3.信用リスクに関する事項 ① 標準的手法に関する事項

3.信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出に係る信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手
法により算出しています。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウ
エイトの判定にあたり使用する格付等は次のとおりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定にあたり使用する格付は,以下の適格格付機関による依
頼格付のみ使用し、非依頼格付は使用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所
(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ
(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド
(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出する
ための掛目のことです。
(イ)リスク・ウエイトの判定にあたり使用する適格格付機関の格付またはカントリ
ー・リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
金融機関向けエクスポージャー
カントリー・リスク・スコア
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー
(長 期)
R&I,Moody's,
JCR,S&P,Fitch
法人等向けエクスポージャー
(短 期)
R&I,Moody's,
JCR,S&P,Fitch
− 76 −
② 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)
および三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
平 成 25 年 度
平 成 24 年 度
信用リスク
三月以上延 信用リスク
三月以上延
に関するエ
滞エクスポ に関するエ
滞エクスポ
クスポージ うち
ージャー クスポージ うち
ージャー
ャーの残高 貸出金等 うち債券
ャーの残高 貸出金等 うち債券
農
業
250
249
−
1
121
121
−
−
林
業
−
−
−
−
−
−
−
−
産
業
−
−
−
−
−
−
−
−
製
造
業
39
39
−
29
42
42
−
31
業
−
−
−
−
−
−
−
−
建設・不動産業
885
885
−
29
974
974
−
29
電気・ガス・熱
供 給・水 道 業
−
−
−
−
−
−
−
−
運輸・通 信 業
8
8
−
−
8
8
−
−
金融・保 険 業
96, 180
−
−
−
91, 580
−
−
−
116
116
−
8
127
127
−
29
16, 074
7, 305
8, 768
−
17, 601
8, 388
9, 213
−
上 記 以 外
4, 324
53
−
1
62
62
−
1
人
12, 324
12, 271
−
335
11, 569
11, 569
−
260
他
5, 572
238
−
7
12, 062
261
−
60
業 種 別 残 高 計
135, 776
21, 167
8, 768
413
134, 151
21, 556
9, 213
413
下
98, 454
1, 134
1, 140
93, 538
1, 211
747
1年 超3年 以 下
3, 660
622
3, 038
3, 642
869
2, 773
3年 超5年 以 下
3, 474
1, 287
2, 187
3, 434
1, 026
2, 408
5年 超7年 以 下
3, 150
1, 648
1, 501
4, 065
1, 381
2, 684
7 年 超 10 年 以 下
1, 637
1, 637
−
2, 647
2, 647
−
超
14, 668
13, 767
901
13, 888
13, 289
599
期限 の定めの
な い も の
10, 730
832
−
12, 933
1, 132
−
残存期間別残高計
135, 776
20, 929
8, 768
134, 151
21, 556
9, 213
法
人
水
鉱
卸売・小売・飲
食・サービス業
日 本 国 政 府・
地方公共団体
個
そ
1
10
の
年
以
年
(注) 1.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略し
ています。
2.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産
(自己資本控除となるもの、証券化
エクスポージャーに該当するものを除く)の与信相当額を含みます。
3.
「貸出金等」とは、貸出金のほか、購買未収金を含んでいます。
4.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3
ヵ月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
5.
「その他」には、固定資産、外部出資等が該当します。
6.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
− 77 −
③ 貸倒引当金の期末残高および期中の増減額
(単位:百万円)
平 成 25 年 度
区 分
平 成 24 年 度
期 首 期 中 期中減少額 期 末 期 首 期 中 期中減少額 期 末
残 高 増加額 目的使用 その他 残 高 残 高 増加額 目的使用 その他 残 高
一般貸倒引当金
68
68
−
68
68
73
68
−
73
68
個別貸倒引当金
304
284
−
304
284
315
304
−
315
304
(注)
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額および貸出金償却の額
(単位:百万円)
平 成 25 年 度
区 分
期 首 期 中 期中減少額 期 末 貸出金 期 首 期 中 期中減少額 期 末 貸出金
残 高 増加額 目的使用 その他 残 高 償 却 残 高 増加額 目的使用 その他 残 高 償 却
農
業
−
1
−
0
−
−
林
業
−
−
−
−
−
−
法
人
水
産
業
−
−
−
−
−
−
製
造
業
24
22
−
22
24
−
業
−
−
−
−
−
−
建設・不動産業
1
1
−
2
1
−
電気・ガス・熱
供給・水道業
−
−
−
−
−
−
運輸・通信業
−
−
−
−
−
−
金融・保険業
−
−
−
−
−
−
卸売・小売・飲
食・サービス業
18
15
−
21
18
−
上 記 以 外
51
13
−
13
51
−
人
208
229
−
254
208
−
計
304
284
−
315
304
−
鉱
個
業
平 成 24 年 度
種
別
284
−
304
304
−
315
(注)
1.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略してい
ます。
なお、平成25年度および平成24年度の法人・個人の期中増減額は記載していません。
2.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
− 78 −
⑤ 信用リスク削減効果勘案後の残高および自己資本控除額
(単位:百万円)
平 成 25 年 度
格 付
あ り
平 成 24 年 度
格 付
な し
格 付
あ り
計
格 付
な し
計
信用リスク削減効果勘案後残高
リスク・ウエイト0%
−
−
−
−
−
−
リスク・ウエイト2%
−
−
−
−
−
−
リスク・ウエイト4%
−
−
−
−
−
−
リスク・ウエイト10%
−
1, 040
1, 040
−
935
935
リスク・ウエイト20%
19, 185
54
19, 240
18, 242
82
18, 325
リスク・ウエイト35%
−
295
295
−
370
370
リスク・ウエイト50%
−
122
122
−
32
32
リスク・ウエイト75%
−
355
355
−
442
442
リスク・ウエイト100%
−
12, 408
12, 408
−
12, 214
12, 214
リスク・ウエイト150%
−
71
71
−
21
21
リスク・ウエイト200%
−
−
−
-
-
-
リスク・ウエイト250%
−
−
−
-
-
-
その他
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
19, 185
14, 347
33, 533
18, 242
14, 098
32, 341
リスク・ウエイト1250%
計
(注)
1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産(自己資本控除となるもの、証券化
エクスポージャーに該当するものを除く)の与信相当額を含みます。
2.
「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用しているも
の、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウエイト判定において格付を使用してい
ないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用していま
す。
3.経過措置によってリスク・ウエイトを変更したエクスポージャーについては、経過措置適
用後のリスク・ウエイトによって集計しています。また、経過措置によってリスク・アセ
ットを算入したものについても集計の対象としています。
4.1250%には、非同時決済取引に係るもの、信用リスク削減手法として用いる保証またはク
レジット・デリバティブの免責額に係るもの、重要な出資に係るエクスポージャーなど、
リスク・ウエイト1250%を適用したエクスポージャーがあります。
5.平成24年度の「1250%」の項目には、自己資本控除とした額を記載しています。
6.記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
− 79 −