平成22年度事務事業評価議会評価報告書に対する予算反映等改善書

平成22年度事務事業評価議会評価報告書に対する予算反映等改善書
事 業 名
4-1-29 ふるさと融資事業
【予算反映等改善事項】
現下の厳しい経済情勢が長期化するなか、企業誘致及び事業拡大を阻害
する大きな要因となっています。各企業にとって有利な融資制度は、その
ような阻害因子を払拭するものと考えます。
ふるさと融資とは、地方公共団体が地域振興に資する民間投資を応援す
る事業で、地方公共団体が申込先となって、(財)地域総合整備財団(ふる
さと財団)へ申請、審査を通過し融資決定に至ります。
正式には、地域総合整備資金貸付(長期無利子資金)と言い、事業者は
無利子ですが、申込先の地方公共団体は地方債(予算化)を原資として事
業者に貸付するためその原資に利子が発生しますが、その利子の75%が
地方交付税措置されます。
市議会からは「1 拡充する」、積極的な情報提供を行うよう評価をお
示しいただいておりますし、この事業が、企業誘致に繋がること、また、
この融資制度を活用するには、事業地域内において新たな雇用(市町村か
ら融資を受ける場合においては5名以上)の要件が必要であることなどか
ら、地域の産業振興、雇用促進、活性化に大きな影響を及ぼすものとして
期待されることから、事業を積極的に進めてまいりたいと考えます。
平成22年度は、事業者からの申請、申し出により協議を重ねながら
「小松島市地域総合整備資金貸付要綱」に基づき同財団への申請や民間金
融機関の保証を受けるなどして1件の融資実績がありました。現在のとこ
ろ24年度事業に関しましては、事業者からの申請の有無が不明ですの
で、予算化しておりませんが、事業者から相談、申請がありましたら、内
容を十分に調査、検討し同財団へ融資申請の事務を進めるとともに、融資
(地方債)の予算化を補正にて対応いたします。