タサン・コールセンター、 公共機関で初めて『有給感情休暇』保障 年に1回

毎日労働ニュース
2014.10.06
『有給感情休暇』
タサン・コールセンター、
公共機関で初めて『有給感情休暇』保障
年に1回保障、経歴5年越えれば2回
タサン・コールセンターが公共機関で初めて有給の感情休暇を導入する。希
望連帯労組タサン・コールセンター支部は暫定合意案について組合員の賛否投
票を行う。
希望連帯労組によれば、タサン・コールセンター支部と委託業者の交渉権を
委任された経済人総連は、先月30日に集中交渉を行った結果、暫定合意案を
作った。合意案によれば、組合員は年1回『感情馴化の有給安息休暇』を取れ
るようになる。勤続年数が5年を超えれば更に1回追加して使用することがで
きる。暴言とセクハラなどに苦しめられるコールセンター労働者の心を治癒す
るための措置だ。
ソウル市は8~9月に2回の労組との面談を通じて交渉を仲裁し、委託業者
が解決しにくい福祉問題の解決対策を約束した。
感情労働が社会的な争点に浮上したが、未だ感情労働保護対策や補償は一部
の私企業のサービス事業場に限定されている状況で、今回の事例は他の公共機
関にも影響を及ぼすものと見られる。
2014.10.06
毎日労働ニュース
ユン・ソンヒ記者