Code of Business Conduct and Ethics(企業倫理・行動規範)

Code of
Business
Conduct
and
Ethics
企業倫理・行動規範
Leading
t h e W ay
Forward
Our Vision
MODEC will be the global leader in
delivering and operating innovative
and reliable floating production
systems by developing skilled,
proactive and committed teams
focused on creating value.
Our Mission
We deliver and operate high-quality,
innovative floating production
solutions for the offshore oil and
gas industry. We do so by cultivating
a talented team that works with
integrity, communicates openly,
serves the community and protects
the environment.
代表取締役社長か
らのメッセージ
1968年設立以来、MODECは、誠実性と健全性に確
固とした基礎を置き、勤勉に励み、成功してきました。
今日のビジネス環境は複雑化が進み、近年は大きく
変化しています。
当社もまた大きく変化し、成長して
います。
しかし、決して変わらないものは、私たち一
人一人が行動にそれぞれ責任をもつこと
によって良い評判を維持できるという信
念です。
この 当社のCode of Business
Conduct and Ethics 「企業倫理
(
・行動規
範」)は、法令を遵守し、
日々正しい判断を行うなどといっ
た、私たち個人、
そして企業としての責任に関する情報を
提供します。
日々のコンプライアンスおよび倫理に関する責任を果た
す際の重要なステップは、私たちがお互いに負っている
責任、
ビジネス・パートナーや株主に対する責任、
そして
私たちが仕事をし、暮らしている社会に対する責任を忘れないことです。
もちろん、
この規範は、
すべての疑問に答えるものではなく、
また、
すべての事態を想定し
ているわけでもありません。
しかし、
だからこそ、
それら疑問に答え、発生する問題に対応
する人員と手段を定めているのです。
もし、
ある状況下でどのように行動してよいかわかな
いとき、
または会社の規程違反に懸念が生じたときは、必ずそれを会社に知らせてくださ
い。問題は、
それが明らかにされなければ解決することもできません。
私は、優秀な社員と当社のコンプライアンスおよび倫理に関するコミットメントを通し
て、今日の成功のみならず、
当社のビジョン-MODEC will be the global leader in
delivering and operating innovative and reliable floating production systems
by developing skilled, proactive and committed teams focused on creating
value.-が実現されると信じています。
三井海洋開発株式会社の代表取締役社長CEOとして、私は、
コンプライアンスおよび諸
規程に対するコミットメントを再確認するとともに、MODECグループのみなさんも同様に
再確認してくれると信じています。
三井海洋開発株式会社
代表取締役社長 宮﨑 俊郎
1
目次
ビジョン&ミッション・ステイトメント.....................表紙裏
代表取締役社長からのメッセージ...............................1
本規範について........................................................4
企業倫理・行動規範の使用
4
法令およびMODECの規準の遵守
5
本規範の適用
5
説明責任と懲戒処分
6
放棄・修正 6
確認と同意
6
私たちの役割と責任..................................................7
意思決定のガイドライン
7
従業員の責任 8
倫理的リーダーシップ
8
違反行為の通報、問い合わせ
9
MODECエシックスホットラインの利用法
9
報復の禁止
10
規制当局および調査機関への協力
10
他者の権利の尊重..................................................11
人権
11
多様性と機会均等
12
ハラスメントのない職場と生産性の高い労働環境
12
環境安全衛生と品質...............................................14
HSEQマネジメント・システム
14
衛生、安全、
セキュリティ
14
職場での暴力
15
飲酒および薬物に関するポリシー
16
環境への責務
17
会社資産および情報の保護.....................................18
会社資産の使用
ネットワークおよび情報技術の適切な使用
秘密情報
2
18
18
19
知的財産
21
ビジネス・インテリジェンスの収集
21
プライバシーと個人情報
22
正確な会計帳簿書類の作成・保存
23
訴訟ホールド
一般の人々とのコミュニケーション
ソーシャル・メディアの利用
24
24
25
利益相反の回避.....................................................26
利益相反
26
自己取引と会社の機会
26
兼業
26
投資/所有者としての利益
27
家族/親類との取引関係
27
民間慈善団体への参加
27
MODECビジネス・パートナーからの謝礼または品物の受領 27
公務員等
27
サプライヤー、
ベンダーとの関係
28
インサイダー取引
29
腐敗行為・贈収賄の防止と贈答・接待........................30
贈収賄および腐敗との闘い
30
公務員等とは
30
第三者仲介人およびビジネス・パートナー
31
ファシリテーション・ペイメント
31
贈答・接待
32
公務員等に対する贈答・接待
32
旅費の支払または払い戻し
33
ロビー活動と寄付
34
社会貢献
34
政治献金
34
反社会勢力の排除
35
公正な競争と国際貿易............................................36
公正な取引と独占禁止
36
国際貿易
37
マネーロンダリング防止
38
おわりに................................................................39
3
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
本規範について
MODECグループの強さは、財務またはオペ
によって、MODECは、今日の複雑で、
かつ競
レーションの成功だけにとどまらず、
この企業
争の激しいグローバルなビジネス環境の中で
倫理・行動規範(「本規範」)
に具現化されて
さえも成功することができるのです。
いるMODECのバリューやコンプライアンス、
人権、安全、環境への責務に対する当社のコ
ミットメントによっても計られます。
私たちは、
すべての法的要件および最高水準
のインテグリティに従って、事業をおこなうこと
を誇りとしています。
「インテグリティ」
とは、正
しいことをおこなうことであり、成功の礎となる
ものです。個人としてのインテグリティとは、他
者が私たちを信頼、尊敬し、私たちが誠実で、
公正で率直であると知っていることを意味しま
す。会社としてのインテグリティとは、私たちが
自分の約束を常に守り、信頼できるビジネス・
パートナーであり、信用されるに足る隣人であ
ることを意味します。
インテグリティは、私たち
のレピュテーションを守り、
このインテグリティ
4
企業倫理・行動規範の使用
本規範は、MODECのすべての取締役、
オフィ
サーならびに正社員およびパート従業員
(総
称して
「従業員等」)
が、MODECのオペレーシ
ョン、労働環境、取引関係、
そしてMODECの
バリューに適用される法的・倫理的規準を、
忠実に守り実行することを確かなものとするた
めに制定されました。本規範は、
ある特定の状
況下でどのように行動したらよいか疑問に思
ったときに役立つものですが、
みなさんが直面
するすべての状況を取り上げることはできず、
みなさんの正しい判断と常識の代わりになる
ものでもありません。
本規範を理解し、従うことにより、MODECの
チーフ・コンプライアンス・オフィサーおよびコ
業務活動や意思決定が、法令のみならず倫理
ンプライアンス委員会は、MODEC経営陣に
的なビジネスの規準に適合していることが確
サポートとガイダンスを提供し、従業員の本規
認できます。本規範を使用する際、本規範はそ
範の遵守をモニタリングします。MODECの管
のままでは単に言葉にすぎないことを忘れな
理職は、
その責任をもって、本規範の遵守を
いでください。
その言葉に生命を与え意味を
積極的に促します。
持たせるのは、
自ら最良の判断をなし、必要な
ときには助けを求める私たち一人一人です。
本規範の適用
本規範は、MODECを代表してビジネスをおこ
法令およびMODEC規準の
遵守
なう際の倫理的なガイドラインおよび期待さ
私たちは、事業を行っている国のすべての関
ループ各社ならびにMODECが支配する、特
係法令や法定の義務を遵守することを誓約し
定目的会社(「SPC」)
を含む)
やコンソーシア
ています。
また、私たちは、MODECのバリュー
ムを含むジョイント・ベンチャーのパートナー
が強調する最高水準の倫理規準に従って行
シップも含まれます。本規範は、
すべての従業
動します。
その規準には、
あらゆる場面におけ
員等に適用され、
さらに該当する場合には、
サ
る人権、寛容さ、誠実さ、
そして安全に対する
プライヤー、
ベンダー、請負業者(コントラクタ
尊重が含まれます。
ー)、派遣労働者その他のMODECの人員に
重要なのは、私たち一人一人が業務に適用さ
れる行動を定めており、
これには、MODECグ
も適用されます。
れる関係法令を知り遵守すること、関係法令
第三者仲介人(代理人やコンサルタントなど)
に違反する行動は決してしないこと、
プロジェ
や特定のビジネス・パートナーは、MODECの
クトに関連する契約固有の要請に従うことで
手足として仕事をします。MODECと共に、
ま
す。
すべての関係法令の遵守に気を配るだけ
たはMODECの代わりに商取引をおこなう際
ではなく、
当社の事業や契約固有の義務に影
の彼らの行動や振る舞い
響を与える可能性のある法令の改正や新た
は、MODEC自身、
な要件にも注意しなければなりません。
そしてMODEC
三井海洋開発株式会社の取締役会(「取締
役会」)
は、
当社とその子会社が、関係法令や
MODECの事業運営や当社の企業イメージ
に影響を与えうる倫理基準を遵守することを
確保する責任を負っています。取締役会によ
って設置されたMODECグループのコンプラ
イアンス委員会(「コンプライアンス委員会」)
は、MODECのコンプライアンスおよび倫理プ
ログラムの管理、実施をモニタリングし、監督
のレピュテー
ションに影
響を与える
こともあり
ます。
この
ため、彼ら
は、適法かつ
倫理的な方法
で業務を遂行し、
する責任を負っていますMODECグループの
5
本規範の精神、合意した契約上の義務を忠
り放棄する必要があると判断することがありま
実に守ることが期待されているのです。
す。
しかし、通常は、MODECはそのような放棄
説明責任と懲戒処分
本規範を遵守しないことは深刻な問題です。
関係法令違反、本規範違反またはその他違
法、不適切、非倫理的な行動は、適宜、懲戒
処分の対象になり、
もっとも重い場合には解
雇処分となることもありえます。
MODECは、本規範その他のMODECの諸規
程に違反して行動した従業員等、
エージェン
ト、
コントラクターまたはビジネス・パートナー
に対して、適宜、懲戒処分をおこないます。懲
戒処分には、即時解雇、取引関係の即時解除
も含まれます。損失を被った場合には、責任を
はせず、正当な理由のある場合のみ例外を設
定します。
取締役、執行役員または上席財務役員
(主席
財務役員、主席会計役員またはコントローラ
ーなど)
に対する本規範条項の放棄は、
いか
なるものであっても、
コンプライアンス委員会
または取締役会の書面による承認が必要で
あり、法律の要請に従い直ちに開示しなけれ
ばなりません。
その他の従業員、
エージェント
またはコントラクターに対する本規範条項の
放棄は、
チーフ・コンプライアンス・オフィサー
の書面による承認が必要です。
負うべき個人または団体に対して、MODEC
確認と同意
は法的救済を求めることができます。法律違
MODECの従業員等として、
みなさんは本規
反の場合には、MODECは、
当局に全面的に
範を読み、理解したことに同意する必要があ
協力します。
ります。
同意書を提出することにより、
みなさん
放棄・修正
極めて限られた状況下において、MODECは、
は、MODECの諸規程、慣行および本規範に
定める規準を完全に遵守することを証明する
ことにもなります。
本規範のある条項の適用を差し控える、
つま
INTEGRITY
6
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
私たちの役割と責任
意思決定のガイドライン
正しい決定を行うことは、必ずしも容易ではありません。圧力を受けたり、
どうすべきかわからな
かったりすることもあるでしょう。
そこで忘れないでほしいのは、難しい決断をするとき、
みなさん
は独りではないということです。同僚や、本規範で挙げた手段が助けとなってくれることでしょう。
倫理的に判断の難しい決断を迫られたときは、一息つい て、
自分自身に次の質問をしてみましょう。
正しいことか?
適法か?
本規範、規程および手続に適合しているか?
MODECのコア・バリューと一致しているか?
正しいと感じるか?
あらゆる影響を考えたか?
容認できないリスクにMODECを晒さないか?
自分の決定を安心して他人に話せるか?
上司または経営陣は自分の決定に同意するだろうか?
これらの問いかけにより、
自分の決定が倫理に適っているか、適法か、MODECの諸規程を遵守
しているかについて何らかの疑問が生じたときは、上司、人事担当者またはチーフ・コンプライアン
ス・オフィサーに相談してください。
7
Q 会社は達成すべき様々な目標を
設定していて、本規範に違反してもそ
の目標を達成すべきだというプレッシ
ャーを感じることがあります。
これは容
認されますか?
A
いいえ。
成功する事業というのは高
い目標を設定し、
従業員はそれらを達成
しようと懸命に努力するものですが、
自
分または会社の目標を達成するためで
あっても、
決して本規範または当社の諸
規程に違反してはいけません。
MODEC
は、
本規範に定める原理原則を遵守す
る誓約をしており、
それによってこそ、
様
々な事業目標を達成し、
またその目標を
超えることができるのです。
Q
私はマネージャー職にあります
が、
誰かが私のところに告発しに来た
ら-もし、
それが上級幹部に関する告
発だったら―、
どのような義務を果たす
べきか、
はっきりとはわかりません。
A
告発の対象が誰であれ、必ず報告
しなければならず、例外はありません。
懸念事項を報告するルートは複数用意
されています。何らかの理由でしかるべ
き人に報告しづらい場合には、人事担
当者に相談するほか、MODECエシック
スホットラインを利用して通報することも
できます。
Q 私はスーパーバイザー職にありま
す。
自分の管理下にない部門で不正
行為に気づいた場合、
その問題を報
告する必要がありますか?
A はい。あなたは第一に自分の管理下
にあるメンバーに対して責任を負ってい
ますが、
それにとどまらず、
MODECのす
べてのリーダーは、
不正行為に気づいた
ときには報告し、
必要なアクションをとる
ことが求められています。
まずは、
問題が
発生している部門を監督しているスーパ
ーバイザーと最初に話すのが最良の方
法ですが、
この方法がうまく機能しない、
あるいは機能しそうにない場合には、
人
事担当者に相談するか、
またはMODEC
エシックスホットラインを利用して不正行
為を通報してください。
8
従業員の責任
MODECのために行動するときは常に、
プロとして誠実かつ倫
理に適った方法で行動する。
本規範およびMODECの諸規程に定める情報に精通する。
自
分の業務に関連する規程には特別の注意をはらう。
従業員に求められるトレーニングはすべてタイムリーに受講し、
絶えず最新の規準および要求水準を認識しておく。
法令、本規範、
その他MODECの諸規程に違反する可能性の
ある懸念事項を、上司に、
または本規範に記載されている手段
を用いて、直ちに報告する。
調査または監査には協力を惜しまず、偽りのない真実を話す。
調査に応じるとき、
または調査が予想されているときには、決し
て記録を改竄、破棄しない。
上司の指示であっても、本規範に違反しない。
そのような指示
を受けた場合には、直ちにチーフ・コンプライアンス・オフィサー
に知らせる。
いかなる理由も、
たとえ事業目標を達成したいという熱意であって
も、法令、本規範またはその他MODECの諸規程を違反することの
弁明にはならないことを忘れない。
倫理的リーダーシップ
あなたが管理職の地位にあるなら、
さらに次のような責任も負
います。
自らが範を示してチームを指導する。管理職には、業務遂行
上、最高水準の倫理観を体現することが期待されています。
他の人の助けとなる。本規範および諸規程がどのように日常業
務に適用されるかにつき、他のメンバーや社外の関係者と話を
し、
またメンバーの声にも耳を傾ける。
プロアクティブに行動する。企業倫理やそれが試される状況・
課題について、他のメンバーと話し合う機会を見つけ出す。
不正や隠しだてをしない。
コンプライアンスが浸透し尊重され
ていて、誰もが気軽に質問でき、本規範や諸規程に違反する可
能性のある事項を報告することができる職場環境をつくる。
責任を持つ。
自分ができないこと、禁止されていることを他人に
依頼したり、圧力をかけてやらせたりしない。
業務に真摯に取り組む。
自分の権限には限界があることを自覚
し、
その限界を超えて行動しない。許された場合のみ権限を委
譲し、違法または非倫理的な行動をするかもしれない人には決
して権限を移譲しない。
良き世話役となる。第三者を監督する
立場にあるなら、
その第三者に倫理上、
コンプライアンス上の義務を理解させ
る。
違反行為の通報、問い合わせ
関係法令、本規範またはその他のMODEC諸
規程に違反すること、
または他人に違反させる
ことは、MODECに責任を負わせ、
そのレピュ
MODECエシックスホットラ
インの利用法
懸念事項を上司に報告しづらいときは、本規範に
挙げた他の手段を利用するか、
エシックスホット
ラインを利用しましょう。
テーションを危険にさらすことになります。倫
電話の場合: フリーダイヤル
理またはコンプライアンス上の問題が発生し
1年365日、週7日、1日24時間対応
た場合、効果的な解決策が実施できるよう、
ま
ずは報告する義務があります。
国別の電話番号は、
すべての拠点に掲示してあ
りますが、
ウェブポータルでも確認できます。
もっとも話しやすい人に相談、報告しましょう。
報告先には、
上司
ウェブポータル: www.modec.ethicspoint.com
人事担当者
チーフ・コンプライアンス・オフィサー
経営陣の一員
MODECグループ・コンプライアンス委員
会
当社の監査役会
MODECエシックスホットライン
などがあります。
誰でも、法令または倫理違反の疑いを秘密
かつ匿名で、MODECエシックスホットライン
に通報することができます。MODECエシック
スホットラインは、会社から独立した事業者
が運営しており、1年365日、週7日、1日24時
Q 不正行為の疑いを上司に話したとしても、上司は何もして
くれないのではないかと心配です。悪くすれば、問題を提起し
た私が難しい立場に追いやられるかもしれません。同僚が倫
理的に間違ったことをしていると私は確信しているのですが、
どうしたらよいでしょうか?
A
行動を起こし、声に出してはっきりと言いましょう。
あなたに
は、不正行為を通報する義務があります。上司に最初に話すのが
最良の策なのですが、
それが適当でなく、話しづらいと感じるので
あれば、他の経営陣に話すか、本規範に挙げた手段やエシック
スホットラインを利用して懸念事項を通報してください。
間、通話料無料の電話またはインターネット
上のウェブサイトから利用できます。
通報・報告された案件はすべて、速やかに調
査されます。MODECは、法令、倫理違反また
はその疑いを誠意で通報した従業員に対す
る報復を固く禁止しています。
さらに深く知りたいときには
エシックスホットラインに関する詳細な情報(懸念事項の受領、
受
領後の調査手続などを含む)
については、
「Group Compliance
and Ethics Reporting Policy」
「Compliance and Ethics
Investigation Procedures Policy」
とそのフローチャートを参照
してください。
9
Q 私は、自分の上司が倫理的に
問題のある行為に関係していて、
そ
の状態が続いているとの疑いをもっ
ています。通報すべきだと思い、
エシ
ックスホットラインを利用しようと考
えていますが、私は、報復を恐れて
います。
A あなたには不正行為を通報する
義務があり、
その状況を考えれば、
エ
シックスホットラインを利用するのは
正しい選択です。
あなたが持つ疑念
を調査し、必要があれば話を聞きさ
らに情報を収集することもあります
が、
あなたが匿名を希望するのであ
れば、通報者が誰かを特定すること
はなく、通報者が提供した情報はす
べて保護されます。通報後、報復を
受けたと感じたら、
それも報告、通報
してください。MODECは報復のクレ
ームを重く受け止め、詳しく調査し、
もし報復が事実であれば、報復した
者は懲戒解雇を含む制裁の対象に
なります。
Q
なぜ、調査や問い合わせに協
力しなければならないのですか?
巻き込まれたくないのですが。
A MODECが調査を実施するの
は、
当社の諸規程または法的要求事
項に対する違反の可能性があるため
です。調査は、個人、MODEC、
さら
に場合によっては公共の利益を守る
ために必要です。従業員の協力がな
ければ、
すべての事実を把握し、正し
い対応をすることは不可能です。情
報を与えないこと、
または意図的に
虚偽もしくは誤誘導する情報を与え
ることは、従業員としての重大な義務
違反であり、結果として懲戒処分を
受けることもありえます。
10
報復の禁止
不正行為の種類や通報方法にかかわらず、MODECは、法令、本規
範またはその他MODEC諸規程違反またはその疑いを誠意で通報
した者に対する報復を固く禁止しています。
当社は、違反者が誰で
あっても、
どんな立場・役職にあっても、差別、嫌がらせまたは報復
がなされたときには、通報・報告することを強く勧めています。
MODECは、報復に関するクレームを重く受けとめます。
そのような
クレームはすべて詳しく調査され、立証された場合には、報復をし
た者は懲戒解雇を含む制裁の対象になります。
もし報復されたと感
じた場合には、本規範に記載した手段を利用して、通報・報告してく
ださい。
規制当局および調査への協力
私たちは、関係法令を遵守するため細心の注意を払って自分の責
任を果たし、
また政府機関、法執行官および外部の調査機関に協力
しなければなりません。
業務の過程において、規制当局や政府機関から問い合わせがある
かもしれません。従業員は、MODECまたは政府機関がおこなう調
査を妨げてはならず、権限のない人に対してその調査内容を開示し
たり話をしたりしてはなりません。政府機関に対して虚偽の報告をお
こなうことは固く禁止されています。
会社は、適法な当局の調査に全面的に協力します。外部調査実施の
通知を受けた場合、直ちに関連書類を保存する措置を講じます。調
査で必要な情報に関する当局の合理的な要請に対しては、
いつでも
協力します。
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
他者の権利の尊重
人権
MODECの規準
私たちは、普遍的な人権の保護を尊重し、支
持します。人権は、一般的に、
すべての人が国
籍、性別、人種、経済状態、宗教または政治的
信条に関係なく、等しく取り扱われる基本的
な権利として定義されています。
MODECでは、人類はすべて、生まれながら
働者)
を雇わず、
また、未成年労働者または強
制労働者を違法または不適切に雇用している
ことが明らかなサプライヤー、第三者またはビ
ジネス・パートナーと提携しません。
私たちの責任
すべての従業員は、
人権を支持・促進すべ
く、
自分の役割を果たさなければならない。
にして自由であり、尊厳と権利において平等
人権の尊重に反することが疑われる場合、
人事担当者に報告する。
であるとの精神をもって、
また、
お互いに同胞
現地の法律を理解し、
これに従う。
の精神をもって行動すべきであるとの意思
をもって、
グローバルにオペレーションを展
開しています。
このコミットメントの一環とし
て、MODECは、未成年労働者または強制労
働者(囚人労働、借金による束縛または政府
さらに深く知りたいときには
人権に関する詳しい情報については、
人事担
当者に問い合わせてください。
による強制労働など、
あらゆる種類の強制労
11
多様性と機会均等
MODECの規準
私たちは常に、尊厳と尊敬をもって他者に接し、
お
互いに貢献しあえるという価値を重んじなければ
なりません。多様性は重要な財産です。異なるバッ
クグラウンドや考え方は、革新と成功に資するもの
です。MODECでは、
あくまでも会社に対する貢献
とパフォーマンスに応じて採用や雇用の維持、報
能力、潜在能力のみに基づいておこなう。決定
にあたっては、無関係な要素を排除し、客観的
で数量化できる基準を用いる。
さらに深く知りたいときには
公正な雇用習慣に関する詳しい情報につい
ては、
「Global Human Resources Code
of Employer-Employee Relations Policy」
酬、
トレーニング、昇格などをおこなうことによって、 「Global Human Resources Productive
Work Environment Policy」
を参照するか、
多様な人材の維持に努めています。
MODECは、
ビジネスの場がどこであっても、差別
または嫌がらせなしに、均等な雇用、
キャリアの機
会を提供することを約束します。MODECは、
すべ
ての従業員、応募者および要件を満たした個人に
対し、人種、肌の色、宗教、性別、性的指向、国籍、
年齢、障害、軍隊での地位、
その他現地の法令に
よって保護される特徴で差別することなく、平等に
雇用の機会を提供します。MODECは、
これらの個
人的特徴またはその他
Q ある同僚が、特定の国籍に対す
る冗談や中傷コメントが書いてある
電子メールを送ってきました。
不快
に思いましたが、
私以外の人は誰も
そのことについて触れようとしませ
ん。
どうしたらよいですか?
A 直属の上司、人事担当者、エ
シックスホットラインに報告しま
しょう。
そのような冗談を送ること
は、MODECのバリューにも、電子メ
ールの利用に関する諸規程にも、
さ
らにはMODEC の多様性や嫌がら
せ・差別に関する規準にも違反しま
す。何もしなければ、
あなたは差別を
容認し、皆でつくりあげたチーム環
境を台無しにしかねない考え方を容
認していることになるのです。
12
法的に保護される区分
に起因する差別または嫌
がらせを許しません。
私たちの責任
人事担当者に問い合わせてください。
ハラスメントのない職場と生産
性の高い労働環境
MODECの規準
職場でのハラスメントは受け入れがたいも
ので、特定の個人やグループにとっては侮
辱的でさえあり、仕事の妨げにもなる行為で
す。MODECは、威嚇的、攻撃的、敵対的な言
動や振る舞い、不適切な身体的接触、性的な
誘惑などを容認しません。人種、国籍、宗教、障
害、妊娠、年齢、軍隊での地位、性別などを理
由と嫌がらせをはじめ、
いかなる形態のハラス
メントも許されません。
すべての同僚、
ビジネ
ス・パートナー、顧客
および訪問者を尊敬
の念をもって扱う。
パワーハラスメント ― 例えば、職場の上司と
お互いの性格および
個性を尊重する。
護されている特徴に基づく他の嫌がらせも同
屈辱的、侮辱的、威嚇
的または性的に挑発
的な物、画像、写真な
どをばらまいたり、掲
示したりしない。
部下を監督する立場
にあれば、
メンバーの
パフォーマンスで判
断する。仕事の割り振
り、業務上の意思決
定は、
その人の資質、
一般的に職場環境を悪化させる言動と同様、
部下の上下関係を利用した特定の人に対する
嫌がらせ―も固く禁止されています。法的に保
様です。
最も一般的なハラスメントはセクシャルハラス
メントであり、
これについては特別な注意を払
う必要があります。
セクシャルハラスメントは様
々な言動、振る舞いを含み、異性間だけでなく
同性間でも問題になりえます
嫌がらせ・ハラスメントの例
相手が望まない性的な誘惑または性的関係の要求
快く受け入れられない発言、
身ぶりまたは身体的接触
卑猥または不快な画像その他の素材を掲示する、見せるこ
と
性的または侮辱的な冗談またはコメント
(明示または黙示
を問わない)
言葉での暴力、脅迫または罵倒
嫌がらせをしている人を被害者と呼び、嫌がらせの被害者
を不平不満を言っている人と呼ぶこと
ハラスメントに関するすべての通報、報告は、
すべて極秘に徹底的に調査
され、特別な手続をとることが適切である場合を除き、問題解決に関する
現地の慣行や方針に従って、適切に処理されます。
私たちの責任
MODECの人事に関する諸規程および諸手続を理解し、
これに従う。
プロフェッショナルにふさわしい、
ハラスメントのない生産性の高い職
場環境を維持する。
誰かの言動で傷ついたら、可能であれば直接その人にはっきり言う。
理由を説明して、止めるように頼む。事態が深刻な場合や、直接のアプ
ローチが難しい場合には、正式にクレームを申し立てる。
自分の言動に問題はないと信じていても、
それが他人を不快にさせ、
止めてほしいと言われたら、
すぐ止める。
攻撃的な素材を頒布または陳列してはならない。
これには、文書による
メッセージ、記録または電子送信されたメッセージ
(例:Eメール、
イン
スタントメッセージ、
インターネット素材)
などを含みます。
管理職の立場にある場合、
自分の役職の権威を使って他人に嫌がら
せをしたり、脅かしたりしない。
さらに深く知りたいときには
ハラスメント防止に関する詳しい情報については、
「Global Human
Resources Code of Employer-Employee Relations Policy」
Q 出張中、同僚が飲みに行こうと
繰り返し誘ってきたり、私の容姿に
ついてもとやかく言ってきたりしま
す。私にはそれが不快で、止めるよ
う頼んだのですが、彼は応じてくれ
ません。
オフィスの外で、
しかも仕事
が終わった後のことですが、
また同
じことが起こったらどうしたらよい
ですか?
A 勤務時間中のみならず、出張中を
含む業務に関連するすべての状況に
おいても、
この種の行動は許容されま
せん。
きっぱりと、
このような行動は不
適切で、止やめるべきだと同僚に言い
ましょう。改善されないようなら、
この
問題を人事担当者に報告しましょう。
Q 私はスーパーバイザーです。同
じMODECの従業員である仲のよ
い友人がセクシャルハラスメントで
告発され、調査が始まろうとしてい
ることを知りました。私にはそれが
真実であると思えないので、彼が自
己防衛できるよう注意喚起してあげ
るのがフェアだと思います。彼に話
すのが友人としての責任ではない
ですか?
A
いいえ。
リーダーとして、彼に事
前の警告または注意喚起をすべきで
はありません。
その友人は、
その申立
に対し意見を述べる機会を与えるほ
か、公正で偏りのない調査を実施す
べくあらゆる努力がなされます。
セク
シャルハラスメントの申立は、関係者
個人だけでなくMODECにとっても、
潜在的意味合いにおいて非常に深刻
な問題です。
その友人に警告すること
は、調査を台無しにし、MODECのリ
スクや費用を大きくしかねません。
「Global Human Resources Productive Work Environment
Policy」
を参照するか、人事担当者に問い合わせてください。
13
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
環境安全衛生と品質
MODECは、
責任をもって、
すべての事業活動
を行うことを誓約しています。
それにより、
人々
の衛生、
安全、
セキュリティ、
環境保全、
製品/
サービスの品質を確かなものとし、
さらに当社
MODECが事業を営んでいる国々で適用され
る衛生、
安全、
環境、
セキュリティ、
品質に対す
る要件および法的・規制上の要件を遵守して
いることを確実にします。
私たちは、
環境安全
衛生および品質
(
「HSEQ」
)
マネジメント・シス
テムを活用して、
この企業倫理を実現します。
HSEQ マネジメント・システム
MODECグループのHSEQマネジメント・システ
ムは、
HSEQのコンプライアンス活動を管理す
る第一義的なツールです。
MODECのHSEQマ
ネジメント・システム行動規範がMODEC従業
員等に求めていることは、
次のとおりです。
HSEQポリシー、
スタンダードおよびプロ
14
シージャー(手順)
を確認し、遵守する。
適用されるすべてのHSEQに関する法
令、MODECの諸規程、
および顧客の要求に
則って、事業や自身の業務をおこない、
コン
プライアンスおよび顧客の満足を目指す。
HSEQに関連する事故はすべて、直ちに上司
または現地のHSEQ担当者に報告する。
業務遂行中、HSEQに関するリスク・状況を
明らかにし、評価し、必要があれば是正す
る。
安全でないと判断された状況下では、直ち
に作業を中止する権利がある。
緊急時の自分の役割を認識しておく。
衛生、安全、
セキュリティ
MODECの規準
衛生的で安全かつ安心な職場環境を維持す
るためには、
すべての従業員の協力が必要で
す。MODECの衛生、安全、
セキュリティに関する
コミットメントは、単に安全ルールを守ればよいということにとどまりませ
ん。MODECの資産、従業員や許可を得てMODECの事業・作業所内に
いる人たちの安全を守るための合理的な努力をするのが、MODECの基
本方針です。危機、緊急事態、
その他スタッフ、関係者および環境を保護
する必要のある状況にも効果的に対応できるよう、手順およびリソースが
適切に整備されています。
みなさんが積極的に参加し、
サポートすること
によってのみ、衛生、安全・安心な職場環境をつくることができるのです。
すべての従業員等、
コントラクターおよびベンダーは、MODECのHSEQ
ポリシーおよび手順を理解し、
これに従うことが求められます。私たちは、
職場での暴力を含む危険や安全上のリスクのない職場を維持するため、
協力しあわなければなりません。
職場での暴力
MODECでは、
いかなる暴力の存在も認めません。
私たちは、
就業中は
もちろんのこと、
社員旅行や会社主催イベント中であっても、
同僚、
訪問
者、
MODECの事業・作業所内にいる人たちに対する身体的暴力、
暴力の
脅威を許しません。
例えば、
次のようなことは許されません。
脅し文句、猥褻電話、
ストーカーまたはその他の形態の嫌がらせ
他人の身体を傷つけること
意図的に誰かの財産に損害を与えること、
または誰かを負傷させる
おそれのある方法で攻撃的に振る舞うこと
その時期、
目的を問わず、事業・作業所内外にいる同僚を脅し、脅迫
し、
または強要すること
銃器やその他の武器、爆発物、危険物、有害物などを、MODECの事
業・作業所内、駐車場、
その他MODECが管理している勤務地内や、
会社主催イベントに持ち込むこと。
Q
私の部門で、安全だとは思えな
いことが通常おこなわれていることに
気づきました。誰に話せばよいでしょ
うか? この部門に配属されたばかり
で、
トラブル・メーカーだと思われたく
ありません。
A
上司またはHSEQ担当者に相談し
ましょう。
その慣行には正当な理由があ
るのかもしれませんが、
安全に関する
懸念を提起することはトラブルをもたら
すものでなく、
むしろ自身の責任である
ことを心に留めておきましょう。
Q MODECの事業・作業所内で働
く下請業者(サブコントラクター)
は、
従業員と同様、環境安全衛生および
品質に関するポリシーおよび手順に
従わなければなりませんか?
A
もちろんです。
マネージャーやスー
パーバイザーには、
当社の事業・作業
所内で仕事をする第三者、
サブコントラ
クターおよびベンダーに、
その施設に適
用される関係法令やMODECが課す
ことのできる追加の要求事項を理解さ
せ、
遵守させる責任があります。
暴力の脅威はすべて重大な問題なので、
直ちに上司または人事担当者に
報告しなければなりません。
私たちの責任
MODECのHSEQマネジメント・システム行動規範に従う。
安全性リスクに注意を払う。
ワークステーション、通路その他作業場所を障害物、
ワイヤーその他
危険を引き起こすものがないように保つことにより、整頓され安全な
職場環境を維持する。
MODECの事業・作業場所にいる間は、発行されている場合は必ず、
身分証明バッジをよく見えるところにつける。
15
要求された場合には、緊急事態およびセ
キュリティについての統制方法や予防手
段を確認するため、年次検討会・定期訓
練に参加する。
自分の仕事に適用される、
規制要件、
必要
な統制方法および予防手段を理解する。
政府および海洋安全規則をすべて遵守
する。
緊急事態や安全の脅威に対応する、
自分
の役割、責任と権限を理解する。
適切な労働習慣を促し、分別をつける。
さらに深く知りたいときには
衛生、安全および職場環境の維持に関する
詳しい情報については、
「 MODEC Group
HSEQ Policy」
「MODEC Group HSEQ
Standards and Procedures」
を参照する
か、HSEQ担当者に問い合わせてください。
飲酒および薬物に関するポリ
シー
MODECの規準
MODECは、安全で生産性の高い職場環境
を提供することを誓約しています。MODEC
は、重要な取り組みのひとつとして、
すべての
従業員等が職務を適切におこなえるととも
に、違法薬物その他規制薬物の使用もアルコ
ールの乱用もない職場環境を確保しています
MODECの事業・作業所内では、違法薬物
の使用、所持、頒布、購入、販売、販売申込、
製造は禁止されているほか、違法薬物や規
制薬物の乱用による影響を受けている状態
でいることも、
その他違法薬物に関係したり
することも禁止されています。MODECは、事
業・作業所外であっても、業務の安全性や
MODECの地域社会における評判に悪影響
を及ぼすときは、
アルコールおよび規制薬物
の乱用、違法薬物の所持、使用または販売を
禁止します。
16
職場の諸条件またはその国の法令により正当
化される場合には、MODECは、勤務地または
船舶上での飲酒について、
さらに厳しい要件を
課すこともあります。
私たちの責任
MODECでの勤務・業務中は、常に注意を
払い、
自分の業務が遂行できる健康状態を
保つ。
薬物乱用の問題を抱えている場合、個人的
に、
または職業上、悪影響が出る前に、専門
家の助けを求める 。
Q 飲酒に関するポリシーは、会社のイベ
ントにはどのように適用されるのですか?
A 例えば会社公認のイベントなど、状況
によっては、飲酒が認められることがあり
ます。
その場合、従業員等は、法令に違反
せず、
自分、他人またはMODECの評判を
危険にさらさない方法で、節度をわきまえ
て行動することが求められます。飲酒が認
められる状況について聞きたいことがあれ
ば、前もって、上司、人事担当者、HSEQ担
当者または経営陣のメンバーのいずれか
に相談してください。
さらに深く知りたいときには
職場を違法薬物その他規制薬物の使用または
アルコールの乱用のない状態に保つことに関
する詳しい情報については、
「Global Human
Resources Code of Employer-Employee
Relations Policy」
「Global Human
Resources Productive Work Environment
Policy」
「Global Human Resources Drugs
and Alcohol Policy」
を参照するか、人事担当
者に問い合わせてください。
環境への責務
MODECの規準
私たちは、将来の世代に向けて環境を保護
し、可能な場合には改善するような方法で事
業をおこなう責任を認識しています。MODEC
は、
すべての拠点において、
その直接の影響
下にある下請業者(サブコントラクター)
と共
に、環境上安全な設計、建設およびオペレー
ションを促進します。MODECのHSEQマネジ
メント・システムは、MODECの活動に伴うす
べての重要な環境的側面および影響を明ら
かにすることを要求しています。私たちは、
これ
らのプロセスを実施するにあたり環境意識お
よびその向上を念頭に置かねばなりません。
私たちは、
ビジネス・パートナーおよびサプラ
イヤーと協働して、環境への責務と責任を強
めることを約束します。
MODECは、事業を営んでいる管轄地域で
適用される環境関連法、条例および規則を守
り、
その要請を満たすか、
さらにはそれを上回
ることを誓約してします。私たちは、環境モニタ
リング、汚染防止、廃棄物最小限化、水とエネ
ルギー効率、原材料の効果的使用を通して、
また、資源の効率的利用に最大限の注意を
払うことにより、従業員も継続的に環境パフォ
ーマンスを向上させるために懸命に努力する
ことを期待します。
私たちの責任
適用されるすべての環境関連法、規
則、MODEC諸規程を遵守し、環境規制
違反または悪影響をもたらしかねない事
故または状況は、
すべて報告する。
重要な環境に関するタスクが適格な従業
員またはサブコントラクターによっておこ
なわれることを明らかにし、保証する。
先を読み、
プロアクティブに行動する。
当
社の環境パフォーマンスの向上の機会を
見つける。
すべてのオペレーション、
プロジェクト、
商品、装置およびサービスの環境への影
響を評価するための手順の改善に貢献
する。
環境に対する潜在的脅威(例:原油その
他の物質の流出または放出)
がある場
合、適用される環境、衛生および安全に
関する要件の不遵守が疑われる場合に
は、訓練された危機管理チームが対応で
きるよう、直ちに報告する。
モニタリングや測定を通して、環境に影響
を与えうる事故を予防し、是正する措置
を講じる。
さらに深く知りたいときには
環境モニタリング、汚染防止および廃棄物最
小限化プログラム、
その他環境コンプライアン
スに影響を及ぼす問題に関するMODECの
期待および要件に関する詳しい情報につい
ては、
「 MODEC Group HSEQ Standards
Framework」
を参照するか、HSEQ担当者に
問い合わせてください。
17
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
会社資産および情報の保護
会社資産の使用
ネットワークおよび情報技術の
適切な使用
私たちはみな、責任をもって、MODECの
MODECのコンピューター、
ネットワーク・
MODECの規準
リソースを賢明かつ注意深く使用し、
ま
た、MODECの情報や財産を、誤用、毀損、
紛失、盗用、廃棄、相当な対価を伴わない移
転などから守らなければなりません。従業員
等は、適切で業務関連の目的においてのみ
MODECの資産を使用することができ、違法
な目的でMODECの資金および資産を使用
することは禁止されています。
会社の資産には、物理的な施設、装置、
コンピ
ューター、固定電話、携帯電話、PDA、
ファッ
クス、
ファイル、
ドキュメント、在庫品や供給品
などが含まれます。知的財産や秘密情報も会
社の資産に含まれます。
18
ハ-ドウェア、
ソフトウェア、電話その他通信手
段は、MODECの事業に欠かせないものであ
り、MODECの財産です。従業員等は、責任を
もって、第一義的には企図されている業務目
的のために、
これらMODECのテクノロジーを
使用しなければなりません。
MODECのテクノロジーの私用利用は、
それ
がMODECの企業価値に照らしてふさわしく、
業務に支障を与えない範囲で、限定的にのみ
認められます。
従業員等は、
ポルノ、露骨な性描写または性
的に悪用した画像やテキスト、暴力、憎悪、
テロ行為、不寛容を助長するような素材、
そ
の他嫌がらせ的なもの、卑猥なもの、虐待
的なもの、差別的なものなどを、意図的に
利用、保存、送信、掲示または公表するため
に、MODECのテクノロジーを使用してはなり
ません。
MODECのテクノロジーにより生成され、送信
され、保存されたすべての情報は、MODEC
に帰属し、
その情報には関係法令が適用され
ます。従業員等は、MODECのテクノロジーを
介して創造、送信または受領したものにかか
るプライバシーの尊重を期待してはいけませ
ん。MODECのテクノロジーに保存された情
報は、随時モニタリングされます。
私たちの責任
MODECのリソースおよび財産は、正当な
業務目的のみに使用する。
MODEC資産の私用は最低限とし、生産
性または職場環境に悪影響を与えない。
ソフトウェアは適切にライセンス許諾され
たものだけを使用する。MODECの業務
を行うために、無許諾または海賊版のソフ
トウェアをMODECのコンピューターその
他の機器でコピーしたり、使用したりする
ことは、固く禁止されています。
MODECの財産の窃盗、横領または着服
の疑念を抱いた場合には通報する。
時間は重要な財産であり、決して浪費さ
れてはならないことを心に留めておく。
さらに深く知りたいときには
会社資産の適切な使用に関する詳しい情報
については、
「Global Human Resources
Electronic Communications Policy」
を参
照するか、人事担当者またはIT担当者に問い
合わせてください。
秘密情報
MODECの規準
MODECの最も価値のある資産のひとつが情
報です。秘密情報の無断公開は、MODECの
重要な競争上の優位性を失わせ、MODECを
窮地においやり、
当社の顧客や他者との関係
を損なわせ、私たちすべてを危険に晒すことに
なりかねません。
こういった理由から、秘密情
報は細心の注意を払って取り扱わなければな
らないのです。
私たち一人一人が、注意深く、MODECの秘
密情報や他者から委ねられた秘密情報を保
護しなければなりません。私たちは、秘密情
報を安全に保管し、
アクセスを
「知る必要が
ある」人にのみに限定し、認められた目的にお
いて社内でのみ使用し、
さらに、公共の場で
秘密情報を話すことを控えなければなりませ
秘密情報とは
(例示でありすべてではない)
知的財産
事業計画・事業企画
財務、費用および価格体系に関する情報
セールスおよびマーケティングに関するデータ
技術、
オペレーション、
リサーチおよび技術データ
製造技術およびプロセス
従業員ファイル、報酬データおよびその他従業員の個
人情報
MODECに秘密に提供された第三者(ベンダー、
サプ
ライヤーなど)
の情報および記録
顧客の要求や条件に関する、公開されていない情報
19
ん。MODECの秘密情報を保護する義務は、
雇用が終了した後も存続します。
従業員等として、明示的な承諾を得ることな
く、
ビジネス・パートナー、競合他社、顧客もし
くは政府機関-またはそれらの従業員-の秘
密で財産的価値を有する情報を求めたり、取
得したり、使用したりしてはならず、利用しては
なりません。
そのような承諾を得ず受領した秘
密情報は、他のものから分離して厳重に保管
し、経営陣の適切なメンバーに報告しなけれ
ばなりません。
同様に、秘密情報を競合他社ま
たはそのエージェントに絶対に提供してはなり
ません。但し、事前にしかるべき経営陣メンバ
ーから承諾を得て、
かつその監督下でおこな
う情報交換については例外です。
私たちの責任
秘密情報は正当な事業目的のみに使用お
よび開示する。
適切に秘密情報を分類し、
その取扱、頒
布および廃棄方法を表示する。必要に応
じて暗号化する。
知的財産および秘密情報は、正当な権限
を有する者のみと共有することにより、
こ
れを保護する。
秘密情報は、他者がその内容を漏れ聞く
ことができる場合-例えば飛行機、
エレ
ベーターに乗っているとき-および携帯
電話を使用している場合には決して話題
にしてはならず、秘密情報を無人のファッ
クスまたはプリンターに送信しないよう注
意する。
著作権のある素材を適切な許諾なしに使
用しない。
20
保護すべき情報を誤って紛失した場合に
は直ちに報告する。
雇用期間中に入手した秘密情報を、個
人の利益を不適切に増やすために利用
しない。
Q 時々、自宅または出先で仕事を終
らせる必要があります。終業後に社外
でも仕事ができるよう、必要なドキュメ
ントや資料を個人のプライベートなア
ドレスに電子メールで転送してもよい
でしょうか?
A いいえ。MODECのドキュメントを
あなたがプライベートで使っているコン
ピューターまたはタブレットで使用する
ために、個人の電子メールアドレスに転
送してはいけません。
そのような行為は
秘密保持の重大な違反になりえます。
損失または損害の発生につながるよう
な使用をしてはならず、
これには会社貸
与以外のコンピューターまたはラップト
ップを使用してMODECの業務をおこ
なうことも含まれます。
Q 新しいコントラクターが私に、競合
他社の入札や値付けの情報を調べる
のに興味がないかと聞いてきました。
彼によれば、情報は合法的に入手した
ものであり、
コピーをとらない限り検討
するのはOKとのこと。
自分としては興
味があるのですが、疑わしくもあります
A 疑わしいと感じて当然です。適切な
秘密保持契約がすべての当事者間で締
結されている場合を除き、
秘密であると
表示された情報、
背景や状況から秘密
であると考えられる情報を第三者から受
け取ってはなりません。
知的財産
当社は、知的財産、営業秘密その他MODEC
とそのビジネス・パートナーが保有する秘密
情報を特定して保護する義務を負っています。
これはMODECの成功に必須不可欠です。
知的財産(IP)
とは、特許を受けたかまたは特
許を受けられる可能性のある発明、商標、
サ
ービスマーク、商品名、著作権で保護される
対象、営業秘密をいいます。私たちはすべて、
これらの資産を保護するためにMODECの
手続を認識し、遵守しなければなりません。
ま
た、IP関連の契約および秘密保持契約も遵守
しなければなりません。MODECの知的財産
権を保護するのはもちろん、MODECは、他者
の有効な知的財産権も尊重します。
MODECは、従業員等が過去に勤めていた会
社などから明示的な承諾なく、
その知的財産
を持ち込み、使用することを禁止しています。
他者に対して、現在または過去の雇用主の財
産的価値を有する情報を保護する義務を違
反させるよう働きかけることも同様です。
ビジネス・インテリジェンスの
収集
競合に関する情報は、今日の競争の激しい事
業環境では貴重な財産となります。
ビジネス・
インテリジェンスを収集するとき、従業員等そ
の他MODECのために働いている者は、常に
最高水準の企業倫理に従わなければなりま
MODECは競合企業にかつて勤務していた
従業員を雇用することがありますが、
その従業
員等が以前の雇用主の秘密情報を使用また
は開示してはならない義務を負っていることを
認識し、尊重します。
Q 最近、前に競合企業で働いていた
従業員がMODECに入社しました。
彼
は、
前の雇用主の情報を持っており、
そ
れをMODECのために役立てるつもり
だと話しています。
これはOKですか?
この情報は、
MODECにとって価値の
あるものだと思います。
もし許されない
なら、
私が自分で“探偵業”をしてその
情報を探ってもよいですか?
A いいえ。一従業員が競合の情報を
保有することになれば、
その競合から
訴訟を提起されることにもなりかねませ
ん。MODECは競合の元従業員を雇用
しますが、
その従業員が元の雇用主の
秘密情報を使用または開示しない義務
を負っていることを知っており、
それを尊
重しています。私たちは、情報を取得する
ために詐欺を働いたり、虚偽表示をした
り、不正に関与してはなりません。
また、“
スパイ活動”をするために侵略的技術を
使用すべきではありません。第三者から
情報を受け取るときは、十分に注意し、
その情報源が信頼できるかを特定し、
提供される情報が営業秘密関連法また
は秘密保持契約によって保護されてい
ないことを確認しましょう。
せん。
決して、情報を取得するために詐欺、虚偽表
示、不正をしてはならず、
または“スパイ活動”
のために侵略的技術を使用してはなりませ
ん。第三者から情報を受け取るときは注意し、
その情報源信頼できるものか特定し、
また、提
さらに深く知りたいときには
秘密情報に関する詳しい情報については、
経営陣の適切なメンバーに問い合わせてく
ださい。
供される情報が営業秘密関連法または秘密
保持契約によって保護されていないことを確
認してください。
21
プライバシーと個人情報
MODECの規準
近年、個人、企業および政府において、
プライ
バシーや個人情報の保護に対する関心が高
まっています。
その結果、MODEC、顧客、
サプ
ライヤーその他によって雇用されている従業
員の個人情報やプライバシーを保護する法律
が普及し、定着してきています。MODECは、法
的および倫理的責任をもって、仲間である従
業員等や関係者の秘密で個人的な情報を保
護します。
第三者からサービスを提供してもらう際
には、MODECがプライバシーを尊重し
ていることをその第三者に確実に理解さ
せ、MODECの規準を維持させ、関連する
データ保護法を遵守させる。
適用される法令に従い、MODECは、
ファイ
ル、情報、
データその他MODECの資産内に
存在するその他情報を利用する権利を留保し
ます。電子メール、
ボイスメールのシステムおよ
びそれらに含まれる情報は、業務使用に限定
され、会社の記録およびMODECの資産とみ
なされます。
次のような情報は細心の注意を払って保護に
努めましょう。
個人が特定できる情報(政府が発行した
身分証明番号、
自宅の住所、電話番号、
年齢、生年月日など)
業績評価
人事記録、医療記録
センシティブな情報、他の従業員等の評
判を傷つけるかもしれない情報
私たちの責任
個人情報の保護に責任をもち、
それを安
全に取り扱い、
それを取得したときに示し
た条件に従ってのみ利用する。
正当な業務目的においてのみ個人情報を
取得し、必要な期間のみ保管する。
な仲間たちで、
クラブか何かを立ち上
げようと思っていて、数人の同僚が参
加したいと言っています。
その同僚たち
の氏名、電話番号、電子メールアドレ
スを模型飛行機クラブのウェブサイト
の問い合わせページに載せてもよいで
すか?
A 明示的な承諾がない限り載せては
いけません。
連絡先を含む従業員に関す
る個人情報は、
厳秘情報であり、
注意を
払って保護しなければなりません。
これ
ら情報は、
本人の同意なしに使用または
公開してはなりません。
個人情報の利用は、取得時に本人に開示
した目的の範囲内でのみ利用する。
さらに深く知りたいときには
個人情報を取得し、取り扱い、保管し、転
送したり移動させたりするときは、情報保
護のための予防措置を講じる。
事担当者に問い合わせてください。
個人情報は、業務上必要のある従業員等
のみと共有し、
その従業員に共有データを
適切に取り扱う重要性を理解させるため
の必要な措置を講じる。
22
Q 私は模型飛行機を作るのが好き
個人情報に関する詳しい情報については、人
正確な会計帳簿書類の作成・
保存
推量、十分な判断材料に基づかない法的
な判断・結論づけ、人々やその真意に対す
る軽蔑的な表現などは控える。
MODECは、事業の状況を正確に反映した財
契約書などの書類は、署名する権限があ
る場合のみ、
かつ、正確および真実である
と信じる場合のみ署名する。
MODECの規準
務諸表を作成します。投資家、政府機関など
は、正確かつ完全な、信頼できるMODECの事
業の記録を求めています。正確な情報は、正し
い意思決定をおこなうためにMODEC内にお
いても必須不可欠です。
MODECは、透明性を重視しており、
また、監督
官庁への財務諸表の提出を含む、MODECの
あらゆる事業・活動について、十分で、正確で、
かつわかりやすい適時開示を約束します。
バックデート、虚偽または誤解を招くよう
な記入、簿外の資金または資産、適切な
裏づけ文書のない支払を、記録または承
認しない。
会社の記録はすべて、法的に要求される
最低期間、会社の文書保管手続に従って
保管する。
すべての支払の取り決めは、経費の承認
手続をはじめ、MODECの会計方針およ
び手続に従っていることを確かめる。
財務および規制上の開示、
その他広報活動に
従事する従業員等は、
この分野では特別の責
任を負っていますが、
それ以外の従業員等も
皆、業績を記録し、記録を保存する過程に関与
しています。
つまり、私たち一人一人が、正確か
つ完全を正確に記録し、
内部統制システムに則
って保存することに責任を負っています。
MODECの会社の記録(紙の書類、
コンピュー
ターファイル、電子的情報、
その他の記録など)
は、重要なMODECの資産です。MODECは、
管轄権を有する多くの国や地域の法令により、
ある種の会社の記録を一定期間保存するよう
求められています。
私たちの責任
経費報告書やタイムシートに虚偽を記載し
たり、虚偽の請求をしたりしない。
財務や環境に関する記録、生産、品質に関
する報告書は、常に正確、完全かつ真実な
ものを提出する。
Q 前の四半期報告期間の末日に、上
司から追加経費を計上するよう頼まれ
ました。
サプライヤーからの請求書は
受け取っておらず、
その仕事自体もまだ
始まっていませんでした。
その仕事は
次の四半期中には完了すると皆が確
信していたので、計上しても実際ほとん
ど変わりはないと考え、上司の指示に
従ったのですが、今になって、
それが正
しかったのか、不安になっています。
A
いいえ、
正しいことではありませんで
した。
経費は、
発生した期間に計上しな
ければなりません。
その仕事がまだ始ま
っていなかったのですから、
経費もあなた
が取引を計上した日には発生していなか
ったことになります。
従って、
それは虚偽
の表示であり、
状況によっては詐欺にあ
たることもあります。
財務上の記入・入力は明確かつ完全であ
ることを確かめる。取引の本質を隠し、
また
は偽らない。
可能な限り明確、簡潔、真実かつ正確な情
報を記録する。誇張、婉曲的な表現、
当て
23
訴訟ホールド
文書類は、適用されるMODECの文書保管方
針に従ってのみ破棄するものとし、調査、監査
対応のため、
またはそれらを見越して破棄して
はなりません。文書破棄の適切性または適用
される文書保管方針の内容に疑問がある場
合には、上司に相談してください。
訴訟ホールドは、
すべての文書の破棄手続を
一時中断し、訴訟や当局の調査など特別な状
況下において、適切な記録を保存するプロセ
スです。MODECは、訴訟ホールドに基づき保
存することが要求される記録または文書の種
類を決定し、特定します。各従業員等、
エージ
ェントおよびコントラクターは、
このプロセスを
遵守しなければなりません。
記録が調査または訴訟手続に関連するか、
ま
たは召喚状に応じるものかについて疑問があ
るときには、
それら対応に必要となりうる文書
を処分する前にチーフ・コンプライアンス・オフ
ィサーに相談してください。記録には文書だけ
ではなく、写真、
コンピューターファイルおよび
その他の形態の記録を含むことに注意してく
ださい。
さらに深く知りたいときには
正確な会計帳簿書類の作成・保存に関する詳
しい情報については、
MODECの会計方針お
よび手続を参照するか、
アカウンティング/フ
ァイナンス コントローラーに問い合わせてく
ださい。
一般の人々とのコミュニケー
ション
MODECの規準
MODECは、
情報開示や一般の人々とのコミ
ュニケーションにおいて透明性、
つまり公正
で隠しだてをしないことを誓約しています。
会
社として、
情報を一般の人々およびメディアに
提供する際には、
明確で一貫性のある表明が
必要です。
このため、
正当な権限がある人だけ
が、
MODECを代表して話をすることが重要で
す。
MODECを代表して意見を表明する正当な
権限がない場合には、
公になりうるコミュニケ
ーションの場で、
決して、
MODECを代表して
話しているという印象を与えてはなりません。
報道機関、
ブロガーなども含め、
その他のニュ
ース・メディアから情報提供の要請があった
場合には、直ちに経営陣の適切なメンバーに
その要請を委ねてください。
私たちの責任
投資家、
アナリストまたはメディアには、彼
らとコミュニケーションをとる特別な権限
を与えられた従業員等のみが対応するこ
とができる。
MODECの活動、業績、計画について、
ま
たは世間の関心事に対するMODECの
立場について質問を受けた場合には、経
営陣の適切なメンバーに対応を委ねる。
何らかの形でMODECの事業に関連す
る本、記事や原稿を書いて発表したり、
プ
レゼンテーションしたりする場合には、上
司および当社の総務部の事前の承認を
受ける。発表またはプレゼンテーションで
MODECの従業員等であることを明らか
にする場合には、必ず、
「この記事/プレゼ
ンテーションで述べた見解は私個人のも
のであって、必ずしもMODECの見解を反
映するものではありません。」
と述べるよう
にする。
24
ソーシャル・メディ
アの利用
私たちは、公開されるかもしれないものを
書くときは特に注意しなければならず、
こ
れにはインターネットへの投稿も含まれま
す。
オンライン・フォーラム、
ブログ、
ニュース
グループ、
ソーシャルネットワークのサイト、
チャット・ルームまたは掲示板に参
加する際には、正当な権限が与えられている場合を除き、
あなたがMODECを
代表して意思表示をしているとの印象を与えないようにしましょう。
MODECの
従業員等であることを明らかにする場合、
あなたの見解はあなた個人のもので
あることをはっきり示してください。
そして、
「送信」
ボタンをクリックする前に、
一
度落ち着いて考えましょう。特に、職場で許されないような嫌がらせ、
いじめ、
差別や報復は、
オンライン上でも許されないことを忘れないでください。
このタ
イプのコミュニケーションは永遠に残ってしまうものです。
さらに深く知りたいときには
一般の人々とのコミュニケーションに関する詳しい情報については、
「Global Human
Resources Electronic Communications Policy」
を参照するか、
当社の総務部に問い合わせ
てください。
Accountability
25
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
利益相反の回避
利益相反
MODECの規準
MODECは、個人的な利益によって、MODEC
のインテグリティが影響を受けること、
自主的
な判断が妨げられること、
またはMODECとし
て事業を営む能力が制限されることを許容し
ません。MODECのために客観的に判断する
能力の妨げとなるような、両立しえない利害
関係をもっているときには必ず、利益相反が
生じます。例えば、
サプライヤー、競合他社ま
たはコントラクターと個人的に携わりあうこと
は、MODECを代表して正しい判断をする能
力に影響を与えかねません。
実際に生じる対立のみならず、利害の対立が
生じうる状況をも回避することが、私たちには
期待されています。利益相反は、MODECに対
する信頼を害し、評判を傷つけるかもしれませ
ん。私たちそれぞれに、潜在的な利益相反を
26
上司に報告する責任があります。
潜在的利益相反をすべて説明することは不可
能であるため、MODECは質問をすることを重
要視しています。疑わしいときには、
あなたが参
加することが外観上の利益相反を生じさせるに
すぎない場合でも、必ずそのことを明らかにして
ください。
私たちの責任
自己取引と会社の機会
MODECでの業務を通して入手した企業情報ま
たは投資情報を、
決して悪用してはなりません。
兼業
自営などを含む兼業が、MODECでの責任
をはたす能力の妨げとなる場合、兼業よって
MODECの秘密情報を漏らすおそれがある場
合、
またはその活動がMODECの評判に不利
な影響を与える場合には、利益相反が生じる
ことがあります。兼業によりMODECのビジネ
ス・パートナーまたは競合他社の業務に従事
している場合、例えば取締役、
オフィサー、
コン
サルタントまたはコントラクターとして勤務する
場合、上司または経営陣の適切なメンバーに
そのことを明らかにしなければなりません。
投資/所有者としての利益
ある特定の投資や所有者としての利益は制限
されることがあります。例えば、
あなたまたはそ
の家族(子または親類)
がMODECの顧客を
含むビジネス・パートナー、
コントラクター、
サ
プライヤーまたは競合他社に投資をしている
か、何らかの財務上の関係がある場合には、
ビジネス・パートナーが上場企業であってその
保有株式割合が発行済株式の2%未満の場
合を除き、利益相反となりえます。
このような投
資をするとき、所有者としての利益があるとき
は、上司または経営陣の適切なメンバーに報
告しなければなりません。
家族/親類との取引関係
MODECのビジネス・パートナ
ーからの謝礼または品物の受領
個人またはMODECの従業員として、謝礼、手
数料、贈答、接待その他の見返りをMODEC
のビジネス・パートナーから受け取ることが
あれば、
これを明らかにしなければなりませ
ん。
そのような場合には、贈答・接待に関する
MODECの諸規程に定められた要件や制限、
事前承認要件も遵守しなければなりません。
公務員等
公務員等や政府機関との取引は、注意を払
い、
デュー・デリジェンスを実施して検討しま
す。
あなたまたは家族が現在または過去に公
務員等であるか、政府機関で勤めているか、
ま
たは現在公職に立候補している場合には、
そ
の関係を上司または経営陣の適切なメンバー
に明らかにしなければなりません。
状況は変化し、時間が経過すれば、新しい対
立が浮かび上がってきます。
そこで、折にふれ
自分の状況を見直し、何か潜在的な対立が生
じるようなら、上司または経営陣の適切なメン
バーにそれを伝えましょう。
あなたまたはその家族が競合他社、
サプライヤ
ー、
クライアントまたはその他MODECと取引
をしている第三者もしくは事業体の、従業員、
コントラクター、所有者または主要株主である
場合、
その関係を上司または経営陣の適切な
メンバーに明らかにしなければなりません。
民間慈善団体への参加
業務遂行に悪影響を与えたり、MODECの不
利益になったり、
あなた自身を利益相反となる
立場に置いたりするような、地域社会への参
加活動は控えるべきです。
あなたの業務または
MODECの利益に相反している、
または相反し
Q 私の姉がケータリングビジネスを営んでい
て、MODECの入札に参加したがっています。彼女
は入札してもよいでしょうか?
A はい。あなたのお姉さんが他のベンダー候補と同じ
ように、
MODECの求める要件を満たし、
通常のルート
を通して入札に参加するなら、
受け入れられます。
しか
し、
いかなる状況でも、
あなたは選定過程に関する情報
をお姉さんと共有してはなりません。
また、
お姉さんが
入札に参加するなら、
あなたは上司にそれを知らせる
必要があります。
あなたがケータリングサービスの調達
に責任を負っている場合は、
あなたはその職務から外
れ、
検討または選定過程に関与してはいけません。
そうな活動に参加することは、隠しだてせず明
らかにしなければなりません。
27
MODECは、高い倫理行動規準を採用、表
Q
私は他のMODEC社員と交際して
います。彼が昇進して管理職になるの
ですが、
その状況を報告する必要があ
りますか?
A はい。その状況は、潜在的な利益相
反を生み出す可能性があります。
昇進後
に適切でないレポートラインが生じない
よう、
その状況を人事担当者に報告して
おきましょう。
さらに深く知りたいときには
利益相反に関する詳しい情報については、上
司、人事担当者または経営陣の適切なメンバ
ーに問い合わせてください。
サプライヤー、
ベンダーとの
関係
MODECの規準
MODECのサプライヤーは、私たちの成功
に多大な貢献をしています。
サプライヤーが
継続してMODECと仕事をしたいと思って
くれる土壌をはぐくむため、
サプライヤーに
は、MODECは彼らを合法的かつ倫理的に
取り扱うということを信じてもらう必要があ
ります。
MODECは、
ニーズ、品質、
サービス、価格
および取引条件に基づいて供給品を購入
し、
サプライヤーを選ぶことを基本方針とし
ています。重要なサプライヤーについては可
能な限り競争入札プロセスを通じて選び、
また、
すべてのサプライヤーとの関係は、適
切な書面による契約によって管理されます。
28
明し、
かつ、腐敗防止コンプライアンスおよ
び持続可能な環境に配慮した慣行を含む、
本規範の原則を遵守するという私たちのコ
ミットメントを共に担ってくれるサプライヤ
ーおよびビジネス・パートナーとのみ、取引
をおこないます。
私たちの責任
MODECでリーダーとしての地位にあっ
て、
サプライヤーやビジネス・パートナー
と共に仕事をする場合には、
サプライヤ
ーに対して、MODECの倫理、衛生、安
全、環境および人権における高い行動規
準を伝える。
ビジネス・パートナーが関係法令に違反
している兆候を見逃さない。
サプライヤーと共に仕事をする私たち一
人一人が、業務遂行基準に基づき、個人
の利益のためではなくMODECの利益を
最優先にして決定する。
サプライヤーに対する監査に協力
し、MODECの規準を満たす方向に進ん
でいないサプライヤーからの購入は中止
する。
サプライヤーの秘密情報および財産的価
値を有する情報を尊重し、保護する。
サプライヤーとの関係はすべて、適切な
契約書によって文書化する。
利益相反になりそうな状況を明らかにし、
潜在的利益相反が存在する場合には、
購入決定またはそれに影響を与えること
を控える。
さらに深く知りたいときには
サプライヤー、
ベンダーとの関係に関する詳し
い情報については、調達管理担当者に問い合
わせてください。
インサイダー取引
MODECの規準
秘密情報は、個人の利益のために使用しては
いけません。私たちは、MODECまたはその他
の会社の重要な情報が公表され一般投資家
が入手できる状態になる前に、
そのような内
部情報に基づき株式を売買することを禁止さ
れています。
また、他者にそのような情報を話
してしまい、
その人がその内部情報をもとに
株式を取引すること
(「ティッピング」)
も禁じら
れています。
私たちの責任
重要な未公開情報に基づいてMODEC
その他の会社の株式を売買しない。
他者からMODECまたは当社のビジネス・
パートナーに関する秘密情報を要求され
たときは注意する。
カジュアルな会話であ
っても、
内部情報の違法な
「ティッピング」
と捉えられることがあります。
Q どのような情報が「重要な情報」の
対象となるのかわかりません。教えてく
ださい。
A
「重要な情報」
は、
通常の投資家で
あれば、
株式を売り買いするか、
保有し
続けるかを決める際に考慮するような情
報をいいます。
これには、
企業買収、
決算
内容、
重要な経営者の変更、
クライアン
トとの契約の開始もしくは終了、
会社の
財務、
運営または環境に関する業績のニ
ュースを含みます。
管轄国・地域によって
は、
会社の事業に関連する情報のみが対
象になることもあります。
さらに深く知りたいときには
インサイダー取引に関する詳しい情報につい
ては、
当社の総務部に問い合わせてください。
従業員等もその家族も、
内部情報による
判断に基づかない限り、MODECの株式
を売買することができる。
MODECの従業員等が内部情報に基づ
いて取引していると見られることを避ける
ため、
いかなる従業員等も、MODECの株
式の
「空売り」
またはプット、
コールその他
のオプションまたはデリバティブ取引はお
こなわない。
公表されていない情報は、正式な法的手
続(例:召喚状、裁判所命令)
を通して要
求される場合を除き、MODECの社外に
漏らしてはならない。
29
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
腐敗行為・贈収賄の防止と贈答・接待
贈収賄および腐敗との闘い
MODECの規準
MODECは、贈収賄および腐敗行為の影
響を受けることなく事業を営んでいます。従
業員等および第三者は、
当社が事業を営ん
でいるあらゆる場所の腐敗および贈収賄
防止法を認識し、遵守することが期待され
ています。
MODECは、決して、直接・間接を問わず、
公務員等を含むいかなる人に対しても、
ま
たその利益のために、違法、不適切、不正
な支払や賄賂を申し出、供与し、約束し、
ま
たは認めません。
30
公務員等とは
以下を含みます。
選出されたか任命されたかを問わず、
政府
(国および地方公共団体ならびに立法部
門、
行政府部門および司法部門)
のために
行為する公務員・役人・従業員・公務として
もしくは公的な立場にある者。
準公共機関または非政府国際組織
(
「NGO」
と称する場合がある)
の役人・従
業員。
例:国連、
赤十字、
国際通貨基金、
世
界銀行
全部または一部を政府が所有している事
業体または政府が支配している事業体
(
例:国有石油会社)
のために、
またはその
代わりに行為する従業員・その他の者
政府
(独立行政機関を含む)
に関してまた
はそのために、
立法、
行政、
司法、
管理また
は規制職務を行う者
持するため、公務やそれに関するその決定に
政党の役員・幹部・従業員その他政党のた
めに行為する者
影響を与えるため、
または不適切なビジネス
公職の候補者
(現職でない者も含む)
含みます。MODECは、不適切な支払、賄賂
従業員等およびMODECの代わりに行動する
第三者は、MODECの事業に関連して影響を
及ぼし、見返りを得る意図をもって、金品等の
価値あるものを求めたり、強く要求したり、受
領することに同意したり、
または受領したりして
はなりません。
第三者仲介人およびビジネス・
パートナー
MODECは、
エージェント、
コンサルタント、仲
介人、
ビジネス・パートナーなどの第三者が
MODECの代わりに不適切な行為をした場
上の利益を確保するための、支払や申し出を
またはリベートを提供または受領しているよ
う見えることさえも、注意を払って回避しなけ
ればなりません。
ファシリテーション・ペイメント
MODECは、
そのオペレーションに関連するファシリテーシ
ョン・ペイメントを禁止しています
(*)。
ファシリテーション・
ペイメントは、
「グリース・ペイメント」
とも呼ばれ、典型的に
は下級レベルの公務員等に対する慣習な小額の支払であ
って、
自由裁量のない通常の行政機関のサービスにかかる
手続の円滑化を目的とするものです。
合、
その行為に責任を負うことがあります。従
業員等は、
それらの第三者が違法または不
適切な賄賂を贈らないことを保証しなければ
なりません。従業員等は、不適切な行為や違
法行為がおこなわれている可能性が高いこと
を示す警告を、見て見ぬふりをしてはいけま
せん。
また、資金が将来不正に使用されるこ
とを知りながら、第三者に支払いをしてはな
りません。
MODECは、正式に書面による契約を締結
し、支払金額の明細を記載した請求書をそ
の契約者たる第三者から受け取っている場
合のみ、
その第三者に支払います。従業員等
は、請求書に手数料が適切に明記されてい
ることを確認しなければなりません。第三者
は、提供したサービスに対する公正な市場価
格のみ支払を受けることができます。
いかなる種類でも、
いかなる人に対するもの
私たちの責任
MODECのためにビジネスを獲得、維持
するために、
または取引上の決定に影響
を与えるために、直接・間接を問わず、
い
かなる人に対しても、賄賂またはリベート
を申し出たり、供与したり、支払ったり、支
払の約束をしたり、許容したりしない。
これ
には、公務員等、政府機関、
さらに不正な
意図をもった民間人も含まれます。
不適切な支払を容易にしたり、隠したりす
るために、
「簿外」
口座をもたない。
すべて
の支出その他の支払は、MODECの会計
帳簿書類に正確に記載されなければなり
ません。
公務員等を含むいかなる人に対しても、不
適切な影響を与えることを目的とした支
払は、一切おこなわない。公務員等には、
全部または一部を政府に所有されている
組織の従業員を含むことを忘れない。
であっても、賄賂は固く禁止されています。賄
賂には、MODECが受注を獲得し、取引を維
*健康または安全が危険にさらされる場合など、強要されて支払う、例外的なファシリテーション・ペイメントについては、
「Group Anti-Corruption
Compliance Policy」
を参照のこと。
31
Q MODECと現地の政府機関との「仲人」とな
ってくれるという第三者の起用について質問があ
ります。彼らが私たちをトラブルに巻き込まないと
確認したいのですが、
どうしたらよいですか?
A あなたが心配するのも当然です。仲介
さらに深く知りたいときには
MODECの腐敗防止コンプライアンス方針、賄賂
やファシリテーション・ペイメントの禁止に関する詳
しい情報については、
「Group Anti-Corruption
Compliance Policy」
「Group Third Party
人、MODECの代わりに仕事をする第三者に対す
るコントロールは、
とても重要です。
デュー・デリジェ
ンスを実施して、彼らの評判、
バックグラウンドや能
力が適切で、MODECの倫理規準を満たしている
か確認しましょう。仲介人は、本規範に記載されて
いる要求事項に従って行動することが期待されて
います。原則として、
自分が禁止されていることを、
第三者を通じておこなってはいけません。
Intermediary and Business Partner Policy」
を参
Q 旅行中、不適切ではないかと思われる慣習を
旅行など)
は、
適切な方法でおこなえば、
ビ
目にすることがありますが、
それはその国では普
通のことのようです。
ファシリテーション・ペイメン
トまたはグリース・ペイメントがその一例です。
自
分としては賄賂だと思うけれども、現地では普通
のビジネス上の礼儀だと考えられているものを払
えと言われた場合、
どうしたらよいですか?
A 単に断ればよいのです。そして、自分の会社の
方針ではそのような支払は禁止されていると説明し
ましょう。
あなたがどこにいようと、
MODECの方針
が適用されることを忘れてはなりません。
不適切な
取引上の利益を獲得するために、
支払をしたり金品
等を提供したりしてはなりません。
Q 出国許可が下りる前に、公務員等に現金を
払えと脅かされ強要された場合、
どうしたらよい
ですか? A 従業員等またはその家族に、公務員等が支払を
強要し、
身体的危害が加えられる差し迫った脅威が
ある場合には、
要求された支払をすることができま
す。
危険防止のためのこのような支払をしたときは、
速やかにチーフ・コンプライアンス・オフィサーに報告
してください。
また、
このような危険防止のための支
払は、
会社の会計帳簿書類に正確に記載されなけ
ればなりません。
照するか、
チーフ・コンプライアンス・オフィサーに問い
合わせてください。
贈答・接待
MODECの規準
適切で合理的な贈答・接待
(飲食、
ゴルフ、
ジネス上の関係を強化することに役立ち
ます。
しかし、
これを悪用
すれば、
MODECの評
判を傷つけ、
事業を害
し、
違法になることもあり
えます。
ビジネス上の関係
を適切に補うものであり、
控
えめで適当な金額で、
受け取る
人の国の法令やその人の雇用主の方針に反しない贈
答・接待のみが認められます。
この贈答・接待に関する領域はやや複雑です
が、
MODECの原則は1つだけで、
明確です。
つまり、
取
引上の決定や受け取る人に不適切な影響を与えること
が目的であれば、
公務員等、
政府機関または民間の顧
客などいかなる人に対しても、
贈答・接待を提供せず、
受領もしないということです。
このような行為は、
贈答・
接待の金額にかかわりなく禁止されています。
公務員等に対する贈答・接待
公務員等と取引する場合には、
特別な注意が必要です。
取引上の決定に影響を与えるか、
不適切な利益を獲得
するためと考えられる場合には、
いかなる贈答、
接待な
どその他利益も、
公務員等に提供してはいけません。
32
公務員等がMODECの従業員等に対して不適切な支払を要求し
た場合、
不適切な支払を受ける意図をもった公務員等から何らか
の行為をするよう求められたり、
脅されたりした場合には、
直ちに、
経営陣の適切なメンバーおよびチーフ・コンプライアンス・オフィサ
ーに報告してください。
旅費の支払または払い戻し
旅費には、航空運賃、宿泊、宿泊に伴う食事、交通費が含まれま
す。MODECのオペレーションに関連して公務員等に提供したもの
を含む旅費を支払い、
または払い戻しをするときには、特別のガイ
ドラインおよび事前承認手続を遵守しなければなりません。
私たちの責任
「Group Gifts and Hospitality Policy」
を確認し、理解
する。
「Group Gifts and Hospitality Policy」
で定められた特別
な制限、
ガイドラインおよび事前承認手続に従い、控えめで適
当な贈答・接待のみを提供または受領する。
MODECの購買または取引上の決定の影響を受ける個人また
は事業体との贈答の授受には特別に注意を払う。
MODECの従業員等である立場を利用して個人的な贈答、便
宜、
もてなし、
サービスを要求しない。
現金または現金同等物の贈答を決して授受しない。
贈答または接待を提供する前に、受け取る人の組織の方針お
よび国内の法令を理解し、遵守する。
不適切な贈答または接待を授受するため、第三者を支援した
り、唆したりしない。
さらに深く知りたいときには
贈答・接待に関する詳しい情報については、
「Group AntiCorruption Compliance Policy」
「Group Gifts and
Q 出張中、サプライヤーから高価す
ぎると思われるプレゼントを受け取
りましたが、金額は定かではありませ
ん。
どうしたらよいですか?
A MODECの制限を超えると思わ
れるプレゼントを受け取った場合、直
ちに上司に報告してください。
そのプ
レゼントの処理または使用方法、必要
があれば今後の措置も決めてもらえ
ます。上司の判断も記入された報告書
は、
トラッキング
(モニタリング)
目的の
ため、
チーフ・コンプライアンス・オフィ
サーに送付されます。
Q
ビジネス・パートナーがスポーツ
イベントに一緒に行こうと招待してく
れました。
それも彼の会社の特別席
です。行ってもよいですか?
A
状況によります。
チケットが法外な
値段でない限り、
ビジネス・パートナー
とスポーツイベントに行くことは適当な
ビジネス上の儀礼の範囲内といえるで
しょう。
そのようなケースはしばしば、
仕
事関連のディスカッションや関係の構
築を促進するビジネス目的でなされま
す。
しかし、
今回のケースでは、
そのチケ
ットで関係者以外は立入禁止の特別
なエリアに出入りでき、
金銭的価値は
高そうです。
招待を受ける前に上司と相
談して、
事前承認を求めましょう。
もし、
チケットがあなた個人のためのもので、
ビジネス・パートナーがイベントに同行
しないのであれば、
ビジネス目的がない
ので、
そのチケットは受け取るべきでな
い贈答と考えられます。
Hospitality Policy」
「Group Third Party Intermediary and
Business Partner Policy」
を参照するか、
上司またはチーフ・コン
プライアンス・オフィサーに問い合わせてください。
33
ロビー活動と寄付
MODECの規準
責任ある企業市民として、MODECは、
あなた
が自発的に地域社会や政治過程に参加する
権利を尊重します。例えば、個人的な社会貢
献活動への参加や政治献金なども尊重され
ます。
しかし、複雑な金融および倫理関連法
により、MODECを代表してロビー活動や寄
付をしたり、公職の選挙運動をしたり、公職に
就く際には、守るべき特別のガイドラインがあ
ります。
社会貢献
社会貢献は、慈善活動を支援するために提供
される金品等の価値あるものを意味します。
例えば、慈善寄付、資金集め、奨学金、
インタ
ーンシップ、
スポンサーシップ、
ソーシャル・プロ
グラムへの参加などが挙げられます。
政治献金
政治献金は、政治過程、政治組織またはさま
ざまなレベルの公職の選挙を促進したり、支
援したり、影響を与えたりする目的で、個人ま
たは組織に提供される金品等の価値あるもの
を意味します。
MODECは、原則として、会社の資金または資
源をロビー活動または政治献金に使用するこ
とを禁止しています。MODECは、社会貢献お
よび政治献金がMODECのために取引を獲
得または維持するか、
その他取引上の利益を
確保する不適切な目的でなされる場合には、
34
それを禁止します。
すべての社会貢献および
政治献金は、関係法令およびMODECの諸
規程および手続に従わなければなりません。
従業員等は、
プライベートな時間に自分で費用
を負担して政治的活動に参加することができ
ます。
その場合には、
見解および行動が自分個
人のものであってMODECのものではないこと
を常に明確にしておかなければなりません。
私たちの責任
個人としての政治的見解や活動
が、MODECのものと捉えられないことを
確実にするための措置を講じる。
MODECでの政治的な支出、資源の政治
目的での使用は禁止されていることを約
束する。
他の従業員等、
クライアントまたはビジネ
ス・パートナーに圧力をかけて、
ある政治
家候補者または政党に献金させたり、支
援させたり、反対させたりしない。
公職の選挙運動に参加したり、公職の指
名を求め、
または受けることを約束したり
する前に、経営陣の適切なメンバーに事
前の通知をする。
政治家になるか、
その選挙運動をするこ
とで、業務と利益相反を生じさせてはな
らず、
また生じているように見せてはなら
ない。
誰かに不適切な影響を与える目的で政治
献金または慈善寄付をしない。
Q 地元の公職立候補者の資金集
めパーティーに出席するつもりで
す。MODECの資金や資源を使わなけ
れば自分のMODECでの役職を名簿
に載せてもよいですか?
A いいえ。どのような形にせよ、個人的
な政治活動にMODECの名を出しては
いけません。
Q 選出された役人を次回の会社の
イベントに招待し、講演してもらおうと
思います。何か問題がありますか? A 選挙で選ばれた役人その他公務員
等を会社のイベントに招待する前に、
経
営陣の適切なメンバーから事前の承認
を受けなければなりません。
その招待客
が再選運動中であれば、
そのイベントは、
その運動を支援していると捉えられるか
もしれません。
また、
その招待客に飲食を
提供したり、
交通費を出したりすることは
贈答とみなされることもあります。
いずれ
にせよ、
制限または報告義務があるので、
注意してそれらに従ってください。
反社会的勢力の排除
MODECの規準
MODECが事業を営んでいる国・地域の中
には、
ある種の反社会的勢力、例えば暴力
団やその類の集団、
が存在します。MODEC
は、決して反社会的勢力と取引せず、彼らが
MODECの事業や倫理的行動のコミットメン
トに影響を及ぼすことを許しません。
私たちの責任
反社会的勢力の一員またはそれらと親密
な会社から、
口止め料や用心棒代の要
求、交渉の要求、
その他類似の要求を受
けたら、
それがどんな場合であっても断固
として拒否する。
反社会的勢力の脅迫または威圧に対し、
その場しのぎの解決として、
「当座しのぎ」
または1回限りの支払をしない。
反社会的勢力または類似の集団に関連
する人または団体から脅迫された場合、
上司または経営陣の適切なメンバーに知
らせる。
さらに深く知りたいときには
反社会的勢力排除に関する詳しい情報につい
さらに深く知りたいときには
ては、
当社の総務部に問い合わせてください。
ロビー活動および社会貢献、
政治献金に関
する詳しい情報については、
「Group Social
and Political Contributions Policy」
「Group Gifts and Hospitality Policy」
を
参照するか、
経営陣の適切なメンバーまたは
チーフ・コンプライアンス・オフィサーに問い合
わせてください。
35
Code of
Business
Conduct
and
E t h i c s
公平な競争と国際貿易
公正な取引と独占禁止
MODECの規準
違法または不公正な方法により競争を制限
するような不適切な慣行に関与してはなり
ません。
価格または供給レベルに関連するこ
とについて、
またはクライアント、
顧客もしく
は販売地域の分割を目的として、競合他社
と合意したりしないことが極めて重要です。
独占禁止法はとても複雑で、違反リスクも深
刻なものになりえます。
原則として、
競合他社
との合意は制限されており、常にある種の
話題、例えばMODECとその競合他社との
間の競争に関連する話題は避けなければ
なりません。
そのような会話が始まった場合
には、
すぐにその会議の場から離れ、経営陣
の適切なメンバーに報告してください。
36
私たちの責任
従業員等は、公正な取引習慣および適用され
る反トラスト、独占、競争およびカルテル関連
法に従って、事業を営まねばなりません。
自由、
透明かつ公正な経済競争を制限することは禁
止されています。従業員等は、次の行為をして
はなりません。
入札において、落札者、契約価格、
その他
不当に取引を制限するものを、入札者と
合意して決定すること
(「談合」)。
価格または生産/供給レベルを設定する
ことにつき競争者と合意すること。
または
特定のサプライヤーや顧客と取引しない
ことにつき競合他社と合意すること。
(例:
ボイコット)
競争上センシティブな情報(例:価格、費
用、
その他MODECの計画に関する秘密
で財産的価値を有する情報)
であって、市
場での競合他社の行動を変化させ、共謀
が推測されるような情報を競合他社と違
法に交換すること。
優越的地位を利用して、下請業者との、
または下請業者に対する違法と
される不公正な取引をおこなうこと。
また、競合他社を取引の競争から締
め出すこと。
弁護士の事前のレビューおよび同意なしに、再販価格の維持、
バンドル
販売または抱き合わせ販売を行うこと。
すべての関連する管轄地域において、関連する独占禁止法、規則または
規制に違反しうる行動をすること。
さらに深く知りたいときには
公正な取引および独占禁止コンプライアンスに関する詳しい情報について
は、経営陣の適切なメンバーまたはチーフ・コンプライアンス・オフィサーに問
い合わせてください。
国際貿易
MODECの規準
国境を越える取引には、多くの国の法令が適用されています。
それらには、取引がマネーロンダリングに利用されないための
法令、違法な不買同盟(ボイコット)
を企業に禁じる法令、輸
出入を規制する法令も含まれます。
MODECは、事業を営んで
いる国で適用される輸
出入管理、経済制裁、
関税、
その他関連法規を
遵守することを約束しています。私たち
一人一人が自分の業務に適用される法令を理解し、適法かどうか疑問が
ある場合には、専門家のアドバイスを求めなければなりません。
これらの法
令には、
日本、米国およびMODECが事業を営んでいる国の法令、
ならびに
MODECの諸規程や手続が含まれます。
輸出入の前には、MODECの従業員等は、
その輸出入品がどのように使用
されるか、
その品がどこへ行き、
どこから来るのか、
その品が技術的または
貿易上管理されるべき情報または物質を含んでいるかを確認する必要があ
ります。
Q 当社の競合他社の1社から、
秘密の価格情報を受け取りまし
た。
どうしたらよいですか?
A 何らかの行動に出る前に、経
営陣の適切なメンバーに相談して
ください。
そのような情報を受け取
った瞬間から、
私たちが独占禁止
法を尊重していることを示し、
他者
にも同じことを期待していることを
明確にすることが重要です。
ケー
ス・バイ・ケースで適切なアクショ
ンが必要となり、
例えばその競合
他社にレターを送ることも含まれ
ます。
Q 米国のテキサス州、ヒュース
トンで毎年開かれるのOffshore
Technology Conferenceへ
の参加を計画しています。潜在的
な独占禁止法上の問題を避ける
ために特別に注意すべきことは
ありますか?
A 事業者団体の会議やその他
業界の集まりは、
概して適法だとさ
れており、
有意義なものです。
しか
し、
そういった会議にも、
独占禁止
法の落とし穴が潜んでいます。
とい
うのも、
集まった競合同士が共通
の関心事項を話し合う傾向がある
からです。
MODECの従業員等は、
特に注意を払って、
競争に関する
事項のディスカッションや情報交
換を回避しなければなりません。
競合他社がそういった事項を話題
にしている場合、
MODECの従業
員等は、
中座してその場から退出
し、
経営陣の適切なメンバーに知
らせてください。
輸出入管理規則は、造船所、船舶、
プラットフォーム、
その他のMODEC
製品(建造場所、最終的な稼働場所にかかわらず)
から出荷され、
または
そこに入荷される、情報、技術、製品、技術データおよびソフトウェアに対
して、制限を課すことができます。
外交政策、国家安全保障その他の目的を促進するための経済的および
貿易制裁規則によって、MODECが取引を行うことのできる国および取
引相手を限定されることもあります。
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反ボイコット関連法令は、MODECまたは
MODECの従業員等がある取引相手また
は国の不買運動に参加または協力するこ
とを禁じることができます。
マネーロンダリング防止
マネーロンダリングは、
その影響が広範囲に
及び、
かつ深刻な結果をもたらす世界的な問
題です。
マネーロンダリングは、違法に取得し
た資金を適法に見せかけるプロセスとして定
義され、現金による取引に限定されません。
そ
のようなプロセスに関与することは、MODEC
のインテグリティを損なわせ、評判を傷つけ、
Q
入札招聘の一環として、最近、不
買同盟を支援するよう要請を受けまし
た。
どうしたらよいですか?
A
上司または調達担当者に必ず相談
してください。
そういった要求は必ずしも
明確になされるものでなく、
例えば、
特定
の国またはブラック企業との取引を拒否
する旨の合意やそれらとの取引関係に
関する情報を提供する旨の合意が求め
られることもあります。
また、
他のケースで
は、
人種、
宗教、
性別、
出身国、
国籍に基
づき差別する旨の合意などもありえます。
会社と個人を非常に厳しい制裁に晒すことも
ありえます。
これらの法令の多くは、疑わしい
取引や活動を政府機関に通報することも要求
しています。
従業員等は、
すべての適用されるマネーロンダ
リング防止およびテロ行為防止に関する要求
を遵守しなければなりません。例えば、次のよ
うな行為は禁止されています。
直接・間接を問わず、犯罪行為を促進
し、
または犯罪行為に起因する財産、資
金または通貨代替物を含む金融取引を
行うこと。
犯罪行為から得た金銭を受領、移転、輸
送、保有、使用、組織化、迂回または隠蔽
すること。他人がそのような行為をするの
を援助もしくは教唆すること。
テロリスト、
テロ行為またはテロ組織に対
する資金供給、支援その他支持、助長行
為に従事し、
または関与すること。
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私たちの責任
MODECの事業各拠点で、適切な輸入、
輸出および関税の記録を保存する。
情報、技術、製品またはソフトウェアの国
境を越えた出荷が、輸出入を管理する法
令に従っていることを確実にするために、
調達担当者からの指導を求める。
さらに深く知りたいときには
国際貿易およびマネーロンダリング防止に
関する詳しい情報については、上司、調達担
当者またはチーフ・コンプライアンス・オフィ
サーに問い合わせください。
おわりに
次の行為は間違っています。
記録を改ざんする
詐欺をはたらく
犯罪活動にかかわる
雇用主の時間、財産、材料または機器
を許可なく使用または乱用する
会社内で攻撃的な言葉を使う
賄賂を授受する
他者に対して嫌がらせまたは差別を
行う
ファシリテーション・ペイメント
をする
雇用主の事業所内に危険な無許可
の武器を持ち込む
雇用主の方針に違反する、
そ
れを悪用する
予定勤務時間中に許可なく欠勤する
許可なく事業所から雇用主の
財産を持ち去る
職務を怠る
組織の信用を失墜させる
雇用主または従業員の財産を
盗む、盗もうとする
会社の規程または法令違反を報告し
ない
常習的な遅刻、欠勤
内部調査において会社に協力しない
雇用主の事業所内で、
いつも
中毒性のあるものの影響を受
けた状態でいる
従業員等の監督下にある者の違反を
止めない
反抗的である
MODECの諸規程または本規範違反
または違反の疑いの通報に対して、従
業員等に報復する
これらは網羅的なリストではありません。
さらに詳しい情報は、上司または経営陣の適切なメ
ンバーに問い合わせください。
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