近江白山窯 - 滋賀県中小企業団体中央会

近江白山窯
知的資産経営報告書 2013
C o n t e n t s
P 1
目 次
P 2
コ ン セ プ ト
P 3
代 表 ・ ス タ ッ フ 紹 介
P 4 〜 6
I K A T 紹 介
P 7 〜 8
陶 芸 作 品
P 9
肉 味 噌 こ む す び
P 1 0
癒 し 空 間 ・ 体 験
P 1 1
レ ン タ ル ス ペ ー ス
P 1 2
弊 社 の 知 的 資 産 経 営 戦 略
裏 表 紙
問 い 合 わ せ 先
【本書の全体像】
過去から現在
経営理念・プロフィール
提供サービス
デザイン性の
ある陶器販売
現在から未来
1
Asian
CAFE
癒し
空間体験
知的資産の抽出
和洋折衷の
斬新な
デザイン
信楽で
学んだ伝統
地域での
ネットワーク
知的資産経営へ
近 江 白 山 窯 知 的 資 産 経 営 報 告 書 2 0 1 2
理念
①
「結び(イカット)」に感謝
キーワードは、わらしべっじょ!
私は「わらしべ陶芸家」だと思っています。小学生の
ころに体験した陶芸(私のわらしべ)を生業にしたく
35歳で脱サラし、専門学校・陶芸コースの門を叩き
ました入校してみると学校ということで休みも多く、
即実践と考えていた私の思いとはスピード感に違いが
生じました。焦りを感じた私は前職の先輩に相談し、
「信楽・陶芸の森」の職員さんをご紹介いただき、そ
理念
②
「くつろぎの場」の提供
人との「結び」を大切にする私たちが提供したいサー
ビスは、「くつろぎの場」の提供であり、近江白山窯
の「陶器」はその一部であると考えています。そこで、
弊社では平成24年より近江八幡市仲屋町にある「町
家」を賃借しました。陶器の小売・飲食サービス・マ
マさん教室等の提供を通じて、ゆったりと時間の流れ
るコミュニティの「くつろぎの場」を提供します。
の方の知り合いの製陶会社で陶器製作に従事する運び
となりました。何年来の夏休みを活用し「陶芸の里・
信楽」に何度も足を運びふれあうことで、ここで学び
たいと考える様になりました。・・・後ほどご紹介い
たしますが、ここから多くの方々の厳しく温かいご指
導の賜物で、奇跡的にもなんとか陶芸を生業にしてお
ります。陶業とは、
「創る人」の生き方に投資してもらっ
ているのだと実感します。恩返しの意味も込めて、こ
れからも人とのつながり「結び:イカット」を大切に
私の創る陶器が結ぶ心の和を拡げていきたいと
考えています。
理念
③
弊社は職豊時代の名残が残る近江八幡に店舗を構え
ました。革新的なリーダーであった信長が西洋文化を
取り入れ、秀吉がそれを広げたように、私たちも信楽
焼の伝統に準拠しながらも、金箔の活用やアジアンカ
フェの提供といった、洋風も含めた斬新なデザインコ
ンセプトを取り入れていきたいと考えております。
『みんなでわらしべっじょ!!』
わらしべ長者の昔話:男が一本のわらしべを元手に物々交換をへて
次第に高価なものを得ていき、ついには田畑と屋敷を持つ「長者」
となる物語。
「和洋折衷」のデザインコンセプト
理念
④
①〜③で一貫して貫きたい
「非日常」
「わくわく感」
「思い出づくり」
①〜③の対象は、地域の方々であれ、観光客であ
わらしべ陶芸家の由来:陶芸(わらしべ)を介して出会う方々から
れ、若い主婦層であれ、提供できるものと考えており
想いや技を伝承し、奇跡的にもなんとか生業としてきたこれからも
ます。皆様に提供できる「非日常」のわくわく感を大
人とのつながり「結び:イカット」を大切に私の創る陶器が結ぶ心
切にしながら、皆様のこだわりや思い出づくりに貢献
の和を拡げていきたい。
したいと考えております。
2
代 表 プ ロ フ ィ ー ル
代表
吉川
智司
昭和 43 年 東近江市五個荘木流町に生まれ育つ
創業以前
積水化学に勤務
■ 平成 16 年
信楽「中郷窯」にて製陶修行
■ 平成 21 年
開業(2年前の独立を経て)
*近江白山窯の由来:五個荘木流町の氏神「白山神社」
から命名。これは、近江(滋賀)の地で一年を通し
て体感する四季の感情を焼き物で表現したいという
私の想いです。
■ 平成 24 年
近江八幡商工会議所「町屋情報バンク」
にて仲屋町の空き町屋賃借
新たに小売・喫茶等の事業を開始予定
*修理等コーディネート マツイホウム
■
店 長 プ ロ フ ィ ー ル
店長
■
■
主な関係先(キーパーソン)
中郷窯
鈴木茂至氏(信楽町無形文化財)の窯元。鈴木工友・正
彦兄弟に師事しました。中郷窯では「自分のカラーを大
事に」と、自由な感性で修行させていただきました。信
楽での修行を通じて、窯元や道具屋・土屋・薬屋等と
のつながりも出来ました。
(中郷窯で修行したことが自
信と信楽での大きな信頼につながっています。)
ギャラリー陶夢
陶器の傘立てなどの制作会社で、現在は作家ものの陶
器販売をされています。陶夢では、作家の個性を重視し
て自由に作陶する方式となっています。私が信楽で学
びたいと考えるきっかけを頂きました。そして、運命の
出会い『中郷窯』をご紹介頂きました。
ギャラリーKOHARA
料理屋さんや全国の陶器ショップへの卸業を多く営ま
れています。作家の能散在力に、流行や料理屋のニーズ
を加味した製品提案をしていただいています。金箔を
使ったものなど、斬新な器を提案していただいており、
現在の作風(カラー)につながりました。
3
■
■
■
吉川
奈央
大阪に生まれる。
短大卒業後、歯科衛生士として歯科医院に勤務する。
結婚後、滋賀へ。
*独身時代から、パン・料理・お菓子作りを習い、
パンはマイスターコース取得。
コーヒーこよなくを愛し、各種セミナーを受講。
カフェにて修行、経験を積む。
H24年6月
イカット(マレーシア語で結ぶの意味)店長になる。
H25年3月
アロマハンドファブセラピスト 取得。
H25年5月
エンジェルカードリーディング 取得。
近 江 白 山 窯 知 的 資 産 経 営 報 告 書 2 0 1 2
弊社の思いは非日常を提供するというところ
にあります。物やサービスそのものだけでなく、
お客様が受ける「便益」を大切にしていきたい
と思っています。その意味からも、弊社では物販・
カフェを中心に各種の催しも提供していくこと
で、「観光」や「子育て」に寄与できる場の提供
にこだわっていきます。
4
A s i a n
C A F E
●
●
●
近江八幡市仲屋町元五番地
tel&fax 0748-26-4145
営 業 日 月曜日〜木曜日、土曜日、日曜日
open 11:00-close 18:00
●
観光客および地元主婦層を対象に「多国籍Asian風料理」を
提供します。
近江白山窯の陶器を生かし、和洋折衷のテイストを取り入れることで、
周辺店舗との差別化を図ります。
i-beans こだわりの豆を使ったドリップコーヒーと
エスプレッソマシーンで提供します。
アロマを使った癒し空間と体験で、ゆったりとコーヒーなどを楽しんで
いただく場所・時間を提供します。
ラストオーダー:17:30
I K A T メ ニ ュ ー
●
●
●
5
地元野菜をたっぷり使ったサラダ付
日替ランチ(限定)、オリジナルタコライス、グリーンカレー
新商品 近江牛肉味噌こむすび
コーヒー、ソフトドリンク、日替わり sweets など
近 江 白 山 窯 知 的 資 産 経 営 報 告 書 2 0 1 2
I K A T 誕 生
お 店 の「 I K A T 」は「 結 び 」と い う
意 味 な の で す 。
今回は、近江八幡町屋再生ネットワークの町屋バンク
お店の名前は、「IKAT」にされました。これは「結び」と
の商工会議所不動産部の担当として仲介にあたらせて
いう東南アジアで使われている言葉だそうで、この店
頂きましたので、地元(近江八幡市仲屋(すわい)町上)
が良き人々のご縁がある、結びができる場として、ご利
の集会場に連合会会長さんや自治会長さんも来られま
用頂きたいという思いから名づけられたわけです。
して、
「自治会としても若い方に入って頂ける事は嬉し
店の雰囲気は畳の部屋で落ち着いてくつろげる腐 j
い事だ」という事でとってもホッとな雰囲気の中でお
ん行きになっています。また近江商人の町屋の持つ「庭
披露目を行う事ができました。
= せんざい)」の素晴らしさもあります。そして庭に反っ
やはり地域が少子高齢化の波によりまして、若さを失
て廊下があり、そこにトイレ(側や)が配置され、そし
いつつありますので、この様な動きはすすめて行きた
て、奥の離れに通じているという典型的な町屋の構造
いわけでございます。
がそのまま残されていますが、庭の素晴らしい眺めは
絶品です。ご主人は陶芸家ですが、奥さんは調理がお得
こ う し て「 う つ わ カ フ ェ I K A T 」は
近 江 八 幡 で 誕 生 す る 事 に
な っ た わ け な の で す 。
近江八幡の町屋は陶芸家の吉川氏によってうつわカ
フェ「イカット」になるわけですが、そう簡単にできた
のではありません。吉川さんご夫婦は近江八幡の町屋
意です。日替わりで色んなメニューを揃えておられま
す。
是非、陶芸家のご主人の創作うつわで美味しい章句
時やコーヒーなどを落ち着いた近江八幡の町屋の中で
お楽しみください。ご来店ごひいきの程をよろしくお
願い申し上げます。
で商売をしたいというお気持ちがある方だから、近江
八幡の町屋の雰囲気を生かしたいという思いで店づく
りを始められたわけです。そこに出て来たのがイッパ
イ置いてあります、古い道具や物置の所有物の処分や
整理でした。
町づくりをすすめて行きたいと考えて取り組ませて
オーナーの木本家の所有物でもありますから、勝手
頂いておりますので、やはり、単に古い家を仲介してご
には処分できないないモノもあるからです。またお店
利用される様にするだけでなく、お店の繁盛にもフォ
のディスプレイに使えるものがあれば、などとも考え
ローさせて頂く事も大事な事と考えております。
ておられましたが、しかし早く整理しないと商売の開
そこでこの様なニュースレターでの紹介などにも力
始が遅れます。大量のごみの整理処分は大家の一言で、
をいれさせて頂いております。どうか古い家には価値
この町屋に対して愛情がなければなかなかできない事
がないとおもわれず是非私どもにご相談ください。ま
だと思いました。
たイカットさんにいかれましてご意見やご提案がござ
しかしそれを吉川さんご夫妻は立派にやって来られた
いましたら、是非置き換え頂きます様、お願い申し上げ
わけです。
ます。
6
近江白山窯の焼き物の特徴は「和と洋の融合」です。
金箔などを大胆に取り入れた創作食器は、和食でも洋食でも使っていただけます。
私が器に託している想いは、良きにしろ悪しにしろ話題になること。私の器が
媒体となり会話が生まれ、そこから和ができ輪が拡がる。
そうなれば、最高に嬉しいです。
金銀彩青雲たわみ高鉢
金銀彩青雲冷酒器セット
金銀彩赤絵織部ゆらぎ丸鉢
金銀彩赤絵焼締長角陶箱
金銀彩赤絵四方皿
※引出物として使用
(裏に名前をデザイン化して入れています)
青雲カットグラス
特徴
1
制作時に意識していることは、大胆
さ。土をキャンパスに見立てて、ヘラ
を用いて土を動かしたり、ナイフで土
を切断し動きを止めることで大胆さ
を強調したりします。個々の器でバラ
ンスを見ていますから、多生産であっ
ても個性が出ます。
黒枯淡エスプレッソカップ
金銀彩赤絵織部エスプレッソカップ
特徴
2
黒枯淡割手マグカップ
7
また、カップ等で主として持ち上げて
使用する器では、視覚からくる重厚感
とお使い頂いたときに感じる軽快感
で、驚きをお楽しみ頂けると思いま
す。お皿・鉢でも、感じて頂けると思
います。
近 江 白 山 窯 知 的 資 産 経 営 報 告 書 2 0 1 2
特徴
3
焼成にも特徴があります。専門用語で
還元焼成と言いまして、酸欠の状態で
焼成することで、鉄分を含む赤土が黒
色に変化します。釉薬が掛かったとこ
ろも窯変し、面白い表情をみせます。
私の器には化粧(白泥)が施されてい
て白黒(明暗)のバランスと、ときには
無釉(信楽焼きの特徴のひとつ)で、土
見せをお楽しみ頂けます。
陶 芸 作 品
艶黒ステンドガラス模様ゆらぎ飯碗
金銀彩赤絵刷毛目模様ゆらぎ飯碗小
織部ステンドガラス模様ゆらぎ飯碗
溶かしたビンを入れた作品・解体する民家の土を混ぜ込んだもの
・兜飾り・結婚式のウエルカムボード・・・など、
顧客の要望を取り入れた作品づくりにも取り組んでいます。
卸売のほか「陶器市」を中心に直販もやってきました。
今後は近江八幡の町家を拠点に小売も実施していきます。
特徴
4
感覚としては、個の器に衣を着せて
ファッションショーをしている様で
す。現在(H24 年)は、廃材のガラス瓶
を溶かして薬として使用したりもし
ています。
結婚式場【ヴィラアンジェリカ近江八幡】との共同企画
〜体験をプラスして〜
ご両親へのプレゼント、引出物、プチギフト等を自作の陶芸作品で・・・
特徴
5
金銀彩青雲土ちぎり四方鉢
最大の特徴は、金銀彩色絵の使用だと
思います。これも、繊細に施すのでは
なく大胆に入っております。意識して
いるのは、絵として見せるのではなく
色を動きとして表現することです。こ
れにより、器が落ち着いたり、踊り出
したり、和になったり洋になったりし
ます。
金銀彩黒絵刷毛目模様ゆらぎ飯碗大
8
近 江 牛 味 噌 肉 煮 込 み
こ む す び
近江八幡の新名物「近江牛肉味噌こむすび」 発売開始
〜築140年の町家再生カフェで味わい深く〜
築140年の町家でアジアンカフェを営む「うつわ
カフェ IKAT」が、3月1日より、地元産の素材を使った
「近江牛肉味噌こむすび」の発売を開始した。当店は、陶
芸家夫妻が「おうみはちまん町家情報バンク」を通じ
て、改築オープンしたカフェであり、地域活性化・観光
振興を目的に本メニューを開発した。
新メニュー
肉味噌こむすびと素麺がセットに!
1.商品説明
■
肉:地元、近江八幡の近江牛挽肉を使用。
■
米:ふっくら柔らかな地元産の江州米(近江米)を使用。
■
付け合せ:近江八幡名物の「赤こんにゃく」を彩りよく添えて。
■
器:陶芸家である代表の作品。
■
価格:5個セット600円
■
特徴:手軽に一口で食べられる。
伝統の信楽焼を和洋折衷デザインに。
テイクアウトも出来ます。
納涼セット
1,000 円
(近江牛に組みそこむすび+素麺)
近江牛肉味噌こむすびに夏限定メニューが登場!
(持ち帰り用:冷凍12個セット1,200円)
器に彩りよく5色の味が楽しめる。
2.開発の背景
築140年の町家を改装した当店は、信楽焼の器が楽しめる
「うつわカフェ」です。信楽で陶芸の修行ができたことや、近江
八幡市の町家情報バンクに応募できたことなど、すべて「人の
縁」により夢を実現してこれたことから、インドネシア語で
「結ぶ」の意の「IKAT」をコンセプトにしています。地元との
縁を結ぶ「こむすび」を地域活性化の一助にできればと考え、
開発いたしました。
9
商工会議所発、地域発展着。
O−MUSUBI記載。
発行部数
折込新聞
30000部(内、新聞折込28000)
読売・朝日・毎日・産経・京都・中日
近 江 白 山 窯 知 的 資 産 経 営 報 告 書 2 0 1 2
癒 し 空 間 ・ 体 験
アロマハンドファブ
店長の吉川奈央が施術致します。
【開催頻度】
月1回実施予定(ニーズに合わせて)
【対象顧客】
近隣・県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)、観光客
カードリーディング
店長の吉川奈央がリーディング致します。
【内容】
古代からカードは予言(オラクル)として使われてきました。
他のカードとは異なりエンジェルカードはポジティブで愛に
溢れたメッセージだけ・・・。正確なリーディングは癒しを
もたらします。
本当に知りたいこと・ハートの声に応えてくれるカードから
のメッセージ。
それには必ず意味があります。
【開催頻度】
月1回実施予定(ニーズに合わせて)
【対象顧客】
近隣・県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)
県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)、観光客
陶芸体験
代表の吉川智司がご指導致します。
【内容】
電動ロクロ等、陶芸の技術を体験して頂けます。
(希望により、焼成も致します。)
【開催頻度】
月1回実施予定(ニーズに合わせて)
【対象顧客】
近隣・県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)
県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)、観光客
10
3,590
レンタル
スペース
土間
レ ン タ ル ス ペ ー ス
( ワ ー ク シ ョ ッ プ )
ヨガ教室
講師:乾 さゆり先生
【内
容】スローな動きで初心者向けのクラス。
【開催頻度】毎月定期的に実施予定(ニーズに合わせて)
【対象顧客】近隣・県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)
スクラップブッキング教室
講師:大橋典子先生
【内
容】
思い出の写真をアルバムに残すスクラップブッキング教室。
【開催頻度】
月1〜2回に実施予定(ニーズに合わせて)
【対象顧客】
近隣・県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)
オーラソーマ・パステル和アート
講師:東野里美先生
【内
容】パステルを粉にして指やコットンを描きます。
【開催頻度】ニーズに合わせて
【対象顧客】近隣・県内の主婦層(ママ友のネットワークによる集客)
11
近 江 白 山 窯 知 的 資 産 経 営 報 告 書 2 0 1 2
弊 社 の 知 的 資 産 経 営
【知的資産を生かした事業展開】
■「くつろぎの場」の提供をベースとした事業展開
弊社の思いは非日常を提供するというところにあ
ります。物やサービスそのものだけでなく、お客様
が受ける「便益」を大切にしていきたいと思ってい
ます。その意味からも、弊社では物販・カフェを中
心に各種の催しも提供していくことで、
「観光」や「子
育て」に寄与できる場の提供にこだわっていきます。
【弊社の知的資産】
■「職豊時代」にこだわった新製品・サービス企画
近江八幡市は豊臣秀次の八幡城跡や、織田信長の
安土城跡といった、織豊時代の遺稿や文化を数多く
残しています。特に信長は積極的に西洋文化を取り
入れており、弊社の持つ「和洋折衷」のストーリー
にも合致しています。たとえば地域の商店や団体と
連携しての、「金箔瓦」の企画制作による地域活性
化事業などが考えられます。
和洋折衷の
斬新なデザイン
信楽で
修行を積んだ
信頼性と伝統
ママ友や
八幡での
ネットワーク力
■
子育てママ・高齢者向け「陶芸教室」の展開
なかなか一般の自宅ではできない陶芸教室は根強
い人気があります。主ターゲットとなる退職世代へ
の講座提供のほか、ママ友のネットワークを有効活
用した「マタニティ陶芸」など、子育て支援事業と
してのアプローチも考えられます。
■
ワークショップの運営
他業界とのネットワークを構築し、情報共有・顧
客共有を実行する。
■
ネット販売
弊社の製品は遠方にも固定客がおられることか
ら、直接販売を推進していくため、ネットでの販売
も展開していきます。
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知的資産経営報告書とは
「知的資産」とは、従来のバランスシートに記載されてい
る資産以外の無形の資産であり、企業における競争力の源泉
である人材、技術、技能、知的財産(特許・ブランドなど)、
組織力、経営理念、顧客とのネットワークなど、財務諸表に
は表れてこない、目に見えにくい経営資源の総称を意味しま
す。 「知的資産経営報告書」とは、目に見えにくい経営資源、
すなわち非財務情報を、債権者、株主、顧客、従業員といっ
たステークホルダー(利害関係者)に対し、「知的資産」を
活用した企業価値向上に向けた活動(価値創造戦略)として
目に見える形で分かりやすく伝え、企業の将来性に関する認
識の共有化を図ることを目的に作成する書類です。経済産業
省から平成 17 年 10 月に「知的資産経営の開示ガイドライン」
が公表されており本報告書は原則としてこれに準拠して作成
しております。
本書ご利用上の注意
本知的資産経営報告書に掲載しました将来の経営戦略及び
事業計画並びに附帯する事業見込みなどは、すべて現在入手
可能な情報をもとに、当社の判断にて記載しております。そ
のため、将来に亘り当社を取り巻く経営環境(内部環境及び
外部環境)の変化によって、これらの記載内容などを変更す
べき必要が生じることもあり、その際には、本報告書の内容
が将来実施又は実現する内容と異なる可能性もあります。
よって、本報告書に掲載した内容や数値などを、当社が将来
に亘って保証するものではないことを、ご了承願います。
作成支援・監修専門家
本知的資産経営報告書の作成にあたっては、本書記載内容
につき、その客観性を維持・向上させる趣旨から、次に掲げ
る専門家のご支援・ご監修を賜りました。
中小企業診断士 高見啓一(たかみけいいち)氏
(登録:中小企業支援ネットワーク強化事業登録専門家)
●
●
中小企業支援ネットワーク機関 滋賀県中小企業団体中央会
中嶋和繁(なかじまかずしげ)氏
知的資産経営報告書に関するお問い合わせ先
草津
五個荘南
吉川
智司
所在地:滋賀県東近江市五個荘木流町 529
T E L:0748-48-4151
m a i l:[email protected]
銀行
北町屋
AS24
玉木
新幹線
日牟禮
八幡宮
大杉町バス停
八幡掘
白雲館
小幡
近江白山窯
近江鉄道
ローソン
銀行
銀行
木流
IKAT
肉の西川
農業倉庫
県道 2 号線
中村町
音羽町
出町
友定町
近江八幡駅
草津
六枚橋
R8
彦根
県道多賀
県道26号線
近江白山窯
クラブ
ハリエ
彦根
R8