人的資源管理 10/7 12×19 26 11/2 9 16 30 12

人的資源管理
10/7○12×19○26○ 11/2○9○16○30○12/7○14○21○ 1/11○18×25×
10/07 火曜日 3 時間目
第 00 回
Ⅰ.人的資源管理について
人的資源管理システム(図 人的資源管理システム参照)
HRM 内部システム
雇用のみの仕事だった人事が変化
Ⅱ.人的資源管理の変化
・人事労務管理論から戦略的人的資源管理論へ
Ⅲ.今日の日本における人的資源管理の課題
・時間、場所、職業観のフレキシブル化
・尐子高齢化による生産労働力構成の変化
・外国人労働者の雇用問題
・経営の国際化と人的資源管理システムのグローバル化
10/19 火曜日 3 時間目
第 02 回
2)経営管理と人的資源管理
・トップに立つ人が組織に所属する人たちを管理する⇒経営者としての管理
・労働者が労働者のマネジメントをする
☆雇用関係管理の戦略的アプローチ
(人的資源管理システム参照)
人事施策→計画→実践
業界内の企業の違い…組織に所属する為に
選抜採用
採用後.1 年間は試練 組織内で組織の目標と自己の目標を持ち、努力する
配置:
その人物の売りえを見つけられるか
退職:
企業を辞める
処遇:
評価に対する判断
人事選考:
仕事に対する評価
3)PM と HRM の違い
①HRM は戦略計画と強く結び付けている
②HRM は「心理的契約」を重視
③HRM は「学習」の重視を強調
④HRM は「個人」に焦点をあてている
⑤HRM は、戦略性に対して能動的
能力活用:
社員を企業内で活かす
人材育成:
有機物を与え、そこから学ぶ場合
もあり無形のものからもあ
る”OFFJT”・”OJT”
人的資源管理
10/26 火曜日 3 時間目
第 03 回
人材マネジメントについて
4)日本における人材マネジメントの特徴
1)ストック型人材
「日本的経営」の三種の神器 (長期雇用、年功制、企業内組合)
ハード型
約 10%程度
中核社員(コア人材)⇒ストック型
コンティンジェント・ワーカー
20
30
40
50
60
職務観の違い
コア
コンティンジェント・ワーカー
条件適合
海外進出や
外国籍企業、
外資系で違
う。
11/2 火曜日 3 時間目
第 04 回
2.働く人々の動機づけ
人材マネジメント→人材育成―上司・部下(
(職務経形成・人格形成)⇒特定部署が機能
⇒組織戦略的企業活動・SHRM
VTR:産業の空洞化という問題点
日本は大量生産では勝てない。→海外に工場移転→雇用問題の発生
→解決策として日本:消費者ニーズに合わせる 中国:1/3 人件費 米国:IT 推進
ラインの見直し⇒一人屋台生産方式:一人当たりの生産台数増加につながる。
過去:モデルチェンジに一カ月かかる。
現在:数日で可能となった。
やりがいによる結果
多能工の抱える問題点:導入時に混乱。短期的リスクの改善を選択肢、長期的改善・能率 UP
生産性向上+コスト削減⇒競争他社との差別化
11/9 火曜日 3 時間目
第 05 回
1)アメリカ的生産システム
T型フォード(ヘンリー・フォード設計)
人的資源管理
①一貫生産体制⇒原価の削減⇒低価格化による自動車の大衆化
・移動式組立法→勤労意欲の喪失←高賃金制(出来高制)
・労働主義
・自動車の大衆化⇒単一製品に対する大衆の飽き
⇒生産体制の変更は困難
②大量生産方式の普及
1920 年 工業国の産業合理化運動
1957 年 EEC ヨーロッパ共同市場 → ‘92 年市場統合
1960 年 ン本 大量生産方式 規模の経済の追及
③産業政策の挫折
伊→労働争議→中間管理者・技術者が自分の企業をつくる→中小企業中心→競争市場の出現
大企業→職務の硬直化→作業標準
2)大量生産の中での動機づけ
①クラフト的生産体制
内部請負制度→技能を磨くほど社会的に高く評価される
⇒動機づけ要因として作用(職人熟練)
②テイラーシステム(システマティックマネジメント)
賃金支払制度(累積出来高)
⇒賃金インセンティブによる動機づけ⇒実際には機能せず×
③フォード・システム
仕事は極力単調に
単純・反復作業⇒分業⇒細分化=職務の範囲が狭い
⇒動機づけ要因の消滅
⇒怠慢、離職
11/16 火曜日 3 時間目
第 06 回
2.ホーソン実験
①照明実験
(テスト・グループとコントロール・グループ)
物理的最適環境条件の追及 < 社会、心理的条件
→失敗
②面接実験
仕事仲間・監督者との関係
→職場の集団性を意識⇒人間関係学派
→非公式集団・感情が行動を支配
3.ホーソウ実験への影響
企業の施設…モラル、サーベイ(勤労意欲調査)
提案制度
部下に対する感受性訓練
→職務への硬直性の方向
経営学への影響 関連する社会科学
生産活動の能率に着目
→行動科学
・レヴィン グループ・ダイナミクス(集団力学)
人的資源管理
→リーダー・シップ論
専制型リーダーシップ < 民主型リーダーシップ
→従業員中心型の監督方法 リカート
B=(f)E×P
11/30 火曜日 3 時間目
第 07 回
4.動機づけ理論の展開
1)モチベーションとは?
目標を認識→実現や獲得に向けた方向性⇒行動を起こす力
○目標達成に至るまでの行動を持続させる原動力
①内発的動機づけ…個人が自身内部から
Deci デシ
自己効力感(セルフ・エフィカシー)
②外発的動機づけ…
自己有能感 2 つの欲求によって
自己決定感
動機づけられる
外発的報酬の発生によって
内発的動機の効用が低下
↑アンダーマイニング
①欲求(内容)理論(人は何によって動機づけられるか)
②家庭理論(人はなぜ、その行動をとるのか)
動機づけの過程や行動に着目
1)マズローの欲求階層説
自己実現
→G 成長
自尊
→R 関係
cf)アルターファー
所属と愛情
→R 関係
ERG 理論
安全
→E 生存
生理的
→E 生存
12/07(火)
3)ハーズ・バーグの動機付け-衛生理論
二要因
・不快を回避-アダム的要求
・精神的成長-アブラハム的欲求
衛生要因
人が仕事に満足を感じるとき
→仕事内容、達成、承認、責任、昇進
人が仕事に不満を感じるとき
→仕事環境、作業、条件、給与、監督技術、対人関係
動機付け要因
-|
|不満でない状態
不満足|--------------|----------------|満足
|+
満足ではない状態
人的資源管理
4)マグレガーX・Y 理論
X 理論・・・人間性悪説
Y 理論・・・人間性善説
メンバーの仕事・課題を良好な結果に導くための動機付け
有効なリーダーシップスタイルは?
民主的? 専制的? 放任的?
※ リーダー・メンバーの関係
課題(仕事)の種類、難易度、フィドラー、条件適合理論
4.リーダーシップ 働く人々をどう動機付けるか
リーダーとは? 信頼される、まとめる力、責任感
リーダーシップ 集団の共通目標を達成に導く指導者
1)リーダー行動→後天的に獲得できる力
cf)リーダー特性
2)リーダーシップを考える 2 次元
人間中心型
(従業員配慮型)
仕事中心型
(構造伝達型)
12/14 火曜日 3 時間目
第 09 回
3)リーダーシップの条件適合理論
フィードラー
集団のおかれた状況 集団そのものの特性
→より効果的なリーダーシップスタイル
LPC(Least Prefered Co-worker)
最も苦手とする仕事仲間
高 LPC(得点)→課題思考型
低 LPC(得点)→人間関係思考型
1-3.高統制状況 ⇒ 低 LPC(人間中心型)
4-7.中程度統制状況 ⇒ 高 LPC(課題志向型)
8. 低統制状況 ⇒ 低 LPC(人間中心型)
5.ケースを適したリーダーシップ理解
孤独な新入社員
1.問題の所在 → 抽出
2.解決策の提示 → 次善策・事後策
人的資源管理
12/21(火)
問題の所在
・松田君本人・・・不本意配属、やる気のなさ
・組織の問題・・・従業員間のコミュニケーション不在
新入社員に対する要員計画
・上司の問題・・・中村主任の上司(リーダー)としての部下育成能力
解決策
・3 年間、この配属先で働いてもらう
・話し合い(主任と本人 主任→室町)
→その結果を本人に説得
・従業員の仕事量を把握→教育係を選ぶ
・新人に対する組織の指導体制を根本から変革
→新人社員の受け入れ体制の確立
・異なる分野の新入社員の採用→複数に
・中村主任→鈴木研究員、指導内容的に示す
・新入社員向けの育成マニュアル・カリキュラムを作成
・松田君自身がやる気を出す
・通常業務と新人教育を分けて行う
・松田君に対するフォロー配慮
・トップダウンではなく苦手による自主的な研究
・中村主任が鈴木研究員の考えを本人に伝える
・入社初期の段階で新人の意見・感想を把握
・当該の配属から外す→指導
・松田君自身の学習努力
※新入社員を職場に定着させるために必要な上司の行動
1)受け入れの条件作り
2)新入社員の集団内への導入の手引き
3)OJT(On the Job Training)に基づき必要業務を習得させて組織の戦力として組み込む計画性
4)長期的視点に基づく本人の組織のキャリア形成の方向づけ
3 時間目 1 月 11 日火曜日
○新入社員→組織に迎え入れる
・長期的視点に基づく個人のキャリア形成
松田君―中村主任研究員
信頼-期待⇒垂直的人間関係⇒垂直的交換関係
上司
↓ 一方的に与える
部下
情報
陳
人的資源管理
技術
腐のスピード←急速な技術革新・環境変化
ノウハウ 化
上司
互いに知識・情報技術・ノウハウを相互交換(イコール・パートナーシップ)
↑ 支持(努力)
、職務貢献
↓ 成長期待(援助)権限、責任
部下
メンバー全員に一様× リーダーは 1 人 1 人と一対一的な交換関係を持つ
メンターシップ:部下のキャリア発達を促進させるリーダー機能
6.変革的リーダーシップ
1)背景
カリスマ的リーダーシップ論
●ウェーバー
支配の形態
①伝統的②合法的③カリスマ的(個人の資質)真似するのは難しい
●ハウス
行動からカリスマ的リーダーシップを捉える
①役割モデリング⇒そのリーダーの役割
②イメージ形成⇒将来的な目標
③目標の結合⇒目標の全体の統合
④高い期待⇒メンバーに対して
⑤信頼⇒メンバーに対して
⑥動機喚起的行動
●コンガ、カヌンゴ
カリスマ的リーダー
○3 つの行動-①ビジョンや熱意の提示
②慣習にとらわれない行動
③ビジョンを追求する際の自己犠
○4 つの資質-①自身
②直感(インプレッション・マネジメント・スキル)
③認知的能力
④社会的感受性と共感性
2)変革型(的)リーダーシップの理論
●コッター
①方向性の設定(ビジョン・戦略策定)
②人材を目標に向けて整列させる活動
③モチベーションと意欲昂揚(変革に対する障害の乗り越え、正しい方向に導く)
+企業文化の創造
3)今後のリーダーシップ
・フラット型
上司と部下の関係は?
・ネットワーク型
人的資源管理
人的資源管理・企業とヒトづくり論
1.MOW(働くことの意味)と QWL(労働生活の質)再考
MOW-Meaning of WorkingQWL-Quality of Working Life2.組織ストレス
1)ストレスが表面化する三段階
2)組織ストレスとは
3.ストレス・モデル
4.組織ストレスをめぐる諸アプローチ
1)環境要因分析的アプローチ
2)人間―環境適合論によるアプローチ
3)相互作用論的アプローチ
5.ストレスの発生源
1)キャリアストレスの 2 つの型
①慢性型
②急性型
2)発生要因
6.キャリアストレスの諸相
1)働くひとの 3 年危機
2)30 歳危機
3)中期キャリア危機
7.キャリア・ファミリーコンフリクト
1)価値観によって異なるストレス
2)キャリア・ストレス 対処法
テストについて
試験4題 論述
Ⅰ. モチベーション理論に批判的に論述
Ⅱ.
Ⅲ.リーダーシップに関して
Ⅳ.ビデオや授業等の感想について
あと1問がわからないから・・・
可能性として
・ストレス関係について
・経営管理につて