統合医療の科学 - 「科学技術振興調整費」等 データベース

「重要課題解決型研究等の推進」プログラム
科学技術政策に必要な調査研究
「統合医療の科学的評価法開発及び臨床指針作成」
中核機関名:鈴鹿医療科学大学
研究代表名:森 和
研究期間:平成18年度~平成19年度
本報告書は、文部科学省の科学技術振興調整費による
委託業務として、鈴鹿医療科学大学が中核機関となって
実施した「重要課題解決型研究等の推進
統合医療の科
学的評価法開発及び臨床指針作成」(平成 18~19 年度)
の研究成果を取りまとめたものです。
従って、本報告書の著作権は、文部科学省に帰属して
おり、本報告書の全文又は一部の無断複製等の行為は、
法律で認められときを除き、著作権の侵害にあたるの
で、これらの利用行為を行うときは、文部科学省の承認
手続きが必要です。
目次
Ⅰ.調査研究概要
第 4 章 手技療法に科学的根拠を与えるための調査研究
1.調査研究の趣旨
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2.調査研究の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
3.調査研究の全体像
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
4.調査研究の体制
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
Ⅱ.経費
1. 所要経費
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
2. 使用区分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13
Ⅲ.調査研究成果
1.調査研究成果の総括
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.調査研究の本文
第 1 章 統合医療の現状と需要―アンケート調査―
1.0 背景
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.1 三重県における統合医療の現状と需要調査 1 (平成 18 年度実施)
・・・・・
1.2 三重県における統合医療の現状と需要調査 2 (平成 19 年度調査)
・・・・・・
14
21
23
32
1.3
医療機関における統合医療の現状と需要に関する実態調査
・・・・・・
41
1.4
メンタルヘルス領域における統合医療の現状と需要に関する実態調査 ・・・・・・
48
第 2 章 鍼灸医療総合文献データベースの構築
2.0
背景―鍼灸分野におけるデータベースの現状
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
56
2.1
本課題におけるデータベース構築の目的
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
57
2.2
データベースの構造
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
57
2.3
文献情報の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
59
2.4
鍼灸医療文献総合データベースの概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
60
2.5
開発環境
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
65
2.6
プログラム開発
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
65
2.7
トライアル版公開について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
65
2.8
本データベースの意義と課題
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
66
第 3 章 統合医療のための臨床ガイドライン(案)作成
3.0 背景―EBM と臨床評価
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.1 アメリカにおける鍼灸臨床研究ガイドライン作成状況
・・・・・・・・・・・
3.2 中国における統合医療臨床ガイドライン作成状況(文献調査) ・・・・・・・・・・・
3.3 中国における統合医療臨床ガイドライン作成状況(現地調査) ・・・・・・・・・・・
3.4 中国中医薬標準化
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.5 欧州における統合医療臨床ガイドライン作成状況
・・・・・・・・・・・
3.6 めまい領域の鍼灸臨床ガイドライン案
・・・・・・・・・・・
68
70
73
83
92
98
102
第 4 章 手技療法に科学的根拠を与えるための調査研究
4.0 総論
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.1 経穴の正弦的刺激を目指した非侵襲的超音波加振に関する調査研究 ・・・・
4.2 三次元触覚参センサーの開発を目指した調査研究
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
119
120
138
第 5 章 鍼刺激による中枢神経、血管系の薬理的変化の測定法の開発
5.0 鍼灸分野における基礎研究の現在と展望
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.1 鍼刺激後の脳内神経化学的変化の in vivo 測定法の開発
・・・・・・・・・・・・
5.2 鍼刺激による中枢神経、血管系の薬理的変化の測定法の開発 ・・・・・・・・・・・
147
148
162
第 6 章 音声学的アプローチによる体質評価法の開発
6.0 総論
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.1 音声学的アプローチによる体質評価法の開発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
176
176
第 7 章 ストレスに対する音楽療法の効果
7.0 統合医療と音楽療法
7.1 ストレスに対する音楽療法の効果
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
184
186
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
195
3.調査研究成果の発表状況
Ⅳ.資料編
Ⅰ.調査研究概要
■プログラム名:科学技術政策に必要な調査研究
■課題名:統合医療の科学的評価法開発および臨床指針作成
■中核機関名:鈴鹿医療科学大学
■研究代表名(役職):森 和(教授・鍼灸学部学部長)
■調査研究実施期間: 2年間
■調査研究総経費(調整費充当分):総額
60 百万円 (間接経費込み)
1.調査研究の趣旨
統合医療(Integrative Medicine)とは、「患者の体質や自然治癒力を重視し、現代医学に加えて各
種の相補・代替医療を含めた選択肢の中からそれぞれの治療法の特長を生かしたオーダーメイドの
医療を提供すること」と表現することができる。国外ではアメリカが 1999 年に国立衛生研究所(NIH)内
に国立相補・代替医療センターを設置して、相補・代替医療の臨床研究に多大な資金を提供し、統合
医療の推進に必要なエビデンスの構築を積極的に支援しているが、イギリスにおいても皇室が中心と
なって統合医療に関する財団が設立されたほか、NHS(National Health Service)が統合医療を主体と
した国立の医療機関を設立する(2003)など、統合医療への歩みを確実なものとしている。
また国内に目を転ずると、国立大学の病院内で補完医療外来を設置する機関が徐々にではあるが
増加の傾向を見せており、ホリスティックな観点と「患者の利益」に重点を置く統合医療への期待は確
実に高まりつつあると言える。とりわけ高齢化の進行にともなう複雑な病態を有する患者の増加、およ
びストレス社会に起因する「心の病」の増加は必然的に現代医学と相補・代替医療双方の利点を生か
した統合医療への需要を高めることになるであろう。
しかしながら統合医療を構成することが予想される各種相補・代替医療は、その多くが伝統医学に
属するものであり、長い歴史のなかで人々の支持を得てきているとはいえ、それぞれの治療法の適応
範囲、治療機序は必ずしも明確ではない。また国内外を問わず、これらの治療法の臨床・基礎研究は
近年増加の傾向にあるものの、統合医療の一環としてそれらをレビューし、その質を検討した報告や、
多様な代替医療の効果を客観的に評価するための共通の尺度(評価法)もいまだ少ないのが現状で
ある。換言すれば相補・代替医療を現代医学と統合するうえで必要不可欠な情報が欠如しているのが
現状といえる。
こうした状況を鑑み、本課題ではまず、工学、音声学、神経薬理学・生理学、画像解析学などの先
端の技術を用いて、多様な代替医療の評価に広く応用することのできる技術の開発、およびその臨床
応用に向けての検討を行うこととした。
また上記の研究に加え、国内外における統合医療そのものの現況、および相補・代替医療の臨床
研究の現況について、網羅的なレビューを行い、最終的には統合医療を医療行政に取り入れる際に
必要となる相補・代替医療適用を目的とした臨床ガイドライン案の作成を行うこととした。
1
2.調査研究の概要
統合医療とは医療の形態のひとつであるから、その推進のためには①臨床、基礎医学的な研究、
②保険制度も含めた医療制度、経済効果、社会における需要調査などの社会医学的な研究の双方
が前提として必要である。
本課題では①に属するテーマとしてまず3つのサブテーマを設定し、工学、音声学、神経薬理学・
生理学、画像解析学といった領域における先端の技術を用いて、多様な代替医療の評価に広く応用
することのできる技術の開発、およびその臨床応用に向けての検討を行うこととした。以下、サブテー
マごとにその概要について述べる。
サブテーマ1
「手技療法に科学的根拠を与える新刺激方法開発と触診 imaging に関する調査研究」
(1) 経穴の正弦的刺激を目指した非侵襲的超音波加振に関する調査研究
(担当:東北大学大学院工学系研究科 金井浩)
(2) 3次元触覚センサーの開発を目指した調査研究
(担当:鈴鹿医療科学大学 佐々木和郎)
統合医療を構成することが想定される相補・代替医療のなかで、最も国民の高い需要が予想され
るのは、鍼灸や柔道整復、あん摩・マッサージ・指圧のほか、整体やリフレクソロジーといった、身体
に直接施術者が接触して行う手技療法である。これらの療法は歴史的にも長い伝統を持つが、本
課題のサブテーマ4で実施したアンケート調査研究でも国民の需要が高いことが確認されており、そ
の治療効果の評価法開発については大きな期待が寄せられている。
これらの施術で用いる治療点(ツボ)は、診察時に触知された局所の皮膚・筋肉の緊張や「こり」を
目標として決定する場合が多く、治療効果の判定にもこれらの緊張の緩和を指標とするのが最も簡
便で、かつ説得力を持つと考えられる。したがって身体局所における組織の緊張状態を、可能な限
り非侵襲的かつ簡便に定量化し、またその結果を視覚的にも分かりやすく提示する方法を開発する
ことは、これらの治療法の効果について客観的に評価する共通のツールを提供することになる。
以上の観点から、本サブテーマでは工学的な見地から超音波による音響放射圧を対象物の表面
から目的とする深部に与え、一定の振動で組織を動かし、その応答からその組織の弾性を中心とす
る特性検出を行うシステムの開発を行った(担当:東北大学)。また生体の硬さ分布をより高感度・高
精度で測定し、3次元イメージングを可能とする圧力センサーを調査し、触覚センサーシステムの開
発を行いその臨床応用の可能性を検討した(担当:鈴鹿医療科学大学)。
サブテーマ2
「音声学的アプローチによる体質評価法の開発」
(担当:森
和
(担当:山村 理
鈴鹿医療科学大学)
朝日大学)
「多様な患者の病態を全人的観点からきめ細かく把握し、各人の体質や体調に適した治療方針
2
を提示する」ことは統合医療を推進していく上で基本となる理念である。本サブテーマでは、近年の
ノンバーバル行動の研究や音声言語学の領域で音声と情動、気質、性格、表出行動、健康度、スト
レス度との関連性がある程度明らかになってきている状況をふまえ、音声と体質傾向との関連性に
ついて研究を行い、鍼灸を含む代替医療の適応症の判定、各種治療法による効果の評価指標とし
て活用できる音声検診支援システムの構築を計画した。すなわち1年目は、アナログ技術、デジタル
情報技術を導入し体質傾向のグループ別に音声の特徴抽出を行い、音声学的評価基準を確立し、
実用化のレベルにまで高める調査研究を行い、2年目は音声のリアルタイム処理方式による音声検
診支援システムを構築することとした。本サブテーマは鈴鹿医療科学大学と朝日大学とが担当し、
鈴鹿医療科学大学では音声サンプルの採取と被験者の体質傾向の調査を、朝日大学ではそれら
のサンプルの解析作業を担当した。また最終的な体質傾向との相関性の解析は鈴鹿医療科学大
学が行うこととした。
[変更点]
1 年目の実施結果より、体質傾向と音声の関連性を検討するにあたり、より被験者の状態を反映
しうる音声聴取条件の設定が必要となった。したがって、2 年目の目標を①体質傾向(健康度)と高
い相関関係が認められた音声要素を含む挨拶語の設定、②妥当な挨拶語の音声要素と体質傾向
(健康度)との関連性の検討、とした。以上より、音声と体質傾向を表わす健康度評価項目間の相関
関係を調べることで、音声検診支援システムの構築に寄与する体質傾向分類可能な音声学的特徴
抽出を行うとともに、音声学的評価基準の一部を作成することとした。
サブテーマ3
「鍼刺激による中枢神経系、血管系の薬理的変化の測定法の開発」
(1) 鍼刺激後の脳内神経化学的変化の in vivo 測定法の開発
(担当:大和谷厚 大阪大学大学院医学系研究科)
(2)鍼刺激による血管機能の薬理的変化の測定法の開発研究
(担当:鈴木宏治 三重大学大学院医学系研究科 )
統合医療を構成する医療のひとつである鍼は、疼痛を伴う疾患の治療法として大きな期待が寄せら
れており、これまでにも鍼の鎮痛効果については、脊髄や脳内のオピエートペプチド、視床下部や辺
縁系のドーパミン、セロトニン、グルタミン酸などが関与するとの報告がある。しかしながらその多くは間
接的なデータであり、明確なエビデンスに乏しい。また鍼の効果発現の機序として、しばしば「血行の
改善」が挙げられるが、実際に鍼刺激がどのように血流動態を改善し、またその機序がどのようになっ
ているかはまだ解明されてはいない。
以上をふまえて本サブテーマでは、統合医療を構成する各種相補・代替医療のなかでも鍼を取り上
げ、動物実験を通じて鍼治療の鎮痛効果、血流動態に与える影響について直接的なエビデンスを導
くことを目的とした。以下その概要を担当機関ごとに述べる。
大阪大学では、脳微小透析法(brain microdialysis)を用いた手法で、in vivo での脳内情報伝達物
質の動態を直接測定し、睡眠・覚醒、摂食行動といった生理的行動や各種病的状態や薬物治療に関
わる脳内の神経化学的機構について解析してきた経験を生かし、自由行動下の正常ラット、もしくは
遺伝子改変したマウスを用い、鍼刺激による脳内情報伝達物質の変動と鍼治療効果との相関を探る
3
薬理学的な解析手法を開発することとした。1年目は、自由行動下の動物を用いて、ストレスを与える
ことなく鍼刺激を行う方法について調査し試行する。2年目は上記の方法で鍼刺激を行い、脳内情報
伝達物質の動態・神経化学的変化を直接測定し、測定法の有用性を実証することとした。
一方、三重大学では、MC-FAN(血流測定装置)を用い、「血液サラサラ」、「血液ドロドロ」と表現さ
れる血液の流動性に関する研究を長年行ってきた経験をふまえ、1年目は、ラット及びヒトの血液の流
動性に影響を及ぼすと考えられる血小板と白血球の活性化を評価する測定法の調査研究、及び、血
管内皮の炎症で変動すると推定される抗血栓性因子、血管弛緩因子、血管収縮因子、内皮細胞膜
由来の接着分子などの測定法について調査研究することとした。2年目には前年度に調査研究した
測定法を用いて、先ずラットを対象として、血液流動性と血管内皮機能に及ぼす鍼の効果を評価する
測定法を開発する。すなわち、微量のエンドトキシン処理により血管内皮障害を誘発したラットに対し
て鍼処理を施し、処理前後の血液流動性を MC-FAN を用いて測定する。また、ラット血液中の内皮細
胞膜由来の抗血栓性因子、血管収縮・弛緩因子および細胞接着分子を測定し、エンドトキシン誘発
性の血管内皮障害や炎症に及ぼす鍼の効果を評価することとした。続いて、ヒト・ボランティアを対象と
して、血液流動性と血管内皮機能に及ぼす鍼の効果を評価する測定法を開発するとともにヒト血液中
の内皮細胞膜由来の抗血栓性因子、血管収縮・弛緩因子および細胞接着分子を測定し、鍼が血管
機能の薬理的変化に及ぼす効果の測定方法を確立することとした。
[変更点]
当初、2年目はヒトボランティアに対して刺鍼を行い、その血液流動性、血管内皮機能に対する影響に
ついて観察する予定であったが、ストレス(LPS 投与・ホルマリン投与)を与えたラットの血液流動性、お
よび血液凝固・線溶系、炎症・免疫系に対する鍼刺激の効果を中心に観察することとした。
本課題では、上記のような科学的評価法の開発に加え、臨床指針作成をゴールとする社会医学的
な研究としてサブテーマ4を設定した。以下その概要について述べる。
サブテーマ4
「世界と日本における統合医療の現状と需要に関する網羅的な調査研究 および統合医療におけ
る代替医療の適用と評価の臨床ガイドライン案作成」
(1) 鍼灸医学臨床研究論文のデータベース化
(担当:石田寅夫 鈴鹿医療科学大学)
(2) 統合医療の現況と需要に関する調査研究
(担当:石田寅夫 鈴鹿医療科学大学)
(3) 臨床ガイドライン案作成に向けての検討
(担当:石田寅夫 鈴鹿医療科学大学)
(4) 医療機関における相補代替医療(CAM)利用に関する調査研究
(担当:横山和仁 三重大学大学院医学系研究科)
(5) メンタルヘルス領域における相補代替医療(CAM)利用に関する調査研究
(担当:横山和仁 三重大学大学院医学系研究科)
4
(6) ストレスに対する音楽療法の効果
(担当:横山和仁 三重大学大学院医学系研究科)
よく知られているように、統合医療(Integrative Medicine)という用語は、米国アリゾナ大学医学部教
授である Andrew Weil 博士によって初めて提唱され、日本では 90 年代末より使用されるようになった。
統合医療をテーマとする学会としては、1998 年に日本相補・代替伝統医療連合会議(JACT)を発足さ
せた渥美和彦理事長が 2001 年に新たに設立した統合医療会議(JIM)があり、2007 年までに7回の統
合医療学会を開催している。このなかで統合医療を構成する各種相補・代替医療の作用機序や、臨
床評価の方法、また対費用効果の研究についてある程度研究の蓄積がすでになされている。しかし
ながら統合医療は、その概念自体まだ一般の国民に普及しているとは言えないし、どのような形態で
の統合医療を国民が欲しているのか、また医療機関が統合医療についてどのような認識を持っている
のかについても十分な調査がなされていないのが現状である。したがって今後の統合医療に関する
政策の立案に際して、国内外における統合医療の現況、需要の調査は前提として不可欠のものと考
える。また実際に統合医療を推進する際には、医師と西洋医学以外の医療(相補・代替医療)に携わ
る治療者が使用することのできる臨床ガイドライン、およびガイドライン作成の前提として臨床研究論
文の文献データベースが不可欠である。
以上のような観点にもとづき、本サブテーマでは、(1) 鍼灸医学臨床研究論文のデータベース化、
(2) 統合医療の現況と需要に関する調査研究、(3) 臨床ガイドライン案作成に向けての検討の3項目
について調査検討することとした。以下各項目についてその概要を述べる。
(1) 鍼灸医学臨床研究論文のデータベース化
臨床指針の作成には、その前提として学術的な文献データベースの存在が不可欠である。しか
し鍼灸分野については、これまでこうした学術論文の総合文献データベースが構築されておらず、
そのことが臨床研究を推進していく上でも障害になっていたと考えられる。そこで本課題では、
WHO が発表した鍼灸の適応症 47 各疾患について、臨床研究論文を収集した上でデータベース
を作成することとした。
(2) 統合医療の現況と需要に関する調査研究
先述したとおり、日本においてはまだ統合医療はその概念自体が十分に一般に普及していると
は言えないのが現状であり、統合医療に関する政策を立案していく上で、基礎的な現況・需要調
査は不可欠である。この観点に立って鈴鹿医療科学大学では、平成 18、19 年度にそれぞれ三重
県民を対象とし、統合医療および統合医療を構成することが予想される相補・代替医療の各種に
ついてその認知度、需要に関するアンケート調査を行うこととした。また三重大学では、平成 18 年
度に医療機関を対象として相補・代替医療(CAM)の実践状況、患者の利用度について調査し、
19 年度はその結果を踏まえ、やはり医療機関を対象にメンタル領域に絞って CAM に対する需要、
期待される効果などについて調査を行うこととした。
(3) 臨床ガイドライン案作成に向けての検討
すでに我が国でも国立大学病院で補完医療外来を設置し、鍼灸をはじめとする相補・代替医
療を積極的に導入している医療機関が存在する。統合医療を推進する際に、現代医学に加え相
補・代替医療を取り入れた医療機関において必要となるのは、両医療の使い分けに関して記述さ
5
れた臨床ガイドラインである。我が国では、現代医学の領域でも診療ガイドラインが発表されてい
る疾患領域は決して多くはなく、ガイドラインの中に相補・代替医療を治療法として盛り込んでいる
例もほとんどみられないが、今後の統合医療推進にあたっては不可欠と考えられることから、本項
目では、(1)どのような代替医療を、(2)それをどういう時(体質、病歴、治療歴、代替医療適用時
の病名、病状)に適用するか、(3)適用した代替医療に応じた診断指針、(4)適用の結果得られ
たアウトカム(症状の改善・回復)の評価指針を作成することとした。
また鍼灸、とりわけ鍼(Acupuncture)については国外でも中国、韓国といった東アジアの国のみ
ならず、米国、ヨーロッパでも広く実践されており、近年では EBM の観点に基づく臨床研究も盛ん
に実施されている。また国によってはこうした臨床研究の成果に基づき、鍼治療を積極的に医療
に取り入れるだけでなく、鍼治療に対する保険適用を認めているところもある。本サブテーマでは
こうした状況をふまえ、我が国における鍼灸領域の臨床ガイドライン作成の参考にすべく、国外に
おける統合医療の現況に加え、臨床ガイドライン作成状況についても広く調査することとした。具
体的には中国、米国における臨床ガイドライン作成状況について調査を行うこととした。
[追加項目]ストレスに対する音楽療法の効果(三重大学担当)
集中治療室(ICU)にて生命に危険のある患者を日常的に扱う医療機関では、ICU 入室患者のスト
レス緩和、コントロールがその患者の予後を大きく左右していくことから、患者のストレスを緩和する治
療法の導入は火急の課題であるといえる。そこで本サブテーマでは、統合医療を構成する治療として
その臨床的な研究はまだ端緒についたばかりであるが、近年注目されている音楽療法を取り上げ、そ
のストレス緩和効果について検討することとした。第一段階として健康成人に複数種の音楽(リラクゼ
ーション音楽・波の音など)を聞かせ、唾液中のコルチゾールと IgA、心拍数、呼吸回数などの変化か
ら、ストレス緩和に効果的な音楽を見出したのちに、その音楽を ICU 患者に聞かせ、そのストレス緩和
効果を検討した。本項目は三重大学が担当した(平成 19 年度)。
[変更点]臨床研究論文データベースの構築(鈴鹿医療科学大学担当)
臨床研究論文データベースの構築に関しては当初、WHO が発表した鍼灸の適応症(43 疾患)ごと
に臨床研究論文を収集し、その書誌情報をデータベース化する予定であったが、鍼灸分野における
総合的な和文献データベースの不在が我が国における同分野の社会的認知度、および学術的な研
究の障害となっている現状を鑑みて、本課題では近代以降に発表された文献を広く検索できるデータ
ベースの構築を行った。すなわち文献の収集範囲を明治期以降に発表された鍼灸雑誌、医学雑誌
一般に拡大し、また書誌情報やフルテキストのみならず、英文で発表された臨床研究論文(特にラン
ダム化比較試験の報告)の構造化抄録、および個々の論文に対する評価表を web 上で閲覧できるシ
ステムを構築し、鍼灸分野におけるエビデンスの構築状況について最新の情報をアップした。
6
3.調査研究の全体像
手技療法の科学的評価に用いる新刺激
音声学的アプローチによる
体質評価法の開発
方法開発と触診 imaging に関する調査研究
(東北大学・鈴鹿医療科学大学)
(鈴鹿医療科学大学・朝日大学)
個体差レベルでの音声分析
→音声サンプルの収集と分析
→東洋医学的な体質評価との相関性
鍼刺激による中枢神経系・脳血管系の
薬理的変化の測定法の開発
(大阪大学・三重大学)
微小脳透析法
統合医療科学的評価法の開発
統合医療臨床指針作成
世界における統合医療の現状調査研究
(鈴鹿医療科学大学・三重大学)
・鍼灸臨床研究論文のデータベース化
・日本における統合医療の現状・需要に関する調査
・国外(米国・中国・欧州)における統合医療ガイドライン作成状況調査
・医療機関における CAM を用いたメンタルヘルスケアの現況調査
・統合医療と音楽療法
7
4.調査研究の体制
実施体制一覧
研 究 項 目
1.
担当機関等
研究担当者
手技療法に科学的根拠を与える新刺激
方法開発と触診 imaging に関する調査研究
(1) 経穴の正弦的刺激を目指した非侵襲的
超音波加振に関する調査研究
(2) 3次元触覚センサーの開発を目指した調
東北大学大学院 工学系研究科
金井 浩 (教授)
東北大学大学院 工学系研究科
長谷川英之(助教授)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
○佐々木和郎(教授)
査研究
2.
音声学的アプローチによる体質評価法の
開発
(1) 課題の総括業務および音声学的アプロ
◎ 森 和(教授)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
ーチによる体質評価法の開発
浦田 繁 (講師)
中澤 寛元(講師)
王 暁明 (准教授)
武田 充史(助手)
村上 高康(助手)
(2) 音声学的アプローチによる体質評価法
朝日大学 歯学部
山村 理 (助教授)
大阪大学大学院 医学研究科
○大和谷 厚(教授)
大阪大学大学院 医学研究科
室谷 知孝(院生)
鈴鹿医療科学大学 東洋医学研究所
石塚 智子(研究員)
三重大学大学院 医学系研究科
鈴木 宏治(教授)
三重大学大学院 医学系研究科
岡本 貴行(院生)
の開発
3. 鍼刺激による中枢神経系、血管系の薬理
的変化の測定法の開発
(1) 鍼刺激後の脳内神経化学的変化の in
vivo 測定法の開発
(2) 鍼刺激による血管機能の薬理的変化の
測定法の開発研究
8
4.
世界と日本における統合医療の現状と需
要に関する網羅的な調査研究 および統合医
療における代替医療の適用と評価の臨床ガイ
ドライン案作成
鈴鹿医療科学大学東洋医学研究所
○石田 寅夫(教授)
する網羅的な調査研究、日本における統
鈴鹿医療科学大学 医用工学部
長浜眞人(教授)
合医療の現状と需要に関する実態調査研
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
水野 修(教授)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
東郷俊宏(准教授)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
王 暁明(准教授)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
廖 世新(准教授)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
浦田 繁(講師)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
張 文平(講師)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
有馬義貴(講師)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
金原正幸(講師)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
沢崎 健太(助教)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
鈴木 聡 (助教)
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部
櫻庭 陽 (助手)
三重大学大学院医学系研究科
横山 和仁(教授)
三重大学医学部 附属病院
内田 淳正(教授)
三重大学医学部
登
三重大学医学部 附属病院
日沖 甚生(助教)
三重大学医学部看護学科
浦川加代子(教授)
三重大学医学部看護学科
山田 章子 (助教)
名古屋大学大学院教育学系研究科
谷
天津中医薬大学 針灸学院
郭 義 (院長)
鍼灸臨床研究論文データベースの構築協力
森ノ宮医療大学
山下 仁 (教授)
臨床ガイドライン案監修
神尾記念病院
神尾
友和
(院長)
臨床ガイドライン案監修
神尾記念病院
石井
賢治
(医師)
臨床ガイドライン案作成協力
神尾記念病院
小泉
光子(鍼灸師)
北本
三郎(地域産業
① 世界における統合医療の現状と需要に関
究と統合医療における代替医療の適用と
評価のガイドライン案作成
②日本における統合医療の現状と需要に関
する実態調査研究と統合医療における代替
医療の適用と評価の臨床ガイドライン案作
成
勉 (教授)
伊織 (院生)
「他からの指導者」
中国における臨床ガイドライン作成状況調
査への協力
音声学的アプローチによる体質評価法の開
三重県北勢県民局
発への協力
コーディネーター)
◎ 代表者
○ サブテーマ責任者
9
推進委員会
氏
名
所
属
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部 教授
◎森 和
石田 寅夫
鈴鹿医療科学大学 東洋医学研究所 所長
佐々木 和郎
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部 学科長
金井 浩
東北大学大学院工学研究科 教授
長谷川 英之
東北大学大学院工学研究科 准教授
大和谷 厚
大阪大学大学院医学研究科 教授
山村
朝日大学 歯学部 准教授
理
鈴木 宏治
三重大学大学院医学研究科 教授
横山 和仁
三重大学大学院医学研究科 教授
山田 章子
三重大学医学部 看護学科 助教
東郷 俊宏
鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部 准教授
増田 直樹
三重県健康福祉部薬務食品室 副室長 (H18 外部評価委員)
高村 康
三重県健康福祉部薬務食品室 副室長 (H19 外部評価委員)
今中 雄一
京都大学大学院 医学研究科
教授 (H18-19 外部評価委員)
(外部有識者)
郭
義
天津中医薬大学針灸学院 院長
◎ 推進委員長
10
Ⅱ.経費
1.所要経費
(直接経費のみ)
研 究 項 目
(単位:百万円)
担当部署等
研 究
担当者
所要経費
H18
H19
年度
年度
合計
(1) 手技療法に科学的根拠を与える新
刺激方法開発と触診 imaging に関する
調査研究
① 経穴の正弦的刺激を目指した非
侵襲的超音波加振に関する調査
東北大学大学院工
金井 浩
3.0
3.0
6.0
佐々木和
2.5
2.3
4.8
学研究科
研究
② 3次元触覚センサーの開発を目
鈴鹿医療科学大学
郎
指した調査研究
(2) 音声学的アプローチによる体質評
価法の開発
① 課題の総括業務、音声学的アプ
鈴鹿医療科学大学
森 和
1.2
1.2
2.4
朝日大学
山村 理
0.2
1.1
1.3
大阪大学大学院医
大和谷厚
1.8
2.0
3.8
鈴木宏治
2.0
2.0
4.0
ローチによる体質評価法の開発
② 音声学的アプローチによる体質
評価法の開発
(3) 鍼刺激による中枢神経系、血管
系の薬理的変化の測定法の開発
① 鍼刺激後の脳内神経化学的変化
の in vivo 測定法の開発
② 鍼刺激による血管機能の薬理的
変化の測定法の開発研究
学系研究科
三重大学大学院医
学系研究科
11
(4) 世界と日本における統合医療の現
状と需要に関する網羅的な調査研究
および統合医療における代替医療の
適用と評価の臨床ガイドライン案作成
① 世界における統合医療の現状と需
要に関する網羅的な調査研究、日
鈴鹿医療科学大学
石田寅夫
9.4
6.9
16.3
横山和仁
3.0
4.6
7.6
東洋医学研究所
本における統合医療の現状と需要
に関する実態調査研究と統合医療
における代替医療の適用と評価の
ガイドライン案作成
②日本における統合医療の現状と需
要に関する実態調査研究と統合医
三重大学大学院
医学系研究科
療における代替医療の適用と評価
の臨床ガイドライン案作成
所要経費
(合 計)
23.1
12
23.1
46.2
2.使用区分
平成 18 年度
(単位:百万円)
鈴鹿医療科学大学
東北大学
大阪大学
三重大学
朝日大学
計
設備備品費
0.9
2.1
0.0
0.3
0.0
3.3
試作品費
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
消耗品費
5.0
0.7
1.5
2.1
0.2
9.5
人件費
1.4
0.0
0.0
1.1
0.0
2.5
その他
5.8
0.2
0.3
1.5
0.0
7.8
間接経費
3.9
0.9
0.5
1.5
0.1
6.9
計
17.0
3.9
2.3
6.5
0.3
30.0
平成 19 年度
(単位:百万円)
鈴鹿医療科学大学
東北大学
大阪大学
三重大学
朝日大学
計
設備備品費
0.0
2.6
0.2
0.3
0.0
3.1
試作品費
0.0
0.0
0.2
0.0
0.0
0.2
消耗品費
2.9
0.2
1.5
2.1
0.6
7.3
人件費
1.2
0.0
0.0
1.9
0.4
3.5
その他
6.4
0.2
0.1
2.3
0.0
9.1
間接経費
3.2
0.8
0.6
2.0
0.3
6.9
計
13.7
3.8
2.6
8.6
1.3
30.0
13
Ⅲ.調査研究成果
1. 調査研究成果の総括
統合医療(Integrative Medicine)は米国アリゾナ大学の Andrew Weil 博士によって初めて提唱され
た概念である。以来、Harvard 大学、Stanford 大学など、米国では多くのアカデミックな研究機関(医
療機関)において、統合医療に関する研究および実践がなされてきている。日本においても 80 年代
後半より今世紀初頭にかけて日本ホリスティック医学協会、統合医療会議(JIM)など統合医療を指向
する学術団体が設立されているが、欧米に比べれば大きく出遅れており、ホリスティックな観点から現
代西洋医学と相補・代替医療とを有機的に統合させ、患者に Best Benefit を提供することを基本コン
セプトとする統合医療の研究はまだ始まったばかりといえる。本課題では、統合医療を計画的に推進
し、国民に科学的根拠を提供するには学際的な研究が不可欠との観点から工学、音声学、神経生理
学、血液病態学、公衆衛生学など多彩な分野で活躍する研究者を参画者として、研究を計画、遂行
した。
統合医療への国民の期待
―国民の7割が「統合医療を望む」。医療機関の6割が「CAM を実践している」
我が国においては「統合医療」の概念は歴史が浅く、国民のみならず、医療従事者の間でも普及し
ているとは言えない。そこでサブテーマ4では、統合医療および統合医療を構成することが予想される
相補・代替医療(CAM)の現況、需要について基礎的なデータを得るためにアンケート調査を実施し
た(第1章参照)。
三重県民一万人を対象として実施した大規模調査では、統合医療について「病院や医院で現代西
洋医学に加え、相補・代替医療を積極的に取り入れることでより総合的な治療とケアを提供す
る医療」としたうえで、その需要を問うたところ、回答者の約7割が「統合医療を望む」と答えた。また医
療機関で受けたい CAM として「漢方薬」、「あん摩マッサージ指圧」、「鍼灸」が上位三位を占めた。漢
方薬は既に現代の医療の中で保険適用がなされているからこれを除外すると、いわゆる身体接触を
伴う手技療法(鍼灸・あん摩マッサージ指圧、整体)に対する需要が高いことが今回の調査で明らかに
なった。今後これらの治療法の効果を科学的に評価する手法の開発が急務であり、本課題でもサブ
テーマ1においてこの問題に取り組んだ(第4章)。
一方、医療機関を対象として実施した調査では、6割の医療機関で「CAM を実施している」とし、そ
の内訳は「漢方薬(保険適用のもの)」、「鍼灸」、「サプリメント」、「あんま・マッサージ・指圧」の順であ
った。他方、「実施していない」とする医療機関では、その理由として「エビデンスが未確立」とする声が
高く、また相補・代替医療の導入には「保険適用」、「学術論文」、「ガイドライン」が必要であるとする回
答が多数を占めた。
統合医療推進に向けての課題―情報の不足
アンケート調査結果は、統合医療への国民の潜在的な需要が高いこと、多くの医療機関で CAM に
対する患者のニーズの高さと、CAM の効果を認識していることを示している。しかしながら調査結果か
らは、ユーザー側が CAM の情報入手に関してほとんどが「口コミ」に頼っており、また医療機関側も
CAM のエビデンスに関する情報の不足に不満を感じていることが同時にうかがわれ、CAM の適用範
14
囲や効果に関する正確な情報の提供が統合医療の推進には不可欠であることが改めて浮き彫りにな
った。
「精神面で不調を自覚している」―国民の約 30%
また今回のアンケート調査で、国民の自身の健康に対する認識を問うたところ、「心身ともに健康で
ある」と回答したものは約4割であり、国民の半数以上が身体、精神面のいずれかに問題を感じている
ことが明らかになった(第 1 章)。とりわけ「精神面に問題を感じている」とした回答者は全体の約3割に
達した。これまでにも様々な調査から職場や学校などでメンタルヘルスの重要性が指摘されているが、
これだけ大規模の調査でメンタルヘルス面の重要性が明らかになったのは本調査が最初であろう。ま
たメンタル面での不調に対する自覚が統合医療への需要に繋がっていることも十分に予想される。統
合医療推進の最大のメリットは「患者への全人的なアプローチ」を通じて、国民の心身両面での
wellness(健康)を促進していくことにある。本調査結果は、今後メンタルヘルスの側面から統合医療の
あり方を考える上で重要な手がかりを提供したものと考える。
統合医療に必要なインフラの構築―鍼灸医療総合文献データベースの作成
統合医療に対する国民の要望があり、かつ相補・代替医療のなかでも手技療法に対する需要が高
いことがアンケート調査により判明した。手技療法のなかで既に国家資格として認められ、かつ高等教
育機関、医療機関での研究の蓄積が最もなされているのは鍼灸分野である。したがって統合医療の
中で鍼灸治療を導入していくとすれば、同分野の適応症、治療法などを盛り込んだ診療ガイドライン
の存在が不可欠である。またかかるガイドライン作成の前提として、同分野に特化した学術的な文献
データベースの存在が不可欠であることは言をまたない。
この観点から本課題では、鍼灸分野の文献データベース(鍼灸医療総合文献データベース)の構
築を行い、平成 20 年 2 月 14 日にトライアル版を公開した(第 2 章)。本データベースの特徴はふたつ
ある。ひとつは単に鍼灸医療のエビデンス情報を提供する RCT 論文のデータベースとしただけではな
く、明治期以降に発表された鍼灸分野の総合的な文献データベースとしてデザインされていることで
ある。これは、鍼灸領域の学術的な情報を網羅するデータベースの不在が臨床、研究、教育の質向
上の障害になっている現状を踏まえてのことである。我が国では明治期にも鍼灸分野の学術雑誌が
刊行されており、戦前においても医師が鍼灸をテーマとして発表した医学論文が多数存在する。現在
の鍼灸研究もこうした先人の研究蓄積の上に立っているが、既存のデータベースでは基礎的な文献
検索に際しても十全な情報を入手することが困難な状況であった。たとえば、WHO の伝統医学標準
化プロジェクトでツボ(経穴)位置の標準化について日中韓の代表者で協議した際に、三カ国でツボ
の位置が異なっていたことが、新聞紙上でも話題になっていたことがある。日本ではツボの位置に関
する議論は大正期にもすでに詳細な議論がなされており、論文や報告も存在するが、従来はこうした
文献の検索が可能なデータベースは存在せず、議論に必要な基礎情報の収集にも不足する状況に
あった。本課題で構築したデータベースにより、鍼灸医療関係者のみならず、医療従事者一般、患者、
報道関係者など、鍼灸領域に関心を持つ幅広い層に対して、無料で、かつ恒久的に鍼灸領域の学
術的な情報を提供する事が可能となった。
本データベースのもうひとつ特徴は、RCT 論文(主として英文で発表されたもの)の構造化抄録及
15
び RCT 論文の質に関する評価表を閲覧し、かつ評価表の入力についても評価者が web 上で入力で
きるシステムを装備していることである。これにより年々増加している RCT による臨床研究に対する評
価を組織的に行っていくことが可能となり、鍼灸医療のエビデンスに関する情報を web 上で鍼灸医療
関係者のみならず、医療従事者一般にも提供することが可能となる。また本データベースを活用する
ことにより、鍼灸分野におけるガイドラインの作成にも貢献することとなり、統合医療推進の大きな原動
力となるものと確信する。
臨床ガイドライン案作成 (ガイドライン案作成 および国外の現況調査)
病院、もしくは医院で所謂西洋医学と、相補・代替医療を組み合わせた統合医療を推進していくに
あたって、医師、患者、および相補・代替医療に従事する者が共通して使用できる適応・不適応ガイド
ラインは不可欠である。この観点から本課題では、統合医療における実践を前提とした鍼灸分野の臨
床ガイドライン作成状況を国外で調査した(第 3 章)。その結果、アメリカでは NCCAM(国立相補・代
替医療センター)が臨床研究に対して多額の資金提供をし、エビデンス構築を支援しているものの、
ガイドライン作成については州ごとに医療制度が異なるなどの制度的な問題もあり、行っていなかった。
またヨーロッパではドイツが腰痛と膝痛の鍼治療に対して保険適用を認めているものの、臨床ガイドラ
イン作成には至っておらず、伝統的に鍼が盛んなフランスでも、WHO が適応症として認めた疾患につ
いてガイドライン作成を行う動きはあるもののやはり作成に至っていない。中国では、臨床ガイドライン
は既に存在するものの、エビデンスに基づく臨床ガイドラインの作成はその作業にようやく入ったばか
りであった。また、WHO は、WHO が適応症として認めた疾患について、東洋医学的な病態分類に関
する記述を排除し、西洋医学的な症候分類、診断基準に準拠した統合医療の臨床ガイドラインの作
成を試みているが、東洋医学を専門とする医療関係者のコンセンサスを得るに至っていない。
90 年代以降の EBM の潮流のなかで診療ガイドラインの作成は、RCT をふまえるのが常識である。
したがってガイドライン作成は臨床試験における RCT の方法論上の議論と切り離して考えることはでき
ない。しかし鍼の RCT については、課題実施期間中に参加したいずれの国際学会においても、その
方法論についての問題点が解決されないまま残されており、鍼の効果を示すクリアなエビデンス構築
に至っていないのが現状であった。国外におけるガイドラインの未整備はこうした臨床試験上の問題
点を反映したものといえる。
上述の状況に加え、我が国では混合診療や医師と鍼灸師の制度上の問題から大規模な RCT の実
施そのものが難しく、診療ガイドラインのなかに鍼灸を盛り込むだけのエビデンス構築には至っていな
い。そこで本課題では、統合医療を実践する医療機関で医師と鍼灸師が共通して参照することのでき
るガイドラインとして鍼灸分野におけるめまい領域の臨床ガイドライン案を作成した。めまい領域は、診
療ガイドラインも現時点では作られておらず、本課題で作成したガイドライン案も多くの問題点を残す
ものの、今後関係学会に提起し、臨床試験の中でその有用性を検証していく。また本課題で構築した
データベースはこうしたガイドライン案作成のうえで重要なインフラとなるものと考える。
手技療法に根拠を与えるための研究
先述したように、アンケート調査結果により、漢方薬やサプリメントを除けば、CAM のなかで国民の
需要が最も高いのは鍼灸及びあん摩、マッサージ、指圧、整体など手技を用いる治療法である事が判
16
明した。鍼灸は手技のみではなく、鍼や灸による物理刺激を含んだ治療法であり、身体表面から体の
内部調整機構(自律神経等)に身体表面に直接働きかけるが、その治療効果について治療目標とし
た局所における緊張緩和を指標とする場合が多いのは手技療法と同様である。したがって治療前後
の局所の緊張状態の変化を正確に評価するシステムを構築すれば、手技療法の評価に広く用いるこ
とが可能となる。筋肉の緊張(こり)は、きわめて日常的に自覚、ないし触知できるにもかかわらず、そ
の程度や性質を客観的に評価するのは困難であった。振興調整費による過去の課題においても、肩
こりの調査研究は行われているが、自覚症状と肩こりの状態との相関関係を主題としており、身体組織
の「硬さ」に焦点を当てた研究ではなかった。この課題に工学的な観点から取り組んだのがサブテー
マ1(第 4 章)であり、東北大学は超音波を用いて対象物の表面から目的とする深部に超音波の音響
放射圧を与え、一定振動で組織を動かし、その応答から目的とする弾性を中心とする組織性状の特
性を検出する基礎システムを世界で初めて構築した。このシステムの構築により、超音波プローブをあ
てるだけで非侵襲的に組織の「こり状態」を画像化する装置開発への道が拓かれたと言える。
また鈴鹿医療科学大学は、生体の「硬さ分布」を検出するための触覚センサーシステムを開発し、
微妙な硬さの変化を検出することに成功し、かつ鍼治療後の筋弾性の変化についてもその変化を測
定できることを確認した。センサーの精度を今後より高めるとともに臨床の現場で簡易に使える装置に
発展させ、東北大学の開発したシステムと連携することで筋緊張の変化の高精度測定、および3次元
イメージングが可能になれば、CAM のなかで需要の高い手技療法に汎用できる科学的評価法となる。
本サブテーマの成果はその基盤を築いたものといえる。
鍼の基礎研究の新たな地平ー動物実験からー
サブテーマ3では、動物実験を通して、鍼の鎮痛効果の機序および鍼の血流動態へ与える影響お
よびその評価法について検討した(第 5 章)。これは鍼灸治療に最も期待されるのはその鎮痛効果で
あること、また鍼灸に限らないが、CAM に属する治療法の多くが、その治療機序について言及する時
にしばしば「血行の改善」が大きく取り上げられることによる。
大阪大学は今回の調査で、鍼刺激後に中脳水道周囲灰白質(PAG)において c-fos 蛋白が発現す
ることを新たに見いだした。また微小脳透析法を用い、鍼刺激後の PAG における神経伝達物質の遊
離動態から、鍼刺激が PAG に投射するいずれの神経系に働きかけているかを明確にした。これまで
の研究から、鍼刺激による鎮痛の発現に際して、PAG が関与していることは知られていたが、PAG に
投射するいずれの神経系に鍼刺激が影響を及ぼしているのか、直接的にエビデンスを報告した例は
ほとんどみられない。このたびの研究成果は、内因性オピオイドの関与、無麻酔状態での鍼刺激方法
の開発等、まだ検討すべき課題が残されたものの、鍼刺激の神経化学的機序の解明およびその評価
法開発に大きく貢献するものといえる。
一方、三重大学は、炎症性ストレスを与えたラットを用いた実験により、炎症性ストレスがもたらす影
響と、鍼刺激の効果をそれぞれ血液流動性と血管内皮機能の変化として評価できることを確認すると
ともに、鍼刺激が炎症性ストレスによってもたらされる血液流動性の低下を改善していること、および鍼
刺激が血液凝固・線溶系、炎症・免疫系にそれぞれ影響を及ぼし、生体防御機能を高めている可能
性があることを解明した。これまで鍼灸刺激の効果については、血流量や血流速度を指標とした研究
はなされているものの、いわゆる「血液ドロドロ」、「血液サラサラ」の言葉で表現されるような流動性に
17
ついて検討した例はほとんどない。三重大学は MC-FAN を用いた血液流動性に関する研究に長年
取り組んできた経験を生かし、今回鍼刺激の効果を血液流動性の面から評価することが可能であるこ
と、またこれら評価法により鍼刺激の血液成分に対する影響の検討が可能であることを示した。
サブテーマ3はヒトを対象とした実験ではないが、鍼鎮痛の機序、および鍼が生体の防御機能に与
える影響についてそれぞれ新しい地平を切り拓くことができた。また、本サブテーマで用いられた実験
方法は鍼のみならず、他の相補・代替医療の検討に際しても用いることのできる手法であり、その観点
からも本サブテーマの成果は今後における統合医療の科学的評価法の開発にも大きな貢献を果たす
ことができると考える。
話し声から体質、体調を評価―音声学的アプローチによる体質評価
私たちは、日常会話の中で話し手が発する声の様子から、その人の体調や心理的背景を推量する
ことがある。古今東西を問わず、優れた臨床家は、自分のもとを訪れる患者の発する声からその症状
の重さ、患者の体質、回復の度合いなどを判断してきた。しかし一方で患者の声を判断材料とする診
断は主観的すぎるとして敬遠されてきた嫌いがある。サブテーマ2では、こうした主観的な内容を客観
的にとらえることを念頭に、音声を個体差レベルでとらえた心身機能の統合指標と考え、音声と体質傾
向との関連性について検討した(第 6 章)。具体的には被験者の声に周波数解析を加え、その結果得
られた多種の音声要素と被験者の体質傾向や健康度との間の相関関係を調べた。その結果、“ありが
とうございました”を被験語として被験者から聴取、分析してみると、一般的疾患傾向や睡眠障害に加
え、東洋医学的な観点にもとづく疾病パターンなど 10 項目に及ぶ健康度について推定できる可能性
が示唆された。すなわち、“ありがとうございました”をスクリーニング音声として聴取することにより、被
験者の体質傾向を表わす健康度を推定し、鍼灸を含む代替医療の適応症の判定や各種治療法によ
る効果の評価指標として活用しうる可能性が見いだされたのである。
提言
以上、本課題は「統合医療は本当に国民の需要にこたえるものなのか?」という基本的な
疑問から出発し、国民の声を聞くとともに、医療機関で相補・代替医療、わけても鍼灸治療を導入
する際に必要となる学術的なインフラ(データベース)の構築、臨床ガイドライン案作成を行った。
また鍼灸のみならず、他の治療法の評価にも汎用できる科学的評価法の開発を行い、将来の統
合医療推進に必要な土台を築いたものと確信する。その上にたって、より国民の利益にかなった
統合医療を実施する上で必要と思われる事項を以下に提言する。
1. 全国レベルでの統合医療の需要調査の必要性
アンケート調査の結果、回答者の7割が「統合医療を望む」と回答し、かつ医療機関で導入する治
療としてあん摩マッサージ指圧、鍼灸、整体といった手技を用いる療法に対する需要が高いことがわ
かった。今回の調査は三重県民を対象としたアンケートであるが、さらに全国的なアンケート調査を実
施し、どのような症状に対してどのような治療法の適用を望んでいるか調査する必要がある。特に有訴
率が高いと思われるメンタルヘルス領域の疾患、愁訴に対して統合医療が何をなし得るのかを追求す
18
ることは大変重要な意味を持つと考える。
2. CAM の臨床研究に対する国家的なサポートの必要性
三重県民、医療機関を対象としたアンケート調査の結果、統合医療の推進にあたって、各種相補・
代替医療(CAM)の適応症や効果に関する情報の不足が最大の障害になっていることがわかった。こ
れを解消するためには、まず混合診療の問題など CAM の臨床試験を実施するうえでの制度的な問
題をクリアすること、その上で医師と CAM を実践する治療者との共同による臨床試験を推進し、その
成果をデータベース化、アウトリーチして国民に広く伝える必要がある。
3. CAM に関する情報インフラの整備を
2 に関連するが、統合医療の推進にあたって、CAM の正確な情報を伝えるデータベースの整備は
不可欠である。本課題では鍼灸分野に限定してデータベース構築を行ったが、将来的には CAM のど
の領域についても同様のデータベースが構築されるべきであり、国はそれをサポートすべきである。
4. CAM 領域の研究、教育に特化した国立の研究機関の必要性
米国 NCCAM(国立相補・代替医療センター)は、CAM 研究を推進する研究機関に対して潤沢な資
金提供をすることで CAM 領域の研究に必要な人的、物的な基盤作りを行い、かつ最終的には統合医
療を米国内で普及させるためのエビデンス構築、およびその知識の国民への普及を使命としている。
本課題で現地調査の一環として訪問したメリーランド州立大学医学校統合医療センター(Center for
Integrative Medicine, School of Medicine, University of Maryland)は、米国で最初に設立された統合
医療に関するアカデミックな研究機関であるが、同センターは NIH、NCCAM より多額の資金を得て、
鍼灸分野における最も優れた臨床研究を推進している。このことは米国では国立の研究機関が CAM
領域における研究を積極的に支援することにより、統合医療の推進、発展を支えていることを示してい
る。
本課題では臨床ガイドライン作成を最終的なゴールとしたが、ガイドライン策定にいたる臨床研究、
基礎研究の蓄積がより重要であることは言をまたない。良質の臨床研究を実施し、統合医療推進に必
要な科学的根拠を国民に対して提示していくためには、医師と CAM を実践する臨床家、研究者とが
一体となってその臨床効果、機序を解明するために共同研究を行う必要があり、それを支援する国立
の研究機関が必要であると考える。
5. 統合医療の教育研究に特化した大学院の設立
また、データベースを基礎にして作成された臨床ガイドラインに基づき、臨床を実施することができ
る医師・鍼灸師らの育成が肝要である。そのためには、統合医療の専門大学院ないし、5 年または 6
年制の鍼灸師養成機関を設立し、医師に対しては東洋医学に特化した教育を、鍼灸師に対しては西
洋医学的診断能力の涵養に力点を置いた教育を実施し、医師と鍼灸師が協同して行う臨床試験の人
的育成を行う必要がある。
6.
混合診療特区の設置
19
2で述べたように、統合医療の推進にはその前提として、良質な臨床研究の実施が重要であり、現
在の日本でその最大の障害となっているのが混合診療の問題である。地方自治体の中には、自治体
が中心となって医療機関や民間企業、研究機関との連携により、統合医療の普及へ向けて取り組ん
でいるところが存在する。こうした状況をふまえ、政府が地域活性化を目的として行っている「地方の
元気再生事業」などの一環として、混合診療を特定の地域で先行実施することを認め、統合医療推進
上の立案を行うためのパイロットケースとすることを提言する。
20
2.調査研究成果の本文
第 1 章 統合医療の現状と需要―アンケート調査―
1.0 背景
平成 18 年 6 月、大阪大学病院は7月に補完医療外来を設置し、鍼灸やサプリメント(健康食品)
を取り入れた治療を開始すると発表した。国立の病院で、科学的な検証が十全でない相補・代替医
療を外来の一部として導入するケースはこれが初めての試みであるとして注目を浴びたが、今後も
病院での臨床において現代医学以外の医療(相補・代替医療)を補完的な医療として導入し、いわ
ゆる統合医療を実施する施設は増加していくことが予想される。
しかし統合医療の実践について現時点では、コンセプトのみが先行し、国民のどの程度の割合が
こうした医療を望んでいるのか、また相補・代替医療といっても多岐にわたる治療法の中で、どの程
度の範囲までの医療が有効な治療法として認知され、そして需要があるのか、かつ現代医学との統
合が望まれているのか、といった基本的な需要についてさえ、まだ不明な点が多いことも確かであ
る。
これまで我が国における相補・代替医療の現状および需要調査としては矢野経済研究所が
『2003 年版 代替医療市場の実態と将来予測』を、また統合医療に関する調査としては同研究所が
『統合医療市場の実態と展望 2006 年版』を出版している。特に後者は、統合医療の実践に関して
全国の医療機関の医師を対象とした意識調査(アンケート送付総数:991・回答数:400)を実施して
おり、統合医療の実践に際して医師が相補・代替医療の「エビデンス」を最も重視していることが明
らかにされている点、また国内外で統合医療を実践している主な医療機関を取材している点で注目
されるが、患者となる一般ユーザーの需要については調査を行っていない。
また、国内における鍼灸治療の受療状況については、明治鍼灸大学の石崎、矢野等による全国
調査(対象:2000 名、方法:面接法、調査期間:2003-2006)、および筑波技術短期大学附属診療所
(現、筑波技術大学)の山下、津嘉山等による補完代替医療利用率に関する全国調査(対象:1000
名、方法:ランダム・ディジット・ダイアリング方式による電話調査、調査期間:2001)があり、受療者の
年齢層、受療目的、鍼灸治療への年間の支出状況などを分析しているが、サンプル数は少なく、ま
た統合医療に鍼灸治療を導入する上で何が障害となるのか、といった観点からの調査は行われて
いない。
本調査では以上の先行研究をふまえ、統合医療について「病院や医院で、現代西洋医学だけで
はなく、相補・代替医療を積極的に取り入れることで、より統合的な治療とケアを提供する、患者中
心の医療」と位置づけた上で、統合医療を構成する相補・代替医療に対する認知度、需要、および
統合医療そのものに対する認知度、需要の調査を行うこととした。また、こうした認知度が、県民の健
康に対する意識のあり方とどう関連しているかを検討するために、三重県が実施している県民健康
意識調査(ヘルシーピープルみえ 21)をふまえ、健康意識についても併せて調査を行った。
三重大学では医療機関を対象として CAM 利用の実態について調査し、医療機関における CAM
の位置づけや今後の統合医療の中で CAM をより導入していく上で何を必要と感じているかを調査
した。一次調査(平成 18 年度)においては全国の医療機関を対象として CAM の利用状況を
質問紙により調査し、医療機関で導入された CAM の現況を把握するとともに、今後の統合
医療の中で相補・代替医療に期待される役割、および西洋医学との結合を行う上での問題点
21
を現場の視点から回答してもらった。二次調査(平成 19 年度)においては、一次調査の結
果を踏まえた上で、特に需要があると考えられたメンタルヘルス領域に絞り込み、より具体
的な調査を行った。調査の成果によって、医療機関における CAM の現状と需要の実態が明
らかになり、これによって我が国における統合医療のあり方に資することができると考えら
れる。
22
1.1 三重県における統合医療の現状と需要調査1(平成 18 年度実施)
1.1.1 目的
三重県民の自身の健康に対する意識について調査するとともに、県民の相補・代替医療および、
現代医学と CAM を統合させた医療(統合医療)に関する認知度、情報入手の経路、需要について
調査し、統合医療に関する国や自治体の医療政策に資する。なお、漢方治療についてはすでに
Conventional Medicine(通常医療)の中で、一般的に行われていることからこれを相補・代替医療や
統合医療の文脈で言及することに反対する立場もあるが、本調査では現代医学的な治療理論に基
づかないものを全て相補・代替医療として捉え、漢方治療についても相補・代替医療の一種として
取り扱った。
1.1.2 調査対象
ア)母集団:三重県内各市町の選挙人名簿に登録されている 20 歳以上の成人
イ)標本数:10000 人
ウ)抽出法:単純無作為抽出
1.1.3 調査項目:全 41 項目
[41 項目の内訳]
ア)調査対象者の基本的属性 (性別・年齢・就業状況・経済状況)
イ)県民の健康に対する自覚度・行動 (健康診断結果の利用状況・健康維持を目的とした行
動)
ウ)病院で受ける現代医学的な治療への評価
エ)相補・代替医療(CAM)一般に対する認知度・需要
オ)統合医療(現代医学+CAM)に対する認知度・需要
カ)はり・きゅう治療に対する認知度・需要・要望
キ)自由記述欄
[質問項目の作成] :東郷俊宏・浦田繁・沢崎健太・櫻庭陽 (鈴鹿医療科学大学鍼灸学部)
[質問項目の校閲]:宮川一夫(三重県健康福祉部)・中畑裕之(百五経済研究所)
津嘉山 洋 (筑波技術大学) ・山下 仁(森ノ宮医療大学)
1.1.4 調査方法:
ア)配布方法:独自に作成した送信用封筒にて質問紙を郵送。
イ)回収方法:返信用封筒による郵送(宛先は JFE 三重テックサービス)。
ウ)郵送物:2点
1) アンケート調査票
2) 返信用封筒
1.1.5 配布回収結果
① 配布数:10000
23
② 転居先不明などの理由により返送されたもの:112
③ 回収数(率):2824(28.6%)
1.1.6 調査実施時期
平成 19 年 1 月~2 月
1.1.7 業務の委託
調査実施にあたり、調査用紙および調査用紙送付・回収用封筒の印刷については早川印
刷に、調査対象者の無作為抽出、質問紙の送付回収作業、単純集計、クロス集計の一部に
ついては JFE 三重テックサービスへ委託した。
1.1.9.0 調査結果
質問用紙については[資料編 1-1]を、また全 41 項目に関する回答状況については[資料
編 1-2]を参照されたい。ここでは、主要な調査項目に対する回答と、これに対する分析をコメ
ントとして記述する。
ア)回答者の属性
[性別]
男性 1226
女性 1521
未回答 77
[年代]
選択肢
回答数
構成比
20 代
263
9.3%
30 代
448
15.9%
40 代
582
20.6%
50 代
705
25.0%
60 代
569
20.1%
70 代以上
229
8.1%
28
1.0%
2,824
100.0%
未回答
(合計)
[就学・就業状況]
選択肢
回答数
構成比
専門的・技術的職業従事者
426
15.1%
管理的職業従事者
182
6.4%
事務従事者
281
10.0%
生産工程・労務作業者
242
8.6%
24
サービス職業従事者
233
8.3%
保安職業従事者
19
0.7%
運輸・通信従事者
49
1.7%
農林漁業作業者
85
3.0%
121
4.3%
46
1.6%
主婦・主夫(パートを除く)
570
20.2%
無職
411
14.6%
その他
123
4.4%
未回答
36
1.3%
2,824
100.0%
販売従事者
学生(浪人を含む)
(合計)
イ)県民の健康に対する自覚度・行動
県民の自身の健康状態に対する意識の高さおよび Action についてみるために、「健康診断の
受診、活用状況(質問 6・7)」、「精神・身体両側面からみた自身の健康状態の評価(質問 8)」、
「健康維持のために実践している事項(問 10)」、の各項目についてアンケートを行った。
健康診断の受診状況については、回答者の 4 人に 3 人が受診しており、かつその 9 割が自身
の生活を見直す指針として活用していると答え、健康問題に関する関心の高さが窺われた。また、
「あなたはご自身の健康状態をどのように感じていますか?」(質問 8)に対しては、「身体面・精神
面ともに健康だと感じている」とする回答が 37.9%と四割近くを占めるが、「身体的・精神的にも健康
上の問題を感じる」(20.8%)をはじめ、六割は精神、身体面いずれかについて問題点を自覚して
いることになる。とりわけ「身体面には問題ないが、精神面には健康上の問題を感じる」が 9%に達
していることは、学校や職場でのメンタルヘルスの重要性といった観点からも注目に値しよう。
選択肢
回答数
身体面・精神面ともに健康だと感じている
構成比
1,070
37.9%
身体面には問題ないが、精神面には健康上の問題を感じる
255
9.0%
精神面には問題ないが、身体面では健康上の問題を感じる
889
31.5%
身体的・精神的にも健康上の問題を感じる
588
20.8%
22
0.8%
2,824
100.0%
未回答
(合計)
「あなたは自分自身の健康のために、普段の生活で何かしていることがありますか?(質問 10)」と
いう問に対しする回答は以下の通り。
選択肢
回答数
構成比
何かしている
1,498
53.0%
したいが実際には何もしていない
1,210
42.8%
99
3.5%
何もするつもりはない
25
未回答
(合計)
17
0.6%
2,824
100.0%
「何もするつもりはない」と回答したものはわずか 3.5%で、県民のほとんどが、健康について何らか
のアクションを起こす必要があると認識している。また実際に「何かしている」と答えたものが 53.0%
で、自身の健康維持について強い問題意識を持っていることがこの回答からも窺われる。
ウ)病院で受ける現代医学的な治療への評価(満足度)
「病院や医院で受ける西洋医学の治療について、全体的な満足度をお答えください(質問 11)」
に対する回答は以下の通りであった。
選択肢
回答数
満足している
構成比
249
11.4%
大体満足している
1,004
46.1%
どちらとも言えない
633
29.1%
やや不満である
172
7.9%
不満である
62
2.8%
未回答
58
2.7%
2,178
100.0%
(合計)
「満足している」(11.4%)および「大体満足している」(46.1%)を合すると 57.5%となり、また「やや
不満である」、「不満である」を合しても 10.7%となり、病院や医院で受ける西洋医学の治療につ
いて基本的には満足していることが窺われる。また、「あなたは、病院(医院)で受ける西洋医学
の治療について、どのようにお考えですか?(質問 12)」に対しては、「症状が改善されるなら、
治療法にはこだわらない」とする回答が最も多い(34.5%)が、「病院や医院で受ける治療は信頼
が置ける」、「病気になったら診察や治療は、病院(医院)で医師にしてもらいたい」とするものを
合すると 36.9%とほぼ同率で、病院で受ける西洋医学による治療に対する信頼感を読み取ること
ができる。
選択肢
回答数
構成比
病院や医院で受ける治療は信頼が置ける
293
10.4%
病気になったら診察や治療は、病院(医院)で医師にしてもらいたい
748
26.5%
必ずしも西洋医学が良いとは思わないが、他の治療法に頼るには不安がある
364
12.9%
症状が改善されるなら、治療法にはこだわらない
974
34.5%
西洋医学だけでは十分ではないので、他の治療法と併用したい
219
7.8%
26
西洋医学では自分の望む治療は受けられないので、他の治療法を選ぶ
未回答
(合計)
18
0.6%
208
7.4%
2,824
100.0%
エ) 相補・代替医療(CAM)一般に対する認知度・需要
次に CAM に関する認知度、需要を見てみると、「相補・代替医療の中で、過去に利用し、かつ
効果があると思われたものはどれですか?(質問 14)」に対しては以下のように回答があり、漢方
薬が群を抜いて多いが、「はり・きゅう」、「あん摩・マッサージ・指圧」、「カイロプラクティック・整
体」といった身体接触を伴う治療法がそれぞれ高率を占めていることが窺われる。
選択肢
回答数
漢方薬
構成比
1,058
21.6%
はり・きゅう
669
13.7%
あん摩・マッサージ・指圧
911
18.6%
カイロプラクティック・整体
585
12.0%
アロマテラピー
104
2.1%
リフレクソロジー(足裏刺激)
216
4.4%
ヨガ(アーユルヴェーダ)
125
2.6%
72
1.5%
647
13.2%
催眠療法
13
0.3%
音楽療法
58
1.2%
瞑想(イメージ療法)
22
0.5%
心理療法(カウンセリング)
113
2.3%
温泉療法(スパ)
254
5.2%
40
0.8%
4,887
100.0%
気功
健康食品(サプリメント)
タラソセラピー
(合計)
また「今までに相補・代替医療を利用したことがない方、または今後利用しようと思わない方」
にその理由を問うたところ、「西洋医学だけで十分だから」と答えたものはわずか 12.1%にとどまり、
「効果があるのかよくわからないから」、「治療内容について知識がないから」といった「情報不
足」を理由に挙げる者が 45%近くに上った。
27
選択肢
回答数
構成比
西洋医学だけで十分だから
178
12.1%
効果があるのかよくわからないから
370
25.1%
費用がかかるから
241
16.4%
47
3.2%
136
9.2%
70
4.8%
289
19.6%
45
3.1%
41
2.8%
その他
55
3.7%
(合計)
1,472
100.0%
副作用があると思うから
時間がないから
安全面や衛生面に不安があるから
治療内容について知識がないから
施術者との相性が気になるから
身体を触られることに抵抗があるか
ら
相補・代替医療に関する情報の入手経路については、「どのようにして相補・代替医療に関する
情報を得ていますか(質問 18)」と尋ねたところ、以下のようになり、4割以上が「家族や知人の話」、
つまり口コミによる情報であったことがわかる。これは逆に言えば、相補・代替医療に関する治療
効果も含めた情報はまだ一般のユーザーには十分に届いていないことを示唆していよう。
選択肢
家族や知人の話
回答数
構成比
1,404
41.9%
書籍・雑誌
550
16.4%
テレビ・ラジオ
468
14.0%
インターネット
201
6.0%
医師や医療関係者の話
335
10.0%
74
2.2%
256
7.6%
その他
64
1.9%
(合計)
3,352
100.0%
講演・講習会
新聞
オ)統合医療(現代医学+CAM)に対する認知度・需要
「統合医療とは、「病院や医院で、現代西洋医学だけではなく、相補・代替医療を積極的に取り入
れることで、より統合的な治療とケアを提供する、患者中心の医療」と定義されています。あなたは
将来、このような医療を望みますか?(質問 22)に対しては以下のように回答が得られた。
28
選択肢
回答数
望む
構成比
1,959
69.4%
97
3.4%
よくわからない
638
22.6%
未回答
130
4.6%
2,824
100.0%
望まない
(合計)
ほぼ 7 割の回答者が統合医療を望むとしている。また、上記質問で「望まない」、「よくわからない」
と回答したものを対象に、統合医療に対する不安・疑問点を質問したところ、以下のように回答を
得た。
選択肢
回答数
構成比
西洋医学と相補・代替医療を同時にうけることによって副作用が生じると思うから
66
7.1%
西洋医学と相補・代替医療は、別々の医療として存在すべきだと思うから
140
15.0%
かえって医療費が高くなると思うから
283
30.3%
治療効果が中途半端になると思うから
121
13.0%
自由な状況で自分にあった医療を選択したいから
256
27.4%
その他
67
7.2%
(合計)
933
100.0%
すなわち、経済的負担増(「かえって医療費が高くなると思うから」)を懸念するものが最も高率を
占め(30.3%)、治療効果へのネガティブな影響(「かえって副作用を生じると思うから」、「治療効果
が中途半端になると思うから」)を問題とした回答者 20%がこれに次いだ。また、「西洋医学と相補・
代替医療は、別々の医療として存在すべきだと思うから」、「自由な状況で自分にあった医療を選
択したいから」を選択したものが合計で 42.4%となり、西洋医学と東洋医学とを独立した別個の医
療と考え、ユーザー側(患者)が自由に選択できる状況を好ましく考える回答者も存在することは
看過できない事実と考える。
また、相補・代替医療のなかで、法的な資格を有し、病院内での実践が期待される鍼灸医療分
野に限定して同様な質問(質問「あなたがはり・きゅう治療を受ける時に、はり・きゅう師と医師とが
連携することは望ましいと思いますか?」)をしたところ、上記の質問とほぼ同様の比率で回答が
得られた。
選択肢
回答数
望ましい
構成比
1,971
69.8%
望ましくない
88
3.1%
わからない
658
23.3%
未回答
107
3.8%
2,824
100.0%
(合計)
29
すなわち、はり・きゅう師と医師とが連携することが望ましいと回答している者が7割近くに及んでいる。
また「はり・きゅう師と医師とが連携して治療にあたる場合、どのような環境ではり・きゅう治療を受けたい
と思いますか?(質問 38)」と問うたところ、「病院(医院)内ではり・きゅう治療を受ける」が全体の 63.5%
を占め、病院内ではり・きゅう治療を受けることに対し、肯定的な考え方が多数を占めることが窺われ
た。
1.1.9.1 平成 18 年度アンケートまとめ
主要な調査項目について、その結果を見てきたが、最後にそれらを総合してまとめると以下のように
なろう。
【健康に関する認識・関心度およびアクションへの反映】
自分の健康状態について、心身共に健康と考えている県民は全体の4割弱で、6割は精神、
若しくは身体のいずれかに問題を自覚している。特にメンタルな面で問題を自覚している人が1
割存在することは注目に値する。また健康診断結果の活用状況、健康維持のために起こしてい
るアクションの状況から、健康維持に関しては強い関心を持っていることが窺われた。
【現代医学に対する信頼度】
病院で受ける現代医学的な治療について、不満を訴えるものは 10%強に止まっており、6割の
回答者が「満足している」、もしくは「大体満足している」と答えている。また「病院で受ける治療
には信頼が置ける」、「病気になったら診察や治療は医師にしてもらいたい」とする回答者が
46.9%を占めるなど、医師に対する信頼は厚いと言える。しかし、その一方で「症状が改善される
なら治療法にはこだわらない」が 34.5%あり、治療法そのものについては必ずしも現代医学にこ
だわるわけではなく、柔軟な姿勢が見える。
【相補・代替医療に対する認知度・需要】
本調査では 15 種類の相補・代替医療を選択肢として挙げたが、回答者が「過去に利用し、
かつ効果がある」と回答したものは、数が多い順に「漢方薬」、「あん摩・マッサージ・指圧」、「は
り・きゅう」、「健康食品」、「カイロプラクティック・整体」であった。この上位5種の治療法は「体調
を崩したり、病気になったり、あるいは健康増進に利用したい」治療法としても上位を占め、ユー
ザーとしての期待度の高い治療法であると言える。
しかし、その反面、先述したように相補・代替医療に関する情報入手経路はその半分近くが口
コミであり、かつ「利用したことがない、利用しようと思わない」理由として、「効果があるのかよくわ
からないから」、「治療内容についての知識がないから」といった理由が多く挙げられていること
から、「正確で信頼できる情報の不足」が相補・代替医療へのアクセスを妨げている可能性が高
い。
【鍼灸治療の認知度・需要】
鍼灸治療に限定して認知度・需要を見てみると、「過去に利用したことがある」とするものは
871 名で回答者数の 30.8%を占めた。矢野、山下等の研究ではいずれも「過去一年間における
30
鍼灸治療の受療率」は、約6%としているから、本調査の質問で「過去一年」と限定していない
点を差し引いても、この比率は高いと言える。また「過去に利用し、かつ効果がある」と回答した
ものが 669 名(23.7%)、「体調を崩したり、病気になったり、あるいは健康増進に利用したい」とし
たものが 743 名(26.3%)となり、これを潜在的な需要として考えれば決して低くない数値と言え
る。
また、鍼灸師と医師との関わりという観点からみると、「はり・きゅう師と医師とが連携することが
望ましい」と答えたものが 1971 名(69.8%)と7割近くを占めるほか、「はり・きゅう師と医師とが連携
する場合、病院内ではり・きゅう治療を受ける」とするものが 1793 名(63.5%)と、やはり高率を示
す。鍼灸師と医師との連携が望ましいとする理由には「医師の診断後なので、安心してはり・きゅ
う治療が受けられるから」とするものが 31.3%と最も多く(2番目は「西洋医学と東洋医学の両面か
ら診てもらえるから」28.1%)、病院内で医師の診察後に鍼灸治療を受ける、という環境を理想と
する回答者が多いことが窺われる。
【統合医療に対する認知度・需要―結語に変えて】
前述したように今回の調査では、統合医療を望む回答者の比率が7割にのぼった。「あなたは
病院や医院内で相補・代替医療に含まれる治療法を利用したいと思いますか(問 21)」という問
いにも 71.5%(2019 名)が「はい」と回答している。前項の鍼灸師と医師との連携についての調査
結果、また「症状が改善するなら治療法は問わない」とするものが多数を占めたことなどを併せ
て考えると、利用者側は、病院という医師が診断をする「安心できる」環境で、多様な治療法を
利用したいと考えていることがわかる。しかし、情報入手経路は口コミがほとんどであるなど、ま
だ相補・代替医療や統合医療に関する情報量は少ないことが予想され、上記のような需要も理
念的なものに止まっている可能性は高い。今後は相補・代替医療や統合医療に対する理解度
を正確に assess しながら、利用者がどのようなスタイルの統合医療を望んでいるのか、詳細に調
査していく必要があると考える。
31
1.2 三重県における統合医療の現状と需要調査 2(平成 19 年度調査)
1.2.1 目的
平成 18 年度のアンケート調査では、15 種類の相補・代替医療(CAM)についてその需要を調査し
たが、その結果、漢方薬やサプリメントといった、経口的な摂取によるものを除けば、鍼灸、あん摩、マ
ッサージ、指圧、整体など、身体接触を伴う手技療法の需要が総体的に高いことが分かった。これら
は NCCAM の分類では Manipulative and Body Based Medicine と総称されるものであり、その理論や
具体的な手法は多様であるものの、多くは長い伝統を持ち、歴史的にユーザーの支持を得てきたもの
といえる。またこれらの分野はリフレクソロジー、カイロプラクティック、整体、ヨガなど、現在我が国では
国家資格として認められていないものも多く含まれるが、ユーザーにとっては制度的に国家資格があ
るか否かは直接受療行為を決定するファクターとして働かないことが十分に考えられることから、今回
の調査ではこれらの治療・施術法についてその需要を調査することとした。
以上のことをふまえ、今年度は前年度アンケートと同様、三重県民の自身の健康に対する意識、統
合医療への認知度、需要について調査するとともに、手技療法についてその認知度、情報入手の経
路、需要について調査し、統合医療に関する国や自治体の医療政策に資する。
1.2.2 調査対象
ア)母集団:三重県内各市町の選挙人名簿に登録されている 20 歳以上の成人
イ)標本数:5000 人
ウ)抽出法:単純無作為抽出
1.2.3 調査項目:全 28 項目
[28 項目の内訳]
ア)調査対象者の基本的属性 (性別・年齢・就業状況・経済状況)
イ)県民の健康に対する自覚度・行動 (健康診断結果の利用状況・健康維持を目的とした行
動)
ウ)病院で受ける現代医学的な治療への評価
エ)相補・代替医療(CAM)のうち、身体接触を伴う手技療法に対する認知度・需要
オ)統合医療(現代医学+CAM)に対する認知度・需要
カ)はり・きゅう治療に対する認知度・需要・要望
キ)自由記述欄
なお、本調査では、身体接触を伴う手技療法を伴う手技療法として以下の7種類を挙げて
調査した。
1. はり・きゅう(鍼灸)、
2. あん摩・マッサージ指圧
3. 柔道整復(接骨)
4. カイロプラクティック
5. クイックマッサージ
6. 整体
32
7. リフレクソロジー
[質問項目作成者] :東郷俊宏・浦田 繁 (鈴鹿医療科学大学)
[質問項目作成協力]:山下 仁 (森ノ宮医療大学)
1.2.4 調査方法:
ア)配布方法:独自に作成した送信用封筒にて質問紙を郵送。
イ)回収方法:返信用封筒による郵送(宛先は JFE 三重テックサービス)。
ウ)郵送物:2点
①アンケート調査票
②返信用封筒
1.2.5 配布回収結果
ア)配布数:5000
イ) 転居先不明などの理由により返送されたもの:37
ウ) 回収数(率):1589 (32%)
1.2.6 調査実施時期
平成 20 年 1 月~2 月
1.2.7 業務の委託
調査実施にあたり、調査用紙および調査用紙送付・回収用封筒の印刷、調査対象者の無
作為抽出、質問紙の送付回収作業、単純集計、クロス集計の一部を JFE 三重テックサービス
へ委託した。
1.2.8 アンケート調査結果
調査票については、資料編の 2-1 を、また回答状況(自由記述を含む)は、2-2 を参照されたい。ここ
では主要な調査項目に対する回答と、これに対する分析をコメントとして記述する。
33
ア) 回答者の属性
[性別]
男性 738
女性 814
未回答 37
[年代]
選択肢
回答数
構成比
20 代
99
6.2%
30 代
204
12.8%
40 代
295
18.6%
50 代
376
23.7%
60 代
363
22.8%
70 代以上
238
15.0%
14
0.9%
1,589
100.0%
未回答
(合計)
[就学・就業状況]
選択肢
回答数
構成比
専門的・技術的職業従事者
229
14.4%
管理的職業従事者
103
6.5%
事務従事者
161
10.1%
生産工程・労務作業者
114
7.2%
サービス職業従事者
130
8.2%
保安職業従事者
12
0.8%
運輸・通信従事者
22
1.4%
農林漁業作業者
42
2.6%
販売従事者
56
3.5%
学生(浪人を含む)
19
1.2%
主婦・主夫(パートを除く)
290
18.3%
無職
304
19.1%
その他
83
5.2%
未回答
24
1.5%
1,589
100.0%
(合計)
イ) 身体接触への抵抗感
今回の調査では身体接触を伴う治療法に注目してアンケートを行った。当然ながらこれらの治療に
おいては施術者に身体を触れられるので、まずこうした点について、ユーザー側がどのように認識して
いるかを問う必要がある。そこで「あなたは治療目的で他人に身体を触れられることに抵抗があります
か?」(問 13)と問うたところ以下のように回答を得た。
34
選択肢
回答数
構成比
治療技術の高さに関係なく抵抗がある
116
7.3%
治療技術の高い人になら抵抗はない
439
27.6%
異性であれば触れられても抵抗はない
14
0.9%
同性であれば触れられても抵抗はない
117
7.4%
特に抵抗はない
767
48.3%
その他
11
0.7%
未回答
125
7.9%
(合計)
1,589
100.0%
治療技術の高さに関係なく触られることに抵抗があるとしている人は約 7%、未回答者が多数
みられるのは、こうした治療を受けた経験がないためと思われる。また女性では「同性であれば触
られても抵抗はない」とする回答が多く、自由記述欄にも同様のことを記述している例が散見され
た。
ウ) 各種治療法に対する認知度
選択肢
施術方法や効
施術方法や効
名前のみ
果についてよ
果についてある
知ってい
く知っている
程度知っている
る
全く知らな
い
(合計)
はり・きゅう
71
569
745
124
1,509
あん摩・マッサージ・指圧
97
704
603
104
1,508
柔道整復(接骨)
48
321
719
406
1,494
カイロプラクティック
50
194
603
649
1,496
クイックマッサージ
34
137
388
938
1,497
整体
74
453
805
170
1,502
リフレクソロジー
23
82
234
1,156
1,495
397
2460
4097
3547
10,501
(合計)
「施術方法や効果についてよく知っている」、「施術方法や効果についてある程度知っている」を合
計して回答者の4割を超えるのは、あん摩・マッサージ指圧(53%)、鍼灸(42%)で、整体(35%)がこれに
続く。カイロプラクティック、リフレクソロジー、クイックマッサージなどカタカナで表記される治療法につ
いては、おしなべて認知度が低く、自由記述欄にも「カタカナ職業についてはわからない。説明が必
要」と記入する例が多く見られた。三重県においてこれらの職種の治療がどの程度存在しているか、
正確な数字は分からないけれども、少なくとも名称としてはよく認知されていないことが分かる。また内
容的にリフレクソロジーを行っていても、店舗表記が「癒しどころ」などといった名称であるために気づ
かれないのかも知れない。
35
エ) 国家資格についての認知度
「次の治療法の中で、施術を行うためには国家資格が必要とされていると思うのはどれですか?」
(問 15)を問うたところ、以下のように回答を得た。
選択肢
回答数
はり・きゅう(鍼灸)
構成比
1,203
75.7%
あん摩・マッサージ・指圧
597
37.5%
柔道整復(接骨)
799
50.2%
カイロプラクティック
283
17.8%
クイックマッサージ
88
5.5%
597
37.5%
96
6.0%
整体
リフレクソロジー
鍼灸師が国家資格と答えた回答者は約 76%にのぼった。これに対して、同様に国家資格であるあん
摩マッサージ指圧師資格について国家資格として捉えている回答者はその半分の 37.5%にとどまった。
これは無資格のマッサージが多く営業していることと関連している可能性があると推測される。一方、
整体資格についてはあん摩マッサージ指圧と同様、回答者の 37.5%が国家資格と回答した。整体につ
いては他の質問の回答からも需要が多いことがわかっており、需要の高さがそのまま国家資格である、
との認識に結びついているのであろうか。
オ) 受療率・満足度
「下記の治療・施術のなかで、過去 1 年間のうちにあなたが受けたことがあるものについて、その満
足度を 1~5 の中から選んでください」(問 16)。この設問では各治療の受療率(過去一年間)とその満
足度について尋ねた。
選択肢
大変満足
やや満足
普通
やや不満
大変不満
はり・きゅう
31
66
51
15
5
168
あん摩・マッサージ・指圧
55
111
92
25
2
285
柔道整復(接骨)
12
38
31
5
2
88
カイロプラクティック
20
30
26
10
3
89
クイックマッサージ
15
26
21
4
1
67
整体
32
83
44
9
6
174
リフレクソロジー
11
18
12
1
0
42
(合計)
176
372
277
69
19
913
いずれの治療・施術も受けたことがない
(合計)
1011
アンケート回答者総数(1589 名)に対する比率で受療率をみると、最も受療率が高いのはあん摩マ
ッサージ指圧(17.8%)で、はり・きゅう(鍼灸)は 10.6%、整体は 11.0%で今回調査対象とした治療法の
中では群を抜く。鍼灸の受療率に関しては矢野、山下等の先行研究があり、6%前後としているが、今
回の調査ではそれを上回る数値となった。
36
また上記の結果のように利用度に関しては各種治療の間で幅があるものの、それぞれの治療法の
満足度について、「大変満足」、「やや満足」と答えた回答者を合して、受療者との比率を算出すると、
どの治療法でも一様に受療者のほぼ 50~60%が満足していることになる。
カ) 情報の入手経路
選択肢
家族や知人の話
回答数
構成比
461
72.9%
書籍・雑誌
29
4.6%
テレビ・ラジオ
24
3.8%
インターネット
26
4.1%
医師や医療関係者の話
40
6.3%
2
0.3%
新聞
12
1.9%
その他
38
6.0%
(合計)
632
100.0%
講演・講習会
総回答(632)に対して、461 名が「家族や知人の話」を回答として選択している。これは 72.9%に相
当し、圧倒的に情報入手の経路が「口コミ」によっていることを示している。またこの結果は、前年度調
査において「相補・代替医療に関する情報入手経路」についてたずねた時の結果とも符合する。
また問 22 で、いずれの治療の受けたことがない人に対してその理由をたずねたとところ、「困ってい
る症状が特にないため」が 43%であったが、「効果があるのかどうかわからないから」(17.7%)、「治療
方法について知識がないから」(12.5%)がこれに続いた。「安全性に問題があると思うから」、「施術者
によって効果がまちまちだから」はそれぞれ 5%前後にとどまったことから、これらの治療法、およびそ
の効果に対する正確な知識、情報の不足が、利用の妨げになっている可能性が高いと言える。
キ) 統合医療に対する需要、統合医療で受療を望む治療法について
前年度アンケート調査と同様、統合医療に対する需要について、問 23 で尋ねた。統合医療につい
て、「病院や医院で、現代西洋医学だけではなく、他の治療法を積極的に取入れることで、より統合的
な治療とケアを提供する、患者中心の医療」としたうえで、「これらの治療を病院や医院などの医療機
関で受けたいと思いますか?」と尋ねたところ下記のように回答を得た。
選択肢
回答数
構成比
受けたいと思う
935
58.8%
受けたいと思わない
100
6.3%
わからない
469
29.5%
85
5.3%
1,589
100.0%
未回答
(合計)
37
6割近くの回答者が「受けたいと思う」と回答した。また問 24 では、「受けたいと思う」と回答した人を
対象にその理由を尋ねたところ、「医師がおり、安心感があるから」が 19.2%(構成比。回答者数 437)を
占め、医師のいる環境への期待がうかがわれたほか、「より高い治療効果が望めるから」(23.2%)、
「色々な角度から身体を診てもらえるから」(22.3%)と半数近くを占め、現代医学を含む他の治療との
相乗効果を期待していることがうかがわれた。より高い技術を用いた診断が受けられることも関与して
いよう。
また、問 23 で「受けたいと思わない」、「わからない」とした回答者にその理由を聞いたところ、「自
由な状況で自分にあった医療を選択したいから」(37.8%)、「西洋医学とこれらの医療は、別々の医療
として存在すべきだと思うから」(13.6%)とする回答が多くみられた。また「かえって医療費が高くなるか
ら」と経済的な面を不安とする声も 23%にのぼった。一方、「西洋医学とこれらの治療・施術を同時にう
けることによって副作用が生じると思うから」と副作用を心配する回答は 4%とほとんどみられなかった。
次に統合医療を実践する際にどのような治療法の導入が望まれているかを知るために、問 26 で、
「あなたは以下の治療・施術について、病院・医院での治療に取り入れて欲しいと思いますか?それ
ぞれの治療法について、どの程度そう思われるかをお答え下さい」と尋ねたところ、回答は以下の通り
となった。
選択肢
とても思う
まあまあそ
う思う
わからない
あまりそう思
全く思わ
わない
ない
(合計)
はり・きゅう
241
521
357
181
87
1,387
あん摩・マッサージ・指圧
299
549
304
177
77
1,406
柔道整復(接骨)
171
408
514
151
92
1,336
カイロプラクティック
105
247
752
124
97
1,325
クイックマッサージ
78
180
796
123
133
1,310
239
491
443
122
77
1,372
74
142
902
90
106
1,314
1,207
2,538
4,068
968
669
7,813
整体
リフレクソロジー
(合計)
各治療法について、「とても思う」、「まあまあそう思う」の回答数を合してそれぞれの合計との比率を
みると、1位はあん摩マッサージ指圧(60.3%)、2位は鍼灸(54.9%)、3位は2位とほぼ同率で整体
(53.2%)、柔道整復がこれに続いた(43.3%)。すなわち、これらの治療を病院、医院などの医療機関
でうけたいとする声が大きいことを意味する。あん摩マッサージ指圧は国家資格としての認識は薄いも
のの、需要は高い。また整体の需要が鍼灸にほぼ匹敵することがここでもうかがわれた。
ク) 利用頻度、支払金額
それぞれの治療法について、一ヶ月に利用したい回数(A)、支払ってもよいと考える金額(B)を記
述してもらった(問 28)。ここでは各治療法について、A、B の数値をそれぞれ平均するとともに、一回
あたりに支払ってよいと考える金額についても、B を A で割って算出した(C)。その結果を下表に示
38
す。
A:一月に利用して
B:一月に支払ってよい
C:一回あたりに支払っ
みたい回数 (回)
と考える金額(円)
てよいと考える金額
(円)
鍼灸
2.4
3744
1560
あん摩マッサージ指圧
2.3
4106
1785
柔道整復(接骨)
2.8
3484
1244
カイロプラクティック
2.1
3790
1805
クイックマッサージ
2.5
4052
1621
整体
2.1
4983
2373
リフレクソロジー
2.3
3712
1614
平均
2.36
3981.6
1714.6
いずれの治療法についても一月の利用頻度は二回強(2週間に一度程度)、また一月四千円弱であ
ればこれらの治療に支出してもよいと考えていることになる。
5.2.9 三重県における統合医療の現状と需要調査(平成 18/19 年度)のまとめ
平成 18・19 年度と二次にわたる統合医療調査の結果、以下の点が特に重要と考えられる。
1.統合医療に対する需要
平成 18・19 年度いずれのアンケート調査においても、「病院や医院で、現代西洋医学だけでは
なく、他の治療法を積極的に取入れることで、より統合的な治療とケアを提供する、患者中心の医
療」としての統合医療を望む声は高率を示した。
2.メンタルヘルス上の課題と統合医療
「心身共に健康である」とする回答者も四割近くみられたが、何らかの形で「精神面での不調を
自覚している」とする回答者が二度のアンケート調査でいずれも三割近くを占めた。このことは直
ちに統合医療への需要に結びつくわけではないが、統合医療を構成する相補・代替医療のなか
にはメンタル面でのケアに長じているものも多いと考えられ、将来統合医療を推進する上での一
つの大きな要素になると考えられる。
3.統合医療の推進に必要な情報の不足
いずれの調査においても、相補・代替医療の情報については信頼できる情報の不足がうかがえ
る。これは三重大学が実施した医療機関に対するアンケート調査でも共通した結果といえる。特に
一般ユーザーはこれらの情報に関してほとんど「口コミ」に頼っており、将来において統合医療を
積極的に推進するためには、どのような治療法が存在し、かつその適応症は何か、またどの程度
のエビデンスが蓄積されているのか、情報を提供することが必要であろう。
39
4.身体接触を伴う手技療法の需要の高さー科学的評価法の確立の必要性
平成 18 年度アンケート調査の結果から、いわゆる相補・代替医療のなかでも身体接触を伴う、
手技療法(鍼灸・あんまマッサージ指圧、整体など)に対する需要がおしなべて高いことが明らか
になった。
1.2.9.1 参考文献
1. 津谷喜一郎:「日本の総補代替医療のコストは三・五兆円 ―生存研「代替医療と国民医療費研究
会」平成一四~一六年度研究会から-」17 巻, 101-131, (2006)
2. 矢野経済研究所:「統合医療市場の実態と展望 2006 年版」, (2006)
3. 山本竜隆:「統合医療運営マニュアル,ごま書房」, (2004)
4. 三重県健康福祉部健康づくり室:「健康指標分析による健康づくり事業推進に関する調査研究―
県民健康意識調査健康報告書―」, (2005)
5. 東北大学 仁田新一編:「鍼灸・漢方の疾患予防効果を中心とする評価手法の開発・確立」(平成
18 年度 科学技術振興調整費調査研究報告書), (2006)
6. 矢野経済研究所:「2003 年版 代替医療市場の実態と将来予測」, (2003)
40
1.3 医療機関における統合医療の現状と需要に関する実態調査
1.3.1 研究目的
全国の医療機関を対象として CAM がどのように用いられているかを調査する。医療機関
で導入された CAM の現況を把握するとともに、今後の期待される役割、および西洋医学と
の結合を行う上での問題点を現場の視点から把握することを目的とする。
1.3.2 研究方法
医療機関を対象に相補・代替医療について質問紙によって調査を行った。
1. 調査対象
無作為に抽出した医療機関 2500 カ所を対象に相補・代替医療の導入、および患者の
利用状況について質問紙によって調査を行い、785 箇所(31.4%)より回答を得た。
2. 調査期間
調査期間は、2007 年 1 月に郵送し、2007 年 2 月に回収を行った。
3. 調査項目
調査項目は、病院の所在地、規模、診療科目、CAM の実施の有無、実施している CAM
の種類、CAM の対象疾患となる診療科、療者の種類、病院での CAM の位置づけ、ガイ
ドラインの有無と内容、CAM 受診者の割合、増減傾向、平均年齢、保険適応外負担の平
均的な費用、CAM を実施していない理由、効果のあると思われる CAM の種類、西洋医
学と併用して実施したい CAM の種類、CAM を実施するうえでどのようなサポートが望
ましいか、であった。質問紙については資料に添付する。
4. データの分析方法
調査結果の分析は、SPSS 11.5J を使用して行なった。
1.3.3 結果
1. 調査回答者の特徴
本研究の調査協力が得られた 785 の医療機関における回答者は、病院長が最も多く、次
いで理事長が多く、合わせると 85%以上であった。医療機関において当該機関の現状を
十分に把握している立場のものの回答が多かった(表1)
。
表 1 回答者の属性
回答無し
理事長
病院長
副病院長
事務長
部長
その他
合計
度数
%
10 1.3
146 18.6
529 67.4
24 3.1
24 3.1
10 1.3
42 5.4
785 100
41
また、医療機関の特徴については、無床の医療機関が最も多く、次いで 1~19 床の医療機
関が多かった(表 2)。
表 2 医療機関の特徴
度数
回答無し
無床
1-19床
20-99床
100-499床
500床以上
その他
合計
7
542
83
44
80
25
4
785
%
0.9
69.0
10.6
5.6
10.2
3.2
0.5
100
2. CAM の実施状況
実施状況については、「実施している」が 63.0%、「実施していない」が 37.0%であった。
さらに、実施はしていない医療機関においても興味はあるというケースも見られた(表 3)。
表 3 CAM の実施状況
度数
回答無し
実施している
実施していないが,興味がある
実施していなく,興味がない
合計
%
14
486
102
183
785
1.8
61.9
13.0
23.3
100
平均的な費用については、
「5000 円未満(84.5%)」が、患者の CAM を利用する割合は「10%
未満(63.9%)」、利用状況は「ほとんど横ばい(70.0%)」、利用者の平均年齢については「60
代以上(55.8%)が最も多かった。
3. CAM の実施内容
実施内容については、最も多いものは「保険適用の漢方薬」であり、CAM を実施している
病院の 56.7%で利用されていた。次いで鍼・灸(10.4%)、サプリメント等(8.4%)、あんま・
マッサージ・指圧(6.5%)が利用されていた(表 4)。
42
表 4 CAM の実施内容
漢方薬(保険)
漢方薬(保険外)
鍼・灸
整体・カイロプラクティック
あんま・マッサージ・指圧
アロマテラピー
リフレクソロジー・足つぼ
ハーブ
健康関連器具
サプリメント等
ドリンク剤・滋養強壮剤
音楽療法
園芸療法
オーラソーマ
ホメオパシー
ヨガ・アーユルベーダ
気孔
瞑想
その他
%
56.7%
3.2%
10.4%
2.3%
6.5%
4.6%
1.4%
1.5%
3.2%
8.4%
0.8%
3.6%
1.0%
0.0%
0.5%
1.1%
1.1%
1.1%
3.4%
CAM の療者については、最も多いのは「医師」であり、他の職種のものは比較すると少な
い結果であった(表 5)。
表 5 CAM の療者
医師
歯科医師
薬剤師
看護士
准看護士
助産師
保健師
管理栄養士
視脳訓練士
言語聴覚士
理学療法士
作業療法士
はり師・きゅう師
あん摩マッサージ指圧師
柔道整復師
その他
%
57.8%
1.1%
2.4%
5.2%
2.2%
0.4%
0.1%
0.6%
0.1%
0.0%
1.7%
1.4%
5.5%
4.5%
1.0%
4.1%
また、ガイドラインの存在については 90%が「ない」と回答していた。
43
4. CAM の実施目的・対象
CAM の対象疾患については、最も多いのは「内科」であり、次いで「消化器科」
「整形外
科」「心療内科」が多かった(表 6)。
表 6 CAM の対象疾患
内科
心療内科
精神科
神経科
消化器科
呼吸器科
循環器科
アレルギー科
リウマチ科
小児科
外科
整形外科
形成外科
美容外科
脳神経外科
呼吸器外科
心臓血管外科
小児外科
皮膚科
泌尿器科
肛門科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
気管食堂科
放射線科
歯科
矯正歯科
小児歯科
歯科口腔外科
リハビリ科
その他
%
46.4%
14.5%
10.8%
7.0%
18.3%
12.5%
7.6%
9.8%
7.4%
8.7%
8.2%
17.8%
1.5%
1.7%
2.3%
1.9%
1.1%
1.0%
12.2%
7.6%
3.2%
13.0%
3.8%
7.5%
2.2%
1.1%
2.4%
0.9%
1.0%
2.3%
7.4%
3.6%
CAM の位置づけに関する調査結果については、「疾病の予防や治療(54.8%)」が最も多い。
一方、「リラクゼーション(8.5%)」や「メンタルヘルスの維持(8.0%)」として位置づけてい
る医療機関はあまり多くは見られなかった(表 7)。
44
表 7 CAM の位置づけ
%
54.8%
23.9%
19.5%
3.2%
15.0%
8.5%
3.7%
8.0%
0.6%
1.5%
疾病の予防や治療
QOLを向上
ニーズに対応
患者様の確保
免疫力の向上
リラクゼーション
美容
メンタルヘルス
特に無し
その他
効果があると思われている CAM については、
「漢方薬(保険)」が最も多く、次いで「鍼・
灸」
「あんま・マッサージ・指圧」が多かった。実際に実施されている CAM ほど、効果が
あると思われている傾向が見られた (表 8)。
表 8 効果があると思われる CAM
漢方薬
(保険)
無回答
ある
わからない
ない
合計
10.2
80.4
8.2
1.3
100
漢方薬
(保険外)
鍼・灸
27.9
38.2
29.6
4.3
100
23.3
53.6
20.4
2.7
100
整体・カイロ あんま・マッ
アロマテラ
プラクティッ サージ・指
ピー
ク
圧
26.2
25.4
28.8
33.2
46.1
23.8
32.4
25.2
36.9
8.2
3.3
10.4
100
100
100
リフレクソロ
健康関連器 サプリメント ドリンク剤・
ジー・足つ ハーブ
音楽療法
具
等
滋養強壮剤
ぼ
無回答
29.6
29.7
31.2
29.3
31.0
28.3
ある
21.9
20.4
11.7
21.0
8.7
31.5
わからない
36.8
40.3
40.3
34.9
33.5
35.3
ない
11.7
9.7
16.8
14.8
26.9
5.0
合計
100
100
100
100
100
100
園芸療法
無回答
ある
わからない
ない
合計
30.1
18.1
40.9
11.0
100
オーラソー ホメオパ
ヨガ・アーユ
気孔
瞑想
マ
シー
ルベーダ
32.0
32.0
30.2
30.2
30.2
3.7
5.7
19.6
15.3
13.6
46.6
47.4
40.3
40.3
42.8
17.7
14.9
9.9
14.3
13.4
100
100
100
100
100
45
5. 実施にあたって望まれるサポート、実施しない理由
CAM を導入するにあたり、
「保険適用」が最も望ましいサポートであると考えられている。
次いで「情報提供」「適応等に関するガイドライン」が多かった (表 9)。
表 9 実施にあたって望まれるサポート
%
11.8%
30.4%
46.0%
33.1%
15.3%
17.6%
32.9%
3.1%
実施するうえでの助成金
混合医療の確立
保険適用
情報提供
教育・資格制度の確立
人材の確保
適応等に関するガイドライン
その他
CAM を実施しない理由については、
「特に必要と感じない」が最も多く、次いで「エビデ
ンスが確立されていない」「意識になかった」「情報・人材が不足」が多かった。 (表 10)。
表 10 実施しない理由
意識になかった
情報・人材が不足
予算が不足
対費用効果が高くない
エビデンスが確立されていない
一人あたりの診察時間を費やす
安全性・衛生的な問題
患者様のニーズがない
特に必要と感じない
その他
%
11.2%
10.8%
2.7%
4.1%
14.1%
4.2%
4.6%
8.7%
18.3%
2.5%
1.3.4 考察
まず、実施状況については、
「実施している」が 6 割以上であり、郵送法によって回答者に
偏りがあるものの、ある程度の病院で実施されていることが示された。ただし、平均的な費
用は安く、利用状況は少ない状況で横ばいであることが示された。実施内容については、
「保
険適用の漢方薬」
「鍼・灸」
「サプリメント等」
「あんま・マッサージ・指圧」が多く利用され
ていた。鍼・灸、サプリメント、あんま・マッサージ・指圧は一部の疾患では保険適応にな
るものがあり、保険が適応される CAM がより実施されていると考えられる。CAM を導入す
るにあたり、
「保険適用」が最も望ましいサポートであると考えられていることもこれを支持
する。保険適用の CAM が増えれば利用状況が高まる可能性が示唆された。
CAM の目的に関する結果については、「疾病の予防や治療」と位置付けている医療機関が
多く、
「リラクゼーション」や「メンタルヘルスの維持」として位置付けていることは比較的
46
少ない。CAM は西洋医学と異なり、体だけではなく心や精神状態も含めた健康を考慮した医
学とされているが、西洋医学と同じ側面が利用されていることが伺える。患者や医療関係者
の間で CAM が心や精神状態の健康維持に有効であることがあまり認識されていないか、あ
るいは認識していてもこの利点を強調できない状況が存在すると考えられる。CAM が心や精
神状態をも考慮に入れた治療法であるという根拠が示される必要があると考えられる。
また、実施しない理由の調査結果については、「エビデンスが確立されていない」「意識に
無かった」
「情報・人材が不足」が多く、これらの原因として、日本には CAM の研究機関が
少なく、研究が十分でないこと、さらにその結果として情報が浸透していないことが原因と
考えられよう。望ましいサポートとして「情報提供」や「ガイドライン」が多く挙げられて
おり、需要に対する情報不足が明らかとなったと考えられる。
47
1.4 メンタルヘルス領域における統合医療の現状と需要に関する実態調査
1.4.1 研究目的
一次調査の結果を踏まえて、我が国における統合医療のあり方を考える上で有用な調査を
実施する。一次調査においては、実施状況は高いものの、その目的は「疾病の予防や治療」
とされることが多く、「リラクゼーション」や「メンタルヘルスの維持」として位置付け
られることは少ないことが示された。CAM は、患者中心の医療であり、体だけではなく
心や精神状態も含めた健康を考慮した医学とされているが、実際には西洋医学と同じ側面
が主に利用されている。すなわち,CAM の利点である「心や精神状態の健康維持に有効
であること」が認識されていない、あるいは認識していても根拠が不十分であるためこの
利点を活用できない可能性がある.そこで、本研究においては特に近年社会問題となって
いるメンタルヘルスに焦点を当てて CAM の役割を検討する。このため、メンタルヘルス
領域に関わる医療機関を主に調査対象として、メンタルヘルスに関わる CAM の実施状況
の調査と、医療現場で認識されている効果と需要について明らかにする。
1.4.2 研究方法
医療機関を対象に相補・代替医療について質問紙によって調査を行った。
1. 調査対象
精神科領域に関わる機関を半数含むように層別 無作為抽出を行った上で、医療機関
1500 カ所を対象に相補・代替医療の導入、および患者の利用状況について質問紙に
よって調査を行い、343 箇所(22.9%)より回答を得た。
2. 調査期間
調査期間は、2007 年 12 月に郵送し、2008 年 1 月に回収を行った。
3. 調査項目
調査項目は、病院の所在地、規模、診療科目、CAM の実施の有無、実施している CAM
の種類、CAM の実施開始時期、CAM を実施する際の意思決定、保険適応外負担の平均
費用、ガイドラインの有無、考えられる CAM の効果、CAM の対象疾患および具体例、
CAM を実施していない理由、CAM を実施するうえでどのようなサポートが望ましいか、
今後の実施予定、であった。質問紙については資料に添付する。
4. データの分析方法
調査結果の分析は、SPSS 11.5J を使用して行なった。
1.4.3 結果
1. 調査回答者の特徴
本研究の調査協力が得られた 332 の医療機関の回答者の内訳は、病院長が最も多く、次
いで理事長が多く、合わせると 64%である。医療機関における現状を十分に把握してい
るものの回答がほとんどであった(表 11)。
48
表 11 回答者の属性
度数
理事長
(病)院長
副(病)院長
教授
事務長
部長
所長
理事
その他
合計
37
177
12
15
28
18
3
2
40
332
%
11.1
53.3
3.6
4.5
8.4
5.4
0.9
0.6
12.0
100
医療機関の診療科目については、精神科・内科・心療内科・神経内科の比率が高くなった.
(表 12)。
表 12 回答者の属性
内科
心療内科
精神科
神経内科
消化器科
呼吸器科
循環器科
アレルギー科
リウマチ科
小児科
外科
整形外科
形成外科
美容外科
脳神経外科
呼吸器外科
心臓血管外科
小児外科
皮膚科
泌尿器科
肛門科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
気管食堂科
放射線科
歯科
矯正歯科
小児歯科
歯科口腔外科
リハビリ科
その他
%
66.2%
29.2%
77.3%
26.2%
21.0%
16.6%
21.6%
4.4%
6.7%
23.3%
25.9%
25.7%
9.9%
0.3%
18.4%
9.9%
13.1%
5.0%
23.6%
20.7%
2.6%
19.0%
21.0%
19.5%
1.2%
18.4%
8.7%
0.9%
0.6%
10.2%
22.4%
9.6%
49
医療機関の特徴については、無床の医療機関が最も多く、次いで 1-19 床の医療機関が多
かった(表 13)。
表 13 医療機関の特徴
度数
無床
1~19床
20~99床
100~499床
500床以上
合計
135
7
16
143
39
340
%
39.7
2.1
4.7
42.1
11.5
100
2. CAM の実施状況
実施状況については、「実施している」が 59.8%、「実施していない」が 38.7%であった。
約 6 割の医療機関で実施されているという内容であった。また、実施はしていない医療機
関においても「興味はある」というケースが見られた(表 14)。
表 14 CAM の実施状況
度数
実施している
実施していたが,今は実施していない
実施していないが,興味がある
実施していなく,興味が無い
合計
201
5
56
74
336
%
59.8
1.5
16.7
22.0
100.0
また、平均的な費用は「2000 円未満」、実施開始時期は「15 年以上前から」が最も多かっ
た。
50
3. CAM の実施内容
実施している内容について、最も多かったのは「保険適用の漢方薬」であり、これは前回
調査と同様の結果であったが、次いで「音楽療法」
「園芸療法」が多いという結果となった
(表 15)。
表 15 CAM の実施内容
漢方薬(保険)
漢方薬(保険外)
鍼・灸
整体・カイロプラクティック
あんま・マッサージ・指圧
アロマテラピー
リフレクソロジー・足つぼ
ハーブ
健康関連器具
サプリメント等
ドリンク剤・滋養強壮剤
音楽療法
園芸療法
オーラソーマ
ホメオパシー
ヨガ・アーユルベーダ
気孔
瞑想
その他
%
49.3%
3.8%
7.0%
1.7%
5.2%
6.7%
1.2%
1.5%
1.2%
8.5%
0.6%
14.9%
11.1%
0.6%
0.9%
3.8%
2.9%
1.5%
5.8%
CAM を実施する際の意思決定は、療者によって提案されるが患者の意思によって利用され
ることが最も多く、患者の意志に沿って行われていることが多い。
表 16 CAM を実施する際の意思決定
度数
主に患者様の希望があったときに容認している
療者の判断によって推奨して利用している
療者の判断によって提案されるが,患者様の意思によって利用
どちらともいえない
合計
51
35
63
95
13
206
%
17.0
30.6
46.1
6.3
100
4. CAM の実施対象・目的
メンタルヘルス領域における CAM の対象疾患については、
「心身症・身体表現性障害・自
律神経失調症」が最も多く、次いで「神経症性障害」「気分障害」が多い。一方、「てんか
ん」
「薬物依存」は比較的少なく、対象となるものとならないものでは明確な差が見られた
(表 17)。
表 17 メンタルヘルス領域における CAM の対象疾患
気分障害(躁うつ病、うつ病)
統合失調症
神経症性障害
心身症・身体表現性障害・自律神経失調症
摂食障害
睡眠障害
身体疾患に伴う精神的問題
てんかん
薬物依存
アルコール依存症
思春期・青年期精神障害
老年期精神障害
家庭・学校・職場のメンタルヘルスうつ病
その他
%
32.7%
19.0%
35.6%
39.1%
13.1%
26.5%
19.5%
5.5%
6.7%
7.6%
11.1%
24.5%
12.8%
5.5%
CAM によって得られると思われている効果については、あてはまる(5 点)ややあてはま
る(4 点)どちらともいえない(3 点)ややあてはまらない(2 点)あてはまらない(1 点)で得点化
して回答を求めた。「治療の選択肢の広がり」「治療」「柔軟性の高い医療」への期待が高く、
効果のある治療法のひとつとして認識され,治療のバリエーションを増やすという期待が高か
った.また、「患者の満足」,「意思の尊重」,「コミュニケーションの向上」が高く、患者との
良好な関係構築への期待が見られた。さらに、
「QOL の向上」
「気分の安定」
「不安の低減」
「ス
トレスの緩和」といったメンタルヘルスへの効果も高かった。一方、「免疫力の向上」・「疾病
の予防」
「健康増進」
「ライフスタイルの改善」
「美容効果」
「医療費の削減」
「プラセボ効果」
「現
代医学では不可能とされる医療」「他病院との差別化」への効果の認識は低かった。
52
表 18 CAM によって得られる効果
平均値
標準偏差
4.11
1.04
4.08
1.15
3.99
0.88
3.85
1.08
3.83
1.20
3.81
1.22
3.79
1.23
3.75
1.11
3.65
1.12
3.55
1.28
3.54
1.21
3.47
1.28
3.45
1.43
3.45
1.28
3.38
1.35
3.35
1.38
3.32
1.30
3.31
1.34
3.23
1.31
3.20
1.48
3.10
1.25
2.73
1.41
2.70
1.35
2.52
1.31
2.45
1.23
2.32
1.30
2.06
1.26
治療法の選択肢の広がり
疾病の治療
患者さまの満足
気分の安定
QOLの向上
メンタルヘルス
ストレスの緩和
患者さまの意思の尊重
不安の低減
自己治癒力の向上
柔軟性の高い治療
患者さまとのコミュニケーションの向上
苦痛の少ない治療
健康維持の促進
リラクゼーション
免疫力の向上
他分野との連携による知識の蓄積
より自然に近い治療
ライフスタイルの改善
疾病の予防
不満の減少
現代医学では不可能とされる治療
他病院との差別化
根治を目指した治療
プラセボ(偽薬)効果
医療費の削減
美容
5. 実施にあたって望まれるサポート、実施しない理由
CAM を導入するにあたり、
「保険適用」が最も望ましいサポートであると考えられている。
次いで「エビデンスをしめす学術論文」
「適応等に関するガイドライン」が多かった (表 19)。
表 19 実施にあたって望まれるサポート
%
40.2
38.5
30.9
25.9
25.4
24.8
15.2
13.1
9.9
9.3
3.5
2.3
保険適用
エビデンスを示す学術論文
適応等に関するガイドライン
人材の確保
十分な根拠の示されない治療の排除
混合医療の確立
教育・資格制度の確立
実施する上での助成金
世間一般への広報活動
情報を取捨選択する機関
チーム医療成立の促進
各治療法を専門とする学会の設立
53
CAM を実施しない理由については、
「エビデンスが確立されていない」が最も多く、次い
で「特に必要と感じない」「情報・人材が不足」
「意識になかった」が多かった。(表 20)。
表 20 実施しない理由
%
53.5
45.2
44.5
31.6
21.9
18.1
15.8
15.1
9.8
9.8
3.0
エビデンスが確立されていない
特に必要と感じない
情報・人材が不足
意識になかった
患者様のニーズがない
予算が不足
一人あたりの診察時間を費やす
対費用効果が高くない
安全性・衛生的な問題
その他
準備中、検討中
1.4.4 考察
実施状況については、一次調査とほぼ同じ 6 割程度であり、ある程度の病院で実施されている
ことが再確認された。平均的な費用は 2000 円以下が多く、実施内容については、最も多いも
のは「保険適用の漢方薬」であるが、次いで「音楽療法」「園芸療法」が挙げられ、領域によ
って用いられる CAM が異なり、特にメンタルヘルス領域では「音楽療法」や「園芸療法」の
効果が高いと考えられていることが示唆された。また、対象となる疾患とならない疾患につい
ての区別が明確となっており,対象となる疾患については治療効果が多くの医療機関で認めて
いると考えられる。さらに、CAM によって得られると思われている効果については、
「治療の
選択肢の広がり」
「治療」
「柔軟性の高い医療」が高く、効果のある治療法のひとつとして認識
されており、治療のバリエーションを増やすという役割を担っていることが考えられる。また、
「意思の尊重」や「コミュニケーションの向上」など、患者との良好な関係構築に CAM が役
立つことも伺える。
「QOL の向上」
「気分の安定」「不安の低減」「ストレスの緩和」といった
メンタルヘルスの向上の効果は医療現場においては多くの療者が認めていることが明らかに
なった。また、これらの効果はプラセボ効果ではないという認識が高く、何らかの他の作用に
よって得られていると考えられている.すなわち、メンタルヘルス領域において,CAM は治
療法の一つとして有効であるという認識が高い.必要とされるサポートとしては,一次調査と
同じく情報面のサポートが多く望まれていた。特にエビデンスを示す学術論文とガイドライン
が多い。また、保険適用も高かった.
54
1.4.5 結論
本研究では、我が国における CAM の現状と需要を明らかにするために、医療機関を対象と
した実態調査を行った。その結果、医療機関で導入されている CAM の現況についていくつか
のことが明らかとなった。
特に、CAM に期待される役割、および西洋医学との結合を行う上での需要や問題点を現場
の視点から把握することができたと考えられる。現場レベルにおいては既に CAM を導入して
いる医療機関も多く、効果があると考えられているものも多い。そして、疾患に応じて実施さ
れており、有効な治療法の選択肢の一つとしての認識が高い。しかし、適用に関してはガイド
ラインがない医療機関が多く、需要に対して情報が不足していることが明らかになった。特に
適応に関する情報や、エビデンスに関する学術論文などについては需要が高く、これらを増や
していくことが望まれる。また、エビデンスが不十分であるといった問題意識も高く、これま
での EBM の枠組みからも効果を検証しながら広めるべきであろう。そして、保険適用や人材
の確保といったサポートが望まれている。我が国における現場の視点での CAM の実情は、治
療効果等への期待が高い一方で、情報などが不足していることが明らかとなった。
1.4.6 今後の研究課題
本研究では、質問紙法によって大規模調査を行い、マクロな視点で我が国の医療機関におけ
るの CAM の現状を調べたが、より詳細な需要や実情を把握するためには、さらに面接などに
よる聞き取り調査などを行い、詳細なデータを精査していく必要があるであろうし、特に治療
場面においての適用方法などについてはいくつかの具体的なケースを集めて調べる必要があ
るだろう。また、郵送法によるデータの偏りも予想されるため、引き続き他の方法で実態を調
べ、今回得られたデータやその結果について吟味し、その信頼性を高めていく必要があるだろ
う。
1.4.7 参考文献
1. 渥美和彦・(2000):統合医療への道
―21 世紀の医療のすがた,春秋社.
2. 渥美和彦・広瀬輝夫(2001)
:代替医療のすすめ
–患者中心の医療を作る,日本医療企画.
3. バリー・キャシレス著, 浅田仁子・長谷川淳史訳(2000)
:代替医療ガイドブック,春秋
社.
4. エイドリアン・フー・バーマン著, 今西二郎・渡辺聡子訳(2000)
:医療従事者のための
代替医療,フレグランスジャーナル社.
5. 今西二郎(2003):医療従事者のための補完・代替医療.金芳堂.
6. 上馬塲和夫(2005):代替医療&統合医療イエローページ,河出書房新社.
7. 上野圭一(2002):代替医療
–オルタナティブ・メディスンの可能性,角川書店.
8. 上野圭一(2003):補完代替医療入門,岩波書店.
55
第 2 章 鍼灸医療総合文献データベースの構築
2.0 背景―鍼灸分野におけるデータベースの現況
我が国では近代以降、伝統医学(漢方・鍼灸)分野においては、多数の雑誌(学術誌・商業誌)のほ
か、業界紙、業団誌などが刊行されており、膨大な知識が蓄積されているが、現在のところ、国内には
鍼灸分野に特化した網羅的な文献データベースはなく、同分野に関する情報を検索しようとする場合
は、医中誌 web(NPO 法人医学中央雑誌刊行会)、CiNii(国立情報学研究所)、Medical Online (メデ
ィカルオンライン)、J-Stage (科学技術振興機構)など、web 上で運営、提供されているデータベース
上で著者名、キーワード、雑誌名による検索を行うか、雑誌の出版元(東洋学術出版社・東亜医学協
会など)がオンライン、もしくは紙媒体で提供している索引(目次情報)などに頼るしかない。現在、我
が国の医学論文データベースといえば医中誌 web が代表的なものだが、当該データベースにおいて
も書誌情報の電子化は 1980 年代に始まっており、それ以前の文献については残念ながらカバーして
いないし、他のデータベースでも収録している雑誌・記事の範囲には偏り、遺漏があり、鍼灸医療分野
での網羅的データベースの構築は火急の課題であると言える。とりわけ鍼灸を含む伝統医学の場合、
必ずしも発表年代の新しい論文ばかりが優れた文献であるとは限らず、むしろ古い時期の方が、今よ
りも多様な疾患の治療効果について検討、研究されていた可能性もあり、過去の知見まで網羅したデ
ータベースの構築は必須である。
一方、国外に目を転ずると、米国医学図書館が web 上で提供する PubMED(MEDLINE)をはじめ、
AMED、EMBASE、Cochrane Library など、数多くの医療文献データベースが鍼分野に関する Clinical
Trial の研究論文を収載しており、研究者は Systematic Review、Meta Analysis により研究論文の評価
を行っている。90 年代初頭に臨床評価の分野で提唱されるようになった EBM は伝統医学にも浸透し、
欧米では 90 年代中頃からランダム化比較試験(Randomized Controlled Trial: RCT)が数多く実施さ
れるようになった。特に米国では NIH(国立衛生研究所)が、ドイツでは主として保険会社が資金を提
供して大規模な臨床試験を推進するように至った。
また臨床試験の報告が増加していく中で、これらの報告の質をより高める必要性も生じた。1996 年
に発表、2001 年に改訂された CONSORT 声明は、伝統医学を対象としたものではないが、投稿される
臨床研究のデザインや質がばらばらになることを未然に防ぎ、かつ質を向上させることを目的として、
臨床試験報告の投稿時に盛り込むべき情報トを規定したものである。鍼灸分野でもその介入方法の
特異性に鑑み、独自の報告基準が主として欧米や日本の研究者によって 2001 年に作成、発表され
た。STRICTA (Standards for Reporting Interventions in Controlled Trials of Acupuncture)がそれで、
論文投稿時に
1.鍼灸治療の理論
2.刺鍼の詳細
3.治療計画
4.補助的介入
5.鍼治療者の経歴
6.対照群の設定
等の項目について詳細に記述し、より厳密なデザインによる臨床試験と、良質なデータを発表する
ことが期待されている。
56
さて、上記のような状況を背景にして、RCT による臨床研究は 90 年代後半以降、年を追うごとに増
加してきたが、言語バリアなどの関係もあり、国内では十分に検討されていないのが現状といえる。全
日本鍼灸学会研究部適応症委員会でも、鍼灸治療の適応症の検討を目的として国内外の臨床研究
論文を RCT に限定せず収集し、そのデータベース化を模索してきたが、十分な成果をあげられずに
今日に至っている。
また全日本鍼灸学会の事業とは別に、国内で実施された鍼のランダム化比較試験と準ランダム化
比較試験(CCT)の報告論文のデータベース化については、津谷らが統計数理研究所の共同研究
「東洋医学の臨床評価法」の成果として 2002 年までに発表された論文を質評価した上でデータベー
ス化している。現在、当該事業は医学中央雑誌刊行会のサポートを受けて日本ハンドサーチ・エレクト
ロニックサーチ研究会(Japan Hand Search & Electronic Search Society: JHES)のもとで継続されてい
るが、諸般の事業により進捗が遅れており、今後の進展が望まれている。
2.1 本課題におけるデータベース構築の目的
上述したことをまとめると、日本における鍼灸関係の文献データベースは、以下の二つの問題点が
あることになる。
A: エビデンス構築に繋がる臨床研究論文に特化したデータベースの不備
B: 国内で生産された鍼灸医療関連文献(書籍を除く)の網羅的データベースの不在
とりわけ A については、EBM の流れの中で、Clinical Trials のなかでもエビデンスに直結するクォリ
ティの高い臨床研究論文を収集し、その質の評価を行った上でデータベース化することは、鍼灸医療
に携わる研究者、臨床家のみならず、これを統合医療の中で現代医学とともに実践することを考えて
いる医師にとっても大変有意義なことであると考えられる。したがって本課題で推進するデータベース
事業も RCT 論文の収集を優先して作業を開始した。
また B についても、明治期以降に医学、鍼灸雑誌に発表された文献の書誌情報を可能な限り網羅
的に収集、データベース化することで、鍼灸医療に関心をもつ全ての人に同分野の学術的な情報に
アクセスできるように配慮した。
2.2 データベースの構造
前節でみたように、本データベースの目的は、ア)最新の臨床研究論文、イ)明治以降に発表され
た鍼灸分野の文献、の書誌情報についての網羅的なデータベースの構築にある。したがって構築に
際しては以下の 4 つの項目に大別して書誌情報の収集、入力を行った。
1) 欧文臨床研究論文(RCT)
2) 和文献(全日本鍼灸学会およびその前身である日本鍼灸学会、日本鍼灸治療学会の学術誌
掲載論文)
3) 和文献(戦後~現代)
4) 和文献(明治期~戦前)
57
2.2.1 RCT 文献書誌情報の収集
PubMED (MEDLINE)、EMBASE、AMED、などの医療文献データベースから 2000 年以降に発表
された鍼の RCT による研究論文を検索し(検索作業の一部は国際医学情報センターに委託)、図書
館のレファレンスサービスを通じて論文収集を行った。検索された論文数は以下の通りである。
DB 名
検索データ数
MEDLINE
499
EMBASE
712
AMED
89
合計
1300
2.2.2 和文献書誌情報の収集
和文献については主として以下の雑誌より書誌情報の収集を行った。
雑誌名
対応年数
理療教育研究
2004-2006
鍼灸手技療法教育
2005-2007
日本小児東洋医学会誌
2002-2004
理療の科学
1980-1989
関西鍼灸大学紀要
2004-2006
現代鍼灸学
2001-2006
関西鍼灸短期大学年報
2000-2002
東北鍼灸学会誌
1983-1989
日本良導絡自律神経雑誌
1980-1985
明治鍼灸医学
1986-2006
日本鍼灸良導絡医学会誌
1982-1999
臨床鍼灸
1984-2007
東洋医学とペインクリニック
1982-2006
日本良導絡自律神経学会雑誌
1986-2007
経絡鍼療
1982-2007
日本鍼灸治療会雑誌
1952-1981
伝統鍼灸雑誌
1974-2002
現代東洋医学
1991-1996
中医臨床
1980-2007
医道の日本
1983-2007
自律神経雑誌
1948-1981
58
2.2.3 データベースのサイズ
1) 欧文臨床研究論文(RCT) 1300 件
2) 和文献(全日本鍼灸学会およびその前身である二学会の学術誌掲載論文) 1121 件
3) 和文献(戦後~現代)
4) 和文献(明治期~戦前)
13814 件
(2 の文献を含む)
56 件
2.3 文献情報の概要
2.3.1 各文献情報の内訳
各文献について以下のようにフィールドを設定した。*印を付したものについては英文の情報も入
力できるように設定した。
1. 著者名*
2. タイトル*
3. 筆頭者所属*
4. 雑誌名
5. 巻・号・ページ数
6. 刊行年
7. 抄録
8. キーワード*
9. 研究デザイン*
10. 疾患名*
11. 国際疾病分類名*
12. 研究対象
13. 言語
14. フルテキスト(リンク)
2.3.2 RCT 文献の評価表について
平成 19 年 6 月に日本東洋医学会は、HP 上で「漢方治療エビデンスレポート 第 2 版―RCT を主と
して―中間報告」を発表した。これは国内で発表された漢方領域の RCT 研究論文に対して、アブスト
ラクターのコメントも含めた構造化抄録をレポートとして提示したものであり、日本東洋医学会 EBM 特
別委員会委員長の津谷喜一郎氏と同委員会エビデンスレポート・タスクフォース(班長:岡部哲郎)が
主体となって作成したものである。こうした論文に対する構造化抄録の作成は、必ずしも RCT による臨
床研究に精通していない日本の伝統医学従事者にとり、最新の研究状況にアクセスしやすい環境を
提供することにも繋がる。
特に鍼灸分野に関しては、国外で盛んに RCT が実施されていることから、その概要を web 上で紹
介することは、臨床家や研究者のみならず、教育においても資するところが大であると考えられる。そ
こで本データベースにおいても、構造化抄録に加え、「介入の詳細(STRICTA を改変)」、「RCT チェッ
クリスト」(いずれも日本語)を評価表として作成し、個々の RCT 文献の詳細をデータベース上で閲覧
できるように配慮した。構造化抄録の概要および評価表の項目設定については、将来的に学会レベ
59
ルでの検討に堪えるものとするために、全日本鍼灸学会データベース構築準備会がその設定を行い、
本課題ではデータベース上での閲覧、および評価者による web 上での評価入力が可能となるシステ
ムの開発を行った。
2.4 鍼灸医療文献総合データベースの概要
データベースの概要は上記の通りであるが、本節では表示画面にしたがって、詳細を説明す
る。
1) トップページ
2) 新規ユーザー登録画面
ユーザー登録(以下の事項を必須事項として入力)
1. メールアドレス
2. 氏名
3. 職業 :鍼灸師(開業・勤務・研究教育機関)、学生、医師、歯科医師、その他の医療従事者、
60
マスコミ報道関係、行政担当者、その他、から選択
4. 所属学会:全日本鍼灸学会ほか
3) ログインページ
ユーザーID:登録時に入力したメールアドレスを入力
パスワード: 新規登録後にメールで送付されたパスワード(ランダム英数 10 桁)を入力
4) ログイン後画面 (コース選択)
ログイン後の検索は、目的によって Basic Course か Advanced Course のいずれかを選択する。
Basic Course では、データベースに収載している文献をあらかじめカテゴライズした状態での検索が
可能であり、Advanced Course では、最初から検索画面(絞り込み画面)からスタートして検索を行うこ
とが可能である。
61
5) ベーシックコース画面
データベースに収載されている文献が以下の4つのカテゴリーとして表示されるので、ユーザー
は検索したいカテゴリーをここで選択し、絞り込み検索を実施する。
1. 「RCT 論文の検索」→研究デザインが「RCT」のもの対象として検索。
2. 「全日本・・・」→雑誌名が「全日本鍼灸学会誌」または「自律神経雑誌」または「日本鍼灸治療
会雑誌」のものを対象として検索。
3. 「戦後~現代の鍼灸雑誌・医学雑誌に掲載された鍼灸関連文献(和文)の検索」→日本語の
文献で発行年が 1945 年より後に発表された文献を対象として検索。
4. 「明治期~戦前灸雑誌・医学雑誌に掲載された鍼灸関連文献(和文)の検索」→日本語の文
献で発行年が 1945 年以前に発表されたものを対象として検索。
6) 絞り込み画面 (アドバンストコースの画面と共通)
「著者」、「タイトル」、「キーワード」、「雑誌名」、「文献発行年」、「研究デザイン」等の項目から検索。
62
7) 検索結果
入力条件に沿った検索結果が表示される(表示件数は 10~100 件で変更可能)。
「フルテキスト」と表示されたアイコンをクリックすると、フルテキストを公開しているサイト、もしくは PDF
化されたフルテキストリンク先へ飛び、これらを閲覧することができる。
8) 文献情報
「検索結果」画面で文献 ID 番号をクリックすると、各文献の詳細な書誌情報(タイトル、著者名、キーワ
ードなど)が和文、英文で表示される他、研究デザイン、対象疾患についても知ることができる。
63
9) RCT 文献の評価
先の検索結果で「論文評価」のアイコンが付いているものは、これをクリックすると、当該論
文の構造化抄録、
「介入の詳細」、
「RCT チェック」が表示される。文献評価の項目設定、評価
表の作成は全日本鍼灸学会データベース構築準備会が主体となって行い、調整費では、データ
ベースに収載するためのプログラム作成を行った。
10) 管理者(評価者)用ログイン画面
本データベースの特徴のひとつは単なる書誌情報データベースにとどまるのではなく、上でみた
RCT 文献の評価表作成のための入力作業を web 上から行うためのシステムを兼備していることに
ある。評価者として認定されたユーザーにはログイン時に上記画面が表示され、一番上の「RCT
Assessment」から入力画面に入っていくことができる。
64
2.5 開発環境
・ハード : Dell PowerEdge SC440
・OS : Fedora Core release 6
・データベース : PostgreSQL 8.2.5
・開発言語 : PHP 4.4.7
2.6 プログラム開発
・ 豊玉速人・上村祐介 (NPO 法人医学中央雑誌刊行会)
2.7 トライアル版公開について
本データベースは平成 20 年 2 月 14 日に web 上で公開した(URL:http://ac-trial.jamas.gr.jp/)。
公開に関する告知は「日本鍼灸マッサージ新聞」紙上(2 月 13 日発行)および「あはきワールド(メルマ
ガ)」(2 月 20 日号)において行った。
公開後のユーザー登録の状況であるが、3 月 28 日現在で登録者数は 333 名、その内訳と登録者
数の推移は以下の表の通りである。登録者の比率としては鍼灸師(開業)の割合が高く、これに対して
研究・教育機関に所属している鍼灸師の占める率は相対的に低い。これは開業鍼灸師の方が、鍼灸
に関する最新の学術的情報の入手に際して、インターネットへの依存度が高いことを示しているものと
考えられる。
表 1 ユーザー登録者の内訳(3 月 28 日現在)
No
職業
登録者数
1
鍼灸師(開業)
127
2
鍼灸師(勤務)
41
3
鍼灸師(教育・研究機関)
70
4
医師
3
5
歯科医師
1
6
その他の医療従事者
7
7
学生
52
8
報道・マスコミ関係
6
9
行政担当者
1
10
その他
23
99
システム管理者
2
合計
333
65
350
300
250
200
150
100
50
3月
24
日
3月
17
日
3月
10
日
3月
3日
2月
25
日
2月
18
日
2月
11
日
2月
4日
1月
28
日
1月
21
日
1月
14
日
1月
7日
12
月
10
日
12
月
17
日
12
月
24
日
12
月
31
日
12
月
3日
11
月
12
日
11
月
19
日
11
月
26
日
0
表 2 ユーザー登録者数の推移(3 月 24 日まで)
2.8 本データベースの意義と課題
本章の冒頭でも述べたように、本データベースの目的は、鍼灸医療に関心を持つ全ての人に同分
野の学術的な情報を提供することにある。医学文献データベースは通常の場合、最新の論文を中心
に収載し、そのレビューから必要なエビデンスを導くことを一次的な目的とするが、鍼灸領域のように
長い歴史と伝統を持つ医療の場合、必ずしも最新の論文ばかりが価値のあるものとは限らず、戦後間
もない時期の優れた研究が埋もれている場合もある。また鍼灸や漢方といった伝統医学がわが国で近
代以降どのような経緯を経て今日に至っているのかを検証する場合に、かかる文献データベースの存
在は不可欠である。本データベースもエビデンスの構築に繋がる RCT 文献の書誌情報の収集から出
発したが、近代以降に発表された鍼灸関連文献の主なものを網羅し、インターネット上で無料公開す
ることにより、鍼灸関係者のみならず、医療従事者、一般ユーザーにとっても有用なデータベースとな
ったと考える。
また本データベースのもうひとつの特長は、臨床研究論文(RCT)について検索のみではなく、その
評価を web 上で行い、かつ評価結果をデータベース上で閲覧することが可能なシステムを兼備してい
る点にある。このことは、必ずしも最新の欧文で書かれた論文の内容に十分に精通しているとは言え
ない日本のユーザーに対して、世界の最新の情報をより簡便に伝える手段としてきわめて有用である
ばかりでなく、今後臨床研究のみならず、鍼灸治療の安全性、制度史、教育史など、鍼灸に関してあ
らゆる観点からの研究を本データベースを利用することで可能となることをも意味する。
データベースは定期的なメンテナンスを行うとともに、最新の情報をそのつどアップデートすることで
その価値を増していくことができる。本データベースは、委託事業終了後、(社)全日本鍼灸学会への
移管が予定されており、移管後は同会データベース委員会(仮称)のもとでさらなるデータの追加、メ
ンテナンスを行い、ユーザーにとってより有益な情報が提供されていくことを期待するものである。
66
課題としては、著作権の問題からフルテキストの公開について一部のみしか実現できなかった。こ
れは今後の問題として解決を図る必要があると考える。
2.9 謝辞
本データベース構築にあたり、データ収集、RCT 文献の評価表作成については(社)全日本鍼灸学
会の協力を得た。同会の矢野忠会長、川喜田健司研究部長、井上悦子氏をはじめとするデータベー
ス構築準備会各位に厚く御礼申し上げる。また日本東洋医学会 EBM 特別委員会委員長の津谷喜一
郎教授には、データベース構築全般にわたり、貴重な示唆をいただいた。謹んで深謝の意を表したい。
なお、データを提供してくださった方の名前は、データベース上に記させていただいた。併せて感謝
の意を表する。
67
第 3 章 統合医療のための臨床ガイドライン(案)作成
3.0 背景―EBM と臨床評価
EBM (Evidence Based Medicine)という用語が臨床評価の世界で使用されたのは 1991 年が初めて
である。日本語では「証拠に基づく医療」と訳されることが多いが、その根底には効果のない治療法は
厳密にデザインされた臨床試験によって排除し、限られた医療資源を有効なもの(effective)に限定し
て効率的(efficiently)に用いるべきである、とする Archiebald L. Cochrane の思想がある。かかる考え
方のもと、効果のある治療法をバイアス無しに評価する方法として提出されたのが、ランダム化比較試
験(Randomized Controlled Trials: RCT)であり、ランダム化によって割付け時の選択バイアスを排除し、
比較する群間の背景因子のバランスを取ることで初めて正しい比較と評価ができるという考え方が医
学界に急速に普及した。RCT が EBM の Golden Standard と称される所以である。
このように 1990 年代半ば以降本格化した EBM の潮流は、Conventional Medicine(現代医学)のみ
ならず、伝統医学を含む相補・代替医療(Complimentary and Alternative Medicine: CAM)における臨
床評価にもやがて大きな影響を及ぼすようになった。
3.0.1 国外における鍼灸領域の臨床評価
1997 年に米国国立衛生研究所(NIH)が招集した合意形成パネルが発表した鍼に関する声明
(National Institutes of Health Consensus Development Statement, ACUPUNCTURE)は、成人の術後
または化学療法による吐気・嘔吐および歯科手術後の疼痛に対する鍼治療の効果について「有望」と
したものであり、鍼灸治療効果について必ずしも広汎な領域の疾患をカバーしたものではないが、鍼
治療の効果に関する Evidence 構築の動きに弾みをつけたものといえよう。
また米国のみならず、英国でも 2000 年に英国医師会(BMA)が鍼に関する報告書をまとめ、このな
かで腰背部痛、吐気・嘔吐、歯痛、偏頭痛などの疾患に対する鍼治療の効果をポジティブに評価して
いるほか、国民保健制度(National Health Service: NHS)への鍼の導入や医学部教育での鍼教育に
言及するなど、よりつっこんだ提言を行っており、鍼治療における evidence 構築の重要な motivation と
なっている。
3.0.2 鍼灸分野の EBM―日本
国外で鍼灸(特に鍼)の臨床試験が活発に実施され、evidence の追求が進む一方、日本でも津谷
らによって海外における研究の動向が紹介されるとともに、伝統医学分野(湯液・鍼灸)における EBM
のあり方、RCT による臨床試験の必要性や方法論について様々な提言がなされてきた。しかし日本で
は木下晴都らにより、1960 年代より二重盲検による鍼灸の臨床試験が実施されてはいたものの、その
後主として国内における混合診療、および鍼灸師の医療上の権限に関する制限など医療制度上の理
由から大規模な RCT は行われなくなっている。その傾向は現在でも変わっていない。
日本において RCT が evidence 構築をする上であまり受け容れられていないのは、多数の被験者を
確保することの困難性に依るところが大きいが、研究デザインも大きな理由のひとつである。すなわち、
RCT で前提としているマスキングにしても患者のマスキングはある程度可能でも、術者のそれは極め
て困難であること、また対象群としてしばしば偽鍼(Sham Acupuncture)が選択されるが、偽鍼の一種と
して行われる浅刺も、日本鍼灸では効果を持つ手技としてしばしば実践されており、薬物試験におけ
68
る Placebo 錠とは異なり、生理学的、薬理学的に不活性とは言えないこと、かつ最近の欧米における臨
床研究でも浅刺を対象群とする研究で真鍼群と偽鍼がともに治療効果を発現するなどの事例が報告
されるなど、Methodology そのものに対する疑問が存在している。
3.0.3 2つの国際学会―WFAS と全日本鍼灸学会
上記の様な Methodology の問題点は、2006 年 11 月 20, 21 日に京都で開催された国際シンポジウ
ム(International Symposium on Evidence Based Acupuncture Now、(社)全日本鍼灸学会主催)、およ
び同シンポジウムの終了後間もなくインドネシア・バリで開催された世界鍼灸学会連合会(World
Federation of Acupuncture Societies, 2006 年 11 月 22~25 日)の国際シンポジウムにおいても演者か
ら指摘されていた。すなわち、前者では、ドイツの Klaus Linde が RCT における対照群は有効性をもた
ず、かつ直接的な生理効果を持たないことが原則であるとしたうえで、偽鍼自体が鍼に「特有
(particular)」な Placebo 効果をもちえることを指摘し、偽鍼を真の Placebo として扱うことについて否定
的な見解を示した。また後者のシンポジウムでは、2001 年から 4 年間に渉りドイツで膝関節症の大規
模な臨床試験(German Acupuncture Trials: Gerac)を行った Michael Germann が報告し、やはり偽鍼
群における効果が真鍼群に同等のものであったことを指摘した。
上記に加え、バリのシンポジウムではドイツの別のグループがやはり偽鍼を対照群とする報告を行
っていたが、こちらは真鍼群と偽鍼群の間で有意差が出たと結論づけており、前述の報告とは食い違
いを見せている。
このように RCT による研究でも、鍼による効果の特異性を完全に証明し切れたとは言い難く、山下が
指摘するように今後は薬物の臨床試験とは異なった研究方法論の開発が必要とする考え方もある。
3.0.4 WPRO(WHO 西太平洋事務局)による伝統医学分野の標準化プロジェクトと診療ガイドライン
こうした国際学会の動向に並行して、WHO では、西太平洋事務局(WPRO)の伝統医学諮問官に
2003 年に就任した Dr. Choi Seung-hoon が東アジアの伝統医学(鍼灸・漢方)の標準化に関するプロ
ジェクトを次々に打ち出し、中国、日本、韓国の三カ国から代表者を招集し、非公式協議を開催した。
プロジェクトの概要は以下の通りである。
ア)経穴の位置の標準化
イ)伝統医学用語の標準化
ウ)伝統医学領域の診療ガイドラインの作成
エ)伝統医学情報の標準化
上記のうち、アは6度にわたる非公式協議における議論の末、2007 年に経穴部位の標準化作業が終
了し、2008 年に「WHO 標準経穴部位英文公式版」が発刊されることが決定した。またイについては
2007 年の秋に用語集 WHO International Standard Terminology on Traditional Medicine in the
Western Pacific Region が発刊されるなど、一定の成果を上げている。しかし、ウの診療ガイドラインに
ついては 2004 年 5 月に韓国ソウルで開催された第 1 回の会議で 27 の疾患が優先リストとして挙げら
れ、第 2 回の会議は Daegu で開催された(2005 年 5 月)が、各国における伝統医学の医療制度上の
位置づけが異なること、また臨床試験への取り組み方と、試験の対象となる薬品に違いがあること、さ
らに日本からはそこで作成されるガイドラインの最終的なユーザーが明確でないことが指摘され、日本
69
はそれ以降、協議の場には正式メンバーとして参加していない。この経緯については「伝統医学のグ
ローバル診療ガイドラインは可能か?」(元雄、津谷)に詳しい。これらの会議における診療ガイドライ
ンの検討は伝統医学の薬物療法を対象としたものであり、鍼灸領域自体は議論の対象となっていな
いが、臨床試験のエントリークライテリアとして伝統医学的な診断体系を取り入れるか否か、といった問
題は当然鍼灸領域にも関係してくることであり、かかる問題についての議論は今後国内においても慎
重になされるべきであると考える。
3.1 アメリカにおける鍼灸臨床研究ガイドライン作成状況
3.1.0 NCCAM(国立相補代替医療センター)について
1999 年、米国国立衛生研究所(NIH)に米国における相補・代替医療に関する科学的研究の
promotion を目的とした NCCAM(国立相補代替医療センター)が設立された。これは 1992 年にやはり
NIH 内に設置された代替医療局(OAM:Office of Alternative Medicine)が国立のセンターとして昇格
したものである。OAM は当初 200 万ドルの予算を扱うに過ぎなかったが、NCCAM に昇格してからは
予算額が大幅に増やされ、鍼灸をはじめとする相補代替医療の各分野に対して巨額の資金を提供し
ている。
NCCAM が 2005 年に発行したパンフレット「Expanding Horizons of Health Care Strategic Plan
2005-2009」によれば、同センターは研究機関への資金提供を行うだけでなく、CAM 領域の研究に携
わる人材の教育、臨床研究デザインの改善、さらに米国民への CAM 領域の安全性、適用性などに関
する情報提供を行い、最終的には CAM 領域のエビデンスを集積し、統合医療推進の基礎を築くこと
をゴールとしている。
NCCAM の website(http://nccam.nih.gov/)では、同センターが資金提供している Clinical Trial の
概要と進行状況が公表されており、2007 年 3 月の時点で登録されている臨床試験の総数は 1168、そ
のうち鍼(acupuncture)は 41 の臨床試験が登録されている[Appendix2]。米国での CAM 利用は、祈り
(prayer)に属するものが需要が高く、全体的にみた場合決して鍼の占めるウェイトは大きくない。
NCCAM が鍼の臨床試験に提供する資金の額も全体からみると高い比率を占めるものではないが、
次節で述べるように一研究機関で数億に上る研究資金が提供されている例もあり、そのスケールは日
本を遙かに凌駕しているといえよう。
3.1.0.1 NCCAM による CAM 領域研究の支援―メリーランド州立大学医学校統合医療センター
ここで本課題の業務の一環として訪問したメリーランド州立大学医学校統合医療センター(Center
for Integrative Medicine, School of Medicine, University of Maryland)について簡単に触れておきた
い。CAM 領域の臨床研究を支援し、統合医療の推進に必要なエビデンスの集積を使命とする
NCCAM の支援の下に、特に鍼を主体とした中医学(TCM)の臨床研究を継続的に行っているのが同
センターだからである。同センターは 1991 年に創立され、統合医療に関するアカデミックな研究機関
としては全米初であり、1995 年以降は NIH の Center of Excellence としても認定され、活動を続けてい
る。2005 年に発行されたニュースレターに依ればこれまでに NIH より 3000 万ドルの研究資金を得た
ほか、2005 年には香港、オーストラリア、イリノイ等との中医学分野での国際共同研究を目的とした研
究資金(400 万ドル)を獲得したという。
70
同センターではヨガや気功などの CAM も外来での臨床に導入しているが、何よりも TCM(中医学)
と鍼に力を入れている点が特徴的である。すなわち、同センターで中医学分野の研究を主管している
のは、1997 年の NIH パネル声明時に「鍼による歯科手術後の鎮痛効果」について報告を行った Lao
Lixing(労力行)であり、Brian Berman とともに特に膝関節痛(Osteoarthritis)の臨床研究に関しては大
規模な RCT を実施したことで知られる。その結果は Annals of Internal Medicine などのトップジャーナ
ルに掲載され、米国内外における臨床研究にも多大な影響力を及ぼした。また同センターは臨床研
究の拠点であるばかりでなく、Cochrane Collaboration の CAM 部門でも重要な位置を占めている。全
米における中医学の研究組織は多数あるものの、真にアカデミックと呼べる研究をしている機関はそ
の中でも少数であり、同センターは NCCAM の支援の下、着実に鍼の臨床研究の領域で地歩を築い
てきたといえる。換言すれば、NCCAM という国立の機関が、高いポテンシャルを有する研究機関に対
し資金を投下し、育てていくことにより、世界的にも臨床試験において主導権を握る、という構図がみら
れるのである。
3.1.1 NCCAM(国立相補代替医療センター)訪問
石田、東郷は 2007 年 2 月 11~17 日に米国、Washington D.C. の NCCAM を訪問し、Acting
Director(所長代行)である Dr. Ruth Kirschstein、Dr. Jack Killen (International Health Research)、お
よび Dr. Richard L. Nahin (Senior Advisor for Scientific Coordination and Outreach) に面会し、米国
における臨床研究および臨床ガイドライン作成に関する現況を調査した。臨床ガイドライン作成につ
いては、「NCCAM の使命は、どの治療法がいかなる疾患の治療に有効なのか、あるいは危険なのか
を広く国民に知らせることにあり、そのために必要な臨床試験に資金を提供する。また、米国では医療
制度についても各州が独立性を有しており、国の機関といえども拘束力のあるガイドラインの作成を行
うことはない」としたうえで、「米国で鍼に限らず CAM に関して、責任を持って臨床ガイドラインを作成
できるような組織があるでしょうか?答えは No です」と回答があった。
3.1.2 参考文献
1.
H.Yamashita, H.Tsukayama, C.Sugishita:「Popularity of complementary and alternative medicine
in Japan: a telephone survey」, 10 号, 84-93 , (2002)
2.
山下仁, 津嘉山洋,:「日本における相補代替医療の普及状況-バブル,玉石混淆,エビデンス
-」 , 医道の日本, 710 号, 151-157, (2003)
3.
津嘉山洋, 山下仁:「補完代替医療における市場の混乱と利益相反」 , 臨床評価
別冊, 第
32 巻, 第 2・3 号, 491-503, (2005)
4. 山下仁, 津嘉山洋:「国際化する鍼灸:その動向と展望
(1)欧米における普及と臨床研究の
進歩」, 日本補完代替医療学会誌, 第 3 巻, 第 3 号, 77-81, (2006)
5.
山下仁, 川喜田健司, 矢野忠:「変形性膝関節症に対する鍼治療のランダム化比較試験論文
の概要―京都国際シンポジウムの予備資料として―」, 全日本鍼灸学会雑誌, 第 56 巻, 第 4
号, 662-667, (2006)
6. 山下仁:「欧米における Acupuncture 事情と日本鍼灸の課題」, 全日本鍼灸学会雑誌, 第 56
巻, 第 5 号, 703-712, (2006)
71
7.
元雄良治, 津谷喜一郎:「伝統医学のグローバル診療ガイドラインは可能か?」, 日本東洋
医学雑誌, 57 巻 4 号, 465-475, (2006)
8. (社)全日本鍼灸学会
国際シンポジウム抄録:「International Symposium on Evidence Based
Acupuncture NOW」, (2006)
9.
National Center for Complementary and Alternative Medicine :
「CAM AT THE NIH」, 第 13 号,
第 2 号, (2006)
10. World Health Organization Western Pacific Region:
「WHO INTERNATIONAL STANDARD FOR
TERMINOLOGOGIES ON TRADITIONAL MEDICINE IN THE WESTERN PAIFIC REGION」,
(2007)
11. 松田博公:
「海外研究者招き、膝関節症治療、日本鍼灸を討論、浅鍼の効果認めるなど、欧
米にも変化が」, あはきワールド(メルマガ), (2006)
12. 陳可冀,呂愛平:「結合医学現状与発展趨勢」, 中国協和医科大学出版社, (2006)
13. National Center for Complementary and Alternative Medicine:
「Expanding Horizons of Health Care
Strategic Plan 2005-2009」, (2005)
14. Edzard Ernst,Adrian White:「鍼治療の科学的根拠」,医道の日本社,(2005)
15. 陳可冀:「循証医学与中医薬」,中医古籍出版社,(2006)
16. 刘建平:「循証中医薬臨床研究方法学」,人民衛生出版社,(2006)
17. 津谷喜一郎監訳:
「鍼のエビデンス―鍼灸臨床評価論文のアブストラクト」,医道の日本社,
(2003)
72
3.2 中国における統合医療臨床ガイドライン作成状況 (文献調査)
3.2.0 調査目的・調査項目
中西医結合医学(「中西医」と略すことも)とは中国における「統合医療」であり、伝統医学(中医学)
と西洋医学との統合を目的として 1950 年代に提唱され、既に半世紀を超える歴史を有する。この間、
政府は中西医結合医学の確立と普及に際して常に指導的な役割を担ってきた。本節では主として過
去二十年のうちに中国政府が刊行、発表した関係法規や政策、及び学術雑誌や学会に発表された
論文を対象として下記の項目について検討を行った。
・中西医結合医学に関する中国政府の法規と重要な政策。
・中西医結合医学臨床診療のパターン。
・中西医結合医学の臨床診療ガイドライン。
・中西医結合医学の治療効果の評価。
・中西医結合医学病院のゆくえ
3.2.1.1 中国における「中西医結合」の背景 (1950~70 年代)
新中国の成立当初、中医師の数は 2 万 6 千人で、西洋医師は 2 万人以下であり、医療状況は深刻
であった。医療現場では、医療施設と医師が不足し、特に農村地域では、「無医村」が多く存在した。
このため 50 年代初期、医療政策の一環として中医師へ西洋医学教育を実施することで、医師不足の
現状打開を図った。すなわち、1950 年の第 1 回中国衛生工作会議で、「中医学科学化」が策定され、
これにより、中医師への科学知識の普及、西洋医学の教育等を行ったのである。特に農村地域では、
ある程度の西洋医学の教育を受けた中医師が、実際の医療現場で主役を担うことができることを目標
とした。
続く 1951 年、中国衛生部(日本の厚生労働省にあたる)は「中医学の科学化、西洋医学の大衆化
(普及化)」を目的として中医薬の研究施設を開設した。またこれに続いて 1952 年~1954 年、中医学
の整理、伝承及び中医師への西洋医学知識の教育と普及活動を推進した。
【この時期の政策の特徴】
・「中医学科学化」とは中医師への西洋医学知識の初段階の普及教育と解釈した。
・その当時、中医師が医療現場ですべての診療ができるのかという疑問や抵抗があった。
・また中医師の西洋医学の教育だけでは、すべての医療現場の問題を解決するには限界があっ
た。
【中西医結合における政策の誤りとずれ】
50 年代後期~70 年初期、西洋医学、中医学の両分野で高等教育の体制がほぼ確立された。衛生、
医療現場でも西洋医学の予防と診療を中心とした体制がほぼ整備された。このように西洋医学、中医
学の 2 つの教育、研究及び医療を推進する共に、中西医結合について、西洋医学の医師に中医学を
習得させる政策を取り続いていた。この時期、西洋医学の発展により、中医学が消滅することへの恐
れから性急に中西医結合を推進した。この点で「中西医結合」はひとつのスローガンに止まったといえ
る。
73
3.2.1.2 「中西医結合」の形成と新モデルの模索 (1980 年代~現代)
1980 年代にはいると、「中医学勉強会」という現職の西洋医学医師が中医学を習得する制度が廃
止され、中西医結合医学の教育については高等教育機関において大学学部生及び大学院生(修士、
博士及び博士後)を対象として実施し中西医結合医学専門の人材を養成することとなった。また病院
制度についても、西洋医学の病院、中医学の病院に加え、中西医結合医学の専門病院が新たに認
定された。
1993 年、中国国家標準(GB)の科学分類コードとして、「中西医結合(360.30) 」が登録された。ま
た 2003 年に中国国務院が頒布した「中華人民共和国中医条例」では、中医薬事業を発展させ、中西
医結合を国策として推進していくことが明記された。また同年、国家中医薬管理局は「中西医結合を
強化することにおける指導意見」を頒布した。この政策の骨子は下記の通りである。
・中西医結合医学の臨床診療効果の向上とその学術レベルアップを目的として、臨床施設の建
設と人材の養成を重点的に推進する。
・中西医結合の結合点(両医学を融合するポイント)を探る。
・中西医結合医学の技術標準(客観評価標準)を規範化する。
・中西医結合のモデル病院を認定する。
・27 項目の中西医結合専門科の建設を強化する。
・中西医結合臨床医師資格試験制度を整える。
・中西医結合医学の臨床診療について診断ガイドラインの標準化、治療方法の優選化と評価標
準の体系化を急務とする。
・GCP 標準に従う臨床研究を提唱する。
・基礎研究について中医学の「証」の研究と生薬、方剤の研究に重点を置く。
・国際的な交流を拡大する。
このように特に 90 年代以降、中国政府は中西医結合をより深化することを方針化し、人材育成や臨
床レベルの向上、国際的な情報発信といった目標を達成するために法的な整備を進めていった。ま
たこのなかで診療ガイドラインの標準化と客観的な評価の体系化の重要性が認識されていったのであ
る。
3.2.2 中西医結合医学の現状
3.2.2.1 統計データ
中国では、西洋医学、中医学と中西医結合医学の 3 つの体制が法規により定められている。中国
衛生部(日本の厚生労働省に相当)の統計年報によると、その基本的なデータは表の 2-1、2-2、2-3
と 2-4 の通りである。
【表 2-1 中医師の人数】
1999 年の統計によれば、医師の数は 1,298,062 人、そのうち中医師は 239,602 人で、18.5%(中西
医結合医師はこの中に含まれる。以下、同じ。)にのぼる。2000 年のデータでは医師は 1,408,787 人、
そのうち中医師は 228,943 人で、16.2%。2002 年には医師は 1,585,521 人、中医師は 219,919 人で、
医師総数に占める比率は 13.9%となった。
74
【表 2-2 病院】
1950 年から 2005 年まで、病院は増えている。特に 90 年代以降、高増加率を呈している。中医病院
(中西医結合病院を含む)は全体に対して、50 年代は 0.14%、80 年代は 6.8%、90 年代は 14.5%、
2000 年以降、14.01%を占めている。
【表 2-3 2005 年の病院数】
2005 年、病院の総数は 18,703 施設となる。その内、中医病院は 2,620 施設(中西医結合病院は
194 施設)、病院総数に対して、15.04%を占めている。
【表 2-4 2005 年の外来、入院患者数】
2005 年、外来患者の病院利用回数は総数で 13.87 億回となる、その内、中医病院(中西医結合病
院を含む)への患者数は 2.14 億回で、15.42%となる。入院患者の総数は 5,108 万人となる、その内、
75
中医病院(中西医結合病院を含む)への患者数は 567 万人で、11.1%を占めている。
【中西医結合医学を実施する医療機関および医療従事者】
2004 年に中西医結合学会が調査を行った結果、中型以上の中西医結合病院は 56 施設、そのうち
大型の病院は 14 施設である。病棟数は 1,609 棟、病床数は 10,501 床、そのうち研究施設に所属する
ものは 6,313 床である。また中西医結合医学の従事者は 3,172 人、そのうち教授は 294 人、博士は 45
人、中西医結合資格の臨床医は 664 人である。
【コメント】
医師、病院及び診療人数の統計データにより、現代の中国における医療の主体は西洋医学で、医
療全体の 85%以上を占めている。その傾向は 90 年代以降、特に強くなっていると言える。これに対し、
中医(中西医結合医学を含む)は現代中国医療の 1 割位を支え、補完的な役割であると示唆される。
また西洋医学、中医学及び中西医結合医学の 3 つの中では、中西医結合医学の規模は大きくないと
考えられる。
3.2.3 中西医結合医学臨床診療のパターン
中西医結合医学とは現代医学と伝統医学(中医学)を統合させた医療を指し、中国における「統合
医療」のことであるといってよい。しかしながら一連の医療行為(診断、検査、治療、予後の指導)のな
かでいずれの医学に重点を置くかによって、臨床上の立場は以下の四つのパターンに分類される。
3.2.3-1 【中医学が主体、西洋医学が補完】
中医理論や診療方法を基礎とし、これに西洋医学の診断技術や治療法を加えるパターンである。
これは中医師によくみられるパターンで、臨床診療の基本は中医学的な診察法を採用し、必要に応じ
て西洋医学の検査技術や治療法を取り入れる。この方式は、西洋医学が中国へ伝わった初期に、中
医専門家により、唱えられた。西洋医学を中医学に融合させることを目的としていたが、成功したとは
言えない。臨床上、特定領域の治療に得意な中医師はこの方式で、中医学の診療と共に西洋医学を
補完的に用いている。 中医師の立場からは実用的なパターンといえるが、中医学が主体、西洋医学
が補完というモデルは中西医結合医学の主流ではない。
76
3.2.3-2 【西洋医学が主体】
西洋医学をベースとし、臨床診療を行うパターンである。西洋医学の医師がユーザーであり、診療
に際して中医学的な診断を基準とせず、必要と認めた時にのみ中薬や鍼灸を利用する。この方式は、
西洋医学が中国へ伝わった初期に、西洋医学の専門家により唱えられた。臨床上、特定疾患の治療
に際し、西洋医学的に対応できない場合に西洋医学の医師が用いた。西洋医学の医師にとっては受
け入れやすいが、中医学理論を無視しているため中西医結合医学が成り立たず、中西医結合医学の
正しい方向ではないと考える。
3.2.3-3【相互補完】
西洋医学をベースとした上に中医学の診察法を取り入れて行うパターンである。系統的に中医学を
修得した西洋医学の医師にみられるパターンである。西洋医学と中医学の 2 つのガイドラインを基準と
する。すなわち病因や病名診断については「弁病」(西洋医学的な診断手法)を採用し、診療の基礎と
する一方、四診によって得られた情報や、患者の主観的症状(西洋医学の検査で異常が見られない
もの、診断できないもの等)を中医学的に分析し、「弁証」に基づいて症候パターンを分析し、治療方
針を決定する。治療に際しても、西洋医学と中薬・鍼灸など中医学による治療法のそれぞれの長所、
特長を生かして補完的な治療を行う。
この方式は中国における統合医療である中西医結合医学の主流となっているパターンである。臨
床のベースは西洋医学であるが、中医学に精通する医師により、中医学の診療を積極的に取り入れ
て実践されている点に特徴がある。
3.2.3-4【新発想及び新理論の診療法】
中西医結合医学による臨床経験のなかで蓄積されたデータにもとづいて信頼できる新発想や新理
論が生まれ、それにより臨床診療が行われる場合であり、中西医結合医学が追求している理想像であ
る。
成功例は多くないが、虚血性心疾患における「活血化瘀」にもとづく中医療法の応用、鍼灸麻酔か
ら鍼灸補助麻酔法への転換、脳血管疾患に関する西洋医学と中医学のエンドポイントの応用等が挙
げられる。これらについてもエビデンスとなるデータが多いとはいえないので今後、その有効性
(efficacy)、安全性(safety)について検証を行って行く必要がある。
3.2.4 中西医結合医学の診療ガイドラインについて
近年、中国では中西医結合学会を中心にして中西医結合診療のための臨床診療ガイドライン
(clinical practice guidelines: CPG)作成を進めている。
中西医結合学会は 1981 年に発足し、会員数は 45,191 名。各省に分科会を有する。また同学会は、
急性腹症、心血管疾患、消化系疾患、呼吸疾患、腫瘍疾患、糖尿病、血液病、皮膚病、養生学とリハ
ビリテーション、活血化瘀、四診研究、中薬等の 35 の専門委員会を設けており、CPG はこれらの委員
会が主体となって作成している。
77
以下は、糖尿病専門委員会により、作成された糖尿病 CPG(案)である。
糖尿病 CPG(案)の骨子
・西洋医学の診断標準:EBM に基づくグローバルなものであるといえる。
・中医学の診断標準:専門家の意見・経験によるものだと思われる。
・治療効果の評価:西洋医学と中医学の二重評価を行う。
・治療指針:西洋医学と中医学の両面から治療方針の決定を行う。
【コメント】
・一つの試みとしてこのような CPG は評価できるが、中医学側の作成根拠(診断基準・治療効果の
評価法)については検討が必要である。
・西洋医学の診療法と中医学の診療法を平行に組み合わせるだけか、個々の疾患により、西洋医
学と中医学の治療指針が変わるか、ユーザーはどの時期にどの方法を使ってよいか、指針になる
ことができるか、調べる必要がある。
・中薬治療の効果について西洋医学の検査で評価できるか、逆にその検査は中薬の治療指針にな
るか、調査する必要がある。
3.2.5 中西医結合医学の臨床効果の評価について
北京大学第一臨床医学院中西医結合研究所の李寧氏らが 1982 年から 2002 年まで、中西医結合雑
誌に発表された臨床研究論文について調査した。論文引用の頻度を指標とすると、『中西医結合
78
雑誌』は、中国の 1,447 刊行物の中では、11 位で、中医学に関する雑誌のなかでは、1 位である
(2002 年)。また、その英語版は、米国国立医学図書館が提供する PubMED でも検索可能である。李
氏らの調査は下記の通りである。
Retrospective study
Prospective study
論文数
No contrast
Contrast
No contrast
No random
Random
1982 年
36
21
1
8
2
4
1983 年
52
24
2
13
6
7
1984 年
82
37
5
17
9
14
1985 年
81
41
6
11
4
19
1986 年
66
8
5
20
13
20
1987 年
67
8
6
16
11
26
1988 年
49
9
5
7
8
20
1989 年
46
4
2
7
12
21
1990 年
63
6
0
17
8
32
1991 年
67
1
1
16
14
35
1992 年
52
1
2
7
9
33
1993 年
61
1
2
12
7
39
1994 年
65
1
2
9
13
40
1995 年
64
4
1
13
8
38
1996 年
67
3
0
5
12
47
1997 年
74
4
0
15
8
47
1998 年
79
0
1
11
9
58
1999 年
72
2
0
8
9
53
2000 年
69
0
1
4
6
58
2001 年
68
1
0
3
4
60
2002 年
77
0
2
3
4
68
合計
1357
176
44
214
176
739
79
20 年間の臨床論文数とその質の分析
ランダム論文の質の分析
良質なランダム論文の推移
李 氏 ら の 分 析 に よ る と 、 prospective study に お け る 臨 床 ラ ン ダ ム 化 比 較 実 験 ( Randomized
Controlled Trial:RCT)の比率は 1982 年には 11%、その後、年々増加し、2000 年以降に 80%以上に
なった。RCT 論文の質も年ごとに向上した。また診断標準について西洋医学と中医学の 2 つの CPG
を採用することが多くなった。一方、効果評価については西洋医学をベースにすることが多く、中医学
に基づく評価がこれを補完している。近年、Croog による Quality of Life のチェック項目を用いて、高血
圧に伴う中医学の「証」の改善を評価するような手法が行われた。
華西医科大学の李延謙氏らが Cochrane 検索法に従い、 1981 年~1997 年の期間に中西医結合
医学雑誌に発表された RCTs (Randomized Controlled Trials)と臨床対照実験(Controlled Clinical
Trials:CCTs)の論文数とその質の統計調査を行った。 以下にその調査結果を示す。
80
この結果は、北京大学の李氏らによる研究とほぼ同じであった。注目すべき点は、EBM の中国普
及センターが華西医科大学にあること、本調査がグローバルな Cochrane 検索法により、行われたこと
である。これは、国際標準である SR(Systematic review)に従っており、中西医結合医学の RCT 及びそ
の診療効果を客観的に評価している点が意義深い。
以上みてきたように、EBM に基づく中西医結合の臨床論文数は確実に増えている。現時点では、
中西医結合医学の CPG 及びその診療効果はすでに体系化されているとはいえないが、今後の推移
を見守りたい。
3.2.6 中西医結合医学病院の将来について
2003 年、「国家中医薬管理局の管轄による重点中西医結合病院の建設(認定)」というプロジェクト
が始動した。その項目を円滑に推進するために、「重点中西医結合病院における建設(認定)の工作
管理法」と「重点中西医結合病院の建設(認定)における目標と要求(標準)」の 2 つのガイドラインが
政府の関係部門により、頒布された。
81
【重点中西医結合病院の認定基準とリスト】
中西医結合医師の人数が医師数の 50%以上、病院の規模や設備、医療の質などについても、
Ⅲ級甲グラス(上位の優良な病院)等を基準とした。その結果 2004 年、申請した 35 病院から、専門
家の評議会により、以下の 11 病院が重点中西医結合病院として認定された。
1. 武漢市中西医結合病院
2. 河北省滄州市中西医結合病院
3. 江蘇省中西医結合病院
4. 上海中医薬大学付属岳陽中西医結合病院
5. 武昌市中西医結合病院
6. 天津市中西医結合病院
7. 成都市中西医結合病院
8. 湖南中医学院付属中西医結合病院
9. 吉林省吉林市中西医結合病院
10. 福建省福州市中西医結合病院
11. 解放軍 302 病院
【認定後の評価】
認定後、医療行政部門は、「中医病院における医療質量の監察センター」という外部評価機構を
通じて、各認定病院における医療の質を評価することとしている。医療行政の関係者によると、これ
らの中西医結合モデル病院に対しては、政府が必要な資金の援助を行い、4 年間で中西医結合医
療の人材育成、臨床診療の質量及び研究レベルの向上、中西医結合医療の各面において規範と
なることを期待している。
82
3.3 中国における統合医療臨床ガイドライン作成状況(現地調査)
3.3.1 調査期間・訪問先
平成 19 年 3 月 14 日~25 日
訪問先:
上海:上海中医薬大学付属岳陽中西医結合病院
杭州:浙江中医薬大学および附属病院
瀋陽:遼寧中医薬大学および第一附属病院
長春:長春中医薬大学および第一附属病院
北京:国家中医薬管理局
世界鍼灸学会連合会
中西医結合学会
中日友好病院
中国中医科学院西苑病院
調査:石田寅夫(鈴鹿医療科学大学 東洋医学研究所)
王 暁明(鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部)
滞在期間における、訪問先、中国側の参加者の種別を下記の表にまとめた。
訪問先類別
病院 6、大学 4、学会 2、政府 1
訪問先の相手
大学長 2、病院長 3、専門家(教授)20、
学会事務局長 2、政府責任者 2
その他
大学・病院及び関連施設の視察
3.3.2 中西結合医学診療ガイドラインの現状
3.3.2.1 中西医結合医学診療ガイドライン
中国国家中医薬管理局の医療行政法規司許氏によると、現在国家行政として、統一した中西医結
合医学診療ガイドラインは頒布されていない。しかし、国家中医薬管理局臨床研究のプロジェクトとし
て 11 の重点的中西医結合医学病院の共同研究で 10 種類の疾患についてその臨床診療ガイドライン
の作成を行っている。詳細について表 2-1 に示す。このプロジェクトは 2008 年に終了予定である。
83
表 2-1 26 疾患と病証に関する 11 中西医結合病院の共同研究による臨床診療ガイドラインの作成
1
慢性肺性心・気管支喘息・慢性心不全・原発性肺がん・冠動脈疾患
2
脳出血・脳血栓
3
脂肪肝・原発性肝がん・慢性胃炎・逆流性食道炎
4
糖尿病とその合併症・甲状腺機能亢進・痛風・関節リウマチ
5
慢性腎不全・ネフローゼ症候群
6
骨折感染症・切断・急性虫垂炎
7
胆のう炎・膵臓炎
8
紫斑病
9
小児脳性麻痺・子宮内膜症
10
湿疹・乾癬
3.3.2.2 中西医結合医学学会分科会における中西医結合医学診療ガイドライン作成状況
中西医結合医学学会の分科会(例:糖尿病委員会、内科消化器系委員会等の 32 分科会)の主導
で各専門領域における疾患別の臨床診療ガイドライン(仮案)が作成されている。その例については
前節(文献調査)で挙げた糖尿病に関する中西医結合医学の臨床ガイドラインを参照されたい。
3.3.2.3 その他の研究、教育機関における中西医結合医学臨床診療ガイドライン作成状況
中国中医科学院が作成した臨床診療ガイドラインの例を以下に示す。
84
85
86
3.3.3 中西結合医学診療の評価について
中西結合医学診療の評価について、近年、EBM に基づく研究に力をいれている。例 1 は現代医学
の疾患を縦軸にし、中医学の「証」を横軸に評価してみた。
EBM に基づく脳卒中診療効果の評価法についての研究(Systematic review)
87
この 2 つの例は、中国において EBM に基づき、中西医結合医学の臨床診療を客観的に評価した
「質」の高い近年の研究実例を示している。その意味で、現時点における中西医結合医学の科学的
評価法や動向、研究レベルを示していると考えられる。このような「質」の高い臨床研究は多数であると
はいえないが、増えている。
88
3.3.4 中西医結合医学の臨床診療基準化とその評価について今後の方針と展望
2003 年、国家中医薬管理局から「中西医結合の強化における指導意見」という通達が出された。そ
の骨子は下記の通りである。
・中西医結合医療の臨床診療効果を高めることとその学術レベルアップを目標とし、臨床施設
の建設と人材の養成を重点的に推進する。
・中西医結合の結合点(両医学を融合するポイント)を探る。
・中西医結合医療の技術標準(客観評価標準)を規範化する。
・中西医結合のモデル病院を認定する。
・27 の中西医結合専門科の建設を強化する。
・中西医結合臨床医師資格試験制度を整える。
・中西医結合医療の臨床診療について診断ガイドラインの標準化、治療方法の優選化と評価
標準の体系化を急務とする。
・エビデンス(EBM)に基づく CPG(Clinical Practice Guideline)に従い、臨床研究を推進する。
・基礎研究について中医学の「証」の研究と生薬、方剤の研究に重点を置く。
・国際的な交流を拡大する。
2007 年、国家中医薬管理局から中西医結合の重点病院の追加が認定された。
89
3.3.5 結 論
・現在、中国では国家の統一した中西医結合医学の臨床診療ガイドラインはないものの、中西医結
合医学学会を中心に「疾患別の診療ガイドライン(仮案)」が作成されたことがある。
・地方や病院別で、「疾患別の診療ガイドライン」を実施している。
90
・中西医結合医学の臨床診療の適応性や評価について、地方や病院別により、異なるが、EBMに
基づく臨床研究データは多くないが、増えている。
・中国では、代替医療の適用と評価のガイドライン作成について新しく、15 年間プロジェクトが始動
している。
3.3.6 本文中の用語について
・中国衛生部:厚生労働省に相当
・国家中医薬管理局:中医薬及び中西医結合医療、教育と科学研究を管轄する行政部門。中国衛
生部の副大臣がその局長を兼任する。
91
3.4 中国中医薬標準化
3.4.1.中医薬標準化進展の背景
中医薬は、世界で幅広く使われており、中医薬の標準化は世界的にも重要な課題となっている。そ
れゆえ中医薬の標準化は世界の諸国家から注目されており、諸方面からその進展が支持されてい
る。
中医薬は中国の伝統的な医学として、中国では特に重視されており、中医薬の標準化も中国政府
から支持されている。すなわち国家社会と経済発展計画の一つとして国家財政部、国家標準化管理
委員会、全国サービス標準化技術委員会が資金や人力的資源などを投じている。また「中華人民共
和国国民経済と社会発展第十一五年企画綱要」では中医薬の標準化と規範化を新時期の主な任務
として規定しており、財政面から中医薬の標準化を推進するとともに、国家標準を制定することになっ
ている。
3.4.2.中医薬標準化建設の成果
改革開放とともに、中医薬標準化建設は徐々に進んできたが,WHO への加入によって加速
した。80 年代に、中国は標準化政策に基づき、
「経穴名称」国際標準草案を起案し、WHO で
審議承認された。近年、中国政府は中医薬標準化を非常に重視しており、国家中医薬管理局で
は「中医薬標準化発展企画(2006-2010)」を制定し、中医薬標準化建設を積極的に推進してい
る。2006 年、国家中医薬管理局によって許可されている標準化技術委員会は 16 あり、そのう
ち中医薬標準化技術委員会は 7 ある。例えば中薬標準化技術委員会、鍼灸標準化技術委員会、
中西医結合標準化技術委員会、民族医薬標準化技術委員会、中医標準化技術委員会中医薬信息
分技術委員会、中薬標準化技術委員会中薬材種子(苗)分技術委員会等である。統計によると、
現在中国には 127 種の中医に関連する標準がある。そのうち出版物として発表されたものが
72、未発表データが 55 ある。具体的な標準は次の通りである。
3.4.2.1 中医基礎標準
「中医臨床診療術語」、
「中医薬臨床常用計量標準」、
「中医病証分類と代码」、
「中国中薬学主題
詞表」などが作成され、2007 年 10 月 16 日には WHO が「伝統医学名詞術語国際標準」を公
布した。
3.4.2.2 中医診断技術標準
舌診、脈診などについて、古今の文献を整理し、分析と現代研究成果及び科学の方法を結合し
て中医診断標準を提出した。当該標準を臨床で検討し、簡単で、科学的な診断標準を制定して
いる。
3.4.2.3 中医臨床標準
臨床でよく見られる病気、多発病及び重大な疾病に関し、中医証候標準を制定し、中医や中西
医結合の臨床病証診療ガイドラインを制定し、かつ修正してきた。現在「中医看護常規技術操
作規定」、「亜健康中医臨床ガイドライン」等が発表されている。
92
3.4.2.4 中医臨床効果評価標準
現代医学の評価方法が中医に適わないため、中医学の特色から中医学に適う循証医学(EBM)標
準を制定しつつある。すでに 8 つの疾病の中医臨床効果評価標準と中医臨床疾病診療ガイドライン
を制定した。
3.4.2.5 鍼灸標準
2006 年には 11 分野(皮内鍼、皮膚鍼、頭皮鍼、耳鍼、三稜鍼、穴位敷貼、穴位埋線、穴位注射療
法、灸法、抜罐法、輸穴名前と定位)を完成し、2007 年には 10 個(毫鍼、眼鍼、腹鍼、腕踝鍼、鼻鍼、
芒鍼、口唇鍼、刮痧など)が審査中である。また WHO 課題の鍼灸治療によるうつ病の臨床ガイドライ
ン、鍼灸治療による带状泡疹の臨床ガイドライン、鍼灸治療による中風後呑咽障害の臨床ガイドライン、
鍼灸治療による顔面神経麻痺の臨床ガイドライン四つの国際臨床ガイドラインを作成中である。
3.4.2.6 中薬標準
統計によれば現在、中薬に関連する標準が 94 ある。そのうち、中薬質量標準出版物が 22、中薬加
工標準出版物が 23、中薬包装運輸標準出版物が 4、データが 45 ある。例えば中薬材生産過程の
GAP 規範(適正農業規範)、中薬飲片生産の GAP 規範、中薬の炮制規範、炮制品制御標準、中薬の
提取物の質量標準と制御標準、中薬質量の安定性などである。また、2005 年 7 月 1 日から、「中国薬
典」が正式に実施されている。
3.4.3 中医学標準化建設の展望
中医薬標準化は中医薬学術レベル向上に必要であり、中医薬管理規範と中医薬現代化の発展を
促進するし、中医薬の国際的な伝播を促進するために重要な意義がある。今、中医薬標準化研究は
すでに全面的に始まっている。計画によると、2010 年までに中国 500 種の中医薬標準(国家標準が 50
種、中国から制定し提出する国際標準を 3~5 種)を制定するつもりである。
93
3.4.4 付録:WHO の課題による鍼灸領域臨床ガイドライン作成の事例
いずれも、現在検討中で承認されたものではないが、検討中の事例として「鍼灸治療によるうつ病
の臨床ガイドライン案」について触れる。WHO としては、中医薬の理論に明るくない医師にも使用可
能なガイドラインの作成を念頭に入れているが、中医師の側から強い異論があり、コンセンサスに至っ
ていない。従って、最終的には全く異なる内容になる可能性があることを断っておく。なお、WHO は西
洋薬の併用、即ち西洋医学との混合治療も視野に入れている。この考えに対する中医師の異論はな
い。
鍼灸治療によるうつ病の臨床ガイドライン案
1. うつ病に対する鍼灸治療:
鍼治療の中でもパルス療法は各種うつ病治療に際して最も頻繁に用いられる方法であり、臨床
研究の蓄積も一番多い。パルス療法の中でも百会、印堂を用いたパルス治療は特に効果があり、
年齢、原因のそれぞれ異なる患者群全てに対して有効である。また鍼灸治療はうつ病患者の睡
眠障害、焦慮や認知障害、体重変化などの症状を改善し、薬物療法実施時に併用すると、服薬
量及び服薬後の副作用を減少させることができる。
上記のように鍼治療はうつ病治療に際して有用であるが、重度、難治性患者に対しては鍼灸と
抗うつ薬物治療を併用し、また全てのうつ病患者に対して心理療法は、鍼灸治療を補助する。な
お、後発性うつ病患者に対しては、鍼灸治療とともに、原発疾患の治療を行う。
2. 選穴と治療処方
鍼灸臨床文献中で出現率が一番高い処方と部分の特殊処方を選ぶ。百会・印堂穴組、五臓腧
配穴法、天谷八陳配穴法、華侘挟脊穴に耳鍼配穴法、奇経穴配穴法などがある。
3. 鍼灸治療適用のパターン
3-1 症状の程度による鍼灸治療方法
軽中度うつ病
重度うつ病鍼灸治療
配穴:内関、人中、三陰交、百会、印堂、太衝
配穴:百会、印堂
鍼刺方法:
鍼刺方法:百会:前方向に、15-25mm、印堂:上
内関:両側、直刺 5-10cm、捻転提挿瀉法、施術
方向に、15-22mm
1 分間
パルス:強度 2-10vp
人中:入院後 3 日間、鼻中隔の方へ 5cm、雀啄、
鍼灸治療
眼球が湿潤するまで、後は百会、印堂で治療。
毎日一回、45 分間、続いて 6 週間治療、病症によ
三陰交: 直刺 5-12cm、捻転提挿補法、施術 1
って治療総クールを制定する。
分間
百会:後ろ方向へ、5cm、捻転補法、施術 1 分間
禁止症:暈鍼あるいは興奮状態になって協力しな
印堂:下の方向へ、5cm、捻転補法、施術 1 分間
い患者、心臓病で心機能不全の患者、穴位局部
太衝:直刺 5cm、捻転提挿瀉法、施術 1 分間
感染外傷などの患者。
パルス:得気後、周波数 2Hz、強度については、
患者がリラックスする程度
94
毎日一回、置鍼 30 分間、連続 6 週間治療。
鍼刺+耳鍼
総合療法1
鍼刺+抗うつ薬物治療(Paroxetine)
配穴:百会、印堂、四関(両側の合谷、太衝)
配穴:百会、四神聡、人中、内関、神門、太衝
耳鍼:一側の肝、心穴
鍼刺方法:百会は前に向いて 0.5 寸、四神聡斜刺
鍼刺方法:まず四関穴を鍼刺、直刺、0.5 寸、ゆっ
0.5 寸、人中は鼻中隔の方へ 0.5-1 寸、内関直刺
くり捻転提挿、得気後は百会、印堂で治療する。
1 寸、神門直刺 1 寸、太衝直刺 0.5-1 寸、平補平
毎日一回、体鍼は置鍼 30 分間、週に 2 回、病症
瀉。
によって治療総クールを決める。
毎日一回、週に 5 回、続いて 6 週間治療。
パルス+抗うつ薬物治療(Maprotiline)
配穴:主:百会、印堂、配:風池、懸顱
鍼刺方法:百会:前方向に 15-25mm、印堂:上
方向に 15-22mm
パルス:強度 2-10vp
総合療法 2
毎日一回、45 分間、続いて 6 週間治療、病症によ
って治療総クールを決定する。
禁止症:暈鍼あるいは興奮状態になって協力しな
い患者、心臓病で心機能不全の患者、穴位局部
感染外傷などの患者。
3-2 特定の背景疾患を有するうつ病に対する鍼灸治療
更年期女性のうつ病に対する鍼灸治療
配穴:両側の肝兪、腎兪、心兪、足三里、三陰交、
神庭、本神、神聡
鍼刺方法:神庭、本神、神聡は斜刺、0.5 寸、捻転
手法、平補平瀉、他の穴は直刺、深度
鍼灸治療 1
は人によって違う、捻転手法、平補平
瀉;置鍼 30 分間、抜鍼後、肝兪、腎
兪、心兪を鍼刺、肝兪、心兪は 0.5-
0.8 寸、腎兪は 0.8-1 寸捻転手法、平
補平瀉
毎日一回、週に 6 回、続けて 6 週間治療する。
配穴:内関、人中、百会、四神聡、四関穴(両側合
鍼灸治療 2
谷、太衝)
鍼刺方法:前と同じ
毎日一回、続いて 2 週間治療後 3 日間休憩。
95
老人うつ病治療
総合治療 1
パルス+抗うつ病薬物
パルス+抗うつ病薬物
(重度うつ病の治療方法を参照)
(重度うつ病の治療方法を参照)
パルス+耳鍼
配穴:百会、印堂、両側の合谷、太衝、太谿、三
陰交
総合療法 2
耳鍼:神門、心、皮質下、交感、腎など
鍼刺方法:前と同じ
置鍼 30 分間、毎 10 分間に手技一回、週に 2 回、
10 回で一クール、8 クール程度治療
3-3 弁証にもとづく鍼灸治療方法
単純鍼灸治療1
単純鍼灸治療 2
単純鍼灸治療 3
主穴:百会、印堂、安眠、内関、
中脱、三陰交、太衝、豊隆
各証共通の
鍼刺方法:平補平瀉
基本治療穴
置鍼 30 分間、毎日一回、10 回
で一クール、計 3 クール治療
肝欝脾虚証
心脾両虚証
肝腎陰虚証
パルス
軽中度うつ病鍼灸治療と同じ
(重度うつ病鍼灸治療と同じ)
パルス
神門、足三里、陰陵泉、脾兪、
軽中度うつ病鍼灸治療と同じ
(重度うつ病鍼灸治療と同じ)
パルス
心兪
太谿、足三里、肝兪、腎兪
軽中度うつ病鍼灸治療と同じ
(重度うつ病鍼灸治療と同じ)
肝欝気滯証
軽中度うつ病鍼灸治療と同じ
陰虚火旺証
期門、陽陵泉、支溝
太谿、心兪、腎兪
また、上記表中の治療法の他、総合療法として眼鍼と解欝湯の投与を組み合わせて行うこともある。
配穴は肝区、心区、上焦区を主体とし、気欝化火証は胆区、心脾両虚と気滯痰瘀証は脾区、陰虚火
旺証は腎区を加える。鍼刺方法は横刺で深さは 12±2mmとする。手技は加えない。置鍼を 20 分間行
い、治療は毎日一回、14 回で1クールとする。
3-4 中風後発症による鍼灸治療方法
天谷八陳配穴法
単純鍼灸治療 1
配穴:百会の左右の 1 寸、2 寸、3 寸を半径として円を書いて八陳穴を形成す
る。毎円に 8 穴、穴間距離は同じにする。三組の八陳穴の中で毎日二組
96
取る。
置鍼 30 分間、毎 10 分間に手技一回、毎日一回、6 回で一クール、4 クール治
療
単純鍼灸治療 2
醒脳開竅法 (石学敏鍼法を参照)
単純鍼灸治療 3
パルス
(重度うつ病の治療方法を参照)
配穴:四関穴、実証は陰陵泉、肝兪、虚証は太渓、三陰交、内関を加える
単純鍼灸治療 4
鍼刺方法:大幅に捻転提挿手技
置鍼 30 分間、週に 3 回、6 週間。
頭鍼法
単純鍼灸治療 5
配穴:ms5、ms1、ms2(両側)
鍼刺方法:パルス
置鍼 30 分間、連続 6 週間。
3-5
他の鍼灸治療方法
配穴:五臓腧、膈腧
五臓腧配穴法
鍼刺方法:斜刺、0.5-0.58 寸
クール:置鍼 30 分間、週に 5 回、総クール 6 週間。
天谷八陳配穴法
中風後発症による鍼灸治療を参照
配穴:華侘挟脊穴、百会、内関、神庭、三陰交、太衝
華侘挟脊穴と
耳鍼配穴法
耳鍼:心、神門、皮質下、脳、肝、脾
鍼刺方法:平補平瀉手技
置鍼 30 分間、週に 2 回、続けて 10 回。
97
3.5 欧州における統合医療臨床ガイドライン作成状況
3.5.0 調査日程・調査対象機関
日 程:平成 20 年 2 月 12 日~28 日
調査対象機関:
ドイツ: Zentrum für Traditionell Chinesische Medizin Münster
Europäisches Institut für Traditionelle Chinesische Medizin
フランス:University Paris13, NORD
Saint Cloud 医学院婦人科鍼灸外来
オランダ:Hwa To International University および the Netherlands, Acupuncture Clinic
and Medical Center
フィンランド:Acupuncture and Bioenergy Research Institute
Acupuncture and Bioenergy University
調査 :石田寅夫(鈴鹿医療科学大学 東洋医学研究所)
張 文平(鈴鹿医療科学大学 鍼灸学部)
3.5.1.統合医療臨床ガイドライン作成状況について
ドイツ:2000 年 10 月 16 日、ドイツ連邦医師と医療保険会社連合委員会が German
Acupuncture Trials (GERAC) 「ドイツ鍼灸臨床試験」を行った。試験の目的は、鍼灸治療の
効果について検討し、もし鍼灸の治療効果があるのであれば、年々高くなっている国民の西洋
医学の治療費を、鍼灸の安価な治療費で削減する、ということであった。5 年間(2000-2005)
をかけて、6 つの医療保険会社が連携し、750 万ユーロを投資、100 万例の慢性頭痛・腰痛・
関節病などの患者を対象とし、鍼灸群(東洋医学理論により選んだ経穴に刺鍼)、偽鍼灸群(非
経穴に表在性刺鍼)と普通治療群(薬+理学療法+運動)に分けて鍼灸の鎮痛効果を検討した。
Prof. H. J. Trampisch により結果の統計分析が行われ、2004 年 10 月に調査委員会は成果を発
表し、鍼群と偽鍼群は共に治療効果が確認され、慢性疼痛に対しては鍼灸治療が西洋医学治療
法より治療効果があることが判明した。この研究結果について、経穴の存在や対照群設定上の
問題点など様々な反論が提起されたが、ドイツ医療保険会社は鍼灸の鎮痛効果を認め、2007
年 1 月 1 日より膝関節痛と腰痛の鍼灸治療に医療保険を支払うようになった。
ドイツの中医薬は主に 5 つの中医薬協会に管理されており、その中でも最も大きい組織はドイツ医
者鍼灸協会である。この協会より授与された鍼灸資格を取得していれば、疼痛に対する鍼灸治療を行
うことができる。2007 年より国から正式に認められ、現時点で鍼灸治療は鍼灸クリニックで行うという形
が一般的になっており、統合医療を行う病院や自然療法センターの設立を現在検討中ではあるが、
治療に関するガイドラインがない状態である。近い将来、ガイドラインの作成を行うのであればドイツ医
者鍼灸協会が作成する、との説明があった。
フランス:1985 年にフランス衛生部は鍼灸管理機構を設立した。1987 年に中医薬がフラン
ス医学会に医学の一部分として認められ、鍼灸は医療保険が適用されることになった。2006
年まで、中医薬(Chinese Medicine)専門の卒業者は大学レベルの学位を授与されたが、2006
年から中医薬が政府に認められたことで、国家レベルの学位(免許)を授与されるようになっ
98
た。現在は WHO が 1987 年に提示した鍼灸適応症(43 疾患)に従って、臨床ガイドラインを
作成中である。
オランダ:NAAV、NVA、 NVTCG Zhong、VNT などの協会が存在し、2 年前までは各協会の意見の
相違から対立関係にあったが、2006 年 9 月にアムステルダムで開催された 2nd Hwa To International
Symposium 以降、友好的な関係となったという。しかし現時点で国家レベルの統一したガイドラインが
ないという。現在、鍼灸治療の導入の検討を行っている統合医療の病院は 2 つある。
フィンランド:1979 年に鍼灸を研究・管理する専門委員会を設立し、国家衛生保険体系に鍼灸治療
を取り入れることの議案を立てた。 現時点で鍼灸臨床のガイドラインは存在しない。
3.5.2.鍼灸を実践するための資格について
ドイツ : 医師および保健師(Heilpraktiker) に限り鍼灸治療を行うことができる。
フランス:基本的に医師に限り鍼灸治療を行うことができる。ただ、無資格で治療を行う人が多数い
る。
オランダ:鍼灸協会入会者(医師・鍼灸試験合格者)に限り鍼灸治療を行うことができる。
フィンランド:医師・鍼灸学校卒業者(医師資格がなくても医療行為(鍼灸・中医を含む)を行うことが
できる。)
3.5.3 病院および鍼灸師数
ドイツ: 現在 10 数万の医師および伝統医師が鍼灸・按摩・気功の治療に携わっている。その中で
も、 5 万人の医師が鍼灸治療を行っており、ドイツ医師の 1/6 を占める。
フランス:フランスは最も早く鍼灸療法を応用した国である。鍼灸クリニック約 2600 個、鍼灸師は
7000~9000 人がいる。その中で、約 2000 人は医師であるが、それ以外の 7000 人は医師ではない
が、鍼灸治療を従事していることに対し、国家は承認していないが、禁止もしていない(日本におけ
る整体療法やカイロプラクティックに対する政府の対応に同じ)。現在、鍼灸治療や漢方治療、その
他様々な自然療法をフランスでは「soft medicine」と称しており、以前の鍼灸療法のみから全面的に
中医薬の応用及び研究を発展している。
オランダ:中医診療所が 1500 個、約 10~15%の医師は鍼灸療法を使用している。なお、オランダ人
の 15%が鍼灸治療を受けているという。
3.5.4 医師・鍼灸協会について
ドイツ :大きな鍼灸協会 は 3 つある。 ドイツ医者協会(DAGFA)は 10 万人の会員が所属してお
り、ドイツ鍼灸・神経学治療協会 (DGfAN)と共に全員が医師である。 その他、伝統医師らによって
構成されたドイツ鍼灸と中医師連合会も数万人の会員を有する。
フランス:医師のみを会員資格とするフランス鍼灸協会がある。
オランダ:十以上の鍼灸協会があり、比較的大きいのは NAAV(Dutch Association of Acupunctural
Physicians); 次に NVA (Dutch Association of Acupuncture); NVTCG Zhong (Dutch Association for
TCM Zhong); VNT(Association for Natural Medicine therapists)などがある。
99
フィンランド:Physiotherapist Acupuncture Association; European Medical Laser Association;
International Acupuncture Association などの協会がある。
3.5.5 鍼灸師の修業年限
ドイツ:A 学位:医師の場合は、200 時間{140 時間(中医の基礎・経絡・経穴・耳鍼・頭鍼など)+60 時
間(実習)}を履修し、専業鍼灸師(extra qualification for acupuncture)という資格を取
得した後、疼痛に関する疾患の鍼灸治療が行えるようになる。
B 学位:A 学位よりもっと勉強したい医師を対象とし、中医の診断と治療、推拿、電気鍼などを
主な内容とし、更に 200 時間を履修する。この学位を獲得した後は、疼痛に関する疾
患だけでなく、治療が行える疾病の幅が大分広くなる。
C 学位:太極拳、気功、マーサージ、中薬(漢方薬)などに興味のある医師を対象とし、750 時
間を履修すると、Master degree が授与される。
フランス:訪問先の University Paris は、科学、言語、法律、医学、薬学などの学科を持つ総合大学
である。9 年制の医学部は University Paris13, NORD 内にあり、25 年間の中医教育の歴史がある。本
学部では 7 年間医学を学び、医師を取得後、2 年間中医薬(鍼灸・中薬など)を勉強する。2007 年 9
月から薬学部を設立し、学部間での単位交換を行って学位を取得することができる。1987 年より大学
から special diploma for acupuncture という修了証書を、1990 年より special qualification for medical
doctor という資格を、2007 年 4 月より国から授与するようになったという。
オランダ:医療保険を適用するためには、鍼灸師は必ず鍼灸協会に入会しなければならない。訪問
先である Hwa To International University は鍼灸協会に指定された入会試験および試験に必要な教
育課程を行う施設である。Hwa To International University では、鍼灸・漢方の場合は、900 時間(400
時間の授業+500 時間の実技・実習)の履修が必要である。
フィンランド:1970 年代に鍼灸がフランスから伝えられたという。1995 年までは医師のみが鍼灸治療
を行うことができ、1995 年以降は鍼灸の training を受講すれば、非医師も鍼灸治療が行えるという。訪
問先である Acupuncture and Bioenergy University では医師は 60 時間、その他の professional worker
には 170 時間の鍼灸教育を行っている。 非医師の場合は鍼灸の基本教育(entire course) では
200-300 時間が必要である。 この大学では、high course も設立され、3~4 年(800 時間)をかけて、
解剖学、生理学、鍼灸、レザー鍼灸、電気鍼、中医学など全面的な教育を行っているという。
3.5.6 社会・民間保険適用の条件
ドイツ: A学位の鍼灸師の資格を有する医師および保健師は社会・民間の保険が適用される。疼
痛の種類は、国家保険が認めた疼痛に関する疾病のみに適用される。ドイツは非常に養生を重視す
るため、太極拳・気功・ヨガなどの修業にも保険が適用される。
フランス:鍼灸の学位を有する医師が鍼灸治療を行う場合、疼痛関連疾病、婦人病、内科病などの
幅広い疾患に対して保険が適用される。また、推拿・気功・太極拳・マーサージなどの治療に関わった
疾 病 の 全 て が 保 険 適 用 対 象 と な る 。 し か し 、 社 会 保 険 ( social insurance ) と 私 立 保 険 (private
insurance )の負担率が異なることがある。
100
オランダ:鍼灸の治療費は医師や非医師に関わらず、鍼灸協会に入会する限り、保険が適用され
る。
フィンランド:国の保険や民間保険に関わらず、鍼灸に対する治療費の大部分は個人負担となって
いる。保険の負担分は 5%しかないという。
101
3.6 めまい領域の鍼灸臨床ガイドライン案
3.6.0
これまでみてきたように、欧米では 90 年代後半以降、鍼の Evidence 構築を目標として積極的に臨床
研究を推進しており、その結果一部の領域については鍼の保険適用が認められるなどその効果を肯
定的に捉える動きがみられる。しかし対照群に何をおくか、また Sham(偽鍼)の臨床的な効果などの問
題は決して解決されたとは言えず、臨床研究の方法論上の問題が未解決であることが判明した。加え
て我が国においては、混合診療など制度上の問題から大規模な RCT の実施は難しく、EBM の
Golden Standard である RCT の結果得られたエビデンスに基づく診療ガイドラインを作成する下地が整
っていないというのが現状である。
しかしながら第 5 章でみたように、病院や医院内で鍼灸治療を利用したいとする国民の声は相当数
にのぼり、ガイドライン作成は火急の課題と考える。そこで本課題では「統合医療を推進する医療機関
で医師、鍼灸師の双方が用いることのできるガイドライン」としてめまい領域の鍼灸臨床ガイドライン案
を作成することとした。
3.6.1 統合医療の臨床ガイドライン―鍼灸治療におけるめまいの臨床ガイドライン―の構成
Ⅰ. めまいとは
Ⅱ. めまいの成因
Ⅲ. めまいの分類
Ⅳ. めまいの診察
①問診
②診断基準、判定法
③推定鑑別診断の手順(鍼灸治療の適応・不適応の鑑別)
Ⅴ. 鍼灸治療
① 治療対象
② 現代医学的な鍼灸治療
③ 東洋医学的な鍼灸治療
a. 気血両虚
b. 痰湿中阻(痰濁中阻・痰濁上豪)
c. 腎精不足
d. 肝火上炎
e. 肝陽上亢
f. 肝陽化風
102
統合医療の臨床ガイドライン
ー鍼灸治療におけるめまいの臨床ガイドラインー
作成:佐々木和郎
(鈴鹿医療科学大学)
協力:小泉 光子
(神尾記念病院 東洋治療センター)
監修:神尾 友和
(神尾記念病院)
石井 賢治
(神尾記念病院)
めまいガイドライン作成の目的
本ガイドラインの目的は東洋医学と現代西洋医学が、的確に連携することにより統合医療を実現し
患者が個々に最適な医療を受診できること目的とする。伝統医学と現代西洋医学では診断・治療体
系が大きく異なるため、双方の医学関係者に両医学の特徴および連携するときの要点を記述したもの
が必要となる。
Ⅰ.めまいとは
めまい(vertigo《dizziness》)とは安静時または運動時に自分の体と周囲空間の相互関係・位置関係が
乱れていると感じ,不快感を伴ったときに生じる異常知覚である。眩暈(げんうん)、目眩(目がくらむこと)と
も言われる。めまい症状は、天井や頭がぐるぐる回る、フワフワする、フラフラする、地震のように感じる、
体が後ろへ吸い込まれる、目の前が暗くなり意識が遠くなる、真っ直ぐ歩けないなどいろいろの症状が
含まれる。
Ⅱ.めまいの成因
大脳および小脳は内耳の三半規管、耳石器(前庭感覚器とも呼ばれる)からの平衡感覚、視覚、深
部感覚(上肢・下肢・頸部・体幹など)を統合し運動、姿勢を制御している。内耳に病変があり実際の
体動および姿勢と異なる位置情報が内耳から発信されるた場合は、その信号により頭や体は動いて
いないのに、体動時と同じような筋肉の反射が発生する。脳がめまいと感覚するときは前庭感覚器、視
覚、深部感覚の三種類の感覚情報におけるアンバランスを「めまい」と自覚する。したがって、めまい
は内耳の病気だけでなく、視覚、頸部の異常筋緊張、またはそれらの情報を統合する脳の疾患でも
「めまい」を感じる。
Ⅲ.めまいの分類
① めまいの性質による分類
めまいの性質により大きく二つにめまいを分類する。
周囲が回る、天井が回ると訴えるめまいは回転性めまい(Vertigo)に分類され内
耳が原因で発生する場合が多い。発症は急な場合が多い。また、難聴、耳閉感、
耳鳴などの聴覚障害を伴うことが多い。一方、自分自身の体が不安定として感
覚するめまいは非回転性めまい(Dizziness)といわれ、立ちくらみ、頭痛、しびれ
を伴うことがある。
原因は前庭機能が全く正常と断定できないが他の全身性因子にもとづくものが
103
多い(表1)。
日本語表記
回転性めまい
英語表記
性状
vertigo
非回転性めま dizziness
い
随伴症状
周囲が回る
天井が回る
難聴、耳閉感、耳鳴
などの聴覚障害を伴
うことがある。
フラフラする感じ
体が浮いた感じ
まっすぐ歩けない
立ちくらみ、頭痛、し
びれを伴うことがあ
る。
表1 めまいの性質による分類
② 病変部位による分類
末梢性めまい,中枢性めまいに分類される。
Ⅳ.めまいの診察
① 問診
めまいの中には中枢神経疾患により発生するめまいもある。めまいは適切な
問診を行うことにより、どのような原因で発生しためまいか推測が可能であり問診
が特に重要となる。
a. めまいの発現状況とその経過
回転性めまいか非回転性めまいか、めまいの性質を確認する。患者自身がめ
まいを表現できない場合が多いため、めまいの性質はこちらからある程度提示し
て問診をすすめていく必要がある。めまいはどのようにして起きたのか突然めま
いが発症したのか、あるいは何らかの原因があって起きたのか、めまいは繰り返
すのか、それとも持続性・進行性なのかが病名を推定する重要な鑑別点となる
(表2)。
発現状況
自発性・発作性
病名
反復性
メニエール病など
単発性
突発性難聴、前庭神経炎、時に脳
血管障害など
誘発性
良性発作性頭位眩暈症など
持続性・進行性
中枢神経障害など
表2 めまいの発現状況とその経過
b. めまいの随伴症状
めまいの随伴症状を聞くことは生命に危険な病気をあらかじめスクリーニング
することになる。めまいに伴い神経症状(手足・顔のシビレ感、複視、言語障害、
嚥下障害、意識障害など)がある場合は脳血管障害(脳出血、脳梗塞、小脳出
104
血など)、脳腫瘍、聴神経腫瘍などが原因であることがあるので医療機関との連
携が不可欠である(表3)。
症状の分類
症状
耳症状
病名
耳鳴り・耳閉感・難聴など
メニエール病、突発性難
聴、前下小脳動脈梗塞
(AICA)梗塞、聴神経腫瘍
(注1)など
手足・顔のシビレ感、複視、言語 脳血管障害(脳出血、脳梗
障害、嚥下障害、意識障害など 塞、小脳出血など)、脳腫瘍
など
神経症状
注1.
表3 めまいの随伴症状
聴神経腫瘍では神経症状が随伴することがある。
c. 既往歴
めまいの原因となり得る既往歴を聞くことは原因疾患の推定に役立つ。既往
歴から推定される疾患および病態を表4に示す。
既往歴
推定される疾患および病態
頭部外傷
むちうち症
騒音下での仕事の経験など
ストマイ・カナマイなどの使用経験
中耳炎
高血圧・低血圧・貧血・心疾患など
乗物酔の経験
小脳出血など
衝突による内耳前庭感覚器への影響
内耳聴神経細胞の変性→前庭神経系へ影響
内耳への影響(薬物の副作用による)
中耳炎→内耳炎(前庭神経系への影響)
循環器疾患→内耳循環系への影響
内耳の過敏性、心因性
表4 めまいの原因となる既往歴
② 診断基準、判定法
現代西洋医学では、めまいの時に目が激しく動くので、目の動きを観察、記
録する(眼運動検査)。また、体のバランスが乱れているかどうかも検査する(四
肢平衡検査)。内耳が原因となっているかどうかは、聴こえの検査(聴力検査)や
外耳に注入して人工的に三半規管を刺激する検査(温度刺激検査)を行うことも
ある。中枢神経の検査は目の動きの検査(ENG 検査)や画像検査(CT、MRI)な
ど、以上の検査が必要に応じて行われる。
鍼灸臨床の現場で手軽にできる平衡機能検査法について記載する。平衡機
能検査は平衡障害を客観的に捉え、障害の原因、程度、部位を明らかにする目
105
的で行われる。本検査は四肢平衡検査と眼運動検査に分類される(表5)。四肢
平衡検査は鍼灸治療前後の効果判定に手軽に応用できる検査である。
検査法
四肢平衡検査
立直り反射検査
ロムベルグ検査
マン検査
単脚直立検査
偏倚検査
上肢偏倚検査
上肢緊張検査
指示検査
書字検査
下肢偏倚検査
足ふみ検査
歩行検査
眼球運動検査
自発眼振検査
自発眼球運動検査
注視眼振検査
表5 平衡機能検査
106
(1) 四肢平衡検査
1) 立直り反射検査
立直り反射は姿勢が変化した時に頭部・体幹を正常位置に戻す働きを
する。体の位置変化を視覚、前庭感覚器、深部知覚の3種類の感覚が
感受した結果の反射である。
○ロムベルグ(Romberg)検査(両脚起立検査)
直立姿勢で両足を揃え(両足尖、両踵を接する)、正面を視させる。開
眼ついで閉眼させ身体の動揺の程度と転倒方向を観
察する。ロムベルグ現象陽性(閉眼時に同様の増強す
るもの)は、迷路または脊髄性の平衡障害を疑わせる。
閉眼では視覚による身体平衡異常の補正が消失する
からである。片側への転倒傾向は転倒側の障害を疑
わせる。開眼で高度の身体動揺が認められる場合は
前庭感覚器、視覚、深部知覚全ての入力の統合部位
の障害、即ち小脳や脳幹の病変を考える。
図1 ロムベルグ検査
○マン(Mann)検査
足尖と踵を接し両足を前後
立させる(図2)ロムベルグ検
支持面積が小さくなる。開眼
揺、転倒傾向の観察する。足
一の観察を行う。右足前、左
一方向に転倒する場合は転
う。
図2 マン(Mann)検査
107
一直線上に置き起
査より左右の足の
と閉眼で身体の動
の前後をかえて同
足前でど ちらも 同
倒側の障害を疑
○単脚起立検査
片側の大腿を挙げ、片足立ちで起立させる。開眼と
閉眼で身体の動揺、転倒傾向を観察する。開眼 30
秒で接床するもの、閉眼 30 秒で 3 回以上接床する
ものを異常とする。本検査はマン検査より足底の支
持面積が小さくなり極めて鋭敏な検査である。その
ため検査結果の解釈は他の検査と総合して行われ
る(図3)。
図3 単脚起立検査
2) 偏倚検査
迷路や小脳、脳幹などが、片側性あるいは非対称性に障害されると、
全身の骨格筋緊張に左右非対称が起こる。この非対称の表現形として
偏倚が現れる。そこで、偏倚をより明確に、客観的に捉えようとするのが
偏倚検査である。外来で手軽に行え鍼灸治療の効果判定にも役立てる
ことができる。
○上肢偏倚検査
ⅰ.上肢緊張検査
閉眼で両側上肢を手背を上にして水平挙上させ、伸展位として 1~2
分間この位置を保たせる。一側内耳の障害では、障害側の上肢が下降
する。
ⅱ. 書字検査
机に向かい腰掛けさせ、利き腕にマジックペン(太さが適当で先端が
軟らかいものであればよい)を持たせ、肘を机につかずに縦書きに一連
の文字(あいうえお、自分の氏名など)を書かせる。開眼時に字の乱れ
(失調文字や振戦文字)のある場合には、小脳や脳幹の障害を疑う。閉
眼あるいは遮眼時にのみ字が一方へ偏って書かれて行く場合には、一
側内耳の障害が疑われる。偏字は一般に患側へ向かって起こる。
108
○下肢偏倚検査
ⅰ.足踏検査
両上肢を水平に前方挙上し、遮眼あるいは閉眼
で足踏みを 50 歩または 100 歩行わせる(図 4)。
足踏み中に転倒傾向があるか身体動揺の有無
を観察する。足踏み終了時に回転角度を計測
する。回転角度は 50 歩で 45°以上、100 歩で
90°以上の場合異常と考える。一般にこの回転
は患側に向かって起こる。足踏み検査の記載方
法を図5に示す。
図4 足踏み検査
図
5
足 踏
み 検
査 の
評価
ⅱ. 歩行検査
直線(6m)上を、開眼および閉眼にて歩行させ、歩行態度、偏倚の有
無、転倒の有無、転倒傾向を観察する。脳幹や小脳の障害では、開眼
歩行時に異常歩行がしばしば観察され、迷路障害では閉眼時歩行で
異常が発現する。
(2) 眼球運動検査
眼球運動検査は四肢平衡検査では難しい病巣局在診断に有用である。眼
球運動の検査は外的刺激を加えなくて観察のできる自発眼球運動、自発眼振
の検査と、外的刺激を加えることによって誘発される誘発眼振、即ち温度眼振
や回転眼振などの検査がある。外的刺激を加える検査はめまいを誘発させる
検査であるため嘔吐などを伴うことがあり専門医にまかせる。ここでは自発眼球
運動、自発眼振の検査について述べる。自発眼球運動と自発眼振の検査は裸
眼下で行われる自発眼球運動検査および注視眼振検査と、非注視下(固視機
構を抑制するフレンツェル眼鏡装着下)で行う頭位眼振検査および頭位変換眼
109
振検査がある。一般に内耳障害によって生じる眼振は固視によって抑制され、
逆に中枢障害(脳幹や小脳障害)によって起こる眼振は固視することによってむ
しろより明確になる。
1) 自発眼球運動検査
静止時の眼の位置、即ち両眼が同じように正しく正面を向いているかどうかを
観察する。両眼が片側に向かっている場合を共同偏視といい、大脳障害では
眼球偏位のある側、脳幹では眼球偏位と反対側の障害の存在を意味する。一
眼のみが内転している場合には、同側の外転神経麻痺を、外転している場合
には、やはり同側の内直筋麻痺や内側縦束(MLF)症候群を考える。
検者の指示に従い随意的に眼球運動を発来させ検査を行う。視標を輻輳の
余り働かない位置、即ち被験者の眼前 50cm程度に置き、それを注視させて検
査を行う。観察点は、①両眼の正しい共同運動、②両眼の眼球運動の制限の
有無、③視標追跡運動の円滑さ、④異常眼球運動の有無、⑤眼振の有無など
である。中枢障害、即ち小脳や脳幹の病変では、随意眼球運動検査で種々の
異常が認められる。
2) 注視眼振検査
正面、左,右,上,下それぞれ約 30°視角に静止した視標を注視(固視)させ、
そのときの眼振の有無や、眼振の性質を観察記載する。本検査で眼振が観察
される場合は、内耳性めまいの発作期で被験者がめまいを感じているような場
合を除いて、脳幹や小脳の病変が強く疑われる。
③ 推定鑑別診断の手順(鍼灸治療の適応・不適応の鑑別)
めまいに関しては問診である程度の鑑別診断が可能である(表6)。突発性難聴
のめまいは長くて1週間で治まる。したがって突発性難聴のめまいに対し鍼灸治
療は行われない。適応となる疾患はメニエール病およびメニエール症候群、発
作性頭位眩暈症、頸性めまいが特に鍼灸治療で効果を上げることができる疾患
である。不適応は中枢性めまいである。特に鍼灸治療院に神経症状を随伴した
めまい患者が来院した場合は専門医(耳鼻咽喉科または脳神経外科)の受診を
早期にすすめる必要がある。また中枢性めまいの患者で Wallenberg 症候群のめ
まいに対し鍼治療で早期に回復をした患者の報告があるが、この場合は医療機
関と密接な連携を持って治療にあたる必要がある。
病名
メニエール病
特徴
1.自発性・発作性で反復性のめまい発作
2.めまい発作に耳鳴り、耳閉感・難聴など耳症状を伴う
3.神経症状を認めない
110
突発性難聴
1.自発性・発作性で単発性
2.高度の難聴
3.かなり長時間のめまい
発作性頭位眩暈症
1.誘発性のめまい発作
2.短時間のめまい
3.耳鳴り・難聴・神経症状などを伴わない
中枢性めまい
1.持続性・進行性、時に発作性
2.めまいというより歩行障害が多い
3.神経症状の随伴が多い
表6 推定鑑別診断の手順
111
Ⅴ.鍼灸治療
① 治療対象
適応となる疾患はメニエール病およびメニエール症候群、発作性頭位眩暈症、
頸性めまいが特に鍼灸治療で効果がある。メニエール病の発作に関しては鍼灸
治療を行うと明らかに発作回数が減少する患者を数多く観察している。発作性
頭位眩暈症は耳石の断片が内リンパの中を動くことがめまいの原因である。静か
にしているよりも動いた方がめまいの回復が早いことが解っている。鍼灸治療の
効果は治療によりめまいの程度が軽減され、日常生活動作が改善されるため回
復が早まるものと考えられる。頸性めまいは左右頸部の筋緊張異常が引き金に
なって起こるめまいであり頸部の筋緊張を緩和することによりめまいを改善でき
る。
② 現代医学的な鍼灸治療
めまいの鍼治療の基礎となる理論について解説する。めまい感があるとき頸部
に異常緊張が必ず発生する。逆にめまいの患者で頸肩の緊張が増加するとめま
い感が増悪することを訴える患者が多い。これは近年、前庭頚反射(平衡調節
系と頸部伸筋群、頸部屈筋群の関連)の研究が進み明らかになってきた。また
頸部以外の体幹部、上肢、下肢の筋もめまいと密接な関連があり、この反射は
前庭脊髄反射といわれる。前庭脊髄反射は頭部の運動に際して適切な姿勢を
保つため骨格筋の緊張をコントロールする仕組みである。この仕組みが壊れると、
転びやすくなったり、傾きやすくなる。鍼治療はめまいによる異常筋緊張を鍼で
寛解することにより平衡機能を正常にする働きがある。
めまい患者の鍼灸治療の要点は異常筋緊張部位を触診で的確に見いだし左右
の筋緊張のバランスを取ることである。基本的に筋緊張がある部分は鍼により筋
緊張を緩和することが必要である。治療時に頸部に痛みを与え、筋緊張を増加
させるような鍼治療はめまいを悪化させる。鍼の基本技術、切皮時に痛みを少な
く筋緊張を的確に緩和できる技術が要求される。後頚部に反応(硬結、圧痛)が
出現する部位は天柱、風池、完骨(図7)、C2 の高さで頭板状筋部、C6 の高さで
頸板状筋部(図8)である。この部位の筋緊張緩和が鍼治療を行う際に重要であ
る。図8に頸板状筋、頭板状筋への低周波鍼通電の方法について示す。低周波
鍼通電は周波数1~3Hz、通電時間10~15分で通電により軽度の筋収縮が起
きるように通電する。通電時に痛みがあってがならないめまい感が悪化する場合
がある。抜鍼時に刺鍼部位の筋緊張が緩和していることを確かめてからゆっくり
と抜鍼する。
112
図7 後頚部の圧痛硬結出現部位
図8 頸板状筋、頭板状筋への低周波鍼通電
113
めまい患者に対する鍼治療の注意点
頸部はめまいを訴える患者で硬結・圧痛など反応が出現しやすい部位である
が内出血しやすく、体幹部と比較してより過敏である。そのため強い刺激を加え
ると刺鍼後に重だるい等の違和感が発生することが多い。そのため頸部の刺鍼
では細い鍼(直径 0.18 ㎜~0.20 ㎜)を用いることが望ましい。刺鍼時、鍼は切皮
で 4 ㎜刺入される。刺入後、約 7 ㎜~10 ㎜で筋膜に達する。筋膜(外筋周膜)
は切皮後最初に抵抗を感じる部位である。頸部の筋緊張が強い場合は、その部
位で 10~15 分の置鍼をおこない抜鍼時に鍼尖直下の筋緊張が改善しているか
どうか確かめゆっくりと抜鍼する。急激に鍼を引き抜くと頸部では内出血するおそ
れがあるので注意する。
③ 東洋医学的な鍼灸治療
中国伝統医学(中医学)でめまいは眩暈(げんうん)と呼ばれている。めまいを6
型に分類し各症状、使用経穴について説明する。
a.気血両虚
症状:めまいは Dizziness(ふらつき、たちくらみ)であり、めまいが激しい時は転
倒することもある。体動によりめまいが悪化する。他には耳鳴、動悸、息切れ、全
身倦怠、易疲労感、食欲不振、軟便または下痢、不眠、気疲れ、物忘れ、無気
力、口数が少ない、声に力がない、顔や皮膚、口唇、爪などの血色が乏しい、皮
膚につやがない、汗をかきやすいなどの症候がある。女性は月経過多、月経過
少、月経不順、不正子宮出血、帯下などを伴うこともある。症状が重いときは顔
面、下腿に浮腫をきたすことがある。舌質は淡、舌苔は薄白、脈は沈細弱のこと
が多い。
治療方針:西洋医学的には何らかの循環障害によりめまいが起きている場合に
相当する。東洋医学的には気血を補うことを目的とする。経絡は腎経、脾経に鍼
灸で補法を行い、膀胱経、胃経は気血の滞りを鍼で緩和するよう治療を行う。
使用経穴:中脘、気海、脾兪、胃兪、腎兪、太谿、太白は補法(鍼灸どちらでも
可能)、足三里または豊隆、飛陽、肩中兪は鍼の瀉法にて治療を行う。
b.痰湿中阻(痰濁中阻・痰濁上豪)
症状:めまいは回転性あるいは宙に浮いた感じの場合もある。動くとめまいが増
悪する。多くは頭痛、悪心を伴い、激しい時は月に何回か嘔吐を伴う発作性の
めまいや頭痛をきたす。めまいのほかに、食欲不振、全身倦怠感、易疲労感、
頭重感、頭痛、耳鳴、悪心、嘔吐、心下部の冷え感、動悸、眠気(とくに食後の
眠気)、足の冷えなどの症状がある。天候により症状が悪化するのが、この型の
特徴である。舌質は淡白、胖大、舌苔は白じまたは黄じ、脈は弦滑または濡滑の
ことが多い。
治療方針:西洋医学的にはメニエール病と非常に類似した症候である。水分代
謝の調整を目的に鍼灸治療を行う。水分代謝は脾胃の機能と密接な関係があ
114
る。
使用経穴:中脘または水分、関元、三陰交、太白、脾兪、胃兪、三焦兪、腎兪に
補法、頭痛、耳鳴が強い場合は風池、天柱に瀉法にて治療を行う。
c.腎精不足
症状:めまい(フラフラする感じ)のほか、耳鳴、腰や膝、下肢などの鈍痛や無力
感、歩行障害、性機能減退、動作緩慢、健忘ないし痴呆、脱毛、歯の動揺、無
気力、精神的不活発、視力低下などの症状がある。腎陰虚の傾向が強い時は、
陰虚による内熱のため上記症状に咽の渇き、手足のほてり、のぼせ、顔面紅潮、
イライラ、不眠、盗汗、午後の微熱、皮膚の乾燥、るい痩、性欲の一過性亢進な
どの症状が加わる。舌質は紅、舌苔は少燥または無苔、脈は弦細数のことが多
い。腎陽虚の傾向が強い時は、さらに、四肢の冷え、寒冷を嫌う、頻尿、排尿障
害、夜間尿、精神集中力の低下、インポテンツ、膝・下肢の冷えまたは痛み、顔
色が悪い、皮膚のつやがない、早朝の下痢など寒証の症状が加わる。舌質は淡、
舌苔は薄白、脈は沈細のことが多い。
治療方針:東洋医学的には腎気を補うことを治療目的とする。腎気は脾の機能と
密接に関係するため、合わせて脾も補うと効果がある。
使用経穴:腎陽虚、腎陰虚に共通し使用する経穴は中かん、関元、太谿、太白、
脾兪、腎兪であり補法にて治療を行う。腎陰虚の傾向が強い時は三陰交、陰陵
泉に補法を加える。腎陽虚の場合には冷えが強くなるので上記共通経穴に補法
による灸治療(温灸等)が効果がある。
d.肝火上炎
症状:めまいのほかに顔面紅潮、のぼせ感、不眠、頭痛、肩こり、イライラ、易怒
性、憂欝感、情緒不安定、胸や脇が張って苦しい感じ、便秘または下痢を交互
にくり返す、頻尿などの症状があり、女性の場合は月経不順、月経痛、月経時乳
房腫脹感などおこりうる。舌質は淡紅または紅、舌苔は微黄または薄白、脈は弦
のことが多い。
治療方針:頭部に上昇している肝気を下げることを目的とする。肝経、胆経が治
療の中心となる。
使用経穴:太衝、三陰交、陽陵泉、肝兪に瀉法にて鍼治療を行い。不眠、頭痛、
肩こりがある場合は風池、天柱、完骨、肩外兪、肩中兪に鍼治療を加える。
e.肝陽上亢
症状:めまいはフラフラする感じで、めまいが激しい時は悪心や嘔吐が生じること
もある。他にイライラ、易怒性、頭痛(主に後頭部痛)、頭重感、肩こり、耳鳴、眼
精疲労、不眠、顔面紅潮、口が苦いなどの症候があり、舌質は紅、舌苔は微黄、
脈は弦のことが多い。
115
治療方針:肝火上炎と同様に頭部に上昇している肝気を下げることを目的とする
が肝火上炎より、より頭部への肝気が上昇が強い状態である。肝経、胆経が治
療の中心となる。
使用経穴:太衝、三陰交、陽陵泉、肝兪に瀉法にて鍼治療を行うが太衝の鍼刺
激はより強い得気を与えた方が効果がある。不眠、頭痛、肩こりがある場合は風
池、天柱、完骨、肩外兪、肩中兪に鍼治療を加えるが頭頚部の鍼治療は刺激量
が大きくならないように注意する。
f.肝陽化風
症状:「肝陽上亢」症状のほかに、激しい頭痛、めまい、手足や舌のふるえ、舌が
まわらない、まっすぐに歩けない、直立できない、頭や身体がゆれる、などの症
状があり、激しい時は半身麻痺、意識障害などが起こりうる。舌質は紅または光
紅。舌苔は少燥、脈は弦細数のことが多い。
治療方針:現代医学的には中枢神経系の障害によるめまいと考えられる。頭部
に肝気が上昇し中枢神経系の障害を起こした状態である。肝経、胆経が治療の
中心となる。
使用経穴:太衝、三陰交、陽陵泉、肝兪に瀉法にて鍼治療を行うが太衝、三陰
交の鍼刺激はより強い得気を与えた方が効果がある。半身麻痺がある場合は合
谷、外関、風池に鍼治療を加えるが頭頚部の鍼治療は刺激量が強くならないよ
う注意する。
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118
第 4 章 手技療法に科学的根拠を与えるための調査研究
―新刺激方法と触診 imaging の開発―
4.0 総論
統合医療の中で大きなウェイトを占める領域として期待されるのは、鍼灸・マッサージ、整体といった
手技による療法である。多様な手技療法の基盤となるものは触診である。特に東洋医学においては触
診が経穴(ケイケツ:一般にいわれるツボ)の部位決定に重要な役割をはたしている。またマッサージ、
整体などにおいても触診情報は治療部位を決定するうえで重要な意味を持つ。しかし、手技療法に
おいて施術部位となる「ツボ」の組織学的な特性は必ずしも明らかでなく、また治療効果についての客
観的な評価指標もない。さらに、触診のイメージング、客観化に関する研究は非常に遅れており、皮
膚と骨との間の皮下組織、筋など軟部組織の性状(粘弾性等)は超音波、MRI 等を用いても画像化が
困難である。そこで、皮下組織、筋など軟部組織の性状(粘弾性等)を超音波、触覚センサーなどの
最新技術を使用し計測できる基盤技術を開発した。本研究による超音波の測定計測技術、触覚セン
サーの技術がこの方面の研究を飛躍的に発展させる可能性が示された。特にヒトの組織性状特性が
生体で客観的に測定できると現代医学自体が大きく変わるともいわれている。その波及効果は伝統医
学のみでなく現代医学にも及ぶと考えられ、影響は非常に大きい。
経穴の正弦的刺激を目指した非侵襲的超音波加振に関する調査研究では、鍼の刺入によるツボ
(以下、経穴:ケイケツという)の刺激過程に再現性を与え,経穴刺激による効果の科学的解明を容易
にするため,①超音波加振による経穴刺激に関する開発を行った。経穴の直上の皮膚表面付近に超
音波トランスジューサを当て,その超音波トランスジューサに,僅かに周波数の異なる2つの正弦波を
加算した信号を入力することにより皮膚より深部の超音波焦点部に超音波の音圧に基づく加振を行う
ことができた。これらの原理が実現できることを実験によって明らかにした。この技術により生体の特定
部位に対し非侵襲的、かつ再現性の高い刺激を与えることが可能となった。さらに加振の高効率化を
図り,また,皮膚より深部の変位・歪の空間分布を高精度に計測するため,本研究者らが開発した超
音波計測法を利用し改良を図った。
3次元触覚センサーの開発を目指した調査研究では、触診の基本である硬さの感覚を基本に本研
究者らが開発した触覚センサーの技術を発展させ、より高精度の触覚センサーシステムを開発した。
触覚センサーの基本技術とは「ヒトの感覚する硬さ感覚が皮膚表面からの押し込み距離と指頭または
指腹に加わる圧力を総合して感覚される。」という原理にもとづく、そこで、皮膚表面からの変位と応力
を測定するため変位センサーと応力センサーからセンサーを構成し、AD 変換器を介しコンピュータに
接続し、変位・圧力曲線から皮膚表面から深さ方向での硬さを測定できる触覚システムの開発を行っ
た。この技術を発展させ、ヒトが触診で感覚する‘硬さ分布のイメージ’を‘臨床現場で安全・無侵襲・短
時間で客観的に画像化する技術’を開発することを目的に研究を行った。そのために初年度は試作
機開発のための調査研究期間にて硬さ分布を測定するための高感度・高精度で3次元イメージング
が可能な面圧力分布センサー、小型アクチュエータの検討を行った。次に、三次元触覚センサーの
試作機を開発し、センサーからの出力をもとに硬さ分布のイメージングを行った。その上で面圧力分
布のイメージング精度を高分子ゲルで作成した‘こりモデル’で検証した。また、3次元触覚センサーの
精度を確認した後に、鍼治療前後のこりの変化を測定した。
119
4.1 経穴の正弦的刺激を目指した非侵襲的超音波加振に関する調査研究
4.1.1 背景・目的
4.1.1.1 本研究の背景
鍼灸は,世界最古の治療法の一つであり,2000 年以上前の中国に起源を発する [1].前漢の時
代に書かれた医書「黄帝内経」には,鍼灸治療のツボや経路が記述されている.その中では陰陽五
行説が経絡に適用されているが,これはツボ治療が効く理由を,経験を拠りどころとして説明するもの
である.伝統中国医学の理論によると,人体は 12 本の正経と 8 本の奇経からなる経絡で結ばれてい
て,2,000 以上の穴位があるとされており,中国医学の医師たちは,これらの経絡が体表と内部臓器と
の間にエネルギー(気)を伝えると考えている.伝統的な中国医学はすべて,気の流れを改善すること
を目的としており,陰陽の調和がとれたとき,それが気の自然の流れに作用して,身体を健康にし,健
康状態を維持するよう働くとされている.鍼灸は陰陽のバランスを調整し,エネルギーの正常な流れが
滞らないよう維持して,身体と精神の健康を回復させると考えられている [2].
WHO(世界保健機関) が,「アルマ・アタ宣言」で世界加盟各国に対して伝統医学を現代医療の一
環として積極的にとりあげるように勧告して以来,各国では現代医学の枠組を通じて鍼灸,漢方などの
東洋的療法の応用を検討し,メカニズムの解明に取り組んでいる [3].
このように鍼灸治療の効果を定量的に評価することが重要となっている.そのため本研究では,鍼
灸治療の前後において音響放射圧を用いて治療部の加振を行い,生じた変位分布を超音波計測す
ることで筋肉の弾性特性の変化を計測し,鍼灸治療の効果を定量的に評価することを目指している.
鍼灸治療の効果があれば,治療後の筋肉は治療前の筋肉に比べ弾性率が低下し変位が大きくなるこ
とが期待できる.
4.1.1.2 音響放射圧を利用した組織の機械的特性計測に関する従来の研究
わずかに異なる 2 つの周波数の超音波を重ね合わせることにより生じる,それらの差の周波数で変
動する音響放射圧を生体組織に加え,その応答を解析することで非侵襲に組織特性を計測する試み
が Fatemi と Greenleaf から報告されている [4, 5].図 1.1.1 に示すように,2 台の超音波トランスジュ
ーサから周波数がΔf だけ異なる連続波超音波ビームを送信し,それら 2 つのビームを互いの焦点上
で干渉させる.その干渉領域で動的な音響放射力が生成するため,局所的に対象物を振動させるこ
とが可能となる.この動的な音響放射力は入射音圧の振幅を変調させ,Δf 成分のエネルギー密度を
用いることで生成することができる.しかし,音響放射力による対象物の振動で生じた AE (Acoustic
Emission, 音響放射) をハイドロフォンで計測することにより対象物の検出を行っているため,対象物
検出の距離分解能が加振用超音波ビームの焦域の大きさに依存し,空間分解能を高く取ることがで
きない.
Nightingale らは軟組織に放射力を短時間(1 ms 未満) 適用し,生じた組織変位の過渡応答を計
測することで,粘弾性特性の評価を行っている [6, 7, 8].計測可能な変位を得るために,強度 1,000
W/cm2 の超音波パルスを用いている.しかし音響強度に関する安全基準はパルス波のとき 240
mW/cm2,連続波のとき 1 W/cm2 以下 [9] であり,Nightingale らの手法は 1 ms 未満の短時間とは
いえ,計測可能な組織変位を得るために高い超音波強度を必要とし,安全基準とは大きな隔たりがあ
る.
120
図 1.1.1: “vibro-acoustography”の実験システム.
4.1.1.3 本研究の目的
従来の研究より,音響放射圧は組織の機械的特性の計測に適用できると考えられる.しかし,対象
物周辺の媒質が対象物に比べて非常に軟らかい場合,上から 1 つの音響放射圧を加えても主に上下
方向の位置変化が生じてしまい,対象物に変形を発生させることができず,対象物の機械的特性を評
価することができない.そこで本研究では,効果的に対象物内部にひずみを発生させるために,2 つ
の音響放射圧を用いる [10,11].周波数 f と f +Δf の連続正弦波を重ね合わせることで,周期的に変
動する音響放射圧を発生させ,それを 2 つの異なる方向から同時に印加した.この場合,図 1.1.2 に
示されるように,2 つの超音波ビームは表面からある深さにおいて重なり,斜線で示された領域は水平
方向に圧縮され,ひずみが発生する.
本研究では,可能な限り大きな変位振幅を得るために,加振用に連続波超音波を用いた.フィルタ
処理により計測用の超音波パルスを加振用の連続波超音波から分離するために,中心周波数が 16
MHz の高周波超音波を変位計測に用いた.これらの新しい実験システムを用いて,より大きな振幅
で安定した加振を行い,それにより生じる対象物内部の変位分布を高空間分解能に超音波計測する
ことで,対象物内部に発生するひずみについて検討を行った.
図 1.1.2: 対象物に加えられる音響放射圧模式図.
4.1.2 音響放射圧を用いた対象物内ひずみ発生の原理と方法
4.1.2.1 差の周波数で変動する音響放射圧の発生
定常な超音波ビームが媒質を伝搬するとき,その進路上にある吸音体や反射体に,超音波ビーム
121
の進行方向に向かって働く一定の力を音響放射力という [12].また,単位面積あたりに働く音響放射
力を音響放射圧という.密度 ρ1,音速 c1 の伝搬媒質に密度 ρ2,音速 c2 の対象物を挿入し,エネル
ギー密度が e(t) である平面進行波が対象物に垂直に入射する場合を考える.音波の進行方向に対
象物が受ける音響放射圧 PR(t) は次式で与えられる [13].
PR (t ) = (1 + R 2 )e(t )
(1.1.1)
また,音圧反射率 R およびエネルギー密度 e(t) は以下の式で表される.
R=
Z 2 − Z 1 ρ 2 c 2 − ρ1c1
=
Z 2 + Z 1 ρ 2 c 2 + ρ1c1
(1.1.2)
e(t ) =
1
{p(t )}2
2
ρ1c1
(1.1.3)
ここで,p(t) は伝搬媒質と対象物の境界面上における送信波音圧を表す.例として,筋肉の音速を
1,568 m/s [14],組織の密度を 1.0×103 kg/m3 と仮定すると,反射係数 R は 0.034 となり,(1.1.1)式右
辺の反射係数の 2 乗 R2 は 1 に対して無視できる.
次に,周波数がΔf だけ異なる 2 つの連続波を重ね合わせた超音波ビームを送信した場合の音響
放射圧について考える.周波数が f と f +Δf の連続正弦波を重ね合わせた波形をトランスジューサに
印加することにより発生する超音波音圧波形 psum(t) は次式で示される.
p sum (t ) = p0 cos 2πft + p 0 cos 2π ( f + Δf )t
(1.1.4)
ここで,p0 は音圧の振幅を表す.したがって,このときのエネルギー密度 e(t)は次式で示される.
e(t ) =
1
{p sum (t )}2
2
ρ1c1
=
1
{p0 cos 2πft + p0 cos 2π ( f + Δf )t}2
2
ρ1c1
=
p 02
ρ1c12
1
1
⎫
⎧
⎨1 + cos 2πΔft + cos 2π (2 f + Δf )t + cos 4πft + cos 4π ( f + Δf )t ⎬
2
2
⎭
⎩
(1.1.5)
(1.1.5)式右辺よりエネルギー密度 e(t)は,直流成分,差の角周波数Δf で変動する成分,高周波成
分である和の周波数成分と送信周波数の 2 倍の周波数成分を持つことが分かる.音響放射圧により
生じる対象物変位は,音響放射圧の 2 階積分に比例する.すなわち,各周波数成分により対象物に
生じる変位は,(1.1.5)式の各項に,それぞれの項の角周波数の 2 乗分の 1 が掛けられたものに比例す
る.したがって,高周波成分によって生じる対象物変位は,直流成分や差の周波数成分Δf によって
生じる変位よりも十分に微小であるため,第 2 項の差の周波数成分のみに着目して,(1.1.5)式を
(1.1.1)式に代入することで,Δf で変動する音響放射圧 PR(t) が次式で与えられる.
122
p 02
PR (t ) = (1 + R )
(1 + cos 2πΔft )
ρ1c12
2
≈
p 02
(1 + cos 2πΔft )
ρ1c12
(1.1.6)
以上より,周波数が異なる 2 つの連続波超音波を重ね合わせることで,超音波の焦域において,差の
周波数Δf で対象物を加振することが可能となる.
日本超音波医学界の安全基準値はパルス波のとき ISPTA =240 mW/cm2,連続波のとき I=1 W/cm2
以下である.連続波のときの超音波強度 1 W/cm2 の場合において,水の密度 ρ1 = 1.0×103 m/s,
音速 c1 = 1.5×103 m/s として,次式に示される超音波強度 I (t) に代入すると,
I (t ) =
p2
W
= 02
S ρ1c1
(1.1.7)
水中の完全吸音体 R に働く音響放射圧 PR(t) は 6.67 Pa となる.ここで W は単位面積当たりの超音
波パワー,S は超音波ビームの照射されている面積を示す.
4.1.2.2 対象物内変位分布の超音波計測システム
対象物内変位分布を超音波計測するための実験システムの模式図を図 1.1.3 に示す.高空間分
解能で変位分布を計測するために,中心周波数 16 MHz のリニアプローブを用いた超音波診断装置
(Dynamic Imaging 社製 DIASUS) を使用した。超音波診断装置の超音波プローブから変位計測用超
音波パルスを繰り返し周期ΔT (パルス繰り返し周波数 PRF=15 kHz) ごとに対象物へ送信し,その反
射波を受信する.対象物に対して送受信した変位計測用超音波パルスを直交検波した信号 y(t) と
y(t+ΔT) の間の位相差から,ΔT 間の平均振動速度 v(t+ΔT) が得られ, これを時間積分すること
で変位Δd(t+ΔT) がトラッキングされる [15-20].超音波計測システムは,126 点の同時計測が可能
であり,計測用超音波のビーム間隔は 0.2 mm であるため,約 25 mm の領域で計測を行うことができる.
対象物を加振するために,凹面超音波トランスジューサに,送信周波数が 1 MHz 及び 1 MHz+Δf Hz
の連続波正弦波を加算した信号を印加し,トランスジューサを駆動させて対象物に超音波を照射する.
トランスジューサから対象物までの距離は 50 mm であり,これはトランスジューサ焦点距離に相当する.
またトランスジューサの照射角度φ を 25◦ に設定した.変位計測用超音波 (中心周波数 16 MHz) の
みを用いて変位分布を推定するため,リニアプローブに受信される加振用超音波 (1 MHz) をフィル
タにより分離した.
また,筋肉を模擬した対象物として,直方体のシリコーンゲル (横 45 ×奥行 45 ×厚さ 17 mm,静
的弾性率 Es: 6.3 kPa)を用いた.シリコーンゲル内部からも反射波が得られるよう,グラファイト粉末
(No. 17046-02,関東化学) を質量比で約 5%混入した.2 つの音響放射圧を対象物内の 2 点に印
加し,対象物の両側から周期的に圧縮を行うことで,計測領域内では,計測用超音波ビームの方向に
Δf Hz の周期で厚みが増すと考えられる.
123
図 1.1.3: 対象物内変位計測のための実験システム.
4.1.2.3 油と水の境界面の変位計測
図 1.1.4 に油(サラダ油) と水の境界面の変位の超音波計測の模式図を示す.液体の境界面に音
響放射圧を加えると,固体を用いたときに比べ大きな振幅で変動するため,被加振領域を従来の B
モード像上で確認することが可能となる。これにより,計測用プローブの位置,加振用トランスジューサ
の焦点位置を決定することが可能である.本実験では,2 つの加振用トランスジューサの照射角度は
25◦ に設定し,焦点間距離を 16 mm に設定した.
図 1.1.5 に加振用トランスジューサの音場を示す.図 1.1.5(b) と図 1.1.5(c) はそれぞれ深さ方向と
径方向の音圧分布である.これらの結果から,音響放射圧の半値幅は,径方向において約 2.5 mm,
深さ方向において約 20 mm となり,計測領域において,音響放射圧はトランスジューサの距離方向で
ほとんど変化していないことが分かる.図 1.1.6 に音響放射圧 1 周期分の境界面変位分布の超音波
計測結果を示す.それぞれの変位分布に対応する音響放射圧のタイミングを図 1.1.6(b) に示す.
図 1.1.6(a) は,各ビームで計測した変位を図 1.1.6 下部に示したカラーコードを用いて,B モード
像に重ねたものである.青色と赤色はそれぞれ下向きと上向きの変位に対応している.図 1.1.6 にお
いて,音響放射圧の増加に伴い,加振用超音波の焦点付近において下向きの変位が生じていること
が分かる.これにより,音響放射圧が通過する領域を簡単に認識することが可能となる.音響放射圧
の増加に伴い下向きの変位が生じる領域は,図 1.1.5(c)で示される音圧分布の半値幅よりも広い幅を
もっている.これは,加振用超音波ビームを境界面に対して斜めに入射しているため,境界面上のビ
ーム幅は半値幅よりも広くなり,それに対応する範囲が変動するためであると考えられる.
124
図 1.1.4: 加振用超音波の焦点位置設定のための計測方法.
図 1.1.5: (a) 加振用トランスジューサの音圧の計測軸. (b) x = 0 mm での深さ方向音圧分布. (c) z = 52
mm での径方向音圧分布.
図 1.1.6: (a) 音響放射圧 1 周期における 50 ms 毎の水と油の境界面での変位分布.(b) 音響
放射圧波形.
125
4.1.3 筋肉を模擬した対象物の超音波加振と変位計測
4.1.3.1 対象物内変位分布の超音波計測結果
焦点間距離を変化させた場合の対象物内部の変位の空間分布を超音波を用いて計測を行った.
図 1.1.7 に加振用トランスジューサの焦点間距離が 0 mm の場合の両焦点間中心付近での変位計測
結果を示す.図 1.1.7(a) は対象物 M モード像である.ここで,赤線はトラッキングラインを示す.図
1.1.7(b),1.1.7(c) に示される音響放射圧 PR1(t) と PR2(t) は,以下のように算出を行った.計測された
対象物の密度 ρ2,音速 c2 はそれぞれ 1.1 × 103 kg/m3, 1.47× 103 m/s であり,音圧反射率 R と
エネルギー反射率 R2 はそれぞれ(1.1.2) 式より 0.038,0.0014 (<<1) と算出した.これにより本研究で
は対象物を反射率 0 の完全吸音体と仮定し,音響放射圧,PR1(t),PR2(t) を(1.1.6) 式より算出した.
対象物表面と深さ 1.5 mm における対象物の振動速度を,位相差トラッキング法により計測した結果を
図 1.1.7(d) に示す.速度を時間積分することにより得られた変位波形を図 1.1.7(e) に示す.ただし,
変位波形はバイアスを除去した結果を表示している.対象物が,差の周波数Δf = 5 Hz で周期的に
変位している様子が見てとれる.図 1.1.8 と図 1.1.9 にそれぞれ加振用超音波の焦点間距離が 0 mm,
8 mm の場合の音響放射圧 1 周期における各時刻での変位分布,厚み変化分布を示す.表面から
深さ 3 mm まで,0.1 mm 毎に位相差トラッキング法を適用することで変位分布の計測を行った.また深
さ幅 1.5 mm 毎の変位分布から,最小二乗法を用いて変位勾配を求めることで厚み変化(ひずみ) 分
布を求めている.図 1.1.8(c),1.1.9(c) の破線はそれぞれの分布が計測された時のタイミングを示して
いる.図 1.1.8(a), 1.1.9(a) に,それぞれの下部に示されたカラーコードを用いて変位分布を B モード
像に重ねて表示した結果を示す.カラーコードの青と赤はそれぞれ上向きと下向きの変位に対応して
いる.図 1.1.8(b), 1.1.9(b)にそれぞれの下部のカラーコードを用いて厚み変化を B モード像に重ねて
表示した結果を示す.カラーコードの青は厚みが減少すること,赤は厚みが増加することを示す.
図 1.1.8(a) より,音響放射圧が増加すると対象物表面付近では全体的に下向きの変位が生じてい
る.特に焦点が重なる領域では,対象物表面から深さ方向に強い下向きの変位が生じている.図
1.1.8(b) では,音響放射圧が増加すると焦点が重なる付近では厚みが減少している.これは 2 つの
音響放射圧が対象物表面で重なるため,水平方向への圧縮が生じないためであると考えられる.
126
図 1.1.7: 対象物変位の計測例.(a) M モード像.(b) 音響放射圧波形 PR1(t).(c) 音響放射圧波形
PR2(t).M モード中の赤線の深さの (d) 速度波形,(e) 変位波形.
図 1.1.8: 2 つの音響放射圧の焦点間距離が対象物表面で重なる場合の実験結果.(a) 対象物内変
127
位分布{dx,z(t)}. (b) 対象物内ストレイン(厚み変化) 分布{Δhx,z(t)}. (c) 音響放射圧波形.
図 1.1.9: 2 つの音響放射圧の焦点間距離が 8 mm の場合の実験結果. (a) 対象物内変位分布{dx,z(t)}.
(b) 対象物内ストレイン(厚み変化) 分布{Δhx,z(t)}. (c) 音響放射圧波形.
4.1.3.2 考察
焦点間距離を 8 mm にとったとき対象物内部ではどのような現象が起きているのかを考察する.図
1.1.10 に,対象物を微小な直方体の集合とした場合の各位置におけるひずみの様子を示す.図
1.1.10(a) は対象物内での音響放射圧合力の模式図を示す.音響放射圧は径方向において半値幅
より外側では 0 と仮定している.
図 1.1.10(b) は図 1.1.10(a) において,青い四角で囲まれた 2 つの音響放射圧が重ならない領域
での音響放射圧による対象物の挙動を示したものである.この領域に音響放射圧が加わるとき,直方
体に加わる力は左右のバランスがとれていないため,加振後は水平方向内側に圧縮される.また,音
響放射圧の中心軸上では鉛直下向きの変位が大きく,そこから外側に向かうに従い鉛直下向きの変
位は小さくなるため,変位勾配が生じ,その結果ひずみが生じる.
図 1.1.10(c) は図 1.1.10(a) において,緑の四角で囲まれた領域で生じるひずみを示す.この領域
は 2 つの焦点間の中心軸上で,音響放射圧が重なる領域である.2 つの焦点間の中心軸上では,
水平方向の合力は打ち消し合うため,鉛直下向きの成分のみが残る.このとき鉛直下向きの合力は空
間的に不均一であるため,ひずみが生じる.また,2 つの音響放射圧が重なっているため,図
1.1.10(b) の場合と比べて,鉛直下向きに加わる力は大きくなるため,生じるひずみも大きくなる.図
1.1.10(d) は図 1.1.10(a) において,赤で囲まれた領域で生じるひずみを示す.この領域は 2 つの焦
128
点間の中心軸上であり,2 つの音響放射圧により囲まれている.この領域では,直接音響放射圧が加
わることはないが,図 1.1.10(b) の領域での水平方向内側への圧縮により,左右から圧縮される.この
際,中心軸上では左右からの力はバランスがとれているため,水平方向両側からの圧縮により,微小
直方体は鉛直方向に伸張すると考えられる.これらのひずみの和により対象物内ひずみ分布が決定
される.超音波計測では,水平方向のひずみは確認できないため,鉛直方向のひずみ分布のみを計
測し,鉛直方向への伸張を確認した.
図 1.1.10: (a) 焦点間距離を 8 mm にとった場合の対象物内での音響放射圧の合力に関する模式図.
(b) 音響放射圧により生じる変位.(c) 焦点間中心軸における 2 つの音響放射圧の合力により生じる
ひずみ.(d) 焦点間中心軸における 2 つの音響放射圧の水平成分によって生じる圧縮.
4.1.4 生体組織の超音波加振と変位計測
4.1.4.1 in vitro 実験
4.1.4.1.1 実験方法
図 1.1.11 に示されるように,対象物表面を油と水の境界面に設定し,シリコーンゴムの場合と同様に
加振を行い,生じた変位を超音波計測した.本実験では,2 つの加振用トランスジューサの照射角度
129
は 25◦ に設定し,焦点間距離を 8 mm に設定した.また,ブタ肝臓がシリコーンゴムに比べ軟らかいこ
とを考慮して,ブタ肝臓を用いた実験では,加振のために加える音響放射圧を,シリコーンゴムの場合
の 1/5 程度の強さで照射した.ブタ肝臓,家禽胸肉ともに大きさはシリコーンゴムと同程度の大きさ(50
× 30 × 17 mm) に切り取って実験を行った.
図 1.1.11: 対象物計測方法.
4.1.4.1.2 ブタ肝臓内の変位・厚み変化分布の計測結果
図 1.1.12 に,その下部に示したカラーコードを用いて,音響放射圧 1 周期における (b) 変位分布,
(c) 厚み変化を B モード像に重ねた結果を示す.図 1.1.12(d) にはそれぞれの分布が計測された時
のタイミングを示してある.また,図 1.1.12(a) は対象物 B モード像であり,赤枠で囲まれた領域にお
いて血管が奥行き方向に走行しているのが見て取れる.図 1.1.12(b) より,小さい強度で音響放射圧
を加えたにもかかわらず,シリコーンゴムよりも大きな変位が生じている.また,血管は周辺組織に比べ
硬いため,音響放射圧を加えてもほとんど変位が生じない.図 1.1.12(c) より,肝臓内の血管の上部で
大きな厚み変化が生じていることが分かる.
4.1.4.1.3 ブタ肝臓内横波伝搬に関する検討
図 1.1.12 から計測領域を水平方向に 10 mm 移動し,音響放射圧が加わらない領域の計測を行っ
たところ,対象物内で音響放射圧が加わる領域からその外側に向かい横波が伝搬する様子が見てと
れた.横波の伝搬速度を計測し,ずり弾性率の算出を行った.8 ms 間の横波伝搬の様子を図 1.1.13
に示す.図 1.1.13 より,横波伝搬速度 cs は 1.3 m/s となる.肝臓を,密度 ρ=1.0×103 kg/m3 の非
圧縮性の媒質と仮定すると,ずり弾性率 G は以下の式で表すことができる.
G = ρ c s2
(1.1.8)
図 1.1.13 の計測結果から算出したずり弾性率 G は 1.7 kPa であり,これは図 1.1.14 に示される文献
値と類似した結果となる [22].この結果より,軟らかい対象物を用いる場合,横波の伝搬速度から弾
性特性の評価を行える可能性が示された.
130
4.1.4.1.4 家禽胸肉内変位・厚み変化分布の計測結果
図 1.1.15 に,その下部に示したカラーコードを用いて音響放射圧 1 周期における (a) 変位分布,
(b) 厚み変化を B モード像に重ねた結果を示す.図 1.1.15(c) にはそれぞれの分布が計測された時
のタイミングを示してある.図 1.1.15(a) より変位分布は,シリコーンゲルやブタ肝臓の場合と同様に,
音響放射圧の増加に伴い下向きの変位を示す結果となった.しかし,変位振幅がシリコーンゴムの場
合と比べ大きいことが分かる.また,本計測においては,変位は空間的にほぼ一様であり,横波の伝
搬を調べるには至らなかった.
図 1.1.12: (a) 対象物 B モード像.(b) ブタ肝臓内変位分布{dx,z(t)}.(c) ブタ肝臓内ストレイン分布{Δ
hx,z(t)} (厚み変化). (d) 1 周期における音響放射圧波形.
131
図 1.1.13: ブタ肝臓内での横波の伝搬.
図 1.1.15(b) よりストレイン分布は,音響放射圧が増加していく 0.05 s や 0.075 s では鉛直方向に
厚みが増し,音響放射圧が減少していく 0.15 s や 0.175 s では鉛直方向の厚みが減少するのが見て
とれる.また,厚み変化の分布はシリコーンゲルに比べて広く,これはシリコーンゲルに比べ家禽胸肉
が軟らかく,変位振幅が大きいため,変位勾配がシリコーンゲルの場合よりも生じやすいためであると
考えられる.
図 1.1.14: 生体組織の体積弾性率,ずり弾性率,ヤング率分布 [22].
132
図 1.1.15: (a) 家禽胸肉内変位分布{dx,z(t)}.(b) 家禽胸肉内ストレイン分布{Δhx,z(t)} (厚み変化). (c) 1
周期における音響放射圧波形.
4.1.4.2 in vivo 実験
4.1.4.2.1 実験方法
図 1.1.16 に in vivo 実験における計測方法を示す.油と水を用いて加振用トランスジューサと計測
用超音波プローブの位置合わせを行った後,底面に厚さ 0.5 mm のゴム板が張られた水を満たした容
器に移し変える.加振用超音波の焦点が底面に張ったゴム板になるよう容器の高さを設定し,容器の
底面に腕を接することにより,腕橈骨筋を対象として変位の計測を行った.加振用超音波の焦点間距
離は 8 mm に設定し,加える音響放射圧はブタ肝臓と同様に 6 Pa に設定し計測を行った.また,腕を
弛緩させた状態と力を加え緊張させた状態で計測を行うことで硬さによる変位,ストレイン分布の違い
を調べた.緊張させる際には握力計を握り,握る強さを 6 kg 重程度とした.
133
図 1.1.16: (a) in vivo 計測用実験システム. (b) 腕橈骨筋の計測方法.
4.1.4.2.2 計測結果
図 1.1.17(1),図 1.1.17(2) にそれぞれ焦点間の中心付近における弛緩時と緊張時における腕橈骨
筋の変位計測結果を示す.図 1.1.17(1),図 1.1.17(2) において,(a) は腕橈骨筋の M モード像,(b),
(c) は音響放射圧波形,(d) は腕橈骨筋表面と表面から深さ 1.5 mm における対象物の振動速度波
形,(e) は,(d) の結果を時間積分することで算出した変位波形をそれぞれ示している.
図 1.1.17(1-e),図 1.1.17(2-e) より,計測された変位は加振の周期とは異なっていることが分かる.
これは計測を行う際に腕の固定が不十分であったために生じた振動を計測したものと考えられる.ま
た,図 1.1.17(2-e) では,5 Hz よりも速い振動が生じている.これは手を握ることで,腕橈骨筋を緊張
させているが,緊張状態を維持するための振動を計測したと考えられる.今後,腕を確実に固定する
ための計測系を構築するとともに,筋肉の緊張や血管の拍動による筋肉の振動と加振により生じた筋
肉の振動を弁別する手法などを開発することで,in vivo においても安定した加振,変位計測が行える
と考えられる.
134
(1)
(2)
図 1.1.17: 腕橈骨筋の (1) 弛緩時および (2) 緊張時の (a) 腕橈骨筋 M モード像. (b) 音響放射
圧波形 PR1 (t). (c) 音響放射圧波形 PR2 (t). (d) 腕橈骨筋表面と,表面から深さ 1.5 mm での振動速度
波形. (e) 腕橈骨筋表面と,表面から深さ 1.5 mm での変位波形.
4.1.5 結論
本論文では,筋肉の弾性特性の変化を計測し,鍼灸治療の効果を定量的に評価することを目指し
て,超音波からの音響放射圧を用いた低周波連続加振法を検討した.
まず,超音波による加振とそれにより生じた対象物の変位計測を同時に行うためのシステムを構築
し,筋肉を模擬した対象物(シリコーンゴム)の音響放射圧を加えた際の変位の空間分布について調
べた.対象物からの反射超音波の位相を用いた高精度変位計測法により,加振用超音波による対象
物内の変位分布を描出することができた.また,2 つの超音波ビームが重なる領域では強い下向きの
力が発生するため,音響放射圧が加わると,ビームが重なる領域より深い位置では厚みが減少し,浅
い位置では厚みが増すことが厚み変化の空間分布より確認できた.
さらに,家禽胸肉と,それに比べ軟らかい組織であるブタの肝臓を対象物として用いて in vitro 実
験を行い,本研究が生体組織に適用可能であるか検討した.シリコーンゴムと同様に,変位の振幅は
異なるが,音響放射圧の増加に伴い,全体的に下向きの変位が生じた.シリコーンゴムに比べて家禽
胸肉は軟らかいため,音響放射圧の印加に伴い,大きな変位が生じた.ブタ肝臓はトリ胸肉よりもさら
に軟らかいため,音響放射圧が生体基準値内でも,シリコーンゴムの変位分布に比べ,全体的に大き
な変位が生じた.また,トリ胸肉とブタ肝臓を比較すると,放射圧により生じた振動の伝搬速度に違い
が生じていることが分かった.固い媒質に比べ,軟らかい媒質は振動の伝搬速度が遅いため,音響放
射圧が増加すると,ブタ肝臓では,音響放射圧が加わる位置から下向き変位が水平方向に徐々に伝
搬していく様子が観察できた.腕橈骨筋を対象とした in vivo 実験では,腕の固定をより確実に行う必
135
要があることが分かった.
これらの結果から,in vivo 計測については,それに特化したシステムを構築する必要性が明らかと
なったが,原理的には本研究で開発した手法により対象物の超音波加振と生じた変位分布の超音波
計測を同時に行えることが確認でき,筋肉の弾性特性を計測できる可能性を示したと言える.また,筋
肉以外にも外部からの応力が必要な組織 (乳房,肝臓) に本システムを用いることで,癌などの疾病
の早期発見を行える可能性がある.
参考文献
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137
4.2
三次元触覚センサーの開発を目指した調査研究
4.2.1 背景・目的
鍼灸、マッサージなど多様な手技療法の基盤となるものは触診である。特に鍼灸医学におい
ては触診が経穴の部位決定、治療部位の決定に重要な役割をはたしている。またマッサージ、
整体などにおいても触診情報は治療部位を決定するうえで重要な意味を持つ。一般に言われる
“こり”は人の手指では観察出来るが、これを客観的に精度良く測定出来るシステムの開発は現
在まで行われていない。
図―1、経穴(ツボ)の取り方
鍼灸において治療者は触診により、経穴(ツボ)の部位決定、治療部位の決定を行っている
(図―1)。圧通とは母指又は示指の指腹により 1~3kg の圧力で押したときの痛みの程度をい
う、経穴部位は周囲に比べ痛みに対し過敏なことが多い。硬結(palpable hardenings)とは
皮下結合組織・筋・筋膜・腱膜に存在する触知できる限局した形を持つ硬い部位と定義される。
また、筋全体の緊張の高まっているものは除く。外傷によるコブ等は含まない。 圧痛の有無
によって区別する(有痛性硬結、無痛性硬結)
、
〔(社団法人)全日本鍼灸学会〕。ざらつきとは
経穴部の表面が他の部位よりざらついている場合があることを示す。治療者は、この圧痛、硬
結、ざらつきの複合した現象を触診で捉え経穴(ツボ)として活用している。以上より、経穴
(ツボ)は他の部位と異なった生体の示す反応点であり、その客観化には触診情報を客観的に
とらえるシステムが必要となる。
触診の基本である“硬さ”感覚は皮膚表面からの変位および指頭に加わる応力から感覚される。
そこで、筆者は皮膚表面からの変位と応力を測定するため変位センサーと応力センサーからセ
ンサー部を構成し AD 変換器を介しコンピュータに接続し、変位応力曲線から皮膚表面からの
深さ方向で硬さを測定できる圧弾性測定システムの開発を行った。この技術を発展させ、ヒト
が触診で感覚する“硬さ分布のイメージ’を‘臨床現場で安全・無侵襲・短時間で客観的に画像化
する技術”を開発する。そのためには硬さ分布を測定するための高感度・高精度で3次元イメ
ージングが可能な変位および圧力センサーおよび小型アクチュエータの検討または開発が必
要であり、初年度は試作機開発のための調査研究期間とした。次年度は3次元変位圧力センサ
ーの試作機を開発し、鍼治療前後の硬さ変化を測定した。また、長時間椅子に座ると足がむく
んでくるが、そのむくみが測定出来ないか計測を試みた。今回は工学的手法を中心として開発
したセンサーの評価をおこなった。以上より、手技療法の客観化として治療者が患者に触って
138
得られるイメージを客観的に計測できるセンサーの開発に成功した。これにより、この領域の
効果判定に大きく貢献できることになると考えられる。
4.2.2 試作機開発のための調査研究
4.2.2.1 三次元イメージングが可能な圧力センサーの検討
こりの画像化を目的に3次元イメージングが可能な面圧力センサー分布を測定出来るセンサーを
検討した。面圧力分布を測定できるセンサーは①感圧ゴム型センサー、②静電容量型圧力センサー、
③感圧インク型センサー、④光ファイバー型圧力センサー、⑤CCDカメラ型センサー(ゴムの歪みを
CCDカメラでとらえ圧力分布を測定するセンサー)の五種類の性能を感度、分解能、耐久性、実用性、
価格面で検討した。感圧ゴム型センサー、光ファイバー型圧力センサーは面圧力分布の分解能が細
かくなく、人が触診で感ずる細かな硬さ分布の変化を判断することが困難であった。静電容量型圧力
センサーは圧力センサー自体が柔軟で分解能もあり使用しやすいが、我が国では生産されておらず
センサー1枚が米国への特注で150万円ほどと高価であることより本研究で使用しなかった。CCDカメ
ラ型圧力・歪みセンサーは圧力分布と同時に歪みもとらえることができるセンサーで今後の発展が期
待できるが、特許等の関連があり、検討を行ったが本研究では使用しなかった。以上より、圧力センサ
ーの分解能と価格の面より、本研究では感圧インク型圧力センサーを使用した。
図―2、タクタイルセンサー〔商品名:I-SCAN〕の構造とUSBインターフェイス
名称はタクタイルセンサー〔商品名:I-SCAN(以下、I-SCANとする)ニッタ(株)〕である。I-SCANの
性能は極薄センサー(厚さ0.1mm)で大きさ28㎜×28㎜に圧力測定点10×10ポイントが配置されてい
る。面圧力分布の分解能は1.27㎜である。面圧力分布測定システムはI-SCANをコンピュータのUSBイ
ンターフェイスを介し接続することにより、圧力分布をリアルタイムでコンピュータ上に測定・表示ができ
る(図―3 )。測定サンプリング周波数は最高100Hzまでの周波数設定が可能である。測定データの
表示は2次元・3次元の画面で表示でき、取込んだデータは再生が可能である。
図-3、面圧力分布測定システム、I-SCANの構造
139
4.2.2.2 小型リニアアクチュエータの検討
こりの精度良いイメージングのためにはヒトの指の代わりに一定圧で押し込むことができる機構が必
要となる。そのためには皮膚面からの押し込み距離をモーター自身がセンシングして制御できる特殊
なモーターが必要となる。このため将来の臨床応用も配慮し、小型で高性能の位置制御ができるモー
ターを我が国で調査した。その結果、小型で高性能である(株)オリエンタルモーターの小型リニアアク
チュエーターを使用することに決定した。本リニアアクチュエーターは押し込み距離が0~30㎜で制御
でき、小型(縦28㎜、横58㎜)、高精度(位置決め精度0.005㎜)、最大押し込み圧3kgの小型アクチュ
エータを使用した(
(図―4)。
図―4、小型リニアアクチュエーターの構造
押し込み圧を3kgとしたのは3kgの圧力を超え、生体表面から圧子を押し込むと場所によって
は痛みを感ずることがあるからである。リニアアクチュエーターの機構はモーターの回転を外
部に回り止め機構を設けることによりねじが直線動作する構造となっている。こりおよび硬結
を測定するため、アクチュエータ駆動用のプログラムの試作、検討を行った。
4.2.3 面圧力分布センサーによる硬さ分布のイメージング精度の確認
4.2.3.1 目的
我々が開発したこりモデルを用い、モデル材料の表面から 10 ㎜の深さに埋め込んだ直径 10
㎜の硬さの異なるシリコンゴムを。I-SCAN でイメージングできるか、そのイメージング精度
を検証した。
4.2.3.2 方法
こりモデル:こりモデルのモデル材料はシリコンゴム(信越シリコン(株))を使用し、(株)京都科学に特
注し作成を行った。ゴム硬度測定は Asker F 硬度計〔Asker F:軟らかいゴムの硬さ測定用の単位(JI
S)、Asker F 硬度は数値が大きくなれば硬くなることを示す。〕を用い測定した。こりモデルは直径 10
㎜のシリコンゴムのボールを均等間隔でモデル材料の表面から深さ 10 ㎜の部位に埋め込んだものを
作成した。こりモデルの断面を図―5 に示す。こりモデル周囲の基盤材料の Asker F 硬度は 30 とし、
こりモデル A の Asker F 硬度は 40、こりモデルBの Asker F 硬度は 50、こりモデルCの Asker F 硬度
は 60 とした。
図―5、こりモデルの断面
140
小型リニアアクチュエータを用い、圧子先端に I-SCAN を装着し、押し込み距離一定での面圧力分布
を測定した。面圧力分布測定の押し込み距離は全て6㎜とした(図―6)。
図―6、こりモデルと I-SCAN
4.2.3.3 結果
こりモデルCにおいてこりモデルボールと周囲との硬さ変化を3次元の面圧力分布としてとらえること
ができた。中心部の黄緑色(面圧力分布ピーク値:5kg)が圧力分布の値が大きいことを示し、周囲の
青色は小さいことを示す(図―7)。
図―7,こりモデルCの面圧力分布 図―8、こりモデル A の面圧力分布
こりモデル A と B においては I-SCAN を使用し圧力分布の変化を面圧力としてとらえること
ができなかった(図―8)。
4.2.3.4 考察
こりモデルCにおいてこりモデルボールと周囲との硬さ変化を3次元の面圧力分布としてとらえること
ができた。こりモデルCにおけるこりモデルボールの Asker F 硬度は 60 であり、基盤材料の Asker F
硬度は 30 であるので硬度差が 30 となる。以上より、I-SCAN は Asker F 硬度が 30 の違いを検出でき
ることになる。こりモデル A の Asker F 硬度は 40、こりモデルBの Asker F 硬度は 50 であるので、硬度
差はこりモデル A で 20、こりモデルBで 10 となる。ヒトによる触診では硬度差 20 のみでなく 10 におい
ても硬さの変化は触知可能である。
2007 年度の課題として①面圧力分布センサーの精度向上:面圧力分布センサーの精度向上が
考えられたが、I-SCAN では 3 次元イメージングが可能であるが限界があることが十分予測さ
れたので、光ファイバー圧力センサーによる面圧力分布の測定を考えた。しかし、光ファイバ
ー圧力センサーは圧力測定面が柔軟にできるが面圧力分布の空間分解能が悪いという欠点が
現時点では克服できないことがわかり、2007 年度、経費(消耗品)で光ファイバー圧力セン
サーを予定していたが、研究に使用する圧力センサーの変更を行った。新しく使用した圧力セ
ンサーはロボットの触覚センサーへの応用が考えられており、2007 年にニッタ(株)で開発
された小型軽量の 3 軸圧力センサーと 6 軸圧力センサーである。3 軸圧力センサーは 1 定点の
測定で 3 軸方向(XYZ 方向)の圧力測定ができるセンサーであり、6 軸圧力センサーは 6 軸方
141
向(XYZ 方向に各軸の回転方向)の圧力測定が可能である。②小型アクチュエータと面圧力分
布センサーの連携を図り、押し込み深さ方向での圧力分布の変化をリアルタイムで観察する。
③上記の測定精度確認の後、鍼治療によるこりの硬さ変化を画像として測定する。
4.2.3.5 まとめ
こりモデルを用い、面圧力分布センサーのイメージング精度を検証した。
1.こりモデルC(Asker F 硬度 60)では、周囲との硬さの違い(Asker F 硬度差 30)を面圧力分布の 3
次元画像としてとらえることができた。
2.こりモデル A,B では周囲との硬さの違いを面圧力分布の変化としてとらえることが、でき
なかった。
4.2.4 三次元触覚センサーシステムの開発
4.2.4.1 目的
三次元触覚センサーの試作機の開発をめざし、昨年度からの課題である小型アクチュエータ
と圧力分布センサーの連携を図り、押し込み深さ方向での圧力分布の変化をリアルタイムで観
察した。また試作器の測定精度を確認する目的でこりモデル A、こりモデル B、こりモデルC
の測定を行った。
4.2.4.2 方法
小型アクチュエータと圧力センサーの連携:小型アクチュエータの制御はモーターコントロールボー
ドにより、圧力センサーからの信号は圧力センサーアンプにより増幅した。各々の信号は AD 変換器を
かいしコンピュータに接続した。
図-9、三次元触覚センサーのシステム構成
小型アクチュエータと圧力分布センサーの連携は、独自に開発したプログラムにより押し込み深さ方
向での圧力分布の変化をリアルタイムで観察できるように設計した。圧力センサーはニッタ(株)で開
発された小型軽量の 3 軸圧力センサーと 6 軸圧力センサーを使用した。本研究では 3 軸方向および
6 軸方向の分析をするソフトウエアーの開発まで至らなかったため 1 軸方向の変位・圧力曲線の測定
を行った。
変位・圧力曲線とは、測定用の圧子が皮膚表面に接触した点を基点とし、変位は皮膚表面から
圧子を押し込む距離(㎜)とする。変位の計測は高精度のアクチュエータを使用しているので
モーター制御により行った。圧力とは圧力センサーにかかる力(N)とする。以上の変位制御
142
と圧力計測を同期させることにより変位・圧力曲線をコンピュータ上にリアルタイムでグラフ
に表し、測定対象の硬さを評価した。測定対象の硬さは変位・圧力曲線の X 軸方向(圧力)の
傾きが急になることにより評価される。
4.2.4.3 結果
こりモデル A:こりモデル A はこりモデルボールと周囲との硬さ変化が Asker F 硬度差で 10 となる。
硬度差 10 でこりモデルボールと周囲との硬さ変化を変位・圧力曲線の変化としてとらえることができた
(図―10)。
(N)
10
9
A
8
B
A
7
6
B
5
4
3
2
1
0
-2
0
2
4
6
8
10
12
14
16
(mm)
18
図-10、こりモデル A における変位・圧力曲線の測定
こりモデル B:こりモデル B はこりモデルボールと周囲との硬さ変化が Asker F 硬度差で 20 となる。
硬度差 20 でこりモデルボールと周囲との硬さ変化を変
変位・圧力曲線の変化としてとらえることができた
(図―11)。
図-10、こりモデルBにおける変位・圧力曲線の測定
こりモデル C:こりモデルCはこりモデルボールと周囲との硬さ変化が Asker F 硬度差で 30 となる。
硬度差 30 でこりモデルボールと周囲との硬さ変化を変
変位・圧力曲線の変化としてとらえることができた
(図―12)。
143
図-12、こりモデルCにおける変位・圧力曲線の測定
4.2.4.4 考察
こりモデル A、こ
こりモデル B、こりモデルCのこりモデルボールと周囲との硬さ変化は Asker
F 硬度差で 10、20、30 であった。この硬さ変化を触覚センサーシステムにより、初めて変
変位・
圧力曲線の変化としてとらえることができた。ヒトによる触診ではこりモデルの硬度差 10、
20、30 いずれも硬さの変化を触知可能である。以上より、今回、開発した触覚センサーシス
テムにより、初めてヒトの硬さ感覚に近い触覚センサーシステムを開発することができたと考
える。
4.2.4.5 まとめ
1,小型アクチュエータと圧力分布センサーの連携を図り、押し込み深さ方向での圧力分布の変化をリ
アルタイムで観察できる3次元触覚センサーの開発に成功した。
2,こりモデル A、B、Cを使用し開発したシステムの評価を行った。こりモデルボールと周
囲の硬度差は Asker F 硬度で 10、20、30 となり、この微妙な硬さの変化を今回開発した装置
で測定することが可能となった。
4.2.5 鍼治療による肩こりの硬さ変化の測定
4.2.5.1 目的
鍼治療による肩こりの硬さ変化を鍼治療前後にて触覚センサーシステムを用い測定した。
4.2.5.2 方法
被検者は健康成人男子 33 歳、左肩の肩こりを訴えている。鍼治療を行うに当たっては被検
者の同意を得た。触覚センサーシステムを用い鍼治療前後で肩こり部の肩外兪(首の付け根よ
り三横指肩よりの部分、筋肉は皮膚直下が僧帽筋、その下層が肩甲挙筋である。肩こりのさい
に経穴の反応として硬結が出現しやすい)にて測定を行った。鍼治療の方法はセイリン社製、
デイスポーザブル鍼、直径 0.18 ㎜を使用し刺鍼深度は皮膚面から 5~7 ㎜とした。鍼治療の方
法は鍼先がこりの表面に到達したのを術者が確認した後、振幅 1~2 ㎜で鍼を上下に 1 秒間 1
~2 回の頻度で動かし鍼先の抵抗が少なくなった時点で抜鍼した。鍼の刺激時間は約 30 秒で、
刺激中に被検者は痛みを感じていない。触覚センサーシステムの加重は 10N にて圧子の押し
144
込みが反転し戻るように設定した。
4.2.5.3 結果
鍼治療直後:鍼治療前(青色)と鍼治療直後(赤色)の変位・応力曲線を比較した。治療前、治療後
の両者とも圧子加重が 10N にて皮膚表面からの押し込み距離(変位)は 11 ㎜となっている。鍼治療直
後は治療前と比較し変化は観察されなかった(図―13)。
図-13、鍼治療前(青色)と鍼治療直後(赤色)の変位・応力曲線の比較
鍼治療3分後:鍼治療前(青色)と鍼治療3分後(赤色)の変位・応力曲線を比較した。治療前、治療
後の両者とも圧子加重が 10N にて皮膚表面からの押し込み距離(変位)は治療前が 11 ㎜となってい
るが、治療後 12 ㎜となり筋が軟らかくなっていることが確認できた。
図-14、鍼治療前(青色)と鍼治療3分後(赤色)の変位・応力曲線の比較
4.2.5.4 考察
鍼治療直後は治療前と比較し硬さの変化は観察されなかった。しかし、鍼治療3分後、筋が
軟らかくなっていることが確認できた。これは、後に聴取した被検者の訴えとも同期していた。
つまり、鍼治療直後、特に楽になった感じはなかったが 2~3 分後に治療前より肩こりが楽に
なった感覚があったということである。触覚センサーシステムは開発されたばかりの装置であ
り、今後、こりの程度の測定、鍼治療のみならず様々な手技療法の施術前後の効果比較、施術
後の時間経過による効果比較など多方面への応用が期待される。
145
4.2.5.5 まとめ
1.鍼治療による微妙な硬さ変化を 触覚センサーシステムで測定することが可能となった。
2.鍼治療直後は治療前と比較し硬さの変化は観察されなかった。しかし、鍼治療3分後、筋が
軟らかくなっていることが確認できた。
4.2.6 手技療法の科学的根拠を求めて
伝統医学においては従来、軟部組織のレオロジー特性を診断、治療に応用してきた特徴がある。こ
の点は現代西洋医学と大きく異なる特徴である。つまり中国伝統医学、鍼灸医学、漢方医学の特徴と
なっているのは脈診、腹診、切診(現代西洋医学の触診であるが、伝統医学では経穴のこりの程度な
ども含む)など、触診を主体とした診断体系が発達しているという特徴がある。この特徴を客観化できる
ならば伝統医学の科学的解明が大きく進むことになり、統合医療で要求される伝統医学の科学的根
拠を客観的に提供することになる。具体的な例としてはこりの程度の測定、鍼治療のみならず様々な
手技療法(マッサージ、指圧等)の施術前後の効果比較、施術後の時間経過による効果比較など多
方面への応用が期待される。以上の測定より手技療法の理論的根拠を導く事が可能であり、またこの
ことは、患者が各種手技療法の選択にあたって必要な情報を提供することにもなる。
146
第 5 章:鍼刺激による中枢神経系、血管系の薬理的変化の測定法の開発
5.0 鍼灸分野における基礎研究の現在と展望
医療ニーズが多様化する現代社会において,相補・代替医療としての鍼治療に対して関心が高ま
りつつある.鍼治療は古くは中国や韓国,日本などの東アジアの国々で発展し[3],現在ではアメリカ
合衆国[21, 31],イギリス[14],スウェーデン[29],ノルウェー[26],オランダ[32],ドイツ[16]など欧米諸
国を含む 150 ヶ国以上の国々で施されている治療法であり,その効果が注目されている.また近年,
鍼治療の効果を証明する臨床的なデータも報告されてきており,様々な疾患に対する鍼治療の有用
性が示されてきている.しかしながら,鍼治療は,その効果について基礎的な知見からの科学的な証
明がほとんどなされてないままに,今日まで存続してきた.現在,いわゆる相補・代替医療としての鍼
治療に求められていることの一つが,その効果の科学化,客観化であり,また現代医学と相補・代替
医療とが融合した統合医療の発展である.
そこで本分担研究課題では薬理学的な手法を用いて鍼刺激効果を動物実験レベルで客観的に評
価する手法の開発と確立を目指し,① 鍼刺激後の脳内神経化学的変化の in vivo 測定法と,② 鍼
刺激による血管機能の変化の測定法の開発を行った.これらの研究はラットを用いて遂行したが,図1
に示すラットの経穴図を参考に,無麻酔拘束下,無麻酔自由行動下および麻酔下で鍼刺激を実施し,
また,鍼通電刺激も併用した.その結果,ラットにおいても,適切な鍼刺激を行えばその効果を客観的
に評価できることを示すことができた。
図1 ラットの経穴
147
5.1 鍼刺激後の脳内神経化学的変化の in vivo 測定法の開発
5.1.1 背景・目的
本研究では鍼刺激が脳内神経系に及ぼす神経化学的な変化を測定できる方法論を確立し,鍼刺
激がもたらす効果を神経化学的および神経薬理学的な観点から検討していくことを目的とした.分担
研究者は神経伝達物質の遊離動態を生きたままのラット脳内で測定する in vivo 微小脳透析法を用い
て,脳内の特定の神経系の生理的・病態生理的意義について研究を進めてきた.そこで,本分担研
究では、鍼刺激を行いながらこの微小脳透析を実施する方法について検討し,鍼の効果の神経化学
的機序の解明を試みた.
鍼治療がもたらす効果の最も有名なものの一つが鎮痛効果である.関節リウマチ[20]や変形性関
節症[6, 22],癌[2]などの疾患による痛みに対して鍼治療が行われ成果を上げていることや,臨床にお
いて鍼麻酔という手法が存在すること[18]などは,鍼治療が鎮痛効果をもたらすことを示す例である.
これまでに足部の疼痛を緩和する目的で足三里 (Zusanli, ST36) と呼ばれる経穴の鍼刺激が古くか
ら用いられてきた.足三里は膝のやや下の外側にある経穴であり(図1の 16),この経穴を刺激すると,
ラットにおいて後肢の外科的処置[27]および慢性炎症[11]による痛覚過敏が緩和するという報告もさ
れており,これらは,足三里への鍼刺激が鎮痛効果をもたらすことを示唆するものである.
鎮痛効果には,脳内の中脳水道周囲灰白質 (periaqueductal gray: PAG) ,その中でも腹外側の
領域(ventrolateral PAG: vlPAG)が深く関与していることが知られている.Reynolds らによって,疼痛
刺激を与えたラットの PAG を電気刺激すると疼痛が緩和されること[28]が見出され,その後 1970 年代
以降には PAG から脊髄後角へと投射する下行性疼痛抑制経路が存在することが明らかにされた[15,
23, 24].しかし,これまでに鍼による鎮痛効果に PAG が関与しているか否かについて動物レベルで検
討した研究はほとんど存在しない.
PAG はドーパミン(DA)神経系の細胞体が存在する A10dc 細胞群を含んでおり[25],それらが鎮痛
に関与することが示唆されている[7].また,PAG にはヒスタミン(HA)神経系の細胞体が存在する結節
乳頭核[12],セロトニン(5-HT)神経系の細胞体が存在する縫線核[19],そしてノルアドレナリン(NA)神
経系の細胞体が存在する延髄[9]と青斑核[19]からの投射が見られるが,それらの神経系と疼痛緩和,
及び鍼刺激がもたらす鎮痛効果の関係についての詳細は不明である.
そこで本研究では,臨床で使われている鍼治療による鎮痛効果を動物実験レベルで再現し PAG の
関与を検討した上で,疼痛刺激及び疼痛刺激と同時に経穴を鍼刺激した際の PAG における上記の
脳内神経伝達物質の変化を観察し,それらが鍼刺激がもたらす鎮痛効果に関与するか否かについて
検討を行った.
5.1.2 実験方法
5.1.2.1 実験動物
実験には 8 週齢の Wistar 系雄性ラット (180~200g, 日本 SLC)を用いた.ラットは餌と水を自由に
摂取できるケージに入れ,8:00 点灯,20:00 消灯の明暗サイクル下で飼育した.また全ての実験は大
阪大学医学部保健学科動物実験委員会のガイドラインに従って行った.
148
5.1.2.2 鍼刺激が疼痛誘発性行動(flinching)に及ぼす影響
ラットは後肢の皮下にパラホルムアルデヒド(PFA)を投与すると,flinching と呼ばれる足を振り回す疼
痛関連行動をとることが知られている[33].そこで本実験では,この flinching を痛みの程度の指標とし
て疼痛刺激後の回数をカウントし,検討を行った.
実験当日,イソフルラン(アボットジャパン)で軽く麻酔したラットを拘束状態においた(図2).ラットが
麻酔から回復後,1 時間程度環境に順応させたのち,後肢の皮下に 5%PFA(pH7.4)を 100μL 投与し,
その後現れる flinching 回数を 5 分ごとに PFA 投与 60 分後までカウントした(n=7).鍼刺激群(n=7)には
PFA 投与直前から同側の足三里に,非経穴刺激群(n=7)には経穴から逸れた位置(図2(B)の*)に鍼
を留置して 10 分後に鍼を抜去し,同様に flinching の回数をカウントした.
(A)
(B)
図2
flinching の観察
(A)無麻酔拘束下で足三里への鍼刺激, (B)足周辺部の拡大写真.
5.1.2.3 鍼刺激による中脳水道周囲灰白質腹外側野(vlPAG)における c-Fos 蛋白の発現の変化
動物に外的刺激を与えると数分以内に脳において遺伝子の転写が開始される.最も早期に転写さ
れる遺伝子のうちの 1 つに c-fos 遺伝子があり,その遺伝子産物である c-Fos 蛋白は Jun 蛋白と複合
体を作り,AP-1 と呼ばれる転写因子を形成し,他の遺伝子の活性化を促す.従って,c-Fos 蛋白は神
経活性のマーカーとして用いられており,本研究では以下に示す免疫組織化学的手法によって
c-Fos 蛋白を染色し,活性化した神経細胞を細胞レベルで同定した.
別群のラットを先の実験と同様の方法により拘束し,PFA 投与による疼痛刺激のみ,あるいは疼痛
刺激直前に足三里および非経穴に鍼刺激を行った.対照群には拘束のみを行った(各群 n=4).PFA
投与 60 分後,それぞれのラットをペントバルビタール(50mg/kg,i.p)にて深麻酔し,開胸して左心室か
149
ら 0.02M リン酸緩衝生理食塩水(PBS)を灌流して瀉血し,引き続き 4%PFA を灌流して固定した.灌流
固定後脳を取り出し,後固定として 24 時間 4%PFA に浸し,その後 30%ショ糖溶液に脳が沈降するまで
約 5 日間 4℃で保存した.続いて脳を OCT-compound で包埋した後,クリオスタットを用いて 40μm
の厚さの凍結切片を作成した.
切片はアビジン・ビオチンシステムを用いて c-Fos 蛋白を免疫組織化学的に染色した.0.02M PBS
で洗浄を 2 回行った後,内因性ペルオキシダーゼをブロックするために 0.15%トリトン(片山化学)を含む
3%過酸化水素水(シグマアルドリッチ)で 30 分間洗浄した.PBS で洗浄後,3%正常ヤギ血清で 30 分間
ブロッキングを行い,その後 c-Fos 蛋白に対する一次抗体(ウサギポリクローナル抗体,Santa Cruz)で
10 分間反応させた.冷蔵庫に一晩置き,翌日 0.1M PBS で 3 回洗浄した後,再び 3%正常ヤギ血清で
30 分間ブロッキングを行った.次にビオチン化二次抗体(抗ウサギ IgG 抗体,Vector)で 120 分間反応
させ,0.1M PBS と 0.05M Tris-buffered saline で 2 回ずつ洗浄した後にアビジン・ビオチン複合体
(Vector)と 60 分間反応させた.0.05M Tris-buffered saline で洗浄を行い,発色基質(ImmPACT DAB,
Vector)を加えて反応させ,発色させた.各切片は APS コートスライドグラス(松浪硝子工業株式会社)
に貼り付け,エタノールで脱水,キシレンで透徹した後,オイキットで封入した.以上の手順で作成した
脳切片を光学顕微鏡(オリンパス社製 BX50F4 型)により観察し,c-Fos 蛋白の発現数をカウントした.
5.1.2.4 鍼刺激による脳内神経伝達物質遊離動態の変化
前日から絶食させておいたラットにウレタン(1.2g/kg,i.p.)を用いて麻酔した後,脳定位固定装置にて
固定し,ダイアリシスプローブを PAG(AP=-7.8,ML=-0.7,DV=-6.4)内に刺入した(図3).プローブには
人工脳脊髄液(NaCl: 140mM, KCl: 3mM, CaCl2: 2.5mM, MgCl2: 1mM, pH7.4)を毎分 1μl の流速で
灌流した.神経伝達物質の遊離が不安定なプローブ刺入後 100 分後までのサンプルは除外し,その
後,20 分毎に計 10 本,サンプルを回収した.最初の 3 本で基礎遊離量を測定した後,ラットの後肢の
皮下に 5%PFA (pH7.4)を 100μL 投与し,投与から 2 時間後までサンプルを回収した.対照群には同
量の生理食塩水を投与した.鍼通電刺激群には,PFA による疼痛刺激を加えた直後から同側の経穴
(足三里及び上巨虚; ST-37)に鍼を留置し,それをパルス発生装置につなぎ,1Hz,20 分間の鍼通電
刺激を行った.電気刺激は通電しながら電流を上げていき,足の筋肉が収縮し始める電流を閾値とし
て,その 2 倍の電流で通電した.このような実験条件にて先程と同様に刺激開始から 2 時間後までサ
ンプルを回収した.サンプル内の NA,DA 及び 5-HT レベルの定量は HPLC-ECD 法(HTEC-500,エ
イコム)にて,HA レベルの定量は HPLC 蛍光法 [34]にて行った.
150
(A)
(B)
プローブ
足三里
上巨虚
PFA投与
図3 麻酔下 in vivo 微小脳透析法実験
(A) 実験システムの全景.ポンプからチューブを介してラットの脳内に留置してあるプローブに人工脳
脊髄液を灌流させ,局所遊離された神経伝達物質を含んだサンプルを回収する.
(B) 実験中のラットの拡大写真.PAG に当たる部位にプローブを留置している.後肢に PFA を投与し
た直後,同側の足三里・上巨虚に鍼を刺入し,鍼通電刺激を行った.
5.1.2.5 検定
両群の flinching 回数については二元配置の分散分析,c-Fos 蛋白陽性細胞数については一元配
置の分散分析を用いて検定を行った.有意差が認められた場合には,両者とも下位検定として LSD
検定を行った.
各神経伝達物質の遊離は薬物投与前の基礎レベルを 100%とした時の相対値として表し,一元配置
の分散分析を用いて検定した.有意差が認められた場合には,下位検定として LSD 検定を行った.
5.1.3 実験結果
5.1.3.1 鍼刺激が疼痛誘発性行動(flinching)に及ぼす影響
後肢に PFA を皮下投与した群では,投与 5 分後までに第一相の flinching 回数の増加が観察され,
その後しばらく休止期をおいて第二相の flinching 回数増加が 60 分後まで観察された.鍼刺激群では
第一相・第二相の反応がともに抑制されたが,非経穴刺激群では鍼刺激の効果は認められなかった
(図4).分散分析の結果,処置の主効果が認められ(F (2, 18)=8.17, p<0.01),多重比較を行ったとこ
151
ろ,鍼刺激群では各時点で flinching 回数が PFA 投与群と比較して有意に減少していたが(p<0.05),
非経穴刺激群では有意差が全く認められなかった(p>0.05).
PFA (n=7)
PFA+鍼刺激 (n=7)
PFA+非経穴刺激(n=7)
60
50
flinching回数
40
30
*
**
** ** ** **
**
20
** **
10
第一相
**
**
第二相
0
0
10
20
30
40
50
60
時間(分)
図4 鍼刺激が PFA 投与による flinching 回数に及ぼす影響.
PFA 投与により二相性の典型的な疼痛反応が観察されたが,鍼刺激によって有意に回数は抑制さ
れた.それに対し,非経穴を鍼刺激しても flinching 回数には影響が見られなかった.*P<0.05,
**P<0.01 vs PFA 群.
5.1.3.2 鍼刺激による中脳水道周囲灰白質腹外側野(vlPAG)における c-Fos 蛋白の発現の変化
拘束のみを行った対照群では vlPAG における c-Fos 蛋白の発現がほとんど見られなかったのに対し,
PFA 投与により疼痛刺激を行った群では c-Fos 蛋白の発現が有意に増加した.また疼痛刺激と同時
に足三里に鍼刺激をしたラットでは,疼痛刺激のみの群と比較すると vlPAG で c-fos 蛋白の発現が増
加していた.一方,非経穴刺激群の c-Fos 蛋白の発現細胞数は PFA 投与群とほぼ同程度であった
(図5,6).分散分析の結果,処置の主効果が認められ(F(3, 12)=14.2, p<0.01),多重比較を行ったとこ
ろ,PFA 群では拘束群に比べて有意に Fos 陽性細胞数が増加していた(p<0.05).また,鍼刺激群では
PFA 群に比べて有意に Fos 陽性細胞数が増加していた(p<0.01)が,非経穴刺激群では有意差が認め
られず (p=0.64),鍼刺激群と非経穴刺激群との間に有意差が認められた(p<0.01).
152
(A)
(B)
A
A
q
q
(C)
(D)
図5
A
A
q
q
鍼刺激による vlPAG における c-fos 蛋白の発現
(A)拘束のみ,(B)PFA 投与群,(C)PFA+鍼刺激群,(D)PFA+非経穴刺激群.スケールバー:100・m,
Aq:中脳水道.
**
100
**
c-Fos陽性細胞数
80
60
*
拘束 (n=4)
40
PFA (n=4)
PFA+鍼刺激 (n=4)
PFA+非経穴刺激 (n=4)
20
0
図6 c-Fos 陽性細胞数の比較
拘束群に対し,PFA 群で c-Fos 陽性細胞数は有意に増加していた.PFA 投与と同時に足三里に鍼
刺激をしたラットでは,PFA 群と比較すると c-fos 蛋白の発現が増加していた一方,非経穴刺激群の
c-Fos 蛋白の発現細胞数は PFA 群とほぼ同程度であった.*P<0.05, **P<0.01 vs PFA 群.
153
5.1.3.3 鍼刺激による脳内神経伝達物質遊離動態の変化
生理食塩水投与では 5-HT を除いていずれの神経伝達物質にも影響を及ぼさなかった (NA:
F(8,40)=0.77, p=0.63, DA: F(8,40)=1.27, p=0.29, 5-HT: F(8,40)=6.93, p<0.01,HA: F(8,16)=1.05,
p=0.44).NA 遊離は PFA によって有意な変化は見られなかったのに対し(F(8,40)=0.32, p=0.95),鍼通
電刺激群は NA の遊離が有意に上昇した(F(8,40)=3.79, p<0.01, 図7).一方,DA の遊離は,PFA 投
与群では遊離が有意に上昇していたのに対し(F(8,40)=3.31, p<0.01),鍼通電刺激群では有意な変化
は見られなかった(F(8,40)=1.98, p=0.07, 図8).5-HT の遊離については,PFA 投与群(F(8,16)=0.86,
p=0.50),鍼通電刺激群(F(8,16)=1.17, p=0.38),ともに有意な変化は見られなかった(図9).また HA の
遊離については,PFA 投与によって有意に上昇していた(F(8,48)=3.79, p<0.01)一方,鍼通電刺激群
では,有意な HA 遊離の上昇が見られなかった(F(8,40)=0.74, p=0.66, 図10).
control(n=6)
PFA(n=6)
PFA+鍼通電刺激(n=6)
**
250
*
**
基礎遊離との相対値(%)
200
*
150
100
50
0
0
60
120
180
時間(分)
図7 PFA 投与及び鍼通電刺激が PAG の NA 遊離に及ぼす影響
control 群及び PFA 群では有意な NA 遊離の変化は認められなかったが,PFA 投与と同時に鍼通
電刺激を施すと有意な NA 遊離の上昇が認められた.*P<0.05, **P<0.01 vs 基礎遊離.
154
control(n=6)
PFA(n=6)
PFA+鍼通電刺激(n=6)
150
**
基礎遊離との相対値(%)
**
100
50
0
0
60
120
時間(分)
180
図8 PFA 投与及び鍼通電刺激が PAG の DA 遊離に及ぼす影響
control 群では有意な DA 遊離の変化は認められなかった.PFA 投与群では有意な DA 遊離の上昇
が認められたが,鍼通電刺激群では有意な DA の遊離上昇が抑制された.**P<0.01 vs 基礎遊離.
control(n=6)
PFA(n=4)
PFA+鍼通電刺激(n=4)
200
基礎遊離との相対値(%)
150
100
*
**
**
**
50
**
0
0
60
120
時間(分)
180
図9 PFA 投与及び鍼通電刺激が PAG の 5-HT 遊離に及ぼす影響
control 群では 5-HT 遊離が有意に減少した.PFA 投与群・鍼通電刺激群ではともに有意な 5-HT
の変化は認められなかった.*P<0.05, **P<0.01 vs 基礎遊離.
155
control(n=3)
PFA(n=7)
PFA+鍼通電刺激(n=6)
150
**
**
基礎遊離との相対値(%)
**
*
*
*
100
50
0
0
60
120
時間(分)
180
図10 PFA 投与及び鍼通電刺激が PAG の HA 遊離に及ぼす影響
control 群では有意な HA 遊離の変化は認められなかった.PFA 投与群では有意な HA 遊離の上昇
が認められたが,鍼通電刺激群では HA の遊離上昇が抑制された.*P<0.05, **P<0.01 vs 基礎遊
離.
5.1.4 考察
今回の実験の結果より,PFA 投与による疼痛刺激によって増加した flinching の回数が足三里を鍼刺
激することによって抑制された.それに対し,非経穴に当たる位置を鍼刺激しても flinching の回数には
何ら影響を及ぼさなかった(図4).この結果は,足三里を鍼通電刺激するとホルマリン投与による疼痛
関連行動がマウス[4]及びラット[17]で減少したことを示す先行研究と一致している.また,ヒトにおける
臨床試験において疼痛を緩和する効果があることが報告されている経穴[13, 20, 22]を鍼刺激すること
によって,動物実験レベルでも経穴特異的に鎮痛効果が得られることを示しており,実験室内で実験
動物を用いて臨床の現場を再現できる可能性を示唆している.
鍼刺激による鎮痛効果に関わる脳部位について,下降性疼痛抑制路に属する vlPAG[15, 23, 24,
28]に注目し,c-Fos 発現を指標として検討したところ,PFA 投与のみで拘束群と比較して有意な
c-Fos 陽性細胞数の増加が観察された(図5,6).これまでにホルマリン皮下投与によって PAG が活性
化されることが報告されており[10],本研究においても PFA によって内因性に疼痛を抑制する経路が
活性化されたものと推測される.さらに,PFA 投与と同時に足三里に鍼刺激をした際には vlPAG にお
ける c-Fos 蛋白の発現が PFA 投与群と比較して有意に増加していたが,非経穴を鍼刺激しても PFA
156
投与群とほぼ同程度の c-Fos 発現しか認められなかった.これはラットを用いた de Medeiros らによる
報告[5]や,ネコを用いた Guo らの報告[8]とほぼ一致した結果であり,今回の結果とを併せ考えると,
鎮痛に関与する経穴を鍼刺激すると疼痛関連行動が抑制されるのと同時に vlPAG が活性化すること
が分かり,このことから vlPAG は鍼刺激がもたらす鎮痛効果に関与している可能性が示された.
そこで,次にこの現象に関わる脳内神経伝達物質を同定することを考え,PAG において活性が変
化する脳内神経系を検索する目的で,in vivo 微小脳透析法により神経伝達物質遊離の変化を観察し
た.NA の遊離は PFA 投与群で変化が見られなかったのに対し,鍼通電刺激群では有意に上昇した.
DA および HA の遊離は疼痛刺激群で有意に上昇するのに対し,鍼通電刺激群は変化がみられず,
そして 5-HT の遊離は両群ともに有意な変化は見られなかった(図7,8,9,10).このことより,鍼刺激が
PAG の NA 神経系,DA 神経系,HA 神経系になんらかの影響を及ぼす可能性が示された.一方,
5-HT は対照群で有意な遊離量の減少が認められ,さらに有意差は見られなかったものの,PFA 投与
群・鍼通電刺激群いずれにおいても遊離量が時間経過とともに減少していく傾向が見受けられた.こ
れはサンプル回収中に 5-HT が分解されてしまうことが要因であると考えられ,今回の実験系では正
確な 5-HT の変化を捉えられていない可能性があり,実験方法の改良を要する.
先の報告により,PAG においてヒスタミン神経系の鎮痛への関与が指摘されている.1992 年に
Barke らによって,強い鎮痛作用を持つモルヒネを腹腔内投与すると,PAG においてヒスタミンの遊離
がモルヒネの用量依存的に上昇することが示された[1].またこの効果はオピオイド受容体アンタゴニス
トの投与によって抑制されることも明らかとなり,モルヒネがもたらす鎮痛作用に,オピオイド受容体を
介したヒスタミン神経系の活性の変化が関与する可能性が示唆された[1].また,痛みの程度を評価す
る方法であるホットプレート試験において,PAG へのヒスタミンの局所投与により痛みを感じにくくなる
一方,H1 受容体拮抗薬であるテメラスチンおよびH2 受容体拮抗薬であるチオチジンの投与によりそ
の効果が減弱するということも報告されている[30].また,PAG の DA 神経細胞の破壊,および PAG へ
のドーパミン D1 受容体拮抗薬の投与がホットプレート試験においてモルヒネの鎮痛効果を減弱させる
ことが示されており[7],これらの先行研究と今回の結果とを併せ考えると,鍼刺激によってもたらされる
鎮痛効果に PAG のヒスタミン神経系およびドーパミン神経系が関与していることが推測される.NA に
ついては PAG を介する鎮痛にどのように関わっているのかについての報告がほとんど存在しないもの
の,NA の遊離は PFA 投与群では変化が見られなかったことから,鎮痛効果に関係しているというより
も鍼がもたらすその他の効果に関係している可能性が考えられる.
今回の実験では in vivo 微小脳透析法を麻酔下にて行ったが,この方法には無麻酔下の動物からの
神経伝達物質の回収も可能であるという特長がある.そこで我々は鍼刺激による鎮痛効果と神経伝達
物質の挙動との関係をより詳細に検討するために無麻酔・自由行動下のラットを用いた実験ができる
ようなスリップリング付きのシーベルを考案し,試作した(図11).このシーベルを用いたところ,神経伝
達物質を回収しながらラットに鍼通電刺激を施すことが可能にはなったが,鍼刺激の途中でラットが鍼
を抜いてしまうなど解決すべき問題もまだ多いため,方法論を改良しながら今後さらに研究を展開させ
ていきたいと考えている.
157
(A)
(B)
図11スリップリング付きシーベルを用いた自由行動下ラットでの検討
(A)スリップリング付きシーベルの全体写真.シーベル部が回転することにより,ラットが動くことで生じる
チューブや導線のねじれを防ぐ.(B) スリップリング付きシーベルを用いた実験の様子.鍼通電刺激を
行いながら脳内の神経伝達物質の回収を自由行動下のラットで行っている.
5.1.5 まとめ
本研究の結果により,鍼刺激によって動物レベルでの鎮痛効果が認められ,その効果の発現には
脳内の vlPAG が関与しており,さらにこの部位において種々の神経伝達物質の挙動が鍼刺激によっ
て変化することが示された.本研究はこれまでに根拠が乏しいとされてきた鍼治療の生体への効果を
科学的に証明したものであり,今後,臨床において鍼治療を含む統合医療がより積極的に用いられる
一助となるものと期待される.
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160
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161
5.2 鍼刺激による中枢神経系、血管系の薬理的変化の測定法の開発
5.2.1. 背景
我が国を含む先進諸国においては、人口の高齢化、食生活の欧米化、多様なストレスなど生活習
慣の変化を原因とする癌や血管障害性疾患が増加している。実際に心血管障害と脳血管障害を併
せた血管機能障害は、癌と並び国民の死亡原因の約 30%を占め(厚生労働省, 2007)、肺血栓塞栓症
/深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)や感染性血管障害に起因する各種の臓器障害
等の増加は、医療経済逼迫の一因ともなっており、医学的かつ社会的問題になっている。
動静脈血栓塞栓症や動脈硬化症の発症は、血管内皮の炎症や先天性並びに後天性因子による
血液流動性の低下が一因として示唆されている(Nicolaides AN et al., 2005)。我々はこれまでの血液
流動性に関わる血液凝固能や血管内皮の抗血栓性機能に関する分子生物学的研究から、血液流動
性の維持には、炎症時における血液凝固能の亢進を阻止するとともに、抗血栓性因子による血管内
皮の保護作用が重要であることを示してきた(Suzuki K et al., 2004)。これらに加え、動脈硬化や動静
脈血栓塞栓症の発症基盤には血管内皮の炎症が存在することが示唆されている。こうした血管内皮
の炎症を的確に評価することは、血管機能障害の診断や予防に有効であると考えられるが、その方法
は未だ確立されていない。
近年、血液の「さらさら」や「ドロドロ」という言葉が血液流動性を表す言葉として汎用されており、同
時にこの言葉は生体の病態生理状態を推定する意味にも用いられている。そして、我が国では、この
血液流動性の測定には、MC-FAN(Micro Channel Array Flow Analyzer)と呼ばれる血流測定器が用
いられることが多い(Kamada H et al., 2004)。血液の流動性は、赤血球変形能、白血球接着能、血小
板凝集能などの血液系細胞の影響を受けるとされ、これらの細胞の形態と機能の異常は、毛細血管
や細小動静脈において微小循環障害を起こすと考えられ、そのメカニズムの解明は、血栓性疾患の
原因と病態を解明する上で重要である。MC-FAN は、毛細血管、微小循環のモデルとして微細流路
のアレイが設置されたチップを用い、チップ内を一定量の全血液が通過する時間を測定し、血液流動
性を評価する装置である(図 1)。MC-FAN では、「さらさら」血液はチップ内を一定の速度で通過する
が、「ドロドロ」血液ではアレイが凝血塊により流路障害を起こし、全血が流れにくくなる。この装置では、
通過時間に加えてチップ内を通過する赤血球、白血球、血小板などの血液系細胞の挙動、凝血塊の
形成過程がリアルタイムに観察できる利点を有している。しかし、この機器を用いて得られた測定値が
真に血液の流動性を示しているのか、また、血液がどのような機構で「ドロドロ」になり「さらさら」になる
のか、言い換えれば、この機器による血液流動性に影響を及ぼす血液因子は何か、明らかでなかっ
た。したがって、その血液因子とメカニズムの解明は、血管系の薬理的変化の評価方法を開発する上
で重要であると考えられる。
一方、鍼治療は、ストレスや疲労をはじめ複数の疾患に対して、有効な治療・改善効果を示すことが
知られている。しかし、こうした鍼治療が血液流動性に与える影響について科学的に解析されておら
ず、その解析は鍼治療の作用機序の解明の点からも重要である。こうした背景から、本研究では血液
流動性に影響を及ぼすと考えられる血小板と白血球の活性を評価する測定法と血管内皮に炎症を誘
導する細胞の活性化条件と血管内皮で変動する各因子の測定条件の検討を行う。その成果に基づき、
血液流動性のメカニズムを解明するとともに、血管内皮の炎症を定量化する評価法を確立し、最終的
には鍼刺激よる血管系の薬理的変化の評価方法を開発することを目的として研究を行う。
162
5.2.2. 目的
本研究では、鍼刺激よる血管系の薬理的変化の評価方法の開発を目的として、初年度に
MC-FAN を用いて、血液流動性に影響を及ぼす血液因子を明らかにする研究を行い、血液流動性
に影響を及ぼすと考えられる血小板と白血球の活性を評価する測定法について検討を行った。また、
血管内皮に炎症を誘導する細胞の活性化条件と血管内皮で変動する各因子の測定条件を検討し、
血管内皮の炎症状態を定量化する評価法ついて検討を行った。
これら成果を踏まえ、ストレス付加ラットをモデルとして、MC-FAN を用いて血液流動性の変化を評
価、検討した。当初、ラット拘束ストレス付加モデルやヒトボランティアに鍼刺激を行い、血管内皮の炎
症により変動すると考えられる抗血栓性因子(トロンボモジュリン、プロテインC受容体)、血管弛緩因
子(NO、アドレノメジュリン)、内皮細胞発現接着分子などの測定を行い、血管機能に及ぼす鍼刺激の
効果を評価する予定であった。しかし、ヒトボランティアでは個体差が大きく評価が困難であり、ラット拘
束ストレス付加モデルでは血液流動性に与える影響が十分でなかった。そのため、LPS 投与・ホルマリ
ン投与を行った炎症ストレス付加ラットの血液流動性について検討を行った。そして、LPS 投与炎症ス
トレスにより血液流動性が低下したモデル動物に鍼刺激を加え、鍼刺激が血液流動性に与える影響
を解析した。次いで LPS に誘導され、血液流動性に影響を及ぼす可能性がある血液中の炎症・血液
凝固関連因子として血液中の凝固・線溶マーカー、炎症マーカーであるトロンビン・アンチトロンビン
複合体、プラスミノゲンアクチベーターインヒビター-1、インターロイキン-6、インターロイキン-1βにつ
いて測定し、鍼刺激が血管内皮の炎症や血液凝固に与える影響を検討した。こうした実験成績に基
づき、鍼刺激よる血管系の薬理的変化の評価方法を開発しようとした。
5.2.3. 方法
5.2.3.1 血液流動性測定装置(MC-FAN)を用いてラットやヒトの全血の流動速度に及ぼす種々の因
子の影響を評価する方法の確立
ラットおよびヒトボランティアから採血を行い、0.38%クエン酸ナトリウムを添加し、クエン酸加全血を調
製した。この全血にエンドトキシン(lipopolysaccharide: LPS)を加えて、37℃で2時間処理後、MC-FAN
を用いて全血の通過量と時間を測定した。
また、同様に調製した全血に抗凝固薬{ヘパリン、ヒルジン、活性化プロテインC (activated protein
C: APC)、可溶性トロンボモジュリン(soluble thrombomodulin: sTM)、組織因子経路阻害因子(tissue
factor pathway inhibitor: TFPI)、抗組織因子抗体(anti-tissue factor antibody: anti-TF)}または抗血小
板薬(FK633、シロスタゾール、ジラゼップ、サルポグレレート)とともにLPSを添加し、37℃で2時間処理
後、MC-FANを用いて100μLの全血が通過する時間を測定した。
5.2.3.2 ラット拘束ストレス付加モデルに対する鍼治療が血液流動性に及ぼす影響の検討
自家製の拘束具を用いてラットを拘束し、0、0.5、4、6時間後に採血してクエン酸加全血を調製し
た。この血液を用いて血液流動性を測定した。
163
5.2.3.3 MC-FANを用いた炎症性ストレス付加ラットの全血流動速度の測定
ホルマリンを用いた炎症性ストレスモデルラットは、ラット後肢に5%ホルマリン溶液を100μL投与して
作製した。また、炎症性ストレスモデルラットは、ラット腹腔内にLPS(20mg/kg)を投与して作製した。ホ
ルマリン投与1時間後およびLPS投与4時間後に採血して、0.38%クエン酸ナトリウムを添加し、クエン酸
加全血を調製した。MC-FANを用いて全血の通過量と時間を測定し、流動速度を評価した。
5.2.3.4 LPS投与炎症ストレス付加モデルラットに対する鍼治療効果の検討
鍼通電刺激は、φ0.25mm鍼を足三里穴(前脛骨筋部)とその下1.5 cmの部位に、深さ5 mmに刺入
し、それらを電極として、頻度1Hz、強度運動閾値の2倍にて10分間の通電を、LPS(10 mg/kg)投与1時
間前と投与1時間後の2回行った。LPS投与4時間後に採血し、クエン酸加全血を調製し、MC-FANを
用いて血液流動性を測定した。また、採血液の一部から血清を調整し、肝機能(AST: aspirate
aminotransferase)マーカーを測定した。
鍼通電刺激を一週間連日施術し、8日目に25mg/kgのLPSを投与し、その4時間後に採血した。クエ
ン酸加全血を調製し、MC-FANを用いて血液流動性を測定した。
5.2.3.5 炎症性ストレス付加モデルラットに対する鍼治療が血液流動性に与える影響: 炎症・凝固
関連因子に及ぼす影響の検討
鍼通電刺激は、φ0.25mm鍼を足三里穴(前脛骨筋部)とその下1.5 cmの部位に、深さ5 mmに刺入
し、それらを電極として、頻度1Hz、強度運動閾値の2倍にて10分間の通電を、一週間連日施術した。
8日目に25mg/kgのLPSを投与した4時間後に採血し、クエン酸加全血を調製した。採血液の一部から
血清を調整し、トロンビン-アンチトロンビン複合体(TAT)、プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター
(PAI)-I、インターロイキン(IL)-6、IL-1β、腫瘍壊死因子(TNF-α)をEnzyme-Linked ImmunoSorbent
Assay (ELISA)法にて測定し、鍼治療が炎症・血液凝固関連因子に及ぼす影響を評価した。
5.2.4. 結果
5.2.4.1 血液流動性測定装置(MC-FAN)を用いてラットやヒトの全血の流動速度に及ぼす種々の因
子(LPS、血小板凝集因子など)の影響を評価する方法の確立
ヒト全血の血液流動性はLPSの添加量に依存して低下した(図2)。LPS 4μg/mLおよび20μg/mLで
は、MC-FANのチップの流路が凝血塊により完全に塞がれ、180秒経過しても100μLの全血が流れな
かった(図3)。次に、抗凝固薬であるヘパリン、ヒルジン、APC、sTM、TFPI、anti-TFは、いずれも用量
依存的にLPSで低下した血液流動性を改善した(図4)。このような血液流動性の改善は、抗血小板薬
であるFK633、シロスタゾール、ジラゼップ、サルポグレレートでも同様に認められた(図5)。このときの
チップ流路を走査型電子顕微鏡で観察した結果、LPS刺激により形成された凝血塊は、抗凝固薬の
ヘパリン、抗血小板薬のFK633で抑制されることが示された(図6)。
164
5.2.4.2 ラット拘束ストレス付加モデルに対する鍼治療が血液流動性に及ぼす影響の検討
ラットに対するストレス付加は拘束具を用いて全身を拘束し、鍼刺激を可能にするため、四肢をネット
から出した状態で行った。この拘束ストレスモデルでは、6時間拘束群で血液流動性が悪化する傾向
が見られた(図7)。
5.2.4.3 MC-FANを用いたストレス付加ラットの全血の流動速度の測定
ラットの後肢へのホルマリン投与、または腹腔へのLPS投与にて炎症ストレスモデルを作製し、
MC-FANを用いてストレス付加時における血液流動性の変化を測定した。その結果、両炎症ストレス
モデルで血液流動性が低下する傾向がみられた(図8)。さらにLPS投与(25 mg/mL)群は、コントロール
群およびホルマリン投与群に比較して、血液流動性は有意に低下したことから(図11)、以後の炎症スト
レスモデルには、LPS投与ラットを用いることにした。
5.2.4.4 LPS投与炎症ストレス付加モデルラットに対する鍼治療効果の検討
ラットに一回の鍼通電刺激として φ0.20mm鍼を足三里穴(前脛骨筋部)とその下 1.5cmに、深さ
5mmに刺入し、それらを電極として、頻度2Hz、強度運動閾値の2倍にて10分間通電を行った。その後
に、LPS(10mg/kg)をラットの腹腔へ投与し、4時間後に血液流動性を測定した。その結果、一度の鍼
刺激による血液流動性の改善はみられず、むしろ、血液流動性はより一層低下する傾向がみられた
(図9)。このときの肝機能を評価すると、血液流動性の結果と同様に、LPS投与および鍼刺激群でAST
が有意に増加しており、肝機能障害が生じていることが示された(図10)。そこで次に、LPS投与前にあ
らかじめ一週間連日の鍼通電刺激を行い、その後に、LPS(25 mg/kg)を投与して、血液流動性を測定
した。その結果、コントロール群と比較して一週間連日の鍼通電刺激群では血液流動性に変化はみら
れず、LPS投与群はこの両群と比較して有意に血液流動性が低下した。このLPS投与後における血液
流動性の低下は、一週間連日の事前の鍼刺激により、有意に改善された(図11)。
5.2.4.5 炎症性ストレス付加モデルラットに対する鍼治療が血液流動性に影響を与える炎症・凝固関
連因子に及ぼす影響の検討
炎症ストレス及び鍼刺激の血管機能に及ぼす影響を評価するため、上記の条件で得られたラット血
液中の凝固・線溶マーカー、炎症マーカーを測定した。ラット腹腔内へのLPS投与後、血中の凝固マ
ーカーのトロンビン・アンチトロンビン複合体(TAT)の血中濃度は、鍼刺激のみでは変化はみられな
いが、鍼刺激後にLPS投与した群の血中TAT量はLPS投与のみ群と比較して有意に増加した(図12)。
線溶マーカーのプラスミノゲンアクチベーターインヒビター-1(PAI-1)は、組織プラスミノーゲンアクチ
ベーターの活性を消失させ、線溶系を抑制する。PAI-1もTATと同様に鍼刺激のみで変化はみられな
かったが、鍼刺激後にLPSを投与した群の血中PAI-1濃度は、LPS投与のみ群と比較して増加した(図
13)。LPS刺激に対する反応性が鋭敏な炎症マーカーのIL-6とIL-1βの濃度は鍼刺激のみで変化は
みられなかったが、鍼刺激後にLPSを投与した群の血中IL-1β、IL-6濃度は、LPS投与のみ群と比較
して増加する傾向を示した(図14、15)。しかし、別の炎症マーカーである血中TNF-α濃度は、一週間
連日の鍼刺激により微増し、また、LPS投与により顕著に増加したが、一週間連日の鍼刺激により、
LPS投与後の増加は有意に低下していた(図16)。
165
5.2.5. 考察
我々はこれまでの血液流動性に関わる血液凝固能や血管内皮の抗血栓性機能に関する分子病態
学的研究から、血管機能の維持には血液凝固制御機能の維持とともに、炎症性因子による血管内皮
機能障害から保護することの重要性を示してきた。しかし、血液流動性に影響を与える血液機能や血
管内皮の状態を的確に定量化する方法はなく、その評価法の確立は血管障害性疾患の診断、予防
方法の開発に有用であると考えられる。こうした方法は単に疾患の診断にとどまらず、各種治療法や
相補・代替医療の治療効果の評価法としても応用できると考えられる。また、ストレスや疲労をはじめ
数多くの疾患に対して有効な鍼治療が、血液流動性に及ぼす影響について科学的な解析は全くなさ
れていない。そのため、鍼刺激よる血管系の薬理的変化の評価方法を開発することは重要な課題で
あると考えられる。
我々は、平成18年度にMC-FANを用いて、血液流動性に影響を与える血液機能や血管内皮の状
態を定量化する方法について検討を行った。エンドトキシン(LPS)は、細菌膜に存在し放出される菌体
内毒素であり、生体の炎症惹起物質として知られている。LPSはToll様受容体(TLR)に結合し、細胞に
炎症反応を惹起し、白血球や内皮細胞からは凝固惹起因子の組織因子や炎症性サイトカインなどの
発現を上昇させて凝固亢進状態を惹起し、血小板を活性化し、血栓形成が誘発される(Hayashi T et
al., 2006)。今回の実験においてもこの現象は明瞭に観察でき、全血にLPSを添加することにより血液
流動性が低下し、抗凝固薬や抗血小板薬により血液流動性が改善された。このことは、LPSによる炎
症と血液凝固反応の活性化が血液流動性に密接に関与することを示唆している。
また、ラット拘束ストレスモデルでは、脳内でのノルアドレナリンや甲状腺刺激ホルモンの放出が起こ
ることが知られ、血圧を上昇させる(Sudo N et al., 1997)。血圧上昇は、血管に加わる物理的刺激を増
加させ、炎症を惹起すると考えられる。こうした血管の炎症が、血液凝固反応を活性化させ、血液流動
性に影響を与えることが推察されるが、実際には6時間後の血液流動性が悪化する傾向が見られるも
のの、有意な差は見られなかった。この原因には、四肢を自由にした拘束ではラットに対して十分なス
トレスが付加されなかった可能性が考えられる。
他方、LPSを投与して作製したラットの炎症モデルでは、血液流動性、肝機能ともにLPS (10mg/kg)
単独、鍼刺激単独ではいずれもコントロール群と比較して有意な差は見られなかった。しかし、LPS投
与+鍼刺激群では血液流動性と肝機能に低下が見られた。今回の実験において、鍼刺激を2回、強度
運動閾値の2倍の強さで行ったため、過激な鍼刺激が血液流動性と肝機能の低下を招いた可能性が
考えられる。
こうした結果を踏まえて、平成19年度は血液流動性が低下したストレス付加モデルラットの血液流動
性に及ぼす鍼刺激の効果について評価・検討した。これまでの諸家の検討により、ラット後肢にホルマ
リンを皮下注射すると、被験ラットに炎症性の疼痛ストレスを生じることが明らかにされている。このモデ
ルでは、後肢を舐める、噛む、振り回すなどの行動を示すと報告されている。今回のホルマリン投与ラ
ットにでもこれらの行動が観察された。このモデルでは2相性の反応を示し、投与直後に起こる第1相
の反応は、ホルマリンによる知覚神経終末への直接的刺激によるものであり、第2相ではホルマリンに
よる組織侵襲の結果生じる炎症により起こる反応であると考えられている(Honda K and Takano Y.,
2007)。今回のホルマリン投与1時間後では、第2相の炎症によるストレスが生じていたと考えられ、ホル
マリンの組織侵襲に伴う炎症により血液流動性は低下傾向を示したと考えられる。
166
今回の検討では、ラット腹腔内にLPSの投与量を増加することで血液流動性が有意に低下した。ま
た、LPS投与により、血中TAT量や炎症性サイトカイン濃度が上昇していたことから、LPSは血液凝固
反応を亢進させ、血小板を活性化し、その結果、血液流動性が低下したものと考えられる。今回、炎
症性刺激の後に、鍼刺激を一度行ったラットでは血液流動性が低下する傾向が見られた。他方、前も
って一週間連日の鍼刺激を行ったラットでは、鍼刺激を行っていないラットに比較して、LPS投与によ
る炎症ストレスモデルにみられる血液流動性の低下は有意に改善されていた。すなわち持続的な鍼
刺激はラットの炎症ストレスを緩和していると考えられる。こうした鍼刺激による血液流動性の変化時に
おける各種の炎症・凝固関連分子の解析の結果、トロンビン生成の指標となるTAT、抗線溶系因子で
向凝固状態の指標となるPAI-1、炎症亢進性サイトカインであるIL-1β及びIL-6は、いずれも、鍼刺激
のみでは変化しなかったが、LPS投与後の血中濃度の増加を事前の鍼刺激が促進する傾向がみられ
た。これらに対して、血中TNF-α濃度は、鍼刺激のみで上昇傾向を示し、LPS投与時の血中TNF-α
濃度の増加に対しては鍼刺激が抑制する傾向がみられた。すなわち、事前の鍼刺激がLPS誘発性の
炎症や血液凝固を促進するとともに、その一方で、鍼刺激がLPS誘発性のTNF-αの発現を抑制し、
血液流動性を改善すること可能性を示唆しており、鍼刺激が生体に与える影響はかなり多様性がある
ものと考えられた。今回の検討では、プロテインCやアンチトロンビン、トロンボモジュリンなどの抗血栓
性分子、また、LI-4、IL-10などの抗炎症分子の発現については解析出来なかったが、血液流動性の
維持に重要な役割を果たしている抗血栓性分子、抗炎症分子の発現についても今後検討する必要
があると考えられた。さらに、TNF-αの変動にみられたように、鍼刺激は免疫系に影響を与え、生体
防御能を高める可能性があることが示唆された。
以上のように、今後は、鍼刺激よる血管系の薬理的変化の評価方法の開発には、鍼刺激が血液流
動性に及ぼす効果と生体防御能に及ぼす効果について、関係する多様な分子の作用機構とともに分
子間の総体的なバランスの面からの解析する必要であると考えられる。
5.2.6. 参考資料
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167
168
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第 6 章 音声学的アプローチによる体質評価法の開発
6.0 総論
音声が情動・気質・性格・表出行動・健康度・ストレス度と結びついていることは、ノンバーバル行動
の研究や音声言語学的領域の研究である程度明らかになっている。森ら
1,2)
は、周波数解析による音
声要素の特徴と個体の属性(身体的特性、精神的特性)との関連性について検討し、心身症患者に
おいてそれら重症度と母音の第Ⅰ~第Ⅳフォルマント周波数・ピッチ周波数などの音声要素との間に
有意な相関関係を認め、音声による体質傾向(健康度)評価の可能性を示唆している。またこれら結
果をさらに発展させることで、フォルマント周波数やピッチ周波数などの音声学的特徴による心身症判
別・alexithymia 判別・性格テスト・発病の予測・治効の判定・罹病傾向の判定・ストレス度の判定・情緒
工学の体系化・東洋医学的診察技術の一つである聞診の客観化などへの応用を示唆している。そこ
で本研究では、音声を個体差レベルでとらえた心身機能の統合指標と考え、デジタル録音された音
声を周波数解析して得られる音声要素と体質傾向(健康度)との関連性について調査研究を行った。
これらの調査研究を通じて、これまで漠然ととらえられていた体質傾向(健康度)を客観的に評価する
ことが可能となり、統合医療・鍼灸を含む代替医療の適応症の判定・各種治療法による効果の評価指
標として活用し得る可能性がある。また、これら基礎データを敷衍することにより、リアルタイムに処理
可能な音声検診支援システムの開発に寄与する可能性がある。研究分担については、聴取した音声
に対する周波数解析を朝日大学が担当し、その他に関する事項を鈴鹿医療科学大学が担当した。
6.1 音声学的アプローチによる体質評価法の開発
音声を心身機能の統合指標と考え、音声と体質傾向を表わす健康度評価項目との間の相関関係を
調べることで、音声検診支援システムの構築に寄与する体質傾向分類可能な音声学的特徴抽出を行
うとともに、音声学的評価基準の一部を作成する。以下に研究結果を概説する。
6.1.1 母音音声における急性ストレス刺激の影響
6.1.1.1 目的
急性ストレス負荷前後に母音音声聴取を行い、音声測定における環境条件設定、アナログ音声信
号からデジタル信号変換に伴うサンプリング周波数条件設定、音声測定手順や機器操作の問題点抽
出および個体内における音声の再現性を検討した。また、音声聴取前に質問紙による健康度評価を
行い、27 評価項目と音声要素の相関関係を解析し、音声と体質傾向を表わす健康度との関連性に寄
与する音声の特徴を検討した。
176
6.1.1.2 方法
健常者 9 名(男性 9、41.4±13.1 歳、平均値±標準偏差)を対象とした。測定は、室温 25 度でエア
コンディショナーによる環境音のみの清音環境下にある個室にて行った。音声は、母音単音(あ・い・
う・え・お)および母音連続音(あ-い-う-え-お)を vocal microphone(SM58-LCE、HIBINO 社製、
東京)を用い聴取し、データレコーダー(PMD660、Marantz 社製、東京)にサンプリング周波数
44.1kHz にて記録後、パーソナルコンピューター上にて音声解析ソフト(Sugi Speech Analyzer、Animo
社製、東京)を用いて解析を行った(図 1)。音声解析の結果、分析対象とした音声要素は、第Ⅰ・Ⅱ・
Ⅲ・Ⅳフォルマント、音声ピッチ曲線最高点・最低点・高低差、連続母音持続時間とした(図2)。健康
図 2 音声の元波形と解析波形
図 1 測定風景
度質問調査は、GHQ30、POMS、東洋医学的弁証項目にて行い、各質問紙から得られる 27 評価項目
(図3) を対象とした。急性ストレスとして被験者に対して内田クレペリンテストによる 15 分間の一桁計
算作業を行った。また急性ストレスの程度は、唾液アミラーゼ活性(α-Amy、ヤマハ発動機製、静岡)
により評価した。実験手順は、各被験者に対して健康度質問調査を行った後、急性ストレス負荷前の
音声聴取および唾液アミラーゼ活性測定を行った。その後、15 分間の一桁計算作業を負荷し、開始 7
分後に唾液アミラーゼ活性測定を行った。一桁計算作業終了後、再度音声聴取および唾液アミラー
ゼ活性測定を行った。データ解析は、急性ストレス負荷前の音声要素と健康度 27 評価項目との間の
相関関係についてスピアマンの順位相関により解析し、唾液アミラーゼ活性による急性ストレスの程度
は、負荷前・中・後の活性値に対して一元配置分散分析およびチューキーの範囲検定により解析し
た。
177
健康度評価項目
音声要素
5
混乱
疲労
活気
怒 り敵 意
抑 う つ落 込 み
ピッチ曲線最低点
0
緊張不安
不 安 と気 分 変 調
ピッチ曲線最高点
希 死 念 慮 う つ傾 向
10
母音お-第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳフォルマント
VS
15
0 .0
社会的活動障害
母音え-第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳフォルマント
20
1 .0
Mean±
Mean± SD
ピッチ曲線高低差
東洋医学弁証
連続母音持続時間
80
点数
60
40
20
腎
脾
肝
心
肺
痰飲
津虚
気滞
血お
気虚
血虚
裏熱
裏寒
表熱
0
表寒
図3
25
睡眠障害
東医弁証項目
3 .0
身体的症状
POMS
30
2 .0
母音う-第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳフォルマント
緊張ー
緊張ー不安
抑うつ-落込み
怒り-敵意
活気
疲労
混乱
表寒・表熱
裏寒・裏熱
血虚・血?
気虚・気滞
津虚・痰飲
心・肺・脾・肝・腎
POMS
4 .0
点数
母音い-第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳフォルマント
点数
GHQ30
GHQ30
母音あ-第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳフォルマント
一般的疾患傾向
一般的疾患傾向
身体的症状
睡眠障害
社会的活動障害
不安と気分変調
希死念慮とうつ傾向
図4 健康度27
評価項目での点数
健康度27評価項目での点数
健康度評価項目と音声要素の関係
6.1.1.3 結果
図4は、9 名の被験者より得られた健康度 27 評価項目での点数を示す。音声要素と健康度 27 評価項
目との相関については、21 項目について高い相関関係が得られ、特に「睡眠障害」「不安気分変調」
図5 音声要素とGHQ
質問項目間の相関係数
音声要素とGHQ質問項目間の相関係数
母音あ
質問項目
母音い
図6 音声要素とPOMS
質問項目間の相関係数
音声要素とPOMS質問項目間の相関係数
母音う
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
一般的疾患傾向
-0.186
-0.263
-0.551
0.585
0.314
0.348
0.178
0.655
0.746
0.519
-0.008
0.121
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
身体的症状
-0.567
-0.018
0.018
-0.408
0.124
0.204
0.089
-0.076
0.222
-0.134
0.142
0.334
緊張-不安
-0.179
0.026
-0.315
0.111
0.562
0.655
0.707
0.705
0.485
0.440
0.238
-0.320
睡眠障害
-0.264
-0.448
-0.501
0.184
0.184
0.237
-0.026
0.265
0.896
0.767
0.343
0.107
抑うつ-落込み
-0.283
-0.033
-0.383
0.083
0.600
0.700
0.717
0.745
0.583
0.460
0.283
-0.254
社会的活動障害
-0.091
0.274
-0.023
-0.068
0.548
0.639
0.707
0.710
0.183
-0.126
-0.160
-0.418
怒り-敵意
-0.017
-0.017
0.717
0.795
0.317
0.017
-0.390
不安と気分変調
-0.035
-0.246
-0.466
0.255
0.492
0.597
0.448
0.397
0.527
0.692
0.220
-0.340
活気
-0.126
-0.084
-0.118
-0.563
0.504
0.580
0.555
-0.030
-0.109
0.097
0.412
-0.279
疲労
-0.209
-0.017
-0.368
0.335
0.477
0.485
0.402
0.828
0.720
0.420
0.075
0.009
混乱
-0.333
-0.183
-0.433
0.250
0.300
0.417
0.400
0.678
0.733
0.418
0.133
-0.051
希死念慮うつ傾
向
-0.137
-0.274
-0.548
0.411
0.137
0.274
母音え
質問項目
0.548
0.550
ⅢF
0.274
母音お
ⅡF
0.413
ピッチ
高
ⅠF
0.274
ピッチ
低
持続
時間
ピッチ
差
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
0.644
0.542
0.449
0.822
-0.392
-0.047
-0.509
-0.153
0.203
0.264
0.000
0.000
身体的症状
0.355
0.434
0.497
0.452
-0.525
-0.654
-0.497
-0.285
-0.035
0.076
-0.168
-0.111
睡眠障害
0.000
0.053
0.290
0.553
-0.476
-0.675
-0.316
-0.265
0.000
0.318
-0.053
-0.291
社会的活動障害
0.548
0.639
0.297
0.502
-0.435
0.160
-0.548
-0.367
-0.342
-0.298
-0.046
-0.092
不安と気分変調
-0.176
0.000
-0.202
0.158
-0.697
-0.697
-0.703
0.194
-0.272
0.150
-0.334
-0.318
希死念慮うつ傾
向
0.137
0.274
0.274
0.411
-0.138
0.413
-0.137
0.138
0.000
0.069
0.274
0.206
一般的疾患傾向
母音あ
質問項目
ⅣF
ⅢF
0.033
母音い
ⅡF
0.367
0.767
0.750
母音え
母音お
質問
項目
-0.453
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ピッチ
高
ピッチ
低
持続
時間
ピッチ
差
0.204
0.519
0.247
0.502
-0.573
-0.368
-0.690
-0.064
-0.196
-0.017
-0.060
-0.021
抑うつ-落込み
0.283
0.550
0.350
0.617
-0.628
-0.351
-0.717
-0.159
-0.183
-0.059
0.033
怒り-敵意
0.267
0.517
0.050
0.317
-0.452
-0.243
-0.700
-0.167
-0.250
-0.326
-0.017
0.042
活気
-0.706
-0.664
-0.538
-0.546
-0.401
-0.194
-0.193
0.051
-0.597
-0.705
0.303
-0.072
疲労
0.644
0.720
0.552
0.862
-0.378
-0.067
-0.544
-0.324
0.109
0.050
0.134
0.105
混乱
0.583
0.700
0.667
0.933
-0.494
-0.167
-0.500
-0.377
-0.017
0.218
-0.017
-0.109
質問項目
0.000
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
図8 音声要素と東洋医学弁証項目間の相関係数
図7 音声要素と東洋医学弁証項目間の相関係数
母音い
0.192
ⅠF
緊張-不安
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
母音あ
母音う
母音う
質問
項目
母音え
母音お
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ピッチ
高
ピッチ
低
表寒
-0.383
-0.300
0.417
0.300
-0.301
-0.184
0.150
-0.402
-0.217
-0.209
持続
時間
ピッチ
差
-0.051
表熱
-0.683
-0.433
0.183
-0.183
0.042
-0.025
0.500
0.209
-0.150
0.251
0.183
-0.042
-0.128
裏寒
-0.017
0.226
0.577
0.460
0.210
0.269
0.460
-0.315
0.008
0.319
0.192
-0.055
0.089
-0.059
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
表寒
-0.650
-0.567
-0.483
-0.467
0.033
0.183
0.233
-0.025
0.517
0.427
0.800
0.051
表熱
-0.433
-0.567
-0.283
-0.333
-0.617
-0.367
0.050
-0.594
-0.200
0.117
0.650
裏寒
-0.142
-0.243
-0.176
0.042
-0.402
-0.276
0.042
0.130
0.276
0.223
0.285
裏熱
-0.580
-0.975
-0.790
0.067
-0.437
-0.160
-0.025
-0.338
0.395
0.565
0.655
0.103
裏熱
-0.420
0.319
0.252
-0.287
-0.110
0.227
血虚
-0.753
-0.502
-0.552
0.126
-0.226
-0.126
0.008
0.092
0.536
0.382
0.586
0.596
血虚
0.360
0.477
0.921
0.820
-0.151
-0.122
-0.067
-0.088
0.460
0.391
0.427
0.387
血お
0.127
-0.084
0.110
0.076
-0.371
-0.523
-0.684
-0.123
0.405
0.237
0.042
0.352
血お
-0.051
-0.101
0.262
0.203
0.479
-0.038
0.599
-0.420
0.329
0.267
0.194
-0.034
気虚
-0.300
-0.350
-0.217
-0.150
-0.033
0.183
0.033
-0.033
0.383
0.025
-0.100
-0.136
気虚
0.250
0.100
0.317
0.467
-0.569
-0.293
-0.233
-0.485
-0.400
0.209
-0.400
-0.695
0.345
-0.210
-0.143
-0.303
-0.190
0.346
-0.252
-0.384
0.135
-0.218
0.498
-0.698
-0.692
-0.395
0.405
0.633
0.202
0.008
-0.190
0.412
-0.235
-0.084
-0.316
気滞
-0.328
-0.361
-0.420
-0.202
-0.118
津虚
-0.567
-0.717
-0.867
0.383
0.033
0.300
0.400
0.201
0.550
0.686
0.500
0.034
津虚
0.083
0.217
0.400
0.583
-0.678
-0.393
-0.533
0.293
0.017
0.494
-0.100
-0.084
痰飲
-0.153
-0.536
-0.570
0.451
0.051
0.153
-0.111
0.150
0.749
0.718
0.119
0.078
痰飲
0.085
0.034
0.145
0.477
-0.517
-0.615
-0.392
-0.009
0.026
0.547
-0.366
-0.427
心
-0.899
-0.429
-0.378
-0.311
-0.193
-0.050
0.109
-0.186
0.168
-0.025
0.580
0.564
心
0.244
0.269
0.782
0.529
-0.232
-0.051
-0.059
-0.114
0.235
0.051
0.496
肺
-0.597
-0.639
-0.303
-0.521
-0.521
-0.303
-0.084
-0.561
0.067
0.089
0.655
0.111
肺
-0.521
-0.471
0.370
0.034
-0.030
-0.013
0.546
-0.224
-0.185
0.063
0.395
-0.118
0.511
脾
0.477
0.460
0.502
0.435
-0.008
-0.340
-0.017
0.038
0.377
0.819
-0.577
-0.218
気滞
0.160
0.042
0.376
脾
-0.201
-0.167
0.033
0.243
-0.594
-0.527
-0.544
-0.387
0.050
-0.130
肝
-0.326
-0.728
-0.728
0.519
-0.285
-0.033
0.067
-0.139
0.209
0.450
0.209
0.060
肝
0.017
-0.033
0.142
0.268
-0.408
-0.134
-0.243
0.479
0.075
0.622
-0.293
-0.185
腎
0.101
-0.034
-0.185
0.563
-0.067
0.050
0.160
0.308
0.143
0.160
-0.277
-0.162
腎
0.454
0.588
0.218
0.437
-0.232
-0.089
-0.387
0.207
0.067
0.587
-0.597
-0.228
-0.234
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
178
「抑うつ落ち込み」「怒り敵意」「疲労」「混乱」「津虚」の 7 評価項目については、3 項目以上の音声要
素と高い相関関係が得られ(図5・6・7・8)、これら音声要素により健常者の健康度を推定しうる可能
性が示唆された。また急性ストレス負荷の程度は、ストレス負荷前に対して開始 7 分後に唾液アミラー
ゼ活性は有意に増加し(図9)、ある一定の急性ストレスを被験者に負荷しえたことが確認された。加え
て、ストレス負荷前後の唾液アミラーゼ変化量と音声要素の変化量間においては明らかな相関は認め
られず(図 10)、本研究における急性ストレス負荷においては明らかな音声変化は確認されなかった。
図9 クレペリン作業に伴う唾液アミラーゼ活性の経時的変化
図10 唾液アミラーゼ活性変化量と音声要素変化量間の相関係数
*
60
母音あ
唾液アミラーゼ活性(μg/l)
50
母音い
母音う
質問項目
40
唾液アミラーゼ活性変
化量
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
0.583
-0.100
-0.167
0.301
-0.100
-0.117
0.100
0.200
-0.033
0.017
-0.333
-0.326
ピッチ
高
ピッチ
低
持続
時間
ピッチ
差
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
-0.133
-0.050
-0.050
-0.259
0.200
0.650
0.502
0.151
0.083
0.168
0.159
-0.117
30
20
* p < 0.05
10
Mean±
Mean±SD
0
母音え
唾液アミラーゼ活性変
化量
負荷前
開始7分後
母音お
質問項目
負荷終了後
スピアマンの順位相関
6.1.1.4 考察
以上の結果より、音声測定における環境条件設定、アナログ音声信号からデジタル音声信号変換
に伴うサンプリング条件設定、音声測定手順の設定を完了した。また、15 分間一桁計算作業負荷前
後では母音音声の明らかな変化は認められず音声の再現性が確認された。さらに今回の条件にて聴
取した音声により、健康度を評価しうる音声要素抽出の可能性が示唆された。
6.1.2 健常者および非健常者における健康度を特徴づける音声要素抽出
6.1.2.1 目的
前記実験の結果を踏まえ、健常者および非健常者を対象に音声聴取および健康度質問調査を行
い、健康度評価項目とそれらを特徴づける音声要素の抽出を行った。
6.1.2.2 方法
健常者 10 名(男性 10、42.5±12.8 歳)および非健常者 22 名(Metabolic syndrome、男性 22、36.5
±4.7 歳)を対象とした。測定は、前記実験と同様な環境下にて行った。音声は、母音単音および母音
連続音を前記実験と同様な条件にて測定解析した。解析の結果、分析対象とした音声要素は第Ⅰ・
Ⅱ・Ⅲ・Ⅳフォルマント、音声ピッチ曲線最高点・最低点・高低差、連続母音持続音とした。健康度質
問調査は、GHQ30、POMS、東洋医学的弁証項目にて行い、各質問紙から得られる 27 評価項目を対
象とした。実験手順は、各被験者に対して健康度質問調査を行った後、音声聴取を行った。データ解
析は、音声要素と健康度 27 評価項目との間の相関関係についてスピアマンの順位相関により解析し
た。
6.1.2.3 結果
179
健康度 27 評価項目の健常者および非健常者における点数を図 11 に、音声要素と健康度評価
項目間の相関関係を図 12・13・14・15 に示す。健康度評価項目に対して高い相関関係を認めた音声
図11 健康度27
評価項目での点数
健康度27評価項目での点数
GHQ30
図12 音声要素とGHQ
質問項目間の相関係数
音声要素とGHQ質問項目間の相関係数
POMS
健常者
健常者
Metabolic
Syndrome
全体
25
20
点数
点数
Metabolic
Syndrome
全体
30
4
3.5
3
2.5
2
1.5
1
0.5
0
15
10
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
0.089
-0.165
0.232
-0.166
-0.194
-0.042
-0.080
-0.196
-0.137
0.020
-0.308
身体的症状
-0.022
-0.051
-0.018
-0.187
-0.219
-0.137
-0.299
-0.159
0.107
0.224
0.051
-0.097
睡眠障害
-0.060
-0.069
-0.073
-0.041
0.077
0.171
0.025
0.033
0.352
0.381
0.337
0.034
0.055
-0.044
-0.017
-0.004
-0.129
-0.162
-0.115
-0.020
-0.153
-0.122
-0.087
-0.444
0.130
-0.062
0.035
0.272
0.000
-0.054
-0.146
-0.090
-0.112
-0.046
-0.151
-0.307
希死念慮うつ傾向
0.263
0.282
0.204
-0.146
0.165
0.204
0.243
0.302
0.165
-0.049
0.185
-0.244
疲労
母音え
母音お
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
持続
時間
ピッチ
差
一般的疾患傾向
0.001
0.065
-0.150
-0.059
0.152
0.068
0.041
0.434
0.048
0.147
-0.082
-0.001
身体的症状
0.162
0.120
0.208
0.268
0.146
0.020
-0.077
-0.011
0.059
0.259
-0.133
-0.064
0.082
0.278
0.090
-0.136
-0.097
0.229
-0.229
0.083
-0.091
-0.339
質問項目
健常者
M etabo lic S yn dro m e
全体
90
母音う
ⅢF
0.073
不安と気分変調
東洋医学弁証
100
母音い
ⅣF
社会的活動障害
混乱
活気
怒 り敵 意
緊張不安
抑 う つ落 込 み
希 死 念 慮 う つ傾 向
不 安 と気 分 変 調
社会的活動障害
睡眠障害
身体的症状
一般的疾患傾向
5
0
母音あ
質問項目
一般的疾患傾向
ピッチ
高
ピッチ
低
80
睡眠障害
0.135
0.137
社会的活動障害
-0.076
-0.029
0.029
0.116
0.266
0.393
0.108
-0.050
0.186
0.215
0.202
0.120
不安と気分変調
0.217
0.245
0.074
0.335
0.075
-0.044
-0.040
0.098
0.137
0.346
-0.004
-0.050
希死念慮うつ傾向
-0.204
-0.165
-0.243
-0.127
-0.126
0.039
0.049
0.305
-0.010
0.136
0.146
-0.068
70
点数
60
50
40
30
20
10
腎
脾
肝
心
肺
痰飲
津虚
気滞
血お
気虚
裏熱
血虚
裏寒
表熱
表寒
0
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
Mean±
Mean±SD
図14 音声要素と東洋医学弁証項目間の相関係数
図13 音声要素とPOMS
質問項目間の相関係数
音声要素とPOMS質問項目間の相関係数
母音あ
質問項目
母音い
母音う
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
緊張-不安
-0.128
-0.183
-0.059
-0.077
-0.104
-0.070
-0.075
0.010
0.037
0.006
0.071
-0.203
抑うつ-落込み
-0.018
-0.069
0.127
-0.154
-0.025
-0.025
0.039
0.039
0.120
0.138
0.213
-0.116
怒り-敵意
-0.194
-0.182
-0.093
-0.124
-0.001
0.067
-0.102
0.031
0.187
0.146
0.241
0.138
活気
-0.134
-0.119
-0.179
0.179
0.150
0.052
-0.045
0.036
-0.084
-0.039
-0.101
-0.259
疲労
-0.192
-0.176
-0.119
-0.127
-0.051
0.135
-0.072
0.022
0.242
0.211
0.333
0.089
混乱
-0.009
-0.008
0.058
-0.227
-0.062
-0.064
0.029
0.074
0.136
0.128
0.224
-0.198
母音え
質問項目
母音お
ピッチ
高
ピッチ
低
持続
時間
ピッチ
差
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
緊張-不安
0.038
0.189
0.114
0.190
-0.054
-0.114
-0.150
0.013
0.246
0.357
0.034
0.072
抑うつ-落込み
0.042
0.146
0.138
0.177
-0.160
-0.139
-0.229
-0.136
0.055
0.275
0.033
-0.079
怒り-敵意
0.011
0.150
0.163
0.208
-0.074
-0.144
-0.190
0.013
0.014
0.094
-0.108
-0.022
活気
0.261
0.156
0.085
0.198
-0.154
0.080
0.040
0.028
-0.103
-0.202
0.016
-0.056
疲労
-0.033
0.067
0.151
0.278
-0.001
-0.211
-0.179
0.248
0.077
0.300
0.042
-0.085
混乱
-0.030
0.066
0.043
0.083
0.001
-0.062
-0.009
-0.029
0.047
0.235
0.006
-0.054
母音あ
母音い
母音う
質問
項目
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
ⅣF
ⅢF
ⅡF
表寒
-0.016
0.116
0.135
-0.258
-0.104
-0.100
0.103
0.051
0.135
0.258
0.367
0.027
表熱
-0.038
-0.010
0.116
0.136
-0.192
-0.199
-0.206
-0.019
-0.113
-0.058
-0.150
-0.296
-0.136
-0.158
-0.010
-0.027
-0.284
0.524
0.097
-0.360
-0.128
-0.072
裏熱
0.088
0.142
0.232
-0.142
0.233
0.146
0.249
0.264
0.096
0.006
0.067
-0.295
血虚
-0.081
-0.012
-0.032
-0.132
-0.358
-0.362
-0.226
-0.171
-0.086
-0.017
0.052
-0.209
血お
0.080
0.137
0.158
0.244
-0.079
-0.006
0.011
0.021
-0.006
-0.083
-0.068
-0.157
気虚
-0.053
-0.081
-0.058
-0.191
-0.177
-0.180
0.000
-0.100
-0.033
0.015
0.157
-0.044
裏寒
0.306
0.468
気滞
0.040
0.108
0.126
0.162
0.230
0.227
0.138
0.298
-0.013
-0.044
0.071
-0.217
津虚
0.003
-0.020
0.069
-0.114
0.038
-0.039
-0.042
-0.001
0.040
0.071
0.084
-0.315
痰飲
-0.034
-0.003
-0.030
-0.004
-0.146
-0.157
-0.153
-0.076
-0.188
0.007
0.083
0.019
心
-0.112
-0.103
-0.119
-0.330
0.011
-0.024
0.176
0.020
0.331
0.296
0.321
0.031
肺
-0.186
-0.212
0.021
-0.191
0.003
-0.131
0.071
-0.027
0.079
-0.021
-0.110
-0.479
-0.066
-0.201
-0.185
-0.006
0.024
-0.251
-0.137
0.228
0.396
0.460
0.092
0.121
肝
0.068
-0.047
-0.061
0.006
0.306
0.290
0.144
0.197
0.198
0.069
0.043
-0.340
腎
0.387
0.294
0.211
0.008
0.095
0.172
0.173
0.174
0.175
0.089
0.235
0.049
脾
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
図15 音声要素と東洋医学弁証項目間の相関係数
母音え
母音お
質問
項目
ⅣF
ⅢF
ⅡF
ⅠF
表寒
-0.055
-0.074
-0.069
-0.147
-0.046
0.037
表熱
0.096
0.142
0.039
0.076
-0.109
-0.021
裏寒
-0.168
-0.139
-0.015
-0.128
-0.110
-0.020
裏熱
0.156
0.141
0.034
0.090
0.179
血虚
0.048
0.194
0.171
0.155
0.072
ⅠF
ピッチ
高
ピッチ
低
-0.074
-0.127
-0.317
-0.286
0.093
-0.126
-0.012
-0.004
0.202
0.137
0.243
0.177
0.022
-0.139
0.058
0.047
0.272
0.158
0.029
0.093
-0.214
-0.432
-0.210
0.232
-0.335
-0.029
-0.118
0.126
0.097
0.212
0.165
0.062
ⅢF
0.006
ⅡF
持続
時間
図16 質問紙評価項目と高い相関関係が認められた音声要素
ピッチ
差
質問紙
一般的疾患傾向
GHQ
音声要素
評価項目
正相関
負相関
おⅠF
睡眠障害
うⅣF、うⅢF
社会的活動障害
うⅠF、おⅢ
、おⅢF
ピッチ差
0.100
0.095
0.205
0.135
0.237
0.266
0.213
0.234
0.084
0.091
気虚
0.062
0.194
0.288
0.106
0.233
0.114
0.025
-0.169
-0.104
0.034
-0.272
-0.059
緊張-不安
ピッチ低
気滞
-0.020
0.042
-0.186
-0.280
0.093
-0.097
-0.112
-0.196
-0.057
0.016
0.201
-0.051
表寒
うⅡF
津虚
0.155
0.184
0.017
0.030
0.046
-0.017
-0.116
0.025
-0.139
0.087
0.108
-0.158
裏寒
あⅢF、あⅡF
痰飲
-0.016
0.086
-0.094
-0.127
-0.063
-0.152
-0.233
0.044
0.116
0.255
-0.250
0.054
心
-0.098
0.030
0.123
0.129
0.024
-0.103
-0.149
-0.036
-0.419
-0.199
0.169
-0.342
裏熱
ピッチ高、ピッチ差
肺
0.276
0.191
0.286
0.281
0.142
0.115
0.330
-0.334
-0.307
-0.175
0.188
-0.215
血虚
いⅣF、いⅢF
脾
-0.059
0.034
0.019
-0.308
0.058
0.066
-0.216
-0.294
-0.027
-0.149
0.046
0.153
心
ピッチ高、ピッチ差
肝
0.036
0.073
-0.099
0.063
0.211
-0.032
0.028
0.109
-0.110
0.196
0.153
-0.292
肺
腎
0.057
0.015
-0.022
-0.123
0.066
-0.022
-0.353
0.160
-0.171
0.245
-0.074
-0.313
血お
0.089
ⅣF
ⅠF
POMS
東医弁証
うⅢF
うⅠF
脾
あⅢF、あⅡF
腎
あⅣF
おⅡF、ピッチ差
スピアマンの順位相関 赤字は
赤字は P<0.05
要素は、母音あ・母音い・母音う・母音お・ピッチ
であり、正相関または負相関する関係が認められた(図 16)。また、一般的疾患傾向・睡眠障害・社会
的活動障害・緊張不安・表寒・裏寒・裏熱・血虚・心・肺・脾・腎の 12 評価項目については音声要素と
180
高い相関関係が得られた。
6.1.2.4 考察
これら結果より、被験者の状態を反映し、音声スクリーニングに使用しうる日常的な語句として、より
高い相関がえられた母音あ・うを含む連続音である挨拶語が妥当であることが示唆された。また、本研
究における健康度評価項目の中で、「睡眠障害」「裏寒」「腎」については、3 項目以上の音声要素と
高い相関関係が得られ、音声要素により健康度を推定しうる可能性が示唆された。
6.1.3 急性ストレス刺激の被験語音声に対する影響
6.1.3.1 目的
前記実験より、被験語として挨拶語を使用し、それら音声に対する急性ストレス刺激の影響を検討し、
被験語音声の再現性を確認する。
6.1.3.2 方法
健常者 8 名(男性 4・女性 4、40.3±14.0 歳、平均値±標準偏差)を対象とした。測定は、前記実験
と同様な環境下にて行った。音声は、被験語として“おはようございます”、“こんにちは”、“ありがとうご
ざいました”の 3 語を設定し、vocal microphone(SM58-LCE、HIBINO 社製、東京)を用い聴取し、デー
タレコーダー(PMD660、Marantz 社製、東京)にサンプリング周波数 44.1kHz にて記録後、パーソナル
コンピューター上にて音声解析ソフト(Sugi Speech Analyzer、Animo 社製、東京)を用いて解析を行っ
た。音声解析の結果、分析対象とした音声要素は、第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳフォルマント、音声ピッチ曲線最
高点・最低点・高低差、持続時間とした。急性ストレス刺激として被験者に対して内田クレペリンテスト
による 15 分間の一桁計算作業を行った。また急性ストレスの程度は、唾液アミラーゼ活性(α-Amy、
ヤマハ発動機製、静岡)により評価した。実験手順は、各被験者に対して急性ストレス負荷前の音声
聴取および唾液アミラーゼ活性測定を行った。その後、15 分間の一桁計算作業を負荷し、開始 7 分
後に唾液アミラーゼ活性測定を行った。一桁計算作業終了後、再度音声聴取を行った。データ解析
は、被験語の各音声要素における急性ストレス負荷前後の値を studentT test により解析し、唾液アミ
ラーゼ活性による急性ストレスの程度は、負荷前・中の活性値に対して studentT test により解析した。
6.1.3.3 結果
急性ストレス刺激により唾液アミラーゼ活性は 29.4%有意に上昇し、被験者に対してある一定のスト
レス反応の出現が認められた。3つの被験語における各音声要素のストレス負荷前後の比較では、明
らかな変化が認められた音声要素はなかった。また、唾液アミラーゼの変化量と音声要素変化量間の
関係では、明らかな相関関係は認められなかった。
6.1.3.4 考察
以上の結果より、15 分間一桁計算作業前後において、音声要素に明らかな変化は認められないこ
と及び音声要素変化量と唾液アミラーゼ変化量関係において個体内での変動に一定した傾向が認
められないことから、急性ストレス刺激に対する音声要素の再現性が確認され、本研究において選択
181
した“おはようございます”、“こんにちは”、“ありがとうございました”の3つの被験語を使用することの
妥当性が確認された。
6.1.4 健康度を特徴づける音声要素抽出とそれらに基づく評価基準作成
6.1.4.1 目的
前記実験の結果を踏まえ、3つの被験語における各音声要素と体質傾向を表わす健康度評価項
目間の相関関係を調べることにより、健康度を特徴付ける音声要素抽出を行い、それらに基づく評価
基準の作成を行った。
6.1.4.2 方法
健常者 33 名(男性 22・女性 11、31.9±11.3 歳)を対象とした。測定は、前記実験と同様な環境下に
て行った。音声は、被験語として“おはようございます”、“こんにちは”、“ありがとうございました”の 3 語
を前記実験と同様な条件にて測定解析した。解析の結果、分析対象とした音声要素は第Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・
Ⅳフォルマント、音声ピッチ曲線最高点・最低点・高低差、連続持続音とした。健康度質問調査は、
GHQ30、POMS、東洋医学的弁証項目にて行い、各質問紙から得られる 27 評価項目中、前記実験で
有意な相関関係が認められた 12 項目を対象とした。実験手順は、各被験者に対して健康度質問調
査を行った後、音声聴取を行った。データ解析は、音声要素と健康度 12 評価項目との間の相関関係
についてスピアマンの順位相関により解析した。
6.1.4.3 結果
各被験語の音声要素と健康度評価項目間の相関関係を図 17 に示す。相関解析の結果より、被験
語“おはようございます”においては、健康度 8 評価項目について 1 評価項目あたり平均 1.5 項目の
音声要素と有意な相関関係が認めら
れた。被験語“こんにちは”において
図17 健康度と有意な相関関係が認められた音声要素
は、健康度 7 評価項目について 1 評
被験語
価項目あたり平均 1.6 項目の音声要
素と有意な相関関係が認められた。
質問紙
おはようございます
一般的疾患傾向
GHQ30
被験語“ありがとうございました”にお
いては、健康度 10 評価項目につい
睡眠障害
社会的活動障害
POMS
て 1 評価項目あたり平均 2.5 項目の
音声要素と有意な相関関係が認めら
評価項目
緊張-不安
こんにちは
ありがとうございました
ha F1
wa F1
ga F1、za F2、ma F2
you F4
wa F1、F3
gaF2、tou F3、za F4
ha F1、F2
ピッチ差
a F1、tou F2、za F2
持続、ta F1
ピッチ差、ga F4
ピッチ高
表寒
ピッチ高、ha F4
ピッチ高、差
裏寒
ピッチ高、低
ピッチ高、低、差
ピッチ高、低、ta F2、F3
裏熱
ha F1
ピッチ差
ピッチ高、差
血虚
ピッチ高、you F3
ピッチ高
東医弁証
れた。また、被験語“ありがとうござい
ました”では、一般的疾患傾向は 3 項
tou F4、za F2
肺
tou F3
腎
ga F1、ta F2、F3
青字は負相関
目、睡眠障害は 3 項目、社会的活動
障害は 3 項目、緊張不安は 2 項目、表寒は 2 項目、裏寒は 4 項目、裏熱は 2 項目、血虚は 2 項目、
肺は 1 項目、腎は 3 項目の音声要素と有意な相関関係が認められた。
182
6.1.4.4 考察
これら結果より、被験語“ありがとうございました”が、より多くの健康度評価項目を、より多くの音声要
素から確度高く特徴付けられる可能性が示唆された。また健康度 10 評価項目の各点数は、被験語
“ありがとうございました”における各音声要素結果に依存しており、これら音声要素が評価基準として
使用しうる可能性が示唆された。以上より、被験語“ありがとうございました”を音声スクリーニング言語
として使用し、相関関係の認められた音声要素を評価基準とすることで、統合医療・鍼灸を含む代替
医療の適応症の判定・各種治療法による効果の評価指標として活用し得るリアルタイム処理型音声検
診支援システム開発を目指す。
6.1.5 参考文献
1.森 和、池見酉次郎:「気」の客観化に関する研究.東方医学, 6(1):1-13, 1990
2.森 和、池見酉次郎、福岡 明、小山悠子:東洋医学、精神神経免疫学に共通する“気”の概念の
科学的研究.日本歯科東洋医学会誌, 13:18-28, 1994
183
第 7 章 ストレスに対する音楽療法の効果
7.0 統合医療と音楽療法
統合・代替医療とは、「現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医
療体系の総称」と日本代替医療学会で定義されている。統合医療は、1990 年代からアメリカで多くの
代替医療が注目を浴びるようになり、研究や調査が活発に取り組まれるようになった。近年、日本にお
いても統合・代替医療に関心を持つ医療者が増え、研究や調査も盛んに行なわれるようになってきた。
代替療法は、現代西洋医学以外のものすべてを指し、漢方や鍼灸などの中国伝統医学、体を動かし
て痛みを取り除くような太極拳やヨーガ、動物や植物を育てることで精神的安定を得るアニマルセラピ
ーや園芸療法、感覚を通してのアロマテラピーや音楽療法、外からの力の刺激で健康を回復させる
指圧やカイロプラティック、食事やハーブ療法として栄養補助食品やハーブ療法など、多種多様な治
療法がある。
西洋医学が多くの診断や治療において、大きな力を発揮しているのは事実であるが、なお力の及
ばない領域があるのも確かである。これら西洋医学の力の及ばない領域を、補完・代替療法が補うこと
ができるのである。現代医療においては、西洋医学を大きな柱として、それを補強する形で補完・代替
医療が位置づけられている。現代西洋医学と補完・代替医療をうまく組み合わせることにより、全人的
で、しかも QOL や ADL を考慮した里症的な統合医療が行なわれると考えられる 1)。しかし補完・代替
療法の多くは、保険適応外であり、資格を必要とするため簡単に施行することが難しい。このような補
完・代替相補療法の中で音楽療法は、音楽療法士という認定制度はあるが、国家資格を得たもので
なくても施行できる療法の 1 つであると考える。音楽は、人々の心を静穏化させたり、情動的反応を引
き起こして癒すことによって、健康の維持・増進に用いられてきた
2)
。身体的・精神的ストレスを受けた
対象者は、音楽を効果的に使用することにより、ストレス軽減を量ることができる。
集中治療室(以下 ICU)は、呼吸・循環・代謝障害を呈した生命の危機的状態の患者が入室するた
め、救命のための治療やケアが優先される。ICU 入室患者は、昼夜を問わない治療や、点滴ラインや
ドレーン挿入、安静保持による身体の拘束感や、ME機器による絶え間ない音などストレスの多い環
境下におかれている上、家族との面会が制限されたり、死への恐怖など精神的ストレスは量り知れな
い。ストレス反応は、自律神経系、内分泌系、免疫系の複雑な相関関係による生理的反応と、随伴す
る心理的反応があり、情動と免疫システムは相互に応答しあっているため、それが長期にわたると、さ
まざまな障害が出現してくる 3)。ICU 入室患者においては、せん妄へと発展していくケースも少なくない。
せん妄を発症すると、点滴やドレーン類の自己抜去、多動、奇声を発する、幻覚、見当識障害、医療
担当者と全く意思疎通が取れない、夜間不眠などの出現を認める
4)
など、二次障害を引き起こす。せ
ん妄を予防するために、鎮静剤を使用することがよくあるが、鎮静剤を使用することでせん妄を助長さ
せるなど副作用を引き起こすこともよくある。薬物療法は、薬剤が人造や肝臓で代謝されるため中止し
てもしばらくはその薬効が残存してしまうが、音楽療法は、感覚を通して得る効果であるため、患者が
不快と患者感じたときすぐ中止すれば残存することはないと考える。
先行研究において、バイアーズら 5)は、救命救急室で、心臓外科手術後に 15 分間のなにもない時
間と 15 分間の音楽の介入の 2 回を実施し、Noise Sensitivity Scale(NSS)、血圧、心音、動脈圧、騒音
の不快感に関する Visual analog scale を用いて測定した結果、騒音に対する不快感、心拍数、収縮
期血圧、対象者の曽於恩に対する感受性が低下するという結果を得た。コーランら
184
6)
は、集中治療室
で、覚醒し鎮静剤などを使用していない人工呼吸器装着患者 44 名に対し、30 分間音楽を聞かせた
群と、30 分の休息時間だけの群で、State anxiety、心拍、呼吸数を比較した結果、人工呼吸器装着
患者の不安の軽減、リラックスなどの効果があったという結果を得た。日本においては、矢野ら
7)
は、
心臓外科術後 2 日目の午後 2 時から術前に希望した音楽を 1 時間聴取させ、聴取前後で免疫力、
ストレステストを行なった結果、心理的安定をもたらし、痛みや免疫力改善効果は期待以上に大きか
ったという結果を得た。また、先行研究において音楽を使用したストレス緩和を、不安尺度や心拍数、
呼吸回数で評価したものはみられるが、ICU 入室患者で、苦痛やストレスを客観的にストレス緩和の
評価した研究はほとんどみられない。何らかのストレッサーが加わると、上位中枢である大脳皮質がそ
れを認識し、情動の変化を生じる。視床下部―下垂体―副腎皮質系は、コルチコトロピン放出ホルモ
ン、副腎皮質ホルモン及びコルチゾールの適切な分泌とネガティブ・フィードバック機構によって調節
されている。視床下部―下垂体―副腎皮質系を介してコルチゾールが分泌され、生体の防御機構と
して作用する。副腎皮質刺激ホルモンはストレスに対する抵抗力を示し、心地よければ数値が下がる
といわれている 8)。また、唾液中の血清コルチゾールは副腎皮質で生成されているステロイドホルモン
であり、血中総コルチゾール量と唾液コルチゾールの間には高い相関関係があり、採血などの観血的
方法よりも簡便で対象者に苦痛もないことから音楽療法の評価の一つとして適していると述べられて
いる 9)。
本研究は、2 つの内容で構成している。はじめに、健康な成人にストレス負荷を与え、自然音やリラ
クゼーション効果のある音楽を聴き、Profile of Mood States(以下;POMS 短縮版)、唾液中のコルチゾ
ールや IgA と心拍数、呼吸数、心電図などの変化を調査し、その変化からストレス緩和に効果的な音
楽を見出す。次に、その音楽を用いて、ICU 入室患者のストレス緩和の効果を、唾液中のコルチゾー
ル、心拍数、呼吸回数、心電図の変化を用いて検証する。ICU 入室患者に対し音楽療法の効果を生
理的・心理的に検証することで、臨床の場で活用するための根拠を示すことができる。また補完・代替
療法の 1 つである音楽療法が、集中治療という西洋医学が必要な患者に対し、その患者の受ける身
体的・精神的ストレスを軽減することが出来れば、急性期病棟における統合医療の確立にもつながる
と考える。
185
7.1 ストレスに対する音楽療法の効果
7.1.1 研究目的
研究目的は、2 つある。はじめに、健康な成人にストレスを与え、ストレス軽減に効果的な音楽を
見出す。次にその音楽を ICU 入室患者が聴取することで、ストレス軽減の効果を検証する。
7.1.2 倫理的配慮
本研究は、三重大学倫理委員会の承認を得て実施した。研究への参加は自由であり、途中での
中断は可能であること、費用は研究者の負担とすること、調査用紙は無記名とし、介入によって得ら
れたデータは個人が同定できないように処理しプライバシーへの配慮とすること、本研究で得られ
たデータは、研究以外の目的で使用しないこと、を口頭および文書にて説明する。同意の得られた
患者に実施する。また、介入による身体的・精神的負担があった場合には中止し、負担の軽減を図
る。
7.1.3 ストレス緩和に効果的な音楽の検討
7.1.3.1 研究方法
1. 調査対象
対象は、30 歳代から 50 歳代の同意の得られた健康な成人とする
2. 調査期間
調査期間は、2007 年 7 月から 2008 年 12 月とする。
3. 調査方法
1) 対象者の特徴
年齢、性別、音楽の好みなど情報を得る。
2) 身体状態の測定
血圧と脈拍は、テルモ
を使用し、右上肢にマンシェットを巻き測定する。音楽聴取中の心電
図は、両手首と左足首に心電図の電極を貼り、リードを装着する。呼吸回数は、胸部にベルトを装
着する。唾液は、サリベットに採取する。
3) 心理状態の測定
心理状態は、POMS 短縮版を使用し測定する。
4) データ収集方法
はじめに、計算問題 30 分のストレス負荷を与える。次に、唾液の採取と血圧・脈拍測定、POMS
短縮版を行なう。そして、ヘッドホンで音楽を 30 分聴く。施行前から施行後経時的に心電図と呼
吸回数をモニタリングする。終了後、唾液の採取と血圧・脈拍測定、POMS 短縮版を行なう。調査
終了後唾液は、2500 回転/分で 30 分遠心分離機にかけ、株式会社 SRL にコルチゾールと IgA の
測定を依頼する。なお、ヘッドホンで音楽を聴くの部分は、1 人の対象者に、波の音・リラクゼーシ
ョン音楽・安静の 3 つのパターンを別々の日に施行し、施行時間は、14 時から 16 時の間とする。
4. データの分析方法
1) 心電図の解析には、パワーラブ 5.0J を使用して行ない、心電図の音楽開始時の 5 分と 20 分の
100 拍の R-R 間隔の平均と標準偏差から変動係数(CVR-R)を算出する。
186
2) POMS 短縮版は、下位項目ごとに得点を集計する。
3) 3 パターンそれぞれの実施前後の血圧、脈拍、唾液中のコルチゾールと IgA、POMS 短縮版、
CVR-R を比較するために、T 検定を行う。
4) 施行後の 3 パターンの血圧、脈拍、唾液中のコルチゾールと IgA、 POMS 短縮版、 CVR-R 比
較を反復測定による 1 元配置分散分析を施行後、多重比較には LSD 法を使用する。
3)と 4)において、P<0.05 で有意差有りとする。
7.1.3.2 結果
1. 対象者の特徴
本研究の調査協力が得られた 16 名の対象者のうち、有効対象者は 11 名(68.8%)だった。男性は、
3 名(27.3%)、女性 8 名(72.7%)で、平均年齢は、 40.1±5.8 歳であった。ほとんどの対象者が普段
から音楽を聴取しており、ジャンルは、POP ミュージックやクラッシックが多かった。
2. 身体状態の施行前後の比較
血圧、脈拍、唾液中のコルチゾールと IgA、CVR-R 、R-R 間隔の 3 つのパターンそれぞれの施行
前後の比較を行なった結果を表 1 に示した。波の音は、脈拍のみ有意に低下した。安静とリラクゼ
ーション音楽は、脈拍は有意に低下し、唾液中の IgA が有意に上昇した。
3. 心理状態の特徴
POMS 短縮版の下位尺度それぞれの得点を 3 つの比較をのパターンそれぞれの施行前後の比
較を行なった結果を表 2 に示した。波の音は、疲労、混乱の得点が、有意に低下した。安静は、緊
張-不安、抑うつ-落ち込み、疲労、混乱の 4 項目で有意に得点が、低下した。リラクゼーション音楽
は、活気以外の項目で得点が、有意に低下した。
4. 施行後の身体状態の比較
施行後の 3 つのパターンの血圧、脈拍、唾液中のコルチゾールと IgA、CVR-R 、R-R 間隔の比較
を行なった(表 3)。すべての項目において、有意差はみられなかった。
5. 施行後の心理状態の比較
施行後の 3 つのパターンの POMS 短縮版の下位尺度の得点それぞれを比較した結果を表 4 に
示した。緊張-不安の 1 項目において、安静とリラクゼーション音楽、波の音とリラクゼーション音楽
の間で有意差がみられた。
6.施行者の主観的データ
波者の音に関しては、対象者の 2 名が波にさらわれそうだとの恐怖心を訴えたが、リラクゼーショ
ン音楽に関しては爽やかな気分になったとの意見が多く聴かれた。ただ、安静にしているは、退屈
で眠ってしまったとの意見が多く聞かれた。
7.1.3.3 考察
今回、波の音とリラクゼーション音楽の間でストレス緩和を試みた。
波の音は、施行前後の身体状態の変化において、脈拍は有意に低下し、唾液中の IgA は有意に
上昇した。唾液中の LgA は、人が心地よいと感じた時上昇することから、身体的状態において波の
音はストレス緩和に効果があると考えられる。また POMS 短縮版の項目においては、緊張-不安、抑
187
うつ-落ち込み、疲労、混乱において得点が有意に低下した。波の音は、海岸にいるというイメージ
がしやすく、心地よい感覚へと導くことを目的としていた。今回の結果から、しかしイメージするという
ことは、以前体験した恐怖感を呼び起こすこともあり、かえってストレスを与えることも視野に入れて
いく必要があることがわかった。
リラクゼーション音楽は、1/fゆらぎを多く含む音楽を使用した。1/f ゆらぎとは、パワー周波数fに
反比例するゆらぎのことで、ピンクノイズとも言われている。音楽界でいうとヒーリング音楽の説明に
使われている言葉であり、規則正しい音とランダムで規則性がない音との中間の音で、人に快感を
与える。本研究においても、身体状態において脈拍が有意に低下し、唾液中の IgA が有意に上昇
していた。心理状態においては、POMS 短縮版の活気以外の項目で、得点が有意に上昇し、多く
の対象者が、音楽聴取終了後、爽やかな気分になったと述べている。以上のことから、リラクゼーシ
ョン音楽はストレス緩和に効果があるということが示唆された。
3 つのリラクゼーション法を比較したところ、身体状態には有意差は認められなかったが、POMS 短
縮版の不安-緊張の得点において、リラクゼーション音楽が他の 2 つの方法に比べて、有意に得点
が低下していた。このことから、3 つのパターンのなかでストレス緩和に効果のある方法は、リラクゼ
ーション音楽であることが示唆された。
表 1 身体状態の施行前後の比較
n=11
波の音
リラクゼーション法
安静
リラクゼーション音楽
Mean±SD
測定項目
前
後
前
後
前
後
収縮期血圧
mmHg
111.0±15.3
111.3±14.7
113.6±18.5
112.2±13.4
107.8±17.6
109.6±15.3
拡張期血圧
mmHg
70.5±12.6
66.2±11.7
68.6±13.8
67.0±11.1
65.3±15.8
64.4±11.9
70.8±10.3
65.4±7.6
72.6±10.1
65.5±7.3
70.4±8.7
65.6±5.9
0.34±0.18
0.33±0.21
0.27±0.15
0.24±0.11
0.34±0.17
0.3±0.12
脈拍
回/分
唾液中グロブリン
μg/dl
394.6±216.2
唾液中 IgA
R-R 間隔
CVR-R
μg/ml
359.3±187.6
519.3±285.5
sec
0.951±0.111
0.973±0.091
4.271±1.795
4.334±1.245
%
0.950±0.127
4.417±1.884
337.4±
588.6±313.4
0.981±0.120
4.592±1.937
144.7
0.939±
0.115
4.015±
1.240
注)P<0.05;───
P<0.01;════
188
725.9±359.7
0.972±0.119
4.432±1.758
表 2 POMS 得点の施行前後の比較
n=11
波の音
リラクゼーション法
安静
リラクゼーション音楽
Mean±SD
下位項目
前
後
前
後
前
後
緊張ー不安
4.7±2.5
3.0±2.6
5.1±2.9
2.3±2.1
4.7±3.8
0.8±1.5
抑うつー落ち込み
1.8±2.2
1.0±1.4
3.2±3.4
1.1±1.5
2.9±2.9
1.1±1.8
怒りー敵意
2.9±4.5
0.4±0.5
2.6±3.8
0.7±1.4
2.6±3.4
1.0±1.6
疲労
6.4±4.4
2.4±2.8
6.4±4.5
2.7±2.4
6.9±5.5
1.9±3.0
混乱
7.8±4.1
4.7±2.1
7.6±2.9
4.0±1.8
7.2±2.7
4.5±1.1
活気
5.6±5.1
3.5±2.8
4.4±2.4
3.6±2.8
3.6±2.4
4.2±3.0
注)P<0.05;───
P<0.01;════
表 3 施行後の身体状態の変動
リラクゼーション法
n=11
波の音
安静
リラクゼーション音楽
有意差
下位項目
Mena±SD
収縮期血圧
mmHg
111.3±14.7
112.2±13.4
109.6±15.3
拡張期血圧
mmHg
66.2±11.7
67.0±11.1
64.4±11.9
65.4±7.6
65.5±7.3
65.6±5.9
0.33±0.21
0.24±0.11
0.3±0.12
脈拍
回/分
唾液中グロブリン
μg/dl
588.6±
唾液中 IgA
R-R 間隔
CVR-R
μg/ml
519.3±285.5
sec
0.973±0.091
%
4.334±1.245
313.4
725.9±359.7
0.981±
0.972±0.119
0.120
4.432±1.758
4.592±
1.937
表 4 施行後の POMS の得点の比較
リラクゼーション法
n=11
波の音
下位項目
安静
リラクゼーシ
ョン音楽
有意差
b)c)
Mean±SD
緊張ー不安
3.0±2.6
2.3±2.1
0.8±1.5
抑うつー落ち込み
1.0±1.4
1.1±1.5
1.1±1.8
怒りー敵意
0.4±0.5
0.7±1.4
1.0±1.6
疲労
2.4±2.8
2.7±2.4
1.9±3.0
混乱
4.7±2.1
4.0±1.8
4.5±1.1
活気
3.5±2.8
3.6±2.8
4.2±3.0
189
注)P<0.05 a)波の音と安静 b)安静とリラクゼーション音楽 c)波の音とリラクゼーション音楽
7.1.4 ICU 入室患者のストレス緩和に対して
7.1.4.1 研究方法
1. 調査対象
対象は、コミニケーションが可能な ICU 入室患者で同意の得られる者とする。
2. 調査期間
調査期間は、2008 年 1 月 15 日から 2008 年 2 月29日とする。
3. 調査方法
1) 対象者の特徴
年齢、性別、病名、術式など医療記録から情報を得る。
2) 身体状態の測定
血圧と脈拍は、テルモ
を使用し、右上肢にマンシェットを巻き測定する。音楽聴取中の心電
図は、両手首と左足首に心電図の電極を貼り、リードを装着する。呼吸回数は、胸部にベルトを装
着する。唾液は、サリベットに採取する。
3)その他
対象者から音楽の好みや、音楽聴取時の痛みなどの身体の状態や、感想など情報を得る。
4) データ収集方法
手術前、対象者に研究協力の依頼を行うときに、使用する曲を聞いてもらい、同意を得る。術後、
1 日目の 13 時から 17 時の間に実施する。唾液の採取と血圧・脈拍測定を行ない、ヘッドホンで音
楽を 30 分間聴く。施行前から施行後経時的に心電図と呼吸回数をモニタリングする。終了後、唾
液の採取と血圧・脈拍測定を行なう。調査終了後唾液は、2500 回転/分で 30 分遠心分離機にかけ、
株式会社 SRL にコルチゾールと IgA の測定を依頼する。
5) データの分析方法
① 心電図の解析には、パワーラブ 5.0J を使用して行ない、心電図の音楽開始時の 5 分と 20 分
の 100 拍の R-R 間隔の平均と標準偏差から変動係数(CVR-R)を算出する。
② 3 パターンそれぞれの実施前後の血圧、脈拍、唾液中のコルチゾールと IgA、CVR-R を単純比
較する。
③ 施行後の 3 パターンの血圧、脈拍、唾液中のコルチゾールと IgA、CVR-R を単純比較する。
④ 対象者の客観的データを分析する。
7.1.4.2 結果
1. 対象者の特徴
同意の得られた 8 名の対象者のうち施行したのは、3 名(38%)で、すべて男性であった。すべでの
対象者が、がん疾患で、長時間にわたる手術を行なっており、音楽療法施行時の術後 1 日目は、
ドレーンや点滴が挿入されており、自由に起き上がったり立ったりすることは、出来ない状態であっ
た。詳細は、表 5 に示す。
2. 音楽療法施行時の環境
音楽療法施行時の周囲の様子は、すべての対象者において、手術後患者の入室があり人の出
190
入りが激しく、人工呼吸器装着患者がいたり、点滴やシリンジポンプを多く使用しているために、
ME 機器のアラーム音が頻回になっていたり、落ち着かない雰囲気の中対象者は過ごしていた。
3. 身体状態の変化
音楽療法を施行した 3 名の対象者の身体状態の変化を表 6 に示す。収縮期血圧は、A 氏のみ
上昇し、他の 2 名は施行前後で変化はみられなかった。拡張期血圧は、A 氏 B 氏で上昇したが、C
氏は変化しなかった。脈拍は、3 名とも大きな変動はみられなかった。唾液の採取は、B 氏以外は困
難であったが、コルチゾール・IgA ともに変化はみられなかった。CVR-R は、A 氏は変化しなかったが、
B 氏 C 氏は低下した。
4. 対象者の客観的データ
対象者からの主観的データを表 7 に示す。 術前使用する音楽を聴取してもらったところ、A 氏は
矢すらげそうな曲だとの発言があった。音楽の嗜好に関しては、A 氏は昔よくフォークソングを聴い
ていた、B 氏は特に音楽は聴かない、C 氏は演歌などよく聴取するという情報が得られた。術後音
楽施行中、A 氏のみ苦痛表情を呈し落ち着かない様子であったが、B 氏はくつろいで音楽を聴取
しており、C 氏に関してはすぐに入眠していた。施行後の感想として、A 氏はピアノの音がかなり創
に響き、手術前はよいと思っていたけど、今は嫌だ、との発言があった。B 氏は、特に悪くはないし
気分転換にもなったとの発言があり、C 氏は聴かせてもらって本当によかった、ええ曲やとの意見を
述べていた。3 名の身体状態は、A 氏のみ痛みがつよくみられていたが、B 氏 C 氏の 2 名は、体動
時のみ痛みを訴える程度にあった。
7.1.4.3 考察
今回、第 1 段階の研究においてストレス緩和に効果のあった 1/f ゆらぎを多く含むリラクゼーショ
ン音楽を使用し、3 名の対象者に施行した。
痛みを強く訴えた A 氏以外は、血圧・脈拍の施行前後の変動はみられなかったが、CVR-R は上昇
していた。A 氏の血圧上昇の原因は、痛みであったと考える。施行後の感想の中で、ピアノの音が
創に響いた、ということから音楽を使用したことが、更なるストレスを与えていたことは否定できない。
CVR-R は、R-R 間隔の平均値と標準偏差値から求められる変動係数で自律神経の活動性の指標と
なる。この値が、上昇するということはストレス緩和の効果があるとみなすことができると考える。よっ
て痛みのコントロールされていた対象者 2 名は、リラクゼーション音楽によるストレス緩和に効果があ
るということが示唆された。音楽療法を施行する際、注意しなければならないのは、その音楽がその
人の嗜好にあっているかということも重要になってくる。嗜好にあわない音楽で、音楽療法を施行す
ることは、その人にストレスをさらに与える結果をもたらすことが予測される。今回、施行したすべて
の対象者は、あらかじめ使用する音楽を聴かせたところ、快感を訴える対象者はだれもいなかった。
しかし、施行後の感想の中で、リラクゼーション音楽を不快だと感じた対象者は、先ほども述べたと
おり痛みのコントロールがなされていない対象者であった。このことから、痛みをコントロールした上
での音楽を使用したストレス緩和は効果があることが本研究で証明された。
191
7.1.5 結論
創痛のある対象者は、施行後血圧の上昇がみられ、CVR-R の変動もみられなかったが、創痛のコ
ントロールされていた対象者は、CVR-R は上昇したが、血圧などの変動はみられなかった。創痛を訴
える対象者には、音楽療法によるストレス緩和は難しい。創痛のコントロールされている対象者は、
CVR-R が音楽を聴いた後では、上昇していた。このことから、創痛のコントロールされた患者は、音楽
療法がストレス緩和に有効であることが示唆された。
7.1.6 今後の研究課題
集中治療室入室患者は、唾液の採取が難しく、侵襲が大きくホルモンバランスが崩れやすい状態
にある。急性期にある患者の音楽療法の生理的指標として、免疫機能系・自律神経系など検討してい
く必要がある。また臨床で音楽療法を活用していくためには、創痛コントロールを行なう必要性がある。
データ収集期間が短期であったため、今後継続して調査を行ない、データの信頼性を高めていく必
要がある。
表 5 対象者の概要
A氏
B氏
C氏
性別
男性
男性
男性
年齢
63歳
58歳
71歳
疾患
すい臓がん
すい臓がん
肝臓がん
手術時間
609分
625分
313分
調査時期
術後 1 日目
術後 1 日目
術後 1 日目
表 6 ICU 入室患者の身体状態の変動
A氏
B氏
C氏
前
後
前
後
前
後
収縮期血圧 mmHg
142
160
126
123
102
105
拡張期血圧 mmHg
70
80
59
73
50
45
73
80
81
78
85
89
ー
ー
1.43
1.39
ー
ー
ー
ー
550.9
547.9
ー
ー
0.70
0.70
0.77
0.75
0.76
0.77
1.40
1.38
1.82
5.83
3.08
5.38
脈拍
回/分
唾液中コルチゾール μg/ml
唾液中 IgA
μg/ml
R-R 間隔 sec
CVR-R
%
192
表 7 ICU 入室患者の客観的データ
A氏
術前
・昔は音楽をよく聴いていた
B氏
C氏
・音楽はあまり聴かない
・音楽はよく聴く
・ピアノの音が創に響く
・気分転換になった
・音楽をかけて 2~3 分くら
・手術の前は、いい音楽だと
・人によるのかもしれない
いで、入眠する
・安らげそうだ
術後
思ったけど、今は嫌だ
・聴かせてもらってありがた
・施行中苦痛表情
かった
・ええ曲だ
痛みの程度
我慢できない
体動時の痛みのみ
体動時の痛みのみ
引用文献
1. 今西二郎(2003):医療従事者のための補完・代替医療.金芳堂,5-7.
2.
鈴木みずえ,渡辺素子,小川佳子ほか(2003):成人・老年期の人々を対象とした音楽療法の評
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3. 浦川加代子(2003):リラクゼーションプログラムにおける音楽による心理的効果,日本音楽療法学
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4. 高橋忠雄(1999):術後せん妄のケア,消化器外科 Nursing,4(6),46-51.
5. Byers JF,Smyth KA(1997):Effect of a music intervention on noise annoyance,heart rate,and
blood pressure in cardiac surgery patients,Am J Crit Care,6(3),183-191.
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alternative therapies to promote sleep in critically ill patients,Crit Care Nursing Clinics of North
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近藤真由,灰田宗孝,村上優ほか(2006):音楽療法の効果判定に用いる客観的、科学的指標
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14.
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15. 森忠三,安本義正(2002):心拍ゆらぎと自律神経系,日本音楽療法学会誌,2(2),129-136.
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との関連,日本音楽療法学会誌,3(2),150-156.
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Adults,Dimensions of Critical Care Nursing,22(4),182-190.
194
3. 調査研究成果の発表状況(全体)
(成果発表の概要)(調整費充当領域分)
1. 原著論文(査読付き)
2 報 (筆頭著者: 報、共著者: 1 報)
2. 上記論文以外による発表
国内誌: 該当なし、国外誌:該当なし、書籍出版:該当なし
3. 口頭発表
招待講演:2 回、主催講演:該当なし、応募講演:14 回
4. 特許出願
該当なし
5. 受賞件数
1件
1. 原著論文(査読付き)
1. Yoshitaka Odagiri, Hideyuki Hasegawa and Hiroshi Kanai: 「Ultrasonic Measurement of Strain
Distribution Inside Object Cyclically Compressed by Dual Acoustic Radiation Force」, Japanese
Journal of Applied Physics, Vol. 47(5), (2008) (in press).
2. T. Ishizuka, H. Nakazawa, T. Murotani, X. Wang, K. Mori, K. Suzuki, A. Yamatodani, and T.
Ishida:「The effects of manual acupuncture at Zusanli on formalin-induced pain and c-Fos
expression in the ventrolateral periaqueductal gray of rat」, Evidence-based Complementary
Medicine and Alternative Medicine (投稿中)
2. 上記論文以外による発表
国内誌(国内英文誌を含む)
該当なし
国外誌
該当なし
3. 口頭発表
招待講演
1. 大和谷厚、室谷知孝、石塚智子:シンポジウム「統合医療と行動医学」鍼刺激による脳内神経
情報伝達物質遊離動態の変化-鍼の効果の神経化学的・行動薬理学的検討-, 津, 第14
回日本行動医学会学術総会, 2008.3.22
2. 東郷俊宏、浦田繁、沢崎健太:シンポジウム「統合医療と行動医学」三重県における統合医療
の現状と需要調査, 津, 第14回日本行動医学会学術総会, 2008.3.22
主催・応募講演
1. Yoshitaka Odagiri, Hideyuki Hasegawa and Hiroshi Kanai: 「 Ultrasonic measurement of
displacement distribution inside an object caused by dual acoustic radiation force for evaluation of
muscular relax property due to acupuncture therapy」,Honolulu, USA, Fourth Joint Meeting
Acoustical Societies of America and Japan, 2006.11.28.
2. 小田切善孝,長谷川英之,金井 浩: 「鍼灸治療のための筋肉弛緩特性の超音波計測に関す
195
る基礎実験」, 秋田, 平成 18 年度電気関係学会東北支部連合大会, 2006 年 9 月 1 日.
3. 小田切善孝、長谷川英之,金井 浩: 「鍼灸治療の評価を目指した2つの音響放射圧により生じ
るひずみの超音波計測」, 東京, 日本音響学会 2007 年春季研究発表会講演論文集, 2007 年 3
月 15 日.
4. 小田切善孝,長谷川英之,金井 浩: 「音響放射圧による対象物の周期的圧縮により生じた変
位分布の超音波計測」, 仙台, 電子情報通信学会 応用音響研究会, 2007 年 8 月 10 日
5. Yoshitaka Odagiri, Hideyuki Hasegawa and Hiroshi Kanai: 「Strain Generation Inside Object
Using Dual Acoustic Radiation Force for Evaluation of Acupuncture Therapy」, 弘前, 平成 19
年度電気関係学会東北支部連合大会, 2007 年 8 月 24 日.
6. 小田切善孝,長谷川英之,金井 浩: 「双方向からの音響放射圧による周期的圧縮により生じ
た対象物内変位分布の超音波計測」, 筑波, 第 28 回超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関
するシンポジウム, 2007 年 11 月 16 日.
7. 小田切善孝,長谷川英之,金井 浩: 「双方向からの超音波加振によって生じた対象物内変位
分布のイメージング」, 日本音響学会 アコースティックイメージング研究会, 東京, 2008 年 2 月
26 日.
8. 室谷知孝、石塚智子、王暁明、佐々木和郎、大和谷厚:「鍼刺激がもたらす鎮痛効果に対する
脳内ヒスタミン神経系の関与」, 第112回日本薬理学会近畿部会, 大阪, 2007.11.16
9. 室谷知孝、石塚智子、王暁明、佐々木和郎、大和谷厚:「鍼刺激がもたらす鎮痛効果に対する
内因性オピオイドを介した脳内ヒスタミン神経系の関与の可能性」, 第 11 回日本ヒスタミン学会,
富山, 2007.12.14-15
10. 石塚智子、室谷知孝、中澤寛元、王暁明、大浦清、佐々木和郎、大和谷厚、石田寅夫:「鍼刺
激による鎮痛効果における中脳水道周囲灰白質の関与」, 第 113 回日本薬理学会近畿部会,
岡山, 2008.6.20
11. 東郷俊宏:「鍼灸臨床研究論文収集の進捗状況と米国の鍼灸臨床研究論文データベースの
紹介」, 第 56 回全日本鍼灸学会学術大会ワークショップ②, 倉敷, 2007.06.08
12. 浦田繁:「鍼灸の経済評価法とそのデザインを考える」, 第 56 回全日本鍼灸学会学術大会ワ
ークショップ⑤, 倉敷, 2007.06.08
13. 櫻庭 陽、沢崎健太、浦田繁、東郷俊宏、石田寅夫:「日本における統合医療の現況と需要調
査」, 第 7 回統合医療学会, 松島, 2007.12.01
14. 浦田 繁、東郷俊宏、石田寅夫:「三重県における統合医療の現状と需要」, 第 25 回東方医
学会, 東京, 2008.02.17
4. 特許出願
該当なし
196
5. 受賞件数 1 件
1. 櫻庭 陽:第 7 回 日本統合医療学会(JIM) 合同大会 2007in 松島大会 大会長賞, 「三重県
民一万名を対象とした相補・代替医療および統合医療に関する調査」, 2007.12.1
6. その他の主な情報発信(一般公開のセミナー、展示会、著書、Web等)
1. 一般公開展示: 「リーディング産業展みえ 2007」, 四日市市, 2007.11.9-10
2. 一般向け講演: 「統合医療研究会(みえメディカルバレープロジェクト)」, 津市, 2007.11.26
3. Web 公開 : 「鍼灸医療総合文献データベース トライアル版」, http://ac-trial.jamas.gr.jp/,
2008.2.14
4. 新 聞 記 事 : 「 統 合 医 療 の 科 学 的 評 価 法 開 発 と 臨 床 指 針 作 成 」 紹 介 , 鍼 灸 柔 整 新 聞 ,
2008.4.25
197
統合医療の科学的評価法開発と臨床指針作成
成果報告書 資料編 目次
1-1
「三重県における統合医療の現状と需要調査」(平成 18 年度実施)調査票
1
1-2
「三重県における統合医療の現状と需要調査」 記述統計および自由記述
13
2-1
「三重県における統合医療の現状と需要調査(2)」(平成 19 年度実施)調査票
49
2-2
「三重県における統合医療の現状と需要調査(2)」 記述統計および自由記述
59
3-1
「医療機関における相補・代替医療(CAM)利用実態に関する調査」調査票
83
3-2
「医療機関における相補・代替医療(CAM)利用実態に関する調査」記述統計
91
4-1
「メンタル領域における相補代替医療(CAM)利用実態調査」調査票
99
4-2
「メンタル領域における相補代替医療(CAM)利用実態調査」記述統計
107
5-1
NCCAM 資金による相補・代替医療臨床研究一覧
111
5-2
NCCAM 資金による鍼の臨床研究リスト
117
「三重県における統合医療の現状と需要調査」への
ご協力のお願い
鈴鹿医療科学大学ではこのたび、文部科学省からの委託をうけ、「三重県における統合医療の
現状と需要調査」を行うこととなりました。
本調査は三重県民のみなさまが、普段健康についてどの程度意識されているか、またご自身の
健康を維持、増進するためにどのような医療を望んでいらっしゃるかをお尋ねするものです。調
査内容については、「ヘルシーピープルみえ・21」を推進している三重県健康福祉部にご協力を
いただき、調査結果につきましては、三重県のみならず、国の医療行政にも役立てて頂くよう、
提案して参る予定です。
このたびは調査にご協力頂きたく、20 歳以上の県民の中から1万人の方を無作為で選出させて
いただきました。突然このようにアンケート用紙をお送りする非礼をお許し下さい。
調査の結果につきましては、統計的に処理し、調査の目的以外には使用致しませんので、個人
情報が流出することはありません。ご多忙の時期とは存じますが、上のような趣旨をご理解のう
え、ご協力いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
私たち鈴鹿医療科学大学は、三重県のみなさまの健康を守るために必要なものは何かを常に考
え、日々人材の育成と研究に精進しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
ご記入方法
○ ご回答は封筒の宛名のご本人様が自分自身でご記入下さい(※ただし、ケガなどの理由で記入が
困難な方はご家族などに協力して頂いても構いません)
○
ご回答は当てはまるものを選び、番号に○印をつけて下さい。○印をつける数は、設問の最後に
(1つだけに○印)といった説明がありますので、それに従いご記入下さい。
○
設問のなかで「記入」とあるものにつきましては、案内に従って□内に数字をご記入下さい。
○
ご回答は、青または黒のボールペンではっきりとご記入下さい。
○
ご回答の終わった調査票は、2 月 2 日(金曜日)までに、同封の返信用封筒に入れて、郵便ポス
トに投函して下さい。お名前・ご住所をお書きいただく必要はありません。
○
ご記入方法などについて、わからない点などございましたら、下記までお問い合わせ下さい。
【問い合わせ先】
鈴鹿医療科学大学
鍼灸学部鍼灸学科
「三重県における統合医療の現状と需要調査」係
担当:東郷
俊宏
電話:059-383-9208 (内線 4530)
FAX:059-383-9666
(アンケートの発送回収作業は代行業者:JFE 三重テックサービスに委託しております)
1
あなた自身についてお尋ねします
問1
問2
あなたの性別と年齢について教えてください。
1.
男
2.
女
1.
20 歳代
2.
30 歳代
3.
40 歳代
4.
(それぞれ1つだけに○印)
50 歳代
5.
60 歳代
6.
70 歳以上
あなたのお住まいはどこですか?
(平成 19 年 1 月現在、住民登録をしている市町の名前を記入してください)
市・町
問3
あなたの家族構成は次のどれですか?(1つだけに○印)
1.
4.
問4
一人暮らし
2.
夫婦のみ
三世帯(例:夫婦とこどもと両親)
3.
二世帯(例:夫婦とこども)
5. その他
あなたの現在の就学・就業状況(職種)は次のどれですか?(主なもの 1 つだけに○印)
1.
専門的・技術的職業従事者
生産工程・労務作業者
4.
7. 運輸・通信従事者
10. 学生(浪人を含む)
12. 無職
問5
1.
4.
問6
2.
5.
8.
11.
13.
3.
サービス職業従事者
6.
農林漁業作業者
9.
主婦・主夫(パートを除く)
その他(
)
管理的職業従事者
事務従事者
保安職業従事者
販売従事者
あなたと同居されているご家族の年収の合計は次のどれに当てはまりますか?
300 万円未満
700 万~1000 万円未満
2. 300 万~500 万円未満
5. 1000 万円以上
3. 500 万~700 万円未満
あなたは定期的に健康診断を受けていますか?
1. 受けている
2. 受けたいが、受けることができずにいる
3. 受けようと思わない
問 7 あなたは健康診断の結果をご自身の生活を見直す指針として活用していますか?
1. 活用している
2.
活用していない
3.
わからない
問 8 あなたはご自身の健康状態をどのように感じていますか?(1 つだけに○印)
1.
2.
3.
4.
身体面・精神面ともに健康だと感じている
身体面には問題ないが、精神面には健康上の問題を感じる
精神面には問題ないが、身体面では健康上の問題を感じる
身体的・精神的にも健康上の問題を感じる
2
問9
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
あなたは、どのような健康上の問題/症状がありますか?(あてはまるもの全てに○印)
運動器の症状
(腰・膝・首・肩などの痛みやこり)
アレルギー症状
(喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症など)
消化器症状
(食欲不振・便秘・下痢・吐き気・胸やけなど)
産婦人科関係の症状(生理痛・生理不順・子宮内膜症・逆子など)
感覚器の症状
(眼痛・耳鳴・めまい・近視・味覚異常など)
生活習慣病
(高血圧・糖尿病・高脂血症・メタボリックシンドロームなど)
循環器関係の症状 (動悸がする・息切れがする)
脳卒中後の症状
(麻痺・しびれなど)
頭痛
不眠
疲労一般
精神的な症状
(イライラしやすい・気力が出ない・落ち込みやすいなど)
スポーツ障害
(ねんざ・打撲・関節の痛み・運動障害など)
不妊
美容関係の症状
(肥満・肌の荒れ・シミ・抜け毛・白髪など)
その他
(
)
問 10 あなたは自分自身の健康のために、普段の生活で何かしていることがありますか?
1. 何かしている
2. したいが実際には何もしていない
3. 何もするつもりはない
上の質問で「何かしている」とお答えになった方にお尋ねします。
どのようなことをしていますか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
自分で生活習慣に気をつけている(食生活・嗜好品・生活リズムなど)
独自のストレス解消方法があり、それを実践している(カラオケ・ショッピングなど)
特別な健康法を実践している(運動・体操・健康食品の購入など)
病院/医院で西洋医学の治療を受けている
病院/医院以外で何らかの施術(鍼灸、整体など)、またはカウンセリングを受けている
その他 (具体的に
)
上の質問で「したいが実際には何もしていない」とお答えになった方にお尋ねします。
もしするとしたら以下のどれをしますか? (あてはまるもの全てに○印)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
自分で生活習慣に気をつける(食生活・運動・嗜好品・生活リズムなど)
独自のストレス解消方法を考え、それを実践する(カラオケ・ショッピングなど)
特別な健康法を実践する(運動・体操・健康食品の購入など)
病院・医院で西洋医学の治療を受ける
病院・医院以外の施設で何らかの施術、またはカウンセリングを受ける
その他 (具体的に
)
3
上の質問で、「したいが実際には何もしていない」、「何もするつもりはない」
とお答えになった方にお尋ねします。
その理由は以下のどれですか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.
3.
5.
症状が軽い/ないから
時間がないから
面倒だから
2. 費用がかかるから
4. 自分の症状に合った治療法がわからないから
6. その他(
)
次に病院や医院で行われている西洋医学的な医療
(漢方を除きます)についてお尋ねします
問 11
過去一年間に病院や医院で西洋医学による治療を受けている場合は、受診している科の
名称(整形外科・婦人科・内科など)を記入してください。
(あなたが重要だと思われるものを3つまで選んでご記入下さい)
1(
)
2(
)
3(
)
病院や医院で受ける西洋医学の治療について、全体的な満足度をお答え下さい
1. 満足している
2. 大体満足している
3. どちらとも言えない
5. 不満である
4. やや不満である
病院で受ける西洋医学の治療について、以下の項目ごとに満足度をお答え下さい
職員・医師の対応
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
治療効果
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
設
備
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
支払金額
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
問 12
1.
2.
3.
4.
5.
6.
あなたは、病院(医院)で受ける西洋医学の治療について、どのようにお考えですか?
(あてはまるもの1つだけに○印)
病院や医院で受ける治療は信頼が置ける
病気になったら診察や治療は、病院(医院)で医師にしてもらいたい
必ずしも西洋医学が良いとは思わないが、他の治療法に頼るには不安がある
症状が改善されるなら、治療法にはこだわらない
西洋医学だけでは十分ではないので、他の治療法と併用したい
西洋医学では自分の望む治療は受けられないので、他の治療法を選ぶ
4
「現代西洋医学以外のすべての療法」を
相補・代替医療と呼びます。
ここでは相補・代替医療についてお尋ねします
以下に挙げられている治療法は、相補・代替医療の代表的なものです。
問 13~問 15 の質問では、以下の 1~15 の治療法の中からお答えを選び、番号をご記入下さい。
(問 14・15 はそれぞれ5つ以内。あてはまるものがない場合は空欄にして下さい。)
1.
4.
7.
10.
13.
漢方薬
カイロプラクティック・整体
ヨガ(アーユルヴェーダ)
催眠療法
心理療法(カウセリング)
2.
5.
8.
11.
14.
はり・きゅう
アロマテラピー
気功
音楽療法
温泉療法(スパ)
3.
6.
9.
12.
15.
あん摩・マッサージ・指圧
リフレクソロジー(足裏刺激)
健康食品(サプリメント)
瞑想(イメーシ療法)
タラソセラピー
問 13
上の 1~15 の相補・代替医療の中で、あなたが知っているものはどれですか?
問14
上の 1~15 の相補・代替医療の中で、過去に利用し、かつ効果があると思われたものは
どれですか?(上位5つまで)
問 15
上の 1~15 の相補・代替医療の中で、あなたが今後、体調を崩したり、病気になった時に、
あるいは健康増進を目的として利用したいと思うものはどれですか?(上位5つまで)
問 16
相補・代替医療を現在利用している方、または利用したことがある方にお尋ねします。
どのような目的で利用していますか?(1つだけに○印)
1.
2.
3.
4.
問 17
1.
5.
7.
9.
11.
13.
病気の治療のため
病気の治療のため
病気の予防のため
疲労回復のため
(西洋医学と併用している)
(西洋医学とは併用していない)
相補・代替医療を現在利用している方、利用したことがある方にお尋ねします。
どのような理由(きっかけ)から利用を始めましたか?(あてはまるもの全てに○印)
症状が軽いから
2. 経済的だから
医師にすすめられたから
西洋医学だけでは不十分だから
西洋医学より効果があるから
他に方法がないと考えたから
特に理由はないが、なんとなく
3. 手軽だから
4. 宣伝しているから
6. 人(医師以外)にすすめられたから
8. 西洋医学の副作用がこわいから
10. より自然に近い治療法だから
12. 患者の話をよく聞いてくれるから
14. その他 (
)
5
問 18
相補・代替医療を利用したことがある方にお尋ねします。
どのようにして相補・代替医療に関する情報を得ていますか?
(あてはまるもの全てに○印)
1. 家族や知人の話
5. 医師や医療関係者の話
8. その他(
問 19
1.
3.
5.
7.
9.
10.
2. 書籍・雑誌
6. 講演・講習会
3. テレビ・ラジオ
7. 新聞
4. インターネット
)
今までに相補・代替医療を利用したことがない方、または今後利用しようと思わない方
にお尋ねします。
利用しない理由はどれですか?(あてはまるもの全てに○印)
西洋医学だけで十分だから
費用がかかるから
時間がないから
治療内容について知識がないから
身体を触られることに抵抗があるから
その他(
2.
4.
6.
8.
効果があるのかよくわからないから
副作用があると思うから
安全面や衛生面に不安があるから
施術者との相性が気になるから
)
問 20 あなたが 1 ヶ月間に相補・代替医療に使ってもよいと考える金額は以下のどれに当てはま
りますか?
1. 5 千円未満
2. 5 千円~1 万円未満
3. 1 万円~2 万円未満
4. 2 万円~3 万円未満
5. 3 万円以上
6. わからない
問 21
1.
あなたは病院や医院内で相補・代替医療に含まれる治療法を利用したいと思いますか?
はい
2.
いいえ
「はい」と答えた方にお尋ねします。病院や医院内で利用したいものはどれですか?
(あてはまるもの全てに○印)
2. はり・きゅう
3. あん摩・マッサージ・指圧
1. 漢方薬
5. アロマテラピー
6. リフレクソロジー(足裏刺激)
4. カイロプラクティック・整体
8. 気功
9. 健康食品(サプリメント)
7. ヨガ(アーユルヴェーダ)
11. 音楽療法
12. 瞑想(イメーシ療法)
10. 催眠療法
13. 心理療法(カウンセリング)
14. 温泉療法(スパ)
15. タラソセラピー
)
16. その他(
また、その理由はどれですか? (あてはまるもの全てに○印)
2. 衛生的だから
1. 医師がおり、安心感があるから
4. 色々な観点から身体を診てもらえるから
3. より高い治療効果が望めるから
6. 健康保険が使える場合があるから
5. 治療を一施設で済ませられるから
7. その他(
)
6
問 22
統合医療とは、「病院や医院で、現代西洋医学だけではなく、相補・代替医療を積極的に
取り入れることで、より総合的な治療とケアを提供する、患者中心の医療」と定義されて
います。
あなたは将来、このような医療を望みますか?
望む
1.
問 23
1.
2.
3.
4.
5.
6.
2.
望まない
3.
よくわからない
問 22 で「望まない」「よくわからない」とお答えになった方にお尋ねします。
どのような点に不安・疑問点を感じておられますか?(あてはまるもの全てに○印)
西洋医学と相補・代替医療を同時にうけることによって副作用が生じると思うから
西洋医学と相補・代替医療は、別々の医療として存在するべきだと思うから
かえって医療費が高くなると思うから
治療効果が中途半端になると思うから
自由な状況で自分にあった医療を選択したいから
その他(
)
ここからは相補・代替医療のうち、
はり・きゅう(鍼灸)治療についてお尋ねします
問 24 鈴鹿医療科学大学にはり・きゅう師および、はり・きゅう分野で働く研究者の育成を目的
とする学部があることをご存知でしたか?
1.
知っている
2.
知らない
問 25 はり・きゅう師は厚生労働省が認定する国家資格であることをご存知ですか?
1.
知っている
2.
知らない
問 26 アメリカでは国立の研究機関が、はり・きゅう治療の効果を一部認める声明を出している
ことをご存知ですか?
1.
問 27
1.
問 28
1.
知っている
2.
知らない
あなたはご自身の住居の近くではり・きゅう治療院を見かけたことがありますか?
よく見かける
2.
時々見かける
3.
見たことはない
あなたは、はり・きゅう治療を病院内で提供しているところがあることをご存知ですか?
知っている
2.
知らない
問 29 あなたのはりきゅうに対するイメージをお聞かせ下さい
A: 全体的なイメージについて
1.
気軽に受けられる
2.
近づきにくい
3.
わからない
2.
感染や副作用が不安である
3.
わからない
B: 安全性・衛生面について
1.
安全だと思う
7
C: はり・きゅう治療で対応できると思われる症状・分野について
(あてはまると思われるもの全てに○印)
1.
4.
7.
10.
高齢者のケア
健康維持・増進
美容・肥満対策
その他(
2.
5.
8.
リラクゼーション
婦人科疾患のケア
スポーツ選手のケア
)
3.
6.
9.
肩こり・腰痛・膝痛の治療
乳幼児・学童のケア
幅広い病気の治療・改善
D: 施術者の患者への対応について
1.
患者に対して親切
2.
患者に対して不親切
3.
わからない
2.
鍼は痛くないと思う
3.
わからない
E: 痛みについて
1.
問 30
1.
2.
問 31
鍼は痛いと思う
今までに、はり・きゅう治療を利用したことがありますか?
はり・きゅう治療を利用したことがある
はり・きゅう治療を利用したことはない
→問 31 へ進む
→問 34 へ進む
問 30 で「はり・きゅう治療を利用したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。
どのような目的ではり・きゅうを利用しましたか?(1つだけに○印)
1. 病気の治療を目的として利用した
2. 健康維持や病気の予防を目的として利用した
3. 病気の治療、健康維持(病気の予防)の両方を目的として利用した
問 32
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
問 30 で「はり・きゅう治療を利用したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。
どのような状態に対して治療を利用しましたか? (あてはまるもの全てに○印)
運動器の症状
(腰・膝・首・肩などの痛みやこり)
アレルギー症状
(喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症など)
消化器症状
(食欲不振・便秘・下痢・吐き気・胸やけなど)
産婦人科関係の症状(生理痛・生理不順・子宮内膜症・逆子など)
感覚器の症状
(眼痛・耳鳴・めまい・近視・味覚異常など)
生活習慣病
(高血圧・糖尿病・高脂血症・メタボリックシンドロームなど)
循環器関係の症状 (動悸がする・息切れがする)
脳卒中後の症状
(麻痺・しびれなど)
頭痛
疲労一般
不眠
精神的な症状
(イライラしやすい・気力が出ない・落ち込みやすいなど)
スポーツ障害
(ねんざ・打撲・関節の痛み・運動障害など)
不妊
美容関係の症状
(肥満・肌の荒れ・シミ・抜け毛・白髪など)
その他
(
)
8
問 33
1.
4.
問 30 で「はり・きゅう治療を利用したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。
ご自身が利用したはり・きゅう治療に対する満足度をお答え下さい(1つだけに○印)
満足している
やや不満である
2.
5.
大体満足している
不満である
3.
どちらとも言えない
上の質問で 1、2 を選んだ方にお尋ねします。どのような点に満足しましたか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.
4.
7.
8.
症状が改善した
2. 健康管理に役だった
費用が安く済んだ
5. 施術者と相性が合った
自分の身体に対する理解が深まった
その他(
3.
6.
長時間かけて施術してくれた
話をよく聞いてくれた
)
上の質問で 3、4、5 を選んだ方にお尋ねします。どのような点に不満を感じましたか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.
4.
7.
効果を感じなかった
施術者と合わなかった
その他(
2.
5.
健康管理に役立たなかった
話をよく聞いてくれなかった
3.
6.
長時間拘束された
費用が高額だった
)
→問 35 へお進み下さい
問 34
問 30 で「はり・きゅう治療を利用したことがない」とお答えになった方にお尋ねします。
今後、はり・きゅう治療を利用したいと思いますか?
どちらかを選択して、その理由をお答え下さい。
理由(あてはまるもの全てに○印)
2. 家族や知り合いが受けているから
1. 効果がありそうだから
3. 興味があるから 4. なるべく副作用のない医療を選択したいから
1. 利用したい
どのような症状に対して受けてみたいと思いますか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.
5.
9.
13.
16.
2. 利用したいと
思わない
腰痛
頭痛
めまい
美容
その他(
2.
6.
10.
14.
肩のこり・痛み
食欲不振
不眠
スポーツのケア
3.
7.
11.
15.
眼精疲労
便秘・下痢
アレルギー
ストレス解消
4. 膝痛
8. むくみ
12. 不妊症
)
理由(あてはまるもの全てに○印)
2. 効果がよくわからないから
1. 西洋医学だけで十分だから
4. 副作用がありそうだから
3. 費用がかかるから
6. 安全・衛生面に不安があるから
5. 時間がないから
8. 施術者との相性が気になるから
7. 怖いから・痛そうだから
9. 身体を触られることに抵抗があるから
10. その他(
)
→問 35 へお進み下さい
9
問 35
はり・きゅう治療と病院(医院)との関わり方についてお尋ねします。
あなたがはりきゅう治療を受ける時に、はり・きゅう師と医師とが連携すること
は望ましいと思いますか?
1. 望ましい(問 36 へ)
問 36
2. 望ましくない(問 37 へ)
3. わからない(問 38 へ)
問 35 で「望ましい」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由を以下の中から選んでください。
(あてはまるもの全てに○印)
高い治療効果が望めるから
医師の診断後なので、安心してはり・きゅう治療が受けられるから
西洋医学と東洋医学の両面から身体を診てもらえるから
治療が一施設で済み、自分の症状を医師とはりきゅう師の両方に説明しないですむから
その他(
)→問 38 へ
1.
2.
3.
4.
5.
問 37
問 35 で「望ましくない」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由を以下の中から選んでください。
(あてはまるもの全てに○印)
西洋医学と東洋医学は、別々の医療として存在するべきだと思うから
医師やはり・きゅう師から相手の治療を止められるかもしれないから
医師とはり・きゅう師が互いに遠慮し、患者に対して本音を言わないかも知れないから
自由な状況で自分にあった医療を選択したいから
その他(
)→問 38 へ
1.
2.
3.
4.
5.
問 38
1.
2.
3.
はり・きゅう師と医師とが連携して治療にあたる場合、どのような環境ではり・きゅう
治療を受けたいと思いますか?
(1つだけに○印)
病院(医院)内ではり・きゅう治療を受ける
病院(医院)で外部のはり・きゅう治療院を紹介してもらう
自分自身で病院(医院)やはり・きゅう治療院を選択して、双方に連携を取ってもらう
問 39
もし今後、あなたがはり・きゅう治療を受けるとしたら、どのような点を重視しますか?
(それぞれの項目について1つだけに○印)
重視する
やや重視する
あまり重視しない
施術者の技術・経験
1
2
3
施術者の人格
1
2
3
施術にかける時間
1
2
3
安全性・清潔さ
1
2
3
待ち時間の長さ
1
2
3
治療院の雰囲気・設備
1
2
3
評判
1
2
3
施術者との相性
1
2
3
治療にかかる費用
1
2
3
10
問 40
1.
2.
3.
4.
あなたは今後、はり・きゅう治療をどのような目的で利用したいとお考えですか?
病気の治療を目的として利用したい
健康維持や病気の予防を目的として利用したい
病気の治療、健康維持(病気の予防)の両方を目的として利用したい
いずれの目的でも利用したくない
問 41 あなたははり・きゅうの治療に一ヶ月にどの程度なら支払っても良いとお考えですか?
1. 5 千円未満
2. 5 千円~1 万円未満
3. 1 万円~2 万円未満
4. 2 万円~3 万円未満
5. 3 万円以上
6. わからない
【自由記入欄】 このアンケート調査や、今後の自治体や国の相補・代替医療への取り組みに
ついて、ご意見やアイデアがありましたらご自由に記入して下さい。
以上でアンケートは終了です。ご協力ありがとうございました。
皆様から頂戴いたしました貴重なご意見は、今後の日本の医療の向上に役立てるべく、
三重県や国への提案に反映させて参ります。
お手数ですが、本調査票を二つ折りにした状態で同封の返信用封筒に入れ、
2 月 2 日(金)までに切手を貼らずに最寄りの郵便ポストに投函して下さい。
11
平成18年度 三重県における統合医療の現況と需要調査における記述統計
問1
あなたの性別と年齢について教えて下さい。
●性別
選択肢
回答数
1,226
1,521
77
2,824
構成比
43.4%
53.9%
2.7%
100.0%
選択肢
回答数
263
448
582
705
569
229
28
2,824
構成比
9.3%
15.9%
20.6%
25.0%
20.1%
8.1%
1.0%
100.0%
回答数
195
63
9
42
428
13
48
3
72
288
520
238
24
14
36
188
27
81
15
27
14
162
124
21
42
34
28
14
18
36
2,824
構成比
6.9%
2.2%
0.3%
1.5%
15.2%
0.5%
1.7%
0.1%
2.5%
10.2%
18.4%
8.4%
0.8%
0.5%
1.3%
6.7%
1.0%
2.9%
0.5%
1.0%
0.5%
5.7%
4.4%
0.7%
1.5%
1.2%
1.0%
0.5%
0.6%
1.3%
100.0%
男性
女性
未回答
(合計)
●年齢
20代
30代
40代
50代
60代
70代以上
未回答
(合計)
問2
あなたのお住まいはどこですか?
桑名市
いなべ市
木曽岬町
東員町
四日市市
川越町
菰野町
朝日町
亀山市
鈴鹿市
津市
松阪市
多気町
玉城町
明和町
伊勢市
鳥羽市
志摩市
度会町
南伊勢町
大紀町
伊賀市
名張市
大台町
尾鷲市
紀北町
熊野市
御浜町
紀宝町
未回答
(合計)
問3
あなたの家族構成は次のどれですか?
選択肢
一人暮らし
夫婦のみ
二世帯
三世帯
その他
未回答
(合計)
問4
構成比
15.1%
6.4%
10.0%
8.6%
8.3%
0.7%
1.7%
3.0%
4.3%
1.6%
20.2%
14.6%
4.4%
1.3%
100.0%
回答数
631
732
522
458
289
192
2,824
構成比
22.3%
25.9%
18.5%
16.2%
10.2%
6.8%
100.0%
あなたは定期的に健康診断を受けていますか?
選択肢
受けている
受けたいが、受けることができずにいる
受けようと思わない
未回答
(合計)
問7
回答数
426
182
281
242
233
19
49
85
121
46
570
411
123
36
2,824
あなたと同居されているご家族の年収の合計は次のどれに当てはまりますか?
選択肢
300万円未満
300万~500万円未満
500万~700万円未満
700万~1000万円未満
1000万円以上
未回答
(合計)
問6
構成比
5.0%
21.9%
42.4%
17.5%
12.9%
0.4%
100.0%
あなたの現在の就学・就業状況(職種)は次のどれですか?
選択肢
専門的・技術的職業従事者
管理的職業従事者
事務従事者
生産工程・労務作業者
サービス職業従事者
保安職業従事者
運輸・通信従事者
農林漁業作業者
販売従事者
学生(浪人を含む)
主婦・主夫(パートを除く)
無職
その他
未回答
(合計)
問5
回答数
140
618
1,197
494
365
10
2,824
回答数
2,099
534
162
29
2,824
構成比
74.3%
18.9%
5.7%
1.0%
100.0%
あなたは健康診断の結果をご自身の生活を見直す指針として活用していますか?
選択肢
活用している
活用していない
わからない
未回答
(合計)
回答数
1,895
437
393
99
2,824
構成比
67.1%
15.5%
13.9%
3.5%
100.0%
問8
あなたはご自身の健康状態をどのように感じていますか?
選択肢
身体面・精神面ともに健康だと感じている
身体面には問題ないが、精神面には健康上の問題を感じる
精神面には問題ないが、身体面では健康上の問題を感じる
身体的・精神的にも健康上の問題を感じる
未回答
(合計)
問9
回答数
1,070
255
889
588
22
2,824
構成比
37.9%
9.0%
31.5%
20.8%
0.8%
100.0%
あなたは、どのような健康上の問題/症状がありますか?
選択肢
運動器の症状
アレルギー症状
消化器症状
産婦人科関係の症状
感覚器の症状
生活習慣病
循環器関係の症状
脳卒中後の症状
頭痛
不眠
疲労一般
精神的な症状
スポーツ障害
不妊
美容関係の症状
その他
(合計)
回答数
1,338
807
461
222
622
898
229
33
320
256
479
538
171
26
768
120
7,288
構成比
18.4%
11.1%
6.3%
3.0%
8.5%
12.3%
3.1%
0.5%
4.4%
3.5%
6.6%
7.4%
2.3%
0.4%
10.5%
1.6%
100.0%
問10 あなたは自分自身の健康のために、普段の生活で何かしていることがありますか?
選択肢
何かしている
したいが実際には何もしていない
何もするつもりはない
未回答
(合計)
回答数
1,498
1,210
99
17
2,824
構成比
53.0%
42.8%
3.5%
0.6%
100.0%
上の質問で「なにかしている」とお答えになった方にお尋ねします。
どのようなことをしていますか?
選択肢
自分で生活習慣に気をつけている
独自のストレス解消方法があり、それを実践している
特別な健康法を実践している
病院・医院で西洋医学の治療を受けている
病院・医院以外で何らかの施術(鍼灸、整体など)、またはカウンセリングを受けている
その他
(合計)
回答数
983
373
782
296
153
105
2,692
構成比
36.5%
13.9%
29.0%
11.0%
5.7%
3.9%
100.0%
上の質問で「したいが実際には何もしていない」とお答えになった方にお尋ねします。
もしするとしたら以下のどれをしますか?
選択肢
自分で生活習慣に気をつけている
独自のストレス解消方法を考え、それを実践する
特別な健康法を実践する
病院・医院で西洋医学の治療を受ける
回答数
930
400
409
103
構成比
47.8%
20.5%
21.0%
5.3%
病院・医院以外の施設で何らかの施術、またはカウンセリングを受ける
その他
(合計)
89
16
1,947
4.6%
0.8%
100.0%
上の質問で「したいが実際には何もしていない」、「何もするつもりはない」とお答えになった方にお尋ねします
その理由は以下のどれですか?
選択肢
症状が軽い/ないから
費用がかかるから
時間がないから
自分の症状に合った治療法がわからないから
面倒だから
その他
(合計)
回答数
329
197
477
171
332
35
1,541
構成比
21.3%
12.8%
31.0%
11.1%
21.5%
2.3%
100.0%
問11 過去一年間に病院や医院で西洋医学による治療を受けている場合は、受診している
科の名称を記入してください。
受診科名称
内科
整形外科
婦人科
眼科
歯科
耳鼻咽喉科
外科
皮膚科
精神科
産婦人科
神経内科
循環器科
泌尿器科
小児科
胃腸科
消化器科
脳外科
心療内科
神経科
脳神経外科
脳神経科
胸部外科
口腔外科
精神神経科
アレルギー科
呼吸器科
呼吸器内科
心臓血管外科
精神内科
乳腺外科
血液内科
呼吸器外科
リウマチ科
形成外科
心・血外来
心臓外科
心臓血管内科
内視鏡科
脳神経内科
放射線科
(合計)
件数
1,311
600
249
218
206
187
167
150
42
41
39
38
35
29
27
19
19
15
11
11
8
5
5
5
4
4
3
3
3
3
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
3,470
病院や医院で受ける西洋医学の治療について、全体的な満足度をお答えください
選択肢
満足している
大体満足している
どちらとも言えない
やや不満である
不満である
未回答
(合計)
回答数
249
1,004
633
172
62
58
2,178
構成比
11.4%
46.1%
29.1%
7.9%
2.8%
2.7%
100.0%
病院で受ける西洋医学の治療について、以下の項目ごとに満足度をお答えください
選択肢
職員・医師の対応
治療効果
設備
支払金額
(合計)
満足している
どちらとも言えない
1,122
816
938
406
3,282
851
1,141
1,050
1,119
4,161
不満である (合計)
174
2,147
183
2,140
132
2,120
607
2,132
1,096
8,539
問12 あなたは、病院(医院)で受ける西洋医学の治療について、どのようにお考えですか?
選択肢
病院や医院で受ける治療は信頼が置ける
病気になったら診察や治療は、病院(医院)で医師にしてもらいたい
必ずしも西洋医学が良いとは思わないが、他の治療法に頼るには不安がある
症状が改善されるなら、治療法にはこだわらない
西洋医学だけでは十分ではないので、他の治療法と併用したい
西洋医学では自分の望む治療は受けられないので、他の治療法を選ぶ
未回答
(合計)
回答数
293
748
364
974
219
18
208
2,824
問13 上の1~15の相補・代替医療の中で、あなたが知っているものはどれですか?
選択肢
漢方薬
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
カイロプラクティック・整体
アロマテラピー
リフレクソロジー(足裏刺激)
ヨガ(アーユルヴェーダ)
気功
健康食品(サプリメント)
催眠療法
音楽療法
瞑想(イメージ療法)
心理療法(カウンセリング)
温泉療法(スパ)
タラソセラピー
(合計)
回答数
2,442
2,417
2,372
1,821
1,513
1,360
1,805
1,530
2,160
1,081
976
553
1,672
1,611
630
23,943
構成比
10.2%
10.1%
9.9%
7.6%
6.3%
5.7%
7.5%
6.4%
9.0%
4.5%
4.1%
2.3%
7.0%
6.7%
2.6%
100.0%
構成比
10.4%
26.5%
12.9%
34.5%
7.8%
0.6%
7.4%
100.0%
問14 上の1~15の相補・代替医療の中で、過去に利用し、かつ効果があると思われたものはどれですか?
選択肢
漢方薬
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
カイロプラクティック・整体
アロマテラピー
リフレクソロジー(足裏刺激)
ヨガ(アーユルヴェーダ)
気功
健康食品(サプリメント)
催眠療法
音楽療法
瞑想(イメージ療法)
心理療法(カウンセリング)
温泉療法(スパ)
タラソセラピー
(合計)
回答数
1,058
669
911
585
104
216
125
72
647
13
58
22
113
254
40
4,887
構成比
21.6%
13.7%
18.6%
12.0%
2.1%
4.4%
2.6%
1.5%
13.2%
0.3%
1.2%
0.5%
2.3%
5.2%
0.8%
100.0%
問15 上の1~15の相補・代替医療の中で、あなたが今後、体調を崩したり、病気になったときに、
あるいは健康増進を目的として利用したいと思うものはどれですか?
選択肢
漢方薬
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
カイロプラクティック・整体
アロマテラピー
リフレクソロジー(足裏刺激)
ヨガ(アーユルヴェーダ)
気功
健康食品(サプリメント)
催眠療法
音楽療法
瞑想(イメージ療法)
心理療法(カウンセリング)
温泉療法(スパ)
タラソセラピー
(合計)
回答数
1,385
743
1,067
754
229
367
366
263
792
117
199
67
369
856
122
7,696
構成比
18.0%
9.7%
13.9%
9.8%
3.0%
4.8%
4.8%
3.4%
10.3%
1.5%
2.6%
0.9%
4.8%
11.1%
1.6%
100.0%
問16 相補・代替医療を現在利用している方、または利用したことがある方にお尋ねします。
どのような目的で利用していますか?
選択肢
病気治療のため(西洋医学と併用している)
病気治療のため(西洋医学とは併用していない)
病気予防のため
疲労回復のため
(合計)
回答数
621
334
276
576
1,807
構成比
34.4%
18.5%
15.3%
31.9%
100.0%
問17 相補・代替医療を現在利用している方、利用したことがある方にお尋ねします。
どのような理由(きっかけ)から利用を始めましたか?
選択肢
症状が軽いから
経済的だから
手軽だから
宣伝しているから
医師にすすめられたから
人(医師以外)にすすめられたから
回答数
318
104
546
110
251
557
構成比
8.8%
2.9%
15.1%
3.0%
7.0%
15.4%
西洋医学だけでは不十分だから
西洋医学の副作用がこわいから
西洋医学より効果があるから
より自然に近い治療法だから
他に方法がないと考えたから
患者の話をよく聞いてくれるから
特に理由はないが、なんとなく
その他
(合計)
288
182
159
471
119
97
323
84
3,609
8.0%
5.0%
4.4%
13.1%
3.3%
2.7%
8.9%
2.3%
100.0%
問18 相補・代替医療を利用したことがある方にお尋ねします。
どのようにして相補・代替医療に関する情報を得ていますか?
選択肢
家族や知人の話
書籍・雑誌
テレビ・ラジオ
インターネット
医師や医療関係者の話
講演・講習会
新聞
その他
(合計)
回答数
1,404
550
468
201
335
74
256
64
3,352
構成比
41.9%
16.4%
14.0%
6.0%
10.0%
2.2%
7.6%
1.9%
100.0%
問19 今までに相補・代替医療を利用したことがない方、または今後利用しようと思わない方にお尋ねします。
利用しない理由はどれですか?
選択肢
西洋医学だけで十分だから
効果があるのかよくわからないから
費用がかかるから
副作用があると思うから
時間がないから
安全面や衛生面に不安があるから
治療内容について知識がないから
施術者との相性が気になるから
身体を触られることに抵抗があるから
その他
(合計)
回答数
178
370
241
47
136
70
289
45
41
55
1,472
構成比
12.1%
25.1%
16.4%
3.2%
9.2%
4.8%
19.6%
3.1%
2.8%
3.7%
100.0%
問20 あなたが1ヶ月に相補・代替医療に使ってもよいと考える金額は以下のどれにあてはまりますか?
選択肢
5千円未満
5千円~1万円未満
1万円~2万円未満
2万円~3万円未満
3万円以上
わからない
未回答
(合計)
回答数
1,281
899
171
22
10
233
208
2,824
構成比
45.4%
31.8%
6.1%
0.8%
0.4%
8.3%
7.4%
100.0%
問21 あなたは病院や医院内で相補・代替医療に含まれる治療法を利用したいと思いますか?
選択肢
はい
いいえ
未回答
(合計)
回答数
2,019
609
196
2,824
構成比
71.5%
21.6%
6.9%
100.0%
「はい」と答えた方にお尋ねします。病院や医院内で利用したいものはどれですか?
選択肢
漢方薬
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
カイロプラクティック・整体
アロマテラピー
リフレクソロジー(足裏刺激)
ヨガ(アーユルヴェーダ)
気功
健康食品(サプリメント)
催眠療法
音楽療法
瞑想(イメージ療法)
心理療法(カウンセリング)
温泉療法(スパ)
タラソセラピー
その他
(合計)
回答数
1,391
815
1,157
778
237
370
235
222
477
159
206
98
544
530
90
10
7,319
構成比
19.0%
11.1%
15.8%
10.6%
3.2%
5.1%
3.2%
3.0%
6.5%
2.2%
2.8%
1.3%
7.4%
7.2%
1.2%
0.1%
100.0%
回答数
1,100
142
858
854
950
984
30
4,918
構成比
22.4%
2.9%
17.4%
17.4%
19.3%
20.0%
0.6%
100.0%
また、その理由はどれですか?
選択肢
医師がおり、安心感があるから
衛生的だから
より高い治療効果が望めるから
色々な観点から身体を診てもらえるから
治療を一施設で済ませられるから
健康保険が使える場合があるから
その他
(合計)
問22 統合医療とは、「病院や医院で、現代西洋医学だけではなく、相補・代替医療を積極的に取り入れることで、
より統合的な治療とケアを提供する、患者中心の医療」と定義されています。
あなたは将来、このような医療を望みますか?
選択肢
望む
望まない
よくわからない
未回答
(合計)
回答数
1,959
97
638
130
2,824
構成比
69.4%
3.4%
22.6%
4.6%
100.0%
問23 問22で「望まない」「よくわからない」とお答えになった方にお尋ねします。
どのような点に不安・疑問点を感じておられますか?
選択肢
西洋医学と相補・代替医療を同時にうけることによって副作用が生じると思うから
西洋医学と相補・代替医療は、別々の医療として存在すべきだと思うから
かえって医療費が高くなると思うから
治療効果が中途半端になると思うから
自由な状況で自分にあった医療を選択したいから
その他
(合計)
回答数
66
140
283
121
256
67
933
構成比
7.1%
15.0%
30.3%
13.0%
27.4%
7.2%
100.0%
問24 鈴鹿医療科学大学にはり・きゅう師および、はり・きゅう分野で働く研究者の育成を目的とする
学部があることをご存知でしたか?
選択肢
知っている
知らない
未回答
(合計)
回答数
345
2,421
58
2,824
構成比
12.2%
85.7%
2.1%
100.0%
問25 はり・きゅう師は厚生労働省が認定する国家資格であることをご存知ですか?
選択肢
知っている
知らない
未回答
(合計)
回答数
1,375
1,387
62
2,824
構成比
48.7%
49.1%
2.2%
100.0%
問26 アメリカでは国立の研究機関が、はり・きゅうの治療の効果を一部認める声明を出している
ことをご存知ですか?
選択肢
知っている
知らない
未回答
(合計)
回答数
162
2,597
65
2,824
構成比
5.7%
92.0%
2.3%
100.0%
問27 あなたはご自身の住居の近くではり・きゅう治療院を見かけたことがありますか?
選択肢
よく見かける
時々見かける
見たことはない
未回答
(合計)
回答数
687
1,458
617
62
2,824
構成比
24.3%
51.6%
21.8%
2.2%
100.0%
問28 あなたは、はり・きゅう治療を病院内で提供しているところがあることをご存知ですか?
選択肢
知っている
知らない
未回答
(合計)
回答数
433
2,322
69
2,824
構成比
15.3%
82.2%
2.4%
100.0%
問29 あなたのはり・きゅうに対するイメージをお聞かせ下さい
A:全体的なイメージについて
選択肢
気軽に受けられる
近づきにくい
わからない
未回答
(合計)
回答数
829
1,112
819
64
2,824
構成比
29.4%
39.4%
29.0%
2.3%
100.0%
B:安全性・衛生面について
選択肢
安全だと思う
感染や副作用が不安である
わからない
未回答
(合計)
回答数
721
909
1,128
66
2,824
構成比
25.5%
32.2%
39.9%
2.3%
100.0%
C:はり・きゅう治療で対応できると思われる症状・分野について
選択肢
高齢者のケア
リラクゼーション
肩こり・腰痛・膝痛の治療
健康維持・増進
婦人科疾患のケア
乳幼児・学童のケア
美容・肥満対策
スポーツ選手のケア
幅広い病気の治療・改善
その他
(合計)
回答数
785
477
2,568
790
367
66
648
1,237
787
18
7,743
構成比
10.1%
6.2%
33.2%
10.2%
4.7%
0.9%
8.4%
16.0%
10.2%
0.2%
100.0%
回答数
626
33
1,946
219
2,824
構成比
22.2%
1.2%
68.9%
7.8%
100.0%
回答数
746
651
1,262
165
2,824
構成比
26.4%
23.1%
44.7%
5.8%
100.0%
D:施術者の患者への対応について
選択肢
患者に対して親切
患者に対して不親切
わからない
未回答
(合計)
E:痛みについて
選択肢
鍼は痛いと思う
鍼は痛くないと思う
わからない
未回答
(合計)
問30 今までに、はり・きゅう治療を利用したことがありますか?
選択肢
はり・きゅう治療を利用したことがある
はり・きゅう治療を利用したことはない
未回答
(合計)
回答数
871
1,736
217
2,824
構成比
30.8%
61.5%
7.7%
100.0%
問31 問30で「はり・きゅう治療を利用したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。
どのような目的ではり・きゅうを利用しましたか?
選択肢
病気の治療を目的として利用した
健康維持や病気の予防を目的として利用した
病気の治療、健康維持(病気予防)の両方を目的として利用した
未回答
(合計)
回答数
680
68
139
19
906
構成比
75.1%
7.5%
15.3%
2.1%
100.0%
問32 問30で「はり・きゅう治療を利用したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。
どのような状態に対して治療を利用しましたか?
選択肢
運動器の症状
アレルギー症状
消化器症状
産婦人科関係の症状
感覚器の症状
生活習慣病
循環器関係の症状
脳卒中後の症状
頭痛
不眠
疲労一般
精神的な症状
スポーツ障害
不妊
美容関係の症状
その他
(合計)
回答数
741
41
54
20
48
18
8
4
45
100
18
28
180
4
20
25
1,354
構成比
54.7%
3.0%
4.0%
1.5%
3.5%
1.3%
0.6%
0.3%
3.3%
7.4%
1.3%
2.1%
13.3%
0.3%
1.5%
1.8%
100.0%
問33 問30で「はり・きゅう治療を利用したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。
ご自身が利用したはり・きゅう治療に対する満足度をお答え下さい
選択肢
満足している
大体満足している
どちらとも言えない
やや不満である
不満である
(合計)
回答数
167
355
280
59
40
901
構成比
18.5%
39.4%
31.1%
6.5%
4.4%
100.0%
上の質問で1,2を選んだ方にお尋ねします。どのような点に満足しましたか?
選択肢
回答数
症状が改善した
439
健康管理に役立った
84
長時間かけて施術してくれた
84
費用が安く済んだ
71
施術者と相性が合った
46
話をよく聞いてくれた
66
自分の身体に対する理解が深まった
59
その他
11
(合計)
860
構成比
51.0%
9.8%
9.8%
8.3%
5.3%
7.7%
6.9%
1.3%
100.0%
上の質問で3,4,5を選んだ方にお尋ねします。どのような点に不満を感じましたか?
選択肢
効果を感じなかった
健康管理に役立たなかった
長時間拘束された
施術者と合わなかった
話をよく聞いてくれなかった
費用が高額だった
その他
(合計)
回答数
243
23
23
14
14
72
58
447
構成比
54.4%
5.1%
5.1%
3.1%
3.1%
16.1%
13.0%
100.0%
問34 問30で「はり・きゅう治療を利用したことがない」とお答えになった方にお尋ねします。
今後、はり・きゅう治療を利用したいと思いますか?
選択肢
利用したい
利用したいと思わない
(合計)
●利用したい方
理由
選択肢
効果がありそうだから
家族や知り合いが受けているから
興味があるから
なるべく副作用のない医療を選択したいから
(合計)
回答数
845
1,011
1,856
構成比
45.5%
54.5%
100.0%
回答数
405
106
266
245
1,022
構成比
39.6%
10.4%
26.0%
24.0%
100.0%
●利用したい方
どのような症状に対して受けてみたいと思いますか?
選択肢
回答数
構成比
腰痛
522
19.6%
肩のこり・痛み
623
23.4%
眼精疲労
240
9.0%
膝痛
225
8.5%
頭痛
158
5.9%
食欲不振
28
1.1%
便秘・下痢
118
4.4%
むくみ
72
2.7%
めまい
56
2.1%
不眠
103
3.9%
アレルギー
99
3.7%
不妊症
9
0.3%
美容
115
4.3%
スポーツのケア
94
3.5%
ストレス解消
175
6.6%
その他
21
0.8%
(合計)
2,658
100.0%
●利用したいと思わない方
理由
選択肢
西洋医学だけで十分だから
効果がよくわからないから
費用がかかるから
副作用がありそうだから
時間がないから
安全・衛生面に不安があるから
怖いから・痛そうだから
施術者との相性が気になるから
身体を触られることに抵抗があるから
その他
(合計)
回答数
148
587
239
72
113
302
520
97
82
52
2,212
構成比
6.7%
26.5%
10.8%
3.3%
5.1%
13.7%
23.5%
4.4%
3.7%
2.4%
100.0%
問35 はり・きゅう治療と病院(医院)との関わり方についてお尋ねします。
あなたがはり・きゅう治療を受ける時に、はり・きゅう師と医師とが連携することは望ましいと思いますか?
選択肢
望ましい
望ましくない
わからない
未回答
(合計)
回答数
1,971
88
658
107
2,824
構成比
69.8%
3.1%
23.3%
3.8%
100.0%
問36 問35で「望ましい」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由を以下の中から選んでください。
選択肢
高い治療効果が望めるから
医師の診断後なので、安心してはり・きゅう治療が受けられるから
西洋医学と東洋医学の両面から身体を診てもらえるから
治療が一施設で済み、自分の症状を医師とはりきゅう師の両方に説明しないですむから
その他
(合計)
回答数
907
1,244
1,118
697
14
3,980
構成比
22.8%
31.3%
28.1%
17.5%
0.4%
100.0%
回答数
43
16
23
45
3
130
構成比
33.1%
12.3%
17.7%
34.6%
2.3%
100.0%
回答数
1,793
269
411
351
2,824
構成比
63.5%
9.5%
14.6%
12.4%
100.0%
問37 問35で「望ましくない」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由を以下の中から選んでください。
選択肢
西洋医学と東洋医学は、別々の医療として存在すべきだと思うから
医師やはり・きゅう師から相手の治療を止められるかもしれないから
医師やはり・きゅう師が互いに遠慮し、患者に対して本音を言わないかも知れないから
自由な状況で自分にあった医療を選択したいから
その他
(合計)
問38 はり・きゅう師と医師とが連携して治療にあたる場合、どのような環境で
はり・きゅう治療を受けたいと思いますか?
選択肢
病院(医院)内ではり・きゅう治療を受ける
病院(医院)で外部のはり・きゅう治療院を紹介してもらう
自分自身で病院(医院)や、はり・きゅう治療院を選択して、双方に連携を取ってもらう
未回答
(合計)
問39 もし今後、あなたがはり・きゅう治療を受けるとしたら、どのような点を重視しますか?
選択肢
施術者の技術・経験
施術者の人格
施術にかける時間
安全性・清潔さ
待ち時間の長さ
治療院の雰囲気・設備
評判
施術者との相性
治療にかかる費用
(合計)
重視する
2,537
1,922
1,142
2,384
1,264
1,588
1,838
1,491
1,895
16,061
やや重視する あまり重視しない
101
559
1,026
164
1,068
863
609
825
603
5,818
11
57
352
18
189
75
81
191
59
1,033
(合計)
2,649
2,538
2,520
2,566
2,521
2,526
2,528
2,507
2,557
22,912
問40 あなたは今後、はり・きゅう治療をどのような目的で利用したいとお考えですか?
選択肢
病気の治療を目的として利用したい
健康維持や病気の予防を目的として利用したい
病気の治療、健康維持(病気の予防)の両方を目的として利用したい
いずれの目的でも利用したくない
未回答
(合計)
回答数
976
350
1,035
327
136
2,824
構成比
34.6%
12.4%
36.7%
11.6%
4.8%
100.0%
問41 あなたは、はり・きゅうの治療に一ヶ月にどの程度なら支払っても良いとお考えですか?
選択肢
5千円未満
5千円~1万円未満
1万円~2万円未満
2万円~3万円未満
3万円以上
わからない
未回答
(合計)
回答数
1,416
830
105
7
3
303
160
2,824
構成比
50.1%
29.4%
3.7%
0.2%
0.1%
10.7%
5.7%
100.0%
平成18年度調査 自由記入欄内容
「医者にかかる」「病院へ行く」「治療する」ということを行うだけで日常的に気持ちが体の不具合、弱いところを思って気分
がすさむ。痛みは無い方が良いし、心地よい方が人は好きである。はり、きゅう治療を受けることが特別(日常の)になって
しまっては、もったいない。気軽に病気を予防する楽しさなどで日常的に気軽に治療できたらいいと考えます。医療費など
の流通がどのようになっているのかなどをきちんと明記してほしい。(病院内やパンフレットなどで)
「相補・代替医療」もっと手軽に(料金も含む)受けられることを希望します。ショッピングセンターにも入っている店舗もあり
ますが・・・いまいちわからないのが実情・・・
・歯の治療(麻酔効果の代用)・ストレスによる肩凝り予防・ケガの回復時のリハビリケアーに!
1.今回のアンケートは治療が主になっているが今後の内容は病院の全体をアンケートしてほしい。理由(1)待ち時間が長
すぎる(2~3時間ざら)(2)何年たっても改善されない(3)大病院はサービスが悪い2.人間ドックも保険の対象にすると
か!!・・いろいろな案件をアンケートし、実用化させてほしい。(相補・代替医療に重点ばかりのアンケートでは進歩しな
い。総合医療の現状と需要調査とは、かけ離れているのでは?)3.行政はもっと進歩的な調査をしてほしいと思う。
1.知人の「ガン治療」の経験から一言
(1)西洋医学による治療方法はないと言われた段階で、知人は藁にもすがる思いで、漢方による治療を検討した。
(2)西洋医学の主治医は、もし漢方による治療を受けるなら現在行っている患者に対する治療の結果については責任をも
てないと言われた。
(3)一見、主治医の言われたことはもっともな言葉であるようにも受け取れるが、患者側から見れば冷たい言葉ともうけと
れることだった。
(4)患者側から見れば「現代西洋医学以外のすべての療法」を含めた取組みを希望しており、やるせない思いを感じまし
た。
1.はり・きゅうは人気商売の典型である。2.能書きが長くても回復しなければ、信用は即なくなる。厳しい業界と感じます。3.
医師とは認めてない認識で接しています。4.ケガ早期に通院するしか効果はないと信じています。5.医院の補完的立場で
併合すれば認められる。6.運動機能改善を予防的な位置づけならば進んで診察します。
1~2ヶ月現在、ハリ、きゅうを30年間ぐらい利用しております。東洋、西洋医学が一体となって人間の幸福に努力してほし
いです。満足の出来る一生を過ごしたいです。
15年程前に病院で膠原病の診断があってから、西洋医学では治療法がはっきりと見つからないため、冷えからおこるレー
ノー現象治療のため1年程通っておりました。三重大学で受診した際もはり治療が病院内で受けられ、(それは電気を流す
治療でした)少し受けてはいましたが、目に見えて効果はでませんでした。今もゆるやかでありますが病気の変化の不安を
感じ、病院にて診察を受けています。あまり何でも不安になりすぎないこと、自分の悪いところはある程度自分で優しく守っ
てやって大切にしていくことが一番大事と思います。日本の医療向上のためにこれからも頑張って下さい。
①あまり問診が多い(問1~問41)②夕食後30分かかりました③年1回の町内の病院にて定期検査受けています。あしから
ずよろしく。
①私は10年以上首・肩・背のコリがひどく、ハリ1年も薬も効果なしの重症②国全体でコリのランク別の最適治療法を判り易
く説明したパンフを作ってほしい。③アンケート結果をFEED-BACKしてくれないハズ協力者に教えるべし。
60歳すぎたがまだ一度も病院へ行ったことがないのでわからない。
足のしびれ、首が回らない、腰の痛みなど、つらい「じびょう」が疲れと共に時々出ます。いったんは西洋医学へ行きます
が、なかなか改善されず、つらくて夜も寝れません。最後にはり、きゅうへ。すぐに行きたいですが、一回7,000円はきついで
す。私にとって、はり、きゅうはりっぱな保険対象の治療だと感じますがむりなのでしょうか・・・。自分に合ったはり、きゅう、
あんま、マッサージ、行き突き当たりました。決まるまでたくさんお金かかりました。やはりちょっとためしにとは今主婦として
は無理かも。アロマテラピー、タラソセラピーなど、TVでよく高級ホテルで贅沢旅行とかやってるから高いというイメージが
あります。
新しいことを取り入れる時にはスタッフ(医師や看護婦ら)に負担がかかると思います。その負担を軽減しなければ慢性的
な医療への不安につながります。
あまり、はり・きゅう治療はのぞみません。良い様に思いますがのぞみませんのでよろしく年寄りですのですみません
あまり関係のない話かもしれませんが、私は36歳になって初めての子宮ガン検診を受けにある婦人科病院を受診しまし
た。私は21歳の時出産して以来、15年程婦人科を訪れることなく去年暮れに訪れたら、若い妊婦さん+夫+子供+母と家
族全員で受診とか夫ずれの方がほとんどで、男性がいるなかで、初診の問診表を書いたり、生理のことを話したりするの
がとても嫌でした。それどころか待合室と診察室の間に中待合があったのですがその中にも夫や子供が入ったり診察室の
中にも夫や子供を一緒に入れている人がほとんど・・・私が診察が終わり下着をはいている時、若い夫婦が間違えて入って
来ました。とてもはずかしかったです。私が出産した頃は、男性はあまりいざ出産という頃しか一緒にいるケースは少なく
て、それが当たり前だと思っていましたが、外人が多く日本語もわからないのでつきそうケースが多くて、日本のカップルも
そうなっていったのかよくわかりませんが、私にはとてもとても嫌でした。病院の設備ももっとプライバシーを守ってほしい
し、家族はここまでとちゃんと区別してほしいと思いました。何も死ぬような事でもないのに一家揃って内診台なんて!!!
バカバカしい。私の通っているはり・きゅう院はやっぱり一番だと思います。とてもとても良い先生です!!信用できる人間
性のある先生がやっぱり一番だと思います。
アロマテラピスト(エッセンシャルオイル)が代替医療であるということは、一般的にあまり知られていない気がしますので、
もっと広めてほしいです。(認識してほしい。)個人的に薬というものがあまり好みでないため。免疫力(自己の力)を引き出
していく上で西洋医学と併用していったらいいと思います。
アンケートがアンケートのままで終わらないように生かして欲しい。
アンケート回答にかかるのは5分と封筒にありましたが、順調にすすんでも15分かかりました。
アンケート調査に協力するにあたって、ボールペン1本でもサービスに入れてください。
アンケートで国や自治体が動けば良いですが・・・頭の固い役人が動くことをお祈りします!
アンケートには答えましたが、突然送付されても何のことだか戸惑いました。どうして個人情報が漏れるのですか?
アンケートの結果は新聞等で発表して下さい。※社会の方向がわかるから
アンケートの趣旨説明が不十分で悪徳商法か何かと疑ってしまいました。相補、代替医療は心身の「心」の部分をケアする
今後なくてはならない療法だと思います。もっともっと認知されるよう取り組んで欲しいです。
アンケートのわりに代替医療について特に「はり・きゅうに関しての話が多いのでは?」と感じます。
アンケートをした以上はなるべく実行してください。理想だけではだめだと思います。貴校出身の整体師を存じております
が、あまりパッとしません。仕事に熱が入らないみたいです。学生によく教育してください。一老人より
アンケートを無作為で選出していただくのはいいのですが、その分はり・きゅうの体験をされていただけるような場をもって
もらいたいと思いました。
安心して国の相補ができるように願っています。
安全な治療を願います。
医学は万能ではない。患者本人の意識や周囲の意識の向上も大切ではと思います。本人の治そうという気持ちは即効性
のある治療で一気に高まる。
伊賀地域では病院と連携しているはり・きゅう治療院を教えて頂きたい。
医師(西洋医学の)にも代替医療への理解や知識を得てほしい。病院で説明しても知らなかったり、理解してもらえないと
治療を進める上で不安になる。アトピーで長年苦しんできました。病院にいっても治らないので、様々な事を試してみまし
た。たくさんの費用がかかりましたが治るならわらにもすがる思いでした。保険が適用すれば・・・と何度思ったことか。アレ
ルギー疾患が増え続ける今日ですので、今後代替療法の理解が進んでいけば、と思います。
医師が併用して効果ありと思える相補・代替医療を紹介処方し、加療してくださり、時間、費用。心身ともに軽い負担で健康
になれることを望みます。
医師の社会的評価の制度が何らなされていない。私の経験だが、①皮膚科②歯科で、①の場合2年かかっても治らなかっ
たが、公的機関にかかったら1回の処方で治った。この人は伊勢税務署管内で高額所得者に名を連ねていた。②の場合、
歯ぐきの化膿を直せず結果的に抗生物質の投与のみで壮入れ歯になった。歯槽膿漏はレーザー治療で2回ほど治ってし
まった。医師を信じてがんばっていたのが、病状悪化を招いた悔やみがある。
医師の処方箋に積極的に取り入れられるようお願いしたい。どのような薬を服用するか患者側の選択肢も増えることが望
ましい。
医師不足から田舎では病気になると、医者にかかることも難しい。大きな病気を予防する為にも取り組んでもらいたい。知
識をもつために学校も手軽に行けると良いが多くのお金がかかったり閉鎖的な感じがする。医療費が増大しているので保
険を使うというのは難しいと思うがもう少し東洋医学も格上げしてほしいと思う。ノイローゼとか精神面でも東洋医学は良い
ところもあると思うので、がんばってくださいね。婦人科系の病気で西洋医学ではわからなかった病気も東洋医学ではわか
りました。かなり治りました。導引で。
医師不足により、十分な治療が受けられない地域に住んでいる為、不安は多いです。老人が多い為、時間がとられ若い者
はかなり忙しい合間をぬっての来院でもう少しがまんしてしまいがちのようです。
医師免許も何年にもう一度受けて更新制度を取るようにしてほしい。
以前、医師会老齢の医師で、右手しびれ痛みがありタイワンに鍼灸医をたずね、2~3回の治療で良くなりました。ただし消
毒方法等に不安があったとの事です。約1年前同再発、同医をたずねても不在にて他医にで同治療受けても効果は全然
無かったとの事です。なぜでしょうか?西洋医師としてまず、消毒法に不安、又もしなにか有った場合、鍼灸等で症状軽快
するものでしょうか?特に東洋医学で急性感染症について考えを教えてください。開業薬局にて処方の薬を服用して急性
□□□□等生死に至る症状に□投薬される場合が時々あり、こまっています。
以前一度だけはり・きゅう治療院を訪ねたことがあったが、西洋医療(整形外科)を受けていたので両方受けるのは保険が
きかないと言われて止めた。病院の中での併設より先に保険が併用できるようにしてもらいたい。治療は長期間になるの
でぜひそうしてもらいたい。
位置し病院に7年ぐらい行って、電気、ホットパック、マッサージ等いろいろしてます。事故で足の痺れ、頭痛いろいろです
が、だいぶよくなってきています。初めは、はりもしていました。○○先生です。いい先生です。みんな喜んでいます。
一度カイロプラティックへ行きました。内臓疾患になると言われました。その後3ヵ月後膀胱炎となり、右側腹部痛が時々あ
ります。以前よりは良くなりました。以後東洋医学は信じられない状態です。
一般的にはり、きゅうの効果についての資料及び情報が乏しいので、今一歩利用する気になれない。
今お金がないのでどこもいけないです。お金のない出さない健康食品からやっていきます。いろいろしたいんだけどみんな
ただだったら何でもやりたいと思っています。
今健康でずっと病院に行ったことがありませんが、祖母が骨折して寝たきりになってしまいました。母も60歳で祖母の介護
をしています。骨粗しょう症(祖母は)でした。このような骨折を防ぐリハビリ(介護予防)とか骨密度を計るところが同じとこ
ろにあって、若いころから指導していただくところがあるといいのにといつも思います。また、会社の健康診断でも骨密度を
調べてくれれば(若いときから)いいのにと願っています。祖母も医師より、神経痛で痛いのだろうとずっと言われていたの
ですが、祖母がレントゲンを取ってほしいと願い出て初めて、骨粗しょう症とわかりました。(その日に骨折してしまいまし
た)町内に一ヶ所とまではいかないまでもリハビリする所があればいいと思います。
今現在治療していないのであまりよくわかりません。今後のことに参考します。
今のところ、特別身体に悪い部分もなく、はり・きゅう治療をした事もないのでアンケート調査に役立つ意見もなくすみませ
ん。
今のところ利用していないのでわかりません
今まで、はり・きゅう治療へは肩凝りのひどい時や寝違いで筋の治療に通った程度で、正直言ってそれ以外に効果がある
事を知りませんでした。小生以外にもはり・きゅう治療の効果を知らない人が多いのではないかと思います。宣伝を多いに
やって下さるのを希望します。
今まで2~3介「はり」治療を受けた事がありますが、「はり」が患部にどう作用し、治癒につながるのか科学的な説明を聞
いたことがありません。近くの総合病院で国保や(介護保険でも)利用できるようになればと思います。
今まで健康だったので医者のお世話になっていないのでこのアンケートに充分お答えできなくて申し訳ございません。これ
からは年も重ねてお世話になるかとは思いますが、知らないことばかりでした。
今までにかかったことがないのであまり関心がありません。もう少し考えてみたいと思います。以上
今までの西洋医学を中心とした医療は対処法にすぎず、軽い風邪から思い病気まで出ている症状にふりまわされその症
状を軽減するか治そうとする。しかもケミカルなくすりを乱用してというやり方だったが、近年、抗生物質の使い過ぎで様々
な弊害が起きている。ケミカルに頼りづぎるのは危険だと思う。もともと人間は自然のものなのだから人間自体に備わった
自然治癒力もあるはずだし、とにかく今まで西洋医学一辺倒の対処法だけではなく、根本、その病気や症状の原因を見極
め、環境や社会から病気の元、基、をなくしていくようにするべきだと思う。そうなると病院や医療関係機関だけでは難し
い。自治体や国が率先して健康な町、健全な町、国づくりに取り組むべきだと思う。
今まではり・きゅうにお世話になったことはありませんが、これから良いと思ったときはお願いするかもしれません
今まではり・きゅうの治療を受けた事がなく、というのも痛い、熱いというイメージが強く、悪くなれば病院へというのが現状
です。問38で答えた様になるのでしたら少しは考えてみたいと思います。それと痛み熱さが和らぐ様に何かしてもらえるな
らもっといいのですが。
今まではり・きゅうは受けた事がない。副作用が無く安全であれば受けたい。私は看護士であるので西洋医学を重視して
生活してきたが、副作用がなく低コストならはり・きゅう治療もいいかなと思う。しかしコストが高いと思う。
今まで病院でお世話になることもなく、はり・きゅうに関しては全く知識がなく適切な回答が出来ず申し訳ありません。病院
に見舞い等で行くと最近のいろんな病気に対する治療法(手術をしなくても内視鏡でできる等)のパンフレットがあると必ず
もらって来て読んでおります。はり・きゅうに関しても治療のやり方、効果等説明するパンフレット等置いてもらえれば関心
が持てるのではと思います。はり・きゅうは健康保険は使えないのですか?医師の紹介等あれば使えるのですか?生涯学
習センター等で代替医療の講演等していただければ行きたいと思います。
今私がお嫁にきた志摩市大王町には産婦人科がありません。個人もないのに県立の病院で子どもを産めない。産婦人科
を病院から廃止した人たち全てに問いたい。自分が生まれたとき、産んでくれた母親の不安や心理が分かっているのか。
自宅からボコボコの山道を走り、約一時間かけて病院に走る不安や苦しみがわかっているのか。少子化、少子化と言われ
ている今こそ自分の町で安心して出産育児ができることを、そんな街づくりをしていってほしい。
医薬品に頼らず、はり・きゅう治療で改善される部分があれば利用したい。
医療関係は厚生省総括なのに文部科学省が厚生省の変わりにこんなアンケートをとるのは何故でしょうか。お役所の仕事
はわかりません。医療の向上の為といいながら、どこがもうかっていくのか・・・・代替医療で病気は治りません。治ったら
ノーベル賞ものです。
医療機関で働いていますが、患者さんの病気に対する悩み、癌告知を受け、今後の治療について悩んでいる方と様々で
す。一人一人ゆっくりと話を聞いてあげられない現状で、院内に心理療法士がいればと思います。三重県は他見に比べて
医療面で劣っていると思います。真理カウンセラーなどを育成する施設を是非作ってほしいと思います。
医療には西洋も東洋もない。統合医療で最善の医療を望む。広い意味の科学である。その努力が実る時医療の発展が進
化する。期待して止まない。
医療の研究進歩は期待しますが、それらを取りまく機関(製薬会社など)があまりにも営業にはしりすぎているように思われ
ます。もう少し、治療全てにお金がかからない様なシステムはつくれないものでしょうか?医は仁術は死語でしょうか?
医療の世に鍼灸の大繁栄を心より祈ります。梅花となり頑張ってください。「病む人の 瞳に映る 梅の花」
医療費が高くなって病院等へ行く回数が減ってしまった
医療費が高すぎる。健康診断の無料化を要望します。
医療費の高騰や保険料の負担増で今後益々不安を感じてる県民が多くなると思う。そこに一部の医者の不正な保険点数
の請求があれば、庶民の医療全体を見る目が不信に変わってしまう。東洋、西洋医学についてよく理解できていない自分
がアンケートに答えるのもおかしな話だと思うが、針、灸の治療をする医院は近寄り易く、良心的な庶民に近い院であって
ほしいと思います。
医療費の自己払いを安くしてほしい
医療費の支払を少なくしてもらいたい。医療ミスがない安全でお金が安いこと。病院の待ち時間が長いことが多い。
医療費をもっと安くして欲しい。
医療費を安くして欲しい。
医療報酬の間違いが多いので正して欲しい。以前ある病院で事実は認めたもののお金は「担当者が今いないので解らな
い」とか言い、結局返金してもらえなかった。四日市市の社会保険事務所にも伝えたが、管轄外の様な事を言われた。
医療保険が使えるとよい
いろいろなアンケートがありますが長すぎます。同じような設問があって、もっとコンパクトにすべきです。
インターネットでのデータ取込が自由になり、何でも有りの時代である。医療についても安心できるものは相互に認め合い
確実に患者が楽に治療出来る様に考えてもらいたい。病院が漢方等に理解を示すのは当たり前の時代になったのではな
いかと思っています。私は今、C型肝炎治療を受けていますが、今のインターペグなどはどうも、私自身がモルモットの代わ
りの様な気がしてなりません。副作用や高額な治療の割には効果も少なく辛抱辛抱です。良い治療方法が早々に確立され
ることを望みます。
栄養士の免許を持っていて西洋医師+東洋医師を免許を持ったいる方を希望します。
円滑に取り組んでもらいたい
お金がかかるという事をよく耳にし、又、はり・きゅうは一時的な物で保険がきかず、長つづきしないとよく聞きます。ごく一
般的に近づきやすいイメージ作りがほしいと思います。心やすく足のひざが痛いから、はり・きゅうをしてもらおうと門をくぐり
やすくしてほしいものです。私も右足のひざが痛むようになりました。何とかなおしたいと思っております。
会社で毎年健康診断を受けているが義務だから仕方なくというおざなりなもの。形式として受けさせられているようなもの
で、診断結果が出ても信じられない。翌日、肺炎で入院したにも拘わらず、診断結果は異常なしとなっていたなど・・。高齢
化社会を迎えるにあたり、技術一辺倒の頭でっかちの医師はいらない。人格的にも優れた医師の養成に力を入れてほし
い。
カイロが健康保険を使えるようにお願いしたい。
カイロ治療についても全て保険の適用が受けられるようにして欲しい。現在月30000円の支払は大変です。
カイロプラティックに関して保険を適用してほしい。高額のため行きたくても考えてしまう。
科学的診断であることが広く認識されること、費用が安定して明確であることが望ましい。
科研適応範囲を広げてほしい。マスコミ等で不正が報じられているような事についてどのようになるのか、心配です。
肩こりが治るならしてみたいです。
片寄らない体に安全で安心な治療が受けられるような、トータル総合施設を望みます。(西洋医学+東洋医学+etc)
かつて家族が施術をうけ、人格もひどく傷ついたうえ、結果的に症状を悪化させたことがありました。西洋医学を全面的に
否定される方でした。人間性の問題かと思います。出会い方が悪かったため、今後も利用しようとは思いません。
体中悪いところだらけですが、病院へ行っても痛み止めや湿布等をいただくだけで、根本的な治療にはなっていないように
思います。手術など西洋医学にも良い面はありますが、基本的に西洋医学の病院へは全くかかっていません。ですので費
用負担が家計にかかりのしかかっています。正直な所、相補・代替医療についても健康保険が適用できるよう望みます。
体に不安を感じても、ついつい又にしようと思って、後まわしにしがちです。少しぐらいはいいと思う時他、きゅうもいいよと
行ってみえる方に言われると、行ってみたい気もしますが、あとにのこったりしないのか?とか、はりはやはり、衛生的に一
度使ったものを使っていないのかと・・・不安が多いです。安全面をTV他でやって下さると良くわかり安心が生まれます。公
民館他でためしにやったりして、安心して行ける雰囲気を持たせてくれると、病院や医院で治療としても行く方が増えると思
います。医者に言われたり、そばにいて見ていてくれるだけでも安心ですので、病院で連携して治療するのは良いことだと
思います。効果があれば、これから実現すると思います。
患者として話を聞いてもらえるだけで安心できるのでお願いします。
頑張ってほしい
漢方薬を現在薬局で購入しているが、専門医の受診で処方してもらえればと思う。
漢方薬を出してくれる病院があればよいと思う。特に西洋医学では異常がないのに体調がすぐれなく東洋医学にたよりた
いと思っている人の声をよくきくから処方してもらうにしても体全体みてほしい!
気軽に安心して足を運べるような設備が整い、総合的に診てもらえる医療機関がもっとほしいですね。
気軽に受けられるよう病院内にあった方がよい。お試し価格等、初めての人に体験してもらうというのがあると良い。
危険が無く完全な治療がありますように。
義父ががんで亡くなる前、大きな病院だったが、対応に大きなギモンが残り、本当は訴えてもよいと思うほどのことだった。が、本人の要
望で訴えることはやめた。西洋医学の専門のひとつひとつの科のみの症状しか見てくれず、たとえば父が入院している科とは別の症状
を訴えても「ここは○○科だからしらん、あんたは今、○○のことで入院しているんだから」と言った具合。でもそれは一見症状はその科
の病気とは関係ないようにみえても、深いつながりのあることだった。そのように、あまり専門分野のみしか見ない、ひどい医療を目の当
たりにした。父はとなりのベットでは先生が患者さんに代替医療についてすすめている(アガリスクとか)のを耳にしたとか。個人的に何
か特別の人だけがよい情報をもらっていたようである。別の話だが病院でももっと漢方薬を出してもらえたらよいと思う。
基本的に医療は分野を問わずかなり不信感を持っています。相次ぐ医療事故、そしてそれを改めようとしない医療関係者に強い憤りを
関しています。それらが改善されない以上、病気になっても治療を受ける気にはなれません。どうか前向きに考えてほしいと願ってやみ
ません。
きゅう治療は以前両親が通ったことがあった為に知っていますが、病院を何軒か変え自分に合った病院を見つける事ができましたが、
何年かかかってしまっていました。又、自宅から遠いため、交通費治療費等とても何度も通うことはできないなと思われ、もっと西洋だけ
でなく院内で取り入れてくれれば副作用もなく、安く受けられそうなので良い所をアピールして取り入れてもらえるようしてほしいです。
急にアンケートを送られてきてプライバシーの問題も考えて下さい。私は難病の体なのでアンケートを送られてきてもあまり答えたくない
です。
きゅうはやってみたい。はりはエイズや肝炎がうつりそうで怖い。消毒はどの程度やっているのか知りたい。施術者から感染する場合も
ありそう。はりを使用する場合は使い捨てか、手術室で使うくらいの減菌を希望します。消毒液につけたくらじゃ安心できません。施術者
が血液感染についてどれくらいの知識をもっているかも気になります。誤針一発で志望するという病気もあるのですから。
去年の12月初旬、市立病院に行きました。名張市は紹介型の医療でかかりつけの医者に紹介状を書いてもらい、市立病院へ行くシス
テムと聞きましたが、かかりつけの医者に内緒で再度検査してほしい旨を伝えました。受付の方は快く了解してくれたのですが、いざ診
察ということで中に入って説明させてもらいましたが医師は「個人病院で診察した事と同じ結果だと思う。」と言われ診察はナシ。しかし料
金はとられました。受付の方に話したら「おかしいですネ。診察してほしくてこられたのに・・・。」と言われました。個人病院で診てもらった
事が信頼できないという気持ちもあり、市立病院で再度診察してもらい同じ病名だったら安心して個人病院に通うつもりでおりました。こ
の時始めて病院に対して不信感をいだきました。市立病院は市民の税金で経営されていると聞いていますが、担当医師の対応にがっ
かりした事を覚えています。今、国や自治体の不信感がどうしてもぬぐいきれないほど事件がおきていて、又、公務員に対しての不信感
があります。はり・きゅう治療を取り入れても又、同様に同じ事がおきそうな気がしています。病院内にあればそこで全部終了することが
出来、診察してもらう者には時間も省けるのでよいのですが、市民国民に不信感をつのらせるようなことがおきないと約束できるのであ
れば賛成です。
近所にはり・きゅう・マッサージ等の診療所が少なく老齢者に対して不便に感じます。薬ばかりでなく医院の近くにあればと思います。こ
の方法がもっと出来れば寝たきり老人も減るように思います。いろいろ健康器具も持っていますが老化がすすむにつれてマッサージ器
に座ってしまいます。もっと元気でいたい気持ちでいますが年々老化は加速し続けます。良い方法をと望みます。
薬だけに頼らない健康の維持に興味をもちはじめた時に、このようなアンケートをいただいた。このアンケートによって西洋医学と相補。
代替医療との連携の動きがあるのかということを知り、何やら明るくなる気分がしました。身の回りに病気をかかえる人が増えてきて、何
かしたい、何とかならないか・・・と思っても医師の知識や経験に勝ものもないだろうと・・・全て頼り切って祈るだけになってしまう。でも、
このような動きが本当になれば、東洋医学やら、巷にあふれる情報をあつめて、医師やカウンセラーに相談し、まわりの人みんなが治
療の力になれるのではないかと思う。医師はきっとベストをつくしてくれていると思う。それと同時に患者もその家族も知人もベストをつく
したいのだと思う。みんなの健康と幸せのため、ぜひ頑張ってほしいと思う。
薬ではない治療も確かに必要である。病気を予防する施設もひつようである。例えばp-up(新宮)の温泉とスポーツ施設であるとか。病
気になる前の予防に最力を入れるべきである。代替医療は病気の予防になるかもしれないな。
具体的に治療行為のためであれば、治療費用としていくらくらいなどと言っておれないはずです。治療行為として必要なこと、完治する
見込み、治療に要する機関、治療支払金額。親切丁寧な説明、信頼関係が必要と考えます。
国県は、はり・きゅうに関わらず民間療法でも良いとされるものには、もっと積極的に研究し取り組むべきで、医療費の削減に継げなくて
はならないと思う。私が発明した花粉症の特効エキスも研究し医療費の削減につなげることが望ましい。
国と医療機関がしっかりつながった医療を続けて欲しい。
国のすすめる代替医療が安全確実有効と記されるなら大いに期待するところです。
国の補助、安心、安全、家の近くでの病院での診察しやすくお願いしたい。
首のむち打ち症でカイロや気功など、婦人科系の病院で漢方薬などを利用しましたが、体にはすごくよいのが分かるのですが、金銭的
に続けるのが困難で、途中であきらめることが多かったように感じました。もう少し気軽に受けられればいいと思います。
車の整備でもなんでもそうですが、機械によるデータだけでの管理でなく、もっと人間を見て触診して患者ひとりひとりの顔色、体質をい
ろいろ経験をつんで診てもらいたい。パイロットでも熟練工でも最終的には人間の経験と感による所が大きいから、昔軍医をしていた方
が聴診器ひとつでレントゲンにも映らない内臓の裏の奥の病気を検知した話を聞いた事がありますが、まさに経験の成せるワザだと思
う。今後の医療にはもっと人間の技量を身につけてもらいたい。データ管理はあくまでも補佐的なものにすぎない事を理解してほしい。
また国としては経済的理由で医師になれない方々もいると思うので例えば、年収いくら未満のサラリーマンの家庭の子供などの条件を
つけて試験を受けさせ、学費の80%免除、また、人間的な面を試験する面接を行い優秀な医師を育てる特別枠をもうけて、良い医師を
育てる環境作りをしてもらいたい。
桑名市内では総合病院が少ない
血圧が高い人間が指圧を受けると余計悪化する気がする。
健康・医療に関して世界的な規模での新発見や治療技術・医薬品の日進月歩の開発があり、その実効性が確認できる西洋医学に比
べ、漢方薬を始め、はり・きゅう・マッサージ・指圧など相補・代替医療は前時代的であり、かつ効果への信頼性が稀薄。西洋医学にお
ける医薬・施術上の副作用は大きいが、それを引いても進歩著しい現代西洋医学への傾倒は避け難いものがある。今後の健康医療対
策が現代西洋医学中心になるのはやむを得ないのではないか。
健康ですのでいつまでも元気でいたいです。不調があればすぐ病院。
健康保険が使えるならもっと利用する人が増えるのではないか
健康保険が使えるようにしてほしい。
健康保険が適応できるようにしてほしい(はり・きゅう)
健康保険が適当されない治療方法が数多くある。そのため患者は多額と引き換えに痛み等を癒している。健康でないものが生活を崩し
てまでも治療しなければならないことは非常に負担である。
健康保険が利用できるようになればいい。
健康保険のきく治療だったらもっと多くの人が利用すると思う。
健康を保つための予防のための指導が必要と思う。
現在、すでにはり・きゅう治療の医院がしっかりやっていただいている。制度の改変に乗じて「癒着」や「利権の独り占め」など不正が行
われたり、あるいは小規模で運営されている個人のはり・きゅう医院を排除するような政策が取られないこと望みます。
現在かかっている病院ではり・きゅうを併設されても待ち時間が余計かかってストレスがたまりそう。漢方医が西洋医の病院で働くことは
とても良い医療になりそうで期待できる。現在、はり・きゅうにかかっている身内は毎週水曜に出張してもらっている。病院へ出かける疲
労はかなり大きく、病院に併設されても、とても身軽に出かけられないので利用しにくい。毎月1回5000円×週4回=20.000円という多額
の費用もかかるが行き帰りが不便なところで利用するために出かけていくと旅費だけで1500円以上もかかる。タクシーだと6000円以上。
一般的に貧しくない家庭であってもこれはかなりしんどい。病院から出張サービスがあり、今より安くなるといいのだが。
現在西洋医学に頼りすぎています。医者へ行くと過剰なほどの薬をいただきいやになります。また、東洋医学は保険がきかずお金がか
かりすぎます。西洋医学と東洋医学を組み合わせてみていただくともっと早く治ったり予防治療ができるのではないかと期待しておりま
す。
現在の医療はある種、世間の評判がまず一人歩きして、あっちが良い、こっちが良いと渡り歩いている患者がよく見受けられます。大量
の薬に満足している人や、一度予約をキャンセルすると次から困るからなど、本当に必要なのか?と思えるような話に疑問を感じること
も多々あり、本当の健康を考える場が欠如しているように思います。健康保険制度も年々困窮している今、見直しが望まれます。
現在の病院では一人の患者を各科でバラバラに診て記録している。トータル的に患者を見て、総合的な判断でやるべきかと思う。相補・
代替医療はいいと思うが、今でさえ各科バラバラなのでコミュニケーションを上手にする方法も同時に考えてほしい。
現在町の中のはり・マッサージ等は保険が利かず、一回行くと高額なので余り利用しませんし、あまり効果があるように思わないし、今
の所必要としてません。それより食品等、家庭で出来るわずかなストレッチ等で充分効果があると思われます。自分自身でストレスをた
まらない様にし、食事等で健康管理することの方が安上がりで無駄な時間も使わなくていいと考えられます。このようなことを書ける、人
身共に健康(?)な現状に感謝してます。
健常者のはり、きゅう師が増えると同じに視覚障害者のはり、きゅう師が増えると良いと思います。
現状では殆ど保険が使えないので一回の施行で4000円前後の支払です。週2回ぐらいだともっと効果があがると思っても経済的に続
きません。保険制度の導入だと保険がパンクする問題もあるので問題解決は大変だと思いますが、もう少し費用がかからないようにして
欲しい。
現状の西洋医学の基本は「対処療法」が主流と考えられる。病気に対して薬物で局所的に症状を押さえ込みその結果、体の総合的な
バランスを崩すことも多く見受けられる。自身、心筋梗塞と重度の皮膚病を患っており、西洋医学の限界を痛感している。他方、東洋医
学と言えば現在まで信用に足る医師を見たことがなく、きわめてあやしい輩も多い。本来(従来から言われていることだが)西洋医学の
迅速さと東洋医学(本当)の根本的治癒力を組み合わされた統合的な医療が望ましいと思う。特に東洋医学については日本において
も、もっとつっこんだPRが必要であり、総合的な医療施設(施術、改薬)の開設が得たれる。
現代西洋医学と相補・代替医療が同時に診てもらえれば安心だと思う
県内全ての内科にはり・きゅう師・医師が(市民病院クラス)併設される様になると良いと思います。
県民の健康に関し、心を砕いて頂きありがとうございます。普通の人がかかりつけ医の門をくぐる様な気軽さで東洋医療が
受けたいです。近くに評判の良い「はり」の先生がみえるのですが初診5000円、次回より3000円(週2回)はパート主婦(事
務で肩凝りがひどい)にはまずはじめの一歩踏み出せません。
こういうアンケートをしてもすぐには変わらないのであまり期待はしていません。病院に行くのはお金がかかるので全て保
険適用にしてほしい。
効果だけでなく、副作用も実例を用いて説明すべき。
高校の時、長女がはり・きゅうに関心があり、そういった方面へ進学したいと思っていたが高額の授業料と大学が近くにな
かったことが現在とてもかわいそうだったと思います。他の仕事に今ついていますが、整体をもう一度勉強したいと現在25
歳ですが、言っている最中にこのアンケートをみて長女をいろいろな面から応援しようかと思いました。東洋医学と西洋医
学がかみあわされれば・・・。患者も安心するのではと思います。
高齢化社会対応へのケアー制度
高齢化社会です。高齢者に優しい医療を期待します。優しい医療とは、たらい回しにしない、面倒くさからずわかりやすく説
明、むやみに検査づけ、あさらさない、急がせない、薬づけ。
高齢者が多い社会の中で病院治療を受けるのが大変な時、はり・きゅう治療(肩凝り、ひざの痛み)は特に効力があるよう
に思われます。各々の自治体に一ヶ所あれば便利ではないでしょうか。足の不自由な老人は最寄にあれば精神的肉体的
に救われるような気が致します。今後ともこの道に進まれます方々に真剣にお取組下さいますよう、人の命の大切さを守っ
て頂く為にも頑張って頂きますよう祈ります。
高齢者が増えるので地区の公民館への出張など出来ればいいと思います。
高齢者のケアに介護保険ではり・きゅう治療などが出来れば良いと思います。
国立、市立病院だけでなく、各市町村に二ヶ所総合的に患者を診てもらえる方向で検討してもらいたい。家から病院までの
距離が短ければ望ましい。
ご研究ご苦労様です。今後のますますのご発展をお祈りしております。
ここで言うはり、きゅうとはどのようなはりきゅうなのでしょうか?こう言う治療をする気がない人間がこんなことを言うのはお
かしいですが、私は以前にずい分はりきゅうにお金を使いました。西洋医療と組むのなら脈鍼が良いと思います。その人が
二度と病気にかからないような指導をしてゆく、それが国家の組織として必要だと思います。もっと望むなら小学校ぐらいか
ら病気になるとどういうことになるか、またどういうことに注意をして生活をすれば良いか教育することも必要ではないかと
思います。
国家資格者のみの開院を徹底してほしい。民間の資格では営業(開業)出来ないようにして下さい。資格取得後の定期的
な会合を義務付けして下さい。
子どもがアレルギー性鼻炎で内服薬を続けていますが、はり、きゅうで改善できることを聞いたことがありますが、その情報
を聞きたいのですが。ホームページで詳しく公開していただけると幸いです。
子供から老人まで利用できるのでもっと値段を安くして頂くと気楽に通える点ためせるのではないか。東洋医学の良さを
もっと西洋医学に取り入れていくのも今の時代の変化にともなった治療対象になるのではないでしょうか?原因不明の病
気がふえる中、合うか合わないか解らない薬を次々とためされるよりも、昔からある自然治癒に近い療法で治して行けるの
が身体の為に一番良い治療法だが薬にどうしても頼らないといけない時、両方をつかって身体にも金銭的にもやさしく、安
い治療のできる病院ができればこんな嬉しい事はありません。これからの相乗効果に期待しております。是非実現できる
日の早い事を心から願っています。アンケートが私の所に来た事感謝しています。関係ないのですが、介護保険を月々
4350円支払って使える規定が厳しすぎて使うことができない人が多いのは絶対おかしいと思う。自分が支払った保険は自
分が困った時使えて初めて保険と思うものだと思います。
子供のインフルエンザただにしてちょ。
このアンケート絶対に五分じゃ終わりません
このアンケート調査のように県民の意見をたくさん聞いてくれる場を設けてほしいと思う。そしてそれを元に、国や自治体が
良い方向へ動いてくれたら・・・と思います。
このアンケートについて:各問についての答えの選択項目の中に自分の考えに近い項目が少なく困りました。(アンケート
回答に5分ほどでは無理です!)本当にこれで医療の向上に役立つのか少し疑問に思います。
このアンケートにより、知ったこともあり、ある意味有意義でした
このアンケートは相補・代替医療や総合医療を進めるためだけにされた質問内容で偏っていると思う。作為的過ぎる。もっ
と医療費が安く済むように努力して欲しい。そうでないと気軽に医療機関にかかれない。
この頃は、老齢化社会に成り、年金はどんどん減らされ、その上に医療費が高くなってくると、少々のことでは病院にはな
かなか行けなくなります。地域での特別な健康づくり又は、コミュニケーリョンの場を作って頂けたら良いと思います。
この調査が届いておどろきましたが、せっかくなので書いてみました。何かのお役に立てるのかどうかはわかりませんが。
自分はきっと漢方や整体で治っていくタイプだと思います。医者の薬は怖い時も。何かの点滴でめまいをおこしたり、タミフ
ルで全身に湿疹が出たりと・・・医者は一応「何かの薬でトラブルは?」と聞きますが、それを言うと「あ、この人は相補・代
替医療タイプだな!」と分かってくれる方がいたらいいなと思います。若いころの生理痛でもツムラの漢方を出す産婦人科
にも当たりましたが、まずくてなかなか飲めなくて・・・それが介見(だったと思います)の漢方薬はおなじ生理痛の薬でもな
ぜかおいしかった。笑われそうですが。(治りました!かなり時間はかかりましたが)なんとなく、ですが人も肉食派と草食派
のように例えられるような・・・でも医者に行くとおなじ症状なら同じ薬を出されるんですよね?身長、体重の基準で・・・?だ
から「あんたは、この先生や薬はダメ!」って軌道修正してくれるような人にまず会えたらいいのになと思います。はり・きゅ
うの経験はないですが機会があればお願いします。・・・ドクハラってつらいですよね・・・。
この調査の結果はどこか(鈴鹿医療科学大学や三重県健康福祉部など)のホームページなどで見ることはできるのでしょう
か。またこの結果により、どのように医療に反映されるのか具体的に知りたいとも思います。この質問の答えを知ることは
個人情報を明かしていないため無理と思いますが、何かの機会に知ることができればと思います。
このようなアンケートはとても大切なことだと思います。今後多くの医療機関が正しい認識のもとに医療というものを見直し
ていただきたく思います。又、東洋医療の技術だけでなく精神も学ぶことが大切ではないでしょうか。西洋医学の最大の欠
点は肉体=物的考えにあると思います。その結果が脳死問題ではないでしょうか。今後の医療に期待しております。
このようなアンケートを実施することをNHKなどで案内してほしい。不安になる。
このようにアンケート調査をとっていただけると、私たち国民の意見も医療制度にとりいれてもらえてるんだなぁと大変うれ
しく感じました。今後もがんばって下さい。
これから先、もっと心のケアも考えたトータル的な病気に対する病院の取組みが進んでゆけばいいなと思う。毎日の患者
の数を思えば・・・仕方ないのかもしれないが、1人にかかる時間の短さと、もっと精神面でのサポートがあれば安心がある
と思う。
これからの医学には東洋医学もどんどん取り入れていかれるように。医術だけでなく心のケア(どの病気に於いても)をして
いただける人を配置されれば。
これからの高齢化社会になれば簡単に代替医療が受けられるように、病院内にそういった科を設置し、いしからのアドバイ
ス等有れば安心感もありすすんで受けようと思うのではないかと思います。今の所医師から受けてはなど言われたことが
なく、受けていないのが本当の所です。
これからは西洋医学だけでなく代替医療も取り入れるべきだと強く思います。薬や手術に頼るだけでなく、病気を回復する
方法か代替医療だと思います。全ての病院で受けられるように早くなる事を望みます。
これは、はり、きゅうの治療に関するアンケートですと、表紙にもう少しわかり易く書いてほしい。
今回のアンケート、もちろん真剣に答えているが、何のリストから自分が選ばれたのか疑問。
今後高齢化に伴ない、総合的な医療が安心して受けられることが望ましいと思います。その場合いろいろな選択ができる
ほうがいいと思う。現在は怪しげな治療院も多いので、病院や自治体、国などがちゃんと管理していることがわかるように
なっているところがあるといいと思う。値段も健保が使えるようになると安心できる。
今後このようなアンケートを実施する場合には、県政みえで事前にPRした上で実施することが望ましい。
こんなことよりも予防的な手術でも可能にして患者の慢性的な負担をなくしてほしい。
最近統一されたようだが国によって「ツボ」の位置に若干のズレがあったという事実が「はり・きゅう」に対して私見としたは
未だ□疑的である。
最近は様々な代替医療が行われているにも関わらず、まだまだ未知の部分や誤解もあり、身近になっていないと思いま
す。今回、更に情報提供して頂き、西洋医学だけでなく、その他の医療の面から健康、治療への効果を広めて頂きたいと
思います。
最近病院等行ってないのでこのアンケートに答えづらい。考えさせられることがあった。
残念ながら三重県の医療機関は他府県と比べ良質なところが少ないように感じる。今後は充実した医療機関を増やして欲
しい。現状は一部地域に集中しているが分散配置をした医療機関を集中管理する制度が整えば非常に魅力的ではないか
と思う。
時間に追われて忙しい毎日、健康面もいろいろ不安が出てきます。病院通いも混んでて大変です。西洋医学との合体した
病院が出来、治療も自由に選択出来、完全予約制の医院が出来たら、利用する人にとってもいい事と思います。
時間を取られ、めんどうくさいアンケート。
仕事もっていて、休みをとってはり・きゅうに行く事はできません。病院と一体になったら土曜日や日曜日、平日でも夜8時ま
でやってくれる状況が望めるのでしょうか。病院と一体になったら待ち時間が笛、診療時間が減る、そんな気がします。
自宅から気軽に行ける範囲にある、はり・きゅう治療機関のMAPなどがあるといいのにと思います。ふだん忙しくてなかな
か自分で探してまで行こうとまではならないので。まぁそこまで(探してまで)して行くほど、体に症状がないので構わないと
いえば構わないのですが。病院でどこか紹介してもらう、というのでもいいかもしれないですね。
質問項目が多すぎます。5分間ではとてもおわりません。
質問項目の主旨がよくわからない。これは学校のPRか?文部省がこんな質問項目を認めているのか?項目も簡単ではな
い。
質問において、効果や利用予定などは病院の状態を想定しないと回答できない質問が多い。ある意味答えが、絞られてい
る質問が多く感じる。ハリ等がよいかどうかの前に、医師が必要としてはりを推す等が無ければ実際には機会は少ないと
思う。医師側の中での評価かどうかが利用者側に伝わっていないし伝わってこない。
自分自身が健康上の問題をかかえるようになり、真剣に考えるようになりました。医療技術の進歩及び幅広い総合的な治
療を受けられることが患者やその家族が助かることが本来の原点であり、喜ぶことを進んで取り入れてほしい。法律の壁
があれば改革していく勇気が必要です。ためらっている暇はなく、全体の医療の発達のために将来子どもたちがサービス
を受けられるよう行政改革が大事である。
自分自身の健康は日頃の生活態度に気をつけて大事に至らぬように自分自身で気をつけて行きたいと考えます。
自分を含め周囲では生活経済的にギリギリなんとか、という方ばかりで健康のことを気にしたり、話題でもよくこの事につい
てのぼったりするのですが、現状は自分にお金をかけるよりも支払優先、時間も費用もキツイ。「よっぽどまではガマンが現
実だよな・・・」という意見がほぼです。実は先月私の母がこういった理由で我慢し続け、手遅れで亡くしたばかりです。関係
ないかもしれませんが、周囲で経済理由でガマンし続けた結果、悪化し亡くなったという人が何人もいます。
姑がパーキンソン病で週3回3000円ずつはり・きゅうに通いました。とても効果がありしっかりした足取りになり意識や言語
も元に戻りよい状態になりました。お年寄りによくきくなぁと思いました。
充分費用対効果を精査し、前向きに取り組んでください。
職業がら腰痛が時々あり、はり・きゅう治療で楽になったらいいなと思う。
知らない事が多いので一般にわかりやすく情報をながしてほしい。はり・きゅうの治療をもっと明るく、入りやすい雰囲気に
すれば良いと思います。(エステサロンのように)
人工透析を受けているのでカルシウムを取られるため、腰痛があるが、注射しても効き目ないのでマッサージ等して改善す
るものならしたい。保険が使えると有り難い。病院に理学療法室あるからそういう所でしたい。
親族を含め、はり・きゅうを体験したことがないので、イメージしかありません。もっと情報量が増えればイメージも変わるか
と思います。
真の健康(心・精神・体の両面)のもとは、このアンケートや西洋東洋医等のことにないと思います。もと(原因)を改めること
をしなければ何をしても同じだと思います。私は精神面も肉体面も周りの人の数倍健康です。(毎日楽しくてしかたないし、
体力も3倍位はあると思う)それは「心や体」を虫ばむもの(原因)を常に取り除いているからと思っています。とてもシンプ
ルで簡単です。費用もかからない。何故、他の人はそうしないのか私から見れば不思議です。「医療」なんて必要ない社会
作りを目指してください。心身とも病気になる社会作りをして病人を治すことを論じているのはおかしい!
信頼している医師に信頼できるはり・きゅう師がいるというのが前提になってくると思います。私自身、はり・きゅうの事は何
も知りませんが、自分の信頼している医師から治療や症状改善の為にはり・きゅうを勧められたら受けてみようかなという
気持ちになると思います。まずは医師がはり・きゅうの効果を知る事だと思います。
少しでも多くの安心感をもち、尚、気軽に受けられたらと思います。治療費も少しでも負担が楽になればと思います。健康で
あればよいのですが、そうでなければ治療を受けざるをえないという人がいます。個人負担が少なくなるようにしていただ
ければと思います。どんどん個人負担が増加していくことに今後不安を感じています。
少しでも安く提供してもらえれば助かる。
鈴鹿医療科学大学に鍼灸学部がある事を初めて知りました。知ったということでも大変勉強になり、どうもありがとうござい
ました。今、60代前半で今後いろいろあちこち痛いところや悪い所が出てくると思います。(今は元気ですが)そのときには
よろしくお願い致します。皆様勉学に励んでお身体にはお気を付け下さいませ。ありがとうございました。
鈴鹿医療科学大学は県内では医学部医学科(三重大)の次に入るのが難しいと聞き、昨年度長男がセンター利用で理学
療法学科を合格した。私共にとって大変思い出の深い大学です。また近く薬学部が新設されると聞いております。藤田保
健衛生大学のような立派な病院、施設が出来たらすばらしいですね。そうなることを願っています。私個人は歯科治療以外
は出来ることなら東洋医学で治療していただくのが好きです。保険がきくのであればGOODですね。皆で署名して国会に
持っていくのはどうですかね。鈴鹿医療科学大学のご発展をお祈りしております。
鈴鹿にはなかなか、良い病院がありません。治療費などの免除など厳しくなっています。障害を持って母子の人は、てんか
んにかかればすごく高い薬を使う。大変だと言っていました。一般の医療や治療や費用だけでなく障害やおとしよりや子供
の長期の病気平行に現実の姿を見てほしい。
すべてに健康保険が使えると良いですね
すべてに対し保険が対応出来る様願いたい。費用が高い。ハリ・キュウ・マッサージ施術所が少ない。津市内には市民病
院がないため病院が少ない。
全ての治療に健康保険が使えるように望むことと、はり・きゅうの治療施設が少なく気軽に通える箇所を増やしてほしい。
住んでいるところの医療施設が乏しい。隣の市に出かけるケースが多いので、是非我市は医療の充実にお金をかけてほし
い思います。
生活習慣病が益々低年齢化、増加傾向にあり、改善の兆しがないようですが、国民がもっと各自、または家族の健康を真
剣に考え、自己管理をする意識をもつように啓もう。教育に力を入れる必要があると思います。医療に携わる人は、その専
門分野の正しい知識をもって、本当に必要な最小限の治療を行い、生活習慣病が原因の病気については、生活改善指導
も治療の一環として徹底してほしい。(過剰な投薬や検査、治療は行わない。)最近「食育」という言葉をよく聞くようになりま
したが、健康の基本は食事からだと思います。一人一人が健康に留意することが、ひいては市や町、国の健康につながる
のですから、医療に携わる人の果たせる役割は大きいと思います。現在の日本の国は病んでいると思います。自分の健康
すら管理する気のない人があふれ、医療がその尻拭い、またはお金儲けに明け暮れている気がします。もっと予防医療
(医学)に重点がおかれ、国民も正しい知識を得て、健康を自己管理する意識が高まり、本当に日本が健康で元気な国に
なればいいなと思います。
生活習慣病など身近にある病気への予防など、どのようにしたらいいのかの情報を提供して国民の健康の意識を最も高
めるようにする。
整骨院、針、あんま等を受けているが、整形の医師との連携があればよいと考えていた。また、大きな総合HPなどでは待
ち時間が長く診察時間は短時間という現状である。家の近くの専門開業医の指示のもと、整骨院、針、あんま師まで連携を
とり、診療にあたってほしい。経験も大切であるが、誤った治療を行われても困る。現在近くで受けているがまだここの整骨
院で「まかせたい」というところはない現状です。
整骨院などで保険をつかえるともっと気楽にかよえて治療ができると思います。
整体なども保険で治療ができるようになるとありがたい。相補・代替医療もどんどん今の日本の医療にとりいれていってほ
しい。
西洋、東洋医学の調和につとめてほしい。
西洋、東洋医学のどちらも取り入れて総合的な治療を受けられる事ができれば尚、病気の予防や治療に効果的ではない
かと思います。是非、そのような施設が増えれば大変うれしく思います。
西洋医学、相補・代替医療問わず副作用、メリット・デメリットの明示、コミニケーリョンを重視した医療体制の探求を。
西洋医学=薬で治すというイメージがあります。やはり薬はできるだけ飲みたくないと思っています。「症状をなくす」だけで
なくその人個人の体全体のバランスを重視し、(生活習慣などもふくめ)治療や予防に反映させている東洋医学はとても安
心できると思います。いつも病院でお世話になっているので西洋医学の悪いところばかりとりあげて申し訳ないのですが、
私たちが普通に通う病院で他の分野の治療法もあわせて受けられるなら本当にうれしく思います。今後のこのうような取り
組みに期待しています。
西洋医学だけではなおらない病気もあると思う。西洋医学と東洋医学がうまくいっしょにできたら効果があがると思う。
西洋医学だけではなく代替医療も積極的に併用していくべきだと思います。大阪大学も補完代替医療をとりいれ、臨床で
行っているとテレビ、新聞で見ました。代替医療もすばらしい効果があると思います。
西洋医学的な医療でどのようなことをするんでしょうか。はっきり分からないので余りしっかりした回答が出来なかったで
す。はり・きゅうでどのようなことをするんですか。上記同じで分からない。痛いんですか、あついんですか。
西洋医学では投薬と手術による治療があると思いますが、できることなら薬を使ったり、手術はしてほしくないです。そう
いった病気に対して相補・代替医療で治るものがあるならば、医師には西洋医学・相補・代替医療を問わず、より効果的で
かつ負担の少ない治療法を選択してほしいです。西洋医学・相補・代替医療と分類するのではなく、全てを含めて一つの医
療となるのが一番望ましいと思います。
西洋医学東洋医学と云われても素人には判断し難い
西洋医学と相補・代替医療との連携は特に重要だと思う。両方の医療を受けることによって治療上不都合があるようなこと
があっては絶対いけないと思う。
西洋医学と東洋医学が合わせて治療を行うという事はとてもいいことだと思います。どんどんそれがあたり前というようにな
ればいいと思います。
西洋医学と東洋医学が同じ病院で診てもらえたらとてもいい事だと思います。
西洋医学と東洋医学の今の良いところを合わせたら、良い結果が出ると思う。私も脳梗塞、糖尿その他の自覚症状はたく
さんありますが、医者ぎらいで、漢方薬、サプリメントを利用して生きている。医者にかかっていればもう命はなかったと思
います。人間の体には治そうという自然の力がそなわっているように思います。病と共存して生きられるものだと思います。
病は気からといいますが、まけたらおしまいです。そして病院に行っても医者の言いなりになってはいけないと思います。注
射やクスリをたくさん出す病院は利益ばかり上げていると思います。本当に患者のためという医者は10人に1人くらいだと
思います。
西洋医学と東洋医学の療法が連携して治療にあたるのはこれからもっと必要であると思います。
西洋医学と東洋医学の両方の視点から治療を行っていけるように期待したい。片方だけでは何かしらの不安を感じる。
西洋医学と東洋医学の両面から、身体を診てもらいたいし、費用も保険が摘要されればありがたいと思います。西洋医学
の知識のみの医師がサプリメントや東洋医学を軽視することは良くないと思います。このようなアンケートに答えさせても
らってうれしく思います。
西洋医学とは何か?説明がない為、わからない。このアンケートの内容は「一般の人」から見た内容で作られていない。ア
ンケートには「第三者機関には・・・」とか「業務以外では使用しません」と記入しなければならない!このアンケートには一
切記載がない(個人情報)業者へ「マル投げ」アンケートとよくわかる。
西洋医学と併用して、その治療に必要ならば病院等ではり、きゅうを実施することがよいのではないかと思う。
西洋医学には限界があるので、西洋医学と東洋医学などの相補代替医療でも治療を受けたい。病気だけを診るのではな
く、全人的に見て治療を進めて欲しい。県内をブロックで分け、拠点病院を作って欲しい。(患者数が少ない病院も)医師数
を増やして欲しい。意思が増えれば患者が増えるイコール医療費増大は考えが足らないと思う。予防医療とか別の方法を
考えていけば問題なくできると思う。医師と共にナース、カウンセラー、栄養士とPT,OTとかでチーム医療をしていってほし
い。現在もチーム医療なのだけれど、患者から見てもチームにはなってないと思う。
西洋医学には当然副作用がつきものです。患者もそのリスクを承知しているのが現状ですが東洋医学のように人間のもつ
自然治癒力を引き出してくれる医療行為こそ大切だと思います。日本も中国のように東洋医学にもっと力を注ぐべきだと思
います。一つの病院でいろんな治療がほどこされて、保険が使用でき、交通機関に恵まれた条件の整った病院を望みたい
です。
西洋医学に不満が強いわけではなく、それなりの過去の実践やその効果も信頼しています。ただ、選択肢の一つとして東
洋医学の思想や治療が今の医療の中にもっと入ってきてもいいのかなとも思います。実際にまだ相補・代替医療は知名度
も低く、患者にはわかりにくいのではないでしょうか?うまく使えば外科的侵襲の多いopeをやめてQOLを比較的損なわな
い道を選んだり(その人の意思でそれを希望するなら)、現在問題になっている抗生剤乱用による弊害(多剤耐性菌の問題
など)も多少なりとも改善がみられるのかもしれないとも思います。
西洋医学の副作用の問題が心配なので相補代替医療の進歩を願っている。
西洋医学の補助的な部分において、はりきゅうと同じ様に扱うのは良い事であり、又、そうする事において患者一人一人の
より病気への治療としての向上が高まるのであれば結構な事だと考えます。医療も日進月歩で進んでおり、我が家族も他
県の専門の病院に通っておりますが、何よりも患者自身の心のケア、言葉も大切な事で、この医師であれば命が預ける事
が出来ると思える様、技術力も大いに必要ですが、心理学という物も学んで頂きたいと思います。言葉一つで患者の心の
負担が楽になる事を心がけてほしいと思います。みえけんも医療的には少し遅れている様に思われますので、すばらしい
医師を育ててほしいと考えます。遠くまで行かなくて近くで最新の医療が受けることが出来る様、又、はり等なので健康な
体を保つ事が出来ます様、又、治らない場合、最新な医療よりも自然に死にたいと思います。まわりに治らないのになぜ?
ここまでしなければいけないのか?と思う所が多々ありました。
西洋医学の良いところや効果的な点とそれ以外の医療の良いところなど組み合わせ、同一施設で受けられるシステムを構
築して欲しい。高齢化社会を向かえ病気になった人を治療するだけでなく、健康増進や病気の予防に重点を築く治療という
か、診療を拡充して欲しい。
西洋医学のように人体を機械のパーツ感覚で悪いところは切ったり交換して済ます事で他の部分に支障をきたしたり命を
落とした例をいくつも知っています。その場しのぎの科学薬品にも不信を持っています。私自身病院で治らないと言われ、
どんどん薬の増える治療をされていた事がありますが、単なる趣味にと始めた気功をしている内に治ってしまった事があり
ます。整体も習い、施術をしたりされたりしましたが、内に潜んでいた不具合が表面化し,治るのも体験しました。はり・きゅう
に関しては未経験ですが効果はあると思います。ただ、東洋医学全てに言える事は「良い先生と悪い先生の差が激しい」と
いう事でしょう。国家資格や統一された技術におさまりきらない方法があるのだと思いますが、その玉石混沌のあやしさが
一般の人に受け入れられにくいのではないでしょうか。一番良いのは西洋医学と東洋医学の良い所を取り入れた総合医学
だと思います。
西洋医学は薬の副作用などが心配になる時がある。漢方薬は副作用の心配は少ないが継続的に飲み続けたり、効き目
が現れるまで時間がかかったりする。それぞれの利点を生かせるような制度を作ってほしい。はり・きゅう院は近所にもあ
るが、営業しているのかどうかよくわからない。看板に診療時間が書いてなかったり、その看板自体が古ぼけているせいだ
が、はり・きゅう院が馴染みの患者のみ相手にしていて新規の患者には敷居が高く感じる端的な例ではないか。
西洋医学は最新設備PET等はすごいものがありますが、しかし西洋医学の治療は全て対象療法にとどまっている。癌も高
血圧、リウマチ、糖尿病等の生活習慣病は治せないのが現状である。
西洋医学は西洋医学、東洋医学は東洋医学とそれぞれ独立していて、相容れない感じを受けます。はり、きゅう医院を見
かけるものの、なかなか気軽に入るづらいのも実情です。今回の西洋医学と東洋医学の統合、また連携については大賛
成です。それぞれの主張すべきところは主張してよいところをお互いに認め合えるようなことができれば素敵だと思ってい
ます。いろいろな刺激が多すぎる現在、代替医療は精神的なリラクゼーションに是非必要だと痛感しています。身近に利用
できるようになることを望んでいます。
西洋医学は人間を物体として扱うが東洋医学は心身を一体とみなすところが良い。両者が一体となってそれぞれの長所を
取り入れ国民医療を推進してください。
西洋医学は歴世の時が多くある。東洋医学はこれからもっと発展するから。共同して今後の医学に発展してもらいたい。
西洋医学も代替医療も含めておおよそ医療は人の病気を治すことが使命と思う。特に生命に関わる重大な病気の治療ま
たは手術等については全ての医療ミスがないよう万全の注意を払ってもらいたい。
西洋医学より専門的になり身体全体をみるのではなく、臓器、臓器でみているように思います。その為に相補代替医療は
より必要だと思います。
西洋と東洋医学の両方を取り入れて進めてほしいが、実用性はあるのか不要に思う。
西洋とはり、きゅう医療が合体し、誰でも気楽に受けられる身近な環境を望みます。
西洋も東洋ももう少し場を想い、人間は食からとういうことを忘れています。私の仕事はゲルリン療法で多くの方々を助けて
います。又旧日本に帰ること!命は人のものではなく自分の物。日本の基準は世界の基準と異なります。
先日テレビ、新聞等で保険医療の不正請求が問題になっているようです。私どもは定期的に県か市からどちらからが忘れ
ましたが「あなたが利用した保険医療についての月別に記入されたハガキが送っていただいており、この地方としては満足
しております。全国的にこのシステムを利用すれば不正はできなくなるのではないでしょうか。あなた様方のご活躍を期待
いたしております。
全体的にとても回答しにくいアンケートでした。例えば、問41などは、はりきゅうをしたことがない人が一回の治療でいくら
かかるとかわからないのに、回答できないと思います。
全面的な健康保険の適用。とにかく高いそれが気になる。
総合医療施設の拡充を進めてほしい。保険の適用範囲を広げてほしい。
総合医療センター等で早くはり・きゅう治療を実現してもらいたい。
総合医療の現状の中、はり、きゅう医療の推進なのかアンケートの意味が不明。総合病院にははり、きゅう科を設置するこ
とは今後重要だと感じます。
総合医療の名目はいいが、同一病院内での相補代替医療のシステムとなると、相補代替医療が不満足のとき、主治医の
方針(同一病院内治療)に従わざるを得ないので、患者にとってのより良い相補代替治療が選べるようにしてほしい。
総合病院から離れた地域で生活をしている者にとって年を重ねることは不安です。田舎の小さな病院でも代替医療が大切
な位置づけとなりますように期待しております。
総合病院では診察の待ち時間が長く薬も病院でもらえないところが増えています。改善を希望します。
相補、代替医療の知識等ほとんどないので情報公開を望む。
相補、代替衣料も良いがもっと重要な事は、予防医療をする事が大切である。この予防医療をする事によって、今の医療
費は10分の1になる。国や県はもっと早く、ガンや生活習慣病、歯周病の予防を広めるべきである。
相補・代替医療に効果が明確化されにくく利用する側も治療してもらうに不安が有ると思う。
相補・代替医療について名前は知っているが内容や効果については知らないものが多いです。インターネットやテレビなど
で知ることは多いですが、情報が多すぎてどれが本当なのか分からないのが正直なところです。分かりやすくて正確な情
報を身近で得ることができたらうれしいです。相補・代替医療を行う施設が増え、病院との関わりが多くなれば、安全で効果
の高い医療はもちろん、精神的な部分においても良い効果が得られるのではないかと思います。多くの医療の中から自分
に合った医療、自分がしたい医療を選ぶことができると思います。選択肢が増えることは患者にとっては良いことだと思い
ます。
相補・代替医療の資格を持っていても働く場が少ないと思われます。医師の為に働く場の保障していくためにも、病院等で
それらの治療を取り入れていくのが良いのではないか?人によってどのような治療法が合うのかは施してみなければわか
らないので、一つの場所でいろいろな治療を受けることができることを望む。
相補・代替医療は健康維持の目的で興味があるのですが、やはり費用がかかりそうでなかなか手が出せないものです。医
療の制度については無知なもので上手に表現はできませんが、まず統合医療がしやすいように医療機関の方を見直され
たらどうでしょうか。経営の壁が常に統合医療をはねのけているように思います。利益を出す為に医者が医療を思うように
出来ない時もあるんじゃないでしょうか。患者側に負担が増えるのも困りますが、医者側に有利になるような取り組みをす
れば後に恩恵が患者側にかえってくるのではないでしょうか。
相補・代替医療をすることによってどんな病気に効果があるのかわかりやすく表などに示してほしい。料金も誰もが受けや
すい値段になればなぁ・・・と思います。薬ばかり出すような治療よりも、いいものだと思っているのでどんどん広まっていっ
てほしいなぁと思います。でもやはり・・・「はり」とか「きゅう」と聞くだけでなんだかこわいイメージがあって・・・。
相補・代替医療を保険対応できるようにして病院で受けられるようにしてもらえば利用できる。病気の治療だけでなく予防
にも役立つ。アンケートの結果をぜひとも送って欲しい。アンケートを出しっぱなし、答えっぱなしでは時間を割いて答える
意味がない。アンケート出したら必ず報告を!
相補代替医療はすべて医師が実施すべき。
相補代替医療の進展は必要であるが、やはり科学的根拠もともに説明してもらいたい。また西洋医学より歴史があるもの
もあるため、どのようにその治療が始まったのか、誰がなぜはじめたかなども説明してもらえると判断するのに役立つと思
う。
代替医療がもっと普及してほしいと思います。体への負担が少ないように思うからです。又、医療にたずさわる人にはきち
んと病気を見るんだとういう人になってもらいたいと思います。自治体や国など本当に必要な事をきちんと見極めていただ
いて一人でも多くの病気の人たちを助けてほしいと思っています。
代替医療も保険適用できたらもっと気軽に行けると思います。代替医療を取り入れる事により薬を飲む事が少なくなり副作
用の心配もなくなると思います。
大学に鍼灸の専門学部(学科)があることをはじめて知りました。考えてみれば病院といえば手術・点滴といった西洋医学
を専門にしているところであり、鍼灸は路地裏でひっそりと老人相手に行われているものだと思い込んでいました。今回の
このような調査で、西洋医学と東洋医学が相互に利点を取り入れ、総合的に治療にあたることこそが本来のあり方だと認
識させられました。その意味から貴大学(鈴鹿医療科学大学)の今後の存在意義と期待感に大なるものがあると思いま
す。
代替医療でヘルストロンが入ってなかったので残念です。私も通っていますが、とても効果があります。私もはじめはうさん
くさく思いましたが、知人に教えてもらって通い出したら、本当に体が良くなり、教えてくれた知人には心の底から感謝してい
ます。今回ははり、きゅうのことがほとんどでしたが、ヘルストロンをかけてから、はり、きゅうをするともっともっと結果が良く
なると思います。私一人の意見で、気にもとめてもらえないかもしれませんが、ぜひともヘルストロンを取り入れていただき
たいです。
代替医療には興味がすごくあるが、はり、きゅうというと、年寄りっぽいイメージがありなかなか足を踏み入れにくいです。あ
んまり綺麗なイメージがないので。それと、特にはりなどは痛いかなと思って怖くて。漢方は以前使用していたが、匂いでい
つもえづきながらのんでいたので、あまり好きではないです。体調悪いときなどは特に飲みづらかった記憶があります。そ
の辺がもう少しなんとかなればなあと思います。
代替治療について、気軽に相談できる窓口があればいいと思う。
他人を思いやる精神
地域の医院等では西洋医学と相補・代替医療は全く別のものとして扱われているので相互に連携するのはなかなか無理
では?かといって、大きな病院では待ち時間等が多くて診療そのものに一日を費やすことも多く、各科を受診後に同じ院内
とはいえ、わざわざはりやきゅうを受けて帰る元気はないのでは・・・?地域で相互に連携できれば利用してみてもいいかな
~と思います。
近くに気楽に低費用で利用できれば健康促進のため活用したいが、今一、PR不足かな・・・。
近くの病院内ではり・きゅう治療が出来ると良い。(皆老人になって遠くに良い所が有っても行けなくなる)
知識が乏しく情報を得る手段が少ないので安全性他西洋医学と併用して健康維持できるような情報提供が気軽にあると
良いと思います。
知識はありませんのでよくわかりませんが、はり治療は保険がきかなときいております。ので、気軽に病院へかかろうと思
えないのです。安価でちょっとしたことでも気軽に行けるよう、また、健康の予防にもいろいろ相談にのっていただけるような
機関にしていただきたいものです。
知人がはり・きゅうをすると肩凝り腰痛が早く治るという事はよく聞いていましたが、そんなにいたるところに無く、つい未だ
に行った事はありませんが、近くの病院で診察を受けていますがはり・きゅう師が居ていただければ便利ですぐにでもして
いただきたいと思っています。
知人がはりに長い間通っていましたが(腰痛)その日と翌日がいいだけで、すぐに痛みだしてしまいました。結局医院で診
てもらったらヘルニアですぐ手術でした。素人判断ではり治療を選択したばかりに・・・ですので、はり・きゅうの治療のみは
受けたくないです。病気に対して、医院とはり・きゅう併用で治るという医師の判断なら受けてもいいと思っています。
知人に中国式講習へ行って(短期間)開業しているため不安を感じる。上記と区別をして何らかの表示が当学科とある場
合は利用する事ができると思う。
中国特殊ツボは精神面で良く効きます。もっと皆さんに知ってもらい、全国各地にあると便利だと思います。
長期入院中で(精神)なにも答えることが出来ません。(家族)
調査が良い方に実現できれば良いです。
調査票の中には、年配者にとって意味のわからない単語(カタカナ)があった。
治療医学よりも予防医学を重要視し、国民の意識をそちらへ向けさせる様にするならば、積極的に取組んでいただきたい
です。また、保険制度等の改善につながれば良いと考えます。以上
治療効果は昔から聞いております。もっと身近で気軽に通院できれば、広く普及できると思います。西洋医学と同時に受診
できるように病院の中にコーナーを作ってはどうでしょうか。
治療している病院(担当医師)との連絡を密にしてもらうと安心する
治療する目的に明白に科金をはってほしい
治療に西洋も東洋も無い。治療する心が大切である。
治療費が保険が使えるようになれば良いのですが、ちょっと費用が高いと思います。(はり・きゅう)安ければもっと行けるの
に私は東洋医学が好ましいです。薬ずけの西洋医学は好ましく思いません。どんどん東洋医学を広めてください。そして費
用もできるだけ安く早く保険がきくと良いと思います。最近はり・きゅうは行ってないので間違っていたらすみません。
治療法が一般的になれば、漢方のように健康保険が適用となればいいと思う。しかし、その治療法の効果、副作用などが
科学的に証明されている必要性があると思う。
治療を受けに来ている者に言葉で不安感を抱くようなことは避けて欲しい。治療に来る人を平等に扱うように!
治療を受ける側としては選択肢が多い方がよいと思うが、西洋医学以外の療法、なかでも、はり・きゅう治療についての啓
発をお願いします。気軽に体験できる機会を提供して下さい。知人の子供さんが盲学校で学んでらっしゃいます。できれば
横のつながりを持ってお互いのよいところを感じて下さい。お互いに切磋琢磨して技術を高めて県民によりよい治療をして
いただけると嬉しいです。
できるだけ安く、はり・きゅうなどの治療を受けたい。
テレビ、雑誌などで見たり聞いたりして興味はあるが、費用面、閉塞感からなかなか利用する機会に至らないが、今回のア
ンケート内容のように、西洋東洋の連携が実施されるのであれば、私は迷わず利用すると思う。自分自身の健康管理健康
維持にもつながり、健康への意識が高まる現代のニーズにあったものとなると思います。実用化に期待したいです。
テレビドラマなどで身近に時々見られると興味が湧くと思う
テレビや雑誌ではりきゅうによる画期的な治療効果が取り上げられることがある。本当なら何故それが普及しないのか、と
いうのが率直な疑問。西洋医学でこじれた状態になって、はじめてすがりつかれるから、割が悪いのか。はりきゅうの真の
力が見えない。従って頼ってよいのかどうかが分からないのが正直なところです。
問27の見かけたことがありますか?と聞かれて答えにこまりました。治療院は見かけますが、よく見かけるとか時々見かけ
るとか、そういう問題ではないですよね。
どうしても病院や医師の言うまま、任せきりになってしまい、あまり効果がないなと思っても、とりあえず続けてしまうことが
多いです。そのためサプリを買ってみたり、外のことも試してみますが、安全か効果があるかわからないことが多く、ムダに
終わることも少なくありません。病院では待ち時間が診察時間より長く、あまり話を聞いてもらえなかったり、外へ回された
り、治っているのか大変不安になります。薬の量が多いと副作用も心配です。人間は自然の生き物ですからできるだけ心
も体も自然な形で治したいと思います。
当地は田舎なのではり・きゅう治療の評判(話題)がありませんので・・・・
どうも質問が明確でない気がする。医療機関で腰にはりを刺し電気を通したことがあるが、それも鍼灸治療になるのか?
東洋、西洋の医師が互いに理解しあえば良いが、特に西洋医学は切って治す、排除のイメージ。東洋は精神病めば体も
病む、健全なる精神は健全なる肉体に宿るみたいな考えで、西洋医学を学ぶ人は東洋も学んで欲しい。東洋が全てだと考
えていない。取組は素晴らしいが自治体レベルで出来るのか?医師個々の教育で西東の療法を学べる様にならないか。
鍼灸に関しては知識が全くないので何とも書き様がないです。大学名は知ってますし教授も何科がわかりませんが有名な
方がみえますね。皮膚か何か!もっとアピールした方が良いと思います。
東洋医学、保険で利用できるようにして欲しい。
東洋医学と西洋医学が理解しあって病気にならない予防を目的とすることを望みます
東洋医学と西洋医学をお互いが認め合うことが必要と思います。
東洋医学の必要性は感じるが効果はわからない。母をガンで亡くしました。医師に言われた余命より2ヶ月長生きできまし
た。それが漢方の効果かどうかは半信半疑です。
東洋医学の良さは分かっているつもりですが、具体的にどの様な場所でどの様な治療を受ければどの様な初見があるか
まだ分かっていない点が多い。PR不足だと思います。
東洋医学はとっても興味があります。もっと薬(化学的なもの)を使用せず漢方やはり、きゅうの治療が表に出ることを望み
ます。がんばって下さい。
東洋医学を健康維持に役立てたいが、機会が不足しているように思う。
東洋医学を病院で取り入れることは良い事だと思います。はり・きゅう・整体・ツボ治療等、現状では健康保険が適用されず
費用がかかりすぎますから、国の相補・代替医療として認可され保険が使える環境が出来れば理想です。薬漬けで全く効
果の無い事もある西洋医学よりも体の内面から治療が出来る東洋医学こそが病気予防や健康維持の手法として社会に認
識されるようになって行くようにすべきと思います。
特定大学の間の杯に思います。回答できません。
どこで、はり・きゅうが受けられるのですか。津に来て間もないのでわかりません。
歳とともに身体がこわれかけています。はり・きゅう治療で治るのであれば利用したい。
突然のアンケートが届き、不信に思いました。全く現在は縁のない事なので漠然としています。全額重視ですね。向上に役
立て下さい。
とても興味を持っていたことなので答えるのが楽しかったです。心身とも健康であるのが一番と思うので日本の医療が充実
していくことを願っています。
とにかく、取組みにしろ施行されるにしろ、わかりやすく説明してもらえることを望みます。
どのような目的でこのアンケートを要したのか?「主旨」とアンケート内容は何か裏があるようで一致していない。関係者は
再考を望む!
鳥羽に婦人科がないので困る。整膚やヨガ、ツボなど、若い人もお年寄も利用できる健康教室がやりたい。
土曜日曜祝日医療体制の整備。働いている人は平日は医院に行けない。
どんな病院でしているかもわかりません。できれば女の先生がいいです。ハリはしたいけどやっぱり男の人だからしたくな
いと言うのが100%です。ぜひ女の先生のいる病院等知りたいです。インターネットでもわかりますか?
内容がよくわからないところがある。通院に問題があります。
内容がわかりにくい(表現等)一般人にわかりやすい質問にするべき
難病がはり、きゅうで治るという風評でわらをもつかみたい患者が治療を受けたが、結局効果ははっきりしなかった。
肉体・精神両面で健康は□につながっていると思います。肉体的なものはもちろんですが、メンタル面も同時にケアしていく
ことはとても大切なことだと思います。両方のいいところを認め補うことで健康でよりよい生活を送れるようになることを希望
します。
日常の仕事に支障のない時間帯に治療できるようなサービスを考慮して欲しい。
二度とアンケートを送らないでほしい。
乳幼児の医療費を後から返金されるのではなく、愛知県みたいに病院で払わなくて済んでほしい。何となく病院って同じよ
うな治療でも払うお金が違うときがあるから。急だと手持ちがないときもあるし。代替医療も何でもこちらが相談し易い環境
がほしい。医者って聞きにくいときもある。相談室が病院や役場にひとつほしい。
妊婦中の医療費、実費(保険診療外)のことが多すぎると思います。何がどうなって実費なのでしょう?納得できない部分
を感じます。医師はすばらしい人に出会えてよかったと思っているのですが、老人医療にばかりお金を使いすぎているので
は?(国が)産婦人科不足も一つはそこからくると思います。老人相手の方が儲かりますもんねぇ・・・(薬いっぱい出したり
して)
年金生活のため、治療費が大変です。そのため医師にかかりにくいです。治療を安くてお願いしたいと思います。
白衣を着た医師が治せないこともあると思います。心のケアetc 学校で学んだ事だけでは(マニュアル的にはいかない事
があるのでは?)患者は人間ということを忘れないでほしいです。
初めて総合医療というものを聞きました。西洋医学の前に漢方薬などの代替医療の方がより自然な形で人間の治療に有
効なのではと思うのでそのような医療体制ができればいいなぁと思いました。はり・きゅうについては韓国ドラマ「チャング
ム」で見てとても医療としていいものではと思いますが自分の生活には縁がないように思います。最近は病気もいろいろで
ケガやはっきりとした病名の付くものなら病院に行きますが、精神的なものや本人にしか自覚のないものだと、口コミの健
康食品や民間の治療院へ行ったりと、病気もあいまい、治療法もあいまいというものが身の回りでも多くそれに便乗したマ
ルチ的な商法や法外な価格の付いたものが逆に売れたりと変な世の中です。そういうものに対して病院で正確な知識を
持ったお医者さんに総合医療という分野でメスを入れていただけるとありがたいです。
話はしても病院は病気が重くなればあまり力になってくれないように思う?
はり、きゅう、マッサージ、温泉(スパ)などの総合病院が近くにほしい。
はり、きゅう医院をもっと増やし値段も統一してほしいです。
はり、きゅうが特にどのような病院によく治療としてよいかがあまりわからない。私は通風で通院して、妻は腰痛があります
が、どうしても医者へは行きよいがそこではり、きゅうしてもらえるところは少ないと思います。
はり、きゅうがよくわからない。アンケート調査になりませんか?
はり、きゅう師と医師の両者がそれぞれの効果と応用方法を十分理解いただき、併用できる環境が整ってないと問題もあ
るように思われます。
はり、きゅう治療印というのはほとんどが個人院で、公共のが少ないので、治療院は多くあるが人の噂をどれだけ信用して
いいのか行って見てからではそう次から次へと医院を変えるわけにはいかないので、この治療院だけは人それぞれ病状が
違うので行きたいが、どうも行きにくい。年齢がいくと、どうしてもあんま、はりなど頼りたいが、金もかかるだろうし行きにく
い。辛抱している状態です。
はり、きゅう治療に興味がありながらも、一度も通院したことがないのは、どの治療院がいいのかよくわからなかったから。
良い先生にあたれば、治療効果がみられると思うが、腕の悪い先生にあたれば症状が悪化しそうなイメージがある。
はり、きゅう治療についての知識が無い人が多いと思うので(特に20代)、広報等に治療にかかる費用、時間、治療院の紹
介などを載せてもらえるといいなと思います。あと、治療の効果や副作用も。個人差や施設によって違いはあると思います
が、平均的なものを知ることができれば、病気をしたときや予防時の選択肢が広がると思います。
はり、きゅう治療の場合、一人でしておられるので行きづらい。病院や医院だと安心だと思う。
はり、きゅう治療はしたことがないのでほとんどわからない!
はり、きゅう治療は西洋医学に比べると身近に感じる治療法に程遠く感じます。良い物ですばらしい治療効果が上げられる
ならもっと求められているのだと思うのですがなぜですか?国家資格で良い方法ならば、もっと医学会に進出してほしいで
す。保険がきかない・・・とこが一番良い治療院なのかが分からない所が今は残念ながら身近に感じないのではないでしょ
うか?鈴鹿からよりすばらしい人材で人々を救う方々が現れることを希望します。
はり、きゅう治療は比較的短時間の効果は認められるが、ある程度の時間の経過と共に効果は消滅する。体質改善をする
ことと併用、あるいは原因の究明と西洋医学との併用なしではあまり意味がないように思われる。今後は医師と十分連携
を取って行うようにすれば、それなりの効果は期待できるものと思う。
はり、きゅう治療は保険が使えないので治療費が高い。今後は保険の使えるようにしてほしい。できれば病院治療になれ
ばよい。
はり、きゅう治療を少し経験しましたが、そのときは気持ちよいがすぐ元に戻ってしまう
はり、きゅうといえば、どうしても暗いマイナスイメージがある。地味な治療方法と思われがちの様な気がする。明確な治療
効果をもっとPRすべきでしょう。それから、はり・きゅうは代替医療なのですか?医療として確立しなければ、マイナスイメー
ジは解消できないでしょう。だから、明確な治療効果をメディア、インターネットを通じてPRしましょう。
はり、きゅうと西洋医学とは別物と思っていたので、もしドッキングできるなら望むことです。ぜひ実現してほしいと思いま
す。
はり、きゅうに限定しての説明があるが総合医療との関係がはっきりとわからない。「ご協力のお願い」にもはり、きゅうに関
してのしつもんがあるとの記述がない。なぜはり、きゅうなのか不明。
はり、きゅうについて、あまり考えたことなかったのですが、近くの病院にあれば利用しやすいかなと思いました。
はり、きゅうの設問でわからないことに答えを求めるのはいかがか?
はり、きゅうの治療を一度も体験していないので回答しようにも無理な面があって答えにくかった。私自身は西洋医学のみ
に頼ってますので、漢方医学については今後も利用しないと思う。但し、マッサージについては時々お世話になることがあ
り、その効果は認めている。治療費の高いのはやや問題である。保険が活用できれば良いのにと思うことがある。
はり、きゅうの保険適用を実施してほしい。
はり、きゅうは高齢者の方の治療というイメージがあるので、行きずらい。痛い気もするし、待ち時間が長いので困る。でも
生理痛や肩こりにもいいのならやってみたい気はします。でもどこへ行ったらいいのか、わからないから病院からの紹介状
等あるといいですね。若い人たちも行きやすいようにしてほしい。はり、きゅうに通っているというと、ちょっとはずかしい感じ
がするので、もっとテレビやインターネット、雑誌等で写真や病院の雰囲気を見れるといいです。
はり、整体で保険が使用できるとよい。使用後とても体が温かくなり、楽になる。
はり・きゅう・あんまは保険が利かないので年金生活になった時に治療代に困る。
はり・きゅう・サプリメント・漢方薬等保険を使われる様に。
はり・きゅう・マッサージ等は保険適応であるが、自分のしてもらいたい治療が適用になるかがわからない。適用がないと高
額になり費用効果を考えて行かないでガマンする事がある。何が適用となるのか、又、治療院によっては保険治療を行っ
ている所もあると聞く。不安をとりのぞいてもらえると(高額になる)もっと利用したいと思う。
はり・きゅう師は経験豊な人が望ましい。信頼出来る人がよい。過去の事例を説明に交えながら治療を行うのがよい。説明
がないと、今何をやっているのか患者に不明で不安を伴う。すべてコミュニケーション第一である。
はり・きゅう治療が保険の対象になるように。
はり・きゅう治療というとどうしても年寄り臭いイメージがあるので若い人にも受け入れられるイメージ作りが必要である。
はり・きゅう治療とは、効果としその場その時だけは大変気持ちがいいと聞くが、根本的に治療という位置づけはいかがな
ものか?と思う。私は薬局を従事している者であるが、まずあらゆる体の場所や効果をうたっているイメージがあるが、一
つ二つにしぼりこんで完全な効果や症例がでるのであれば、代替医療としていいのかもしれない。又、はり・きゅうの治療
費や私の主観から、年寄りや暗いイメージがある。治療にみえるので若い方やいろんなイベントに出向きもう少し市民にア
ピールがかけている気がする。その後、又こういうアンケートするのもいいかも?
はり・きゅう治療にも保険が適用されると良い。
はり・きゅう治療の現在おこなわれている具体的な内容をすこし書いておいていただけたら、もう少し具体的に書けたかと
思います。これを機に自分自身で少し調べてみようと思います。
はり・きゅう治療はイメージとしてあまりいい感じをもっていません。なのでいいイメージをもつように環境からかえていくの
がよいとおもいます。病院内だと便利だけど、暗いイメージのままなので、建物は別にしてモダンでリラックスできる状況に
するといいのではないかと思います。若い人たちに人気があるアロマやリフレクソロジーのようなイメージ作りが今後大切
だと思います。高齢者を対象にするのか、若い世代を対称にするのかにもよりますが。ただ、高齢化社会ばかりクローズ
アップされ、それを中心に考えるのは今後あまり重要と思われません。少し視点をそらせて、活気ある三重にするためにも
他の都道府県にないような改革が必要と思います。
はり・きゅう治療は受けてみたいと思いますが、価格、信頼性の面で不明な点が多く情報不足だと思います。人から良いと
言われることもありますが、実際にどこに行けばどんな治療が受けられるのかがわかりません。
はり・きゅうちりょうを幅広く知らせ、実用できる環境作りをお願いしたい。
はり・きゅう治療をまったく利用したくないということはないが、利用するには知らないことが多いので不安な気持ちがある。
院内ではり・きゅう治療もして、世の中にもっと知ってもらうように頑張ってほしいです。院内で漢方薬も東洋医学医に処方
してもらって、費用がかからにように、服用できるようにしてほしい。(妻の皮膚病、冷え性など長期内服になる可能性ある
ため)
はり・きゅうに関してこれまで関心がなかった為あいまいなイメージしかもっていません。どのような症状に対してどの程度
の効果があるのか十分なアピールが必要と思います。
はり・きゅうに興味なし!必要なし!
はり・きゅうに接する機会もないので良くわからない。特別な治療の様に感じています。もっと身近なものあることのPRが必
要なのではないでしょうか。
はり・きゅうに対しての知識があまりないので効果とかもっと詳しくわかれば医院にも行きやすくなると思う
はり・きゅうについてのもっと詳しい内容の載ったパンフレットの作成を望みます。(地域別の施設リスト・どんな病気や体質
改善に効くのかの掲載。おおよその治療代(病名に応じての)。どうして効くのかのやさしい説明つき。)
はり・きゅうについては、暗い不潔個人の医院というイメージがある。近代医学というイメージから離れている。
はり・きゅうの効果が分からないので回答しにくい問いがいくつかあった
はり・きゅうの専門医院は現在全額自己負担のところが多く経済的に長く続けられない(よいと判っていても)健康保険の適
用を検討してほしい。
はり・きゅうの治療効果は十分に考えられますが治療費が高いと気軽に受けられません。
はり・きゅうの治療は費用が高いイメージがあり、できれば健康保険が利用できたら良いと思う。もし治療を受けるのなら病
院内で受けられるなら大変便利だと思う。わざわざ院外へ出かけるのは時間がかかるので行きにくいと思います。(特に老
人の人とか忙しく働き盛りの人とか)
はり・きゅうの治療方法、効果等の情報が少なく、又、治療院の診療時間がわからないので一度治療を受けてみたいと思
いますが、いままで治療したことがありません。もう少し情報がほしいと思います。西洋医学だけに頼るではなく、東洋医学
をもう少し取り入れた治療が望ましいと思います。
はり・きゅうの治療を受けたことはありませんが、今後その必要性が生じた場合、治療を目的に受けたいと思います。何
分、年金生活者なので治療費は安い方が良い。
はり・きゅうの治療を受けようと思っていない人には答えにくいアンケートでした。
はり・きゅうの針を使い捨てにしてほしい
はり・きゅうは今まで、リラクゼーションの類と思っていました。もし、病気の治療、又は予防健康維持に効果があるなら利用
してみたいですが、どんなものなのかあまり情報もなく鍼=痛そうのイメージがあり、なかなか受ける気持ちになれません。
一戸建てのはり・きゅう医院みたいなところは良く見かけますが、入りにくいです。今、流行のリラクゼーションのように入り
口がオープンでショッピングセンターやスーパーの中にあると利用しやすいかも・・・と思いますがみかけませんね。
はり・きゅうは古いイメージがあるし、はりを使うことから感染症の心配もあるので安全性や清潔さが一番気になります。個
人的には冷え性と肩凝りがひどくて病院より東洋医学的な何かを見つけたいのですが・・・。カイロ、はり・きゅう、漢方のど
れを頼ってよいのかわからない状態です。女性40代は更年期ですし、友人たちもいろいろ大変そうです。病院の先生にも
「この年代の人は訳の分からない事ばかり言う」なんて言われて困ってます。
はり・きゅうは保険が利かないように思う。又、治療費も高いように思う。「NHK・ドラマ・チャングム」を見て、治療すると効
果があるように思うがなかなか治療には行きづらい。
はり・きゅうはほとんどしたことがなく(はりは全く)マッサージのとなりで、はりをする方をみただけの経験での回答ですみま
せん。
はり・きゅうは利用したことがないのでわかりませんが、極力、薬も使わず医師とかかわっていく中で、カウンセリング効果と
して治していくのが望ましい。先生の信頼が一番大事に思う。その為にも何人かの人と出会ったほうが良い。待ち時間が長
い。病気で来ているので「待たせる」のは余計にひどくなる可能性が大きい。費用はメンタル面などは特に長期にわたるこ
とが多いので病院へ行くまでの交通費も考えてほしい。これはよい医者と接していくためには必要と思う。はり・きゅうには
恐いイメージがあるがサロン感覚で身近なところで(例:ジャスコ)やっていれば興味をもつと思う。
はり・きゅうも受けたことがないから何もわかりません
鍼灸院はまだまだ少ないし、しられていない(どこにあるかを)ところもあると思います。病院内に設置されるということは良
いことかもしれません。
はりきゅう治療 ネーミングが古臭い響きがあるので…新しい呼び方で明るいイメージにしたほうがいいと思います。
鍼灸治療は、自身の体調によって利用したいと思うが、実際に利用している人はかなり長時間にわたって治療が続いてい
るためきっかけをつくりにくい。精神的疲労についてはその病気の気質等、皆が知識として習得し、周りのサポート等含め
て見守っていけるような社会の環境づくりをしてほしい。相補・代替医療について保険適用できる部分ができてほしい。
はりきゅう治療はあまり信用しないから。総合病院内に治療できれば考える。
はりきゅうはどうして保険が効かずに初診料が三千円と他に必要になってしまうんですか?だからあまり行けないし、この
辺はなんとかならないのでしょうか?効果があると分かっていても行けません。口コミで効いたところが遠かったりして残念
なこともあります。病院の中にあればとよく思いました。すべての病院にあればいいのにと…
はりきゅうも健康保険が医者の診断に関わらず適応してほしい。ケガ(足の肉離れ)時、保険はNGと言われたが、病状は
ギブスや投薬より短期間で改善した。
はり治療で肺炎が感染したという話を聞いた事があります。はりから病気がうつったりしないのでしょうか。きゅうは跡が残
りそうで嫌です。
はり治療に保険使用可能にしてほしい。他の県に住んでいた時、整骨院で400円ぐらいで、でんき・はり・マッサージをして
貰えたが(いくつかの院でも)三重県は高い。
はり治療は自身数ヶ所で受診したが、医院により高額機器の進める所も有りあまり効果の無い物もあった!!国とか自治
体が行う医療についてあまり信用性が少ない故に意見は無いが医療制度の老人医療問題については一般病院に於ける
針、灸、マッサージ等の保険適用等(又はベット数の考え方)特に国立医大の教授の居ない科、居ても医師の居ない教授
の科、医療ミスの多い科etc考え直す時期に来ている様な気もするが?今後は国立医大も変わると思うが税金の無駄遣い
を言われる様なら医学生の勉強の場として実技は県内の病院研修にすれば無駄の多い人件費も業者との癒着も無くなり
県内各病院に専門科の病院ができるのではないか。患者を物体と考える大学病院には無い病院が望まれるのでは?県
国の考え方には反するが住民の行きよい信用できる病院を考えては?何時も全国ワーストNO3に入る所に金をかける県
国も考えを改める時期ではないのか。戦後日本復旧につくした老人に重税を求めニートや親族親近による殺人者に対する
刑罰、いじめ等何でもない事にさわぎ税金の使いすぎ?県公務員の人員整理、全体的には1/2から1/3で企業なら出来る
はず。余分は必要医療費へ。
ハリでもいろんなところへ行ったが、技術の差があり、ほとんど下手であり、一ヶ所だけは人にすすめている。ハリだけでな
く体全体あらゆる面で研究しなければならないと思う。
はり等について、肩こりや腰痛の時くらいに利用するものと思っており、他の治療に用いられることがあるのは、あまりしら
なかった。(治療という認識がない)こういう考えの人はけっこういると思うので、広報をもっとするべきだと思います。
はりの安全性に多少不安をもっています。以前通っていた所で具合がわるくなったため。病院内だと衛生的だし保険を使え
る様にしていただくと大変いいと思います。
はりは効果がすぐにでて私には欠かせません。頚椎や腰椎が悪い身なので整形(受診しているところ)で、リハのなかで受
けられれば最高です。健保も効けば尚良いです。どうぞ針治療を広めてください。皆様のご活躍を楽しみにしております。
はりは効果的だが保険が利かないので高くつく。交通事故後、自費で通ったが10万円は使った事がある。
はりやきゅうの効果の実例がない。知らない!中国では大昔からある治療法だから効能はあると思うがその実例をPRす
べき!
日ごろ健康に恵まれているため、このアンケートにあるような知識が皆無でした。今後は、県ともタイアップされ貴学の研究
あるいは成果を広報される方策を取っていただきたい。高齢化の社会で声高に健康維持や病気・ケガの予防が宣伝されて
いるが、このアンケートにあるような方向からの予防あるいは施策方法については全く知りませんでした。宜しくお願いしま
す。講演会の開催と自治体や国の相補・代替医療への取り組み促進を強く希望します。
人それぞれ個人差があるようで、こちらのところで治療、例えばはり・きゅうしてもらったら、後はスッキリ体も軽くなったとい
う方もあれば、あまり効果がなくむしろ時間がかかるだけでまったく治っていないという方の話も耳にしますので、やはり不
安になってしまいます。だれが治療を受けてもよくなったと言うことを聞けば安心もし納得できます。
病院(西洋医学)と相補・代替医療が連携していても全てが保険適用にならないのであれば意味がない。
病院、医院内で治療が受けられることを望みます。
病院、医療、治療院などの医療費すべてに健康保険をきくようにして欲しい。
病院で相補、代替医療を行うなら、施術者の技術経験がきちんとある人が無いと安心して出来ないので、絶対いると思う。
病院で治療を受けた事がありましたが、診察をしていただいた時看護士の方が6人から7人の方がいました。じっくりしまし
たが前もってお知らせいただいたのが気持ちが落ち着くと思いますが、気分が悪くなったことがあります。(ソケイヘルニヤ
でした。)
病院で東洋医学と西洋医学のいいところをあわせた治療が受けられるのは、いろんな面で効果もあり、望ましいと思うが、
両者には相容れない点も多々あると思う。両者のコミュニケーションが必須となる。同等に意見を交し合うには、医者になる
のと同じくらい東洋医学の厳しい資格基準が必要だと思う。技術的、学術的にはもちろんのこと、特に「はり」など針の管理
によって血液を媒体とする病気に感染するリスクも大きい。安心して治療を受けられるためのそれなりの資格、研修、人と
なりも重要な要素となる。近い将来、どこでも東洋と西洋医学のコラボレイトしたいい治療が受けられることを楽しみにして
いる・・・。
病院で待ち時間を楽に過ごせる施設を多く作って欲しい。また、託児所等小さな子供がいても行きやすい病院があってもい
いと思うのですが。
病院でも待ち時間が長いのでとても大変です。
病院等で検査していただいて眼圧や首~頭痛などの原因不明におこっていた事がカイロプラティックで体のゆがみをなお
していただいた所ピタッと眼圧、首~頭痛などがおさまり、今では快調に仕事もこなせています。今までは病院等にいけば
何でも治るものだと思っていましたが、この事があってから考え方がかわりました。私は相補、代替医療はどんどんとりい
れていくべきだと思います。
病院と相補、代替医療の連携をのぞみます。そうすることでより気軽に利用できます。
病院内、又はい院内ではり・きゅう、あんま、マッサージ、指圧等の治療が受けられればどんなにか、患者にとってうれしい
事だと思います。近い将来実現できることを望みます。
病院内で相補代替医療を積極的に取り入れてほしい
病院内には治療を受けられるようになれば大変よいと思います。
病院内にはり、きゅうのパンフレットを置いてほしい。
病院内にはり・きゅうの設備をそなえていて肩凝り背中のこりなどの治療が保険を利用できるお金で受けられたらすごく良
い。
病院内の中に西洋医学と東洋医学が存在する方がいいと思います。病院内で済ませることができるから。西洋医学の先
生も東洋医学を勉強すべきだと思います。
病院に行っていないので、質問に答えられません。現在は健康と思っていますので。
病院にかかったことがないので。(歯科以外は)
病院の医師は患者の話をあまり聞いてくれないが代替医療のスタッフはよく話を聞いてくれ、精神的にも落ち着くことが多
い。
病院の内に総合施設のような(はり、足裏マッサージ、スポーツ教室等)ものをたてて、医療保険を使えるようになればいい
なぁと思います。
病院は出産(2回)以外かかったことがないのでアンケート調査には参考になったかどうかわかりません。あしからず。
病院へ行くのにお年寄りさんは大変そうです。手段をなるべく自治体の方で個人に負担が少ないように考えてほしい。(若
い人は勤めているので頼むことが出来ない)
病気治療に関してもっと情報を提供して欲しい。
病気になってから病院に行くのには保険が使えるのに病気にならないように予防したり、病気になりそうだからその手前の
段階でケアすることには保険が使えないのって変だと思うし、病院では薬をだす以外のことはやってくれないので今の医療
の形にすごく不満を持っています。東洋医学やその他の方法で体が良くなることは知っていてもお金がかかるかもと思って
近寄りがたいのが本音。ふつうに安心して色んな療法を試せたらいいですね。
病気になる前の予防について積極的に取り組んでほしい
病気になる前の予防にもっと重点をおいてほしい。現在の自分の状態を把握できる診断の場を作ってほしい。手軽にみて
もらいたい。
美容の面でも金額のふたんを少なくしたい。脱毛とか、コンプレックスがあるのとないのとは、精神的な面が全く違うと思い
ます。
副作用なくて良いと思うしこれからも利用しやすくなれば今よりもっと利用する事が多くなると思います。便利な場所(家か
ら近い所が一番良い)でしたらもっと良いですネ。
普段仕事をしていて病院へは行きにくい。またよほど不調でなければ病院へ行くこともない。ましてや予防などに時間をとっ
てどこかの施設に行くことは今は考えられない。相補・代替医療が身近ではない。また「こりとり」など、マッサージを見かけ
ることは多くなったが、30分○千円というのを見ると行く気にはなれない。気持ちよさそうというイメージはあるが、高価なの
で現在どうしても辛い症状があるわけではないので行こうと思わない。午後5時以降身近で安くてかかることができる施設
があれば積極的に行けるかもしれない。
平成18年6月24日国の借金827兆円(国民一人当たり648万円)で、国民医療費の推移H18年度27.5兆円2025年度48兆円
そして我国の年齢別人口は2030年には1千万人減り、高齢者の割合は今の2割から32%になり、少子化で社会保障制度を
支える現役世代が減り、年金、医療、介護保険、生活保護など社会保障にかかる06年支出89.8兆円を見込み2025年度に
は141兆円に増大し、治療費用のうち千円分ぐらいは医療保険の対象から外して、全額患者負担にする事が議論になり、
75歳以上の外来診療費は病気ごとに病院に払う診療費を一定にする案が出ている。以上のように補完代替医療(健康補
助食品、はり、きゅう、民間療法)が重要視されてきます。私は従来管理薬剤師として勤務しています。当時は国家資格で
なかったことなど隔世の感がします。
へき地に一人住まいの高齢者は突然の病気等の場合を日頃不安を持っています。
ヘルニアで苦しんでいて歩けなかった時、大阪や名古屋まで行き、整体、カイロプラティック、気功、はりと試したが悪化し
た。辛かった。結局レーザー手術で治った。重度の症状の場合は、西洋医学に頼ってしまうし、信頼できる。ヨガ等は健康
にはとても良いと思うが、教室が高すぎて行けない。病院で保険がきくようになれば良いと思う。
保険医療で受けられるよう。
保健が効くようにして頂きたい。
保険適応にしてほしい
保険の適用、もう少し安くしていただきたいです。
ほとんど西洋医学で東洋医学も取り入れていただく病院があればと思います。(西洋医学で解明できない病状も数多くある
と思います。漢方も必要と思いますが・・・)
ボランティアのアンケート解答は不満が残る。かなりの時間をとられるので出来ればこんなもの受け取りたくないと思う。返
送も少ないアンケートに意味ないじゃん。
ホリスティックな医療についてご研究を進めていただきたいと思います。鈴鹿医療科学大学がその拠点になっていただける
事を願っています。
まず「総合医療」の説明が要るのでは?はり・きゅうにこだわり過ぎていませんか?はり・きゅうがメインに思えますが。ホン
トに文部科学省の委託なの?と思いました。私たちの医療のためにがんばってください。
まだ一度もこういう治療を受けた事がないので、TV等などでしか見た事もない。知人は受けているもようで楽になると言っ
ていますが、今は怖さしか頭にないです。
まだまだ「はり・きゅう」の医療が浸透していないような気がします。安心して痛みなく通える所なら必要に応じて利用してい
きたいと思います。
町医院(内科、外科)にも、はり・きゅう治療を取り入れてほしい。
マッサージ指圧等が保険で支払えれば良いと思う。
マッサージ指圧などの治療院はよく見かけます。はり・きゅうは治療できる先生はかなりおられると思いますがそれをとり入
れている先生は少ないように思えます。患者の方が不安材料を持ち、こわがる方が多いからと思えます。西洋・東洋の医
術が共存することが望ましいです。
マッサージの普及拡大。(低価格での)
マッサージはいいが、はり・きゅうの治療には少し怖い感じがします。怖がりの性格なので
三重県は取組みが遅い!!(愛知県ですが)講演会なども少なくさみしく思います。
民間医院の充実が・・・・銭が命の医院が大半で今□の治療が心配であり、医師の改革が□れる
民間の鍼灸院では保険が利用できず、費用のバラつきが甚しい。衛生面でも問題ありと思う。
むずかしいアンケートで大変ごめいわくでした。一部の人のアンケートでは何人の役にも立たない思います。世の中人の役
病気を治療したい心があれば天に通じるのです。JFEさんには関係ありませんが、以前きゅう治療をうけた時、化膿して痛
くて医者にいきました。暑い夏でしたがきゆう治療院は中止することはなかったです。アンケートよりどんな病気がはり・きゅ
うによいかもっと勉強するべきです。
娘が通院中の施術師は胃が弱っているとか、ズバリ当てるのでしかも、本人の性格や気持ちの面まで適格にアドバイスし
て下さり、1人に1時間ほどかけてしてくれます。それが\3500だから安価で家計も助かります。そのような信頼関係で患者
と絆が深まるのであるなら病院の中に設けられてもいいのではないかと存じます。広報などで私の地域の近くにあるなら大
きくPRして頂ければはり・きゅうも考えるかもしれません。
申し訳ありませんが、勉強不足のためアンケートが今ひとつわかりませんでした。お役に立てなくてすみませんでした。
もっと積極的に”予防”に力を入れ、医療費(薬代)を根本的に減らせる工夫をすべきだと考えます。
もっと近くにあれば絶対行きたいです。行き帰りに時間がかかり、その上に待たされるなんてもってのほか!田舎だからこ
そみんな生きたいと思うし、あれば利用すると思う。
モデルケースとして一市に一ヶ所設置してはどうか。
やはり簡単に治療を受けたいです。ましてや高齢になるのだからできたら一カ所でお願いしたい。
やはり先立つものはお金です。3万円余りの年金だけではとても医院に行きたくても生活費に入るためなかなか行かれま
せん。先が不安です。主人とお互い、このまま倒れたらどうしよう!!とそればかりが心配です。病気がこれ以上重くならない
ように心がけている次第です。主人、x月x日で79歳、私x月x日で76歳になります。
良いアイデアは見つからない
良い事であればどんどんされるべきでしょう。誠に申し訳ありませんが、意味がわかりにくいのでちゃんと書けません
腰痛、背骨のゆがみでカイロプラティックを利用しています。私は整形外科の治療より効果があると感じていますが、保険
がきかず一回の治療費が高いので困っています。
腰痛がひどくて針治療をうけたが、一向に改善されないので今は止めている。効果があるなら又してもよい。又、別の治療
院が針は自分は余り信用していない、”自分は絶対治してみせる”と言われたので週一回位マッサージを受けているがや
はり改善されない。マッサージの方が受けてしばらくは効果があるので続けているが少しでもましになる方の治療をした
い。針の効果を知りたい・・・
腰痛で近所の医者に異常なしと言われたが、あまりに痛いので名古屋でMRIで診てもらったら、椎間板ヘルニアと言われて
今治療中である。5~6年も放置された。三重県内で対応できるように連携なり、紹介なりで高度な医療が受けられるように
してほしい。
腰痛で整形外科か整体に通院しようかと迷ったとき、整体を来院、整形外科ではレントゲンを撮ったり時間がかかるととも
に、ブロック注射とかシップ薬での治療にあまり改善されません。整体では予防のアドバイス等で良心的で痛みがなくなる
という利点があり助かりました。一人の患者に細かく耳を傾けてコミュニケーションができてリラックスして治療が受けられて
安心です。
腰痛に悩まされながら老人保健施設で働いています。少々の無理は当たり前になり、随分痛みが強くなったように感じるこ
の頃です。Drに話すると手術しかないが、それが出来ないのなら腰痛ベルト着用やリハビリを続けてくださいとの返答でし
た。そのためベルトで抑制していますが将来のことを考えるととても不安でなりません。今回の調査をまとめて、私たちに明
るい未来がくるよう宜しくお願いします。節に希望しています。
腰痛のため、近所でハリ、きゅうを受けている。3,000程度でしたが、健康改善にはよいと思いました。現在58歳、健康維持
に健闘しています。ウォーキング、時々健康体操にも通っていました。温泉治療もいいかとも思っています。夫婦共々調子
があまり良くないとのことです。健康になりたいと毎日願っています。
よくわからないことばっかりだった。もう少し選択できるアンケートにしたほうがよいかと思う。私にこのアンケートを送ったの
は間違いだと思う。
よくわかりませんががんばってください
予防(病気の)にもう少し費用をかける。定期的に運動している人に補助をする。病人を減らす努力をして下さい。
予防医学の研究に力を入れてもらいたい。その方が結局は安上がりで論理的な問題も少なくなる。(臓器移植や不妊治療
にまつわることなど)
予防医学を真剣に取り組んで欲しい。病気になってからでは遅いが、医者は病人しかみないし、薬を出さないともうからな
い。こんな医療は望ましくない。
理学療法も含めて、はり・きゅうも将来的な独立するべきと思う。
利用の保険適用万能であることを望みます。
老人締出し政策かどうかわからないが、病後のリハビリについて一定期間後の打ち切り(費用アップ等)は理解出来ない。
代替医療の取組みを進めるのであれば、完治するまでバックアップ出来るシステムを作るべき。
老人社会になりつつあるにほんですから、あまり人に頼ることなく過ごして行きたいものですが、病気になる前に相補・代替
医療で治す事ができるように、あまりお金がかからないようになってほしいと願っています。こういうアンケートでもっていか
せていただいたらとよろしくお願いします。
わからないのでコメントできない
わかりにくいアンケートです。とくに問11はどのように記入してよいのかわかりません。ただ○をつけたりNOを記入するだ
けなのにどうしてこんなにわからないんだろう・・・???
私自身ははり・きゅう治療を好みませんが、西洋医学でかんばしくない時は、東洋医学という思いがあります。だから友人
にははりをすすめて完治した事もあります。
私自身はり、きゅう治療を受けたことがないので、あまり解らないうちに解答しましたが、玉川温泉がよいとか聞いたりする
ともっと近くにそんな温泉があったらいいのになと思ったり、費用が高いので望めなかったり、院内にはり、きゅう等が一緒
になっていたら利用していたかもしれないし、・・・等々であまり関心がなかったけれど、身近にこういうものがあれば利用す
ることになるのではないでしょうか?
私自身はり・きゅうには老人のイメージがある。イメージアップしてほしい。
私たちは情報を得る機会が少ないので「いいんだろうなぁ」「まかせてもいいのか?」その程度になってしまう。不安が先に
たつ。もっと情報が多くもらえれば興味がわいてきて利用してみようかと思えるようになればよいのだろう・・。
私の意識がうすいだけなのかもしれないが、こんな情報社会なのにあまりにも知らないことが多い。もっと安全性や効果に
ついてPRがいるのではないか。
私の住んでいるところは田舎なので、総合病院まで車で1時間位かかります。今、私は1ヵ月半くらいのペースで病院に
通っています。私の通っている病院で、相補・代替医療が実施されたらいいなと思います。その理由は、1つの病院ですべ
て受診できるというのと、私自身病気に対して今よりもっと意識が高まったり、知識があったりするからです。アンケートに
私を選んでいただきありがとうございました。
私の住んでいる所は田舎なのでまだまだ相補・代替医療が進んでいなくて、これからもっとどの病院や診療所とかにおいて
も取り組みが増えることを願っております。
私の祖母は鍼灸をうけておりました。子供の頃からはりきゅう治療のありがたさを知っております。今後ますますのご研究
にお励み下さいませ。
私の場合は整形外科医との連携で治療してもらいましたので安心して受けることができ、又保険も利用できましたので大
変良かったです。(はりの治療です)副作用の心配なく安心できることは大です。他の相補・代替医療においても健康保険
が利用できることは大いに望みです。※中国の方にはり治療をしていただいていましたが、途中帰国されたので日本の方
になってしまいましたが、中国の方は、とても「ツボ」を知っていられ、とても親切な方でした。中国の方に負けない技術をと
思いました。鈴鹿医療大学と中国との関係は聞いたいますので是非頑張って良き人材の育成と技術をお願いし期待しま
す。
私は、はり・きゅう師にかかった経験がないこと。中国5年間の生活中、人民病院の中にはそのような科はありませんでし
た。日本製の古いレントゲン機が活動していましたが鮮明度が悪く、見落としにつながっていたのが現実でした。漢方薬で
は扁桃腺に効く薬はありました。日本製のヨードグリセリン液以上に。
私は今はお蔭様で元気で暮らしていますが、年ですからどうなる事かわかりません。医療に関しましては何にもわかりませ
ん。お世話になる事ばかりと思いますが皆様どうかよい医療をお願いします。
私は会社員で毎年健康診断を行っていて、ある程度は自分の体の状態を理解していますが、主人は47歳で自営ですが
全く健康診断を行っていず、何もないのに病院に行きたがらない。(一日つぶれる。待たされる)もっと気楽に行けるような
システムにしてほしい。DM等も届くと気にはしているので、行く気になると思います。院内にハリ等あれば私も一緒にいく
きっかけもできる。病院は待たされるのが当たり前になっています。仕事か家事の生活の中、時間に余裕がない人にとっ
て、待たされる時間はとてももったいないです。松時間に何か利用できるサービスがあると良い。どれくらい松のかもちゃん
と伝えてほしい。受付の方法等患者さんに関わること、笑顔で対応してほしい。相手の顔を見ないままの事務員、横柄な対
応、感じ悪い人結構多い。
私は健康でほとんど病院を利用する事がなくいまひとつピンときません。病院にかかっておられる方からのアンケートなら
切実な答え、考えなどおありではないでしょうか。病院などでもアンケートをとっているのでしょうか。
私は現在まで「はり又はきゅう」と言われる治療には一度もかかった事がありません。又過去3年間位病院にかかった事も
有りません。しかし自分自身健康であると言う確信も有りません。酒は飲むしタバコも同様です。今回のアンケートにはお
答えしますが、参考になるか?どうかが分かりません。あしからず・・・。
私は視覚障害のガイドヘルパーをしており、はり、きゅう師とは付き合いが多くありますが、その方々の治療室は目が見え
ない為か、よくこんなところで治療する人が来るのだろうかと思ってしまいます。視覚障害者の生活安定のためにも側面か
ら支援したいと思っています。
私は人工透析をしている患者です。西洋医学の診療はわかりません。はり・きゅう治療はした事はございません。
私はタバコや酒などほとんどしません。生活が経済的など苦しいです。仕事も無いにひとしいし、あっても生活できるほど無
いし、肝臓を売りたいほどです。プリペイド携帯です、090xxxxxxxx.骨髄でもいいし。国家資格のはり、きゅうを取りたいけ
ど、その仕事とかしてもいいけど、今の時点、生活や経済きびしいし
私はパーキンソン病を15年以上患っています。東洋医学、西洋医学を問わずできるだけ、毎日を苦痛なしに過ごすことが
できたらこんな嬉しい事は無い。長年わずらっていると本人はもちろん、付添も収入が無いので、はり・きゅうまではあまり
行きたくても行けない。パーキンソン病は特定疾患から外れそうな感じがするが今まで通り助成を続けてほしい。新薬が早
く開発して手に入るようにしてほしい。一日一日が長くて苦痛である。パーキンソン病の新薬のためならできる範囲で協力
したい。
私ははり・きゅう治療を受けた事が無いのでアンケートに答えられないところが多くあり申し訳ありません。
私ははり・きゅうの治療に保険の使えない所が多いので保険を使えるようにしてもらいたい。
私ははりをしましたが、あまりよくなかったです。でも、父と母は、月に1度は行って体がらくになっています。父はかなり体
の具合が悪く、でも病院にはいきません。でも、はり(気功)には行きます。
私は変形性膝関節症で長年悩み苦しんでいます。薬も飲んだりゲルマを使ったりいろいろやってきました。医者にもみても
らいました。しかしやっぱり効果は信じられないです。中国3千年の施術が役立つなら是非やってみたいですね。「ひざ」の
悩みは若い時の無理によるもの。でももう少し頼れる方法は無いものか!?世の中本当に信じられる情報が欲しいです
ね。工夫と努力と確信を積み上げてください。言いたい放題で申し訳ありません。
私はまだはり・きゅうにはお世話になっておりませんが、昔、父母から聞いており、又見ていましたが以前より医学も進歩し
ている今、もし自分が今お答えした中でお世話になる時は進んで受けたいと思いました。やはりこれからは私共、高齢者は
古い考えですが、医学の進んだ中でぜひ守って頂きたいと思います。医学の発展を心よりよろこんでおります。
「三重県における統合医療の現状と需要調査(2)」
へのご協力のお願い
鈴鹿医療科学大学では平成 18 年度より二年間にわたり、文部科学省からの委託をうけ、
「三重
県における統合医療の現状と需要調査」を実施しております。
本調査は三重県民のみなさまが、普段健康についてどの程度意識されているか、またご自身の
健康を維持、増進するためにどのような医療を望んでいらっしゃるかをお尋ねするもので、今回
の調査は昨年度に続き、二回目となります。調査結果につきましては、三重県のみならず、国の
医療行政にも役立てて頂くよう、提案して参る予定です。
このたびは調査にご協力頂きたく、20 歳以上の県民の中から 5000 人の方を無作為で選出させ
ていただきました。突然このようにアンケート用紙をお送りする非礼をお許し下さい(選出の詳
しい経緯については別紙をご参照下さい)。
調査の結果につきましては、統計的に処理し、調査の目的以外には使用致しません。また皆様
のお名前、ご住所については、本調査用紙の送付のみに使用した後、破棄致しますので個人情報
が流出することはありません。ご多忙の時期とは存じますが、上のような趣旨をご理解のうえ、
ご協力いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
私たち鈴鹿医療科学大学は、三重県のみなさまの健康を守るために必要なものは何かを常に考
え、日々人材の育成と研究に精進しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
ご記入方法
○ ご回答は封筒の宛名のご本人様が自分自身でご記入下さい(※ただし、ケガなどの理由で記入が
困難な方はご家族などに協力して頂いても構いません)
○
ご回答は当てはまるものを選び、番号に○印をつけて下さい。○印をつける数は、設問の最後に
(1つだけに○印)といった説明がありますので、それに従いご記入下さい。
○
設問のなかで「記入」とあるものにつきましては、案内に従って□内に数字をご記入下さい。
○
ご回答は、青または黒のボールペンではっきりとご記入下さい。
○
ご回答の終わった調査票は、2 月 8 日(金曜日)までに、同封の返信用封筒に入れて、郵便ポス
トに投函して下さい。お名前・ご住所をお書きいただく必要はありません。
○
ご記入方法などについて、わからない点などございましたら、下記までお問い合わせ下さい。
【問い合わせ先】
鈴鹿医療科学大学
鍼灸学部鍼灸学科
「三重県における統合医療の現状と需要調査」係
担当:東郷
俊宏
電話:059-383-9208 (内線 4530)
FAX:059-383-9666
(アンケートの発送回収作業は代行業者:JFE 三重テックサービスに委託しております)
1
あなた自身についてお尋ねします
問1
問2
あなたの性別と年齢について教えてください。
1.
男
2.
女
1.
20 歳代
2.
30 歳代
3.
40 歳代
4.
(それぞれ1つだけに○印)
50 歳代
5.
60 歳代
6.
70 歳以上
あなたのお住まいはどこですか?
(平成 19 年 1 月現在、住民登録をしている市町の名前を記入してください)
市・町
問3
あなたの家族構成は次のどれですか?(1つだけに○印)
1.
4.
問4
一人暮らし
2.
夫婦のみ
三世帯(例:夫婦とこどもと両親)
3.
二世帯(例:夫婦とこども)
5. その他
あなたの現在の就学・就業状況(職種)は次のどれですか?(主なもの 1 つだけに○印)
1.
専門的・技術的職業従事者
生産工程・労務作業者
4.
7. 運輸・通信従事者
10. 学生(浪人を含む)
12. 無職
問5
1.
4.
問6
2.
5.
8.
11.
13.
3.
サービス職業従事者
6.
農林漁業作業者
9.
主婦・主夫(パートを除く)
その他(
)
管理的職業従事者
事務従事者
保安職業従事者
販売従事者
あなたと同居されているご家族の年収の合計は次のどれに当てはまりますか?
300 万円未満
700 万~1000 万円未満
2. 300 万~500 万円未満
5. 1000 万円以上
3. 500 万~700 万円未満
あなたは定期的に健康診断を受けていますか?
1. 受けている
2. 受けたいが、受けることができずにいる
3. 受けようと思わない
問 7 あなたは健康診断の結果をご自身の生活を見直す指針として活用していますか?
1. 活用している
2.
活用していない
3.
わからない
問 8 あなたはご自身の健康状態をどのように感じていますか?(1 つだけに○印)
1.
2.
3.
4.
身体面・精神面ともに健康だと感じている
身体面には問題ないが、精神面には健康上の問題を感じる
精神面には問題ないが、身体面では健康上の問題を感じる
身体的・精神的にも健康上の問題を感じる
2
問9
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
あなたは、どのような健康上の問題/症状がありますか?(あてはまるもの全てに○印)
運動器の症状
(腰・膝・首・肩などの痛みやこり)
アレルギー症状
(喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症など)
消化器症状
(食欲不振・便秘・下痢・吐き気・胸やけなど)
産婦人科関係の症状(生理痛・生理不順・子宮内膜症・逆子など)
感覚器の症状
(眼痛・耳鳴・めまい・近視・味覚異常など)
生活習慣病
(高血圧・糖尿病・高脂血症・メタボリックシンドロームなど)
循環器関係の症状 (動悸がする・息切れがする)
脳卒中後の症状
(麻痺・しびれなど)
頭痛
不眠
疲労一般
精神的な症状
(イライラしやすい・気力が出ない・落ち込みやすいなど)
スポーツ障害
(運動器の症状のうち、スポーツに由来するもの)
不妊
美容関係の症状
(肥満・肌の荒れ・シミ・抜け毛・白髪など)
その他
(
)
問 10 あなたは自分自身の健康のために、普段の生活で何かしていることがありますか?
1. 何かしている
2. したいが実際には何もしていない
3. 何もするつもりはない
上の質問で「何かしている」とお答えになった方にお尋ねします。
どのようなことをしていますか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
自分で生活習慣に気をつけている(食生活・嗜好品・生活リズムなど)
独自のストレス解消方法があり、それを実践している(カラオケ・ショッピングなど)
特別な健康法を実践している(運動・体操・健康食品の購入など)
病院/医院で西洋医学の治療を受けている
病院/医院以外で何らかの施術(鍼灸、整体など)、またはカウンセリングを受けている
その他 (具体的に
)
上の質問で「したいが実際には何もしていない」とお答えになった方にお尋ねします。
もしするとしたら以下のどれをしますか? (あてはまるもの全てに○印)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
自分で生活習慣に気をつける(食生活・運動・嗜好品・生活リズムなど)
独自のストレス解消方法を考え、それを実践する(カラオケ・ショッピングなど)
特別な健康法を実践する(運動・体操・健康食品の購入など)
病院・医院で西洋医学の治療を受ける
病院・医院以外の施設で何らかの施術、またはカウンセリングを受ける
その他 (具体的に
)
3
上の質問で、「したいが実際には何もしていない」、「何もするつもりはない」
とお答えになった方にお尋ねします。
その理由は以下のどれですか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.
3.
5.
症状が軽い/ないから
時間がないから
面倒だから
2. 費用がかかるから
4. 自分の症状に合った治療法がわからないから
6. その他(
)
次に病院や医院で行われている西洋医学的な医療
(漢方を除きます)についてお尋ねします
問 11
過去一年間に病院や医院で西洋医学による治療を受けている場合は、受診している科の
名称(整形外科・婦人科・内科など)を記入してください。
(あなたが重要だと思われるものを3つまで選んでご記入下さい)
1(
)
2(
)
3(
)
病院や医院で受ける西洋医学の治療について、全体的な満足度をお答え下さい
1. 満足している
2. 大体満足している
3. どちらとも言えない
5. 不満である
4. やや不満である
病院で受ける西洋医学の治療について、以下の項目ごとに満足度をお答え下さい
職員・医師の対応
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
治療効果
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
設
備
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
支払金額
1.
満足している
2.
どちらとも言えない
3.
不満である
問 12
1.
2.
3.
4.
5.
6.
あなたは、病院(医院)で受ける西洋医学の治療について、どのようにお考えですか?
(あてはまるもの1つだけに○印)
病院や医院で受ける治療は信頼が置ける
病気になったら診察や治療は、病院(医院)で医師にしてもらいたい
必ずしも西洋医学が良いとは思わないが、他の治療法に頼るには不安がある
症状が改善されるなら、治療法にはこだわらない
西洋医学だけでは十分ではないので、他の治療法と併用したい
西洋医学では自分の望む治療は受けられないので、他の治療法を選ぶ
4
ここからは、はり・きゅう、マッサージ、指圧、整体など、患者さんの身体に
直接働きかける治療・施術について皆様のご意見を伺います。
*マッサージには問 14 以下で挙げる「クイックマッサージ」のほかに「アロママッサージ」、
「タイ古式マッサージ」、
「スウェーデン式マッサージ」など様々な種類のものがありますが、
それらについては、「クイックマッサージ」に含めてお答え下さい。
問 13
あなたは治療目的で他人に身体を触れられることに抵抗がありますか?
(あてはまるもの1つだけに○印)
1.治療技術の高さに関係なく抵抗がある
2.治療技術の高い人になら抵抗はない
3.異性であれば触れられても抵抗はない
4.同性であれば触れられても抵抗はない
5.特に抵抗はない
問 14
)
6.その他(
あなたは以下の治療法それぞれについてどの程度ご存知ですか?
(それぞれの治療法について、最もあてはまるもの1つだけに○印)
1. 施術方法や効果についてよく知っている
はり・きゅう
2. 施術方法や効果についてある程度知っている
3. 名前のみ知っている
4. 全く知らない
1. 施術方法や効果についてよく知っている
あん摩・マッサージ・指圧
2. 施術方法や効果についてある程度知っている
3. 名前のみ知っている
4. 全く知らない
1. 施術方法や効果についてよく知っている
柔道整復(接骨)
2. 施術方法や効果についてある程度知っている
3. 名前のみ知っている
4. 全く知らない
1. 施術方法や効果についてよく知っている
カイロプラクティック
2. 施術方法や効果についてある程度知っている
3. 名前のみ知っている
4. 全く知らない
1. 施術方法や効果についてよく知っている
クイックマッサージ
2. 施術方法や効果についてある程度知っている
3. 名前のみ知っている
4. 全く知らない
1. 施術方法や効果についてよく知っている
整体
2. 施術方法や効果についてある程度知っている
3. 名前のみ知っている
4. 全く知らない
1. 施術方法や効果についてよく知っている
リフレクソロジー
2. 施術方法や効果についてある程度知っている
3. 名前のみ知っている
4. 全く知らない
5
問 15
次の治療法の中で、施術を行うためには国家資格が必要とされていると思うのはどれですか?
(あてはまると思われるもの全てに○印)
1.はり・きゅう(鍼灸)
2.あん摩・マッサージ・指圧
3.柔道整復(接骨)
4.カイロプラクティック
5.クイックマッサージ
6.整体
7.リフレクソロジー
問 16
下記の治療・施術のなかで、過去 1 年間のうちにあなたが受けたことがあるものについて、
その満足度を 1~5 の中から選んでください。
(受けたことがあるものについてのみお答え下さい。いずれの治療・施術もお受けになった
ことがない場合は 6.「いずれの治療・施術も受けたことがない」に○印をつけてください。)
はり・きゅう
1. 大変満足
2. やや満足
3. 普通
4. やや不満
5. 大変不満
あん摩・マッサージ・指圧
1. 大変満足
2. やや満足
3. 普通
4. やや不満
5. 大変不満
柔道整復(接骨)
1. 大変満足
2. やや満足
3. 普通
4. やや不満
5. 大変不満
カイロプラクティック
1. 大変満足
2. やや満足
3. 普通
4. やや不満
5. 大変不満
クイックマッサージ
1. 大変満足
2. やや満足
3. 普通
4. やや不満
5. 大変不満
整体
1. 大変満足
2. やや満足
3. 普通
4. やや不満
5. 大変不満
リフレクソロジー
1. 大変満足
2. やや満足
3. 普通
4. やや不満
5. 大変不満
6. いずれの治療・施術も受けたことがない→問 22 へ
問 17
あなたは上記の治療・施術をどのような疾患、症状に利用していますか?
(あてはまるもの全てに○印)
1. 運動器の症状
(腰・膝・首・肩などの痛みやこり)
2. アレルギー症状
(喘息・アトピー性皮膚炎・花粉症など)
(食欲不振・便秘・下痢・吐き気・胸やけなど)
3. 消化器症状
4. 産婦人科関係の症状(生理痛・生理不順・子宮内膜症・逆子など)
(眼痛・耳鳴・めまい・近視・味覚異常など)
5. 感覚器の症状
(高血圧・糖尿病・高脂血症・メタボリックシンドロームなど)
6. 生活習慣病
7. 循環器関係の症状 (動悸がする・息切れがする)
8. 脳卒中後の症状
(麻痺・しびれなど)
9. 頭痛
10. 疲労一般
11. 不眠
(イライラしやすい・気力が出ない・落ち込みやすいなど)
12. 精神的な症状
(運動器の症状のうち、スポーツに由来するもの)
13. スポーツ障害
14. 不妊
(肥満・肌の荒れ・シミ・抜け毛・白髪など)
15. 美容関係の症状
16.その他
(
)
6
問 18
あなたが上記の治療・施術を利用するきっかけになったのはどれですか?
(あてはまるもの全てに○)
1.病院や医院で受診するほど重症ではないと考えたから
2.病院や医院でうける治療よりも効果が高いと考えたから
3.病院や医院でうける治療の副作用が恐かったから
4.病院や医院でうける治療だけでは効果が十分ではないから
5.病院や医院でうける治療よりも苦痛が伴わないから
6.病院や医院でうける治療よりもリラックスできるから
7.昔からの習慣だから
8.テレビ・新聞などのマスメディアで宣伝しているから
9.病院・医院では時間がかかり、面倒だから
10.健康全般に良い、あるいは病気が予防できると期待しているから
11.家族や友人など、医療関係者以外の人が利用しているのを知っているから
12.病院や医院の医師が勧めてくれたから
13.その他
問 19
(
あなたは上記の治療・施術の情報をどのように入手しましたか?(あてはまるもの全てに○印)
1. 家族や知人の話
5. 医師や医療関係者の話
8. その他(
問 20
)
2. 書籍・雑誌
6. 講演・講習会
3. テレビ・ラジオ
7. 新聞
4. インターネット
)
あなたはこれらの治療・施術を受ける前に、病院や医院で医師の診断をうけていますか?
(あてはまるもの1つだけに○印)
1.必ず受けるようにしている
2.症状によっては受けるようにしている
3.症状が軽いのであえて受けない
4.症状の軽重にかかわらず、受けない
問 21
あなたはこれらの治療・施術を受けた後に、副作用を感じたことがありますか?
もしあれば、具体的な内容をお書き下さい。
1.ある
(あてはまるもの1つだけに○印)
2.わからない・覚えていない
(具体的に:
問 22
)
問 16 で「いずれの治療・施術も受けたことがない」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由は何ですか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.困っている症状が特にないため
2.効果があるのかどうかわからないため
3.治療方法について知識がないため
4.安全性に問題があると思うから
5.施術料が高額だから
6.身体を触られることに抵抗があるため
7.施術者によって効果がまちまちだから
)
8.その他(具体的に:
7
問 23
統合医療とは、「病院や医院で、現代西洋医学だけではなく、他の治療法を積極的に取入れる
ことで、より統合的な治療とケアを提供する、患者中心の医療」と定義されています。
あなたは上記の治療・施術を病院や医院などの医療機関で受けたいと思いますか?
(あてはまるもの1つだけ○印)
1.受けたいと思う
問 24
2.受けたいと思わない
3.わからない
問 23 で「1.受けたいと思う」とお答えになった方にお尋ねします。その理由はどれですか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.医師がおり、安心感があるから
2.衛生的だから
3.より高い治療効果が望めるから
4.色々な角度から身体を診てもらえるから
5.治療を一施設で済ませられるから
6.健康保険が使える場合があるから
)
7.その他(具体的に:
問 25
問 23 で「2.受けたいと思わない」、「3.わからない」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由はどれですか?
(あてはまるもの全てに○印)
1.西洋医学とこれらの治療・施術を同時にうけることによって副作用が生じると思うから
2.西洋医学とこれらの医療は、別々の医療として存在すべきだと思うから
3.かえって医療費が高くなると思うから
4.治療効果が中途半端になると思うから
5.自由な状況で自分にあった医療を選択したいから
)
6.その他(
問26
あなたは以下の治療・施術について、病院・医院での治療に取り入れて欲しいと思いますか?
それぞれの治療法について、どの程度そう思われるかをお答え下さい。
はり・きゅう
1) とても思う
4) あまりそう思わない
2) まあまあそう思う
5) 全く思わない
3) わからない
あん摩・マッサージ・指圧
1) とても思う
4) あまりそう思わない
2) まあまあそう思う
5) 全く思わない
3) わからない
柔道整復(接骨)
1) とても思う
4) あまりそう思わない
2) まあまあそう思う
5) 全く思わない
3) わからない
カイロプラクティック
1) とても思う
4) あまりそう思わない
2) まあまあそう思う
5) 全く思わない
3) わからない
クイックマッサージ
1) とても思う
4) あまりそう思わない
2) まあまあそう思う
5) 全く思わない
3) わからない
整体
1) とても思う
4) あまりそう思わない
2) まあまあそう思う
5) 全く思わない
3) わからない
リフレクソロジー
1) とても思う
4) あまりそう思わない
2) まあまあそう思う
5) 全く思わない
3) わからない
8
問 27
あなたは将来、以下の治療・施術について、どのような目的で受けてみたいと思いますか?
①「困っている症状・疾患を治したいから」、②「その場での心地よさを求めたいから」の
それぞれの項目について、どの程度そう思うかをお答え下さい。 (将来、いずれの目的でも
利用する気がない場合は、①、②とも「5.全く思わない」に○印をつけてください。)
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
柔道整復(接骨)
カイロプラクティック
クイックマッサージ
整体
リフレクソロジー
① 困っている症状・疾患を治したい
② その場での心地よさを求めたい
1) とても思う
1) とても思う
2) まあまあそう思う
2) まあまあそう思う
3) わからない
3) わからない
4) あまりそう思わない
4) あまりそう思わない
5) 全く思わない
5) 全く思わない
1) とても思う
1) とても思う
2) まあまあそう思う
2) まあまあそう思う
3) わからない
3) わからない
4) あまりそう思わない
4) あまりそう思わない
5) 全く思わない
5) 全く思わない
1) とても思う
1) とても思う
2) まあまあそう思う
2) まあまあそう思う
3) わからない
3) わからない
4) あまりそう思わない
4) あまりそう思わない
5) 全く思わない
5) 全く思わない
1) とても思う
1) とても思う
2) まあまあそう思う
2) まあまあそう思う
3) わからない
3) わからない
4) あまりそう思わない
4) あまりそう思わない
5) 全く思わない
5) 全く思わない
1) とても思う
1) とても思う
2) まあまあそう思う
2) まあまあそう思う
3) わからない
3) わからない
4) あまりそう思わない
4) あまりそう思わない
5) 全く思わない
5) 全く思わない
1) とても思う
1) とても思う
2) まあまあそう思う
2) まあまあそう思う
3) わからない
3) わからない
4) あまりそう思わない
4) あまりそう思わない
5) 全く思わない
5) 全く思わない
1) とても思う
1) とても思う
2) まあまあそう思う
2) まあまあそう思う
3) わからない
3) わからない
4) あまりそう思わない
4) あまりそう思わない
5) 全く思わない
5) 全く思わない
9
問 28
以下の治療・施術の中で、あなたが今後、利用したいと思う治療法について、
① 1 ヶ月に利用してみたい回数、② 1 ヶ月に支払ってもよいと考える金額をお答え下さい。
(利用してみたいと思うものについてだけ、お答えいただければ結構です。)
① 1 ヶ月に利用してみたい
回数
②1 ヶ月に支払ってもよいと考える
金額
はり・きゅう
回
円
あん摩・マッサージ・指圧
回
円
柔道整復(接骨)
回
円
カイロプラクティック
回
円
クイックマッサージ
回
円
整体
回
円
リフレクソロジー
回
円
【自由記入欄】 このアンケート調査や、今後の国や自治体の統合医療への取り組みについて、
ご意見やアイデアがありましたらご自由に記入して下さい。
以上でアンケートは終了です。ご協力ありがとうございました。
皆様から頂戴いたしました貴重なご意見は、今後の日本の医療の向上に役立てるべく、
三重県や国への提案に反映させて参ります。
お手数ですが、本調査票を二つ折りにした状態で同封の返信用封筒に入れ、
2 月 8 日(金)までに切手を貼らずに最寄りの郵便ポストに投函して下さい。
10
平成19年度 三重県における統合医療の現況と需要調査(2)における記述統計
問1
あなたの性別と年齢について教えて下さい。(それぞれ1つだけに○印)
●性別
選択肢
回答数
738
814
37
1,589
構成比
46.4%
51.2%
2.3%
100.0%
選択肢
回答数
99
204
295
376
363
238
14
1,589
構成比
6.2%
12.8%
18.6%
23.7%
22.8%
15.0%
0.9%
100.0%
男性
女性
未回答
(合計)
●年齢
20代
30代
40代
50代
60代
70代以上
未回答
(合計)
問2
あなたのお住まいはどこですか?
(平成19年1月現在、住民登録をしている市町の名前を記入してください)
桑名市
いなべ市
木曽岬町
東員町
四日市市
川越町
菰野町
朝日町
亀山市
鈴鹿市
津市
松阪市
多気町
玉城町
明和町
伊勢市
鳥羽市
志摩市
度会町
南伊勢町
大紀町
伊賀市
名張市
大台町
尾鷲市
紀北町
熊野市
御浜町
紀宝町
未回答
(合計)
回答数
102
41
3
24
243
11
33
11
49
149
269
129
18
6
26
112
16
54
4
16
9
98
68
13
14
18
15
6
10
22
1,589
構成比
6.4%
2.6%
0.2%
1.5%
15.3%
0.7%
2.1%
0.7%
3.1%
9.4%
16.9%
8.1%
1.1%
0.4%
1.6%
7.0%
1.0%
3.4%
0.3%
1.0%
0.6%
6.2%
4.3%
0.8%
0.9%
1.1%
0.9%
0.4%
0.6%
1.4%
100.0%
問3
あなたの家族構成は次のどれですか?(1つだけに○印)
選択肢
一人暮らし
夫婦のみ
二世帯
三世帯
その他
未回答
(合計)
問4
構成比
14.4%
6.5%
10.1%
7.2%
8.2%
0.8%
1.4%
2.6%
3.5%
1.2%
18.3%
19.1%
5.2%
1.5%
100.0%
回答数
366
440
307
229
152
95
1,589
構成比
23.0%
27.7%
19.3%
14.4%
9.6%
6.0%
100.0%
あなたは定期的に健康診断を受けていますか?
選択肢
受けている
受けたいが、受けることができずにいる
受けようと思わない
未回答
(合計)
問7
回答数
229
103
161
114
130
12
22
42
56
19
290
304
83
24
1,589
あなたと同居されているご家族の年収の合計は次のどれに当てはまりますか?
選択肢
300万円未満
300万~500万円未満
500万~700万円未満
700万~1000万円未満
1000万円以上
未回答
(合計)
問6
構成比
5.2%
23.0%
40.3%
18.8%
11.9%
0.8%
100.0%
あなたの現在の就学・就業状況(職種)は次のどれですか?(主なもの1つだけに○印)
選択肢
専門的・技術的職業従事者
管理的職業従事者
事務従事者
生産工程・労務作業者
サービス職業従事者
保安職業従事者
運輸・通信従事者
農林漁業作業者
販売従事者
学生(浪人を含む)
主婦・主夫(パートを除く)
無職
その他
未回答
(合計)
問5
回答数
83
365
640
299
189
13
1,589
回答数
1,212
272
85
20
1,589
構成比
76.3%
17.1%
5.3%
1.3%
100.0%
あなたは健康診断の結果をご自身の生活を見直す指針として活用していますか?
選択肢
活用している
活用していない
わからない
未回答
(合計)
回答数
1,116
214
196
63
1,589
構成比
70.2%
13.5%
12.3%
4.0%
100.0%
問8
あなたはご自身の健康状態をどのように感じていますか?(1つだけに○印)
選択肢
身体面・精神面ともに健康だと感じている
身体面には問題ないが、精神面には健康上の問題を感じる
精神面には問題ないが、身体面では健康上の問題を感じる
身体的・精神的にも健康上の問題を感じる
未回答
(合計)
問9
回答数
615
116
528
311
19
1,589
構成比
38.7%
7.3%
33.2%
19.6%
1.2%
100.0%
あなたは、どのような健康上の問題/症状がありますか?(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
運動器の症状
アレルギー症状
消化器症状
産婦人科関係の症状
感覚器の症状
生活習慣病
循環器関係の症状
脳卒中後の症状
頭痛
不眠
疲労一般
精神的な症状
スポーツ障害
不妊
美容関係の症状
その他
(合計)
回答数
784
436
293
102
345
559
150
37
164
136
258
272
20
8
401
55
4,020
構成比
19.5%
10.8%
7.3%
2.5%
8.6%
13.9%
3.7%
0.9%
4.1%
3.4%
6.4%
6.8%
0.5%
0.2%
10.0%
1.4%
100.0%
問10 あなたは自分自身の健康のために、普段の生活で何かしていることがありますか?
選択肢
何かしている
したいが実際には何もしていない
何もするつもりはない
未回答
(合計)
回答数
850
660
62
17
1,589
構成比
53.5%
41.5%
3.9%
1.1%
100.0%
上の質問で「何かしている」とお答えになった方にお尋ねします。
どのようなことをしていますか?(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
自分で生活習慣に気をつけている
独自のストレス解消方法があり、それを実践している
特別な健康法を実践している
病院・医院で西洋医学の治療を受けている
病院・医院以外で何らかの施術(鍼灸、整体など)、またはカウンセリングを受けている
その他
(合計)
回答数
519
233
425
180
100
81
1,538
構成比
33.7%
15.1%
27.6%
11.7%
6.5%
5.3%
100.0%
上の質問で「したいが実際には何もしていない」とお答えになった方にお尋ねします。
もしするとしたら以下のどれをしますか?(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
自分で生活習慣に気をつけている
独自のストレス解消方法を考え、それを実践する
特別な健康法を実践する
病院・医院で西洋医学の治療を受ける
回答数
511
192
218
45
構成比
50.2%
18.9%
21.4%
4.4%
病院・医院以外の施設で何らかの施術、またはカウンセリングを受ける
その他
(合計)
39
13
1,018
3.8%
1.3%
100.0%
上の質問で「したいが実際には何もしていない」、「何もするつもりはない」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由は以下のどれですか?(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
症状が軽い/ないから
費用がかかるから
時間がないから
自分の症状に合った治療法がわからないから
面倒だから
その他
(合計)
回答数
201
135
252
91
181
13
873
構成比
23.0%
15.5%
28.9%
10.4%
20.7%
1.5%
100.0%
問11 過去一年間に病院や医院で西洋医学による治療を受けている場合は、受診している科の
名称(整形外科・婦人科・内科など)を記入してください。
(あなたが重要だと思われるものを3つまで選んでご記入下さい)
受診科名称
内科
整形外科
婦人科
眼科
歯科
耳鼻咽喉科
皮膚科
外科
泌尿器科
循環器科
胃腸科
神経内科
産婦人科
精神科
小児科
心療内科
脳神経外科
消化器科
脳外科
呼吸器科
アレルギー科
リハビリ科
脳神経内科
肛門科
血管外科
胸部外科
心臓血管外科
リウマチ科
麻酔科
ペイン科
放射線科
内分泌科
消化管外科
頭頸部外科
移植外科
血液内科
口腔外科
(合計)
件数
777
290
121
114
110
91
83
73
26
24
21
21
20
19
15
14
12
10
6
5
5
2
2
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1,879
病院や医院で受ける西洋医学の治療について、全体的な満足度をお答えください
選択肢
満足している
大体満足している
どちらとも言えない
やや不満である
不満である
未回答
(合計)
回答数
159
589
308
80
29
424
1,589
構成比
10.0%
37.1%
19.4%
5.0%
1.8%
26.7%
100.0%
病院で受ける西洋医学の治療について、以下の項目ごとに満足度をお答えください
選択肢
職員・医師の対応
治療効果
設備
支払金額
(合計)
満足している
どちらとも言えない
662
492
544
255
1,953
448
615
575
634
2,272
不満である (合計)
81
1,191
77
1,184
50
1,169
287
1,176
495
4,720
問12 あなたは、病院(医院)で受ける西洋医学の治療について、どのようにお考えですか?
(あてはまるもの1つだけに○印)
選択肢
病院や医院で受ける治療は信頼が置ける
病気になったら診察や治療は、病院(医院)で医師にしてもらいたい
必ずしも西洋医学が良いとは思わないが、他の治療法に頼るには不安がある
症状が改善されるなら、治療法にはこだわらない
西洋医学だけでは十分ではないので、他の治療法と併用したい
西洋医学では自分の望む治療は受けられないので、他の治療法を選ぶ
未回答
(合計)
回答数
193
434
148
545
91
7
171
1,589
構成比
12.1%
27.3%
9.3%
34.3%
5.7%
0.4%
10.8%
100.0%
問13 あなたは治療目的で他人に身体を触れられることに抵抗がありますか?
(あてはまるもの1つだけに○印)
選択肢
回答数
116
治療技術の高さに関係なく抵抗がある
治療技術の高い人になら抵抗はない
439
異性であれば触れられても抵抗はな
14
同性であれば触れられても抵抗はな
117
特に抵抗はない
767
その他
11
未回答
125
(合計)
1,589
構成比
7.3%
27.6%
0.9%
7.4%
48.3%
0.7%
7.9%
100.0%
問14 あなたは以下の治療法それぞれについてどの程度ご存知ですか?
(それぞれの治療法について、最もあてはまるもの1つだけに○印)
選択肢
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
柔道整復(接骨)
カイロプラクティック
クイックマッサージ
整体
リフレクソロジー
(合計)
施術方法や 施術方法や 名前のみ知 全く知らない(合計)
71
569
745
124
1,509
97
704
603
104
1,508
48
321
719
406
1,494
50
194
603
649
1,496
34
137
388
938
1,497
74
453
805
170
1,502
23
82
234
1,156
1,495
397
2460
4097
3547
10,501
問15 次の治療法の中で、施術を行うためには国家資格が必要とされていると思うのはどれですか?
(あてはまると思われるもの全てに○印)
選択肢
はり・きゅう(鍼灸)
あん摩・マッサージ・指圧
柔道整復(接骨)
カイロプラクティック
クイックマッサージ
整体
リフレクソロジー
(合計)
回答数
1,203
597
799
283
88
597
96
3,663
構成比
32.8%
16.3%
21.8%
7.7%
2.4%
16.3%
2.6%
100.0%
問16 下記の治療・施術のなかで、過去1年間のうちにあなたが受けたことがあるものについて、
その満足度を1~5の中から選んでください。
(受けたことがあるものについてのみお答え下さい。いずれの治療・施術もお受けになった
ことがない場合は6.「いずれの治療・施術も受けたことがない」に○印をつけてください。)
選択肢
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
柔道整復(接骨)
カイロプラクティック
クイックマッサージ
整体
リフレクソロジー
(合計)
大変満足 やや満足
普通
やや不満 大変不満 (合計)
31
66
51
15
5
168
55
111
92
25
2
285
12
38
31
5
2
88
20
30
26
10
3
89
15
26
21
4
1
67
32
83
44
9
6
174
11
18
12
1
0
42
176
372
277
69
19
913
いずれの治療・施術も受けたことがない
1011
問17 あなたは上記の治療・施術をどのような疾患、症状に利用していますか?
(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
運動器の症状
アレルギー症状
消化器症状
産婦人科関係の症状
感覚器の症状
生活習慣病
循環器関係の症状
脳卒中後の症状
頭痛
不眠
疲労一般
精神的な症状
スポーツ障害
不妊
美容関係の症状
その他
(合計)
回答数
461
18
26
5
37
28
16
11
37
155
20
36
31
2
15
13
911
構成比
50.6%
2.0%
2.9%
0.5%
4.1%
3.1%
1.8%
1.2%
4.1%
17.0%
2.2%
4.0%
3.4%
0.2%
1.6%
1.4%
100.0%
問18 あなたが上記の治療・施術を利用するきっかけになったのはどれですか?
(あてはまるもの全てに○)
選択肢
病院や医院で受診するほど重症ではないと考えたから
病院や医院でうける治療よりも効果が高いと考えたから
病院や医院でうける治療の副作用が恐かったから
病院や医院でうける治療だけでは効果が十分ではないから
病院や医院でうける治療よりも苦痛が伴わないから
病院や医院でうける治療よりもリラックスできるから
回答数
119
142
36
97
15
118
構成比
12.4%
14.8%
3.8%
10.1%
1.6%
12.3%
昔からの習慣だから
テレビ・新聞などのマスメディアで宣伝しているから
病院・医院では時間がかかり、面倒だから
健康全般に良い、あるいは病気が予防できると期待しているから
家族や友人など、医療関係者以外の人が利用しているのを知っているから
病院や医院の医師が勧めてくれたから
その他
(合計)
54
14
64
71
175
24
30
959
5.6%
1.5%
6.7%
7.4%
18.2%
2.5%
3.1%
100.0%
問19 あなたは上記の治療・施術の情報をどのように入手しましたか?
(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
家族や知人の話
書籍・雑誌
テレビ・ラジオ
インターネット
医師や医療関係者の話
講演・講習会
新聞
その他
(合計)
回答数
461
29
24
26
40
2
12
38
632
構成比
72.9%
4.6%
3.8%
4.1%
6.3%
0.3%
1.9%
6.0%
100.0%
問20 あなたはこれらの治療・施術を受ける前に、病院や医院で医師の診断をうけていますか?
(あてはまるもの1つだけに○印)
選択肢
必ず受けるようにしている
症状によっては受けるようにしている
症状が軽いのであえて受けない
症状の軽重にかかわらず、受けない
未回答
(合計)
回答数
61
227
144
111
35
578
構成比
10.6%
39.3%
24.9%
19.2%
6.1%
100.0%
問21 あなたはこれらの治療・施術を受けた後に、副作用を感じたことがありますか?
もしあれば、具体的な内容をお書き下さい。(あてはまるもの1つだけに○印)
選択肢
ある
わからない・覚えていない
未回答
(合計)
回答数
48
380
150
578
構成比
8.3%
65.7%
26.0%
100.0%
問22 問16で「いずれの治療・施術も受けたことがない」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由は何ですか?(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
困っている症状が特にないため
効果があるのかどうかわからないため
治療方法について知識がないため
安全性に問題があると思うから
施術料が高額だから
身体を触られることに抵抗があるため
施術者によって効果がまちまちだから
その他
(合計)
回答数
647
267
189
62
157
42
82
60
1,506
構成比
43.0%
17.7%
12.5%
4.1%
10.4%
2.8%
5.4%
4.0%
100.0%
問23 統合医療とは、「病院や医院で、現代西洋医学だけではなく、他の治療法を積極的に取入れることで、
より統合的な治療とケアを提供する、患者中心の医療」と定義されています。
あなたは上記の治療・施術を病院や医院などの医療機関で受けたいと思いますか?
(あてはまるもの1つだけ○印)
選択肢
受けたいと思う
受けたいと思わない
わからない
未回答
(合計)
回答数
935
100
469
85
1,589
構成比
58.8%
6.3%
29.5%
5.3%
100.0%
問24 問23で「1.受けたいと思う」とお答えになった方にお尋ねします。その理由はどれですか?
(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
医師がおり、安心感があるから
衛生的だから
より高い治療効果が望めるから
色々な角度から身体を診てもらえるから
治療を一施設で済ませられるから
健康保険が使える場合があるから
その他
(合計)
回答数
437
55
528
507
374
366
8
2,275
構成比
19.2%
2.4%
23.2%
22.3%
16.4%
16.1%
0.4%
100.0%
問25 問23で「2.受けたいと思わない」、「3.わからない」とお答えになった方にお尋ねします。
その理由はどれですか?(あてはまるもの全てに○印)
選択肢
西洋医学とこれらの治療・施術を同時にうけることによって副作用が生じると思うから
西洋医学とこれらの医療は、別々の医療として存在すべきだと思うから
かえって医療費が高くなると思うから
治療効果が中途半端になると思うから
自由な状況で自分にあった医療を選択したいから
その他
(合計)
回答数
27
89
151
71
248
70
656
構成比
4.1%
13.6%
23.0%
10.8%
37.8%
10.7%
100.0%
問26 問26 あなたは以下の治療・施術について、病院・医院での治療に取り入れて欲しいと思いますか?
それぞれの治療法について、どの程度そう思われるかをお答え下さい。
選択肢
はり・きゅう
あん摩・マッサージ・指圧
柔道整復(接骨)
カイロプラクティック
クイックマッサージ
整体
リフレクソロジー
(合計)
とても思う
241
299
171
105
78
239
74
1,207
まあまあそう思う
521
549
408
247
180
491
142
2,538
わからない
357
304
514
752
796
443
902
4,068
あまりそう思わない
181
177
151
124
123
122
90
968
全く思わない (合計)
87
77
92
97
133
77
106
669
1,387
1,406
1,336
1,325
1,310
1,372
1,314
7,813
問27 あなたは将来、以下の治療・施術について、どのような目的で受けてみたいと思いますか?
①「困っている症状・疾患を治したいから」、②「その場での心地よさを求めたいから」の
それぞれの項目について、どの程度そう思うかをお答え下さい。
(将来、いずれの目的でも利用する気がない場合は、①、②とも「5.全く思わない」に○印をつけてください。)
① 困っている症状・疾患を治したい
選択肢
とても思う
はり・きゅう
379
あん摩・マッサージ・指圧
432
柔道整復(接骨)
250
まあまあそう思う
483
552
347
わからない
182
158
384
あまりそう思わない
95
80
75
全く思わない (合計)
266
180
306
1,044
1,142
981
カイロプラクティック
クイックマッサージ
整体
リフレクソロジー
(合計)
150
118
287
99
1,715
② その場での心地よさを求めたい
選択肢
とても思う
はり・きゅう
196
あん摩・マッサージ・指圧
356
柔道整復(接骨)
125
カイロプラクティック
106
クイックマッサージ
146
整体
166
リフレクソロジー
120
(合計)
1,215
239
220
453
157
2,451
547
560
331
656
2,818
60
73
62
54
499
まあまあそう思う
わからない
208
148
397
505
480
360
558
2,656
あまりそう思わない
296
457
219
171
196
329
140
1,808
335
357
235
358
2,037
936
1,328
1,368
1,324
6,984
全く思わない (合計)
196
95
121
74
55
97
47
685
377
234
394
389
372
307
380
2,453
700
961
741
782
1,249
1,259
1,245
5,679
問28 以下の治療・施術の中で、あなたが今後、利用したいと思う治療法について、
① 1ヶ月に利用してみたい回数、② 1ヶ月に支払ってもよいと考える金額をお答え下さい。
(利用してみたいと思うものについてだけ、お答えいただければ結構です。)
① 1ヶ月に利用してみたい回数
選択肢
1回
2回
3回
4回
5回
6回
8回
10回
12回
15回
16回
20回
40回
(合計)
① 1ヶ月に利用してみたい回数
選択肢
1回
2回
3回
4回
5回
6回
8回
10回
12回
15回
16回
20回
40回
(合計)
はり・きゅう あん摩・マッサージ・指圧
169
232
106
216
25
55
65
125
19
25
1
3
5
13
2
10
2
1
1
1
2
4
395
リフレクソロジー
62
32
9
30
4
1
1
2
141
687
柔道整復(接骨) カイロプラクティック クイックマッサージ
57
36
8
33
5
2
3
4
2
1
92
48
8
28
3
2
2
2
整体
69
38
9
45
3
1
3
3
162
91
23
46
9
2
4
1
1
1
1
152
185
171
340
(合計)
843
567
137
372
68
12
31
24
5
3
1
7
1
1,234
② 1ヶ月に支払ってもよいと考える金額
選択肢
はり・きゅう あん摩・マッサージ・指圧
200円
1
500円
9
16
600円
1
800円
1000円
59
55
1200円
1
2
1500円
6
13
柔道整復(接骨) カイロプラクティック クイックマッサージ
8
2
1
24
1
5
整体
7
8
7
23
25
1
6
41
4
10
2000円
2150円
2500円
3000円
3500円
4000円
4200円
4500円
5000円
6000円
7000円
7500円
8000円
9000円
9300円
10000円
12000円
15000円
20000円
25000円
40000円
50000円
60000円
(合計)
60
1
1
107
1
18
179
1
40
84
6
1
154
17
1
28
1
1
5
15
1
1
59
3
3
5
24
2
8
99
28
36
27
48
1
31
1
42
2
13
1
35
2
95
13
14
1
1
33
4
1
31
2
2
3
4
1
9
11
1
16
3
9
1
71
8
1
1
7
1
24
3
1
1
1
1
1
393
1
667
② 1ヶ月に支払ってもよいと考える金額
リフレクソロジー (合計)
選択肢
200円
0
500円
4
4
600円
0
800円
0
1000円
27
27
1200円
1
1
1500円
5
5
2000円
24
24
2150円
0
2500円
1
1
3000円
23
23
3500円
0
4000円
13
13
4200円
0
4500円
0
5000円
23
23
6000円
3
3
7000円
0
7500円
0
8000円
2
2
9000円
1
1
9300円
0
10000円
11
11
12000円
2
2
15000円
1
1
20000円
1
1
25000円
0
40000円
0
50000円
0
60000円
0
(合計)
142
142
153
184
1
173
337
平成19年度調査 自由記入欄内容
「統合治療は有効ではある」ことは重要な事だと考えているが「国家資格」とか「健康保険が使えるか」とかの知識がないの
で信用していなかった。
・色々な所で医院を見かけますが、あまり信用できない感じ。・西洋医学と東洋医学が良いところで結びつく施設ができると
良いと思います。・きちんとした資格、場所など考えれば、皆さんが安心して自分に合った所へ行けると思います。
・急患(救急車で搬送等)のたらい回しの防止策をとる。・カルテの保管を10年間にする。
・緊急の場合でも、歯をみてくれるところがあって欲しい。総合病院などでも、歯医者的な機関が欲しい。 ・マッサージや指
圧・整体などは総合病院だと堅苦しい感じがするし、何か時間をかけてしてくれなさそうで、温かみがなくロボット的な扱い
を受けそうで不安です。 ・健康診断は義務化して欲しい。「受けなくては」と思いつつ「まあ今、健康でいいや」って後伸ばし
にしてしまいがち。
・国家資格を要しない施術所の乱立気味の現状は、本来の東洋医学のもつ効果を帳消しにする資質低下が懸念されるよ
うに感じます。・統合医療は病院(医院)とタイアップした実践かつ理想的と思いますが、(病院の施設内で協働する)医療
機関の経営状況も考えれば、その実現には東洋医学実施の診療報酬点数の大幅なアップや、医療機関側の東洋医学軽
視の現状からすればやはり無理?・国民総健康食品ブームの中で東洋医学のPR不足を感じます。・「出前トーク」ならぬ
「出前施術」で住民の理解度を得ることも必要に感じます。
・子供がいる主婦や、働くお母さんはリラックスできるマッサージなどを受ける為に、子供をどうするか...それが問題の場
合もある。子供をみてもらえるように少しの時間が作れたらもう少し自分の体にも興味ー(関心)も湧いては来るだろうが、
なかなか余裕もない。(短時間の託児所など) ・保険がきかない場合、一回の利用が高額になったりすると、利用もなかな
か出来ないもの。接骨院のように保険のきく利用なら少しは利用回数も増えるかもしれない。 ・カウンセリングやリラックス
できるマッサージなどを同時利用できるなら、心身ともにリフレッシュできるかもしれない。現代人は、心も身体も疲れている
から。
・困った時に相談する機関が欲しい。 ・困った時にすぐに利用できる体制を整えて欲しい。 ・総合病院と個人病院の連携を
とても望みます。
・女性の場合、男性の治療をする人と二人になるのは抵抗があるのではないかと思う。その点病院では看護士さんがいて
くれる(女性ばかりとは限らないが)ので安心がある。・少し触られてもくすぐったい状態なので、なかなか行こうと思わな
い。・以前、電気治療を受けて、ほくろのようなあとが残っているのも気になる。
・スポーツドクターとして有名な方にはたくさんの患者さんが集まり、待ち時間がかかるのがとても苦痛。 ・統合医療につい
ては、保険が適用されるのは賛成です。 医療向上は大変ありがたく感じています。どうぞよろしくお願いします。
・先生をもっと増やして欲しい。・もっと先生達の給料を増やしてあげて下さい。
・問11に対して健康診断を受ける時に健康状態を聞かずにバリウムを飲んだのだが、胃が痛くてたまらない状況であった。
バリウムは胃が痛い時はまずいみたいなので、まず問診みたいなのをしてからやってはどうかと思うのですが?・問14に対
して、やはりインターネット等で情報を調べるべきでしょうか?・問23に対して統合医療を進めていくべきだと思うが西洋、東
洋問わず医者のそれぞれの人にプライド、しがらみ等あり、西洋はダメ、東洋はダメ、俺の医療の方がいいとかなって、こ
の症状は治らないから西洋に任せてとか、東洋にまわしてとかなってしまわないだろうか?根本は”患者中心の医療”、情
報開示であるのに、医者同士でうまくやっていけるのだろうか、それがうまくやっているが第三者的な目でチェックできる機
関も必要ではないのだろうか?・このアンケートの結果も是非公表してほしい。それによって県民の方々の考え方、意識も
変わるかもしれないので、全国で比較した意識、感覚の違いなど含めて公表してほしい。それによってより良い医療となり、
今まで知られていなかったもの国民がより健康に過ごせる日を望む。そして良い医者にはより報酬をあげてほしい。
・統合医療については良い事であると思う。・安心して受診できるようにお願いしたいです。
・東洋医学でいう末病という考え方をもっと取り入れるべき。・病気にならないという医療の取り組みをすべき。・東洋医学の
良さをもっと宣伝し、また技術を高めるべき。西洋医学の下につくような事はしないほうが良い。
・一つの病名を告げられた時(特に重病な時)いろいろな病院へ行って診てもらいたい時があるがそれはなかなか難しい。
・先生も人間である事を忘れないで。 ・救急患者のたらい回しが多すぎる。 ・医療は薬だけの治療だけであってほしくな
い。時間のゆとりもないかもしれませんが、患者の精神状態のケアもお願いしたい。
・マッサージ(クイックマッサージも含めて)は料金が高すぎると思う。肩こりや冷え性などでマッサージを希望しても料金が
ネックになって通院までに至らない。 ・女性としては男性に体を触られるのには抵抗があるので(ニュース等で犯罪があっ
たりするから)密室で二人きりは絶対に嫌。最近では近くに女性がいるので安心(病院では) ・西洋医学に基づいた処方が
多いが、自然にあるものを使って作る薬の方が体には安心。何でも薬で治そうとしすぎていると思う。 ・処方箋を持っていく
院外薬局は、薬以外のものはいらない。ビニール袋とかお薬手帳に貼る紙とか薬情とか。全て断るとすごく驚かれる。無駄
なお金だと思う。エコ時代に逆流している。
1.はり・きゅう・マッサージ等にお世話になったことがないので設問に戸惑った。2.80歳に近いので、これから医療のお世
話になることが増えると思うが、医療施設の閉鎖や医師不足等の記事を見るたび不安になる。
1.分からない(意味)項目がある。例:カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジー等。2.内容をもう少し簡
単にしてもらいたい。3.項目が多すぎる。4.細かすぎる。
30才の頃に京都の灸に春秋2回行き、喘息が出なくなりました(参考までに)。身体のあちこち三里のツボとか華のツボに
しましたが、きゅうの良い事は、体感しております。肩や手が痛くて上に上げる事が出来なかったのが1回ですぐ治りまし
た。秘伝の灸らしいですが・・・。
3年前に施術のため、検査を受けることになりましたが検査段階で手違いが発生した。にもかかわらず病院院長からの詫
びもなく、医療ミスと認められたにもかかわらず、医療請求を受け非常に心外。(中央総合病院でした。)法律上認められる
事があれば、各病院に担当者(相談員)をお願いしたい。
5,000人を巻き込んだからにはデータを表にするだけにせず、集計したものを各人に送付するのは無理としても、広報誌等
に結果を公表し、今後の取り組み等発表すべきだ。高齢者は金銭に関心がある。余計な出費は避けたいからだ。出来たら
保険内で済ませたいと思う。現在入院患者は、三ヶ月以上治療が必要な人でも退院させられるそうだが、無理に退院させ
てはいけないと思う。治療放棄ではないか?患者様等とおだてることより、医師・看護師の高技術を望む。○○セラピー、
アロマ○○といった類は病院には似合わない。かえってうさんくさい。それより病院、医院の待合時間に誰でも自由に使え
るあんま機を設置した方が良いのではないか?高齢者(65歳以上)の医療費負担は一割を超えてはならないと思う。
5ヶ月くらい習って治療している方がいますが、いいのでしょうか?10分で1,000~2,000円でしているところで、経験
のない方OKと求人しているところ、取り締まれないのですか?3年間学校に行き苦労をしてみえる方がかわいそうです?
74歳になりますが、お蔭様で健康に過ごさせていただいております。自分自身なりに運動(ウオーキング、プール、ジム等
で)をし又、食事にも気をつけています。いつ体調が悪くなるかも分かりませんが、その時の事を考えますと、副作用の強い
治療は避けたいと考えます。出来るだけ免疫力を考えた自然な治療方法があれば取り入れたいと思います。
兄が首にはり治療を受けて、細菌感染して首の骨が(連結部)が溶けて、首がぐらぐらになり失命するところでした。長期間
の入院でなんとか治りましたが、信頼してよいのか不安です。
あまり内容が分らない。
あらゆる医療体制の中でいろいろ報道がされていますが、今何を国民が求めているか、一番大事なのは何かを現実の中
で地域住民のことを考えていただきたい。
アロママッサージを医療に取り込んでもらい、格安で出来るように整骨院などで出来るようにして欲しい。
アンケート調査や今後の開発・取り組みについて大いに結構な事と思いますが、治療・施術が必要となってもその費用負
担が伴います。費用負担の軽いことを望みます。(かなうことなら無料です)
アンケート調査をして、実際に皆さんの意見が生かされるのでしょうか?あまり生かされないのでしたら無駄使いになると
思います。(紙、通信費)
アンケートに答えたら何かもらえないのか?
アンケートに際して、治療・施術の意味を(カイロプラクティック、リフレクソロジー)が分からないので少し書き込んで欲し
かった。
アンケートに専門用語の説明を加えて欲しい。
アンケートの結果を何らかの方法で教えてもらうとありがたいと思います。
アンケートの内容ですが、自分が未だ治療を受けたいほどの事がないのでよく分からない。痛くなったら全ての治療法を考
えるでしょう。
アンケートの始めに統合医療とは?の説明がなかったので、何のことか分からなかった。もっと利用したいが、保険がきか
ない場合が多く、良いと思っても続けられないのが本音です。この点、医療行政にたずさわる人の理解がまだまだで、西洋
医学一辺倒の今の医療環境は不満足に思っています。両方の良い所を取り入れている施設があれば是非利用したいと思
います。双方の医療従事者がお互いをもっと良く理解し合う所から始めなければいけないと思います。大学で両方を教えな
ければいけないのではないでしょうか?
アンケート用紙をいただき、記入させてもらいましたが、正直現段階で東洋医学に関して全く無知な状況です。はり・きゅう・
あん摩・マッサージ・指圧等は雰囲気的に分かりますが、カイロプラクティック・クイックマッサージ・整体・リフレクソロジーの
違いという事が解らない状況で、どんな時に(症状)どんな治療をすれば良いかさえ分かりません。私の周りの方で利用さ
れている人もいますが、まだまだ認知度が低いようですから、詳しく理解できるようになると、もっと前向きに考える事が出
来ると思います。人から人への口コミでは聞きますが、小さなものでも良いので冊子になったりすると読んでみたいなあと
思います。
安心出来る医療とは、具体的に治療方法を教えて欲しい。治療金額等(高額な)をはっきりと申して欲しい。
あん摩、マッサージ等の東洋医学は経験したことがありませんが、統合医療として病院でリハビリのコースに入れていただ
ければ受けてみたいと思います。
あんまやマッサージ、指圧にも年金生活ではなかなか月一回とは行けないので、保険が利用出来たらと思います。病院と
組んで頂けたらいいと思います。
いい加減な医者がいなくなるように望む。
医学は最新テクノロジーを使うのが一番良いと思う。
医師の意見書等がなくても保険がきくようになれば利用し易くなる。(はり・きゅう)柔整についても、肩こり程度では利用で
きない状況なので。かと言ってマッサージは1回3000円くらいかかるし。整形的なものは病院だと痛み止めや湿布当の処
方のみであることが多い。保険適応でいろいろな施術が受けられると良いと思う。
医師不足の問題や医療費、薬害の問題等、余りに不安材料が多く、国の長期的政策の貧困、無定見が一挙に露呈した観
があり遺憾に堪えない。又、「医は仁術」と●では、今日の現代無理としても、少なくとも「医は算術」とならないような感覚は
心してもらいたい。
いずれの治療、施術もした事がないので効果や安全性も全く分からない状態です。統合医療の意味すら知らない者がほと
んどで、まず認識、告知をしてから国や自治体の力を借りなければ現状では取り組みについて、国や自治体に注文つける
のは早いのではないか?
以前、診察時間外にケガ(骨折)した時、いつも自分のかかっている病院に行きたかったのに指定の病院でないとダメと言
われ、痛みと不安でつらい思いをしたことがある。いつもかかっている病院にいつでも安心して診てもらえるようにして欲し
い。内科の先生はいつでも来てと言ってくれるけれど不安がいっぱいある。
以前、整体の病院で首のこりを治療してもらった時、保険がきくように。野球をやっていて痛めた事にしてもらった事があっ
た。もし今回のアンケートが、整体・カイロプラクティック等を併設した総合病院の建設へと繋がるのであれば、保険の適用
を重視して頂きたい。
一時期、あん摩・マッサージ・指圧を受けた事があり、その時はそれなりの効果があり楽になりましたが、脳梗塞(軽症)気
味で西洋医療に変更しました。同じ病院で受けられるなら続けたいと今も思っています。
一定額で料金の分かり易い方が安心です。
今、本当に困っている問題に対応して欲しい。
未だ利用したことがありませんので回答しずらいと思いました。
今の医療が安定していない。テレビでも言われている様に、救急車で運ばれても受け入れてもらえず、亡くなるケースもあ
る。それを先になんとかしなくてはいけないのでは?統合医療も大切な事だと思うが、その前にすることはたくさんあると思
われる。自分の儲けばかり考えるのではなく本当に人を助け、市民・国民に安心して医療を受けられる様にしていって欲し
いと思います。
今の所、特に必要と感じていないので、あまり知識がありませんしよく分かりません。
今の所、どこも悪くないし、薬も何も飲んでいない。血圧 上130 下75
今の所わかりません。健康であるから。
今の年齢では、東洋医療の施設に行く必要のないが、病院の中に併設していればもし必用になった時、1ヶ所で済ませる
事が出来るので安心だと思う。高齢になれば、いろんな所へ何回も行かなければならないとなると、無理な事も出来ると思
う。
今まで、はり・きゅう・マッサージ・接骨院・カイロプラクティック・整体と色々やってずいぶんお金を使った。これが国民健康
保険等で病院や医院で出来るようになったら助かる。1ヶ月に1回はどれかで体をケアしてきた。行くと疲れがとれて、次の
日からまた頑張れる。整体の先生に日頃からケアしているので骨のずれがあまりないと言われた事がある。
今まで、はり・きゅう等の治療を受けた事がない為、治療・施術方法が分からないので不安で利用できません。
今まで受けたことのない、はり・きゅう等は現在の自分の気持ちは何ともいえない。はり・きゅう・あん摩・指圧等の名前は聞
いたことがあるが、その他の名前はこの度初めて聞く言葉で答えようがありません。
医療は、当然病気等を治療する為のものであり、西洋・東洋等の方法はあまりこだわるべきではなく、安全で安心であれば
統合的に治療法方を考え、治療の選択範囲を広げるべきだと考える。
医療は国、自治体が積極的に義務として、少々の赤字は税金で補助するくらい充実させて欲しい。
医療費、薬代が高すぎる。
医療費が高い。
医療費が高い為、体調で気になる点があっても、なかなか病院に行けなかったりする。
医療費の支払いをもう少し分かり易くしてほしい。例えば、一緒の病気で通っても金額が違うのはなぜか?(初診料、再診
料の違いではなく)。保険がきき、どこに行っても一定料金ならはり・きゅう等を是非受けたいと思う。
医療費を安くして欲しい。
いろいろ選択できる体制を取って欲しい。テレビでも、はり治療の有効性についてレポートしていたが、どんどん進めるよう
にして欲しい。
色々なマッサージがあるようですが、どんなものなのか分からないのでお答え出来ない状況でした。
大きな病院なら可能かもしれないが、小さい医院では給料や維持費などで、統合医療は難しいのでは...と思う。
大きな病院の中で、西洋医学とそれ以外の方法(接骨、整体など)を併用するのであれば信頼も出来る気がするが、患者
が西洋以外の治療方法を選ぶ場合は、どこを選べば良いか分からない。(医師の連結があるようで、安心出来る)病院な
どによって差があるし、マッサージ等は「受けたら逆に痛くなった」とか良く聞くので不安です。マッサージは免許がいらない
と聞きましたが、本当だとしたらやめて欲しいと思います。
おかげでこれまでは、救急診療とか夜間診療は利用した事はありませんが、友人達の話を聞いていますと、怪我をして夜
間診療で電話をした時に、松阪市内に住んでいながら、津市の○○病院へ行くように言われ、場所は分からないし非常に
困ったという話を聞きました。救急医療が崩壊寸前。まずは、かかりつけの医師に相談等、見たり聞いたりしますが、患者
側としては、せめて自分の住んでいる市内で診療してもらいたいと思います。優秀な医師を増やしてもらって病院も安心し
て働ける場所、待遇的にも誰もが納得の出来る生きた血税の使い方をして頂いて、医者の方にも、患者側にも安心して病
院にいける体制つくりをお願いしたいものです。
行った事がないのでわかりません。そして、1回の金額も保険がきかないので高いと聞いております。
同じ施設で通常の西洋医学とマッサージ等が保険ありで受けられたら助かります。
面白い試みだと思う。がんばって欲しい。
開業医については、薬をやたら出しすぎたり、薬の良し悪しが分からないまま服用しているのに不安を感じずにはいられな
い。
回答に要する時間は5分と書いてあるが、とうてい5分では終わらない。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、整体、リフレクソロジー等、内容が分からない為アンケートには協力出来ないと思
います。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジーがどの様な治療法か分からない。症状があっても、行きたくても
行けない人がいて、我慢している人がいると思う。そんな人達のアンケートも取り入れると良いと思う。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジーが分からないので回答できない。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジー等、どういう治療なのか分からないので詳しく知りたい。病院でも
治療、施術した場合、金額がどの位なのか知りたい。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジー等の内容があまりよくわかりません。今後は図などを取り入れて
ください。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジーの意味がわかりません。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジーの意味がわかりません。悪くなったら近くの通院し易い院へ行く。
カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジーの内容が分からない。今まで治療を受けた事がないので検討も
つきません。これからは必要になってくる年代に入ってくるので先には必要だと思いますが、今の時点ではちょっと考えにく
いです。役に立てなくてすみません。一度に病院や医院で全て診療を出来ればあちこちに行く時間が短くなり便利。この日
は一日病院の日と決めれます。良い点はいっぱいありますね。
カイロプラクティックの保険適用が出来たらしてほしい。
各医療機関とも情報が少ない。開示を期待する。
過去に一度も西洋医学で治療を受けたことがなく質問が分かりませんでした。
肩、腰が時々痛いときに整体へ行きます。健康保険が使え安く治療をしていただけるのはうれしいのですが、車に乗れな
いので治療院が沢山出来たら良いなと思います。
カタカナで書かれた治療方法はどんなものか全く解りません。解らないものを調査してどんな効果があるか。そちらの都合
のみでやっている事だとしか思えない。本当に人の役に立ちたいなら、もっと良く解る様に頼む。
カタカナは何か分かりません。
肩こり、腰痛、息切れ、しびれなどの自覚症状はあるが、いずれも加齢によるもので、いたしかたないと思っている。近所に
東洋医学治療院はあるが、保険治療ではないから行こうと思わない。(治療費が心配) 友人の話でマッサージで楽になっ
た話も聞く。保険治療で効果があるなら行ってみたい。今のところ命にかかわるものでないなら行かない。
肩こりにマッサージを使いますが30分ぐらいでは、あまり効かないです。仕事に疲れた時は何かで癒されたい。西洋医学
では与えられないものがあると期待していますが...。
金の事ばかり考えんと!!キッチリやれよ!!ボケ!!人を大切に!命を大切に!格差の中で生きてます。みんな仲良く
生きてます。県さん国さん分かります?
亀山の医療関係の不安があります。(亀山に住んでいる為に、命が助からないような不安)視覚障害者の職としての、は
り・きゅう・あん摩の資格の今後の不安は、この先どうなるのかな?
体の調子が悪くなってからしか病院等に行かないというのは、この先どうなのでしょうか?病気にならないように時々健診
のようなものがあれば良いのに...。医療費もどんどん高くなって家は通院だけでかなりの額を月に支払っています。
患者から提案するのでなく医師から勧めがあれば非常に嬉しい。
漢方の治療(東洋治療)を受診してみたいとは思うが、標榜しているHPがないし、金額が検討つかない。出来れば多くの人
が受診し易いようになれば良いと思う。
漢方は結構、有望な気がします。リンパマッサージなどで疲れやむくみが取れるのは事実。健康定義が「病気でない状態
のみでなく、心身ともに満たされている状態」とするならば、統合医療はもっと取り組まれてしかるべきだと思います。
気功とか目に見えない力で、よく人を治すのをテレビで見ます。もし、可能ならそのような人に見てもらいたいです。不治の
病気は特に。病は気からというし。
急患で患者さんを、たらい回しにする記事が毎日のように載っています。患者さんは命がけです。たらい回しは絶対にやめ
てください。
緊急医療の充実(小児科、産婦人科、脳・心臓外科)
近年、医師不足と言わざるを得ない状況があると思っています。急患のたらい回しや、地域のよっては産科の医師がいな
いとか、もっと行政側が予算をつけて、みんなが安心して暮らせるようにしてほしいと思います。
近年ではストレスによる病気の発症が増えてきており、総合医療は是非推進して頂きたいです。しかし、医療=専門知識と
いう意識が強い為、一般にはなかなか介入しにくいと思われます。西洋医学以外の治療法があるという事、その効果等を
病院・医院で紹介するわけにはいかないのでしょうか?治療を要する者が一番集まり、興味のある事であるため。
薬が同じ効きめなら、特許の切れた安い方にしてもらいたい。儲けが少ないせいか安い方の薬は病院が使いたがらない。
国県が指導すべきと思います。保険の方も助かるし。
薬を出しすぎな医療機関が多い。(開業医院)
具体的に場所を知らせる冊子等があれば、どこにどのような施術ををしてくれるところがあると分かるが、カイロプラクティッ
ク・クイックマッサージ等どこにあるのか知らないです。病院は地図などに大きく案内として載っているが、それ以外のこと
は載っていないです。多くの人に利用してもらいたい。今後どう医療と同じになっていくかという知らせは必要と思います。
国の政策であれば指示に従いますが、まず問28の項目の治療法について、簡単的確な理解が出来るよう指導していただ
く事、第一に希望します。
首や肩が痛い時、そもそも何を受けたら良いか、どこへ行けば良いのかも分からないので、病院の中にあって、症状に合っ
たものを受けるように促してくれるような統合医療だと有り難いです。(名前しか知らないものが多くて、なかなか受けてみよ
うと思えない。どんなことをするのか、金額も分からないので)
車に乗れない人が、年齢と共に増加する。交通機関等の配慮を考えて欲しい。
健康保険が使えてもっと安く出来るようにして欲しい。
健康保険が使えるか?待ち時間が長い。
健康保険が利用できるようにして欲しい。以上を踏まえて一般病院等の共通診療が望ましい。
現在、1年に1回血液検査を受ける程度で、健康であると思っています。あまりにも薬に頼る傾向にあると思われる今、自
分で出来る健康方法、自分の体に合った方法で現在を維持したいと思っています。出来るだけ若い人達の負担をかけない
で過ごしたいと切望します。
現在、格差社会と言われていますが、医療に対し県下でも都市部と地方では、各段の格差があるように思います。私の在
住、志摩市(人口6万人)に県立病院がありながら神経内科がなく、多くの患者が困っています。伊勢市の病院に通院する
のも経済的に困ります。私の考えとして、志摩市内の開業医(神経内科)にお願いして、週何回か志摩病院で診察して欲し
いですね。
現在、症状が出た時は大きい病院へ行くので、あまり不自由には思っていない。日常、気を付けているので病気の時だけ
お世話になるので、その時はいつも感謝しています。これからも益々の医学の進歩に繁栄を祈っています。
現在、西洋医学、東洋医学それぞれが反発しているように思う。相互に取り入れたらどうでしょうか?
現在、歳のわりには元気でおります。高脂血症で、薬は服用しておりますが、血液検査でも、他の項目は異常有りません。
従って問13からは一度も経験がない為、分かりにくいです。今、一番気になるところは、休日等時間外に病気などした時の
診察はどうなるか気がかりです。医者にかかり、薬を毎月もらうだけですが医療費は高いです。
現在、年に1,2回マッサージなどを受けていますが、1回3,500円かかります。保険でも利用できればありがたいと思いま
す。年金で暮らしている者には、受けたくても受けられない場合があります。
現在どこも悪くないが、今後もし病気になった時に薬ばかりだと、体も思うように治らないからアンケートにある治療法が必
要になってくると思う。
現在のところ健康を保っております。今後アンケートの内容を考える時が来るかも分かりません。何も回答出来ないことを
お許しください。
現在の病院では患者が自分の症状で診てもらっているが、病院が統合的に検査し適切な処置が出来るように診るべきと
思う。
現在は受ける所も気持ちもありませんが、いつどうなるかは私も分かりません。でも時々間違っているかもしれませんが、
マッサージを受けた後、急変して亡くなられたとか、してもらった時は良くなった気分になるけど、何ヶ月も続けているのにま
だ変わらないとか聞くと、やっぱり勇気がなく病院に行ってしまいます。
現在まで、はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧等を受けたことがないので、その効果がよく分からない状況の回答です。
現在三重県は知事を始めとして職員が非常に程度が低いので、まともなことは出来ないと思います。もっと職員の教育をし
てから医療に取り組むべきだと思います。三重県職員の頭を先に治してから出発されたし。
こういう治療は金額が高いというイメージがあるので行きにくい気がする。
効果があれば手法にはこだわらない。
甲状腺がんの初期症状の微熱や腹痛(いつもと違う感じの)の時、原因がわからず、検査を何度してもわからなく困ってい
ます。漢方の専門医なら原因ではなく症状からアプローチできるのかなと思います。なかなか漢方の専門店でも不安なの
で、病院に専門の科があると安心して診てもらえると思います。
高度な医療と専門医の配置(法改正により、医師が病院を選択するようになってから、地域格差が拡大している現状であ
る為)
高年齢になり、体調不良になりますが医療費が高く年金では大変です。保険のきく所へ行きますが、肩こり・不眠など病院
よりも快適です。もっと安くなると良いと思います。
項目にあたる治療をあまり受けた事がないので、このアンケートはあまり分からないです。
高齢者にはカイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジー等、意味が理解できない。一般的にどの効果(治療)
があるのか、アンケートに解説する必要があると思います。尚、高齢化時代を迎え、整形外科とタイアップして、いわゆる統
合医療として、また国も自治体も健康保険の適用を独自で行う場合でも統合医療の基礎的段階として承認すべきである。
現在では、医師の承認が必要であるが改善すべきである。患者の心身の苦痛を緩和ケアする為に考慮すべきである人道
上の問題でもある。早急なる実施を願います。
個人経営の整体などにリハビリテーションとして、器具等で治療して行く方法が多いが、事務的でなかなか「治った」と実感
できない。リフレクソロジーは精神面もリラックスできるのだが、値段が高いのでもし、県立や市立の病院で受けられるなら
保険がきくので、金額を気にしなくてもいいので、必ずいくと思います。
個人情報を「廃棄処分」したとあるが、JFE三重テックサービスは確実に処分したのか?紙は?パソコン内のデーターは?
誰かが隠匿した可能性は?甘い仕事するなよ。
個人の自営業者でも簡単に健康診断を受けられるようにして欲しい。(いつでも、どこでも)
個人を大切にした医療を望みます。
国家資格がないものを国が認めてるのはおかしいと思います。苦労をして資格を取っている人に対して不公平だと思いま
す。
国家資格にして、レベルを統一すれば受けたい。私はよく温泉でマッサージ・整体・リフレクソロジーを月4回受けますから、
技術がバラバラです。はり・きゅうは、これから受けてみたいと思います。
骨折したことがなく申し訳ありません。皆に迷惑をかけたくなく、毎朝体操しており、健康に注意しています。
このアンケートが地域医療に役立つように願っています。
このアンケートに書かれている治療・施術の内容がよくわからない(あまりメジャーでないものもある)ため、どう思うかと問
われても答えに困る。
このアンケートの問とは違いますが、母が長期利用型の病院に入院していますが、年金収入のみで毎月の支払いで全額
になります。先生の話だと数年後は退院してもらわないといけないような、近々の制度となるとの事を言われていますが、
家に帰っても介護が出来ないし、他の病院に予約していても2,500人待ちとかで、今から心配しています。我が家のよう
な家庭でも安心出来る制度が出来ることを願っている毎日です。
困った時にたらい回しにされることなく、病気や発作が助けてもらえる様な安全で安心な医療体制が、確立される事が一番
望むところです。
これから、お医者さんが少なくなります。産科、小児科も閉鎖される所が多く、救急車に乗せてもらっても助かるとは限りま
せん。これからの日本の将来は、老人が多くなります。医者の仕事は体力仕事です。1人の力では大変です。よって、統合
医療での得意分野で治療に専念していただきたい。
今回、私が利用して良かった気功が入っていませんがどうしてですか?気功は本物の先生が行えば副作用もないし痛みも
ないし、痛みのある方には痛みを取り除くのに、体に負担なく出来るので今後、取り入れてもらいたいと思います。
今回、私は身体的に不安があるので、このような答えとしましたが、精神面で不安がある人は、アロマやペットなどのような
ものに癒しを感じると思います。病院によっては、アロマやペット(動物)もケア(治療)に取り入れていると聞きます。皆さん
の身体が早く良くなりますよう治療効果を高める物は取り入れて欲しいと思います。また、お年を召した方は通院手段も考
えてあげてほしいと思うので、大きな病院さんは送迎などしてあげて欲しいです。たくさんの病院がありますが、どこも人手
が不足しており行き届いた治療も出来ない時もあると思いますが、どうかこの様なアンケートをただの結果としてではなく、
今の医療をより良いものへとして行くように(していく上での》参考としていただきたいと思います。
今回アンケートに協力したが、問5の設問は疑問に思う。
今回のアンケートについては、病院等で実際かかったことがないものばかりで、分からないの一言です。
今回のアンケートの内容から、どの様にまとめをするか判らない。私は国がこの様にしたい(目的)又は、方向性を出してほ
しい。国民の意見を聞く事は良いが、この内容では方向性も意見も出てこないのではないか?県がこの様なレベルで取り
組んでいるとしたら問題であると考える。
最近は、薬代が高価となることのより、毎回の医療費が高額になり老後、慢性病が悪化した場合の事を考えると非常に心
配です。慢性病の場合は継続して薬を服用する必要があります。病院の取り組みの一つとして、慢性病の生活の仕方や
症状を柔らげるための方法等の講演会なり、運動の紹介制を定期的にしてほしい。そして、広く周知できる手段で、講演会
日程を教えて欲しい。働いている人間は休日が病院と重なる為、土曜または日曜に実施できると良い。
最近はじめて鍼灸を受けて治療中ですが、ゆるやかに良い方に向かっていますが、健康保険が使えないのでかなり負担
です。これが良くなれば嬉しいのですが。
仕事柄、重労働のため、月に1回以上は健康維持の為に利用している。
自宅の近くに総合医療機関があれば大変嬉しく思います。今後、高齢化社会になりますが、もっと東洋医学が導入される
事を切に望みます。
疾患に対する原因を追求し、原因を考えてからどこへ行くか考えるのがベスト。西洋医学・整体・指圧で治るか判断する。
痛みの原因が癌だったら、はり・きゅう・指圧で治るはずがない。接骨などはレントゲンで確認が必要だと思う。原因追求は
検査しなければ分からない。頚から肩が痛かったので、マッサージに行っても治らず、CTを撮影したら脳腫瘍で手術となっ
た。こんな例はどのように考えているか?
実際にマッサージ、リフレクソロジーを受けた事がありますが金額が高いと思います。
質問の仕方がおかしいと思うところが何箇所かありました。はり・きゅう・カイロ~クイックマッサージまでを全て同じラインで
みること自体おかしいと思います。「1ヶ月に利用してみたい回数」ではなく治療に必要なら何回でも行かなければならない
し、メンテナンスなら月1回で良いという考え方です。(カイロプラクティックの場合)
支払いが高額である。
自分が子供の頃に知っている人が、はりの治療をして体の中ではりが折れて入院をした事があります。その時より、はり・
きゅうと言う治療は怖い事だと思っています。足、肩が悪い時は病院で診てもらって治しています。
自分が病院に入院することを想像すると、毎日検査・点滴・内服などで息がつまると思うので、たまにはり・きゅうなどをして
もらえると、入院生活に変化も出るし、きっと気持ち良いので、是非取り入れてもらいたいです。
自分が平素健康なので、あまり具体的に分からず答えになっていないと思います。しかし、西洋医学だけでなく、平行に良
いものが取り入れられれば良いのではと思います。
自分がまだ治療として経験していないので分かりませんでした。
自分自身、整形に行っていました。首というか肩が痛く、ある病院ではヘルニアと言われ、違う病院ではただの肩こりと言
われ、結局今も治っていません。病院によって検査結果が違うのでは困ります。自分は職人ですが、現場の施主に雨漏り
を直してと言われれば必ず直します。病院の先生ももちろんプロでしょう?ならなぜ一人一人の症状に合った治療できちん
と治さないのか?肩こりかヘルニアかそんなのはどちらでもかまわないです。治して欲しい。人間の体は難しいと思ってい
ますよ。でも少しも良くならないんです。あと、医者不足と産婦人科ですよね。隣の市まで行かなければ出産できないなどお
かしいですよね。その辺の仕組み、なぜそうなってしまうのか?分かり易いカラーの本みたいなのを作って配布して欲しい
です。
自分自身今の所、病院のお世話になっているのが眼科と皮膚科くらいで、いたって健康だと思っているが、周囲の人々が
肩こり、膝の激痛を訴えている人が多いので、自分が何か患うかわからないのでその時を思うと、一番に楽して欲しいので
治療方法をよく考えておきたいと思います。
自分の身体を心配して行きますから親切にして欲しい。
社会全体にも格差があります。病院については差別なく真の病院のあり方とは何か、こういう事を真剣に考えて患者全員
が気持ちよく受診出来るように願う。(アンケートも良いと思いますが、それ以前の問題があるのではないですか)
柔道整復(接骨)の科及び整体等によって腰痛等(ヘルニア含む)が治る専門の部を設置してほしい。今は、現代人に於い
て腰の病気に悩ませている患者が多いので早急に取り入れて欲しい。特に接骨院や整体、整形外科は患者が多い為、時
間待ちが長く(予約しても)困っている。
柔道整復・カイロプラクティック・クイックマッサージ・リフレクソロジーの言葉を知らなかった。
収入が少ないので、病院に行きたくてもがまんします。健康保険に入っていない時は、診察すらしてもらえなかった。
主人は腰痛でいつも悩んでいます。病院へはいくつも通い、中にはマッサージをしてくれるところもあります。それ以外で
マッサージに通うと5000円くらいかかります。(保険が使えないので)病院によっては、診断書の内容で特別にマッサージを
してくれるところを紹介してくれて、保険も使えるそうですが、私はその病院の対応は不平等かと思います。本当に痛みを
和らげるためのマッサージなら、全ての人に保険を使えるようにして欲しいです。
少子高齢社会となり、統合医療について積極的取り組みが必要となってきていると感じています。
症状・疾患がどの治療法が適し、より良い効果が得られるかを解りやすく表に現して欲しい。また、受けられる場所を知ら
せる事をして欲しいです。
症状がどこから起こっているのかの説明。そのためにはどの様にして、どう取り組んでいくのか、個々の問題として治療の
為の説明してから実施する。症状と年齢の関係あるいは症状と生活の関連性を相談して治療をする。医師のお互いの連
携をよくして、個人の信頼を得てからの治療に当る。カルテの重要性(誰でも見えるよう)
小児科の夜間の徹底を県にお願いします。特に田舎の方に。
初診で同じ病気で診てもらった時(検査も同じで)病院によってどうして金額が違うのですか?(薬代は別として...)
鍼灸にあまり関心がありません。
スーパー銭湯などで、たまにマッサージを受けます。たまに、美顔エステとかも。少し値段が高いのが難点ですが、リフレッ
シュしたい時やがんばった時の自分へのプレゼントみたいな感じで利用します。病は気からと言います。基本的に病気は
自分自身の生活の乱れやストレスから来ると思っています。薬だけでは治るものではないと思っています。病気も健康セン
ターなどの気軽なものであれば良いと思います。
鈴鹿であまり、はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧がないので気軽に行けるところがあればよいと思います。
全て、医療の窓口が西洋医学か中心で有り、医師の再拝により選択肢がない状態である。又、この様な症状で「痛い」「苦
しい」「辛い」伝えたら医師は、はり・きゅう・マッサージを勧めず、薬を勧めるでしょう。総合的な医療の達成を願います。
又、はり・灸・マッサージの経験が少なく、それが何だったのかわかりません。(治療してもらっているはずですが)
整形外科には昨年2回程かかりましたが、別に何も気にしなくて温めた位で、貼り薬をもらってくる程度であまりよくわかり
ません。医療費も高くなっているのであまり行くことはないです。
整体、カイロプラクティック、クイックマッサージ、リフレクソロジー、これらはどんな治療方法か聞いた事もない。解説がない
為分からない。このようなアンケートは意味なし。
西洋、東洋のプラス面を上手に組み合わせて患者の希望をかなえて欲しい。
西洋医学、漢方、はり、きゅう等、全てそれなりの効果はあると思う。西洋医学で多く見られる薬害を考えればその他の手
法の効果が期待できることが確実であれば、統合医療として全ての可能性を試すことも必要と考えます。
西洋医学・東洋医学の垣根を撤廃し、患者側の立場に立った治療・施術を行える様にしてほしい。又、保険適応外の治療
を出来る限り無くし、安価な治療費で長く根本治療が出来るように。施設面に於いては、清潔で衛生的な事は当然として、
気分的に高掲できる色使い、施設の充実化を計って欲しい。今や医療行為は一種のサービス業に近づいていると思われ
るので、患者が気分的に落込む事がないようなアイテムの導入が欲しい。
西洋医学以外のもの、漢方薬局なども含めて保険診療が出来るようになると本当に良いと思います。
西洋医学が中心である現代において、一般的に東洋医学について知る人が少ないというのが今の現状だと思う。だから、
このような症状の際に○○したらこのような効果があるということを明確にして、それを治療の選択肢の一つに提案するこ
とで、より充実したサービスの提供になると思う。
西洋医学そのものについて、なぜ病院等で保険で出来ないのでしょうか。整骨院等で保険適用医院が増えてきましたがな
ぜか高い。取り過ぎではないか。又、整体用のサポーターなんか保険がきかないのは?
西洋医学だけではなく現在治療法を取り入れて頂くのは、結構な事ですけれど、我々には適用しません。この年齢(78歳)
になっては、もう先が見えています。新しい治療法を理解して、それらを利用しようとすればそれなりの評力も必要かと思い
ますが、老化が進んでいる年齢層の者にこうしたアンケートは無駄と思いますが、出来れば60歳位までの人たちに実施し
て下さい。用語の意味も判りません。
西洋医学治療は一度も受けていません。何も分かりません。
西洋医学では保険で出来るが、あん摩・マッサージ・指圧は出来ない。保険を取り入れて欲しい。
西洋医学と東洋医学併用による病気治療を実施していただきたい。
西洋医学による化学薬品に頼るだけでなく、漢方薬や東洋医学も取り入れる統合医療という形が実現されるのであれば理
想的だと思う。
西洋医学の医療費を安くして欲しい。漢方医学を積極的に取り入れて欲しい。
西洋医療のみ保険や公的病院で治療できることはおかしいと考えていました。是非すすめて欲しいと思います。
施術に関する知らない名前がたくさんありました。答えられませんでした。
折角の機会なのでアンケートで聞くだけでなく、治療・施術に関する説明資料を添付されたら多くの人に理解してもらえると
思う。どんな治療・施術か分からないまま答えたアンケートではあまり意味がないと思う。
接骨医で研修医の方がいますが、研修医の表示が分かると良い。診療内容をもう少し説明して欲しい。
設問が分かりにくい。長い。5分以上かかりました。
全国の自治体で、医療での医者が少なく、総合病院での必要性のため、個人病院の医者の方が協力して、持ち回りで総
合病院を守って頂きたいと思います。
先日も救急搬送の為、病院にTELしたが12件断られ、どうしていいか分からず怒りを覚えた。そちらの方をしっかりして安
心できる医療体制をとって欲しい。
全然かかったことがないので、効果(整体)があった人もいるが、中にはかえって悪くなった人もいると聞いているので、な
かなか利用して良いのかどうか分からないので利用しにくい。
総合病院での対応で、一番望みたいことは、何からか病気が発生したのかわからず、最初に受ける科を決めかねたり、入
院治療を受ける際、各科の連携を密にしていただき、一番よい状態で治療を受けたい。
総合病院は良いが、時間の問題が多い。体が辛いときに椅子での待ち時間は辛い。
ターミナルのペインコントロールに利用出来るのではないかと思う。(はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧・リフレクソロ
ジー)
代替医療の話を聞いたことがあります。西洋医学は人体に副作用のある薬剤を使用するが、東洋医学には全て副作用が
ないということです。これは代替ではないと思っています。(私は)。昔は日本でも東洋医学が行われていたと聞いていま
す。現在は医療機関で治療を受ける事が主になっていますが、予防医学・健康増進医療の一つとして、東洋医学の正しい
知識や利用の仕方を、地域の人々に伝えていくことが重要だと思います。本来の人間の持つ自然治疫力や免疫力を高め
る医療の普及に期待したいと思っています。代替ではなく主流として。また、医師と同等の信頼を得られる専門職の育成
と、社会への認知に努めてください。
ただ単に統合するとしたら、たくさんの人がその場所に向かうと思うので、待ち時間の改善を一番に考えて欲しい。
縦割り的な医療体制では不安です。例えば、ガンを治療するのにも、あらゆる分野の連携があってこそ、1人の、1つの分
野の意見ではいくら専門だからといって安心は出来ません。あらゆる面から健康を考え、実践することが必要だと思いま
す。国などはそのためのシステム作りをよく考えて貰えれば幸いです。
縦割りの診療は「木を見て森を見ず」となる場合があるので、そういった意味での統合医療による体全体(精神面も含め)
のケアが可能であるなら期待します。療術の統合だけでなく、診療料も有機的につながりを持たせていただきたい。
胆のう、子宮、卵巣の摘出手術を受けてから、体のだるさ、めまい、冷えの改善のために色々な方法で体を暖める事、動か
す事にしています。医療センターの治療も受けていますが、やはり物足りなく、整体、アロマリフレクソロジー、温泉療養をし
ています。一ヶ所での治療が受けられたらうれしいです。
地域で安心して暮らせるよう、医療体制を整えて欲しい。
地域連携システムとかで主治医から紹介をしていただき受診する機会があり、受診する側にも良いかなと思い、安心して
受診をしていただきましたが、一つだけ困ったことは、交通の便が悪く家人に仕事を休んでもらうか、タクシーを利用しなけ
ればなりませんでした。高齢者にはタクシー代も負担です。(片道3,500円)入用でしたから。病院への公共乗物が欲しいで
すね。
地区の公民館などに定期的に医者が巡回して、未病のうちに治療・指導してほしい。ゲルマ温浴など、まだ医療に使用さ
れていないいろいろな身体に効きそうなものを積極的に取り入れて欲しい。ゲルマ温浴など医者の知識(理解)がとぼし
い。
父が心臓病なので、効果があって副作用がないのであれば東洋の治療法は良いと思う。
治療・施術がどこにどの様に効果があるのか分からないから何とも言えない。接骨院で2ヶ月余り仕事にも行けない状態に
され、指圧等も行ったがますます悪化してしまい、何を信じたら良いのか困った。マッサージ等を受けるとやはり気持ちが
良い為嬉しいが治るとも限らず、病院へ行くとただ痛み止めと湿布のみで痛み止めを服用すると胃を荒らし、痛くないから
と無理してしまい、何もせずじっと寝ておくのが良かったように思った。寝る時間がないので何かに頼りたいが、信頼できる
先生がいないのが一番残念な事です。外を作るのだけでなく、いい先生を育てて欲しいと思います。
治療・施術の知っている事はわかるが、治療・施術についてはアンケートについて悩むので治療・施術の内容が分かるパ
ンフレットなどつけてほしかった。
治療・施術は本当に辛いから受けるので、なるべく保険もきいて費用も安くして欲しい。1ヶ月に利用してみたい回数なん
て、辛ければ毎日でも受けたいです。
治療と言えば、全て国家資格が必要と考えます。明確に、はり・きゅう等はきらいです。
治療費が、個々一定にして欲しい。
治療費が高いので安くして欲しい。
治療方法が複数あるのなら、効果を患者に十分説明した上で、患者自身で治療方法を選択できるようになると良いと思う。
治療を受けたいとは思うが足が悪く治療院まで行けないと言う現状です。年金暮らしで治療費も高いと思い、諦めてしまい
ます。特に東洋医学では長期間の治療が必要となるので余計に手が出せない。私のように細々と暮らしている者にも満足
のいく治療ができれば幸いです。
治療を受ける側としては良い意味で医療制度が良くなってくれる事を望みます。
ツボや骨が身体に与える影響があまり知られていないと思う。気功も合わせて、内面が変われば体も変われるという基本
的な事を周知させられると、この分野はもっと栄えると思います。
問28の7項目(名称)について、それぞれどの様な病状に効くのか、全く分からないので答えようがない。せめて、各名称に
何の病気に効果があるのか説明されていれば具体的にもう少しましな回答が出来たと思う。
問28の治療・施術を健康保険(特に現物給付)で扱えるとありがたいと思います。
問13以降、未経験の為、役立つ回答が出来ず申し訳ない。このアンケートで色々な治療法がある事を発見できたので、有
事の際には利用したい。
問13以降の質問については、そのような状態(やらなければならない)でないので答えられません。
問21の回答は「副作用は感じるものだ」という前提なのでしょうか?問27の「心地よさ」とは、はり・きゅう・あん摩等々は、治
療と表現しながら、「快楽」を求めるような軽視ともとらえられそうですが、問題ないですか?医療の技術進歩には目を見は
るばかりですが、その技術を提供する側、提供を受ける側の低下に心配しております。技術とは、それを利用する者の心
にあってこそを始めて役立つものと信じています。統合医療は1ヶ所で様々な医療を受ける事が出来るので、本当に必要と
している人には大変ありがたいものだと思います。是非、多くの必要とする人のための内容としてください。
問27、28は治療・施術方法が分からないので答えようがない。
問28は、値段によって利用回数が決まると思う。効果があっても高額であればそんなに行けない。
問28は答えられない。実際にやった利用した事がない項目もある為、効果が分からない点と重複しているのではと思う治
療がある事から、今ひとつ理解が出来ていませんが体験はしたいと思います。あと保険受診なのかの点ですね。だから症
状が軽い時や早い時期に行かずに我慢して自分自身の判断でえらい・やばいと思ってから治療すると思うし、やはり問28
の項目は、人からの口コミで行動すると思います。それと時間的な事と治療内容と費用。
ドイツやスウェーデンの様に、国民が安心して老後や病気治療の為の生活が送れる様になれば良いと思います。
統合医療がシステム的に整備されると利用者にとっては便利で助かります。保険が適用されればなお嬉しいです。
統合医療が実現すれば理想だと思う。体験から言うと、整形外科に五十肩で受診したが、初診のみ先生の診察があってそ
の後は治療のみ。西洋医学以外のはり・きゅう・・・・等、詳細に予定を立ててもらい、治療の効果なども、患者に話してもら
えるのではないかと思います。
統合医療機関に、最近まで勤めてましたが、技術料がとても高く、医師がかなりぼったくってました。その様な事がないよう
にしてもらわないと利用するのは気がひけます。
統合医療システムを各市単位に設置していただき、より便利に安心して利用できるように望みます。
統合医療という考え方がもっと一般的になり、治療者の報酬も保障されて、尚且つ国民の経済的負担も(保険がきくなどし
て)軽くなればありがたいです。以前テレビで、がん患者さんの脚のむくみを、資格を持った看護師さんが1時間リンパマッ
サージをしてあげて、悲観的だった気持ちも前向きに変わっていくさまを取り上げていました。ところが、その資格を取る為
の200万円も自腹だし、その1時間の施術も無報酬だというのです。絶対、今後検討が必要だと思います。ですから、この
ようなアンケートを実施され、国に働きかけをしていただけるとしたら大変ありがたいことです。
統合医療という考え方を初めて知りました。普段あまり病気をしない為、ほとんど病院に行きませんが、選択肢が広がると
いう意味では、はり・きゅう・マッサージ等が一般の病院で受けられるというのは患者にとってありがたいことだと思います。
総合医療について、もっと一般の人に広く知ってもらうために、HP等を利用してはどうでしょうか?
統合医療という言葉自体なじみがないので、広く知れると良いと思います。
統合医療という言葉を初めて知りました。今後の医療がどうあるべきかは分かりませんが、医師と、はり・きゅう及び整体師
らが同じ院にいて、統合的に治療に当って頂けるのなら良いと思います。但し、それによって治療負担が高くなるのは困り
ます。なので、小さな統合病院的なのが近所に出来、いろんな角度から専門の先生達に診てもらえる病院が出来れば良い
と思います。
統合医療とてもいい事だと思います。薬漬けになっている現在、病気になる前の予防医学も大切だと思います。日頃の健
康づくりにもっと力を入れ、地域活動にも生かしていった方がいいと思います。少しでも医療費削減に努力をしたらと思いま
す。
統合医療については賛成です。しかし近日、どこの病院に行っても、老人(自身も含む)に対しての対応は良くないと思う
が、子供や孫を連れて行くと現在の医療のあり方そのものに疑問を感じます。実際、娘などは治療施術を受けたいが、元
気な老人に囲まれて行く気がしないと幼い子供を抱えて文句を言っております。様々な研究・開発がされ、これからを担う
世代の人々が行き易い医療機関また金額になっていくことを切に願いたいと思います。
統合医療については知識不足で詳しくは分からないが、患者の利便性から言えば良いかもしれないが、西洋医学とはり・
きゅう等他の治療法とは別に考えるべきではないか?
統合医療の充実
統合医療の趣旨事態の知識がない(公報等で告知していますか?)のでアンケートの趣旨が良く理解できない。また、西洋
医療という表現を相対しているように使用されていますが、あまり意味がない(設問されている行為が、効果のある治療か
どうかが明確でない→人によって効果が変化する。ツボがきくのか→データに裏付けがあるのかどうか、マッサージも翌日
にこり返しが出る、またはきかない。(気持ちの良いポイントに力が届かない)事も多いし、きゅうも気持ちは良いが温感が
そんな気にさせているのかもしれない。結論を申し上げると、どちらかと言うと西洋医療は不具合がかなり明確であり、投
薬効果もすぐ出るが、設問の内容はかなりそれが不明確。ただ、個人的には嫌いでないのでもう少し費用対効果がきちん
と明示されれば、もう少し積極的に利用したいと思います。
統合医療の設備があるからといって、患者に治療・施術を押し付けることなく、患者と話し合って合意の上で安心して治療
を受けられるような体制にしていただけるなら、この取り組みはこれからの高齢者社会に適した医療だと思います。
統合医療の定義をしっかり認識して欲しい。受ける側も吟味が必要。流れは統合医療化が進むと思われるが、P・D・C・A
のしっかりしたスパイラルをもって活用する事が大切です。ケアのケアが必要な時期にぶつかります。何事も限界がありま
す。行く先は心のケアです。真の意味での患者中心医療をを目指してください。
統合医療は今にとても必要と感じています。現在私は健康ですが、将来もしガンになった場合は西洋医学だけでなく、統合
医療を受けたいと強く思っています。現時点でも大勢の方がガン(末期)等の疾患で苦しんでおられます。一刻も早くいろん
な統合医療が出来るようになって欲しいと思います。
統合医療は良い取り組みと考えます。積極的に進めてください。ここでの考えとは違いますが、薬についても西洋医学の薬
と漢方の薬を統合する様に考えてください。それよりも医師不足の解消を早急にする事が大事です。
統合医療への取り組みはとても良い事だと思います。しかし、深く掘り下げるばかりでは本来の姿があやふやになると思い
ます。診療科目間の連携というか縄張り意識などが払拭された。患者にとってスッキリとわかりやすい医療が受けられたら
と願うだけです。詳しく申すつもりはありませんが、実母は数年前に現代医療のかかえる矛盾が原因で天に召されました。
今も残された者はそのことで苦しんでいます。過剰な治療はいりませんが、せめて患者本人や家族が納得できる治療をし
て欲しいものです。
統合治療という言葉は初めて聞きましたが、従来の注射や薬に頼った治療から、人間の体の持つ自然治癒力引き出す昔
からの治療・施術に転換していくことはすばらしい事だと思います。
東洋医学に対し科学的根拠が少ない為、広がりにくい面もある為、西洋と東洋が統合し医師から紹介があれば利用率も増
し、社会保障費の減につながり、予防的な意識が高まると思う。
東洋医療を健康保険を使って統合的に利用が出来るようになっていってほしい。
突然のアンケートでびっくり!!はり・きゅう・マッサージではなく高電位治療を導入しています。家庭で出来るので良いで
す。医療負担ばかり上がっていくし、西洋医学はあまり信じていません。予防医療をしていきたいです。
とりあえず、一度無料で試せる制度があればもっと広がって行くと思います。
取り組みというよりは、この3年間の更年期に対する自分の治療法方の模索について、自分の更年期症状が悲惨で何とい
う病気なのか、どうしたらよいのかわからず、マッサージに行ったり皮膚科に行ったり内科へ行ったり、挙句の果て、内科の
血液検査でホルモン検査してもらった時にホルモンより、中性脂肪とコレステロールと糖尿病の数値が上がっていたので、
その先生は更年期の合併症としらずに糖尿病の治療を進めてきた。泣く泣くとりあえず薬はもらったものの、飲まずに薬局
へフラフラと入って相談したら、そこで合併症と教えてくれて、健康補助食品を教えてくれ、1ヶ月後検査をしたら正常値に
戻っていた。こういう状態が沢山あると思うから、こういうのを助けてくれるシステムが欲しいです。
長く飲み続けている薬がありますが、西洋医学ばかりをあてにするより、東洋医学の方が良いのかと思う時もあります。ま
た、鍼灸などは、お年寄りのイメージがあり、行こうと思う時もあるのですが、病院の中などに鍼灸をしていただける所があ
るなら行ってみたいと思えたりするのではないでしょうか?あと、県内に住んでいるものの、初めて大学に(鈴鹿医療科学
大学)鍼灸学部があることも知りました。
何の為のアンケートか主旨が分からない。単なる鍼灸学の普及のためなのか?そんな事より医師がもっとしっかりとした
人、頭だけの医師はダメ。赤ひげ先生のような医師を育てて欲しい。産婦人科がいないとか、そういう救急体制とかをもっと
考えて欲しい。
日本の医療は、先進国の中で極端に乏しい。それは、政府・自治体の考え方が悪い。財政の赤字をひたすら削減の方向
に当てて、実にあたたかみがない。他方面には無駄な支出や税金ドロボーが目に余るのに・・・・。私は医療も介護も決して
現状を良いとは思っていない。西洋医学-ぺん側で、併用医療を認めないやり方は(両用すれば両方とも健保支払いを認
めない)全く無慈悲もいいところ。後期高齢者医療制度という悪を、強引に定めたもの。言語道断のやり方。今のところ私は
自衛の手段として、医者は年一回の健康診断のみ。なるべく医者に手を握らせずボケないようにと日々の生活・食事・運動
で律している。しかし、不時の災害、身体不調は必ず来る。その時を思うと現状は不満が多い。
乳児医療費について、現在伊賀市では4歳未満児のみ助成されていますが、未就学児まで引き上げて欲しい。入院費の
みではなく、通院費も負担して欲しい。
人気のある、効果のあるところは予約だけでいっぱいで、人の口コミはすごいと思う。特に「丸山針」この先生はすごいで
す。
捻挫、挫き等の整形外科には、治療の為の器具は多いが、マッサージ等がある所があまりない。マッサージの人による技
術や治療方法が効果が大きいと思う。従って、整形外科にマッサージをもっと取り入れて欲しい。
捻挫の時に、はりで通院し結果良好でした。その病は膝痛とか五十肩で整形外科を利用しました(鍼灸院が少し遠い為)。
現在は日常の運動に心掛け、健康に結び付けていますが、老後の為に鍼灸院と病院が一体化出来れば良いのではと思
います。
年齢から来る変形脊椎症の診断で、腰痛・首痛・肩こりがひどく、いろいろな治療(問28のような)全てを受けました。もちろ
ん整形外科にも行きました。(整形では電気とけん引のみ)どれも完治でした。その時、少し症状が楽になる程度ですが、
それでも行かないと坐骨神経痛で歩けなくなるので定期的にマッサージ等に行っています。病院にもマッサージ師さんがい
ますし、料金は保険が使えるので安いですが時間が短い。これは整骨も同じです。保険が使えてもう少し長く出来るマッ
サージがあれば病院で受けたいので、統合医療が受けれたら嬉しいです。体は心身ともにバランスが大事と思うので、西
洋医学だけでなく漢方や東洋医学なども併用して、末病という観点からの健康づくりは大事だと思っています。是非、貴大
学での取り組みを推進して下さい。
母がよくはりに通っており、「楽になった」と言っておりました。統合医療としては、はり・きゅう等が確立されるよう望んでおり
ます。ただ、クイックマッサージやリフレクソロジー等、私の無学のせいか、初めて聞きましたので、アンケートの主旨に沿
われたかどうか。貴大学の取り組みに敬意を表します。がんばって下さい。
はり、きゅう、あん摩、マッサージ、指圧、柔術整復、カイロプラクティック、クイックマッサージ、整体、リフレクソロジー、名前
は知っているが具体的なことが分からないので見当もつきません。体が悪くなったら、その病気によっていろいろ考えると
思います。まだ真剣に思ったことがないので。(病気を一度もしたことがないので)
はり、きゅう等の効果、効能についてあまり知識がないので、広く知らせる方策を期待する。
はり、きゅう他でも保険が適用されると嬉しいです。行きたくても高くて続かない。
はり、接骨の治療効果を公的に分かり易く教えて欲しい。治療が何か原始的なものに感じられ受ける気がしない。治療のイ
メージが暗い。
はり・あん摩・指圧等は何となくイメージが出来るのだが、それ以外は全くどんなものか分からない。将来、病院でマッサー
ジが受けられるのなら(保険適用で)受けてみたいが、どのような効果が得られるのか、もっと知った上で受けてみたい。
はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧は保険がきかないと思うので、保険がきくようにして安く治療して欲しい。
はり・きゅう・あん摩・マッサージ・指圧も保険がきくと良いと思います。
はり・きゅう・あん摩・マッサージは、その時は良いと思いますが、病気が良くなることではない。一時的なものではないので
しょうか?
はり・灸・指圧・リフレクソロジー(他の項目については良く知りませんので)については、はっきり効果があるわけですから、
国も医療に是非組み入れてほしいと思います。但し、医療費が高騰しておりますので、完全に保険診療の対象にするのは
無理があろうかと思いますので、受益者負担9割くらいにと思います。
はり・きゅう・指圧などしたことがありません。腰が痛くて医者に行くと、湿布と飲み薬をいっぱいくれるだけです。マッサージ
なんて知りません。どんなものか分かれば利用したいです。
はり・きゅう・整体等を病院に取り入れてもらいたいと思います。
はり・きゅう・マッサージ等は今まで治療していないので回答できません。
はり・きゅう・マッサージについては利用したことがないのでわかりません。
はり・きゅう以外は整形外科的なもので、内科的な医療効果があると考えにくいので、必要な人は限られると思う。はり・
きゅうなどで臓器の力が増強できるなら治療してみたいと思う。
はり・きゅうなど、名前だけ知っているけれど、初めて聞くものもあります。どの様な時に受けたら良いのか、どの様な効果
があるのか知りたいです。
はり・きゅうなど全ての治療・施術について知識がないので分からなかった。患者にとって良い治療になるものは積極的に
取り入れて欲しい。医療の安全・安心を望みます。
はり・きゅう等の治療法について、過去に一度も経験(体験)していないのでわかりませんが、良いことは広くPRしていくべき
ではないでしょうか?
はり・きゅう等は料金をわかりやすく入口に記入して欲しい。料金がわからないと入りづらいです。
はり・きゅうには興味はありますが、認識不足で敷居が高く感じる。
はり・きゅうの治療法については、以前に受けた事があったが効果が出なかったので疑問を持っている。すぐに効果が出な
いのが難点ではないでしょうか。
はり・きゅうをはじめとする治療施術は、健康保険の扱いは全てならないことになっていますが、治療方法などについては、
どちらかと言えばまちまちなこともあり、一定の基準の基に、病院や医院などで西洋医学と併せて他の治療法も取り入れて
いただき、病気に対する総合的な対策を立てて欲しいと思います。
はり・マッサージ・整体など、特別な時にしか受けられないというイメージ等があるので、もっと手軽に、気軽に受けられるよ
うになったら良いと思います。
はり等は、治療というよりも手術時等の麻酔効果とか、一般にイメージされているのとは違う活用の仕方があると思いま
す。柔術整復や整体なども、いわゆる西洋医学系の技術との組み合わせが効果を高めると思います。行政にはこのような
統合的な治療効果を得る為のインフラ整備を期待しますし、”保険適用外”の分野で治療活動をされている皆さん、それを
まとめている団体の皆さんには、治療内容と効果を明確に世の中に示していただきたい。分かり易く説明して、全く予備知
識や経験などない方でも「なるほど、これなら」と思ってもらえるようなことを期待します。個人的には、病院が「この症状は、
こちらで治療を受けた方が良い」と紹介するようにならなければ、統合医療と言っても難しいと思います。言い換えると「西
洋医学のお医者さんに、それ以外の分野の治療技術を正しく認識してもらうこと」だと思います。
はりは保険がきかず、高価なものと感じますが信頼があるので1回3500円で通院しています。もっと通いたいですが、月1
~2回が限度です。保険がきく整体・マッサージ・はり等あると便利に思います。
一つの病院の中に統合医療が出来ると良いですね。統合的な治療とケアを相談できるところがあると良いです。
病院でそのような治療が受けられればいい反面、病院だとすごく込みそうでイヤになる。総合病院だと空気伝染する風邪
など感染しそう。別棟で受けられればいいのに。
病院での定期的な検診で、同じような検査や診察をしてもらっているのに3000円以上する時や、200円ちょっとで良い時が
あり、正しい値段なのか良く分からない。電話での対応も悪く、気分が悪い。はり・きゅうなど、身近に感じられるように、内
容・値段・部屋の様子など安心して行けるよういろいろな所にパンフレットのようなものを置くと、利用する人も増え、利用し
て喜ぶ人も増えるのではないかと思う。
病院の医師と、はり・きゅう師が一体になる医療が望ましい。
病院の経営の為に、いらない治療をやったり薬や器具の押し付け、患者の指導の薬等の投与。
病院の診察予約をしても、1時間待ちが多く、また検査も何週間後と医療体制が悪いので検査を早く、診察予約を守ってく
ださるよう願います。
病院の待ち時間をなくして欲しい。(携帯電話で自分の順番前に呼び出すなど)
病院や医院に行くのに(通院するのに)困るから。
病気になってみないとわからない事ばかりで答えにくい。大きな病院の対応はきらい。
病気になるのは、心の状態と密接に関係があると確信しています。心が病めば身体も病み、身体が病めば心も病みます。
西洋医学だけでは、これらの治療は、片面になって、もう片面が残されてしまうと考えます。心の面の治療、例えばマイナス
思考をプラス思考に、過去の執れから開放される等が必用になると考えます。考え方が変われば病気はなくなります。
病気の治療として取り入れることについては、その効果が今ひとつ理解できなく、その効果について国民の理解が得られ
る広報が必要であると考える。一般的に骨折等のけが、あるいは筋肉痛等の利用範囲であるように理解しているのではな
いか。医療として相当の効果があるというデータ等があるのであれば、もっと国民に理解をされるように各方面からの広報
を進められれば良いと思います。
副作用の少ない薬を服用したい。
僻地医療など、国はもっと力を入れて欲しい。外国であるとか、税金を使うくらいならもっと日本の不便な所を助けて欲し
い。私の住んでいる所は、とても田舎で鼻炎等になっても、1時間かけて車で走らなければならない。救急車で1時間かけ
て大きな病院へ走る。助かる命も助からない。近くの病院にもっと近代的な設備を置いて欲しい。日本なら出来るはず。私
たちの住んでいる所は、はっきり言って、はり・あん摩以前の問題。
保険(健康)がきかないので、何回も行けない。統合医療が病院で受けられるようになれば保険がきくのでは?
保険が活用できる事が望ましいと思う。
保険が効かないのが現状なので、健康保険を効く様にして欲しい。特に整体・マッサージなどは必要だし、一回の治療が高
額なので行きたくてもなかなか行けない。問28の金額は保険が効かないと考えたもの。保険が効けば自己負担をもっと安く
して欲しい。特に感じるのは、現在の整形外科の治療は、捻挫とかの場合湿布などの治療であまり意味がない。整体や整
骨は即効性があるのでいいと思うが、高いために利用しにくい。
保険がきく薬や検査があったり、きかないのがあるのはなぜかと思う。全部きけばいいと思う。
保険がきくものときかないものの違いが良く分からない。カイロプラクティックや整体には行きたいが時間がないのと値段が
高い。もう少しどうにかならないか?
保険が使えるようにして欲しい。
保険が使えれば良い。
保険適応でない治療等があるので、そこを見直して欲しい。詳しい事情は良く分かりませんが、同じ治療でも病気によって
そうゆう差別があるのは改善して欲しいと強く思います。将来、介護を受ける立場になっても国民を最優先に考える医療制
度を、これから作っていって欲しいと願います。
保険の使える漢方薬を増やして欲しい。どこの病院の医師でも漢方薬の知識をもっと持って欲しい。任意の予防注射の値
段が病院によって違うので、それぞれの院内に価格表を掲げてほしい。
保険料が大変高額なのに病院での支払いも高いので何とかして欲しいです。
ほとんど自分にあまり関係ないと思う。
ホメオパシーを国家的に取り入れて欲しい。(イギリスみたいに進んで欲しい。)
まず、地方の医師不足を解消して欲しい。
まず初めに、何故この様なアンケートがあるのか?そしていつもこのたぐいのアンケートが無作為にと言う割りに、いつも送
られてくる。すごく不愉快と言うことです。文面は丁寧であるものの、考えてみるとやはりこれは何らかの意味があって選ん
だ5000人という事ではないでしょうか?そして、医療のことはあまり良く分かりませんが、「はり治療ははり治療」「マッサー
ジはマッサージ」であって、私は医療現場で行うべき行為ではないと思いますね。よく医院でマッサージ・はりとありますが、
ただの気休めだと考えます。
待ち時間の長さに疲れるので、短く出来ると良いと思います。少しでも....。
マッサージなどは相場が10分あたり1,000円など金額が高すぎて続けることができない。
松阪市では救急の場合、救急車を呼ばないと病院が診てくれないと聞きましたが、それはおかしいと思います。知人が、頭
が急に痛くなり救急で当番病院を聞いたところ、救急車を呼ぶように言われ、大した事がないので消防署まで行って病院ま
で乗せてもらいました。これに何か意味がありますか?今は大した事がなくても、大変な事にならないことは100%ないの
だから病院は診るべきだと思います。ある人は病院まで自分で行ったところ、病院が診てくれないので言い合いになり、そ
の人は結局その病院に救急車を呼んで病院に診てもらったそうです。税金の無駄使いです。
まわりの友人などの話を聞くと、病院などの薬の投与が多いように思う。なんでも薬、副作用で苦しんでいる話も時々聞く。
医者も薬に頼りすぎているのではないかと思う。もうちょっと研究をして欲しい。
三重県には身近なところに漢方の先生がいません。本当は漢方の方がいいのですが、はりについては、痛みがありそうで
不安。きゅうは痕が残るのでいやです。あん摩は昔したことがありますが、高かったような気がしますし、肩こり等は一度や
二度行ったくらいでは良くならないような気がしますので、まずは身近な所で気楽に相談が出来ること、信頼(金額的に安
心出来る)ところを教えて欲しいと思います。初めて行く時には心配ですので。
みんな年を重ねていくのは同じ。いづれ運転にも不安を覚える時が来るはずなので、いくら良い医療があっても、交通格差
がある為に利用が困難であれば、一部の人にとっては良くても...。この件に関しても同時に取り組んでほしい。
昔、腰痛でカイロプラクティックにかかったことがあるが後から痛みが増して、より悪化したことがある。はり、きゅうについて
は、感染症の不安もあり、安全面の対策が急務と思う。上記の施術を保険診療にすることは、時期尚早と思う。
難しすぎて分からない。東洋医学は高そうだけど効果がゆっくりすぎて、例え効果があっても自分の好みに合わない。「高
いばっかりで本当にきくの?」という感じ。そんなのが医療機関に入ったら、余計にお年寄りが押しかけて、若い人が待ち疲
れがいやで行かなくなりそう。
無駄だから絶対にやめるべきだ。そんな暇があるならガソリン税を下げろ。
目耳口の障害者の救急車の連絡方法をお願いしたいです。例えば喘息で発作が起きた時は、しゃべる事かできずに苦し
むため、メールとかで連絡できるシステム作りをお願いします。
もしもの時には、信頼できる医療であってほしいので、医療費は国家予算の3分の1くらいあっても良いと思う。
用語についての説明がほしかった。「リフレクソロジー」は何なのか、ひょっとしたら受けているかも知れなし、答えようがな
い。お年寄りの方なら、もっとわからない言葉があるはずです。言葉が分からないままのアンケートではもったいないです。
予防医学に健康保険を使えるようにして欲しい。病気になって多額の支払いより予防で小額の負担金を支払う方が体も楽
だし苦痛も少ないし、国や自治体の負担も少なくなるものではと思います。
より早い実施を願います。高齢の方達は、高いお金を払ってあちこちの診療所に通っています。人気の先生の所は、一日
架かかると聞きます。
より良い高い医療を受けたいですが、それが市内に出来れば受けやすいですが、市外だと行くだけに時間も体力もかかる
ので、受けたくても受けられなくなる。現在でも市外の病院へ行きたいと思う事もあるが、時間と体力を考えて、市内の近く
の病院へ行っている。
リフレクソロジーとは何ですか?分からないものには回答のしようがないので意味がないではないですか。カイロプラク
ティック、整体等も同様です。
老人に英語で書いてある問題が分からない?日本語で書いてください。
老人には、今の医療のあり方に不安を感じております。
老人の医療より未成年の子供の医療を充実して欲しい。例えばインフルエンザの予防接種の場合、老人は500円負担で
子供が2500~3000円支払うなんて問題だと思います。将来ある子供、少子化な世の中ならもっと子供を守って欲しい。
若い頃は、マラソンをやっていましたので整形ではりをやりました。現在は、ウオーキング&ランとなり、整形に行くことはな
くなりました。又、必要になったらお世話になりたいと思っています。東洋医学の重要性は認識しています。
私が、はり・きゅうの治療に入りまして、約半年程度になります。大阪の某大学病院に、中国のはり・きゅうの先生が勤務し
ていると以前から聞いておりました。一般的な、はりの治療院は本数も少なく、あまり治ったという気はしておらず、行く事は
なかったのですが、中国の先生のはりを知ってから、はり治療のすばらしさを実感しております。当然ですが治療のはりの
数も多いです。私の知る限りですが、ぎっくり腰も突発性難聴、かぜまでもが治っております。西洋医学はピンポイントで治
し、東洋医学は原因を探し、回りから治していく、そんな気がします。
私自身は医療費節約のため、医療機関にはかからないように努めておりますが、息子が膝を痛めて整形外科を転々としま
した。レントゲンでもMRIでも異常は見つからないのに歩くことさえ困難となり、それでも様子を見るだけでした。ある接骨院
では「急激に運動をすると痛くなるものだ」と言われ、別の接骨院では、じん帯炎症と言われ一ヶ月通って痛みから開放さ
れました。痛み始めて1年かかりました。整形外科から接骨院にかわる時にも抵抗があります。接骨院にはバラつきがあり
ます。医師のもと、施術を受けることが出来る統合医療という形を切望します。
私の住んでいる地域では、総合病院の内科を受診する時は、近医で紹介状をもらってから受診するようになっています。
仕事をしている身では、二度手間になるし、不調な時でもつい通院することをしなかったりしてしまうことにもなります。健康
保険料は毎月支払っているのに、ほとんど受診もしていない人も多いと思います。(若い世代で)。相互扶助のシステムも
分かりますが、毎月支払っている保険料は大きな負担です。
私の場合、西洋医学で受ける医療と東洋医学で受ける治療・施術は根本的に違います。施術は筋肉疲労と全体の身体の
疲れの時だけです。骨とかに異常のある場合、西洋医学のレントゲン等かけていただく整形外科に行きます。薬でも漢方
の方が身体に合ったり、色々人によってあると思います。もちろん細菌等は西洋医学の方が早く効くでしょう。統合医療が
考えられれば、患者側にとっては、とてもありがたい事だと思います。
私は、あまりにも無知でわかりません。それが健康だと思っています。
私は20年くらい前に東洋医学の研修を受けた事があります。於血が病気を引き起こすこと、又ストレスをためないようにす
ること、食べる物から体は出来ているので野菜とかお米とかは自分でなるべく作って食べています。しかし何分多く食べる
ため1年前から糖尿になり困っています。もう一度東洋医学を学んでみたいと思っています。
私は25年程前にお風呂で転倒し腰を痛めました。当時2日間程寝込みましたが若かった為、腰をもろ出しにして電気治療
を受けるのが苦痛で完治せずして通院をやめました。結果、未だに腰痛に悩んでおります。全く歩けなくなったこともありま
したが、整形外科では「治らない」と言われただけでしたが、カイロプラクティックへ行ったら歩けるようになりました。これが
医術ではないのでしょうか。求める結果を出してくれるのが医療ではないのですか。
私は69歳です。29歳の時に強度自律神経失調症を患い、名古屋病院に通院いたしました。原因不明の脊髄炎と診断され
困っていました。人の出会いで鍼灸の治療を続けることになり、今日までどうにか元気ですが、私の住む近隣には見当たり
ません。病院と併設して頂き、保険が適用されればこんなに嬉しいことはありません。是非、統合医療への取り組みを早く
進めて頂きますように希望します。
私は去年に大病をしましたが、医師・看護師さんの親切な励ましや、動作や優しさに驚き、お蔭様で良くなり喜んでいます。
三重県は本当に何もかも優れて良い所です。ありがとうございます。
私は坐骨神経痛で一年ぐらい通院で5ヶ所ぐらい変わってみたが、結局治らなかった。ビタミンCが足りないと神経痛が起こ
りやすいと言われた、ツムラの漢方薬18番を服用したら、私の場合はいっぺんに治ったので足の痛い人が何人として治っ
た。ツムラの18番の黄色い玉の栄養補助食品を教えてあげたらその人も治った。私はあの薬は神様だと思っております。
私は島に住んでいます。交通機関が不便でしかたありません。特に妊婦や子供の医療機関がなく、地元の方は良いかもし
れませんが、陸からお嫁に来た人達は困っています。橋が架かる計画も流れてしまい、船での移動が大変です。橋が架か
らないのならもう少し船の便を増やすことを考えるか?考え直した方が良いと思います。そして、陸から来たお嫁さんを大
切にしない傾向があり、子供を連れて出て行かれる方、離婚する方が増えてきています。私も含め精神的に追い込まれる
方が多く、精神病の多い島だと思います。島にいるせいか、孤立感があり、取り残されている気持ちがあります。鳥羽にも
医療機関が少ないと思います。
割引券や回数券があったら良い。保険が使えるようにして欲しい。
平成 19 年 1 月 9 日
(病)院長・医療機関の責任者(担当者) 様
医療機関における相補・代替医療(CAM)利用の
実態に関わる調査のお願い
三重大学では、文部科学省より委託を受け、平成 18 年度より二年間に渉って日本
における統合医療に関する調査を事業の一環として行うことになりました(科学技術振
興調整費 課題名「統合医療の科学的調査法の開発と臨床指針作成」)。この事業は、
日本における統合医療実践の現状を正確に把握し、今後の医療政策に反映させるこ
とを目的のひとつとして策定しております。
本調査は、上記のような趣旨のもと、「医療機関における相補代替医療(CAM)利用
の実態」を把握するために実施するもので、統合医療を構成する相補代替医療が、現
在医療機関でどのように実施され、また需要があるのかをお尋ねしております。
調査にあたっては、ハローページ等から無作為に抽出した医療機関と全国の大学
病院およびCAM実施病院にご協力をお願いしております。調査結果につきましては、
統計的に処理し、調査以外の目的には使用いたしませんので、ご多忙の時期とは存
じますが、なにとぞご協力賜りますようお願い申し上げます。なお、質問紙の配布・回
収を「JFE三重テックサービス株式会社」に委託しているため、返信封筒の宛先が同社
となっております。
回 答 方 法
○全 18 問あり、ご回答方法は、各設問に掲載しております。
○ご回答いただいた内容につきましては貴病院(診療所)等の名は公表せず、統計的に処理いた
しますので御安心ください。
○ご回答は、できるだけ(病)院長又は医療機関の責任者(担当者)がご記入ください。
○同封の返信用封筒で、平成19年1月31日(水曜日)までにご投函ください。
【問い合わせ先】
三重大学大学院医学系研究科公衆衛生・産業医学分野
「医療機関アンケート調査」係 担当者:横山 電話: 059-231-5012(FAX 兼用)
はじめに(調査で使用する用語について)
本調査では、相補・代替医療(CAM)、「主なCAMの各療法」を次のように定義してい
ます。
CAM とは Complementary
CAM
and Alternative Medicine の略語で、その日本語訳
が「相補・代替医療」です。相補・代替医療とは、「現代西洋医学以外のすべての療
法」と定義されています。
主なCAMの各療法
詳細
漢方薬(保険)
病院・診療所で処方
漢方薬(保険外)
保険で処方する以外
鍼(はり)・灸(きゅう)
鍼は血行を促進したり、東洋医学の経絡やツボに針で刺激を加え
「気」のバランスを整える療法。灸はもぐさをツボに据え、その熱に
よって自然治癒力を高める療法。
整体・カイロプラクティック
整体は、脊柱の歪みを治すことで、鬱血を散らし、筋肉の凝りをほ
ぐし、気・血の循環を良くする療法。
カイロプラクティックは、主に背骨の歪みなどをみつけ、それを治
すことにより神経伝達を高める療法。
あんま・マッサージ・指圧
体の一部を叩いたり、揉んだり、押したり、さすったりすることで、体
表から筋肉や皮膚になどに刺激を加え、疲労を取り除いたり、緊
張をほぐす療法。心身のリラクゼーション効果を得ます。
アロマテラピー
植物由来のエッシェンシャルオイルにより、リラクゼーションやリフレ
ッシュ効果を得る療法。匂いを嗅ぐ以外に、オイルマッサージをし
たり、肌に塗ったりします。
リフレクソロジー・足ツボ刺激
足の裏には神経が集中していて、体の各器官に対応したツボがあ
ります。調子の悪い臓器に対応するツボを刺激することで、その臓
器の調子を取り戻す療法。
ハーブ(錠剤・サプリメントは
薬草や香辛料とし利用される植物の総称。医薬品の有効成分が
除く)
単一の物質であるのに対し、ハーブの成分も含めて複数存在しま
す。ここでは、漢方薬は除きます。
健康関連器具・グッズ
快眠のための枕、電磁波防止グッズ、マイナスイオン発生器、入浴
剤、マッサージ機、腹筋マシン、健康サンダル、トルマリン、磁気ネ
ックレス、ツボ押し棒、関連書籍など。
サプリメント等健康食品
各種ビタミン・ミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛など)、ハー
(ビタミン、ミネラル、自然
ブ、酵母、乳酸菌、天然酢、健康茶、キノコ類(アガリスク、メシマコ
食品)
ブなど)、プロポリス、ローヤルゼリー、特定保健用食品(一部のヨ
ーグルトや飲料など)
ドリンク剤・滋養強壮剤(液
ビタミン、カルシウム、アミノ酸、生薬成分などを含む液体飲料。
体)
音楽療法
音楽を聴いたり楽器を弾いたりすることで、精神や体の状態を回復
させる療法。
温泉療法
休養・療養が目的で、天然の温泉水などに加え、温泉地の環境・
気候などを医療に利用する療法。
園芸療法
土を作ることから収穫までの一連の園芸活動を行なうことによっ
て、五感の全てを刺激してリラックスさせる療法。
オーラソーマ(カラーセラピ
ハーブやエッシェンシャルオイルなどを原料とした 102 種類の様々
ー)
な色のボトルから 4 本を順番に選び、体に塗ったり眺めたりすること
で、精神的リラクゼーションを得る療法。
ホメオパシー(同毒医療)
18 世紀末にドイツで発祥した医療体系。自然界に存在する動植
物・ミネラルなどを希釈したレメディ(丸薬)を服用することで、いっ
たん刺激を与え自然治癒力を高めて治す療法。
ヨガ・アーユルベーダ
古代インドに発祥した医療。ヨガは、主にポーズ・呼吸・瞑想が基
本で、リラクゼーション効果を得る療法。アーユルベーダは、食事
療法で健康を維持する予防医療が中心で体調が悪い場合は「浄
化法」という発汗、オイルマッサージ等で体のバランスを取り戻す
療法。
気功
中国医学で体のバランスを保つための要素と考えられている。
「気」を、呼吸や姿勢によってコントロールし、リラクゼーション効果
や自己免疫力を高める療法。「外気功」と「内気功」があります。
瞑想
基本的に静かな場所で座るか仰向けになるなど楽な姿勢でゆっく
りと呼吸に注意を払い、精神を集中し、深いリラクゼーションを得る
療法。
※参考:UFJ 総合研究所 政策事業部 研究レポート. 「増大する健康・癒し関連産業のニーズ」
貴病院(診療所)の現状(平成 19 年1月1日現在)について伺います
問1
今回のアンケート調査にご回答いただいている方の役職は次のどれですか?(1つだ
けに○印)
1 理事長
2 (病)院長
4 事務長
5 部長(診療科名
問2
3 副(病)院長
)
6 その他(具体的に
)
貴病院(診療所)の所在地はどこですか?(平成19年1月1日現在の所在の県と市
区町村の名前を記入してください)
県
問3
市・区・町・村
貴病院(診療所)の規模は次のどれですか?(1つだけに○印)
1 無床
2 1~19 床
3 20~99 床
4 100~499 床
5 500 床以上
6 その他(具体的に
問4
)
貴病院(診療所)の標榜されている診療科目について、あてはまるものは次のどれで
すか?(あてはまるものすべてに○印)
1 内科
2 心療内科
3 精神科(神経内科)
4 神経科
5 消化器科(胃腸科)
6 呼吸器科
7 循環器科
8 アレルギー科
9 リウマチ科
10 小児科
11 外科
12 整形外科
13 形成外科
14 美容外科
15 脳神経外科
16 呼吸器外科
17 心臓血管外科
18 小児外科
19 皮膚科
20 泌尿器科
21 肛門科
22 産婦人科
23 眼科
24 耳鼻咽喉科
25 気管食道科
26 放射線科
27 歯科
28 矯正歯科
29 小児歯科
30 歯科口腔外科
31 リハビリテーション科
32 その他(具体的に
)
貴病院(診療所)における相補・代替医療(以下 CAM)について伺います
問5
貴病院(診療所)では、CAM を実施していますか?(1つだけに○印)
1
実施している → 問 6 へ
2
実施していないが、興味がある → 問 15 へ
3
実施していなく、興味がない → 問 15 へ
問6
貴病院(診療所)で実施している CAM は次のどれですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 漢方薬(保険)
2 漢方薬(保険外)
3 鍼(はり)・灸(きゅう)
4 整体・カイロプラクティック
5 あんま・マッサージ・指圧
6 アロマテラピー
7 リフレクソロジー・足ツボ刺激
8 ハーブ
9 健康関連器具・グッズ
10 サプリメント等健康食品
11 ドリンク剤・滋養強壮剤
12 音楽療法
13 園芸療法
14 オーラソーマ
15 ホメオパシー
16 ヨガ・アーユルベーダ
17 気功
18 瞑想
)
19 その他(具体的に
問7
貴病院(診療所)で実施している CAM で、対象疾患(適応)となる診療科は次のどれ
と思われますか?(あてはまるものすべてに○印)
1 内科
2 心療内科
3 精神科(神経内科)
4 神経科
5 消化器科(胃腸科)
6 呼吸器科
7 循環器科
8 アレルギー科
9 リウマチ科
10 小児科
11 外科
12 整形外科
13 形成外科
14 美容外科
15 脳神経外科
16 呼吸器外科
17 心臓血管外科
18 小児外科
19 皮膚科
20 泌尿器科
21 肛門科
22 産婦人科
23 眼科
24 耳鼻咽喉科
25 気管食道科
26 放射線科
27 歯科
28 矯正歯科
29 小児歯科
30 歯科口腔外科
31 リハビリテーション科
32 その他(具体的に
問8
)
貴病院(診療所)で実施している CAM で、実際に施術を行なう療者の職種は次のどれ
ですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 医師
2 歯科医師
3 薬剤師
4 看護師
5 准看護師
6 助産師
7 保健師
8(管理)栄養士
9 視能訓練士
10 言語聴覚士
11 理学療法士
12 作業療法士
13 はり師 ・きゅう師
14 あん摩マッサージ指圧師
15 柔道整復師
16 その他(具体的に
)
問9
貴病院(診療所)における CAM の位置づけ(目的)は次のどれですか?(あてはまる
ものすべてに○印
1 疾病の予防や治療
2 QOL を向上
3 ニーズ(満足度)に対応
4 患者さまの確保(差別化)
5 免疫力の向上
6 リラクゼーション
7 美容
8 メンタルヘルス
9 特になし
10 その他(具体的に
問 10
)
貴病院(診療所)における現代西洋医学との使い分けとして CAM のガイドラインは
ありますか?(1つだけに○印)ある場合は、その内容を簡単にお書きください。
1 ある
2 ない
内容
※可能でしたらコピーを1部、ご回答と共に返送いただきますよう、お願い申し上げ
ます。
問 11
貴病院(診療所)の患者さまで CAM を利用(受診)している患者さまの割合は次の
どれですか?(1つだけに○印)
1.
6.
10%未満
50%
2.
10%
3.
20%
4.
7.
60%
8.
70%
9.
30%
80%
5.
40%
10. 90%
11. 100%
問 12
貴病院(診療所)で CAM を利用(受診)している患者さまの平均年齢は主に次のど
れですか?(1つだけに○印)
1.
20 才代
2. 30 才代
4.
50 才代
5. 60 才以上
問 13
3. 40 才代
貴病院(診療所)で実施している CAM で外来における平均的な費用(保険外患者負
担)は次のどれですか?(あてはまるものすべてに○印)
1. 5 千円未満
2. 5 千円~1 万円未満
4. 2 万円~3 万円未満
5. 3 万円以上
3. 1 万円~2 万円未満
問 14
貴病院(診療所)で CAM を利用(受診)している患者さまの増減傾向は次のどれで
すか?(1つだけに○印)
1 全く把握していない
2 減少傾向
3 ほとんど横ばい
4 増加傾向
→問 16 へ
問 15
CAM を実施していない貴病院(診療所)にお伺いします。CAM を実施していない理由
は次のどれですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 意識になかった
2 情報・人材が不足している
3 予算が不足している
4 対費用効果が高くない
5 エビデンスが確立されていない
6 一人あたりの診察時間を費やす
7 安全性・衛生的な問題
8 患者さまのニーズがない
9 特に必要と感じない
10 その他(具体的に
問 16
)
以下に示す CAM の中で効果のあると思うものはどれですか? 効果があると思うも
のには○印、効果がないと思うものには×印、よくわからないものには△印を【
】
内に記入してください
1 漢方薬(保険)
【
】
2 漢方薬(保険外)
【
】
3 鍼(はり)・灸(きゅう)
【
】
4
整体・カイロプラクティック
【
】
5
【
】
6 アロマテラピー
【
】
7
リフレクソロジー・足ツボ刺激
【
】
8 ハーブ
【
】
9
【
】
【
】
11 ドリンク剤・滋養強壮剤
【
】
12 音楽療法
【
】
13 園芸療法
【
】
14 オーラソーマ
【
】
15 ホメオパシー
【
】
16 ヨガ・アーユルベーダ
【
】
17 気功
【
】
18 瞑想
【
】
【
】
10
サプリメント等健康食品
あんま・マッサージ・指圧
健康関連器具・グッズ
19 その他(具体的に
問 17
)
今後、貴病院(診療所)で、現代西洋医学と併用して統合医療として実施したいと
思う CAM は次のどれですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 漢方薬(保険)
2 漢方薬(保険外)
3 鍼(はり)・灸(きゅう)
4 整体・カイロプラクティック
5 あんま・マッサージ・指圧
6 アロマテラピー
7 リフレクソロジー・足ツボ刺激
8 ハーブ
9 健康関連器具・グッズ
10 サプリメント等健康食品
11 ドリンク剤・滋養強壮剤
12 音楽療法
13 園芸療法
14 オーラソーマ
15 ホメオパシー
16 ヨガ・アーユルベーダ
17 気功
18 瞑想
19 併用したくない
20 その他(具体的に
)
問 18
今後、貴病院(診療所)において、CAM の実施を検討する上でどのようなサポート
が望ましいですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 実施する上での助成金
2 混合診療の確立
3
保険適用
4
情報提供
4
教育・資格制度の確立
6
人材の確保
7
適応等に関するガイドライン
8
その他(具体的に
)
自由記入欄
本調査について、貴病院(診療所)で、患者さま、医療機関、CAM、統合医療などについ
て、ご意見、アイデア、ご質問などがありましたらご自由にご記入ください。
ヒアリング調査のご協力のお願い(ここからは回答いただける医療機関のみで結構です)
本調査の結果を詳しく分析するために、ヒアリング調査にご協力いただける医療機関を募集
しております。お取り組みの実績や希望がある場合や具体的なご意見をご教示いただける場
合は、下記の記入欄にご連絡先等をご記入ください。
1
CAM を実施するうえで問題点・課題について関心がある
2
CAM の導入を積極的に支援している
3
CAM の内容や取り組みについて詳しく知りたい、役に立つ情報があれば知りたい
医療機関名
所
電
在
話
〒
地
番
号
E-mail
ご担当部署
(ふりがな)
ご担当者氏名
※上記にご記入いただいた個人情報については、厳正に管理いたしますが、情報提供や催しのご案内等でご連
絡させていただく場合がございます。
ご協力ありがとうございました。
お手数ですが、本調査票を同封の返信用封筒に入れ、
1月30日までに切手を貼らずに最寄りの郵便ポストに投函してください。
実態調査における記述統計
回答者の属性
度数 %
回答無し
10 1.3
理事長
146 18.6
病院長
529 67.4
副病院長
24 3.1
事務長
24 3.1
部長
10 1.3
その他
42 5.4
合計
785 100
病院の規模
度数
回答無し
無床
1-19床
20-99床
100-499床
500床以上
その他
合計
診療科目
%
診療科目1 内科
診療科目2 心療内科
診療科目3 精神科
診療科目4 神経科
診療科目5 消化器科
診療科目6 呼吸器科
診療科目7 循環器科
診療科目8 アレルギー科
診療科目9 リウマチ科
診療科目10 小児科
診療科目11 外科
診療科目12 整形外科
診療科目13 形成外科
診療科目14 美容外科
診療科目15 脳神経外科
診療科目16 呼吸器外科
診療科目17 心臓血管外科
診療科目18 小児外科
診療科目19 皮膚科
診療科目20 泌尿器科
診療科目21 肛門科
診療科目22 産婦人科
診療科目23 眼科
診療科目24 耳鼻咽喉科
診療科目25 気管食堂科
診療科目26 放射線科
診療科目27 歯科
診療科目28 矯正歯科
診療科目29 小児歯科
診療科目30 歯科口腔外科
診療科目31 リハビリ科
診療科目32 その他
(平成 18 年度)
66.9%
5.9%
10.4%
6.1%
27.8%
14.0%
21.1%
7.5%
6.9%
31.5%
25.2%
22.9%
4.8%
1.3%
8.8%
3.2%
5.5%
2.5%
19.4%
11.8%
6.0%
13.2%
11.8%
11.8%
1.5%
12.1%
8.9%
2.2%
2.2%
5.5%
19.5%
9.7%
7
542
83
44
80
25
4
785
%
0.9
69.0
10.6
5.6
10.2
3.2
0.5
100
実施状況
度数
回答無し
実施している
実施していないが,興味がある
実施していなく,興味がない
合計
%
14
486
102
183
785
1.8
61.9
13.0
23.3
100
実施内容
%
実施内容1 漢方薬(保険)
実施内容2 漢方薬(保険外)
実施内容3 鍼・灸
実施内容4 整体・カイロプラクティック
実施内容5 あんま・マッサージ・指圧
実施内容6 アロマテラピー
実施内容7 リフレクソロジー・足つぼ
実施内容8 ハーブ
実施内容9 健康関連器具
実施内容10 サプリメント等
実施内容11 ドリンク剤・滋養強壮剤
実施内容12 音楽療法
実施内容13 園芸療法
実施内容14 オーラソーマ
実施内容15 ホメオパシー
実施内容16 ヨガ・アーユルベーダ
実施内容17 気孔
実施内容18 瞑想
実施内容19 その他
56.7%
3.2%
10.4%
2.3%
6.5%
4.6%
1.4%
1.5%
3.2%
8.4%
0.8%
3.6%
1.0%
0.0%
0.5%
1.1%
1.1%
1.1%
3.4%
対象疾患
療者の職種
%
対象疾患1 内科
対象疾患2 心療内科
対象疾患3 精神科
対象疾患4 神経科
対象疾患5 消化器科
対象疾患6 呼吸器科
対象疾患7 循環器科
対象疾患8 アレルギー科
対象疾患9 リウマチ科
対象疾患10 小児科
対象疾患11 外科
対象疾患12 整形外科
対象疾患13 形成外科
対象疾患14 美容外科
対象疾患15 脳神経外科
対象疾患16 呼吸器外科
対象疾患17 心臓血管外科
対象疾患18 小児外科
対象疾患19 皮膚科
対象疾患20 泌尿器科
対象疾患21 肛門科
対象疾患22 産婦人科
対象疾患23 眼科
対象疾患24 耳鼻咽喉科
対象疾患25 気管食堂科
対象疾患26 放射線科
対象疾患27 歯科
対象疾患28 矯正歯科
対象疾患29 小児歯科
対象疾患30 歯科口腔外科
対象疾患31 リハビリ科
対象疾患32 その他
46.4%
14.5%
10.8%
7.0%
18.3%
12.5%
7.6%
9.8%
7.4%
8.7%
8.2%
17.8%
1.5%
1.7%
2.3%
1.9%
1.1%
1.0%
12.2%
7.6%
3.2%
13.0%
3.8%
7.5%
2.2%
1.1%
2.4%
0.9%
1.0%
2.3%
7.4%
3.6%
%
療者職種1 医師
療者職種2 歯科医師
療者職種3 薬剤師
療者職種4 看護士
療者職種5 准看護士
療者職種6 助産師
療者職種7 保健師
療者職種8 管理栄養士
療者職種9 視脳訓練士
療者職種10 言語聴覚士
療者職種11 理学療法士
療者職種12 作業療法士
療者職種13 はり師・きゅう師
療者職種14 あん摩マッサージ指圧師
療者職種15 柔道整復師
療者職種16 その他
57.8%
1.1%
2.4%
5.2%
2.2%
0.4%
0.1%
0.6%
0.1%
0.0%
1.7%
1.4%
5.5%
4.5%
1.0%
4.1%
CAMの位置づけ
%
CAMの位置づけ1 疾病の予防や治療
CAMの位置づけ2 QOLを向上
CAMの位置づけ3 ニーズに対応
CAMの位置づけ4 患者様の確保
CAMの位置づけ5 免疫力の向上
CAMの位置づけ6 リラクゼーション
CAMの位置づけ7 美容
CAMの位置づけ8 メンタルヘルス
CAMの位置づけ9 特に無し
CAMの位置づけ10 その他
ガイドラインの存在
度数
%
回答無し
293
ある
48
ない
444
合計
785
CAMの利用割合
度数
%
回答無し
301
10%未満
311
10%
51
20%
40
30%
36
40%
8
50%
6
60%
5
70%
2
80%
4
90%
6
100%
15
合計
785
54.8%
23.9%
19.5%
3.2%
15.0%
8.5%
3.7%
8.0%
0.6%
1.5%
37.3
6.1
56.6
100
CAM利用者の平均年齢
度数
%
回答無し
314
20歳代
10
30歳代
31
40歳代
68
50歳代
99
60歳以上
263
合計
785
38.3
39.6
6.5
5.1
4.6
1.0
0.8
0.6
0.3
0.5
0.8
1.9
100
平均的な費用
%
CAM平均費用1
CAM平均費用2
CAM平均費用3
CAM平均費用4
CAM平均費用5
5千円未満
5千円から1万円
1万円から2万円
2万円から3万円
3万円以上
46.1%
3.9%
2.4%
1.4%
0.8%
40.0
1.3
3.9
8.7
12.6
33.5
100
CAM利用者増減傾向
度数
回答無し
全く把握していない
減少傾向
ほとんど横ばい
増加傾向
合計
%
297
117
19
259
93
785
37.8
14.9
2.4
33.0
11.8
100
実施しない理由
%
実施しない理由1 意識になかった
実施しない理由2 情報・人材が不足
実施しない理由3 予算が不足
実施しない理由4 対費用効果が高くない
実施しない理由5 エビデンスが確立されていない
実施しない理由6 一人あたりの診察時間を費やす
実施しない理由7 安全性・衛生的な問題
実施しない理由8 患者様のニーズがない
実施しない理由9 特に必要と感じない
実施しない理由10 その他
11.2%
10.8%
2.7%
4.1%
14.1%
4.2%
4.6%
8.7%
18.3%
2.5%
効果があると思うもの(%)
漢方薬(保 漢方薬(保
鍼・灸
険)
険外)
無回答
ある
わからない
ない
合計
10.2
80.4
8.2
1.3
100
27.9
38.2
29.6
4.3
100
23.3
53.6
20.4
2.7
100
整体・カイロ あんま・マッ
アロマテラ
プラクティッ サージ・指
ピー
ク
圧
26.2
25.4
28.8
33.2
46.1
23.8
32.4
25.2
36.9
8.2
3.3
10.4
100
100
100
効果があると思うもの(%)
リフレクソロ
健康関連器 サプリメント ドリンク剤・
ジー・足つ ハーブ
音楽療法
具
等
滋養強壮剤
ぼ
無回答
29.6
29.7
31.2
29.3
31.0
28.3
ある
21.9
20.4
11.7
21.0
8.7
31.5
わからない
36.8
40.3
40.3
34.9
33.5
35.3
ない
11.7
9.7
16.8
14.8
26.9
5.0
合計
100
100
100
100
100
100
効果があると思うもの(%)
オーラソー ホメオパ
ヨガ・アーユ
園芸療法
気孔
瞑想
マ
シー
ルベーダ
無回答
30.1
32.0
32.0
30.2
30.2
30.2
ある
18.1
3.7
5.7
19.6
15.3
13.6
わからない
40.9
46.6
47.4
40.3
40.3
42.8
ない
11.0
17.7
14.9
9.9
14.3
13.4
合計
100
100
100
100
100
100
実施したいと思うもの
%
実施したいと思うもの1 漢方薬(保険)
実施したいと思うもの2 漢方薬(保険外)
実施したいと思うもの3 鍼・灸
実施したいと思うもの4 整体・カイロプラクティック
実施したいと思うもの5 あんま・マッサージ・指圧
実施したいと思うもの6 アロマテラピー
実施したいと思うもの7 リフレクソロジー・足つぼ
実施したいと思うもの8 ハーブ
実施したいと思うもの9 健康関連器具
実施したいと思うもの10 サプリメント等
実施したいと思うもの11 ドリンク剤・滋養強壮剤
実施したいと思うもの12 音楽療法
実施したいと思うもの13 園芸療法
実施したいと思うもの14 オーラソーマ
実施したいと思うもの15 ホメオパシー
実施したいと思うもの16 ヨガ・アーユルベーダ
実施したいと思うもの17 気孔
実施したいと思うもの18 瞑想
実施したいと思うもの19 利用したくない
実施したいと思うもの20 その他
60.5%
12.5%
21.8%
7.6%
13.4%
12.2%
6.9%
6.2%
5.5%
14.8%
2.3%
13.8%
4.5%
1.1%
2.5%
5.7%
4.5%
3.6%
9.0%
3.9%
望ましいサポート
%
望ましいサポート1
望ましいサポート2
望ましいサポート3
望ましいサポート4
望ましいサポート5
望ましいサポート6
望ましいサポート7
望ましいサポート8
実施するうえでの助成金
混合医療の確立
保険適用
情報提供
教育・資格制度の確立
人材の確保
適応等に関するガイドライン
その他
11.8%
30.4%
46.0%
33.1%
15.3%
17.6%
32.9%
3.1%
ヒアリング調査
%
ヒアリング1 問題点・課題に関心がある
ヒアリング2 積極的に支援している
ヒアリング3 詳しく知りたい
度数
3.8%
1.0%
4.5%
30
8
35
平成 19 年 12 月 1 日
(病)院長・医療機関の責任者(担当者) 様
メンタルヘルス領域における相補・代替医療(CAM)利用の
実態に関わる調査のお願い
三重大学では、文部科学省より委託を受け、平成 18 年度より二年間に渉って日本
における統合医療に関する調査を事業の一環として行っております(科学技術振興調
整費 課題名「統合医療の科学的調査法の開発と臨床指針作成」)。この事業は、日
本における統合医療実践の現状を正確に把握し、今後の医療政策に反映させること
を目的のひとつとして策定しております。
本調査は、上記のような趣旨のもと、「医療機関における相補代替医療(CAM)利用
の実態」を把握するために実施するものです。特に、メンタルヘルス領域における
CAM の利用実態に焦点を当て、統合医療を構成する相補代替医療が、現在医療機
関でどのように実施され、また需要があるのかをお尋ねしております。
調査にあたっては、ハローページ等から無作為に抽出した医療機関と全国の大学
病院およびCAM実施病院にご協力をお願いしております。調査結果につきましては、
統計的に処理し、調査以外の目的には使用いたしませんので、ご多忙の時期とは存
じますが、なにとぞご協力賜りますようお願い申し上げます。なお、質問紙の配布・回
収を「JFE三重テックサービス株式会社」に委託しているため、返信封筒の宛先が同社
となっております。
回 答 方 法
○全 16 問あり、ご回答方法は、各設問に掲載しております。
○ご回答いただいた内容につきましては貴病院(診療所)等の名は公表せず、統計的に処理いた
しますので御安心ください。
○ご回答は、できるだけ(病)院長又は医療機関の責任者(担当者)がご記入ください。
○同封の返信用封筒で、平成20年1月15日(月曜日)までにご投函ください。
【問い合わせ先】
三重大学大学院医学系研究科公衆衛生・産業医学分野
「医療機関アンケート調査」係 担当者:横山 電話: 059-231-5012(FAX 兼用)
はじめに(調査で使用する用語について)
本調査では、相補・代替医療(CAM)、「主なCAMの各療法」を次のように定義してい
ます。
CAM とは Complementary
CAM
and Alternative Medicine の略語で、その日本語訳
が「相補・代替医療」です。相補・代替医療とは、「現代西洋医学以外のすべての療
法」と定義されています。
主なCAMの各療法
詳細
漢方薬(保険)
病院・診療所で処方
漢方薬(保険外)
保険で処方する以外
鍼(はり)・灸(きゅう)
鍼は血行を促進したり、東洋医学の経絡やツボに針で刺激を加え
「気」のバランスを整える療法。
灸はもぐさをツボに据え、その熱によって自然治癒力を高める療
法。
整体・カイロプラクティック
整体は、脊柱の歪みを治すことで、鬱血を散らし、筋肉の凝りをほ
ぐし、気・血の循環を良くする療法。
カイロプラクティックは、主に背骨の歪みなどをみつけ、それを治
すことにより神経伝達を高める療法。
あんま・マッサージ・指圧
体の一部を叩いたり、揉んだり、押したり、さすったりすることで、体
表から筋肉や皮膚になどに刺激を加え、疲労を取り除いたり、緊
張をほぐす療法。心身のリラクゼーション効果を得ます。
アロマテラピー
植物由来のエッシェンシャルオイルにより、リラクゼーションやリフレ
ッシュ効果を得る療法。匂いを嗅ぐ以外に、オイルマッサージをし
たり、肌に塗ったりします。
リフレクソロジー・足ツボ刺激
足の裏には神経が集中していて、体の各器官に対応したツボがあ
ります。調子の悪い臓器に対応するツボを刺激することで、その臓
器の調子を取り戻す療法。
ハーブ(錠剤・サプリメントは
薬草や香辛料とし利用される植物の総称。医薬品の有効成分が
除く)
単一の物質であるのに対し、ハーブの成分も含めて複数存在しま
す。ここでは、漢方薬は除きます。
健康関連器具・グッズ
快眠のための枕、電磁波防止グッズ、マイナスイオン発生器、入浴
剤、マッサージ機、腹筋マシン、健康サンダル、トルマリン、磁気ネ
ックレス、ツボ押し棒、関連書籍など。
サプリメント等健康食品
各種ビタミン・ミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛など)、ハー
(ビタミン、ミネラル、自然
ブ、酵母、乳酸菌、天然酢、健康茶、キノコ類(アガリスク、メシマコ
食品)
ブなど)、プロポリス、ローヤルゼリー、特定保健用食品(一部のヨ
ーグルトや飲料など)
ドリンク剤・滋養強壮剤(液
ビタミン、カルシウム、アミノ酸、生薬成分などを含む液体飲料。
体)
音楽療法
音楽を聴いたり楽器を弾いたりすることで、精神や体の状態を回復
させる療法。
温泉療法
休養・療養が目的で、天然の温泉水などに加え、温泉地の環境・
気候などを医療に利用する療法。
園芸療法
土を作ることから収穫までの一連の園芸活動を行なうことによっ
て、五感の全てを刺激してリラックスさせる療法。
オーラソーマ(カラーセラピ
ハーブやエッシェンシャルオイルなどを原料とした 102 種類の様々
ー)
な色のボトルから 4 本を順番に選び、体に塗ったり眺めたりすること
で、精神的リラクゼーションを得る療法。
ホメオパシー(同毒医療)
18 世紀末にドイツで発祥した医療体系。自然界に存在する動植
物・ミネラルなどを希釈したレメディ(丸薬)を服用することで、いっ
たん刺激を与え自然治癒力を高めて治す療法。
ヨガ・アーユルベーダ
古代インドに発祥した医療。
ヨガは、主にポーズ・呼吸・瞑想が基本で、リラクゼーション効果を
得る療法。
アーユルベーダは、食事療法で健康を維持する予防医療が中心
で体調が悪い場合は「浄化法」という発汗、オイルマッサージ等で
体のバランスを取り戻す療法。
気功
中国医学で体のバランスを保つための要素と考えられている。
「気」を、呼吸や姿勢によってコントロールし、リラクゼーション効果
や自己免疫力を高める療法。「外気功」と「内気功」があります。
瞑想
基本的に静かな場所で座るか仰向けになるなど楽な姿勢でゆっく
りと呼吸に注意を払い、精神を集中し、深いリラクゼーションを得る
療法。
※参考:UFJ 総合研究所 政策事業部 研究レポート. 「増大する健康・癒し関連産業のニーズ」
貴病院(診療所)の現状(平成 19 年 12 月 1 日現在)について伺います
問1
今回のアンケート調査にご回答いただいている方の役職は次のどれですか?(1つだ
けに○印)
1 理事長
2 (病)院長
3 副(病)院長
4 教授
5 事務長
6 部長(診療科名
7 所長
8 理事
7 その他(具体的に
問2
)
)
貴病院(診療所)の所在地はどこですか?(平成19年12月1日現在の所在の県と
市区町村の名前を記入してください)
県
問3
市・区・町・村
貴病院(診療所)の規模は次のどれですか?(1つだけに○印)
1 無床
2 1~19 床
3 20~99 床
4 100~499 床
5 500 床以上
6 その他(具体的に
問4
)
貴病院(診療所)の標榜されている診療科目について、あてはまるものは次のどれで
すか?(あてはまるものすべてに○印)
1 内科
2 心療内科
3 精神科*
4 神経科
5 消化器科(胃腸科)
6 呼吸器科
7 循環器科
8 アレルギー科
9 リウマチ科
10 小児科
11 外科
12 整形外科
13 形成外科
14 美容外科
15 脳神経外科
16 呼吸器外科
17 心臓血管外科
18 小児外科
19 皮膚科
20 泌尿器科
21 肛門科
22 産婦人科
23 眼科
24 耳鼻咽喉科
25 気管食道科
26 放射線科
27 歯科
28 矯正歯科
29 小児歯科
30 歯科口腔外科
31 リハビリテーション科
32 その他(具体的に
*神経科等の標榜の場合も含む
)
貴病院(診療所)における相補・代替医療(以下 CAM)について伺います
問5
貴病院(診療所)では、CAM を実施していますか?(1つだけに○印)
1
実施している → 問 6 へ
2
実施していたが、今は実施していない(いつまで実施していたか
3
実施していないが、興味がある → 問 14 へ
4
実施していなく、興味がない → 問 14 へ
問6
年前) → 問 14 へ
貴病院(診療所)で実施している CAM は次のどれですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 漢方薬(保険)
2 漢方薬(保険外)
3 鍼(はり)・灸(きゅう)
4 整体・カイロプラクティック
5 あんま・マッサージ・指圧
6 アロマテラピー
7 リフレクソロジー・足ツボ刺激
8 ハーブ
9 健康関連器具・グッズ
10 サプリメント等健康食品
11 ドリンク剤・滋養強壮剤
12 音楽療法
13 園芸療法
14 オーラソーマ
15 ホメオパシー
16 ヨガ・アーユルベーダ
17 気功
18 瞑想
)
19 その他(具体的に
問7
貴病院(診療所)で CAM を実施しているのはいつからですか?(1つだけに○印)
1
15 年以上前から
2 10 年以上前から
3
5 年以上前から
4
5 今年度から
問8
3 年以上前から
6 覚えていない
貴病院(診療所)の患者さまで CAM を利用(受診)する場合、意思決定はどのように
行われますか?(1つだけに○印)
1
主に患者様の希望があったときに容認している
2
療者の判断によって推奨して利用している
3
療者の判断によって提案されるが、患者様の意思によって利用されている
4
どちらともいえない
問 9
貴病院(診療所)で実施している CAM で外来における平均的な費用(保険外患者負
担)は次のどれですか?(あてはまるものすべてに○印)
1. 2 千円未満
2. 2 千円~3 千円未満
3. 3 千円~5 千円未満
4. 5 千円~1 万円未満
4. 1 万円~2 万円未満
6. 2 万円以上
問 10
貴病院(診療所)における現代西洋医学との使い分けとして CAM のガイドラインは
ありますか?(1つだけに○印)
1 ある
2 ない
問11.貴病院(診療所)におけるCAMの効果について
考えられるものは次のどれですか?
(あてはまるものに○印)
当
て
は
ま
る
や
や
当
て
は
ま
る
ど
ち
ら
と
も
い
え
な
い
や
や
当
て
は
ま
ら
な
い
当
て
は
ま
ら
な
い
1 疾病の予防
・・・
5
4
3
2
1
2 QOLの向上
・・・
5
4
3
2
1
3 メンタルヘルス
・・・
5
4
3
2
1
4 苦痛の少ない治療
・・・
5
4
3
2
1
5 免疫力の向上
・・・
5
4
3
2
1
6 美容
・・・
5
4
3
2
1
7 医療費の削減
・・・
5
4
3
2
1
8 疾病の治療
・・・
5
4
3
2
1
9 ストレスの緩和
・・・
5
4
3
2
1
10 自己治癒力の向上
・・・
5
4
3
2
1
11 より自然に近い治療
・・・
5
4
3
2
1
12 不安の低減
・・・
5
4
3
2
1
13 柔軟性の高い治療
・・・
5
4
3
2
1
14 患者さまの満足
・・・
5
4
3
2
1
15 気分の安定
・・・
5
4
3
2
1
16 現代医学では不可能とされる治療
・・・
5
4
3
2
1
17 不満の減少
・・・
5
4
3
2
1
18 リラクゼーション
・・・
5
4
3
2
1
19 健康維持の促進
・・・
5
4
3
2
1
20 患者さまの意思の尊重
・・・
5
4
3
2
1
21 治療法の選択肢の広がり
・・・
5
4
3
2
1
22 他分野との連携による知識の蓄積
・・・
5
4
3
2
1
23 ライフスタイルの改善
・・・
5
4
3
2
1
24 他病院との差別化
・・・
5
4
3
2
1
25 プラセボ(偽薬)効果
・・・
5
4
3
2
1
26 患者さまとのコミュニケーションの向上
・・・
5
4
3
2
1
27 根治を目指した治療
・・・
5
4
3
2
1
問 12
貴病院(診療所)で、CAM を実施する際の対象疾患は次のどれですか?(あてはま
るものすべてに○印)
1.気分障害(躁うつ病、うつ病)
2.統合失調症
3.神経症性障害(パニック障害、恐怖症、強迫性障害、ストレス反応、解離性・転換性 障害)
4.心身症・身体表現性障害・自律神経失調症
5.摂食障害(神経性無食欲症、拒食症、過食症)
6.睡眠障害(不眠症、過眠症、睡眠・覚醒リズム障害など)
7.身体疾患に伴う精神的問題
8.てんかん
9.薬物依存
10.アルコール依存症
11.思春期・青年期精神障害
12.老年期精神障害(痴呆性疾患、せん妄 など)
13.家庭・学校・職場のメンタルヘルスうつ病
問 13
具体的に、どのような患者さまに、どのような CAM を実施しているのか、よろしけ
れば差し障りのない範囲で結構ですので、ご自由にご記入ください。
→問 15 へ
問 14
CAM を実施していない貴病院(診療所)にお伺いします。CAM を実施していない理由
は次のどれですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 意識になかった
2 情報・人材が不足している
3 予算が不足している
4 対費用効果が高くない
5 エビデンスが確立されていない
6 一人あたりの診察時間を費やす
7 安全性・衛生的な問題
8 患者さまのニーズがない
9 特に必要と感じない
10 実施するための準備中,あるいは検討中
)
11 その他(具体的に
問 15
今後、貴病院(診療所)において、CAM の実施を検討する上でどのようなサポート
や情報があると望ましいですか?(あてはまるものすべてに○印)
1 実施する上での助成金
2 混合診療の確立
3 保険適用
4 人材の確保
5 教育・資格制度の確立
6 世間一般への広報活動
7 適応等に関するガイドライン
7 エビデンスを示す学術論文
8 チーム医療成立の促進
9 各治療法を専門とする学会の設立
10 十分な根拠の示されない治療の排除
11 情報を取捨選択する機関
12
その他(具体的に
)
問 16
今後、貴病院(診療所)で、CAM を実施する予定ですか?(あてはまるものすべて
に○印)
1.
今後も続ける
2. 検討中である
3. 今後,検討したい
4.
実施する予定はない
5. 中止する予定である
6. わからない
7. その他
自由記入欄
本調査について、貴病院(診療所)で、患者さま、医療機関、CAM、統合医療などについ
て、ご意見、アイデア、ご質問などがありましたらご自由にご記入ください。
ヒアリング調査のご協力のお願い(ここからは回答いただける医療機関のみで結構です)
本調査の結果を詳しく分析するために、ヒアリング調査にご協力いただける医療機関を募集
しております。お取り組みの実績や希望がある場合や具体的なご意見をご教示いただける場
合は、下記の記入欄にご連絡先等をご記入ください。
1
CAM を実施するうえで問題点・課題について関心がある
2
CAM の導入を積極的に支援している
3
CAM の内容や取り組みについて詳しく知りたい、役に立つ情報があれば知りたい
医療機関名
所
電
在
話
〒
地
番
号
E-mail
ご担当部署
(ふりがな)
ご担当者氏名
※上記にご記入いただいた個人情報については、厳正に管理いたしますが、情報提供や催しのご案内等でご連
絡させていただく場合がございます。
ご協力ありがとうございました。
お手数ですが、本調査票を同封の返信用封筒に入れ、
1月15日までに切手を貼らずに最寄りの郵便ポストに投函してください。
調査記述統計(平成 19 年度)
回答者の属性
理事長
(病)院長
副(病)院長
教授
事務長
部長
所長
理事
その他
合計
診療科目
%
度数
37
177
12
15
28
18
3
2
40
332
11.1
53.3
3.6
4.5
8.4
5.4
0.9
0.6
12.0
100
規模
%
度数
無床
1~19床
20~99床
100~499床
500床以上
合計
135
7
16
143
39
340
39.7
2.1
4.7
42.1
11.5
100
診療科目_内科
診療科目_心療内科
診療科目_精神科
診療科目_神経内科
診療科目_消化器科
診療科目_呼吸器科
診療科目_循環器科
診療科目_アレルギー科
診療科目_リウマチ科
診療科目_小児科
診療科目_外科
診療科目_整形外科
診療科目_形成外科
診療科目_美容外科
診療科目_脳神経外科
診療科目_呼吸器外科
診療科目_心臓血管外科
診療科目_小児外科
診療科目_皮膚科
診療科目_泌尿器科
診療科目_肛門科
診療科目_産婦人科
診療科目_眼科
診療科目_耳鼻咽喉科
診療科目_気管食堂科
診療科目_放射線科
診療科目_歯科
診療科目_矯正歯科
診療科目_小児歯科
診療科目_歯科口腔外科
診療科目_リハビリ科
診療科目_その他
%
66.2%
29.2%
77. 3%
26.2%
21.0%
16.6%
21.6%
4.4%
6.7%
23.3%
25.9%
25.7%
9.9%
0.3%
18.4%
9.9%
13.1%
5.0%
23.6%
20.7%
2.6%
19.0%
21.0%
19.5%
1.2%
18.4%
8.7%
0.9%
0.6%
10.2%
22.4%
9.6%
実施内容
%
49. 3%
3.8%
7.0%
1.7%
5.2%
6.7%
1.2%
1.5%
1.2%
8.5%
0.6%
14. 9%
11. 1%
0.6%
0.9%
3.8%
2.9%
1.5%
5.8%
漢方薬(保険)
漢方薬(保険外)
鍼・灸
整体・カイロプラクティック
あんま・マッサージ・指圧
アロマテラピー
リフレクソロジー・足つぼ
ハーブ
健康関連器具
サプリメント等
ドリンク剤・滋養強壮剤
音楽療法
園芸療法
オーラソーマ
ホメオパシー
ヨガ・アーユルベーダ
気孔
瞑想
その他
CAMの実施状況
%
度数
201
5
56
74
336
実施している
実施していたが,今は実施していない
実施していないが,興味がある
実施していなく,興味が無い
合計
実施時期
%
度数
15年以上前から
10年以上前から
5年以上前から
3年以上前から
今年度から
覚えていない
合計
95
44
26
20
7
12
204
46.6
21.6
12.7
9.8
3.4
5.9
100
59. 8
1.5
16.7
22.0
100.0
意思決定
度数
主に患者様の希望があったときに容認している
療者の判断によって推奨して利用している
療者の判断によって提案されるが,患者様の意思によって利用
どちらともいえない
合計
%
35
63
95
13
206
17.0
30.6
46. 1
6.3
100
期待される効果の記述統計量
疾病の予防
QOLの向上
メンタルヘルス
苦痛の少ない治療
免疫力の向上
美容
医療費の削減
疾病の治療
ストレスの緩和
自己治癒力の向上
より自然に近い治療
不安の低減
柔軟性の高い治療
患者さまの満足
気分の安定
現代医学では不可能とされる治療
不満の減少
リラクゼーション
健康維持の促進
患者さまの意思の尊重
治療法の選択肢の広がり
他分野との連携による知識の蓄積
ライフスタイルの改善
他病院との差別化
プラセボ(偽薬)効果
患者さまとのコミュニケーションの向上
根治を目指した治療
対象疾患
気分障害(躁うつ病、うつ病)
統合失調症
神経症性障害
心身症・身体表現性障害・自律神経失調症
摂食障害
睡眠障害
身体疾患に伴う精神的問題
てんかん
薬物依存
アルコール依存症
思春期・青年期精神障害
老年期精神障害
家庭・学校・職場のメンタルヘルスうつ病
その他
平均値
標準偏差 平均値-3
3.20
1.48
0.20
3.83
1.20
0.83
3.81
1.22
0.81
3.45
1.43
0.45
3.35
1.38
0.35
2.06
1.26
-0. 94
2.32
1.30
-0.68
4.08
1.15
1.08
3.79
1.23
0.79
3.55
1.28
0.55
3.31
1.34
0.31
3.65
1.12
0.65
3.54
1.21
0.54
3.99
0.88
0.99
3.85
1.08
0.85
2.73
1.41
-0.27
3.10
1.25
0.10
3.38
1.35
0.38
3.45
1.28
0.45
3.75
1.11
0.75
4.11
1.04
1. 11
3.32
1.30
0.32
3.23
1.31
0.23
2.70
1.35
-0.30
2.45
1.23
-0.55
3.47
1.28
0.47
2.52
1.31
-0.48
32.7%
19.0%
35.6%
39.1%
13.1%
26.5%
19.5%
5.5%
6.7%
7.6%
11.1%
24.5%
12.8%
5.5%
NCCAM資金による臨床研究一覧(2007年3月現在)
数
1
3
45
1
2
5
1
5
1
1
1
11
10
1
1
1
20
8
Therapy
Abdominal Pain
acupressure
acupuncture
aerobic and resistance exercise
alcoholism
alpha-lipoic acid
alpha tocopherol and ascorbate
alzheimer's disease
amino acid therapy
amitriptyline
amyotrophic lateral sclerosis
antioxidants
anxiety disorders
arginine
aromatherapy
art therapy
arthritis
asthma
Japanese
腹痛
指圧
鍼治療
有酸素、抵抗運動
アルコール依存症
アルファリポ酸
アルファトコフェロールとアスコルビン酸
アルツハイマー病
アミノ酸治療
アミトリプチリン
筋萎縮性側索硬化(症)
内因性抗酸化剤
不安神経症
アルギニン
アロマセラピー
芸術療法
関節炎
ぜんそく
bacterial vaginosis
benign prostatic hyperplasia
binge eating disorder
biofeedback
bipolar disorder
black cohosh
bodywork therapy
bone marrow transplantation
borage oil
botanical treatments
bowel disorders
brain tumors
breast cancer
broccoli sprout tea
bronchitis
細菌性膣炎
1
良性前立腺過形成
1
むちゃ食い障害
1
バイオフィードバック、生体自己制御(法 2
双極性障害
1
ブラック・コホッシュ
7
2
整体治療
骨髄移植
1
ルリヂサオイル
2
5
植物学的治療
9
腸障害
脳腫瘍
3
10
乳癌・乳腺癌
0
ブロッコリーの芽ティー
気管支炎
1
癌
cancer
cardiovascular disease
循環器疾患・心疾患・心臓血管疾患
手根管症候群
carpal tunnel syndrome
脳性(小児)麻痺
cerebral palsy
子宮頸癌
cervical cancer
chamomile tea
カモミール・ティー
キレート療法
chelation
chinese exercise modalities
中国式運動方法
脊椎指圧療法・カイロプラクティック
chiropractic therapy
チョコレート
chocolate
コンドロイチン
chondroitin
クロム、クロミウム、クロミューム
chromium
クロミウム・ピコリネート
chromium picolinate
認知行動の緩和
cognitive-behavioral relaxation
結腸直腸癌
colorectal cancer
風邪
common cold
うっ血(性)心不全
congestive heart failure
避妊効果
contraceptive effectiveness
complementary and alternative medicine 補完代替医療
冠状動脈性心臓病
coronary disease
ツルコケモモ、クランベリー
cranberry
クレアチン治療
creatine therapy
41
26
1
2
1
1
1
5
1
2
3
2
1
4
3
1
1
28
10
7
2
craniosacral osteopathic manipulative tre副交感神経整骨整体療法
蓄積外傷疾患
cumulative trauma disorder
1
1
dehydroepiandrosterone
dementia
depressive disorders
diabetes
dietary supplements
distant healing
down syndrome
drug interactions
dysmenorrhea
デヒドロエピアンドロステロン
認知症
抑うつ障害
糖尿病
栄養補助食品
遠位治療
ダウン症
薬物相互作用
月経困難症
1
9
25
17
2
3
1
4
1
ear infections
echinacea
electroacupuncture
emphysema
endometrial cancer
endometriosis
essential fatty acids
etanercept
expressive writing
中耳炎
エキナシア、エキナセア
電気鍼療法
肺気腫
子宮内膜癌
子宮内膜症
脂肪酸の本質的要素
表現的文章
1
4
3
2
1
2
1
1
1
fibromyalgia
fish oil
flax seed
線維筋痛
魚油
亜麻仁
8
5
1
ニンニク
garlic
general conditioning and aerobic exercise全身調整と有酸素運動
生姜{しょうが}、ジンジャー
ginger
ginkgo biloba
銀杏、イチョウ(の葉)
朝鮮人参
ginseng
グリア芽腫{がしゅ}、膠芽細胞腫
glioblastoma
グルコサミン
glucosamine
gonzalez regimen
gonzalez study
guided imagery
誘導イメージ療法
歯周病
gum disease
4
1
2
9
1
1
3
1
1
1
headaches
hepatic steatosis
hepatitis
herbs
hiv-infections
homeopathy
hot flashes
huntington's disease
hyperbaric oxygen therapy
hypercholesterolemia
hyperglycemia
hypericum perforatum
hyperlipidemia
hypertension
hypertriglyceridemia
hypnosis
頭痛
3
肝脂肪変性
2
肝臓炎
5
ハーブ
11
HIV 感染
24
ホメオパシー、同種療法
1
ほてり
8
ハンチントン(舞踏)病
1
1
高圧酸素療法
高コレステロール血(症)
4
高血糖(症)
1
セイヨウオトギリソウ
9
7
高脂血(症)
12
高血圧(症)
高トリグリセリド血症{けっしょう} 2
催眠状態
3
immunotherapy
impaired glucose tolerance
insomnia
insulin sensitivity
免疫療法
耐糖能異常
不眠(症)
インスリン感受性
1
2
4
9
irritable bowel syndrome
過敏性腸症候群
3
kelley regimen
kidney failure
腎不全{じんふぜん}、腎機能障害
1
1
Laryngeal Cancer
L-carnitine
Leiomyoma
Leukemia
Light Therapy
Liver Cancer
L-norleucine
Low Back Pain
Lung Cancer
Lung Disease
Lutein
Lymphedema
喉頭癌
L-カルニチン
平滑筋腫
白血病
光線療法
肝臓癌
腰痛
肺癌
肺病
ルテイン
リンパ水腫
1
1
3
1
4
0
0
12
6
16
1
3
Macrobiotic Diet
Magnesium
Magnetic Brain Stimulation
Massage
Meaning-Centered Psychotherapy
Meditation
Melatonin
Memory Disorders
Menopause
Micronutrient Therapy
Milk Thistle
Mind-Body
Mindfulness
Mistletoe
Moxibustion
Multiple Sclerosis
Music Therapy
長寿食
マグネシウム
磁気脳刺激
マッサージ
有意性(?)心理療法
めい想
メラトニン
記憶障害
更年期
微量栄養素療法
オオアザミのエキス
心身相関
注意深さ(?)
ヤドリギ
お灸
多発性硬化症
音楽療法
1
1
2
17
1
15
3
2
11
1
3
9
6
2
2
4
3
Naturopathic Medicine
Nausea
Neck Pain
Neurological Disorders
Non-Hodgkin's Lymphoma
Noni
NPI-028
Nutrition
自然療法薬
嘔吐
頸痛
神経疾患
非ホジキンリンパ腫
ノーニ
NPI-028
栄養学
2
3
4
68
2
1
1
2
Obesity
Observational Study
Obsessive Compulsive Disor
Omega-3 fatty acids
Osteoarthritis
Osteopathic manipulation
Osteoporosis
Otitis Media
Ovarian Cancer
Oyster mushroom
肥満
解析
強迫障害
オメガ-3 脂肪酸
変形性関節症
整骨療法
骨粗しょう症
中耳炎
卵巣癌
ヒラタケ
13
1
1
6
12
4
7
1
4
1
Pain
Pancreatic Cancer
Pancreatic enzyme therapy
Parkinson's disease
痛み
膵臓癌
膵臓酵素療法
パーキンソン病
43
2
1
4
骨盤痛
Pelvic pain
Percutaneous electrical nerve stimulation経皮的電気神経刺激
Periodontitis
歯周炎
Phobic disorders
恐怖性障害
植物
Phytoestrogens
Pine bark
松樹皮
Placebo
プラセボ
極性療法
Polarity therapy
閉経後
Postmenopause
Post-traumatic stress disorder
心的外傷後ストレス障害
早産
Premature birth
Prevention
予防
Probiotics
プロバイオテックス
Prolotherapy
前立腺癌
Prostate cancer
Prostate disease
前立腺疾患
精神病
Psychosis
Psychosocial telephone counseling
肺疾患
Pulmonary disease
Qi-gong therapy
気功療法
Radiation-induced abnormalities
放射線誘導異常
ムラサキツメクサ
Red clover
レイキ
Reiki
Relaxation
リラクゼーション
反復運動過多損傷
Repetitive strain injury
Respiratory diseases
呼吸器疾患
網膜色素変性
Retinitis pigmentosa
S-アデノシルメチオニン
ノコギリパルメット
セレニウム
自己催眠リラクゼーション
性機能障害
疑似治療
サメの軟骨
肩の痛み
鎌状赤血球病
3
1
1
2
5
1
22
1
3
2
4
16
2
1
4
6
2
None
16
3
None
2
5
14
1
19
1
Sam-e
Saw palmetto
Selenium
Self-hypnotic relaxation
Sexual disorders
Shamanic healing
Shark cartilage
Shoulder pain
Sickle cell disease
Siliphos
Sleep disorders
Soy
Spinal manipulation
Spirituality
St.john's wort
Stem cell transplantation
Stress
Stress reduction
Swelling
睡眠障害
大豆
脊椎整復術
精神性
麦芽汁
幹細胞移植
ストレス
ストレス解消
膨れ
2
2
2
2
3
1
2
7
1
1
4
9
5
4
8
1
26
8
3
Tai chi
Temporomandibular joint disorder
Tooth, Impacted
Touch
Traditional chinese medicine
太極拳
顎関節機能障害
埋伏歯
指診
中医学
10
3
1
6
8
Urinary tract infections
Uterine cancer
尿路感染症
子宮癌
7
6
Valerian
Varicella
Vascular disease
バレリアン
水痘
血管疾患
2
2
18
Vedic medicine
Vestibulopathy
Vitamin C
Vitamin K
Vomiting
Yoga
総数
前庭障害
ビタミン C
ビタミン K
嘔吐
ヨガ
1
1
3
7
3
7
1168
NCCAM資金による鍼の臨床研究リスト
Title
1
2
3
Effect of Acupuncture on Human Brain
Activity
Acupuncture for Women's Health
Conditions
Acupuncture in Cardiovascular Disease
Japanese
ヒトの脳活動に対する Massachusetts General
鍼の効果
Hospital, Boston
女性の体を健康状態に
Dana Farber Cancer Institute, Boston
する鍼療法
循環器疾患への鍼治
療
4
Acupuncture Safety/Efficacy in Knee
Osteoarthritis
鍼の安全性/変形性
膝関節症への効果
5
Acupuncture in Fibromyalgia
線維筋痛への鍼治療
6
Acupuncture for Shortness of Breath in
Cancer Patients
癌患者の息切れに対
する鍼治療
7
Acupuncture for the Treatment of Chronic 慢性頭痛に対する鍼治
療
Daily Headaches
8
Sensor Measurement of Acupuncture
Needle Manipulation
9
10
Acupuncture for the Treatment of PostTraumatic Stress Disorder (PTSD)
Acupuncture Analgesia in Relation to
Psychiatric Comorbidity
Location
鍼手技に対する感覚測
定
心的外傷後ストレス障
害(PTSD)治療のため
の鍼
精神的共存症に関連し
た無痛鍼
UCLA School of Medicine, Los
Angeles
Catonsville Clinic, Catonsville Clinic,
Catonsville, Maryland
Kernan Hospital Mansion, Baltimore,
Maryland
Hospital for Special Surgery, New
York
PI
Vitaly Napadow, PhD,
Principal Investigator, Harvard
University
Peter Wayne, PhD, Principal
Investigator, New England
School of Acupuncture
Holly R Middlekauff, MD,
Principal Investigator,
University of California, Los
Angeles KaKit Hui, MD,
UCLA East/West Medical
Dr. Brian Berman, Principal
Investigator, University of
Maryland/Complementary
Medicine Program
Study Design
Treatment, Randomized, Single Blind,
Placebo Control, Crossover Assignment,
Efficacy Study
Treatment, Randomized, Single Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Safety/Efficacy Study
1
1
Treatment, Randomized, Single Blind,
Active Control, Parallel Assignment,
Safety/Efficacy Study
2
Treatment, Randomized, Single Blind
3
Thomas R. Cupps, M.D., Study Treatment, Randomized, Single Blind,
Director, Georgetown
Placebo Control, Parallel Assignment,
University
Efficacy Study
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Memorial Sloan-Kettering Institute for
Placebo Control, Single Group Assignment,
Cancer Research, New York
Efficacy Study
Harvard Medical School, Boston
Treatment, Randomized, Open Label,
University of North Carolina, Chapel
Active Control, Parallel Assignment,
Hill
Efficacy Study
Helene M. Langevin, MD,
Educational/Counseling/Training, NonUniversity of Vermont State and
Principal Investigator,
Randomized, Open Label, Uncontrolled,
Agricultural College, Burlington
University of Vermont
Parallel Assignment, Safety Study
Treatment, Randomized, Single Blind,
University of New Mexico Health
Sciences Center- Department of
Active Control, Parallel Assignment,
Psychiatry, Albuquerque
Efficacy Study
Ajay Wasan, M.D., MSc.,
Principal Investigator, Brigham
Treatment, Randomized, Single Blind,
Pain Management Center, Chestnut
and Women's Hospital
Placebo Control, Single Group Assignment,
Hill, Massachusetts
Bruce Rosen, MD, PhD, Study
Efficacy Study
Director, Brigham and Womens
Hospital
Georgetown University, Washington
Phase
3
1
3
David S. Rosenthal, MD,
Principal Investigator, DanaFarber Cancer Institute
Richard E. Harris, PhD,
University of Michigan, Ann Arbor,
Principal Investigator,
Michigan
University of Michigan
John T. Farrar, MD, MSCE,
Hospital of the University of
Principal Investigator,
Pennsylvania, Philadelphia
University of Pennsylvania
Grant Zhang, Ph.D., Principal
Reproductive Endocrinology and
Investigator, Center For
Infertility, Dept. of
Integrative Medicine, University
OB/GYN, Baltimore
of Maryland
Daniel Cherkin, PhD, Study
Director, Group Health
Cooperative Center for Health
Studies
Kaiser Permanente Northern
Karen J Sherman, PhD,
California, Kaiser Foundation Research Principal Investigator, Group
Institute, Oakland
Health Cooperative Center for
Group Health Cooperative, Center for Health Studies
Health Studies, Seattle
Andy Avins, MD, Principal
Investigator, Kaiser Foundation
Research Institute, Kaiser
Permanente Northern California
11
Acupuncture to Improve Quality of Life in 進行がん患者の生活
向上のための鍼治療
Patients With Advanced Cancer
12
Effectiveness of Acupuncture in Relieving
Pain Due to Fibromyalgia
線維症の痛みを緩和す
る鍼治療の有効性
13
Functional Brain Imaging - Acupuncture
and Osteoarthritis
機能的な脳イメージン
グ---鍼治療と変形性関
節症
14
The Effect of Acupuncture on Infertility
With In-Vitro Fertilization (IVF) Patients
体外受精(IVF)する患
者の不妊性に関する鍼
の影響
15
Efficacy of Acupuncture for Chronic Low
Back Pain
慢性的腰痛に対する鍼
の有効性
Efficacy of Acupuncture With Physical
Therapy for Knee Osteo-Arthritis
Penn Therapy and
Fitness, Philadelphia, Pennsylvania
変形性膝関節症に対 Veterans Administration Medical
する鍼および物理療法
Center, Philadelphia
を併用した場合の有効
Pennsylvania Hospital Sports
性
Medicine/Rehabilitation Center,
Philadelphia
16
Dana-Farber Cancer Institute, Boston
17 Acupuncture and Hypertension
鍼と高血圧
Acupuncture in the Treatment of
18
Depression
University of Arizona, Tucson,
うつ病治療のための鍼
Arizona
19
Acupuncture to Prevent Postoperative
Bowel Paralysis (Paralytic Ileus)
John T. Farrar, MD, PhD,
Principal Investigator,
University of Pennsylvania
Treatment, Non-Randomized, Open Label,
Single Group Assignment, Efficacy Study
Treatment, Randomized, Single Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
Diagnostic, Randomized, Single Blind,
Active Control, Crossover Assignment,
Pharmacodynamics Study
2
1,2
2,3
Treatment, Randomized, Single Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Safety/Efficacy Study
1
Treatment, Randomized, Active Control,
Parallel Assignment, Efficacy Study
3
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
3
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control
UT Southwestern, Dallas, Texas
John J. Allen, PhD, Principal
Investigator, University of
Arizona, Department of
Psychology
Treatment, Randomized, Double-Blind
3
Prevention, Randomized, Single Blind,
Joseph S Chiang, MD, Principal
術後の腸麻痺を防ぐた
MD Anderson Cancer Center, Houston
Active Control, Parallel Assignment,
めの鍼療法
Investigator
Efficacy Study
2
Ted Kaptchuk, OMD, Principal
Beth Israel Deaconess Medical Center,
Investigator, Beth Israel
General Clinical Research Center, Bos
Deaconess Medical Center
Sandra Engberg, PhD, Principal
University of Pittsburgh, Pittsburgh,
Investigator, University of
21 Acupuncture for Urinary Incontinence
尿失禁への鍼治療
Pennsylvania
Pittsburgh
Joyce K. Anastasi,
鍼ともぐさ:HIV患者の
Acupuncture and Moxa: A Randomized
PhD,RN,LAc, Principal
慢性下痢に対する無作
Columbia University, New York
22 Clinical Trial for Chronic Diarrhea in HIV
為臨床試験(RCT)
Investigator, School of Nursing
Patients
20
Acupuncture for Irritable Bowel Syndrome 過敏性大腸症候群の
ための鍼療法
(IBS)
23
Effect of Acupuncture on Human Brain
Activity
ヒトの脳活動への鍼治
療の効果
24
Efficacy of Acupuncture in the Treatment
of Fibromyalgia
線維筋痛症の処理に Harborview Medical Center, Seattle,
おける、鍼療法の効力 Washington
25
Use of Acupuncture for Dental Pain:
Testing a Model
歯痛のための鍼療法 Rivers Center Dental
の使用: モデルをテスト Associates, Columbia, Maryland
Cost-Effectiveness of and Long-Term
26 Outcomes Following Acupuncture
Treatment for Osteoarthritis of the Knee
Prospective Studies of the Use of Self
Hypnosis, Acupuncture and Osteopathic
27
Manipulation on Muscle Tension in
Children With Spastic Cerebral Palsy
30
31
32
University of Maryland
Baltimore, Baltimore, Maryland
University of Arizona, Tucson,
Arizona
Burris Duncan, Principal
Investigator, University of
Arizona
Ted Kaptchuk, OMD, Principal
Investigator, Harvard
University
Ellen Redinbaugh, PhD,
高度な結腸直腸癌の University of Pittsburgh Medical
Acupuncture to Reduce Symptoms of
Principal Investigator,
症状を減少させる鍼療 Center, Cancer Institute, Pittsburgh,
Advanced Colorectal Cancer
法
Pennsylvania
University of Pittsburgh
HIVにおける末梢神 Columbia University School of
Joyce K Anastasi, PhD, DrNP,
Acupuncture/Moxibustion for Peripheral
経障害のための鍼療 Nursing, Acupuncture Laboratory, New Principal Investigator,
Neuropathy in HIV
法/灸療法
York, New York
Columbia University
Helen M. Langevin, MD,
Acupuncture Needling on Connective
超音波で結合組織に
University of Vermont, Burlington
Principal Investigator,
行われる鍼療法
Tissue by Ultrasound
University of Vermont
公衆衛生と習慣におけ
Mark A Stibich, PhD, Principal
The Use of Narrative in Public Health
る物語の使用: ウェル
Investigator, Johns Hokins
Research and Practice: Patient Experience
ネス鍼療法に対する患
School of Public Health
of Wellness Acupuncture
者の経験
28 Acupuncture for Irritable Bowel Syndrome
29
ひざの骨関節炎に関す
る長期鍼療法処置の
結果とその費用対効果
けいれん性の脳性まひ
の子供の筋肉の張りに
おける自己催眠、鍼療
法、および整骨療法の
使用の前向き研究
Kathleen Hui, MD, Principal
Investigator, Massachusetts
General Hospital
Debra S. Buchwald, MD,
Principal Investigator,
Harborview Injury Prevention
Sharon Nelson, Principal
Investigator, University of
Maryland
Dr. Marc C. Hochberg,
Principal Investigator,
University of Maryland
過敏性腸症候群のた
めの鍼療法
Harvard Medical School, Boston,
Massachusetts
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Crossover Assignment,
Safety/Efficacy Study
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
2
2
2
Educational/Counseling/Training, NonRandomized, Open Label, Uncontrolled,
Single Group Assignment
Treatment, Randomized
1
Treatment, Randomized
3
Treatment, Randomized
Treatment, Randomized
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
Treatment, Randomized, Single Blind,
Active Control, Single Group Assignment,
Efficacy Study
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
Screening, Cross-Sectional,
Defined Population, Prospective Study
Psychosocial, Longitudinal,
Convenience Sample, Prospective Study
2
1,2
1
2
Relaxation Response With Acupuncture for HIV患者に対する鍼治 Aids Care Program, Boston,
33
療のrelaxation効果
Massachusetts
HIV Patients
34
35
Usual Care Vs Choice of Alternative Rx:
Low Back Pain
腰痛に対する通常の処 Harvard Medical School Osher
置と相補代替医療の比
Institute, Boston, Massachusetts
較
Endometriosis : Traditional Medicine Vs
Hormone Therapy
Oregon Health Sciences University,
Women's Health Research
子宮内膜症: 伝統的な
Unit, Portland, Oregon
医学とホルモン療法
Oregon College of Oriental Medicine
Clinic, Portland, Oregon
Harvard Vanguard Medical
Physical CAM Therapies for Chronic Low 慢性腰痛に対する物理 Associates, Boston, Massachusetts
36
的なCAM療法
Harvard medical school, Boston,
Back Pain
Massachusetts
Vitamin K Injections for the Treatment of 月経痛に対するビタミ
37
ンK注射
Painful Menstruation
38
Acupuncture for the Treatment of Hot
Flashes in Breast Cancer Patients
Interaction Between Patient and
39 Healthcare Provider: Response to
Acupuncture in Knee Osteoarthritis
Effects of Electrical Acupuncture and
40 Exercise in Older Adults With Chronic
Low Back Pain
Menstrual Disorder Clinic of the
OBS/GYN Hospital of Fudan
University, Shanghai
乳癌患者の身体の火 Memorial Sloan-Kettering Cancer
照りのための鍼療法 Center, New York, New York
患者とヘルスケアプロ Houston Center for Quality of Care and
バイダーとの相互関係:
Utilization Studies, Baylor College of
変形性膝関節症におけ
Medicine, Houston, Texas
る鍼療法への反応
慢性の腰痛を有する高 Pain Evaluation and Treatment
齢者に対する電気鍼療
Institute, Pittsburgh, Pennsylvania
法と運動の効果
41
Efficacy of Acupuncture in Treating
Urinary Incontinence
尿失禁の処置におけ
る、鍼療法の効力
42
Complementary Medicine Approaches to
TMD Pain Management
TMDペインマネジメント Center for Health Research, Portland,
への補完医学アプロー
Oregon
チ
Sham Device, Pill Placebo or Treatment
43
For Arm Pain
University of Pittsburgh, Pittsburgh,
Pennsylvania
Beth Israel Deaconess Medical
腕の痛みにおける模造 Center, Boston, Massachusetts
装置、錠剤偽薬とその
Cambridge Hospital, Cambridge,
治療法
Massachusetts
Bei-Hung Chang, Sc.D,
Principal Investigator, Assistant
Professor at Boston University
School of Public Health
David Eisenberg, MD, Principal
Investigator, Harvard Medical
School Osher Institute
Richard Hammerschlag, PhD,
Principal Investigator, Oregon
College of Oriental Medicine
Kenneth Burry, MD, Principal
Investigator, Oregon Health and
Science University
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
2
Treatment, Randomized
3
Treatment, Randomized, Open Label,
Active Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
1,2
David Eisenberg, MD, Principal
Treatment, Randomized, Open Label,
Investigator, Harvard
Active Control, Parallel Assignment
University
2
Fredi Kronenberg, PhD,
Treatment, Randomized, Single Blind,
Principal Investigator,
Active Control, Parallel Assignment,
Columbia University College of
Safety/Efficacy Study
Physicians and Surgeons
1
Maria E. Suarez-Almazor, MD, Treatment, Randomized, Single Blind,
PhD, Principal Investigator,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Baylor College of Medicine
Efficacy Study
3
Debra K. Weiner, MD,
Principal Investigator, Pain
Evaluation and Treatment
Sandra J Engberg, PhD,
Principal Investigator,
University of Pittsburgh
Alex White, Principal
Investigator, Center for Health
Research (CHR), Kaiser
Foundation Hospitals
Treatment, Randomized, Single Blind,
Active Control, Parallel Assignment,
Efficacy Study
Treatment, Randomized, Double-Blind,
Placebo Control, Crossover Assignment,
Safety/Efficacy Study
3
2
Treatment, Randomized, Active Control,
Parallel Assignment, Efficacy Study
2
Ted Kaptchuk, OMD, Principal
Treatment, Randomized, Placebo Control
Investigator, Harvard
2
Children's Hospital Central
California, Madera, California
Nemours Children's Clinic,
Jacksonville, Florida
Warren Grant Magnuson Clinical
Center - NCI Clinical Trials Referral
Office, Bethesda, Maryland
Spectrum Health Hospital Butterworth Campus, Grand Rapids,
Michigan
Children's Hospitals and Clinics of
Minneapolis, Minneapolis, Minnesota
Herbert Irving Comprehensive Cancer
Center at Columbia University, New
York, New York
SUNY Upstate Medical University
Hospital, Syracuse, New York
Cincinnati Children's Hospital Medical
Center, Cincinnati, Ohio
Hollings Cancer Center at Medical
University of South Carolina,
Charleston, South Carolina
Children's Hospital and Regional
Medical Center - Seattle, Seattle,
UPMC Shadyside, Center for
Complementary Medicine, Pittsburgh,
Pennsylvania
Electroacupuncture in Treating Delayed
Nausea and Vomiting in Patients Receiving
Chemotherapy For Newly Diagnosed
44
Childhood Sarcoma, Neuroblastoma,
Nasopharyngeal Cancer, or Germ Cell
Tumors
幼年期肉腫、神経芽
腫、鼻咽腔癌、胚細胞
腫瘍と診断され、化学
療法を受療している患
者におけるDelayed
Nausea(悪心)、嘔吐に
対する電気鍼療法
45 Electroacupuncture for Major Depression
うつ病のための電気鍼
療法
Pilot Study to Test the Effectiveness of
Combining Conventional and
46
Complementary Medicine to Treat Low
Back Pain
現代医学と補完医学の
結合による腰痛治療の Osher Institute, Harvard Medical
有効性に関する試験的 School, Boston, Massachusetts
研究
Patrick J. Mansky, MD,
Principal Investigator, National
Center for Complementary and
Supportive Care, Randomized, Double-Blind,
Alternative Medicine (NCCAM)
Active Control
Kara Kelly, MD, Study Chair,
Herbert Irving Comprehensive
Cancer Center
Benoit H Mulsant, MD,
Principal Investigator,
University of Pittsburgh
Treatment, Randomized, Single Blind,
Placebo Control, Parallel Assignment,
Safety/Efficacy Study
David Eisenberg, PhD,
Treatment, Randomized, Open Label,
Principal Investigator, Harvard Active Control, Parallel Assignment,
University
Efficacy Study
※もともとwebに情報記述のないところはグレーにしてある
2