ティータイム ノースウエスト航空日本支社労働組合 〒286-0202 千葉県富里市日吉倉 223-1 東ビル 303 号室 Tel.0476-93-2919 E-mail : [email protected] 第 56 期 2016 年 第 8 月 7 号 ホームページ :http://www.h7.dion.ne.jp/~nwunion/ 12 日発行 デルタ、システム障害で 870 便以上が欠航 9 日朝も 100 便以上欠航、200 便以上遅延見通し デルタ航空が 8 月 8 日朝から続くシステム障害に見舞われており、8 月 8 日 22 時現在(米国東 部現地時間) 、約 870 便以上のフライトがキャンセルされた。さらに、9 日朝にも約 100 便以上も のフライトがキャンセルされる見通しにあるとしており、これらの欠航便発生に加えて、200 便 以上のフライトが遅延する見通しにあるという。このシステム障害で、成田線および中部線とい った日本関連路線でも遅延便が発生するなど、影響が出ている様相だ。デルタ航空のエド・バス ティアン最高経営責任者(CEO)は今回のシステム障害による大規模な欠航便・遅延便の発生を 受けてビデオメッセージをホームページに掲載するなど利用者に 対して陳謝。「デルタ航空のチ ームは、可能な限り迅速に、システムを正常に復旧することに向けた取り組みを進めている」 と、同社の復旧に向けた対応を説明した。デルタ航空によれば、システム・ダウンによって、本 来は冗長系に切り替わるはずのシステムが冗長系システムに切り替わらなかったとのこと。同社 では原因究明を進めているところ。デルタ航空は旅客に対して、火曜日に運航予定のフライトに ついて、運航状況を同社ホームページ(delta.com)および Fly Delta App を通じてチェックする ように呼びかけており、これらのツールを通じて予約を変更することができるという。(8 月 9 日、 WING DAILY) 米運輸省、羽田昼間時間帯で米系 4 社 5 便に認可 デルタのミネアポリス線が新規就航都市に 米運輸省は 7 月 20 日(米国ワシントン現地時間)、羽田空港昼間時間帯発着便の活用を希望す る米系エアライン 4 社に対して、計 5 便の今秋からの運航を暫定的に認可したことを発表した。 認可を受けたのはデルタ航空のミネアポリス線とロサンゼルス線、アメリカン航空のロサンゼル ス線、ユナイテッド航空のサンフランシスコ線、そしてハワイアン航空のホノルル線。今後、 パブリックコメントを経て、正式に決定する。今年 2 月に開催された日米航空当局間協議の結果、 両国航空当局は、今年 10 月末からスタートする冬スケジュールからの運航開始を目指し、昼間 時間帯に日米双方 1 日 5 便ずつ、深夜 早朝時間帯に双方 1 日 1 便ずつの運航を可能とすること に合意した。ただし、昼間時間帯 5 便のうち、4 便分は現在の深夜早朝時間帯からの移行分と なることにした。今回の米系 4 社に対 する羽田昼間時間帯の路線認可は、この当局間協議の合意 を受けて行われたもの。今回運航が認可された 4 都市のうち、デルタ航空がネットワークを張る ことになったミネアポリスは、羽田空港にとって新しい就航都市。一方、ロサンゼルス、サンフ ランシス コ、ホノルルの 3 都市は、既に羽田空港との間で結ばれている。しかしながら、運航時 間帯は深夜早朝時間帯に限られていて、昼間時間帯にシフトすることで、より利用者利便性の高 いダイヤで運航することが可能となる。なお、深夜早朝時間帯の運航については去る 5 月 13 日 に、ハワイアン航空に対してコナ線の運航が認められており、現在深夜時間帯で運航中のホノル ル線は、昼間時間帯にシフトすることになる。 (7 月 22 日、WING DAILY) デルタ航空 7 月実績 、 太平洋線利用率 90.6 %に上昇 デルタ航空(DAL)が発表した 7 月輸送実績によると、有償旅客マイルは前年同月比 1.7%増、 供給座席マイルは 2.1%増で、座席利用率は 87.1%と 0.8 ポイント下がった。ユニットレベニュ ー(1供給座席マイル当たりの旅客収入)は 7.0%減となった。これは、米国内線の直近予約のイ ールドが引き続き低いこと、大西洋路線における需要供給の不均衡、日本円のヘッジ損等による もの。日本発着路線を含む太平洋路線の有償旅客マイルは、前年比 4.8%減、供給座席マイルは 6.9%減で、座席利用率は 2 ポイント上昇して 90.6%だった。(8 月 5 日、WING DAILY) DAL 第 2 四半期業績、為替損で営業収益 2%減 英米間の旅客輸送容量、16 年冬期より縮減 デルタ航空(DAL)が発表した 2016 年第 2 四半期(4―6 月)の業績によると、調整済み税引 前利益は 17 億ドルで、前年同期より 4200 万ドル増加した。調整済み純利益は 11 億ドルを確保 した。4-6 月期の営業収益は、前年同期比 2%減の 2 億 6000 万ドルと減少したが、このうち 6500 万ドルは外国為替損によるもの。輸送容量が 3.2%増加する中で、旅客単価収益は 4.9%減 少し たが、これには為替の影響が約 1 ポイント含まれるとした。DAL は、英国の EU 離脱問題やポン ド大幅下落に起因する経済不安により、外国為替損が増加したため、2016 年冬期以降から英米間 の旅客輸送容量を 6 ポイント下げることを決定した。また、他の路線の調整により、2016 年第 4 四半期(10―12 月)の旅客輸送容量は路線全体で夏期よりも 1 ポイント下げ、前年同期比 1%増 に留まる見込み。第 3 四半期(7―9 月)の予測値については、営業利益率は 19 ~21%、旅客単 位収益は前年同期比 4~6%減少を見込んでいる。(7 月 25 日、WING DAILY) デルタ、LA 国際空港の改修工事に 19 億ドル投資 ターミナル移転・連結で提携航空会社と共用 デルタ航空(DAL)は、今後 7 年間に 19 億ドル(2020 億円)を投資して、ロサンゼルス 国際空港の第 2 ターミナルと第 3 ターミナルを改装と連絡通路の工事に着工した。DAL は 現在、第 5、第 6 ターミナルを使用しており、第 2、第 3 ターミナルに移転することで、アエロ メヒコ航空、ヴァージ ン・アトランティック航空、ヴァージンオーストラリア航空などの パートナー航空会社と同じターミナルを使用することになる。トム・ブラッドレー国際線 ターミナルへの連絡通路が完成すると、エールフランス‐KLM 航空、アリタリア航空、 中国東方航空、中国南方航空などのパートナー航空会社へのシームレスなアクセスが可能に なる。ロサンゼルス国際空港公団(LAWA)の空港理事会はターミナル施設のリースと ライセンス契約を承認し、トム・ブラッドレー国際線ターミナル(TBIT)の北側に連絡通路を つくり、DAL はパートナー航空会社の近くに充分な運航スペースを確保する。今回 LAWA に 承認されたリース契約を受けて、DAL は 3 億 5 千万ドルの投資計画を実施する。 ロサンゼルス市議会およびその他の政府機関の承認を得た上で、ゲートエリアの改装、搭乗客の ためのスペースや施設の増設、手荷物システムのアップグレード、現在第 2・第 3 ターミナルを 使用している航空会社の第 5・第 6 ターミナル、トム・ブラッドレー国際線ターミナルへの移転 などに着手する。 (7 月 27 日、WING DAILY) デルタ航空、福岡でのハワイプロモ強化 直行便就航 5 周年でロゴ制作、イベント参加も デルタ航空(DAL)は福岡-ホノルル線就航 5 周年を記念し、ハワイ路線の プロモーションを強化する。記念ロゴを制作し、PR を行うほか、福岡県とハ ワイ州の記念イベントに協賛する。福岡-ホノルル線は 2011 年 12 月に就航。 総座席数 225 席のボーイング 767-300ER 型機を使用し、デイリー運航を行っ ている。今回制作した 5 周年記念ロゴは DAL のハワイ便リーフレットや旅行 会社のツアーパンフレットなどに使用されるほか、ロゴ入り記念グッズを製作し、イベントなど で来場者 に配布することにしている。また、7 月 22 日~24 日に福岡市の天神中央公園で開催さ れる「ハワイアン・フェスティバル・イン・福岡」に出展し、直行便の利便性や魅力を紹介する。 このほか、今年が福岡県とハワイ州の姉妹提携 35 周年にあたるため、姉妹提携のきっかけとなっ た元ハワイ州知事のジョージ・アリヨシ氏の福岡への招聘に全面協力する。(7 月 15 日、WING DAILY) DAL 、同志社大学の留学プログラムを支援 米提携大学へ留学する学生に航空券無償提供 デルタ航空(DAL)は、同志社大学の海外留学制度の趣旨に賛同し、米国の大学に留学する 学生の往復航空券を無償で提供することで合意した。これを受け、7 月 14 日に同志社大学で、 松岡敬学長とデルタ航空の森本大日本支社長による調印式が行われた。合意内容は、同志社大学 国際センター国際課が運営する「外国協定大学派遣留学生制度」に参加し、米国の大学に留学す る学生の中で、成績上位の学生に往復航空券を無償で提供するもの。デルタ航空が関西の大学の 留学プログラムを支援するのは、今回が初めて。 「外国協定大学派遣留学生制度」は、同志社大学 が学生交換 協定を締結している 34 カ国・地域の 141 大学に、半年または 1 年 間留学できる プログラム。米国には協定大学が 45 あり、デルタ 航空は今年度、ハワイ大学、カリフォルニア 大学、ミズーリ大学、コロラド大学、サンディエゴ大学、ポートランド州立大学 などに留学する 学生に、航空券を無償で提供する予定。森本大 DAL 日本支社長は、 「同志社大学の留学プログラ ムの『国際舞台で活躍する人材の育成を目指す』という趣旨に賛同し、航空券の提供を決めた。 今年度デルタ航空が航空券を提供する学生が留学する大学は全て、デルタ航空のネットワークが 網羅している場所にある。日米をつなぐ航空会社として、関西の優秀な学生がアメリカで素晴ら しい経験ができるようお手伝いしたい」とコメント。また、松岡敬同志社大学学長は、 「同志社大 学のグローバル化をさらに進める上で、非常に貴重な支援で、心から感謝している。若い頃に海 外に行って見聞きした経験は、学生生活はもちろん、就職やその後のキャリアパスを築く上でも 非常に重要。今回の協定が学生の様々な夢の実現につながり、海外の方々にも同志社大学を知っ てもらえる大きな機会になれば」と期待感を示した。DAL は、様々な教育機関や学校を支援して おり、日本ではフルブライト奨学金のスポンサーや人材交流プログラムへの支援を通じて、日本 の学生や社会人の米国留学を支援している。(7 月 21 日、WING DAILY) 成田の各ターミナルで「サマーセール」 外国人に人気の「ガチャガチャ」約 350 台設置 成田空港会社(NAA)は 8 月 1~31 日まで、成田空港第 1・第 2・第 3 旅客ターミナルで「ナ リタエアポートサマーセール」を開催する。各店舗でセール期間だけの特別価格で商品を提供す るほか、ハッピーバッグ(福袋)なども販売する。このほか、第 1・第 2 旅客ターミナルでは、7 月 29 日~9 月 30 日の期間、外国人客にも人気の「ガチャガチャ」を約 350 台設置する。 (7 月 26 日 WING DAILY)
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