中国全土のみならず、新たな市場や顧客の開拓へ! 海外展開支援 塚田理研工業株式会社 代 表 者 所 在 地 従業員数 事業内容 連 絡 先 下島 康保 駒ケ根市赤穂 16397-5 140 名 樹脂めっき加工 0265-82-3256 企業の現状 当社は創業 50 年の歴史を持つプラスチックめっき加工の 専業者である。 2013 年より、当社の中国新工場が完成し、 高品質な自動車用の装飾用プラスチックめっき製品の生産 を開始した。 支援の経緯 2013 年より中国の華南地区、広東省江門市にて自動車部品を中心とした樹脂めっき加工 工場の稼働を開始した。華南地区は日系自動車メーカーの進出が多く、日系の顧客を中心と した受注が多い。しかし、華中や華北地域への営業活動まで幅を広げる機会が無く、同地域 に多く進出している日系以外の欧米系や中国ローカル系の自動車会社との取引比率が低い。 全国規模への当社 PRを行う為、展示会出展を検討していたところ、華中、華北の経済の中 心でもある上海で行われる中国最大の自動車部品展「Automechanika Shanghai 2013」 の出展公募を知り、応募した。 支援内容(連携支援機関を含む) 同展示会への出展に対し、出展準備に必要な書類 の準備から本番までの手続き全般、また出展当日で のブース支援等、きめ細かなサポートを行った。準備 段階から出展最終日まで、スムーズに運営することが できた。 出展ブースには、自動車の外装部品であるグリル やドアハンドル、内装のつまみ等、様々なめっき加工 を施した自動車部品を展示し、中国内のみならず世 界各国のバイヤーからの商談も多くあった。 同社ス タッフが限られた人数の中での出展となったが、通訳 とセンタースタッフの手厚いサポートにより、多くの 来場者に同社の PRをすることができた。 支援の結果・成果 会 期 中、 連 日 多 数 の 来場があったが、その中 で具 体 的に29 社との商 談を行った。 そのうち4 割ほどが香港や台湾、日 本、アメリカ、フランスといった海外からのバイヤー や商社との商談となった。 後日具体的な図面が届き、 見積もり提出まで進んでいる案件もある。現在のメー カー量産品よりも、後付のアフターパーツ市場からの 問い合わせが多く、新たな市場開拓の可能性が広がっ た。 今後の課題として、多くの企業が国内外の中小 企業であり、資金回収等のトラブルとならぬよう信用 調査を慎重に行う必要性がある。 支 援 を う け て 塚田理研工業株式会社 専務取締役 下島 聡 氏 出展準備から会期中のサポートま で中小企業支援センターの方々には大変お世 話になりました。 中国全土のみならず、海外 案件等、 新たな市場や顧客の開拓へと繋が る有意義な出展となりました。 引き続き中国 並びに世界への市場開拓へ向け、ご支援の ほどを宜しくお願い致します。 23
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