※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 東 海 A入門コース(東海) Aコース とは? “知的財産権の存在は企業経営を変える”とも言われるほど知的財産権は企業 にとって重要なものです。 このコースは、知的財産部門のみでなく企業の技術部門を含むあらゆる部門の 方が、主要な知的財産権の法制度を広範囲に亘り理解し、それらについての基礎知識を習得すること により、企業における日常業務の中に知的財産権制度がいかに係わっているかを受講者に理解して いただきます。 研修会場:愛知県産業労働センター 開催日(5 日間) 講義課目 午前 1. 企業活動と知的財産権制度 午後 2. 特許・実用新案制度Ⅰ 午前 特許・実用新案制度Ⅰ 6/ 8 (水) 6/ 9 (木) 午後 6/10(金) 講師 名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部 福田 雄一 氏 森岡 正往 氏 森岡 正往 氏 中村 知公 氏 弁理士 弁理士 弁理士 3. 意匠制度 4. 特許・実用新案制度Ⅱ 午前 募集定員:80 名 5. 特許情報と特許調査 午後 6. 外国特許制度 午前 7. 商標制度 午後 8. 不正競争防止法・独占禁止法 午前 9. 知的財産契約概要 7/ 6 (水) 7/ 7 (木) 午後 10. 著作権制度 - 132 - 弁理士 森岡 正往 氏 ㈱日本電気特許技術情報センター 横山 貞彦 氏 トヨタ自動車㈱ 香川 和之 氏 弁理士 中村 知公 氏 ヤマハ㈱ 大須賀 千尋 氏(新任) ㈱神戸製鋼所 湯澤 啓介 氏 東芝ソリューション㈱ 小笠原 千織 氏(新任) ※空席がある場合は開講日 2 週間前まで申込可能です。 申込状況は JIPA ホームページ「空席状況」よりご確認ください。 1.企業活動と知的財産権制度 知的財産関係の諸制度(特に特許制度)と企業活動・イノベーションとの係わり、パテントライフサイク ル・モデルを一例とした知的財産マネジメントの重要ポイント、更には、企業における技術者・研究者、知 財員の仕事の関わりと共同作業の在り方について、事例や経験談を交えて解説します。 2.4.特許・実用新案制度ⅠⅡ 企業において、発明・考案の創作および特許権・実用新案権の取得を的確に行うためには、特許制 度・実用新案制度の要点を理解しておかねばなりません。 特許制度に焦点をあてて、特許制度の意義、特許発明の各種要件、特許出願・審査・審判の手続き について、事例や審査基準を引用して解説します。そして、特許権を尊重するために権利解釈の基本に ついても具体的なケースを例にあげて解説していただきます。更には、実用新案制度のポイントにも触れ ていきます。 3.意匠制度 / 7.商標制度 製品のデザインやブランド・ペットネームを権利保護する意匠法および商標法は、技術を保護対象と する特許法・実用新案法とは違った意味で企業経営にとって重要な法律であります。 知的財産法の視点から、意匠・商標とは何か、企業における意匠・商標の重要性、意匠法・商標法の 位置付け、意匠権・商標権の取得プロセス・実務ポイントについて、事例を採りあげて解説します。なお、 法律改正の状況についてもご説明します。また、外国主要国の意匠制度・商標制度にも簡単に触れてい きます。 5.特許情報と特許調査 企業の知財活動においては、特許調査が重要な位置を占めており、調査の際には、目的に合わせて 特許調査手法と特許情報を選択する必要があります。本講義では、特許調査の重要性、各調査方法、 特許情報の活用方法について、解説します。 6.外国特許制度 企業のビジネス活動がグローバルに進展する中、外国での特許権取得の必要性がますます高まって います。効果的に外国における特許権を取得するために、国際的な特許制度の枠組み(パリ条約、欧州 特許条約(EPC)、特許協力条約(PCT))および米国、欧州主要国、中国等の各国特許制度の要点に 加え、外国特許権取得の実務ポイントについて解説します。 8.不正競争防止法・独占禁止法 企業活動の秩序を適正に維持する法律として不正競争防止法と独占禁止法があります。産業財産権 の行使との関連も含めて、不正競争防止法及び独占禁止法の概要と留意点について、具体例をもとに 解説します。 9.知的財産契約概要 契約の当事者である企業および企業に属する従業員は、契約の趣旨や権利・義務関係を理解し遵守 していかねばなりません。契約の基本事項に加え、知的財産契約の代表例である共同研究開発契約、 研究委託契約、特許実施許諾契約、秘密保持契約について、それぞれの具体例をもとに解説します。 10.著作権制度 企業では製品やサービスの広報活動・営業活動およびインターネットを利用した種々の情報発信に関 連して著作権問題が発生しております。 著作権は産業財産権四法とは異質故にその本質を理解しておく必要がありますので、著作物及び著 作権法のポイントに加え、自社権利の保護や他社権利への対応について、具体例をもとに解説します。 - 133 -
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