社員の皆さまへ ダイムラーにおいて、インテグリティとは何を意味するのでしょうか? 私たちはどの様 に行動し、そして社内の同僚や取引パートナー、顧客とはどの様な価値観を持って接する 事が望ましいのでしょうか? 2011年11月から 開催された 「インテグリティ・ダイアログ」 では、 ダイムラー・グル ープ内全ての役職や、部署、拠点を越えて、このテーマについての討論が数ヶ月に わた り繰り広げられました。 ダイムラーAGの取締役会は、管理者、社員、労働組合の代表者と何度か討論をした結果、 新たなインテグリティ規程を作成しました。そして従業員代表委員会およびダイムラー・ グループ経営協議委員会との交渉の結果、この規程内容は合意されました。全世界のイン テグリティ・ダイアログで話された結果がこの規程に反映されています。つまり、インテ グリティ規程には、私たちが共有している価値観が含まれているのです。本規程は、従来 の倫理規定に代わって、全世界のダイムラー・グループに適用されます。 また、この規程には「責任ある適切な行動」に関する規則の明確化を願う社員の強い声も 反映されています。 これにより、規程の中に含まれる規則に対する姿勢も、より明確な ものとなりました。 私たちが共に目標としているのは、 ダイムラーの中でインテグリティをこれまで以上に 定着させていく事にあります。 社員の皆さまの一人ひとりが、自分自身の行動に責任を 持ち、私たちの企業文化の形成に貢献されることを願っています。 Dieter Zetsche Wolfgang Bernhard Wilfried Porth Andreas Renschler Bodo Uebber Erich Klemm Christine Hohmann-Dennhardt Hubertus Troska Thomas Weber Heinrich Flegel 目次 I. II. ダイムラー基本理念 ダイムラー基本理念 1. 最高の企業であること 2. 果たすべき責任-社会の一員として、 そしてグローバル企業の一員として 3. インテグリティ -最優先の課題 4. 共に同じ目標に向かって 5. 安全とサポートを提供する規則 私たちの行動原則及 たちの行動原則及び 行動原則及び倫理的な 倫理的な行動のための 行動のための指針 のための指針 1. 私たちは人権を保護し法 律を遵守します 2. 他の従業員及びビジネスパートナーと公平に接します 3. ビジネスパートナーと顧客とともに、 私たちの成功は存在します 4. 私たちは、社会的責任を認識します 5. インテグリティ規程の遵守 I. ダイムラー基本理念 ダイムラー基本理念 1. 最高の 最高の企業であること 企業であること ダイムラー・グループは125年以上にわたり、会社として高い水準を維持してきました。 「最善か無か」かつてゴットリープ・ダイムラーが自らに課したこの要求は 、今日世界 で活躍する自動車企業「ダイムラー」 にとって、依然として変わらぬ規範であり、その 規範はダイムラーの全従業員に希望を与え、意欲を促す 基本理念となっています。「共 に力をあわせ、あらゆる点において最大の努力を尽くし、 最良のものを提 供する最高の 企業でありたい」と私たちは願っています。また、品質、技術水準、製品のデザインだけ でなく、社会的責任および同僚との関係やビジネスパートナーとの協力関係、そして顧客 満足に加えて企業の成功においても、高い水準を維持することを志しています。 2. 果たすべき責任 たすべき責任 -社会の 社会の一員として 一員として、 そしてグロー バル企業 バル企業の 一員として として、そしてグロー 企業の一員として ダイムラーのように社会をリードし、それを維持して行こうとする企業には、果たすべき 責任があります。その責任を実行している企業のみが、長期的に継続 して成功を 収める ことができると言えます。 ダイムラーは 国連の グローバル・コンパクト を基本とし、 社会的責任を果たすことを宣 社会的責任 言しています。グローバル・コンパクトに示されている社会的責任を実行するため、ダイ ムラーでは世界各地の経営陣と従業員代表者により「社会的責任の原則」を取り決めてい ます。 この原則には、もちろんダイムラー ダイムラーの ダイムラーの従業員に 従業員に対する責任 する責任も含まれています。それは従業 責任 員の業績や意欲が、企業の成功には欠かせない要素の一つだからです。 この原則に従っ てダイムラーの管理者は、職務内容、地位、 性別、宗教、 肌の色 また出身に 関係 なく、 敬意と尊敬の念をもって一人ひとりの 従業員に接することが 大切です。 それは ダイムラ ーで働く全従業員が 敬意をもって接するに値する人々だからです。 多様な人材や価値観は 私たちに 豊富な 考え方をもたらして くれます。 多様性というも のは、より幅広い考え方や様々な分野の能力をもって、経営上の決定事項に関する質的向 上を計り、相手の 要求やその時の 状況に 応じて、相互理解を深めてくれる ものでもあり ます。そしてその前提には、人を許す心、心を開く勇気、相手を信頼する気持ち、そして 公平を重んじる意識が必要だといえます。 私たちは、取締役会、業務執行機関、および 管理者が従業員の模範として行動することに より、良好な 職場環境を作り出し 公正な判 断を下すこと、および従業員の持つ様々な問題に対し常に耳を傾ける姿勢を持つことを期 待しています。そしてダイムラーはその基本となる信頼と責任ある企業文化を維持してい くことを望んでいます。 信頼と責任ある 企業文化を守ることにより、 ダイムラーは 従業員に対して平等な待遇の もとに適切な報酬を提供することができます。 またダイムラーは、従業員の労働安全と 健康を確保し、専門性を高めることを支援し、従業員の業務上の基本的権利を保証します。 従業員が仕事と家族・私生活の両立を計れるような労働条件を常に大切に考えています。 特にダイムラーは、グループ全体の従業員の代表者と共に合意した「社会的責任の原則」 を遵守しつつ、労働組合等の従業員代表者と信頼関係のもと協力し合います。 資源を 資源を大切にする 大切にする責任 にする責任に対しても真摯に取り組み実行します。これは、従業員の労働力や 責任 企業の資産の使い方だけでなく、エネルギー、原料や資材といった 自然資源の利用にも あてはまることです。私たちは、私たちが付加価値を創り出すことによって、 未来の世 代に健全な環境・社会・経済の 生活基盤を残せることを望んでいます。それゆえ、環境 と共存できる手法と持続可能な製品がダイムラー・グルー プの将来のシンボルとなるべ きです。 また 私たちは企業として、公共 公共に 公共に対する責任 する責任を担うことも約束しています。これは、ダ 責任 イムラーの拠点がある各国で適用されている法律を遵守することだけを意味するものでは ありません。それ以上に、各国におけるインフラストラクチャー、その社会的状況、また 人々の生活の質的向上に貢献することを望んでいます。私たちの経済活動や製品は、その 国の人々の幸福と願いに役立つものでなくてはならないのです。 ダイムラーのようにグローバルな企業は、国際的規模 国際的規模で 国際的規模で責任を担わなくてはなりません。 責任 ご存知の通り、ダ イムラーは2000年に国連のグローバル・コンパクトの創設メンバーと して加入しています。 これにより私たちは、人権を保護し、労働者およびそれを代表す る組織や人間の権利を尊重し、 環境を大切にし、 不正行為を防止することを自ら義務づ けました。 さらに私たちは、グローバル・コンパクトの リーディング・グルー プ (LEAD) の一員として、 私たちの ビジネスパートナーや お客様に グローバル・コンパク トの行動原則の遵守を積極的に推進していくことが私たちの責務であると考えます。何よ りもまず、それは、世界全体の汚職や贈収賄の撲滅に努め、これにより被害を蒙っている 社会的状況を改善し、公平な競争を可能にしていくことを意味します。私たちはこの重要 な役割を、自動車業界のリーディング企業として推進して行きます。 そのことにより、 ダイムラーの名声を世界中に高め、 経済的な成功を持続できるものと確信しています。 3.インテグリティ - 最優先の 最優先の課題 ダイムラーのバリュー (企業価値)の基調となる 「 情熱」「規律」「尊重」 および「誠 実」は「公正で あるとして 認められている 倫理理念に従って 企業活 動がなされる場合 にのみ経済的な成功が永続して可能となる」という知識に基づいています。共通の価値観 を分け合うという事が、長期的によりよい価値創造のための 共同体を作り出すというこ とは既に証明 されています。それゆえ、私たちは、ビジネスを公正 に行うこと、言い換 えれば品行方正な態度で倫理的に最良の結果を得ることに全力を傾けます。 このためには、適用される法律を遵守することだけでなく、企業内部で策定される規則も 遵守する必要がありま す。 それらの規則は、方向性、すなわち「何が望ましく 許されて いて、何が禁じられているか」を具体的に示すものです。従業員の誰もが、自由にかつ自 信を持って自己の責任で行動できるよう、これらの規則がその行動範囲の輪郭を定めてい ます。 これらの規則は、ダイムラーの 企業価値と 合致し、本質的に従業員が 自ら公明正 大で 倫理的な行為だと考えるものと 一致している必要があります。 このことによっての み、その規則は受け入れ られ、確固とした信念を持って遵守されることになります。 ま た、それによって従業員の「義務感」が「意思」に変わり、インテグリティ が 職場にお いて 常に実践されることとなります。これらの規則が現実的なものとなるためには、さ らに管理者がこの規則に従った手本となり、矛盾のない信頼に値する行動をとること が 不可欠となります。 但し、規則が常に十分な指針となるわけではありませ ん。とりわけ、利害の対立を慎重 に検討し、正しい方 向に進んでいくための重大な決定をしなければならないような状況 において、 しばしば問題が生じます。この際、往々にして、規則は単に抽象的な規準し か与えてくれないので、個別のケースにおける行動や決定の具体的な助けとはなりません。 私たちは、主に何が正しく、何が間違っているかを自らの判断に頼ることはできますが、 このような場合にこそ、自己の内部にある行動の指針が会社の期待するものと一致するか どうか、そして具体的な 行動や決定において最終的に適用されるものと一致するかどう かを知ることが重要です。 4.共に同じ目標に 目標に向かって ジレンマの状況にあっても決定に必要な自信と確信 を与えるため、会社は、まず従業員 を導くためのイン テグリティの原則について、従業員の合意を得なければなりません。 そのために、管理者、従業員およびその利害を代表するグループがオープンに話し合うこ とが有益です。オープンに話し合うことで、何がわが 社のインテグリティであるかにつ いての統一した見解を見出し、それを規則に反映させ、自らの責任における行動に表すこ とができるようになります。 私たち はこうした会話を既にダイムラー・グループ全体で開始しましたが、それを今後 も継続します。理解を深めていくためのこうしたプロセスに関して、管理者を含め、あら ゆるレベルの従業員から前向きの フィードバックを得たことで、私たちの確信はさらに 強まりました。 こうした会話が 職場におけるインテグリティと公平さを促進し、難解な 決定事項においてもそれぞれ の責任者を支え、相互理解をさらに深め、信頼の上に 成り 立つ協同関係を強化するものであることについての合意が得られました。 そしてこれこ そが、成功をもたらし、公明正大なビジネスの鍵となります。 5.安全と 安全とサポートを サポートを提供する 提供する規則 する規則 このインテグリティ 規程は、 これまで 交わされてきた 会話から得られた 結果であると 認識しています。多くの従業員は、対人関係で互いを尊重し、個人の価値 観を尊重し、 自己の行動に対して責任を持つこと、さらに明瞭で理解しやすい規則が存在することがイ ン テグリティの実践のための重要な要素であると考えています。 従って、 これらの行 動原則 がこのインテグ リティ規程に取り入れられることとなりました。 この 規程に含 まれるルールは、私たちの行動の原則となり、 権利と義務を生ぜしめ、行動の指針とな ります。 この規程はダイムラー・グループで働く全従業員に適用され、従業員の業務活 動における自信とサポートを与えています。規則によって十分なサポートが得られない場 合には、同僚または上司に相談し、アドバイスを得るべきです。 倫理的な行動とインテ グリティについて質問があれば、 従業員は 人事部 およびコンプラ イアンス部 または法 務部に相談し、アドバイスとサポートを受けることができます。 II. 私たちの行動原則 たちの行動原則および 行動原則および倫理的 および倫理的な 倫理的な 行為のための 行為のための指針 のための指針 1. 私たちは人権 たちは人権を 人権を保護し 保護し法律を 法律を遵守します 遵守します 世界で活躍する企業として、私たちはグローバル企業としての責任を負っています。その 結果として、私たちは国連のグローバル・コンパクトの原則を遵守しています。とりわけ、 私たちは以下の原則を重要視しています。 • 人権の保護 • 労働における基本的人権の保障、とりわけ労働組合結成の自由、団体交渉権、雇用 の際および雇用期間中の 差別の追放、強制労働や児童労働の拒否を含む • 持続的な環境の保護 • 贈収賄の撲滅 私たちは、ビジネスパートナーや顧客にもこれらの原則 に従うことを求めています。 さらに、私たちは国内外の法律や規則を遵守します。 私たちは、ダイムラー・グループ で働く者全てが、業務に関係する法律や規則を遵守するために必要な措置をとります。 2.他の従業員および 従業員およびビジネスパートナー およびビジネスパートナーと ビジネスパートナーと公平に 公平に接します 私たちは、他の従業員および第三者に対して、解放的で寛容をもち、相手を尊重し、礼儀 正しくかつ公平さと信頼感を持って接します。 私たちは、誰からも自分の尊厳や人格が尊重されるよう、常に努めることが必要です。 また、私たちは相手に対して尊敬の念をもって接します。 私たちは多様性 たちは多様性を 多様性を奨励し 奨励し、全ての者 ての者に平等に 平等に接する原則 する原則を 原則を遵守します 遵守します 多様なアイデア、見方や能力が私たちの仕事の質を向上させ、長期的な成功を確か なものとします。 私たちは、社会、言語、文化、生活様式の多様さからの恩恵に 授かることを望んでいます。私たちは多様性を奨励し、また尊重します。私たちは、 以下のことを問わず、全ての人間を差別することなく平等に接します。 • 家系、出身地および国籍 • 宗教および世界観 • 政治的活動および労働組合における活動 • 性別や性的指向 • 年齢 • 障害の有無 • 健康状態 • 人種、肌の色 私たちは一人 たちは一人ひとりの 一人ひとりの人権 ひとりの人権を 人権を保護します 保護します 公平で友好的な職場環境をつくることは私たちの共通の課題です。 これは、一人 ひとりが尊敬の念を持ち、互いを思いやり、気配りをすることでのみ達成すること ができます。私たちは、同僚、ビジネスパートナーまたは顧客に対する攻撃的な、 あるいは敵意 に満ちた言動を決して認めません。 ダイムラーでは、嫌がらせやハラスメントは、いかなる形であれ、一切禁じられて いま す。それらの行為があった場合には、厳しい措置がとられます。 私たちは個人 たちは個人の 個人のプライバシーを プライバシーを保護します 保護します 信頼関係を基に共同で業務を行うためには、私たちが従業員、ビジネスパートナー および顧客のプライバシーを尊重し、守ることが必須です。これはお互いの行動に おいても、 また情報の使用や処理においても同様です。私たちは、個人に関する 情報は、法律、規則および社内の規程で許される範囲でのみ、 収集、使用および 処理します。 また、 個人情報を安全に保管し、 不正な使用を防ぐために 必要な措 置をとります。 管理者に 管理者に就く者は責任感を 任感を持って行動 って行動し 行動し、 感謝の 感謝の気持ちを 気持ちを忘 ちを忘れません 管理者による責任感のある行動が必要です。従って私たちは、どのレベルにおける 管理者に対しても、倫理観のある行動によって模範を示し、従業員に対して明確な 方向性を 与え、 良好な職場環境を確保することを期待します。 従業員に対して オープンに接することで、自由な意見交換が可能になります。 私たちは一緒 たちは一緒に 一緒に働く人々と協力し 協力し合います 協力して働くためには、尊敬と相互の価値尊重が不可欠です。すなわち、私たちは 異なった意見があることを許容し、問題を隠さずに提示し、一緒に解決を探ります。 信頼感があり、寛容で公平な環境を育んでいくためには相互の価値の尊重が不可欠 です。 私たちは安全 たちは安全で 公平な労働環境が 労働環境が整うよう、 うよう、 配慮します 配慮します 安全で公平な ダイムラー・グループは職場における安全と健康管理を確保します。 私たちは、 それぞれの地域や国の法規等を最低限の基準として遵守します。 私たちは、労働 意欲を駆り立てる労働環境を作ります。 そして、職場、家庭およびプライベート な生活が両立する職場環境を作りたいと考えています。 私たちは、従業員全員、労働者代表および労働組合と信頼の精神で協力し合いま す。私たちは、企業の経済的利益と従業員の利益のバランスを確保することを約束 しています。万一利害の対立が生じたとしても、建設的な協同関係の基盤を作り、 それを維持することが私たちの目標です。 私たちは成功 たちは成功のために 成功のために全力 のために全力を 全力を尽くします 私たちは、強い責任感、意欲と連帯感を持って職務を遂行します。私たちは自分の 行動に責任を持ち、注意深くかつ効率的に業務を行います。 私たちは、企業の成功に貢献すべく、自らの知識と能力を活用し、専門知識や技能 の研鑽に努め、 将来の課題に対して献身的にかつ能力を最大限に生かして対応し ます。ここでは、全ての従業員のアイデアや提案が推進力となります。私たちは、 それを奨励し、支援します。どのような場合であっても、私たちは、友好的にかつ 気配りを持って共同して業務にあたります。 私たちは過 たちは過ちをチャンス ちをチャンスとして チャンスとして理解 として理解します 理解します 私たちは過ちから学びたいと思います。過ちを犯した場合には、まずそれを素直に 認めることが必要です。 また、他人の過ちや誤った行動を指摘することも必要で あり、従業員にそのことが期待されています。 そのことによって、従業員および 会社を損害から守ることができます。過ちや誤った行動を指摘・報告した従業員が 不利に扱われることは一切ありません。 同様に、その指摘を受けた従業員も公正 に扱われます。 私たちは会社 たちは会社の 会社の所有物や 所有物や資産を 資産を大切に 大切に扱います ダイムラー・グループの所有物および資産を守るのは、 私たち全員の利益となり ます。 会社の資産を守り、それを注意深く扱うことおよび 不適切に または 許可な く使用の目的で 利用したり、着服したりしないことは自明です。 資産や財産が横 領、着服または悪用されることとなれば、 会社に損害が生じ、 私たち 全員の 利益 を損なうこととなります。 私たちは透明性 たちは透明性と 衡平さを確保します 確保します 透明性と衡平さ 一緒に働く人々と責任感をもって協力し合うためには、 透明で誰もが理解できる 決定が 不可欠です。そのことで初めて従業員の支持が得られることとなります。 ダイムラー・グ ループは、 何らかの統制や (社内) 調査を実施する 場合でも、 透明性の確保を重視し、関係者と公平に接します。ダイムラー・グループは間違っ た行動に対して、首尾一貫しバランスが取れ、誰もが理解できる措置をとります。 この場合にダイムラー・グループは「衡平の原則」に従います。すなわち、個別の ケースごとに、どのような措置が適切でふさわしいかを十分検討します。 3.ビジネスパートナーと ビジネスパートナーと顧客とともに 顧客とともに、 とともに、私 たちの成功 たちの成功は 成功は存在します 存在します 競争はモチベーションとなり、ハイパフォーマンスを生み出す糧となります。 私たちの 目標は、最高の製品をもって、品行方正な行動でビジネスを行うことにあります。私たち は、競合他社を公正に扱い、尊敬と信頼の念をもってビジネスパートナーや顧客と協力 します。これらの一般的な原則が、関係構築の基礎となり、私たちの取引の手本となり ます。私たちは、直接のビジネスパートナーを、彼らがこのインテグリティ規程で定める 原則をどれだけ遵守するかを基準として選定します。取引関係の中においても、この原則 が尊重されるかどうかを考慮します。ダイムラーの「社会的責任の原則」における 人権 や労働者の権利に反したり、環境保護や汚職の禁止に関する規則に反したりするビジネ スパートナーおよび顧客とはビジネスを行いません。 私たちは、 たちは、公正な 公正な競争を 競争を尊重し 尊重し、法律を 法律を守ります 私たちは市場において、公正な競争が行われるように促し、適用される独占禁止法 や競争法を遵守します。 違法な取り決めおよび競争制限を意図したりその効果を 生ぜしめる協調的な行為をおこないません。万一そのような行為が判明した場合に は、直ちにそれらを中止し、違反者に厳しく対処します。 ダイムラーのグローバルな事業活動および新規市場開拓においては、私たちはさら なる 法律や規則を考慮する必要があります。とりわけ、以下のような法律に注意 が必要です。 • 輸出管理規則を含む外国貿易法 • 税法および関税法 • 資金洗浄の禁止に関する法律 • 反テロリズム法 私たちは機密情報 たちは機密情報を 機密情報を極秘に 極秘に取り扱います 発明、新製品や車両のコンセプト、最新の売上高といった企業秘密は、競合他社に 対する私たちの優位性を保証するものとして非常に重要です。 従って、すべての機 密情報や 企業秘密を許可なく第三者に提供することは禁止されています。私たちは、 競合他社、 ビジネスパートナー及び顧客の機密情報も同様に取り扱います。 私たちは買収 たちは買収しないし 買収しないし、 しないし、 また買収 また買収されることもありません 買収されることもありません 私たちは強硬にビジネスを行うということはしません。公正で合法的な方法によっ てのみ、製品の注文を受けたいと考えます。ダイムラー・グループでは、従業員や ビジネスパートナーの不道徳あるいは不正行為を黙認せず、それに対する措置をと ります。汚職に よって決定された事柄は、不道徳であり、競争を歪曲するもので あるために、公益を害するとともに会社の財産や評判に損害を及ぼします。 私たちは政党、国内外の役所および公職にある人と接触する場合、特に倫理的な行 動をするよう注意を払います。私たちはどのような状況においても、ダイムラー・ グループまたは他の人々が注文や利益を得るために公務員、公共の職員または政府 機関の職員に対して金銭の支払い、便宜の提供その他の金銭的な寄与を行うことを 認めません。 この ことは、公務においてそのような便宜が期待される場合、また はそれが通例である場合でも同様です。さらに私たちは、民間企業との特定の取引 に影響を与える違法な支払を行いません。 私たちはビジネスにおいて、ビジネスパートナーや顧客に影響力を及ぼそうとした という印象を与える等、 不正と見えるような行為を避けるよう、 常に注意を払い ます。 ダイムラー・グループは不正行為を発見し、中止させ、 処罰することを確保する ため、情報を従業員に提供し、定期的な監査を実施します。 私たちは、市場への影響力を用いて、汚職を防止する対策を指導的な立場で推進し ます。これによって、私たちの評判が世界的に高められ、持続可能な経済的成功に つながると確信します。 私たちは、 たちは、個人的な 個人的な利益と 利益と企業の 企業の利益の 利益の均衡を 均衡を保ちます ダイムラー・グループは、個人の利益と従業員の私生活を尊重します。個人の利益 や自己の経済的利益は、ビジネスの利益と対立を起こしうることから、ビジネス上 の意思決定に影響力を及ぼすものであってはなりません。 従って、私たちは、個人的または自己の経済的利害関係と、ダイムラー・グループ または そのビジネスパートナーの利害が対立する状況を避ける必要があります。 このような利害の対立が生じた場合、ダイムラー・グループの利益が損なわれない よう、私たちはそれを開示し、それぞれの管理者と解決策を検討します。 利害の対立は例えば従業員が以下の行為をする場合に生じます。 • 贈り物および招待・接待を受ける、提供するあるいはそれを認める場合 • 他社の経営に関する機関のメンバーとなる場合、副業に就く場合または 競合他社に 出資する場合 これらの場合 これらの場合には 場合には、 には、私たちの行動 たちの行動は 行動は以下の 以下の規則に 規則に従うものでなければなりません。 うものでなければなりません。 贈り物、謝礼と招待・接待 ダイムラーの従業員として、私たちあるいは第三者のために、贈り物、謝礼と招 待・接待 または個人的なサービス・利益を催促したり、懇請したり、要求しては なりません。 私たちは、ビジネスパートナーや顧客からの贈り物、謝礼と招待・接待が、私たち の意思決定に影響を与えうる場合、あるいはそのような印象を与える場合には、そ れらを拒否 しなければなりません。 ビジネスパートナーが提供する割引やその他の特典は、 ダイムラー・グループま たはそのグループ会社の全従業員に与えられる場合にのみ、受け入れることができ ます。 ビジネスパートナーや顧客からの自発的な販促用ギフトや時々の贈り物の提供は、 適切と思われる価値と範囲においては、受け入れてかまいません。 適切であるか どうかの 判断においては、50ユーロ(五千円)を目安とします。 ビジネスパートナーや顧客からの食事やイベントへの招待については、それが自発 的なものであり、ビジネスの目的があり、不当に頻繁に行われるものではなく、通 常の協力関係の一環として行われ、目的においても適切である場合にのみ、受け入 れることがで きます。 贈り物、謝礼と招待・接待の妥当性について疑問がある場合には、管理者との協議 が必 要です。 また、私たちは、受領した贈り物や便宜について、贈り物や利益は50ユーロ(五 千円) 、招待については100ユーロ(一万円)を超えるものを受け取った事を 公開し、記録に 残す必要があります。なお、その他の法令に基づく報告義務は、 これによって影響を受けません。 ビジネスパートナーや顧客への贈り物や謝礼は、同様に適切な価値と通常の協力関 係の中でのみ認められます。 私たちが、ビジネスパートナーや顧客を招待・接待する場合にも、状況にふさわし く、 適切な範囲内で行われる必要があります。相手方に影響を及ぼす意図のもと に行われたとの印象を与えるものは許されません。 他社の役員兼務と副業 他の企業における取締役会、監査役会または諮問委員会のメンバーとなることは、 ダイムラー・グループの取締役会の事前承認を受けた場合にのみ、認められます。 収益を得る副業については、その開始に先立って管理者に報告する必要があります。 管理者は、利益相反の可能性を確認する必要があります。利害の対立が生じ、会社 の正当な利害関係と対立する場合には、会社はその副業を禁止することができます。 出資 ダイムラー・グループの社員として、ビジネスパートナーや競合他社の株式や持分 を取得・保有することは、それが小規模であり、利害対立またはその印象の可能性 がない場合に許されます。従業員が、第三者をしてその従業員のために取得・保持 させる場合も同様です。 私たちはインサイダー たちはインサイダー情報 インサイダー情報を 情報を内部機密として 内部機密として取 として取り扱います ダイムラー・グループは、有価証券の公正かつ持続可能な取引を推進します。従っ て、私たちは自らの役割としてインサイダー取引の防止に努めます。ダイムラー・ グループの内 部情報の流出や不正な利用は、 ダイムラーの株式や投下資本の価格 に影響を与え、ひいては投資家の信頼を大幅に損ねることとなります。インサイダ ー取引はダイムラーの 時価総額に悪影響を及ぼし、その評判を損なうことにも繋 がります。 インサイダー情報とは、いまだ公開されていない、従業員がその業務の過程で取得 する 情報を意味します。インサイダー情報には以下の情報が含まれます。 • 業績および配当の変更に関する情報 • 合併や買収に関する情報 • 技術革新や受注状況に関する情報 • 経営組織や取引関係に関する重要な情報 私たちは、これらの未公開情報を極秘に取り扱います。 私的な証券取引のために それを 利用したり、例え家族や友人に対してであってもそれらの情報を開示する ことは禁止されています。 4.私たちは社会的責任 たちは社会的責任を 社会的責任を認識します 認識します 私たちは社会全体 たちは社会全体の 社会全体の利益のために 利益のために責任 のために責任を 責任を負います ダイムラー・グループは世界をリードする企業として、教育、科学、芸術、文化、 スポーツや社会的活動に関する機関、 プロジェクトおよびイベントを支援してお り、それが社会的価値を創設する手段であると考えています。さらにダイムラー・ グループは、 国際的な災害支援にも 積極的に取り組んでいます。 ダイムラー・ グループは、従業員による寄付活動に寄与することで、災害援助に強い意向をもつ 従業員の活動をサポートして います。 たとえば “ProCent”という慈善事業は一つの 成功事例であり、広く国内外への公 益支援活動を行っています。 私たちはボランティア たちはボランティア活動 ボランティア活動を 活動を促進します 促進します ボランティアは社会をまとめる活動です。 地域社会への社会的責任に真剣に取り 組む 企業として、私たちは、従業員が政治的、社会的または慈善的な活動を支援 するか否かにかかわらず、従業員のボランティア活動を支援します。 ダイムラーの ダイムラーの代表として 代表として 従業員は自由に意見を公に述べることができます。但し、イベント、公共の場や、 一般 の人が居合わせるコミュニケーションの場で意見を述べる場合には、個人的 な見解で あることを明確にする必要があります。会社を代表して公の場において 行動や発言を する場合には、ダイムラー・グループとその評判を損ねないように 注意する必要があり ます。 私たちは私 たちは私たちの製品 たちの製品の 製品の品質および 品質および安全性 および安全性の 安全性の向上に 向上に努めます 私たちは、モビリティーの未来において最大の安全性を実現するとともに、事故の ない 運転というビジョンを実現したいと願っています。これを踏まえて、私たち は最高の品質、 継続的な品質改善そして車両の安全性を高めるための技術革新の 導入に焦点を当てています。それらの技術革新は、ダイムラー・グループの発展と 成功に不可欠です。 私たちは持続可能 たちは持続可能な 持続可能な働き方によって資源 によって資源を 資源を節約します 節約します 私たちは、新しいモビリティーコンセプトで環境汚染を軽減させるとともに、モビ リティーを確保するために、成長する大都市圏のニーズを考慮します。私たちは、 サステナ ビリティーに関する年次報告書で、ダイムラーの生産と製品の環境への 影響を改善させる対策を開示し、 私たちのビジネスを支える人々、ステークホル ダーの方々と情報交換を行っています。 私たちは、 たちは、政治と 政治と社会との 社会との透明性 との透明性をもった 透明性をもった対話 をもった対話に 対話に努めます グローバル企業として、ダイムラーは事業活動に影響を与えるさまざまな政治的な 変化や決定のもとに活動しています。従って、ダイムラー・グループの将来を確保 するために、私たちは、政府、団体、組織、社会グループとの開かれた対話を通じ て、ダイムラー の利害を表明することが重要です。同様に、私たちは彼らの提案 に耳を傾け、その利益も考慮します。 私たちは寄付 たちは寄付や 寄付やスポンサー活動 スポンサー活動の 活動の透明性を 透明性を確保します 確保します 私たちは、寄付やスポンサー活動における透明性を重視します。私たちは自発的に 寄付し、見返りを求めず、適用される法律および現地の規則に従います。 ダイムラーの評判と認知度を高めるために、私たちはスポンサー活動を行います。 政党、候補者や政治事務所の所有者への寄付やその他の補助金、スポンサーシップ あるいは金銭的な特典については、ダイムラー・グループ各社の取締役会の承認が 必要です。 5.インテグリティ規程 インテグリティ規程の 規程の遵守 ダイムラー・グループは、取締役会のメンバー、管理者および従業員がこの インテグリ ティ規程に従うことを期待します。 すべての従業員は、この規程の内容を把握し、理解 し、これに従って行動しなければなりません。この規 程は、私たちの日々の業務におけ る重要な基盤となります。 ダイムラーの管理者は、 すべての従業員をして、 この規程を理解し遵守せしめる義務を 負っています。 管理者は従業員からの質問に対する最初の窓口であり、 従業員が合法的 かつダイムラーの価値観に従って行動するよう、支援しなければなりません。 このインテグリティ規程に関する質問に対しては、管理者のほかにも、人事、法務および コンプライアンスがアドバイスやサポートを行います。 このインテグリティ規程において、それぞれ細部に及んでダイムラー・グルー プの基準、 プロセス および規則を定めることはできません。 従って、 個々の 事項のためにさらに 詳細な規程、規則あるいは指示がダイムラーより示された場合には、それらも従業員に対 する拘束力を持ちます。 また、それぞれの事業分野、専門分野または各法人における特殊な事情により追加の規則 が必要とされる場合には、それらの規則も同様に遵守を義務づけられます。 このインテグリティ規程その他のダイムラーの規程および規則に対する違反は、「衡平の 原則」に従い、対象となる従業員の雇 用関係に影響を与える可能性があります。また、 その他の法的な措置を生ぜしめる可能性があります。
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