環境活動レポート 第5版 自2010年4月1日~至2011年3月31日 発行日:2011年6月10日 「私たちは、吉野川流域の自然環境を守り、『地域社会に貢献できる企業』を めざす」を環境方針に掲げ、2007年4月1日からエコアクション21をキックオフ しました。 おかげさまで2008年1月には認証を取得し、その後も環境活動を継続し環境レ ポートの更新も回を重ねる事ができました。 またグループの合併吸収などを経て取組事業所も増えました。 当初から掲げられている「瑠璃色の地球を永遠に」という環境方針に沿うように 社員一同、日常業務の中で地道に環境に対する取組を行ってゆくという事を心が けています。 株式会社 ヨコタコーポレーション http://www.yokota-inc.com 目 次 1.会社・事業所紹介 P2~3 2.環境方針 P4 3.2010年度環境目標への取組と実績・評価 P5 4.環境教育の取組み P6~8 5.地域社会活動 P9 6.環境関連法規への違反、訴訟の有無 P10 7.マネジメントレビュー P10 8.2011 年度の環境目標と取組計画 P11 9.今後の展開 P12 -1- 1 会社・事業所紹介-Ⅰ 会社及び代表者名 株式会社ヨコタコーポレーション 代表取締役社長 横 田 賢 二 ◆リユース部 藍住エコタウン ◆生産事業部 精密加工部 徳島県板野郡藍住町大字東中富字朏傍示50-1 本社・川島工場・機械部 ハードオフ藍住店 徳島県吉野川市川島町学字辻4-2 オフハウス藍住店 市場工場 ホビーオフ藍住店 徳島県阿波市市場町切幡南田64 ハードオフ徳島沖浜店 徳島県徳島市八万町沖須賀58-4 ◆営業統括部 ハードオフ神戸玉津店 ハウジングセンターヨコタ阿波店 神戸市西区玉津町高津橋132-1 徳島県阿波市阿波町伊沢田88 ハードオフ神戸星陵台店 神戸市垂水区星陵台4-4-31 会社事業所所在地 事 業 の 概 要 ◆精密加工部品の旋削加工(ベアリングレース及び自動車部品等)・・・(精密加工部) ◆産業用機械(自動化機械等)の設計・製作 ・・・(機械部) ◆リユースストアの運営(FC加盟) ・・・(リユース部) ◆ホームセンターの運営 ・・・ (営業統括部) 旋削加工部品 営業統括部 省力化機械 リユース部 当社は1960年に金属の旋削加工を行う製造業として創立致しました。 その後、異業種での事業展開を推進し、現在ではベアリングレース及び自動車部品 の旋削加工や省力化・自動化機械の製作を行う生産事業部、リユースストアを運営す るリユース部、ホームセンターを運営する営業統括部などの事業を展開しています。 環境に対する取組としては、生産事業部では生産性の向上や材料歩止まり率の向 上を推進する事で環境負荷低減を推進する事、リユース部では3Rの考え方から「リ ユース」の事業推進が循環型社会の形成に寄与する事、また営業統括部では「地域社 会のお客様の為に」を事業部の存在価値として営業活動を続けています。 -2- 1 会社・事業所紹介-Ⅱ 実 施 体 制 ( 組 織 図 ) 精 密 加 工 部 生産事業部 経 営 会 議 環境管理責任者 EA21推進 会議 取 プ 会 ー ヨ コ タ グ ル 社 機 副 総 械 務 部 部 締 市 川 品 生 生 場 工 島 工 質 保 証 産 管 理 産 技 術 場 場 課 課 課 技 生 管 医 術 産 理 機 課 課 課 課 療 械 人 経 事 事 理 務 課 課 課 企 業 画 務 課 課 社 役 長 経 営 管 理 部 長 2008年10月 合併吸収 2010年4月 EA21取組開始 ※認証範囲に関して リ ユ ー ス 部 ■2008年1月 生産事業部及び総務部、 経営管理部が認証取得。 ハードオフ藍住店 オ フ ハ ウ ス 藍 住 店 ホビーオフ藍住店 ハ ー ト ゙オ フ徳 島沖 浜店 ハ ー ト ゙オ フ神 戸玉 津店 ハードオフ神戸星陵台店 ■2012年1月 上記事業部にリユース部 及び営業統括部を加え、 更新審査を迎える予定で す。 営 業 統 括 部 営 阿 業 環境保全関係の管理責任者・担当者 ◆環境管理責任者:総務部長 松村 卓司 ◆環境推進責任者:取締役部長 吉野 靖人 ◆環境推進責任者:取締役部長 割石 俊哉 ◆環境推進責任者:阿波店店長 三宅 秀利 ※連 絡 先 : e-mail:[email protected] 本社・川島工場 TEL 0883-25-2121 FAX 0883-25-4549 市場工場 TEL 0883-36-3281 FAX 0883-36-3289 事 業 規 模 ( 2011 年 4 月 末 現 在 ) ◆資 本 金:7,260万円 ◆売 上 高:47億5600万円(2010年度) 生産事業部 リユース部 売上比率 82% 8% 従業員数 153名 33名 土地面積 14274㎡ 11585㎡ 建物面積 20726㎡ 3155㎡ ※1阿波町ショッピングプラザ内 -3- 営業統括部 総計 10% 18名 204名 ※1 27754㎡ 1650㎡ 26187㎡ 推 波 進 課 店 2 環境方針 当社は「経営理念」で「地域社会に貢献できる企業」を掲げています。 この理念を実現するために、以下の通り環境方針を定め取り組んでいます。 ***わたしたちの環境方針*** 『瑠璃色の地球を永遠に』 株式会社ヨコタコーポレーションは、『瑠璃色の 地球』の恵み『青い空、緑の大地、澄んだ水』を 永遠に守るため、地球環境にやさしい事業活動を 考え、展開します。 私たちは、吉野川流域のゆたかな自然環境を守 り、『地域社会に貢献できる企業』をめざして、 次の活動を推進します。 1. 信頼される活動 地域社会との調和を図ると共に、環境美化活動を推進します。 2. 誠実な活動 エコアクション21を推進させることにより、環境意識を高 め、環境法令を遵守します。 3. 真摯なる活動 環境目標を掲げ、省資源・省エネルギー等の環境改善活動を推 進します。 4. 清浄にする活動 事業活動から発生する排水・廃棄物の削減と適正な処理を推進 します。 2006年12月1日 株式会社ヨコタコーポレーション 代表取締役社長 横田賢二 本社工場と市場工場の間には、水量豊かな「四国三郎 吉野川」が流れております。 この地域の自然を慈しみ、大切にするという気持ちを行動に表してゆくことが、清流を 守り、自然を守ることにつながる第一歩になると考えます。 ひとりひとりの行動はささやかでも、環境について真摯に考え、出来ることから取り 組んでゆくことが、美しい大地と空、ひいては瑠璃色の地球環境保護への奔流になると いう理念の元に取り組んでいます。 -4- 3 2010年度環境目標への取組と実績・評価 No. 環 境 目 的 項 目 到 達 点 2010年目標 3ヶ年目標(2012年3月) 1 (電力使用量) CO2排出量 3%削減 (電力使用量) CO2排出量 1% 削減 2 使用原料の 削減 工程内不良 6% 削減 切粉量 3% 削減 工程内不良 2% 削減 切粉量 1% 削減 廃棄物の削減 処分産業廃棄物 30% 削減 上水使用量の 削減 化学物質の 削減 上水使用量 5% 削減 化学物質使用量 10% 削減 6 グリーン購入 グリーン購入の推進 7 環境苦情の 削減 8 周辺地域の 清掃活動 9 環境教育の開 催と環境改善 提案の提出 4 5 主担当部署 2009年度比 年度目標(削減率は2009年度の加工高比(生産事業部) (電力使用量) CO2排出量の 削減 3 具体的取組項目 昨5,330千kWh → 2,939t-CO2 今7,611千kWh → 3,097t-CO2 (加工高比135.5%) 四国電力排出係数 0.407 t-CO2/kWh 昨年比 9.9%増 × 昨 731千個 今 1,336千個 昨年比35.0%増 昨 2,380t 今 3,483t 昨年比8.0%増 全部門 昨 21,683Kg 今 29,764Kg 昨年比 0.5%減 △ リユース部 精密加工部 全部門 リユース推進 △ 昨 3,504㎥ 今 3,730㎥ 昨年比 13.1%減 生産事業部 推進委員会で 削減方法検討 △ 全部門 関連取扱物品検討 △ 全部門 要望1件 △ 全部門 5月,10月,3月 レッツクリーン,アドプト 各々参加 ○ 全部門 月間6月設定 49.3%提出 △ 全部門 e.重点取組みライン、型番の設定 精密加工部 f.鍛造取代削減 処分廃棄物 10% 削減 上水使用量 2% 削減 化学物質使用量 4% 削減 g.刃具、砥石、治工具類の寿命アップ h.使用可能部品の再利用 i.分別徹底によるリサイクルへの排出継続 j.店舗運営によるリユースの推進 k.研削液、切削液の使用方法の改善 l.トイレ、手洗いの使用方法の改善 m.研削液、切削液の使用方法の改善 n.PRTR対象外への転換検討 環境負荷の少ない対 o.各部門仕入れ先検討,対象物決定 象購入物の選択検討 p.グリーン対象エコ商品の販売 q.排水、騒音、振動対策 r.切粉等の飛散、落下対策 環 境 苦 情 0 化 年度目標 a. 単位当生産性の向上による稼働時間の短縮 b. 省力化機器検討 c. 作業改善推進によるムダ・ムリ・ムラの排除 d. 未使用時の電源OFF、冷暖房の基準厳守など日常省エネ行動の推進 毎月15日の清掃活動の継続 s.全従業員が清掃活動に参加 年3回の環境 年3回の環境 イベントの実施 イベントの実施 部門別環境教育開催 t.部門別環境教育を実施 環境改善提案の 提出月間設置(全員 u.上記取組みの環境改善提案の提出 100%提出 提出) 達成 × × ○ ○…目標達成 △…目標未達(環境負荷減少) ×…目標未達 補 足 事 項 従来からの取組部署である生産事業部に 加え、リユース部、営業統括部が今年度か らの新規取組部署となり、単年度実績に加 加算しています。 環境負荷数値については、個別表にて管理 理していますが、当表は全体実績として一覧 としたものです。 総 括 EA21キックオフの2007年度から2009年度までは環境負荷について非常に大きな効果(CO2削減は3ヶ年比較で 15.6%減など)を上げる事ができました。 しかし、2010年度はCO2削減,使用原材料の削減などで、逆に増加してしまいました。 リーマンショック時の急激な受注落ち込みからの回復期でもあり、環境負荷の増減への対応が難しかった時期でもあ りますが、今後のEMSへの更なる取組深耕が必要になる結果となりました。 清掃活動や環境提案については活動が定着してきた事もあり、より活性化できるよう取り組みたいと思います。 -5- 4 環境教育の取組みーⅠ (1)入社時全員に配布する環境活動推進カード 入社された方には、まずエコアクション21活動の推進カードを配布しています。 簡単な事でも、できる事はすぐに始めるようにお願いしています。 新しく入社される みなさんへ ~~環境負荷低減について、今日からいっしょに始めましょう~~ (エコアクション21活動の推進) できる事から、すぐに始めましょう。 ・ゴミは決められた区分に、きちんと分別して廃棄しましょう。 (分別廃棄ルールを守っていますか?) ・不要な照明・冷暖房はきちんと消灯しましょう。 (昼休み、不在時、退社時等に気配りできていますか?) ・節水につとめましょう。 (手洗場・トイレ等で、蛇口はきちんと閉じられてますか?) ・アイドリングストップを心がけましょう。 (駐車場での気配できていますか?) ・積極的に社内外清掃を行いましょう。 (社外の周辺清掃にも務めましょう) ・「もったいないの気持」で何でも省資源につとめましょう。 (丁寧な扱いと、気配り、気づきで省資源しましょう) ・その他、気づいた人が気づいた事から積極的に始めましょう。 -6- 4 環境教育の取組みーⅡ (2)年間教育計画書 年間教育計画書を作成し、環境教育を実施しています。 日常業務進行の中で、環境への取組について意思統一が図れるよう朝礼・会議など を利用する事や、外部への派遣研修、集合教育などを年度初めに検討しています。 環境教育・訓練計画書兼実績記録(社内教育他) 2010年度 教育・訓練名 教育・訓練内容 基本的な事を繰り返し広報、 環境月間につい および情報提供による周知継 て周知 続 P 環境法規制 内部監査員養成 A 全社及び各部門の環境目標 及び環境活動計画を周知す る。 目的 EA21と環境問 題についての理 解深耕 全員 EA21の理解を 深める 各部門別 環境活動を実行 する 一般作業手順類 事業活動における一般作業 (廃棄物処理、 各部門別 作業の周知 についての教育 省エネ等) 環境関連法規等にある有資 特別管理者 職務能力を保有 特別作業教育 格者、専門技術者に対する専 取扱責任者 する 門教育 緊急事態訓練 C 全員 ゴミの分別につい ゴミの削減、分別について て 周知徹底を図る 環境目標と 環境活動計画 D 参加者 火災、天災発生などの緊急事 態に対する訓練 全社員 緊急事態発生時 の的確な対応 環境法規制について、理解を 環境推進員他 法令遵守 深める 内部監査員の養成を行い、環 境取組に対する認識を高める 時期 講師 予定 都度 環境推進員 合同朝礼や各部門での運営協議会及び朝礼などで環 境関連の話題を取りあげる。また、社内報へ記事掲載 し、ご家族へも情報提供を心がける。およびアドプト活 動等実践から環境配慮を周知継続を計る。 都度 環境推進員 排出担当者には都度指導継続。および社内報等 4月 環境目標は3ヶ年計画と22年度の年度目標を各部門 掲示する。また環境活動計画は各部門にて運営協議 会、朝礼などを通じて周知する。 廃棄物置き場の容器現物への区分表示徹底。 も利用して全員への周知を図る 各部門長他 運営協議会 朝礼 廃棄物処理上の問題点および省エネにつ 各部門長他 いての意識高揚や実効などについて年間を 通して各部門にて全体啓発 必要な場合 は随時実施 外部委託等 物管理責任者講習等、異動、認証範囲変更その 別途計画 9月 産廃処理委託契約実務講習,特別管理産業廃棄 他理由により必要ある場合。 消防署 火災および震災等の訓練予定。関連して救 BCP推進員 命法などについても実施検討する。 等 EA21推進委員会を通して、推進上必要な 環境推進員 法規の確認および遵守状況の点検を行う 課長以上 環境経営システ ム維持 必要な場合 都度 四電工他 11月 環境推進員 内部監査の 進め方 年度計画にある内部監査時 に監査員の業務遂行度を点 検し、是正処置を実施する 内部監査員 環境経営システ ム維持のため 環境社会検定 エコ検定受検により、環境に 対するレベルアップを図る 希望者 (目標5名) 環境経営強化 該当月 環境提案活動 環境に関する改善提案活動 を進める 全社員 個人の環境意識 向上 朝礼等 活動対象範囲拡大(全社)による追加受講 者を検討する。研修方法につき、既存の内 部監査員による社内実施も併せ検討する。 11月の内部監査実施と併せて実施する 東京商工会議 各部門有志希望者にて任意受検 所 6月環境の日および環境月間に合わせて実 各部門長他 施する。月間中は全員提出を目標とする。 (3)緊急事態の対応訓練 消火・避難・通報および安否確認訓練を、実施しました。 訓練実施は、大地震発生を想定し、各自安全確保を行った後、避難を開始し途中火災発生 に対応して消火器・消防ポンプを稼働し、環境への影響(受電室,油庫など)を確認した後 徳島県のすだちくんメールを利用した安否確認訓練を行いました。 まず自分の安全確保を図るとともに、環境への緊急事態が発生した場合に、混乱なく 各役割担当の行動が取れるように、今後も定期的に訓練を実施してゆきます。 -7- 4 環境教育の取組みーⅢ (4)社内報での環境活動関連広報 全員で取り組む事の重要性と環境活動への意思統一の為、社内報に環境関連記事 を掲載する事により、社員およびそのご家族の方にも環境活動への協力を呼び掛ける ことを継続します。 (2010年4月発刊号:Vol:10) new EA21環境活動推進レポートVol.10 EA21の『対象組織』が全社に広がります エコアクション21 推進委員会 ヨコタグループの皆様、日頃から環境に配慮した事業活動お疲れ様です。 当社のEA21活動は、平成18年にスタートして以来、環境方針を指標として環境目標に掲げる環境負荷の軽減 や、関連法規の遵守、緊急事態訓練や内部監査、地域社会への貢献活動等、さまざまなご協力を頂きながら継続し て参りました。 平成22年1月には、第1回目の更新審査を経過して、今年4月からは認証範囲を全社に広げて活動を行ってゆく 事になりました。二酸化炭素排出量 (エネルギー使用量) の大きな製造部では、生産効率を上げる事が環境負荷軽減 【環境方針および環境目標は全各部門に掲示しますので内容確認お願いします】 平成22年度環境目標 環 境 目 的 No. 項 目 到 達 点 3ヶ年目標(平成25年3月) 1 電力使用量の削減 2 使用原料の削減 3 廃棄物の削減 4 上水使用量の削減 ㈱ヨコタコーポーレーション 平成22年度目標 具体的取組項目 電力使用量 1% 削減 a. 単位当生産性の向上による稼働時間の短縮 b. 省力化機器検討 c. 作業改善推進によるムダ・ムリ・ムラの排除 d. 未使用時の電源OFF、冷暖房の基準厳守など 日常省エネ行動の推進 工程内不良 6% 削減 工程内不良 2% 削減 e.重点取組みライン、型番の設定 切粉量 3% 削減 切粉量 1% 削減 f.鍛造取代削減 g.刃具、砥石、治工具類の寿命アップ h.使用可能部品の再利用 i.分別徹底によるリサイクルへの排出継続 j.店舗運営によるリユースの推進 リユース部 上水使用量 2% 削減 k.研削液、切削液の使用方法の改善 l.トイレ、手洗いの使用方法の改善 精密加工部 全部門 m.研削液、切削液の使用方法の改善 n.PRTR対象外への転換検討 生産事業部 電力使用量 3% 削減 処分産業廃棄物 30% 削減 処分廃棄物 10% 削減 上水使用量 5% 削減 5 化学物質の削減 化学物質使用量 10% 削減 化学物質使用量 4% 削減 6 グリーン購入 グリーン購入の推進 環境負荷の少ない対象購入物 o.各部門仕入れ先検討,対象物決定 の選択検討 p.グリーン対象エコ商品の販売 7 環境苦情の削減 8 周辺地域の清掃活動 環境教育の開催と 9 環境改善提案の提出 第7回 主担当部署 年度目標(削減率は平成21年度の加工高比) 環 境 苦 情 0 化 毎月15日の清掃活動の継続 年3回の環境 イベントの実施 年3回の環境イベントの実施 環境改善提案の100%提出 部門別環境教育開催 提出月間設置(全員提出) k.排水、騒音、振動対策 l.切粉等の飛散、落下対策 全部門 精密加工部 全部門 全部門 阿波店/ホーム 全部門 m.全従業員が清掃活動に参加 全部門 n.部門別環境教育を実施 o. 上記取組みの環境改善提案の提出 全部門 に繋がります。リユースを通じて環 境貢献できるリユース部は営業活動 そのものが環境活動だと考えられま すし、営業統括部ではグリーン対象 商品の販売拡大などで低炭素社会へ の貢献する事なども考えられるので はないでしょうか EA21の環境経営システムガイド ラインではどのような取組を、どの ように実施すれば効果的・効率的か は、私達の創意工夫に委ねられてい ると表現されています。 環境への取組は、小さな事でも日 常からこつこつと積み重ねて行きた いと思いますので、本年も皆様のご 協力をよろしくお願い致します。 5月清掃の日はレッツクリーン・アドプト実行月です もうアドプトという言葉も自然に各部内で話されるようになってきました。 5月は本年度第1回目のレッツクリーンおよびアドプト活動併催月です。清掃の日は、アドプト登録を行ってい る部門は自分のアドプト担当地区、まだ登録のない部門も地域社会の中での清掃活動をよろしくお願い致します。 また第6回 (H22.3実施) のアドプト活動の様子をご紹介させて頂きます。清掃後に最後まで収集ゴミの分別排出 にご協力をされた方を含めまして、実施協力頂いた皆様、どうも大変お疲れ様でした。 川島1班:リバー地区 潜水橋手前ですね 川島1班:リバー地区 堤防の北側:工場長先頭 川島1班:リバー地区 堤防の上も点検 市場工場:ロード地区 副部長先頭 市場工場:ロード地区 市場工場:ロード地区 川島本社:事後の分別作業 川島本社:分別終了♪ 今回はポイ捨て少ないかった由 記念に参加者全員で ヨコタクラブ会長自ら率先! 後は一般廃棄物業者様に依頼 -8- 6 環境関連法規の遵守状況の確認、評価の結果、訴訟の有無 該当する環境関連法規は下記の通りです。 遵守状況の確認・評価を実施し、適正に運用しております。 (1)環境関連法規 環境関連法規制 省エネ法 廃棄物処理法 PCB廃棄物特別措置法 騒音規制法 PRTR法 高圧ガス保安法 消防法 電波法 家電リサイクル法 (2)徳島県、吉野川市、阿波市の環境関連条例 条例名 徳島県環境基本条例 吉野川市環境保全条例 吉野川市における廃棄物の処理及び清掃に関する条例 吉野川市における騒音規制基準 阿波市環境保全条例 阿波市公害防止条例 阿波市廃棄物の処理及び清掃に関する条例 藍住町廃棄物の処理及び清掃に関する条例 徳島市環境基本条例 徳島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例 関係自治体の環境関係課を確認し、当社の事業に関連する環境関連条例を確認 しました。上記の通り環境関連条例を遵守しています。 (3)苦情・訴訟の有無 2010年4月~2011年3月まで関係機関からの環境関連法規の違反等の指摘は受けて おりません。また環境関連の訴訟もありませんでした。 2010年度は近隣の方から、環境について一件ご意見を頂きましたので、即座に対応 させて頂きました。 それぞれの事業所で進める営業活動の中で、日常の廃棄物処理や夜間の騒音防止や 遮光、または台風時や暴風雨など異常気象時の工場や店舗社内外の環境配慮などにつ いては、社内連絡網を通じて常に事前予防を実施する事を心がけております。 また、近隣住民の方から日常のご挨拶の中から頂いたご意見などにも真摯に対応させ て頂くことを大切にしています。 これからも地域との協調という事を大切に、適正に対処して行きます。 7 マネジメントレビュー 2010年度の「環境目標に対する実績」は、マネジメントレビューのインプット情報とし て社長に報告され、アウトプット指示としての各項目に対する評価がなされました。 この内容はエコアクション21推進会議にて各推進委員に伝達され、達成要因、未達成要因等 EMSに対する評価がなされました。事業所の進捗状況の反省や振り返りをふまえ2011年度 の環境目標が検討されました。 -10- 8 2011 年度の環境目標と取組計画 内部監査及び年度末のマネジメントレビュー実施によ 2011年度環境目標 ㈱ヨコタコーポーレーション る社長の評価を得て推進委員会で次年度目標を作成 環 境 目 的 No. 項 目 到 達 点 2011年度目標 3ヶ年目標(2013年3月) (電力使用量) 具体的取組項目 年度目標(削減率は2010年度の加工高比) a. 単位当生産性の向上による稼働時間の短縮 (電力使用量) (電力使用量) CO2排出量 3% 削減 CO2排出量 1% 削減 工程内不良 6% 削減 工程内不良 2% 削減 f. 重点取組みライン、型番の設定 切粉量 3% 削減 切粉量 1% 削減 g. 鍛造取代削減 処分産業廃棄物 30% 削減 処分廃棄物 10% 削減 h. 刃具、砥石、治工具類の寿命アップ I. 使用可能部品の再利用 j. 分別徹底によるリサイクルへの排出継続 店舗運営による取り扱い量 12% アップ 店舗運営による取り扱い量 3% アップ 5 上水使用量の削減 上水使用量 5% 削減 上水使用量 2% 削減 6 化学物質の削減 化学物質使用量 10% 削減 化学物質使用量 4% 削減 7 グリーン購入 グリーン購入の推進 環境負荷の少ない対象購入物 q. 各部門仕入れ先検討,対象物決定 の選択検討 r. グリーン対象エコ商品の販売 1 CO2排出量の削減 2 使用原料の削減 3 廃棄物の削減 4 店舗運営による リユースの推進 8 環境苦情の削減 9 周辺地域の清掃活動 10 環境教育の開催と 環境改善提案の提出 主担当部署 毎月15日の清掃活動の継続 年3回の環境 イベントの実施 年3回の環境イベントの実施 部門別環境教育開催 提出月間設置(全員提出) -11- 全部門 精密加工部 全部門 k.積極営業によるリユースの認知度アッ リユース部 プ l.買取未生産数の削減 m. 研削液、切削液の使用方法の改善 精密加工部 n. トイレ、手洗いの使用方法の改善 全部門 o. 研削液、切削液の使用方法の改善 p. PRTR対象外への転換検討 s. 排水、騒音、振動対策 t. 切粉等の飛散、落下対策 環 境 苦 情 0 化 環境改善提案の100%提出 b. 省力化機器検討(機械,エアコン検討) c. 作業改善推進によるムダ・ムリ・ムラの排除 d. 未使用時の電源OFF、冷暖房の基準厳守など 日常省エネ行動の推進 e. 営業時間の短縮(阿波店) 生産事業部 全部門 阿波店 全部門 u. 全従業員が清掃活動に参加 全部門 v. 部門別環境教育を実施 w. 上記取組みの環境改善提案の提出 全部門 9 今後の展開 ◆環境活動レポートについて 環境活動レポートも第5版になりました。まだまだ説明や表現に拙い部分があ り、社内での取組事項を表現できていない面もあり、少しずつ改善を目指して発 行を重ねたいと思います。 環境活動レポートは、各事業所に備えつけ、一般の方々に閲覧して頂きます。 また、エコアクション21中央事務局ホームページ上の認証・登録事業者(環境 レポート)のページにおいて公表しています。 ◆今年度の取組みについて(代表者による全体評価と見直しの結果を踏まえて) 2010年度は従来の取組事業所であった生産事業部に加えて新たに、合併吸 収した異業種部門も含めての全社取組を展開しました。異業種での推進ゆえ に、各部門によっての管理項目や重点的に取り組むべき環境負荷への方向性も 異なり、推進にとまどった面もありましたが、すこしずつ各部門の取組姿勢が 固まってきつつあるように感じます。異業種ゆえの相互啓発面でのメリットを 生かしながら従業員全員参加での環境への取組を継続してゆきたいと思いま す。 また2009年度版ガイドラインへの移行に際し環境マニュアルを更新致しま した。日常の継続的な取組指標として、また内部監査などEMS点検時などで 内容を精査し、継続して運用・更新をはかっていきたいと思います。 環境保護の取組みは地道で継続的な活動にこそ意味があると考えます。一人一 人の少しの意識改革や小さな改善の積み重ねこそが、大きな成果につながる近 道であると確信しております。 PDCAのサイクルを回し、昨日より今日、今日より明日と、少しづつでも 着実に前進出来たと振り返ることができる年としたいと考えておりますので、 地域の皆様並びに、関係各位のご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。 ◆みなさまへのお願い チャレンジ25キャンペーン(温暖化防止のための国民運動) http://www.challenge25.go.jp/index.html Challenge1 エコな生活スタイルを選択しよう Challenge2 省エネ製品を選択しよう Challenge3 自然を利用したエネルギーを選択しよう Challenge4 ビル・住宅のエコ化を選択しよう Challenge5 CO2削減につながる取組を応援しよう Challenge6 地域で取組温暖化防止活動に参加しよう -12- めざせ! 6つのチャレンジ 25のアクション 株式会社ヨコタコーポレーション 環境活動レポート(第5版) 2011年6月10日発行 〒779-3306 徳島県吉野川市川島町学字辻4-2 TEL0883-25-2121 FAX0883-25-4549
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