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池上通信機
“シティセーフティ”
防犯・防災にリアルさを!!
池上通信機は、
「危機管理産
業展 2009」で、
「街頭監視」
、
「災害監視」
、
「侵入検知」
、
「ハ
イビジョン伝送」といった、
防犯・防災に関する 4 つのア
プリケーション提案と、最新
製品を出展する。
「街頭監視」アプリケーシ
ョン:新開発の 1/3 型 CMOS
センサを搭載したメガピクセルネットワークカメラを展示。高精細でリアルな監視映像を
体感できる。
「災害監視」アプリケーション:既存設備を活かしながら、最新の映像圧縮技術である
H.264 映像伝送を利用できる遠隔監視システムを提案する。
「侵入検知」アプリケーション:高度な画像処理技術を要する検知システムでありながら、
容易に導入することが可能。更に運用も可能なインテリジェントエンコーダを紹介する。
「ハイビジョン伝送」アプリケーション:同社の高い技術力を集約させ、超小型化を実現し
た 3 板式フルハイビジョンカメラヘッド。このカメラヘッドと H.264 フルハイビジョンネ
ットワークエンコーダ/デコーダによる、ハイビジョン映像伝送を、ブース内の大画面モニ
ターで閲覧することが可能。
同社ブースでは、実際に紌入した多数の事例と、あらゆるシーンで高いパフォーマンス
性能を発揮する新製品で、来場者の訪問を期待している。
池上通信機(東京都大田区、TEL03・5748・2281)
日立ソフトウェアエンジニアリング
通知するだけじゃない「震ナビゲーション」
日本では、毎日各地で震度
1~3 程度の地震が起きてい
る。不意に発生する地震に備
え、同社が地震情報の「見え
る化」を実現したのが、今回
紹介する「震ナビゲーション」。
07 年 12 月から、気象庁が
地震の予報を目的とした高度
利用者向け緊急地震速報の提
供開始後、既に多くの緊急地
震速報関連製品が発表されて
いる。これらの製品は地震発
生前の事前通報を主要機能と
しており、地震発生後の避難・救済・復旧活動の実行に関しては、個々の利用者裁量に委
ねられているのが実情。しかし、地震直後のパニックに陥りやすい状況下で、その後の適
切な行動選択に必要な情報を提供することも重要なサービスである。
「震ナビゲーション」では、同社の統合通報管理技術を活用することで、多彩な通報メ
ディアでの情報伝達を実現。地震発生前の音声・映像による通報機能に加え、地震発生後
の行動支援ツールの機能も備えている。地震発生後のサポート機能として、任意の縮尺を
指定可能な地図上に、避難経路・救急施設を表示する機能や、メールによる簡易な安否確
認機能も用意。また、万一地震が発生した際に、電源の入れ忘れやケーブルが外れている
等の不注意が原因で、通報不能となるトラブルを未然防止。
「震ナビゲーション」端末の稼
働状態と接続通報機器の稼働状態を常時監視している。
「震ナビゲーション」は、いつ発生するかわからない地震に備え、発生前から発生後ま
でを一貫して支援するサービスを提供する。
日立ソフトウェアエンジニアリング(東京都品川区、TEL03・5479・8831)
セキュリティー
トム・スミス会長来日、21 日午後ステージプレ開催
次世代のノンリーサルウェポン
(非殺傷製品)として世界で注目を浴
びている米・TASER 製「射出型ス
タンガン」等を警察、防衛、海保関
連などに広くアピールする。
特に 21 日、午後 1 時から展示会場
にてテーザー社の創業者で、現会長
のトム・スミス氏が来日、新製品の
「3 連射 X3」をはじめとする製品
群のステージプレゼンテーション
を開催する。
このほか、ブース内ではワイヤーケーブル
なしで被弾させて効果を出す「XREP」、更に
新しいハンドヘルド式サーマル(赤外線)イメ
ージャー装置、国内初となるサーマルイメー
ジャーとナイトビジョンのコンバーチブル画
像装置、3 軸ジャイロによるサーマルイメー
ジャー&CCD カメラ装置なども展示。更に、
従来品「X26」や犯罪や取り締まりの現場等
におけるすべての画像音声データの収録を目
的とした携行型録画装置「AXON」なども積
極的にアピールする。
セキュリティー(岐阜市六条江、幾田弘文社長、東京支社・東京都中央区京橋 2-1-4、田
中敏郎支社長、TEL03・3517・7577)
スミス・ハイマン日本支店
液体爆発物検査装置「HI-SCAN 6040aTiX」、初披露ほか
同社の目玉は、国内初披
露となる液体物を開封する
ことなく中身の爆発物検査
が可能なハイグレードマシ
ン「HI-SCAN 6040aTiX」
。
同機は、デュアルビュー、
それもマルチエネルギーの
X 線システム。これにより、
世界中の空港現場で隠され
た液状・シート状の可塑性
爆発物検知が現用装置より
高精度で可能な、機内に持
ち込む手荷物(液状・シート状爆発物)検査機。既に TSA へ 500 台紌入しているほか、
UK(BAA)にも 300 台紌入、英国のチェックポイントの殆どで新しい脅威物検知機能を備え
た検査装置に換装されつつあるほか、ヨーロッパ、カナダの空港でも既に採用されている。
また、aTiX をプラットフォームに、現在開発中のソフトウエアの増強により探知可能対象
物の範囲を広げ、より複雑化した状況下に於ける爆発物・脅威物探知性能のアップを目指
している。サイズが若干大きい「HI-SCAN 7555aTiX」も開発され、今月 6 日から開催の
インター・エアポート・ヨーロッパ 2009(会場ミュンヘン)で発表された。この装置の開口
部(75 センチ×55 センチ)は国内で最も一般的であるため、従来装置からのスムースな移行
が可能。
このほか、国内代理店であるエス・ティ・ジャパンも共同出展し、スミス・ディテクシ
ョン社が持つ、幅広い X 線、BCER 検知製品なども広く展示・紹介する。
スミス・ハイマン日本支店(Smiths Heimann GmbH、千葉県浦安市美浜 1-9-2、TEL047・
354・7490
担当・佐藤 賢治テクニカルマネージャー)
昭好
人材のトレーサビリティを実現
自社製制服用 IC チップ・バーコードラ
ベルと生体認証技術を組み合わせた、人
材のトレーサビリティシステムを展示・
紹介する。
制服用 IC チップ・バーコードラベルは、
HF 帯・UHF 帯・アクティブタグをライ
ンナップ。共に制服着用者情報の組込み
が可能で、業務用洗濯 100 回にも耐え得
る優れた耐久性が特長。同製品と、指紋
認証、顔認証、体表面温度測定用カメラ
のシステムを自由に組み合わせ、更衣室
出入口や勤務エリアにリーダと操作用タ
ッチパネルを設置することで、企業の顔
であり「なりすまし」のツールとされや
すい制服が、きちんと権限を持った人に着用されているのか、さらに、着用者は入室の権
限を持っているのかの確認が実施できる「人材のトレーサビリティ」を実現する。
<顔認証>
登録した顔画像と比較・認証することでなりすましや部外者の侵入を防止する。
<指紋認証>
一人 5 指までの登録が可能で、指紋の薄い方や認証しにくい場合にも対応する。なりす
ましや部外者の侵入を防止する。
<表面温度測定>
顔表面の温度を検知する簡易版温度測定システム。前回の温度と比較し、温度の差が激
しい場合や、適正温度以上の場合は警告する。
また、勤務エリアや作業内容、勤務時間データのタッチパネルへの表示や出力管理も可
能。勤怠管理や、有時の救出確認システムとしても適している。
昭好(埼玉県八潮市、引場昭仁社長、TEL048・999・3111)
双日エアロスペース
無人小型駆動車両「iRobot」
、
「AP4C 化学剤検知器」ほか
NBC テロ対策等の際、遠隔操作が可
能な、極めて機動性に優れ、豊富なオ
プション搭載・カスタマイズを実現す
る、米・iRobot 社の無人小型駆動輌「ニ
ゴーシエィター」をはじめ、仏
PROENGIN 社 製 の 化 学 剤 検 知 器
「AP4C 化学剤検知器」、更に「ブロワ
ー付安全防護マスク」等を初出展する。
「iRobot」は、キャタピラーで駆動。
高速性、機動性や耐環境性も兼ね備え
た特殊無人駆動車両。移動、
及び作業は遠隔で行い、階段
の昇降をはじめ、車の荷台へ
の昇降や水溜り等の悪地も走
行可能。監視用カメラをはじ
め、各種ガス検知等のセンサ
ー類など豊富な搭載オプショ
ンを取り揃えるほか、カスタ
マイズを手掛ける。同機には
堅牢化した「ミリタリーバージョン」も用意。バッテリーは長時間継続運用が可能な状況
下で、十数カ国が採用。高性能マニピュレータ―により、爆弾、不審物対処、入門警備の
ほか、平和維持活動に投入されている。
一方、機能面で世界トップの「AP4C 化学剤検知器」は、従来販売してきた「AP2C」を
高機能化した製品。リン、硫黄等を組成分とする神経剤・紊乱剤検知のほか、ヒ素と HNO(希
硝酸)検知を加えた、つまり 4 種類のレンジをカバーする世界最高機種。この 4 組成分が殆
どのテロ化学剤として使用されるため、第 1 義的な検知機能を十分果たす。検知時間は数
秒。
このほか、NIOSH(米国国立労働安全衛生研究所)が規格認定する、簡単に取り付けられ、
しかも完璧に密閉できる NBC 対策用防護マスク「SCape CBRN30」等も展示・紹介する。
双日エアロスペース(東京都港区赤坂 2-17-22、営業部門 TEL03・5574・6082)
三菱電機特機システム
災害現場で活躍する「CWD 方式小型クローラロボット」、展示
無人遠隔操作ロボットを使い、消
防・防災など緊急救助・支援活動等に
役立つ、遠隔情報収集クローラロボを
展示・紹介する。
CWD 方式小型クローラロボットと
は、災害現場などで無線操縦による走
行、映像やセンサー計測情報をリアル
タイムに操縦モニターへ転送できる
情報収集ロボット。また、災害現場に
おける消防隊員ツールが「FRIGO-M」
。
災害現場だけでなく、人が立ち入る
事が困難な空間、緊急を要する様々な
環境に素早く対応でき、作業者の安全管理確立と作業負担の軽減が図れる。そして、上部
に搭載する各種多様なオプション機能として、各種計測器類、ビデオカメラ、パンチルト
カメラ、赤外線カメラ、音声通信、更に、主に消化・救援などの消防活動を任務とする
「FRIGO-M」には、消火剤、中和剤をはじめ、ホース類、マニピュレータ等の搭載、及び
トランク・トイレなど重量機器の運搬・牽引など
も可能。
一方、消防活動を任務とする「FRIGO-M」の
運用については、小型軽量な同ロボットを一人で
現場まで携行でき、実際の悪路や一般的な階段、
エスカレータ等の昇降も手元のコントローラに
よる無線操縦で可能。そして、上部に搭載したカ
メラ等の映像、センサー類による情報をリアルタ
イムで伝送できる。
用途も多様で、工場・プラント災害をはじめ、
硫化水素自殺現場、地下鉄災害や原子力発電所災
害など、特殊災害現場に最適。変わった所では、
集合・戸建住宅などの床下測定・検知などでも活
躍可能。
三菱電機特機システム(東京都品川区大崎
1-15-9、TEL03・5719・8645)
大塚消火器
災害対策用救助工具セット
「あの時、バールやジャッキがあれば下敷きになった人
を助け出すことができたのに―」
災害時の不幸な結果を防ぐための救助工具格紌箱「レス
キュー」シリーズを中心に展示。官公庁、学校、自治体、
企業などへ広く提案する。
同シリーズは、災害時に必要と思われる救助用工具を収
紌工具箱一つにまとめた自主防災対策キット。バール・ハ
ンマー・ツルハシをはじめとした約 25 点の工具を、マジ
ックテープで収紌箱内に固定。搬送時にバラバラにならず、
取り出しも簡単なため、有事の際でもスムーズな工具の選
定・取り出しが期待できる。
収紌箱はスチール製で、女性でも簡単に搬送できるよう
取っ手と 20cm のノーパンクタイヤを標準装備。
さらに、約 30cm×40cm の場所があれば立てて
保管ができる省スペース設計で、震度 7 程度で
も転倒しない高い安定性を確保している。
救助工具の幅広いラインナップや、可搬性、
省スペース性などが高く評され、地域の自主防
災組織やマンション、スーパーなどの小売店、
ホテルや医療施設、消防団や官公庁などで広く
採用されており、最近では特に公用車への車載
用キットや消防車両の資器材としての導入が多
いとのこと。
さらに、収紌箱のカラー・救助工具の内容を、
ニーズに合わせて変更が可能な OEM も対応し
ている。
なお、同社では全国各地の販売代理店を募集している。
大塚消火器(埼玉県春日部市、大塚和志社長、TEL048・761・3201)