埼玉大学工学部に環境共生学科を新設します(予定) 埼玉大学では平成 20 年 4 月、工学部に環境共生学科を新設することを予定しています。 地球の人口が 65 億人を超え、食料や水の不足が懸念される中、化石燃料の消費による地球環境の温暖化 に伴う異常気象や自然災害の発生、生物種の絶滅などの生態系の異変が世界各地で報じられ、一方では汚 染物質の蓄積や環境汚染の拡大など、産業革命以来の科学技術に依存した社会がもたらしたさまざまな負 の遺産をどのように軽減そして解消していくかが、大きな課題になっています。 環境共生学科は、人類は環境の一部であるとの認識に立ち、全体として環境と人間の関係を適切な状態 に導くと同時に、他の生き物と共にさまざまな物質に囲まれながら安全かつ快適に生きて行くことが可能 な環境を保全し創造する人材の育成を目指して、新設されます。 ■環境共生学科は、自然と人間社会が共存共生できる環境づくりを目ざした、工学系としてはきわめてユ ニークな総合的環境教育の場を提供します。 環境共生学科は、従来は主として農学系の学部で取り扱われてきた、生態系の理解を通じて自然環境と 人間の共生に資する技術体系を、工学部において教育する、工学系としては極めてユニークな新学科です。 環境共生学科では、 ①環境化学を発展させた低環境負荷循環型社会の構築のための物質循環科学 ②生態学と工学的手法を応用した自然と人間社会の共存共生の方法に関する応用生態学 ③自然と人間を尊重した社会基盤や設備環境の形成に関わる環境の設計・計測の手法を扱う環境評価学 の 3 分野を基幹とする科目群を基軸とし、これに総合的な観点から環境を理解する環境共生学総合科目群 を加えた、学生自身の意欲に応じた履修が可能な体系的なカリキュラムを構成しています。これらを通じ て、環境科学の基礎と応用を学び、環境の総合的な評価及び管理手法を身につけ、環境と人間の相互作用、 自然生態系のメカニズムの理解を深め、適切な環境設計技術を体得し、環境負荷による生態系の変化を敏 感に検出する技術を習得するとともに、省資源や省エネルギーに関連する物質循環技術や環境制御技術、 循環型社会形成のための諸制度の専門知識を培います。 ■環境共生学科は、環境問題に深い関心を持ち、今世紀の人類に課せられた最大の課題「持続可能な生存 環境の保全と創造」を通じて21世紀の社会に貢献する意欲的な学生を歓迎します。 環境共生学科では、自然と人間社会の共生を視野に入れた持続可能な低環境負荷の循環型社会の構築を 目指す工学技術を身に付けた専門家を育成していきたいと考えています。 卒業後は、企業の環境関連部門、環境コンサルタント、行政への就職の他、大学院進学、各種資格取得へ の道も開けます。 また、中学校・高等学校教諭Ⅰ種免許状(理科)が取得できます。(現在申請中) ■環境共生学科は、入学定員 25 名の徹底した少数精鋭教育を行います。 環境共生学科の定員は、他学科からの振り替えによる 25 名で、徹底した少数精鋭教育を行います。募 集定員の入試別配分と試験方法の概要は次のとおりです。 ・ 推薦入試・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 名:小論文および面接 ・ 個別学力検査(前期日程)・・・10 名:小論文 ・ 個別学力検査(後期日程)・・・10 名:外国語・数学・理科(物理・化学・生物の中から 得意な 1 科目の選択が可能) <個別学力検査の受験には大学入試センター試験の所定科目の受験が必要です。 推薦入試以外の特別選抜(各若干名募集)など、入学試験に関する詳細は「埼玉大学入学者選抜に関する要項」、 埼玉大学ホームページを参照してください。> ■ 環境共生学科ホームページ http://www.env.saitama-u.ac.jp/ 問い合わせ先:埼玉大学大学院理工学研究科 環境制御システムコース長 TEL:048-858-3459 E-mail: [email protected] 1 / 7 ページ 豊岡 了 期待される効果 持続可能な低環境負 荷の循環型社会の構 築を通して地球環境 の保全に貢献できる、 総合的かつ長期的な ヴィジョンを備えた技 術者の養成 自然と人間社会の共生 生態系の保全・再生 生活環境の再生 循環型社会の構築 地球環境の保全 資源リサイクルの推進 省エネルギーの推進 大気・水・土の汚染除去 産業活動の環境管理 景観まちづくりの推進 基幹3分野を主軸とする専門教育 新学科設置 埼玉大学工学部に自然環境と人間 社会の共生を視野に入れた総合的 視点に立つ環境共生学を設置する 他学科 学際科目 物 質 循 環 科学 応用生態学 環境評価学 系科目群 系科目群 系科目群 + 環境共生学 副専攻 総合科目群 プログラム 他学部 連携科目 副専攻 プログラム 環境共生学科 社会的背景 ・地球環境問題にかか わる専門家の不足 ・環境教育・環境学習 を 受 け た 若 者 に対す る大学教育の遅れ ・受験生の工学離れ ・工学部に自然環境と の 共 生 を 視 野 に入れ た学科がない 受験生 環境教育 環境学習 産業革命以来の工学 技術の成果に 依存した 高等学校 社会 進学需要 工学部を志向し環境に 関心を持つ受験生 多様な環境問題への関心 中学校 小学校 大気・水・土の汚染 廃棄物の蓄積 エネルギー資源の枯渇 地球温暖化 環境影響化物質 2 / 7 ページ 生態系破壊 産業活動の広域化 生活環境の荒廃 環境共生学科の概要と教育課程の特徴 | 環境共生学科の教育課程の特徴 z z 産業革命以来の 工学技術の成果 に依存した現代 社会の環境問題 物質循環科学・応用生態学・環境評価学の基幹3分野を主軸とするキャリアパスに 応じた独自の専門科目群 共通科目群による基礎力の形成+総合科目による幅広い視野の形成 工学部を志向し、 環境教育・環境学 習を通じて環境問 題に関心を持つ受 験生 環境共生学科 履修科目群 大気・水・土の汚染 廃棄物の蓄積 エネルギー資源の枯渇 地球温暖化 環境影響科学物質 生態系破壊 産業活動の広域化に よる汚染の拡大 生活環境の荒廃 化学を履修し受 験する学生 卒業後の進路 資源リサイクル の推進 省エネルギー の推進 大気・水 ・土の汚 染除去 企業の環境分析部門 企業の環境管理部門 物質循環科学系科目群 多様な環境問題への関心 生物を履修し受 験する学生 循環型 社会の 構築 企業の設計部門 共通 基礎 科目 群 企業の製造部門 応用生態学系科目群 環境コンサルタント 建設コンサルタント 自然と人 間社会の 共生 生態系の 保全・再生 分子環境 の解明 地 球 環 境 の 保 全 行政の環境部門 物理を履修し受 験する学生 環境評価学系科目群 環境系NPO 教育機関 環境共生学総合科目群 工学部学際科目群(他学科開講) 3 / 7 ページ 大学院進学 生活環 境の再 生 産業活動 の環境管 理 景観まち づくりの 推進 <環境共生学科新設に関する記者発表用 参考資料> 埼 玉 大 学 工 学 部 を 改 組 し 、 平 成 20 年 4 月 、 環 境 共 生 学 科 を 新 設 し ま す 。 (予 定 ) 1.新学科設置に至る経緯 人間の利便性を追求し続けてきた、二十世紀型の工学技術に代表される産業革命以来の 技術に依拠する社会のあり方が、地球の生態系に過大な負荷を与えてきたことはもはや明 白な事実です。 この歴史こそが今日の環境問題の原点であるという反省に基づけば、人間が生きていく 環境を自然との共存・共生を考慮しながら整備していくための工学技術の再編と体系化、 ならびにそれを実のあるものとして社会に還元していくための人材の育成は、現実に急務 であることは明らかでしょう。 一方、持続可能な低環境負荷の循環型社会の実現を目指すことは、国際社会の共通認識 としてもはや定着しているが、実際には様々な環境問題が山積し、事態はむしろ深刻化の 度合いを増しています。次々に環境基準や制度が整えられていく中で、公務員や企業の専 門家として環境問題の解決に最新かつ高度な技術知識を踏まえて取り組むことができる人 材が、実際には不足している実態も看過することができません。 ま た 、既 に 小 中 高 校 な ら び に 地 域 社 会 に お い て は 、環 境 教 育 ・環 境 学 習 が 具 体 的 に 推 進 さ れている一方で、その指導者となるべき人材の養成を行うべき大学には、従来の細分化さ れた専門分野の一部として環境関連の教育・研究が行われてはいるものの、特に工学的観 点から環境を真正面から受けとめて体系的かつ総合的に学習することができる教育課程を 持った学科が少ないことが識者により指摘されています。 埼玉大学工学部では、多様な社会的要請に対する役割を十分に果たすと同時に、今後極 めて重要となる工学が担うべき新しい分野の人材育成体制について、速やかに対応してい くことを検討し続けてきました。そして、従来は主として農学系の学部で取り扱われてき た、生態系の理解を通じて自然環境と人間の共生に資する技術体系を、工学部において教 育する必要性を深く認識し、環境共生学科を新たに設置する構想にいたったものです。 2.埼玉大学工学部改組の内容 環境共生学科の新設のために、工学部の各学科を次のように再編します。 現行の工学部は、機械工学科、電気電子システム工学科、情報システム工学科、応 用化学科、機能材料工学科、建設工学科の 6 学科で構成されていますが、新たに環境 共生学科を設置し、工学部を全 7 学科に改組します。 新 設 す る 学 科 の 定 員 は 25 名 と し 、 徹 底 し た 少 数 精 鋭 教 育 を 行 い ま す 。 学科名 機械工学科 電 気 電 子 システム工 学 科 情 報 システム工 学 科 応用化学科 機能材料工学科 建設工学科 環境共生学科 表 入学定員 95 77 57 63 48 75 25 計 440 環境共生学科新設後の工学部各学科の入学定員 4 / 7 ページ 3.新設学科の概要 (1)名称の趣旨 新たに設置する学科の名称は環境共生学科です。 「 環 境 共 生 」 は 英 語 で は environmental symbiosis と し て す で に 定 着 し て い る 言 葉 で あ り 、 日 本 国 内 に お い て も 「 環 境 共 生 都 市 」「 環 境 共 生 住 宅 」「 環 境 共 生 建 築 」 な ど 主 に 都 市 計 画 や 建 築 分 野 で 使 わ れ 始 め 、 1998(平 成 10)年 3 月 に は 日 本 環 境 共 生 学 会 が 設 立 さ れ る な ど 、学 術 研 究 並 び に 実 務 の 両 面 に お い て 認 め ら れ 広 く 用 い ら れ て い ま す 。 学 問 と し て の 環 境 共 生 学 が 目 指 す も の は 、既 存 の 科 学 を 個 別 に 深 化 さ せ る 方 向 で は な く、広範かつ多岐にわたる諸学問分野の知見を、環境と人間の共生を軸に横断的に再 編することにより生まれる新しい学際領域の構築です。 こ こ で は 人 類 は 環 境 の 一 部 で あ る と の 認 識 に 立 ち 、全 体 と し て 環 境 と 人 間 の 関 係 を 適 切な状態にすると同時に、他の生き物と共に、さまざまな物質に囲まれながら安全か つ快適に生きて行くことが可能な環境を創造することを目指しており、それを適切に 表現する名称として命名しました。 (2)環境共生学科の教育の理念・目的 環境共生学科は、多様な環境と人類の共存共生の原理を科学的に解明し、その知見に基 づく応用技術を開発するために主体的に挑戦する知的技術者の育成を通じて、地球の未来 に向けて貢献することを志向しています。そのために、環境共生学科においては、生態系 の動態を踏まえた自然との共存共生関係を基本とする持続可能な人間社会の形成に向けて、 環境共生学の基本として、次の3つの分野を基幹分野とします。 ①環境化学を発展させた低環境負荷循環型社会の構築のための物質循環科学 ②生態学と工学的手法を応用した自然と人間社会の共存共生の方法に関する応用生態学 ③人間を尊重した社会基盤や設備環境の形成に関わる環境の設計・計測の手法を扱う環 境評価学 これらの3つの分野の科目群を基軸とし、これに「総合的な観点から環境を理解する環 境 共 生 学 総 合 科 目 群 」を 加 え た 体 系 的 な カ リ キ ュ ラ ム を 通 じ て 、物 質 循 環 シ ス テ ム の 確 立 、 生態系の保全・再生、産業システムや生活空間の構築に資する、環境技術の体系に関する 教育を行います。 (3)養成する人材 環 境 共 生 学 科 で は 、地 球 的 ・人 類 的 ス ケ ー ル の 視 野 を 持 ち つ つ 、地 域 社 会 に お い て 環 境 共 生に関する社会的ニーズに対応できる、自然との共生を視野に入れた持続可能な低環境負 荷の循環型社会の構築を目指す工学技術を身に付けた専門家を育成します。 持 続 可 能 性 の 高 い 社 会 を 創 造 す る た め に 必 要 な 、省 エ ネ ル ギ ー 技 術 、物 質 循 環 シ ス テ ム 、 安全な環境の形成技術等を創出する力を身に付けた技術者として活躍する場面は、次のよ うになるでしょう。 ・ 環境負荷を最小限にするための技術開発など企業などにおける実務を通じて実践的 な社会貢献をする専門技術者 ・ 環 境 問 題 が 世 界 的 な 問 題 で あ る こ と の 自 覚 と 理 解 を も ち 、海 外 諸 国 の 国 際 的 な 場 面 で 活躍する専門技術者 ・ 「 Think globally、 act locally」と い う 地 球 環 境 に 関 す る 標 語 の 精 神 に 則 り 、ロ ー カ ル な 環 境 問 題 を 理 解 し 、人 々 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 通 じ て 地 域 社 会 の 環 境 の 向 上 に 貢 献 す る 、 自 治 体 行 政 職 員 や NPO な ど の 専 門 家 4. 教 育 課 程 の 概 要 と 特 色 (1)教育課程の概要 環境共生学科では、一般的な工学の基礎知識に加えて、国際的な視野のもとでの環境学 の基礎を学習し、その上に自然との共生を考慮した持続可能な低環境負荷循環型社会の構 築に必要な専門科目を教育します。すなわち環境共生の理念を実現する、幅広い視野を持 つ技術者としての基本的素養を育成する基礎科目による教育を行うとともに、より高度な 5 / 7 ページ 専門知識を有する専門家になるため学生自身の関心に応じて将来の進路を意識した学習を 深めることができるように、応用的な演習や実習と効果的に連動させた専門科目による教 育を行います。他学部と連携した副専攻プログラムや、工学部他学科が開講する学際科目 も活用します。 環境共生学科のカリキュラムは、物質循環科学系科目群、応用生態学系科目群、環境評 価学系科目群の3分野を基幹とし、これに環境共生学総合科目群を加えて、それぞれ「A 群 工 学 部 基 礎 科 目 」、「 B 群 学 科 専 門 科 目 」、「 C 群 工 学 部 学 際 科 目 」 に 振 り 分 け ら れ ています。 さらに、環境分野の知識や技術を社会貢献において活かすための素養を、インターンシ ップや環境政策・法制度を扱う社会科学系の科目により養います。 【A群。工学部基礎科目】 工学部基礎科目では、環境共生学を習得する前提として自然 科学基礎の教育を重視し、それに必要となる数学、物理学、化学、生物学を履修します。 ま た 、共 通 基 礎 科 目 と し て 工 学 基 礎 実 験 お よ び 情 報 処 理 演 習 を そ れ ぞ れ 必 修 と し て い ま す 。 【B群。学科専門科目】 専門科目では、環境共生学の基幹分野である物質循環科学、応 用生態学、環境評価学の3つの分野の科目を履修します。特に実験や実習の科目は必修と して多数配置し、環境の仕組みに対する観察力・分析力を養い、また自主的に考え課題を 解決する実践力・行動力を養います。 <B1>物質循環科学系専門科目群:物質循環科学系では環境影響化学物質の基礎知識 を 学 ぶ た め の 科 目 群 を 配 置 し 、関 連 す る 分 析 技 術 の 習 得 の た め 実 験 を 必 修 と し て い ま す 。 <B2>応用生態学系専門科目群:応用生態学系の専門科目は、従来工学部ではほとん ど取り上げられることがなかった、しかも工学技術の実社会での応用の結果生じている 環境影響を受ける、生物並びに生態系の仕組みと動態を理解するための基礎学問体系を 履修します。実際にフィールドに出て学習する科目を必修科目とし、自然環境の成り立 ちや動態を実地で理解するための教育を行います。 <B3>環境評価学系専門科目群:環境評価学系では、環境保全に配慮した視点を踏ま えた人間生活の場としての環境の設計方法論の理解と演習、ならびに環境設計および環 境計測に関連する基礎知識と実験技術を習得するための教育を行います。 <B4>環境共生学総合専門科目群:環境の形成と変化の歴史や履歴を正しく理解し、 環境共生型社会の創造にむけた法律、倫理などの環境にかかわる人文社会的な基礎知識 を習得するための科目群です。 ま た 、学 生 自 ら が 実 験 や 解 析 を 通 し て 現 象 を 考 察 す る「 テ ー マ 研 究 」、国 際 的 な 視 野 か ら 環境問題を理解するために必要なコミュニケーション能力としての英語力の向上のための 必 修 科 目「 環 境 科 学 英 語 」、環 境 共 生 の 理 念 を 社 会 的 に 実 践・推 進 す る 上 で 必 須 の プ レ ゼ ン テーション技術の習得を兼ねた先進的な環境共生学に関する文献講読「環境共生学セミナ ー」を設けています。より実践的な場面での経験を求める学生には、実社会での環境問題 への取り組みを実体験するための「インターンシップ」の機会を与えます。 これらの総仕上げとして、学生自信が選択した専門分野について、工学技術者としての 考え方、分析手法に関するより深い知識手法、柔軟な解析能力や問題解決能力を高めるた めに、各基幹分野の研究室において環境問題に関する具体的なテーマを設定して「卒業研 究」を行います。 【C群。工学部学際科目】 環境共生学に関連する科目を開講している他学科の専門科目 を選択科目として指定し、学生自身の志向に応じて受講できるようにしています。 (2)教育課程の特色 環境共生学科の教育課程の特色として、カリキュラム構成において以下の点が配慮され ていることがあげられます。 ・物理・化学・生物のいずれを理科の受験科目として選択して環境共生学科に入学して も理科分野の基礎を改めて学ぶことができ、幅広い基礎知識を得ることができます。 ・入学時の理科選択科目にとらわれず、環境に関する広い知識を基盤としながら自分の 6 / 7 ページ 専門を自由に選択でき、さらに指定選択科目および選択科目を履修することで専門性を 高めることができます。 ・環境に関する専門知識を 3 つの基幹分野(物質循環科学系、応用生態学系、環境評価 学系)から指定選択により学ぶことにより、環境に関する幅広い知識を基盤として持つ ことができます。 ・生態学に関する基礎知識および専門知識を工学の一分野として体系的に学ぶことがで きます。 (3)卒業後の進路 環境共生学科の専門科目群は、卒業後に関心を抱く分野における公的資格の取得につな がる道が開けるように、実社会との関連性を明確に位置づけた内容を含むものとなってい ます。 新学科においては、適切な進路指導を持続的に行い、学科で学んだことを生かした社会 的二一ズの高い分野への進出を目指すとともに、専門家としての技術水準を示す資格を取 得することを奨励し、教育プログラムにおいて学生を支援します。 卒 業 後 の キ ャ リ ア ・パ ス と し て 以 下 の も の が 想 定 で き ま す 。 【物質循環科学系分野】資源リサイクルの推進、省エネルギーの推進、大気・水・土の汚 染除去などを通じて循環型社会システムの構築を目指す専門家 ・ 公害防止管理者や安全衛生管理者などの資格を持つ企業の環境管理部門の技術者 ・ 環 境 計 量 士 や 臭 気 測 定 士 な ど の 資 格 を 持 ち 、企 業 の 環 境 分 析 部 門 で 産 業 活 動 の 環 境 管 理を行う専門技術者 ・ 環 境 カ ウ ン セ ラ ー の 資 格 を 持 つ 環 境 コ ン サ ル タ ン ト の 専 門 技 術 者 、環 境 系 NPO の 専 門家 【 応 用 生 態 学 系 分 野 】生 態 系 の 保 全 ・再 生 に 関 わ り 自 然 と 人 間 社 会 の 共 生 を 実 現 す る 専 門 家 ・ ビオトープ管理士や生物分類技能士の資格を持ち環境コンサルタントや建設コンサ ル タ ン ト で 調 査 ・計 画 に 携 わ る 専 門 技 術 者 ・ 自 然 観 察 指 導 員 の 資 格 を 持 ち 地 域 社 会 に お い て 環 境 教 育 ・環 境 学 習 を 支 援 す る 環 境 系 NPO の 専 門 家 【環境評価学系分野】生活空間の設計・管理や産業活動の環境評価・管理を通じて人間の 生活環境の再生を担う専門家 ・ 企 業 の 製 造 部 門 に お い て RoHS 指 令 対 応 業 務 、 あ る い は 環 境 部 門 で ISO14000 認 証 取得対応などの業務を遂行する専門技術者 ・ 技術士の資格を取得し環境改善の提案を行う建設コンサルタントの専門技術者 また、どの分野を主な専攻分野として履修し卒業しても、下記の職場で活躍することが できる。 ・ 環境教育・環境学習の指導を行う専門知識を有する理科教員 < 中 学 校 ・ 高 等 学 校 教 諭 Ⅰ 種 免 許 状 (理 科 )を 取 得 可 能 (現 在 、 課 程 認 定 申 請 中 )> ・ 行 政 の 環 境 部 門 の 職 員 、 環 境 系 NPO の 専 門 家 5.入学試験・募集定員 環 境 共 生 学 科 で は 、 入 学 定 員 25 名 の 徹 底 し た 少 数 精 鋭 教 育 を 行 い ま す 。 募集定員の入試別配分と試験方法の概要は次のとおりです。 ・ 推 薦 入 試 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 名 : 小 論 文 お よ び 面 接 ( 平 成 19 年 11 月 17・18 日 ) ・ 個 別 学 力 検 査 ( 前 期 日 程 ) ・・・10 名 : 小 論 文 ( 平 成 20 年 2 月 26 日 ) ・ 個 別 学 力 検 査( 後 期 日 程 )・・・10 名 : 外 国 語 ・ 数 学 ・ 理 科( 物 理 ・化 学 ・生 物 の 中 か ら 得意な 1 科目の選択が可能) ( 平 成 20 年 3 月 12 日 ) <個別学力検査の受験には大学入試センター試験の所定科目の受験が必要です。推薦入 試 以 外 の 特 別 選 抜 (各 若 干 名 募 集 )な ど 、入 学 試 験 に 関 す る 詳 細 は「 平 成 20 年 度 埼 玉 大 学 入 学 者 選 抜 に 関 す る 要 項 」、 埼 玉 大 学 ホ ー ム ペ ー ジ (下 記 URL)を 参 照 し て く だ さ い 。 > http://www.saitama-u.ac.jp/nyu/nyuushi/ 7 / 7 ページ
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