができる前提条件を整備するとい
う課題に常に挑戦し続けていることが本研究を通して明らかとなった。
行政政策学類
福島県内の外国人労働者の権利擁護に向けた行政施策立
案に関する調査・研究
著者名:坂本 恵 編著
論文題:外国人労働者を地域でどう受け入れていくのか
論文誌名:福島県男女共生センター公募研究成果報告書
巻号・ページ番号:39-49ページ、118-148ページ、266-301ページ
行政政策学類
市民に開かれた美術館活動の事例紹介と考察
開かれた美術館を考える ― 入館料無料化をめぐって 開かれた美術館とはどのような美術館なのだろうか。さまざまな形があろう
が、間違いなくそれは来館者数ではかられるであろう。そのために美術館はど
のようなサービスを提供することが効果的であろうか。この問いへの答えを探
るひとつの切り口として、今回は美術館の入館料無料化に着目した。
大規模美術館の原形の一つがフランスのルーヴル美術館であり、ルーヴルか
らこのシステムが各地に広がったことより、フランスの美術館は特別の地位に
あるのかもしれない。確かに有名大規模美術館は、観覧者が絶えることはなく、
特別な経営努力は必要がないかに思われる。しかし、地方美術館においても事
情は同様であろうか。
42
7
福島大学地域創造支援センター年報 2010
研究概要
小山 良太
8
9
2011年2月
今回の調査対象としたディジョン美術館は、フランス・ブルゴーニュ地方の
首都ディジョンにある。かつて栄えたブルゴーニュ公国の中心地であり、その
国家宮の一部が、市役所と隣接する形で市立美術館として1787年に公式に誕生
した。ルーヴルの一般公開(1793)に比べても、フランスで最も古い美術館の
ひとつであり、収蔵品数も豊かで、地方美術館の中では第一級の規模を誇ると
言ってよい。
ディジョン美術館の近年の改革として大きな動きが2点ある。それは、館の
修復と入館料の無料化である。美術館の修復は2001年に市によって決定、2004
年には県の協力を取り付け、2008年には文化庁の要請も盛り込み、着工された。
現段階での終了予定は2017年である。一方入館料の無料化は、市長の決定によ
り2004年7月から開始された。これについてはディジョン美術館館長ソフィー・
ジュジェ氏より概略説明をいただいた。無料化以降の入館者数の推移から考察
すると、無料化の効果は必ずしも入館者数増加に直接影響はないということで
ある。無料化は美術館に興味のある鑑賞者に再訪をたやすくさせるが、そうで
ない市民層に興味を喚起させるには至らないというのである。
このことに関しては、福島県立美術館学芸課長の伊藤匡氏も同様な見解を示
している。そして、同氏はさらに有用な見解を示してくれた。というのは、ルー
ヴル、オルセー級でない限り、入館料収入は館の管理を賄うにははるかに及ば
ない場合が少なくなく、とすれば公立であればその自治体が教育施設である美
術館のために入館料分を更に捻出することはそれほど大きな困難ではないとい
うことである。しかし、無料化が引き起こす思わぬ不利益も考え合わせると、
単純に踏み切れないのが現状であるということである。
本調査は2003年から同じく無料化されたパリ市立美術館の調査を含めて継続
中である。
経済経営学類
協同組合セクターによる農商工連携の展開可能性
研究成果
(論文発表)
著 者 名:小山 良太
論 文 題:日本農協における協同組合間協同と地域社会連携
論文誌名:Korean Society For Cooperative Studies,
韓国協同組合学会2010年度春季研究大会論文集
巻号・ページ番号:pp.3-34.
藤本 典嗣
共生システム理工学類
研究成果
(論文発表)
⑴ 著 者 名:藤本 典嗣
論 文 題:分散型県土構造とオフィス立地⑴ ― 全国的な動向
論文誌名:福島の進路(福島経済研究所)
巻号・ページ番号:2010年8月 №336 pp.20-28、
⑵ 著 者 名:藤本 典嗣
論 文 題:分散型県土構造とオフィス立地⑵ ― 福島県の動向と県土構造
論文誌名:福島の進路(福島経済研究所)
巻号・ページ番号:2010年9月 №337 pp.21-28
オフィス立地の撤退と中心市街地空洞化
(敬称略) 2.本学教員の研究・地域連携活動
2
本学教員の研究・地域連携活動
43
2.本学教員の研究・地域連携活動
45
⑴ 平成22年度受託研究及び共同研究
受 託 研 究
所 属
研究代表者
研 究 課 題
共生システム理工学類
稲森 悠平
マイクロコズムを用いた生態系リスク影響評価システ
ム手法の開発
共生システム理工学類
市井 和仁
GOSAT 衛星データを用いた陸域生物圏モデルの改善
とダウンスケーリング
共生システム理工学類
川越 清樹
土砂生産モデルの構築と土砂流出量の将来展望
共生システム理工学類
行 政 政 策 学 類
鈴木 浩
中井 勝己
柴崎 直明
難波 謙二
産業廃棄物最終処分場の立地規制方策等に資する周辺
環境影響等に関する調査研究
共生システム理工学類
柴崎 直明
キューバ国気候変動対策のための地下水開発・管理能
力向上プロジェクト(第3年次)、地下水モデル2
共生システム理工学類
稲森 悠平
大型後生動物を活用した汚水・汚泥処理方法の研究
共生システム理工学類
金澤 等
ひらめき☆ときめきサイエンス
〜ようこそ大学の研究室へ〜 KAKENHI
共生システム理工学類
後藤 忍
物質フロー調査
行 政 政 策 学 類
塩谷 弘康
平成22年度農林水産政策科学研究委託事業
共生システム理工学類
柴崎 直明
共生システム理工学類
柴崎 直明
平成22年度仙台平野南部地区地下水解析業務
共生システム理工学類
田 中 明
映像刺激を用いた心理的負荷測定システムの開発に関
するフィージビリティスタディ
― リアルタイム計測項目の選定 ―
総合教育研究センター
共生システム理工学類
岡田 努
小沢 喜仁
「地域の科学舎推進事業地域ネットワーク支援」ふく
しまサイエンスぷらっとフォームの構築
共生システム理工学類
岡沼 信一
【A-STEP】磁気発振を利用した正弦は出力インバー
タの出力電力特性改善
共生システム理工学類
黒沢 高秀
自然史系博物館所有の生物多様性情報に関わるデータ
提供
共生システム理工学類
高橋 隆行
次世代型脚力走行車いす用駆動機構の開発に関する性
能評価
共生システム理工学類
高橋 隆行
山口 克彦
地域イノベーションクラスタープログラム(グローバル型)
医療用 Visible-Tangible 技術の開発と高度診断・治療
装置への応用展開
共生システム理工学類
川越 清樹
横尾 善之
全国の土砂災害リスクの推定とリスクマップの開発
共生システム理工学類
八代 勉
揚げ物油の酸化メカニズムの研究
エチオピア国地下水開発・水供給訓練計画フェーズ3
(第3年次)
46
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
共 同 研 究
所 属
研究代表者
研 究 課 題
共生システム理工学類
小沢 喜仁
n 型半導体(サーミスタ用)の機械力学特性及び結晶
構造に関する研究
共生システム理工学類
横尾 善之
気候・地理条件による流況曲線形状の推定と全日本地
下水涵養ポテンシャルマップの作成
共生システム理工学類
市井 和仁
GCOM-C1SGLI 陸域プロダクトを利用した陸域生物モ
デルの向上と地球温暖化予想への貢献(2年目)
共生システム理工学類
佐藤 理夫
BDF 不適廃食用油の燃料化の研究
共生システム理工学類
杉森 大助
新規ホスホリパーゼの探索
共生システム理工学類
田中 明
ノイズにロバスト性を持つ TWA 計測手法に関する研究
経 済 経 営 学 類
上野山達哉
委受託組織構成員混在状況における有効な人材マネジ
メント施策に関する研究
共生システム理工学類
佐藤 理夫
ドライアイス製造効率向上及び製造機械の消費電力の
削減
人間発達文化学類
川本 和久
スプリントトレーニングにおけるアスタキサンチンの
抗酸化作用に関する研究
共生システム理工学類
黒沢 高秀
南湖公園の水循環系健全化・生物多様性復元のための
基礎研究
人間発達文化学類
熊田 喜宣
新商品(お菓子)の味や食感などの嗜好も含んだトー
タルデザイン
共生システム理工学類
杉森 大助
グリストラップ用油脂分解菌の保存安定性試験
人間発達文化学類
中村 恵子
福島県産果実の有効利用に関する研究(2年目)
共生システム理工学類
人間発達文化学類
二見 亮弘
川本 和久
高橋 隆行
陸上競技のトレーニングを支援する運動パターン認識
システムの開発
共生システム理工学類
酒井 元気
T-wave alternans 検出手法の研究開発
共生システム理工学類
樋口 良之
鉱山機械の運行管理シミュレーション技術の研究
共生システム理工学類
高橋 隆行
立体カムならびに変形クラウンギヤ減速機を用いたア
クチュエータ試験研究
共生システム理工学類
杉森 大助
NITE 保有生物遺伝資源の産業利用推進(国外株契約)
人間発達文化学類
千葉 桂子
トレーニング・ウェアの標準寸法設定に関する研究
共生システム理工学類
難波 謙二
黒沢 高秀
① 猪苗代湖の大腸菌群数に関する研究調査
② 猪苗代湖の水生植物相等に関する調査研究
共生システム理工学類
高橋 隆行
医療用 Visible-Tangible 技術の開発と高度診断・治療
装置の応用展開
2.本学教員の研究・地域連携活動
47
⑵ 産学官連携コーディネーター及び産学官連携研究員の活動報告
1)産学官連携コーディネーター(文部科学省補助金事業)
森本 進治
1.地域創造支援センター(CERA)業務関係
⑴ CERA 運営委員会ならびに CERA 企画管理部会に参加(1回/月、2回/月)
2.技術相談、共同研究関係(CD 取扱いのみ)
⑴ 技術・経営等の相談件数:61件
⑵ 共同研究計画及び契約交渉:15件
⑶ 共同・受託研究実績:14件
3.産学官連携自立化促進に向けた体制整備支援(知の創造・財の獲得)
⑴ 研究推進機構本部業務:本部員ならびに本部コア会議メンバーとして活動(4月~)
◦異分野の研究者及び外部機関との連携・融合による社会ニーズを踏まえた大学のシーズ創造を促進
◦研究成果を活用した外部資金獲得支援
⑵ 発明審査委員会の委員として活動(4/1~3/31)
⑶ 知的財産管理・活用の支援(福島県知的所有権センター・特許流通アドバイザーと連携)(4月~)
4.本学シーズと企業等ニーズのマッチング支援(教育、経営、技術など)
⑴ 来訪企業等へのシーズ紹介:15社
⑵ 企業等訪問よるニーズ調査(福島市コーディネーターや連携コーディネーターと共同):9社
⑶ 科学・技術フェスタ in 京都 平成22年度 産学官連携推進会議へ出展・紹介(京都市、6/5)
⑷ JST・NEDO 共催「イノベーションジャパン2010」出展(東京都、9/29〜10/1)
◦金澤教授「さらに進化したポリカーボネートとフッ素樹脂等の接着性改良」
◦高橋教授「ゼロバックラッシュ・小型・高出力精密アクチュエータと医療機器応用」
5.地域との連携
⑴ 福島県(企画調整部、商工労働部)との「連携推進会議」
第4回(会場:福島大学、2/20)、第5回(会場:福島県自治会館、9/9)
⑵ 福島市産学連携推進事業 平成22年度「産学連携セミナー」の演題と講師の調整(5月)、実施
(会場:コラッセふくしま)
第1回テーマ:機能性とデザイン、デザインによる販売(7/14)
① 福島大学人間発達文化学類・芸術文化クラス学生(4名)「産学官共同研究~学生からのデ
ザインアプローチ~」
② 小沢教授「機能性のデザイン~人に優しいデザインから材料システムのデザインまで~」
第2回テーマ:環境とビジネス(9/14)
① 石川特任助教「廃棄物物流の最新動向」
② 杉森准教授「油脂汚染排水の微生物処理技術の開発」
第3回テーマ:福島大学新任研究者の取り組みと施設見学(11/17)
① 高原准教授「子供のストレスと歯ぎしり~終夜睡眠のモニタリング~」
② 中村准教授「カーボンアロイ ― 実用化に向けて炭素を科学する ― 」
③ 川崎准教授「私の都市計画・まちづくりに関する実践と研究2010(折り返し地点)」
第4回テーマ:医療・福祉分野での機器開発(1/19)
① 増田教授「高齢化社会と福祉機器開発」
② 伊藤特任教授「医療機器とともに」
48
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
⑶ 福島市産業交流プラザ主催「福島大学出前相談会」において、技術相談等に対応(4月~)
⑷ 福島県中小企業団体中央会主催「第26回 産学官交流のつどい」に参加(7/7)
◦
「アカデミア・コンソーシアムふくしま」技術相談会の相談員として対応
⑸ 福島県中小企業団体中央会主催「福島県ものづくり中小企業連絡協議会」
◦第2回研究会に講師として参加(郡山市、10/8)
講演テーマ:産学官連携による共同研究・共同開発~産学官連携の自立化促進に向けて~
◦第3回研究会にオブザーバーとして参加(福島市、12/14)
⑹ 特定非営利活動法人 NPO ほうらい主催「少子高齢化社会における地域コミュニティの再構築に向
けたセミナー及び懇談会」の参加(11/15)
⑺ ふくしまサイエンスぷらっとフォーム(spff)主催「シンポジウム:地域における科学技術理解増
進活動のこれから」に参加(福島市、12/17)
6.研究開発公募事業への取り組み
⑴ 経済産業省「H22年度戦略的基盤技術高度化支援事業」公募案内(3月)
⑵ 経済産業省「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金(試作開発等支援事業)」追加公募案内(3月)
⑶ 文部科学省H22年度地域イノベーションクラスタープログラム応募支援(4月)
⑷ JST H21年度地域イノベーション創出総合支援事業「シーズ発掘試験」研究報告書提出(4月)
H21年度に採択された研究者の研究報告書にコーディネーター見解を加筆・提出
⑸ 日本学術振興会「最先端・次世代研究開発支援プログラム」応募支援(4~5月)
⑹ 経済産業省「H22年度中小企業等の研究開発力向上及び実用化推進のための支援事業」応募支援(4
~5月)
⑺ JST H22年度研究成果最適展開支援事業(A-STEP)・F /S(探索タイプ)応募支援(5~6月)
⑻ 内閣官房地域活性化統合事務局「総合特区制度」に関する公募案内(7月)
⑼ JST 先進的低炭素化技術開発事業 募集説明会に参加(仙台市、9/21)
⑽ JST「先進的低炭素化技術開発事業」公募案内(9月)
⑾ トヨタ財団「2010年度地域社会プログラム」応募支援(10月)
⑿ 経済産業省「H22年度(経済危機対応・地域活性化予備費事業)戦略的基盤技術高度化支援事業」
公募案内(10月)
⒀ 経済産業省 H22年度補正予算「地域イノベーション創出研究開発事業」公募案内(11月)
⒁ 東北経済産業局主催「希少金属(レアアース等)の代替・削減技術開発事業およびレアアース等利
用産業等設備導入事業」に関する説明会に参加(仙台市、12/20)
⒂ 「希少金属(レアアース等)の代替・削減技術開発事業およびレアアース等利用産業等設備導入事業」
応募支援(12~1月)
7.産学官連携ネットワーク活動
⑴ 東北経済産業局主催「リエゾンネットワーク会議」に参加(仙台市、3/8)
⑵ 東北経済産業局主催「リエゾンネットワーク会議 南3県(第18回)」に参加(福島市、9/17)
⑶ 福島県ハイテクプラザ主催「平成22年度福島県産学官コーディネーター連絡会議」に参加
第1回(ハイテクプラザ、9/22)、第2回(ハイテクプラザ、12/8)
8.産学官連携関連会議出席
⑴ 文部科学省産学官連携支援事業『全国コーディネート活動ネットワーク』北海道・東北地域会議に
参加
第1回(幹事校:岩手大学、7/20)、第2回(幹事校:札幌医科大学、8/31-9/1)、第3回(幹
事校:福島大学、1/20)
⑵ 文部科学省産学官連携支援事業『全国コーディネート活動ネットワーク』全国会議に参加(東京都、
11/2)
2.本学教員の研究・地域連携活動
49
⑶ 文部科学省「大学等産学官連携自立化促進プログラム(CD 支援型)」北海道・東北地域コーディ
ネーター自主研修会(福島市、1/22)
⑷ 「学・技術フェスタ in 京都 ― 平成22年度産学官連携推進会議 ― 」(京都市、6/5)
⑸ JST・NEDO 共催「イノベーションジャパン2010」(東京国際フォーラム、9/30〜10/1)
9.産学官連携機関との交流、セミナー参加など
⑴ JST イノベーションプラザ宮城
a)H21年度 JST 研究成果最適展開支援事業 A-STEP の説明会に参加(仙台市、6/2)
b)JST イノベーションプラザ宮城主催「吉成カフェ“Zac ばらん”」に参加
第8回:「福島大学発 文理融合プロジェクト誕生までの軌跡」(仙台市、7/15)
講師:福島大学 副学長 高橋 隆行、産学官連携コーディネーター 森本 進治
c)科学技術振興機構 JST イノベーションプラザ宮城、JST イノベーションサテライト岩手主催「JST
イノベーションフォーラム東北2010」に参加(仙台市、12/1)
⑵ 東京大学産学連携協議会運営本部主催 第19回科学技術フォーラム「先端医療を支える科学技術~
新たな医工連携の創出を目指して~」に参加(東京大学、6/11)
⑶ 東北電力福島支店主催「東北電力お客さま感謝セミナー」に参加(福島市、9/14)
⑷ 東京大学先端科学技術研究センター GENNAI 主催「第3回 GENNAI コンファレンス~スマート
グリッドの実現に向けての課題と戦略~」に参加(東北大学、9/17)
⑸ 日本原子力学会東北支部主催「第1回東北原子力シンポジウム」に参加(福島大学、11/24)
⑹ 福島県産業振興センター・福島県主催「メディカルクリエーションふくしま2010」に参加(郡山市、
11/26)
⑺ 福島県産業振興センター・郡山地域テクノポリス推進機構・東邦銀行・日本大学主催「ふくしま地
域産学官連携フォーラム~地域中核産学官連携拠点の形成に向けて~」に参加(郡山市、2/9)
⑻ 福島市・ふくしま新産業創造推進協議会主催「ふくしま産業交流フェア2011」に参加(福島市、2
/18〜19)
〈福島大学は共催で、大学シーズ展示、ロボット工作、科学実験教室など実施〉
10.産学連携人材向け研修の主催・共催
⑴ 「大学等産学官連携自立化促進プログラム(コーディネーター支援型)」として実施
a)事務職員向け産学連携研修会の開催(福島大学、7/27)
講義1:産学官連携専門人材の育成について
講師 山本外茂男 氏(北陸先端科学技術大学院大学 特任教授)
講義2:福島大学の産学官連携自立化促進プログラムについて
講師:森本 進治(福島大学 産学官連携コーディネーター)
b)産学官連携セミナー「地域イノベーション創出のための産学官連携セミナー~如何にして持続可
能な地域活性化を実現するか~」(福島大学、1/28)
講義1:産学官連携 ― 私の失敗の経験から学んだ成功のためのシナリオ作り
講師 松田 文雄 氏(立命館大学 産学官連携コーディネーター)
講義2:地域と大学とが一体となったイノベーション創出活動
講師 近藤 孝 氏(岩手大学 東京オフィス 客員教授)
講義3:研究シーズ発 ~産業拠点・研究開発拠点の形成を目指して~
講師 瀬戸 英昭 氏(熊本高等専門学校 九州沖縄地区産学官連携コーディネーター、熊
本大学客員教授(MOT))
⑵ 「大学等産学官連携自立化促進プログラム(コーディネーター支援型)」が支援して実施
a)東北地区国立大学法人研究協力課職員研修の支援(支援事項のみ記載)(福島大学、11/18)
講義1:地方大学の役割を考える~産学官連携コーディネーターの視点~
講義2:福島大学の産学官連携自立化促進プログラム
講師 森本 進治(福島大学 産学官連携コーディネーター)
50
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
b)福島大学委嘱連携コーディネーター研修の支援(支援事項のみ記載)
第1回(福島市、7/26)
講義:産学連携活動事例の紹介
講師 森本 進治(福島大学 産学官連携コーディネーター)
第2回(福島市、2/4)
講義1:金融機関産学連携コーディネーター(山形大学)の活動紹介
講師 白澤 司朗 氏(庄内銀行法人営業本部サブマネージャー)
講義2:福島大学の最近の事例紹介
講師 森本 進治(福島大学 産学官連携コーディネーター)
2)産学官連携研究員 新城 榮一
1.産学官連携事業
1)現代の騎馬武者プロジェクト(南相馬市):基本構想の策定、プロジェクト委員会への参加、事業
内容の指導
昨年度に引き続き、南相馬市を中心とする相双地域の民間実行委員会、商工会議所から依頼を受
けて、貴重な「地域資源」である「馬」をモチーフにした事業を構想した。同地域の相馬野馬追は
千年の伝統を持ち、東北の夏祭りの魁としての不動の地位を築いているが、現代においては「馬」
は通常の生活からは切り離された存在になってしまった。故にこの全国に誇るべき「馬の里」と呼
ぶべき南相馬の地も、夏の3日間だけの賑わいとなっている。
これを、四季を通した事業として、また気候が温暖という特性を活かして、この南相馬の地を「現
代の騎馬」とも呼ぶべき「オートバイ」の里にする構想を考えた。
昔の武士(もののふ)が駿馬を自慢したように、「現代の騎馬武者たちが自慢の愛車を駆って南
相馬に集結し、愛馬を語り合う」というのが「現代の騎馬武者プロジェクトの概要である。
2010年8月1日 第1回プロジェクト委員会
2010年8月22日 第2回プロジェクト委員会
2010年9月12日 第3回プロジェクト委員会
2010年10月3日 第4回プロジェクト委員会
2010年10月10日 事業開催
2010年11月14日 第5回プロジェクト委員会
2)福島県過疎・中山間地域連携事業(郡山市を中心にした県中地域):事業プロデュース、実行委員
会への参加、事業内容指導
福島県県中地方振興局より委嘱を受け、同事業の周遊促進プロデューサーとして事業プロデュー
スを行なった。本年度は特に郡山市湖南町で活動を展開している「ぐるっと湖南・たび事業」への
アドバイスを行なった。
33万都市の郡山市にあって、湖南町の人口は4,000人。高齢化率は40%を超え限界集落に近い状
況になっている。しかしながら、猪苗代湖の南端に位置し磐梯山を正面に見据えた風光明媚な景観
と、高原気候ならではの農産物を育んできた地域であり、また大切に残され継承されてきた貴重な
文化資源もたくさんある。
「ぐるっと湖南・たび事業」では、この地域資源を最大限に活かしたツアーを自ら企画するとともに、
要請により湖南町を案内する湖南伝承案内人の活動を行う。
首都圏をはじめとし、ひとりでも多くの人々を町外から呼び寄せ、湖南流のおもてなしや湖南町
民との交流をはかりながら湖南ファンを増やしつつ、ゆくゆくはそのリピーターが湖南町に定住し
てくれるような活動につなげていきたい。
2010年4月15日 県中振興局にて委嘱状交付 第1回フィールド調査
2010年5月29日 第2回フィールド調査
2.本学教員の研究・地域連携活動
51
2010年6月4日 進捗・対策打ち合わせ会議
2010年8月11日 進捗・対策打ち合わせ会議
2010年9月15日 進捗・対策打ち合わせ会議
2010年10月9日 「横沢の麓山まつり」
2010年10月21日 第3回フィールド調査 進捗・対策打ち合わせ会議
2010年10月28日 第4回フィールド調査 進捗・対策打ち合わせ会議
2010年11月8日 進捗・対策打ち合わせ会議
2010年11月27日 第5回フィールド調査 進捗・対策打ち合わせ会議
2010年12月23日 「湖南の名人に教わる しめ縄・鏡餅つくり」
2011年2月5~6日 「ぐるっと湖南の旅(仮)宿泊イベント」
3)平成22年度 地域人材育成事業(会津若松市):基本構想の策定、座学および OJT における指導
日本ビジネス・インキュベーション協会(JBIA)認定のインキュベーションマネージャー(IM)
が指導者となり、新規雇用3名を対象に OJT 研修を実施し、市内における創業・起業支援関連業
務や施設運営業務に従事させるなど日常の業務を通じて、創業・起業支援人材となるために必要な
知識・技能の習得に取り組む。
また、同時に会津若松市ビジネスインキュベートセンターの入居企業や市内のベンチャー企業へ
の起業支援、事業の自立化を支援していく。更に起業希望者や学生などの起業相談に対応すること
で、それぞれの若い企業の中に入って支援を行なっていく。
新規雇用3名を含む市内の商工関係機関などを対象に、JBIA から研修実施におけるノウハウの
提供や、協会登録のインストラクターを講師として活用し、IM としての基礎能力習得・向上を目
的とする IM 養成研修を実施する。終了後は、IM 認定を目指すこととする。
また、IM を目指す方、興味のある方・機関など、掘り起こしや機運情勢を目的とする BI(ビジ
ネス・インキュベーション)/IM 基礎研修を実施する。
2010年5月1日~2011年3月31日 事業実施期間(担当講義等は講義欄に別途記載)
4)福島県街なか再生雇用創造人材育成事業(福島県)
:基本構想の策定、都市型産業人材育成の企画・
立案、実施と取りまとめ、座学および OJT における指導
県内各地で情報サービスなどの都市型のビジネスを行う新規事業者は、起業後数年を経過し、認
知度の向上により事業拡大の機会があっても、経営戦略・営業企画・財務労務管理などの面で重要な
役割を担うビジネスパートナーとなる人材が確保できないため、その機会を生かせない状況にある。
そこで県内各地でこれらの事業拡大を目指す事業者がビジネス展開を図る上で必要なサポートを
行える人材を育成し、供給することにより、県内の都市型産業を振興し、その事業拡大を通して雇
用吸収力を向上させ、もって街なかの就業人口拡大により、街なかの再生を図る。
本事業においては、都市型産業人材育成の企画・立案、実施を行なう。都市型産業人材を育成す
るために、実際に都市型産業新事業者の経営課題に対応する実地訓練(OJT)と必要な知識を習得
する講義等の座学研修(OFF-JT)を組み合わせた人材育成計画を作成し、計画に沿った研修事業
を実施する。
また、実施結果のとりまとめと報告を行う。
2010年6月1日~2011年3月31日 事業実施期間(担当講義等は講義欄に別途記載)
5)情報通信技術を活用した地域見守り事業(南相馬市):基本構想の策定、実行委員会への参加、事
業内容指導
昨年度に引き続き、インターネットを用いながら「情報の安全性」を確保した情報通信技術
Direct-IP(ダイレクトアイピー)(特許:第3905067号)を用いた、安全で安価な「見守りサービス」
システムを地域に導入すると共に、同システムの使用方法の勉強会での講師を務めた。
機器に慣れない高齢者や介護者が安心して使用を可能にすることを目的とした事業であり、使用
52
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
に際しての最初の不安や負担を軽減させて、サービスの使用者の増加の効果を期待すると共に、使
用感や改善点などのユーザ側からの要望事項を収集した。
2010年7月11日 第1回実行委員会
2010年9月12日 第2回実行委員会
2010年10月3日 第1回施設講習会
2010年10月16日 第2回施設講習会
2010年10月24日 第3回施設講習会
2010年10月31日 第4回施設講習会
2010年11月14日 第5回施設講習会
2010年11月21日 第6回施設講習会
2010年11月28日 第7回施設講習会
2010年12月5日 第8回施設講習会
2010年12月12日 第9回施設講習会
2010年12月19日 第10回施設講習会
2011年3月6日 第3回実行委員会
6)SAKURA プロジェクト(会津若松市):基本構想策定、実行委員会への参加、事業内容指導予定
昨年に引き続き実行中です。重要な地域資源であり、地域の食文化として特色のあるものであり
ながら、流通網の不整備等から、川上(生産者)まで川下(最終消費者)までの太い流れが創れな
かった「馬肉」料理を開発し、PR、提供することで、地域の新しい商材を開発すると同時に、地
域の中で地域資産を活用した地域事業者連携のモデルを構築する。
プロジェクト名称の由来は馬肉の別名である「桜(サクラ)」に由来する。
会津地域は全国でも数指しかない馬肉の精算、集積地でもあり、豊富な原料を有している。
また、会津地域では古来より馬肉を食する文化が存在し、一般化しているが、その用途は概ね生
食である「馬刺し」に留まっている。
一部で馬肉を使用したステーキや焼肉なども存在するが、基本的には他の獣肉の代用品であり、
「低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低飽和脂肪酸、高たんぱく質」という馬肉の特徴を活
かした食品とは言い得なかった。
そこで、これらの馬肉の特色を活かした、全く新しい「SAKURA メニュー」を開発し、会津地
域の特色ある食品、メニューとして全国に PR して売り出して行く。
2010年5月10日 幹事会
2010年5月17日 第1回実行委員会
2010年7月19日 セミナー
2010年9月27日 第2回実行委員会
2010年11月10日 第3回実行委員会 第1回専門家向け講習会
2010年11月14日 第1回家庭向け講習会
2011年1月30日 第2回家庭向け講習会
2011年2月19日 第2回専門家向け講習会
2011年2月20日 第3回家庭向け講習会
2011年3月6日 第4回実行委員会 第3回専門家向け講習会
7)産学官連携事業(単発)
① 2010年4月26日 東北 IM 連携協議会幹事会(仙台) 出席
② 2010年6月2日 白河市「産業サポート白河」有識者会議 会議参加
③ 2010年6月4日 青森県「IM 養成研修」打ち合わせ会議 会議参加
④ 2010年7月8日 東北 IM 連携協議会ワークショップ in 石巻 会議参加
~9日
2.本学教員の研究・地域連携活動
53
⑤ 2010年7月12日 いわき産業創出館 インキュベートルーム入居審査会 審査委員長を務めた。
⑥ 2010年7月22日 福島県インキュベート施設ネットワーク協議会勉強会(西会津町) 勉強会お
よび会議参加
⑦ 2010年8月14日 西会津町テレワークセンター U・I ターン相談会 相談員を務めた。
~15日
⑧ 2010年8月19日 東北 IM 連携協議会幹事会(花巻) 出席
⑨ 2010年10月6日 青森県 IM 養成研修 BI 実習受入
~8日
⑩ 2010年10月14日 いわき産業創出館 インキュベートルーム入居審査会 審査委員長を務めた。
⑪ 2010年11月20日 白河市「産業サポート白河」有識者会議 会議参加/白河ビジネスアイディア
コンテスト審査会 審査委員
⑫ 2010年12月27日 いわき産業創出館 インキュベートルーム入居審査会 審査委員長を務めた。
⑬ 2011年2月10日 福島県インキュベート施設ネットワーク協議会 総会 出席
⑭ 2011年3月9日 東北 IM 連携協議会幹事会(秋田) 出席
2.講演活動および講義等
1)2010年4月3日 TK 社社員研修会(福島市) 講義
「仕事はどうなっていくのか?」
TK 社から依頼を受けて、今後の仕事の質的な変換と、それにどの様に対応す
るべきかを、平成以後約20年間の変遷と、今後の予測に関して事例を交えながら
講義した。
2)2010年5月14日 FS 社社員研修会(福島市) 講義
「未来はどうなっていくのか? ビジネスケースで予測する ちょっと先の世界」
FS 社から依頼を受けて、未来予測の重要性とその手法について、ケーススタ
ディを行なった。
3)2010年5月27日 日本立地センター インキュベーション・マネジャー研修(東京都内) 講義
「地域産業創造手法」
日本立地センターから依頼を受けて、地方において新しい産業を創造する手法
や、その考え方について講義を行なった。
4)2010年6月3日 青森県 IM 養成研修事業「BI/IM 基礎研修」(青森市) 講義
「東北の BI 運営事例(福島県)」
同事業の講師として、本職が運営に関わる福島県の BI の幾つかの運営事例、
設立の経緯や時系列の流れ、及びその特徴を講義した。
5)2010年6月12日 日本青年会議所ビルメンテ部会研修会(仙台市) 講義
「新省エネルギー法」
日本青年会議所ビルメンテ部会から依頼を受け、エスコ事業者と共に、新エネ
法の解説や、スマートグリッド等の流れ、およびそれらに関わる国の施策につい
て、講義を行なった。
6)2010年6月18日 福島大学 インキュベート施設実地研修(福島市) 講義
「インキュベートルーム勉強会」
八代勉教授の学生に対して、インキュベートルーム内で施設を説明し、行なっ
ている創業支援の内容について解説を行なった。
7)2010年6月19日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(企画部門) 講義
「都市型起業者について」
「NPO 法人 Communewith 助産士」の事業創設期から助産院開設に至る経過を
通して、都市型の起業者が成功に至るケーススタディを行なった。
8)2010年6月25日 福島大学 インキュベート施設実地研修(福島市) 講義
54
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
「インキュベートルーム勉強会」
同上、なお多人数のため2回に分けて開催。
9)2010年6月26日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(企画部門) 講義
「企画的思考法」
企画部門に必要とされる企画的な仕事の考え方、発想法、仕事を完遂するため
に必要とされるスキルやその修得法について指導した。
10)2010年6月29日 青森県 IM 養成研修事業「IM 養成研修」前期スクーリング(青森市) 講義
「地域産業創造手法」
21あおもり産業総合センターから依頼を受けて、地方において新しい産業を創
造する手法や、その考え方について講義を行なった。
11)2010年7月1日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(相双地域) 講義
「ビジネス・インキュベーション(BI)事業の概要」
BI 事業の概要、および誕生から時系列的な変遷、今後の期待される姿につい
てレクチャーした。
12)2010年7月5日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(会津地域) 講義
「ビジネス・インキュベーション(BI)事業の概要」
BI 事業の概要、および誕生から時系列的な変遷、今後の期待される姿につい
てレクチャーした。
13)2010年7月6日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(福島地域) 講義
「ビジネス・インキュベーション(BI)事業の概要」
BI 事業の概要、および誕生から時系列的な変遷、今後の期待される姿につい
てレクチャーした。
13)2010年7月13日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(いわき地域)講義
「ビジネス・インキュベーション(BI)事業の概要」
BI 事業の概要、および誕生から時系列的な変遷、今後の期待される姿につい
てレクチャーした。
14)2010年7月17日 TK 社社員研修会(福島市) 講義
「未来はどうなっていくのか? ビジネスケースで予測する ちょっと先の世界」
TK 社から依頼を受けて、未来予測の重要性とその手法について、ケーススタ
ディを行なった。
15)2010年7月17~18日 福島県社会起業家育成セミナー(相双会場) 講義
「社会起業家へのプロセス」 「社会起業家ワークショップ」
同事業の講師として、事業を始めるのに必須な基礎知識について講義した。
16)2010年7月21日 地域人材育成事業「BI/IM 基礎研修」(会津若松市) 講義
「福島県の BI 運営事例」
同事業の講師として、本職が運営に関わる福島県の BI の幾つかの運営事例、
設立の経緯や時系列の流れ、及びその特徴を講義した。
17)2010年7月26日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(全県) 講義
「県内の各種ビジネス・インキュベーション(BI)施設の事例と特徴」
県内の BI 施設について、その経緯や特徴、成果などを講義した。
18)2010年7月29日 日本立地センター インキュベーション・マネジャー研修(東京都内) 講義
「地域産業創造手法」
日本立地センターから依頼を受けて、地方において新しい産業を創造する手法
や、その考え方について講義を行なった。
19)2010年8月4日 地域人材育成事業「IM 養成基礎研修」(会津若松市) 講義
「地域産業創造手法」
教育・雇用研究機構から依頼を受けて、地方において新しい産業を創造する手
2.本学教員の研究・地域連携活動
55
法や、その考え方について講義を行なった。
20)2010年8月27日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業「IM 養成研修」(全県) 講義
「地域産業創造手法」
福島県の委託を受けて、地方において新しい産業を創造する手法や、その考え
方について講義を行なった。
21)2010年9月1日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(相双地域) 講義
「IM の OJT 研修における起業者対応手法について」
IM の起業者対応について、そのスタンスや進め方、報告書の作成手法等につ
いて講義した。
22)2010年9月4~5日 福島県社会起業家育成セミナー(福島会場) 講義
「社会起業家の基本事項」「社会起業家へのプロセス」
同事業の講師として、事業を始めるのに必須な基礎知識について講義した。
23)2010年9月6日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(いわき地域) 講義
「IM の OJT 研修における起業者対応手法について」
IM の起業者対応について、そのスタンスや進め方、報告書の作成手法等につ
いて講義した。
24)2010年9月9日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(会津地域) 講義
「IM の OJT 研修における起業者対応手法について」
IM の起業者対応について、そのスタンスや進め方、報告書の作成手法等につ
いて講義した。
25)2010年9月10日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(福島地域) 講義
「IM の OJT 研修における起業者対応手法について」
IM の起業者対応について、そのスタンスや進め方、報告書の作成手法等につ
いて講義した。
26)2010年9月25日 福島県社会起業家育成セミナー(白河会場) 講義
「社会起業家の基本事項」「社会起業家へのプロセス」 同事業の講師として、事業を始めるのに必須な基礎知識について講義した。
27)2010年10月1日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(福島地域) 講義
「小さな事業の特徴とお客様によるアプローチの違い」
IM が支援する小さな事業の特徴と、お客様としてどのドメインを狙うのかと
その戦術について講義した。
28)2010年10月2~3日 福島県社会起業家育成セミナー(会津会場) 講義
「社会起業家の基本事項」「社会起業家へのプロセス」
同事業の講師として、事業を始めるのに必須な基礎知識について講義した。
29)2010年10月13日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(相双地域) 講義
「小さな事業の特徴とお客様によるアプローチの違い」
IM が支援する小さな事業の特徴と、お客様としてどのドメインを狙うのかと
その戦術について講義した。
30)2010年10月18日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(会津地域) 講義
「小さな事業の特徴とお客様によるアプローチの違い」
IM が支援する小さな事業の特徴と、お客様としてどのドメインを狙うのかと
その戦術について講義した。
31)2010年10月25日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(いわき地域)講義
「小さな事業の特徴とお客様によるアプローチの違い」
IM が支援する小さな事業の特徴と、お客様としてどのドメインを狙うのかと
その戦術について講義した。
32)2010年10月30日 『いわき農商工連携人材育成塾』 講義
56
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
「ビジネスプラン」
ビジネスプランの仕組み、要素と作成手法について講義した。
33)2010年11月1日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(いわき地域)講義
「事業について」
事業の要素、必然性、特徴について講義した。
33)2010年11月4日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(会津地域) 講義
「事業について」
事業の要素、必然性、特徴について講義した。
34)2010年11月9日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(福島地域) 講義
「事業について」
事業の要素、必然性、特徴について講義した。
35)2010年11月18日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(相双地域) 講義
「事業について」
事業の要素、必然性、特徴について講義した。
36)2010年12月2日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(会津地域) 講義
「ビジネスプランについて①」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、その要素や特徴、作成方
法等を講義した。
37)2010年12月3日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(福島地域) 講義
「ビジネスプランについて①」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、その要素や特徴、作成方
法等を講義した。
38)2010年12月7~8日 青森県 IM 養成研修事業「IM 養成研修」後期スクーリング(青森市)
コメント
21あおもり産業総合センターから依頼を受けて、4ヶ月に渡って行なった IM
研修における OJT 研修および BI 研修に関してコメンテーターを務めた。
39)20109年12月13日 福島大学 内発型地域産業振興(福島大学) 講義
「起業者育成(インキュベーション)という手法と地域振興」
丹治惣兵衛教授の学生に対して、内発型地域産業振興のテーマで、インキュベ
ーション、地域振興、ソーシャルビジネス等について講義を行なった。
40)2010年12月20日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(いわき地域) 講義
「ビジネスプランについて①」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、その要素や特徴、作成方
法等を講義した。
41)2010年12月21日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(相双地域) 講義
「ビジネスプランについて①」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、その要素や特徴、作成方
法等を講義した。
42)2011年1月11日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(福島地域) 講義
「ビジネスプランについて②」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、具体的な考え方や作成の
手引き、手法について講義した。
43)2011年1月12日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(会津地域) 講義
「ビジネスプランについて②」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、具体的な考え方や作成の
手引き、手法について講義した。
44)2011年1月14日 福島県社会起業家育成塾 講義
同事業の講師として、ソーシャルビジネス事業の基本について講義した。
2.本学教員の研究・地域連携活動
57
45)2011年1月24日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(いわき地域)講義
「ビジネスプランについて②」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、具体的な考え方や作成の
手引き、手法について講義した。
46)2011年1月25日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(相双地域) 講義
「ビジネスプランについて②」
事業の展開の際の要になるビジネスプランについて、具体的な考え方や作成の
手引き、手法について講義した。
47)2011年3月2日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(福島地域) 講義
「マーケティングの基本について」
モノを販売していく中で重要なマーケティングの基本に関して講義した。
48)2011年3月3日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(会津地域) 講義
「マーケティングの基本について」
モノを販売していく中で重要なマーケティングの基本に関して講義した。
49)2011年3月7日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(いわき地域) 講義
「マーケティングの基本について」
モノを販売していく中で重要なマーケティングの基本に関して講義した。
48)2011年3月8日 福島県街なか再生雇用創造人材育成事業基礎的経営研修(相双地域) 講義
「マーケティングの基本について」
モノを販売していく中で重要なマーケティングの基本に関して講義した。
49)2010年3月11日 青森県 IM 養成研修事業「BI/IM 基礎研修」(青森市) 講義
「東北の BI 運営事例(福島県)」
同事業の講師として、本職が運営に関わる福島県の BI の幾つかの運営事例、
設立の経緯や時系列の流れ、及びその特徴を講義した。
(注)
◦敬称は一部省略させていただきました。
◦守秘義務等の関係で、特定の個人や会社名に関して伏字表示もしくは仮名表示があります。
◦本職が職務として行なっている「福島駅西口インキュベートルーム」の事業活動に付きまして
は、特段のトピックでない限りは報告を割愛しております。
◦同様に本職が経営を行なっている「株式会社ニセンエックス」他の会社経営に関しては、特段
のトピックでない限りは報告を割愛しております。
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福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
⑶ 連携コーディネーターの活動報告
長谷川 薫(役職:喜多方市産業部商工課 企業立地推進室)
1.福島大学より講師を招聘し、研修会を実施
平成22年3月16日 「生産効率と品質確保」
福島大学共生システム理工学類 教授 董 彦文
平成22年3月16、24日 「キャリア開発セミナー」
福島大学キャリア開発部門 教授 五十嵐 敦
平成22年3月23日 「知的財産活用のための基礎知識」
福島大学地域創造支援センター 特任教員 相澤 正彬
2.地域の課題と大学とのコーディネート
福島大学共生システム理工学類 藤本典嗣准教授による「喜多方市の建設業の異業種への転換
に関する調査」への協力と現地コーディネート
3.その他、企業訪問時に福島大学地域創造支援センターの PR を行う。
半 澤 一 隆(役職:福島市総務部企画政策課 主査)
1.講 師 派 遣
福島市の街づくり担い手人材育成推進事業<ふくしま街づくり夢仕掛人塾>の海外視察(ドイ
ツ)にかかる事前勉強会において、講師を派遣していただきました。
講師:経済経営学類 准教授 森 良次 氏
◦平成22年6月2日㈬ 塾生2名とともに打ち合わせを行う。(学内)
◦平成22年6月16日㈬ 『ドイツの地域構造とその社会背景』について、ご講義いただきました。
2.本学教員の研究・地域連携活動
59
関 博(役職:二本松市産業部商工課 主査)
① 企業への PR
二本松市内の企業訪問時に、福島大学地域創造支援センターの PR を図った。
また、市内に立地している企業で、本社が東京、大阪等にある企業への訪問時にも PR を図った。
さらには、誘致を促進している企業に対しても、訪問時に PR を行なった。
② 機関・団体への PR
二本松商工会議所、あだたら商工会に対してセンターの PR を実施するとともにパンフレット
の設置を依頼した。
③ 「産業活性化セミナー in にほんまつ」の開催
平成23年2月28日に「産業活性化セミナー」を開催(主催:二本松市)
講師に㈱エーワン精密取締役相談役の梅原勝彦氏を迎え講演会を開催するとともに、企業間等
の連携を促進するため交流会を開催した。
④ そ の 他
4/16 福島県ハイテクプラザ業務説明会(郡山市)に出席
4/28 福島県輸送用機械関連産業協議会(福島市)に出席
5/27 福島大学産学官連携研究員及び連携コーディネーター連絡会議(福島市)に出席
6/2 一日中小企業庁 in ふくしま「モノづくり推進会議」(福島市)に出席
7/2 ふくしま新産業創造推進協議会総会(福島市)に出席(※ 福島大学人間発達文化学
類教授 川本和久氏特別講演会)
7/7 産学官交流の集い(福島市)に出席
7/9 平成22年度福島県企業立地セミナー(東京都)へ参加・センター PR
7/26 福島大学地域ニーズ調査打合せ及び連携コーディネーター研修会(福島大学)に出席
7/27 福島県環境・新エネルギー関連産業創造会議・シンポジウム(福島市)に出席
10/5~9 CEATEC JAPAN2010(千葉県・幕張メッセ)への出展・センター PR
10/18~12/17 東北6県自治体職員研修に派遣(宮城県)
1/28 地域イノベーション創出のための産学官連携セミナー(福島大学)に出席
2/18 郡山市海外経済セミナー(郡山市)に出席
2/22 テクノ・コムオープンセミナー(郡山市)に出席
遠 藤 修 一(役職:白河市産業部企業立地課 主査)
◦会議等の出席
平成22年5月27日
産学官連携研究員及び連携コーディネーター連絡会議
(委嘱状交付、21年度活動報告、21年度事業計画等)
平成22年7月26日
連携コーディネーター研修会
(21年度地域ニーズ調査結果について、活動事例紹介等)
◦そ の 他
企業訪問の際に地域創造支援センターの PR を図る。
60
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
高 橋 一 善(役職:南相馬市総務企画部企画経営課 主査)
1.連 携 会 議
◦5月27日 第1回産学官連携研究員及び連携コーディネーター連絡会議
2.連 携 事 業
◦7月14日 原町成人大学 第3回講座
「臓器移植法の成立とその問題点」
講師:福島大学 富田 哲 教授
◦12月15日 原町成人大学 第7回講座
「毎日を元気に~しなやかな身体づくり」
講師:福島大学 鈴木由美子 教授
◦1月13日 南相馬市自殺予防事業
「メンタルヘルスの現状と課題~地域社会と健康生活~」
講師:福島大学 五十嵐 敦 教授
3.そ の 他
◦平成22年度地域ニーズ調査に関しての庁内取りまとめ
◦庁内及び市民活動サポートセンターへ連携事業等の情報提供
坪 井 啓 徳(役職:田村市役所総務部企画課)
◦会議等の出席
平成22年7月26日㈪
平成22年度 地域創造支援センター連携コーディネーター研修会
平成22年11月16日㈫
第1回研究開発マネジメント講演会「組込ソフト技術のマネジメント」
◦そ の 他
市職員及び市民等に対し産学官連携事業について情報を提供した。
平 山 武 公(役職:会津信用金庫経営支援室 副長)
⑴ 連 絡 会 議
平成22年5月27日 地域創造支援センター連携コーディネーター等連絡会議
⑵ そ の 他
企業訪問の際には、地域創造支援センターについて PR を継続的に実施致しました。
2.本学教員の研究・地域連携活動
61
岡 部 忠 雄(役職:郡山信用金庫経営支援室 課長)
1.連 絡 会 議
⑴ 2010年5月27日㈭ 第1回産学官連携研究員及び連携コーディネーター連絡会議出席
◦委嘱状交付
◦21年度活動報告
◦22年度事業計画及び体制等
2.研 修 会
⑴ 2010年7月26日㈪ 地域創造支援センター連携コーディネーター研修会出席
◦21年度地域ニーズ調査結果・連携コーディネーター研修等
3.そ の 他
⑴ 2010年9月10日㈮ 「平成22年度地域ニーズ調査」提出
◦課題 ― 産学官金連携の具体的取組み事例の推進。
◦課題への対応方針 ― 「磐梯熱海温泉」地域活性化事業への取組みを推進したい。
◦課題への対応状況 ― 具体的な活動は実施していない。
◦福島大学に対する要望 ― 産学官金連携における諸情報の提供依頼等。
鈴 木 一 永(役職:白河信用金庫業務統括部 部長)
1.連 絡 会 議
⑴ 平成22年5月27日㈭ 第1回地域創造支援センター連携コーディネーター連絡会議出席
◦CERA 平成21年度活動報告について
◦CERA 平成22年度事業計画及び体制について他
◦委嘱状交付
⑵ 平成22年7月26日㈪ 第2回地域創造支援センター連携コーディネーター連絡会議出席
◦平成22年度産学官連携研究員及び連携コーディネーターについて
◦平成21年度地域ニーズの調査結果について 他
2.情 報 提 供
⑴ 平成22年6月25日㈮ 第5回営業推進グループ専担者21名に対し、CERA リーフレットに
より、福島大学地域創造支援センターの事業内容を説明。
⑵ 平成22年9月24日㈮ 第9回営業推進グループ専担者21名に対し、福島大学地域創造支援セ
ンターの事業内容を再度周知し、顧客へ幅広く PR を図る。
以 上
62
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
関 根 秀 臣(役職:須賀川信用金庫 経営支援課長)
1.連 絡 会 議
⑴ 平成22年5月27日㈭
平成22年度第1回産学官連携協力員及びコーディネーター連絡会議
◦委嘱状交付、CERA 平成21年度活動報告、同22年度事業計画等
2.研修・講座
⑴ 平成22年7月26日㈪
平成22年度地域創造支援センター連携コーディネーター研修会
◦平成21年度地域ニーズ調査結果、活動事例紹介、大学施設見学等
⑵ 平成22年12月8日㈬
一般社団法人コラボ産学官による平成22年度文部科学省委託事業「金融機関との連携による
産学官連携強化方策に関する調査」キックオフミーティングへの参加
3.地域創造支援センター地域ニーズ調査
⑴ 「平成22年度地域ニーズ調査」資料の提出
◦天栄村、加工組合、企業による地元特産品(りんご)と企業生産品(にんじん)のミックス
ジュースの開発
4.そ の 他
⑴ 当金庫の各営業店長による取引先企業への福島大学創造支援センターの事業内容の PR 活動
及び地域ニーズ調査の実施
⑵ 平成23年度文部科学省予算に関するパブリックコメントへの意見投稿
佐 藤 博 英(役職:ひまわり信用金庫 経営支援室調査役)
平成22年5月27日㈭ 平成22年度第1回産学官連携研究員及びコーディネーター連絡会議出席
平成22年7月26日㈪ 平成22年度地域創造支援センター連携コーディネーター研修会受講
平成22年9月10日㈮ 平成22年度地域ニーズ調査ヒアリング実施
そ の 他
当金庫各営業店に依頼し、取引企業様への福島大学地域創造支援センターの事業内容等 PR 活
動を行いました。
氏 家 一 夫(役職:あぶくま信用金庫 経営支援課長)
1.平成22年5月27日㈭ 第1回連携コーディネーター等連絡会議
2.平成22年9月 「平成22年地域ニーズ調査」資料提出
3.そ の 他
企業訪問時、福島大学地域創造支援センターの PR を行った。
2.本学教員の研究・地域連携活動
63
佐 藤 淳 史(役職:二本松信用金庫 経営企画部)
◦連絡会議・研修会等
平成22年5月27日㈭ 第1回連絡協議会
7月26日㈪ 平成22年度地域ニーズ調査打合せ及び連携コーディネーター研修会
その他 ◦
「地域創造支援センター」の PR
まつしんビジネスサポートクラブの総会や勉強会などでお取引企業へ PR を行いました。
◦
「南達地域ビジネス相談会」への出展
9月に本宮サンライズにて南達地域ビジネス相談会が行われ当金庫もブースを出展い
たしました。
◦
「ビジネスマッチ東北2010」においての当金庫お取引先企業出展支援
10月27日行われたビジネスマッチ東北2010において、当金庫のお取引先企業から7社
参加し、出展の支援を行いました。
◦
「福島大学経営戦略研究会 地域ブランドクリエーター」の認定
10月30日地域ブランドクリエーター第1期生として、当金庫より1名認定されました。
齋 藤 修(役職:福島信用金庫 営業推進部相談統括グループリーダー調査役)
1.連 絡 会 議
7/26 福大連携コーディネーター会議
2.連 携 事 業
6/17 食品の真空パック化の相談対応
① 真空パックのできる業者紹介依頼
森本コーディネーター・丹治副センター長のアドバイスによりハイテクプラザ会津を
紹介、大腸菌等の検査を行う。
7/28 福島市内の PC ソフト制作会社へ
福大のアンドロイド OS 講習会を案内
10/21 福島市産業交流プラザ
福島大学視察セミナー募集文書を全店に配布
3.そ の 他
5/7 福島大学「地域ブランドクリエーター養成講座」申込み
当庫より2名
5/24 ビジネスマッチ東北2010(10/27㈬ 於:仙台市 夢メッセみやぎ)への出展勧誘
64
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
佐 藤 秀 徳(役職:大東銀行営業企画部 調査役)
1.連絡会議等
⑴ 福島大学地域創造支援センター連携コーディネーター等連絡会議
平成22年5月27日・福島テルサ
2.産学官連携への取組等
⑴ 平成22年5月、弊社と CERA のホームページをリンクした。
⑵ 平成22年12月10日弊社事業法人営業係の研修会において、産学官連携強化に向けた研修会を
実施。
⑶ 財団法人福島県産業振興センター、及び福島県主催の 「 メディカルクリエーションふくしま
2010」 へ出展。
松 澤 岩 夫(役職:一般社団法人産業サポート白河 所長)
1.会議・講演会等
平成22年5月27日 産学官連携研究員及び連携コーデイネーター連絡会議
(委嘱状交付、21年度活動報告、22年度事業計画等)
平成22年7月26日 連携コーディネーター研修会
(21年度地域ニーズ調査結果について)
(連携コーディネーター研修について等)
2.情報提供等
企業訪問時、イベント(白河職と食の市等)出展時等に地域創造支援センターの PR を図った。
矢野馬 光 男(役職:㈱ゆめサポート南相馬 産業支援マネジャーインキュベーション・マネジャー)
1.会議セミナー等への出席
◦福島大学地域創造支援センター関連
◦平成22年5月27日 連携コーディネーター等連絡会議
本年度よりコーディネーターを委嘱され、産学官連携の事例発表を行った。
◦平成22年7月26日 連携コーディネーター研修会
◦平成23年1月28日 地域イノベーション創出のための産学官連携セミナー
◦福島大学地域ブランドクリエーター養成講座(第1期生)
◦平成22年6月19日 「1.これからどうなる地域と住民の生活」
「2.地域にも必要な戦略的考え方」
◦平成22年6月26日 「3.体験から語る地域を元気にするプロジェクト」
「4.地域再生に向けたまちづくりの考え方」
◦平成22年7月3日 「5.経営手法とマーケティング戦略」
「6.IT のロングテール現象とインターネットの活用」
◦平成22年8月3日 東京視察「アグリフード EXPO2010」
4日 東京視察「アンテナショップ」
◦福島県商工労働部産業創出課関連
◦平成22年5月24日 第1回 産学官連携の取り組みに係る意見交換会
◦平成22年8月31日 第2回 産学官連携の取り組みに係る意見交換会
◦ハイテクプラザ関連
◦平成22年9月22日 第1回 産学官コーディネーター連絡会議
◦平成22年11月9日 第5回 企業訪問(プラストロン㈱)
2.本学教員の研究・地域連携活動
65
◦平成22年11月9日 ふくしま産学官連携フェア&特許ビジネスセミナー
「南相馬熱伝導率向上技術研究会活動のパネル出展」
◦平成22年12月8日 第2回 産学官コーディネーター連絡会議
2.人 材 育 成
◦
『相双技塾2010』
当講座は、相双地域における産業人材育成プログラムとして産学官連携により2007年度から実
施して本年で4年となる。
本年度の企画運営には、福島県相双地方振興局・福島県立テクノアカデミー浜及び弊社とで連
携を図り、最終的には福島大学副学長 高橋先生・地域創造支援センター副センター長丹治先生
の2名により監修いただいた。
実施運営は弊社が担当し、実施期間は6月28日に始まり11月29日までの5か月間。受講数は延
べ810名程であった。
なお開講式には丹治先生、また閉講式には高橋先生に各々出席いただいた。
3.セミナー実施
◦平成22年5月27日 講 師:福島大学人間発達文化学類教授 初沢 敏生 氏
テーマ:
「県内産業(工業)の将来展望と企業のあり方」
目 的:当セミナーは「ふくしま産業応援ファンド」を活用して、相双地方におけ
る中小企業の新分野進出へ支援するため、継続で3年間実施する予定。
4.出前相談会の実施
◦平成22年8月5日 福島以外での開催が初めてとなる出前相談会を福島大学地域創造支援センター副センター長の
丹治先生・産学官連携コーディネーターの森本先生により、南相馬市内の3社を訪問いただいた。
なお、今後も継続で実施することとしている。
5.地元企業の医療福祉機器の新分野進出に向けた支援
◦平成22年10月6日、12日
地元企業による医療福祉機器への新分野へ進出するため、毎年実施されているメディカルクリ
エーション2010への出展を目標として、出展企業募集の結果、5社より応募された。
支援活動のひとつとして、同分野に精通されている福島大学大学院共生システム理工学研究科
研究プロジェクト型実践教育推進センター特任教授伊藤先生・丹治先生により出展企業5社へ
個別訪問指導を実施いただいた。
なお予定どおり11月25日~26日に出展し、各社とも様々な収穫を得られた。
6.南相馬市「あきいち2010」にキッズサイエンス体験コーナー
◦平成22年10月17日
南相馬市では、従来から実施した「あきいち」で子供を含めた市民の方々に市内の企業を知る
機会として、ものづくり企業や各学校からの出展いただくこととした。
当社では、ものづくり企業の出展と子供がものづくりに興味を持たれるようにとのことから、
福島大学・県立アカデミー浜の協力をいただき「キッズ体験コーナー」を設けた。
内容は次のとおり。
◦ライントレースカー実演(ライト君 3号・4号)
福島大学共生システム理工学類 高橋研究室
◦ロボット実演(二足歩行ロボット)
テクノアカデミー浜 計測制御工学科
◦樹脂成型実演(おゆまる)
、カライドサイクル(大越清美作)
とんぼやじろべえ(林勉 作)
ふくしまサイエンスぷらっとフォーム(spff)
事務局:福島大学総合教育研究センター
◇福島大学関係協力者
◦副学長 高橋 隆行 先生(共生システム理工学類 教授)
◦地域創造支援センター 副センター長 丹治惣兵衛 先生
◦総合教育研究センター 准教授 岡田 努 先生
◦地域連携課 主査 紺野奈津代 氏
◦当日スタッフ 共生システム理工学類 高橋研究室:藤森 優太 氏、三浦 裕文 氏
二見研究室:日置 雄一 氏、美野田友樹 氏
7.産学官連携による技術開発支援
㈱タカワ精密と地元企業4社にて、経済産業省のものづくり補助金を受けて「足こぎ車いす」に
機能搭載するその場回転(超信地旋回)できる新駆動機構の開発に取り組まれた。
副学長高橋先生には、テーマの提供と技術開発に際して技術指導をいただき2010年12月時点で技
術開発することが出来た。
その後も試作機製作の改良へのアドバイス、実用化に向けて引き続き支援を頂いている。
66
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
⑷ 平成22年度科学研究費補助金採択課題一覧
研究区分
研 究 代 表 者
所 属
職名
基盤研究B 共生システム理工学類 教
氏 名
研
究
課
題
授 金澤 等 天然・化学繊維資源の化学的改質による有効利用
〃
共生システム理工学類 教
授 木村 勝彦
縄文時代の集落形成と森林利用に関する考古学的・年
輪年代学・民俗学的研究
〃
行政政策学類
授 功刀 俊洋
小泉内閣期の行政区画再編が地域社会に与えた影響に
ついての総合的研究
〃
共生システム理工学類 准教授 長橋 良隆
カルデラ形成噴火の発生時期と海水準変動に伴う地殻
内応力の変化との関係
〃
人間発達文化学類 教
授 生島 浩
非行臨床における発達障害・精神障害に関わるリスク・
マネージメントの実証的研究
〃
人間発達文化学類 教
授 内山登紀夫
青年期アスペルガー症候群が経験した特別支援教育と
不適応・非行ファクターの関連研究
基盤研究C
教
総合教育研究センター 准教授 岡田 努 「世界史」との関連を重視した理科教材の開発研究
〃
行政政策学類
教
授 千葉 悦子
過疎農村の地域発展と少子化対策の日韓比較研究
外国人定住政策を中心に
〃
人間発達文化学類 教
授 朝賀 俊彦
並列モデルに基づく言語形式と意味の対応に関する基
礎的研究
〃
経済経営学類
教
授 松浦 浩子
国際語としての英語の音声理解及び内容理解に関する
研究
〃
行政政策学類
准教授 大黒 太郎 「極右」政党の政権参加と福祉制度改革の比較政治
〃
経済経営学類
准教授 森 良次
19世紀ドイツにおける中小産業経営の発展とその制度
的基盤に関する研究
〃
経済経営学類
准教授 尹 キョンヨル
次世代移動通信技術体系確立プロセスにおける技術提
携と経営戦略に関する研究
〃
人間発達文化学類 准教授 谷 雅泰
〃
人間発達文化学類 准教授 角間 陽子 家庭科教育におけるエイジング学習プログラムの構築
〃
共生システム理工学類 教
授 石原 正 外乱利用型制御系の系統的設計法の開発
〃
人間発達文化学類 教
授 工藤 孝幾
〃
人間発達文化学類 准教授 中村 恵子 「凍み」操作による農産物の組織形成とその応用
〃
人間発達文化学類 准教授 川田 潤
〃
人間発達文化学類 教
〃
経済経営学類
〃
共生システム理工学類 准教授 石岡 賢 持続可能に向けた製品開発マネジメントに関する研究
―
若者のキャリアガイダンスシステムの構築に向けて
― デンマーク・日本の比較研究 ―
運動学習における学習方略の変容に関する研究:グルー
プ学習による影響に着目して
「長い十九世紀」における人間の移動と想像力の観点か
らの学際的ユートピア研究
授 佐久間康之
言語処理速度が文字及び音声言語理解に及ぼす要因の
基礎研究
准教授 井上 健
伝統的な漁業資源管理体制の再評価に関する包括的な
実証研究
2.本学教員の研究・地域連携活動
研究区分
研 究 代 表 者
所 属
職名
基盤研究C 総合教育研究センター 教
氏 名
授 五十嵐 敦
研
67
究
課
題
職場適応と交代制勤務:生物リズムとメンタルヘルス
から検討する
〃
人間発達文化学類 教
授 松崎 博文 福島県における発達障害幼児の移行支援システムの構築
〃
人間発達文化学類 教
授 相原 義弘
〃
共生システム理工学類 教
授 小山 純正 レム睡眠中の情動反応における扁桃体の役割について
〃
保健管理センター 准教授 渡辺 英綱
〃
共生システム理工学類 准教授 藤本 勝成 順序・組合せ構造制約下における意思決定モデルの構築
〃
人間発達文化学類 准教授 半沢 康
方言調査法の信頼性検討を目的とした調査研究
〃
経済経営学類
教
授 山川 充夫
改正まちづくり三法と歩いて暮らせるまちづくりの経
済地理学
〃
経済経営学類
准教授 中村 勝克
新古典派生産関数のミクロ的基礎付けと生産関数の集
計問題の研究
〃
経済経営学類
准教授 上野山達哉
東北地方の請負コミュニティに関する経営学的研究
〃
人間発達文化学類 准教授 住吉 チカ
自閉性スペクトラム障害の認知基盤:情報体制化能力
の評価とその臨床的意義
〃
人間発達文化学類 教
授 三浦 浩喜
IT 技術および学校空間を利用した児童美術文化の再生
にかかわる実践研究
〃
人間発達文化学類 教
授 鈴木 庸裕
スクールソーシャルワークの現職研修プログラムの開
発的研究
〃
人間発達文化学類 教
授 浜島 京子
子どもの生活改善を目指した教材の開発
― 「健康生活ナビ」の検討 ―
〃
共生システム理工学類 准教授 永幡 幸司 音環境の公正なあり方についての基礎的検討
〃
人間発達文化学類 准教授 小川 宏
10分間の運動プログラムが小学生の体力・運動能力、
学力に与える効果について
〃
行政政策学類
准教授 村 上 雄 一
19世紀から20世紀初頭の豪州における白人性の形成と
日本(人)に関する基礎的研究
〃
行政政策学類
教
ブルデュー没後におけるブルデュー学派の展開とブル
デュー学説の論争的文脈の研究
授 安田 尚
有理型写像の値分布論、特に一意性問題と一次系上の
除外値に関する研究
リジリエンシーの評価および育成による有効な生活習
慣介入法
挑 戦 的
エージェントベースアプローチに基づく環境効率のリ
共生システム理工学類 准教授 石田 葉月
萌芽研究
バウンド効果に関する研究
〃
共生システム理工学類 教
研究活動
経済経営学類
スタート支援
〃
行政政策学類
授 高橋 隆行
手の運動機能再建のための干渉電流による前腕筋の選
択的電気刺激法
准教授 中村 陽人 サービス品質の測定尺度開発
准教授
足 立公志 朗
処分権の限界に関する研究序説ー後継ぎ遺贈に関する
フランス法との比較研究ー
68
福島大学地域創造支援センター年報 2010
研 究 代 表 者
研究区分
所 属
職名
2011年2月
研
氏 名
究
課
題
西崎 伸子
アフリカにおける地方分権化下の野生動物の保護管理
に関する研究
〃
共生システム理工学類 准教授 後藤 忍
流域の仮想集水域指標の開発と環境コミュニケーショ
ン機能の分析
〃
人間発達文化学類 准教授 浅岡 善治 初期ソヴィエト出版政策史研究
〃
行政政策学類
准教授 黒崎 輝
〃
行政政策学類
准教授 丹波 史紀 母子家庭への就労支援と自立に関する実証研究
〃
人間発達文化学類 准教授 吉永 紀子
〃
共生システム理工学類 准教授 三浦 一之 平面グラフの矩形勢力描画アルゴリズムに関する研究
〃
人間発達文化学類 准教授 高谷理恵子 NICU における早産児の発達支援とその効果の検討
〃
人間発達文化学類 准教授 霜鳥 慶邦
20、21世紀イギリス文学・文化における<第一次大戦
神話>の系譜の研究
〃
経済経営学類
准教授 熊本 尚雄
アジア諸国の金融政策運営と為替相場制度選択に通貨
代替が及ぼす影響の実証的研究
〃
経済経営学類
准教授 衣川 修平
繰延税金計上制限の論拠
― 繰延税金のディスカウントの検討
〃
共生システム理工学類 准教授 横尾 善之
気候・地理条件による流況曲線形状の推定と全日本地下
水涵養ポテンシャルマップの作成
〃
経済経営学類
准教授 櫻田 涼子
新たなキャリア・プラトー現象と組織マネジメントに
関する比較研究
〃
経済経営学類
准教授 林
海外研究開発拠点の企業内外における人的交流と研究
成果の関係性
〃
経済経営学類
准教授 吉田 智也 公会計改革における複式簿記導入に関する研究
〃
総合教育研究センター
特 任
板橋 孝幸 戦前農村旧制中学校の郷土教育における人材育成の研究
准教授
〃
共生システム理工学類 准教授 石渡 通徳
臨界ソボレフーハーディ指数をもつ放物型方程式の無
限時間爆発解の挙動に関する研究
〃
人間発達文化学類 准教授 濱野佐知子
複素多様体の解析的集合に関する配置問題の複素幾何
的研究
若手研究B
行 政 政 策 学 類 准教授
正
核時代の国際政治とパグウォッシュ会議における日本
の科学者の割合
教師の省察的実践の創造に資する校内研修プログラム
と授業の臨床的研究のデザイン
―
以下10月転入者
若手研究B 共生システム理工学類
准教授 高原 円 小児のストレス性歯ぎしりの精神生理学的解明
2.本学教員の研究・地域連携活動
69
⑸ 本学研究者の地域貢献 講演記録 2010年2月~2011年1月
氏 名
講
演
題
目
川 本 和 久 勝利への伴走者
高 橋 隆 行 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
佐久間 康 之 「新学習指導要領で英語教育がどう変わるか」
川 本 和 久 勝利への伴走者
高 野 保 夫 伊達市立図書館ネットワーク事業について
中 野 明 德 問題を抱える子どもの支援
小 山 純 正 福島県立医科大学セミナー 睡眠の神経性調節と液性調節
高 野 保 夫 今、求められる教育のあり方と授業づくり
川 本 和 久 勝利への伴走者
星 野 珙 二 協働の樂校② NPO マインドを知ろう
川 本 和 久 勝利への伴走者
中 村 恵 子 みんなですすめよう!食育
真歩仁しょうん 福島県高等学校国際教育研究協議会
第12回国際理解のための英語弁論大会
川 本 和 久 勝利への伴走者
佐 藤 理 夫 明日のエネルギーに対して福島大学ができること
川 本 和 久 勝利への伴走者
生 島
浩 障害の関わる事件・地域支援の現状と新しい動き
小 山 良 太 集落資源の活用と地域づくり
白 石 昌 子 子どもの生活をめぐる学校・家庭・教育の課題
小 山 良 太 軽種馬経営の改善と軽種馬産業の活性化戦略
高
橋
隆
行
講 演 日
講 演 地
2010.2.1
2010.2.2
2010.2.3
2010.2.4
2010.2.4
2010.2.4
2010.2.5
2010.2.5
2010.2.6
2010.2.6
2010.2.8
2010.2.9
2010.2.10
郡
山
市
福
島
市
東 京 都 目 黒区
福
島
市
伊
達
市
福
島
市
福
島
市
郡
山
市
金
沢
市
福
島
市
東
京
福
島
市
須 賀 川 市
2010.2.11
2010.2.12
2010.2.13
2010.2.13
2010.2.15
2010.2.15
2010.2.16
北 塩 原
福
島
福
島
福
島
会津坂下
郡
山
サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
2010.2.16
~2.18
健康と運動 ~手軽にできる運動プログラム~
2010.2.17
福島大学附属小学校
『外国語活動セミナー』
(オーガナイザー) 2010.2.18
家族への働きかけ ― 家族援助の理論と実際
2010.2.18
講演(鼎談)
「会津の地力」
2010.2.19
産業交流フェア福島大学ブース「化石のレプリカづくり」
2010.2.20
産業交流フェア・サイエンス屋台
2010.2.20
バイオディーゼル燃料を作ろう
鈴 木 裕美子
佐久間 康 之
生 島
浩
渡 邊 晃 一
岡 田
努
佐 藤 理 夫・
佐 藤 研 究 室・
化 学 研 究 会
星 野 珙 二 協働の樂校③ 協働の事例
木 村 吉 幸 上太田小学校:特別授業 人とかんきょう 尾瀬の自然とニホンジカ
佐久間 康 之 会津坂下町立若宮小学校『平成21年度小学校外国語活動実践
研究事業実践公開』
(指導助言者)
高 橋 隆 行 福島商工会議所工業部会「ロボット技術とその応用可能性」
川 本 和 久 勝利への伴走者
木 村 吉 幸 清水小学校:特別授業
人とかんきょう 尾瀬の自然とニホンジカ
白 石 昌 子 子どもの発達を保障する教材選び
五十嵐 敦 日本企業における初期キャリア形成
高 橋 隆 行 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
高 野 保 夫 あさかの学園大学文学講座(Ⅱ-2)
川 本 和 久 勝利への伴走者
真歩仁しょうん 福島第2言語習得研究会(FSLARS)
村
市
市
市
町
市
北海道新ひだか町
福
島
市
南 相 馬
福
島
東
会津若松
福
島
福
島
市
市
京
市
市
市
2010.2.20
2010.2.22
福
島
市
二 本 松 市
2010.2.22
会津坂下町
2010.2.22
2010.2.23
2010.2.23
福
福
福
2010.2.24
2010.2.25
2010.2.26
2010.2.26
2010.2.27
2010.2.28
福
島
市
東 京 都 新 宿区
福
島
市
郡
山
市
郡
山
市
福
島
市
島
島
島
市
市
市
70
福島大学地域創造支援センター年報 2010
氏 名
杉
森
大
講
助
佐久間 康 之
今
塘
西
一 男
忠 顕
半
沢
康
中里見 博
川 本 和 久
中里見 博
岡 田
努
川 本 和 久
難 波 謙 二
五十嵐 敦
木 暮 照 正
佐 藤 理 夫
難 波 謙 二
今 西 一 男
川 本 和 久
五十嵐 敦
安 田 俊 広
川 本 和 久
阿子島 功
小 山 良 太
五十嵐 敦
岡 田
努
川 本 和 久
沼 田 大 輔
渡 邊 晃 一
生 島 浩
真歩仁しょうん
渡 邊 晃 一
五十嵐 敦
難 波 謙 二
渡 邊 晃 一
中里見 博
白 石 昌 子
川 本 和 久
小野原 雅 夫
渡
高
邊
橋
晃
隆
一
行
演
題
2011年2月
目
飯豊山微生物ハンター事業の取組結果報告
平成21年度地方の元気再生事業
「喜多方発酵・醸造フォーラム2010」
「小学校における外国語活動の充実に向けて ― 科学的デー
タから見えるもの ― 」
自治体のための「政策形成型研修」を考える
いわき勿来ミツバチプロジェクト公開シンポジウム
自然環境を活かした循環型まちづくり
~生物多様性を意識したまちづくり~
福島市中央学習センター「ふくしまマスターズ大学連絡会講
演会」
25.福島県の方言について
ポルノグラフィの現状と影響 ― 批判の視点と教育の課題
小学生の短距離走
ポルノグラフィの現状と影響 ― 批判の視点と教育の課題
郡山市安積図書館サイエンスワークショップ「音で遊ぼう」
スプリントの練習
山木屋自治会勉強会 地質汚染と浄化法
職場における人材育成とメンタルヘルス
ストレスとやる気
環境に優しい技術を明日の福島へ
共生再生プロジェクト阿武隈川流域水循環系の健全化に関す
る研究第4回ワークショップ
阿武隈川の微細藻類の四季と濁度への貢献
住民による「まちづくり」の作法~身近な景観から考える~
遺伝子とトレーニング
職場における人材育成とメンタルヘルス
運動でカラダもココロも健康に!
スポーツ科学とトレーニング
ペルー ナスカの地上絵の謎
地域資源開発と農村加工ビジネス
職場における人材育成とメンタルヘルス
春休み子ども科学塾「身近な道具でおもしろ実験」
スプリントの技術
大学での学びのおもしろさ
― 福島大学における弁当容器回収の試みから ―
ラジオ福島『現代美術の耳寄りな話』
非行児童への援助
福島第2言語習得研究会(FSLARS)
ラジオ福島『現代美術の耳寄りな話』
産業看護職の役割と課題
産廃問題シンポジウム「もうゴミはいらない!」 山木屋自
治会 富岡興業山木屋管理型産業廃棄物処分場の現状
ラジオ福島『現代美術の耳寄りな話』
憲法タウンミーティング「憲法を知らずして日本を語れるか!」
生きる・考える・表現する
勝利への伴走者
NHK 文化センター「哲学って何だろう?」(全4回)
ラジオ福島『現代美術の耳寄りな話』
アカデミアコンソーシアム設立記念式典「大学連携コンソー
シアムに期待されるもの」
講 演 日
講 演 地
2010.3.2
喜 多 方 市
2010.3.3
山 形 県 山 形市
2010.3.5
2010.3.5
富
谷
町
い わ き 市
2010.3.5
福
2010.3.5
2010.3.6
2010.3.6
2010.3.7
2010.3.7
2010.3.9
2010.3.10
2010.3.10
2010.3.10
2010.3.11
大
阪
筑
後
吹
田
郡
山
筑
後
川
俣
郡
山
新
地
い わ き
福
島
2010.3.13
2010.3.14
2010.3.16
い わ き 市
東
京
2010.3.16
2010.3.18
2010.3.20
2010.3.23
2010.3.24
2010.3.27
2010.3.27
2010.4.4
~4.5
2010.4.5
2010.4.9
2010.4.10
2010.4.12
2010.4.17
2010.4.18
2010.4.19
2010.4.21
2010.4.22
2010.4.23
2010.4.24
~7.24
2010.4.26
2010.4.28
島
市
市
市
市
市
市
町
市
町
市
市
喜 多 方 市
新
地
町
福
島
市
山 形 県 酒 田市
福 島 県 小 野町
喜 多 方 市
郡
山
市
東
京
福
島
市
福
東
福
福
福
川
島
島
島
島
俣
市
京
市
市
市
町
福
島
福
島
い わ き
福
島
福
島
市
市
市
市
市
福
福
市
市
島
島
2.本学教員の研究・地域連携活動
氏 名
塘
忠
講
顕
五十嵐 敦
岡 田
努
岡
田
努
木 暮 照 正
五十嵐 敦
鈴 木 裕美子
高 野 保 夫
中里見 博
難
波
塘
謙
二
忠
顕
星
川
鶴
野
本
巻
珙
和
正
二
久
子
二
見
亮
弘
五十嵐 敦
中里見 博
中 畑
淳
星 野 珙 二
五十嵐 敦
高 野 保 夫
塘
忠 顕
中里見 博
五十嵐 敦
黒 沢 高 秀
小 山 純 正
五十嵐 敦
木 暮 照 正
塘
忠 顕
五十嵐 敦
五十嵐 敦
岡 田
努
小 山 良 太
佐久間 康 之
鈴 木 裕美子
演
題
目
日本動物学会東北支部一般公開シンポジウム
「親子で楽しむ動物学11 春の女神 ギフチョウ羽化観察会」
昆虫の世界 ~その形態の不思議~
高校生のキャリア形成について
㈶中央教育研究所主催理科実験セミナー in 郡山
「理科が苦手な先生のための楽しい理科教室」
郡山市ふれあい科学館サイエンスフェスティバル
「単極モータをつくろう」
気持ちとやる気のセルフマネージメント
職場のメンタルヘルス対策
健康な体をつくるための手軽な運動
福島大学附属小学校事前研究会
ネットゲーム(性暴力関係)と規制について
― その現状と学校に求めること
平成22年度「清らかな湖、美しい猪苗代湖の水環境研究協議
会」総会 猪苗代湖の大腸菌群を構成する種
水環境教育実践講座せせらぎスクール入門コース
水生生物の生態 ~水生生物調査を実施するに当たって~
農産物直売所を核とした
勝利への伴走者
附属特別支援学校学校公開研究授業事前検討会指導
仙台三高の進路講演会 大学の理工系ではどんな教育が行わ
れるか
職場における人材育成とメンタルヘルス
女も男も<対等・平等に>人間らしく生きていける社会にす
るために……
モーツァルト 音楽の旅1
トヨタ生産方式について
雇用管理セミナー;職場の人材マネジメント
霊山中央公民館文学講座⑴
水環境教育実践講座せせらぎスクール入門コース
水生生物の生態 ~水生生物調査を実施するに当たって~
“子どもを守りたい!”
― 子どもの買春、ポルノ、性的搾取のない明日へ
高校生のキャリア形成について
外来生物問題基礎知識.
高齢者・成人合同学級 脳とともに生きる
― いつまでも健やかに生きるための脳のしくみについて ―
新任教員のキャリア形成について
子どものやる気を上げるために:相応しい大人の接し方とは?
環境省・国土交通省共催「水環境を考えるシンポジウム」
豊かな自然と共生する社会を目指して
~水環境の保全と生物多様性~
生きものの個性とつながりを意識した水環境の保全
高校生のキャリア形成について
職場の人材マネジメントとメンタルヘルス
附属小学校 H22年度研究公開「授業者と語り合う会」
指導助言
日本農協における協同組合間協同と地域社会連携
「外国語活動公開授業及び授業者と語り合う会」
『平成22年度福島大学附属小学校研究公開』(研究協力者)
生活習慣病を防ぐ運動プログラム
71
講 演 日
講 演 地
2010.4.29
福
島
市
2010.4.30
2010.5.1
長
郡
沼
山
町
市
2010.5.2
郡
山
市
2010.5.7
2010.5.10
2010.5.11
2010.5.12
会津美里町
福
島
市
郡
山
市
福
島
市
2010.5.14
原
2010.5.14
猪 苗 代 町
2010.5.15
富
岡
町
2010.5.20
2010.5.21
2010.5.21
福
福
島
島
市
市
2010.5.21
福
仙
島
台
市
市
2010.5.22
2010.5.22
福
郡
島
山
市
市
2010.5.22
2010.5.26
2010.5.28
2010.5.28
2010.5.29
福
島
猪 苗 代
郡
山
伊
達
会津若松
市
市
市
市
市
2010.5.30
横
浜
市
2010.6.1
2010.6.1
2010.6.1
伊
郡
郡
達
山
山
市
市
市
2010.6.2
2010.6.2
2010.6.2
猪 苗 代 町
福
島
市
福
島
市
2010.6.3
2010.6.4
2010.6.4
二 本 松 市
福
島
市
福
島
市
2010.6.4
2010.6.4
韓国ソウル
福
島
市
2010.6.4
福
町
島
市
市
72
福島大学地域創造支援センター年報 2010
氏 名
講
演
題
2011年2月
目
高 野 保 夫 福島大学附属小学校公開研究会⑴
星 野 珙 二 農産物の SCM(ロジスティクス学会基調講演)
岡 田 努 附属小学校 H22年度研究公開「理科分科会」指導助言
佐久間 康 之 小学校外国語活動セミナー
高 野 保 夫 福島大学附属小学校公開研究会⑵
浜 島 京 子 福島大学附属小学校 H22年度研究公開
家庭科部会 指導助言
中里見 博 性暴力の連続体と性の売買 ― 性的人格権の確立を
生 島
浩 犯罪者等処遇における家族への働きかけ
五十嵐 敦 職場における人材育成とメンタルヘルス
川 本 和 久 スプリントの技術
白 石 昌 子 メディアの影響と、今子どもたちにとって必要なこと
真歩仁しょうん 平成21年度福島大学の「公開講座」「北アメリカの英語発音」
白 石 昌 子 遊びを通しての総合的な指導
菅 家 礼 子 平成22年度福島大学附属特別支援学校学校公開
中学部指導助言
鈴 木 裕美子 生活習慣病を防ぐ運動プログラム
鶴 巻 正 子 附属特別支援学校学校公開研究授業指導
岡 田
努 福島大・郡山市ふれあい科学館連携事業
おもしろ科学びっくり箱 「音の不思議」
谷
雅 泰 大阪経済大学 大学改革の中での地方国立大学の現状
塘
忠
顕 いわき勿来ミツバチプロジェクト勉強会
日本の外来生物問題
川 本 和 久 勝利への伴走者
黒 沢 高 秀 「自然環境と人間」
:生態学入門
高 野 保 夫 第1回日本教育公務員弘済会公益事業
真歩仁しょうん 平成22年度福島大学の「公開講座」「北アメリカの英語発音」
川 本 和 久 コーチング
島 田 邦 雄 第7回 MCF コンソーシアム&日本実験力学会流体機能化分
科会公開研究会
青 木 真 理
青 木 真 理
鈴 木 裕美子
高 野 保 夫
生 島
浩
中里見 博
中 畑
淳
五十嵐 敦
五十嵐 敦
岡 田
努
男女共同参画センター講座 個性を大事にする子育て
郡山佛教会 カウンセリング的な話しの聴き方
生活習慣病を防ぐ運動プログラム
湖南小中学校授業研究会
非行少年とその家族への援助
インターネット時代のポルノグラフィの現状
モーツァルト 音楽の旅2
職場における人材育成とメンタルヘルス
中学生のキャリア形成について
関東経済産業局知的財産教育支援事業
古河市立古河第二小学校「サイエンスショー」
生 島
浩 附属特別支援学校 問題行動のある子どもを抱える保護者支
援について
杉 森 大 助 微生物による廃水処理と酵素を用いた物質生産
平成22年度日本化学会東北支部福島地区講演会
鶴 巻 正 子 発達障がいの早期の気づきと支援
難 波 謙 二 日本化学会東北支部福島地区講演会
有害物質による環境汚染と環境微生物
― ロハスなバイオテクノロジー ―
川 本 和 久 勝利への伴走者
講 演 日
講 演 地
2010.6.4
2010.6.4
2010.6.5
2010.6.5
2010.6.5
2010.6.5
福
福
福
福
福
福
2010.6.5
2010.6.8
2010.6.9
2010.6.9
2010.6.9
2010.6.9
2010.6.10
2010.6.11
横
浜
東
須 賀 川
掛
川
福
島
福
島
福
島
福
島
市
京
市
市
市
市
市
市
2010.6.11
2010.6.11
2010.6.12
福
福
郡
市
市
市
2010.6.12
2010.6.13
大
阪
市
い わ き 市
2010.6.16
2010.6.16
2010.6.16
2010.6.16
2010.6.17
2010.6.17
郡
山
福
福
東
2010.6.18
2010.6.18
2010.6.18
2010.6.18
2010.6.19
島
島
島
島
島
島
島
島
山
山
形
島
島
市
市
市
市
市
市
市
市
市
市
京
秋田県由利本荘市
2010.6.19
2010.6.19
2010.6.21
2010.6.22
2010.6.23
郡
山
市
郡
山
市
福
島
市
郡
山
市
神奈川県横浜市
東京都港区
福
島
市
福
島
市
南 会 津 町
茨 城 県 古 河市
2010.6.23
福
島
市
2010.6.23
郡
山
市
2010.6.23
郡
山
市
2010.6.23
郡
山
市
2010.6.24
福
島
市
2.本学教員の研究・地域連携活動
氏 名
講
演
題
目
五十嵐 敦
高 野 保 夫
新 井 浩
看護現場における組織マネジメントとメンタルヘルス
霊山中央公民館文学講座⑵
福島大学付属中学校学校公開「学習指導法研究会」
美術分科会 研究授業指導
角 間 陽 子 附属中学校での助言指導
意思決定プロセスを学ぶ家庭科・消費生活の授業
小 山 良 太 体験から語る「地域を元気にするプロジェクト」
― 6次産業化と地「消」地「産」 ―
佐久間 康 之 福島大学附属中学校「公開授業Ⅰ、Ⅱ及び教科分科会」
『平成22年度 福島大学附属中学校研究公開』(研究協力者)
塘
忠 顕 福島県立福島高等学校 SSH クラス 摺上川の水生生物調査
星 野 珙 二 農産物の SCM(日本経営工学会東北部会)
佐 藤 理 夫・ 菜の花収穫祭 実演!バイオディーゼル燃料を作ろう
佐 藤 研 究 室
澁 澤
尚 白川漢字学と古代歌謡
塘
忠 顕 大玉村立玉井小学校総合学習
安達太良川上流の水生生物調査
五十嵐 敦 学校における発達に応じたキャリア教育
生 島
浩 福島工業高校 特別な支援が必要な生徒とは
衛 藤 安 治 附属幼稚園 早期英語教育を考える
佐久間 康 之 「小学校外国語活動 VS 中学校英語:科学的データから見え
るもの」
鶴 巻 正 子 発達障がいの理解と支援について
岡 田
努 「未来を担う科学と国際理解の目」育成プロジェクト事業
いわき市立四倉中学校「論文の作成について」
熊 本 尚 雄 南陽高校模擬講義
「市場経済のメカニズム~経済学的に考える~」
谷
雅 泰 福島県立安積高校(模擬講義) 教師になるということ
今 西 一 男 住民による自主的な「まちづくり」
~都市計画論・都市社会学・社会調査論の視点から~
五十嵐 敦 職場における人材育成とメンタルヘルス
川 本 和 久 勝利への伴走者
高 野 保 夫 あさかの学園大学文学講座(Ⅱ-1)
小 山 良 太 「食」と「農」の連携による新たな展開の可能性
黒 沢 高 秀 こんな所に自然が! 郡山駅前の植物観察
中 野 明 德 発達障害と不登校
鈴 木 裕美子 毎日を元気に ~認知症と寝たきり予防~
塘
忠 顕 福島県立福島高等学校 SSH クラス 水生生物の調べ方
吉 田 智 也 福島県立葵高等学校分野別進路講演会
会計における「成績表」
黒
沢
高
秀
五十嵐 敦
佐 野 孝 治
鈴 木 裕美子
高 野 保 夫
高 橋 隆 行
真歩仁しょうん
小 山 良 太
沼 田 大 輔
なぜ美しい? 花の形態と機能
送粉生態学(ポリネーションバイオロジー)への招待
学校現場の人材育成とメンタルヘルス
ストリート・チルドレンを救う100の方法
健康と運動 ~事故にあわないために~
第2回日本教育公務員弘済会公益事業
産学官交流の集い・パネルディスカッション
「地域からの発信!~これからの産学官連携の取り組みについて~」
福島第2言語習得研究会(FSLARS)
地域資源と加工品ビジネス2
弁当容器の回収から環境問題を考えてみよう
73
講 演 日
講 演 地
2010.6.25
2010.6.25
2010.6.26
埼 玉 県 川 口市
伊
達
市
福
島
市
2010.6.26
福
島
市
2010.6.26
福
島
市
2010.6.26
福
島
市
2010.6.26
2010.6.26
2010.6.27
福
島
市
福
島
市
須 賀 川 市
2010.6.27
2010.6.28
郡
大
2010.6.29
2010.6.29
2010.6.30
2010.6.30
新 潟 県 新 潟市
福
島
市
福
島
市
千 葉 県 松 戸市
2010.6.30
2010.7.1
福
島
市
い わ き 市
2010.7.1
南
陽
市
2010.7.1
2010.7.2
郡
郡
山
山
市
市
2010.7.2
2010.7.2
2010.7.2
2010.7.3
2010.7.4
2010.7.4
2010.7.5
2010.7.5
2010.7.5
白
福
郡
福
郡
福
福
福
河
島
山
島
山
島
島
島
市
市
市
市
市
市
市
市
会 津 若 松 市
2010.7.6
大
玉
村
2010.7.6
2010.7.6
2010.7.6
2010.7.6
福
福
福
福
島
島
島
島
市
市
市
市
2010.7.7
福
島
市
2010.7.7
2010.7.8
2010.7.8
福
郡
郡
島
山
山
市
市
市
山
玉
市
村
74
福島大学地域創造支援センター年報 2010
氏 名
小
山
純
講
正
演
題
2011年2月
目
講 演 日
講 演 地
福島大学・公開講座 脳の不思議をさぐる⑴
ものを見る脳について
あさかの学園大学文学講座(Ⅱ-2)
モーツァルト 音楽の旅3
財政危機 ‼ 日本は回避できるか?
今、子どもたちにとって必要なのは?
毎日を元気に ~認知症と寝たきり予防~
中学生のキャリア形成について
からだの表現
柳津中学校「父母と教師の会」
講演会「人はなぜ学び、なぜ働くのか?」
福島県立磐城桜が丘高校(模擬講義)
教師になるということ
「未来を担う科学と国際理解の目」育成プロジェクト事業
浪江町立津島中学校「論文の作成について」
福島大学・公開講座 脳の不思議をさぐる⑵
夢を見る脳について
吉成カフェ“Zac ばらん”
「福島大学発 文理融合プロジェクト誕生までの軌跡」
郡山市ふれあい科学館サイエンスフェスティバル
川本塾1
田村高校特進クラス模擬授業学習合宿
「学ぶってどういうこと?」
2010.7.9
福
2010.7.9
2010.7.10
2010.7.11
2010.7.11
2010.7.12
2010.7.13
2010.7.13
2010.7.15
郡
山
福
島
郡
山
福
島
福
島
郡
山
い わ き
柳
津
2010.7.15
2010.7.16
い わ き 市
浪
江
町
2010.7.16
福
島
市
2010.7.16
仙
台
市
2010.7.17
2010.7.19
2010.7.21
郡
福
郡
山
島
山
市
市
市
久 勝利への伴走者
食育について
世界と日本の水事情について
勝利への伴走者
福島大学・公開講座 脳の不思議をさぐる⑶
健やかに生きるための脳について
佐久間 康 之 「小学校外国語活動の充実に向けて:科学的データから見え
るもの」
塘
忠 顕 小教研福島地区会課題別研修会 「環境教育研修会」
水生昆虫の名前を調べよう
岡 田
努 二本松中央公民館 なかよしチャレンジルーム
「紙って不思議 ⁉ ブーメラン作り」
川 本 和 久 スプリントの練習
川 本 和 久 スプリントの練習
川 本 和 久 勝利への伴走者
塘
忠 顕 県中教研理科部研修会 摺上川中流の水生生物調査
浜 島 京 子 家庭や地域とかかわり、生活力を高める家庭科教育
中 村 恵 子 大学生の食生活の実態について
岡 田
努 サイエンスカフェ「台所の科学」
佐久間 康 之 「英語理解における記憶の役割と評価」
2010.7.21
2010.7.21
2010.7.22
2010.7.23
2010.7.23
米
福
福
相
福
沢
島
島
馬
島
市
市
市
市
市
2010.7.23
青 森 県 青 森市
2010.7.23
福
2010.7.24
二 本 松 市
2010.7.24
2010.7.25
2010.7.26
2010.7.26
2010.7.27
2010.7.27
2010.7.29
2010.7.30
広
帯
帯
福
弘
福
郡
野
広
広
島
前
島
山
町
市
市
市
市
市
市
杉
森
大
助
2010.7.30
島
阪
市
市
高
松
渡
野
﨑
邊
保
博
晃
夫
文
一
油汚染排水の微生物処理技術の開発とホスホリパーゼの開発
住友化学㈱・有機合成研究所第893回コロキウム
霊山中央公民館文学講座⑶
発達障害の理解と支援
公開講座 「Life Drawing」
福
大
伊
福
福
達
島
島
市
市
市
小
山
良
太
組合員間の協同を深める教育文化活動
黒
沢
高
秀 「植物」を通して森林を観る、自然との共生を考える
高 野 保 夫
中 畑
淳
阿 部 高 樹
白 石 昌 子
鈴 木 裕美子
五十嵐 敦
鈴 木 裕美子
小野原 雅 夫
谷
岡
雅
泰
努
田
小
山
純
正
高
橋
隆
行
岡 田
努
川 本 和 久
小野原 雅 夫
川
本
和
中
柴
川
小
村
崎
本
山
恵
直
和
純
子
明
久
正
2010.7.30
2010.7.30
2010.7.30
~7.31
2010.8.2
2010.8.2
~8.3
島
島
市
市
市
市
市
市
市
市
町
市
東京都千代田区
大
玉
村
2.本学教員の研究・地域連携活動
氏 名
講
演
題
目
川 本 和 久 勝利への伴走者
佐久間 康 之 「小学校外国語活動 VS 中学校英語:科学的データから見え
るもの」
生 島
浩 ひきこもりやニートなどの問題を抱えた家族への支援
中 村 恵 子 学校における食育について
川 本 和 久 勝利への伴走者
木 村 吉 幸 福島県生物同好会総会講演
二本松市木幡川のアメリカミンクとイタチ
中 村 恵 子 学校における食育について
渡 邊 晃 一 第63回全国造形教育研究大会福島大会講演
『今日の芸術教育の実践 〜教科内容学研究の現状から〜』
小 山 良 太 日本における6次産業化の意義と展望
菅 家 礼 子 「体ほぐしの運動の主旨を踏まえた学習指導の在り方」
塘
忠 顕 県中教研理科部臨地実技講習会 郷土の自然に学ぶ
~昆虫類のからだのつくり
中 村 恵 子 学校における食育について
佐 藤 理 夫・ サイエンス屋台村 つくって遊べるスライム屋さん
化 学 研 究 会
佐藤理夫・教育 サイエンス屋台村 発泡スチロール軍団と遊ぼう
GP メ ン バ ー
高 橋 隆 行 福島大学オープンキャンパス 模擬講義
沼 田 大 輔 弁当容器の回収から環境問題を考えてみよう
青 木 真 理 三重県教育相談継続的研修支援サプリメント講座
五十嵐 敦 学校教育とキャリア教育
白 石 昌 子 遊びを通しての総合的な指導
杉 浦 弘 一 暑熱環境下での運動
白 石 昌 子 幼児の発達を支える教材
角 間 陽 子 これからの家庭科教育
― 「A 家族・家庭と子どもの成長」を中心に ―
川 本 和 久 福大陸上部の挑戦
塘
忠 顕 緑と水の森林基金助成事業
「天然記念物駒止湿原の昆虫・動物生息調査」中間発表会
天然記念物「駒止湿原」の動物相調査
~はじめに、昆虫相調査、中間まとめ~
白 石 昌 子 音楽をバックに楽しむ遊び
難 波 謙 二 那須塩原市産業廃棄物処分場対策協議会
安定型産業廃棄物最終処分場と地下水水質との関係について
岡 田
努 産業交流プラザものづくり体験講座
「電気と磁石の歴史:単極モータをつくろう」
生 島
浩 子の苦労と親の苦労 ― 学校臨床の観点から
中 村 恵 子 学校における食育について
生 島
浩 危機にある青少年を持つ家族への援助について
塘
忠 顕 第1回あだたら生物クラブ
ガマズミの樹木上に見られる小動物たち
生 島
浩 現場で使える保護者面接
佐久間 康 之 「小学校外国語活動の実践に向けての創意工夫」
岸 波 晃 代・ 東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター研究集会
難 波 謙 二 「水圏生態系の生産力解析」
阿武隈川の微細藻類の分布
筒 井 雄 二 福島成蹊高等学校教育講座 「学習と記憶の基礎」
75
講 演 日
講 演 地
2010.8.3
2010.8.3
二
宮
町
栃木県那須塩原市
2010.8.4
2010.8.4
2010.8.5
2010.8.5
白
河
白
河
南 相 馬
福
島
2010.8.5
2010.8.5
須 賀 川 市
福
島
市
2010.8.6
2010.8.6
2010.8.6
北 海 道 札 幌市
福
島
市
鏡
石
町
2010.8.6
2010.8.7
会津美里町
福
島
市
2010.8.7
福
2010.8.8
2010.8.8
2010.8.9
2010.8.9
2010.8.9
2010.8.9
2010.8.10
福
島
市
福
島
市
三重県津市
福
島
市
福
島
市
福
島
市
福
島
市
2010.8.11
米
2010.8.17
2010.8.17
福
島
市
南 会 津 町
2010.8.18
2010.8.19
郡
山
市
那須塩原市
2010.8.20
福
2010.8.20
2010.8.20
2010.8.21
2010.8.21
埼 玉 県 川 口市
南 会 津 町
東
京
大
玉
村
2010.8.23
2010.8.24
2010.8.24
~8.25
2010.8.25
福
島
市
宮 城 県 石 巻市
岩 手 県 大 槌町
福
島
沢
島
島
市
市
市
市
市
市
市
市
76
福島大学地域創造支援センター年報 2010
氏 名
岡
講
演
題
2011年2月
目
田
努 関東経済産業局知的財産教育支援事業
「おもしろ実験メニューの活用をめぐって ― エピソード科
学史をこえよう ― 」
高 野 保 夫 霊山中央公民館文学講座⑷
松 﨑 博 文 生涯現役 ― 人生に余生なんてない ―
木 暮 照 正 これからの学校支援の在り方
渡 邊 晃 一 わくわく Jr . カレッジ 『現代美術・クリニック』コース
『
「からだ」の見方、描き方』
塘
忠 顕 水環境教育実践講座水環境総合コース
水生生物を用いた水質判定
小 山 良 太 「宿・食・観」連携 ― 地消地産とふくしま STYLE ―
五十嵐 敦 職場における人材育成とメンタルヘルス
川 本 和 久 勝利への伴走者
松 﨑 博 文 発達障害児の理解と早期からの支援
川 本 和 久 スポーツにおけるアスタキサンチンの優位性
阿 部 高 樹 「財政危機」ってなんだろう?
岡 田
努 福島県農業総合センターまつり「万華鏡つくり」
川 本 和 久 川本塾2
塘
忠 顕 西郷くらしの会第7回ステップアップ講座
水生生物を用いた水質判定
渡 邊 晃 一 公開講座 「Life Drawing」
岡
田
生
島
努
男女共生センター未来館フェスティバル
「偏光シートを使ったオブジェ作り」
浩 現代の反社会的青年たち ― 犯罪臨床の理論と実際
真歩仁しょうん
高 野 保 夫
五十嵐 敦
大 野 正 智
中里見 博
小 山 純 正
佐久間 康 之
高 野 保 夫
五十嵐 敦
塘
忠 顕
川 本 和 久
生 島
浩
星 野 珙 二
岡 田
努
杉
森
大
助
高
小
野
川
保
夫
宏
福島市立吉井田小学校ボランティア教師
3・4年生対象した「英語・国際理解学習」
第3回日本教育公務員弘済会公益事業
職場における人材育成とメンタルヘルス
出張模擬授業 経済学入門
ポルノ規制をめぐる諸問題
― 認識枠組み、被害類型、法規制の諸論点
福島商工会議所 工業部会 脳と身体の生理学
「小・中・高の学習指導要領改訂に伴う英語教育のあり方」
伝え会う力を育てる
― 話す力・聞く力を高める指導法の工夫
親子関係と子どのも成長
広瀬川・古川等流域及び周辺地域の水環境活動交流会
生きものの個性とつながりを意識した水環境の保全
~県北地域の水生生物を中心に~
勝利への伴走者
子どもの苦労と親の苦労 ― 家族臨床の観点から
県北技塾 生産管理Ⅰ
関東経済産業局知的財産教育支援事業 本郷中学校
「サイエンスショーのすすめ方」
油脂汚染排水の微生物処理技術の開発
福島市産学連携推進事業
平成22年度「第2回産学連携セミナー」
白河市立白河第一小学校授業研究会
秋田県立湯沢高等学校 高大連携アドバンスト講義
「スポーツと文化」
講 演 日
講 演 地
2010.8.27
茨 城 県 鉾 田市
2010.8.27
2010.8.27
2010.8.28
2010.8.28
~8.29
2010.8.29
伊
達
福
島
須 賀 川
福
島
市
市
市
市
郡
市
2010.9.1
2010.9.2
2010.9.2
2010.9.2
2010.9.3
2010.9.4
2010.9.4
2010.9.4
2010.9.4
会津若松市
福
島
市
仙
台
市
会津若松市
東
京
郡
山
市
郡
山
市
福
島
市
西
郷
村
2010.9.4
~9.5
2010.9.5
福
2010.9.5
2010.9.6
~9.17
2010.9.7
2010.9.8
2010.9.8
東
福
2010.9.8
東京都千代田区
2010.9.9
2010.9.9
2010.9.10
福
島
市
相
馬
市
西 会 津 町
2010.9.11
2010.9.12
郡
伊
2010.9.13
2010.9.13
2010.9.13
2010.9.14
会津若松市
青
森
市
福
島
市
栃 木 県 河 内郡
2010.9.14
福
2010.9.14
2010.9.15
白
河
市
秋 田 県 湯 沢市
山
島
市
二 本 松 市
島
京
市
福
島
市
富
岡
町
須 賀 川 市
山
達
島
市
市
市
2.本学教員の研究・地域連携活動
氏 名
講
佐 藤 理 夫・
佐 藤 研 究 室
森 田 道 雄
小 山 良 太
五十嵐 敦
川 本 和 久
照 沼 かほる
辻 みどり
川 本 和 久
真 田 哲 也
演
題
目
熊 本 尚 雄
木 暮 照 正
佐久間 康 之
生
高
島
橋
高
岡
野
田
隆
保
浩
行
夫
努
中里見 博
黒
佐
沢
藤
高
理
秀
夫
佐藤理夫・福島
県循環型農業
課・関係市町村
塘
忠 顕
講 演 日
講 演 地
実演!バイオディーゼル燃料を作ろう
2010.9.15
福
安積黎明高校 模擬授業 21世紀の学びとは
地域産業の6次化について ― 農商工連携と地消地産 ―
看護現場における組織マネジメントとメンタルヘルス
勝利への伴走者
市民大学講座「映画から見るアメリカの社会と文化⑵ ハリ
ウッド映画と
“アメリカ”
主義 ―“アメリカ”らしさの表現」
ヴィクトリア朝の社会と文化~生活と生きる美術
川本塾3
経済入門
2010.9.15
2010.9.16
2010.9.17
2010.9.17
2010.9.17
郡
山
市
福
島
市
埼 玉 県 川 口市
福
島
市
福
島
市
2010.9.19
2010.9.20
2010.9.21
~9.22
2010.9.22
2010.9.22
2010.9.22
い わ き 市
福
島
市
福
島
市
相
福
福
馬
島
島
市
市
市
2010.9.24
2010.9.26
2010.9.26
伊
楢
岩
達
葉
手
市
町
県
2010.9.26
福
島
市
2010.9.28
2010.9.28
2010.9.28
2010.9.28
2010.9.29
2010.9.29
2010.9.30
福
島
市
福
島
市
二 本 松 市
福
島
市
福
島
市
岐 阜 県 岐 阜市
二 本 松 市
2010.10.1
2010.10.1
2010.10.1
会津若松市
会津若松市
会津若松市
2010.10.1
2010.10.1
東
東
佐久間 康 之 『第62回福島県高等学校英語弁論大会』(審査員)
白 石 昌 子 幼児の生活リズムとメディアの問題
森 田 道 雄 平成22年度高等学校と福島大学との研究協議会
なぜ「学びのナビ」を作ったか
高 野 保 夫 霊山中央公民館文学講座⑸
黒 沢 高 秀 生物多様性の保全 木戸川の植物と外来植物問題入門
杉 森 大 助 リン脂質加水分解酵素
「ホスホリパーゼ」の触媒作用機構の解明を目指して
日本化学会東北支部平成22年度化学系学協会東北大会
「生体分子セッション」
真歩仁しょうん 福島第2言語習得研究会(FSLARS)
阿 部 成 治 地球温暖化防止について ― 今、私たちにできること
五十嵐 敦
澁 澤
尚
高 野 保 夫
小 山 純 正
真 田 哲 也
佐 野 孝 治
77
大学教育とキャリア教育
漢文で学ぶ寓話の世界
福島市立飯野小学校授業研究会
福島大学模擬授業(尚志高校)眠りと夢の不思議について
福島大学の教員評価の取り組み経過について
「日本モデル」から「韓国モデル」へ
韓国の外国人労働者政策に学ぶ
会津学鳳高校模擬講義「身近な経済学」
気持ちとやる気のセルフマネージメント
福島県立会津学鳳高等学校「英語のリーディング及びリスニ
ング学習における重要ポイントとは?」(高校出前講義)
有罪判決後の被告の人生
イノベーション・ジャパン新技術説明会「ゼロバックラッ
シュ・小型・高出力精密アクチュエータと医療機器応用」
伊達市立図書館読書環境の整備について
東松島市立図書館サイエンスワークショップ科学今昔物語
「100年前の実験に挑戦 ‼ ― 虹車をつくろう」
ポルノ規制と「表現の自由」―「虐待の自由」は権利では
ない
隠れた絶滅危惧植物たち 新種、未発表種、忘れられた種
ふくしま環境エネルギーフェア 新エネルギーシンポジウム
コーディネーター
ふくしま環境エネルギーフェア
バイオマスタウン構想策定市町村 出展
大玉村立玉井小学校総合学習
安達太良川下流の水生生物調査
島
市
京
京
2010.10.1
伊
2010.10.2
宮城県東松島市
達
市
2010.10.2
東 京 都 新 宿区
2010.10.3
2010.10.3
つ く ば 市
郡
山
市
2010.10.3
郡
山
市
2010.10.4
本
宮
市
78
福島大学地域創造支援センター年報 2010
氏 名
講
星 野 珙 二
五十嵐 敦
五十嵐 敦
岡 田
努
川 本 和 久
川 本 和 久
高 野 保 夫
田 村 奈保子
阿子島 功
五十嵐 敦
岡 田
努
川 本 和 久
岡 田
努
川
川
菅
本
本
家
和
和
礼
青
川
小
木
本
山
真
和
純
久
久
子
演
題
2011年2月
目
県北技塾 生産管理Ⅱ
職場における人材育成とメンタルヘルス
看護現場における組織・人材マネジメント
二本松市立川崎小学校 PTA 教育講演会「サイエンスショー」
勝利への伴走者
勝利への伴走者
霊山中央公民館文学講座⑹
美術館の誕生~ルーヴル
山形県内の災害考古学
職場のメンタルヘルス対策
こむこむご当地サイエンス 「単極モータつくり」
スプリントの練習
ごちそう・ふくしま満喫フェア2010
「福島大学ブース 大豆で巨大地球儀をつくろう」
川本塾4
勝利への伴走者
平成22年度福島大学附属特別支援学校学校
教育実践研修会事前研究会 中学部指導助言
田村市立西向小学校 PTA 講演 子どもの心を理解する
勝利への伴走者
理
久
正 第38回福島県私学教育研修会
「見る」ことから覗く脳の世界の不思議
五十嵐 敦 職場の人材マネジメントとメンタルヘルス
小 川
宏 福島県スポーツリーダー兼認定員養成講習会
「文化としてのスポーツ」
渡 邊 晃 一 シンポジウム 「環境とアート」
白 石 昌 子 子どもの心と体を豊かに育てるには
佐久間 康 之 「小学校外国語活動の充実に向けて:科学的データから見え
るもの」
鶴 巻 正 子 附属特別支援学校教育実践研修会事前指導
浜 島 京 子 有用感・存在感のある家庭科教育に向けて
半 沢
康 26.福島県の方言について
松 﨑 博 文 福島県立石川高校 発達障害の理解と支援
― 特殊教育から特別支援教育へ ―
小野原 雅 夫 中学校・高等学校経験者研修Ⅰ
「思考力・表現力を高める社会科学習指導」
佐久間 康 之 『平成22年度 福島県小学校教育研究協議会 生活科・総合
研究部会福島大会』
(指導助言者)
高 野 保 夫 福島県教育センター・読みの力を高める授業の改善
阿 部 高 樹 財政危機 ‼ 日本は大丈夫か?
浜 島 京 子 子どもの生活・実態から見える家庭教育の課題
「今、家庭では何をしなければならないか」
松 﨑 博 文 障害者理解と特性に応じた支援
林
修 市民大学講座
「フランス美術からみたフランス ― 印象派とジャポニスム」
五十嵐 敦 最近の職場事情とメンタルヘルス
今 西 一 男 入門・区画整理と「まちづくり」
岡 田
努 少年少女発明クラブ九州・沖縄ブロック合同研修会
「ものづくりにおける科学・技術・社会」
黒 沢 高 秀 秋の植物観察
講 演 日
講 演 地
2010.10.5
2010.10.6
2010.10.6
2010.10.6
2010.10.8
2010.10.8
2010.10.8
2010.10.8
2010.10.9
2010.10.9
2010.10.9
2010.10.9
2010.10.11
福
島
市
宮 城 県 仙 台市
宮 城 県 仙 台市
二 本 松 市
福
島
市
郡
山
市
伊
達
市
福
島
市
山 形 県 山 形市
山 形 県 山 形市
福
島
市
福
島
市
郡
山
市
2010.10.11
2010.10.13
2010.10.13
福
香
福
島
取
島
市
市
市
2010.10.14
2010.10.14
田
福
村
島
市
市
2010.10.14
福
島
市
2010.10.16
2010.10.16
会津美里町
い わ き 市
2010.10.16
2010.10.17
2010.10.18
福
島
市
福
島
市
山 形 県 高 畠町
2010.10.18
2010.10.19
2010.10.19
福
島
市
双 葉 郡 浪 江町
会津美里町
2010.10.19
石
川
町
2010.10.20
福
島
市
2010.10.20
福
島
市
2010.10.20
2010.10.21
2010.10.21
福
島
市
宮 城 県 石 巻市
福
島
市
2010.10.21
郡
山
市
2010.10.22
福
島
市
2010.10.23
2010.10.23
2010.10.23
福
島
市
箱
根
町
大 分 県 別 府市
2010.10.23
福
島
市
2.本学教員の研究・地域連携活動
氏 名
渡
邊
晃
講
一
岡 田
努
黒 沢 高 秀
安 田 俊 広
高 野 保 夫
五十嵐 敦
白 石 昌 子
難 波 謙 二
中 野 明 德
岡 田
努
小野原 雅 夫
白 石 昌 子
川 本 和 久
杉 浦 弘 一
高 野 保 夫
浜 島 京 子
五十嵐 敦
小 川
宏
川 本 和 久
鈴 木 裕美子
演
題
目
わくわく Jr . カレッジ 『現代美術・クリニック』
コーストークショー/やまだひさし×渡邊晃一
『エコをエンターテイメントで楽しもう』
柳津町立西山小学校親子体験講座 「サイエンスショー」
フォレストパークの木の実探し
心と体に優しい習慣
第1回学校図書館活用推進事業
看護現場におけるストレスマネジメントとタイムマネジメント
これからの幼児教育について
二本松市環境学習会 地質汚染と浄化法
メラニー・クラインの心的発達論
東北経済産業局知的財産教育支援セミナー会津若松市立第六
中学校「種の模型をつくろう」
福島県地理歴史・公民科(社会科)研究会
研北地区秋季大会(指導助言)
幼児の健康な心と体を育む
勝利への伴走者
競技選手のコンディショニング
白河市立白河第一小学校公開研究会
社会全体で家庭教育を支援する仕組みづくりのあり方
大学教育とキャリア教育
福島県スポーツリーダー兼認定員養成講習会
「文化としてのスポーツ」
勝利への伴走者
健康と運動
79
講 演 日
講 演 地
2010.10.23
福
島
2010.10.24
2010.10.24
2010.10.24
2010.10.25
2010.10.26
2010.10.26
2010.10.26
2010.10.27
2010.10.28
河 沼 郡 柳 津町
大
玉
村
郡
山
市
福
島
市
山 形 県 山 形市
飯
館
村
二 本 松 市
山
形
市
会津若松市
2010.10.28
福
2010.10.28
2010.10.29
2010.10.29
2010.10.29
2010.10.29
2010.10.30
2010.10.30
南 相 馬
柏
茨
城
白
河
郡
山
福
島
下
郷
市
市
県
市
市
市
町
2010.10.30
2010.10.30
山
形
市
山
島
島
島
山
島
郷
市
市
市
市
市
市
村
島
市
市
スプリントの技術
勝利への伴走者
福島大学大学祭 眠りと脳の不思議について
健康と運動
橘高校模擬授業 小さな生き物の大きな力
2010.10.31
2010.10.31
2010.10.31
2010.10.31
2010.11.1
努 spff 事業図書館サイエンスワークショップ in 西郷
「県立図書館移動図書館とサイエンスショー、科学オブジェ作り」
木 村 吉 幸 連携授業 福島県の魅力を知る
「野生哺乳類と尾瀬のニホンジカ」
熊 本 尚 雄 橘高校模擬講義「ニュースがわかる経済学」
佐 藤 理 夫・ こども未来フェスタ おもしろ化学体験
佐 藤 研 究 室・
化 学 研 究 会
菅 家 礼 子 平成22年度福島大学附属特別支援学校学校公開
中学部指導助言及び基調講演「体つくり運動」
澁 澤
尚 「羊」でひもとく漢字・漢文の深い世界
川 本 和 久 勝利への伴走者
小 山 良 太 農業振興を中心とした地域活性化
高 野 保 夫 言語力育成と授業づくりの課題
小 川
宏 福島県スポーツリーダー兼認定員養成講習会
「文化としてのスポーツ」
川 本 和 久 川本塾5
真歩仁しょうん 福島第2言語習得研究会(FSLARS)
五十嵐 敦 看護教育における教育測定について
岡 田
努 関東経済産業局知的財産教育支援事業
安中市立西横野小学校 「サイエンスショー」
2010.11.2
郡
福
福
福
郡
福
西
2010.11.2
福
島
市
2010.11.2
2010.11.3
福
福
島
島
市
市
2010.11.4
福
島
市
2010.11.4
2010.11.5
2010.11.5
2010.11.5
2010.11.6
福
島
市
石
川
町
福 島 県 石 川町
石
川
町
浪
江
町
2010.11.6
2010.11.6
2010.11.8
2010.11.9
福
島
市
福
島
市
郡
山
市
群 馬 県 安 中市
川 本 和 久
川 本 和 久
小 山 純 正
鈴 木 裕美子
杉 森 大 助
岡
田
80
福島大学地域創造支援センター年報 2010
氏 名
講
小 山 良 太
鈴 木 裕美子
小 山 良 太
筒
井
雄
二
白
柴
高
岡
石
崎
野
田
昌
直
保
子
明
夫
努
生 島
浩
菅 家 礼 子
鈴 木 裕美子
高 橋 隆 行
川 﨑 興 太
高 原 円
鶴
浜
巻
島
正
京
子
子
五十嵐 敦
小野原 雅 夫
佐久間 康 之
杉
浦
弘
一
高
難
野
波
保
謙
夫
二
五十嵐 敦
渡 邊 晃 一
杉
浦
生
島
弘
一
浩
演
題
2011年2月
目
講 演 日
講 演 地
JA グループ福島農業振興大会
親子で一緒にリズム体操
農商工連携ビジネス論
― 地域づくりにおける地消地産と6次産業 ―
福島県立須賀川桐陽高等学校教育講座
「福島大学の共生システム理工学類で学ぼう」
メディアの影響と、今子どもたちにとって必要なこと
地下水の開発・利用・管理
霊山中央公民館文学講座⑺
TSURUOKA モノづくりフェスタ
コーディネーター&サイエンスショー
生徒の問題行動の理解と対応
平成22年度福島大学附属小学校研究公開 助言指導
肩こり・腰痛体操指導
「風が吹けばおけ屋が儲かる ~ロボット研究の面白さ~」
福島市産学連携推進事業 平成22年度 第3回産学連携セミ
ナー 私の都市計画・まちづくりに関する実践と研究 2010
(折り返し地点)
福島市産学連携推進事業 第3回産学連携セミナー 子どものストレスと歯ぎしり~終夜睡眠のモニタリング~
“子どもを理解する”とは
福島大学附属小学校 第8回公開授業研究会(家庭科)
指導助言
職場における人材育成とメンタルヘルス
福島大学附属小学校公開授業研究会(指導助言)
「外国語活動研究公開授業研究会」
『平成22年度 福島大学附属小学校公開授業研究会』
(研究協力者)
運動すれば風邪ひかないか?
2010.11.9
2010.11.9
2010.11.10
福 島 市 飯 坂町
福
島
市
郡
山
市
2010.11.10
須 賀 川 市
2010.11.11
2010.11.12
2010.11.12
2010.11.13
福
島
市
東
京
都
伊
達
市
山 形 県 鶴 岡市
2010.11.13
2010.11.15
2010.11.15
2010.11.16
2010.11.17
福
福
福
福
福
島
島
島
島
島
市
市
市
市
市
2010.11.17
福
島
市
2010.11.17
2010.11.17
郡
福
山
島
市
市
2010.11.18
2010.11.18
2010.11.19
伊
福
福
達
島
島
市
市
市
2010.11.19
福島大学附属小学校公開研究会
猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境フォーラム
猪苗代湖の大腸菌群問題について
医療現場の職場マネジメントとメンタルヘルス対策
シンポジウム
「福島アートトライアングルディレクターズトーク」
地域貢献事業「バスケットボール」
(小学生初心者・初級者対象) 実技指導
説き明かし・非行臨床
2010.11.19
2010.11.19
福
島
市
福
島
市
猪 苗 代 町
2010.11.20
2010.11.20
郡
山
市
喜 多 方 市
2010.11.20
~11.21
2010.11.21
福
高 野 保 夫 第2回学校図書館活用推進事業
佐久間 康 之 「英語理解におけるワーキングメモリの役割:短期記憶と長
期記憶の関係をめぐって」
中里見 博 ポルノ規制はなぜ必要か
安 田 俊 広 運動生理学からトレーニング法と健康法を考える
岡 田
努 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業
平成22年度福島高校 SSH 実験講座
「科学の歴史とおもしろ実験から学ぶ電磁気学」
高 野 保 夫 あさかの学園大学文学講座(Ⅰ-1)
青 木 真 理 郡山子どもの本をひろめる会
赤毛のアンをクスバート兄妹の視点から読む
新 井
浩 日本木材青壮年団体連合会第37回東北地区協議会
福島大会記念講演 「木と彫刻の関係」
島
市
2010.11.22
2010.11.23
神奈川県横浜市
福
島
市
宮 城 県 仙 台市
2010.11.23
2010.11.24
2010.11.25
豊
中
市
大沼郡会津美里町
福
島
市
2010.11.26
2010.11.27
郡
郡
山
山
市
市
2010.11.27
福
島
市
2.本学教員の研究・地域連携活動
氏 名
小
講
演
題
目
川
宏 福島県スポーツリーダー兼認定員養成講習会
「文化としてのスポーツ」
菅 家 礼 子 附属幼稚園 オープンほっとタイム 「親子体操」
菅 家 礼 子 舘岩中学校キャリア教育 「私とキャリア」
鶴 巻 正 子 発達障害児の事例・支援の方法について
― 応用行動分析学の視点から ―
中里見 博 ポルノ被害と子どもの貧困 ― おびやかされる子どもの性
五十嵐 敦 中学生のキャリア形成について
杉 浦 弘 一 運動すれば風邪ひかないか?
岡 田
努 須賀川市立西袋第二小学校 親子活動 「サイエンスショー」
川 本 和 久 勝利への伴走者
佐 藤 理 夫 田村高校 エネルギーと環境に関するシンポジウム
高 野 保 夫 あさかの学園大学文学講座(Ⅰ-2)
安 田 俊 広 今なぜ運動か?中高年にこそ運動を!
五十嵐 敦 職場の人材マネジメントとメンタルヘルス
小 川
宏 福島県スポーツリーダー兼認定員養成講習会
「文化としてのスポーツ」
小 山 良 太 農山漁村6次産業化政策の問題点
小 山 純 正 第26回不眠研究会 睡眠・覚醒の調節機構
杉 浦 弘 一 地域貢献事業「バスケットボール」(初心指導者講習)
講義・実技指導
中 野 明 德 思春期から青年期の若者の自立と生活 ― 「甘え」と自立
岡
田
努
柴 崎 直 明
五十嵐 敦
高 橋 隆 行
小 山 純 正
川
高
高
川
黒
本
野
野
本
沢
和
保
保
和
高
久
夫
夫
久
秀
五十嵐 敦
岡 田
努
小野原 雅 夫
鈴 木 裕美子
渡 邊 晃 一
鈴 木 裕美子
中 村 恵 子
岡 田
努
小 山 良 太
佐 藤 理 夫
佐藤理夫・佐藤
研
究
室
福島市立鳥川小学校特別非常勤講師授業
「歴史にまなぶ酸性・アルカリ性のひみつ」
会津地下水盆のかん養と地下水利用
メンタルヘルス不調への気づきと対応
サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
第4回福島睡眠懇話会
健やかな睡眠と覚醒のための脳のしくみ
勝利への伴走者
第4回日本教育公務員弘済会公益事
霊山中央公民館文学講座⑻
川本塾6
3者の利害の相違と一致
― 標本室、採集者、標本室利用者 ―
中学生のキャリア形成について
福島市立鳥川小学校特別非常勤講師授業
「超能力はあるの?振り子の科学」
南郷中学校キャリア教育講演会
「人はなぜ学び、なぜ働くのか?」
毎日を元気に~しなやかな身体づくり
『<アート/身体/ジェンダー> 身体表現と肌膚』
楽しくからだをうごかそう!
食の安全・安心と食育について
ふくしまサイエンスぷらっとフォーム(spff)シンポジウム
パネルディスカッション「地域における科学技術理解増進活
動のこれから」
コーディネーター
政策に基づく計画的な行政運営と市民参加の必要性について
みんなで考えよう!環境のこと
環境体験:バイオディーゼル燃料について
81
講 演 日
講 演 地
2010.11.27
白
河
市
2010.11.27
2010.11.27
2010.11.28
福
島
市
南 会 津 町
郡
山
市
2010.11.28
2010.11.29
2010.11.29
2010.12.1
2010.12.1
2010.12.2
2010.12.3
2010.12.3
東 京 都 渋 谷区
福
島
市
福
島
市
須 賀 川 市
会津坂下町
田
村
市
郡
山
市
2010.12.4
2010.12.4
栃木県宇都宮市
山 形 県 山 形市
霊
山
町
2010.12.4
2010.12.4
2010.12.4
新
東
福
宿
京
島
区
都
市
2010.12.4
2010.12.6
福
福
島
島
市
市
2010.12.6
2010.12.7
2010.12.7
2010.12.8
会津若松市
福
島
市
福
島
市
福
島
市
2010.12.10
2010.12.10
2010.12.10
2010.12.11
2010.12.12
伊 万 里
福
島
伊
達
福
島
仙
台
2010.12.13
2010.12.13
南 会 津 町
福
島
市
2010.12.13
南 会 津 町
2010.12.15
2010.12.15
2010.12.16
2010.12.16
2010.12.17
南 相 馬 市
東 京 都 渋 谷区
福
島
市
福
島
市
福
島
市
2010.12.17
2010.12.17
2010.12.17
会津若松市
大
玉
村
大
玉
村
市
市
市
市
市
82
福島大学地域創造支援センター年報 2010
氏 名
岡
講
演
題
2011年2月
目
田
努 共生システム理工学類教育 GP 事業
成果報告会パネルディスカッション
「地域との連携による理工教育の可能性」 コーディネーター
岡 田
努 spff サイエンス屋台村 「150年前の視覚実験体験・世界最初
の3D とスミソニアンの展示物」
小 川
宏 福島県スポーツリーダー兼認定員養成講習会
「文化としてのスポーツ」
川 本 和 久 スプリントの技術
黒 沢 高 秀 楽翁公の目指した南湖の生態系とその復元に向けた取り組み
中里見 博 「47号問題」の核心と性売買規制の展望
― 性教育への期待にも触れて
白 石 昌 子 今、求められる真の子育て
川 本 和 久 スプリントの練習
五十嵐 敦 職場の人材マネジメントとメンタルヘルス
白 石 昌 子 メディアの影響と、今子どもたちにとって必要なこと
五十嵐 敦 職場における人材育成とメンタルヘルス
小 山 良 太 農業振興を中心とした地域社会・経済の活性化
五十嵐 敦 コミュニティにおけるメンタルヘルス対策
川 本 和 久 勝利への伴走者
高 野 保 夫 霊山中央公民館文学講座⑼
鈴 木 裕美子 親子で体力作り ~ゲーム、ボール、縄跳び~
川 﨑 興 太 福島市自主勉強会「なるほど塾」
都市計画・まちづくりに関する実践と研究について
五十嵐 敦 職場の人材マネジメントとメンタルヘルス
佐 野 孝 治 拡大するアジア内需と日本の成長戦略
― アジア新興市場にどう切り込むか
川 本 和 久 川本塾7
中 村 恵 子 幼児のお弁当
五十嵐 敦 学校教育とキャリア教育
川 本 和 久 勝利への伴走者
青 木 真 理 須賀川市立仁井田地区幼・小・中連携教育講演会
五十嵐 敦 職場の人材マネジメントとメンタルヘルス
岡 田
努 福島県内の自然及び科学系博物館の連携集会
「福島県内の博物館の連携の重要性」
川 本 和 久 勝利への伴走者
鈴 木 裕美子 高齢者の健康づくり
高 橋 隆 行 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
五十嵐 敦
川 本 和 久
佐 藤 理 夫
大 山
大
柴 崎 直 明
高 野 保 夫
中 野 明 德
渡 邊 晃 一
職場の人材マネジメントとメンタルヘルス
勝利への伴走者
ガラス研磨事業におけるレアアースリサイクル
ピリジル結合サイトを有するノンイノセント配位子の配位化学
地下水の開発・利用・管理
第3回学校図書館活用推進事業
学校現場で抱える困難事例
福島市立佐原小学校
『自然からの「身体」教育〜感性と言語との関わりから〜』
小 山 良 太 TPP が地域に及ぼす影響
真歩仁しょうん 福島第2言語習得研究会(FSLARS)
講 演 日
講 演 地
2010.12.18
福
島
市
2010.12.18
福
島
市
2010.12.18
熱
海
町
2010.12.18
2010.12.18
2010.12.18
富
山
市
白
河
市
東 京 都 渋 谷区
2010.12.19
2010.12.19
2010.12.20
2010.12.21
2010.12.27
2011.1.12
2011.1.13
2011.1.14
2011.1.14
2011.1.15
2011.1.18
川
俣
町
富
山
市
須 賀 川 市
福
島
市
福
島
市
福 島 県 石 川町
南 相 馬 市
田
村
市
伊
達
市
須 賀 川 市
福
島
市
2011.1.20
福
2011.1.21
会津若松市
2011.1.22
2011.1.22
2011.1.24
2011.1.24
2011.1.26
2011.1.26
2011.1.26
福
福
郡
会
須
い
い
島
島
山
津若松
賀 川
わ き
わ き
市
市
市
市
市
市
市
2011.1.26
2011.1.26
2011.1.26
郡
福
山
島
市
市
島
市
2011.1.27
2011.1.27
2011.1.27
2011.1.28
2011.1.28
2011.1.28
2011.1.28
2011.1.28
福
島
市
福
島
市
本
宮
市
室
蘭
市
神奈川県横浜市
東
京
都
矢
祭
町
仙
台
市
福
島
市
2011.1.29
2011.1.29
福
福
島
島
市
市
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
3
新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
83
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成21年12月2日㈬ 福島民友新聞 85
86
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成21年12月5日㈯ 福島民友新聞 3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成21年12月18日㈮ 福島民報新聞 87
88
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年1月16日㈯ 福島民報新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
89
平成22年1月28日㈭ 福島民報新聞 平成22年2月6日㈯ 読賣新聞 90
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年2月15日㈪ 福島民友新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年2月20日㈯ 福島民報新聞 91
92
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年2月20日㈯ 福島民報新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年2月28日㈰ 福島民報新聞 93
94
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年3月2日㈫ 福島民報新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年3月3日㈬ 福島民報新聞 95
96
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成22年3月27日㈯ 河北新報 3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年3月27日㈯ 福島民友新聞 97
98
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成22年4月16日㈮ 福島民報新聞 3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
99
平成22年5月9日㈰ 河北新報 100
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成22年6月21日㈪ 福島民報新聞 平成22年7月8日㈭ 福島民友新聞 3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年7月8日㈭ 福島民友新聞 101
102
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成22年8月24日㈫ 福島民報新聞 3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
103
平成22年9月3日㈮ 福島民友新聞 104
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年9月19日㈰ 福島民友新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年9月28日㈫ 日刊工業新聞 105
106
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
平成22年10月4日㈪ 福島民報新聞 3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年10月7日㈭ 福島民報新聞 107
108
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年10月18日㈪ 福島民報新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年10月22日㈮ 福島民報新聞 109
110
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年11月11日㈭ 福島民報新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
111
平成22年11月27日㈯ 朝日新聞 112
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年11月28日㈰ 福島民友新聞 2011年2月
3.新聞でみる福島大学地域連携活動の記事
平成22年12月2日㈭ 福島民友新聞 113
114
福島大学地域創造支援センター年報 2010
平成22年12月24日㈮ 毎日新聞 2011年2月
4.資 料 室 の 活 動
4
資 料 室 の 活 動
115
4.資 料 室 の 活 動
地域創造支援センター(CERA)資料室
117
〈 定期刊行物の紹介 〉
本センターは、1989年に経済学部(現経済経営
2010年度の刊行物
学類)の東北経済研究所(1949年設置〜)を改組
紀要『福島大学地域創造』第22巻第1号
して設立された地域研究センターを母体として
2001年4月に発足しました。
紀要『福島大学地域創造』第22巻第2号
資料室では、地域の様々な資料の収集をはじめ
として下記のような資料を所蔵し、一部貴重資料
CERA レター № 19 2010年7月
を除き広く学内外のみなさんに利用されており
CERA レター № 20 2011年1月
ます。
2010年9月刊
2011年3月刊
『福島大学地域創造支援センター年報』2010
〈 資料室の資料紹介 〉
2011年2月刊
2010年度主な受入資料
なお、紀要は『福島大学地域研究』第1巻第1
① 中央省庁で刊行している各種年報、統計書
号(1989年7月刊)から現在の『福島大学地域創
(平成21年『家計調査年報』など約130種)
造』第22巻第1号(2010年9月刊)までの目次を
② 各都道府県の自治体発行の統計書・計画書
ホームページで公開、CERA レターは№7〜№ 20
東北・新潟・関東各県統計協会発行の統計資料
をホームページで公開しています。
③ 福島県内の自治体資料
福島県各機関発行の統計書・計画書、市町村
発行の計画書、広報誌
〈 特殊資料について 〉
④ 福島県内市町村発行の『市町村史』
『松川事件資料』、
『常磐炭礦資料』、
『古文書』(県
平成21年度刊行分
歴史資料館へ寄託中)などがあります。なお、松
『福島県会津坂下町史資料目録』第5集
川事件資料、常磐炭礦資料については15〜17頁を
⑤ 東証第1部上場企業『有価証券報告書総覧』
ご参照ください。
平成18年度からは web で受入
平成18年以前の報告書(冊子体)は CERA
資料室(301室)に配架
⑥ 金融機関の統計資料
〈 資料室は経済経営学類棟3Fにあります 〉
利用の詳細は126~127頁をご参照ください
日本銀行発行の月報類、
民間金融機関の月報類
TEL 024-548-8358
⑦ その他の民間機関発行の統計、調査報告書類
FAX 024-548-5209
上記の資料は、いつでも貸出しが可能です。
~どうぞご利用ください!~
また、下記アドレスから資料室所蔵の「資料目
録」「 福島県史・県内市町村史所蔵目録 」「有価証
券報告書総覧 会社名リスト」がご覧になれます。
http://cera.adb.fukushima-u.ac.jp/welcome/
booklet_example_list
5.各 部 会 の 活 動 記 録
5
各部会の活動記録
119
5.各 部 会 の 活 動 記 録
リエゾン部の活動
121
2)第26回産学官交流のつどい:平成22年7月
7日㈬(コラッセ)高橋隆行 副学長等によ
リエゾン部は、自治体や企業等との連携窓口と
るパネルディスカッション、共生システム理
して、多くの事業を実施あるいは事業に参画し、
工学類研究成果展示
地域との連携推進に努めてきました。平成22年度
3)イノベーション・ジャパン2010:平成22年
の主な事業は、次のとおりです。
9月29日㈬~10月1日㈮(東京)高橋隆行 1.福島県との各種連携事業
副学長、共生システム理工学類 金澤 等 1)連携推進会議:平成22年9月9日㈭(福島
県自治会館)事業計画等の情報交換、アカデ
ミアコンソーシアムふくしまに関する意見交
教授による研究成果プレゼンテーション、展
示
4)ふくしま環境・エネルギーフェア2010:平
換など
成22年10月2日㈯~3日㈰(ビッグパレット)
平成23年2月22日㈫(福島大学)事業計画
共生システム理工学類 佐藤理夫 教授、浅
等の情報交換
田隆志 准教授、市井和仁 准教授による研
2)地域イノベーションクラスター及びうつく
しま次世代医療産業集積プロジェクト関連の
各種会議、事業に参画
究成果、低炭素社会研究所の取り組み展示、
紹介
5)ふくしまフードフェア2010:平成22年10月
3)ふくしま産学官連携フェア&特許ビジネス
5日㈫(ビッグパレット)経済経営学類 西
セミナー:平成22年11月9日㈫(ビッグパレッ
川和明 教授による研究成果、地域ブランド
ト)共生システム理工学類研究成果等パネル
戦略研究所の取り組み展示、紹介
発表
4)ものづくりに関する講演会 in 富岡:平成
6)ごちそうさま・ふくしま満喫フェア:平成
22年10月10日㈰〜11日㈪(ビッグパレット)
22年11月17日㈬(富岡町)共生システム理工
地域ブランド研究所の取り組み展示、ふくし
学類研究成果、産学官連携事例紹介
まサイエンスプッラトフォームによる科学実
5)共生システム理工学類各専攻による研究交
流会:平成23年2月~3月(福島市)
2.市町村との各種連携事業
1)
福島市産業交流プラザにおける出前相談会:
毎月第一水曜日(原則)同プラザで開催
2)福島市産業交流プラザにおける研究成果等
展示:常設展示ブースに展示
3)ふくしま産業交流フェア2011:平成23年2
験など
7)こおりやまユニバーサルデザイン・ものづ
くりフェア2010:平成22年11月12日㈮~13日
㈯(ビッグパレット)福島大学、CERA 事
業の紹介、共生システム理工学類 永幡幸司
准教授によるワークショップ開催
8)メディカルクリエーションふくしま2010:
平成22年11月25日㈮~26日㈯(ビッグパレッ
月18日 ㈮ ~19日 ㈯( コ ラ ッ セ ) 福 島 大 学、
ト)福島大学、CERA 事業の紹介、うつく
CERA 事業の紹介、共生システム理工学類
しま次世代医療産業集積プロジェクト研究成
研究成果紹介、科学実験など
果展示、紹介
4)喜多方市連携事業:喜多方市提案の「建設
9)福島の風―出逢い開発と地域産業6次化研
業の総合産業化への転換」について、共生シ
究・交流のつどい:平成22年10月26日㈪(福
ステム理工学類 藤本典嗣 准教授が地域貢
島市)
献特別支援事業として調査
3.関係団体等との各種連携事業
1)産学官連携推進会議:平成22年6月5日㈯
(京都)福島大学、CERA 事業の紹介、うつ
くしま次世代医療産業集積プロジェクト研究
成果展示、紹介
10)福島県中小企業家同友会との交流会:平成
22年10月30日㈯(福島市)キャンパス見学、
福島大学、CERA 事業の紹介
4.CERA 独自の連携事業
1)産学官連携研究員及び産学官連携コーディ
ネーター連絡会議:平成22年5月27日㈭(福
122
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
島市)
CERA の事業計画、産学官連携コーディ
するため、大学の人的・知的財産を還元する
ネーター等の取り組み等について情報交換、
支援事業です。平成22年度は9企画を実施し
交流
ました。
平成22年7月26日㈪(福島大学)連携コー
2 東北地区福島県生涯学習合同会議の開催
ディネーター研修会
福島県内の生涯学習関係団体(大学等、自治体
平成22年度を通じて、平成21年度に調査し
教育委員会他)の連絡協議会として「ふくしま生
たニーズ調査結果を基に、具体的な連携等に
涯学習推進連絡協議会があり、現在福島大学地域
つなげるための現地調査を含むフォローアッ
創造支援センターが事務局を担当しています。会
プ調査を実施、一部解決につなげた。
員数は56団体、オブザーバー2団体(外数)です。
平成23年2月4日㈮(福島市内)金融機関
平成16年度からは暫定的に年1回大会を開催して
連携コーディネーター研修会
います。
2)福島大学、小樽商科大学、滋賀大学・地域
また、
東北地区の国立大学で生涯学習系センター
共同研究センター定期情報交換会:平成22年
を設置している弘前大学・岩手大学・福島大学の
9月27日㈪~28日㈫(大津市)各大学の地域
三大学で毎年情報交換会として「東北地区大学開
連携事例等についての情報交換、交流
放・生涯学習教育研究協議会」を開催しており、昨
3)平成22年度東北地区共同研究センター連絡
年度と今年度の2ヶ年は福島大学が担当校です。
協議会:平成23年1月20日㈭~21日㈮(秋田
今年度は9月3日㈮に福島大学金谷川キャンパ
市)各大学共同研究センターの地域連携、知
スにて両者の協議会を合同で開催しました。来年
的財産活用及び大学連携などについて情報交
度は弘前大学で実施される予定です。
換、交流
3 講師の派遣
また、CERA 登録研究会やプロジェクト
⑴ 白河市企画課との連携:「福島大学白河サ
研究所の研究活動を支援するため、県をはじ
テライト教室」を共催しました(白河市主催・
めとする関係機関等の研究成果発表会・展示
福島大学共催)。平成22年度第1期(5-6月)
会、セミナー等への参加やプレゼンテーショ
はプロジェクト・マネジメント(楽しく学べ
ンの機会などを通じて、研究成果等の周知と
る経済学)(講師:経済経営学類の西川和明
連携強化に努めました。
教授)、第2期(10-11月)は地域再生(講師:
共生システム理工学類の藤本典嗣准教授、人
生涯学習部会の報告
生涯学習部会は、地域の生涯学習のニーズに応
えるべく、
様々な学びに関する企画をとりまとめ、
間発達文化学類の初澤敏生教授)をデーマに、
それぞれ5回ずつの講座を開講しました。
⑵ 地方自治研究交流セミナー
① (福島大学・福島県町村議会議長会・田
地元の皆さんに学習の場を提供しています。平成
村地方町村議会議長会)
:田村地方(三春町、
22年度の主な活動は次の通りです。
小野町)の議員を対象としたセミナーを行
1 主催事業
いました。[7/30垣見隆禎行政政策学類教
⑴ 公開講座:平成22年度は23講座を計画し19
授「議会改革と議会活性化」、9/29清水修
講座を開講しました。受講者数(延べ数)は
二副学長、「財政の仕組みと自治体経営」、
259名でした。
11/29新村繁文行政政策学類教授「社会福
⑵ 公開授業:正規授業の一部を一般開放しま
祉と自治体の役割」、1/13中川伸二行政政
す。本年度は43科目を公開し、前期通期科目
策学類教授「地方議会と議員のあり方」]
(27科目)において90名、後期科目(16科目)
② (福島大学・福島県町村議会議長会・双
において31名、合計121名の受講者がありま
葉地方町村議会議長会)
:双葉地方(広野町、
した。
楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、
⑶ 地域貢献特別支援事業:地域づくりに貢献
浪江町、葛尾村)の議員を対象としたセミ
5.各 部 会 の 活 動 記 録
123
ナーを行いました。[10/18伊藤宏之人間発
2.機関誌の発行
達文化学類特任教授「議会活性化のための
今年度発行した機関誌は、CERA レター№19
諸方策」、11/29藤本典嗣共生システム理工
(2010年7月発行)、№20(2011年1月発行)と、
学類准教授「地域振興(広域連携による地
『福島大学 地域創造』22-1号(2010年9月発
域づくり)」、2/25今井照行政政策学類教
行)、22-2号(2011年2月発行)です。
授「地方議会と議員のあり方」]
CERA レターは、読者を企業、自治体、住民
⑶ その他:地域からの出前講座講師派遣要請
を受けて、随時、講師を派遣しました。
4 生涯学習関連会議への参加
⑴ 全国国立大学生涯学習系センター研究協議
組織など福島大学の教育研究に関心を持つ個人お
よび団体を対象とし、共同研究の概要や産学連携
に関する情報、書籍紹介や研究室紹介を分かりや
すくコンパクトに掲載し発行しています。今年度、
会(担当校:和歌山大学):10/22-23にホテ
CERA レターの有料広告掲載内規(学長決裁)が
ルグランヴィア和歌山にて開催され、新谷地
成立しましたので、今後、企業広告などを CERA
域連携担当副学長と木暮副センター長、金谷
レターに掲載することが可能となりました。
地域連携課主任が出席しました。
『福島大学 地域創造』22-1号では、論文3編、
研究ノート1編、調査報告3編、同22-2号では特
情報資料部の活動
集6編、論文3編、研究ノート1編、調査報告2編
が掲載されました。学内外の研究者による「特集」
昨年に引き続いて、平成22年度情報資料部では
は同誌における初の試みであり、地域との連携、
「貴重資料の管理」、「広報誌・機関誌の編集発行」、
共同研究のさらなる促進、深化が期待されます。
「センター年報の編集・発行」などの活動を行い
今年度、執筆要項が2点改正されました。まず
ました。
カラー写真についてです。これまでは掲載号が予
1.貴重資料の管理
算を超えない場合、論文に限り2頁(用紙の表裏)
1)常磐炭礦資料
まで認められておりましたが、今後は執筆者が費
昨年度構築した資料目録データベースの検
用を自己負担する場合には、調査報告等において
索システムに、現在までに整理済みの目録
も掲載が可能になりました。また、『地域創造』
データを投入しました。引き続き、まだ登録
に掲載された論文等は、全て福島大学学術リポジ
されていない資料の電子化作業を、経済経営
トリに登録されることが明記されました。
学類教員及び学生のみなさんのご協力のもと
なお部会においては、理工系博士課程創設に伴
進めております。
い、院生の投稿を促すような執筆要項の改正(論
2)松川資料
集のステイタスは維持しつつ)も必要ではないか
松川事件に関する資料の収集、管理、閲覧
ということが議論され、次年度以降の課題となり
サービスの提供については、松川資料室運営
ました。
委員会(学内委員と福島県松川運動記念会委
3.地域創造支援センター年報
員とで構成)において協議しながら,進めて
年報所収「資料室の活動」における当資料室所
います。また、資料収集・整理などの充実の
蔵『福島県史・県内市町村史』目録については,
ために、7月より学長名で「松川資料研究基
同じ内容が地域創造支援センター HP でも閲覧可
金」への募金を呼びかけております。
能なため、今号から省略することになりました。
124
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
◦福島大学地域創造支援センター規則
改正 平成20年3月3日 平成22年3月16日 制定 平成20年3月18日 (趣 旨)
第1条 この規則は、福島大学学則(昭和24年6月1日制定)第4条の2第2項の規定に基づき、福
島大学地域創造支援センター(以下「センター」という。)の組織及び運営について必要な事項を
定めるものとする。
(目 的)
第2条 センターは、地域の経済・社会等及び生涯学習に関する調査研究を行い、産官民学連携事業
の実施及び生涯学習機会を提供することにより、福島大学(以下「本学」という。)の教育研究の
活性化・高度化を図るとともに、地域社会の多様なニーズに対し、研究成果及び知的財産等の知的
資源を還元して地域社会の産業及び文化の進展に寄与することを目的とする。
(業 務)
第3条 センターは、次の各号に掲げる業務を行う。
一 地域の経済・社会等に関する調査研究及び資料収集に関すること。 二 生涯学習の基礎的・応用的研究に関すること。
三 民間等外部の機関・研究者(以下「民間機関等」という。)及び地方自治体等からの研究開発
等に係る相談に関すること。
四 民間機関等及び地方自治体等との共同研究及び受託研究に関すること。
五 外部競争的研究資金(各種補助金を除く。)に関すること。
六 地域社会との産官民学連携事業に関すること。
七 知的財産の管理・活用及び技術移転によるイノベーション創出に関すること。
八 大学発ベンチャー起業創設の相談及び支援に関すること。
九 地域社会における人材育成に関すること。
十 公開講座・公開授業の企画及び実施に関すること。
十一 生涯学習に関する情報の提供及び相談に関すること。
十二 機関紙・図書・雑誌等の刊行及び広報に関すること。
十三 その他センターの目的を達成するために必要な業務
(事 業 部 等)
第4条 センターに、次の各号に掲げる事業部を置く。
一 企画管理部
二 リエゾン部
三 生涯学習部
四 情報資料部
2 前項に定めるもののほか、学内外の各種研究会等を登録することができる。
(職 員)
第5条 センターに、次の各号に掲げる職員を置く。
一 センター長
二 副センター長 2人
三 専 任 教 員
5.各 部 会 の 活 動 記 録
125
2 センターに、次の各号に掲げる職員を置くことができる。
一 客員教授又は客員准教授(以下「客員教授等」という。)
二 連携コーディネーター
三 その他必要な職員
(センター長)
第6条 センター長は、センターの業務を掌理する。
2 センター長の選考については、別に定める。
(副センター長)
第7条 副センター長は、センター長を補佐する。
2 副センター長は、センターの専任教員及び福島大学地域創造支援センター運営会議規程(平成20
年3月18日制定)第3条第1項第4号に規定する委員のうちから、第11条第1項に規定する福島大
学地域創造支援センター運営会議(以下「運営会議」という。)の議を経てセンター長が指名する。
3 副センター長の任期は、2年とし、再任を妨げない。ただし、辞任したとき又は欠員となったと
きにおける後任者の任期は、前任者の残任期間とする。
(専 任 教 員)
第8条 専任教員は、センターの業務を行う。
2 専任教員の選考については、別に定める。
(客員教授等)
第9条 客員教授等は、センターの業務に従事する。
2 客員教授等の選考は、福島大学客員教授等選考規則(平成8年3月19日制定)の定めるところに
よる。
(連携コーディネーター)
第10条 連携コーディネーターは、センターの連携協力業務に従事する。
2 連携コーディネーターに関する必要な事項は、別に定める。
(運 営 会 議)
第11条 センターの運営に関する事項の審議及びセンターの業務を実施するため、運営会議を置く。
2 運営会議に関する必要な事項は、別に定める。
(事 務)
第12条 センターに関する事務は、研究協力課において処理する。
(雑 則)
第13条 この規則に定めるもののほか、センターに関する必要な事項は、別に定める。
附 則
1 この規則は、平成20年4月1日から施行する。
2 福島大学生涯学習教育研究センター規則(平成7年3月22日制定)及び福島大学地域創造支援セ
ンター規則(平成13年3月26日制定)は、廃止する。
附 則
この規則は、平成21年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成22年4月1日から施行する。
126
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
◦福島大学地域創造支援センター資料の利用細則
制定 平成20年3月31日 (趣 旨)
第1条 この細則は、福島大学地域創造支援センター(以下「センター」という。)が所蔵する資料
の利用に関し、必要な事項を定めるものとする。
(用語の定義)
第2条 この細則において「資料」とは、センターが所蔵する次の各号に掲げるものをいう。
一 逐次刊行物及び図書
二 常磐炭礦資料
三 松川事件関係資料
四 古 文 書
五 その他の資料
2 この細則において「利用」とは、学術研究を目的とした資料の閲覧・貸出及び参考調査をいう。
(利用者の範囲)
第3条 資料を利用することができる者は、本学に所属する次の各号に掲げる者とする。
一 本学役員及び職員並びに名誉教授
二 客員教授等
三 本学大学院生及びこれに準ずる者
四 本学学生及びこれに準ずる者
五 その他センター長が適当と認めた者
(利用可能日及び時間帯等)
第4条 センターにおける資料の利用日及び時間は、次のとおりとする。ただし、センター長が必要
と認めたときは、変更することができる。
月曜日から金曜日 午前9時から午後4時30分まで
2 前項に規定するもののうち、次の各号に規定する日は利用することができない。
一 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日
二 12月29日から翌年1月3日までの期間
(利用手続き等)
第5条 資料を利用しようとする者は、所定の手続きによりセンター長の許可を得なければならない。
2 センターの資料室に入室しようとする者は、第3条第1項第1号に規定する者を除き、センター
長の許可を得なければならない。
(利 用 制 限)
第6条 公開することにより、センターの管理運営に支障が生ずる恐れ、及び他の権利を侵害する恐
れのある資料は、利用させないことができる。
2 前項に規定するもののほか、センター長が指定する資料は、利用方法を制限することができる。
(資料の閲覧)
第7条 資料は、指定された場所で閲覧しなければならない。
(資料の貸出し)
第8条 貸出しできる資料の件数及び期間は、次のとおりとする。
5.各 部 会 の 活 動 記 録
127
区 分
件 数
期 間
第3条第1項第1号から第3号までに
規定する者
20件以内
1ヵ月以内
第3条第1項第4号及び第5号に規定
する者
5件以内
1週間以内
(資料の特別貸出し)
第9条 第3条第1項第4号に規定するもの(準ずる者を除く)は、次の各号に掲げる期間において
は、前条に規定するもののほか、特別に資料を貸出しすることができる。
一 春季、夏季及び冬季の各休業期間
二 卒業研究等の作成期間
三 教育実習期間
2 第3条第1項第1号に規定する者が研究上特に必要とするときは、前条に規定するもののほか、
特別に資料を貸出しすることができる。
3 前2項に規定する貸出件数及び期間は別に定める。
(資料の返却)
第10条 次の各号の一に該当した場合は、第8条及び第9条の規定に基づき貸出した資料を直ちに返
却しなければならない。
一 所定の貸出期間が経過したとき。
二 第3条第1項各号に規定する身分を失ったとき。
2 前条第1項及び第2項の規定により貸出した資料を閲覧しようとする者があるときは、当該資料
を貸出した者の研究に特に支障のある場合を除き、速やかに返却させるものとする。
(利用の取消)
第11条 センター長は、利用者がこの細則に違反したとき、又はその他センターの運営に重大な支障
を与えたときは、資料の利用を停止させることができる。
(資料の弁償)
第12条 資料を汚損し、又は亡失した者はその損害を弁償しなければならない。
(そ の 他)
第13条 この細則に定めるもののほか、資料の利用に関し必要な事項はセンター運営会議の議を経て
センター長が定める。
附 則
1 この細則は、平成20年4月1日から施行する。
2 福島大学地域研究センター資料の利用細則(平成13年3月26日制定)は、廃止する。
128
福島大学地域創造支援センター年報 2010
2011年2月
地域創造支援センター・スタッフ
副学長(地域連携)センター長
新谷 崇一
副センター長(専任教員) 丹治惣兵衛
木暮 照正
研究協力課長
地域連携課長
山田 学
千明 精一
特任教員(知的財産担当) 相澤 正彬
研究協力課員
内村 等
渡邉 弘利
渋谷 耕司
黒田 絵梨
亀田 翔
地域連携課
2010年度 運営委員
連携コーディネーター
長谷川 薫
半澤 一隆
杉田 政夫(情報資料部長)
関 博
遠藤 修一
澤 正宏(生 涯 学 習)
高橋 一善
佐藤 隆幸
杉浦 弘一(リ エ ゾ ン)
鈴木 國人
馬場 宏樹
武藤 正昭
坪井 啓徳
藤井 一彦
齋藤 誠
<人間発達文化学類>
(喜多方市産業部商工課) (福島市総務部企画政策課)
(二本松市産業部商工課) (白河市産業部企業立地課)
(南相馬市総務
(伊達市産業部商工観光課)
企画部企画経営課)
(会津美里町総合政策課) (会津若松市企業立地推進課)
平山 武公
(会津信用金庫)
鈴木 一永
岡部 忠雄
(郡山信用金庫)
清水 晶紀(リ エ ゾ ン)
富澤 克美(情 報 資 料)
氏家 一夫
熊本 尚雄(生 涯 学 習)
齋藤 修
山川 充夫(リ エ ゾ ン)
(ひまわり信用金庫)
紺野奈津代
(二本松信用金庫)
(福島信用金庫)
佐藤 誠典
佐藤 秀徳
石川 淳一
金谷 光泰
佐藤 恭央
上野 裕之
佐藤 博英
佐藤 淳史
(大東銀行)
(東邦銀行)
磯貝美千恵
山口 啓
芳賀 盛行
<経済経営学類>
関根 秀臣
小西智恵子
(㈱ニセンエックス
代表取締役)
後藤 史子(生 涯 学 習)
(飯舘村総務課企画係) (福島県会津地方
振興局地域連携室)
齋藤あずさ
産官学連携研究員 新城 榮一
安田 尚(情 報 資 料)
(本宮市市長公室政策推進課) (田村市総務部企画課企画調整係)
(白河信用金庫)
産学官連携コーディネーター 森本 進治
(文部科学省補助金事業)
<行政政策学類>
(須賀川信用金庫)
(あぶくま信用金庫)
(東邦銀行)
<共生システム理工学類>
(福島銀行)
斎藤 誠
(福島銀行)
(商工組合中央金庫
福島支店営業企画課)
松澤 岩夫
五十嵐哲矢
後藤 忍(情 報 資 料)
石岡 賢(生涯学習部長)
杉森 大助(リエゾン部長)
(一般社団法人
(喜多方市ふるさと振興㈱)
産業サポート白河)
矢野馬光男
(㈱ゆめサポート南相馬)
2011年2月28日 印刷 2011年2月28日 発行
『 福島大学地域創造支援センター年報 2010 』
編集代表者 新 谷 崇 一
発 行 所 福島大学地域創造支援センター
(〒960-1296)福島市金谷川1
TEL 024-548-8358
FAX 024-548-5209
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(〒960-8003)福島市森合字屋敷下6-1
TEL 024-559-1991