第2学年 学年通信 朝明中学校2学年 学年通信 №8 2015.9.10 「その道のプロに聴く」から学ぶ 9月4日に8名の講師の方に朝明中学校に来ていた だいて、 「仕事」についてのお話をしていただきました。 講師の方々は、現在それぞれの分野で働いてみえるプロ の方々なので、その職業ならではの苦労話や仕事の達成 感などを失敗談、成功談を交えてお話ししていただきそ の経験から得た人生観までも、それぞれの立場で語って いただきました。長年の経験からの語りは説得力のある内容で思わず引き込まれていきました。どのク ラスの生徒も講師の先生のお話に一生懸命にメモをとりながら真剣な面持ちで臨む姿が印象的でした。 夏休みの宿題の「職業インタビュー」では身近な方のお話を聴きとりましたが、知らない方の生の声は それとはまた違った緊張感があり新鮮な気持ちで聴けたのではないでしょうか。お話の後の質疑応答で は、中学生としての素直な質問に丁寧に分かりやすく答えてくださいました。たった2時間の講座でし たが、来月の職場体験を前に大いに「仕事」に関心が持てた貴重な時間となりました。 ≪その道のプロ(講師)の方々≫ 【プラトンホテル】 福原 康介さん 【ミラーブルー】 小林 義典さん 【シンフォニー】 林 武年さん 【大矢知交番】 矢田 幹夫さん 玉城 亮さん 【松風庵】 村上 諭さん 【JTB】 近藤 健太さん 【一条工務店】 森本 唯信さん ≪生徒の「お礼状」より≫ ドラマなどで警察官が殺人事件を解決するという話をよくみ見ますが、家族トラブルで愚痴を聞く仕 事もあるということが分かりました。危険な事件を解決した時は、1万円はもらえると思っていました が2千円位しかもらえないと聞いて、警察官になるには精神的にも肉体的にも強くないといけないと思 いました。最後に「才能は人それぞれだけど、頭は使うほど成長する。」という話をしていただいて、確 かにその通りだと思いました。努力することで人は何でもできることが分かりました。私も目標に向か って努力して頑張ります。 今までは「食べる」という目線だったけど、今回は「作る」という目線で体験させていただき、すご く楽しかったです。作っている途中、こしあんを包みバラの形にしている時に村上さんに「すごく上手 だよ。」とほめてもらいすごく嬉しかったです。自分で作ったから感動しました。「和菓子」は簡単だと 思ったけど、見た目や色、形がきれいでないといけないのですごく難しかったです。また、松風庵に行 って村上さん自慢のういろうを食べたいと思います。 近藤さんの話を聴いて、旅行会社の仕事内容、やりがいなどがよく分かりました。一番印象に残って いる言葉は「何事にも全力投球」という言葉です。その言葉は今の自分にも言える ことだなと思いました。この言葉通り部活動もこれからは全力で取り組もうと思い ました。近藤さんがやりがいとおっしゃっていた「喜びを共有できる」という点で も共感できました。自分も相手が喜んでくれると自分も嬉しくなるしやっていて良 かったという気持ちになります。修学旅行、期待しています! 僕は今まではケーキを作るだけの単純な仕事だと思っていました。しかし、林さんの「定休日がチャ ンス」という言葉で、そんな単純なことではないと思いました。この言葉から林さんが今まで苦労して きた様子が伝わってきました。最近は、物を無駄遣いする人がいるのに、林さんは材料を無駄にせずと ても誇らしいと思います。また、道具の説明の時は林さんは全ての道具を大切にされているのがすぐに 分かりました。 僕が印象に残ったことは、福原さんの方が年上なのに僕らのことを「皆様は…」など、全て敬語でお 話をされていたことです。僕はそのことにとても尊敬しました。他の人を全て上に見て話している姿が とても恰好良かったです。福原さんのような、どんな時でもていねいに接することができる人間になり たいと思いました。これだけていねいなら「ありがとう」と言われることがやりがいになるんだな」と 感じました。 美容師をあきらめアメリカのロサンゼルスまで行って、友だちができてまた美容 師をやろうと思って美容師になるチャンスがあったことがすごいなと思いました。 今日の話を聞いて1番心に残ったのは「仕事は友だちのおかげでできる」でした。 この言葉を聞いて友達は大切にしなくちゃだめだなと思いました。それが1つのル ールだと聞いたので友達は大切にします。ボランティアに1年半も行っていてたぶ ん人と人とのつながりで仕事ができるんだと思いました。私も人を助け助けられ、お客さんが笑顔で喜 んでくれるような仕事をしたいです。 「家を作るには、何十人もの人が関わっている」僕はこの言葉が一番心に残っています。これを聞い て、何かをするということはいろいろな人たちに助けてもらうということだと思いました。家を建てる 人にとっては一生のうちに何回も家を建てないので、自分だけのオリジナルの家を建てたいと思うと思 います。そんな思いを形にする設計士はとてもやりがいのある職業だと感じました。今日のお話を聴い て、目標を立てて頑張る大切さを学ぶことができました。
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