MANDARA を用いた統計地図の作成 課題:那覇市を町字別に高齢者率

MANDARA を用いた統計地図の作成
課題:那覇市を町字別に高齢者率の分布図を作成する.
1. データのダウンロード
1)「政府の統計窓口」http://www.e-stat.go.jp/
2)「地図で見る統計(統計 GIS)
」
3)「データダウンロード」
4)「Step1 統計調査(集計)を選択」
→「平成 22 年国勢調査(小地域)
」を選択
5)「Step2 統計表を選択」
→「年齢別(5 歳階級、4 区分)
、男女別人口」→「次へ」
6)「Step3 地域選択」
「沖縄県」→「那覇市」→「検索」
7)「Step4 データダウンロード」
「統計データ」…選択したものをデスクトップにダウンロードする
→tb で始まるフォルダが出現→右クリックして「全て展開」して解凍する。→デスクトップに。
「境界データ」…「世界測地系緯度経度・Shape 形式 那覇市(185KB)」を選択し,ダウンロード
→A002 で始まるフォルダが出現→解凍ソフトで解凍する。→デスクトップに。
8) デスクトップ上にフォルダを新規作成する。フォルダ名は「那覇市データ」
9)
「那覇市データ」の中に tb で始まるフォルダや A002 で始まるフォルダの中の全てのファイルを移動
させる。h17ka で始まるファイルが 4 つ,tb で始まるファイルが 1 つ入っているはず。
2. 地図データの編集
1) MANDARA を立ち上げる
2) 「マップエディタ(地図データの作成・編集)」をクリックし,「OK」 → マップエディタ起動
3) 「地図データ取得」→「統計 GIS 国勢調査小地域データ」を選択 →新しい画面が開く
4)データフォルダ欄に参照を押した後,デスクトップ上の「那覇市データ」を指定
取得市区町村は h22ka47201.shp に☑を入れる。
「ファイル変換」を押す。→OK →マップエディタに那覇市の丁町字別地図が出てくる。
5)地図を拡大して那覇港の東側にある緑の□をクリック
→編集オブジェクト番号:「那覇市那覇港/472010750」が開く。→「削除」
6)地図に名前を付ける。
「ファイル」→「名前を付けて地図ファイルを保存」→ファイル名は「那覇市」
3. 調査区データの編集
1) 「編集」→「初期属性データ編集」→1 列目から 40 列目まで指定して右クリック→「初期属性デー
タ項目」を削除。
「総数,年齢「不詳」含む」が 1 列目になる。
2) 2 列目から 16 列目まで指定して右クリック→「初期属性データ項目」を削除。
3) 「データの種類」列から 4 列目までのセルを全て指定し,「コピー」
4) エクセルを起動して A1 を指定して「貼り付け」 町字名と人口数が表示される。
5) B 列から 3 列の空白を挿入する。B 列,C 列,D 列が空白になっている。
6) B2 に「若年人口率」
,C2 に「生産年齢人口率」,D2 に「高齢人口率」と項目名を記入する。
7) 人口率を計算する。
B4 に「=F4/$E4*100」と入力してエンター → 「#DIV/0!」
B4 のセルの右下の小さな■を押し,D4 までドラッグする。次に D4 の右下の■を押して D39
までドラッグする。これにより,各年齢区分の人口率の結果が出る。
8) マンダラタグを付ける。
A1 に「map」
,B1 に「那覇市」
,A2 に「title」
,A3 に「unit」
,B3,C3,D3 に「%」を入力
9)
統計地図の表示
エクセルの A1 から D221 までの範囲を指定。→「コピー」
マンダラを起動 → ◎「クリップボードのデータを読み込む」をチェック→OK
→「描画開始」
11) 地図の調整
データ項目を変えながら,地図を出す。階級区分や色に工夫をしてより良い地図にする。
ジオコーディングと地図化
1.MSN 電話帳から住所取得
http://msn-phonebook.goo.ne.jp/
2.緯度経度の取得
店舗名・住所から緯度経度を取得する。
http://ktgis.net/gcode/ で「地名・施設名からジオコーディング・地図化」を選択。
「並び順」を「住所等キー/名称」に設定し、Excel で店名と住所欄とをコピーして、貼り付ける。コ
ピーの際は、少しずつやった方が確実である。貼り付けたら「表示」をクリックする。「住所等/名称キ
ー」の場合で、
「名称欄もキーとして使用する」にチェックしている場合、店名と住所で二重にジオコ
ーディングが行われ、精度の高い方の緯度経度が取得される。
3.地図化
次の表が完成した状態である。A 列に店名、B 列に経度、C 列に緯度、D 列にチェーンごとの番号(対
応するアイコン番号)を入れる。番号は 0~19 の間である。
F、G 列は、アイコン番号とそこに対応する凡例の名称である。
「経緯度を地図化」をクリックする。
名称欄に Excel の A~D 列のデータ部分をコピーして貼り付ける。
アイコン名欄に、F、G 列のアイコン番号対応表部分を貼り付ける。
「名称/位置/マーカー番号」として、
「表示」する。