オリジナルゲーム集

ボーイスカウト
オリジナルゲーム集
ボーイスカウト横浜第93団
目
次
1.あめ狩り
1
2.石入れ競争
2
3.缶ボーリング
3
4.原子炉を止めろ!!(マジックハンド)
4
5.サインあつめ
6
6.時限爆弾
7
7.信号ジャンケン
8
8.森林警備隊
9
9.沈黙の艦隊(深く静かに潜行せよ)
10
10.人間巻き尺
11
11.僕らは芸術家(スカウトマーク)
12
12.森のスパイ
13
13.森の中の魔法の樹
14
14.霧笛が俺を呼んでいる
15
15.夜間飛行
16
<ゲーム>
『あめ狩り』
(内容)
観察、信号、チームワーク
(準備)
室内(野外でもよい)の随所に「あめ」を多数かくしておく。
(方法)
1.「あめ」を見つけた組(班)員は、組(班)長に信号を送
りその場所を知らせる。
2.組(班)長は、それに基づいて「あめ」を取る。
「あめ」を取れるのは、組(班)長のみ、他の組(班)の
信号を解読して「あめ」を先取りしてもよい。
取った「あめ」の数の多い組(班)を勝ちとする。
取った「あめ」はおやつとする。
1
<ゲーム>
『石入れ競争』
(内容)
対班競技、バケツに石を投げ入れる。
(準備)
バケツ・・・班数
石コロ・・・3コ/人
(方法)
1.各班一列横隊、各班の前方5メートルにバケツを置く。
2.各員は石コロを3コづつ持つ。
3.各班の第一番目のものから一コづつ石をバケツに投げ入れ、
3コとも入れば次の者が投げはじめる。入れ損なった石は、
拾って来て正規の位置から投げ直す。
4.最も早く、全ての石をバケツに投げ入れた班が勝ち。
バケツが無ければ、地面に適当な大きさの「円」を書いてもよ
い。
2
<ゲーム>
『缶ボーリング』
(内容)
ボーリング
(準備)
ジュース等の空き缶10本、長さ20Cm位の丸太
(方法)
1.空き缶をボーリングと同じ方法で並べる。
2.適当な距離から丸太を投げて倒れた缶の本数を競う。
3
<ゲーム>
『原子炉を止めろ!!』
(マジックハンド)
(内容)
制御棒を、手を触れることなく(ロープを使って)原子炉の炉
心に挿入する。
(準備)
円筒形の物体(飲料水の空き缶)
ロープ
想定文
(方法)
1.地面に直径3∼5mの円を書き、原子炉と称し、更にその
中央に直径20∼30cmの円を書き、炉心と称す。(班数
分)
2.各班は円筒形の物体(制御棒と称す)に手を触れることな
く、ロープのみを使用し、大円の外から炉心に運び、立て、
作業に使ったロープは全て回収し収納する。
3.最も短時間で出来た班が勝ち。
4
<原子炉を緊急停止せよ>
ここは、○○国の××××ブイリ原子力
発電所である。
今しがた、第4号原子炉の出力が異常に
上昇したとの連絡があった。
そこで、マジックハンドを使って炉心に
制御棒を挿入し、この原子炉を緊急停止さ
せてもらいたい。
もちろんのこと、危険性が大きいから、
放射線管理地域に立ち入ってはならない。
成功を祈る!!
5
<ゲーム>
『サインあつめ』
(内容)
決められた時間内で、より多くの仲間のサインを集める。
(準備)
はがき大のカードとえんぴつ・・・参加者数
(方法)
1.はがき大のカードとえんぴつを持ち、散らばる。
2.「はじめ!」から「おわり!」までの5分間ぐらのあいだ
に、一人ずつ握手をし、あいさつをして、サイン(フルネ
ーム)を書いてもらう。
3.一番たくさんあつめた人が、そのサインを一人ずつ読みあ
げていく。読みあげられた人は自己紹介をする。
4.次に多い人が、自分が集めたサインで紹介されていないサ
インがあれば読みあげ、読みあげられた人は自己紹介をす
る。
全員が紹介されるよう配慮すること。
6
<ゲーム>
『時限爆弾』
(内容)
感覚(時間)
(準備)
時計
(方法)
1.全員が適当に散開し、目を閉じてしゃがむ。
2.それぞれが、規定の時間になったと感じたところで、「ド
カーン」と言って、跳びあがる。
規定時間にもっともちかくに跳びあがった者を勝ちとする。
7
<ゲーム>
『信号ジャンケン』
(内容)
班(組)対抗のジャンケン、班(組)員は同じものを出すが、
何を出すかは自分達で決めた信号で伝える。
(準備)
なし
(方法)
1.各班(組)に信号と発信者を決めさせる。
2.各班を向かい合わせて整列させる。
3.信号で伝え合ったものでジャンケンをさせる。
勝敗は、通常のジャンケンと同じ。但し、出したものが揃って
いない班(組)は負け。
8
<ゲーム>
『森林警備隊』
(内容)
場所とり
(準備)
なし
(方法)
1.全員を2組に分け、二重の円をつくり、内側を向く。
円の内側の人は座り、外側の人は立つ。
2.円の内側の一人を「見張り番」に選び、円の中央に立たせ
る。
円の外側の人は「森林警備隊員」、内側の人は「樹木」と
する。
3.見張り番が「火事だ!」と叫んだら、森林警備隊員は円の
周囲を同じ方向に走りはじめる。
4.2
3周したところでリーダは笛を鳴らす。そのとき、見
張り番は素早く樹木の前(内側)に座る。
5.それを真似て、森林警備隊員も樹木の前に座る。
座る場所を失った人が次の見張り番になる。
<注>
何回か繰り返すと円がちいさくなるので、適宜外へ広げる。
9
<ゲーム>
『沈黙の艦隊(深く静かに潜行せよ)』
(内容)
忍び寄り
(準備)
目隠し用の布(ネッカチーフ)
(方法)
1.防潜網になる班を決める。
2.防潜網になる班は横隊になり、全員が目隠しし両足を大き
く開き隣のスカウトの足と触れるように位置する。両手は体
側に置く。
3.他の班は、防潜網から適当な距離を隔てて横隊縦隊に並ぶ。
4.リーダの合図で第一列目の班から忍び寄りで防潜網の間や
下を潜りぬけ、向こう側へ出る。・・・防潜網役は、物音や
気配でこれを察知し、通り抜けようとする者に手でタッチす
る。
5.タッチされた者は、沈んだものとして「アウト」。
6.順次、各班が通り抜け、多く通過できた班を勝ちとする。
10
<ゲーム>
『人間巻き尺』
(内容)
指示された距離を歩く。
班(組)員の平均が、指示された距離に最も近い班(組)が勝
ち。
(準備)
巻き尺
(方法)
1.巻き尺で基準となる距離(例、10m)を計測し、全員に
歩測させる。
2.基準点を決め、そこから距離を指定して班毎にまとまって
歩かせ、各自の到達地点で停止させる。
3.巻き尺で指定距離を明示し、そこに最も多くの班(組)員
が集中している班(組)が勝ち。
場合によっては、各班で指定距離の前後最も遠く離れた2名を
除いて(特異値を除外して)勝敗を決めてもよい。
11
<ゲーム>
『僕らは芸術家』
(スカウトマーク)
(内容)
班員が手分けして一つのスカウトマークを描く。
(準備)
コンパネ
班数枚
模造紙
班数枚
フェルトペン
適当数
(方法)
1. キャンバス(コンパネに模造紙を貼り付けたもの)を班の
数分用意し、模造紙を貼付した面が見えないようにして、横
一列に適当な間隔で立てる。
2.各班はキャンバスから適当な距離に位置する。
3.リーダーの笛の合図で、順次交代しながら各班から一名の
スカウトがキャンバスに行き、フェルトペンでスカウトマー
クを描く。
4.全員が描画を終わった時点で、評価して優秀班をきめる。
(評価は種々の観点から出来るので、出来ばえが良くなくと
も、丁寧に描いてある班やチームワークがよかった班等を優
秀班とすることが出来る。・・・ただし、スカウトが納得す
る必要あり。)
12
<ゲーム>
『森のスパイ』
(内容)
敵陣に潜入し宝物を手に入れる。
(準備)
宝物・・・例、広げた手旗、ハバザック
班数
認識票・・・はがき大のカード
適当枚/人
(方法)
1.各班の陣地と宝物を決め、参加者全員に周知する。
2.各班は守備隊長1名を選び、守備隊長は班ごとに異なった
色のフェルトペンを持つ。
3.各班員は守備隊長にカードに番号を書いてもらって額につ
ける、敵陣へ向かう。
4.途中で敵に遭遇し、先に敵のカードの番号を読みあげると
敵のカードを没収できる。カードを没収されると自陣に帰
って守備隊長から新しいカードを貰うまでは攻撃出来ない。
5.敵陣の宝物をとるか、規定の時間が来たら終了。時間切れ
の場合は、手持ちのカードが多い班が勝ち。
13
<ゲーム>
『森の中の魔法の樹』
(内容)
ジェスチャーゲーム
(準備)
なし
(方法)
1.全員で手をつないで円になる。
2.リーダは円の中央に位置する。
3.円から一名を呼び出してリーダの側に来させる。
4.リーダは「昔々あるところに、とっても不思議な樹があり
ました。そうです、その樹の側にくるとアッと言う間に動物
に変えられてしまうのです。・・・もとの人間に戻るには、
皆んなから、その動物の名前を呼んでもらうしかありませ
ん。」と言って、側に来させたスカウトに動物の名前を小声
で告げる。
5.動物の名前を告げられたスカウトは、その動物の真似をす
る。・・・ただし、声を出してはいけない。
6.円上にいるスカウト達は、その動物の名前を当てる。
7.名前が当たれば、スカウトを元にかえし、次のスカウトを
呼び出して繰り返す。
<応用>
人数の多いときは、各組(班)から1名ずつ呼び出してもよい。
14
<ゲーム>
『霧笛が俺を呼んでいる』
(内容)
目隠しをして、音をたよりに音源にたどりつく。
規定の時間内で、音源に近い班(組)員が最も多い班(組)が
勝ち。
(準備)
音の出るもの(号笛)
(方法)
1.全員に目隠しをさせる。
2.リーダーは、離れた地点で断続的に音を出し(号笛を吹き)、
全員を音に向かって歩かせる。
3.適当な時間で、全員にその場で停止させる。
4.音源に近い班(組)員が最も多い班(組)が勝ち。
リーダーの代わりに各班長が音源になるのもよい。
15
<ゲーム>
『夜間飛行』
(内容)
目隠しをした状態でリーダに指示された方位に体を追従する。
(準備)
目隠し用布(ネッカチーフ)
(方法)
1.全員が自由な位置に散開する。
2.リーダがある方向(磁北でもよい)を「北」と決め、全員
に承知させる。
3.全員に目隠し、しゃがませる。
4.リーダは「これから全員で夜間飛行を行う。それでは翼を
広げて」と言って両手を広げさせる。
5.「先ずは、北に向かって離陸します・・・ブ−ン」と言っ
て、ゆっくりと立ち上がり飛び立つ気分を出す。
6.逐次、方向を指示し、その度に体の向きを変えさせる。方
向の指示は、BSであれば「方位角」で示すとよい。
7.何度か方位の指示を繰り返した後「それでは、これから着
陸します・・・ブ−ン」と言って、ゆっくりとしゃがませる。
8.「さて、着陸しました。」と言って、目隠しを取らせ、正
しい方向を向いている組員(班員)の多い組(班)を勝ちと
する。
16