04 社員の多様性と人権を尊重し、 個の力を最大限に活かす 1文 化、国籍、信条、人種、性別、年齢などのダイバーシティ(多様性)と人権を 尊重し、一人ひとりの多様な能力・個性・価値観を受容・結集して、企業の 総合力とします。 ・私たちは、業務遂行能力と実績に応じた雇用と人材配置を行う施策を推進し、文化、国籍、宗 教、 信条、人種、性別、年齢、身体的障がいなどを理由とする差別は行いません。 ・一人ひとりの尊厳と価 値を尊 重し、互いに仕事 の場で共に働く仲間としてイコール・パートナー シップ(対等な関係)を築きます。 ・職場では、相手方の意に反したセクシュアル・ハラスメントまたはその他のハラスメント行為などは 行いません。また、他人を差別し、人権・人格を損ない、または侮蔑するような言動は厳に慎みます。 ・就業の最低年齢に満たない児童に対する身体的、精神的、道徳的その他の社会的発達を損なう、 不当で搾取的な児童労働を行ないません。また、意に反した労働を強制しません。 ・差別や嫌がらせの問題が発生した場合は、被害者、情報提供者および加害者と申し立てられた者の プライバシーを保護しつつ、迅 速に対応します。そして被害者の救済と再発防止に向けた適切な 処置をとります。 ・自由闊 達 な 組 織 風 土の 形成に努 め、意 見 提 案や 苦 情申し立てを自由にできる雰 囲 気と環 境を 作ります。 ・個人のプライバシーを尊重し、社員の個人情報は秘密として細心の注意を持って取り扱います。 ・自己の役割・職 務を誠実に遂行し、求められる役割と責任を果たします。会社の方針や就業規程、 倫理規程、各種ガイドラインなどの諸規程、業務上の指示・命令を正しく理解し、遵守します。 ・労働関係諸法令を遵守し、社員や社員代表と会社間で、企業の状況、経営課題などについて情報を 共有し、誠実な双方向コミュニケーションにより信頼感の醸成と、協調的な関係を構築します。 KAO BUSINESS CONDUCT GUIDELINE 9 2一 人ひとりの役割・職務と成果に対する公正な評価・処遇をとおして、困難に 果敢にチャレンジする人材を育成します。 ・私たちは、変化に迅速に対応しうる組織と多様な雇用システムをつくり、それぞれの役割と職務に 求められる要件を明確にし、適時・適材・適所による人材確保と配置を実現します。 ・個々の社員の適性と意欲・努力に焦点を当てた多様な育成支援策を提供し、自らの成長、やりがい が実感できる仕組みと風土をつくります。 ・一人ひとりの役割・職務と責任を明確にするとともに、能力と実績を公正に評価して、会社業績と 市場価値に見合った処遇を推進します。 3働 きやすい職場環境のために、安全・清潔で健康的な職場を保つよう心掛ける とともに、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)が取れるよう努めます。 ・私たちは、誰もが安心して働けるよう、業務上の安全・衛生の確保を優先します。また、日ごろから 心身の 健 康の増進に努めるとともに、過 重 労 働による健 康障害対 策、メンタルヘルス対 策など、 快適な職場環境づくりに努めます。万が一、業務上 災害が発生した場合は、人命の尊重を第一に、 所定の行動を確実に実行します。 ・私たちは、ワーク・ライフ・バランスの意識や風土づくりに努め、育児や介護等の制度の整備と普及 に取り組みます。 10 KAO BUSINESS CONDUCT GUIDELINE
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