第3期中期経営計画骨子 (2013年4月~2016年3月) ~レジリエンス 2016 ( 強靭化 2016 )~ 2013年3月22日 エルゴテック株式会社 目 次 Ⅰ.経営理念 1.存在目的 2.経営姿勢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・.・・・・・・ 1 3.CSR方針 Ⅱ.中期経営計画 基本方針 ≪営業利益率3%の確保≫ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・.・・・・ 2 ≪重点施策≫ 1.経営基盤の強靭化 1) 「営業力の強靭化」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 2) 「技術力の強靭化」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 3) 「人間力の強靭化」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 4) 「管理体制の強靭化」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 2.経営管理の強靭化 1) 「経営管理の強靭化」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 2) 「内部統制管理の強靭化」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ≪業積計画≫ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 Ⅰ.経営理念 1.存在目的 当社は設備事業並びに周辺関連事業を通じて、人と社会と環境のために貢献する企業を 目指します。 2.経営姿勢 1)当社は、企業の構成員である社員を大切にし、将来にわたり発展を続ける土壌をつくります。 2)当社は、高い技術力によりお客様にご満足いただける施工品質とサービスを提供します。 3)当社は、適正な利潤を上げ、企業価値の向上に努め、株主に対する責任を果すとともに、社会貢献に努めます。 4)当社は、取引先とよきパートナーシップを結び、誠心誠意目標に向けて互恵の努力を続けます。 3.CSR宣言 当社は、「設備事業並びに周辺関連事業を通じて、人と社会と環境のために貢献する企業」を目指すことを企業の 存在目的とし、人間とそれを取り巻く空間に最適な環境を創造し、社会に提供してまいります。 また、当社は法令、社内規定を遵守し、企業倫理に則った事業活動を通じて、企業と人、 企業と環境の結びつきを大切にし、地域社会との共生を実現し、皆様に信頼される企業を目指します。 1 基本方針 経営基盤の強靭化を図り、黒字体質への変革の期間と位置 づけ、営業利益率3%を確保する。 1.経営基盤の強靭化 1) 「営業力の強靭化」 2) 「技術力の強靭化」 3) 「人間力の強靭化」 4) 「管理体制の強靭化」 2.経営管理の強靭化 1) 「経営管理の強靭化」 2) 「内部統制管理の強靭化」 2 Ⅱ 重点施策 1.経営基盤の強靭化 1)営業力の強靭化 ①収益性の高い事業へ経営資源を集中 ・ 経営資源を効率よく組み合わせコア事業の受注拡大 ・ 収益性の高い官庁元請工事の受注拡大(総受注金額の40%以上) ・ 収益性の高い民間元請工事の受注拡大(総受注金額の25%以上) ・ 収益性の高い官民改修・リニュアル工事の受注拡大 ・ 総合評価方式で高得点を取り官庁新築工事の受注拡大 ②顧客との関係づくりの強化 ・ 川上営業の強化 ・ 設計事務所への営業強化 ・ 新規顧客・成長産業顧客開発の強化 ・ 既存優良顧客との長期的な関係強化 ③営業手法の改革 ・ 種まき営業の推進 ・ 社内営業連携の強化 ・ 提案営業力の強化 ④設備事業と結び付け新規・新領域事業の開拓 ・ ソリューション事業の強化と受注拡大 ・ 創エネ・省エネ・ESCO事業などの環境ソリューション領域の営業戦略強化による受注拡大 ・ 営業職、現場所長以上の社員は、特に環境ソリューション提案営業のスタッフとしての意識を持ち、自社製品・サービスをアピールし顧客を 開拓する。 ⑤幅広い業種の企業連携による受注拡大 ・ 業務提携企業との営業の推進 ・ 金融、保険会社等からの開発営業の推進 ・ 保守管理会社やデベロッパーとのシナジー効果をだすための営業連携の推進 ⑥営業支援体制の強化 ・設計積算力の強化 3 Ⅱ 重点施策 1.経営基盤の強靭化 2)技術力の強靭化 ①技術組織力の強化 ・柔軟な受注体制と柔軟な施工体制をとり、受注機会を増加させ収益につなげる。 ・地域事業部制度の導入を検討 ②調達力の強化 ・集中購買、競争的な発注方法を徹底し、原価の低減を図る。 ・取引先を拡大し、広範に市況をリサーチし、コストダウンにつなげる。 ・外注、材料の発注審査・実行予算設定会議などの強化により、原価の低減を図る。 ③技術管理の強化 ・ISO9001の継続維持により、品質意識と顧客重視の姿勢を高め、顧客満足の向上につなげる。 ・ 安全法規を遵守するとともに、自主的なリスク低減活動により、労働災害の防止と安全衛生活動の促進を図る。 ・機材・労務の原価ベースを調査管理し展開する。 ・全国の発注コストを設定し、コスト管理・発注管理を実施する。 ・設計変更、工法変更等による技術力アップとコストダウン手法の構築と水平展開 ④技術提携 ・自社のコア技術と他社の技術を融合し、新たな製品・サービスを商品化し市場拡大を図る。 ・新技術を探し出し、安全性・有用性を確認し採用判断を下すなど、他社企業との切磋琢磨のなかで技術力を高める。 4 Ⅱ 重点施策 1.経営基盤の強靭化 3)人間力の強靭化 ①人材力の強化 ・ 計画的な有資格者の確保・育成 ・ 技術力の維持・継承 ・ 新人、中堅、管理職を対象とした階層教育の充実 ・ 本支店間、部門間の職場ローテーションの定常化 ②現場力の強化 ・ 技術部人員の確保 ・ 計画的な社員教育訓練制度を導入し、社員個々のスキルアップを図る。 ・ OJT教育のマニュアル化とOJT指導者の養成 ・ 適切なOJT教育の強化(現場マネジメント能力・現場営業能力・コミュニケーション能力) ・ 協力会社の育成、施工能力の向上 ③いきいきとと働く職場・組織づくり ・ 社員のモチベーションアップに繋がり、ワークライフバランスが取れた人事制度の導入(人事考課制度、規則・規程) ・ 先輩後輩・上司部下との間で気軽にコミュニケーション取れる企業風土の醸成 ・ 自部署だけにとどまらず、全国的な同地位クラス社員同士の横のつながりやネットワークの強化 5 Ⅱ 重点施策 1.経営基盤の強靭化 4)管理体制の強靭化 ①資産内容の改善 ・ 自己資本の質・量の拡充 ・ リスクに応じた財務基盤を保有する。 ②キャッシュフロー管理 ・ キャッシュフローを重視した利益計画・資金計画 ③人員・管理体制の充実 ・ 管理部門の適正な人員補充と ・多様化する課題に対応できる職員を育成 ④金融機関との良好な関係維持 6 Ⅱ 重点施策 2.経営管理の強靭化 1)経営管理の強靭化 ①「リスク管理」「危機管理」の体制強化と事業継続計画(BCP)の策定 ・ 企業信用や企業の持続可能性に影響を及ぼすリスクに関する情報を収集し、早期にリスク回避の対策を講じる。 また、大規模災害などのリスク対策として事業継続計画(BCP)を策定する。 ②与信管理強化による不良債権発生防止・債権の回収 ・ 売掛金の確実な回収により、 資金繰り に問題を発生させない。 2)内部統制管理の強靭化 ①コンプライアンス ・ 法令、企業倫理、社内規程、行動規範遵守の有効かつ効率的に運営されるための基準・手続き等の環境整備 ②工事の安全、品質の向上 ・ ISO品質管理規定、安全関係マニュアルに関する社内教育、施工協力会社教育、現場指導 7 Ⅱ 業積計画 営業利益3%確保 8
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