Tobioギャラリー事業報告シナリオ

あつぎ市民都市ふぉーらむ事例発表シナリオ
2016年 1 月30日
コミュニティカフェ荻野副会長
岩崎正昭
テーマ:地域住民のふれあいと活動の場づくりについて
リーフレットの1ページ
皆さんこんにちは
コミュニティカフェ荻野副会長兼広報担当の岩崎正昭です。
本日のテーマは「地域住民のふれあいと活動の場づくりについて」ですが、厚木市市民協
働事業提案制度で、平成 27 年度に採択された「Tobio ギャラリー事業」の活動が良い事
例になると思いますので、ここにご報告いたします。
お手元に、受付でお配りしたこのようなパンフレットがお持ちだと思いますが、本日の事
例発表の概要ですので合わせてご覧ください。
Tobioギャラリーは東京工芸大学・UR 都市機構そしてコミュニティカフェ荻野が協
働して企画し、厚木市市民協働事業提案制度を利用して、平成 28 年 4 月 1 日より運営を
開始します。
この事業はパティオとびお商店街の店舗を利用し、地域住民の街づくりの拠点になる場を
構築する事業です。ねらいは
・ほっとするたまり場 ・にぎわいの場 ・地域の情報発信の場 ・地域のお世話の場で
す。
Tobioギャラリーの内装工事に参加し
た東京工芸大学の先生、学生、 コミュニテ
ィカフェ荻野メンバーのです。
コミュニティカフェ荻野のロゴマークで
す。コーヒーはふれあいのよきツールにな
っています。
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内装工事前後のTobioギャラリー写真です。
写真右:改装前の様子です。
天井壁はコンクリートむき出し、展示用に 2x4 材と集成材を使った簡易な掲示ス
ペース、そのほかトイレと蛍光照明及電源コンセント、暖房は電気ストーブです。
入口ドアーはなく、シャッター扉です。
写真右:改装後の室内。
防炎シートを張った格子組天井。
照明はLED照明。
壁はライトブルーに塗装、そこに、工芸大写真学科の学生さんの、花のパネル作品
をシルク製版したファブリックパネルを飾って雰囲気を出しています。
展示スペースは白の壁紙を貼り上下に茶色の縁取りをしてあります。
側板は白の塗装です。
テーブルはIKEAのテーブルセット、
椅子はカラフルなイームズのシェルチェアー。
その他エアコン1.冷蔵庫2、キッチンセット(水道)
、コーヒーメーカ 2、
電気ポット1、等も設備品としてあります。
コミュニティカフェ荻野のメンバーの得意領域を生かす。
内装工事は通常では工事業者に依頼するわけですが、
ログハウスを一軒建てた経験者、機械設計のベテランがメンバーにおり、寸法だし、
CADで図面設計、他のメンバーは組み立てや、加工、塗装等
それぞれできることをして作り上げました。
電気工事だけはお隣りの小野電器さんにお願いしました。
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リーフレットの 2 ページ
2.Tobioギャラリーの案内図
Tobio ギャラリーは「鳶尾団地行き」の神奈中バスの終点にあるパティオとびお商
店街の一角にあります。
3.Tobioギャラリーの経緯
TobioギャラリーはUR都市機構の貸店舗で約 60 ㎡の広さがあります。
東京工芸大学とUR都市機構とで、鳶尾団地及び周辺地域の活性化推進に係る
連携協定の締結によって生まれました。
連携・協力事項について
・鳶尾団地及び周辺地域の活性化
・コミュニティ形成に資する研究・取り組み
・その他の連携による取り組み等
主な取り組み
・とびお写真コンテスト
・TobioGarden(花と緑で繋がる)の実践
・市民講座
Tobio 大学
・写真学概論 ・会話力アップ ・地域住民とのフリートーク
・金毘羅宮(養徳寺)
活動を通して、地域の方との協働作業で地域活性化の試みを行ってきました。
学生の本文は学業ですから、常時オープンには無理がありました。
コミュニティカフェ荻野はこの試みと同じような目的を持った団体です。
2 年ほど前からメンバーの一人が同大学との写真交流があり、それがきっかけと
なり東京工芸大とコミュニティカフェ荻野との交流が始まりました。
ふれあい
人と人、団体と団体のつながりを大事にすること。
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リーフレットの4ページ
7.コミュニティカフェ荻野の活動
第一線を退き、同じ立場にある人々とコーヒーでも飲みながら交流を重ね、人の輪
を広げ、同行の士と巡り合い、趣味や技術をいかして、元気に過ごすことを目的に
2012 年 9 月に組織された団体です。
取り組んだ事業
定期的な会合(毎月第一月曜日 13 時 30 分から荻野公民館調理室)
これからはTobioギャラリーが活動拠点になります。
厚木市市民協働事業の取り組み
・みどりのカーテン事業
・みどりのカーテンぐらんぷり
あつぎこどもの森公園事業
地域のイベントへの参加
ふれあいから仲間づくりへ
地域の草刈り事業(財源づくり)
・みはる野遊水地の一部の除草
・宮郷水辺のひろばの除草
・宮の里遊水地の除草
汗をかく活動、そこで生まれる会話は強い仲間のきずなを創り、
そして、話し合いの場が大事になってきます。
誰かのアイデアが仲間の考えになり一つの活動になって結ぶことになる。
HP は atsuginet.com です。本日の資料はここにアップしてあります・
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リーフレットの3ページ
4.運営財源の確保
貸店舗を維持するには財源が必要です。厚木市に2009年に創設された厚木市民協働事
業提案制度があります。団体が企画した事業に厚木市が資金の一部を負担する唯一の仕組
みです。3年間は継続できるので、Tobio ギャラリー事業立ち上げは、まずこの仕組みを
利用することを考え、提案し、採択されたので実現したのです。
ちなみに、Tobioギャラリーは東京工芸大学に費用を負担していただきました。
初年度は手持ち金25万円で船出します。
収入の50%が市の負担金です。次年度以降は30%になり、自主財源を確保に工夫を要
します。
4年目(2019 年)から市の負担金なしでの運営になりますので3年間で、自主財源を
しっかり確保しておかなければなりません。
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5.地域公共サービスを創りだす地域の力
これからがまとめになります。
先行事例として協働事業で一般社団法人厚木ぐるっと まで成長した森の里ぐるっ
と事業から、地域の「三つのわ」の考えが生まれ、コミュニティカフェ荻野に継承
されています。
この三つをきちっと踏んでゆけば、地域課題に取り組む組織が生まれます。
事業をともに行うことで仲間意識が強まり、お互いの得意領域を知り、信頼も生まれます。
事業により得られた資金で次の事業を興し、少しずつ地域のお困りごとを解決することが
できます。
6.夢・・・地域社会
元気で行動的な高齢者であるプラチナ世代がつくる地域社会ではまだまだ力が
有り余っています。この力を生かす仕組みを沢山つくる
比較的リスクの少ない事業はプラチナ世代が集まって一般社団法人を組織して事業を行
う。リスクの大きい事業はプラチナ世代の独立心旺盛の方が合同会社を興し事業を行
う。それらが連携して、地域社会に活力を生み、住みよい街をつくります。
・・・これが夢です。
Tobioギャラリーの開店情報はHPに公開いたしますので、このほっとするたまり
場にお出で下さいと申し上げて本日の事例発表を締めくくりたいと思います。
ありがとうございました。
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