中重度者ケア体制加算【新設】 個別機能訓練体制【要件変更】

(通所介護)
■算定要件抜粋(指定居宅(介護予防)サービスに要する費用の額の算定に関する基準より抜粋)
(下線は改正部分。ただし、新規追加加算など全文改正については下線は省略。<>内は大阪府加筆部分。)
中重度者ケア体制加算【新設】
別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定通所介護事業所が、中重度の
要介護者を受け入れる体制を構築し、指定通所介護を行った場合は、中重度者ケア体制加算として、1日につき45単
位を所定単位数に加算する。
※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
イ 指定居宅サービス等基準第九十三条第一項第二号又は第三号に規定する看護職員又は介護職員の員数に加え、看護
職員又は介護職員を常勤換算方法(指定居宅サービス等基準第二条第七号に規定する常勤換算方法をいう。)で二以上
確保していること。
ロ 指定通所介護事業所
(指定居宅サービス等基準第九十三条第一項に規定する指定通所介護事業所をいう。以下同じ。)
における前年度又は算定日が属する月の前三月間の利用者の総数のうち、要介護状態区分が要介護三、要介護四又は
要介護五である者の占める割合が百分の三十以上であること。
ハ 指定通所介護を行う時間帯を通じて、専ら当該指定通所介護の提供に当たる看護職員を一名以上配置していること。
個別機能訓練体制【要件変更】
別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定通所介護の利用者に対して、機能訓練を行っ
ている場合には、当該基準に掲げる区分に従い、1日につき次に掲げる単位数を所定単位数に加算する。
イ 個別機能訓練加算(Ⅰ)
46単位
ロ 個別機能訓練加算(Ⅱ)
56単位
※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。
イ 個別機能訓練加算(Ⅰ)
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
(1) 指定通所介護を行う時間帯を通じて、専ら機能訓練指導員の職務に従事する常勤の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護
職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師(以下この号において「理学療法士等」という。)を一名以上配置していること。
(2) 個別機能訓練計画の作成及び実施において利用者の自立の支援と日常生活の充実に資するよう複数の種類の機能訓練の項目を
準備し、その項目の選択に当たっては、利用者の生活意欲が増進されるよう利用者を援助し、心身の状況に応じた機能訓練を適切
に行っていること。
(3) 機能訓練指導員、看護職員、介護職員、生活相談員その他の職種の者(以下この号において「機能訓練指導員等」という。)が
共同して、利用者ごとに個別機能訓練計画を作成し、当該計画に基づき、計画的に機能訓練を行っていること。
(4) 機 能 訓 練 指 導 員 等 が 利 用 者 の 居 宅 を 訪 問 し た 上 で 、 個 別 機 能 訓 練 計 画 を 作 成 し 、 そ の 後 三 月 ご と
に 一 回 以 上 、 利 用 者 の 居 宅 を 訪 問 し た 上 で 、当 該 利 用 者 又 は そ の 家 族 に 対 し て 、機 能 訓 練 の 内 容 と
個別機能訓練計画の進捗状況等を説明し、訓練内容の見直し等を行っていること。
ロ 個別機能訓練加算(Ⅱ)
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
(1) 専ら機能訓練指導員の職務に従事する理学療法士等を一名以上配置していること。
(2) 機能訓練指導員等が共同して、利用者の生活機能向上に資するよう利用者ごとの心身の状況を重視した個別機能訓練計画を作成
していること。
(3) 個別機能訓練計画に基づき、利用者の生活機能向上を目的とする機能訓練の項目を準備し、理学療法士等が、利用者の心身の状
況に応じた機能訓練を適切に提供していること。
(4) イ(4)に掲げる基準に適合すること。
(通所介護)
認知症加算【新設】
別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定通所介護事業所において、別に厚生労働大臣
が定める利用者に対して指定通所介護を行った場合は、認知症加算として、1日につき60単位を所定単位数に加算する。
※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
イ 指定居宅サービス等基準第九十三条第一項第二号又は第三号に規定する看護職員又は介護職員の員数に加え、看護職員又は介護職
員を常勤換算方法(指定居宅サービス等基準第二条第七号に規定する常勤換算方法をいう。)で二以上確保していること。
ロ 指定通所介護事業所における前年度又は算定日が属する月の前三月間の利用者の総数のうち、日常生活に支障を来すおそれのある
症状又は行動が認められることから介護を必要とする認知症の者の占める割合が百分の二十以上であること。
ハ 指定通所介護を行う時間帯を通じて、専ら当該指定通所介護の提供に当たる認知症介護の指導に係る専門的な研修、認知症介護に
係る専門的な研修、認知症介護に係る実践的な研修等を修了した者を一名以上配置していること。
※ 別に厚生労働大臣が定める利用者の内容は次のとおり。
日常生活に支障を来すおそれのある症状又は行動が認められることから介護を必要とする認知症の者
サービス提供体制強化加算
(予防共通)【要件変更】
別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定通所介護事業所が利用者に対し指定通所介
護を行った場合又は別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定療養通所介護事業所が
利用者に対し指定療養通所介護を行った場合は、当該基準に掲げる区分に従い、1回につき次に掲げる所定単位数を加算する。ただ
し、サービス提供体制強化加算(Ⅰ)を算定している場合においては、サービス提供体制強化加算(Ⅱ)は算定しない。
(1)
(2)
(3)
(4)
サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ
サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ
サービス提供体制強化加算(Ⅱ)
サービス提供体制強化加算(Ⅲ)
18単位
12単位
6単位
6単位
※ 別に厚生労働大臣が定める基準の内容は次のとおり。
イ サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
(1) 指定通所介護事業所の介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が百分の五十以上であること。
(2) 通所介護費等算定方法第一号イ及びハに規定する基準のいずれにも該当しないこと。
ロ サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
(1) 指定通所介護事業所の介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が百分の四十以上であること。
(2) イ(2)に該当するものであること。
ハ サービス提供体制強化加算(Ⅱ)
次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
(1) 指定通所介護を利用者に直接提供する職員の総数のうち、勤続年数三年以上の者の占める割合が百分の三十以
上であること。
(2) イ(2)に該当するものであること。
ニ サービス提供体制強化加算(Ⅲ)
<指定療養通所介護に関するものであり、省略>
(通所介護)
選 択 的 サ ー ビ ス 複 数 実 施 加 算 (予 防 の み ) 【 新 規 届 出 】
別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして、都道府県知事に届け出た指定介護予防通所介護事業所が、
利用者に対し、運動器機能向上サービス、栄養改善サービス又は口腔機能向上サービスのうち複数のサービスを実施
した場合に、1月につき次に掲げる単位数を所定単位数に加算する。ただし、運動器機能向上加算、栄養改善加算又
は口腔機能向上加算を算定している場合は、次に掲げる加算は算定しない。また、次に掲げるいずれかの加算を算定
している場合においては、次に掲げるその他の加算は算定しない。
(1) 選択的サービス複数実施加算(Ⅰ) 480単位
(2) 選択的サービス複数実施加算(Ⅱ) 700単位
※別に厚生労働大臣が定める施設基準の内容は次のとおり。
イ 選択的サービス複数実施加算(Ⅰ) 次に掲げる基準のいずれにも適合すること。
(1) 運動器機能向上サービス、栄養改善サービス又は口腔機能向上サービス(以下「選択的サービス」という。)の
うち、2種類のサービスを実施していること。
(2) 利用者が指定介護予防通所介護又は指定介護予防通所リハビリテーションの提供を受けた日において、当該利用
者に対し、選択的サービスを行っていること。
(3) 利用者に対し、選択的サービスのうちいずれかのサービスを1月につき2回以上行っていること。
ロ 選択的サービス複数実施加算 (Ⅱ) 次に掲げるいずれの 基準にも適 合すること。
(1) 利用者に対し、選択的サービ スのうち3種類利用者に対し、選択的サービ スのうち3種類利用者に対し、選択
的サービ スのうち3種類スを実施していること。
(2) イ(2)及び(3)の基準に適合すること。