宇宙船を作ってみよう - JAXA 宇宙教育センター

宇
宙 教
育
推 進 指 導 教 材 宇宙船を作ってみよう
< 美 術 編 >
解
説 この授業では、宇宙船を固定観念で形作るのではなく、自由な発想で考えてい
くことを目指した。自由な発想を求めるために小中連携を取り入れ、意見交換
しながら、それぞれの発達段階を生かした。学年や校種の違う中で、自由に考
えを話し合いながら、各自の発想を広げていくことができる。
活 用 場 面 内容項目:A表現(2)ア、ウ
用 具 ・ 資 料 ・教師
B鑑賞(1)ア
学年:中学校第1~3学年
デザイン
導入段階:画用紙、宇宙船の資料
製作段階:竹ひご、和紙、糸、接着剤、はさみ、クレイ粘土、粘土ベラ、ニス
宇宙船の資料例:
①アポロ宇宙船
http://www.nasa.gov/mission_pages/apollo/images.html
②国際宇宙ステーション
http://www.jaxa.jp/projects/iss_human/kibo/index_j.html
③小型ソーラー電力セイル
http://www.jaxa.jp/projects/sat/ikaros/index_j.html
実証機 イカロス
・生徒
導入段階:鉛筆、色鉛筆
製作段階:ポスターカラー
学習の流れ
学習活動
指導上の留意点
評価方法
・宇宙船の資料を見て、宇宙船の種類や
機能について知る
・宇宙船の資料例を参考に、宇
宙船の写真提示や説明を行う
・興味深く資料を見ること
ができる(関心・意欲)
・提示された資料を参考に、自分の制作
したいものをアイデアスケッチする
・細かいことは考慮しないで構
わない
・自由な発想でアイデアを
描くことができる (発想)
・個人の考えをもち寄り、小中学生混合
の班や小グループを作り、意見交換を
行う
・各自班内で発表し、各自の工
夫点などを聞き合う
・活発に意見交換をし、互
いのイメージを理解でき
る(言語活動・意欲)
・班や小グループ内の意見をまとめ、1
つの形にしていく
・お互いの良さを理解し、1つ
のイメージに絞る
・完成させたアイデアを、
分かりやすく表現してあ
るか(技能)
・まとまったアイデアを、班や小グルー
プ毎に発表する
・他の班やグループの発表を聞
き、工夫点を理解する
・興味深く他の作品を見る
ことができる(鑑賞)
3
・前回の各グループのアイデアを元に、
共同で作品の制作を行う
・最適な材料や道具を考え用意
し、制作する
・イメージしたものに合わ
せ、色や形を表現できた
か(技能)
1
相互作品鑑賞会
・イメージした作品が、どのよ
うに立体表現ができたか、伝
えられるように発表する
・鑑賞表を配布し、個人の
発表と他者の作品で相互
鑑賞をする(鑑賞)
時間
1
・教材提示装置等の機器を使い、アイデ
アから作品への発表を行い、鑑賞する
JAXA宇宙教育センター
作業の様子
作品例
花びらはソーラーバネル、花の中心は実験場所、
作品名:ソーラーフラワー
茎はエレベータ、葉は個室、リビング、庭、食堂
になっている。
花びら1枚1枚が個別の部屋になっている。
作品名:施設一体型宇宙船
大きな外側の花びらの薄ピンクは運動施設。
青い花びらは温泉施設になっている。
JAXA宇宙教育センター
ワークシート
「
宇宙船を作ろう
」
年
組氏名
1.宇宙船を撮影した画像にはどんな特徴があっただろう
2.形はどうなっているだろう
3.作品のイメージを考えよう
4.作品の説明をしよう