平成23年度JRA畜産振興事業 助成金支出明細書

平成23年度JRA畜産振興事業 助成金支出明細書
1.事業の名称
2.事業の目的及び内容
乳用牛改良国際化対応総合推進対策事業
(1)目的
牛群検定・後代検定を中心とした我が国乳用牛改良体制の強化を図り、乳用牛の国際化に対応
するため、乳用牛の後代検定の泌乳能力、体型データ等の個体情報等を収集分析するとともに、
牛群検定頭数の維持・拡大等を図る各種施策を合わせて実施し、もって畜産の振興に資する。
(2)具体的な内容
1.後代検定データの収集及び分析事業
後代検定推進・強化のため後代検定娘牛の泌乳データの収集に係る国産候補種雄牛の検定、
海外産候補種雄牛の検定、助成対象牛の確認事務を実施した。
3.特例民法法人の名称 社団法人 家畜改良事業団
4.助成金の実績額
5.助成金における推進事務費
(1)技術指導事務費(人件費)
(2)事務諸費
(3)その他推進事務費
内 容
計
合 計
3,118 千円(A+B)
千円(①)
千円(②)
金 額
千円
千円(③)
千円(A:①~③)
6.外部への支出
支出内容
再助成(奨励金)
会議費
雑費
通信運搬費
旅費交通費
合 計
支出先
北海道酪農検査検定協会他24団体
コンビニエンスストア
銀行
郵便事業会社
委員会委員等
金額
2,715 千円
2 千円
1 千円
1 千円
399 千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
3,118 千円(B)
平成23年度JRA畜産振興事業 助成金支出明細書
1.事業の名称
2.事業の目的及び内容
乳用牛改良体制強化対策事業
(1)目的
遺伝的能力を踏まえた適切な精液の利用及び国内遺伝資源を活用した乳用牛改良の推進、牛
群検定の実施率の向上、牛群検定と後代検定の一体的な推進等による後代検定の精度の確保
を図る各種施策を実施し、牛群検定、後代検定を中心とした我が国における乳用牛の改良体制
の強化を図る
(2)具体的な内容
1.国内遺伝資源を活用した乳用牛改良推進事業
国産候補種雄牛に係る精液の配布、事業実施年度に計画される後代検定参加する家畜人工
授精事業体の連携により作出された国産候補種雄牛の後代検定終了までに要する経費(繋養
費、後代検定経費等)について助成を行った。
2.牛群検定・後代検定の一体的推進事業
後代検定の回次に係る後代検定娘牛の泌乳データ収集(検定データの精度確保)、事業実施年度
に計画される後代検定の回次に係る後代検定娘牛の牛群検定への加入と初産の繁殖データ収
集の推進(新たな能力評価検討に係るデータ収集の推進)について助成を行った。
3.特例民法法人の名称
4.助成金の実績額
5.助成金における推進事務費
(1)技術指導事務費(人件費)
(2)事務諸費
(3)その他推進事務費
160,327 千円(A+B)
千円(①)
千円(②)
内 容
計
合 計
金 額
千円
千円(③)
千円(A:①~③)
6.外部への支出
支出内容
国産候補種雄牛繋養費
再助成(奨励金)
合 計
支出先
共同実施種雄牛繋養者
北海道酪農検査検定協会他45団体
金額
4,300 千円
156,027 千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
160,327 千円(B)
平成23年度JRA畜産振興事業 助成金支出明細書
1.事業の名称
2.事業の目的及び内容
国産候補種雄牛生産強化推進事業
(1)目的
国産候補種雄牛の遺伝的能力データの確保並びに国際的な基準による種雄牛評価に向けた効率
的な国産候補種雄牛娘牛の泌乳及び体型データの収集手法の確立を図り、もって国内遺伝資源を
活用した種雄牛生産強化に資する。
(2)具体的な内容
1.国内遺伝資源を活用した種雄牛生産推進事業
国内遺伝資源を活用した事例調査による改良効果の普及啓発等を行うとともに、国内遺伝資源
を活用した種雄牛生産を促進するため、改良事業体が国産種雄牛を共同して繋養し、国産種雄
牛の選定及び造成を行う取組を推進した。
3.特例民法法人の名称 社団法人 家畜改良事業団
4.助成金の実績額
5.助成金における推進事務費
(1)技術指導事務費(人件費)
(2)事務諸費
(3)その他推進事務費
内 容
計
合 計
11,809 千円(A+B)
千円(①)
千円(②)
金 額
千円
千円(③)
千円(A:①~③)
6.外部への支出
支出内容
国産候補種雄牛繋養経費
印刷製本費
原稿料
通信運搬費
旅費交通費
合 計
支出先
共同実施種雄牛繋養者
印刷会社
原稿依頼先
運送会社等
優良事例調査員等
金額
10,495 千円
958 千円
36 千円
147 千円
173 千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
11,809 千円(B)
平成23年度JRA畜産振興事業 助成金支出明細書
1.事業の名称
2.事業の目的及び内容
高能力乳用牛選抜システム開発事業
(1)目的
乳用牛の泌乳、体型等の形質に関する遺伝子とSNP(一塩基多型)の関連を明らかにし、候補種
雄牛の遺伝的能力評価法を開発するとともに、これらの候補種雄牛の選抜に用いられる候補種雄
牛娘牛の泌乳データの収集・評価を行うことにより国産乳用種雄牛の育種改良のスピードアップを
図る。
(2)具体的な内容
1.高能力乳用牛選抜システム推進検討会議開催等事業
学識経験者等からなる高能力乳用牛選抜システム推進検討会議を開催し、事業の効率的かつ
円滑に推進するための検討を行う。また、専門委員会を開催し、SNP遺伝子解析技術を活用し
た遺伝的能力評価手法の確立に関する検討及び、SNP遺伝子解析技術を活用した国産候
補種雄牛の選定等を行った。
2.SNP解析技術を活用した遺伝的能力評価手法確立事業
国内の乳用牛の泌乳・体型能力とSNPの相関性を分析し、先進国の事例を参考にしつつ、乳
用種牛遺伝的能力評価の手法の確立等に関する検討を行った。
また、専門委員会の検討結果等を踏まえ、SNP遺伝子能力評価手法検証のためのデータ分
析システムを開発するとともに、SNPデータを活用した遺伝的能力評価の予測式を用いて、選
抜した候補種雄牛の遺伝的能力評価の検証を行うため、①国産候補種雄牛の繋養、②国産
候補種雄牛のSNP遺伝子能力データ収集、③海外産候補種雄牛のSNP遺伝子能力データ収
集、④助成対象娘牛確認等の取組等を行った。
3.特例民法法人の名称 社団法人 家畜改良事業団
4.助成金の実績額
5.助成金における推進事務費
(1)技術指導事務費(人件費)
(2)事務諸費
(3)その他推進事務費
内 容
計
合 計
27,761 千円(A+B)
1069 千円(①)
千円(②)
金 額
千円
千円(③)
1,069 千円(A:①~③)
6.外部への支出
支出内容
委託費
会議費
諸会費
消耗品費
通信運搬費
旅費交通費
SNP解析技術料
システム開発費
国産種雄牛繋養経費
合 計
支出先
独立行政法人、大学法人
コンビニエンスストア
国際会議主催者等
医療器具等販売会社等
郵政事業、運送会社
委員会委員等
研究所
プログラム開発者
共同実施種雄牛繋養者
金額
1,384 千円
5 千円
91 千円
13,509 千円
10 千円
1,101 千円
4,686 千円
622 千円
5,284 千円
千円
26,692 千円(B)
平成23年度JRA畜産振興事業 助成金支出明細書
1.事業の名称
2.事業の目的及び内容
種雄牛側からの生産効率向上技術開発事業
(1)目的
新しい精子の受胎生評価技術開発に取り組み、これを活用して優良凍結精液生産技術の開発を計
るとともに、今日なお多数の保因牛が存在する遺伝性疾患について候補牛等のモニタリング調査を行
う。
(2)具体的な内容
(1)精子受精能向上技術開発推進検討会開催事業
学識経験者等からなる推進検討会を開催する。
(2)種雄牛の造精能力早期評価法確立事業
通常の精液性状検査では判断できない、正常でありながら受胎性の悪い種雄牛を早期に把握し、
必要な処置を施すため、過去の記録を調査するとともに、これまで雄牛での報告がほとんど無かっ
た生殖に関連するインヒビン等のホルモンの消長に関する知見を得る等により種雄牛の繁殖生理
における異常の早期評価法を確立する。
(3)凍結精液品質評価法確立事業
受精能を正確に把握するため、Ca2+イオンやATP等、生化学的手法を用いた運動性に直接関連
する要因の検査法を開発するとともに、新世代顕微鏡を用いたこれまで牛精液の評価に用いられ
ることの無かった解析を行うことで、新しい精子受精能測定系を確立する。
(4)高性能希釈液・長時間受精可能精液開発事業
これまで希釈液に通常添加されてきた卵黄、耐凍剤あるいは緩衝剤に代わる物質や超活性化、
受精能獲得を促す内在、外来成分の効果を検討し、高性能希釈液を開発する。
さらに、精子膜の安定性を変えることで受精能獲得時間を制御した精子を用いて長時間受精能を
持続する凍結精液の開発を行う。
(5)高遺伝子頻度遺伝性疾患モニタリング事業
国の指定遺伝性疾患のうち種雄牛候補となる雄子牛及び母牛の遺伝子頻度が約7%と高いク
ローディン16欠損症等についてモニタリング調査を実施し、疾患原因遺伝子を持つ保因牛を公表
するとともに、新たに検査法が開発された前肢体筋異常症等の検査を行うことにより発症を防止
し、生産者の損失を未然に防ぐ。
3.特例民法法人の名称 社団法人 家畜改良事業団
4.助成金の実績額
5.助成金における推進事務費
(1)技術指導事務費(人件費)
(2)事務諸費
(3)その他推進事務費
内 容
計
合 計
26,033 千円(A+B)
15,131 千円(①)
0 千円(②)
金 額
0 千円
0 千円(③)
15,131 千円(A:①~③)
6.外部への支出
支出内容
委託費
会議費
雑費
修繕費
什器備品購入費
諸会費
諸謝金
消耗品費
図書費
賃借料
通信運搬費
登録・検査料
特許料
旅費交通費
合 計
支出先
研究所、大学
コンビニエンスストア
銀行
医科機械等販売会社等
医科機械等販売会社等
学会
委員
医科機械等販売会社等
学会等
事務機器販売会社、リース会社
郵便事業、運送会社
生化学検査会社等
県、団体
委員、事務局
金額
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
10,902 千円(B)
2,640
2
33
265
164
14
56
4,293
25
2,300
38
312
231
530