顧客接点から 全社的な改革までサポート

バーチャレクス・コンサルティング
新しいテクノロジーが
企業に変革を迫る
先行きの不透明感はあるものの、日
本経済に復調の兆しが見え始めている。
これまで身をかがめていた企業のなか
にも、攻めの姿勢への転換を図る動き
が出てきた。企業によって成長への道
筋は異なるが、いまやテクノロジーを
抜きにその戦略を立てることは難しい。
バーチャレクス・コンサルティングの
業をサポートしている︵図1︶
。コー
サービスをベースに、クライアント企
アウトソーシングという三つのコア・
は、コンサルティングとテクノロジー、
バーチャレクス・コンサルティング
価値を創出する事例は増えています﹂
ります。新たな技術要素からビジネス
なり、新たなサービスが確立しつつあ
さまざまな情報の収集・分析が可能に
タなどは、技術が進化したからこそ、
い。たとえば、いま話題のビッグデー
規事業や企業改革に取り組む企業も多
しかし最近は、テクノロジー起点の新
非対面のチャネルにはダイレクトな声
﹁消費者は、コールセンターのような
提案を行っている︵図2︶
。
には経営や組織のあり方に踏み込んだ
はなく、企業のブランディング、さら
ングは課題を抱えた部門のみの改革で
こで、バーチャレクス・コンサルティ
など、全社的な取り組みが必要だ。そ
販売チャネルや商品開発に反映させる
営に生かすには、収集した顧客の声を
たとえば、コールセンターを企業経
います﹂と同社の森田智史氏は言う。
ら実行までをトータルにサポートして
らず、さらに上位の経営戦略の策定か
当社ではマーケティング戦略にとどま
し、それを成果につなげるには、マー
ルセンターの構築・運営からスタート
を寄せてきます。厳しいお叱りの言葉
辻大志氏は次のように指摘する。
した会社だけに、マーケティング戦略
をいただくことも多い。そんな貴重な
ケティングや営業部門だけでなく、全
や顧客とのリレーション構築といった
社的な改革が求められる場合も多い。
領域で強みを持つ。
情報の活用は、当社が創業以来取り組
サービスの効率化が主要テーマでした。
﹁企業の売上げに直結するマーケティ
んできたテーマです﹂
︵辻氏︶
﹁以前のITプロジェクトは、業務や
ング改革は最も関心の高い分野。ただ
運営現場
●申し込み・注文受付
●問い合わせ・クレーム対応 など
顧客対応
姿を変革しようとしている。
れいな絵を描くだけと思われがちです
﹁コンサルティング会社というと、き
が根付いているからだ。
速している。
ティングは、そのための体制強化を加
献をする。バーチャレクス・コンサル
業の変革と成長に向けていっそうの貢
して実行力を生かしてクライアント企
これまで蓄積した知見やノウハウ、そ
に成長を目指していきたい﹂と言う。
﹁お客様と一緒に知的な汗を流し、共
を活用する場面も多いはずだ。辻氏は
ャンスをつかみとるために、外部の力
インターネット・
eメール・ファクス・
電話・郵送物・営業/窓口・店舗
●営業販売 ●調査
●広告・宣伝 など
プロモーション
接触チャネル
顧 客
﹁当社にとって、いまは第二の創業期。
が、当社はその絵を実行すること、や
ということ。こうしたモデルを提示で
上流コンサルティングをさらに強化す
り切ることにこだわってきました﹂と
トしてきたバーチャレクス・コンサル
ると共に、新たな事業開発にも取り組
きるのは、成果を重視するカルチャー
んでいます。お客様に対しては、レベ
激しい変化の時代は、ビジネスチャ
森田氏は強調する。
ンスにあふれた時代でもある。そのチ
ニュー・シェア型の提案なども行って
ティングだが、同社はいまみずからの
ソーシングを通じて企業変革をサポー
企業の戦略策定やIT構築、アウト
第二の創業期を迎え 、 上流コンサルを強化
グは、こうした相談にも応じている。
い。バーチャレクス・コンサルティン
ドを制約する足かせになってはならな
問われる時代、ITがビジネススピー
指すのである。環境変化への即応性が
サイロ型のシステムの全体最適化を目
において部門や拠点ごとに構築された
ィング分野だけでなく、あらゆる分野
き直そうとする企業もある。マーケテ
を機に全体のグランド・デザインを描
ITに関して言えば、チャネル統合
要があるのです﹂
︵森田氏︶
その意識を社員全体で共有して行う必
最適なタイミングで発信する。しかも、
適なチャネルで最適なメッセージを、
企業全体として取り組むべきこと。最
は各チャネルの担当部門だけでなく、
供価値を高めるほかありません。それ
辻 大志氏
います﹂と辻氏。つまり、同社自身が
企業が扱うデータの範囲は拡大し、その量も劇的に増加している。このビッグデータの活用
先として注目されているのが、CRM関連のソリューションだ。膨大なデータをハンドリングし、
戦略や現場の施策に落とし込むには先端の知見と高度なノウハウが必要。バーチャレクス・
コンサルティングの豊富な経験が生きる。
森田智史氏
成果にコミットし事業のリスクを負う
コンサルティング・
サービス領域
攻めの経営に舵を切り始めた日本企業にとって、顧客
との関係強化は重要な課題だ。こうしたマーケティン
グ分野をはじめ、企業の多様なニーズに対応している
のがバーチャレクス・コンサルティングだ。コンサル
ティングとテクノロジー、アウトソーシングという三
つのコア・サービスを持ち、これらを融合させ、成果
を重視したソリューションを提供している。
マーケティングに変革を
チャネル統合とと も に
全社的な改革に取り組む
マーケティング分野ではチャネル統
合への関心も高い。これまで多くの企
業が顧客のニーズに対応して、顧客と
の接点を増やしてきた。店舗に加えて
コールセンター、さらにECに取り組
む企業も多い。その一方では、課題も
無視できなくなってきた。
それぞれが独自に顧客に対応している
﹁複数チャネルの動きがバラバラで、
という企業は多いと思います。いかに
顧客対応に一体感を持たせるかが大き
な課題です。しかも、統合された顧客
接点で得た情報を生かして、次のアク
ションにつなげるというPDCAサイ
クルを高速回転させる必要があります。
そのためにはITだけでなく、組織や
業務を含めた改革が欠かせません﹂と
辻氏は語る。
ソーシャル・メディアの普及などを
背景に、顧客とのコミュニケーション
は複雑化しており、より難易度が高く
なっている。さまざまなハードルを乗
り越える必要があるものの、それがで
きればライバルに大きな差をつけるこ
とも可能だ。
き合いをしてもらうか。企業にとって
﹁いかに新規顧客を獲得し、長いお付
は永遠の課題ですが、人口減少が進む
国内市場の比重が高い企業にとっては
PR
業務・サービス設計/
システム要件整理
ビジネスコンサルティング部
部長
図1 バーチャレクス・コンサルティングの
三つのコア・サービス
他部門・他部署
サービス
3 業務・設計
業務・サービス構築/施策導入/
仮説検証/業務試行
業務データ
システムログ
顧客の声
顧客属性情報
接点履歴情報
事業戦略立案/マーケティング
戦略立案/業務改善施策立案/
付加価値開発
4 業務構築・サービス
・導入
2 戦略立案
・サービス
5 業務
自律的運営
さまざまな
データの
収集・蓄積
情報管理/業務管理/
事務処理管理
顧客インサイト分析/
マーケット分析/商品分析/
業務・サポート分析
現場からの示唆
業務現場の意見
1 データ分析
SNSデータ
センサー・データ
ライフログ
6 現場の声反映
顧客接点から
全社的な改革までサポート
切実です。そのためには、顧客への提
バーチャレクス・コンサルティング株式会社
アウトソーシング・
サービス領域
ビジネスコンサルティング部
シニアマネジャー
コールセンター事業における経験をベースにサービ
ス領域を拡大。 現在では、三つのコア・サービス
を有機的に組み合わせて、クライアントの多様な
ニーズに対応している。幅広い業種業態の企業に
対して、成果を重視したソリューションを提供する。
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル8F TEL:03-3578-5321
(ビジネスコンサルティング部)
E-mail:[email protected] http://www.virtualex.co.jp/
問い合わせ先
図2 CRM関連ソリューションとサービス概要
成果を重視したコンサルティングで